JP4630000B2 - ズームファインダ駆動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ズームレンズ鏡筒のズーム動作に連動して駆動されるズームファインダ駆動機構に関する。
ズームカメラにおけるファインダ機構のズーム動作は、撮影光学系のズーム動作と連動させて行う必要がある。ズームファインダ機構の駆動方法としては、撮影光学系のズーム動作を行うレンズ鏡筒の回転駆動部材を直接の駆動源とするものや、ズームレンズ鏡筒を駆動するズームモータとその減速ギアを直接の駆動源とするものなどが従来より採用されている。
また、特許文献1のように、沈胴式のレンズ鏡筒で収納時はズームファインダ機構が駆動されず、撮影時のズーム領域の間のみ鏡筒回転部材をギアを介してズームファインダ機構と連結することによってズームファインダ機構を駆動する手法が提案されている。
US20040042092公報
撮影時のズーム領域のみでズームファインダ機構を駆動する構成は、駆動部材の作動ストロークを減らすことができることやズーム領域以外で無用な作動負荷を発生させないという利点がある。しかし、特許文献1のように鏡筒回転部材をギアを介してズームファインダ機構に連結する方式では、ギア等の構成部品が必要で構成が複雑になりそのためのスペースも必要となるため、コスト、大きさの面で不利である。
本発明は、上記課題に鑑み、撮影時のズーム領域のみでズームファインダ機構を駆動する構成にして上記利点を享受するとともに、駆動メカニズムを簡素化したズームファインダ駆動機構を提供することを目的とする。
請求項1に記載のズームファインダ駆動機構の発明は、ズームレンズ鏡筒のズーム動作に連動して駆動されるズームファインダ駆動機構において、内周面に一または複数のカム溝が形成され当該カム溝のうち少なくとも一つの底面に当該カム溝に沿って形成されたスリット穴が設けられた固定筒と、外周に前記固定筒のカム溝と係合するカムフォロアを有し、このカムフォロアが前記固定筒のカム溝に沿って移動することで、撮影光学系の光軸に対して平行な軸に沿って移動しながら、前記平行な軸を中心に回転する回転筒と、前記固定筒の外周に配置され外周面にカム溝を有するとともに、内周面に突起部を有し、前記回転筒のカムフォロアと前記突起部とが、固定筒の前記スリット穴を通して当接することにより回転力を与えられ回転するファインダカム筒と、前記ファインダカム筒のカム溝と係合するカムフォロアを有しファインダレンズ群の少なくとも一部を駆動するファインダレンズ駆動部材とを備えることを特徴とする。
さらに請求項1記載のズームファインダ駆動機構において、前記撮影光学系は収納位置から繰出され撮影位置に駆動された後にズーム動作するものであって、前記カム溝は、前記収納位置から前記撮影位置までの収納領域と、この収納領域と連続して形成されると共に前記スリット穴が形成されるズーム撮影領域により形成され、前記回転筒のカムフォロアと前記ファインダカム筒は収納領域では当接せず、少なくとも前記ズーム撮影領域の範囲内において前記回転筒のカムフォロアと前記ファインダカム筒が当接することを特徴とする。
請求項に記載のズームファインダ駆動機構の発明は、請求項記載のズームファインダ駆動機構において、前記ファインダカム筒は付勢手段により付勢されており、前記ファインダカム筒と前記回転筒のカムフォロアとの当接時には当接が保持されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、回転筒のカムフォロアピンによってファインダカム筒を駆動し、ファインダカム筒によってファインダレンズ駆動部材を駆動するため、複雑な連結機構が不要で構成の簡素化が図れコストダウンになる。
さらに請求項1に記載の発明によれば、必要なズーム領域のみでファインダレンズ駆動部材を駆動することができるため、ファインダカム筒の作動ストロークを減らすことができるとともにズーム領域以外で無用な作動負荷を発生させない。
請求項に記載の発明によれば、回転筒のカムフォロアピンとファインダカム筒とを確実に当接させることができ、ファインダカム筒の駆動を安定化させることができる。
図1ないし図29について本実施形態のレンズ鏡筒とファインダ駆動機構の全体構成を説明する。この実施形態はデジタルカメラ用のズームレンズ鏡筒に本発明を適用したものである。
