JP2005275351A - レンズ鏡胴および撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子を固定している基体から長々と延びるガイド棒や移動機構を廃止して短縮化を図るとともに各レンズ群の光軸あわせを行い易いレンズ鏡胴と、そのレンズ鏡胴がボディに組み込まれた撮影装置を提供すること。
【解決手段】直進キーリング320に第2レンズ群420、第3レンズ群430、移動機構を介して第4レンズ群440を支持させ、さらに直進キーリング320に第1レンズ群410を保持している前筒310も支持させる。またズームモータ3300やフォーカスモータ3200も直進キーリング320に支持させることによって、撮像素子を固定している基体から長々と延びるガイド棒や移動機構を廃止して短縮化を図るとともに各レンズ群の光軸あわせを行い易いレンズ鏡胴にする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、複数のレンズ群により構成されたズームレンズを保持したレンズ鏡胴と、そのレンズ鏡胴を備え、そのレンズ鏡胴に保持されたズームレンズを経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行う撮影装置に関する。
近年、デジタルカメラが急速に普及しつつあり、小型化、薄型化とともに、益々の高画質化が求められてきている。このニーズに合うデジタルカメラの一つとして、複数のレンズ群で構成されたズームレンズを保持したレンズ鏡胴を備えた、名刺サイズかつ薄型のデジタルカメラが提案され(非特許文献1参照)、製品化もなされている。このデジタルカメラの場合、それまでの薄型のデジタルカメラにおいては電子ズーム機能を用いて高倍率化を図るものが多かった中、光学ズームを備えることにより高画質のズーミングを行うことができる。
このように、益々の小型化、薄型化を実現しつつ、さらに高倍率のズーミングを行うことのできる光学ズームを搭載することが、ユーザニーズの1つの流れとなっている。
ここで、特許文献1には、ズームレンズを備えたレンズ鏡胴を、カム溝の設け方を工夫することにより薄型のカメラボディ内に沈胴させる技術が提案されている。
以下では、この特許文献1に示されているレンズ鏡胴の内部の構成を説明する。
図1,図2および図3は、デジタルカメラに組み込まれたレンズ鏡胴の、光軸に沿う断面図である。この図1〜図3のうちの図1と図2はいずれも繰出状態を示した図である。なお、特許文献1には、図1がテレ端の図、図2がワイド端の図であると記載されている。また、図3は沈胴状態を示した図である。さらに、図4は、レンズ鏡胴を繰り出すときやレンズ鏡胴をカメラボディ内に沈動させるときに作用するカム溝を説明するための展開図である。
図1〜図4を参照してこのレンズ鏡胴100の構成を説明する。
このレンズ鏡胴100には、第1レンズ群210と第2レンズ群220と第3レンズ群230と第4レンズ群240とからなる4群構成のズームレンズを保持させている。それら4群のレンズ群のうち第2レンズ群220を光軸方向に移動させることにより焦点距離調節が行なわれるとともに、第4レンズ群240をフォーカスレンズとして作用させ、この第4レンズ群240を光軸方向に移動させることによりピント調節が行なわれる。
第1レンズ群210は、内筒110に保持されている。この内筒110には、カムピン111が備えられており、このカムピン111は、外筒120の内周面に設けられたカム溝121(図4参照)と係合している。このカムピン111は内筒110の外周上に不等間隔に3つ設けられており、それらのカムピン111と係合するカム溝121が外筒120の内周に不等間隔に3つ設けられている(図4参照)。したがって、ズームモータ270の回転が連結ギア271(図2参照)から外筒120の内周に設けられたギア124へと伝えられて外筒120が回転するとカム溝121の形状に沿って第1レンズ群210が内筒110とともに繰り出される
また第2レンズ群220はレンズ群保持枠221に保持されており、そのレンズ群保持枠221の円周上にカムピン222が不等間隔に3つ設けられている。それらのカムピン222が外筒120の内周に設けられたカム溝122とそれぞれ係合している(図4参照)。また、第2レンズ群220のレンズ群保持枠221に設けられた貫通孔221aにガイド棒1132が挿通されており、外筒120が回転するとそのガイド棒1132に案内されて第2レンズ群220が光軸方向に移動する。そのガイド棒1132は先端支持部1132aにより支持されており、第3レンズ群230の移動をガイドするガイド棒1133ももう一つの先端支持部1133aにより支持されている。これらの先端支持部1132a,1133aは、2本のガイド棒1132,1133を各々支持するほか、内筒110を支持する部材としても用いられている。これらの先端支持部1132a,1133aは中間枠1101と押さえ環1102とを備えており、中間枠1101は、内筒110の内周に摺動自在に挿入されたものであり、押さえ環1102は、その内筒110の後端端部に、中間枠1101が後方側に動くのを防止するために設けられたものである。中間枠1101と押さえ環1102にはそれぞれスプリング掛け1101a、1102bが設けられており、中間枠1101が内筒110とともに繰り出されたときにはそのスプリング掛けに掛け渡されたスプリング1103により中間枠1101が摺動面に沿って先端側へ付勢されて中間枠1101が後方へ移動することがないように中間枠1101の動きが規制される。
