JP4373716B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体光を固体撮像素子上で結像させて画像信号を生成するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、従前の銀塩フィルム上に写真撮影を行なうタイプのカメラに加え、CCD撮像素子あるいはMOS撮像素子等の固体撮像素子を備えその固体撮像素子上に被写体を結像して画像信号を生成するタイプのデジタルカメラが急速に普及してきている。
【0003】
このデジタルカメラにおいても、撮影性能の向上とともに携帯性の向上が強く求められており、中には、焦点距離可変とすることで所望の画角の撮影が可能であるとともに携帯に便利なように複数のレンズ群で構成された撮影レンズを内蔵するレンズ鏡胴を、非撮影時には、撮影レンズを構成する複数のレンズ群間の距離が撮影に最低限必要な距離未満となるようにカメラ筐体内に沈胴させ、撮影時には、これら複数のレンズ群間の距離が撮影に必要な距離となるようにカメラ筐体内から繰り出させるタイプのものがある(特許文献1参照)。
【0004】
上記レンズ鏡胴を備えたデジタルカメラでは、レンズ群、シャッタや絞りなどの光量制御部材、および固体撮像素子などの、光軸上に並ぶものどうしの間隔をできるだけ接近させて沈胴することで薄型化が図られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−34769号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、光軸上に並ぶものどうしの間隔をできるだけ接近させて沈胴することによる薄型化にも限界がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑み、薄型化の工夫がなされたデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のデジタルカメラは、
被写体光を固体撮像素子上に結像させて画像信号を生成するデジタルカメラにおいて、
撮影レンズを内蔵し相対的に筒長の短い収納状態と相対的に筒長の長い撮影状態との間で筒長の変更が自在なレンズ鏡胴を備え、
該レンズ鏡胴が、
前記撮影レンズを通過する撮影光の光量を制御する光量制御部材と、
前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に、前記光量制御部材を撮影光軸上から退避させるとともに、前記沈胴状態から前記撮影状態への移行の際には、退避させた前記光量制御部材を撮影光軸上に進出させる光量制御部材進退機構とを備えたものであることを特徴とする。
【0009】
本発明のデジタルカメラでは、撮影状態から沈胴状態への移行の際に光量制御部材が撮影光軸上から退避されることから、撮影光軸上のレンズ群や光量制御部材等をできるだけ近接させることで薄型化が図られていた従来よりも薄型化を実現することができる。
【0010】
ここで、前記撮影レンズが、複数のレンズ群で構成されたものであり、
前記光量制御部材進退機構を備えるとともに、前記複数のレンズ群のうちのいずれかのレンズ群を、前記光量制御部材とは独立に、前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に撮影光軸上から退避させるとともに、前記沈胴状態から前記撮影状態への移行の際に撮影光軸上に進出させるレンズ進退機構を備えたものであることが好ましい。
【0011】
このように、撮影状態から沈胴状態への移行の際に、光量制御部材だけではなく、複数のレンズ群のうちのいずれかのレンズ群を撮影光軸上から退避させることで一層の薄型化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1および図2は、本発明の第1実施形態のデジタルカメラの外観斜視図である。
【0014】
図1には、本実施形態のデジタルカメラ1の、ズームレンズを内蔵するレンズ鏡胴100の沈胴状態が示されており、図2には、デジタルカメラ1の、レンズ鏡胴100の繰出し状態が示されている。
【0015】
図1および図2に示すデジタルカメラ1のレンズ鏡胴100には、後述するような前側と後側との2群で構成された撮影レンズが内蔵されており、このデジタルカメラ1では、それらレンズ群を光軸方向に移動させることで焦点距離調節が行なわれるとともに、焦点距離調節がなされた時のレンズ群間の距離を維持したまま光軸方向に移動させることでピント調節が行なわれる。