図1に広角側の撮影位置におけるレンズ鏡筒2の断面図を示す。撮影光学系は被写体側から順に第1レンズ群31、第2レンズ群32、第3レンズ群33、ローパスフィルタ34、CCD(撮像デバイス)35からなっている。撮影光学系の光軸はJ1である。撮影光軸J1はレンズ鏡筒の中心軸J2と平行であり、中心軸J2とは偏心している。ズーミングは第1レンズ群31と第2レンズ群32を撮影光軸J1方向にそれぞれ移動させることにより行い、フォーカシングは第3レンズ群33を撮影光軸J1方向に移動させることによって行う。被写体側から第1レンズ群31、第2レンズ群32、第3レンズ群33を通った光束はローパスフィルタ34を通ってCCD35に導かれる。なお、以下の説明中で「光軸方向」という記載は、特に断りがなければ撮影光軸J1と平行の方向を意味するものとする。
固定筒61はボディ本体1に固定されており、固定筒61の後方にはCCDホルダ21が固定筒61の開口を覆うように固定されている。CCDホルダ21にはCCD35前方の開口部21aにローパスフィルタ34が接着支持されている。また、CCD35は放熱板22と一体支持されておりCCD35はその放熱板22を介してCCDホルダ21に固定されている。放熱板22後方にはCCD35で生成した電気信号を転送するためのCCD用フレキシブルプリント基板23が配置される。
フォーカシングを行う第3レンズ群33と第3レンズ群を駆動するフォーカス駆動機構3はCCDホルダ21に対して組込まれている。図2にフォーカス駆動機構3の断面図を示す。第3レンズ群33を支持する第3レンズ枠41はCCDホルダ21に設けられた一対のガイド軸A42とガイド軸B43によって光軸方向に摺動可能に支持されている。ガイド軸A42は第3レンズ枠41のメインのガイド軸でガイド軸B43は第3レンズ枠41の回転規制用であり、第3レンズ枠41に形成したガイド穴41aと41bと摺動可能に嵌っている。
フォーカスモータ44は固定筒61の内部で第3レンズ群33とCCD35の側方に配置されCCDホルダ21に対して固定されている。フォーカスモータ44の回転駆動力は、フォーカスモータギア45からフォーカスギア46、47を介して送りねじ48に伝達され、送りねじ48とナット49の蝶合関係により第3レンズ枠41が光軸方向に進退される。フォーカスモータ44の回転駆動力はフォーカスギア46、47によって減速されるため、送りねじ48は十分な回転トルクを得ることができる。第3レンズ枠41は第3レンズ枠ばね50によって光軸方向に付勢されている。フォーカスモータ44はCCDホルダ21後方に配設したレンズ駆動用フレキシブルプリント基板51を介してカメラの制御回路により制御される。
図3に撮影位置におけるレンズ鏡筒2の正面透視図を示す。固定筒61の上部にはズームモータ81と減速ギア列82が配置されている。ズームモータ81の駆動力は減速ギア列82を介してズームギア83に伝達される。ズームギア83は光軸方向と平行なギア軸84によって固定筒61に対し回転可能に支持されている。ズームモータ81、減速ギア82、ズームギア83が、レンズ鏡筒2の繰出し機構における駆動機構部である。ズームモータ81はCCDホルダ21後方に配設したレンズ駆動用フレキシブルプリント基板51を介してカメラの制御回路により制御される。
図4に固定筒61の外周面側から見た展開図を示す。固定筒61の内周には回転筒62をガイドする3本のカム溝61aと規制筒63をガイドする3本のカム溝61bが形成されている。規制筒63のカム溝61aは回転筒62のカム溝61bより深く形成されている。両カム溝61a、61bは同じカム軌跡を共有する領域61cを有しており、この領域61cでは図5に示すように2段形状のカム溝になっている。
図6に回転筒62の外周面側から見た展開図を示す。回転筒62は固定筒61の内周側に位置し、回転筒62に設けられた穴部62aには3つの回転筒カムフォロアピン64が挿入されており固定筒61のカム溝61aと係合する。また、回転筒62の外周には、挿入された3つの回転筒カムフォロアピン64の近傍位置に固定筒61のカム溝61aとほぼ係合する形状を有する突起部62bが形成されている。この突起部62bの機能は後述する。回転筒62の外周部にはズームギア83と噛みあうギア部62cが設けられており、ズームモータ81、減速ギア82、ズームギア83からなる駆動機構の回転駆動力が伝達される。ズームギア83の回転によって回転筒62が中心軸J2まわりに回転すると回転筒62は固定筒61のカム溝61aに沿って繰出し繰込みされる。
