JP3291986B2 - ズームレンズ鏡胴 - Google Patents

ズームレンズ鏡胴

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JP3291986B2
JP3291986B2 JP19293195A JP19293195A JP3291986B2 JP 3291986 B2 JP3291986 B2 JP 3291986B2 JP 19293195 A JP19293195 A JP 19293195A JP 19293195 A JP19293195 A JP 19293195A JP 3291986 B2 JP3291986 B2 JP 3291986B2
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隆史 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズ鏡胴
に関し、詳しくは、特にズームレンズに好適なズームレ
ンズ鏡胴に関する。
【0002】
【従来の技術】ズームレンズは複数のレンズ群を移動し
て焦点距離が変更されるが、レンズ群を移動する方式と
しては、カム環を用いるカム環方式と送りねじを用いる
送りねじ方式とがある。
【0003】カム環方式のズームレンズでは、レンズ光
軸のまわりを取り囲むように円筒状のカム環を配置し、
カム環周面に形成されたカム溝の案内によって、ズーム
レンズ鏡胴内の複数のレンズ群を光軸方向に移動できる
ように構成される。そして、カム環が回転してレンズ群
が移動すると、レンズ全長は伸縮する。また、多段式の
カムを用いた鏡胴を用いると、未使用時にレンズ全長を
短くすることができる。
【0004】しかし、ズームレンズ鏡胴内にズーム駆動
のためのモータや電装回路などの機器類を配置する必要
のあるパワーズームレンズ等にカム環方式を適用する
と、カム環の外側に機器類を配置すれば、その分レンズ
外径が大きくなる。また、カム環の内側に機器類を配置
すれば、カム環自体が大きくなり、結局レンズ外径が大
きくなる。カム環を切り欠いて機器類を配置することも
考えられるが、カム環には、通常は同一形状の複数のカ
ム溝が円周方向に均等に形成されるので、実際上は容易
でない。
【0005】一方、送りねじ方式のズームレンズは、た
とえば図1に示すズームレンズ1のように、光軸のまわ
りに、2本の回転軸2a,2bと2本の案内棒3a,3bとが
配置される。第1回転軸2aの外周面にはおねじが形成
され、このおねじに螺合する後側レンズ群6は、第1回
転軸2aの回転によって、光軸方向にねじ送りされる。
前後のレンズ群5,6には係合ピン5a(図示せず),6aが
設けられ、各係合ピン5a,6aは、ズームレンズ鏡胴固
定部9にピン8cで回動自在に支持されたカム板8に形
成された2つのカム溝8a,8bにそれぞれ係合する。回
転軸2aが回転して後側レンズ群6が移動されると、カ
ム板8が回動し、前側レンズ群5は、カム溝8a,8bに
よって決定される相対距離だけ、後側レンズ群6から離
れた位置に移動される。図1のズームレンズ1はパワー
ズームレンズであり、回転軸2a,2bと案内軸3bとの間
に、レンズ駆動用のモータ7aやギヤ列7b等の機器類が
配置されている。したがって、レンズ外径は、カム環方
式の場合のように大きくなることはない(たとえば、特
開平3−223803号公報)。
【0006】しかし、2本の回転軸2a,2bおよび2本
の案内棒3a,3bがズームレンズ鏡胴固定部9の前壁9a
と後壁9bとの間に配置されているので、レンズ全長は
ズームレンズ鏡胴固定部9により決定された一定長さの
ままであり、レンズ全長を短くすることができない。
【0007】つまり、ズームレンズにおいて、多段式の
カム環方式を採用すると、レンズ全長を短くすることが
できるがレンズ外径は大きくなる。一方、送りねじ方式
を採用すると、レンズ外径を小さくできるが、レンズ全
長を短くすることができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、レンズ外径を大きくすること
なく、レンズ全長を短くすることができるズームレンズ
鏡胴を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
によれば、以下の構成のズームレンズ鏡胴が提供され
る。
【0010】すなわち、このズームレンズ鏡胴は、少な
くとも2つのレンズ群と、この各レンズ群を支持する各
支持部材を連携的に前後に進行させる送り機構とを基本
的に備える。上記送り機構は、上記各レンズ群に対し
て、少なくとも、第1外周ねじが形成されズームレンズ