【0016】
このデジタルカメラ1の正面上部には、補助光発光窓12およびファインダ対物窓13が配置されている。また、このデジタルカメラ1の上面には、シャッタボタン14が配置されている。
【0017】
また、このデジタルカメラ1の、図示しない背面には、ズーム操作スイッチが配備されており、このズーム操作スイッチの一方を押すと、押し続けている間、レンズ鏡胴100が望遠側に繰り出し、ズーム操作スイッチの他方を押すと、押し続けている間、レンズ鏡胴100が広角側に移動する。
【0018】
図3は、本発明の第1実施形態のデジタルカメラの、繰出し状態にあるレンズ鏡胴を光軸方向から見て主要部品を示した模式図であり、後述する図8の断層線F−F’に沿う断面図、図4は、図3と同一の断面図上に断層線A−A’を示した図、図5は、図3と同一の断面図上に断層線D−D’を示した図、図6は、図3と同一の断面図上に断層線G−G’を示した図である。図7は、図4の断層線A−A’に沿う断面図、図8は、図7と同一の断面図上に断層線F−F’を示した図、図9は、図6の断層線G−G’に沿う断面図、図10は、図5の断層線D−D’に沿う断面図である。また、図11は、図1〜図10に示す第1実施形態のデジタルカメラの沈胴状態にあるレンズ鏡胴を、光軸方向から見て主要部品を示した模式図であり、後述する図14の断層線E−E’に沿う断面図、図12は、図11と同一の断面図上に断層線B−B’および断層線C−C’を示した図、図13は、図12の断層線C−C’に沿う断面図、図14は、図13と同一の断面図上に断層線E−E’を示した図、図15は、図12の断層線B−B’に沿う断面図である。
【0019】
以下では、主に図7を参照するとともに、必要に応じて他の図面も合わせて参照しながら説明する。
【0020】
図3〜図15に示すレンズ鏡胴100の内部空間101には、光軸方向前方から順に、前群レンズ111、後群レンズ113の2群からなる撮影レンズ110が収容されている。この撮影レンズ110は、前群レンズと後群レンズ112とが相対的に光軸方向に移動することにより焦点距離が変化し、かつ所定の焦点距離となったときの、前群レンズと後群レンズとの間の距離を維持したまま光軸方向に移動することでピント調節が行なわれる構成となっている。
【0021】
この内部空間前端には、撮影レンズ110が覗く開口102が形成されており、また後方には、カメラボディに固定された、あるいはカメラボディの一部を構成する壁部材103が配置され、内部空間101は、その壁部材103、および、後に説明する複数の筒体によりその輪郭が画定されている。
【0022】
また、これら複数の筒体のうち外径が最小で、繰り出し時には光軸上最も前方に配置される前群枠180の内側に前群レンズ111が保持されている。この前群枠180の内径よりも前群レンズ111の外径が小さいことにより、その前群レンズ111の脇には、その前群レンズ111と前群枠180との間に空間が形成されている。ここで、以降の説明では、この前群レンズ111と前群枠180との間の空間を前群レンズ脇106と呼ぶ。
【0023】
壁部材103には、CCD固体撮像素子(以下、CCDと略記する)120が内部空間101に突出した状態に取り付けられている。このCCD120が内部空間101に突出した位置に配備されていることにより、そのCCD120の脇には、そのCCD120と壁部材103とで区画された窪み部分104が形成されている。
【0024】
また、その壁部材103には、送りネジ131(図10参照)が回転自在に支持されており、その送りネジ131には、図10に示すナット部材132が螺合し、そのナット部材132には、後群レンズ113を光軸方向に案内する後群レンズガイド枠133が固定されている。この後群レンズガイド枠133は、ナット部材132に固着されているとともに、その後群レンズガイド枠133に設けられたフォーク状の溝部133a(図3参照)に、壁部材103から突出するガイド棒205が嵌入している。このため、この後群レンズガイド枠133は、送りネジ131の回転により光軸方向に移動する。
【0025】
また、この後群レンズガイド枠133には、後群レンズ113を保持する後群レンズ保持枠134が回転自在に軸支されている。
【0026】
