JP2008015156A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】今までの様に複雑な構造にしなくても一本の駆動軸でズームレンズとフォーカスレンズそれぞれを独立に駆動することができるレンズ駆動装置を備えた撮影装置を提案する。
【解決手段】光軸に沿って長手方向にS極とN極が交互に形成された磁気シャフト15を設ける。ズームレンズ13を保持するレンズ保持枠130に第1のコイル130Cを設けるとともに、フォーカスレンズ14を保持するレンズ保持枠140に第2のコイル140Cを設けて、磁気シャフト15にそれらのコイル130C,140Cを挿通して、第1および第2のコイル130C,140Cそれぞれと磁気シャフト15とでリニアモータを構成する。
【選択図】図4

Description


撮影光学系で被写体を捉えて被写体を表わす画像データを生成する撮影装置に関する。
撮影装置が備える撮影光学系の中には、フォーカスレンズやズームレンズのように光軸に沿って動かす必要のあるレンズがある。これらのレンズをそれぞれ個別に動かすためには、モータと駆動軸とを備えたレンズ駆動装置がそれらのレンズそれぞれについてひとつづつ必要になるため、どうしてもレンズ鏡胴が大型化してしまう。
そこで、2つのレンズ駆動装置が備える2本の駆動軸を1本にしてその一本になった駆動軸を共通的に用いることによってレンズ駆動装置の小型化を図ろうという技術が提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
しかしながら、これらの特許文献のものでは、駆動軸を同軸形状にしたり、駆動軸の一部にクラッチなどの切替機構を設けたりしなければならないため、レンズ駆動装置自体の構造がやや複雑になるという問題を抱えている。
ところで、最近小型軽量であってしかも薄型構造のデジタルカメラが多数発売されている。このようなデジタルカメラにおいては、屈曲光学系を用いることによって薄型構造を実現させている。この屈曲光学系が用いられると、レンズ鏡胴をわざわざ外部に繰り出す構造にしなくてもボディ内部にコンパクトに収納することができるため、上記特許文献の技術がより有効に活用される。
特開平8―292358号公報 特開2002−350709号公報 特開2004−4321号公報
本発明は、上記事情に鑑み、今までの様に複雑な構造にしなくても一本の駆動軸でズームレンズとフォーカスレンズそれぞれを独立に駆動することができるレンズ駆動装置を備えた撮影装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、光軸に沿って複数のレンズをそれぞれ独立に駆動するレンズ駆動装置を備えたものであって、
上記レンズ駆動装置は、
上記光軸に沿って平行に延びるシャフトと、
上記複数のレンズのうちの第1のレンズを保持するとともに、通電により上記シャフトとの間に電磁作用を生じさせそのシャフトに沿う方向に力を受ける第1のコイルを備えた第1のレンズ保持枠と、
上記複数のレンズのうちの第2のレンズを保持するとともに、通電により上記シャフトとの間に電磁作用を生じさせそのシャフトに沿う方向に力を受ける第2のコイルを備えた第2のレンズ保持枠と、
上記第1のコイルへの通電を制御することにより上記第1のレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部と、
上記第2のコイルへの通電を制御することにより上記第2のレンズを光軸方向に移動させるピント調整部とを備えたものであることを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、駆動軸が上記シャフト一本で構成され、そのシャフトとの間に電磁作用を生じさせそのシャフトに沿う方向に力を受ける第1のコイルを備えた第1のレンズ保持枠によって上記複数のレンズのうちの第1のレンズが保持され、第2のコイルを備えた第2のレンズ保持枠によって上記複数のレンズのうちの第2のレンズが保持される。
そうすると、上記ズーム駆動部による第1のコイルへの通電により第1のレンズ(例えばズームレンズ)が光軸に沿って第2のレンズ(例えばフォーカスレンズ)とは別に移動する様になるとともに、上記ピント調整部による第2のコイルへの通電により、第1のレンズ(例えばズームレンズ)とは別に第2のレンズ(例えばフォーカスレンズ)が光軸に沿って移動する様になる。なお上記第1のレンズと上記第2のレンズとは必ずしもズームレンズとフォーカスレンズとに限定されるものではなく、第1のレンズ、第2のレンズともフォーカスレンズであったり、第1のレンズ、第2のレンズともズームレンズであったりすることもある。
すなわち、今までの様に複雑な機構にしなくてもシャフトを一本平行に配設しそのシャフトに2つのコイルそれぞれを電磁的に結合させるという簡単な構造でレンズ駆動装置を製作することが可能となる。また、駆動軸になるシャフトとレンズ保持枠との間に機構的な接触部が存在しなくなるので、上記ズーム駆動部および上記ピント調整部による通電により得られる力がほぼ100%用いられる様になって駆動に際しての電力効率がよくなるという効果も得られる。