また、外筒120には、さらに第3レンズ群230のレンズ群保持枠130に設けられたカムピン(不図示)が係合するカム溝123(図4参照)が、カム溝121とカム溝122との間に一本設けられている。したがって、ズームモータ270の駆動力を連結ギア271とギア124(図2参照)とを介して外筒120が受け取って外筒120が回転すると、カム溝123の形状に沿って第3レンズ群230も光軸方向に移動する。なおこの第3レンズ群230を保持するレンズ群保持枠130には、シャッタユニット131が連結されている。
また、このレンズ群保持枠130にも、レンズ群保持枠221と同様に貫通孔131aが設けられており、その貫通孔131aが上記ガイド棒1132に挿通されている。さらに後述する第4レンズ群240を保持するレンズ群保持枠140に設けられた貫通孔141aもこのガイド棒1132に挿通されている。このように、ここに示す例では、光軸のずれを抑えるべく、第2レンズ群220、第3レンズ群230、第4レンズ群240の移動を共通のガイド棒1132に案内させる構成が採用されている。
このような構造を持つレンズ鏡胴100の繰出動作を、図4を参照して詳細に説明する。
外筒120がズームモータ270により駆動され回転すると、内筒110が沈胴状態からカム溝121の形状(符号Aで示す領域)に沿って繰出位置(符号Aで示す領域の符号B側の端部)まで繰り出されてその繰出位置(符号Bで示す領域)に保持される。この繰出位置に保持されるまでの間に、第2レンズ群220は、カム溝122の形状に沿って符号Cで示す領域を移動して、内筒110が繰出位置まで繰り出されたときに符号Cで示す領域の端部に達する。ここでズームスイッチ(不図示)が操作されたら、第2レンズ群220は、そのズームスイッチの操作に応じて符号Dで示す領域に進入してズームスイッチが操作され続けると符号D領域の端部まで移動する。一方、第3レンズ群230は、外筒110が回転したときに沈胴位置からカム溝123に沿って繰り出し領域(符号Eで示す領域)を移動して繰出位置(符号Eと符号Fとの交点)に達し、ズームスイッチが操作されてもその繰出位置(符号Fで示す領域)に保持されたままになる。
このようにカム溝を外筒120の内周にうまく配置することによって、一つの筒120の回転により4群のレンズ群のうちの第1レンズ群と第2レンズ群220と第3レンズ群230とを光軸方向にそれぞれカム溝の形状に沿って移動させて、さらにズームスイッチの操作に応じて第2レンズ群を光軸方向に移動させることによってズーミングが行なわれる。
また、図1〜図3に示すレンズ鏡胴100では、ズームレンズを構成する4群のレンズ群のうちの最後尾の第4レンズ群240をフォーカスレンズとして作用させている。このレンズ鏡胴100が保持したズームレンズは、ズーム倍率が高倍率のものであるからそのフォーカスレンズとして作用する第4レンズ群240を移動させる距離を比較的長くとる必要がある。そこで、この例ではその長い距離分の長さを持つ柱状ネジ1131(図1参照)を光軸に沿って設けておき、第4レンズ群240を保持するレンズ群保持枠140にナット141bを固定して、そのナット141bを柱状ネジ1131に螺合させて精度良くピントの調整を行うことができるようにしてある。
この柱状ネジ1131には、フォーカスモータ(不図示)の回転駆動力が図示しないギア列を介して伝達されて、この柱状ネジ1131が回転し、その回転に伴ってレンズ群保持枠141が柱状ネジ1131の回転に応じた分だけ、その柱状ネジ1131とガイド棒1132、1133とに案内されて光軸方向に移動してピントが調整される。ここでは撮影レンズが被写体を捉え始めたら、撮像素子280で画像データを生成してその画像データに基づいてピント位置を検出してその検出したピント位置に柱状ネジを回転させてフォーカスレンズとして作用する第4レンズ群240を移動させることによりピント調整が行なわれる。
そしてピントの調整が行われた後、シャッタボタン(図示せず)が押されたら、第3レンズ群230を保持するレンズ群保持枠130に配設されているシャッタユニット131がシャッタボタンの全押しに同期して駆動され撮影が行なわれる。これにより、第1レンズ群210、第2レンズ群220、第3レンズ群230、および第4レンズ群(フォーカスレンズ)240を経由した被写体光は、撮像素子280の受光面に結像して、この撮像素子280により、その受光面上に結像した被写体像を表わす画像信号が生成される。
