JP2000514311A - セルラーゼ変異体 - Google Patents

セルラーゼ変異体

Info

Publication number
JP2000514311A
JP2000514311A JP10514200A JP51420098A JP2000514311A JP 2000514311 A JP2000514311 A JP 2000514311A JP 10514200 A JP10514200 A JP 10514200A JP 51420098 A JP51420098 A JP 51420098A JP 2000514311 A JP2000514311 A JP 2000514311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cellulase
hold
amino acid
holding
numbering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10514200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3532576B2 (ja
Inventor
ビルボール アンデルセン,キム
シューレイン,マルティン
クリスチャンセン,ラルス
ダムガールト,ボー
デル オステン,クラウス フォン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novo Nordisk AS
Original Assignee
Novo Nordisk AS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Novo Nordisk AS filed Critical Novo Nordisk AS
Publication of JP2000514311A publication Critical patent/JP2000514311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3532576B2 publication Critical patent/JP3532576B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/38Products with no well-defined composition, e.g. natural products
    • C11D3/386Preparations containing enzymes, e.g. protease or amylase
    • C11D3/38645Preparations containing enzymes, e.g. protease or amylase containing cellulase
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/24Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2)
    • C12N9/2402Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2) hydrolysing O- and S- glycosyl compounds (3.2.1)
    • C12N9/2405Glucanases
    • C12N9/2434Glucanases acting on beta-1,4-glucosidic bonds
    • C12N9/2437Cellulases (3.2.1.4; 3.2.1.74; 3.2.1.91; 3.2.1.150)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12YENZYMES
    • C12Y302/00Hydrolases acting on glycosyl compounds, i.e. glycosylases (3.2)
    • C12Y302/01Glycosidases, i.e. enzymes hydrolysing O- and S-glycosyl compounds (3.2.1)
    • C12Y302/01004Cellulase (3.2.1.4), i.e. endo-1,4-beta-glucanase

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 アミノ酸置換、欠失又は挿入によりセルロース分解酵素の特性を改良するための方法であって、a)プロテイン・データ・バンク・エントリー4ENGから知られるヒュミコラ・インソレンスからのエンドグルカナーゼV(EGV)に似た3次元構造を有することが知られている少くとも2のアミノ酸配列の多重アラインメントを構築するステップと;b)前記EGVの構造に基づきセルロース分解酵素の相同性で構築した3次元構造を構築するステップと;c)5Å以内の基質結合クレフトからの距離内に存在するアミノ酸残基位置を同定するステップと;d)前記酵素の表面が露出したアミノ酸残基を同定するステップと;e)前記酵素の全ての荷電した又は潜在的に荷電したアミノ酸残基位置を同定するステップと;f)アミノ酸残基を置換し、欠失させ、又は挿入を行う1又は複数の位置を選択するステップと;g)慣用的なタンパク質工学技術を用いることにより、置換、欠失又は挿入を行うステップと;を含む方法;並びに該方法により得られるセルラーゼ変異体。

Description

【発明の詳細な説明】 セルラーゼ変異体 本発明は、置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼ、即ちエンド−β− 1,4−グルカナーゼから得られたセルラーゼ変異体、即ちエンド−β−1,4 −グルカナーゼ変異体に関する。ここで、該変異体は、位置5においてアラニン 残基(A)、セリン残基(S)、又はトレオニン残基(T)を保持し;位置8に おいてフェニルアラニン残基(F)、又はチロシン残基(Y)を保持し;位置9 においてフェニルアラニン残基(F)、トリプトファン残基(W)、又はチロシ ン残基(Y)を保持し;位置10においてアスパラギン酸残基(D)を保持し;並 びに位置121においてアスパラギン酸残基(D)を保持する触媒コアドメインを 有する。 背景技術 セルラーゼ又はセルロース分解酵素はセルロースの加水分解に関連する。ネイ ティブセルロースの加水分解において、関連する3つの主要な型のセルラーゼ酵 素、即ちセロビオヒドロラーゼ(1,4−β−D−グルカンセロビオヒドロラー ゼ、EC 3.2.1.91)、エンド−β−1,4−グルカナーゼ(エンド−1,4−β− D−グルカン4−グルカノヒドロラーゼ、EC 3.2.1.4)及びβ−グルコシダーゼ (EC 3.2.1.21)が存在することが知られている。 特に、エンド−β−1,4−グルカナーゼ(EC No.3.2.1.4)は、言及される工 業的使用のためのヒドロラーゼの関心ある群を構成する。エンドグルカナーゼは 、セルロース、セルロース誘導体(例えばカルボキシメチルセルロース及びヒド ロキシエチルセルロース) 、リケニン、穀類のβ−D−グルカン又はキシログルカンのようなβ−1,3グ ルカン混合物中のβ−1,4結合、及びセルロース部分を含む他の植物材料の内 部加水分解を触媒する。許可されている名前はエンド−1,4−β−D−グルカ ン4−グルカノヒドロラーゼであるが、略した用語でエンドグルカナーゼと本明 細書に用いる。T.