JP2010061127A - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ枠が移動していないときには、スリーブとガイドバーとの間の間隙によってガイドバーに対してレンズ枠の位置が決まり難い。
【解決手段】レンズ(124)を保持するレンズ保持部材(121)と、一対の磁極が長手方向に沿って繰り返す磁気パターンを有し、長手方向がレンズの光軸方向に沿うように配されてレンズ保持部材の光軸方向の移動を案内するガイドバー(142、144)と、ガイドバーの磁気パターンとの間で磁力を生じさせる磁性体(312、304)を有して、レンズ保持部材の外周面に設けられる規制部(161、163)と、ガイドバーに対して非接触に配置されてガイドバーとの間で磁気的な駆動力を発生させる駆動コイル(300)とを備えるレンズ鏡筒が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。本出願は、下記の日本出願に関連し、下記の日本出願からの優先権を主張する出願である。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
特願2008−205031 出願日 2008年8月8日
レンズの移動方向を案内するガイドバーと、ガイドバーに係合するスリーブを有してレンズを保持するレンズ枠とを備えたレンズ鏡筒がある(例えば、特許文献1を参照)。スリーブにはカムフォロワが更に設けられ、カムフォロワに係合したカム溝を有するカム筒を回転させることにより、レンズ枠をレンズの光軸方向に沿って移動させる。
特開平06−174998号公報
上記特許文献1のスリーブは、ガイドバーに対してレンズ枠を位置決めすると共に、当該ガイドバーに対して摺動する。摺動時にレンズ枠が円滑に移動するには、スリーブとガイドバーとの間に間隙を設けることが好ましい。しかしながら、レンズ枠が移動していないときには、当該間隙によってガイドバーに対してレンズ枠の位置が決まり難い。
上記課題を解決すべく、本発明の第1の形態として、レンズ(124)を保持するレンズ保持部材(121)と、一対の磁極が長手方向に沿って繰り返す磁気パターンを有し、長手方向がレンズの光軸方向に沿うように配されてレンズ保持部材の光軸方向の移動を案内するガイドバー(142、144)と、ガイドバーの磁気パターンとの間で磁力を生じさせる磁性体(312、304)を有して、レンズ保持部材の外周面に設けられる規制部(161、163)と、ガイドバーに対して非接触に配置されてガイドバーとの間で磁気的な駆動力を発生させる駆動コイル(300)とを備えるレンズ鏡筒が提供される。
本発明の第2の形態として、レンズ(124)を保持するレンズ保持部材(121)と、少なくとも一部に磁石を有し、レンズの光軸方向に沿って配されてレンズ保持部材の光軸方向の移動を案内するガイドバー(142、144)と、レンズ保持部材に設けられ、ガイドバーの外周面の一部に当接する非磁性体の当接面(169)と、当接面よりガイドバーから離れた位置に配置されてガイドバーの磁石との間で磁力を生じさせる磁性体(304、312)とを有する規制部(161、163)と、を備えるレンズ鏡筒が提供される。
本発明の第3の形態として、レンズ(124)を保持するレンズ保持部材(121)と、少なくとも一部に配された磁石(320)と、磁石の外周面の少なくとも一部を非磁性体で覆ったコーティング部(322)とを有し、レンズの光軸方向に沿って配されてレンズ保持部材の光軸方向の移動を案内するガイドバー(142)と、レンズ保持部材に設けられ、ガイドバーのコーティング部に当接し、ガイドバーの磁石との間で磁力を生じさせる磁性体(304)とを有する規制部(161)と、を備えるレンズ鏡筒が提供される。
本発明の第4の形態として、レンズ(124)を保持するレンズ保持部材(120)と、レンズの光軸方向に沿って配されるガイドバー(142、144)と、ガイドバーに対するレンズ保持部材の位置を規制する規制部(161、163)とを備え、規制部は、ガイドバーに接する一対の当接面(169)を有し、一対の当接面は略V字形状を形成する角度で交差する2面上にそれぞれ位置して、規制部およびガイドバーの一方は、磁石(142、170、172)を有し、規制部およびガイドバーの他方は、磁石または磁性体(142、180)を有するレンズ鏡筒(100)が提供される。
また、本発明の第5の形態として、レンズを保持するレンズ保持部材と、レンズの光軸方向に沿って配されるガイドバーと、ガイドバーに対するレンズ保持部材の位置を規制する規制部とを備え、規制部およびガイドバーの一方は、磁性体のヨーク(190)で少なくとも一部を覆われた磁石を有し、規制部およびガイドバーの他方は、磁石または磁性体を有するレンズ鏡筒(100)が提供される。
更に、本発明の第6の形態として、上記レンズ鏡筒(100)を備えた撮像装置(400)が提供される。
上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
