JP2001235669A - レンズ装置 - Google Patents

レンズ装置

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JP2001235669A
JP2001235669A JP2000046204A JP2000046204A JP2001235669A JP 2001235669 A JP2001235669 A JP 2001235669A JP 2000046204 A JP2000046204 A JP 2000046204A JP 2000046204 A JP2000046204 A JP 2000046204A JP 2001235669 A JP2001235669 A JP 2001235669A
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lens
barrel
guide groove
optical axis
guide
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Ryuta Sasaki
竜太 佐々木
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガイド溝の底部を開口部よりも幅広に形成する
とともに、ガイド部材の先端部を基端部よりも幅広に形
成することにより、簡単な構成でレンズ筒を直進ガイド
するガイド溝からガイド部材が外れるのを防止できるレ
ンズ装置を提供する。 【解決手段】第1レンズ筒13の内周面に光軸に沿って
直進ガイド溝27を形成するとともに、その直進ガイド
溝27に直進ガイド突起30を係合させて、第1レンズ
筒13を光軸方向に直進ガイドする。直進ガイド溝27
は、その両壁面27Aにテーパ27aを形成して底部2
7Cを幅広に形成し、直進ガイド突起30は、その両壁
面30Aにテーパ30aを形成して先端部30Cを幅広
に形成する。これにより、直進ガイド溝27と直進ガイ
ド突起30とに、ひねりの力が加わっても、容易に直進
ガイド溝27から直進ガイド突起30が外れなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ装置に係り、
特にズーム機能を備えた沈胴式のカメラに用いられるレ
ンズ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズ筒を光軸に沿って直進的に移動さ
せる手段としてカム機構が知られている。カム機構は、
レンズ筒の外周面に設けられるカムフォロアと、回転筒
の内周面に形成され、カムフォロアが係合するカムと、
レンズ筒の回転を止めて、レンズ筒を直進的にガイドす
る直進ガイドとから構成され、レンズ筒は、回転筒を回
転させることにより、カムの光軸に沿った変位分だけ光
軸に沿って直進的に移動する。
【0003】ところで、レンズ筒を直進的にガイドする
直進ガイドの機構としては、固定筒の内周面に形成され
たガイド溝に、カムフォロアを係合させてガイドする方
式のものや、光軸に沿って配設されたガイド棒に、レン
ズ筒に形成された摺動子を係合させてガイドする方式の
ものなど種々の形式のものがあるが、本願出願人は、先
に行った特許出願において、後群のレンズ筒の先端にア
ームを設け、そのアームの先端に形成された突起を前群
のレンズ筒の内周面に形成された直進ガイド溝に係合さ
せてガイドする方法を提案した(特願平11−2803
16号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法の場合、直進ガイド溝が前群のレンズ筒に形成され
ているため、カメラを落下するなどして、前群のレンズ
筒に押し込むような衝撃が加わると、カムによってアー
ムと直進ガイド溝とにひねりの力が加えられてしまい、
突起が直進ガイド溝から外れてしまうという欠点があ
る。特に、近年、レンズ装置自体のコンパクト化が要請
されており、レンズ装置を構成するレンズ筒は、その肉
厚が薄くなっている。このため、形成できる溝の深さに
も限界があり、少しの衝撃を受けても、溝から突起が外
れてしまうという欠点がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、簡単な構成でレンズ筒を直進ガイドするガイ
ド溝からガイド部材が外れるのを防止できるレンズ装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、レンズを保持するレンズ筒と、レンズ筒
の周面に光軸と平行に形成されたガイド溝と、前記ガイ
ド溝に係合され、レンズ筒を光軸に沿って直進的にガイ
ドするガイド部材とを備えたレンズ装置において、前記
ガイド溝は底部が開口部よりも幅広に形成され、前記ガ
イド部材は先端部が基端部よりも幅広に形成されること
を特徴とするレンズ装置を提供する。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、レンズを保持するレンズ筒と、光軸と平行に配設さ
れたアーム部材と、アーム部材に光軸と平行に形成され
たガイド溝と、レンズ筒に形成されるとともにガイド溝
に係合され、レンズ筒を光軸に直進的に沿ってガイドす
るガイド部材とを備えたレンズ装置において、前記ガイ
ド溝は底部が開口部よりも幅広に形成され、前記ガイド
部材は先端部が基端部よりも幅広に形成されることを特
徴とするレンズ装置を提供する。
【0008】本発明によれば、ガイド溝の底部が開口部
よりも幅広に形成されるとともに、ガイド部材の先端部
が基端部よりも幅広に形成されているため、ガイド部材
とガイド溝とにひねりの力が加えられても、容易にガイ
ド部材がガイド溝から外れることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るレンズ装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。