-M.Enveri,“Microbial Cellulases”(W.M.Fogarty,Microbi al Enzymes and Biotechnology,Applied Science Publishers,p.183-224(1983 ));Methods in Enzymology,(1988)Vol.160,p.20 “Molecular Biology of Cellulose Degradation”,Annu.Rev.Micro .,“The biological degradation of cellulose”,FEMS Microbiology Review s 13(1994)p.25-58;Henrissat,B.,“Cellulases and their interaction wi th cellulose”,Cellulose (1994),Vol.1,pp.169-196を参照のこと。 セルラーゼは、真菌、放線菌、粘液細菌及び真性細菌を含む多数の微生物によ り、並びに植物によっても合成される。特に、広範囲の種のエンドグルカナーゼ が同定されている。 セルロース分解酵素の極めて重要な工業的使用は、例えば界面活性組成物又は 布帛軟化組成物中の成分としての、セルロースの編物又は布帛の処理のため、新 しい布帛をバイオポリッシングする(衣類の仕上げをする)ため、及びセルロー ス含有布帛、特にデニムの“ストーンウォッシュ”の外観を得るための使用であ り、これらの処理のためのいくつかの方法は、例えばGB-A-1 368599,EP-A-0 30 7 564及びEP-A-0 435 876,WO 91/17243,WO 91/10732,WO 91/17244,PCT/ DK951/000108及びPCT/DK95/00132において示唆される。セルロース分解酵素 の他の重要な工業的使用は、例えば排 水を改善するため又は再生紙のインキを抜くための、製紙用パルプの処理のため の使用である。 セルラーゼは、セルロース結合ドメイン(CBD)を有しても有していなくてもよ いことも知られている。CBDは、酵素のセルロース含有繊維への結合を増強し、 その酵素の触媒活性部分の効率を増加させる。 真菌及び細菌は、配列の類似性(疎水性クラスター分析)に基づいてグリコシ ルヒドロラーゼの異なるファミリーに分類することができる特定範囲のセルロー ス分解酵素(セルラーゼ)を作り出す(Henrissat B & Bairoch A;Biochem.J.1 993,293,781-788)。現在、グリコシルヒドロラーゼのファミリー5,6,7 ,8,9,10,12,26,44,45,48,60、及び61に属するセルラーゼが知られて いる。 工業的に十分に機能するエンド−β−1,4−グルカナーゼは、例えばWO 91 /17243,WO 91/17244及びWO 91/10732に記載されており、特定のセルラーゼ 変異体はWO 94/07998に記載される。 本発明の目的は、セルロース分解酵素の新規変異体であって、親酵素と比べた 時に改良された能力を示す変異体を供することである。 発明の概要 工業生産に役立つセルロース分解酵素、即ちエンド−1,4−グルカナーゼに おいて、酵素の特性に、及びそれによりこれらのプロテアーゼにおける能力に重 要であるいくつかのアミノ酸残基の位置が同定された。 従って、第1の態様において、本発明は、アミノ酸置換、欠失又 は挿入によりセルロース分解酵素の特性を改善するための方法であって、 a.プロテイン・データ・バンク登録4ENGから知られるヒュミコラ・インソレ ンス(Humicola insolens)からのエンドグルカナーゼV(EGV)に類似する3次元 構造を有することが知られている少くとも2のアミノ酸配列の多重アラインメン トを構築し; b. EGVの構造に基づくセルロース分解酵素の相同性で構築した3次元構造 を作製し; c.5Å以下の基質結合クレフトから所定距離にあるアミノ酸残基の位置を同 定し; d.前記酵素の表面に露出したアミノ酸残基を同定し; e.前記酵素の全ての荷電した又は潜在的に荷電したアミノ酸残基の位置を同 定し; f.アミノ酸残基の置換、欠失又は挿入を行う1又は複数の位置を選択し; g.慣用的なタンパク質工学技術を用いることにより置換、欠失又は挿入を行 う ことを含む方法を提供する。 本発明の方法を用いることにより、それ自体周知であるタンパク質工学法によ り、要求される特性を、1つのセルラーゼから他のセルラーゼに変えることが有 効に可能になる。 より詳しくは、本発明は、変化した(増加又は減少した)触媒活性;及び/又 は陰イオン性界面活性剤に対する変化したセンシティビテー;及び/又は変化し たpH至適性及びpHプロフィール活性様式及び安定性様式に関して改良されたセル ラーゼ変異体を供する。 従って、更なる態様において、本発明は、置換、挿入及び/又は欠失により親 セルラーゼから得られた触媒コアドメインを有するセ ルラーゼ変異体であって、 位置5においてアラニン残基(A)、セリン残基(S)、又はトレオニン残基 (T)を保持し; 位置8においてフェニルアラニン残基(F)、又はチロシン残基(Y)を保持 し; 位置9においてフェニルアラニン残基(F)、トリプトファン残基(W)、又 はチロシン残基(Y)を保持し; 位置10においてアスパラギン酸残基(D)を保持し;及び 位置121においてアスパラギン酸残基(D)を保持する(セルラーゼのナンバ リング) セルラーゼ変異体を供する。 発明の詳細な開示 セルラーゼ変異体 本発明は、置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られた新規セ ルラーゼ変異体を供する。本発明のセルラーゼ変異体は、天然に見い出されない アミノ酸配列を有する、セルラーゼ変異体又は突然変異させたセルラーゼである 。本発明のセルラーゼ変異体は、特に増加した触媒活性;及び/又は変化した陰 イオン界面活性剤に対するセンシティビティー;及び/又は変化したpH至適性; 及び/又は変化した熱安定性に関して改良された能力を示す。 形式的には、本発明のセルラーゼ変異体又は突然変異させたセルラーゼは、親 セルラーゼ(即ちネイティブ又は野生型酵素)の機能的誘導体と考えることがで き、親酵素をコードする、親遺伝子のDNAヌクレオチド配列又はその誘導体を変 化させることにより得ることができる。本セルラーゼ変異体又は突然変異させた セルラーゼは、該セルラーゼ変異体をコードするDNAヌクレオチド配列を適切な 宿主生物内の適切な、ベクターに挿入した時に発現させ、作り出すことができる 。宿主生物は親遺伝子を得た生物と必ずしも同一である必要はない。 本明細書において、酵素変異体は、変異体、突然変異体又はムテインとも呼ば れる。 アミノ酸 本発明の文脈において、アミノ酸及びアミノ酸残基についての以下の記号及び 略語を用いる: A=Ala=アラニン C=Cys=システイン D=Asp=アスパラギン酸 E=Glu=グルタミン酸 F=Phe=フェニルアラニン G=Gly=グリシン H=His=ヒスチジン I=Ile=イソロイシン K=Lys=リシン L=Leu=ロイシン M=Met=メチオニン N=Asn=アスパラギン P=Pro=プロリン Q=Gln=グルタミン R=Arg=アルギニン S=Ser=セリン T=Thr=トレオニン V=Val=バリン W=Trp=トリプトファン Y=Tyr=チロシン B=Asx=Asp又はAsn Z=Glx=Glu又はGln X=Xaa=いずれかのアミノ酸 *=欠失又は欠損したアミノ酸 セルラーゼのナンバリング 本発明の文脈において、セルロース分解酵素中のアミノ酸残基の位置の特定の ナンバリングを用いる。以下の表1に示すように、周知のセルラーゼのアミノ酸 配列をアラインすることにより、そのアミノ酸配列が周知であるなら、アミノ酸 位置番号を、いずれかのセルロース分解酵素中のいずれかのアミノ酸残基に明白 に割り当てることが可能である。 