図7に規制筒63の外周面側から見た展開図を示す。規制筒63は回転筒62の内周側に位置し、規制筒63の外周に設けられた爪部63aが回転筒62の内周に設けられた溝部62dと係合し、回転筒62に対して相対的に光軸方向への動きは規制されるが互いに回転可能に支持されている。規制筒63の外周には3つのカムフォロア63bが形成されて固定筒61のカム溝61bと係合する。規制筒63のカムフォロア63bは断面形状が図8に示すように平行四辺形になっており、固定筒61のカム溝61bの直線領域61d、61eと係合する際にはカムフォロア63bの平面63cが係合し、固定筒61のカム溝61bの斜面領域61cと係合する際にはカムフォロア63bの平面63dが係合する。
図9にカム筒65の外周面側から見た展開図を示す。カム筒65は規制筒の内周側に位置し、外周に3つのカムフォロア65aが形成されている。カムフォロア65aは規制筒63の内周に設けられたカム溝63eと係合し、カム筒65は規制筒63との相対回転によって、規制筒63のカム溝63eによって繰出し繰込み動作を行う。また、カム筒65に設けられた穴部65bには3つのカム筒ガイド軸66が挿入されており、このカム筒ガイド軸66は規制筒63の穴部63fを貫通して回転筒62内周部の光軸方向に設けられた直進溝62eと係合している。これにより、カム筒65と回転筒62は相対回転が不能であるが光軸方向には相対的に動くことができる。
すなわち、回転筒62と規制筒63とが相対回転をすれば、カム筒65が規制筒63のカム溝63eに沿って繰出し繰込みされる構成となる。
図10に直進筒67の外周面側から見た展開図を示す。直進筒67はカム筒65の内側に位置し、カム筒65の内周面に設けられた爪部65cが直進筒67の外周に設けられた突起部67a、67bに挟み込まれることにより、相対的に光軸方向への動きは規制されるが互いに回転可能に支持されている。直進筒67の外周面側に設けられたガイド爪部67cは規制筒63の内周部の光軸方向に設けられた直進溝63gと係合する。これにより、直進筒67と規制筒63は相対回転が不能であるが光軸方向には相対的に動くことができる。
図11に第1レンズ枠68の外周面側から見た展開図を示す。第1レンズ枠68はカム筒65の内側に位置し、第1レンズ群31を支持している。第1レンズ枠68に設けられた穴部68aには3つの第1レンズ枠カムフォロアピン69が挿入されており、第1レンズ枠カムフォロアピンの外周側のカムフォロア部69aはカム筒65の内周に設けられたカム溝65dと係合する。また、第1レンズ枠カムフォロアピン69の内周側のガイド部69bは直進筒67の光軸方向に設けられた直進ガイド穴67dと係合する。これにより、第1レンズ枠68は、カム筒65と直進筒67との相対回転さらにはカム筒65と規制筒63との相対回転によって、直進筒67および規制筒63に対して相対回転することなく光軸方向にカム筒65のカム溝65dに沿って繰出し繰込みされる構成となる。
図12に第2レンズ枠70の外周面側から見た展開図を示す。第2レンズ枠70は直進筒67の内側に位置し、第2レンズ群32を支持している。第2レンズ群70の外周面には3つのカムフォロア70aが形成されており、カムフォロア70aはカム筒65の内周に設けられたカム溝65eと係合する。また、第2レンズ枠70のカムフォロア70aの根元部70bは直進筒67の光軸方向に設けられた直進ガイド穴67eと係合する。これにより、第2レンズ枠70は、カム筒65と直進筒67との相対回転さらにはカム筒65と規制筒63との相対回転によって、直進筒67および規制筒63に対して相対回転することなく光軸方向にカム筒65のカム溝65eに沿って繰出し繰込みされる構成となる。
第2レンズ枠70には被写体側からの入射光を遮るためのシャッタユニット71が取り付けられる。シャッタユニット71に設けられたアクチュエータ71aをカメラの制御回路と接続するためのシャッタ用フレキシブルプリント基板72が、シャッタユニット71からレンズ鏡筒2の内部を通ってCCDホルダ21後方に配設したレンズ駆動用フレキシブルプリント基板51に接続される。
