JP2770737B2 - 撮影光学系駆動装置 - Google Patents

撮影光学系駆動装置

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JP2770737B2 JP6137545A JP13754594A JP2770737B2 JP 2770737 B2 JP2770737 B2 JP 2770737B2 JP 6137545 A JP6137545 A JP 6137545A JP 13754594 A JP13754594 A JP 13754594A JP 2770737 B2 JP2770737 B2 JP 2770737B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カメラの撮影光学系を
駆動する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、主撮影撮影光学系の光束中に対し
て副光学系を挿脱し、撮影光学系全体の焦点距離を変化
させるカメラが提案されている。この種のカメラは、副
光学系駆動機構を有する。副光学系駆動機構は、モータ
によって駆動されるギア列と、腕部を有し、副光学系を
支持するホルダーとを有する。ホルダーの腕部はギア列
の所定のギアに固定されている。モータが作動してギア
列に駆動力が伝達される時、ホルダーはギアと共に回動
する。ところで、この種の副光学系駆動機構において
は、ホルダーの回動範囲を規制するピンが設けられてい
る。ピンに当接することによって、ホルダーは所定位置
で停止する。すなわち、副光学系を常に同じ位置で停止
させることが可能である。また、モータの停止タイミン
グも、この時に合わせて設定されている。しかしなが
ら、ホルダーがピンに当接してその回動を停止する時
と、モータの停止タイミングとの間には、ズレがある。
よって、ホルダーがピンに当接しているにも関わらず、
モータがギアを回転させようとする状況が発生し得る。
この場合、ギア列やホルダーやピンに無理な力がかか
り、破損が生じる可能性がある。 【0003】 【発明が解決使用とする課題】本願発明の目的は、前述
の問題点を解決した駆動機構を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の手段
によって前述の目的を達成する。 本願発明は、モータ
(12)の回転駆動力を伝達されて少なくとも一方向へ
回動するギア(24b)と、副撮影光学系(26)を保
持し、前記ギアの回転軸を中心として回動可能であり、
前記ギアと共に前記一方向へ回動して、前記副撮影光学
系を撮影光学系(3)の撮影光束外から撮影光束中へ挿
入させる撮影光学系保持部材(25)と、該撮影光学系
保持部材と前記ギアとを結合する結合部材(27)と、
前記主撮影光学系の撮影光束中への前記副撮影光学系
の挿入が完了する時に前記撮影光学系保持部材と当接す
る位置に設けられて、該撮影光学系保持部材の回動を停
止させる停止部材(図5において実線で描かれたホルダ
ーの先端と当接している部材)とを備え、前記撮影光学
系保持部材が前記停止部材に当接することによって、前
記撮影光学系保持部材の前記一方向への回動が停止され
る撮影光学系駆動機構において、前記結合部材として、
前記ギアに係合する第1腕部と、前記撮影光学系保持部
材に係合する第2腕部と、前記回転軸に嵌合する環部と
を有するねじりバネ(27)を設け、該ねじりバネが、
前記撮影光学系保持部材が前記規制部材に当接した時
に、前記ギアと前記撮影光学系保持部材との相対回転に
よって弾性変形するように構成した。 なお、以上では、
本願発明の各構成要素に後述実施例の説明において用い
る参照番号を付けて説明した。これは本願発明の構成と
後述実施例の構成との対応を容易にするためのものであ
って、本願発明が後述実施例の構成に限定されることを
示すものではない。 【0005】 【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。図1乃至図3は、それぞれ本発明の一実施例の
上面図を示している。各図において、カメラ本体1の前
面には、防塵カバー2と、撮影光学系3とが設けられて
いる。防塵カバー2は、図中左右方向に変位可能であっ
て、撮影光学系3を露出させる第1、第2の開位置、遮
蔽する閉位置の3つの位置でクリックが掛かるようにな
