JP5262628B2 - レンズ鏡胴、レンズ駆動装置およびカメラ - Google Patents
レンズ鏡胴、レンズ駆動装置およびカメラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5262628B2 JP5262628B2 JP2008305104A JP2008305104A JP5262628B2 JP 5262628 B2 JP5262628 B2 JP 5262628B2 JP 2008305104 A JP2008305104 A JP 2008305104A JP 2008305104 A JP2008305104 A JP 2008305104A JP 5262628 B2 JP5262628 B2 JP 5262628B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- holding frame
- optical axis
- lens group
- retractable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
次に、デジタルカメラ1の起動時の、後段レンズ群7の退避位置から光軸上への挿入動作時におけるカム部14とカムフォロア部18aにより構成されるカム機構の動作について、図7、図8及び図9を参照して説明する。
次に、デジタルカメラ1の起動時にデジタルカメラ1に外乱(例えば、カメラ姿勢を変化させたり、撮影者自身が移動したりしてデジタルカメラ1の光軸方向に対して直交方向に作用する加速度など)が作用した場合での、後段レンズ群7の退避状態から光軸上への挿入動作時におけるカム部14とカムフォロア部18aにより構成されるカム機構の動作について、前記図8及び図11を参照して説明する。
3 回転筒
4 レンズ鏡胴
5 前段レンズ群
6 固定枠
7 後段レンズ群
8 退避レンズ保持枠
9 回転筒収納枠
9a 開口部
10 回動軸
11 リードスクリュー
14 カム部
14a カム溝部
14b 第1カム面
14c 第2カム面
14d 当接面
15 押さえ部材
15a 押さえ面
16 トーションバネ
18 雌ねじ部材
18a カムフォロア部
19 退避レンズ保持枠位置決めピン
20 非接触位置検出センサ(位置検出手段)
Claims (18)
- 各々1以上のレンズを有するレンズ群からなる複数のレンズ群の少なくとも1部を沈胴させてレンズ群を収納する沈胴状態から前記レンズ群の少なくとも一部を対物側に移動することにより撮影可能な状態とするレンズ鏡筒であって、前記複数のレンズ群をレンズ群毎にそれぞれ保持する複数のレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠を駆動するレンズ保持枠駆動手段とを備えるレンズ鏡胴において、
前記レンズ保持枠は、撮影可能な状態では、全てのレンズ群を同一の光軸上に位置させ、沈胴状態では、少なくとも1つのレンズ群を他のレンズ群が沈胴状態時に収納される収納枠の最大外径よりも外側に退避させるべく、前記少なくとも1つのレンズ群を保持しかつ移動させる退避レンズ保持枠を含み、
前記退避レンズ保持枠は、前記沈胴状態と前記撮影可能な状態との違いにより前記退避レンズ保持枠が自ら持つレンズ群の光軸を他のレンズ群の光軸に近接離間させる接離方向の変位と、前記退避レンズ保持枠が他のレンズ群の光軸と同軸方向の変位とを変化させるためのカム機構によって駆動され、
前記カム機構は、光軸と平行方向に駆動する保持枠駆動部材と、前記退避レンズ保持枠に設けられた付勢部材によって付勢され、前記保持枠駆動部材に当接する前記退避レンズ保持枠に設けられた第1カム面と、前記付勢部材の付勢方向と逆方向に前記退避レンズ保持枠が変位したとき前記保持枠駆動部材に当接する前記退避レンズ保持枠に設けられた第2カム面から構成され、更に、前記第2カム面が当接する領域で前記退避レンズ保持枠の光軸方向移動を規制する押さえ部材を含み、
前記保持枠駆動部材の位置検出手段を、前記退避レンズ保持枠が前記押さえ部材よりも撮影位置側に有る位置に設けることを特徴とするレンズ鏡胴。 - 前記第2カム面は、光軸に対して平行な面と斜面で構成され、前記斜面は前記保持枠駆動部材の駆動によって前記退避レンズ保持枠を光軸進入させる接離方向に駆動させるとともに、前記斜面と前記保持枠駆動部材が当接する領域は、前記退避レンズ保持枠と前記押さえ部材が当接する領域よりも長いことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。
- 前記退避レンズ保持枠は、沈胴状態と前記撮影状態へ移動するために前記接離方向の変位の作動を行った後で光軸方向へ作動する前記カム機構を含み、前記位置検出手段は、前記退避レンズ保持枠が光軸方向の作動を開始した後の前記保持枠駆動部材の位置を検出することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。
- 前記位置検出手段は、前記退避レンズ保持枠が前記収納枠の最大外径の外側に退避した位置での、前記保持枠駆動部材の位置を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡胴。
- 前記退避レンズ保持枠が光軸進入後は位置決めピンに対して付勢部材で押し付けられ、前記付勢部材の反対方向に移動した場合に前記退避レンズ保持枠、又は前記押さえ部材が設けられている固定枠に設けられた斜面によって前記退避レンズ保持枠が、光軸方向の繰出し側に動く駆動が光軸進入方向の駆動に変換される領域を含む前記カム機構を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレンズ鏡胴。
- 前記退避レンズ保持枠が光軸進入後の前記接離方向において位置決めピンに対して付勢部材で押し付けられ、前記付勢部材の反対方向に移動した場合は前記退避レンズ保持枠と前記押さえ部材が設けられている固定枠によって前記退避レンズ保持枠の駆動が制限される領域を含む前記カム機構を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレンズ鏡胴。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とするカメラ。