第2レンズ枠70と第1レンズ枠68の間には群間付勢ばね73が設けられ、第2レンズ群70と第1レンズ群68を光軸方向に沿って互いに引き離す方向に付勢している。
これによって、第1レンズ枠68とカム筒65のカム係合部のがたと第2レンズ枠70とカム筒65のカム係合部のがたをなくすことができ、光学性能の安定化を図ることができる。
ここで、レンズ鏡筒2の収納位置から撮影位置への繰出し動作について説明する。
図13に収納位置におけるレンズ鏡筒2の断面図を示す。また、図14に収納位置におけるレンズ鏡筒2の正面透視図を示す。第1レンズ群31と第2レンズ群32の中心軸はJ3であり、第3レンズ群33とローパスフィルタ34とCCD35の側方、かつフォーカス駆動機構3の側方で撮影光軸J1から離れた位置に収納されている。つまり、第1レンズ群31と第2レンズ群32、第3レンズ群33とローパスフィルタ34とCCD35、フォーカス駆動機構3の3つのブロックは光軸に垂直な略同一の平面上に収納されている。
第1レンズ群31と第2レンズ群32はレンズ鏡筒2の中心軸J2を中心に回転しながら光軸方向に繰出され図1に示す撮影位置の状態になる。レンズ鏡筒2の正面から見ると、図15に示す収納位置の状態から第1レンズ群31と第2レンズ群32とがZ1方向に回転しながら繰出され図16に示す撮影位置の状態になる。撮影位置では第1レンズ群31と第2レンズ群32の中心軸J3と撮影光軸J1とが一致するため、レンズ鏡筒2の中心軸J2と撮影光軸J1の偏心距離と、レンズ鏡筒2の中心軸J2と第1レンズ群31、第2レンズ群31の中心軸J3の偏心距離とは等しい。
レンズ鏡筒2の収納位置においては、回転筒62に挿入された回転筒カムフォロアピン64は固定筒61のカム溝の61(1)位置に、規制筒63のカムフォロア63bはは固定筒61のカム溝の61(11)位置にある。また、カム筒65のカムフォロア65aは規制筒63のカム溝の63(1)位置にあり、第1レンズ枠68に挿入された第1レンズ枠カムフォロアピン69はカム筒65のカム溝の65(1)位置に、第2レンズ枠70のカムフォロア70aはカム筒65のカム溝の65(11)の位置にある。(図17、図18、図19)
ズームギア83の回転により回転筒62が中心軸J2の回りに回転すると、回転筒カムフォロアピン64は固定筒61のカム溝61(1)位置から61(2)位置方向に動き光軸方向に繰出されていく。一方規制筒63は回転筒62に対して相対的に光軸方向への動きは規制されかつ固定筒61のカム溝61bによってガイドされているため、固定筒61のカム溝61(11)位置から61(12)位置に沿って光軸方向に直進繰出しされる。規制筒63が固定筒61のカム溝61(11)位置から61(12)位置まで動く間は、回転筒62と規制筒63との間に相対回転が生じるため、カム筒65のカムフォロア65aは規制筒63のカム溝63(1)位置から63(2)位置方向へ、これと同時にカム筒65と規制筒63との間に相対回転が生じるため、第1レンズ枠カムフォロアピン69はカム筒65のカム溝65(1)位置から65(2)位置方向へ、第2レンズ枠70のカムフォロア70aはカム筒65のカム溝65(11)位置から65(12)位置方向へと動く。
回転筒カムフォロアピン64が固定筒61のカム溝61(2)位置に達した時には、規制筒63のカムフォロア63bは固定筒61のカム溝61(12)位置に、カム筒65のカムフォロア65aは規制筒63のカム溝63(2)位置に、第1レンズ群カムフォロアピン69はカム筒65のカム溝65(2)位置に、第2レンズ群70のカムフォロア70aはカム筒65のカム溝65(12)位置にそれぞれ駆動される。
この動きにより、規制筒63は光軸方向に直進繰出しされ、さらにカム筒65、第1レンズ枠68と第2レンズ枠70も光軸方向に直進繰出しされるので、第1レンズ群31と第2レンズ群32とは光軸方向の被写体側に直進繰出しされることになる。
これによって、その後に第1レンズ群31と第2レンズ群とが回転運動を始める前に、第1レンズ群31と第2レンズ群32をその側方にある第3レンズ群33、ローパスフィルタ34、CCD35及びフォーカス駆動機構3と干渉しない位置まで直進繰出しすることができる。