鏡胴基部に一端が固定され光軸方向に延在するねじロッ
ドと、第1内周ねじが形成されたねじ穴を有し上記ねじ
ロッドにはめ込まれてねじ送り係合するスリーブとを、
それぞれ備えるとともに、このスリーブを回転する回転
駆動手段を備える。少なくとも一方の上記レンズ群の上
記支持部材には第2内周ねじが形成され、第2外周ねじ
が形成された上記スリーブと上記スリーブが所定方向に
回転したとき、上記スリーブが上記ねじロッドに対して
移動する方向と同方向に当該支持部材が上記スリーブに
対して移動するようにねじ送り係合されている。上記ス
リーブに係合された上記レンズ群は、上記ねじロッドに
よる移動と上記スリーブによる移動とを合わせた範囲の
移動が可能である。
【0011】上記構成において、外周ねじおよび内周ね
じによるねじ送り係合は、一方が他方に対して相対回転
することによって互いに軸方向に相対移動する機構によ
るものを広く含み、等ピッチのおねじおよびめねじによ
る一般的なねじ機構によるもののみならず、一方がカム
溝又はカム山であり他方がこのカム溝又はカム山に係合
する突起または凹みであるカム機構によるもの等をも広
く含む。したがって、外周ねじおよび内周ねじは、おね
じおよびめねじ以外に、外周又は内周のいずれか一方に
形成されたカム溝又はカム山と、他方に形成された、こ
のカム溝又はカム山に係合する突起または凹み等を含
む。たとえば、外周ねじ又は内周ねじが突起または凹み
である場合も含まれる。
【0012】上記構成において、スリーブが回転駆動手
段によって回転されると、スリーブは、ねじロッドには
め込まれてねじ送り係合するので、ねじロッドに対して
相対回転しながら軸方向に移動する。一方のレンズ群に
対しては、支持部材がスリーブにねじ送り係合するの
で、支持部材は、スリーブの回転によってスリーブに対
して相対的に軸方向にさらに移動する。つまり、一方の
レンズ群に対する支持部材は、ねじロッドに対するスリ
ーブの軸方向移動量に加え、スリーブの回転によるスリ
ーブに対する軸方向相対移動量だけ、さらに移動する。
そのため、レンズ全長を伸縮させることが可能である。
また、回転駆動手段等をねじロッドの間に配置すれば、
カム環方式のパワーズームレンズのようにレンズ外径が
大きくなることを回避することが可能である。
【0013】したがって、上記構成のズームレンズ鏡胴
は、レンズ外径を大きくすることなく、レンズ全長を短
くすることができる。
【0014】ズームレンズでは、少なくとも2つのレン
ズ群を連動する必要があり、本発明は、以下の3態様を
含む。
【0015】すなわち、第1態様としては、上記送り機
構は、他方の上記レンズ群に対する上記スリーブに、こ
のスリーブの軸周りに回転自在かつこの軸に直交する軸
を中心に回動自在に支持されたカム板をさらに備える。
このカム板には上記各レンズ群を支持する上記支持部材
がそれぞれ係合する少なくとも2つのカム溝が形成され
る。
【0016】上記構成において、回転駆動手段によっ
て、各スリーブはねじロッドに沿って回転しながら軸方
向に移動する。一方のレンズ群に対する支持部材は、ス
リーブの回転によってスリーブに対して軸方向にさらに
相対移動する。他方のレンズ群に対するスリーブに支持
されたカム板は、スリーブが回転しても、スリーブとと
もに回転せず、大略その姿勢を保持する。しかし、カム
板は、軸方向には、スリーブとともに移動する。他方の
レンズ群に対するスリーブに支持されたカム板は、一方
のレンズ群に対する支持部材のスリーブに対する軸方向
相対移動によって、回動される。他方のレンズ群に対す
る支持部材は、カム板の別のカム溝に係合するので、カ
ム板の回動によって、カム溝間の距離だけ、一方のレン
ズ群に対する支持部材から離れた位置となる。すなわ
ち、他方のレンズ群に対する支持部材は、スリーブの軸
方向移動によるカム板の軸方向移動と、一方のレンズ群
に対する支持部材によるカム板の回動とによって、軸方
向に移動される。つまり、第1レンズ群に対する支持部
材と、第2レンズ群に対する支持部材とは連動される。
【0017】したがって、小型かつ簡単な構成で、各レ
ンズ群の位置を高精度に制御できる。
【0018】また、第2態様としては、他方の上記レン
ズ群に対して、上記スリーブには第2外周ねじが形成さ
れ、上記支持部材には第2内周ねじが形成され上記スリ
ーブとねじ送り係合する。上記送り機構は、上記各レン
ズ群に対して、上記各スリーブを独立して回転する上記
回転駆動手段をそれぞれ備え、この各回転駆動手段によ
る駆動を連動する連動制御手段をさらに備える。
【0019】上記構成において、各レンズ群に対して、
支持部材とスリーブとねじロッドと回転駆動手段とをそ
れぞれ備え、各レンズ群に対する支持部材の位置は、各
