JPH0850324A - カメラの駆動装置 - Google Patents

カメラの駆動装置

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JPH0850324A
JPH0850324A JP7090797A JP9079795A JPH0850324A JP H0850324 A JPH0850324 A JP H0850324A JP 7090797 A JP7090797 A JP 7090797A JP 9079795 A JP9079795 A JP 9079795A JP H0850324 A JPH0850324 A JP H0850324A
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JP
Japan
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optical system
switch
cam
driven
motor
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JP7090797A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Wakabayashi
央 若林
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 本発明の目的は、構造が簡単で、しかも電力
消費の無駄のないカメラの駆動装置を提供することにあ
る。 〔構成〕 この目的を達成するために本発明の駆動装置
は、電動駆動源(12)に常時連動する入力部材(2
7)と、被駆動部材(4)に常時連動する出力部材(2
6a)と、駆動力の伝達機構に支持部材(10i)と付
勢部材(30)とを有し、さらに前記入力部材が2つの
運動領域で運動するようになし、一方の領域では前記出
力部材に接触して前記電動駆動源からの駆動力により前
記被駆動部材を駆動し、他方の領域では前記出力部材か
ら離間して該出力部材が前記付勢部材の付勢力に従って
前記支持部材に接触することを許すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータ等の電動駆動源に
より被駆動部材を駆動するカメラの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの自動化が進み、光学系や
フィルム等の被駆動部材が、モータ等の電動駆動源によ
って駆動されるようになって来た。またこれら各種被駆
動部材を単一の電動駆動源によって駆動する駆動装置を
採用し、小型化を図ったカメラも提案されている。この
カメラは、駆動すべき期間の全部または一部がずれてい
る複数の被駆動部材を備えている。これら各被駆動部材
を不都合なく駆動するために、この駆動装置では電動駆
動源から各被駆動部材へ駆動力を伝達する伝達機構のな
かにクラッチを設け、これらクラッチを適時に継断する
ことにより各駆動機構を適時に駆動していた。そしてこ
のクラッチとしては、通常のクラッチの他に摩擦クラッ
チや一方向クラッチが採用されていた。
【0003】しかしながらこれらのクラッチは構造が複
雑であるためカメラの小型化や低廉化を妨げる要因とな
った。また摩擦クラッチや一方向クラッチの場合は、電
動駆動源に常時連動する入力部材と、被駆動部材に常時
連動する出力部材とが、駆動力の伝達を断っているとき
も接触しているため、これにより生じる摩擦が電動駆動
源に無用な負荷をかけ、電動駆動源の電力を無駄に消費
することになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構造
が簡単で、しかも前記電力消費の無駄のないカメラの駆
動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の駆動装置は、前記伝達機構に支持部材と付勢
部材とを加え、さらに前記入力部材が2つの運動領域で
運動するようになし、一方の領域では前記出力部材に接
触して前記電動駆動源からの駆動力により前記被駆動部
材を駆動し、他方の領域では前記出力部材から離間して
該出力部材が前記付勢部材の付勢力に従って前記支持部
材に接触することを許すように構成したことを特徴とす
るものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。本実施例は、光学系の切換により焦点距離が変
化するカメラである。図1乃至図3は、それぞれ本発明
の一実施例の平面図を示している。各図において、カメ
ラ本体1の前面には、防塵カバー2が図中左右方向に、
第1光学系3がその光軸方向(図中上下方向)に変位可