以下の表1において、異なる微生物源のセルラーゼの11の選択されたアミノ酸 配列をアラインする。これらは、(a)ヒュミコラ・インソレンス(Humicola i nsolens );(b)アクレモニウム種(Acremonium sp.);(c)ボルテルラ・ コルレクトトリコイデス(Volutella collectotrichoides);(d)ソルダリア ・フィミコラ(Sordaria fimicola);(e)チエラビア・テルレストリス(Thi elavia terrestris );(f)フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporu m );(g)マイセリオフトラ・サーモフィラ(Myceliophthora thermophila) ;(h)クリニペルリス・スカベルラ(Crinipellis scabella);(i)マクロ ホミナ・ファセオリナ(Macrophomina phaseolina);(j)シュードモナス・ フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens);(k)ウスチラゴ・マイジス(U stilago maydis )である。セルラーゼ(a−i)はWO 96/29397に記載され、( j)はGeneBankに認証番号G45498で示され、そして(k)はGeneBankに認証番号 S81598で、及びBiol.Chem.Hoppe-S eyler 1995,376(10)617-625において示される。 例えばいくつかの他のセルラーゼのアミノ酸配列とアラインされた配列が表1 の第1コラムに示されるWO 91/17243に開示されるヒュミコラ・インソレンスDS M 1800の株から得られたセルラーゼ(エンド−β−1,4−グルカナーゼ)のア ミノ酸配列からのナンバリングシステムを用いて、セルロース分解酵素中のアミ ノ酸残基の位置を明確に示すことが可能である。 本発明により作られ又は考慮される種々のセルラーゼ変異体を記述するに際し て、参照を容易にするため以下の命名法を適用する: 〔もとのアミノ酸;位置;置換したアミノ酸〕 従って、位置119におけるグルタミンのヒスチジンでの置換はQ119Hと示される 。 ヒュミコラ・インソレンスからのセルラーゼのアミノ酸配列に関して挿入を示 すアミノ酸は、先行するセルラーゼ番号に、アルファベット順で文字を付加する ことによりナンバリングされる。例えば、位置*21aVは、表1を比べて、ヒュミ コラ・インソレンスからのセルラーゼのアミノ酸配列の位置21のリシンと位置22 のアラニンとの間の、アミノ酸残基が存在しない場所に“挿入された”バリン( V)を示す。 ヒュミコラ・インソレンスからのセルラーゼのアミノ酸配列の位置49における プロリン(P)の欠失はP49*として示す。 多重の変異はスラッシュ記号(“/”)により分ける。例えば、Q119H/Q146R は、位置119及び146における、各々グルタミンQをヒスチジン(H)で、グルタ ミン(Q)をアルギニン(R)で置換する変異を示す。 置換を、例えばヒュミコラ・インソレンスの株から得られたセルラーゼにおけ る変異により行うなら、その産物は、例えば“ヒュミ コラ・インソレンス/*49P”で示す。 セルラーゼナンバリングにより本願において言及される全ての位置は、上述の セルラーゼ番号をいい、例えば表1(a)のヒュミコラ・インソレンス由来のセ ルラーゼのアミノ酸配列に対して決定する。 表 1 アミノ酸配列アラインメント; 異なる微生物源の選択されたセルラーゼのセルラーゼナンバリング (a)ヒュミコラ・インソレンス(Humicola insolens);(b)アクレモニ ウム種(Acremonium sp.);(c)ボルテルラ・コルレクトトリコイデス(Volu tella collectotrichoides );(d)ソルダリア・フィミコラ(Sordaria fimic ola );(e)チエラビア・テルレストリス(Thielavia terrestris);(f) フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum);(g)マイセリオフトラ ・サーモフィラ(Myceliophthora thermophila);(h)クリニペルリス・スカ ベルラ(Crillipellis scabella);(i)マクロホミナ・ファセオリナ(Macro phomina phaseolina );(j)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens );(k)ウスチラゴ・マイジス(Ustilago maydis)。 *この位置においてアミノ酸残基が欠失 本発明の酵素(エンド−β−1,4−グルカナーゼ)変異体 本発明は、セルラーゼ変異体に関する。より詳しくは、本発明は、置換、挿入 及び/又は欠失により親セルラーゼから得られる触媒コアドメインを有するセル ラーゼ変異体であって、 −位置5においてアラニン残基(A)、セリン残基(S)、又はトレオニン残 基(T)を保持し; −位置8においてフェニルアラニン残基(F)、又はチロシン残基(Y)を保 持し; −位置9においてフェニルアラニン残基(F)、トリプトファン残基(W)、 又はチロシン残基(Y)を保持し; −位置10においてアスパラギン酸残基(D)を保持し;そして −位置121においてアスパラギン酸残基(D)を保持する(セルラーゼナンバ リング) セルラーゼ変異体を供する。 本発明のエンドグルカナーゼは、その酵素の一体化した一部分として存在する セルロース結合ドメイン(CBD)を含んでいても、又は他の源からのCBDをエンドグ ルカナーゼに導入して、これにより酵素ハイブリッドを作ってもよい。本文脈に おいて、用語“セルロース結合ドメイン”は、Peter Tommeら“Cellulose-Bindi ng Domains:Classification and Properties”(“Enzymatic Degradation of Insoluble Carbohydrates”,John N.Saddler and Michael H.Penner(Eds.),AC S Symposium Series,No.618,1996)により定義されるように理解されることを 意図する。この定義は、120超のセルロース結合ドメインを10のファミリー(I −X)に分類し、CBDが種々の酵素、例えばセルラーゼ類、キシラナーゼ類、マ ンナナーゼ類、アラビノフラノシダーゼ類、アセチルエステラーゼ類及びキチナ ーゼ類において見い出されることを示す。CBDは、藻類、例えば紅藻ポルフィラ ・プルプレア(Porphyra purpurea)においても非加水分解性ポリサッカライド 結合タンパク質として見い出されている(Tommeら、前掲を参照のこと)。しか しながら、CBDのほとんどはセルラーゼ及びキシラナーゼからのものであり、CBD はタンパク質のN末端及びC末端に、又は内部に見い出される。酵素ハイブリッ ドは当該技術で周知であり(例えばWO 90/00609及びWO 95/16782を参照のこと )、エンドグルカナーゼをコードするDNA配列に、リンカーと共に又はリンカー なしで、連結されたセルロース結合ドメインをコードするDNAの少くとも1のフ ラグメントを含むDNA構成物を宿主細胞に形質転換し、そして該宿主細胞を増殖 させてその融合した遺伝子を発現させることにより調製することができる。 