回転筒カムフォロアピン64が固定筒61のカム溝の61(2)位置からさらに回転を続け61(3)位置まで回転筒62を繰出していくと、規制筒63のカムフォロア63bは固定筒61のカム溝の61(13)位置に達する。この動作中は、回転筒62の角度あたりの繰出し量と規制筒63の角度あたりの繰出し量とが同じになるように固定筒61のカム溝61a、61bが形成されているため、回転筒62の規制筒63の相対回転は発生しない。
このため、回転筒62、規制筒63、カム筒65、直進筒67、第1レンズ枠68、第2レンズ枠70は一体となって中心軸J2まわりに回転しながら繰出されていく。
この動作の途中で回転筒カムフォロアピン64が固定筒61のカム溝の61(13)位置を通過する時、固定筒61のカム溝61bがカム溝61aより深く形成されているため、回転筒カムフォロアピン64は固定筒61のカム溝61aの61(14)位置側で係合がなくなるが、回転筒62に設けられた突起部62bが固定筒61のカム溝61aとほぼ係合しているためスムーズに負荷変動なく繰出されていく。すなわち、回転筒カムフォロアピン64は固定筒61のカム溝61aに対して主のガイド部であるが、回転筒カムフォロアピン64が固定筒61のカム溝の61(13)位置を通過する時に限り、従のガイド部である回転筒62に設けられた突起部62bがガイド機能を果たす。上記の「ほぼ係合」とは、従のガイド部である回転筒62に設けられた突起部62bの係合が、主のガイド部である回転筒カムフォロアピン64の係合に対して過拘束になる等のガイド機能を阻害することがない程度に係合している状態のことを示す。
回転筒カムフォロアピン64が固定筒61のカム溝の61(3)位置に、かつ規制筒63のカムフォロア63bが固定筒61のカム溝の61(13)位置に達したときに、撮影光軸J1と第1レンズ群31と第2レンズ群32の中心軸J3が一致する。
回転筒カムフォロアピン64が固定筒61のカム溝の61(3)位置からさらに回転を続け61(4)位置まで回転筒62を繰出していくと、規制筒63のカムフォロア63bは固定筒61のカム溝の61(13)位置から61(14)位置まで光軸方向に直進繰出しされる。この時の動きは回転筒カムフォロアピン64が固定筒61のカム溝の61(1)位置から61(2)位置に駆動されるときと同様の関係になる。すなわち、回転筒62と規制筒63との間に相対回転が生じカム筒65のカムフォロア65aは規制筒63のカム溝の63(2)位置から63(4)位置に駆動され、カム筒65と規制筒63との相対回転が生じ第1レンズ枠カムフォロアピン69はカム筒65のカム溝の65(2)位置から65(4)位置に、第2レンズ枠70のカムフォロア70aはカム筒65のカム溝の65(12)位置から65(14)位置に駆動される。この位置がレンズ鏡筒2の広角側の撮影位置であり、図1の断面図に相当する位置である。
次に広角側の撮影位置から望遠側の撮影位置までのズーミング動作について説明する。
ズームギア83の回転により回転筒62が回転し、回転筒カムフォロアピン64は固定筒61のカム溝の61(4)位置(広角側の撮影位置に相当する位置)から61(5)位置(望遠側の撮影位置に相当する位置)まで駆動される。この範囲の固定筒61のカム溝は光軸方向に対して垂直方向に形成されているため、回転筒62は光軸方向に繰出されることなく回転軸J2まわりに回転し、規制筒63は停止したままとなる。この動作中は回転筒62と規制筒63との間で相対回転が生じるのでカム筒65のカムフォロア65aは規制筒63のカム溝の63(4)位置から63(5)位置まで駆動され、カム筒65と規制筒63との間で相対回転が生じるので第1レンズ枠カムフォロアピン69はカム筒65のカム溝の65(4)位置から65(5)位置まで、第2レンズ枠70のカムフォロア70aはカム筒65のカム溝の65(14)位置から65(15)位置までそれぞれのカム溝にガイドされて駆動される。規制筒63は停止しているので、第1レンズ群31を支持している第1レンズ枠68と第2レンズ群70を支持している第2レンズ群70は中心軸J2まわりに回転することなく光軸方向にそれぞれ進退する。カム筒65と規制筒63のそれぞれのカム溝は、広角側から望遠側までの間で焦点距離が順次可変になるような形状で形成されている。図20は望遠側の撮影位置におけるレンズ鏡筒2の断面図である。