後群レンズガイド枠133が固定されたナット部材132が螺合した送りネジ131は、カメラボディ側に備えられた図示しないフォーカスモータにより回転駆動され、その送りネジ131の回転により、ナット部材132に固定された後群レンズガイド枠133およびその後群レンズガイド枠133に回転自在に軸支された後群レンズ保持枠134が光軸方向に移動し、これにより、その後群レンズ保持枠134に保持された後群レンズ113が光軸方向に移動される。
【0027】
壁部材103には、固定筒140が固定されており、その固定筒140の内側には回転筒150が備えられている。この回転筒150には、その外周に、柱状ギア105(図3参照)と噛合した歯車151が設けられており、その柱状ギア105は、図示しない鏡胴駆動モータにより回転駆動され、これにより、その回転筒150が回動する。また、固定筒140の内壁には、カム溝141が形成されており、回転筒150に固定されたカムピン152がそのカム溝141に嵌入しており、したがって、この回転筒150は、柱状ギア105を介して回転駆動力を受けると、回転しながら光軸方向に前進あるいは後退する。
【0028】
また、この回転筒150の内側には、回転筒側直進キーリング154が、回転筒150に対し回転自在に、ただし回転筒150に対する光軸方向への相対移動不能に備えられている。さらに、その回転筒側直進キーリング154には、キー板155が固定され、そのキー板155が、固定筒140の内壁に形成された、光軸方向に延びるキー溝142に嵌入し、これにより、その回転筒側直進キーリング154は、固定筒140には光軸方向への移動は自在に回り止めされている。したがって、回転筒150が回転しながら光軸方向に移動すると、回転筒側直進キーリング154は、固定筒140に対し回り止めされていることから回転せずに、ただし光軸方向へは回転筒150とともに移動する。
【0029】
また、回転筒150の内側には、回動自在な中間筒160が備えられている。回転筒150の内壁には、カム溝156が形成されており、さらに、回転筒側直進キーリング154にもその外周と内周とに貫通したカム溝157が形成されており、回転筒150のカム溝156には、中間筒160に設けられたカムピン161が、回転筒側直進キーリング154のカム溝157を貫通して嵌入している。したがって、回転筒150が回転しながら光軸方向に移動すると、中間筒160も、回転筒160と回転筒側直進キーリング154のカム溝の形状に従って回転しながら、回転筒150に対しさらに相対的に光軸方向に移動する。
【0030】
この中間筒160の内側には、中間筒側直進キーリング164が配備されている。先に説明した固定筒側直進キーリング154には直進キー溝158が形成されており、中間筒側直進キーリング164は固定筒側直進キーリング154の直進キー溝158に嵌入している。この中間筒側直進キーリング164は、中間筒160に対し相対回転自在であり、一方、その中間筒160に対する光軸方向への相対移動は禁止されている。したがって、中間筒160が回転しながら回転筒150に対し相対的に光軸方向に移動すると、中間筒側直進キーリング164は、回転せずに、中間筒160の光軸方向への移動に伴って光軸方向に直進移動する。
【0031】
この中間筒160の内壁には、シャッタユニットガイド枠170を案内するためのカム溝165が形成されており、このカム溝165には、シャッタユニットガイド枠170に固設されたカムピン171が、中間筒側直進キーリング164に対し回り止めされた状態で嵌入している。したがって、中間筒160が回転すると、シャッタユニットガイド枠170は、中間筒160内壁のカム溝165の形状に応じて光軸方向に直進移動する。
【0032】
シャッタユニットガイド枠170には、シャッタユニット112を保持するシャッタユニット保持枠172が回転軸173により、このシャッタユニットガイド枠170に対し回動自在に軸支されている。このシャッタユニット保持枠172は、沈胴時には、図13に示すように、シャッタユニット112とともにCCD120脇の窪み部分104に退避し、繰出し時には、図7等に示すように、シャッタユニット112とともに光軸上に進出する。このシャッタユニット112には、撮影レンズ110を通過する被写体光の光量を制御する絞り部材と、シャッタ速度を制御することにより撮影レンズ110を通過する被写体光の光量を制御するシャッタ部材との双方が備えられており、これらは、PLZT素子を用いて光量を制御する方式のものである。このシャッタユニット保持枠172の回動範囲はその後シャッタユニット保持枠172に保持されたシャッタユニット112が、撮影レンズ110の光軸上に進出した使用位置(図7参照)と、CCD120脇の窪み部分104に入り込む退避位置(図13参照)との間で旋回する範囲である。また、回転軸173のまわりにはコイルバネ174が備えられており、シャッタユニット保持枠172は、そのコイルバネ174により、シャッタユニット112が撮影レンズ110の光軸上に旋回する方向にバネ付勢されるとともに、光軸方向にも付勢されている。