酵素ハイブリッドは、次式: CBD−MR−X又はX−MR−CBD (式中、CBDは、少くともセルロース結合ドメインに対応するアミノ酸配列の N末端又はC末端領域であり;MRは、中央領域(リンカー)であり、そして結合 、もしくは短いリンキング基、好ましくは約2〜約100炭素原子、より好ましく は2〜40炭素原子のものであり;又は好ましくは約2〜約100アミノ酸、より好 ましくは2〜40アミノ酸のものであり;並びにXは、本発明による酵素のN末端 又はC末端領域である) により記述することができる。 本発明の方法 他の態様において、本発明は、アミノ酸置換、欠失又は挿入によりセルロース 分解酵素の特性を改善するための方法であって、 a.プロテイン・データ・バンク登録4ENGから知られるヒュミコラ・インソレ ンス(Humicola insolens)からのエンドグルカナーゼV(EGV)に類似する3次元 構造を有することが知られている少くとも2のアミノ酸配列の多重アラインメン トを構築し; b. EGVの構造に基づくセルロース分解酵素の相同性で構築した3次元構造 を作製し; c. 5Å以下の基質結合クレフトから所定距離にあるアミノ酸残基の位置を 同定し; d.前記酵素の表面に露出したアミノ酸残基を同定し; e.前記酵素の全ての荷電した又は潜在的に荷電したアミノ酸残基の位置を同 定し; f.アミノ酸残基の置換、欠失又は挿入を行う1又は複数の位置を選択し; g.慣用的なタンパク質工学技術を用いることにより置換、欠失又は挿入を行 う ことを含む方法に関する。 本方法のステップfは、好ましくは、ステップaのアラインメントの結果とし て、そのアラインされた配列の大部分において;より好ましくはアラインされた 配列の少くとも63%において同じアミノ酸残基を有する位置;更により好ましく は、アラインされた配列において、例えば以下の異なるアミノ酸残基を有する位 置を選択することにより行われる。 好ましい実施形態において、セルラーゼの比活性は、好ましくは、5Å以下、 より好ましくは3Å以下、更により好ましくは2.5Å以下の基質結合クレフトか らの距離内に存在するアミノ酸の位置において置換、欠失又は挿入を行うことに より改良することができる。2.5Λ以下の距離内に存在する残基は基質と直接、 接触することができると信じられる。 他の好ましい実施形態において、セルラーゼのpH活性プロフィール、pH活性至 適性、pH安定性プロフィール、又はpH安定性至適性は、好ましくは5Å以下、よ り好ましくは3Å以下、更により好ましくは2.5Å以下の基質結合クレフトから の距離にあるアミノ酸残基の位置において;又は局所的に又は全体的に静電環境 を変えるように酵素の表面に露出したアミノ酸残基の位置において、置換、欠失 又は挿入を行うことにより変えることができる。荷電した又は潜在的に荷電した 残基に関する置換を行うことが好ましく、ここでこの残基はもとの残基か又は置 換残基である。本文脈において、荷電した又は潜在的に荷電した残基は、Arg,L ys,His,Cys(ジスルフィド架橋の一部でないなら),Tyr,Glu,Aspを含むこと を意味する。 更に他の好ましい実施形態において、陰イオン性界面活性剤又は陰イオン性界 面活性成分の存在下でのセルラーゼの安定性は、好ましくは、酵素の表面に露出 したアミノ酸残基の位置において置換、欠失又は挿入を行い、それにより局所的 に又は全体的に静電環境を変えることにより変えることができる。荷電した又は 潜在的に荷電した残基に関する置換を行うことが好ましい。ここで、この残基は もとの残基又は置換残基である。本文脈において、荷電した又は潜在的に荷電し た残基は、Arg,Lys,His,Cys(ジスルフィド架橋の部分でないなら),Tyr,Glu ,Aspを含むことを意味する。より負電荷のaa残基に対する変異は陰イオン性界 面活性剤の存在下でセルラ ーゼの安定性を改善するが、より正電荷のaa残基に対する変異は陰イオン性界面 活性剤に対するセルラーゼの安定性を減少させる。 更に、本明細書に開示される2又はそれ超のアミノ酸置換、欠失又は挿入のい ずれかの組合せを含むセルラーゼ変異体、例えば例示される変異体も本発明の範 囲内である。 セルラーゼの多重配列アラインメント 多重配列アラインメントは、Wisconsin Sequence Analysis Package version 8.1-UNIX(GCG,Genetics Computer Group,Inc.)に含まれるPileupアルゴリズ ムを用いて行われる。用いる方法は、Higgens and Sharp(CARBIOS 1989,5,151 -153)により記載される方法に似ている。3.0のギャップクリエーションペナルテ ィー及び0.1のギャップエンステンションペナルティーを、各々の値をその行及 び列の合計で割り、そして0の平均及び1.0の標準偏差に標準化することにより再 スケール化した、Nucl.Acids Res 1986 14(16)6745-6763(Dayhoff table(Sch wartz,R.M.and Daynoff,M.O.);Atlas of Protein Sequence and Structure( Dayhoff,M.O.Ed.);National Biomedical Research Foundation,Washington D .C.1979 353-358)に記載されるような点数化マトリックスと一緒に用いる。FY( Phe-Tyr)の値はRW=1.425である。完全な適合は1.5に設定し、完全な適合より優 れたいずれの行での適合もない)。 セルラーゼの対式(pair-wise)配列アラインメント Wisconsin Sequence Analysis Package(GCG)内のGAPルーチンに含まれるNee dleman & Wunsch(J.Mol.Biol 1970,48,443-453)により記載されるアルゴリ ズムを用いて対式配列アラインメントを行う。GAPルーチンに用いたパラメータ は、先のPileupルーチンと同じである。 強制対形成(Forced Pairing)でのセルラーゼの対式配列アライ ンメント 残基の強制対形成での対式配列アラインメントを、Wisconsin Sequence Analy sis Package(GCG)内のGAPルーチンに含まれるNeedleman & Wunch(J.Mol.Biol 1970,48,443-453)により記載されるアルゴリズムを用いて行う。GAPルーチ ンに用いたプラメータは、先のPileupルーチンと同じであるが、点数化マトリッ クスを、対を形成する残基を記号化するXと呼ぶ残基を組み込むように改良する 。Xと対を形成したXについてのダイアゴナル値を9.0に設定し、全てのXに関 するオフ・ダイアゴナル値を0に設定する。 ヒュミコラ・インソレンスエンドグルカナーゼ及びセルロヘプタオースの間の 複合体 セルロヘプタオースとの複合体中のヒュミコラ・インソレンスEGVエンドグル カナーゼ不活性変異体(DION)のコアドメインのX線構造に基づいて、セルロヘ プタオースとの複合体中のネイティブヒュミコラ・インソレンスEGVエンドグル カナーゼコアドメインの構造のモデルを、以下のステップを用いて構築する: 1.Insight II 95.0(Insight II 95.0 User Guide,October 1995.San Dieg o:Biosym/MSI,1995)を用いて、N10をアスパラギン酸で置換する。 2.全ての分子をコピーすることによりサブ部位−3を占有する糖単位のコピ ーを作り、余分な原子を削除する。占有されていない−1結合部位をベスト・フ ィットするように新しい糖単位を手動で動かす。その新しい糖単位を2つの存在 するセルロトリオース単位に結合させるための結合を形成する。 3.オーバラップする結晶の水分子を削除する。これらをSubset Interface B y_Atom 2.5コマンドを用いることにより同定する。 4. 8.0のpHで水素を構築し、荷電した末端を適用する。 