JPH11249216A - カメラのエクステンダー装置 - Google Patents

カメラのエクステンダー装置

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JPH11249216A
JPH11249216A JP10053776A JP5377698A JPH11249216A JP H11249216 A JPH11249216 A JP H11249216A JP 10053776 A JP10053776 A JP 10053776A JP 5377698 A JP5377698 A JP 5377698A JP H11249216 A JPH11249216 A JP H11249216A
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実 田中
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一本の支軸に回動自在に支持された倍率の異な
る2種類の変倍レンズを選択操作に応じて撮影光路に挿
脱するカメラのエクステンダー装置において、支軸の傾
きを調整して変倍レンズの光軸を調整するのでなく、感
度の高い高倍率の変倍レンズの光軸のみを偏心したカラ
ーを用いて調整できるようにすることにより、両方の変
倍レンズの光軸を好適に調整できるようにしたカメラの
エクステンダー装置を提供する。 【解決手段】エクステンダー装置に搭載される一方のエ
クステンダー30は連結部材42を介して2つのベアリ
ング46、50により回動自在に支持される。一方のベ
アリング50は、カラー62の偏心した外周面に取り付
けられ、このカラー62を回動調整することによりエク
ステンダー30の光軸のみを独立して調整することがで
きるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラのエクステン
ダー装置に係り、特に撮影光路に挿脱する変換レンズの
光軸調整が可能なカメラのエクステンダー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、放送用テレビカメラのレンズ装置
に用いられるエクステンダー装置は、撮影レンズ系の撮
影光路中に変倍レンズ(エクステンダーレンズ)を必要
に応じて撮影光路中に挿入し、像の倍率を変換するもの
である。例えば、2倍のエクステンダーレンズであれ
ば、外部に設けられた操作レバー等を操作してそのエク
ステンダーレンズを撮影光路中に配置することにより、
像を2倍に拡大撮像できる。
【0003】また、近年、放送用テレビカメラ等の分野
では、アスペクト比4:3とアスペクト比16:9を選
択的に切り替えることができるカメラが実用化されてい
る。この種のスイッチャブル対応カメラでは、例えば、
撮像面に16:9のCCD素子が用いられ、アスペクト
比4:3に設定された場合には、CCD素子の左右の一
部領域を使用せず、中央部のアスペクト比4:3の領域
のみを使用するようにしている。このため、アスペクト
比4:3に設定した場合には画角が約20%狭くなり、
焦点距離が見かけ上望遠側にシフトするという不具合が
あった。
【0004】そこで、撮影光路中に約0.8倍程度の変
換レンズ(レシオコンバータレンズ)を装着させてイメ
ージサイズを変更し、上記欠点を解消する方法が提案さ
れている。また、従来、上記エクステンダーレンズとレ
シオコンバータレンズとを備え、像の倍率を拡大できる
ようにすると共にアスペクト比を変更できるようにした
エクステンダー装置も提案されている。尚、上記エクス
テンダーレンズが撮影レンズの倍率を高倍にするのに対
し、レシオコンバータレンズは撮影レンズの倍率を低倍
にするという点でエクステンダーレンズと異なる。しか
しながら、レシオコンバータレンズとエクステンダーレ
ンズは撮影レンズの倍率を変換する変倍レンズである点
で共通し、また、装置としても同様に構成されることか
ら、本明細書ではアスペクト比を変換するレシオコンバ
ータ装置もエクステンダー装置と称する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2種類のエ