望遠側の撮影位置から広角側の撮影位置方向への駆動は、ズームギア83を逆方向に回転させれば良いため、ズームギア83を駆動するズームモータ81の制御により任意の焦点距離を得ることができる。また、広角側の撮影位置から収納位置までの駆動についても、ズームギア83を逆方向に回転させれば上記説明の反対方向の動作を行うので図13に示す収納状態へと導くことができる。
図21に回転筒62の回転角度とレンズ鏡筒2の各移動部材の光軸方向移動距離との関係図を示す。横軸は回転筒62の回転角度であり、縦軸は回転筒62、規制筒63、カム筒65、第2レンズ枠70、第1レンズ枠68の光軸方向への絶対的な移動距離である。各移動部材の移動時の通過ポイントに対応するカム溝の位置(図17、図18、図19)を図21中に示す。図21によりレンズ鏡筒2の各移動部材の光軸方向移動の関係を理解することができる。
ズームレンズ鏡筒2は撮影レンズ群のズーミング動作に連動するズームファインダユニット4を備えている。図22に広角側の観察位置におけるファインダ対物側の断面図を、図23にファインダ接眼側の断面図を示す。ズームファインダユニット4の光学系は、対物レンズ101、第1可動レンズ102、第2可動レンズ103、ミラー104、プリズム105、接眼レンズ106からなる。対物側に位置する対物レンズ101、第1可動レンズ102と第2可動レンズ103のファインダ光軸をJ4とする。対物側ファインダ光軸J4は撮影光軸J1と平行である。
対物レンズ101とプリズム105はファインダ枠A111に固定され、ミラー104と接眼レンズ106はファインダ枠B112に固定されている。第1可動レンズ102はファインダ枠A111に固定された第1可動レンズガイド軸113によって摺動可能に支持されており、対物側ファインダ光軸J4方向に移動可能である。第2可動レンズ103はファインダ枠A111に固定された第2可動レンズガイド軸114によって摺動可能に支持されており、対物側ファインダ光軸J4方向に移動可能である。第1可動レンズ102と第2可動レンズ103はそれぞれカムフォロア部102a、103aを有しており、これらのカムフォロア部102a、103aがレンズ鏡筒2からの駆動力を受けることにより第1可動レンズ102と第2可動レンズ103を所望の軌跡で光軸方向に移動する。また、第1可動レンズ102と第2可動レンズ103はカムフォロア部102a、103aのがたをなくすために第1可動レンズばね115と第2可動レンズばね116によって、光軸方向に付勢されている。以上のズームファインダユニットは図24に示すように固定筒61に取り付けられる。
ズームファインダユニット4の第1可動レンズ102と第2可動レンズ103を駆動するための円弧状のファインダカム筒121は固定筒61の外周に設けられる。図25にファインダカム筒121の外周面側から見た展開図を示す。ファインダカム筒121はレンズ鏡筒の中心軸J2まわりに回転可能に支持されており、外周面に2本のカム溝121a、121bを有し、カム溝121aは第1可動レンズ102のカムフォロア部102aと係合し、カム溝121bは第2可動レンズ103のカムフォロア部103aと係合する。
ファインダカム筒121は、内周面に突起部121cを有す。一方、固定筒61の回転筒カムフォロアピン64と係合するカム溝61aのうちの1本は、カム溝の61(4)位置から61(5)位置までの間でカム溝の底面が貫通穴になっている。図26に当該部分の固定筒61の外周面側から見た部分展開図を示す。図27はカム溝底面の貫通穴61f部の円周方向のA−A断面図である。ファインダカム筒121の突起部121cは固定筒61の貫通穴61fに挿入され、円周方向のガイドになっている。
ファインダカム筒121はファインダカム筒ばね122によって図24の時計方向に付勢されており、ファインダカム筒121の突起部121cが固定筒61の貫通穴61fの端面61gと当接することにより停止している。この状態がズームファインダユニット4の広角側の観察位置であり、第1可動レンズ102のカムフォロア部102aはファインダカム筒121のカム溝の121(4)位置に、第2可動レンズ103のカムフォロア部103aはファインダカム筒121のカム溝の121(14)位置にある。