- 各々1以上のレンズを有するレンズ群からなる複数のレンズ群の少なくとも1部を沈胴させてレンズ群を収納する沈胴状態から前記レンズ群の少なくとも一部を対物側に移動することにより撮影可能な状態とするレンズ鏡筒であって、前記複数のレンズ群をレンズ群毎にそれぞれ保持する複数のレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠を駆動するレンズ保持枠駆動手段とを備えるレンズ鏡胴において、
前記レンズ保持枠は、撮影可能な状態では、全てのレンズ群を同一の光軸上に位置させ、沈胴状態では、少なくとも1つのレンズ群を光軸上から退避させるべく、前記少なくとも1つのレンズ群を保持しかつ移動させる退避レンズ保持枠を含み、
前記退避レンズ保持枠は、前記沈胴状態と前記撮影可能な状態との違いにより前記退避レンズ保持枠が自ら持つレンズ群の光軸を他のレンズ群の光軸に近接離間させる接離方向の変位と、前記退避レンズ保持枠が他のレンズ群の光軸と同軸方向の変位とを変化させるためのカム機構によって駆動され、
前記カム機構は、光軸と平行方向に駆動する保持枠駆動部材と、前記退避レンズ保持枠に設けられた付勢部材によって付勢され、前記保持枠駆動部材に当接する前記退避レンズ保持枠に設けられた第1カム面と、前記付勢部材の付勢方向と逆方向に前記退避レンズ保持枠が変位したとき前記保持枠駆動部材に当接する前記退避レンズ保持枠に設けられた第2カム面から構成され、更に、前記第2カム面が当接する領域で前記退避レンズ保持枠の光軸方向移動を規制する押さえ部材を含み、
前記保持枠駆動部材の位置検出手段を、前記退避レンズ保持枠が前記押さえ部材よりも撮影位置側に有る位置に設けることを特徴とするレンズ鏡胴。 - 撮影光軸を有し、複数のレンズ群と退避レンズ群とからなる撮像光学系と、
前記退避レンズ群を保持する退避レンズ群保持枠と、
前記退避レンズ群を前記撮影光軸上と所定の退避位置との間で移動させるべく、前記退避レンズ群保持枠を駆動する退避レンズ群駆動部と、を有するレンズ駆動装置において、
前記レンズ駆動装置に固定され、前記退避レンズ群保持部材の撮影光軸方向への移動を規制する規制部材を備え、
前記退避レンズ群駆動部が、前記退避レンズ群が前記退避位置から前記撮影光軸へ向かう方向へ、前記退避レンズ群保持枠を付勢する付勢部材と、前記撮影光軸方向に駆動される駆動部材と、前記退避レンズ群保持枠に形成された第1カム面及び第2カム面と、を含み、
前記駆動部材が、前記第1カム面と前記駆動部材とが係合する時に、前記退避レンズ群が前記退避位置から前記撮影光軸へ向かう方向への前記付勢部材の付勢による前記退避レンズ群保持枠の移動を規制し、
前記駆動部材が、前記第2カム面と前記駆動部材とが係合し、かつ、前記規制部材が前記退避レンズ群保持部材の撮影光軸方向への移動を規制する時に、前記退避レンズ群が前記退避位置から前記撮影光軸へ向かう方向へ前記退避レンズ群保持枠を駆動することを特徴とするレンズ駆動装置。 - 前記規制部材が第1摺動面を有し、前記退避レンズ群保持枠が第2摺動面を有し、前記第1摺動面と前記第2摺動面とが摺動することを特徴とする請求項9に記載のレンズ駆動装置。
- 前記退避レンズ駆動部が、前記退避レンズ群保持枠を光軸に沿う方向に移動させることを特徴とする請求項9又は10に記載のレンズ駆動装置。
- 前記退避レンズ駆動部が第3カム面を含み、前記第3カム面と前記駆動部材とが係合するときに、前記退避レンズ群保持枠が前記撮影光軸に沿う方向に移動することを特徴とする請求項11に記載のレンズ駆動装置。
- 前記第2摺動面が、前記第1摺動面よりも光軸方向の被写体側に移動したことを検出する位置検出手段を備えることを特徴とする請求項11又は12に記載のレンズ駆動装置。
- 前記第1カム面及び前記第2カム面が、前記撮影光軸に沿う方向に対してそれぞれ所定の角度を持っており、かつ前記第3カム面が、前記撮影光軸に沿う方向に対して略垂直であることを特徴とする請求項12又は13に記載のレンズ駆動装置。
- 前記レンズ駆動装置に固定された固定枠と、前記複数のレンズ群を保持し、前記固定枠に対して可動可能な可動筒と、を有し、
前記可動筒が、前記複数のレンズ群を前記撮影光軸に沿う方向に移動させることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。 - 前記規制部材が、前記固定枠に固定されることを特徴とする請求項15に記載のレンズ駆動装置。
- 前記規制部材が、前記固定枠に一体として形成されていることを特徴とする請求項15に記載のレンズ駆動装置。
- 前記退避位置が、前記固定枠の外側にあることを特徴とする請求項15乃至17のいずれか一項に記載のレンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008305104A JP5262628B2 (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | レンズ鏡胴、レンズ駆動装置およびカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008305104A JP5262628B2 (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | レンズ鏡胴、レンズ駆動装置およびカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010128353A JP2010128353A (ja) | 2010-06-10 |
JP5262628B2 true JP5262628B2 (ja) | 2013-08-14 |
Family