【0033】
シャッタユニット保持枠172が回動することによってシャッタユニット112が旋回し窪み部分104に設定された退避位置に退避する機構については、後で説明する。
【0034】
中間筒160には、前群レンズ111を保持した前群枠180を案内するためのもう1つのカム溝166が形成されており、このカム溝166には前群枠180に設けられたカムピン181が入り込んでいる。また、この前群枠180は、中間筒側直進キーリング164に、光軸方向への移動が自在に回わり止めされている。したがって、中間筒160が回転すると、前群枠180は、カム溝166の形状に応じて、その中間筒160に対し光軸方向に直進移動する。
【0035】
このような機構により、テレ端にあるときに、柱状ギア105を介して回転筒140に沈胴方向への回転駆動力が伝達されると、テレ端の状態からワイド端の状態を経由して、図13などに示す状態にまで沈胴し、逆に、図13などに示す沈胴状態にあるときに回転筒160に繰出し方向への回転駆動力が伝達されると、図13などに示す沈胴状態からワイド端の状態にまで繰り出し、さらにワイド端の状態を経由してテレ端の状態となる。
【0036】
撮影を行なう際は、前述したズーム操作スイッチを操作してテレ端とワイド端との間で焦点距離を調節することにより、所望の撮影画角に設定され、CCD120で得られた画像信号に基づくコントラスト検知により最高のコントラストが得られる位置にピント調節される。その後、シャッタボタンが押されると、CCD120によりそのときの被写体を表わす画像信号が生成され、適切な画像処理が施された後、記録される。
【0037】
次に、沈胴時に後群レンズ113を前群レンズ脇106に設定された退避位置へ旋回させる機構について説明する。
【0038】
後群レンズ113を保持する後群レンズ保持枠134は、前述したように、回転軸206により、後群レンズガイド枠133に回転自在に軸支され、コイルバネ107(図3参照)により後群レンズ113が撮影レンズ110の光軸上に位置する方向にバネ付勢されている。
【0039】
ここで、レンズ鏡胴100の内部空間101の後面を画定する壁部材103には、図10に示すように、後群レンズ保持部材134の係合部134aの、沈胴方向移動軌跡内に、その内部空間101に突出した形状の凸部208が形成されている。
【0040】
図16は、壁部材に設けられた凸部およびフォーカスレンズ保持部材の係合部を、図10に示す方向とは90度異なる方向から見て示した模式図である。
【0041】
壁部材に設けられた凸部208には、図16に示すように、後群レンズ保持部材の係合部134aに係合するテーパ面208aが設けられている。したがって、送りネジ131が回転して後群レンズ113がCCD120に近づく方向に移動すると、後群レンズ保持部材134の係合部134aが凸部208のテーパ面208aに接触してそのテーパ面208aに沿って動き、これにより後群レンズ保持部材134が回転軸206のまわりに回動し、その後群レンズ保持部材134に保持された後群レンズ113が撮影レンズ110の光軸上の位置から外れて旋回し、前群レンズ脇106に設定されている退避位置(図13参照)に移動する。
【0042】
図13などに示す沈胴状態から繰出し方向に移動すると、壁部材103から突出した凸部208と後群レンズ保持部材134との係合が外れ、後群レンズ保持部材134は、コイルバネ107の付勢力により、図11に示す状態から図3に示す状態に回動し、それにより、後群レンズ113は図14に示す前群レンズ脇106に設定されている退避位置から光軸上の位置に旋回する。
【0043】
引き続き、沈胴時にシャッタユニットを窪み部分104に設定された退避位置へ旋回させる機構について説明する。
【0044】
シャッタユニット112を保持するシャッタユニット保持枠172は、前述したように、回転軸173により、シャッタユニットガイド枠170に回転自在に軸支され、コイルバネ174(図3参照)によりシャッタユニット112が撮影レンズ110の光軸上に位置する方向にバネ付勢されている。このシャッタユニットガイド枠170には、図3等に示すレバー部材175も、回転軸176により回転自在に軸支されている。シャッタユニット保持枠172には、図3に示すようにフォーク状の係合溝178が設けられており、その係合溝178には、レバー部材175の一端に設けられた係合ピン177が入り込んでいる。