レンズ鏡筒100全体の断面図である。 レンズ鏡筒100全体の分解斜視図である。 中間ユニット160の構造を示す斜視図および背面図である。 中間ユニット160の磁気的な構造を模式的に示す図である。 V溝付規制部161の形状を拡大して示す図である。 V溝付規制部161周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 V溝付規制部161周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 V溝付規制部161周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 V溝付規制部161周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 V溝付規制部161周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 V溝付規制部161周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 V溝付規制部161周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 V溝付規制部161周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 ガイドバー142の磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 筒付規制部168周辺における磁気的構造の一例を模式的に示す図である。 中間ユニット160の他の構造を示す斜視図である。 図16の中間ユニット160の背面図である。 中間ユニット160のさらに他の構造を示す斜視図である。 図18の中間ユニット160の背面図である。 ガイドバー142の他の磁気的構造の断面図である。 レンズ鏡筒100を備えた撮像装置400の構造を模式的に示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。しかしながら、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、レンズ鏡筒100全体の断面図であり、図2は、レンズ鏡筒100の分解斜視図である。レンズ鏡筒100は、光学系101と、固定筒140と、カム筒150と、3つのレンズ保持部110、120、130とを備える。光学系は、第1レンズ群114、第2レンズ群124および第3レンズ群134を有し、それぞれのレンズ群は、レンズ保持部110、120、130に保持される。
固定筒140は、基部143においてカメラボディ等の他の部材に対して連結され、それ自体はレンズ鏡筒100内で移動または回動しない。また、固定筒140の内側には、ガイドバー142、144が互いに平行に固定される。更に、固定筒140は、光学系101の光軸と平行に形成された直線状の直溝部148を有する。
カム筒150は、カム溝部152、154、156を有して、固定筒140の外側に装着される。カム溝部152、154、156は、光学系101の光軸方向に対して傾斜して形成される。また、カム筒150は、レンズ鏡筒100の外周に装着されたズーム環151の回転による駆動力を受けて、固定筒140に対して同軸に回転する。
図中で左側に位置するレンズ保持部110は、前筒111およびレンズ枠112を有する。レンズ枠112は、第1レンズ群114を保持する。また、前筒111は、外側にカムフォロワ116を有する。カムフォロワ116は、直溝部148およびカム溝部152に係合して、カム筒150の回転に伴って、前筒111を光学系101の光軸と平行に移動させる。
図中の左右方向の中程に位置するレンズ保持部120は、中筒121およびレンズ枠122を有する。レンズ枠122は、第2レンズ群124を保持する。また、中筒121は、このレンズ枠122と、絞り部162および振動補正部164とを保持している。これらレンズ保持部120、第2レンズ群124、絞り部162および振動補正部164は、中間ユニット160をなす。
また、中筒121は、図中の上側にV溝付規制部161を、図中の下側にU溝付規制部163をそれぞれ有する。これらV溝付規制部161およびU溝付規制部163がそれぞれガイドバー142およびガイドバー144に当接することにより、中筒121が、光学系101の光軸に直交する面内について、固定筒140に対して位置決めされる。更に、中筒121は外側にカムフォロワ166を有し、カムフォロワ166はカム溝154に係合する。これにより、中筒121は、カム筒150の回転に伴ってガイドバー142、144に沿って、光学系101の光軸と平行に、固定筒140に対して移動する。ただし、中筒121は、ガイドバー142、144に規制されるので、光学系101の光軸の周りには回転しない。
図中で右側に位置するレンズ保持部130は、後筒135およびレンズ枠132を有する。レンズ枠132は、第3レンズ群134を保持する。レンズ保持部120と同様に、規制部131がガイドバー142、144に当接することにより、後筒135および当該後筒135に保持された第3レンズ群134は、光学系101の光軸に直交する面内について位置決めされる。
また、後筒135は、外側にカムフォロワ136を有する。カムフォロワ136は、カム溝部156に係合する。これにより、後筒135は、カム筒150の回転に伴ってガイドバー142、144に案内されつつ、光学系101の光軸と平行に固定筒140に対して移動する。これにより、後筒135に保持された第3レンズ群134は、ガイドバー142、144に沿って移動する。ただし、後筒135は、ガイドバー142、144に規制されるので、光学系101の光軸の周りには回転しない。
このようなレンズ鏡筒100において、カム筒150を回転させてカム溝部152、154、156によりカムフォロワ136、166等を押すことにより、前筒111、中筒121および後筒135が相互に移動する。これにより、光学系101における焦点位置、焦点距離等が変化する。
なお、レンズ鏡筒100は、さらに、鏡筒側制御部171も内蔵する。鏡筒側制御部171は、レンズ鏡筒100の外部と電気信号を送受信する場合の通信制御を実行すると共に、レンズ鏡筒100の光学的仕様等を外部に通知する。
図3は、中筒121を含む中間ユニット160の構造を示す斜視図および背面図である。図3(a)は、レンズ鏡筒100の斜め後ろ側から中間ユニット160を見下ろした様子を示す斜視図である。また、図3(b)は、レンズ鏡筒100の真後ろから中間ユニット160を見た場合の背面図である。