能に、すなわち繰り出し、繰り込み可能に設けられてい
る。カメラ本体1の内部には第2光学系4が、第1光学
系3の光路すなわち撮影光束に挿入した位置と該光束か
ら退避した位置との間で第1光学系3の光軸を横切る方
向(図中左右方向)に変位可能に設けられている。カメ
ラ本体1の上面には光学系の焦点距離を切り換えるため
の焦点距離選択部材5が常時操作可能に設けられてい
る。
【0007】図1において、防塵カバー2は開位置にあ
る。焦点距離選択部材5は第1光学系3の焦点距離を望
遠の領域にする望遠位置にあり、カメラ本体1の上面に
付された文字「T」と対向している。第1光学系3は、
防塵カバー2の前面より突出した繰出位置にあり、挿入
位置にある第2光学系4と合成光学系を構成して望遠領
域の焦点距離になっている。
【0008】図2において、防塵カバー2は開位置にあ
る。焦点距離選択部材5は第1光学系3の焦点距離を広
角の領域にする広角位置にあり、カメラ本体1の上面に
付された文字「W」と対向している。この時、第1光学
系3は、繰出位置よりカメラ本体1に繰り込まれた繰込
位置にあり、上記第2光学系4は退避位置にある。第1
光学系3は広角領域の焦点距離になっている。
【0009】図3において、防塵カバー2は閉位置にあ
って、第1光学系3を覆っている。この時第1光学系3
は、焦点距離選択部材5が望遠位置にあるにもかかわら
ず繰込位置にあり、第2光学系4は、退避位置にある。
防塵カバーがこの閉位置にある時は、撮影が不可能であ
ることをカメラ上部から視認可能とするために、防塵カ
バー2の上面に付された指標2aが、カメラ本体1の上
面に付された文字「OFF」と対向している。
【0010】図1のカメラ本体を一部破断した部分に
は、摺動接片が防塵カバー2に固着されたスイッチSw
1と摺動接片が焦点距離選択部材5に固着されたスイッ
チSw2とが示されている。スイッチSw1は、防塵カ
バー2が開位置にある時ONとなり、開位置から閉位置
に向けて変位するとOFFとなる。このスイッチSw1
は、第1光学系3を変位させる後述のモータ12の回転
方向を制御すると共に、後述のシャッター制御回路31
への給電を制御する。
【0011】スイッチSw2は、焦点距離選択部材5の
位置に応じて切り換わり、第1光学系3を変位させる後
述のモータ12の回転方向を制御する。スイッチSw2
は、焦点距離選択部材5が望遠位置にある時ONとな
り、広角位置にある時OFFとなる。図4は、前記第1
光学系を光軸方向に直進させる機構を示す斜視図であ
る。
【0012】同図は、第1光学系3が繰出位置にある時
の状態を示している。台板10の中央部には撮影光束が
通過する開口10aが設けられており、その前方には一
点鎖線で示した絞り兼シャッター装置11と第1光学系
3とが固設されている。台板10の上方裏面にはモータ
12が固設されている。その回転軸の両端は、モータ1
2のケーシングの両端面を貫通してそれぞれ突出してい
る。回転軸の一端にはベベルギヤ12a(図5に図示)
が固設されている。このベベルギヤ12aには台板10
に軸支されたベベルギヤ13がかみ合い、このギヤ13
の平歯の部分には同じく台板に軸支されたギヤ14がか
み合っている。ギヤ14の中央には貫通孔が開けられて
おり、この貫通孔にはギヤ14の回転中心を軸心とする
めねじが切られている。このめねじには、案内軸15に
切られたおねじが螺合している。案内軸15は、光軸方
向に延びており、末端はカメラ本体の基板1aに固設さ
れ、先端は台板10の貫通孔10bに軸方向摺動可能に
挿入されている。モータ12の回転軸の他端にはベベル
ギヤ12bが固設されている。このベベルギヤ12bに
は台板10に軸支されたベベルギヤ16がかみ合い、こ
のギヤ16の平歯の部分には台板10に軸支されたギヤ
列17の入力ギヤ17aがかみ合っている。ギヤ列17
の出力ギヤ17bの中央には貫通孔が開けられており、
この貫通孔にはギヤ17bの回転中心を軸心とするめね
じが切られている。このめねじには、案内軸18に切ら
れたおねじが螺合している。案内軸18は、光軸方向に
延びており、末端はカメラ本体の基板1aに固設され、
先端は台板10の貫通孔10cに軸方向摺動可能に挿入
されている。モータの一定量回転に対するギヤ14、1
7bの回転の量と方向は等しくなるように設定されてお
り、またギヤ14と案内軸15の螺合と、ギヤ17bと
案内軸18の螺合の条件も等しく設定されている。基板
1aには光軸方向に延びる案内軸19も植設されてい
る。案内軸19は、台板10の裏面に突設された張出部
10dの貫通孔10eと台板10の貫通孔10fとに軸
方向摺動可能に挿入されている。
【0013】このような構成なので、モータ12が回転
すると、ギヤ14と案内軸15の螺合と、ギヤ17bと