【0010】図1は、本発明に係るレンズ装置が適用さ
れる電子スチルカメラの外観構成を示す斜視図である。
【0011】同図に示すように、この電子スチルカメラ
1は、そのカメラ本体が矩形の箱型に形成されており、
その正面部にはレンズ装置2、ファインダ窓3、ストロ
ボ調光センサ4、セルフタイマーランプ5などが配設さ
れている。また、その上面部にはポップアップ式のスト
ロボ6や、レリーズスイッチ7などが配設され、その背
面部には、図示しないファインダ接眼部や液晶表示パネ
ル、操作キーなどが配設されている。この電子スチルカ
メラ1は沈胴式であり、レンズ装置2は使用時にのみ、
そのレンズ鏡筒がカメラ本体から繰り出され、カメラ本
体の正面部から突出する。
【0012】図2は、上記の電子スチルカメラ1に適用
されるレンズ装置2の分解斜視図である。また、図3〜
図5は、それぞれ上記の電子スチルカメラ1に適用され
るレンズ装置2の側面断面図である。なお、図3は、レ
ンズ装置2が沈胴位置の状態のときを示しており、図4
と図5は、それぞれレンズ装置2がテレ位置の状態のと
きとワイド位置の状態のときとを示している。
【0013】図2〜図5に示すように、このレンズ装置
2は、第1レンズ11、第2レンズ12、第1レンズ筒
13、第2レンズ筒14、移動筒15、固定筒16及び
回転筒17で構成されている。
【0014】回転筒17は、その外周面にギヤ部18が
形成されている。このギヤ部18にはズームモータ19
の駆動が伝達される。回転筒17は、このギヤ部18に
ズームモータ19の駆動が伝達されることにより、固定
筒16の外周に接しながら回動される。
【0015】レンズ装置2は、回転筒17が『初期位
置』から『中間位置』までの『収納回転域』で回転する
ことで、その状態が図3に示す沈胴位置の状態から図4
に示すテレ位置の状態に変更される。また、回転筒17
が、『中間位置』から『終端位置』までの『変倍回転
域』で回転することで、その状態が図4に示すテレ位置
の状態から図5に示すワイド位置の状態に変更される。
【0016】回転筒17の内周面には、第2レンズ筒1
4を光軸20の方向に移動させるための第2レンズ用カ
ムユニット21と、移動筒15を光軸20の方向にガイ
ドするための移動筒用直進ガイド溝22とが形成されて
いる。この第2レンズ用カムユニット21と移動筒用直
進ガイド溝22とは、それぞれ光軸20の回りの3分割
位置に形成されている。
【0017】固定筒16は、その周面に第2レンズ筒1
4を光軸20の方向に直進的にガイドするための第2レ
ンズ用直進ガイド開口23と、移動筒15を光軸20の
方向に移動させるための移動筒用カム24とが形成され
ている。この第2レンズ用直進ガイド開口23と移動筒
用カム24とは、それぞれ光軸20の回りの3分割位置
に形成されている。
【0018】移動筒15は、その外周面に移動筒用カム
フォロア25が設けられている。この移動筒用カムフォ
ロア25は、光軸20の回りの3分割位置に設けられて
おり、固定筒16に形成された移動筒用カム24と、回
転筒17に形成された移動筒用直進ガイド溝22とに係
合されている。そして、この移動筒用カム24と移動筒
用直進ガイド溝22との作用によって、回転筒17が回
転すると、移動筒15が固定筒16に対して回転しなが
ら光軸20の方向に移動する。
【0019】また、この移動筒15の内周面には、第1
レンズ筒13を光軸20の方向に移動させるための第1
レンズ用カム26が形成されている。この第1レンズ用
カム26は、光軸20の回りの3分割位置に設けられて
いる。
【0020】第1レンズ筒13は、その内周面に直進ガ
イド溝27が形成されている。この直進ガイド溝27
は、光軸20と平行に形成されており、第2レンズ筒1
4に形成された直進ガイド突起30が係合されている。
【0021】また、この第1レンズ筒13の外周面に
は、第1レンズ用カムフォロア28が設けられている。
この第1レンズ用カムフォロア28は、光軸20の回り
の3分割位置に設けられており、移動筒15の内周面に
形成された第1レンズ用カム26に係合されている。こ
の第1レンズ用カム26と、後述する第2レンズ筒14
による直進ガイドの作用とによって、移動筒15が回転
すると、第1レンズ筒13が移動筒15に対して光軸2
0の方向に直進的に移動する。
【0022】第1レンズ11は、第1レンズ筒13の前
端内周部に保持されており、第1レンズ筒13と共に移
動する。
【0023】第2レンズ筒14は、その外周面に第2レ
ンズ用カムフォロアユニット29が設けられている。こ
の第2レンズ用カムフォロアユニット29は、光軸20
の回りの3分割位置に設けられており、第2レンズ用カ
ムユニット21と第2レンズ用直進ガイド開口23とに
係合されている。そして、この第2レンズ用カムユニッ
ト21と第2レンズ用直進ガイド開口23との作用によ
って、回転筒17が回転すると、第2レンズ筒14が固
定筒16に対して光軸20の方向に直進的に移動する。
【0024】また、この第2レンズ筒14には、固定筒
16との間に一対のバネが掛けられている。このバネ3
7は、光軸20の回りの2分割位置に設けられており、
第2レンズ筒14を結像面側に向けて付勢する。
【0025】さらに、この第2レンズ筒14の前端部に
は、一対のアーム38、38が所定の間隔をもって一体
的に形成されている。このアーム38は、第2レンズ筒
14の前端から細幅で被写体側に延びた形状となってお
り、その前端部外周には、直進ガイド突起30が一体的
に形成されている。この直進ガイド突起30は、第1レ
ンズ筒13の内周面に形成された直進ガイド溝27に係
合されており、この直進ガイド突起30と直進ガイド溝
27との作用によって、第1レンズ筒13が第2レンズ
筒14に対して光軸方向に直進的にガイドされる。
【0026】ここで、図7に示すように、直進ガイド突