中間ユニット160において、中筒121の内側には、レンズ枠122、第2レンズ群124、絞り部162および振動補正部164が配される。また、中筒121の外周面には、V溝付規制部161、カムフォロワ166およびU溝付規制部163がそれぞれ配置される。中筒121、V溝付規制部161、カムフォロワ166およびU溝付規制部163は、樹脂等の非磁性体で形成されていることが好ましい。
V溝付規制部161の各々の上面には、ガイドバー142に当接するV溝部167が形成される。さらに、図3(a)に示す形態において、V溝付規制部161は、ガイドバー142の延在方向に沿って一対設けられる。これにより、光学系101の光軸およびガイドバー142を含む面に現れる中筒121の傾きを抑制して、光学系101の光軸に対する第2レンズ群124の傾きを防止することができる。
カムフォロワ166は、中筒121の外周面において、V溝付規制部161に隣接して配置される。また、カムフォロワ166は、中筒121の外周面から径方向の外側へ突出する。
U溝付規制部163は、ガイドバー144に係合するU溝部165を有する。即ち、U溝部165は、ガイドバー144の径よりも広い間隔を有する互いに平行な一対の当接面を有して、中筒121のU溝付規制部163が配置される位置における接線方向からガイドバー144を挟む。
以上、V溝部167およびU溝部165それぞれガイドバー142、144に当接することにより、光学系101の光軸と直交する平面内における中筒121の位置が決定される。さらに、中筒121が、ガイドバー142を軸として光学系101の光軸に直交する平面内の回転するのを抑制することができる。
以下、V溝付規制部161の周辺の磁気的構造を説明する。V溝付規制部161周辺の磁気的構造は、U溝付規制部163にも適用できる。
図4は、中間ユニット160の磁気的な構造を模式的に示す図である。中間ユニット160において、V溝付規制部161およびU溝付規制部163は、中筒121の外側において光軸に対して略対称な位置に配される。中間ユニット160はさらに、これらV溝付規制部161およびU溝付規制部163に配された永久磁石170、172を有する。
永久磁石170は、V溝付規制部161のV溝部167における二つの面が近づく側に配され、ガイドバー142の断面を含む中筒121の径の方向に分極するように着磁されている。永久磁石170の材料に特に制限はないが、金属(例えばネオジウム系金属)を磁化したものを用いてもよい。また、ガイドバー142は磁性体材料により形成される。従って、永久磁石170が磁力によりガイドバー142を吸引するので、V溝部167はガイドバー142に押しつけられる。
ガイドバー142は、V溝部167に2点で当接するので、ガイドバー142およびV溝部167の間にガタが生じることが防止される。また、中筒121の内周側で保持される第2レンズ群124は、他のレンズ群よりも比較的径が小さいレンズ群なので、その重量も大き過ぎず、磁石による吸引でレンズ枠122を充分保持できる。
永久磁石172は、U溝付規制部163のU溝部165の一方の面側に配され、ガイドバー144の断面を含む中筒121の径の方向に直交する方向に分極するように着磁されている。また、ガイドバー144は磁性体材料により形成される。従って、永久磁石172が磁力によりガイドバー144を吸引するので、U溝部165の一方の面がガイドバー144に押しつけられる。これにより、光学系101の光軸と直交する平面におけるU溝部165の位置を位置決めできる。
図4に示す形態によれば、ガイドバー142とV溝付規制部161とが磁力で引き合い、ガイドバー144とU溝付規制部163とが磁力で引き合うので、第2レンズ群124が光軸方向に沿って移動をしていない場合に、ガイドバー142、144と中筒121との間のガタをなくして、光学系101の光軸と直交する平面内において中筒121を任意の位置に位置決めできる。なお、永久磁石170、172が発生する吸引力の方向を示す目的で、図中に永久磁石170、172の磁極をそれぞれ記載したが、永久磁石170、172の極性配列はこの向きに限られない。
また、既に説明した通り、V溝部167およびガイドバー142並びにU溝部165およびガイドバー144は、それぞれ互いに摺動する。従って、V溝部167およびU溝部165においてガイドバー142またはガイドバー144に当接する面は、低摩擦材料により被覆されていることが好ましい。また、V溝付規制部161またはU溝付規制部163自体を低摩擦材料により形成してもよい。これにより、中間ユニット160の移動を一層円滑にできる。
図5は、V溝付規制部161のV溝部167を拡大して示す図である。図示のように、V溝部167は、略V字形状を形成する角度で交差する2つの面P、Qの上にそれぞれ位置して、ガイドバー142の周面にそれぞれ当接する一対の当接面169を有する。この場合に、当接面169が形成されていれば、V溝部167の断面形状が完全にV字形状をなしていなくてもよい。これにより、中筒121の径方向についてV溝付規制部161の高さを抑制して、レンズ鏡筒100を小径化することができる。
図6は、V溝付規制部161周辺における磁気的構造の他の一例を模式的に示す図である。このV溝付規制部161は、V溝部167の底部に永久磁石170を備える点で、図4に示した構造と共通している。
更に、このV溝付規制部161は、永久磁石170の表面の一部を覆うヨーク190を有する。ヨーク190は、例えば鉄系の金属材料等を用いたプレート状の磁性体により形成され、やはり磁性体により形成されたガイドバー142に対して遠い側の磁極(図示の例ではS極)に接しており、近い側の磁極(図示の例ではN極)の近傍まで延在する。また、ガイドバー142に直面した磁極(図示の例ではN極)の端面は覆っていない。