案内軸18の螺合により、台板10は光軸に対して垂直
を保ったまま光軸方向に平行移動し、それに固設された
第1光学系3、絞り兼シャッター装置11は、繰出位置
と繰込位置との間を光軸方向に変位する。台板10の右
側面にはプリント基板20が固設されている。このプリ
ント基板20の表面には、導体ランド20a〜20cが
設けられており、これらにはカメラ本体に固設された3
つの摺動接片21〜23がそれぞれ摺接可能となってい
る。摺動接片21と導体ランド20aとでスイッチSw
3を、摺動接片22と導体ランド20bとでスイッチS
w4を、摺動接片23と導体ランド20cとでスイッチ
Sw5をそれぞれ構成している。スイッチSw3は第1
光学系3が繰込位置にある時、スイッチSw4は繰出位
置にある時、スイッチSw5は繰込位置と繰出位置の中
間にある時それぞれOFFとなる。スイッチSw3、S
w4はリミットスイッチとして働き、第1光学系3が繰
込位置または繰出位置まで変位してくるとモータ12の
給電を断つ。スイッチSw5は、第1光学系3が上記両
位置の中間の位置にあって、フィルム面に被写体像を形
成不可能な時に、シャッターレリーズが出来ないように
するためのスイッチであり、後述のシャッター制御回路
30(図6に図示)への給電を断つためのスイッチであ
る。
【0014】尚フィルム24は、基板1aに開けられた
撮影開口の後方に配設される。図5は、第2光学系を撮
影光束に対して挿脱させる挿脱機構の斜視図である。該
挿脱機構において本発明の実施例が明らかにされる。同
図において、台板10の裏面には減速ギヤ列25とカム
ギヤ26と駆動部材27とが軸支されており、駆動部材
27には第2光学系4が保持されている。減速ギヤ列2
5の入力ギヤ25aは、上記ベベルギヤ13の平歯部分
とかみ合っており、減速ギヤ列25の最終ギヤ25bは
カムギヤ26とかみ合っている。カムギヤ26と駆動部
材27とは同軸であって、両者はカムギヤ26の端面に
設けられた出力部材としての正面カム26aを介して結
合されている。
【0015】減速ギヤ列25の減速比は、次のように設
定されている。すなわち第1光学系3が繰出位置にある
時は、第2光学系4を撮影光束中に挿入した挿入位置
(実線で図示)に置き、第1光学系3が繰込位置にある
時は、第2光学系4を撮影光束から退避させた退避位置
(2点鎖線で図示)に置くようになっている。図6乃至
図9は、挿脱機構の断面図を示している。
【0016】同各図において、開口10aの前方の台板
10には第1光学系3と絞り兼シャッター装置11が固
設され、開口10aの後方には、第2光学系4の位置決
め手段28が形成されている。位置決め手段28は、第
1光学系3の光軸を軸心とする内筒面28a、すりばち
状の案内面28b、第1光学系3の光軸と直交する当接
面28cとから成る。この位置決め手段28には、第2
光学系4を一体的に保持する保持筒4aが係合可能であ
って、該係合時に第2光学系4の光軸は繰出位置にある
第1光学系3の光軸に合わせられ、かつ第2光学系4は
該光軸方向の所定位置に位置づけられる。この光軸合わ
せは保持筒4aの前側端面4bから突設した小筒4cが
位置決め手段28の内筒面28aに挿入されることによ
り成され、光軸方向の位置づけは保持筒4aの端面4b
が位置決め手段28の当接面28cに当接することによ
り成される。
【0017】駆動部材27は、台板10に植設された固
定軸10gに、軸受部27aを介して軸方向に摺動可能
に軸支されている。駆動部材27には第2光学系4を遊
嵌状態で収容する内周溝27bが形成されている。第2
光学系4の保持筒4aの外周には全周にわたって鍔4d
が設けられており、内周溝27bと鍔4dとの間には、
コイルばね29が挿入されている。このばね29は、挿
入位置にもたらされた第2光学系4を位置決め手段28
と当接する方向に付勢する働きをする。軸10gにはカ
ムギヤ26も軸支されており、この端面に形成された正
面カム26aには駆動部材27の一端に設けられた摺接
部27cが摺接可能である。軸10gには駆動部材27
の軸受部材27aを挟む形で上下に一対の鍔10h、1
0iが固設され、鍔10hと駆動部材27の後端面との
間にはばね30が挿入されている。ばね30は、駆動部
材27の摺接部27cをカム26aに押しつけるか、ま
たは軸受部27aの前端面を鍔10iに押しつける働き
をする。台板10には駆動部材27の自由端27dを係
止する係止部材10j、10kが植設されており、係止
部材10jは第2光学系4が挿入位置にもたらされた時
に駆動部材27の揺動を係止し、係止部材10kは第2
光学系4が退避位置にもたらされた時に駆動部材27の
揺動を係止する。また係止部材10kの末端付近には、
退避位置にもたらされた第2光学系4の小筒4cが遊嵌
