JPH06174998A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JPH06174998A
JPH06174998A JP35036192A JP35036192A JPH06174998A JP H06174998 A JPH06174998 A JP H06174998A JP 35036192 A JP35036192 A JP 35036192A JP 35036192 A JP35036192 A JP 35036192A JP H06174998 A JPH06174998 A JP H06174998A
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JP
Japan
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lens
guide bar
lens barrel
moving frame
barrel
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JP35036192A
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English (en)
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Hidefumi Nodagashira
野田頭  英文
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度のよいコンパクトなレンズ鏡筒を得るこ
と。 【構成】 レンズ鏡筒本体1,3内部に光軸に平行に配
設したガイドバー3,4と、このガイドバー3,4に移
動可能に支持させたレンズ移動枠5,6とを有するレン
ズ鏡筒において、同一のガイドバー4に支持された2つ
のレンズ移動枠5,6をそれぞれ独立に駆動してズーミ
ング及びフォーカシングを行なう2つのステッピングモ
ータ11,12を、前記ガイドバー4を中心としてほぼ
軸対称位置に配置したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズ鏡筒、特にビデオ
カメラ用のレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のレンズ鏡筒の構成を示す縦
断面図であり、図9において、101は光軸、102は
結像面、103はヘリコイドネジ部103aを有する固
定鏡筒、104はフォーカスレンズ群L101 を保持し、
ヘリコイドネジ部104aを有する前群鏡筒であり、こ
のヘリコイドネジ部104aは固定鏡筒103のヘリコ
イドネジ部103aと係合している。
【0003】105はカム溝105a,105bを有
し、固定鏡筒103に回転自在に保持されているカム
筒、106は固定鏡筒103に回転自在に保有されてい
るズーム操作環、107はスリーブ107aと該スリー
ブの両端に支持部107b,107c及びU字溝107
dを有し、変倍レンズ群L102 を保持している第1のレ
ンズ移動枠、108はスリーブ108aと該スリーブ1
08aの両端に支持部108b,108c及びU字溝1
08dを有し、補正レンズ群L103 を保持している第2
のレンズ移動枠である。
【0004】109は第1のレンズ移動枠107に植設
されたコロであり、カム筒105のカム溝105aに係
合している。110は第2のレンズ移動枠108に植設
されたコロであり、カム筒105のカム溝105bに係
合している。111はカム筒105に植設されたピンで
あり、ズーム操作環106に係合している。112は絞
りユニットである。113,114は光軸101と平行
に固定鏡筒103に固定されたガイドバーであり、それ
ぞれ光軸101をはさんでほぼ軸対称位置に配設されて
いる。
【0005】第1のレンズ移動枠107はその支持部1
07b,107cがガイドバー113に嵌合し、U字溝
107dがガイドバー114に係合しており、このガイ
ドバー113に沿って光軸101方向に移動可能に支持
されている。
【0006】第2のレンズ移動枠108はその支持部1
08b,108cがガイドバー114に嵌合し、U字溝
108dがガイドバー113に係合しており、このガイ
ドバー114に沿って光軸101方向に移動可能に支持
されている。
【0007】115は偏心コマであり、固定鏡筒103
の穴部103bに嵌入している。ここで偏心コマ115