起30は、その断面形状が、直進ガイド溝27の断面形
状と合致するように形成されている。このため、直進ガ
イド突起30は、直進ガイド溝27に係合されると、そ
の両壁面30A、30Aが直進ガイド溝27の両壁面2
7A、27Aに当接される。
【0027】また、同図に示すように、直進ガイド溝2
7は、その両壁面27A、27Aにテーパ部27a、2
7aが形成されている。このテーパ部27a、27a
は、直進ガイド溝27の開口部27Bの両縁に形成され
ており、溝の開口部27Bに向かって溝の幅が狭くなる
ように一定の角度をもって形成されている。一方、直進
ガイド突起30の両壁面30A、30Aにも、これに対
応してテーパ部30a、30aが形成されている。この
テーパ部30a、30aは、直進ガイド突起30の基端
部30Bに形成されており、突起の基端部30Bに向か
って突起の幅が狭くなるように一定の角度をもって形成
されている。
【0028】これにより、直進ガイド溝27は、底部2
7Cが開口部27Bよりも幅広に形成され、直進ガイド
突起30は、先端部30Cが基端部30Bよりも幅広に
形成される。そして、このような形状の直進ガイド突起
30と直進ガイド溝27とを係合させて、第1レンズ筒
13と第2レンズ筒14とを直進的にガイドすることに
より、たとえ直進ガイド突起30と直進ガイド溝27と
にひねりの力が加えられたとしても、容易に直進ガイド
突起30が直進ガイド溝27から外れることがなくな
る。すなわち、直進ガイド突起30と直進ガイド溝27
とにひねりの力が加えられたとしても、互いのテーパ部
27a、30a同士のかみ合いにより、多少の力によっ
ては、容易に直進ガイド突起30が直進ガイド溝27か
ら外れることがない。
【0029】なお、第2レンズ筒14は、プラスチック
材料等の弾性を有する材料で金型形成され、各アーム3
8は、その前端が径方向の外に向けて広がった状態で形
成される。このように形成することにより、直進ガイド
突起30が直進ガイド溝27に係合されると、直進ガイ
ド突起30の先端部30Cが直進ガイド溝27の底部2
7Cを押圧するようになり、この結果、第1レンズ筒1
3が第2レンズ筒14に対して互いに傾かないように支
持される。
【0030】また、直進ガイド突起30は、摺動時の抵
抗を低減させるため、その先端面30cが半球状に形成
されている。すなわち、その光軸20の方向に沿った断
面と、光軸20に交差する方向の断面とが、それぞれ円
弧状に形成されている。これにより、第1レンズ筒13
と第2レンズ筒14との相対的な移動と回転筒17の回
転とをスムーズに行うことができるようになる。
【0031】第2レンズ12は、第2レンズ筒14内を
光軸20の方向に移動自在に設けられている。詳しく
は、図3〜図5に示すように、第2レンズ12は、第2
レンズ筒14内に配設された第2レンズ枠33に保持さ
れている。この第2レンズ枠33は、送りネジ31とガ
イド棒32とによって第2レンズ筒14内を光軸20の
方向に沿って移動自在に支持されている。送りネジ31
はフォーカスモータ34の出力軸に連結されており、こ
のフォーカスモータ34に駆動されることによって回転
する。そして、この送りネジ31が回転することによっ
て、そのリードに従って第2レンズ12が光軸20の方
向に移動する。
【0032】なお、この第2レンズ12の移動は、第2
レンズ筒14に対して結像面10a側に最も寄った『原
点位置』と、この原点位置から被写体側に離れた位置と
の間で行われる。そして、変倍時には第2レンズ12は
原点位置に位置される。
【0033】図8は、固定筒16に設けられた移動筒用
カム24の構成を示した展開図である。同図に示すよう
に、移動筒用カム24は、収納用案内部40と移動筒移
動阻止部41とから構成されている。
【0034】収納用案内部40は、『収納回転域』での
回転筒17の回転により、移動筒用カムフォロア25が
摺動する範囲である。この収納用案内部40は、固定筒
16に対して移動筒15を内部に退避させた『退避位
置』と、被写体側に繰り出した『突出位置』との間で光
軸20の方向に移動させる。移動筒15が退避位置のと
きには、レンズ装置2が沈胴位置の状態となる。
【0035】移動筒移動阻止部41は、『変倍回転域』
での回転筒17の回転により、移動筒用カムフォロア2
5が摺動する範囲であり、移動筒15の光軸20の回り
の回転を許容し、かつ、移動筒15の光軸20の方向へ
の移動を阻止するように、光軸20の回りの方向に沿っ
て円弧状となっている。すなわち、移動筒15は、レン
ズ装置2がテレ位置とワイド位置との間で変倍される間
で『突出位置』に維持される。
【0036】図9は、移動筒15に設けられた第1レン
ズ用カム26の構成を示した展開図である。同図に示す
ように、第1レンズ用カム26は、収納準備案内部4
2、第1レンズ用移動阻止部43及び変倍用案内部44
とから構成されている。
【0037】収納準備案内部42は、『初期位置』と
『中間位置』との間の『回転位置A』までの回転筒17
の回転域に対応した移動筒15の回転域で、第1レンズ
用カムフォロア28が摺動する範囲である。この収納準
備案内部42は、移動筒15に対して第1レンズ筒13
を内部に退避させた『退避位置』と被写体側に僅かに突
出した『収納準備位置』との間で移動させる。第1レン
ズ筒13が『退避位置』のときには、レンズ装置2が沈
胴位置の状態となる。
【0038】第1レンズ用移動阻止部43は、回転筒1
7の『収納回転域』に応じた移動筒15の回転域で第1
レンズ用カムフォロア28が摺動する範囲である。この
第1レンズ用移動阻止部43は、移動筒15の回転を許
容しながら第1レンズ筒13が『収納準備位置』から光
軸20の方向に移動しないように、光軸20の回りの方
向に沿って円弧状に形成されている。すなわち、第1レ
ンズ筒13は、レンズ装置2が沈胴位置からテレ位置の