このように複数のカム溝を外筒の内周にうまく配置して内筒とカム係合させ、さらにズームレンズの最後尾のレンズ群をフォーカスレンズとして作用させることによって、レンズ鏡胴の沈胴時の長さが比較的コンパクトなサイズになって比較的薄いボディ内に収納され、レンズ鏡胴が繰り出されたときには高倍率のズーム倍率が達成されるレンズ鏡胴が実現される。
しかし、前述したように、第2レンズ群220、第3レンズ群230、第4レンズ群240の移動を、撮像素子の受光面から長々と延びる、共通のガイド棒1132に案内させる構成にすると、薄型化に限界が生じてしまう。
これに対し、特許文献2には、カム環の小さい回転角で大きなレンズ移動量が得られる3群ズームレンズ鏡胴が開示されている。
この特許文献2には、撮像素子を固定している基体から長々と延びるガイド棒等は廃止されているが、3群レンズ構成のうちの第2群および第3群は、直進キーにより回転止めされてカム機構を介して光軸方向に移動しており、そのカム機構を介してのみ支持されているため、光軸を高精度に調整するのが大変であり、この技術を4群レンズ構成のズームレンズに適用しようとすると光軸の調整やその精度維持が極めて大変であり、この技術をそのまま4群レンズ構成に拡張することは極めて難しい。
インタネット<URL:http://wwwjij.co.jp/sentan/jusyou/2003/pentax/> 特開2003−295031号公報 特開平6−67076号公報
本発明は、上記事情に鑑み、撮像素子を固定している基体から長々と延びるガイド棒や移動機構を廃止して短縮化を図っても各レンズ群の光軸あわせを行い易いレンズ鏡胴と、そのレンズ鏡胴がボディに組み込まれた撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のレンズ鏡胴は、複数のレンズ群により構成されたズームレンズを保持したレンズ鏡胴であって、
固定筒と、その固定筒に進退自在に係合した直進キー部材と、その直進キー部材に回転自在に係合するとともに上記固定筒との間のカム係合により回転に伴って進退する中間筒と、上記直進キー部材に進退自在に係合するとともに上記中間筒との間のカム係合によりその中間筒の回転に応じて進退する前筒とを備え、
上記ズームレンズが、上記前筒に固定された第1レンズ群と上記直進キー部材に固定されもしくはその直進キー部材に進退自在に支持された第2レンズ群、第3レンズ群、および第4レンズとからなる複数のレンズ群により構成されたものであることを特徴とする。
上記本発明のレンズ鏡胴によれば、上記ズームレンズのうち、第2レンズ群、第3レンズ群、および第4レンズがすべて直進キー部材に固定されもしくは直進キー部材に進退自在に支持され、第1レンズ群はその直進キー部材に進退自在に係合する前筒に固定される。このように、第2レンズ群、第3レンズ群、および第4レンズ群がすべて直進キー部材に載っていると光軸を高精度に合わせることが可能となり、撮像素子を固定している基体から長々と延びるガイド棒や移動機構を廃止して短縮化を図っても各レンズ群の光軸あわせを行い易いレンズ鏡胴が実現される。
ここで、上記第2レンズ群が前記直進キー部材に進退自在に支持されるとともに上記中間筒との間のカム係合によりその中間筒の回転に応じて進退するものであることが好ましい。
また上記第3レンズ群も前記直進キー部材に固定されたものであることが好ましい。
さらに上記第4レンズ群がフォーカスレンズであって、ピント調整のための移動機構を介して上記直進キー部材に支持されたものであることが好ましく、その移動機構に上記フォーカスレンズを移動させる駆動力を与えるフォーカスモータを備え、そのフォーカスモータが上記直進キー部材に支持されたものであることが望ましい。
そうすると繰出時には上記中間筒とともに直進キー部材に支持された第3レンズ群が光軸方向に移動して所定の位置に配置され、さらにその直進キー部材の光軸方向への移動に伴って第4レンズ群が所定の位置に配置される。この所定の位置を、このズームレンズのピント位置近傍にしておけば、上記移動機構により、そのピント位置近傍にあたる位置にある第4レンズ群の位置を調整することでピントの調整が行なえる。
また、前記中間筒を回転駆動することにより上記ズームレンズを変倍させるズームモータを備え、そのズームモータも上記直進キー部材に支持されたものであって、さらに上記中間筒が、その中間筒内壁の一部に円周方向に設けられたギア歯列を有し、上記ズームモータは、そのズームモータの回転軸と上記ギア歯列との間を連結するギアを介して上記中間筒を回転駆動するものであることが好ましい。
さらに上記中間筒が、外壁面から突出した、上記固定筒との間のカム係合のためのカムピンが設けられるとともに、内壁面に、上記直進キー部材に回転自在に係合する第1のカム溝と、前記前筒との間のカム係合のための第2のカム溝とが設けられたものであることが好ましく、その第1のカム溝が、円周方向に延びた溝であることが好ましい。