は図10に示されるように、固定鏡筒103の穴部10
3bとの嵌合部115aの中心軸116とガイドバー1
13の嵌入穴115bの中心軸117とがある一定の間
隔をもって離れている。
【0008】つまり嵌合部115aと嵌入穴115bは
偏心しているので、この偏心コマ115を固定鏡筒10
3の穴部103bに取付けた状態で回転させると、嵌入
穴115bで支持されたガイドバー113は傾くことに
なる。ガイドバー113を傾けることにより、第1のレ
ンズ移動枠107と変倍レンズ群L102 も傾けることが
でき、光軸101に対する変倍レンズ群L102 の傾き調
整が可能となる。
【0009】次にこの構成のズームレンズ鏡筒でのフォ
ーカス動作及びズーム動作について説明する。
【0010】フォーカス動作は前群鏡筒104を回転さ
せると、ヘリコイドネジ部104aが固定鏡筒103の
ヘリコイドネジ部103aと係合しているため、固定鏡
筒103に対し、前群鏡筒104とフォーカスレンズ群
101 が光軸方向に移動し、ピント合わせを行なうこと
ができる。
【0011】ズーム動作は、ズーム操作環106を回転
させると、ピン111を介してカム筒105が回転す
る。
【0012】ここで、第1のレンズ移動枠107と第2
のレンズ移動枠108に植設されたコロ109とコロ1
10は、それぞれカム溝105a及びカム溝105bに
係合し、またガイドバー113及びガイドバー114に
光軸方向に移動可能に支持されているので、カム筒10
5の回転により、第1のレンズ移動枠107と第2のレ
ンズ移動枠108及び変倍レンズ群L102 と補正レンズ
群L103 は光軸方向に所定の動きを行ない、焦点距離調
整を行なうことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では2つのレンズ移動枠107,108を同一のガ
イドバー113,114に支持させ、その各レンズ移動
枠をそれぞれ独立したステッピングモータ(図示せず)
で駆動する場合、レンズ移動枠の倒れ防止や動きをよく
するために、レンズ移動枠107,108とステッピン
グモータを連結するラック部材やステッピングモータを
ガイドバー113,114に近づけて配置しようとして
も、スペースが競合するため、ラック部材やステッピン
グモータの配置がガイドバー113,114に対して離
れてしまい、レンズ鏡筒の外径が大きくなってしまうと
いう問題点があった。
【0014】また、ガイドバー113を傾けて第1のレ
ンズ移動枠107の傾きを調整し、光軸に対する変倍レ
ンズ群L102 の傾きを補正しているが、第1のレンズ移
動枠107はズーム操作に従いガイドバー113に沿っ
て移動するため、例えばテレ端とワイド端における光軸
に対する偏心量が異なり、全域における光学性能を向上
させることは困難であるという問題点があった。
【0015】本発明は上記のような問題点を解消したレ
ンズ鏡筒を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成要素
を有することを特徴とするレンズ鏡筒である。
【0017】(1)レンズ鏡筒本体内部に光軸に平行に
配設したガイドバーと、このガイドバーに移動可能に支
持させたレンズ移動枠とを有するレンズ鏡筒において、
同一のガイドバーに支持された2つのレンズ移動枠をそ
れぞれ独立に駆動してズーミング及びフォーカシングを
行なう2つのステッピングモータを、前記ガイドバーを
中心としてほぼ軸対称位置に配置したことにより精度の
良い、コンパクトなレンズ鏡筒を得ることができる。
【0018】(2)前記2つのステッピングモータは、
モータ部と出力軸部が互いに逆向きに光軸に対して平行
に配置したことにより、上記の点と相俟ってよりコンパ
クトなレンズ鏡筒を得ることができる。
【0019】(3)レンズ鏡筒本体内部に光軸に平行に
配設したガイドバーと、このガイドバーに移動可能に支
持させたレンズ移動枠とを有するレンズ鏡筒において、
前記レンズ移動枠と一体で前記ガイドバーを貫通させる
スリーブにガイドバーに対する2つの支持部を設け、そ
の支持部の少なくとも一方は、前記ガイドバーに直接嵌
合し他方は偏心部材を介して前記ガイドバーに支持させ
たことにより、傾き調整を可能にし、ズーム操作により
ガイドバーに沿って移動しても、光軸に対する偏心量が
変化しないようにすることが可能である。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は全体の構成を示す断面図、図2はレンズ移動
