JP2547217B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP2547217B2
JP2547217B2 JP62187067A JP18706787A JP2547217B2 JP 2547217 B2 JP2547217 B2 JP 2547217B2 JP 62187067 A JP62187067 A JP 62187067A JP 18706787 A JP18706787 A JP 18706787A JP 2547217 B2 JP2547217 B2 JP 2547217B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レンズ鏡筒、さらに詳しくは、ズーミング
に伴って合焦レンズ枠を移動させるレンズ鏡筒の機構に
関する。
[従来の技術] 従来、ビデオカメラ等のズームレンズにおいて、第5
図(A),(B)に示すように、第1レンズ群Iを支持
するI群レンズ枠51および第2レンズ群IIを支持するII
群レンズ枠52が、固定枠53に取り付けられた固定ロッド
54により光軸方向に移動自在に支持され、レンズ枠51,5
2と同軸でレンズ枠51,52の外周に設けられたカム円筒55
のズームカム溝に上記レンズ51,52上のカムピン51a,52a
が嵌合していて、カム円筒55の回転により上記レンズ群
I,IIが移動するようになっているものがある。
また、第6図(A),(B)に示すように、第1レン
ズ群Iを支持するI群レンズ枠61および第2レンズ群II
を支持するII群レンズ枠62が、固定枠63に取り付けられ
た固定ロッド64により光軸方向に移動自在に支持され、
レンズ枠61,62の外部で光軸方向に配されたカム円筒65
のズームカム溝に上記レンズ枠61,62のカムピン61a,62a
が嵌合していて、カム円筒65の回転により上記レンズ群
I,IIが移動するようになっているものもある。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記第5図(A),(B)に示したズームレ
ンズにおいては、固定ロッド54の外周にズーム円筒55が
配されているため、鏡筒の外径が大きくなり、近年の小
型化の傾向に逆行する構成となっている。
また、第6図(A),(B)に示したズームレンズに
おいては、カム円筒65のズームカム溝はズーミングに寄
与する2つの第1レンズ群I及び第2レンズ群IIを移動
させるものであるため、フォーカス用の第1レンズ群I
はズーミングの後、フォーカシングのために分離しなけ
ればならないのでレンズの芯が狂いやすい。
本発明は、このような問題点に鑑み、鏡筒の外径を小
さくし、かつ合焦ンズのレンズ群の芯を安定させるよう
にしたレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明のレンズ鏡筒は、光軸と平行な方向に延びる固
定軸に対して回動自在かつ軸方向に進退自在にカム部材
が嵌合して設けられており、変倍レンズ枠のズーミング
による光軸方向の進退量が上記カム部材に伝えられる
と、このカム部材の進退移動量が駆動軸を介して合焦レ
ンズ枠に伝達され、さらに駆動源の駆動力で上記駆動軸
が軸回りに回転することにより上記合焦レンズ枠が光軸
方向に進退する。
[実 施 例] 第1図は本発明の一実施例を示すレンズ鏡筒内の周方
向から見た要部の展開図であり、第2図はこのレンズ鏡
筒の概略構成を示した断面図である。
第2図において、第1レンズ群Iを支持するI群レン
ズ枠1はマウント5に固定された第1の固定ロッド3に
嵌合して光軸方向に移動自在に支持され、第2レンズ群
IIを支持するII群レンズ枠2は同じくマウント5に固定
された第2の固定ロッド4に嵌合して光軸方向に移動自
在に支持されている。2つのレンズ群I,IIは第3図に示
すような移動を行なう。すなわち、第3図から明らかな
ように、レンズ群Iは合焦レンズ群であり、レンズ群II
は変倍レンズ群である。レンズ群IIが広角(ワイド;W)
位置から望遠(テレ;T)位置までの間をリニアに移動す
るとき、各焦点距離の変化に応じてレンズ群Iも繰出位
置が変化する。レンズ群Iはこの後、被写体距離に応じ
て無限遠(∝)から至近の合焦移動を行なう。
第1図において、上記固定ロッド3に支持されたI郡
レンズ枠1は光軸方向に配されたフォーカススクリュー
6に螺合している。フオーカススクリュー6の軸上には
フォーカスギア7が一体に設けられ、さらにこのフォー
カスギア7の軸8が延長し、その先端の細径部8aがマウ
ント5に固定された第3の固定ロッド9の軸芯の穿設孔
9aに回転自在に嵌合している。この第3の固定ロッド9
にはズームカム溝10aを有するカム筒10が嵌合してい
て、同カム筒10は上記固定ロッド9に対して光軸方向お
よび回転方向に移動自在である。カム筒10の後端側(マ
ウント側)にはカムピン10bが植設されていて、同カム
ピン10bは固定ロッド9に形成されたカム溝9bに嵌合し
ている。またカム筒10の前端側にもカムピン10cが植設
されていて、同カムピン10cは上記軸8の外周に形成さ
れた光軸方向に対して垂直なリング溝8cに嵌合してい
る。
上記フォーカスギア7はマウント5に固定した固定板
11に取り付けられたフォーカスモータ12の駆動軸上のフ