【0045】
ここで、レンズ鏡胴100の内部空間101の後面を画定する壁部材103には、図9に示すように、レバー部材175の係合ピン177が設けられた方向とは反対側の端部175aの沈胴方向移動軌跡内に、その内部空間101に突出した形状の凸部209が形成されており、その凸部209の先端側にはテーパ面209aが設けられている。したがって、回転筒150が沈胴方向に回転すると中間筒160およびその中間筒160にカム係合されたシャッタユニットガイド枠170も沈胴方向に移動し、レバー部材175の端部175aが凸部209のテーパ面209aに当たってそのテーパ面209aに沿って動き、これによりそのレバー部材175が、図3に示す回転位置から図11に示す回転位置に回動する。すると、そのレバー部材175の係合ピン177が後群保持枠172のフォーク状の係合溝178に入り込んでいることから、後群保持枠172も回転軸173のまわりに回動し、シャッタユニット112を、図3に示す光軸上の位置から、図11に示す、光軸から外れた退避位置に退避する。この退避位置は、図13に示すように、CCD120の脇に形成された窪み部分104である。
【0046】
図13などに示す沈胴状態から繰出し方向に移動すると、図9に示す、壁部材103から突出した凸部209と、レバー部材175との係合が外れ、後群保持枠175は、コイルバネ174の付勢により、図11に示す状態から図3に示す状態に回動し、それにより、シャッタユニット112は、図13に示す退避位置から光軸上の位置に旋回する。
【0047】
この第1実施形態においては、上記のとおり、沈胴時には、後群レンズ113を前群レンズ脇106に退避させ、シャッタユニット112をCCD120の脇の窪み部分104に退避させている。上記の前群レンズ脇106と窪み部分104とは、撮影レンズを光軸上から退避させる機構を持たずに光軸上に配置したまま沈胴する従来の沈胴、繰出し機構を備えたデジタルカメラの場合、デッドスペースとなり勝ちであるが、本実施形態では、後群レンズ113およびシャッタユニット112の双方を光軸から外して、それぞれ上記の前群レンズ脇106および窪み部分104に退避させているため、それら前群レンズ脇106および窪み部分104が有効利用され、従来よりも一層の薄型化が実現できる。
【0048】
尚、本実施形態では、沈胴時には、後群レンズ113を前群レンズ脇106に退避させ、シャッタユニット112をCCD120の脇の窪み部分104に退避させているが、本発明ではこれに限らず、後群レンズ113およびシャッタユニット112を共にCCD120の脇の窪み部分104に退避させるものであってもよく、また、後群レンズ113およびシャッタユニット112を共に前群レンズ脇106に退避させるものであっても良い。さらには、後群レンズ113をCCD120の脇の窪み部分104に退避させ、シャッタユニット112を前群レンズ脇106に退避させるものであってもよい。
【0049】
図17は、図1〜図16に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
【0050】
このデジタルカメラ1には、前述した、撮影レンズ110、シャッタユニット112、およびCCD撮像素子120が備えられている。撮影レンズ110およびシャッタユニット112を経由してCCD撮像素子120上に結像された被写体像は、CCD撮像素子120により、アナログの画像信号に変換される。ここで、シャッタユニット112は、CCD撮像素子120からアナログ信号を読み出すにあたり、光によるスミアの発生を抑えるためのものである。
【0051】
また、ここには補助光発光部130が備えられており、この補助光発光部130は、低照度時に補助光を発光する。また、この補助光発光部130は、低照度以外の必要時にも発光させることができる。
【0052】