枠の支持状態を示す斜視図、図3はステッピングモータ
の配置を示す斜視図、図4は光学レンズのズーミングに
よる変化を示す図である。
【0021】前群レンズ群L1 、変倍レンズ群L2 、ア
フォーカルレンズ群L3 、リレーレンズ群L4 より成る
ズームレンズ光学系は、図4に示すように変倍レンズ群
2及びリレーレンズ群L4 を動かすことにより焦点距
離を変化させ、リレーレンズ群L4 のみを動かすことに
よりピント合わせを行なう。
【0022】図4では上の図が長焦点時の各レンズ群の
位置、下の図が短焦点時の各レンズ群の位置であり、各
レンズ群の上下を結んだ線は途中の各レンズ群の動きを
表わしている。また、変倍レンズ群L2 の最大移動量を
A、リレーレンズ群L4 の最大移動量をBとして表わし
ている。
【0023】図1乃至図3において、1は前部内周に前
群レンズ群L1 を保持している固定筒、2は固定筒1と
一体的に構成されている後部固定筒、3及び4は光軸と
平行に配置され、前端部及び後端部が固定筒1、後部固
定筒2に固定されたガイドバー、5は変倍レンズ群L2
を保持した第1のレンズ移動枠であり、この第1のレン
ズ移動枠5はスリーブ5aとその両端に設けられたガイ
ドバー4に嵌合する2か所の嵌合部5b,5cとガイド
バー3に嵌合するU字溝5dを備え、ガイドバー4に沿
って光軸方向に移動可能に支持されている。
【0024】6はリレーレンズ群L4 を保持した第2の
レンズ移動枠であり、この第2のレンズ移動枠6はスリ
ーブ6aと前述の第1のレンズ移動枠5のスリーブ5a
の一端にある嵌合部5cを間にはさみ込むように該スリ
ーブの両端に設けられたガイドバー4に嵌合する2か所
の嵌合部6b,6cとガイドバー3に嵌合するU字溝6
dを備え、ガイドバー4に沿って光軸方向に移動可能に
支持されている。
【0025】M1 ,M2 ,M3 はそれぞれの嵌合部5
b,6b、5c,6cの間隔を示し、図4で示した変倍
レンズ群L2 の最大移動量A、及びリレーレンズ群L4
の最大移動量Bとの関係はM1 >B,M2 >A,M3
Bとなるよう設定され、図1の状態は長焦点時の状態で
あるので、長焦点から短焦点にズーミングを行なう際
も、それぞれの嵌合部5b,6b、5c,6cが当たる
ことはない。
【0026】7はレンズ固定枠でアフォーカルレンズ群
3 を保持し、固定筒1に固定されている。8は絞りで
固定筒1に固定されている。9は第1のラック部材であ
り第1のレンズ移動枠5と光軸方向には一体的に支持さ
れている。10は第2のラック部材であり、第2のレン
ズ移動枠6と光軸方向には一体的に第1のラック部材9
とは反対方向に保持されている。
【0027】11は第1のステッピングモータであり、
リードネジをもった出力軸11aを備えている。この出
力軸11aが第1のラック部材9とかみ合った状態で、
第1のステッピングモータ11は後部固定筒2に固定さ
れている。12は第2のステッピングモータであり、リ
ードネジをもった出力軸12aを備えている。この出力
軸12aが第2のラック部材10とかみ合った状態で第
2のステッピングモータ12は固定筒1に固定されてい
る。
【0028】上記の第1のステッピングモータ11と第
2のステッピングモータは、ガイドバー4をはさんでほ
ぼ軸対称位置にモータ部と出力軸部が互いに逆向きに配
置されている。
【0029】尚、図2には第1のステッピングモータ1
1及び第2のステッピングモータ12は図示省略してあ
る。
【0030】上記構成において、第1のレンズ移動枠5
は第1のラック部材9を介して第1のステッピングモー
タ11によって駆動され、第2のレンズ移動枠6は第2
のラック部材10を介して第2のステッピングモータ1
2によって駆動され、所定のズーミングやピント合わせ
を行なうことができる。
【0031】実施例2.図5乃至図7は本発明の実施例
2を示すもので、図5はレンズ鏡筒の縦断面図、図6は
レンズ移動枠の支持構造を示す斜視図、図7は偏心コマ
の斜視図である。
【0032】図5乃至図7において51は光軸、52は
結像面、53はヘリコイドネジ部53aを有する固定鏡
筒、54はフォーカスレンズ群L1 を保持し、ヘリコイ
ドネジ部54aを有する前群鏡筒であり、このヘリコイ
ドネジ部54aは固定鏡筒53のヘリコイドネジ部53
aと係合している。
【0033】55はカム溝55a,55bを有し、固定
鏡筒53に回転自在に保持されているカム筒、56は固