これにより、永久磁石170のN極端面、ヨーク190の一対の端部およびガイドバー142に囲われた狭い範囲に、永久磁石170が発生した磁束が磁界を形成する。従って、永久磁石170の磁力を効率よく利用してガイドバー142を吸着させることができる。また、永久磁石170の中筒側の面をヨークで覆い、磁気回路を閉じることで漏れ磁束をなくすことができ、永久磁石170から振動補正部164のモータ、センサ等に磁力が影響することを抑制できる。
図7は、V溝付規制部161周辺における磁気的構造の他一例を模式的に示す図である。このV溝付規制部161は、V溝部167の底部に永久磁石170を備え、更に、永久磁石170にヨーク190が装着されている点で、図5に示した構造と共通している。
更に、このV溝付規制部161では、ヨーク190の一対の端部が図中で上方に延長されて、ヨーク延長部192が設けられている。これにより、永久磁石170、ヨーク190およびヨーク延長部192が形成する磁気回路が、ガイドバー142に対してより接近する。従って、永久磁石170が発生した磁力が、ガイドバー142に効率よく作用する。
図8は、V溝付規制部161周辺における磁気的構造の他の一例を模式的に示す図である。このV溝付規制部161は、V溝部167の底部に永久磁石170を備え、永久磁石170にヨーク190が装着され、更に、ヨーク190の両端がヨーク延長部192を有してV溝部167の当接面169を形成している点で、図7に示した構造と共通している。
更に、このV溝付規制部161では、ヨーク延長部192により当接面169が形成されたV溝部167が深くなっている。ただし、V溝部167の上端は、ガイドバー142の断面における上端(図中に点線Rにより示す)、即ち、中筒121の外周側の一端よりも低く、光学系101の光軸側に位置している。これにより、ガイドバー142の断面全体が永久磁石170の発生する磁界の内部に位置することになり、ガイドバー142に対して作用する磁力が安定する。なお、図8において、磁力線を線Fで示す。
図9は、V溝付規制部161周辺における磁気的構造の他の一例を模式的に示す図である。このV溝付規制部161は、V溝部167の底部に永久磁石170を備え、永久磁石170にヨーク190が装着され、ヨーク190の両端がヨーク延長部192を有してV溝部167の当接面169を形成している点で、図8に示した構造と共通している。なお、図9においても磁力線を線Fで示す。
更に、このV溝付規制部161では、ヨーク延長部192の一対の端部に、ガイドバー142に向かって突出する凸部194が設けられる。これにより、永久磁石170が発生した磁束が、ガイドバー142の断面無い(特に断面の中心部)を通って凸部194に集中するように誘導される。従って、永久磁石170が発生した磁力が、ガイドバー142に効率よく作用する。なお、上記のような作用に鑑みて、凸部194も磁石または磁性体により形成されることが好ましい。
図10は、V溝付規制部161周辺における磁気的構造の他の一例を模式的に示す図である。このV溝付規制部161は、磁性体により形成されたガイドバー142と、V溝付規制部161側に配された永久磁石170を備える点で、図4に示した構造と共通している。
ただし、永久磁石170は、V溝付規制部161ではなく、中筒121に埋設される。換言すれば、中間ユニット160は、第2レンズ群124の外周側に配置された中筒121を有し、中筒121の一部は、V溝付規制部161の一対の当接面169と永久磁石170との間に配される。このような構造により、中筒121の径方向について、V溝付規制部161の高さを抑制して、レンズ鏡筒100を小径化できる。また、ガイドバー142とV溝付規制部161との間の摩擦力(特に静止摩擦力)を小さくすることができる。
図11は、V溝付規制部161周辺における磁気的構造の他の一例を模式的に示す図である。V溝付規制部161は、V溝部167の底部下方に埋設された磁性体ブロック180を有する。また、ガイドバー142は永久磁石により形成される。この実施形態において、ガイドバー142はその直径に沿って分極するように着磁されている。これにより、光学系101の光軸と直交する方向の断面において、ガイドバー142にはN極およびS極が両方現れる。
このような構造により、図4に示した中間ユニット160のV溝付規制部161と同様な作用が得られる。即ち、ガイドバー142の発生する磁力により、磁性体ブロック180が引きつけられるので、V溝部167の当接面169がガイドバー142の周面に押しつけられる。これにより、ガイドバー142およびV溝部167の間にガタが生じることが防止される。なお、上記の実施形態においては、磁性体ブロック180の断面形状を方形としている。しかしながら、図7から図9までに示したヨーク190のように、V溝部167の当接面に倣った形状としてもよい。
図12は、V溝付規制部161周辺の磁気的構造の一例を模式的に示す図である。直径に沿って分極するように磁化されたガイドバー142に対して、V溝付規制部161が磁性体ブロック180を備える点では、図2に示した構造と共通点を有する。また、光学系101の光軸に直交する断面において、ガイドバー142にN極およびS極が両方現れる点も共通している。
ただし、ガイドバー142の周面において、光学系101の光軸から遠い側の磁極(図示の例ではN極)は長い周長を占め、当該光軸に近い側の磁極(図示の例ではS極)は、相対的に短い周長を占める。このため、上記光軸に直交する断面において、各磁極は半円ではない扇形をなし、磁性体ブロック180に近い側の磁極がなす扇形は内角が平角よりも小さく、扇形の内角は120度程度が好ましい。
上記のような独特の磁気構造により、永久磁石であるガイドバー142が発生する磁界は、図中に磁力線を点線Fで示すように、V溝付規制部161に近い側に偏って形成される。従って、ガイドバー142が発生する磁力を、V溝付規制部161に埋設された磁性体ブロック180に効率よく作用させることができる。
