JPH11282055A - ズームファインダ - Google Patents

ズームファインダ

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JPH11282055A
JPH11282055A JP8646198A JP8646198A JPH11282055A JP H11282055 A JPH11282055 A JP H11282055A JP 8646198 A JP8646198 A JP 8646198A JP 8646198 A JP8646198 A JP 8646198A JP H11282055 A JPH11282055 A JP H11282055A
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JP
Japan
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cam
finder
zoom
lens
interlocking member
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Application number
JP8646198A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Manabe
充雄 真鍋
Mitsuhiko Oka
光彦 岡
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース,低コストで精度の良いズームフ
ァインダを提供する。 【解決手段】 上部にファインダ光学系が取り付けられ
る固定筒19の外周に、連動部材49と、板バネ55
と、カム板44とを取り付ける。連動部材49は、ズー
ムレンズ鏡筒9の移動に連動してスリット53内を移動
する。カム板44は、第1カム溝46と連動部材49の
カムピン50との係合により反時計方向に回動される。
第1及び第2移動レンズ25,26は、カム板44の第
2カム溝47,48との係合によって互いに接近する方
向に移動される。カム板44はバネ板55によって、第
1及び第2移動レンズ25,26に接近する方向に押圧
されるので、第1及び第2移動レンズ25,26の位置
決め精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズ鏡筒
の変倍動作に連動してファインダ倍率を変更するズーム
ファインダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ズームレンズの変倍動作に連動してファ
インダ光学系のファインダ変倍を変更するズームファイ
ンダが、特開昭63−264034号公報や特開平7−
159826号公報等にて発明されている。特開昭63
−264034号公報記載の発明は、ズームレンズを構
成する回転筒の回転駆動をギヤ列を用いて取り出し、こ
の回転駆動をラックギヤに伝達して撮影光軸に対して直
行する方向に沿った直線駆動に変換し、この直線駆動を
利用してカム板をフイルム給送方向に直線的に移動させ
ることで、ファインダ光学系を構成する移動レンズをフ
ァインダ光軸に沿って移動するようにしている。
【0003】また、特開平7−159826号公報記載
のズームファインダでは、回転筒の回転駆動をギヤ列を
用いて取り出し、この回転駆動でカム板を水平面内で回
転させることで、移動レンズをファインダ光軸に沿って
移動するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
発明は、いずれも回転筒の回転駆動をギヤ列を用いて取
り出しているため、ギヤのバックラッシュ等のガタによ
り、カム板を精度良く移動させることができず、精度良
くファインダ倍率を変倍することができなかった。ま
た、特開昭63−264034号公報の装置は、カム板
をフイルム給送方向に沿って移動させるため、この移動
スペースによりカメラが大型化する恐れがある。
【0005】また、従来では、一対の移動レンズをそれ
ぞれ保持する各保持枠間にバネを掛け、保持枠に形成さ
れたカムピンをカム突起に押し付けるようにしていた。
しかしながら、カムピンのパーティングライン等の段差
により、カムピンがカム突起から離れてしまい、ファイ
ンダ画像に像揺れ等が生じたり、バネが掛けられている
側にだけ移動レンズが傾き、ファインダ画像が片ボケす
るという問題もあった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、省スペース,低コストで精度の良いズームファイ
ンダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のズームファインダは、ズームレンズ鏡筒
の移動に連動して変位する連動部材と、この連動部材の
変位を回転運動に変換する第1のカム、及び移動レンズ
をファインダ光軸に沿って移動させる第2のカムが形成
されたカム板とを設けたものである。
【0008】また、第2のカムを移動レンズに向けて付
勢する弾性部材を設けたものである。
【0009】更に、第2のカムは、ファインダレンズを
保持する保持枠に設けられたカムピンが係合するカム溝
とし、該カムピンの先端にテーパー面を形成し、該カム
溝をカムピンのテーパー角度よりも小さな角度のテーパ
ー形状としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図2及び図3は、本発明のカメラ
の不使用時及び使用時の状態を示す外観斜視図である。
カメラ2は、各種撮影機構が組み込まれた略矩形形状の
カメラ本体3と、このカメラ本体3に組み込まれた各種
撮影機構とから構成されている。カメラ本体3は、カメ
ラ本体3のフレームとなる本体基部4(図1参照)と、
この本体基部4の前面と背面とに被せられる前カバー5
と後カバー6とからなる。
【0011】カメラ本体3の前面には、ズーム光学系を
構成する撮影レンズ8を保持するズームレンズ鏡筒9,
電源スイッチ10,対物側ファインダ窓11等が設けら
れている。ズームレンズ鏡筒9は、電源スイッチ10が
オンされるとカメラ本体3の前面に突出され、電源スイ
ッチ10がオフされるとカメラ本体3内に沈胴される。
また、詳しくは図示しないが、カメラ本体3の背面に
は、ズーム倍率や撮影モード,撮影サイズ等を切り換え
る各種操作スイッチや、各種情報を表示する液晶パネ
ル,接眼側ファインダ窓等が設けられている。
【0012】カメラ本体3の上面には、シャッタボタン
13とストロボ発光部14とが設けられている。ストロ
ボ発光部14は、発光面であるストロボ用レンズ(フレ
ネルレンズ)15をカメラ本体3内に形成された発光部
室16内に収納する収納位置と、ストロボ用レンズ15
がカメラ本体3から露呈されてカメラ本体3の前面と平
行となる露呈位置との間で回動自在とされている。この
ストロボ発光部14は、ズームレンズ鏡筒9の沈胴と繰
り出し動作とに連動して収納位置と露呈位置との間で回
動される。これにより、不使用時にはカメラ2を小型化
し、使用時には赤目現象の発生を防止することができ
る。
【0013】図1に示すように、本体基部4には、撮影
光軸18に沿って形成され、ズームレンズ鏡筒9が組み
込まれる固定筒19と、IX240タイプのフイルムカ
ートリッジが装填されるカートリッジ室20と、フイル
ムカートリッジから引き出された写真フイルムを巻き取
るフイルム巻き取り室21とが一体に形成されている。
カートリッジ室20とフイルム巻き取り室21とは、固
定筒19を挟むように配置されている。なお、図面の煩
雑化を防ぐため図示してはいないが、フイルム巻き取り
室21の上部には、ズームレンズ鏡筒9の沈胴及び繰り
出し動作に連動してストロボ発光部14を収納位置と露
呈位置との間で回動させる連動機構が取り付けられる。
【0014】固定筒19の上方には、ズームファインダ
を構成するファインダ光学系がファインダ光軸23に沿
って組み込まれる。このファインダ光学系は、対物側フ
ァインダ窓11の背後に組み込まれる対物レンズ24
と、ファインダ光軸23に沿って移動自在とされた第1
移動レンズ25及び第2移動レンズ26と、ポロプリズ
ム27と、ファインダ光学系の視野範囲を切り換える視
野枠28と、反射ミラー29と、接眼側ファインダ窓内
に組み込まれる接眼レンズ30とから構成される実像式
ファインダとなっている。これらの部品は、プラスチッ
クでブロック形状に形成されたファインダ本体部(図示
せず)に組み込まれた状態で固定筒19の上部に取り付
けられる。
【0015】第1移動レンズ及び第2移動レンズ25,