定鏡筒53に回転自在に保持されているズーム操作環、
57はスリーブ57aと該スリーブの両端に支持部57
b,57c及びU字溝57dを有し、変倍レンズ群L2
を保持している第1のレンズ移動枠、58はスリーブ5
8aと該スリーブ58aの両端に支持部58b,58c
及びU字溝58dを有し、補正レンズ群L3 を保持して
いる第2のレンズ移動枠である。
【0034】59は第1のレンズ移動枠57に植設され
たコロであり、カム筒55のカム溝55aに係合してい
る。60は第2のレンズ移動枠58に植設されたコロで
あり、カム筒55のカム溝55bに係合している。61
はカム筒55に植設されたピンであり、ズーム操作環5
6に係合している。62は絞りユニットである。63,
64は光軸51と平行に固定鏡筒53に固定されたガイ
ドバーであり、それぞれ光軸51をはさんでほぼ軸対称
位置に配設されている。
【0035】第1のレンズ移動枠57はその支持部57
b,57cがガイドバー63に嵌合し、U字溝57dが
ガイドバー64に係合して、ガイドバー63に沿って光
軸51の方向に移動可能に支持されている。
【0036】第2のレンズ移動枠58はその支持部58
b,58cがガイドバー64に嵌合し、U字溝58dが
ガイドバー63に係合して、ガイドバー64に沿って光
軸51の方向に移動可能に支持されている。65は第1
のレンズ移動枠57の支持部57cに嵌入している偏心
コマである。
【0037】ここで、偏心コマ65は図7に示されるよ
うに、第1のレンズ移動枠57の支持部7cとの嵌合部
65aの中心軸66とガイドバー63の嵌入穴65bの
中心軸67とがある一定の間隔をもって離れている。
【0038】つまり嵌合部65aと嵌入穴65bは偏心
しているので、この偏心コマ65を第1のレンズ移動枠
57の支持部57cに取付けた状態で回転させると、ガ
イドバー63に支持された第1のレンズ移動枠57は、
支持部57bを中心に他方の支持部57cが振れるの
で、光軸51に平行に配設されたガイドバー63に対し
て傾けることができる。これにより、光軸51に対する
変倍レンズ群L2 の傾き調整が可能となる。
【0039】尚、偏心コマ65には回転させやすいよう
に端面に回転工具(図示せず)の係合用凹部65cが設
けてある。また、この偏心コマ65を介して支持された
支持部は、レンズ移動枠57に保持されたレンズ群の重
心の光軸に対する鉛直面の近傍に配置するを可とする。
【0040】次に上記構成のズームレンズ鏡筒でのフォ
ーカス動作及びズーム動作について説明する。
【0041】フォーカス動作は前群鏡筒54を回転させ
ると、ヘリコイドネジ部54aが固定筒53のヘリコイ
ドネジ部53aと係合しているため、固定鏡筒53に対
し、前群鏡筒54とフォーカスレンズ群L1 が光軸方向
に移動し、ピント合わせを行なうことができる。
【0042】ズーム動作はズーム操作環56を回転させ
ると、ピン61を介してカム筒55も回転する。ここ
で、第1のレンズ枠57と第2のレンズ移動枠58に植
設されたコロ59とコロ60は、それぞれカム溝55a
及びカム溝55bに係合し、またガイドバー63及びガ
イドバー64に光軸方向に移動可能に支持されているの
で、カム筒55の回転により第1のレンズ移動枠57と
第2のレンズ移動枠58及び変倍レンズ群L2 と補正レ
ンズ群L3 は光軸方向に所定の動きを行ない、焦点距離
調整を行なうことができる。
【0043】また、ズーム動作の際、第1のレンズ移動
枠57はガイドバー63に沿って移動するが、ガイドバ
ー63に対しての傾き調整が行なわれた状態を保ったま
ま移動するので、テレ端やワイド端においても光軸51
に対しての偏心量が変化することはない。
【0044】また、実施例では第1のレンズ移動枠につ
いての傾き調整について述べたが、第2のレンズ移動枠
についても同様の構成をとれば、傾き調整が可能である
ことは言うまでもない。
【0045】実施例3.次に本発明の実施例3を示すズ
ームレンズ鏡筒の縦断面図を図8について説明する。
【0046】前記図5乃至図7に示す実施例2と同一部
材には同一符号を付して重複説明は省略する。
【0047】図8において、68は第1のレンズ移動枠
57の支持部57bに嵌入している第2の偏心コマであ
る。この第2の偏心コマ68は実施例2で説明した偏心
コマ65と同一の構成であって、この第2の偏心コマ6
8を第1のレンズ移動枠57の支持部57bに取付けた
状態で回転させると、ガイドバー63に支持された第1
のレンズ移動枠57は支持部57cを中心に他方の支持