そうすると、ズームスイッチの操作に応じては上記直進キー部材に支持されているズームモータを用いて上記中間筒を回転させ上記第2レンズ群を光軸方向に移動させることによってズーミングが行なえる。
また、上記課題を達成する本発明の撮影装置は、複数のレンズ群により構成されたズームレンズを保持したレンズ鏡胴を備え、そのレンズ鏡胴に保持されたズームレンズを経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行う撮影装置であって、
上記レンズ鏡胴が、固定筒と、その固定筒に進退自在に係合した直進キー部材と、その直進キー部材に回転自在に係合するとともに上記固定筒との間のカム係合により回転に伴って進退する中間筒と、上記直進キー部材に進退自在に係合するとともに上記中間筒との間のカム係合によりその中間筒の回転に応じて進退する前筒とを備えたものであり、
上記ズームレンズが、上記前筒に固定された第1レンズ群と上記直進キー部材に固定されもしくはその直進キー部材に進退自在に支持された第2レンズ群、第3レンズ群、および第4レンズとからなる複数のレンズ群により構成されたものであることを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、光軸に歪のない、優れた光学特性を持つズームレンズが内蔵されたレンズ鏡胴を具備する撮影装置が実現される。そうすると、この撮影装置で高品位な撮影を行なうことができる。
ここで、上記レンズ鏡胴が、上記移動機構に上記フォーカスレンズを移動させる駆動力を与えるフォーカスモータを備え、そのフォーカスモータが上記直進キー部材に支持されたものであることが好ましく、さらに、上記レンズ鏡胴が、上記中間筒を回転駆動することにより上記ズームレンズを変倍させるズームモータを備え、そのズームモータが上記直進キー部材に支持されたものであることが好ましい。
また、上記中間筒が、外壁面から突出した、上記固定筒との間のカム係合のためのカムピンが設けられるとともに、内壁面に、上記直進キー部材に回転自在に係合する第1のカム溝と、上記前筒との間のカム係合のための第2のカム溝とが設けられたものであることが好ましい。
そうすると、中間筒が駆動筒になるコンパクトなレンズ鏡胴を持つ撮影装置が実現される。
また上記レンズ鏡胴に保持されたズームレンズを経由して入射してきた被写体光を捉えて画像信号を生成する撮像素子を備えたものであることであることが好ましい。
このように撮像素子を備えたものであると、上記撮像素子を用いて電子ズームを行うことで、光学ズームに加えてさらなる高倍率化を達成することもできる。
以上、説明したように、撮像素子を固定している基体から長々と延びているガイド棒や移動機構を廃止して短縮化を図っても各レンズ群の光軸あわせを行い易いレンズ鏡胴と、そのレンズ鏡胴がボディに組み込まれた撮影装置が実現される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図5,図6は、本発明のレンズ鏡胴の一実施形態が組み込まれた本発明の撮影装置の一実施形態である、デジタルカメラの外観斜視図である。
ここで、図5には、このデジタルカメラ300に組み込まれたレンズ鏡胴310が沈胴状態にあるときの外観が示されており、図6には、そのレンズ鏡胴310が繰り出し状態にあるときの外観が示されている。
図5、図6に示すデジタルカメラ300のレンズ鏡胴310には、後述するような4群で構成された撮影レンズが内蔵されており、それら4群のレンズ群のうち第2レンズ群を光軸方向に移動させることにより焦点距離調節が行なわれるとともに、第4レンズ群をフォーカスレンズとして光軸方向に移動させることによりピント調節が行なわれる。
図5および図6に示すデジタルカメラ300の正面上部には、補助光発光窓302およびファインダ対物窓303が配置されている。また、このデジタルカメラ300の上面には、シャッタボタン304が配置されている。
このデジタルカメラ300の、図示しない背面には、ズーム操作スイッチが配備されており、このズーム操作スイッチの一方を押すと、押し続けている間、レンズ鏡胴310が望遠側に繰り出し、ズーム操作スイッチの他方を押すと、押し続けている間、レンズ鏡胴310が広角側に移動する。
図7,図8および図9は、図5,図6に示すデジタルカメラに組み込まれたレンズ鏡胴310の、光軸に沿う断面図である。この図7,図8および図9は、それぞれ、ワイド端、テレ端および沈胴状態を示す。また、図10は、図7に示した状態のレンズ鏡胴を輪切りにして、図7に示す矢印A−A´の方向から見た断面図であり、図11は、図8に示した状態のレンズ鏡胴を輪切りにして図8に示す矢印B−B´の方向から見た断面図である。尚、図7は、図10に示す矢印C−C´に沿う断面図であり、図8は、図11に示す矢印D−D´に沿う断面図である。さらに、図12は、図7〜図11に示すレンズ鏡胴を構成する3段の筒のうちの最外郭側の筒の内周と、3段の筒の中間の筒の、内周に設けられたカム溝を説明する展開図である。以降の説明においては、3段筒の最外郭側の筒を固定筒313と記載し、3段筒の中間の筒を中間筒312と記載し、最内側の筒を前筒311と記載する。