状態となるまでの間で『収納準備位置』に維持される。
第1レンズ用移動阻止部43は、回転筒17が『回転位
置A』から『中間位置』までの範囲で回転する域で第1
レンズ筒13を『収納準備位置』に維持する。
【0039】変倍用案内部44は、回転筒17の『変倍
回転域』に応じた移動筒15の回転域で第1レンズ用カ
ムフォロア28が摺動する範囲である。この変倍用案内
部44は、焦点距離を変更するために第1レンズ筒13
を光軸20の方向に移動させる形状となっている。な
お、前述した収納準備案内部42は必ずしも必要はな
く、これを省略して回転筒17の『収納回転域』に応じ
た移動筒15の回転域の全部を第1レンズ用移動阻止部
43としてもよい。
【0040】図10は、第2レンズ用カムフォロアユニ
ット29の要部の構成を示した斜視図である。同図に示
すように、第2レンズ用カムフォロアユニット29は、
光軸20の方向に所定間隔離して配置した2つの主カム
フォロア46と副カムフォロア47とで構成されてい
る。
【0041】主カムフォロア46と副カムフォロア47
とには、それぞれ第1係合部48、49と第2係合部5
0、51とが設けられている。第1係合部48、49
は、互いに径が同じとなっており、それぞれ第2レンズ
用直進ガイド開口23に係合する。第2係合部50、5
1は、互いに先細テーパ形状の断面円錐台形(截頭円錐
形)となっており、主カムフォロア46の方が被写体側
の副カムフォロア47よりも径が大きくなっている。な
お、第1係合部48、49のうちの何れか一方が第2レ
ンズ用直進ガイド開口23に係合していればよいから、
第1係合部48、49の何れか一方を細くしてもよい。
【0042】図11は、第2レンズ用カムユニット21
の要部の構成を示した斜視図である。同図に示すよう
に、第2レンズ用カムユニット21は、副カム溝54と
主カム溝55とで構成されている。
【0043】副カム溝54には、副カムフォロア47の
第2係合部51が入り込み、主カム溝55には、主カム
フォロア46の第2係合部50が入り込む。この副カム
溝54と主カム溝55とは、焦点距離を変更するために
第2レンズ12を光軸20の方向に移動させる変倍用案
内部56、57と、変倍用案内部56、57から『収納
位置』に第2レンズ12を移動させる収納用案内部5
8、59とから構成されている。
【0044】変倍用案内部56、57は、回転筒17が
『変倍回転域』の範囲で『終端位置』に向けて回転した
ときに、第2レンズ筒14を結像面側に向けて繰り込む
『繰込み方向』に向けて移動させる曲線状のカム軌跡と
なっている。
【0045】収納用案内部58、59は、直線部58
a、59aと屈曲部58b、59bとを有している。
【0046】直線部58a、59aは、『初期位置』か
ら『回転位置B』までの範囲で回転筒17を『中間位
置』に向けて回転させたときに、第2レンズ筒14を被
写体側に向けて繰り出す『繰出し方向』に案内する直線
軌跡となっている。
【0047】一方、屈曲部58b、59bは、『回転位
置B』から『中間位置』までの範囲で『中間位置』に向
けて回転筒17を回転したときに、第2レンズ筒14を
結像面側に向けて繰り込む『繰込み方向』に移動させる
ように第2レンズ筒14の移動方向を変更する湾曲状の
軌跡となっている。
【0048】ところで、この屈曲部58b、59bでの
主カムフォロア46と副カムフォロア47の移動軌跡
は、凸を被写体側に向けた姿勢の湾曲状となる。そし
て、主カムフォロア46に対して副カムフォロア47の
径を小さくした分だけ、主カムフォロア46の移動軌跡
のうちの最も結像面側を通る移動軌跡の曲率半径は、副
カムフォロア47の移動軌跡のうちの最も結像面側を通
る移動軌跡の曲率半径のよりも小さくなる。
【0049】副カム溝54は、屈曲部58bの範囲で
は、副カムフォロア47の第2係合部51と同じ幅で形
成され、また屈曲部58b以外の範囲では、副カムフォ
ロア47の第2係合部51の径よりも幅広に形成されて
いる。したがって、副カム溝54は、屈曲部58bの範
囲で副カムフォロア47の第2係合部51に係合し、ま
た、屈曲部58b以外の範囲では係合しない。
【0050】主カム溝55は、屈曲部59b以外の範囲
で主カムフォロア46の第2係合部50に係合する幅で
形成され、また、屈曲部59bの範囲で主カムフォロア
46の第2係合部50の径よりも幅広に形成されてい
る。このため、主カムフォロア46の第2係合部50
は、主カム溝55のうちの屈曲部59b以外の範囲で係
合する。このように、第2レンズ筒14の移動方向を変
更する屈曲部58b、59bでは曲率半径の大きい副カ
ム溝54を使用するから、第2レンズ筒14をスムーズ
に移動することができる。
【0051】次に、前記のごとく構成されたレンズ装置
2の作用について説明する。
【0052】レンズ装置2が沈胴位置の状態では、図3
に示すように、移動筒15と第1レンズ筒13とは、そ
れぞれ固定筒16の内部に収納されている。
【0053】ズームモータ19を駆動して、回転筒17
を『初期位置』から『終端位置』に向けて回転させる
と、その回転筒17の回転が移動筒用直進ガイド溝22
を介して移動筒用カムフォロア25に伝達される。これ
により、移動筒15が回転筒17に連動して回転する。
【0054】この移動筒15は、その外周部に設けられ
た移動筒用カムフォロア25が、回転筒17に形成され
た移動筒用直進ガイド溝22と、固定筒16に形成され
た移動筒用カム24とに係合されているため、回転する
と、その回転に伴って光軸20の方向へと移動する。
【0055】一方、第1レンズ筒13は、その外周部に
設けられた第1レンズ用カムフォロア28が移動筒15
に形成された第1レンズ用カム26に係合されるととも
に、その内周面に形成された直進ガイド溝27が第2レ
ンズ筒14に形成された直進ガイド突起30に係合され
ているため、移動筒15が回転すると、その移動筒16
に対して光軸20の方向に直進的に移動する。