ォーカスモータギア13に減速ギア14を介して噛合してい
る。
また、上記固定ロッド4に支持されたII群レンズ枠2
は、光軸方向に配されマウント5に回転自在に取り付け
られたズームスクリュー15に螺合している。ズームスク
リュー15の軸上にはズームギア16が一体に設けられてい
る。ズームギア16は固定板11に取り付けられたズームモ
ータ17の駆動軸上のズームモータギア18に減速ギア19を
介して噛合している。
II群レンズ枠2にはカムピン20が植設されていて、同
カムピン20は上記カム筒10のズームカム溝10aに嵌合し
ている。このズームカム溝10a,上記カム溝9bおよびリン
グ溝8cを展開した形状をそれぞれ第4図(A),(B)
および(C)に示す。
次に上記実施例の動作を説明する。
まず、ズームモータ17が駆動開始し、ズームモータギ
ア18,減速ギア19,ズームギア16によってズームスクリュ
ー15が回転してII群レンズ枠2が光軸方向にリニアに移
動する。今、広角(W)状態にあるとき、ズーム枠であ
るII群レンズ枠2上のカムピン20は第4図(A)に示す
ように直線形状のズームカム溝10aの最後端のW位置に
あり、カムピン10bは第4図(B)に示すように屈曲し
た形状のカム溝9bの一端のW位置にある。この状態で、
上記ズームスクリュー15が回転することによりII群レン
ズ枠2が前方にリニアに移動し望遠(T)側に向かって
ズーミングが行なわれる。II群レンズ枠2が前方にリニ
アに移動していくと、上記ズームカム10aの傾斜により
カム筒10が等速度で回転するので、同カム筒10に一体の
カムピン10bも同じく回転する。つまり、第4図
(A),(B)に示すようにカムピン20がズームカム溝
10aを角度θ移動するとき、カムピン10bもカム溝9bを角
度θだけ移動する。カムピン10bがカム溝9bにガイドさ
れて回転することにより同カムピン10b、すなわちカム
筒10は光軸方向にも移動する。この移動量は上記カム溝
9bの光軸方向の変移量に等しい。カム筒10が光軸方向に
移動すると、カム筒10上のカムピン10cが軸8上のリン
グ溝8cに嵌合していることにより、軸8が光軸方向にカ
ム筒10と一体的に移動する。このようにII群レンズ枠2
の光軸方向の移動により、カム筒10は角度θだけ回転し
ながら光軸方向にも移動してT位置に至ると、このとき
軸8に一体のフォーカススクリュー6が光軸方向に移動
し、フォーカス枠であるI群レンズ枠1はT位置に応じ
た繰出位置に至る。
このあと、フォーカスモータ12が駆動することによ
り、その駆動力がフォーカスモータギア13,減速ギア14,
フォーカスギア7に伝達されてフォーカススクリュー6
が回転するので、I群レンズ枠1が光軸方向にリニアに
移動してフォーカシングが行なわれる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、固定軸に外嵌す
るカム部材を用いていることにより鏡筒の外径を小さく
できるとともに、合焦レンズ枠をズーミングと分離させ
る必要がないので合焦レンズ群の芯を安定させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すレンズ鏡筒の要部を
周方向から見た拡大展開図、 第2図は、上記第1図に示したレンズ鏡筒の概略構成の
断面図、 第3図は、上記第2図中のレンズ群の移動を示した線
図、 第4図(A),(B)および(C)は、上記第1図中の
カム筒,固定ロッドおよびフォーカススクリュー軸に形
成された各カム溝の展開図、 第5図(A)および(B)は、従来のレンズ鏡筒の一例
を示す縦断正面図および半縦断側面図、 第6図(A)および(B)は、従来のレンズ鏡筒の他の
例を示す縦断正面図および半縦断側面図である。 1……I群レンズ枠(合焦レンズ枠) 2……II群レンズ枠(変倍レンズ枠) 6……フォーカススクリュー(駆動軸) 9……固定ロッド(固定軸) 10……カム筒(カム部材) 12……フォーカスモータ(駆動源)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズーミング動作により光軸方向に進退する
    変倍レンズ枠と、 レンズの側方に設けられていて、光軸と平行な方向に延
    びる固定軸と、 この固定軸に回動自在でかつ軸方向に進退自在に嵌合し
    ていて、上記変倍レンズ枠のズーミングによる光軸方向
    の進退量を、合焦レンズ枠のズーミング時の進退量に変
    換し、その量だけ上記固定軸に対し移動するカム部材
    と、 このカム部材に回動自在にかつ軸方向に一体に設けられ
    ていて、上記カム部材の移動量を合焦レンズ枠に伝達
    し、さらに駆動源の駆動力で軸回りに回転することによ
    り合焦レンズ枠を光軸方向に進退させる駆動軸と、 を具備することを特徴とするレンズ鏡筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60112009A (ja) * 1983-11-22 1985-06-18 Asahi Optical Co Ltd ズ−ムレンズのズ−ム駆動装置
JPH046004Y2 (ja) * 1985-02-08 1992-02-19

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