JP5762033B2 - レンズ鏡筒、及び撮像装置 - Google Patents

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本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるズーム式のレンズ鏡筒、及び該レンズ鏡筒を備える撮影装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるズーム式のレンズ鏡筒では、レンズを保持する複数のレンズユニットをカム筒の回転により光軸方向に移動させつつ、直進筒により回転方向の移動を規制している。
ところで、近年では、撮影倍率の高倍率化の要請に伴って、レンズユニットの数が増加したり、繰出し全長が長くなったりして、レンズ鏡筒が大型化する傾向にある。一方、デジタルカメラの薄型化の要請もあり、レンズ鏡筒の沈胴時の光軸方向の寸法を極力短くすることが求められている。
そこで、レンズ鏡筒の沈胴時に、複数のレンズユニットのうちの一部のレンズユニットを撮影光軸から退避させた状態で残りのレンズユニットを沈胴位置に繰り込むことで、レンズ鏡筒の沈胴時の光軸方向の寸法を短くする技術が提案されている(特許文献1)。この提案では、レンズ鏡筒の沈胴時に撮影光軸から退避するレンズユニットの傾きを組立工程で調整することにより、レンズユニットを高精度で駆動して撮影時の光学精度を向上させている。
特開2004−233916号公報
しかし、上記特許文献1では、組み立て工程で偏心ピンを回転させて回転軸を倒すことで撮影光軸から退避したレンズユニットの傾きを調整して傾き成分を除去しているが、撮影光軸に対するレンズユニットの偏心成分は除去することができない。このため、レンズ鏡筒の組立後の製品段階において、撮影時に退避位置から撮影光軸に復帰したレンズユニットの光学性能が低下する可能性がある。
そこで、本発明は、レンズ鏡筒の沈胴時に撮影光軸から退避するレンズユニットの撮影光軸に対する傾き成分及び偏心成分の両方を除去できるようにして、レンズユニットの光学性能を向上させることができるレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ーム式のレンズ鏡筒であって、撮影時に光軸上に配置され、光軸方向に移動することで撮影倍率を変更するレンズユニットと、沈胴時に前記レンズユニットを前記光軸上から径方向外方に退避した退避位置回動軸を介して回動可能に支持するベース筒と、前記ベース筒に対して前記光軸方向に組み込まれる傾き調整部材と、前記ベース筒を保持する保持筒とを備え、前記回動軸は、一方の端部が前記ベース筒に嵌合固定されるとともに、他方の端部が前記傾き調整部材に嵌合固定され、前記レンズユニットは、組み立て工程において、前記傾き調整部材と前記回動軸の他方の端部との間に設けられた径方向の調整空間の範囲内で前記傾き調整部材を前記ベース筒に対して前記光軸と直交する方向に移動させることで、前記回動軸を介して前記光軸に対する傾き成分を除去する調整をした後、前記傾き調整部材前記ベース筒に固定することで、前記光軸に対する傾き調整が行われており、かつ前記傾き調整部材が固定された前記ベース筒を前記保持筒の内周側に組み込んだ状態で、前記ベース部材と前記保持筒との間に形成される径方向隙間の範囲内で前記ベース筒を前記保持筒に対して前記光軸と直交する方向に移動させることで、前記光軸に対する偏心成分を除去する調整をした後、前記ベース筒前記保持筒に固定することで、前記光軸に対する偏心調整が行われていることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ鏡筒の沈胴時に撮影光軸から退避するレンズユニットの撮影光軸に対する傾き成分及び偏心成分の両方を除去することができるので、レンズユニットの光学性能を向上させることができる。
本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側から見た外観斜視図である。 図2は図1に示すデジタルカメラを背面側から見た図である。 デジタルカメラの制御系を説明するためのブロック図である。 レンズ鏡筒が沈胴位置にある状態での断面図である。 レンズ鏡筒がワイド位置にある状態での断面図である。 内側直進筒、ベース筒、傾き調整部材、及び第3レンズユニットの関係を示す分解斜視図である。 (a)はベース筒に、傾き調整部材及び第3レンズユニットを組み込んだ状態を撮影光軸方向の被写体側から見た図、(b)は図7の右側面図の一部を破断した図である。 図7(a)の右斜め上方から見た斜視図である。 第3レンズユニットの傾き調整が完了した後、ベース筒を内側直進筒に組み込んだ状態を撮影光軸方向の被写体側から見た図である。 