状態で落ち込む円孔10lが設けられている。
【0018】図6は、第2光学系4が挿入位置にあっ
て、かつ位置決め手段28と係合した位置(以下完全挿
入位置という)にある時の状態を示している。図7は、
第2光学系4が挿入位置にはあるが、カム26aに押し
上げられて位置決め手段28には係合しない位置(以下
不完全挿入位置という)にある時の状態を示している。
図8は、第2光学系4が退避位置にあるが、その小筒4
cが円孔10lに落ち込まない位置(以下不完全退避位
置という)にある時の状態を示している。図9は、第2
光学系4が退避位置にあって、かつその小筒4cが円孔
10lに落ち込んだ位置(以下不完全退避位置という)
にある時の状態を示している。
【0019】本実施例において、本発明でいう電動駆動
源はモータ12に、被駆動部材は第2光学系4に、伝達
機構はベベルギヤ12a、13、ギヤ列25、カムギヤ
26、正面カム26a、駆動部材27、鍔10i、ばね
30のそれぞれに、出力部材は正面カム26aに、入力
部材は駆動部材27に、支持部材は鍔10iに、そして
付勢部材はばね30にそれぞれ対応する。
【0020】図10は、カム26aのカム線図を示して
いる。カム26aは、回転角Θが0からΘ1 にかけて揚
程が0で変化しない第1平坦区間Aと、Θ1 からΘ2 に
かけて揚程hが0からh1 まで直線的に増加する第1斜
面区間Bと、Θ2 からΘ3 にかけて揚程hがh1 で変化
しない第2平坦区間Cと、Θ3 から360°にかけて揚
程hがh1 から0まで直線的に減少する第2斜面区間D
とから成る。
【0021】カム26aは、第2光学系4に対して3つ
の作用をする。第1は、第2光学系4を完全挿入位置と
不完全挿入位置との間で第1光学系3の光軸方向に変位
させる作用である。第2は、第2光学系4を不完全挿入
位置と不完全退避位置との間で第1光学系3の光軸を横
切る方向に変位させる作用である。第3は、第2光学系
4を不完全退避位置と完全退避位置との間で第1光学系
3の光軸方向に変位させる作用である。詳しくは後述す
る。
【0022】図11は、本実施例の光学系3、4を駆動
するためのモータ制御回路を示している。同図におい
て、モータ12は3つの給電経路で駆動される。第1の
経路は、電源Eの正極−スイッチSw3−スイッチSw
7a−モータ12−スイッチSw7b−電源Eの負極の
経路である。この経路で給電がなされることにより、モ
ータ12は回転し、第1光学系3を繰込位置へ変位させ
ると共に第2光学系4を退避位置に変位させる。
【0023】第2の経路は、電源Eの正極−スイッチS
w4−スイッチSw8a−モータ12−スイッチSw8
b−電源Eの負極の経路である。この経路で給電がなさ
れることにより、モータ12は第1の経路の時とは逆方
向に回転して、第1光学系3を繰出位置へ変位させると
共に第2光学系4を挿入位置に変位させる。ここでスイ
ッチSw7a、Sw7b、Sw8a、Sw8bは、後述
の論理回路40(図10に図示)によって開閉制御され
る半導体スイッチである。
【0024】第3の経路は、自動焦点調節・シャッター
制御回路31とモータ12とを結ぶ経路であって、この
制御回路31の出力によりモータ12は正逆転して、光
学系を光軸方向に前後させ、焦点を合致させる。この制
御回路31の給電路には、直列接続されたスイッチSw
1a、Sw5が挿入されている。スイッチSw1aは、
上記スイッチSw1によって制御され、これと同相で開
閉される半導体スイッチであって、防塵カバー2が開位
置にある時だけONとなる。スイッチSw5は第1光学
系3が繰出位置と繰込位置とにある時(第2光学系4が
完全挿入位置と完全退避位置とにある時)だけONとな
る。これらにより防塵カバー2や光学系3、4が撮影に
不適当な位置にある時に自動焦点調節がなされることや
シャッターが動作することが防がれる。
【0025】図12は、図11のモータ制御回路の動作
を制御する論理回路40を示している。この論理回路4
0は、一対の入力端子40a、40bと一対の出力端子
40c、40dとを備えている。入力端子40aは上記
スイッチSw1と接地抵抗の間に、入力端子40bは上
記スイッチSw2と接地抵抗の間に、出力端子40cは
上記スイッチSw7a、Sw7bの制御端子に、出力端
子40dは上記スイッチSw8a、8bの制御端子にそ
れぞれ接続されている。入力端子40aは、スイッチS
w1がONの時、すなわち防塵カバー2が開位置にある
時にHigh レベルとなり、スイッチSw1がOFFの
時、すなわち防塵カバー2が閉位置にある時にLowレベ
ルとなる。入力端子40bは、スイッチSw2がONの
時、すなわち焦点距離選択部材5が望遠位置にある時に
High レベルとなり、スイッチSw2がOFFの時、す