以上説明した様に今までの様に複雑な構造にしなくても一本の駆動軸でズームレンズとフォーカスレンズそれぞれを独立に駆動することができるレンズ駆動装置を備えた撮影装置が実現する。
ここで、上記シャフトが、そのシャフトの長手方向にS極とN極が交互に形成された磁気シャフトであり、
上記第1および第2のコイルそれぞれが、その磁気シャフトと共にリニアモータを構成するものであっても良く、また上記シャフトが、リニアパルスモータのスケールが延びたシャフトであり、上記第1および第2のコイルそれぞれが、そのシャフトとともにリニアパルスモータを構成するものであっても良く、さらに上記シャフトが、そのシャフトの長手方向に直角な方向にS極とN極が並びそのS極およびそのN極がそのシャフトの長手方向に延在してなる磁気シャフトであり、上記第1および第2のコイルそれぞれが、その磁気シャフトとともにリニアボイスコイルモータを構成するものであっても良い。
ここで、上記第1のコイル、上記第2のコイルへの通電が行なわれないときには、上記第1のレンズ保持枠と上記第2のレンズ保持枠が動いてしまって双方のレンズ保持枠が接触してしまう危険性がある。
そこでその危険性を回避するために上記第1のレンズ保持枠および上記第2のレンズ保持枠の移動範囲を規制する移動規制部材と備えたものであることが好ましく、例えば、その移動規制部材として上記第1のレンズ保持枠および上記第2のレンズ保持枠の無通電時の位置を規定するとともに、通電による、その第1のレンズ保持枠および第2のレンズ保持枠の移動に伴って伸縮するばね部材を備えているとなお良い。
また上記ばね部材の代わりに上記第1のレンズ保持枠および上記第2のレンズ保持枠それぞれを、上記第2の光軸に直角な方向に偏倚させる磁石を備えていても良い。
上記磁石が設けられると、無通電時、通電時どちらのときにおいてもレンズ保持枠が磁石に引き寄せられて第2の光軸に直角な方向に偏倚するので上記磁石の磁力を調節しておきさえすれば、上記シャフトに接触しない好適な位置にいつでもレンズ保持枠が保持されたままになる。そうすると第1のコイルや第2のコイルに通電してフォーカスレンズやズームレンズを配置するとき、また配置した後のレンズの位置が明確になってレンズの位置制御を正確に行なうことができる様になる。
以上、説明したように、今までの様に複雑な構造にしなくても一本の駆動軸でズームレンズとフォーカスレンズそれぞれを独立に駆動することができるレンズ駆動装置を備えた撮影装置が実現する。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1、図2は、本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラの構成を示す図である。図1には、デジタルカメラの外観が示されており、図2には図1のデジタルカメラ内部に屈曲光学系が収納されていることが示されている。
図1に示すデジタルカメラのボディの中央右側には撮影レンズ10の一部が姿を現しており、その撮影レンズ10の上方には被写体に向けてフラッシュ光を発光するためのフラッシュ発光窓101が備えられている。またその発光窓101の横方向にはファインダ102が備えられており、またボディ上面にはレリーズボタン103が備えられている。
この図1に示すデジタルカメラ1の内部には、撮影レンズ10として図2に示す様な屈曲光学系が収納されているので、以降においては図1に示す撮影レンズに付してある符号10を屈曲光学系にも用いることがある。
図2に示す屈曲光学系10は、前方に向かう第1の光軸に沿って入射してきた入射光をその第1の光軸と直交する第2の光軸方向に反射して撮像素子12上に結像させる構造を有するものであって、第2の光軸側にピント調整用のフォーカスレンズと焦点距離調節用のズームレンズと、そのフォーカスレンズとそのズームレンズとをそれぞれ独立に駆動するレンズ駆動装置を備えている。この屈曲光学系を用いると薄型のボディ内にコンパクトに収納することができる。
図3は、その屈曲光学系10の構成を示す図である。図3(a)には、屈曲光学系10の構成のみが抜き出されて示されている。また図3(b)には、その屈曲光学系10がボディ内に組み込まれたときに屈曲光学系の第2の光軸側にあるズームレンズとフォーカスレンズとがそれぞれ独立に駆動するレンズ駆動装置がボディ内部にどのように組み込まれるかが示されている。なお、図3(a)、図3(b)には、屈曲光学系全体でズームレンズが構成されているものが示されているが、簡単のため、屈曲光学系内の一つのレンズを移動させることにより焦点距離が調節されるとしていくつかあるレンズのうちの一つをズームレンズ13と記載する。