図13は、V溝付規制部161周辺における磁気的構造の他の例を模式的に示す図である。このV溝付規制部161は、V溝部167の底部に埋設された磁性体ブロック180と、永久磁石により形成されたガイドバー142を備える点で、図11に示した構造と共通している。
更に、この実施形態において、ガイドバー142は、その周面の一部を覆って装着されたヨーク190を有する。ヨーク190は磁性体により形成され、磁性体ブロック180から遠い側の磁極(図示の例ではN極)に接しており、近い側の磁極(図示の例ではS極)の近傍まで延在する。また、磁性体ブロック180に対面する周面(図示の例ではS極周面の一部)は覆っていない。
これにより、ガイドバー142のS極周面、ヨーク190の一対の端部および磁性体ブロック180に包囲された狭い領域に、ガイドバー142が発生した磁束が磁界を形成する。従って、磁力を効率よく利用して磁性体ブロック180を引きつけることができる。
図14は、ガイドバー142の磁気的構造の一例を模式的に示す図である。この実施形態において、ガイドバー142は、長手方向に分極するように着磁される。このように分極方向を変えても、上記の実施形態と同様に、V溝付規制部161に埋設された磁性体ブロック180を引きつけることができる。
ただし、ガイドバー142全体を2等分して一対の磁極が現れるように着磁した場合、ガイドバー142の長手方向の部位によって磁性体ブロック180を引きつける力が変化する場合がある。そこで、図示のように、一対の磁極が光軸方向に沿って繰り返す磁気パターンが現れるようにガイドバー142を着磁することが好ましい。
このようにして、レンズを保持するレンズ保持部120を含む中間ユニット160と、光学系101の光軸方向に沿って配されるガイドバー142と、ガイドバー142に対する中間ユニット160の位置を規制するV溝付規制部161とを備え、V溝付規制部161およびガイドバー142の一方は、磁性体のヨーク190で少なくとも一部を覆われた永久磁石170を有し、V溝付規制部161およびガイドバー142の他方は磁性体を有するレンズ鏡筒100を形成できる。
図15は、他の実施形態に係る中間ユニット160の構造を模式的に示す図である。中間ユニット160は、中筒121の外側で略対称な位置に配された筒付規制部168およびU溝付規制部163と、筒付規制部168およびU溝付規制部163のそれぞれに配された永久磁石170、172とを有する。
中間ユニット160は、中筒121の外側で略対称な位置に配されたV溝付規制部161およびU溝付規制部163にそれぞれ配された永久磁石170、172を有する。
筒付規制部168は、光学系101の光軸に平行な筒状部分を有し、磁性体により形成された筒用ガイドバー145を挿通される。永久磁石170は、筒用ガイドバー145の断面を含む中筒121の径の方向に分極するように着磁されている。
従って、永久磁石170が磁力により筒用ガイドバー145を引きつけるので、筒付規制部168は筒用ガイドバー145に押しつけられる。これにより、筒用ガイドバー145および筒付規制部168の間にガタが生じることが防止される。U溝付規制部163に係る構造は、図4に示した実施形態と同様なので、重複する説明は省く。
なお、ここまでの実施形態では、永久磁石170、172と磁性体により形成されたガイドバー142、ガイドバー144との組み合わせ、あるいは、永久磁石により形成されたガイドバー142と磁性体ブロック180の組み合わせについて例示した。しかしながら、組み合わせの双方が永久磁石であっても同様の作用が得られるレンズ鏡筒100を形成することができる。
特に組み合わせの双方が永久磁石の場合、磁力の変化の影響を小さくすることができて好ましい。この場合、摩擦力を低減させるために、ガイドバーと当接面との何れかに低摩擦材料を用いることが好ましい。
また、永久磁石を用いる場合、永久磁石は、保持されるレンズ群と共に光軸方向に沿って移動させると、磁場の変化を抑えることができて好ましい。永久磁石と組み合わされる磁性体(または永久磁石)との距離は、永久磁石および磁性体の形状、磁力の強さまたは透磁率、レンズ群の重さ等に応じて調節することが好ましい。
図16は、中間ユニット160の他の構造を示す斜視図である。図17は、図16の中間ユニット160の背面図である。図16及び図17の中間ユニット160において、ガイドバー142、144およびそれらの保持機構が異なる他は、図3の中間ユニット160と同様の構成を有するので、同様の構成については説明を省略する。
図16及び図17のガイドバー142は、一対の磁極が長手方向に沿って繰り返す磁気パターンを有する。V溝付規制部161は、ガイドバー142の磁気パターンとの間で磁力を生じさせる磁性体304を有する。ガイドバー142の磁気パターンと磁性体304との間に磁力を働かせることにより、V溝部167をガイドバー142に当接させて、光学系の光軸およびガイドバー142を含む面に現れる中筒121の傾きを抑制する。
中筒121の外周面には例えば樹脂製の駆動コイル支持冶具302が取り付けられる。駆動コイル支持冶具302には、円筒形の駆動コイル300が取り付けられる。駆動コイル300は、ガイドバー142に対して非接触に配置されて、ガイドバー142との間で磁気的な駆動力を発生させる。駆動コイル300は、単相又は多相駆動型のいずれも適用可能である。外部から駆動コイル300に電流を流すことにより、駆動コイル300とガイドバー142との間に、ガイドバー142の軸方向の推力が発生する。ガイドバー142は固定筒140に固定されているので、この推力によりガイドバー142に対してV溝部167が摺動して、中間ユニット160がガイドバー142の長手方向に移動する。図16、17では、ガイドバー142に磁気パターンを設けたので、1つのガイドバー142を、中間ユニット160に直進駆動力を与える駆動力付与部材と、中間ユニット160の移動方向を案内する案内部材とに兼用することができる。