っている。撮影光学系3は、図中上下方向に変位可能で
あって、繰出位置と繰込位置の2つの位置を取り得るよ
うに設けられている。 【0006】図1において、防塵カバー2は第1の開位
置にあり、撮影光学系3は防塵カバー2の前面より突出
した繰出位置にある。この時撮影光学系3は、撮影光束
中に挿入される後述の副撮影光学系26(図5に図示)
と合成光学系を構成して望遠領域の焦点距離になってい
る。従って、望遠光学系での撮影が可能となる。この時
指標2aは、カメラ本体上の文字「T」を指してこのこ
とを視認可能とする。 【0007】図2において、防塵カバー2は第1の開位
置より左方に変位された第2の開位置にあり、撮影光学
系3は、繰出位置よりカメラ本体1内に向けて繰り込ま
れた繰込位置にある。この時副撮影光学系26は撮影光
束より退避しており、撮影光学系3は、広角領域の焦点
距離になっている。従って広角光学系での撮影が可能と
なる。この時指標2aは、カメラ本体1上の文字「W」
と対向して、このことを視認可能とする。 【0008】図3において、防塵カバー2は第2の開位
置より左方に変位した閉位置にあって、繰込位置にある
撮影光学系3を覆っている。防塵カバーがこの閉位置に
ある時は、撮影が不可能であることをカメラ上部から視
認可能とするために、防塵カバー2の上面に付された指
標2aは、カメラ本体1の上面に付された文字「OF
F」と対向している。 【0009】図1のカメラ本体を一部破断した部分には
スイッチSw1、Sw2が示されている。両スイッチS
w1、Sw2は、防塵カバー2の位置に応じて逆相で切
り換わり、撮影光学系3を変位させる後述のモータ12
(図4乃至図6に図示)の回転方向を制御する。この防
塵カバーと両スイッチの連動は、カメラ本体に図中上下
方向変位可能に設けられたロッド4によってなされる。
ロッド4の一端は、ばね5の付勢力により防塵カバー2
の内面の摺動経路に突出可能となっており、防塵カバー
2が図1に示す第1の開位置にある時だけ突出するよう
になっている。この時スイッチSw1、Sw2は、それ
ぞれロッド4の中程に設けられたばね受け用鍔部4aの
作用を受けてOFF、ONとなっている。防塵カバー2
が第1の開位置から左方に変位すると、ロッド4の先端
が防塵カバー2の内面に押されるので、ロッド4は図中
上方に変位してスイッチSw1、Sw2をそれぞれO
N、OFFに切り換える。 【0010】図3のカメラ本体を一部破断した部分には
スイッチSw3が示されている。スイッチSw3は、防
塵カバー2が第2の開位置より左方に変位さるとOFF
になり、後述のシャッター制御回路30(図6に図示)
への給電を断ってシャッターレリーズを禁止する。この
防塵カバーとスイッチSw3との連動は、カメラ本体に
図中上下方向変位可能に設けられたロッド6によってな
される。ロッド6の一端は、スイッチSw3の可動片の
付勢力により防塵カバー2の摺動経路中に突出可能とな
っており、防塵カバー2が第1、第2の開位置にある時
だけ突出するようになっている。この時スイッチSw3
は、それぞれロッド4の他端の干渉が解かれてONとな
っている。防塵カバー2が第2の開位置より閉位置に向
けて変位されるとロッド6の先端が防塵カバー2の内面
に押されるので、ロッド6は図中上方に変位してスイッ
チSw3をOFFに切り換える。 【0011】図4は、本実施例の撮影光学系駆動装置の
機械的構成部分の斜視図を示している。同図において、
支持部材としての台板10の中央部には撮影光束が通過
する開口10aが設けられており、その前方には一点鎖
線で示した絞り兼シャッター装置11、撮影光学系3が
固設されている。台板10の上方裏面にはモータ12が
固設され、台板10と平行なその回転軸(図5に図示)
の先端にはベベルギヤ12a(図5に図示)が固設され
ている。このベベルギヤ12aには台板10に軸支され
たベベルギヤ13がかみ合い、このギヤ13の平歯の部
分には同じく台板に軸支されたギヤ14がかみ合ってい
る。ギヤ14の中央には貫通孔が開けられており、この
貫通孔にはギヤ14の回転中心を軸心とするめねじが切
られている。このめねじには、案内軸15に切られたお
ねじが螺合している。案内軸15は、光軸方向に延びて
おり、基端はカメラ本体の基板1aに固設され、先端は
台板10の貫通孔に遊嵌状態で貫通した後、ギヤ14の
めねじに螺合している。基板1aには共に光軸方向に延