回転駆動手段によりそれぞれ独立して駆動され、他のレ
ンズ群に対する支持部材の位置とは相互に無関係であ
る。しかし、各レンズ群に対する支持部材の位置を連動
するために、連動制御手段は、各回転駆動手段を制御す
る。
【0020】したがって、各レンズ群の位置を連動して
自由に設定することができる。
【0021】また、第3態様としては、上記送り機構
は、1つの上記回転駆動手段を備える。他方の上記レン
ズ群に対して、上記スリーブには第2外周ねじが形成さ
れ、上記支持部材には第2内周ねじが形成され上記スリ
ーブとねじ送り係合する。少なくとも一方の上記レンズ
群に対して、上記スリーブの上記第2外周ねじと上記支
持部材の上記第2内周ねじとのいずれか一方はカム溝又
はカム山であり、他方は該カム溝又はカム山に係合する
突起または凹みである。
【0022】上記構成において、各レンズ群に対して、
支持部材とスリーブとねじロッドと回転駆動手段とをそ
れぞれ備え、各レンズ群に対するスリーブは、1つの回
転駆動手段によって同期して回転される。各レンズ群に
対して、スリーブの第2外周ねじと支持部材の第2内周
ねじとには、カム溝又はカム山とこのカム溝又はカム山
に係合する突起または凹みとがそれぞれ形成され、各支
持部材はスリーブの回転によってそれぞれカム送りされ
る。つまり、回転駆動手段による各スリーブの回転に対
応して、各レンズ群に対する支持部材のカム送りを連動
させることができる。
【0023】したがって、各レンズ群を連動することが
容易である。
【0024】好ましくは、少なくとも一方の上記レンズ
群に対して、上記ねじロッドの上記第1外周ねじと上記
スリーブの第1内周ねじとのいずれか一方はカム溝又は
カム山であり、他方は該カム溝又はカム山に係合する突
起または凹みである。
【0025】また、好ましくは、少なくとも一方の上記
レンズ群に対して、上記スリーブの上記第2外周ねじと
上記支持部材の上記第2内周ねじとのいずれか一方はカ
ム溝又はカム山であり、他方は該カム溝又はカム山に係
合する突起または凹みである。
【0026】上記2つの各構成において、カム溝または
カム山の軸方向送りを回転に対して任意に変化させ、そ
れによって、回転駆動手段の回転に対して、スリーブお
よびまたは支持部材を適宜割合で変化させながら軸方向
に移動することができる。したがって、回転駆動手段の
回転に対してレンズ群間の間隔および位置を任意に設定
することが可能である。
【0027】好ましくは、上記各スリーブは、その外周
に外歯を有する。上記送り機構の回転駆動手段は、この
外歯に噛合する内歯を有しかつ上記ねじロッドより外側
に設けられたギヤ筒と、このギヤ筒を回転するギヤ筒回
転駆動手段とを含む。
【0028】上記構成において、ギヤ筒を回転すること
によって、各スリーブを同期して回転できる。したがっ
て、レンズ群を容易に連動できる。
【0029】好ましくは、レンズ玉枠を囲むように複数
の上記ねじロッドを備え、隣接する上記ねじロッドの間
に、駆動機構、たとえば上記回転駆動手段の駆動モータ
等を配置する。
【0030】または、レンズ玉枠を囲むように複数の上
記ねじロッドを備え、隣接する上記ねじロッドの間に、
電装回路、たとえば上記回転駆動手段の駆動モータ制御
回路等を配置する。
【0031】上記2つの構成において、ねじロッドより
も大略径方向内側に、駆動回路または電装回路を配置す
ることができる。したがって、カム環方式のズームレン
ズ鏡胴に比べて、レンズ外径を小さくすることができ
る。
【0032】好ましくは、上記回転駆動手段は、上記ス
リーブを駆動モータで直接駆動する。たとえば、ズーム
レンズ鏡胴の移動部材に駆動モータを固定し、ねじロッ
ドを片持ち固定とする。駆動モータの出力軸に直結され
たスリーブをねじロッドの自由端側からねじ送り係合す
る。
【0033】上記構成において、回転駆動手段である駆
動モータは、ねじロッドと同心となり、ねじロッドより
レンズ径方向外側にはみ出さないように配置できる。し
たがって、レンズ外径を小さくすることが容易である。
【0034】好ましくは、上記回転駆動手段は、上記ス
リーブを減速ギヤ列を介して駆動モータで駆動する。
【0035】上記構成においては、減速ギヤ列によっ
て、駆動モータの回転角度に対するスリーブの移動量を
小さくできるので、高精度にレンズ駆動制御ができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、図2〜図12に示した本
発明の各実施態様のズームレンズ鏡胴について詳細に説
明する。図2は、本発明の第1実施態様のズームレンズ
鏡胴の外観斜視図である。図3は、図2のズームレンズ
鏡胴の一部破断分解斜視図である。図4は、図3のIV-I