26は、プラスチックで形成された保持枠32,33に
それぞれ組み込まれて保持されている。これらの保持枠
32,33には、それぞれ軸受部34,35が形成され
ており、これらの軸受部34,35にはファインダ光軸
23に沿って配置されたガイド軸36が挿通される。第
1及び第2移動レンズ25,26は、ガイド軸36に沿
って移動することによりファインダ倍率を変倍する。
【0016】また、各保持枠32,33の軸受部34,
35の下部には、下方に向けて突出したカムピン42,
43がそれぞれ設けられている。これらのカムピン4
2,43は、ファインダー光学系の下方で、固定筒19
の外周面に取り付けられるカム板44に係合される。
【0017】図4に示すように、カム板44は固定筒1
9の外周面に沿って湾曲された曲面形状とされており、
固定筒19の外周面に沿って撮影光軸18の回りを回動
自在となるように、固定筒19に取り付けられる。カム
板44を固定筒19の外周面に取り付けることにより、
カメラ2を小型化することができる。カム板44には、
ズームレンズ鏡筒9の撮影光軸18方向の移動に連動し
て撮影光軸18の回りを回動するための第1のカムであ
る第1カム溝46と、保持枠32,33のカムピン4
2,43が係合される第2のカムである第2カム溝4
7,48とが形成されている。第1カム溝46には、ズ
ームレンズ鏡筒9の移動に連動して変位する連動部材4
9に形成されたカムピン50が係合する。
【0018】連動部材49は、略矩形形状の板49aの
両面に、第1カム溝46に係合するカムピン50と、ズ
ームレンズ鏡筒9に係合する係合ピン52とが形成され
たものである。係合ピン52は、固定筒19の外周面に
撮影光軸18に沿って形成されたスリット53に挿入さ
れ、ズームレンズ鏡筒9に係合される。これにより、ズ
ームレンズ鏡筒9が固定筒19内で撮影光軸18に沿っ
て移動して変倍を行うと、連動部材49は、ズームレン
ズ鏡筒9に連動してスリット53内を移動する。
【0019】図1に示すように、第1カム溝46は、本
体基部4の背面側の端部よりも、本体基部4の前面側の
端部が図中反時計方向の上流側に配置されているため、
連動部材49が本体基部4の前面側に向けて移動する
と、第1カム溝46と連動部材49のカムピン50との
連係により、カム板44は図中反時計方向に回動され
る。
【0020】カム板44が図1中において反時計方向に
回転されると、第1移動レンズ25及び第2移動レンズ
26は、カムピン42,43と第2カム溝47,48と
の連係とによって、互いに接近する方向にガイド軸36
に沿って移動する。従来のズームファインダでは、第1
移動レンズと第2移動レンズとの間にバネが掛けられて
いたため、バネが掛けられている側に第1移動レンズと
第2移動レンズとが傾いてしまい、ファインダ画像に片
ボケが発生することがあった。しかしながら、本実施形
態では、カムピン42,43が第2カム溝47,48に
よって位置決めされることにより、第1移動レンズ25
及び第2移動レンズ26が傾くことはないので、ファイ
ンダ画像の片ボケを防止することができる。
【0021】また、固定筒19とカム板44との間に
は、カム板44の第2カム溝47,48を第1移動レン
ズ25及び第2移動レンズ26のカムピン42,43に
向けて弱い力で付勢する弾性部材である板バネ55が組
み込まれている。この板バネ55は、カム板44の第2
カム溝47,48と保持枠32,33のカムピン42,
43とが係合する部分を押し上げ、第2カム溝47,4
8とカムピン42,43との係合をより確実なものと
し、第2カム溝47,48による保持枠32,33の位
置決め精度を向上させることができる。
【0022】また、カムピン42,43や第2カム溝4
7,48にパーティングラインがあった場合には、板バ
ネ55が弾性変形することによりパーティングラインの
段差を吸収して、第1移動レンズ25及び第2移動レン
ズ26のズレを防止するので、ファインダ画像の像揺れ
等を防止することができる。
【0023】更に、図4に拡大して示すように、保持枠
32のカムピン42の先端には、テーパー面42aが形
成されており、第2カム溝47は、テーパー面42aの
テーパー角度θよりも小さな角度θ1のテーパー形状と
されている。これにより、カムピン42と第2カム溝4
7とは、テーパー面42aと第2カム溝47の角部とが