図9の右斜め上方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタルカメラを正面側から見た外観斜視図、図2は図1に示すデジタルカメラを背面側から見た図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のデジタルカメラ15は、正面側に、ファインダ20、測光測距を行う場合に用いられる補助光源19、ストロボ21、及びレンズ鏡筒30が配置されている。レンズ鏡筒30は、撮影位置と沈胴位置との間を光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式とされている。
デジタルカメラ15の上面部には、レリーズボタン16、電源切換えボタン18、及びズームスイッチ17が配置されている。また、デジタルカメラ15の背面側には、図2に示すように、操作ボタン群24〜29、LCD等のディスプレイ23、及びファインダ接眼部22が配置されている。
図3は、デジタルカメラ15の制御系を説明するためのブロック図である。図3に示すように、バス44には、CPU46、ROM45、RAM47、レリーズボタン16、操作ボタン群24〜29、及びディスプレイ23が接続される。また、バス44には、電源切換えボタン18、ズームスイッチ17、メモリ40、圧縮伸張部41、メモリカードドライブ42、及び駆動回路43が接続される。
駆動回路43には、レンズ鏡筒30をズーム駆動するズーム機構31、フォーカスレンズ5を駆動するフォーカス駆動機構32、シャッタ33を駆動するシャッタ駆動機構34、絞り35を駆動する絞り駆動機構36が接続される。
また、駆動回路43には、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子11及びストロボ21が接続される。駆動回路43に接続された各ユニットは、CPU46からの信号に基づいて駆動回路43を介して駆動が制御される。
ROM45には、各種制御プログラム等が記憶され、RAM47には、各種制御プログラムに必要なデータが記憶されている。アナログ信号処理部37は、撮像素子11から出力された画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部38に出力する。
A/D変換部38は、撮像素子11から取り込んだアナログデータをデジタルデータに変換して、デジタル信号処理部39に出力する。デジタル信号処理部39は、A/D変換部38で変換されたデジタルデータに対して所定の処理を行い、画像データとしてメモリ40に出力する。
メモリ40に記憶された画像データは、圧縮伸張部41によりJPEGやTIFF等の圧縮処理等が施された後、メモリカードドライブ42に装着されたメモリカードに出力されて記憶される。
また、メモリ40に記憶された画像データやメモリカードドライブ42に記憶された画像データに対して圧縮伸張部41で伸張処理を行い、その後、バス44を介してディスプレイ23に表示させることができる。
次に、図4及び図5を参照して、レンズ鏡筒30について説明する。
図4はレンズ鏡筒30が沈胴位置にある状態での断面図、図5はレンズ鏡筒30がワイド位置にある状態での断面図である。
図4及び図5に示すように、レンズ鏡筒30は、1群レンズを保持する第1レンズユニット1、2群レンズを保持する第2レンズユニット2、及び3群レンズを保持する第3レンズユニット3を備える。また、レンズ鏡筒30は、4群レンズを保持する第4レンズユニット4、及び5群レンズを保持する第5レンズユニット5を備えており、第5レンズユニット5の5群レンズは、フォーカスレンズとされている。
ここで、本実施形態では、図4に示すように、レンズ鏡筒30が沈胴位置に繰り込むときに、複数のレンズユニット1〜5の一部である第3レンズユニット3を撮影光軸から径方向外方に退避させて、レンズ鏡筒30の沈胴時の光軸方向の寸法を短くしている。なお、第3レンズユニット3を撮影光軸から退避させる機構については、図6〜図8を用いて後述する。
素子ホルダ12には、撮像素子11が保持されており、素子ホルダ12の被写体側には、固定カム筒10が配置されている。また、素子ホルダ12には、レンズ鏡筒30の沈胴時に、第3レンズユニット3を撮影光軸から退避させるための不図示の退避レバーが設けられている。
固定カム筒10の内周部には、固定カム溝10aが形成されており、固定カム溝10aには、固定カム溝10aに追従する第2移動カム筒8のフォロワピンがカム係合する。第2移動カム筒8は、回転駆動されることで、フォロワピンが固定カム溝10aに追従して固定カム筒10に対して回転しながら光軸方向に移動する。