V線に沿って見たカム板の平面図である。図5〜図7
は、図2のズームレンズ鏡胴の断面図である。図5は沈
胴状態を、図6はワイド端状態を、図7はテレ端状態
を、それぞれ示す。図8は、第2実施態様のズームレン
ズ鏡胴の模式構成図である。図9は、第3実施態様のズ
ームレンズ鏡胴の模式構成図である。図10は、図9の
ズームレンズ鏡胴の一部破断要部分解斜視図である。図
11は、ズームレンズ鏡胴内での駆動機構の配置を示す
断面略図である。図12は、ズームレンズ鏡胴内での電
装回路の配置を示す断面略図である。
【0037】まず、第1実施態様のズームレンズ鏡胴1
0について説明する。
【0038】すなわち、ズームレンズ鏡胴10は、パワ
ーズームレンズすなわち電動ズームレンズである。図2
に示すように、このズームレンズ鏡胴10の外周面に設
けられたズーム操作ボタン16を操作することによっ
て、ズームレンズ鏡胴10の全長を伸縮させることがで
きる。すなわち、使用時には、図2(I)に示すように、
固定筒12内から外側移動筒14と内側移動筒70とが
繰り出した状態となり、収納時には、図2(II)に示すよ
うに、外側移動筒14と内側移動筒70とが固定筒12
内に繰り込んだ状態、すなわち沈胴状態となる。
【0039】このズームレンズ鏡胴10は、図3〜図7
に示すように構成される。
【0040】すなわち、ズームレンズ鏡胴10は、その
内部に、前側に第1レンズ群61を含む第1移動群60
を、後側に第2レンズ群81を含む第2移動群80を、
それぞれ備えている。
【0041】第1移動群60は、内側移動筒70と、内
側移動筒70の内部に収納される第1レンズ支持枠62
と、フォーカス駆動ユニット66とを含む。
【0042】内側移動筒70は、外周面には径方向に突
出する2つのガイド部72,76が設けられる。また、
内側移動筒70の前端には、透明な保護ガラス78を有
する。内側移動筒70の内周面にはヘリコイドネジ71
が形成されている。第1レンズ支持枠62は、前側の外
周面にヘリコイドネジ63が形成され、後側のフランジ
部65の外周面にはフォーカスギヤ64が形成されてい
る。フォーカス駆動ユニット66は、フォーカス駆動モ
ータ67と、フォーカス駆動モータ67の回転を減速す
る減速ギヤ列68と、電装回路69(図10参照)とを含
む。
【0043】第1レンズ支持枠62は、内側移動筒70
の内部に収納され、内側移動筒70の内周面のヘリコイ
ドネジ71と第1レンズ支持枠62の前側外周面のヘリ
コイドネジ63とが螺合する。第1レンズ支持枠62の
後側外周面のフォーカスギヤ64には、フォーカス駆動
ユニット66の減速ギヤ列68の出力ギヤ68aが噛合
する。そして、フォーカス駆動ユニット66のフォーカ
ス駆動モータ67が回転すると、第1レンズ支持枠62
は、内側移動筒70に対して相対回転するとともに、ヘ
リコイドネジ63,71の作用によって軸方向に移動す
る。これによって、フォーカス調整ができるようになっ
ている。
【0044】第2移動群80は、第2レンズ群81をそ
の内部に支持する第2レンズ支持枠82を含む。第2レ
ンズ支持枠82の外周面には、径方向外側に突出する案
内ローラ84とガイド部86と係合部88とが設けられ
る。第2レンズ支持枠82は、第2レンズ群81より前
側に、絞りユニット90を有する。
【0045】固定筒12の内部には、ギヤ筒24と、ズ
ーム駆動ユニット26と、3本のねじロッド20と、駆
動バー30と、2つのガイドバー40,41と、カム板
50とを、さらに備える。
【0046】ギヤ筒24は、固定筒12の内周面に摺接
し、固定筒12に対して回転自在であるが、軸方向には
移動できないようになっている。ギヤ筒24の内周面に
は内歯25が形成されている。ズーム駆動ユニット26
は、ズーム駆動モータ27と、ズーム駆動モータ27の
回転を減速する減速ギヤ列28と電装回路29(図10
参照)とを含み、減速ギヤ列28の出力ギヤ28aは、ギ
ヤ筒24の内歯25に噛合するようになっている。
【0047】3つのねじロッド20は、レンズマウント
18が固定される固定筒12の基部13に固定され、光
軸を中心に均等に配置され、光軸方向前方に延在する。
ねじロッド20の外周面には、おねじ22が形成されて
いる。
【0048】駆動バー30およびガイドバー40,41
は、大略筒状形状であり、それぞれねじ穴47が形成さ
れ、その内周面にはめねじ44が形成され、ねじロッド
20のおねじ22に螺合するようになっている。駆動バ
ー30およびガイドバー40,41は、後側にフランジ
部35,45を有し、このフランジ部35,45の外周面
にはギヤ36,46が形成される。このギヤ36,46