他方のガイドバー144は磁性体材料により形成される。ガイドバー144に当接するU溝付規制部163には、永久磁石306が配される。これらの構成は、図4におけるガイドバー144、U溝付規制部163および永久磁石172の構成と同様である。
磁性体材料のガイドバー144に磁気ストライプを貼り付けて、中筒121側に磁気エンコーダを取り付けることにより、中筒121の位置または移動量を検出してもよい。これに代えて、ガイドバー142の磁気パターンを、中筒121側に設けたホール素子で検出することにより、中筒121の位置または移動量を検出してもよい。
図18は、中間ユニット160のさらに他の構造を示す斜視図である。図19は、図18の中間ユニット160の背面図である。図18及び図19の中間ユニット160において、ガイドバー142、144およびそれらの保持機構が異なる他は、図3の中間ユニット160と同様の構成を有するので、同様の構成については説明を省略する。
図18においてガイドバー142は磁性体材料から形成される。ガイドバー142に当接するV溝付規制部161には、永久磁石310が配される。これらの構成は、図4におけるガイドバー142、V溝付規制部161および永久磁石170の構成と同様である。
図18及び図19のガイドバー144は、一対の磁極が長手方向に沿って繰り返す磁気パターンを有する。U溝付規制部163は、ガイドバー144の磁気パターンとの間で磁力を生じさせる磁性体312を有する。ガイドバー144の磁気バターンと磁性体312との間に磁力を働かせることにより、ガイドバー144にU溝部165を当接させて、中筒121が、光学系101の光軸に直交する平面内で回転するのを抑制することができる。
さらに、中筒121とは異なるレンズ保持部130に駆動コイル支持冶具308が取り付けられる(図18、19ではレンズ保持部130を省略する)。駆動コイル支持冶具308には、円筒形の駆動コイル300が取り付けられる。駆動コイル300は、ガイドバー142に対して非接触に配置されて、ガイドバー142との間で磁気的な駆動力を発生させる。駆動コイル300は単相又は多相駆動型のいずれも適用可能である。外部から駆動コイル300に電流を流すことにより、駆動コイル300とガイドバー142との間にガイドバー142の軸方向の推力が発生する。ガイドバー142は固定筒140に固定されているので、この推力によりレンズ保持部130がガイドバー142の長手方向に移動する。
なお、図18および図19の中筒121は、カムフォロア166がカム筒150に駆動されることによりガイドバー142の長手方向に移動する。光学系の光軸およびガイドバー142を含む面に現れる中筒121の傾きを抑制する当該ガイドバー142は、磁性体材料で形成されていればよく磁石でなくてよいので、種々の材料を選択でき、作成時に直線度を高くすることができ、中筒121の移動における光軸のぶれを抑えることができる。
さらに図16から図19の実施形態における変形例として、駆動コイル300は中間ユニット160のV溝付規制部161側に配されてもよいし、U溝付規制部163側に配されてもよいし、ガイドバー142、144の両方に磁気パターンを設け、両方に駆動コイル300が配されてもよい。また、中筒121に駆動コイル300が配されてもよいし、レンズ保持部130等に駆動コイル300が配されてもよし、両方に配されてもよい。さらにまた、ガイドバー142、144が長手方向について固定筒140に固定されて、中筒121等に固定された駆動コイル300がガイドバー142、144に沿って移動してもよいし、駆動コイル300が固定筒140に固定されて、中筒121等に固定されたガイドバー142、144が駆動コイル300に対して移動してもよい。
図20は、ガイドバー142の他の磁気的構造の断面図である。図20のガイドバー142は、中心に配された永久磁石320と、永久磁石322の外周面を覆う非磁性体のコーティング部322とを有する。コーティング部322には低摩擦材料が用いられる。永久磁石320と磁性体304とが磁力で引き合うことにより、コーティング部322が当接面169に当接する。これにより、コーティング部322と当接面169とを確実に当接させつつ摺動の抵抗を低くすることができる。
なお、図20のガイドバーにおいて、磁石320は長手方向に一様に設けられてもよいし、中筒121の可動範囲において磁性体304に対向する部分に設けられてもよい。またコーティング部322も長手方向に一様に磁石320を覆ってもよいし、中筒121の可動範囲において磁性体304との間に介在する部分に設けられてもよい。
図21は、レンズ鏡筒100を備えた撮像装置400の構造を模式的に示す図である。なお、図21においては、図面が煩雑になることを避ける目的で、レンズ鏡筒100を模式的に記載した。しかしながら、図21におけるレンズ鏡筒100は、図1に示したレンズ鏡筒100と同じ構造を有する。そこで、同じ構成要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省いた。
レンズ鏡筒100は、マウント部260を介して、撮像部200に対して着脱自在に装着される。なお、撮像装置400において、レンズ鏡筒100および撮像部200は、基部143等の接続端子を介して電気的にも結合される。これにより、レンズ鏡筒100は、撮像部200から電力を供給される。また、レンズ鏡筒100の鏡筒側制御部171および撮像部200の主制御部250は相互に情報を交換する。
撮像部200は、主鏡240、ペンタプリズム270、接眼光学系290を含む光学系と、主制御部250とを収容する。主鏡240は、レンズ鏡筒100の光学系101を介して入射した入射光の光路上に傾斜して配置される待機位置と、入射光を避けて上昇する撮影位置(図中に点線で示す)との間を移動する。