図3(a)に示す様に、屈曲光学系10は、前方に向かう第1の光軸に沿って入射してきた入射光を反射部材11で反射してその第1の光軸と直交する第2の光軸方向に進行させ、第2の光軸の終端部にある撮像素子12に被写体光を結像させている。その第2の光軸側には、ズームレンズ13とフォーカスレンズ14とが配備されていてそれらのレンズはそれぞれ第2の光軸に沿って平行に延びるシャフト15に保持されている。
いままでは、小型化を図るためにフォーカスレンズ14とズームレンズ13を駆動するための駆動軸になるシャフト15を1本にして共通化を図ってもシャフトの一部にクラッチなどの機構を設けなければならなかったために更なる小型化を図ることができなかった。
そこで本実施形態では、クラッチなどの機構を設けなくても済む様に電磁作用を利用することでシャフト15の構造、およびシャフト15と第1のレンズ保持枠との結合部とシャフト15と第2のレンズ保持枠との結合部の構造を簡略にしてさらなる小型化を図ることができる様に改良している。
図1、図2に示すデジタルカメラ1が備えるレンズ駆動装置は、図3(b)に示す様に第2の光軸に沿って平行に延びるシャフト15と、ズームレンズ14を保持するとともに、通電により上記シャフト15との間に電磁作用を生じさせそのシャフト15に沿う方向に力を受ける第1のコイル130cを備えた第1のレンズ保持枠(後述する)と、フォーカスレンズ14を保持するとともに、通電により上記シャフト15との間に電磁作用を生じさせそのシャフト15に沿う方向に力を受ける第2のコイル140cを備えた第2のレンズ保持枠(後述する)と、第1のコイル130cへの通電を制御することによりズームレンズ13を第2の光軸の方向に移動させるズーム駆動部と、第2のコイル140cへの通電を制御することによりフォーカスレンズ14をその第2の光軸の方向に移動させるピント調整部とを回路基板16上に備えている。この図3(b)に示す回路基板16上にはズーム駆動部とピント調整部とが実装されていてそのズーム駆動部の出力端子と第1のコイル130とが接続されピント調整部の出力端子と第2のコイル140とが接続されている。
つまり、この例では、シャフト15と第1のコイル130と第2のコイル140とでリニアモータを構成してそのリニアモータを用いてレンズ駆動装置を構成することにより構造の簡略化を成し遂げている。
ここで、ズーム駆動部とピント調整部のレンズ駆動装置の構成要素を抜き出してその構造を説明する。
図4は、ズーム駆動部とピント調整部のレンズ駆動装置の構成を示す図である。
図4に示す様に、ズームレンズ13とフォーカスレンズ14とは第1のレンズ保持枠130,第2のレンズ保持枠140にそれぞれ保持されており、それらの第1のレンジ保持枠130,第2のレンズ保持枠140にはそれぞれ第1のコイル130C,第2のコイル140Cが設けられている。それぞれのコイル130C,140Cの中空部が駆動軸であるシャフト15に挿通されている。
この例では図4に示す様にシャフト15がそのシャフトの長手方向にS極とN極が交互に形成された磁気シャフトであって第1および第2のコイル130C,140Cそれぞれが、その磁気シャフトと共にリニアモータを構成している。なお図4にはシャフト15のほかにガイドシャフト1G,2Gも図示されている。
このため図3に示す回路基板16上のズーム駆動部で第1のコイル130cへの通電を制御することにより、上記シャフト15との間に電磁作用を生じさせそのシャフト15に沿う方向に力を受ける第1のコイル130cを備えた第1のレンズ保持枠130に保持されたズームレンズ13を第2の光軸方向に沿って自在に移動させることも、また図3に示す回路基板16上のズーム駆動部で第2のコイル140cへの通電を制御することにより、上記シャフト15との間に電磁作用を生じさせそのシャフト15に沿う方向に力を受ける第2のコイル140cを備えた第1のレンズ保持枠140に保持されたフォーカスレンズ14を第2の光軸方向に沿って自在に移動させることもできる。
この図4に示すリニアモータでは、第1のレンズ保持枠130が備える第1のコイル130C、第2のレンズ保持枠140が備える第2のコイル140Cは、3つのコイル(3相励磁)が磁石のピッチにあわせて並べて配設されていることが好ましいが、コイルの数は3つより少なくてもまたそれ以上であっても良い。
またリニアモータの代わりにリニアパルスモータを構成する事により、オープンループ制御が可能になる。
図5は、リニアパルスモータの構成を示す図である。
図5に示すシャフト15´は、図5(b)に示すスケールである。このシャフトとして機能するスケールは所定の周期で凹凸が並べて形成されている磁性体である。図5に示すリニアパルスモータでは、その凹凸の周期の1/4(凸の半分)ごとにステッピング動作を行なわせることができる。
また、図4に示すリニアモータ、また図5に示すリニアパルスモータを構成する代わりに、シャフト15Mが、そのシャフト15Mの長手方向に直角な方向にS極とN極が並びそのS極およびそのN極がそのシャフトの長手方向に延在してなる磁気シャフトであり、第1および第2のコイル130C,140Cそれぞれが、その磁気シャフト15Mとともにリニアボイスコイルモータを構成するものであっても良い。