クステンダーレンズを搭載する場合に、装置の構成を簡
単にするためにエクステンダーレンズを一本の軸により
回動自在に支持し、必要に応じて所望のエクステンダー
レンズを回動させて撮影光路中に挿脱させるエクステン
ダー装置が本願出願人により提案されている(特開平8
−171043号公報)。また、一方がレシオコンバー
タレンズの場合についても同様に提案されている(特願
平9−264077号明細書)。このようなエクステン
ダー装置においては、撮影光路中に挿入した際の各エク
ステンダーレンズの光軸調整を上記一本の軸の傾きを調
整することにより同時に行っていた。
【0006】しかしながら、各エクステンダーレンズの
光軸を一本の軸の傾き調整で同時に合わせることは困難
である。そのため、従来は、感度が高い高倍率のエクス
テンダーレンズの光軸を優先的に調整するようにしてい
たが、この場合には、低倍率のエクステンダーレンズ
(又はレシオコンバータレンズ)の光軸が大きくずれる
場合があるという問題があった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、一本の軸に回動自在に支持された倍率の異なる
2種類の変倍レンズの光軸を好適に撮影レンズの光軸に
合わせることができるカメラのエクステンダー装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、撮影レンズの倍率を変換する変換レンズを
装置本体内に固定された軸に複数回動自在に取り付け、
前記軸に対して所望の変換レンズを回動して撮影光路中
に挿脱させるカメラのエクステンダー装置において、前
記軸が挿通される孔の中心に対して偏心した外周面を有
する円筒部材を前記軸に取り付け、前記複数の変換レン
ズのうち1つの変換レンズを前記円筒部材の外周面に回
動自在に支持するようにしたことを特徴としている。
【0009】本発明によれば、軸に取り付けた円筒部材
の偏心した外周面に変換レンズを回動自在に支持し、前
記円筒部材を回動調整して外周面の偏心方向を調整する
ことにより、前記変換レンズの回転軸の方向を調整でき
るようにする。これにより、変換レンズの光軸を撮影レ
ンズの光軸に好適に合わせることができるようになる。
【0010】また、倍率の異なる2種類の変換レンズで
構成される場合に、倍率の高い方の変換レンズを前記円
筒部材の外周面に回動自在に取り付けるようにし、円筒
部材を回動調整することにより倍率の高い変換レンズの
光軸を独立して調整できるようにする。これにより、軸
の取り付け精度で十分に精度が確保できる低倍率の変倍
レンズの光軸に影響を与えることなく、高精度の光軸調
整を要求される高倍率の変倍レンズの光軸を好適に調整
することができるようになり、結果的に両方の変倍レン
ズの光軸を好適に撮影レンズの光軸に合わせることがで
きる。
【0011】更に、上述のように一方の変倍レンズの光
軸のみを偏心した外周面を有する円筒部材によって調整
できるようにするとともに、同様の円筒部材によって軸
の傾きも調整できるようにすることにより、2種類の変
倍レンズの光軸をそれぞれ独立して調整することが可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカメラのエクステンダー装置の好ましい実施の形態を
詳述する。図1は、本発明に係るエクステンダー装置が
適用されたテレビカメラ用ズームレンズ装置(ENGレ
ンズ)の外観及び内部構造を示した部分断面図である。
同図に示すENGレンズは、ENGカメラ等の放送用テ
レビカメラに用いられるインナーフォーカス式ズームレ
ンズである。レンズ本体2の前面にはレンズフード4が
設けられ、レンズ本体2の周面には、フォーカスリング
6、ズームリング8、アイリスリング10等が設けられ
ている。
【0013】レンズ本体2の内部には前方から順に、固
定フォーカスレンズ群14、移動フォーカスレンズ群1
6、変倍レンズ系18、補正レンズ系20、アイリス2
2、及びリレーレンズ24が設けられ、その後方に、エ
クステンダー装置に相当するエクステンダー部26が設
けられている。また、エクステンダー部26の後方には
マスターレンズ28が配設される。
【0014】エクステンダー部26には、例えば、2倍
のエクステンダー30(レンズ30A、30B)と、約
0.8倍のレシオコンバータ32(レンズ32A、32
B)が搭載される。尚、このレシオコンバータ32はア
スペクト比を16:9と4:3に切り替えることができ
るスイッチャブル対応カメラに対応させて搭載されたも
のである。エクステンダー30、レシオコンバータ32
はそれぞれレンズ保持枠34、36に保持され、これら
のレンズ保持枠34、36はケース体38内に設けられ
た支軸40に回動自在に支持される。尚、同図ではエク
ステンダー30が撮影光路中に挿入されている。
【0015】図2は上記エクステンダー部26の内部構
造を示した要部拡大図である。同図に示すように上記エ
クステンダー30のレンズ保持枠34は円筒状の連結部
材42にネジ44、44により固定され(図1参照)、
連結部材42を介して支軸40に支持される。連結部材
42は2つの突設された軸受け部42A、42Bを有
し、各軸受け部42A、42Bに支軸40を挿通する孔
42C、42Dが形成される。一方の軸受け部42A
は、孔42Cの内周面と支軸40との間に取り付けられ
たベアリング46によって支軸40に回動自在に支持さ
れ、他方の軸受け部42Bはギヤ48Aが形成された円
筒部材48の外周に固着され、この円筒部材48は、ベ
アリング50を介して支軸40に回動自在に支持されて
いる。
【0016】従って、円筒部材48がギヤ48Aを介し
て回動すると、エクステンダー30が支軸40を中心に
回動し、エクステンダー30が撮影光路中に挿脱される
ようになっている。尚、円筒部材48のギヤ48Aはケ
ース体38外部に設けられたエクステンダー切替レバー
(図示せず)によって回動するギヤ(図示せず)と噛合
されており、この切替レバーをカメラマンが操作するこ
とにより円筒部材48を回動させてエクステンダー30
を撮影光路中に挿脱できるようになっている。エクステ
ンダー30が撮影光路中に挿入された場合に、テレビカ
メラがアスペクト比16:9で撮影しているときは、焦
点距離が2倍となり、アスペクト比4:3で撮影してい
るときには焦点距離が2.4倍となる。
【0017】また、レシオコンバータ32のレンズ保持
枠36は円筒状の連結部材52にねじ込まれ(図1参
照)、連結部材52を介して支軸40に支持される。連
結部材52は上記連結部材42と同様に2つの突設され
た軸受け部52A、52Bを有し、各軸受け部52A、
52Bに支軸40を挿通する孔52C、52Dが形成さ
れる。一方の軸受け部52Aはギヤ54Aが形成された
円筒部材54の外周に固着され、この円筒部材54は、
ベアリング56を介して支軸40に回動自在に支持され
ている。他方の軸受け部52Bは、孔52Dの内周面と
支軸40との間に取り付けられたベアリング58によっ
て支軸40に回動自在に支持される。尚、連結部材52
の2つの軸受け部52A、52Bは上記連結部材42の
2つの軸受け部42A、42Bと互い違いに配置される
ようになっている。
【0018】従って、円筒部材54がギヤ54Aを介し
て回動すると、レシオコンバータ32が支軸40を中心
に回動し、レシオコンバータ32が撮影光路に挿脱され
る。尚、円筒部材54のギヤ54Aはケース体38外部
に設けられたレシオコンバータ切替レバー(図示せず)
によって回動するギヤ(図示せず)と噛合され、この切
替レバーを操作することにより円筒部材54を回動させ
てレシオコンバータ32を撮影光路に挿脱できるように
なっている。カメラがアスペクト比4:3に設定された
時、レシオコンバータを挿入すると、水平方向の画角が
等倍となる。
【0019】上記支軸40は、ケース体38に形成され
た挿入孔38Aから内部に挿入され、支軸40の後端部
が挿入孔38Aの対向側に形成された孔38Bに嵌入さ
れる。そして、支軸40の先端部に形成された支持部6
0が挿入孔38Aに接着等によって固定されるようにな
っている。一方、上記支軸40の後端部と上記孔38B
との間には、後端部が拡径された円筒状のカラー62が
挿入される。これにより、支軸40と孔38Bの間の隙
間が埋められ、支軸40の上下左右方向のぶれが防止さ
れる。また、カラー62の先端部(偏心部62A)は上
記回転部材48を支持するベアリング50の内周まで延
設されるようになっている。このカラー62の偏心部6
2Aは、図5、図6に示すように外周に円筒面が形成さ
れるが、その円筒面の中心は支軸40が挿通される孔6
2Bの中心から偏心している。即ち、ベアリング50が
支軸40の中心軸とずれた軸を中心軸として回動するよ
うになっている。従って、エクステンダー30はこのカ
ラー62の偏心部62Aの偏心方向に応じて支軸40と
は異なる方向を回転軸として回動する。また、上記カラ
ー62の後端側の拡径部62Bには切り溝が形成されて
おり、カラー62を支軸40に嵌め込んだ後に拡径部6
2Bに形成された切り溝にドライバー等を差し込んでカ
ラー62を回転させることにより、カラー62の偏心部
62Aの偏心方向を調整することができる。これによ
り、エクステンダー30を撮影光路に配置したときのエ
クステンダー30の光軸を適切な方向に調整することが
できる。
【0020】また、上記支軸40の後端面にはネジ孔4
0Aが形成され、このネジ孔40Aにはネジ64がねじ
込まれる。これにより、ネジ64の頭部によってカラー
62が押さえ付けられカラー62が上記光軸調整した状
態で固定されるようになっている。以上の如く構成され
たエクステンダー装置によれば、従来は支軸40の傾き
を調整してエクステンダー30とレシオコンバータ32
の光軸を同時に調整するようにしていたため、一方の光
軸を好適に調整すると、他方の光軸が却って悪くなると
いう不具合があり、特に高精度の光軸調整を要求される
高倍率のエクテンダー30を優先的に調整すると、低倍
率のレシオコンバータ32の光軸が大きくずれてしまう
という問題があったのに対し、上記実施の形態のように
偏心したカラー62を用いることによって、支軸40の
取り付け精度で十分に精度が確保できるレシオコンバー
タ32の光軸に影響を与えることなく、高精度の光軸調
整を要求されるエクステンダー30の光軸のみを独立し
て好適に調整することができるようになる。
【0021】尚、上記実施の形態では、2倍のエクステ
ンダー30と0.8倍のレシオコンバータ32を搭載し
たエクステンダー装置について説明したが、これに限ら
ず任意の2種類の倍率(高倍率と低倍率)のエクステン
ダーが搭載されたエクステンダー装置についても同様に
適用できる。また、1種類のエクステンダー又はレシオ
コンバータのみを搭載したエクステンダー装置について
は、支軸で光軸調整しても上述のような問題は発生しな
いが、その場合でも上記実施の形態と同様に偏心したカ
ラーによりレンズの光軸を調整することは可能である。
【0022】次に、上記実施の形態のようにエクステン
ダー30の光軸調整のみではなくレシオコンバータ32
の光軸調整も可能にした場合の実施の形態について説明
する。図3はエクステンダー30とレシオコンバータ3
2の両方の光軸を別々に調整できるようにした第2の実
施の形態を示した要部拡大図である。尚、上記図1又は
図2に示した構成部材と同一又は類似作用の部材には同
一符号を付し、その説明は省略する。図3に示すように
支軸40の後端とケース体38の孔38Bの間に偏心し
た外周面70Aを有するカラー70が挿入される。この
カラー70は上記図2に示したカラー62と異なり、支
軸40の傾きを調整するものであり、このカラー70の
偏心方向を調整することにより、支軸40の傾きを調整
し、エクステンダー30の光軸を調整することができる
ようになっている。
【0023】一方、レシオコンバータ32を回動自在に
支持するベアリング56の内周側には、偏心した外周面
72Aを有するカラー72が取り付けられる。従って、
このカラー72の偏心方向を調整することによりレシオ
コンバータ32の光軸が調整できるようになっている。
以上の構成により、エクステンダー30とレシオコンバ
ータ32の光軸の両方を別々に調整することができるよ
うになる。
【0024】図4はエクステンダー30とレシオコンバ
ータ32の両方の光軸を別々に調整できるようにした第
3の実施の形態を示した要部拡大図である。尚、上記図
1又は図2に示した構成部材と同一又は類似作用の部材
には同一符号を付し、その説明は省略する。同図に示す
ように図2に示したカラー62の内側に更に偏心した外
周面74Aを有するカラー74が挿入されるようになっ
ている。尚、支軸40の後端部は、このカラー74の厚
さ分だけ縮径されている。この内側のカラー74を回動
させて偏心方向を調整することにより、支軸40の傾き
を調整することができ、レシオコンバータ32の光軸を
調整することができる。一方、エクステンダー30の光
軸は、上記図2に示した実施の形態と同様に外側のカラ
ー62によって調整することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
のエクステンダー装置によれば、軸に取り付けた円筒部
材の偏心した外周面に変換レンズを回動自在に支持し、
前記円筒部材を回動調整して外周面の偏心方向を調整す
ることにより、前記変換レンズの回転軸の方向を調整で
きるようにする。これにより、変換レンズの光軸を撮影
レンズの光軸に好適に合わせることができるようにな
る。
【0026】また、倍率の異なる2種類の変換レンズが
前記軸に取り付けられる場合に、倍率の高い方の変換レ
ンズを前記円筒部材の外周面に回動自在に取り付けるよ
うにし、円筒部材を回動調整することにより倍率の高い
変換レンズの光軸を独立して調整できるようにする。こ
れにより、軸の取り付け精度で十分に精度が確保できる
低倍率の変倍レンズの光軸に影響を与えることなく、高
精度の光軸調整を要求される高倍率の変倍レンズの光軸
を好適に調整することができるようになり、結果的に両
方の変倍レンズの光軸を好適に撮影レンズの光軸に合わ
せることができる。
【0027】更に、上述のように一方の変倍レンズの光
軸のみを偏心した外周面を有する円筒部材によって調整
できるようにするとともに、同様の円筒部材によって軸
の傾きも調整できるようにすることにより、2種類の変
倍レンズの光軸をそれぞれ別々に調整することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るエクステンダー装置が適
用されたテレビカメラ用ズームレンズ装置(ENGレン
ズ)の外観及び内部構造を示した部分断面図である。
【図2】図2は、エクステンダー装置の内部構造を示し
た要部拡大図である。
【図3】図3は、エクステンダーとレシオンバータの両
方の光軸調整を別々にできるようにした第2の実施の形
態を示した要部拡大図である。
【図4】図4は、エクステンダーとレシオンバータの両
方の光軸調整を別々にできるようにした第3の実施の形
態を示した要部拡大図である。
【図5】図5は、カラーの形状を示した斜視図である。
【図6】図6は、カラーの形状を示した正面図である。
【符号の説明】
2…レンズ本体 26…エクステンダー部 30…エクステンダー 32…レシオコンバータ 40…支軸 42、52…連結部材 62…カラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズの倍率を変換する変換レンズを
    装置本体内に固定された軸に複数回動自在に取り付け、
    前記軸に対して所望の変換レンズを回動して撮影光路中
    に挿脱させるカメラのエクステンダー装置において、 前記軸が挿通される孔の中心に対して偏心した外周面を
    有する円筒部材を前記軸に取り付け、前記複数の変換レ
    ンズのうち1つの変換レンズを前記円筒部材の外周面に
    回動自在に支持するようにしたことを特徴とするカメラ
    のエクステンダー装置。
  2. 【請求項2】前記変換レンズは、倍率の異なる2種類の
    変換レンズで構成され、倍率の高い変換レンズを前記円
    筒部材の外周面に回動自在に支持したことを特徴とする
    請求項1のカメラのエクステンダー装置。
  3. 【請求項3】前記変換レンズは、倍率の異なる2種類の
    変換レンズで構成され、一方の変換レンズを前記円筒部
    材の外周面に回動自在に支持するとともに、前記軸に偏
    心した外周面を有する他の円筒部材を取り付け、該円筒
    部材を介して前記軸を支持することを特徴とする請求項
    1のカメラのエクステンダー装置。
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