なわち焦点距離選択部材5が広角位置にある時にLowレ
ベルとなる。出力端子40cは、High レベルの時上記
スイッチSw7a、Sw7bを共にONにし、Lowレベ
ルの時共にOFFにする。出力端子40dは、Highレ
ベルの時上記スイッチSw8a、Sw8bを共にONに
し、Lowレベルの時共にOFFにする。
【0026】論理回路40の入力端子40aは、イクス
クルーシブオア回路40eの一方の入力端子とノア回路
40fの一方の入力端子とに接続されている。入力端子
40bは、イクスクルーシブオア回路40eの他方の入
力端子とノア回路40fの他方の入力端子とに接続され
ている。両回路40e、40fの出力端子は、オア回路
40gの両入力端子にそれぞれ接続されている。オア回
路40gの出力端子は、論理回路40の出力端子40c
とインバータ40hの入力端子とに接続され、インバー
タ40hの出力端子は、論理回路40の出力端子40d
に接続されている。
【0027】下表には、防塵カバー2の位置、焦点距離
選択部材5の位置、これらの位置によって切り換わる、
スイッチSw1、Sw2の状態、論理回路40の入力端
子40a、40b、出力端子40c、40dのレベル、
スイッチSw7a、Sw7b、Sw8a、Sw8bの状
態、第1光学系3、第2光学系4の位置の関係がまとめ
てある。
【0028】
【表1】
【0029】〔1〕図1に示すように、防塵カバー2が
開位置に、焦点距離選択部材5が望遠位置にあって、第
1光学系3が既に繰出位置にある時は、スイッチSw
1、Sw2は共にONの状態にあるので、論理回路40
の入力端子40a、40bは共にHigh レベルとなる。
イクスクルーシブオア回路40e、ノア回路40fの出
力端子はLowレベルとなり、オア回路40gの出力端子
もLowレベルとなる。論理回路40の出力端子40c、
40dはそれぞれLow、High レベルとなる。これによ
り図6に示すスイッチSw7a、Sw7bはOFFとな
り、スイッチSw8a、Sw8bはONとなる。第1光
学系3は繰出位置にあるので、図4に示すようにスイッ
チSw3、Sw4、Sw5は、それぞれON、OFF、
ONの状態にある。スイッチSw7a、Sw7bがOF
Fであるから上記第1の経路は形成されず、スイッチS
w4がOFFであるから上記第2の経路も形成されな
い。
【0030】この場合、第1光学系3は繰出位置で、第
2光学系4は図6に示すように位置決め手段28と完全
に係合した完全挿入位置でそれぞれ静止しており、両光
学系により合成光学系が構成され、その焦点距離は望遠
の領域になる。またスイッチSw1a、Sw5は共にO
Nであるから、自動焦点調節・シャッター制御回路31
は作動可能状態にあり、望遠光学系での撮影が可能であ
る。図1は、この時の状態を示している。
【0031】撮影開始操作に伴いモータ12は第3の経
路で給電を受けて回転し、光学系3、4を望遠領域の至
近から無限遠の間で光軸方向に変位させ、焦点調節を行
わせる。この望遠領域における焦点調節のためのモータ
12の回転の間、駆動部材27の軸受部27aの前端面
が、ばね30の付勢力により鍔10iに当接しているた
め、駆動部材27の摺接部27cは、カム26aの第1
平坦区間Aと対向しているだけで接触はしない。従って
摺接部27cがモータ12の負荷となることはなく、ま
た第2光学系4に振動を生じさせて撮影時の被写体像に
悪影響を与えることもない。 〔2〕図1に示す状態から焦点距離選択部材5を広角位
置に切り換えると、スイッチSw2がOFFの状態にな
り、論理回路40の入力端子40bがLowレベルとな
る。イクスクルーシブオア回路40eの出力端子はHig
h レベルとなるので、オア回路40gの出力端子はHig
h レベルに反転し、論理回路40の出力端子40c、4
0dはそれぞれHigh 、Lowレベルに反転する。これに
より図6に示すスイッチSw7a、Sw7bはONとな
り、スイッチSw8a、Sw8bはOFFとなる。第1
光学系3は繰出位置にあるので、図4に示すようにスイ
ッチSw3、Sw4、Sw5は、それぞれON、OF
F、ONの状態にあり、スイッチSw7a、Sw7bが
ONであるから上記第1の経路が形成されて、モータ1
2が起動する。従って第1光学系3は繰出位置から繰込
位置に向けて変位しはじめる。
【0032】第2光学系4は、このモータ12の初期の
回転で位置決め手段28と係合する完全挿入位置(図6
に図示)から光軸方向に変位して係合しない不完全挿入
位置(図7に図示)に変位する。この光軸方向の変位
は、カム26aが図5に示す状態から時計方向に回転し
て第1斜面区間Bで駆動部材27の摺接部27cを押し
上げることによるものである。第2光学系4が不完全挿