びる2本の案内軸16、17も植設されている。案内軸
16は、台板10の裏面に突設された張出部10bの貫
通孔10cと台板10の貫通孔10dとに遊嵌状態で貫
通している。案内軸16の中程には、ばね受け用鍔部1
6aが固設されており、鍔部16aと張出部10bとの
間には、ばね18が配設されている。このばね18は、
張出部10bを介して台板10を基板1aの方向に押圧
し、ギヤ14と案内軸15との螺合箇所に生じるバック
ラッシュを取り去る。案内軸17は、台板10の長孔1
0eに遊嵌状態で貫通している。このような構成なの
で、モータ12が回転すると台板10およびそれに固設
された撮影光学系3、絞り兼シャッター装置11は、3
つの案内軸15〜17に案内されて繰出位置と繰込位置
との間を光軸方向に変位する。 【0012】台板10の右側面にはプリント基板19が
固設されている。このプリント基板19の表面には、導
体ランド19a〜19cが設けられており、これらには
カメラ本体に固設された3つの摺動接点20〜22がそ
れぞれ摺接可能となっている。摺動接点20と導体ラン
ド19aとでスイッチSw4を、摺動接点21と導体ラ
ンド19bとでスイッチSw5を、摺動接点22と導体
ランド19cとでスイッチSw6をそれぞれ構成してい
る。スイッチSw3は撮影光学系3が繰込位置にある
時、スイッチSw5は繰出位置にある時、スイッチSw
6は繰込位置と繰出位置の中間にある時それぞれOFF
となる。スイッチSw4、Sw5はリミットスイッチと
して働き、撮影光学系3が繰込位置または繰出位置まで
変位してくるとモータ12の給電を断つ。スイッチSw
6は、撮影光学系3が上記両位置の中間の位置にあっ
て、フィルム面に被写体像を形成不可能な時に、シャッ
ターレリーズが出来ないようにするためにシャッター制
御回路への給電を断つためのスイッチである。 【0013】尚フィルム23は、台板10の後方に配設
される。図5は、台板10の裏面に配設された副撮影光
学系挿脱機構の正面図である。同図において、台板10
の裏面には減速ギヤ列24とホルダー25が軸支されて
おり、ホルダー25には副撮影光学系26が保持されて
いる。減速ギヤ列24の入力ギヤ24aは、上記ベベル
ギヤ13の平歯部分とかみ合っており、減速ギヤ列24
の最終ギヤ24bとホルダー25とは同軸であって、両
者はねじりばね27を介して結合されている。 【0014】減速ギヤ列24の減速比は、次のように設
定されている。すなわち撮影光学系3が繰出位置にある
時は、副撮影光学系26を撮影光束中に挿入した挿入位
置(実線で図示)に置き、撮影光学系3が繰出位置に変
位すると、副撮影光学系26を撮影光束から退避させた
退避位置(2点鎖線で図示)に揺動させるようになって
いる。 【0015】副撮影光学系26は、繰出位置にある撮影
光学系3と合成光学系を構成して焦点距離を望遠の領域
に変化させる。図6は、本実施例の撮影光学系駆動装置
の電気的構成部分であるところのモータ制御回路を示し
ている。同図において、モータ12は3つの給電経路で
駆動される。 【0016】第1の経路は、電源Eの正極−スイッチS
w4−スイッチSw1a−モータ12−スイッチSw1
b−電源Eの負極の経路である。この経路で給電がなさ
れることにより、モータ12は回転し、撮影光学系3を
繰込位置へ変位させると共に副撮影光学系26を退避位
置に変位させる。第2の経路は、電源Eの正極−スイッ
チSw5−スイッチSw2a−モータ12−スイッチS
w2b−電源Eの負極の経路である。この経路で給電が
なされることにより、モータ12は第1の経路の時とは
逆方向に回転して、撮影光学系3を繰出位置へ変位させ
ると共に副撮影光学系26を挿入位置に変位させる。 【0017】ここでスイッチSw1a、Sw1bは上記
スイッチSw1によって制御される半導体スイッチであ
って、スイッチSw1と同相で切り換わり、スイッチS
w2a、Sw2bは上記スイッチSw2によって制御さ
れる半導体スイッチであって、スイッチSw2と同相で
切り換わる。第3の経路は、自動焦点調節・シャッター
制御回路30とモータ12とを結ぶ経路であって、この
制御回路の出力によりモータ12は正逆転して、繰込位
置または繰出位置にある撮影光学系を光軸方向に前後さ
せ、焦点を自動的に調節する。 【0018】この制御回路30の給電路には、直列接続
されたスイッチSw3、Sw6が挿入されている。スイ
ッチSw3は防塵カバー2が第2の開位置と閉位置の中