図6は、レンズ駆動装置に適用することができるボイスコイルモータの構成を説明する図である。
図6に示す様に、シャフト15Mが、そのシャフト15Mの長手方向に直角な方向にS極とN極が並びそのS極およびそのN極がそのシャフトの長手方向に延在してなる磁気シャフトであってその磁気シャフト15Mに第1のコイル130C、第2のコイル140Cがそれぞれ挿通されている。なお、図6には補助回路として磁性体からなるヨークYokeで磁気回路が構成された例が示されている。
この様にレンズ駆動装置がボイスコイルモータの構造を持つものであっても良い。
以上、説明したように、今までの様に複雑な構造にしなくても一本の駆動軸でズームレンズとフォーカスレンズそれぞれを独立に駆動することができるレンズ駆動装置を備えた撮影装置が実現する。
ところで、図1から図6までの構成にすると、第1のコイル130Cと第2のコイル140Cとの双方が無通電状態になっている時には、その第1のコイル130Cを備える第1のレンズ保持枠130も、第2のコイル140Cを備える第2のレンズ保持枠140も光軸に沿って動いてしまう。もしも第1のレンズ保持枠130と第2のレンズ保持枠140が双方とも動いて接触してしまうとズームレンズやフォーカスレンズが割れてしまう恐れがある。
このため第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140の移動範囲を規制する移動規制部材を設けておく必要がある。
図7は、第1のレンズ保持枠および第2のレンズ保持枠の移動範囲を規制する移動規制部材10Gを設けた場合の例である。
図7に示す様にガイド棒1Gに移動規制部材10Gを設けると、第1のレンズ保持枠と第2のレンズ保持枠とが接触してレンズが割れてしまう様なことがなくなる。
また、上記移動規制部材10Gだけであると、レンズが割れてしまう様なことは防止されるが、コイルが動いてしまってレンズ保持枠に保持されているレンズの位置が分からなくなってしまう恐れがある。そうするとレンズの正確な位置制御を行なうことができない。
そこで、第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140の無通電時の位置を規定するとともに、通電による、第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140の移動に伴って伸縮するばね部材を備えていると良い。
図8は、第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140の無通電時の位置を規定するとともに、通電による、第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140の移動に伴って伸縮するばね部材SP1,SP2を付加した構成を説明する図である。
図8に示す構成にすると、ばね部材SP1,SP2が図7で説明した様な移動規制部材として働くとともに無通電時のレンズの位置を規定するとともに、通電による、第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140の移動に伴って伸縮することにより位置規制部材としても働く。
また、図8に示すばね部材SP1、SP2を用いる代わりに、第1のレンズ保持枠130,第2のレンズ保持枠140を第2の光軸に直角な方向に偏倚させることができる様にシャフトに沿って磁石MAG1を設けるとともにその磁石MAG1との間に引力が働く磁石MAG2をレンズ保持枠に設けてレンズ保持枠を保持する構成にしても良い。
図9は、図8に示すばね部材SP1、SP2を用いる代わりに、第1のレンズ保持枠130,140を第2の光軸に直角な方向に偏倚させることができる位置に磁石を設けてレンズ保持枠を保持する様にした場合の構成を説明する図である。
図9に示す様に磁力の弱い磁石MAG1をシャフト15の方向に沿って設けて、第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140それぞれに設けられている磁石MAG2との間にそれぞれ引力を働かせることによって第2の光軸に直角な方向にレンズ保持枠それぞれを偏倚させて保持している。
図9に示す構成にすると、コイルに通電すること無しに第1のレンズ保持枠130、第2のレンズ保持枠140をいつでも所定の位置に保持することが可能となり、それらのレンズ保持枠が無通電時にむやみに動くことがなくなる。また、磁石MAG1,MAG2によって第1のレンズ保持枠および第2のレンズ保持枠が配置したところに保持される様になるので、例えば原点センサを一つ設けその原点センサによってレンズの基準位置を検出する構成にしておけば、ズーム駆動やピント調整部がその原点センサにより検出された原点位置を基準に高精度の位置制御を行なうことができるというメリットが得られる。
以上、説明したように、今までの様に複雑な構造にしなくても一本の駆動軸でズームレンズとフォーカスレンズそれぞれを独立に駆動することができるレンズ駆動装置を備えた撮影装置が実現する。