5. Residue Replace〈D121 residue name〉ASP Lコマンドを用いてD121を プロトン化する。 6.コマンドPotentials FixによりCVFFフォースフィールドテンプレートを適 用する。 7.その新しい糖単位を除く全ての原子を固定する。 8.全て分子メカニックスプログラムDiscover 95.0/3.0.1(Discover 95.0/ 3.0.0 User Guide,October 1995.San Diego:Biosym/MSI,1995)を用いて、単 純エネルギー最少化300サイクル、次に1fs単純分子ダイナミクス5000ステップ 、最後に単純エネルギー最少化300サイクルを用いて新しい糖単位の原子位置を 弛緩させる。 セルラーゼの相同性構築 ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラーゼの周知のX線構造に基づく周知のア ミノ酸配列のセルラーゼの構造モデルの作製は、以下のステップからなる: 1.モデル化すべき構造のコア領域の適切な範囲(extend)及び多くの周知の 工業的に利用できるセルラーゼ配列間の多重配列アラインメントに基づくシステ インのアラインメントを規定する。 2.新しい配列と周知のX線構造の配列との間の対式配列アラインメント 3.配列アラインメントに基づく構造的に保存されている領域(SCR)を規定す る。 4. SCR内のモデル構造についての配置を指定する。 5.ループ構造データベース内のサーチによりSCR間のループ又は可変領域(V R)についての構造を見つけ出す。 6.そのデータベースサーチの結果からモデル構造中のVRについての配置を指 定する。 7.ジスルフィド結合を形成し、プロトン化状態を設定する。 8.分子メカニクスを用いて構築した構造を精密化する。 ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラーゼの周知のX線構造は、以下において 、標準構造と呼ぶ。モデル化すべき構造はモデル構造と呼ぶ。 Ad1:酵素のコア部分の適切な範囲を、多くの周知のセルラーゼ配列を含む多 重配列アラインメントにより決定する。標準構造は酵素のコア部分についての原 子位置のみを含むので、標準構造のコア部分とアラインしたモデル化すべき配列 中の残基のみがモデル構築に含まれ得る。このアラインメントは、システインの アラインメントも決定する。多重配列アラインメントは、上述のPileupアルゴリ ズムを用いて行われる。 Ad2:対式配列アラインメントを上述の通り行う。保存されているジスルフィ ド架橋及び/又は活性部位残基(D10及びD121)中のシステインをアラインしない なら、保存されているジスルフィド架橋及び/又は活性部位残基中のシステイン の強制対形成を用いる対式配列アラインメントを上述の通り行う。その配列アラ インメントの主要な目的は、モデル構造形成のために用いるSCR(後述)を規定す ることである。 Ad3:その配列アラインメントに基づき、構造的に保存された領域(SCR)を、 挿入又は欠失のないオーバーラップする配列の連続領域として規定する。 Ad4:コンピュータープログラムHomology 95.0(Homology User Guide,Octob er 1995.San Diego:Biosym/MSI,1995)を用いて、モデル構造中の原子配置を 、コマンドAssign Coords Sequencesを用いて標準構造の原子配置から作り出す ことができる。 Ad5:コンピュータープログラムHomology 95.0を用いて、可変 領域(VR)と呼ぶ残りの領域についての可能なコンホメーションを、Homology 9 5.0に含まれるループ構造データベースにおけるサーチによって見つけ出す。こ の手順を各々のVRについて行う。 Ad6:VRの長さが6残基より少いなら、データベースサーチの結果における最 初のループ構造を配置形成のために選択する。より長いループが形成される場合 、きびしい原子のオーバーラップを有さないリストの中の最初の解を選択する。 原子のオーバーラップの程度を、コンピュータープログラムInsight II 95.0(In sight II 95.0 User Guide October 1995.San Diego:Biosym/MSI,1995)にお けるBump Monitor Add Intraコマンドを用いて分析することができ、Bumpコマン ドの0.25のパラメータは、激しいオーバーラップを示すであろう。 挿入されたループ領域とタンパク質の残りの部分との間に10を超える衝突が存 在するなら、次の解をテストする。これらのパラメータで解が見い出せないなら 、最も少ない衝突の解を選択する。VR領域の配置を、プログラム95.0内のコマン ドAssign Coords Loopsを用いて形成する。 Ad7:ジスルフィド結合を、Insight II 95.0のバイオポリマーモジュール内 のBond Createコマンドを用いて作り、プロトン化状態を、Hydrogensコマンドを 用いて荷電したキャップでpH 8.0に適合するよう設定する。最後に、活性プロト ン供与体(標準構造内のD121に等価な残基)を、残基置換<121残基名>ASP Lコ マンドを用いてプロトン化する。モデルのデータを仕上げるために、適切なフォ ースフィールドテンプレートを、コマンドPotentials FixによりCVFFフォースフ ィールドを用いて適用する。 Ad8:最後に、モデル化した構造を、分子メカニクスプログラムDiscover 95. 0/3.0.1(Discover 95.0/3.0.0 User Guide,Octo ber 1995.San Diego:Biosym/MSI,1995)を用いる500サイクルエネルギー最小 化にかける。上述の手順からの出力は、ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラー ゼに対する配列相同性に基づく新しいセルラーゼのコアドメインについての構造 モデルを記述する原子配置である。 セルラーゼ構造の重ねあわせ 2つのセルラーゼ構造を重ねるため、それら構造の重ねあわせを、Homology 9 5.0(Homology User Guide,October 1995.San Diego:Biosym/MSI,1995)のStr ucture Alignmentコマンドを用いて行う。そのコマンドのための全てのパラメー タをデフオルト値として選択する。 基質から3Å及び5Å内の残基の決定 基質から特定の距離以内のアミノ酸残基を決定するために、所定のセルラーゼ 構造を、上述のヒュミコラ・インソレンスEGVエンドグルカナーゼとセルロヘプ タオースとの間の複合体のモデル構造のセルラーゼ部分に重ねあわせる。次に、 基質の特定距離以内の残基を、Insight II 95.0(Insight II 95.0 UserGuide,O ctober 1995.San Diego:Biosym/MSI,1995)を用いて見つけ出す。特定された 距離はそのプログラムにパラメータとして供される。 この決定の結果を以下の表2及び3に示す。 表面アクセスビリティーの決定 溶媒アクセスビリティーを決定するために、Homology 95.0(Homology User Gu ide,October 1995;San Diego:Biosym/MSI,1995)のAccess_Surfコマンドを用 いた。そのプログラムは、Lee及びRichards(Lee,B.& Richards,F.M.“The i nterpretation of prote in structures:Estimation of static accessibility ”,J.Mol.Biol 1971,55,379-400)により提唱される定義を用いる。