間の位置および閉位置にある時OFFとなる。スイッチ
Sw6は撮影光学系3が繰出位置と繰込位置との中間の
位置にある時(副撮影光学系26は退避位置と挿入位置
との中間の位置にある時)OFFとなる。これらにより
撮影光学系3、26や防塵カバー2が撮影に不適当な位
置にある時にシャッターレリーズがなされることが防が
れる。 【0019】次に本実施例の動作を下記の表1に従って
説明する。表1は、防塵カバー2の位置、撮影光学系
3、26の焦点距離、各スイッチの状態の関係を示して
おり、防塵カバー2を図1に示す第1の開位置と図3に
示す閉位置との間で往復動させた場合の順序で記されて
いる。 【0020】 【表1】 【0021】(1)フェーズ1 防塵カバー2が第1の開位置にある時、図1に示すよう
にスイッチSw1、Sw2はそれぞれOFF、ONの状
態にあるので、これらと同相のスイッチSw1a・Sw
1b、Sw2a・Sw2bも同様にOFF、ONの状態
にあり、またスイッチSw3はONの状態にある。この
時撮影光学系3は繰出位置にあるので、図4に示すよう
にスイッチSw4〜Sw6は、それぞれON、OFF、
ONの状態にある。スイッチSw1a、Sw1bがOF
Fであるから上記第1の経路は形成されず、スイッチS
w5がOFFであるから上記第2の経路も形成されな
い。従って撮影光学系3は繰出位置で、副撮影光学系2
6は挿入位置でそれぞれ静止するので、合成光学系が構
成され、その焦点距離は望遠の領域になる。またスイッ
チSw3、Sw6は共にONであるから、自動焦点調節
・シャッター制御回路30は作動可能状態にあり、第3
の経路による自動焦点調節が可能であり、望遠光学系で
の撮影が可能である。 【0022】(2)フェーズ2 防塵カバー2が第1の開位置と第2の開位置の中間の位
置にある時、図1のロッド4は防塵カバー2により図中
上方に押され、スイッチSw1、Sw2はそれぞれO
N、OFFの状態に切り換わるので、スイッチSw1a
・Sw1b、Sw2a・Sw2bも同様にON、OFF
の状態になる。スイッチSw4はONのままである。ス
イッチSw1a、Sw1b、Sw4がONであるから上
記第1の経路が形成され、モータ12が起動する。従っ
て撮影光学系3は繰出位置から繰込位置に向けて変位し
はじめ、副撮影光学系26は退避位置に向けて変位しは
じめる。この時撮影光学系3、副撮影光学系26は、と
もに変位途中にあるので、焦点距離は不定である。撮影
光学系3が繰出位置と繰込位置の中間にあるので、図4
に示すスイッチSw6がOFFに切り換わり、自動焦点
調節・シャッター制御回路30は作動不能状態になり、
撮影、第3の経路による自動焦点調節が不可能となる。 【0023】(3)フェーズ3 防塵カバー2が第2の開位置に到達してもスイッチSw
1、Sw2はフェーズ2の状態と変わることはないの
で、スイッチSw1a・Sw1b、Sw2a・Sw2b
の状態も変わることはない。しかし撮影光学系3が繰込
位置に到達すると、図4に示すスイッチSw4〜Sw6
は、それぞれOFF、ON、ONの状態になる。スイッ
チSw4がOFFであるから上記第1の経路は断たれ、
モータ12への給電は停止される。従って撮影光学系3
は繰込位置で、副撮影光学系26は退避位置でそれぞれ
静止するので、撮影光学系は撮影光学系3のみで構成さ
れ、その焦点距離は広角の領域になる。またスイッチS
w3、Sw6は共にONであるから、自動焦点調節・シ
ャッター制御回路30は作動可能状態にあり、広角光学
系での自動焦点調節、撮影が可能である。 【0024】(4)フェーズ4 防塵カバー2が、第2の開位置と閉位置の中間の位置に
達した時もスイッチSw1、Sw2はフェーズ2、3の
状態と変わることはないので、スイッチSw1a・Sw
1b、Sw2a・Sw2bの状態も変わることはない。
従って撮影光学系3は繰込位置に、副撮影光学系26は
退避位置にそれぞれ静止したままである。この時スイッ
チSw3がOFFに切り換わるので、自動焦点調節・シ
ャッター制御回路30は作動不能状態になり、撮影が不
可能となる。 【0025】(5)フェーズ5 防塵カバー2が閉位置に達することの他は、フェーズ4
と変わりない。 (6)フェーズ6 フェーズ4と同じ。 (7)フェーズ7 フェーズ3と同じ。 【0026】(8)フェーズ8 防塵カバー2が第1の開位置に達すると、図1に示すよ
うにロッド4は防塵カバー2の干渉を解かれるのでばね