ここで、ズームファインダユニット4のズーム動作を説明する。レンズ鏡筒2の収納位置から広角側の撮影位置までの動きはすでに説明したが、その間はズームファインダユニット4は駆動されない。つまりファインダユニット4は図22、図27に示す広角側の観察位置に保持されている。レンズ鏡筒2が広角側の撮影位置になり、回転筒62に挿入された回転筒カムフォロアピン64が固定筒61のカム溝の61(4)位置に達したとき、固定筒61の貫通穴61fの設けられたカム溝に対応する回転筒カムフォロアピン64は、ファインダカム筒121の突起部121cの先端部121dと当接する。レンズ鏡筒2が広角側の撮影位置から望遠側の撮影位置方向に駆動されると、回転筒カムフォロアピン64は固定筒61のカム溝61(4)位置から61(5)位置方向に動き、回転筒カムフォロアピン64はファインダカム筒121の突起先端部121dを押してファインダカム筒121を回転駆動させる。回転筒カムフォロアピン64がファインダカム筒121を駆動する状態のA−A断面図を図28に示す。ファインダカム筒121の回転により、第1可動レンズ102のカムフォロア部102aはファインダカム筒121のカム溝の121(4)位置から121(5)位置まで、第2可動レンズ103のカムフォロア部103aはファインダカム筒121のカム溝の121(14)位置から121(15)位置までそれぞれのカム溝にガイドされて駆動される。ファインダカム筒121の2本のカム溝は、レンズ鏡筒2の撮影レンズの焦点距離に対応して広角側から望遠側までの間で焦点距離が順次可変になるような形状で形成されている。図29に望遠側の観察位置におけるファインダ対物側の断面図を示す。
ファインダカム筒ばね122の付勢力によってファインダカム筒121の突起部先端121dと回転筒カムフォロアピン64との係合が保たれるため、望遠側の観察位置から広角側の観察位置方向への移動時でも、レンズ鏡筒2の撮影レンズの焦点距離に対応したズームファインダユニット4の焦点距離を得ることができる。
上記の構成により、レンズ鏡筒2の収納位置では回転筒カムフォロアピン64がファインダカム筒121の突起先端部121dと当接しないため第1可動レンズ102と第2可動レンズ103とは駆動されず、レンズ鏡筒2のズーム領域において回転筒カムフォロアピン64がファインダカム筒121の突起先端部121dと当接して第1可動レンズ102と第2可動レンズ103とが駆動される構成を実現することができる。これによって、収納位置から撮影位置までの間はファインダレンズの駆動に要する負荷をかけることがなくなり、ファインダカム筒121の回転ストロークも小さくすることができるため、設計の自由度が大きくなる。特に、本実施形態のように収納位置から撮影位置までの回転筒62の回転角度が大きいレンズ鏡筒2については有用である。
また、回転筒62を固定筒61に対してガイドしている回転筒カムフォロアピン64を駆動源としてファインダカム筒121を回転させ第1可動レンズ102と第2可動レンズ103を駆動しているため、ズームファインダ駆動機構を簡素化することができ、低コスト、小型化を図ることができる。
この構成で、ファインダカム筒121の突起先端部121dと当接する部分を回転筒カムフォロアピン64とは別の回転筒62に設けた突起部で行う手法も考えられるが、固定筒61の内面に当該突起部が干渉しないような溝を設ける必要があり、固定筒61の強度確保やカム溝61a、61bと交差を避ける溝配置の点を考慮するとこの手法は好ましくなく、上記のように回転筒カムフォロアピン64がファインダカム筒121の突起先端部121dと当接する構成が望ましい。
以上本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、本実施形態ではファインダカム筒121を円弧状の扇型にしているが、固定筒61の外周面の全周を覆うような円筒の形状にしてファインダカム筒の回転動作を安定化させても良い。
また、回転筒カムフォロアピン64とファインダカム筒121の突起先端部121dとの当接は、レンズ鏡筒2が収納位置から広角側の撮影位置までの間に開始されてもよく、少なくともズーム領域で当接が保たれれば良い。
また、本実施形態ではファインダカム筒121のカム溝と係合するカムフロアが可動レンズに直接形成されており、可動レンズ自体がファインダレンズ駆動部材となっているが、可動レンズの保持部品にカムフォロアを形成してファインダレンズ駆動部材としても良い。
また、ファインダカム筒121によって駆動されるファインダユニット4のレンズは1つでも3つ以上であっても良い。