1.4Å の溶媒プローブ半径を用い、重原子(即ち非水素原子)のみを計算に含めた。0 アクセスビリティーの残基は埋もれているとして定義し、全ての他の残基を溶媒 に露出した及び酵素構造の表面上として規定した。 セルラーゼ間の比活性の転移レベル 2つのセルラーゼの間の触媒活性のレベルを移すために、以下のプロトコルを 上述の方法を用いて適用する。この方法は、比活性の差の原因であるアミノ酸残 基を正確に指摘するであろう。そして1又は複数のこれらのアミノ酸残基は、比 較セルラーゼから比活性のレベルを移すために1つの配列内で置換されなければ ならない: 1)(トリコデルマ・レエセイ(Trichoderma reesei)セルラーゼを除く)全 ての周知の工業的に役立つセルラーゼの多重配列アラインメントを行う。これか ら、2つの関連する配列の中の保存されたジスルフィド架橋を同定し、そしてヒ ュミコラ・インソレンスEGVセルラーゼの配列を同定し、活性部位残基(D10及びD 121)を配置する; 2)ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラーゼコアドメイン(残基1−201)で、 各々の配列の対式配列アラインメントを行う。保存されているジスルフィド架橋 中のシステインが同じ位置にアラインされないなら及び/又は2つの活性部位残 基(D10及びD121)が同じ位置にアラインされないなら、強制対形成法でのセルラ ーゼの対式配列アラインメントを用いる。ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラ ーゼのコアドメイン(残基1〜201)とオーバーラップする配列内の残基のみを含 める; 3)各々の配列の相同性で構築した構造を作り出す; 4)相同性構築構造の各々内の基質から3Å以内の残基の決定。 これらの位置における配列間の差は、大部分、おそらく、比活性の 差の原因となる残基であろう。挿入物内の残基が上述の距離内の配列のいずれか において見い出される場合、その完全な挿入物は、比活性の差の原因であり得、 そして完全な挿入物は、その挿入物のない配列に移されなければならず、又はそ の完全な挿入物はその挿入物を有する配列内で削除されなければならない; 5)基質の3Å以内の残基の置換により全ての比活性が保存されないなら、相 同性構築構造の各々の中の基質から5Å以内の残基の決定は、残りの比活性の差 の原因である最も可能性のある残基を示すであろう。挿入物内の残基が上述の距 離以内の配列のいずれかにおいて見い出される場合、完全な挿入物は比活性の差 の原因であり得、そしてその完全な挿入物は、その挿入物のない配列に移されな ければならず、又はその完全な挿入物に挿入物のある配列内で削除されなければ ならない。 セルラーゼ間の陰イオン性界面活性剤に対する安定性のレベルの転移 2つのセルラーゼ間で陰イオン性界面活性剤に対する安定性のレベルを移すた めに、上述の方法を用いて以下のプロトコルを適用する。この方法は、陰イオン 性界面活性剤に対する安定性のレベルの差の原因となるアミノ酸残基を正確に指 摘するであろう。そして1又は複数のこれらのアミノ酸残基は、比較セルラーゼ から比活性のレベルを移すために1つの配列内で置換されなければならない: 1)(トリコデルマ・レエセイ(Trichoderma reesei)セルラーゼを除く)全 ての周知の工業的に役立つセルラーゼの多重配列アラインメントを行う。これか ら、2つの関連する配列の中の保存されたジスルフィド架橋を同定し、そしてヒ ュミコラ・インソレンスEGVセルラーゼの配列を同定し、活性部位残基(D10及び1 21)を配置する; 2)ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラーゼコアドメイン(残基1−201)で、 各々の配列の対式配列アラインメントを行う。保存されているジスルフィド架橋 中のシステインが同じ位置にアラインされないなら及び/又は2つの活性部位残 基(D10及びd121)が同じ位置にアラインされないなら、強制対形成法でのセルラ ーゼの対式配列アラインメントを用いる。ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラ ーゼのコアドメイン(残基1〜201)とオーバーラップする配列内の残基のみを含 める; 3)各々の配列の相同性で構築した構造を作り出す; 4)酵素の表面に位置する残基の決定。これは、表面アクセスビリティーの計 算により行う。0.0Å2より大きい表面アクセスビリティーの残基は表面に露出さ れる; 5)次のアミノ酸の群:D,E,H,K,R及びCに属する表面に露出された いずれの残基も、2つの配列間で差のあるジスルフィド架橋に関連しないなら、 大部分、おそらく、陰イオン性界面活性剤に対する安定性のレベルの差の原因で あろう。挿入物中の残基が上述のアミノ酸型の群の中の配列のいずれかにおいて 見い出される場合、完全な挿入物は陰イオン性界面活性剤に対する安定性のレベ ルの差の原因であり得、そして完全な挿入物がその挿入物のない配列に移されな ければならず、又はその完全な配列が、その挿入物のある配列内で削除されなけ ればならない。 ジスルフィド架橋 ジスルフィド架橋(即ちCys-Cys架橋)は酵素の構造を安定化する。酵素の正 確な安定性を維持するために特定数の安定化ジスルフィド架橋が必要であると確 信される。しかしながら、ジスルフィド架橋は、タンパク質構造から除去して、 なお大きな活性を有するが、より安定でない、特に熱安定性の小さい酵素変異体 を作り出すこ とができることも考えられる。 それゆえ、他の態様において、本発明は、次のジスルフィド架橋:C11-C135;C 12-C47;C16-C86;C31-C56;C87-C199;C89-C189;及びC156-167(セルラーゼナンバ リング)の4又はそれ超を保持するセルラーゼ変異体を供する。より好ましい実 施形態において、本発明の変異体は、次のジスルフィド架橋:C11-C135;C12-C47 ;C16-C86;C31-C56;C87-C199;C89-C189;及びC156-C167の5又はそれ超を保持する 。その最も好ましい実施形態において、本発明の変異体は、次のジスルフィド架 橋:C11-C135;C12-C47;C16-C86;C31-C56;C87-C199;C89-C189;及びC156-C167(セ ルラーゼナンバリング)の6又はそれ超を保持する。 他の実施形態において、本発明は、システインが位置16,86,87,89,189、 及び/又は199(セルラーゼナンバリング)の1又は複数において他の天然のアミ ノ酸により置換されているセルラーゼ変異体を供する。 結合クレフト置換 更なる態様において、本発明は、基質結合クレフト内に位置した1又は複数の アミノ酸残基における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られ るセルラーゼ変異体を供する。基質に近い位置に導入された変異は、酵素−基質 相互作用結合に影響を与える。 構造内の潜在的な基質と相互作用する残基を決定する適切な方法は、“シェル ”内の構造を分割することである。そのシェルは次の通り規定される。即ち第1 のシェルは基質と直接、相互作用する残基であり、即ち水素原子を両方とも含む 、基質と残基との間の最も近接した内部原子の距離が、水素結合及び他の非結合 的相互作用による全ての直接的相互作用を含むであろう2.5Å未満である。次の (第2、第3等の)シェルは、基質に対して2.5Å未満の内部原子の距離の残基 又は全ての以前に決定されたシェルと同じ方法で規定される。