部57bが振れるので、第1のレンズ移動枠57を光軸
51に平行に配設したガイドバー63に対して実施例2
の場合とは反対に傾けることができる。
【0048】ここで、第1のレンズ移動枠57の支持部
57b,57cを同じ量だけ偏心させることにより、光
軸51に対する第1のレンズ移動枠57の平行偏心調整
も可能となる。
【0049】本実施例3におけるフォーカス動作及びズ
ーム動作については実施例1,2と同じであるので、重
複説明は省略する。
【0050】また第2のレンズ移動枠についても第1の
レンズ移動枠と同様の構成をとることにより、傾き調整
や平行偏心調整が可能であることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記の構成によって次のような効果が得られる。
【0052】(1)2つのステッピングモータをガイド
バーを中心としてほぼ軸対称位置に配置したので、レン
ズ鏡筒に対してステッピングモータが出っ張ることがな
く、精度の良いコンパクトなレンズ鏡筒を得ることがで
きる。
【0053】(2)2つのレンズ移動枠をそれぞれ独立
に駆動するステッピングモータを光軸に対して平行にモ
ータ部と出力軸を互いに逆向きに配置したので、上記
(1)の点と相俟ってよりコンパクトなレンズ鏡筒を得
ることができる。
【0054】(3)レンズ移動枠のスリーブの両端に設
けたガイドバーに対する支持部の少なくとも一方は偏心
コマを介して支持するように構成したので、傾き調整し
たレンズ移動枠を、ガイドバーに沿って移動させても光
軸に対する偏心量が変化せず、全域にわたって良好な光
学性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すレンズ鏡筒の縦断面図。
【図2】実施例1のレンズ鏡筒の斜視図。
【図3】実施例1のレンズ鏡筒のステッピングモータの
配置を示した斜視図。
【図4】実施例1のレンズ鏡筒の各光学レンズ群のズー
ミングによる位置変化を表わした図。
【図5】本発明の実施例2を示すレンズ鏡筒の縦断面
図。
【図6】実施例2のレンズ鏡筒におけるレンズ移動枠の
支持構造を示す斜視図。
【図7】実施例2のレンズ鏡筒における偏心コマの斜視
図。
【図8】実施例3のレンズ鏡筒の縦断面図。
【図9】従来のレンズ鏡筒の縦断面図。
【図10】従来のレンズ鏡筒に用いる偏心コマの斜視
図。
【符号の説明】
1,3 固定鏡筒 54 前群鏡筒 5,57 第1のレンズ移動枠 6,58 第2のレンズ移動枠 3,4,63,64 ガイドバー 65,68 偏心コマ 11 第1のステッピングモータ 11a 出力軸 12 第2のステッピングモータ 12a 出力軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡筒本体内部に光軸に平行に配設
    したガイドバーと、このガイドバーに移動可能に支持さ
    せたレンズ移動枠とを有するレンズ鏡筒において、同一
    のガイドバーに支持された2つのレンズ移動枠をそれぞ
    れ独立に駆動してズーミング及びフォーカシングを行な
    う2つのステッピングモータを、前記ガイドバーを中心
    としてほぼ軸対称位置に配置したことを特徴とするレン
    ズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記2つのステッピングモータは、モー
    タ部と出力軸部が互いに逆向きに光軸に対して平行に配
    置したことを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 レンズ鏡筒本体内部に光軸に平行に配設
    したガイドバーと、このガイドバーに移動可能に支持さ
    せたレンズ移動枠とを有するレンズ鏡筒において、前記
    レンズ移動枠と一体で前記ガイドバーを貫通させるスリ
    ーブに該ガイドバーに対する2つの支持部を設け、その
    支持部の少なくとも一方は、前記ガイドバーに直接嵌合
    し他方は偏心部材を介して前記ガイドバーに支持させた
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
JP35036192A 1992-12-02 1992-12-02 レンズ鏡筒 Pending JPH06174998A (ja)

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