第2移動カム筒8の内周部には、第2直進筒9が配置されており、第2直進筒9は、第2移動カム筒8に対して相対回転可能にバヨネット結合されて、第2移動カム筒8とともに光軸方向に移動する。第2直進筒9の外周部には、固定カム筒10の内周部に設けられた直進キー10bに結合するキー溝が形成されており、これにより、第2直進筒9の回転が規制される。
また、第2移動カム筒8の内周部には、第2カム溝8aが形成されており、第2カム溝8aには、第2カム溝8aに追従する第1直進筒7のフォロワピンがカム係合する。
第1直進筒7の外周側には、第1移動カム筒6が配置されており、第1移動カム筒6は、第1直進筒7に対して回転可能にバヨネット結合されている。第1直進筒7は、第2直進筒9に設けられた直進キーに結合するキー溝を有しており、これにより、第1直進筒7は、回転が規制された状態で、第2移動カム筒8とのカム係合により第2移動カム筒8に対して光軸方向に相対的に移動することが可能となる。
第1移動カム筒6は、第2移動カム筒8にキー結合しており、第2移動カム筒8の回転に伴って回転しながら第1直進筒7とともに光軸方向に移動するようになっている。第1移動カム筒6の内周部には、カム溝が形成されており、カム溝には、該カム溝に追従する第1レンズユニット1のフォロワピンがカム係合する。
これにより、第1移動カム筒6の回転により、第1レンズユニット1が光軸方向に移動する。第1レンズユニット1が光軸方向に移動する際には、第1レンズユニット1は、第1直進筒7にキー結合して回転が規制されている。
第2移動カム筒8の内周側には、内側カム筒13が配置されており、内側カム筒13の内周側には、内側直進筒14が配置されている。
内側直進筒14は、内側カム筒13に対して回転可能にバヨネット結合されている。また、第2移動カム筒8の内周部には、第2カム溝8bが形成されており、第2カム溝8bには、第2カム溝8bに追従する内側直進筒14のフォロワピンがカム係合する。
内側直進筒14は、第2直進筒9に設けられた直進キーに結合するキー溝を有しており、これにより、内側直進筒14は、回転が規制された状態で、第2移動カム筒8とのカム係合により第2移動カム筒8に対して光軸方向に相対的に移動することが可能となる。
内側カム筒13は、第2移動カム筒8にキー結合しており、第2移動カム筒8の回転に伴って回転しながら内側直進筒14とともに光軸方向に移動するようになっている。また、内側カム筒13の外周部には、第2レンズユニット2のフォロワピン2aが追従するカム溝が形成され、内側カム筒13の内周部には、第3レンズユニット3、及び第4レンズユニット4の各フォロワピンが追従するカム溝が形成されている。
これにより、内側カム筒13の回転により、第2レンズユニット2、第3レンズユニット3及び第4レンズユニット4が光軸方向に移動する。第3レンズユニット3、及び第4レンズユニット4は、内側直進筒14により回転が規制される。また、第2レンズユニット2は、第1直進筒7及び第1レンズユニット1により光軸方向に直進ガイドされることで回転が規制される。具体的には、第2レンズユニット2は、ワイド位置からテレ位置に移動する途中で、第1直進筒7による直進ガイドから第1レンズユニット1による直進ガイドに切り替えられる。
次に、図6〜図8を参照して、レンズ鏡筒30が沈胴位置に繰り込むときに、第3レンズユニット3を撮影光軸から退避させる機構について説明する。
図6は、内側直進筒14、ベース筒48、傾き調整部材51、及び第3レンズユニット3の関係を示す分解斜視図である。図7(a)はベース筒48に、傾き調整部材51及び第3レンズユニット3を組み込んだ状態を撮影光軸方向の被写体側から見た図、図7(b)は図7(a)の右側面図の一部を破断した図、図8は図7(a)の右斜め上方から見た斜視図である。
図6〜図8に示すように、第3レンズユニット3の外周部には、径方向外方に延出する腕部3bが設けられており、腕部3bの延出端には、撮影光軸と平行な軸線を有する円筒状の支持筒3aが配置されている。
支持筒3aの外周部には、トーションばね49が外挿されており、この状態で、支持筒3aは、ベース筒48に対して回転可能に組み込まれる。組み込まれた状態においては、第3レンズユニット3は、トーションばね49により撮影位置側に付勢されて、ベース筒48の軸線と同心に配置される。従って、第3レンズユニット3は、撮影位置から退避位置に回動する際には、支持筒3aの軸線を支点にしてトーションばね49の付勢力に抗して回動することになる。
また、支持筒3aの中空部には、被写体側から回動軸50が挿入され、回動軸50の像面側の一方の端部50aは、ベース筒48に形成された穴48eに嵌合固定される。支持筒3aに挿入された回動軸50を介して第3レンズユニット3がベース筒48に対して回動可能に支持される。