このレンズ鏡胴310には、第1レンズ群410と第2レンズ群420と第3レンズ群430と第4レンズ群440とからなる4群構成のズームレンズが内蔵されている。この4群構成のズームレンズのうちの最後尾にある第4レンズ群440は、フォーカスレンズとして用いられる。
図7、図8、図9に示すように、第1レンズ群410は前筒311に保持されており、この前筒311にはカムピン3111(図8参照)が備えられている。このカムピン3111は、中間筒312の内周に設けられているカム溝3123(図8および図12参照)と係合している。また、その中間筒312にもカムピン3124が備えられており、そのカムピン3124が固定筒313の内周のカム溝3131(図12参照)と係合している。また、直進キーリング320には前筒311側に延び出すように構成されており、その延び出した側の端部が前筒311の端部に係合して前筒の回転止めになっている。したがって、前筒310と直進キーリング320は光軸方向への相対移動のみが可能であり、光軸まわりの回転はしない。
ここで、中間筒312はズームモータ3300(図9参照)により回転するように構成されており、ズームモータ3300に駆動されて中間筒312が回転すると、固定筒313の内周面のカム溝3131の形状に沿って中間筒312が回転しながら光軸方向に移動し、その回転しながら移動する中間筒312とのカム係合によりカム溝3123の形状に沿って前筒311が光軸方向に移動する。図9、図10および図11には、ズームモータと中間筒との連結状態が示されており、ズームモータ3300から連結ギア3302によって中間筒312の内周に設けられたギア3125に回転力が与えられ、中間筒312が回転する構成が示されている。
また固定筒313の直進溝3132には直進キーリング320に設けられた直進キー320Kが進退自在に係合している。さらにこの直進キーリング320に設けられたカムピン3203が中間筒312の、円周方向に延びるカム溝3122(図8および図12参照)と係合することによって中間筒312が直進キーリング320に回転自在に係合している。したがって、この中間筒312が固定筒313との間のカム係合により回転に伴って進退するとその中間筒312とともに直進キーリング320も進退する。
このように中間筒312は、光軸まわりの相対回転が可能であり、光軸方向には、直進キーリング320と一体的に移動可能である。その直進キーリング320にズームモータ3300が支持され、中間筒312が光軸方向にその直進キーリング320とともに進退しているときに、その進退している直進キーリング320に支持されたズームモータ3300の回転が中間筒312にギア3121を介して伝えられて中間筒312が回転駆動される。そうするとズームモータ3300と中間筒とのギア連結部が非常に短くなり、簡略な構造になる。したがって直進キーリングに支持されたズームモータを小型にすることができ、レンズ鏡胴内部にその小型のズームモータを配設することによってレンズ鏡胴の小型化が図れる。
ここで各レンズ群を保持するレンズ群保持枠のうち、第2レンズ群420を保持するレンズ群保持枠421と第4レンズ群440を保持するレンズ群保持枠441と中間筒312との係わりと、直進キーリング320と第3レンズ群430との係わり、さらに中間筒312と固定筒313との係わりを、図7〜図12を参照して詳細に説明する。
まず、第2レンズ群420を保持するレンズ群保持枠421はその外周にカムピン3211を備えており、そのカムピン3211は、中間筒312の内周に設けられたカム溝3121(図7および図12参照)と係合している。また、図7〜図11に示すように、直進キーリング320は、第2レンズ群420を2本のガイド棒321,322を介して支持し、第3レンズ群430を支持し、さらに第4レンズ群440を、柱状ネジ3201(図8参照)からなる移動機構を介して支持している。第2レンズ群420を保持するレンズ群保持枠421には、2つの貫通孔421a,421bが設けられており、それらの貫通孔421a,421bに直進キーリング320に支持された2本のガイド棒321、322がそれぞれ挿通されている。また、レンズ群保持枠421のカムピン3211は、それらの貫通孔のうちの貫通孔421a付近に設けられており、そのカムピン3211が中間筒312のカム溝3121と係合している。このカムピン3211がカム溝3121の形状に沿って移動すると、2本のガイド棒321、322に案内されて第2レンズ群420がテレ端からワイド端まで、あるいはワイド端からテレ端まで移動する。
また中間筒312は、その外周に植設されたカムピン3124を備えており、そのカムピン3124が固定筒313の内周に設けられたカム溝3131と係合している。このカム溝3131は、図9に示す沈胴状態から図8に示すテレ端まで繰り出す間に所定の角度回転するように溝(図12中、符号kで示す領域)が延びている。したがってズームモータ3300(図9参照)からの駆動力を受けて、中間筒312は、そのカム溝3131に従って、沈胴状態(図9)からテレ端(図8)に至る間に所定の角度だけ回転しながら光軸方向に繰り出され、その中間筒312の繰り出しにしたがって、前筒311はカム溝3123の形状(図12中、符号mで示す領域)に沿って回転せずに繰り出される。この中間筒312が繰り出された状態にあるときに、ズームスイッチがワイド側に操作されると、中間筒312はその位置(図12中、符号lで示す領域)で回転し、その回転により第2レンズ群420がカム溝3121の形状(図12中、符号pで示す領域)に沿ってワイド端まで移動する。このようにしてズームスイッチの操作に応じたズーミングが行なわれる。
また、第3レンズ群430は直進キーリング320に支持されており、その直進キーリング320には、フォーカスモータ3200(図8参照)とそのフォーカスモータ3200のギアヘッド3202に噛合されている柱状ネジ3201とからなる移動機構を介して第4レンズ群440も支持されている。この第4レンズ群440はレンズ群保持枠441に保持され、そのレンズ群保持枠441にはフォーク441aが設けられ、そのフォーク441aに直進キーリング320に設けられたガイド棒3205が係合している。またレンズ群保持枠441には、柱状ネジ3201に螺合するナット441bが固定されており、そのナット441bが直進キーリング320に支持された柱状ネジ3201に螺合している。
一方、第4レンズ群を光軸方向に移動させるためのフォーカスモータ3200も、直進キーリング320に支持されており、図8に示す柱状ネジ3201には、直進キーリング320に支持されたフォーカスモータ3200の回転駆動力がギア列3202を介して伝達されて、この柱状ネジ3201が回転し、その回転に伴ってレンズ群保持枠421が柱状ネジ3201の回転に応じた分だけ、その柱状ネジ3201とガイド棒3205とに案内されて光軸方向に移動してピントが調整される。このときには撮像素子500で生成された画像データに基づいてフォーカスモータ3200へ駆動指令が発せられてピントの調整が行なわれる。
このようにしてピントの調整が行われた後、シャッタボタン304が押されたら、直進キーリングに支持されているシャッタユニット330が駆動され、さらに電子シャッタが駆動されて撮影が行なわれる。これにより、第1レンズ群410、第2レンズ群420、第3レンズ群430、および第4レンズ群(フォーカスレンズ)440を経由した被写体光は、撮像素子500の受光面に結像し、撮像素子500では、その受光面上に結像した被写体像を表わす画像信号が生成される。なお、図7〜図11にはフォーカスモータやシャッタユニットに指令を伝達するための配線ケーブルを図示していない。
このように光軸方向に移動する直進キーリング320に、第2レンズ群240と第3レンズ群430と、柱状ネジ3201を介して第4レンズ群440も支持させて、さらにその柱状ネジ3201を回転させるフォーカスモータ3200と中間筒312を回転駆動するズームモータ3300を支持させることによって、直進キーリングの直線度にあわせて光軸が精度良く保たれる構成になっている。
このようにすると、第2レンズ群420、第3レンズ群430、第4レンズ群440の光軸ずれを矯正するために設けられていた、図1に示すような長々と延びるガイド棒を設ける必要がなくなり、撮像素子500と第4レンズ群440との間に空きスペースが生じ、沈胴時にはその空きスペースにすべてのレンズを詰め込むことで鏡胴の長さを短くすることが可能になる。また、中間筒312の円周方向に図12に示す第1のカム溝3122を設けて直進キーリングを回転自在に中間筒312に係合させ、中間筒312の移動に伴って直進キーリング320も移動させるとともに前筒311を第2のカム溝3123に沿って中間筒312の長さ分大きく繰り出すことで、繰出時の長尺化つまり高倍率化を実現させている。さらに沈胴時には、中間筒312の長さ分の長さまで鏡胴の長さの短縮化を図ることでボディの薄型化を実現させている。
したがって図5、図6に示すデジタルカメラ300が薄型のボディであっても、レンズ鏡胴310の沈胴時にはレンズ鏡胴310がカメラボディ内に収納され、また撮影時には4群構成からなるズームレンズを保持したレンズ鏡胴310がカメラボディから大きく繰り出されてこのデジタルカメラ300でズーム倍率の高い撮影を楽しめる。最後に図5、図6のデジタルカメラの内部構成を簡単に説明しておく。
図13は、本実施形態のデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ1には、図7〜図9に示す第1レンズ群410と第2レンズ群420と第3レンズ群430と第4レンズ群440とからなる4群構成のズームレンズ400、シャッタユニット330、および撮像素子500が備えられている。ズームレンズ400およびシャッタユニット330を経由して撮像素子500上に結像された被写体像は、撮像素子500により、アナログの画像信号に変換される。ここで、シャッタユニット330は、撮像素子に照射される光量を制限する絞りと撮像素子500からアナログ信号を読み出すにあたり光によるスミアの発生を抑えるためのシャッタとから構成されている。
また、ここには補助光発光部600が備えられており、この補助光発光部600は、低輝度時に、図5,図6に示す補助光発光部600からデジタルカメラ前方に向けて補助光を発光する。また、この補助光発光部600は、低輝度以外の必要時にも発光させることができる。
また、このデジタルカメラ300には、アナログ信号処理部501と、A/D部502と、デジタル信号処理部503と、テンポラリメモリ504と、圧縮伸長部505と、内蔵メモリ(またはメモリカード)506と、画像モニタ507と、駆動回路508とが備えられている。撮像素子固体撮像素子500は、駆動回路508内のタイミング発生回路(図示せず)によって発生したタイミングで駆動され、アナログの画像信号を出力する。また、駆動回路508には、撮影レンズ400、シャッタユニット、補助光発光部600等を駆動する駆動回路も含まれている。撮像素子320から出力されたアナログの画像信号は、アナログ信号処理部501でアナログ信号処理され、A/D部502でA/D変換されてデジタル信号処理部503でデジタル信号処理される。デジタル信号処理された後の画像を表わす画像データはテンポラリメモリ504に一時的に格納される。テンポラリメモリ504に格納された画像データは、圧縮伸長部505で圧縮されて内蔵メモリ(またはメモリカード)506に記録される。尚、撮影モードによっては、圧縮の過程を省いて内蔵メモリ(またはメモリカード)506に直接記録してもよい。また、テンポラリメモリ504に格納された画像データは画像モニタ507に読み出され、これにより画像モニタ507に被写体の画像が表示される。
さらに、このデジタルカメラ300には、このデジタルカメラ300全体の制御を行なうCPU509と、ズーム操作スイッチ等を含む操作スイッチ群510と、シャッタボタン304とが備えられており、操作スイッチ群510を操作して、所望の画角に設定することを含む所望の撮影状態に設定してシャッタボタン304を押下することにより、写真撮影すなわち上述の画像データの生成が行なわれる。
従来のデジタルカメラに組み込まれたレンズ鏡胴の、光軸に沿う断面図であって、レンズ鏡胴がワイド端にあるときの状態を示す図である。 従来のデジタルカメラに組み込まれたレンズ鏡胴の、光軸に沿う断面図であって、レンズ鏡胴がテレ端にあるときの状態を示す図である。 従来のデジタルカメラに組み込まれたレンズ鏡胴の、光軸に沿う断面図であって、レンズ鏡胴が沈胴している状態を示す図である。 内筒110を繰り出すとともに第2レンズ群220と第3レンズ群230の間隔を調節して焦点距離を調節する、外筒120の内周面に設けられたカム溝を説明するための展開図である。 本発明のレンズ鏡胴の一実施形態が組み込まれた本発明の撮影装置の一実施形態である、デジタルカメラ300の外観斜視図である。 図5のデジタルカメラが有するレンズ鏡胴が繰り出された状態を示す図である。 図5,図6に示すデジタルカメラに組み込まれたレンズ鏡胴310の、光軸に沿う断面図であって、レンズ鏡胴がワイド端にあるときの状態を示す図である。 図5,図6に示すデジタルカメラに組み込まれたレンズ鏡胴310の、光軸に沿う断面図であって、レンズ鏡胴がテレ端にあるときの状態を示す図である。 図5,図6に示すデジタルカメラに組み込まれたレンズ鏡胴310の、光軸に沿う断面図であって、レンズ鏡胴が沈胴している状態を示す図である。 図7に示す図の中にある線に沿ってレンズ鏡胴を切断して矢印の方向から見た図である。 図8に示す図の中にある線に沿ってレンズ鏡胴を切断して矢印の方向から見た図である。 中間筒の内周に設けられたカム溝を説明する展開図である。 本実施形態のデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
300 撮影装置(デジタルカメラ)
302 補助光発光窓
303 ファインダ対物窓
304 シャッタボタン
310 レンズ鏡胴
311 前筒
3111 カムピン
312 中間筒
3121 カム溝
3122 カム溝
3123 カム溝
3124 カムピン
313 固定筒
3131 カム溝
320 直進キーリング
320K 直進キー
3200 フォーカスモータ
3201 柱状ネジ
3202 連結ギア
3203 カムピン
400 撮影レンズ
410 第1レンズ群
420 第2レンズ群
421 レンズ群保持枠
430 第3レンズ群
440 第4レンズ群
441 レンズ群保持枠
500 撮像素子