入位置に至をて位置決め手段28との係合を解くと駆動
部材27は、光軸を横切る方向に揺動可能となるので、
続くモータ12の回転に伴い、摺接部27cは第1斜面
区間Bに押されて第1光学系3の光軸を横切る面内を時
計方向に揺動し、この際第2光学系4の小筒4cの端面
が台板10の裏面上を滑る。第1光学系3が繰込位置に
近づくと、駆動部材27の自由端27dは係止部材10
kに当接し、その揺動を阻止され、第2光学系4は円孔
10lに挿入しない不完全退避位置に到達する。その後
もモータ12は回転を継続するので、駆動部材27の摺
接部27cは、カム26aの第1斜面区間Bを昇りつ
め、第2平坦区間Cに到達する(図8に図示)。引続い
て摺接部27cは、第2斜面区間Dを滑り下りるが、そ
の途中で軸受部27aの前端面が鍔10iに当接するの
で、摺接部27cは、カム26aから離れ、第1平坦区
間Aと対向するが、接触しない状態に至る。これに伴う
駆動部材27の光軸方向の変位により、第2光学系4の
小筒4cは、台板10の円孔10lに挿入され、保持筒
4aの端面4bは円孔10lの縁に当接して完全退避位
置(図9に図示)に至る。この時、第1光学系3は、繰
込位置に到達している。
【0033】軸受部27aの前端面が鍔10iに当接す
ることにより駆動部材27が光軸方向の変位を停止した
後に、第2光学系4を円孔10lに挿入させる付勢力
は、ばね29が供給する。第1光学系3が繰込位置に到
達すると、図4に示すスイッチSw3、Sw4、Sw5
は、それぞれOFF、ON、ONの状態になる。スイッ
チSw3がOFFになると、上記第1の経路は断たれ、
モータ12への給電は停止される。従って第1光学系3
は繰込位置で、第2光学系4は退避位置でそれぞれ静止
するので、光学系は第1光学系3のみで構成され、その
焦点距離は広角の領域になる。またスイッチSw1a、
Sw5は共にONであるから、自動焦点調節・シャッタ
ー制御回路30は作動可能状態にあり、広角光学系での
撮影が可能である。図2は、この時の状態を示してい
る。
【0034】撮影開始操作に伴いモータ12は第3の経
路で給電を受けて回転し、光学系3を広角領域の至近か
ら無限遠の間で光軸方向に変位させ、焦点調節を行わせ
る。この広角領域における焦点調節のためのモータ12
の回転の間、駆動部材27の摺接部27cは、第1平坦
区間Aと対向するだけで接触しないので駆動部材27が
動くことはなく、第2光学系4は完全退避位置に留まっ
ている。また摺接部27cがモータ12の負荷となるこ
ともない。 〔3〕図1に示す状態から防塵カバー2を開位置から閉
位置に向けて変位させると、スイッチSw1がOFFに
なり、論理回路40の入力端子40aがLowレベルとな
り、イクスクルーシブオア回路40eの出力端子はHig
h レベルとなる。以下の動作は〔2〕と同様で、焦点距
離選択部材5が望遠位置にあるにもかかわらず第1光学
系3は繰出位置から繰込位置に向けて変位し、第2光学
系4は完全挿入位置から完全退避位置に向けて変位す
る。第1光学系3が繰込位置にあるため、防塵カバー2
を閉位置まで変位させることが可能となる。防塵カバー
2が閉位置に到達するとスイッチSw1と同相のスイッ
チSw1aは、OFFとなるから、自動焦点調節・シャ
ッター制御回路30への給電は断たれ、撮影は不可能と
なる。図3は、この時の状態を示している。 〔4〕図2に示す状態から防塵カバー2を閉位置に変位
させると、スイッチSw1と同相のスイッチSw1a
は、OFFとなるから、自動焦点調節・シャッター制御
回路30への給電は断たれ、撮影は不可能となる。 〔5〕図2に示す状態から焦点距離選択部材5を望遠位
置に切り換えると、スイッチSw2がONの状態にな
り、論理回路40の入力端子40a、40bは共にHig
h レベルとなる。イクスクルーシブオア回路40e、ノ
ア回路40fの出力端子は共にLowレベルとなるので、
オア回路40gの出力端子はLowレベルに反転し、論理
回路40の出力端子40c、40dはそれぞれLow、H
igh レベルに反転する。これにより図6に示すスイッチ
Sw7a、Sw7bはOFFとなり、スイッチSw8
a、Sw8bはONとなる。第1光学系3は繰込位置に
あるので、スイッチSw3、Sw4、Sw5は、それぞ
れOFF、ON、ONの状態にある。スイッチSw8
a、Sw8bがONであり、スイッチSw4がONであ
るから上記第2の経路が形成されて、モータ12が
〔2〕の時と逆方向に回転しはじめる。従って第1光学
系3は繰込位置から繰出位置に向けて変位しはじめる。
【0035】このモータ12の初期の回転で、第2光学
系4は、完全退避位置(図9に図示)から光軸方向に変
位して円孔10lから脱し不完全退避位置(図8に図
示)に変位する。この光軸方向の変位は、カム26aが
回転して第2斜面区間Dで駆動部材27の摺接部27c
を押し上げることによるものである。第2光学系4が円
孔10lから脱すると駆動部材27は、第1光学系3の
光軸を横切る方向に揺動可能となる。続くモータ12の
回転に伴い摺接部27cは、第2斜面区間Dにより該光
軸を横切る方向に押されるので、駆動部27は同方向に
揺動し、第2光学系4の小筒4cの端面が台板10の裏
面上を滑って、不完全退避位置から不完全挿入位置(図
7に図示)に向かう。第1光学系3が繰出位置に近づく
と、駆動部材27の自由端27dは係止部材10jに当
接し、その揺動を阻止され、第2光学系4は不完全挿入
位置で停止する。その後もモータ12は回転を継続する
ので、駆動部材27の摺接部27cは、カム26aの第
2斜面区間Dを昇りつめ、第2平坦区間Cに到達する
(図7に図示)。引続いて摺接部27cは、第1斜面区
間Bを滑り下りるが、その途中で軸受部27aの前端面
が鍔10iに当接するので、摺接部27cは、カム26
aから離れ、第1平坦区間Aと対向するが、接触しない
状態に至る。これに伴う駆動部材27の光軸方向の変位
により、第2光学系4の保持筒4aの小筒4cは、位置
決め手段28の案内面28bに当接した後、これに案内
されて内筒面28aに挿入され、保持筒4aの端面4b
は位置決め手段28の当接面28cに当接し、図6に示
す完全挿入位置に至って第2光学系4の位置決めが完了
する。この時第1光学系3は、繰出位置に到達してい
る。
【0036】軸受部27aが鍔10iと当接することに
より駆動部材27が光軸方向の変位を停止した後に、第
2光学系4を位置決め手段28に係合させる付勢力は、
ばね29が供給する。第1光学系3が繰出位置に到達す
ると、〔1〕で説明したようにスイッチSw3、Sw
4、Sw5は、それぞれON、OFF、ONの状態にな
る。スイッチSw4がOFFになると、上記第2の経路
は断たれ、モータ12への給電は停止される。従って図
1に示すように、第1光学系3は繰出位置で、第2光学
系4は完全挿入位置でそれぞれ静止し、合成光学系が構
成され、その焦点距離は望遠の領域になる。またスイッ
チSw1a、Sw5は共にONであるから、自動焦点調
節・シャッター制御回路30は作動可能状態にあり、望
遠光学系での撮影が可能である。 〔6〕図3に示す状態から防塵カバー2を開位置に向け
て変位させると、スイッチSw1がONの状態になり、
論理回路40の入力端子40a、40bは共にHigh レ
ベルとなる。以下は〔5〕で述べた動作と同じである。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の駆動装置は、電動
駆動源に常時連動する入力部材と、被駆動部材に常時連
動する出力部材と、支持部材と、出力部材を該支持部材
に係接させる方向に付勢する付勢部材とを伝達機構が有
し、入力部材は、接触領域と非接触領域の2つの運動領
域を備え、接触領域では出力部材に接触して前記電動駆
動源からの駆動力により被駆動部材を駆動し、非接触領
域では出力部材から離間して出力部材が付勢部材の付勢
力に従って支持部材に接触することを許すように構成し
た。従って、従来の駆動装置に使用されていたクラッチ
に比べ構造が簡単であるためカメラの小型化や低廉化に
寄与し、また従来の摩擦クラッチや一方向クラッチと違
って、駆動力の伝達を断っているときは入力部材と出力
部材とが接触しないので両者の間に摩擦が生じることが
なく、電動駆動源に無用な負荷をかけて電動駆動源の電
力を無駄に消費することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】本発明の一実施例の平面図である。
【図3】本発明の一実施例の平面図である。
【図4】一実施例の第1光学系の変位機構の斜視図であ
る。
【図5】一実施例の第2光学系の挿脱機構を示す正面図
である。
【図6】一実施例の第2光学系の挿脱機構を示す断面図
である。
【図7】一実施例の第2光学系の挿脱機構を示す断面図
である。
【図8】一実施例の第2光学系の挿脱機構を示す断面図
である。
【図9】一実施例の第2光学系の挿脱機構を示す断面図
である。
【図10】一実施例のカム線図である。
【図11】一実施例の光学系駆動用モータ制御回路図で
ある。
【図12】一実施例の光学系駆動用モータ制御回路の動
作を制御する論理回路図である。
【符号の説明】
12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・電動駆動源 4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・被駆動部材 12a、13、25、26、26a、27、10i、3