なお、上記実施形態では屈曲光学系を備えた撮影装置を例に挙げて説明したが、本発明は屈曲光学系に限らずどのような撮影光学系を備えた撮影装置にも適用される。
本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラの構成を示す図である。 本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラの構成を示す図である。 図1、図2に示すデジタルカメラが備える屈曲光学系10の構成を示す図である。 ズーム駆動部とピント調整部以外のレンズ駆動装置の構成を示す図である。 レンズ駆動装置に用いられるリニアパルスモータの構成の別例を示す図である。 レンズ駆動装置に適用することができるボイスコイルモータの構成を説明する図である。 第1のレンズ保持枠および第2のレンズ保持枠の移動範囲を規制する移動規制部材10Gを設けた場合の例である。 第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140の無通電時の位置を規定するとともに、通電による、第1のレンズ保持枠130および第2のレンズ保持枠140の移動に伴って伸縮するばね部材を付加した構成を説明する図である。 図8に示すばね部材SP1、SP2を用いる代わりに、第1のレンズ保持枠130,140を第2の光軸に直角な方向に偏倚させることができる位置に磁石を設けてレンズ保持枠を保持する様にした場合の構成を説明する図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 撮影レンズ(屈曲光学系)
11 反射部材
12 撮像素子
13 ズームレンズ
130 第1のレンズ保持枠
130C 第1のコイル
14 フォーカスレンズ
140 第2のレンズ保持枠
140C 第2のコイル
15 シャフト

Claims (7)

  1. この撮影装置は、光軸に沿って複数のレンズをそれぞれ独立に駆動するレンズ駆動装置を備えたものであって、
    前記レンズ駆動装置は、
    前記光軸に沿って平行に延びるシャフトと、
    前記複数のレンズのうちの第1のレンズを保持するとともに、通電により前記シャフトとの間に電磁作用を生じさせ該シャフトに沿う方向に力を受ける第1のコイルを備えた第1のレンズ保持枠と、
    前記複数のレンズのうちの第2のレンズを保持するとともに、通電により前記シャフトとの間に電磁作用を生じさせ該シャフトに沿う方向に力を受ける第2のコイルを備えた第2のレンズ保持枠と、
    前記第1のコイルへの通電を制御することにより前記第1のレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部と、
    前記第2のコイルへの通電を制御することにより前記第2のレンズを該光軸方向に移動させるピント調整部とを備えたものであることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記シャフトが、該シャフトの長手方向にS極とN極が交互に形成された磁気シャフトであり、
    前記第1および第2のコイルそれぞれが、該磁気シャフトと共にリニアモータを構成するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記シャフトが、リニアパルスモータのスケールが延びたシャフトであり、
    前記第1および第2のコイルそれぞれが、該シャフトとともにリニアパルスモータを構成するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記シャフトが、該シャフトの長手方向に直角な方向にS極とN極が並び該S極および該N極が該シャフトの長手方向に延在してなる磁気シャフトであり、前記第1および第2のコイルそれぞれが、該磁気シャフトとともにリニアボイスコイルモータを構成するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 前記第1のレンズ保持枠および前記第2のレンズ保持枠の移動範囲を規制する移動規制部材を備えたものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  6. 前記第1のレンズ保持枠および前記第2のレンズ保持枠の無通電時の位置を規定するとともに、通電による、該第1のレンズ保持枠および第2のレンズ保持枠の移動に伴って伸縮するばね部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  7. 前記第1のレンズ保持枠および前記第2のレンズ保持枠それぞれを、前記第2の光軸に直角な方向に偏倚させる磁石を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
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