ID=42328769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008305104A Expired - Fee Related JP5262628B2 (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | レンズ鏡胴、レンズ駆動装置およびカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5262628B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3771909B2 (ja) * | 2002-02-21 | 2006-05-10 | ペンタックス株式会社 | 沈胴式ズームレンズ鏡筒及びズームレンズ鏡筒の沈胴方法 |
JP4520170B2 (ja) * | 2003-02-03 | 2010-08-04 | Hoya株式会社 | レンズ鏡筒の光学要素退避機構 |
JP2006058455A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Nitto Kogaku Kk | 鏡筒駆動機構 |
JP4641203B2 (ja) * | 2005-03-07 | 2011-03-02 | 株式会社リコー | レンズ鏡胴、このレンズ鏡胴を用いたカメラ及び携帯型情報端末装置 |
JP4447491B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2010-04-07 | 株式会社リコー | レンズ鏡胴、レンズ駆動装置、カメラおよび携帯型情報端末装置 |
JP4744939B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2011-08-10 | Hoya株式会社 | レンズ鏡筒 |
JP2008046501A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Olympus Corp | レンズ鏡筒 |
JP4912817B2 (ja) * | 2006-10-03 | 2012-04-11 | 株式会社リコー | レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置及び画像入力装置 |
JP2008170650A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Olympus Imaging Corp | レンズ鏡筒 |
-
2008
- 2008-11-28 JP JP2008305104A patent/JP5262628B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010128353A (ja) | 2010-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1632800B1 (en) | Retractable Lens Camera | |
JP4319666B2 (ja) | 沈胴式ズームレンズ鏡筒及びズームレンズ鏡筒の沈胴方法 | |
JP5788203B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP5609248B2 (ja) | レンズ鏡胴 | |
JP4684597B2 (ja) | レンズ制御装置 | |
US7546029B2 (en) | Retractable lens system | |
US7773871B2 (en) | Retractable photographic lens | |
JP2005266345A (ja) | 沈胴式レンズ鏡筒及び沈胴式レンズ鏡筒を備えたカメラ | |
JP2008170650A (ja) | レンズ鏡筒 | |
KR20130043147A (ko) | 렌즈 배럴 | |
JP2006065268A (ja) | 光学系装置、カメラおよび携帯型情報端末装置 | |
JP5009334B2 (ja) | レンズ枠の退避構造 | |
JP4632819B2 (ja) | レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末機及び画像入力装置 | |
JP5201475B2 (ja) | レンズ鏡胴装置および撮像装置 | |
JP2006039152A (ja) | レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置 | |
JP2008233575A (ja) | レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置および画像入力装置 | |
JP4919517B2 (ja) | レンズ鏡胴および撮像装置 | |
JP4471371B2 (ja) | レンズ鏡筒および光学装置 | |
JP2006072004A (ja) | カメラ | |
JP2010262260A (ja) | レンズ駆動装置、カメラおよび携帯情報端末装置 | |
JP5262628B2 (ja) | レンズ鏡胴、レンズ駆動装置およびカメラ | |
JP2007114533A (ja) | レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置 | |
JP2008292869A (ja) | レンズ鏡胴、カメラおよび携帯型情報端末装置 | |
JP2006023604A (ja) | レンズ鏡胴及び撮影装置 | |
JP2014106277A (ja) | レンズ鏡筒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130415 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5262628 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |