JP2002281400A - 固体撮像素子ユニット保持装置 - Google Patents

固体撮像素子ユニット保持装置

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JP2002281400A
JP2002281400A JP2001078482A JP2001078482A JP2002281400A JP 2002281400 A JP2002281400 A JP 2002281400A JP 2001078482 A JP2001078482 A JP 2001078482A JP 2001078482 A JP2001078482 A JP 2001078482A JP 2002281400 A JP2002281400 A JP 2002281400A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固体撮像素子ユニットを押圧する押圧片を、固
体撮像素子ユニットの基準辺と反対側の辺に沿って形成
することにより、鏡筒本体をより硬い材質に変更した
り、鏡筒本体の枠体部を薄くしても、固体撮像素子ユニ
ットを確実に保持することのできる固体撮像素子ユニッ
ト保持装置を提供する。 【解決手段】固体撮像素子ユニット54は、固定筒24
に形成された枠体部56に嵌入される。枠体部56に嵌
入された固体撮像素子54は押圧片60、62、64に
よって押圧され、保持される。押圧片60、62、64
は、固体撮像素子54の基準辺54bと反対側の辺54
eに沿って、又は基準辺54dと反対側の辺54cに沿
って形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像素子ユニッ
ト保持装置に係り、特に鏡筒本体などに形成された枠体
内に固体撮像素子ユニットを嵌め込む固体撮像素子ユニ
ット保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子によって光学的な被写体画
像を電気的な撮像信号に変換し、さらにデジタル変換し
て得られた画像データをメモリに保存するようにした携
帯型の電子スチルカメラが普及している。
【0003】近年、電子スチルカメラの画素数の増大に
伴い、固体撮像素子の僅かな位置ずれが光学性能に多大
な影響を与えることが問題になっている。そこで、固体
撮像素子を光学系の光軸に対してずれることなく、且つ
がたつきなくレンズ鏡筒に組み込む必要がある。
【0004】本願出願人は、特願2000−48321
号により、固体撮像素子ユニットを鏡筒本体の基端部に
組み込んだ電子スチルカメラを提案している。この電子
スチルカメラでは、図17及び図18に示すように、鏡
筒本体に形成された枠体部2に固体撮像素子ユニット1
が嵌め込まれている。枠体部2には、固体撮像素子ユニ
ット1を光軸方向に位置決めするための基準面2aが設
けられており、この基準面2aには、ばね性を有する押
圧片3、3、3が突出形成されている。固体撮像素子ユ
ニット1は、各押圧片3のばね性に抗して枠体部2に嵌
入することによって、各押圧片3に押圧保持され、がた
つきなく固定される。
【0005】ところで、鏡筒本体の小型化に伴い、枠体
部2の厚さtを薄くしたいという要望がある。また、鏡
筒本体の小型化に伴い、鏡筒本体をより硬い材質に変更
して鏡筒本体の強度を向上させたい要望がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、枠体部
2を浅くして押圧片3が短くなったり、鏡筒本体をより
硬い材質に変更して押圧片3が硬くなったりすると、押
圧片3のばね性が十分に得られなくなるという不具合を
生じる。その場合、枠体部2に嵌入した固体撮像素子ユ
ニット1が押圧片3によって損傷したり、反対に枠体部
2や押圧片3が固体撮像素子ユニット1によって削れた
り、或いは損傷するなどして、その破粉、破片が固体撮
像素子ユニット1の受光面に付着したり、固体撮像素子
ユニット1が鏡筒に対して固定されずに浮動するなどし
て、画像に悪影響を及ぼすおそれがある。また、図17
に示したように、押圧片3の弾性変形が小さいと、固体
撮像素子ユニット1を枠体部2から外側に押し出す力が
働き、固体撮像素子ユニット1が基準面2aから浮いた
状態に組み込まれるので、結果として光学性能が低下す
るおそれがある。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、鏡筒本体をより硬い材質に変更したり、鏡筒本
体の枠体部を薄くしても、固体撮像素子ユニットを確実
に保持することのできる固体撮像素子ユニット保持装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、枠体内に固体撮像素子ユニットを保持する
固体撮像素子ユニット保持装置において、前記枠体の少
なくとも一内壁に保持用基準部を形成し、該保持用基準
部に当接する固体撮像素子ユニットの基準辺と反対側の
辺に沿って、前記保持用基準部に前記固体撮像素子ユニ
ットを押圧付勢する押圧片を、前記枠体と一体的に形成
したことを特徴としている。
【0009】本発明によれば、固体撮像素子ユニットを
押圧付勢する押圧片を、固体撮像素子ユニットの基準辺
と反対側の辺に沿って形成したので、枠体の厚さに関係
なく、固体撮像素子ユニットの辺方向の長さ分だけ、押
圧片のスペースを確保できる。したがって、押圧片を長
く形成して、押圧片のばね性を十分に得ることができ、
固体撮像素子ユニットを確実に保持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る固体撮像素子ユニット保持装置の好ましい実施の形
態について詳説する。
【0011】図1は、本発明に係る固体撮像素子ユニッ
ト保持装置が適用された電子スチルカメラ101の外観
図であり、この電子スチルカメラ101のカメラ本体1
01Aは、矩形の箱型に形成されている。本体101A
の前面にはレンズ装置102、ファインダ窓103、ス
トロボ調光センサ104、セルフタイマーランプ105
が所定の位置に配設されている。また、本体101Aの
上面にはポップアップ式のストロボ106やレリーズス
イッチ107が配設され、本体101Aの背面には、図
示しないファインダ接眼部や液晶表示パネル、操作キー
などが所定の位置にそれぞれ配設されている。レンズ装
置102は、沈胴/繰り出し式のものであり、使用時に
のみ第1レンズ筒16及び移動筒22(図2参照)が本
体101Aの前面から前方(被写体方向)に繰り出され
る。
【0012】図2に示すように、レンズ装置102は主
として、第1レンズ12、第2レンズ14、第3レンズ
16、第1レンズ筒18、第2レンズ筒20、移動筒2
2、固定筒(鏡筒本体に相当)24、回転筒26及び絞
りシャッターユニット28で構成されている。回転筒2
6の外周には、ギヤ部26aが形成され、このギヤ部2
6aにズーム用モータ(不図示)の駆動が伝達される。
回転筒26は、ズーム用モータの駆動が伝達されること
で固定筒24の外周に接しながら回動される。
【0013】レンズ装置102は、回転筒26が『初期
位置』から『中間位置』までの『収納回転域』で回転す
ることで、沈胴位置の状態からテレ位置の状態に変更さ
れる。また、回転筒26が『中間位置』から『終端位
置』までの『変倍回転域』で回転することでテレ位置か
らワイド位置の状態に変更される。
【0014】回転筒26の内周面には、第2レンズ筒2
0を光軸30の方向に移動させるためのカム溝26b
と、移動筒22を光軸30の方向に直進ガイドするため
のガイド溝26cとが形成されている。ガイド溝26c
は、移動筒22に回転筒26の回転駆動を与えるととも
に、移動筒22を光軸30の方向への進退を許容する作
用をする。
【0015】固定筒24には、第2レンズ筒20を光軸
30の方向に直進的にガイドするための開口24aと、
移動筒22を光軸30の方向に移動させるためのカム溝
24bとが形成されている。
【0016】移動筒22の外周面には、カムフォロア3
2が設けられている。このカムフォロア32は、カム溝
24bとガイド溝26cとに係合する。移動筒22は、
回転筒26の回転に連動して回転しながら、固定筒24
に対して光軸30の方向に移動する。また、移動筒22
の内周面には、カム溝22aが設けられている。なお、
カム溝24a、ガイド溝26c、及びカムフォロア32
は、光軸30の回りの3分割位置にそれぞれ設けられて
いる。
【0017】第1レンズ筒18の内部には、第1レンズ
12が保持されている。また、第1レンズ筒18の内周
面には、第2レンズ筒20を直進ガイドするガイド溝3
4が設けられ、さらに第1レンズ筒18の外周面には、
カム溝22aに係合するカムフォロア36が設けられて
いる。第1レンズ筒18は、移動筒22が回転すること
で第2レンズ筒20による直進ガイドの作用と移動筒2
2のカム溝22aの作用とによって移動筒22に対して
光軸30の方向に直進的に移動する。なお、カムフォロ
ア36、及びカム溝22aは、光軸30の回りの3分割
位置にそれぞれ設けられている。
【0018】第2レンズ筒20の内部には、第2レンズ
14が保持されている。第2レンズ筒20の外周面に
は、カムフォロア38が設けられている。カムフォロア
38は、カム溝26bと開口24aに係合する。第2レ
ンズ筒20は、回転筒26の回転によって固定筒24に
対して光軸30の方向に直進的に移動する。なお、カム
フォロア38、カム26b、及び開口24aは、光軸3
0の回りの3分割位置にそれぞれ設けられている。
【0019】第3レンズ16は、第3レンズ枠40に保
持されている。第3レンズ枠40は、光軸30の方向に
移動自在となるように、送りネジ42とガイド棒44を
介して第2レンズ筒20に支持されている。第3レンズ
枠40は、フォーカス用モータ46の駆動によって回転
する送りネジ42のリードに従って光軸30の方向に移
動される。
【0020】第2レンズ筒20の前端には、細幅のアー
ム部50、50が被写体側に延びた形状に形成されてい
る。各アーム部50の先端の外周面側には、ガイド突起
52が設けられ、このガイド突起52がガイド溝34に
係合される。なお、ガイド溝34、アーム部50、及び
ガイド突起52を光軸30回りの3分割位置にそれぞれ
設けてもよい。
【0021】レンズ装置102の結像位置には、固体撮
像素子ユニット54が配設されている。固体撮像素子ユ
ニット54は、矩形状に薄く形成されており、固定筒2
4の基端部に形成された枠体部56に嵌め込まれる。枠
体部56には、光軸30と直交する光軸方向基準面56
aが設けられており、この光軸方向基準面56aに固体
撮像素子ユニット54を当接させることによって、固体
撮像素子ユニット54が光軸30方向に位置決めされ
る。
【0022】また、枠体部56は、図3に示すように、
固体撮像素子ユニット54の基準辺54b、54dが当
接する保持用基準部が、内壁56b、56dに形成され
ている。固体撮像素子ユニット54は、基準辺54b、
54dが内壁56b、56dに当接されることによっ
て、光軸30(図2参照)と直交する面上で位置決めさ
れる。
【0023】図4及び図5に示すように、枠体部56の
内部には、押圧片60、62、64が設けられている。
各押圧片60、62、64は、プラスチックなどによっ
て、固定筒24(図2参照)と一体的に形成される。
【0024】押圧片60は、側壁56bから延在され、
側壁56cに沿って(すなわち固体撮像素子ユニット5
4の基準辺54dと反対側の辺54cに沿って)形成さ
れる。押圧片60の先端部60aは枠体部56の内側に
膨らんでいる。この押圧片60は、側壁56bとの基端
部を支点として弾性変形される。
【0025】押圧片62は、側壁56cから延在され、
側壁56eに沿って(すなわち固体撮像素子ユニット5
4の基準辺54bと反対側の辺54eに沿って)形成さ
れる。押圧片62の先端部62aは枠体部56の内側に
膨らんでいる。この押圧片62は、側壁56cとの基端
部を支点として弾性変形される。
【0026】押圧片64は、側壁56dから延在され、
側壁56eに沿って(すなわち固体撮像素子ユニット5
4の基準辺54bと反対側の辺54eに沿って)形成さ
れる。押圧片64の先端部64aは枠体部56の内側に
膨らんでいる。この押圧片64は、側壁56dとの基端
部を支点として弾性変形される。
【0027】各押圧片60、62、64は、図3に示す
如く、固体撮像素子ユニット54を枠体部56に挿入す
ることによって外側に弾性変形される。これにより、固
体撮像素子ユニット54は、各押圧片60、62、64
の先端部60a、62a、64aによって側壁56b或
いは側壁56dに向けて押圧され、保持される。
【0028】なお、各側壁56b〜56eには、テーパ
56fが形成されており、固体撮像素子ユニット54を
容易に挿入できるようになっている。各押圧片60、6
2、64にも、固体撮像素子ユニット54の挿入性を向
上させるためのテーパ60b、62b、64bが形成さ
れている。
【0029】また、枠体部56の開口57の縁部には、
座58が形成されており、この座58に不図示のマスク
やローパスフィルタが係合される。
【0030】次に上記の如く構成された撮像素子の保持
構造の作用について説明する。
【0031】図3〜図5に示した押圧片60、62、6
4は、図17及び図18に示した押圧片3よりも長く形
成され、十分なばね性を備えている。すなわち、図17
及び図18に示した押圧片3は、固体撮像素子ユニット
1の厚み方向に形成されているため、固体撮像素子ユニ
ット1の厚み分しか長く形成できないのに対し、図3〜
図5に示した押圧片60、62、64は、固体撮像素子
ユニット54の基準辺54b、54dと反対側の辺54
c、54eに沿って形成されるので、固体撮像素子ユニ
ット54の幅をいっぱいに利用して長く形成できる。長
く形成された押圧片60、62、64は、十分なばね性
を備えているので、柔軟に弾性変形させることができ
る。したがって、固体撮像素子ユニット54の挿入時に
押圧片60、62、64が十分に弾性変形せずに固体撮
像素子ユニット54、枠体部56、押圧片60、62、
64が削れることを防止できる。また、固体撮像素子ユ
ニット54を枠体部56の光軸方向基準面56aまで挿
入できずに光軸方向基準面56aから浮くことを防止で
きる。
【0032】さらに、押圧片60、62、64のばね性
が向上したので、結果として、押圧片60、62、64
の材質、すなわち、固定筒24の材質を、より硬い材質
に変更することができる。これにより、固定筒24の強
度を維持したまま、固定筒24を小型化することができ
る。
【0033】また、枠体部56の厚さに依らず、押圧片
60、62、64のばね性を得ることができるので、枠
体部56を薄くすることができる。これにより、枠体部
56を小さくして、固定筒24を小型化することができ
る。
【0034】次に本発明に係る固体撮像素子ユニット保
持装置の第2の実施の形態について説明する。
【0035】図6に示すように、第2の実施の形態の固
体撮像素子ユニット66には、テーパ66aが形成され
ている。この固体撮像素子ユニット66は、図7及び図
8に示す枠体部68に嵌め込まれる。枠体部68は、保
持用基準部となる側壁68b、68dと、光学方向基準
面68aとを備えている。押圧片70は、側壁68dか
ら延在され、側壁68eに沿って形成されている。ま
た、押圧片70は、先端部が固体撮像素子ユニット66
のテーパ66aを押圧するように形成される。テーパ6
6aは、光学方向基準面68a、側壁68b、側壁68
dの全てに対して傾斜するように形成されている。した
がって、押圧片70がテーパ66aを押圧すると、固体
撮像素子66は、光軸方向基準面56a、側壁56b、
及び側壁56d側に押圧されて保持される。
【0036】このように第2の実施の形態の固体撮像素
子ユニット保持装置は、一つの押圧片70によって、固
体撮像素子ユニット66を光軸方向、及び光軸と直交方
向に位置決めすることができる。
【0037】なお、第2の実施の形態では、テーパ66
aを固体撮像素子ユニット66の頂点部分に形成した
が、これに限定するものではない。例えば、図9に示す
ように、固体撮像素子ユニット74の厚さ方向の中間位
置にテーパ74aを形成してもよい。このように形成し
たテーパ74aを押圧片70で押圧すると、固体撮像素
子ユニット74は、より光軸方向基準面68aに近い位
置で押圧されるので、安定する。
【0038】また、図10に示すように、固体撮像素子
ユニット76の幅方向の中間位置にテーパ76aを形成
してもよい。このように形成したテーパ76aを押圧片
70で押圧すると、固体撮像素子ユニット76は、より
側壁68dに近い位置で押圧されるので、安定する。
【0039】上記の固体撮像素子ユニット76の場合、
図11に示すように、押圧片78を側壁68cから突出
させてもよい。これによって、押圧片78の長さを確保
しながら、テーパ76aをより側壁68d側に形成する
ことができる。
【0040】また、図12及び図13に示すように、固
体撮像素子ユニット80にV字状の溝81を形成するこ
とによって、テーパ81a、81bを形成してもよい。
V字状の溝81は、固体撮像素子ユニット80の幅方向
の中間位置に設けられ、側壁68e側に向けて徐々に大
きくなるように形成されている。一方、押圧片78は、
溝81の中央部分を押圧するように、すなわち、テーパ
81aとテーパ81bとを同時に押圧するように形成さ
れている。このようにして押圧片78が溝81を押圧す
ると、固体撮像素子ユニット80は、光学方向基準面
(不図示)に押圧されるほかに、側壁68b、68c、
68dに向けて同時に三方向に押圧される。これによ
り、固体撮像素子ユニット80は、側壁68bと平行な
方向において位置決めされながら、側壁68bに押し付
けられて保持される。
【0041】次に本発明に係る固体撮像素子ユニット保
持装置の第3の実施の形態について説明する。
【0042】図14及び図15に示すように、第3の実
施の形態の枠体部82は、保持用基準部となる側壁82
b、82dと、光学方向基準面82aとを備え、側壁8
2dには押圧片84が突設されている。押圧片84は、
側壁82eに沿って形成され、その先端にはテーパ84
aが形成されている。テーパ84aは、光軸方向基準面
82a、側壁82b、側壁82dの全てに傾斜するよう
に形成され、固体撮像素子ユニット54の頂点を押圧す
る。これにより、固体撮像素子ユニット54は、光軸方
向基準面82a、側壁82b、及び側壁82dに向けて
押圧付勢され、保持される。
【0043】このように第3の実施の形態によれば、一
つの押圧片84によって固体撮像素子ユニット54を光
軸30(図2参照)方向、及び光軸30と直交方向に位
置決めすることができる。また、第3の実施の形態によ
れば、固体撮像素子ユニット54にテーパを形成する必
要がない。
【0044】なお、固体撮像素子ユニット54を押圧付
勢する押圧片84のテーパ84aの数は複数であっても
よく、例えば、図16に示すように、二つのテーパ86
a、88aを設けてもよい。テーパ86aは、押圧片8
6の先端部に設けられ、固体撮像素子ユニット54を光
軸方向基準面82a、側壁82b、及び側壁82dに向
けて押圧する。また、テーパ88aは、押圧片88の先
端部に形成され、光軸方向基準面82a、側壁82b、
及び側壁82cに向けて押圧する。押圧片86及び押圧
片88は、側壁82eの中央位置から延出され、側壁8
2eに沿って形成されている。固体撮像素子ユニット5
4は、二つのテーパ86a、88aに押圧されることに
よって、側壁86bと平行な方向に位置決めされなが
ら、側壁86bに押圧されて保持される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る固体撮
像素子ユニット保持装置によれば、固体撮像素子ユニッ
トを押圧付勢する押圧片を、固体撮像素子ユニットの基
準辺と反対側の辺に沿って形成したので、押圧片を長く
形成して、押圧片のばね性を十分に得ることができ、固
体撮像素子ユニットを確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像素子ユニット保持装置が
適用される電子スチルカメラを示す斜視図
【図2】図1に示したレンズ装置の構造を示す断面図
【図3】図2に示した固体撮像素子ユニット保持装置を
示す正面図
【図4】固体撮像素子ユニットを取り外した固体撮像素
子ユニット保持装置の正面図
【図5】図4に示した固体撮像素子ユニット保持装置の
側面断面図
【図6】第2の実施の形態の固体撮像素子ユニットを示
す斜視図
【図7】第2の実施の形態の固体撮像素子ユニット保持
装置を示す正面図
【図8】図7の8−8線に沿う固体撮像素子ユニット保
持装置の側面断面図
【図9】図8と異なる位置にテーパを設けた固体撮像素
子ユニット保持装置の側面断面図
【図10】図7と異なる位置にテーパを設けた固体撮像
素子ユニット保持装置の正面図
【図11】図10と異なる側壁に押圧片を設けた固体撮
像素子ユニット保持装置の正面図
【図12】図7と異なる形状のテーパを設けた固体撮像
素子ユニット保持装置の正面図
【図13】図12に示した固体撮像素子ユニットの斜視
【図14】第3の実施の形態の固体撮像素子ユニット保
持装置を示す正面断面図
【図15】図14のA−A線に沿う固体撮像素子ユニッ
ト保持装置の断面図
【図16】図14と異なる固体撮像素子ユニット保持装
置を示す正面断面図
【図17】従来の固体撮像素子ユニット保持装置を示す
側面断面図
【図18】従来の固体撮像素子ユニット保持装置を示す
正面図
【符号の説明】
24…固定筒、54、66、74、76、80…固体撮
像素子ユニット、56、68、82…枠体部、56a、
68a、82a…光学方向基準面、56b〜56e、6
8b〜68e、82b〜82e…側壁、60、62、6
4、70、78、84、86、88…押圧片、66a、
74a、76a、81a、81b、84a、86a、8
8a…テーパ、101…電子スチルカメラ、102…レ
ンズ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 5/00 G03B 5/00 E 5C024 17/02 17/02 5F088 H01L 27/14 H04N 5/225 D 31/02 101:00 H04N 5/225 H01L 27/14 D // H04N 101:00 31/02 B Fターム(参考) 2H043 AE16 AE23 2H044 AJ05 AJ06 DA02 DB02 DD03 EC01 2H100 BB06 4M118 AA10 AB01 GD02 HA23 HA24 5C022 AA13 AC21 AC42 AC54 AC77 AC78 5C024 CY47 CY48 CY49 EX22 5F088 BA16 BB03 EA04 JA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体内に固体撮像素子ユニットを保持す
    る固体撮像素子ユニット保持装置において、 前記枠体の少なくとも一内壁に保持用基準部を形成し、 該保持用基準部に当接する固体撮像素子ユニットの基準
    辺と反対側の辺に沿って、前記保持用基準部に前記固体
    撮像素子ユニットを押圧付勢する押圧片を、前記枠体と
    一体的に形成したことを特徴とする固体撮像素子ユニッ
    ト保持装置。
  2. 【請求項2】 前記固体撮像素子ユニットの前記押圧片
    と当接する部分、又は前記押圧片の前記固体撮像素子ユ
    ニットと当接する部分の少なくともいずれか一方にテー
    パ面を形成し、該テーパ面を介して前記押圧片が前記固
    体撮像素子ユニットを押圧付勢することにより、前記固
    体撮像素子ユニットを所定の位置に位置決め保持するこ
    とを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子ユニット保
    持装置。
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