また、このデジタルカメラ1には、アナログ信号処理部501と、A/D部502と、デジタル信号処理部503と、テンポラリメモリ504と、圧縮伸長部505と、内蔵メモリ(またはメモリカード)506と、画像モニタ507と、駆動回路508とが備えられている。CCD撮像素子120は、駆動回路508内のタイミング発生回路(図示せず)によって発生したタイミングで駆動され、アナログの画像信号を出力する。また、駆動回路508には、撮影レンズ110、シャッタユニット112、補助光発光部130等を駆動する駆動回路も含まれている。CCD撮像素子120から出力されたアナログの画像信号は、アナログ信号処理部501でアナログ信号処理され、A/D部502でA/D変換されてデジタル信号処理部503でデジタル信号処理される。デジタル信号処理された信号を表わすデータはテンポラリメモリ504に一時的に格納される。テンポラリメモリ504に格納されたデータは、圧縮伸長部505で圧縮されて内蔵メモリ(またはメモリカード)506に記録される。尚、撮影モードによっては、圧縮の過程を省いて内蔵メモリ506に直接記録してもよい。テンポラリメモリ504に格納されたデータは画像モニタ507に読み出され、これにより画像モニタ507に被写体の画像が表示される。
【0053】
さらに、このデジタルカメラ1には、このデジタルカメラ1全体の制御を行なうCPU509と、ズーム操作スイッチ等を含む操作スイッチ群510と、シャッタボタン14とが備えられており、操作スイッチ群510を操作して、所望の画角に設定することを含む所望の撮影状態に設定してシャッタボタン14を押下することにより写真撮影が行なわれる。
【0054】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0055】
以下に説明する第2実施形態においてはその外観および概略回路構成は前述した第1実施形態における外観(図1,図2参照)および概略回路構成(図17参照)とほぼ同一であり、多少の相違点があっても本発明の特徴部分の説明には差しつかえないため、ここでの図示および説明は省略し、レンズ鏡胴の構成に関してのみ説明する。また、レンズ鏡胴の説明にあたっても、前述した第1実施形態における各構成要素と同一の作用を成す構成要素には、第1実施形態の図面(図3〜図16)に付した符号と同一の符号を付して示し、相違点のみ説明する。
【0056】
図18は、本発明の第2実施形態のデジタルカメラの、焦点距離最長のテレ端の状態を示す、光軸に沿う断面図、図19は、第2実施形態のデジタルカメラの沈胴状態を示す、光軸に沿う断面図である。
【0057】
これらの図18および図19は、前述した第1実施形態における、それぞれ図7、図13に対応する図であり、前述した第1実施形態との相違点は、第1実施形態ではシャッタユニットが、前群レンズと後群レンズとの間に配置されていたのが、本実施形態では前群レンズおよび後群レンズからなる撮影レンズとCCD撮像素子との間に配置されている点と、第1実施形態ではシャッタユニットはCCD120の脇の窪み部分104に退避させられ、後群レンズは前群レンズ脇106に退避させられているのに対し、本実施形態ではシャッタユニットは前群レンズ脇106に退避させられ、後群レンズはCCD120の脇の窪み部分104に退避させられている点と、本実施形態のデジタルカメラでは、あらかじめステップ的に定められた複数のズーム段(ステップ的な複数のズーム倍率)において、レンズ群間の相対間隔を変更することにより焦点調節が行なわれている点である。
【0058】
沈胴、繰出しに伴う退避、進出の機構は、前述した第1実施形態の場合と同一であり、ここでは重複した図示および説明は省略する。
【0059】
この第2実施形態のデジタルカメラでも、沈胴時に、後群レンズ113をCCD120の脇の窪み部分104に退避させ、シャッタユニット112を前群レンズ脇106に退避させているため、それら前群レンズ脇106および窪み部分104が有効利用され、従来よりも一層の薄型化が実現できる。
【0060】
尚、本実施形態では、沈胴時には、後群レンズ113をCCD120の脇の窪み部分104に退避させ、シャッタユニット112を前群レンズ脇106に退避させているが、本発明ではこれに限らず、後群レンズ113およびシャッタユニット112を共にCCD120の脇の窪み部分104に退避させるものであってもよく、また、後群レンズ113およびシャッタユニット112を共に前群レンズ脇106に退避させるものであっても良い。さらには、後群レンズ113を前群レンズ脇106に退避させ、シャッタユニット112をCCD120の脇の窪み部分104に退避させるものであってもよい。
【0061】