は、ギヤ筒24の内歯25と噛合するようになってい
る。駆動バー30は、フランジ部35より前側の外周面
におねじ38が形成され、ガイドバー40,41のその
部分は平滑面48となっている。
【0049】一方のガイドバーすなわち第1ガイドバー
40の平滑面48には、第2レンズ支持枠82のガイド
部86が係合・摺接する。駆動バー30のおねじ38に
は、第2レンズ支持枠82の係合部88が係合するよう
になっている。また、ガイドバー40,41の平滑面4
8には、内側移動筒70のガイド部72,76が係合・
摺接する。第1ガイドバー40の前端と駆動バー30の
前端とは、回転自在に、外側移動筒14の前壁14aに
支持する。
【0050】他方のガイドバーすなわち第2ガイドバー
41は、その平滑面48に、第2ガイドバー41に対し
て相対回転可能であるが軸方向には移動できないように
固定されたカム板支持部42を有する。カム板支持部4
2の外周面には支持ピン43が突設され、この支持ピン
43によって、カム板50が回転自在かつ回動自在に支
持される。カム板50は、図4に示すように、ピン支持
部52側を中心とする大略扇形状であり、扇部分はレン
ズ前方側に延在する。カム板50の扇部分には、光軸方
向と大略斜交方向に延在する2つのカム溝54,56、
すなわち前側の第1カム溝54と後側の第2カム溝56
とが形成される。第1カム溝54には、内側移動筒70
の第1ガイド部72の取り付け部に設けられた案内ロー
ラ74が係合・摺接し、第2カム溝56には、第2レン
ズ支持枠82に設けられた案内ローラ84が係合・摺接
するようになっている。
【0051】上記構成のズームレンズ鏡胴10は、収納
時には、図5に示すように沈胴状態となり、ねじロッド
20に螺合する駆動バー30およびガイドバー40,4
1は、最も後側に位置し、外側移動筒14と、内側移動
筒70と、第1レンズ支持枠62と、第2レンズ支持枠
82とは、最も後側に位置する。
【0052】一方、使用時には、以下のように動作し
て、レンズ全長が伸びる。
【0053】すなわち、使用時には、ズームレンズ鏡胴
10はワイド端まで、まず繰り出され、図6に示すワイ
ド端状態となる。そして、ズーム操作ボタン16の操作
によって、ズームレンズ鏡胴10は、さらに繰り出され
る。最もズームレンズ鏡胴10が繰り出されると、図7
に示すテレ端状態となる。
【0054】ズームレンズ鏡胴10の繰り出し時には、
ズーム駆動モータ27は正転し、減速ギヤ列28を介し
て、ギヤ筒24が回転される。そして、ギヤ筒24の内
歯25にギヤ36,46が噛合する駆動バー30および
ガイドバー40,41が、回転される。駆動バー30お
よびガイドバー40,41は、ねじロッド20に螺合す
るので、回転に伴い、ねじロッド20に沿ってレンズ前
方に移動する。そして、駆動バー30の前端と第1ガイ
ドバー40の前端とに支持された外側移動筒14も、レ
ンズ前方に移動する。すなわち、外側移動筒14は、固
定筒12から繰り出す。
【0055】このとき、駆動バー30は回転しながら前
方に移動するので、駆動バー30のおねじ38に係合部
88が係合する第2レンズ支持枠82は、駆動バー30
に対して相対的前方に移動する。つまり、第2レンズ
支持枠82は、ねじロッド20に対する駆動バー30の
移動に加え、駆動バー30が回転しておねじ38でねじ
送りされる分だけ、さらに前方に移動する。
【0056】第2レンズ支持枠82と内側移動筒70と
の間の相対距離は、カム板50によって調整される。す
なわち、カム板50は第2ガイドバー41のカム板支持
部42の支持ピン43で支持されるので、第2ガイドバ
ー41とともに移動する。駆動バー30およびガイドバ
ー40,41は、ギヤ筒24の回転による移動量が等し
いが、案内ローラ84がカム板50の第2カム溝56に
係合・摺接する第2レンズ支持枠82は、上記したよう
に駆動バー30のおねじ38により相対移動される分だ
け、第2ガイドバー41よりも前方に移動する。そのた
め、第2レンズ支持枠82の案内ローラ84は、カム板
50を第2カム溝56に沿って支持ピン43を中心に回
動し、それによって、案内ローラ74がカム板50の第
1カム溝54に係合・摺接する内側移動筒70は、第2
レンズ支持枠82に対して相対移動される。これによ
り、内側移動筒70の内部に収納される第1レンズ支持
枠62に支持される第1レンズ群61と、第2レンズ支
持枠82に支持される第2レンズ群80との相対距離が
変わる。駆動バー30によりねじ送りされる第2レンズ
支持枠82との相対距離がカム板50によって決定され
る内側移動筒70は、第1ガイドバー40および駆動バ
ー30と一体的に移動する外側移動筒14に比べ、大
略、第2レンズ支持部82の駆動バー30に対する相対
