JPH112858A - ファインダズーム機構 - Google Patents

ファインダズーム機構

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JPH112858A
JPH112858A JP16953097A JP16953097A JPH112858A JP H112858 A JPH112858 A JP H112858A JP 16953097 A JP16953097 A JP 16953097A JP 16953097 A JP16953097 A JP 16953097A JP H112858 A JPH112858 A JP H112858A
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JP
Japan
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finder
optical system
zoom mechanism
movable
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP16953097A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Nakamura
義一 中村
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH112858A publication Critical patent/JPH112858A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影光学系にズーム機能を持たせたカメラで
あって、その撮影光学系とは独立したファインダ光学系
を具備するカメラのファインダズーム機構に関し、従来
のファインダズーム機構の部品点数の削減化を図って、
カメラのコンパクト化に寄与し得る。 【解決手段】 ファインダ光学系10の可動レンズ18
を支持する可動体26はファインダ光学系の光軸に平行
に延びるシャフト24上に搭載される。シャフト上には
回転カム体28が回転自在に装着され、この回転カム体
に係合するカムフォロワ26Eは可動体に一体化され
る。回転カム体の回転駆動時、カムフォロワを可動体と
共にシャフトに沿って移動させることにより、可動レン
ズがファインダ光学系の光軸に沿って移動させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影光学系にズー
ム機能を持たせたカメラであって、その撮影光学系とは
独立したファインダ光学系を具備するカメラのファイン
ダズーム機構に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したようなカメラでは、撮影光学系
でズーミングを行った場合には、ファインダ光学系でも
撮影光学系のズーミングに合わせてズーミングを行うこ
とが必要である。このようなズーミングには、ファイン
ダ光学系の可動レンズをその光軸に沿って連続的に移動
させる動作が伴い、この動作はファインダズーム機構に
よって行われる。
【0003】従来のファインダズーム機構には、ファイ
ンダ光学系の可動レンズは可動体によって支持され、こ
の可動体はファインダ光学系の光軸に沿って配設された
ガイドシャフトに摺動自在に搭載される。即ち、可動枠
外はガイドシャフトに沿って移動可能とされ、これによ
り可動レンズはファインダ光学系の光軸に沿って移動す
ることができる。
【0004】可動体をガイドシャフトに沿って移動させ
るために、可動レンズの移動範囲にわたって回転カム体
が配置され、この回転カム体は上述のガイドシャフトと
平行になったシャフトに回転自在に装着される。回転カ
ム体の外周囲には螺旋状のカム溝が形成され、可動体は
該カム溝に係合したカムフォロワを備える。回転カム体
はそのシャフトと同軸となった歯車を有し、この歯車は
撮影光学系のズーム機構と連動した駆動系によって駆動
させられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、カメラのコンパ
クト化に伴い、その種々の機械的機構部の小型化及び部
品点数の削減化が望まれており、上述したようなファイ
ンダズーム機構についても例外ではない。
【0006】従って、本発明の目的は、従来のファイン
ダズーム機構の部品点数の削減化を図って、カメラのコ
ンパクト化に寄与し得るようになったファインダズーム
機構を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるファインダ
ズーム機構は撮影光学系とは独立したファインダ光学系
を具備するカメラ用として構成されるものであり、ファ
インダ光学系の可動レンズを支持する可動体は該ファイ
ンダ光学系の光軸に平行に延びるシャフト上に搭載され
る。また、シャフト上には回転カム体が回転自在に装着
され、この回転カム体に係合するカムフォロワは可動体
に一体化され、該回転カム体の回転駆動時、カムフォロ
ワを可動体と共にシャフトに沿って移動させることによ
り、可動レンズがファインダ光学系の光軸に沿って移動
させられるようになっている。
【0008】本発明によるファインダズーム機構にあっ
ては、回転カム体には螺旋状のカム溝を形成して、この
カム溝にカムフォロワを係合させることができる。ま
た、本発明によれば、回転カム体と可動体との間に該可
動体を該回転カム体から弾性的に引き離すようになった
弾性圧縮手段を介在させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、本発
明によるファインダズーム機構の一実施形態について説
明する。
【0010】図1、図2及び図3を参照すると、本発明
によるファインダズーム機構がファインダ光学系10と
共に示され、このファインダ光学系10は第1の固定レ
ンズ12、第2の固定レンズ14及び第3の固定レンズ
16を包含する。これら固定レンズはカメラのボディフ
レーム(図示されない)に対して適宜保持され、ファイ
ンダ光学系10の光軸Xに沿って配置される。ファイン
ダ光学系10は更に第1の固定レンズ12と第2の固定
レンズ14との間に配置された可動レンズ18を包含
し、この可動レンズ18は参照番号20で全体的に示さ
れるファインダズーム機構によりファインダ光学系10
の光軸Xに沿って適宜移動させられる。
【0011】ファインダズーム機構20はカメラのボデ
ィフレームに対して適宜支持された支持体22を具備
し、この支持体22は矩形状底部22Aと、この矩形状
底部22Aの対向側辺からそれぞれ一体的に直立した直
立壁部22B及び22Cとから成る。図2及び図3に最
もよく示すように、直立壁部22B及び22C間にはシ
ャフト24がファインダ光学系10の光軸に対して平行
に設けられる。
【0012】図1に示すように、支持体22は、更に、
矩形状底部22Aからファインダ光学系10の下方側に
一体的に延在した延在部22Dと、この延在部22Dの
先端縁側から一体的に直立した直立部22Eとを包含
し、この直立部22Eにはファインダ光学系10の光軸