以上に説明した各実施形態では、後群レンズ113およびシャッタユニット112を撮影光軸上から退避する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、撮影状態から沈胴状態に移行する際に、シャッタユニットが撮影光軸上から退避するようになってさえいれば、他のレンズ群が撮影光軸上から退避しなくても本発明の目的を減却するものではない。また、以上の実施形態では前群および後群の2群からなる撮影レンズを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、3群以上のレンズ群からなる撮影レンズを例に挙げても良く、さらには、撮影光軸上から撮影光軸上の最も対物側に位置するレンズ群を撮影光軸上から退避させるものであっても良い。さらに、本実施形態では、絞り機能とシャッタ機能とが併設されたシャッタユニットにPLZT素子を用いた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、これが液晶を利用したものであっても良い。また、必ずしも電気光学素子を用いたものである必要はなく、開口径やシャッタ速度を機械的に制御するものや、光軸上に所定開口のアイリスを進退させるアイリス絞りを用いたものであってもよい。また、シャッタユニットが、絞り兼用のものであってもよく、さらには、絞り機能とシャッタ機能とが分離されて備えられていても良く、その場合には、撮影状態から沈胴状態に移行する際に、少なくともいずれか一方が撮影光軸上から退避するものであれば良い。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、沈胴時における薄型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のデジタルカメラの外観斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態のデジタルカメラの外観斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態のデジタルカメラの、繰出し状態にあるレンズ鏡胴を光軸方向から見て主要部品を示した模式図である。
【図4】図3と同一の断面図上に断層線A−A’を示した図である。
【図5】図3と同一の断面図上に断層線D−D’を示した図である。
【図6】図3と同一の断面図上に断層線G−G’を示した図である。
【図7】図4の断層線A−A’に沿う、焦点距離最長のテレ端の状態を示す断面図である。
【図8】図7と同一の断面図上に断層線F−F’を示した図である。
【図9】図6の断層線G−G’に沿う断面図、図10は、図5の断層線D−D’に沿う断面図である。
【図10】図5の断層線D−D’に沿う断面図である。
【図11】図1〜図10に示す第1実施形態のデジタルカメラの沈胴状態にあるレンズ鏡胴を、光軸方向から見て主要部品を示した模式図である。
【図12】図11と同一の断面図上に断層線B−B’および断層線C−C’を示した図である。
【図13】図12の断層線C−C’に沿う断面図である。
【図14】図13と同一の断面図上に断層線E−E’を示した図である。
【図15】図12の断層線B−B’に沿う断面図である。
【図16】壁部材に設けられた凸部およびフォーカスレンズ保持部材の係合部を、図10に示す方向とは90度異なる方向から見て示した模式図である。
【図17】第1実施形態のデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第2実施形態のデジタルカメラの、焦点距離最長のテレ端の状態を示す図である。
【図19】第2実施形態のデジタルカメラの沈胴状態を示す、光軸に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
12 補助光発光窓
13 ファインダ対物窓
14 シャッタボタン
100 レンズ鏡胴
101 内部空間
102 開口
103 壁部材
104 窪み部分
105 柱状ギア
106 前群レンズ脇
110 撮影レンズ
111 前群レンズ
112 シャッタユニット
113 後群レンズ
120 CCD固体撮像素子
131 送りネジ
132 ナット部材
133 後群レンズガイド枠
134 後群レンズ保持枠
140 固定筒
141 カム溝
142 キー溝
150 回転筒
151 歯車
152 カムピン
154 固定筒側直進キーリング
155 キー板
156 カム溝
157 カム溝
158 直進キー溝
160 中間筒
161 カムピン
164 中間筒側直進キーリング
165 カム溝
166 カム溝