移動量の分だけ、移動量が大きくなる。そのため、内側
移動筒70は、外側移動筒14から突出するようにな
る。
【0057】ズームレンズ鏡胴10がワイド端からテレ
端までさらに繰りだされるときも、外側移動筒14およ
び内側移動筒70は、同様に繰り出される。テレ端状態
のとき、図7に示すように、ガイドバー40,41およ
び駆動バー30は、ねじロッド20に対して最も前方ま
で移動し、内側移動筒70は駆動バー30に対して最も
前方に移動する。したがって、ズームレンズ鏡胴の全長
は最大となる。一方、ズームレンズ鏡胴10を繰り込む
ときには、上記とは逆に動作する。
【0058】次に、第2実施態様のズームレンズ鏡胴1
0について説明する。図8の模式構成図に示すように、
このズームレンズ鏡胴10は、第1レンズ群61を含む
第1移動群60に対しても、第2レンズ群81を含む第
2移動群80に対する駆動バー30と同様に構成された
駆動バー32を備え、この駆動バー32は第1移動群6
0に同様にねじ送り係合する。各移動群60,80に対
する駆動バー30,32を回転する回転駆動駆動33、
たとえば減速ギヤ列および駆動モータを、それぞれ別個
に備え、各回転駆動手段33による駆動を連動する連動
制御手段34をさらに備える。各移動群60,80は各
回転駆動手段33によりそれぞれ独立して移動される
が、連動制御手段34により、各移動群60,80すな
わち各レンズ群61,81の位置は連動される。
【0059】次に、第3実施態様のズームレンズ鏡胴1
0について説明する。図9の模式構成図に示すように、
各移動群60,80に対して駆動バー30,32を備える
点では、第2実施態様と同様であるが、回転駆動手段3
3は1つだけ備える。各駆動バー30,32の前側外周
面には、図10に示すように、それぞれ適宜形状のカム
溝39が形成され、各移動群60,80が係合する。各
移動群60,80は、回転が規制され、軸方向にのみ移
動可能である。そのため、回転駆動手段33が駆動バー
30,32を同時に回転すると、各移動群60,80は、
それぞれが係合する駆動バー30,32のカム溝39に
沿って軸方向に移動する。したがって、各レンズ群6
1,81は、連動して適宜位置に移動する。
【0060】上記各態様の送りねじ方式のズームレンズ
鏡胴10は、収納時の全長を最大全長の約半分に短縮で
きる。また、ズームレンズ鏡胴10内部には、カム環方
式のズームレンズ鏡胴に比べてスペースが空いているの
で、ねじロッド20や駆動バー30およびガイドバー4
0,41等と干渉しないように、機器類を配置すること
ができる。たとえば、図11に示すように、ズーム駆動
ユニット26とフォーカス駆動ユニット66と絞り駆動
ユニット92とを配置することができ、また、図12に
示すように、ズーム駆動ユニット26とフォーカス駆動
ユニット66と絞り駆動ユニット92との各電装回路2
9,69,94を配置することができる。
【0061】したがって、上記各実施態様のズームレン
ズ鏡胴10のように構成すれば、レンズ外径を大きくす
ることなく、レンズ全長を短くすることができる。
【0062】なお、本発明は上記実施態様に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。た
とえば、ねじ送り機構等を複数組み合わせて多段繰り出
しとしてもよい。また、パワーズームについて説明した
が、手動のズームレンズについて、また、ズームレンズ
に限らず単焦点レンズについて、本発明を適用してもよ
い。さらには、本発明は単体レンズに限定するものでは
なく、たとえば沈胴タイプのコンパクトカメラのズーム
レンズ鏡胴等にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例のズームレンズ鏡胴の一部破断斜視図
である。
【図2】 本発明の一実施例のズームレンズ鏡胴の外観
斜視図である。
【図3】 図2のズームレンズ鏡胴の一部破断分解斜視
図である。
【図4】 図3のIV-IV線に沿って見たカム板の平面図
である。
【図5】 図2のズームレンズ鏡胴の断面図である。沈
胴状態を示す。
【図6】 図4と同様の断面図である。ワイド端状態を
示す。
【図7】 図4と同様の断面図である。テレ端状態を示
す。
【図8】 第2実施態様のズームレンズ鏡胴の模式構成
図である。
【図9】 第2実施態様のズームレンズ鏡胴の模式構成
図である。
【図10】 図9のズームレンズ鏡胴の一部破断要部斜
視図である。
【図11】 ズームレンズ鏡胴内での駆動機構の配置を
示す断面略図である。
【図12】 ズームレンズ鏡胴内での電装回路の配置を
示す断面略図である。
【符号の説明】