撮影時のズーム領域のみで作動するズームファインダ駆動機構を簡素化することにより低コスト、小型化が図れるので、カメラ分野で利用価値が高い。
広角側の撮影位置におけるレンズ鏡筒の断面図である。 レンズ鏡筒のフォーカス駆動機構の断面図である。 撮影位置におけるレンズ鏡筒の正面透視図である。 固定筒の外周面側から見た展開図である。 固定筒のカム溝部の断面図である。 回転筒の外周面側から見た展開図である。 規制筒の外周面側から見た展開図である。 規制筒カムフォロア部の断面図である。 カム筒の外周面側から見た展開図である。 直進筒の外周面側から見た展開図である。 第1レンズ枠の外周面側から見た展開図である。 第2レンズ枠の外周面側から見た展開図である。 収納位置におけるレンズ鏡筒の断面図である。 収納位置におけるレンズ鏡筒の正面透視図である。 収納位置におけるレンズ鏡筒の正面図である。 撮影位置におけるレンズ鏡筒の正面図である。 固定筒のカム溝位置の指示図である。 規制筒のカム溝位置の指示図である。 カム筒のカム溝位置の指示図である。 望遠側の撮影位置におけるレンズ鏡筒の断面図である。 回転筒回転角度と各移動部材の光軸方向移動距離との関係図である。 広角側の観察位置におけるファインダ対物側の断面図である。 ファインダ接眼側の断面図である。 ズームファインダユニットの正面図である。 ファインダカム筒の外周面側から見た展開図である。 固定筒の外周面側から見た部分展開図である。 収納位置における図26のA−A断面図である。 撮影位置における図26のA−A断面図である。 望遠側の観察位置におけるファインダ対物側の断面図である。
符号の説明
1 ボディ本体
2 レンズ鏡筒
3 フォーカス駆動機構
21 CCDホルダ
31 第1レンズ群
32 第2レンズ群
33 第3レンズ群
34 ローパスフィルタ
35 CCD
41 第3レンズ群
44 フォーカスモータ
61 固定筒
62 回転筒
63 規制筒
64 回転筒カムフォロアピン
65 カム筒
66 カム筒ガイド軸
67 直進筒
68 第1レンズ枠
69 第1レンズ枠カムフォロアピン
70 第2レンズ枠
71 シャッタ
81 ズームモータ
83 ズームギア
101 対物レンズ
102 第1可動レンズ
103 第2可動レンズ
104 ミラー
105 プリズム
106 接眼レンズ
111 ファインダ枠A
112 ファインダ枠B
121 ファインダカム筒

Claims (2)

  1. ズームレンズ鏡筒のズーム動作に連動して駆動されるズームファインダ駆動機構において、
    内周面に一または複数のカム溝が形成され、当該カム溝のうち少なくとも一つの底面に当該カム溝に沿って形成されたスリット穴が設けられた固定筒と、
    外周に前記固定筒のカム溝と係合するカムフォロアを有し、このカムフォロアが前記固定筒のカム溝に沿って移動することで、撮影光学系の光軸に対して平行な軸に沿って移動しながら、前記平行な軸を中心に回転する回転筒と、
    前記固定筒の外周に配置され外周面にカム溝を有するとともに、内周面に突起部を有し、前記回転筒のカムフォロアと前記突起部とが、固定筒の前記スリット穴を通して当接することにより回転力を与えられ回転するファインダカム筒と、
    前記ファインダカム筒のカム溝と係合するカムフォロアを有しファインダレンズ群の少なくとも一部を駆動するファインダレンズ駆動部材と、を備え、
    前記撮影光学系は収納位置から繰出され撮影位置に駆動された後にズーム動作するものであって、前記カム溝は、前記収納位置から前記撮影位置までの収納領域と、この収納領域と連続して形成されると共に前記スリット穴が形成されるズーム撮影領域により形成され、
    前記回転筒のカムフォロアと前記ファインダカム筒は前記収納領域では当接せず、少なくとも前記ズーム撮影領域の範囲内において前記回転筒のカムフォロアと前記ファインダカム筒が当接することを特徴とするズームファインダ駆動機構。
  2. 請求項記載のズームファインダ駆動機構において、
    前記ファインダカム筒は付勢手段により付勢されており、前記ファインダカム筒と前記回転筒のカムフォロアとの当接時には当接が保持されることを特徴とするズームファインダ駆動機構。
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