5の付勢力により図中下方に押され、スイッチSw1、
Sw2はそれぞれOFF、ONの状態に切り換わる。こ
れによりスイッチSw1a・Sw1b、Sw2a・Sw
2bも同様にOFF、ONの状態になる。スイッチSw
5はONのままである。スイッチSw2a、Sw2b、
Sw5がONであるから上記第2の経路が形成され、モ
ータ12がフェーズ2の時と逆方向に回転しはじめる。
従って撮影光学系3は繰込位置から繰出位置に向けて、
副撮影光学系26は退避位置から挿入位置に向けてそれ
ぞれ変位しはじめる。この時撮影光学系3、副撮影光学
系26は、ともに変位途中にあるので、焦点距離は不定
である。撮影光学系3が繰込位置と繰出位置の中間に位
置すると、図4に示すスイッチSw6がOFFに切り換
わるので自動焦点調節・シャッター制御回路30は作動
不能状態になり、撮影が不可能となる。 【0027】(9)フェーズ9 フェーズ1と同じ。 【0028】 【発明の効果】本願発明によれば、撮影光学系保持装置
は、停止部材に当接して停止する。停止部材は、撮影光
学系の撮影光束中への副撮影光学系の挿入が完了する時
に、撮影光学系保持部材と当接する位置に設けられてい
る。つまり、撮影光学系を常に撮影光束中の一定位置
へ位置付けることが可能である。また、本願発明の撮影
光学系駆動装置においては、ギアと撮影光学系保持部材
とを結合するねじりバネは、撮影光学系保持部材が停止
部材に当接した時に、ギアと前記撮影光学系保持部材
の相対回転によって弾性変形する。つまり、撮影光学系
保持部材が停止部材に当接した後にもモータがギアを回
転させようとした場合には、ギアの回転は、撮影光学系
保持部材には伝達されない。よって、撮影光学系保持部
材が停止部材に当接してその回転を停止するタイミング
と、モータの停止タイミングとの間にズレがあったとし
ても、ギアや撮影光学系保持部材や停止部材に無理な力
がかかることはなく、破損が生じることもない。さらに
は、本願発明のギアと撮影光学系保持部材とねじりバネ
とは、同一軸上に設けられている。つまり、これらの部
材を1つの位置に設置できる。よって、それぞの部材を
別々に設置する構成と比べて、部材の設置に要するスペ
ースを省略可能であり、装置のコンパクト化のために好
適である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の上面図である。 【図2】同実施例の上面図である。 【図3】同実施例の上面図である。 【図4】同実施例の撮影光学系の駆動機構の斜視図であ
る。 【図5】同実施例の副撮影光学系の挿脱機構を示す正面
図である。 【図6】同実施例の撮影光学系変位用モータ制御回路図
である。 【主要部分の符号の説明】 3、26・・・・・・・・・・・撮影光学系 12・・・・・・・・・・・・・・・モータ 10・・・・・・・・・・・・・・支持部材 12a、13、14、15・・・・駆動機構

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.モータの回転駆動力を伝達されて少なくとも一方向
    へ回動するギアと、 撮影光学系を保持し、該ギアの回転軸を中心として回
    動可能であり、前記ギアと共に前記一方向へ回動して、
    前記撮影光学系を撮影光学系の撮影光束外から撮影光
    束中へ挿入させる撮影光学系保持部材と、 該撮影光学系保持部材と前記ギアとを結合する結合部材
    と、前記撮影光学系の撮影光束中への前記副撮影光学系の
    入が完了する時に前記撮影光学系保持部材と当接する位
    置に設けられて、該撮影光学系保持部材の回動を停止さ
    せる停止部材とを備え、 前記撮影光学系保持部材が前記停止部材に当接すること
    によって、前記撮影光学系保持部材の前記一方向への回
    動が停止される撮影光学系駆動機構において、 前記結合部材は、 前記ギアに係合する第1腕部と、 前記撮影光学系保持部材に係合する第2腕部と、 前記回転軸に嵌合する環部とを有するねじりバネであ
    り、 該ねじりバネは、前記撮影光学系保持部材が前記規制部
    材に当接した時に、前記ギアと前記撮影光学系保持部材
    との相対回転によって弾性変形することを特徴とする
    影光学系駆動機構。
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