この方法において 、構造は、シェル内で分割されよう。プログラムInsight II 95.0(Insight II 9 5.0 User Guide,October 1995.San Diego:Biosym/MSI,1995)におけるルーチ ン“subset zone”を、シェルを決めるのに用いることができる。 好ましい実施形態において、本発明により考慮されるアミノ酸残基は、基質結 合クレフト内の基質から5Åまでの距離に位置する。 アラインされたセルラーゼを上述のコンピューターモデリング法にかける場合 、基質から5Åまでの距離内の次の位置:4,5,6,7,8,9,10,11,12 ,13,14,15,16,18,19,20,21,21a,42,44,45,47,48,49,49a,49 b,74,82,95j,110,111,112,113,114,115,116,119,121,123,127 ,128,129,130,131,132,132a,133,145,146,147,148,149,150b,178 、及び/又は179(セルラーゼナンバリング)が示される(表2)。 従って、より好ましい実施形態において、本発明は、これらのアミノ酸残基の 1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られた セルラーゼ変異体を供する。特定の実施形態において、セルラーゼ変異体は、表 2において同定されたセルラーゼ((a)ヒュミコラ・インソレンス;(b)アク レモニウム種;(c)ボルテルラ・コルレクトトリコイデス;(d)ソルダリア ・フィミコラ;(e)チエラビア・テルレストリス;(f)フサリウム・オキシ スポルム;(g)マイセリオフトラ・サーモフィラ;(h)クリニペルリス・ス カベルラ;(i)マクロホミナ・ファセオリナ;(j)シュードモナス・フルオ レセンス;(k)ウスチラゴ・マイジス)の1つから、これらのセルラーゼにつ いて表2において同定された位置の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠 失により得られる。 表 2 基質から5Å未満のアミノ酸残基 セルラーゼナンバリングにより同定された位置 (a)ヒュミコラ・インソレンス;(b)アクレモニウム種;(c)ボルテル ラ・コルレクトトリコイデス;(d)ソルダリア・フィミコラ;(e)チエラビ ア・テルレストリス;(f)フサリウム・オキシスポルム;(g)マイセリオフ トラ・サーモフィラ;(h)クリニペルリス・スカベルラ;(i)マクロホミナ ・ファセオリナ;(j)シュードモナス・フルオレセンス;(k)ウスチラゴ・ マイジス。 他の好ましい実施形態において、本発明により考慮されるアミノ酸残基は、基 質から3Åまでの距離において基質結合クレフト内に位置する。 アラインしたセルラーゼを上述のコンピューターモデリング法にかけた時、基 質から3Åまでの距離内に次の位置:6,7,8,10,12,13,14,15,18,20 ,21,45,48,74,110,111,112,113,114,115,119,121,127,128,129 ,130,131,132,132a,146,147,148,150b,178、及び/又は179(セルラー ゼナンバリング)(表3)を示す。 従って、より好ましい実施形態において、本発明は、これらのアミノ酸残基の 1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られた セルラーゼ変異体を供する。特定の実施形態において、セルラーゼ変異体は、表 3において同定されたセル ラーゼ((a)ヒュミコラ・インソレンス;(b)アクレモニウム種;(c)ボル テルラ・コルレクトトリコイデス;(d)ソルダリア・フィミコラ;(e)チエ ラビア・テルレストリス;(f)フサリウム・オキシスポルム;(g)マイセリ オフトラ・サーモフィラ;(h)クリニペルリス・スカベルラ;(i)マクロホ ミナ・ファセオリナ;(j)シュードモナス・フルオレセンス;(k)ウスチラ ゴ・マイジス)の1つから、これらのセルラーゼについて表3において同定され た位置の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により得られる。 表 3 基質から3Å未満のアミノ酸残基 セルラーゼナンバリングにより同定された位置 (a)ヒュミコラ・インソレンス;(b)アクレモニウム種;(c)ボルテル ラ・コルレクトトリコイデス;(d)ソルダリア・フィミコラ;(e)チエラビ ア・テルレストリス;(f)フサリウム・オキシスポルム;(g)マイセリオフ トラ・サーモフィラ;(h)クリニペルリス・スカベルラ;(i)マクロホミナ ・ファセオリナ;(j)シュードモナス・フルオレセンス;(k)ウスチラゴ・ マイジス。 部分的に保存されたアミノ酸残基 本明細書に定義される“部分的に保存されたアミノ酸残基”は、その位置につ いて表1に示される11残基の7〜10アミノ酸残基の間の位置(即ち63%超)が同 一である位置において表1に従って同定されたアミノ酸残基である。 従って、本発明は、表1において同定された11残基のうちの7〜10アミノ酸残 基の間の位置が同一である表1に従う1又は複数の位置においてアミノ酸残基が 保存されたアミノ酸残基に変換されているセルラーゼ変異体を更に供する。 好ましい実施形態において、本発明は、次の位置:13,14,15,20,21,22, 24,28,32,34,45,48,50,53,54,62,63,64,65,66,68,69,70,71, 72,73,74,75,79,85,88,90,92,93,95,96,97,98,99,104,106,11 0,111,113,115,116,118,119,131,134,138,140,146,152,153,163 ,166,169,170,171,172,173,174,174,177,178,179,180,193,196、 及び/又は197(セルラーゼナンバリング)の1又は複数における置 換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られたセルラーゼ変異体を供 する。 より好ましい実施形態において、本発明は、以下の表4に同定される位置にお ける1又は複数のアミノ酸残基を含むように、置換、挿入及び/又は欠失にかけ られているセルラーゼ変異体を供する。表4中の位置は、全て表1においてアラ インした配列中に実際に存在する結合クレフト中の基質の5Å以内に存在する“ 部分的に保存されたアミノ酸残基位置”及び保存されていない位置を反映する。 表 4 選択された置換、挿入及び/又は欠失 セルラーゼナンバリングにより同定された位置 更により好ましい実施形態において、本発明は、以下の表5〜6に示される1 又は複数のアミノ酸残基における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼ から得られるセルラーゼ変異体を供する。そのセルラーゼ変異体は、示される位 置において言及されるアミノ酸残基を保持するいずれかの親セルラーゼから得る ことができる。特に、親セルラーゼは、ヒュミコラ・インソレンスセルラーゼ; アクレモニウム種セルラーゼ;ボルテルラ・コルレクトトリコイデスセルラーゼ ;ソルダリア・フィミコラセルラーゼ;チエラビア・テルレストリスセルラーゼ ;フサリウム・オキシスポルムセルラーゼ;マイセリオフトラ・サーモフィラセ ルラーゼ;クリニペルリス・スカベルラセルラーゼ;マクロホミナ・ファセオリ ナセルラーゼ;シュードモナス・フルオレセンスセルラーゼ;又はウスチラゴ・ マイジスセルラーゼであり得る。 更に、そのセルラーゼ変異体は、特に、表5〜6にも示されるように、 1.増加した触媒活性として定義される改良された能力; 2.