待機位置にある主鏡240は、入射光の大半を、上方に配置されたフォーカシングスクリーン272に導く。フォーカシングスクリーン272は、レンズ鏡筒100の光学系101の合焦位置に配置され、光学系101により形成された画像を結像させる。
フォーカシングスクリーン272に結像された画像は、ペンタプリズム270を介して接眼光学系290から観察される。これにより、接眼光学系290からは、フォーカシングスクリーン272上の映像を正像として見ることができる。
ペンタプリズム270および接眼光学系290の間には、ファインダLCD294に形成された表示画像を、フォーカシングスクリーン272の映像に重畳させるハーフミラー292が配置される。これにより、接眼光学系290の出射端においては、フォーカシングスクリーン272の映像と、ファインダLCD294の映像とを併せて見ることができる。なお、ファインダLCD294には、撮像装置400の撮影条件、設定条件等の情報が表示される。
また、ペンタプリズム270の出射光の一部は、測光部280に導かれる。測光部280は、入射光の強度およびその分布等を測定して、撮影条件を決定する場合に測定結果を参照させる。
一方、入射光の入射面に対する主鏡240の裏面には、副鏡242が配置される。副鏡242は、主鏡240を透過した入射光の一部を、下方に配置された焦点位置検出部230に導く。これにより、主鏡240が待機位置にある場合、焦点位置検出部230は、焦点が被写体に合う位置を検出する。なお、主鏡240が撮影位置に移動した場合は、副鏡242も入射光の光路から退避する。
レンズ鏡筒100からの入射光に対して主鏡240の後方には、シャッタ220、光学フィルタ212および撮像素子210が光路に沿って配置される。シャッタ220が開放される場合は、その直前に主鏡240が撮影位置に移動するので、入射光は直進して撮像素子210に入射される。これにより、入射光の形成する画像が、撮像素子210において電気信号に変換される。
また、撮像部200は、レンズ鏡筒100に対して背面において、外部に面したメインLCD296を備える。メインLCD296は、撮像部200に対する各種の設定情報を表示する他、主鏡240が撮影位置に移動している場合に撮像素子210に形成された画像を表示することもできる。
主制御部250は、上記のような種々の動作を総合的に制御する。また、撮像部200側の焦点位置検出部230が検出した被写体までの距離の情報を参照して、レンズ鏡筒100を駆動するオートフォーカス機構を形成できる。更に、焦点位置検出部230がレンズ鏡筒100の動作量を参照して、フォーカスエイド機構を形成することもできる。
更に、主制御部250は、レンズ鏡筒100の鏡筒側制御部171と情報を交換して、絞り部162の開閉等も制御する。更に、主制御部250は、露出の自動化、シーンモードの実行、ブラケット撮影の実行等にも寄与する。
こうして、レンズ鏡筒100を備え、第1レンズ群114、第2レンズ群124および第3レンズ群134を含む光学系101により形成された像を撮影する撮像部200を有する撮像装置400が形成される。このように、レンズ鏡筒100は、撮像装置400において好適に使用できる。しかしながら、レンズ鏡筒100の用途がこれに限られるわけではなく、例えば、レンズ鏡筒100と撮像部200とが一体形成された撮像装置、あるいは、動画撮影機、双眼鏡、顕微鏡、測量器等の光学系において、合焦機構、ズーム機構等に使用できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。また、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。更に、変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 レンズ鏡筒、101 光学系、110、120、130 レンズ保持部、111 前筒、112、122、132 レンズ枠、114 第1レンズ群、116 カムフォロワ、121 中筒、124 第2レンズ群、131 規制部、134 第3レンズ群、135 後筒、136、166 カムフォロワ、140 固定筒、142 ガイドバー、143 基部、144 ガイドバー、145 筒用ガイドバー、148 直溝部、150 カム筒、151 ズーム環、152、154、156 カム溝部、160 中間ユニット、161 V溝付規制部、162 絞り部、163 U溝付規制部、164 振動補正部、165 U溝部、167 V溝部、168 筒付規制部、169 当接面、171 鏡筒側制御部、170、172 永久磁石、180 磁性体ブロック、190 ヨーク、192 ヨーク延長部、194 凸部、200 撮像部、210 撮像素子、212 光学フィルタ、220 シャッタ、230 焦点位置検出部、240 主鏡、242 副鏡、250 主制御部、260 マウント部、270 ペンタプリズム、272 フォーカシングスクリーン、280 測光部、290 接眼光学系、292 ハーフミラー、294 ファインダLCD、296 メインLCD、300 駆動コイル、302 駆動コイル支持冶具、304 磁性体、306 永久磁石、308 駆動コイル支持冶具、310 永久磁石、320 永久磁石、322 コーティング部、400 撮像装置

Claims (22)

  1. レンズを保持するレンズ保持部材と、
    一対の磁極が長手方向に沿って繰り返す磁気パターンを有し、前記長手方向が前記レンズの光軸方向に沿うように配されて前記レンズ保持部材の前記光軸方向の移動を案内するガイドバーと、
    前記ガイドバーの前記磁気パターンとの間で磁力を生じさせる磁性体を有して、前記レンズ保持部材の外周面に設けられる規制部と、