Claims (14)

  1. 複数のレンズ群により構成されたズームレンズを保持したレンズ鏡胴において、
    固定筒と、該固定筒に進退自在に係合した直進キー部材と、該直進キー部材に回転自在に係合するとともに前記固定筒との間のカム係合により回転に伴って進退する中間筒と、前記直進キー部材に進退自在に係合するとともに前記中間筒との間のカム係合により該中間筒の回転に応じて進退する前筒とを備え、
    前記ズームレンズが、前記前筒に固定された第1レンズ群と前記直進キー部材に固定されもしくは該直進キー部材に進退自在に支持された第2レンズ群、第3レンズ群、および第4レンズとからなる複数のレンズ群により構成されたものであることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 前記第2レンズ群が前記直進キー部材に進退自在に支持されるとともに前記中間筒との間のカム係合により該中間筒の回転に応じて進退するものであることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡胴。
  3. 前記第3レンズ群が前記直進キー部材に固定されたものであることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡胴。
  4. 前記第4レンズ群がフォーカスレンズであって、ピント調整のための移動機構を介して前記直進キー部材に支持されたものであることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡胴。
  5. 前記移動機構に前記フォーカスレンズを移動させる駆動力を与えるフォーカスモータを備え、該フォーカスモータが前記直進キー部材に支持されたものであることを特徴とする請求項4記載のレンズ鏡胴。
  6. 前記中間筒を回転駆動することにより前記ズームレンズを変倍させるズームモータを備え、該ズームモータが前記直進キー部材に支持されたものであることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡胴。
  7. 前記中間筒が、該中間筒内壁の一部に円周方向に設けられたギア歯列を有し、前記ズームモータは、該ズームモータの回転軸と前記ギア歯列との間を連結するギアを介して前記中間筒を回転駆動するものであることを特徴とする請求項6記載のレンズ鏡胴。
  8. 前記中間筒が、外壁面から突出した、前記固定筒との間のカム係合のためのカムピンが設けられるとともに、内壁面に、前記直進キー部材に回転自在に係合する第1のカム溝と、前記前筒との間のカム係合のための第2のカム溝とが設けられたものであることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡胴。
  9. 前記第1のカム溝が、円周方向に延びた溝であることを特徴とする請求項8記載のレンズ鏡胴。
  10. 複数のレンズ群により構成されたズームレンズを保持したレンズ鏡胴を備え、該レンズ鏡胴に保持されたズームレンズを経由して入射してきた被写体光を捉えることにより撮影を行う撮影装置において、
    前記レンズ鏡胴が、固定筒と、該固定筒に進退自在に係合した直進キー部材と、該直進キー部材に回転自在に係合するとともに前記固定筒との間のカム係合により回転に伴って進退する中間筒と、前記直進キー部材に進退自在に係合するとともに前記中間筒との間のカム係合により該中間筒の回転に応じて進退する前筒とを備えたものであり、
    前記ズームレンズが、前記前筒に固定された第1レンズ群と前記直進キー部材に固定されもしくは該直進キー部材に進退自在に支持された第2レンズ群、第3レンズ群、および第4レンズとからなる複数のレンズ群により構成されたものであることを特徴とする撮影装置。
  11. 前記レンズ鏡胴が、前記移動機構に前記フォーカスレンズを移動させる駆動力を与えるフォーカスモータを備え、該フォーカスモータが前記直進キー部材に支持されたものであることを特徴とする請求項10記載の撮影装置。
  12. 前記レンズ鏡胴が、さらに、前記中間筒を回転駆動することにより前記ズームレンズを変倍させるズームモータを備え、該ズームモータが前記直進キー部材に支持されたものであることを特徴とする請求項10記載の撮影装置。
  13. 前記中間筒が、外壁面から突出した、前記固定筒との間のカム係合のためのカムピンが設けられるとともに、内壁面に、前記直進キー部材に回転自在に係合する第1のカム溝と、前記前筒との間のカム係合のための第2のカム溝とが設けられたものであることを特徴とする請求項10記載の撮影装置。
  14. 前記レンズ鏡胴に保持されたズームレンズを経由して入射してきた被写体光を捉えて画像信号を生成する撮像素子を備えたものであることを特徴とする請求項10記載の撮影装置。
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