Xに沿って長孔22Fが形成される。
【0013】シャフト24には可動体26が摺動自在に
搭載され、この可動体26はシャフト24が摺動自在に
挿通させられた直立部26Aと、この直立部26Aから
片持ち梁の態様でシャフト24に沿って延在する延在部
26Bと、この延在部26Bに一体的に取り付けられた
レンズ保持枠26C(図1)とから成る。図1に示すよ
うに、レンズ保持枠26Cにはファインダ光学系10の
可動レンズ18が保持され、該レンズ保持枠26Cの垂
直部からはガイド突起26Dが突出して支持体22の長
孔22Fに摺動自在に挿通させられる。
【0014】かくして、可動体26はシャフト24に沿
って移動自在となり、可動体26のレンズ保持枠26C
に保持された可動レンズ18はファインダ光学系10の
光軸Xに沿って移動することができる。
【0015】シャフト24には更に回転カム体28が回
転自在に装着され、この回転カム体28は支持体22の
一方の直立壁部22B側に接近して配置される。回転カ
ム体28はシャフト24に対して回転自在となっている
が、しかしそのシャフト24に沿っては移動し得ないよ
うにされている。
【0016】回転カム体28の一方の端部、即ち直立壁
部22B側に接近した端部には歯車28Aが一体的に形
成され、この歯車28Aはカメラの撮影光学系のズーム
機構と連動した駆動系(図示されない)によって駆動さ
せられる。なお、支持体22の矩形状底部22Aには開
口部22Gが形成され、この開口部22Gを通して歯車
28Aの一部が露出され、そこで該駆動系の歯車(図示
されない)と係合させられる。
【0017】図2に示すように、回転カム体28には螺
旋状のカム溝28Bが形成され、このカム溝28Bには
可動体26の延在部26Bから突出したカムフォロワ2
6Eの先端が係合させられる。図1において、回転カム
体28が反時計方向に回転させられると、図4及び図5
に示すように、可動体26は支持体22の直立壁部22
C側に向かって移動させられ、これに伴って可動レンズ
18も第2の固定レンズ14側に向かって移動させられ
る。勿論、回転カム体28が反対方向に回転させられる
と、可動体26は支持体22の直立壁部22B側に向か
って移動させられ、このとき可動レンズ18は第1の固
定レンズ12側に移動させられる。
【0018】要するに、図2及び図3では、ファインダ
光学系10の可動レンズ18は広角位置で示され、また
図4及び図5ではファインダ光学系10の可動レンズ1
8は望遠位置で示され、回転カム体28の回転により、
可動レンズ18は広角位置と望遠位置との間で移動させ
られることになる。
【0019】図3及び図4に最もよく示すように、回転
カム体28の端面、即ち歯車28Aとは反対側の端面に
は凹部が形成され、この凹部内にはシャフト24の回り
に取り付けられた圧縮コイルばね30の一方の端部側が
収容される。圧縮コイルばね30の他方の端付側は可動
体26の直立部26Aに作用させられる。要するに、圧
縮コイルばね30は可動体26の直立部26Aと回転カ
ム体28との間に介在させられて可動体26を回転カム
体28から弾性的に引き離す弾性圧縮手段として機能す
る。
【0020】このように可動体26を一方の側に常に弾
性的に偏倚させることにより、カムフォロワ26Eの先
端はカム溝の一方のカム面に弾性的に押圧状態に置かれ
るので、バックラシュのないスムーズな可動体26の移
動が保証される。
【0021】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によるファインダズーム機構にあっては、可動体が搭載
されるシャフト上には回転カム体も装着されるので、即
ちシャフトが可動体シャフト用のガイドシャフトとして
だけでなくかつ回転カム体の装着シャフトとしても共用
されるので、従来の場合のファインダズーム機構に比べ
て部品点数の削減が達成され、かくしてカメラのコンパ
クト化に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファインダズーム機構をファイン
ダ光学系と共に示す概略正面図である。
【図2】図1に示したファインダズーム機構及びファイ
ンダ光学系を右方から見た右側面図であって、該ファイ
ンダズーム機構及びファインダ光学系を広角位置で示す
図である。
【図3】図1のIII-III 線に沿う断面図であって、ファ
インダズーム機構及びファインダ光学系を広角位置で示
す図である。
【図4】図2に示した右側面図と同様な右側面図であっ
て、ファインダズーム機構及びファインダ光学系を望遠
位置で示す図である。
【図5】図3と同様な断面図であって、ファインダズー
ム機構及びファインダ光学系を望遠位置で示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ファインダ光学系 18 可動レンズ 20 ファインダズーム機構 22 支持体 24 シャフト 26 可動体 28 回転カム体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系とは独立したファインダ光学
    系を具備するカメラのファインダズーム機構であって、 ファインダ光学系の可動レンズを支持する可動体を該フ
    ァインダ光学系の光軸に平行に延びるシャフト上に搭載
    し、このシャフト上に回転カム体を回転自在に装着し、
    この回転カム体に係合するカムフォロワを前記可動体に
    一体化し、前記回転カム体の回転駆動時、前記カムフォ
    ロワを前記可動体と共に前記シャフトに沿って移動させ
    ることにより、前記可動レンズを前記ファインダ光学系
    の光軸に沿って移動させることを特徴とするファインダ
    ズーム機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファインダズーム機構
    において、前記回転カム体には螺旋状のカム溝が形成さ
    れ、このカム溝に前記カムフォロワが係合させられるこ
    とを特徴とするファインダズーム機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のファインダズ
    ーム機構において、前記回転カム体と前記可動体との間
    には該可動体を該回転カム体から弾性的に引き離すよう
    になった弾性圧縮手段が介在させられることを特徴とす
    るファインダズーム機構。
JP16953097A 1997-06-11 1997-06-11 ファインダズーム機構 Pending JPH112858A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1610164A1 (en) * 2003-03-28 2005-12-28 Sony Corporation Lens holding device, lens-barrel, and imaging device
JP2008250134A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置

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