10 ズームレンズ鏡胴 12 固定筒 13 基部 14 外側移動筒 14a 前壁 16 ズーム操作ボタン 18 レンズマウント 20 ねじロッド(送り機構) 20a 先端部 22 おねじ(第1外周ねじ) 24 ギヤ筒(送り機構、回転駆動手段) 25 内歯 26 ズーム駆動ユニット(送り機構、回転駆動手段、
ギヤ筒回転駆動手段、駆動機構) 27 ズーム駆動モータ(駆動モータ) 28 減速ギヤ列 28a 出力ギヤ 29 電装回路 30 駆動バー(送り機構、スリーブ) 32 駆動バー(送り機構、スリーブ) 33 回転駆動機構(送り機構) 34 連動制御手段(送り機構) 35 フランジ部 36 ギヤ(外歯) 38 おねじ(第2外周ねじ) 39 ガイド溝(第2外周ねじ) 40 第1ガイドバー 41 第2ガイドバー(送り機構、スリーブ) 42 カム板支持部 43 支持ピン 44 めねじ(第1内周ねじ) 45 フランジ部 46 ギヤ(外歯) 47 ねじ穴 48 平滑面 50 カム板(送り機構) 52 ピン支持部 54 第1カム溝(カム溝) 56 第2カム溝(カム溝) 60 第1移動群 61 第1レンズ群(レンズ群) 62 第1レンズ支持枠(支持部材、レンズ玉枠) 63 ヘリコイドネジ 64 フォーカスギヤ 65 フランジ部 66 フォーカス駆動ユニット(駆動機構) 67 フォーカス駆動モータ 68 減速ギヤ列 68a 出力ギヤ 69 電装回路 70 内側移動筒(支持部材) 71 ヘリコイドネジ 72 第1ガイド部 74 案内ローラ 76 第2ガイド部 78 保護ガラス 80 第2移動群 81 第2レンズ群(レンズ群) 82 第2レンズ支持枠(支持部材、レンズ玉枠) 84 案内ローラ 86 ガイド部 88 係合部(第2内周ねじ) 90 絞りユニット 92 絞り駆動ユニット(駆動機構) 94 電装回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−72368(JP,A) 特開 平3−223803(JP,A) 特開 平1−259311(JP,A) 特開 平7−159828(JP,A) 特開 平4−254838(JP,A) 特開 平1−259335(JP,A) 特開 平6−230268(JP,A) 実開 平3−14607(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/105

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つのレンズ群(61,81)
    と、該各レンズ群(61,81)を支持する各支持部材(6
    2,70;82)を連携的に前後に進行させる送り機構(2
    0,24,26,30,32,33,34,41,50)とを備
    えるズームレンズ鏡胴(10)において、 上記送り機構(20,24,26,30,32,33,34,4
    1,50)は、上記各レンズ群(61,81)に対して、少
    なくとも、第1外周ねじ(22)が形成されズームレンズ
    鏡胴基部(13)に一端が固定され光軸方向に延在するね
    じロッド(20)と、第1内周ねじ(44)が形成されたね
    じ穴(47)を有し上記ねじロッド(20)にはめ込まれて
    ねじ送り係合するスリーブ(30,32,41)とを、それ
    ぞれ備えるとともに、該スリーブ(30,32,41)を回
    転する回転駆動手段(24,26,33)を備え、 少なくとも一方の上記レンズ群(81)の上記支持部材
    (82)には第2内周ねじ(88)が形成され、第2外周ね
    じ(38)が形成された上記スリーブ(30)と上記スリー
    ブ(30)が所定方向に回転したとき、上記スリーブ(3
    0)が上記ねじロッド(20)に対して移動する方向と同
    方向に当該支持部材(82)が上記スリーブ(30)に対し
    て移動するようにねじ送り係合されており、 上記スリーブ(30)に係合された上記レンズ群(81)
    は、上記ねじロッド(20)による移動と上記スリーブ
    (30)による移動とを合わせた範囲の移動が可能である
    ことを特徴とするズームレンズ鏡胴。
  2. 【請求項2】 上記送り機構(20,24,26,30,3
    2,33,34,41,50)は、他方の上記レンズ群(6
    1)に対する上記スリーブ(41)に、該スリーブ(41)
    の軸周りに回転自在かつ該軸に直交する軸を中心に回動
    自在に支持されたカム板(50)をさらに備え、該カム板
    (50)には上記各レンズ群(61,81)を支持する上記
    支持部材(62,70;82)がそれぞれ係合する少なくと