回動軸50の被写体側の他方の端部50bは、ベース筒48に形成された穴48cを通ってベース筒48から被写体側に突出している。穴48cの内径は、回動軸50の外径より大径に形成されており、穴48cと回動軸50との間の径方向の空間は、第3レンズユニット3の撮影光軸に対する傾きを調整するための調整空間とされている。
ベース筒48から被写体側に突出する回動軸50の端部50bには、傾き調整部材51に形成された穴51bが嵌合固定される。傾き調整部材51には、穴51bの他に複数の穴51aが形成されており、穴51aは、ベース筒48に突設された軸部48dに外挿される。穴51aの内径は、軸部48dの外径より大径とされており、穴51と軸部48dとの間の径方向の空間は、上述した調整空間に対応している。
そして、ベース筒48に対して傾き調整部材51を撮影光軸と直交する方向に沿って移動させることで、回動軸50の傾き、ひいては第3レンズユニット3の傾きを調整して、第3レンズユニット3の撮影光軸に対する傾き成分を除去する。その後、ベース筒48の固定部48aと傾き調整部材51とを紫外線接着剤等で固定することで、第3レンズユニット3の傾き調整が完了する。
また、本実施形態では、第3レンズユニット3の傾き調整が完了した後、ベース筒48を内側直進筒14に組み込む際に、第3レンズユニット3の撮影光軸に対する偏心調整を行う。
図9は第3レンズユニット3の傾き調整が完了した後、ベース筒48を内側直進筒14に組み込んだ状態を撮影光軸方向の被写体側から見た図、図10は図9の右斜め上方から見た斜視図である。
図9及び図10に示すように、第3レンズユニット3の傾き調整が完了したベース筒48を内側直進筒14の内周側に組み込む。そして、この状態で内側直進筒14に対してベース筒48を光軸に直交する方向に沿って移動させることで、第3レンズユニット3の偏心調整を行い、第3レンズユニット3の撮影光軸に対する偏心成分を除去する。その後、内側直進筒14の固定部14aとベース筒48の固定部48bとを紫外線接着剤等を介して固定することで、偏心調整が完了する。ここで、内側直進筒14は、本発明の保持筒の一例に相当する。
以上説明したように、本実施形態では、レンズ鏡筒の沈胴時に撮影光軸から退避するレンズユニットの撮影光軸に対する傾き成分及び偏心成分の両方を除去することができるので、レンズユニットの光学性能を向上させることができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
3 第3レンズユニット
14 内側直進筒
48 ベース筒
50 回動軸
51 傾き調整部材

Claims (2)

  1. ーム式のレンズ鏡筒であって、
    撮影時に光軸上に配置され、光軸方向に移動することで撮影倍率を変更するレンズユニットと、
    沈胴時に前記レンズユニットを前記光軸上から径方向外方に退避した退避位置回動軸を介して回動可能に支持するベース筒と、
    前記ベース筒に対して前記光軸方向に組み込まれる傾き調整部材と、
    前記ベース筒を保持する保持筒とを備え、
    前記回動軸は、一方の端部が前記ベース筒に嵌合固定されるとともに、他方の端部が前記傾き調整部材に嵌合固定され、
    前記レンズユニットは、
    組み立て工程において、前記傾き調整部材と前記回動軸の他方の端部との間に設けられた径方向の調整空間の範囲内で前記傾き調整部材を前記ベース筒に対して前記光軸と直交する方向に移動させることで、前記回動軸を介して前記光軸に対する傾き成分を除去する調整をした後、前記傾き調整部材前記ベース筒に固定することで、前記光軸に対する傾き調整が行われており、かつ
    前記傾き調整部材が固定された前記ベース筒を前記保持筒の内周側に組み込んだ状態で、前記ベース部材と前記保持筒との間に形成される径方向隙間の範囲内で前記ベース筒を前記保持筒に対して前記光軸と直交する方向に移動させることで、前記光軸に対する偏心成分を除去する調整をした後、前記ベース筒前記保持筒に固定することで、前記光軸に対する偏心調整が行われていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 撮影位置と沈胴位置との間を光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式のレンズ鏡筒を備える撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒は、請求項1に記載のレンズ鏡筒であることを特徴とする撮像装置。
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