【0056】また、第2レンズ筒14は、その外周部に
設けられた主カムフォロア46が第2レンズ用直進ガイ
ド開口23と主カム溝55とに係合しているため、回転
筒17が回転すると、これに連動して光軸20の方向へ
と直進的に移動する。
【0057】図12は、第1レンズ筒13、第2レンズ
筒14及び移動筒15等の移動軌跡を示した説明図であ
る。
【0058】同図において、太線(E)は、第1レンズ
筒13の移動軌跡を表しており、太線(F)は、第2レ
ンズ筒14の移動軌跡を表している。また、細線(G)
は、移動筒15に対する第1レンズ筒13の移動軌跡を
表しており、細線(J)は、移動筒15の移動軌跡を表
している。
【0059】レンズ装置2が沈胴位置の状態において、
第2レンズ筒14は、結像面側に最も寄った『収納位置
C』に位置し、第1レンズ筒13は、第2レンズ筒14
に接近した『収納位置D』に位置する。
【0060】回転筒17が『初期位置』から『回転位置
A』に回転する間、第1レンズ筒13の外周部に設けら
れた第1レンズ用カムフォロア28は、第1レンズ用カ
ム26の収納準備案内部42を摺動する。このため、第
1レンズ筒13は、回転筒17が『初期位置』から『回
転位置A』に回転する間に、細線(G)のうちの『退避
位置H』から『収納準備位置I』に繰り出される。
【0061】一方、この間、移動筒15の外周部に設け
られた移動筒用カムフォロア25は、移動筒用カム24
の収納用案内部40を摺動する。このため、移動筒15
は、回転筒17が『初期位置』から『回転位置A』に回
転する間に、細線(J)のうちの『退避位置K』から
『突出位置L』に向けて繰り出される。
【0062】ここで、第1レンズ筒13は、移動筒15
に支持されているので、第1レンズ筒13の移動は、移
動筒15の繰り出し分に、第1レンズ筒13の『収納準
備位置I』までの繰り出し分を加えた分で光軸20の方
向に移動し、太線(E)のうちの位置Mに移動する。
【0063】回転筒17が『回転位置A』から『中間位
置』まで回転する間、第1レンズ筒13に設けられた第
1レンズ用カムフォロア28は、第1レンズ用カム26
の第1レンズ用移動阻止部43を摺動する。このため、
第1レンズ筒13は、移動筒16に対する光軸20の方
向の移動が阻止される。したがって、この間、第1レン
ズ筒13は、移動筒15と共に移動する。
【0064】回転筒17が『初期位置』から『回転位置
B』まで回転する間、第2レンズ筒14は、主カム溝5
5に係合する主カムフォロア46によって移動される。
【0065】一方、回転筒17が『回転位置B』に回転
すると、第2レンズ用カムフォロアユニット29が第2
レンズ用カムユニット21のうちの第2レンズ筒14の
移動方向を変更する屈曲部58b、59bに入り込む。
そして、この第2レンズ用カムフォロアユニット29が
屈曲部58b、59bに入り込むと、主カム溝55と主
カムフォロア46との係合が解除され、副カム溝54と
副カムフォロア47とが係合する。このため、第2レン
ズ用カムユニット21の屈曲部58b、59bでは、副
カム溝54に係合する副カムフォロア47によって第2
レンズ筒14が移動される。
【0066】ここで、この副カム溝54は、屈曲部58
bにおいて対向壁面のうちの内面が主カム溝55よりも
曲率半径が大きくなっている。したがって、屈曲部58
b、59bでは、曲率半径の小さい主カム溝55の屈曲
部59bに係合させるのと比較して曲率半径の大きい副
カム溝54の屈曲部58bに係合させるから第2レンズ
筒14をスムーズに移動させることができ、また回転筒
17の回転負荷も減少させることができる。
【0067】回転筒17が『中間位置』に回転すると、
図4に示すように、レンズ装置2がテレ位置の状態とな
る。この状態において、移動筒15は固定筒16に対し
て『突出位置L』に移動される。
【0068】また、回転筒17が『回転位置A』から
『回転位置B』へ回転する間、第1レンズ筒13は移動
筒15に対して光軸20の方向への移動がないから、細
線(G)のうちの『収納準備位置I』に位置する。した
がって、この間、第1レンズ筒13は、移動筒15の移
動分だけ光軸20の方向に移動され、太線(E)のうち
の位置Oに移動する。
【0069】また、レンズ装置2がテレ位置の状態にな
った時点で副カムフォロア47と副カム溝54との係合
が解除され、その代わりに主カムフォロア46が主カム
溝55に係合する。この係合する位置は、屈曲部59b
と変倍用案内部57との境界の位置となり、第2レンズ
筒14は、太線(F)のうちの位置Nに位置する。
【0070】このように、回転筒17の『収納回転域』
での回転中、第1レンズ11は移動筒15に対する第1
レンズ筒13の移動が止められ、固定筒16に対する移
動筒15の移動だけによって光軸20の方向に移動され
る。
【0071】レンズ装置2がテレ位置の状態となった後
は、回転筒17は『変倍回転域』で回転される。
【0072】回転筒17が『変倍回転域』で回転する
と、移動筒15の外周部に設けられた移動筒用カムフォ
ロア25は、移動筒用カム24のうちの移動筒移動阻止
部41を摺動する。このため、移動筒15は『突出位置
L』に維持される。
【0073】また、回転筒17が『変倍回転域』で回転
すると、第1レンズ筒13の外周部に設けられた第1レ
ンズ筒用カムフォロア28は、第1レンズ用カム26の
うちの変倍用案内部44を摺動する。このため、第1レ
ンズ筒13は、変倍用案内部44の光軸20の方向での
変位に応じた分だけ移動筒15に対して光軸20の方向
に移動される。
【0074】したがって、回転筒17の『変倍回転域』
での回転中、第1レンズ11は、固定筒16に対する移
動筒15の移動が止められ、移動筒15に対する第1レ
ンズ筒13の移動だけによって光軸20の方向に移動さ
れる。
【0075】また、回転筒17が『変倍回転域』で回転
すると、第2レンズ筒14に設けられた主カムフォロア