接触するようになるため、第1移動レンズ25位置決め
精度をより向上させることができる。なお、第2移動レ
ンズ26を保持する保持枠33のカムピン43にもテー
パー面42aと同形状のテーパー面が形成されており、
第2カム溝48も、第2カム溝47と同じテーパー形状
とされている。
【0024】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。カメラ2の組立ラインでは、図示しないブロック形
状のファインダ本体部に、図1に示す対物レンズ24,
第1移動レンズ25,第2移動レンズ26,ポロプリズ
ム27,視野枠28,反射ミラー29,接眼レンズ30
が組み込まれる。本体基部4には、固定筒19内にズー
ムレンズ鏡筒9が組み込まれ、固定筒19の外周面に連
動部材49と、この連動部材49のカムピン50に第1
カム溝46が係合されるように、板バネ55とカム板4
4とが取り付けられる。
【0025】ファインダ光学系が組み込まれたファイン
ダ本体部を固定筒19の上部に取り付けると、第1移動
レンズ25と第2移動レンズ26とをそれぞれ保持する
保持枠32,33に形成されているカムピン42,43
が、カム板44の第2カム溝47,48に係合する。こ
のように、ファインダ光学系とカム板44との係合と、
カム板44と連動部材49との係合とは簡単に行うこと
ができ、カム板44は固定筒19の外周に省スペースに
取り付けられるため、本実施形態のズームファインダが
組み込まれるカメラの組立工程を削減することができ、
カメラのローコスト化や小型化を実施することができ
る。
【0026】完成したカメラ2は、機能検査等を経て出
荷される。カメラ2を購入したユーザーは、カメラ2に
フイルムカートリッジを装填して撮影操作を行う。カメ
ラ2が不使用状態にある際には、ズームレンズ鏡筒9は
カメラ本体3内に沈胴されており、ストロボ発光部14
は、拡散板15をカメラ本体3内に隠す収納位置に回動
されている。電源スイッチ10を操作してカメラ2の電
源をオンすると、周知の鏡筒駆動機構が作動し、図3に
示すように、ズームレンズ鏡筒9がカメラ本体3の前面
から繰り出されて最小ズーム倍率の位置に停止され、ス
トロボ発光部14が回動して拡散板15がカメラ2の前
面に露呈される。
【0027】ズームレンズ鏡筒9がカメラ本体3から繰
り出されると、図1及び図4に示すように、ズームレン
ズ鏡筒に係合ピン52が係合された連動部材49は、ス
リット53内を本体基部4の前面側に向けて移動する。
この連動部材49の移動すると、カムピン50と第1カ
ム溝46との係合によって、カム板44が図中反時計方
向に回動する。
【0028】カム板44が図中反時計方向に回動する
と、第1移動レンズ25及び第2移動レンズ26は、カ
ムピン42,43と第2カム溝47,48との連係とに
よって、互いに接近する方向にガイド軸36に沿って移
動する。固定筒19とカム板44との間には、カム板4
4の第2カム溝47,48を第1移動レンズ25及び第
2移動レンズ26のカムピン42,43に向けて弱い力
で付勢する板バネ55が組み込まれている。この板バネ
55は、第2カム溝47,48と保持枠32,33のカ
ムピン42,43とが係合する部分を押し上げ、第2カ
ム溝47,48とカムピン42,43との係合をより確
実なものとする。
【0029】従来のズームファインダでは、第1移動レ
ンズと第2移動レンズとの間にバネが掛けられており、
第1移動レンズと第2移動レンズとがバネが掛けられて
いる側に傾いてファインダ画像に片ボケが発生すること
があった。しかしながら、本実施形態では、カムピン4
2,43が、板バネ55によって押圧された第2カム溝
47,48に位置決めされるので、第2カム溝47,4
8による保持枠32,33の位置決め精度が向上し、第
1移動レンズ25及び第2移動レンズ26が傾くことは
ないので、ファインダ画像の片ボケを防止することがで
きる。
【0030】また、カムピン42,43や、第2カム溝
47,48にパーティングラインがあった場合には、板
バネ55が弾性変形することによりパーティングライン
の段差を吸収して、第1移動レンズ25及び第2移動レ
ンズ26のズレを防止するので、ファインダ画像の像揺
れ等を防止することができる。
【0031】更に、図4に拡大して示すように、保持枠