170 シャッタユニットガイド枠
171 カムピン
172 シャッタユニット保持枠
173 回転軸
174 コイルバネ
175 レバー部材
175a 端部
176 回転軸
177 係合ピン
178 係合溝
180 前群レンズ枠
205 ガイド棒
206 回転軸
209 凸部
209a テーパ面

Claims (2)

  1. 被写体光を捉えて画像信号を生成するデジタルカメラにおいて、
    撮影レンズを内蔵し開口を前方に有するとともに後方が壁部材で画定された内部空間を有する、相対的に筒長の短い沈胴状態と相対的に筒長の長い撮影状態との間で筒長の変更が自在なレンズ鏡筒、
    前記撮影レンズにより結像された被写体光を受けて画像信号を生成する、前記壁部材に支持された固体撮像素子、
    前記撮影レンズを通過する撮影光の光量を制御する光量制御部材、
    前記撮影レンズ光軸方向に移動し前記光量制御部材の光軸方向に関する位置を定める光量制御部材ガイド枠、
    前記光量制御部材を保持するとともに前記光量制御部材ガイド枠に軸支され、前記沈胴状態から前記撮影状態への移行の際に前記撮影レンズ光軸上へ該光量制御部材を進出させる向きの旋回と前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に該撮影レンズ光軸上から該光量制御部材を退避させる向きの旋回とが自在であって、該光量制御部材を該撮影レンズ光軸上に進出させる向きの旋回については付勢された光量制御部材保持枠、
    前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に該光量制御部材保持枠の前記旋回に作用する、前記壁部材から突出し先端にテーパ面が設けられた光量制御部材用旋回作用部、および
    前記光量制御部材保持枠と係合する第1の端部と前記光量制御部材用旋回作用部と係合する第2の端部とを有し、これら第1の端部と第2の端部との間の位置で前記光量制御部材ガイド枠に回動自在に軸支されたレバー部を備え、
    前記レバー部は、前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に前記第2の端部が前記光量制御部材用旋回作用部に押されて所定の向きに回動することで、前記第1の端部が係合する光量制御部材保持枠を、前記光量制御部材が前記撮影レンズ光軸上から退避する向きに旋回させるものであることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記撮影レンズが、複数のレンズ群で構成されたものであり、
    前記複数のレンズ群のうちのいずれかのレンズ群を、前記光量制御部材とは独立に、前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に前記撮影レンズ光軸上から退避する向きに旋回させるとともに、前記沈胴状態から前記撮影状態への移行の際に該撮影レンズ光軸上へ進出する向きに旋回させるレンズ進退機構を備え、
    前記レンズ進退機構が、
    前記撮影レンズ光軸方向に移動し前記レンズ群の該撮影レンズ光軸方向に関する位置を定めるレンズ群ガイド枠と、
    前記レンズ群を保持するとともに該レンズ群ガイド枠に軸支され、前記沈胴状態から前記撮影状態への移行の際に該レンズ群を前記撮影レンズ光軸上へ進出させる向きの旋回と前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に該レンズ群を該撮影レンズ光軸上から退避させる向きの旋回とが自在であって、該レンズ群を該撮影レンズ光軸上に進出させる向きの旋回については付勢されたレンズ群保持枠と、
    前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に前記レンズ群保持枠の所定の端部に係合し前記旋回に作用する、前記壁部材から突出し先端にテーパ面が設けられたレンズ群用旋回作用部とを有するものであり、
    前記レンズ群保持枠は、前記撮影状態から前記沈胴状態への移行の際に前記端部が前記レンズ群用旋回作用部に押されて所定の向きに回動することで、前記レンズ群を前記撮影レンズ光軸上から退避する向きに旋回させるものであることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
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