46は、主カム溝55のうちの変倍用案内部57を摺動
する。このため、第2レンズ筒14は、その変倍用案内
部57の光軸20の方向での変位に応じて移動される。
【0076】第1レンズ筒13と第2レンズ筒14と
は、変倍時、これらの間隔が異なるように互いに光軸2
0の方向に移動される。この間、第2レンズ筒14は、
バネ37の光軸20の方向への付勢によって、第2レン
ズ用カムフォロアユニット29と第2レンズ用カムユニ
ット21とのガタが吸収され、かつ、固定筒16に対す
る傾きも補正される。一方、第1レンズ筒13は、直進
ガイド突起30によって直進ガイド溝27内が径方向に
押圧されることから、変倍中に第1レンズ11の光軸が
第2レンズ12の光軸に対して傾くことが極力抑制され
る。
【0077】なお、この際、直進ガイド突起30による
径方向への付勢は、第2レンズ筒14の移動位置に関わ
らず一方であるため、常に第1レンズ筒13と第2レン
ズ筒14とをスムーズに移動させることができる。
【0078】また、直進ガイド突起30は、その先端面
30cが球状に形成されているため、直進ガイド溝27
の底部27Cと点で接触させることができ、摺動時の抵
抗を極力低減することができる。
【0079】また、直進ガイド溝27は、その底部27
Cが開口部27Bよりも幅広に形成されており、また、
直進ガイド突起30は、その先端部30Cが基端部30
Bよりも幅広に形成されているため、たとえカメラを落
下させて直進ガイド突起30と直進ガイド溝27とにひ
ねりの力が加えられたとしても、容易に直進ガイド突起
30が直進ガイド溝27から外れることがない。すなわ
ち、直進ガイド突起30と直進ガイド溝27とにひねり
の力が加えられたとしても、互いのテーパ部27a、3
0a同士が噛み合うため、多少の力によっては、容易に
直進ガイド突起30が直進ガイド溝27から外れること
がない。
【0080】このように、本実施の形態のレンズ装置2
によれば、直進ガイド溝27の底部27Cを幅広に形成
するとともに、直進ガイド突起30の先端部30Cを幅
広に形成するという簡単な構成で直進ガイド突起30が
直進ガイド溝27から外れるのを効果的に防止できる。
【0081】また、直進ガイド溝27の深さを深くした
り、直進ガイド突起30の高さを高くしたりする必要が
ないので、レンズ装置全体のコンパクト化も達成するこ
とができる。
【0082】なお、上記の実施の形態では、直進ガイド
溝27の両壁面27Aの一部にテーパ部27aを形成す
ることにより、直進ガイド溝27の底部27Cを幅広に
形成しているが、図13に示すように、直進ガイド溝2
7の両壁面27Aの全体をテーパ状に形成するようにし
てもよい。この場合、テーパは、底部27Cに向かって
幅が拡がるように形成する。また、この場合は、直進ガ
イド突起30も同様に両壁面27Aの全体にテーパを形
成する。
【0083】ところで、直進ガイド溝27と直進ガイド
突起30とは、互いに係合させたときに幅方向のガタが
ないように制作することが重要である。このため、直進
ガイド溝27と直進ガイド突起30とは、互いの形状が
合致するように制作する。この際、上述した実施の形態
のように両壁面の全体ではなく、一部にのみテーパを形
成するようにすれば、ガタのない直進ガイド溝27と直
進ガイド突起30とを容易に制作することができるよう
になる。すなわち、上述したように、第1レンズ筒13
と第2レンズ筒14とは、プラスチック材料等を金型形
成して制作されるが、この場合、両壁面の全体をテーパ
状とすると、その形状を互いに合致させて制作すること
が極めて困難となる。これに対して、両壁面が直線状の
場合には、互いの寸法を正確に合わせて制作することは
比較的容易である。そこで、両壁面の一部にのみテーパ
部を形成するようにすれば、寸法を合わせた制作は直線
部のみで済み、テーパ部はラフな制作で済むようにな
り、制作が容易になる。
【0084】なお、上記の実施の形態では、直進ガイド
溝27の両壁面27Aの一部にテーパ部27aを形成す
ることにより、直進ガイド溝27の底部27Cを幅広に
形成しているが、図14に示すように、直進ガイド溝2
7の両壁面27Aに突出部27Dを形成することによ
り、直進ガイド溝27の底部27Cを幅広に形成するよ
うにしてもよい。この場合、直進ガイド突起30の両壁
面27Aには、その突出部27Dに係合する凹部30D
を形成するようにする。
【0085】また、上記の実施の形態では、第1レンズ
筒13の内側に第2レンズ筒14を配置した構成として
いるが、これらを逆に配置し、第1レンズ筒13の外周
に直進ガイド溝を設け、この直進ガイド溝に第2レンズ
筒14の直進ガイド突起を外側から係合させてもよい。
【0086】また、上記の実施の形態では、第1レンズ
筒13に直進ガイド溝27を設け、第2レンズ筒14に
直進ガイド突起30を設けているが、逆に第1レンズ筒
13に直進ガイド突起を設け、第2レンズ筒14に直進
ガイド溝を設けてもよい。
【0087】また、上記の実施の形態では、直進ガイド
溝27、アーム38及び直進ガイド突起30を光軸回り
の2箇所の位置に設けているが、直進ガイド溝27、ア
ーム38及び直進ガイド突起30は、それぞれ光軸回り
の3分割位置に設けてもよい。
【0088】図15、図16は、それぞれ本発明が適用
されたレンズ装置の第2の実施の形態の構成を示す側面
断面図と正面断面図である。
【0089】同図に示すように、このレンズ装置60
は、第1レンズ61、第2レンズ62、移動筒63、第
2レンズ枠64、回転筒65及び3本のガイドアーム6
6で構成されている。
【0090】回転筒65は、その外周面にギヤ部67が
形成されている。このギヤ部67にはズームモータ(不
図示)の駆動が伝達される。回転筒65は、このギヤ部
67にズームモータの駆動が伝達されることにより、移
動筒63の外周に接しながら回動される。