32のカムピン42の先端には、テーパー面42aが形
成されており、第2カム溝47は、テーパー面42aの
テーパー角度θよりも小さな角度θ1のテーパー形状と
されている。これにより、カムピン42と第2カム溝4
7とは、テーパー面42aと第2カム溝47の角部とが
接触するようになるため、第1移動レンズ25の位置決
め精度をより向上させることができる。第2移動レンズ
26を保持する保持枠33のカムピン43にもテーパー
面42aと同形状のテーパー面が形成されており、第2
カム溝48も、第2カム溝47と同じテーパー形状とさ
れているため、第2移動レンズ26の位置決め精度も同
様に向上する。
【0032】なお、上記実施形態ではコンパクトカメラ
を例に説明したが、本発明のズームファインダは、イン
スタントカメラやデジタルカメラ,ビデオカメラ等にも
利用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のズームフ
ァインダは、ズームレンズ鏡筒の移動に連動して変位す
る連動部材と、この連動部材の変位を回転運動に変換す
る第1のカム、及び移動レンズをファインダ光軸に沿っ
て移動させる第2のカムが形成されたカム板とでファイ
ンダ倍率を変化させるようにしたので、従来のズームフ
ァインダよりも部品点数の減少と構成の簡略化,組立工
数の削減等を実施することができるので、ズームファイ
ンダのコストを低減することができる。また、移動レン
ズの傾きによる片ボケも防止される。
【0034】また、第2のカムを移動レンズに向けて付
勢する弾性部材を設けたので第2のカムによる移動レン
ズの位置決め精度をより向上させることができる。
【0035】更に、第2のカムを、移動レンズを保持す
る保持枠に設けられたカムピンが係合するカム溝とし、
該カムピンの先端にテーパー面を形成し、該カム溝をカ
ムピンのテーパー角度よりも小さな角度のテーパー形状
としたので、カムピンとカム溝とは、テーパー面と角部
とで接触することになり、更に移動レンズの位置決め精
度を向上させることができ、パーティングライン等の段
差の悪影響を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のズームファインダが組み込まれたカメ
ラの構成を示す分解死図である。
【図2】本発明のズームファインダが組み込まれたカメ
ラの不使用時の状態を示す外観斜視図である。
【図3】本発明のズームファインダが組み込まれたカメ
ラの使用時の状態を示す外観斜視図である。
【図4】ズームファインダの構成を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
2 カメラ 3 カメラ本体 9 ズームレンズ鏡筒 18 撮影光軸 19 固定筒 25 第1移動レンズ 26 第2移動レンズ 32,33 保持枠 42,43 カムピン 44 カム板 46 第1カム溝 47 第2カム溝 49 連動部材 55 板バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光軸に沿って設けられた固定筒内を
    移動するズームレンズ鏡筒に連動して、ファインダ光軸
    に沿ってファインダ光学系を構成する移動レンズを移動
    させ、ファインダ倍率を変更するズームファインダにお
    いて、 前記ズームレンズ鏡筒の移動に連動して変位する連動部
    材と、この連動部材の変位を回転運動に変換する第1の
    カム、及び移動レンズをファインダ光軸に沿って移動さ
    せる第2のカムが形成されたカム板とを設けたことを特
    徴とするズームファインダ。
  2. 【請求項2】 前記第2のカムを移動レンズに向けて付
    勢する弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のズームファインダ。
  3. 【請求項3】 前記第2のカムは、移動レンズを保持す
    る保持枠に設けられたカムピンが係合するカム溝であ
    り、該カムピンの先端にテーパー面を形成し、該カム溝
    をカムピンのテーパー角度よりも小さな角度のテーパー
    形状としたことを特徴とする請求項1または2記載のズ
    ームファインダ。
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