    前記ガイドバーに対して非接触に配置されて前記ガイドバーとの間で磁気的な駆動力を発生させる駆動コイルと
    を備えるレンズ鏡筒。
  2. 前記規制部は、前記ガイドバーの外周面の一部に当接する非磁性体の当接面を有し、
    前記規制部の前記磁性体は、前記当接面より前記ガイドバーから離れた位置に配される請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記レンズ保持部材の前記外周面において、前記規制部は前記光軸方向に沿って複数設けられ、複数の前記規制部の間に前記駆動コイルが配置されている請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. レンズを保持するレンズ保持部材と、
    少なくとも一部に磁石を有し、前記レンズの光軸方向に沿って配されて前記レンズ保持部材の前記光軸方向の移動を案内するガイドバーと、
    前記レンズ保持部材に設けられ、前記ガイドバーの外周面の一部に当接する非磁性体の当接面と、前記当接面より前記ガイドバーから離れた位置に配置されて前記ガイドバーの前記磁石との間で磁力を生じさせる磁性体とを有する規制部と、
    を備えるレンズ鏡筒。
  5. レンズを保持するレンズ保持部材と、
    少なくとも一部に配された磁石と、前記磁石の外周面の少なくとも一部を非磁性体で覆ったコーティング部とを有し、前記レンズの光軸方向に沿って配されて前記レンズ保持部材の前記光軸方向の移動を案内するガイドバーと、
    前記レンズ保持部材に設けられ、前記ガイドバーの前記コーティング部に当接し、前記ガイドバーの前記磁石との間で磁力を生じさせる磁性体とを有する規制部と、
    を備えるレンズ鏡筒。
  6. 前記ガイドバーの前記磁石の前記光軸方向に直交する方向における断面には、N極およびS極が存在する請求項4または5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記ガイドバーの前記断面は略円形であり、
    前記N極および前記S極は、前記断面上において略扇形である請求項6に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記ガイドバーの外周面であって前記レンズに対向しない位置にはヨークが配されている請求項1から7のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
  9. レンズを保持するレンズ保持部材と、
    前記レンズの光軸方向に沿って配されるガイドバーと、
    前記ガイドバーに対する前記レンズ保持部材の位置を規制する規制部とを備え、
    前記規制部は、前記ガイドバーに接する一対の当接面を有し、一対の前記当接面は略V字形状を形成する角度で交差する2面上にそれぞれ位置して、
    前記規制部および前記ガイドバーの一方は、磁石を有し、
    前記規制部および前記ガイドバーの他方は、磁石または磁性体を有するレンズ鏡筒。
  10. 前記磁石の少なくとも一部を覆う磁性体のヨークを有する請求項9に記載のレンズ鏡筒。
  11. レンズを保持するレンズ保持部材と、
    前記レンズの光軸方向に沿って配されるガイドバーと、
    前記ガイドバーに当接する当接面を有し、前記当接面に当接した前記ガイドバーに対する前記レンズ保持部材の位置を規制する規制部とを備え、
    前記規制部および前記ガイドバーの一方は、磁性体のヨークで少なくとも一部を覆われた磁石を有し、
    前記規制部および前記ガイドバーの他方は、磁石または磁性体を有するレンズ鏡筒。
  12. 前記規制部は、前記ガイドバーに接する一対の前記当接面を有し、一対の前記当接面の少なくともひとつと略平行に配置される磁石または磁性体を有する請求項9から請求項11までのいずれかに記載のレンズ鏡筒。
  13. 一対の前記当接面の端部には、前記ガイドバーに向けて突出する凸部が設けられている請求項12に記載のレンズ鏡筒。
  14. 前記凸部は、磁石または磁性体を用いて形成される請求項13に記載のレンズ鏡筒。
  15. 前記当接面の外周側の一端は、前記ガイドバーの外周側の一端より前記光軸側に位置する請求項9から請求項14までの何れかに記載のレンズ鏡筒。
  16. 前記規制部は、前記ガイドバーに接する一対の前記当接面を有し、
    前記レンズ保持部材は、前記レンズの外周側に配置される筒部材を有し、
    前記筒部材は、一対の前記当接面と前記規制部に設けられた前記磁石または前記磁性体との間に配置される請求項12から請求項15までの何れかに記載のレンズ鏡筒。
  17. 前記ガイドバーは磁石で形成されており、当該ガイドバーの前記光軸方向と直交する方向における断面には、N極およびS極が存在する請求項9から請求項16までの何れかに記載のレンズ鏡筒。
  18. 前記ガイドバーの断面は略円形であり、
    前記N極および前記S極は、前記断面上において略扇形である請求項17に記載のレンズ鏡筒。
  19. 前記ガイドバーは、一対の磁極が前記光軸方向に沿って繰り返す磁気パターンを有する請求項9から請求項16までの何れかに記載のレンズ鏡筒。
  20. 前記ガイドバーは、互いに平行な第1ガイドバーおよび第2ガイドバーを含み、
    前記規制部は、前記第1ガイドバーと磁力で引き合う第1規制部と、前記第2ガイドバーと磁力で引き合う第2規制部とを有する請求項9から請求項19までの何れかに記載のレンズ鏡筒。
  21. 前記当接面の少なくとも一部には、低摩擦コーティングが施されている請求項9から請求項20までの何れかに記載のレンズ鏡筒。
  22. 請求項1から請求項21までの何れかに記載のレンズ鏡筒を備えた撮像装置。
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