【0091】また、この回転筒65の内周面には、移動
筒63を光軸68の方向に移動させるための移動筒用カ
ム69と、第2レンズ枠64を光軸68の方向に移動さ
せるための第2レンズ枠用カム70とが形成されてい
る。この移動筒用カム69と第2レンズ枠用カム70と
は、それぞれ光軸68の回りの3分割位置に形成されて
いる。
【0092】移動筒63は、その前端内周部に第1レン
ズ61を保持している。この第1レンズ61の外周面に
は、移動筒用カムフォロア71が設けられている。この
移動筒用カムフォロア71は、光軸68の回りの3分割
位置に設けられており、回転筒65に形成された移動筒
用カム69に係合されている。
【0093】また、この移動筒63の内周面には、光軸
68に沿って移動筒用直進ガイド溝72が形成されてい
る。この移動筒用直進ガイド溝72は、光軸68の回り
の3分割位置に形成されており、各移動筒用直進ガイド
溝72には、それぞれ3本のガイドアーム66が係合さ
れている。
【0094】3本のガイドアーム66は、ベース73の
前端面から細幅で被写体側に延びた形状となっており、
光軸68の回りの3分割位置に形成されている。この3
本のガイドアーム66の内周面には、それぞれ光軸68
と平行に第2レンズ枠用直進ガイド溝74が形成されて
いる。移動筒63は、その内周面に形成された移動筒用
直進ガイド溝72に、この3本のガイドアーム66が係
合されることにより、その回転が止められた状態で光軸
68の方向に直進的にガイドされる。
【0095】第2レンズ枠64は、その内周部に第2レ
ンズ62を保持している。この第2レンズ枠64の外周
部には、第2レンズ枠用カムフォロア75と第2レンズ
枠用直進ガイド突起76とが、それぞれ光軸68の回り
の3分割位置に設けられている。そして、第2レンズ枠
用カムフォロア75は、回転筒65の内周面に形成され
た第2レンズ枠用カム70に係合しており、第2レンズ
枠用直進ガイド突起76は、ガイドアーム66の内周面
に形成された第2レンズ枠用直進ガイド溝74に係合さ
れている。第2レンズ枠64は、この第2レンズ枠用直
進ガイド突起76が、ガイドアーム66の内周面に形成
された第2レンズ枠用直進ガイド溝74に係合されるこ
とにより、その回転が止められた状態で光軸68の方向
に直進的にガイドされる。
【0096】前記のごとく構成されたレンズ装置60に
よれば、移動筒63は、移動筒用直進ガイド溝72とガ
イドアーム66との作用によって、その回転が止められ
た状態で光軸方向に直進的にガイドされる。また、第2
レンズ枠64は、第2レンズ枠用直進ガイド溝74と第
2レンズ枠用直進ガイド突起76との作用によって、そ
の回転が止められた状態で光軸68の方向に直進的にガ
イドされる。
【0097】これにより、ズームモータを駆動して回転
筒65を回転させると、移動筒63は、移動筒用カム6
9と移動筒用カムフォロア71との作用によって、光軸
68に沿って直進的に移動し、また、第2レンズ枠64
は、第2レンズ枠用カムフォロア75と第2レンズ枠用
カム70との作用と、光軸68に沿って直進的に移動す
る。
【0098】ところで、上述したように、移動筒63
は、移動筒用直進ガイド溝72とガイドアーム66との
作用によって、その回転が止められた状態で光軸方向に
直進的にガイドされるが、図17に示すように、移動筒
用直進ガイド溝72は、その溝幅が底部72Aに向かっ
て拡がるように、両壁面72B、72Bにテーパが形成
されている。これに合わせてガイドアーム66も、その
幅が先端部66Aに向かって拡がるように、両壁面66
B、66Bにテーパが形成されている。このように、移
動筒用直進ガイド溝72の底部72Aを幅広に形成する
とともに、ガイドアーム66の先端部66Aを幅広に形
成することにより、たとえ移動筒用直進ガイド溝72と
ガイドアーム66とにひねりの力が加えられたとして
も、容易に移動筒用直進ガイド溝72からガイドアーム
66が外れることがなくなる。
【0099】また、上述したように、第2レンズ枠64
は、第2レンズ枠用直進ガイド溝74と第2レンズ枠用
直進ガイド突起76との作用によって、その回転が止め
られた状態で光軸68の方向に直進的にガイドされる
が、図17に示すように、第2レンズ枠用直進ガイド溝
74は、その溝幅が底部74Aに向かって拡がるよう
に、両壁面74B、74Bにテーパが形成されている。
また、これに合わせて第2レンズ枠用直進ガイド突起7
6も、その幅が先端部76Aに向かって拡がるように、
両壁面76B、76Bにテーパが形成されている。この
ように、第2レンズ枠用直進ガイド溝74の底部74A
を幅広に形成するとともに、第2レンズ枠用直進ガイド
突起76の先端部76Aを幅広に形成することにより、
たとえ第2レンズ枠用直進ガイド溝74と第2レンズ枠
用直進ガイド突起76とにひねりの力が加えられたとし
ても、容易に第2レンズ枠用直進ガイド溝74から第2
レンズ枠用直進ガイド突起76が外れることがなくな
る。
【0100】なお、本実施の形態では、両壁面全体にテ
ーパを形成するようにしているが、上述した第1の実施
の形態のように、両壁面の一部にのみテーパを形成する
ようにしてもよい。
【0101】また、図14に示すように、両壁面に突出
部を形成して、溝の底部、及び、突起又はアームの先端
部を幅広に形成するようにしてもよい。
【0102】なお、上記の一連の実施の形態では、2群
構成のズームレンズとしているが、本発明ではこれに限
らず3群以上の構成でもよい。
【0103】また、ズームレンズカメラに限らず、例え
ばテレ位置、ワイド位置、及び沈胴位置とに切り換わる
2焦点カメラにも本発明を適用することができる。
【0104】また、電子スチルカメラに限らず、銀塩カ
メラにも本発明を適用することができる。
【0105】なお、上述した一連の実施の形態におい
て、両壁面の一部又は全部にテーパを形成することによ
って、ガイド溝の底部又はガイド部材の先端部を幅広に