    も2つのカム溝(54,56)が形成されたことを特徴と
    する、請求項1記載のズームレンズ鏡胴
  3. 【請求項3】 他方の上記レンズ群(61)に対して、上
    記スリーブ(32)には第2外周ねじが形成され、上記支
    持部材には第2内周ねじが形成され上記スリーブ(32)
    とねじ送り係合し、 上記送り機構(20,24,26,30,32,33,34,4
    1,50)は、上記各レンズ群(61,81)に対して、上
    記各スリーブ(30,32)を独立して回転する上記回転
    駆動手段(33)をそれぞれ備え、該各回転駆動手段(3
    3)による駆動を連動する連動制御手段(34)をさらに
    備えることを特徴とする、請求項1記載のズームレンズ
    鏡胴。
  4. 【請求項4】 上記送り機構(20,24,26,30,3
    2,33,34,41,50)は、1つの上記回転駆動手段
    (33)を備え、 他方の上記レンズ群(61)に対して、上記スリーブ(3
    2)には第2外周ねじが形成され、上記支持部材には第
    2内周ねじが形成され上記スリーブ(32)とねじ送り係
    合し、 少なくとも一方の上記レンズ群(61,81)に対して、
    上記スリーブ(30,32)の上記第2外周ねじ(39)と
    上記支持部材(82)の上記第2内周ねじ(88)とのいず
    れか一方はカム溝又はカム山であり、他方は該カム溝又
    はカム山に係合する突起または凹みであることを特徴と
    する、請求項1記載のズームレンズ鏡胴。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の上記レンズ群(61,8
    1)に対して、上記ねじロッド(20)の上記第1外周ね
    じ(22)と上記スリーブ(30,32,41)の第1内周ね
    じ(44)とのいずれか一方はカム溝又はカム山であり、
    他方は該カム溝又はカム山に係合する突起または凹みで
    あることを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の
    ズームレンズ鏡胴。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の上記レンズ群(61,8
    1)に対して、上記スリーブ(30)の上記第2外周ねじ
    (38)と上記支持部材(82)の上記第2内周ねじ(88)
    とのいずれか一方はカム溝又はカム山であり、他方は該
    カム溝又はカム山に係合する突起または凹みであること
    を特徴とする、請求項1、2又は3記載のズームレンズ
    鏡胴。
  7. 【請求項7】 上記各スリーブ(30,32,41)は、そ
    の外周に外歯(36,46)を有し、 上記送り機構(20,24,26,30,32,33,34,4
    1,50)の回転駆動手段(24,26)は、該外歯(36,
    46)に噛合する内歯(25)を有しかつ上記ねじロッド
    (20)より外側に設けられたギヤ筒(24)と、該ギヤ筒
    (24)を回転するギヤ筒回転駆動手段(26)とを含むこ
    とを特徴とする、請求項1、2又は4記載のズームレン
    ズ鏡胴。
  8. 【請求項8】 レンズ玉枠(62,82)を囲むように複
    数の上記ねじロッド(20)を備え、隣接する上記ねじロ
    ッド(20)の間に、駆動機構(26,66,92)を配置し
    たことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載のズ
    ームレンズ鏡胴。
  9. 【請求項9】 レンズ玉枠(62,82)を囲むように複
    数の上記ねじロッド(20)を備え、隣接する上記ねじロ
    ッド(20)の間に、電装回路(29,69,94)を配置し
    たことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載のズ
    ームレンズ鏡胴。
  10. 【請求項10】 上記回転駆動手段(24,26)は、上
    記スリーブ(30,41)を駆動モータで直接駆動するこ
    とを特徴とする、請求項1、2又は3記載のズームレン
    ズ鏡胴。
  11. 【請求項11】 上記回転駆動手段(24,26)は、上
    記スリーブ(30,41)を減速ギヤ列(28)を介して駆
    動モータ(27)で駆動することを特徴とする、請求項
    1、2、3又は4記載のズームレンズ鏡胴。
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