0・・・・伝達機構 26a・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・出力部材 27・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・入力部材 10i・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・支持部材 30・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・付勢部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のカメラの駆動装置は、カムを有し、駆動装
置より発せられた駆動力によって軸周りに回転する回転
部材と、前記カムと摺接して前記駆動力を被駆動部へ伝
達する摺接部とを備えたカメラの駆動装置において、前
記回転部材のカムは、前記軸方向に対して傾斜して延在
する第1カム区間と、前記軸方向に対して垂直に延在す
る第2カム区間とを有し、前記摺接部が、前記第1カム
区間にある時には前記カムと摺接して前記駆動力を前記
被駆動部へ伝達し、前記第2カム区間にある時には前記
カムから離間して前記駆動装置から前記被駆動部への駆
動力の伝達が断たれるようにした。また、前記被駆動部
は焦点距離切換え可能な撮影光学系の焦点切換え機構で
あって、焦点距離切換え時には前記摺接部は前記第1カ
ム区間にあり、撮影距離調節時には前記摺接部は前記第
2カム区間にあるように構成することも好適である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の駆動装置におい
て、回転部材のカムは、回転部材の回転軸方向に対して
傾斜して延在する第1カム区間と、回転部材の回転軸方
向に対して垂直に延在する第2カム区間とを設けて、摺
接部がカムの第1カム区間にある時には摺接部とカムと
が当接して被駆動部へ駆動力が伝達されて、摺接部が第
2カム区間にある時には摺接部とカムとが離間して被駆
動部への駆動力の伝達を断つように構成した。すなわ
ち、被駆動部への駆動力の伝達と非伝達とを切換えるた
めの構成は、回転部材の回転軸の方向へ伸びている。よ
って、回転運動するクラッチ機構を設けるに際して、ク
ラッチ機構の回転半径を小さくすることが可能となり、
装置の小型化が可能となる。また、本発明の駆動装置に
おいては、回転部材に第1カム区間と第2カム区間とを
有するカムを設けることにより、被駆動部への駆動力の
伝達と非伝達との切換えが可能な構成を実現している。
すなわち、クラッチ機構を設けるに際して複雑な機構を
設ける必要がない。よって、簡単な構成によりクラッチ
機構を設けることが可能である。さらには、クラッチ機
構を回転部材の形状を工夫することによって実現してい
る。よって、クラッチ機構を設けるに際して部品点数が
増加することがなく、コストアップを防ぐことができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被駆動部材と、 該被駆動部材に駆動力を供給すると共に、該被駆動部材
    の駆動開始前または完了後も動作する電動駆動源と、 該電動駆動源から前記被駆動部材に駆動力を伝達する伝
    達機構とを有するカメラの駆動装置において、 前記伝達機構は、前記電動駆動源に常時連動する入力部
    材と、前記被駆動部材に常時連動する出力部材と、支持
    部材と、前記出力部材を該支持部材に係接させる方向に
    付勢する付勢部材とを有し、 前記入力部材は、接触領域と非接触領域の2つの運動領
    域を備え、接触領域では前記出力部材に接触して前記電
    動駆動源からの駆動力により前記被駆動部材を駆動し、
    非接触領域では前記出力部材から離間して該出力部材が
    前記付勢部材の付勢力に従って前記支持部材に接触する
    ことを許すことを特徴とするカメラの駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004232A (ja) * 2002-02-21 2005-01-06 Pentax Corp 沈胴式レンズ鏡筒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54114235A (en) * 1978-02-27 1979-09-06 Canon Inc Automatic film winder
JPS58145930A (ja) * 1982-02-24 1983-08-31 Fuji Photo Film Co Ltd レンズ系切替式カメラの切替機構

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