形成する場合は、テーパの傾斜角度を5°〜30°の範
囲、より好ましくは、5°〜20°の範囲で設定して形
成することが好ましい。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガイド溝の底部が開口部よりも幅広に形成されるととも
に、ガイド部材の先端部が基端部よりも幅広に形成され
ているため、ガイド部材とガイド溝とにひねりの力が加
えられても、容易にガイド部材がガイド溝から外れるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子スチルカメラの外観構成を示す斜視図
【図2】レンズ装置の分解斜視図
【図3】沈胴位置の状態のレンズ装置を示した断面図
【図4】テレ位置の状態のレンズ装置を示した断面図
【図5】ワイド位置の状態のレンズ装置を示した断面図
【図6】第1レンズ筒と第2レンズ筒とを光軸に交差す
る方向で切断した断面図
【図7】直進ガイド溝と直進ガイド突起との係合状態を
示す断面図
【図8】固定筒に設けた移動筒用カムを示した展開図
【図9】移動筒に設けた第1レンズ用カムを示した展開
【図10】第2レンズ用カムフォロアユニットの要部の
構成を示した斜視図
【図11】第2レンズ用カムユニットの要部の構成を示
した斜視図
【図12】第1レンズ筒13、第2レンズ筒14及び移
動筒15等の移動軌跡の説明図
【図13】直進ガイド溝と直進ガイド突起との他の実施
の形態を示す断面図
【図14】直進ガイド溝と直進ガイド突起との他の実施
の形態を示す断面図
【図15】本発明が適用されたレンズ装置の第2の実施
の形態の構成を示す側面断面図
【図16】本発明が適用されたレンズ装置の第2の実施
の形態の構成を示す正面断面図
【図17】移動筒用直進ガイド溝とガイドアーム、及
び、第2レンズ枠用直進ガイド溝と第2レンズ枠用直進
ガイド突起との係合状態を示す断面図
【符号の説明】
1…電子スチルカメラ、2…レンズ装置、11…第1レ
ンズ、12…第2レンズ、13…第1レンズ筒、14…
第2レンズ筒、15…移動筒、16…固定筒、17…回
転筒、20…光軸、21…第2レンズ用カムユニット、
22…移動筒用直進ガイド溝、23…第2レンズ用直進
ガイド開口、24…移動筒用カム、25…移動筒用カム
フォロア、26…第1レンズ用カム、27…直進ガイド
溝、27A…直進ガイド溝の両壁面、27a…両壁面の
テーパ部、27B…直進ガイド溝の開口部、27C…直
進ガイド溝の底部、30…直進ガイド突起、30A…直
進ガイド突起の両壁面、30a…両壁面のテーパ部、3
0B…直進ガイド突起の基端部、30C…直進ガイド突
起の基端部、33…第2レンズ枠、37…バネ、38…
アーム、60…レンズ装置、61…第1レンズ、62…
第2レンズ、63…移動筒、64…第2レンズ枠、65
…回転筒、66…ガイドアーム、66A…ガイドアーム
の先端部、66B…ガイドアームの両壁面、68…光
軸、69…移動筒用カム、70…第2レンズ枠用カム、
71…移動筒用カムフォロア、72…移動筒用直進ガイ
ド溝、72A…移動筒用直進ガイド溝の底部、72B…
移動筒用直進ガイド溝の両壁面、73…ベース、74…
第2レンズ枠用直進ガイド溝、74A…第2レンズ枠用
直進ガイド溝の底部、74B…第2レンズ枠用直進ガイ
ド溝の両壁面、75…第2レンズ枠用カムフォロア、7
6…第2レンズ枠用直進ガイド突起、76A…第2レン
ズ枠用直進ガイド突起の先端部、76B…第2レンズ枠
用直進ガイド突起の両壁面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを保持するレンズ筒と、レンズ筒
    の周面に光軸と平行に形成されたガイド溝と、前記ガイ
    ド溝に係合され、レンズ筒を光軸に沿って直進的にガイ
    ドするガイド部材とを備えたレンズ装置において、 前記ガイド溝は底部が開口部よりも幅広に形成され、前
    記ガイド部材は先端部が基端部よりも幅広に形成される
    ことを特徴とするレンズ装置。
  2. 【請求項2】 レンズを保持するレンズ筒と、光軸と平
    行に配設されたアーム部材と、アーム部材に光軸と平行
    に形成されたガイド溝と、レンズ筒に形成されるととも
    にガイド溝に係合され、レンズ筒を光軸に直進的に沿っ
    てガイドするガイド部材とを備えたレンズ装置におい
    て、 前記ガイド溝は底部が開口部よりも幅広に形成され、前
    記ガイド部材は先端部が基端部よりも幅広に形成される
    ことを特徴とするレンズ装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は、光軸と平行に配設さ
    れたアーム部材の先端部に設けられていることを特徴と
    する請求項1記載のレンズ装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド溝は、両壁面に開口部に向か
    って幅が狭まるように傾斜したテーパ部が形成されるこ
    とにより、底部が幅広に形成され、前記ガイド部材は、
    両壁面に基端部に向かって幅が狭まるように傾斜したテ
    ーパ部が形成されることにより、先端部が幅広に形成さ
    れることを特徴とする請求項1、2又は3記載のレンズ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記テーパ部は、前記ガイド溝の両壁面
    の一部分に形成されるとともに、前記ガイド部材の両壁
    面の一部分に形成されることを特徴とする請求項4記載
    のレンズ装置。
JP2000046204A 2000-02-23 2000-02-23 レンズ装置 Pending JP2001235669A (ja)

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