陰イオン性界面活性剤に対する変化したセンシティビティー;及び/又は 3.変化したpH至適性 に関して改良された能力を有することを特徴とし得る。表5に列記される位置は 、表1においてアラインされた異なるセルラーゼ間の特性の転移を反映する。表 6に列記される位置は、ヒュミコラ・インソレンスEGVからの表1においてアラ インされた他のセルラーゼへの特性の転移を反映する。 表 5 好ましいセルラーゼ変異体 セルラーゼナンバリングにより同定された位置 表 6 好ましいセルラーゼ変異体 セルラーゼナンバリングにより同定された位置 陰イオン界面活性剤に対する変化したセンシティビティー 上述の通り、陰イオン性界面活性剤は、界面活性組成物に頻繁に組み込まれる 製品である。時々、陰イオン性界面活性剤に対する安定性の増加を有するセルロ ース分解酵素が要求され、そして時に、センシティビティーの増加したセルロー ス分解酵素が好まれる。更なる態様において、本発明は、変化した陰イオン性界 面活性剤センシティビティーのセルラーゼ変異体を供する。 従って、変化した陰イオン性界面活性剤センシティビティーの本発明のセルラ ーゼ変異体は、次の位置:2,4,7,8,10,13,15,19,20,21,25,26, 29,32,33,34,35,37,40,42,42a,43,44,48,53,54,55,58,59,63 ,64,65,66,67,70,72,76,79,80,82,84,86,88,90,91,93,95,95 d,95h,95j,97,100,101,102,103,113,114,117,119,121,133,13 6,137,138,139,140a,141,143a,145,146,147,150e,150j ,151,152,153,154,155,156,157,158,159,160c,160e,160k,161,16 2,164,165,168,170,171,172,173,175,176,178,181,183,184,185 ,186,188,191,192,195,196,200、及び/又は201(セルラーゼナンバリン グ)の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得 られたセルラーゼ変異体である。これらの位置は、表1においてアラインされた セルラーゼ配列の少くとも1つの中に、荷電した又は潜在的に荷電したaa残基を 含む。 特定の実施形態において、そのセルラーゼ変異体は、以下の表7において同定 されたセルラーゼ((a)ヒュミコラ・インソレンス;(b)アクレモニウム種; (c)ボルテルラ・コルレクトトリコイデス;(d)ソルダリア・フィミコラ; (e)チエラビア・テルレストリス;(f)フサリウム・オキシスポルム;(g )マイセリオフトラ・サーモフィラ;(h)クリニペルリス・スカベルラ;(i )マクロホミナ・ファセオリナ;(j)シュードモナス・フルオレセンス;(k )ウスチラゴ・マイジス)の1つから、これらのセルラーゼについて表7におい て同定された位置の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により得られ る。 表 7 陰イオン性界面活性剤に対する変化したセンシティビティー セルラーゼナンバリングにより同定した位置 (a)ヒュミコラ・インソレンス;(b)アクレモニウム種;(c)ボルテル ラ・コルレクトトリコイデス;(d)ソルダリア・フィミコラ;(e)チエラビ ア・テルレストリス;(f)フサリウム・オキシスポルム;(g)マイセリオフ トラ・サーモフィラ;(h)クリニペルリス・スカベルラ;(i)マクロホミナ ・ファセオリナ;(j)シュードモナス・フルオレセンス;(k)ウスチラゴ・ マイジス。 酵素組成物 なお更なる態様において、本発明は、上述のようなセルロース分解活性を示す 酵素を含む酵素組成物に関する。 本発明の酵素組成物は、本発明のセルラーゼに加えて、1又は複数の他の酵素 型、例えばヘミセルラーゼ、例えばキシラナーゼ及びマンナナーゼ、他のセルラ ーゼ成分、キチナーゼ、リパーゼ、エステラーゼ、ペクチナーゼ、クチナーゼ、 フィターゼ、オキシドレダクターゼ、ペルオキシダーゼ、ラッカーゼ、オキシダ ーゼ、パクチンメチルエステラーゼ、ポリガラクツロナーゼ、プロテアーゼ、又 はアミラーゼを含む。 本酵素組成物は、当該技術で周知の方法に従って調製することができ、液体又 は乾燥組成物の形態であり得る。例えば、本酵素組成物は、粒子又は微粒子の形 態であり得る。その組成物内に含まれる酵素は、当該技術で周知の方法に従って 安定化することができる。 本発明の酵素組成物の好ましい使用の例を以下に示す。本発明の酵素組成物の 投与量及びその組成物を用いる他の条件は、当該技術で周知の方法に基づいて決 定することができる。 本発明による酵素組成物は、以下の目的の少くとも1つのために役立つ得る。 使用 洗浄及び着用の間、染色した布帛又は衣類からの染料は、慣用的には、それら 布帛から流れ出て、色あせてかつ使い古して見えるであろう。布帛からの表面繊 維の除去は、部分的にもとの色及び布帛の外観を回復するであろう。本明細書に 用いる用語“色浄化”とは 、多数の洗浄サイクルによる布帛又は衣類の最初の色の部分的回復を意味する。 用語“脱ピリング”とは、布帛表面からの毛玉(pills)の除去をいう。 用語“浸漬液”とは、慣用的な洗浄工程にかける前に洗濯物を浸漬させ得る水 性の液体をいう。浸漬液は、洗浄又は洗濯工程に慣用的に用いられる1又は複数 の成分を含み得る。 用語“洗浄液”とは、洗濯物が洗浄工程、即ち通常、手で又は洗濯機での化学 的及び機械的作用との組み合わせにおける水性の液体をいう。慣用的には、洗浄 液は、粉末又は液体界面活性組成物の水溶液である。 用語“すすぎ液”とは、洗濯物をすすぐため、本質的にはその洗濯物から界面 活性剤を除去するために、慣用的には洗浄工程にかけた直後に、洗濯物を浸漬し 、処理する水性の液体をいう。すすぎ液は、布帛コンディショニング又は軟化組 成物を含み得る。 本発明の方法にかける洗濯物は、慣用的な洗浄可能な洗濯物であり得る。好ま しくは、洗濯物の大部分は、綿、綿混合物又は天然のもしくは人工のセルロース 物(例えばキシラン含有セルロース布帛、例えば木材パルプから得られるもの) 又はそれらの混合物から作られた、ニット、編み物、デニム、織り物、ヤーン、 及びタオル地のものを含む縫った又は縫っていない布帛である。混合物の例は、 綿又はレーヨン/ビスコースの、1又は複数のコンパニオン材料、例えばウール 、合成繊維(例えばポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリビ ニルアルコール繊維、ポリビニルクロライド繊維、ポリビニリデンクロライド繊 維、ポリウレタン繊維、ポリウレア繊維、アラミド繊維)、及びセルロース含有 布帛(例えばレーヨン/ビスコース、ラミー、アマ/リネン、ジュート、セルロ ースアセテート繊維、リオセル(lyocell))との混合物である。 界面活性剤の開示及び例界面活性システム 本発明による界面活性組成物は、その界面活性剤が非イオン性及び/又は陰イ オン性及び/又は陽イオン性及び/又は両性及び/又は双性イオン性及び/又は 半極性界面活性剤から選択することができる界面活性システムを含む。 界面活性剤は、典型的には、0.1重量%〜60重量%のレベルで存在する。 界面活性剤は、好ましくは、その組成物中に存在する酵素成分と適合するよう に調剤される。液体又はゲル組成物において、界面活性剤は、最も好ましくは、 それがこれらの組成物中のいずれの酵素の安定性も促進し、又は少くとも分解し ないように調剤される。 本発明に従って用いられる好ましいシステムは、界面活性剤として、1又は複 数の本明細書に記載される非イオン性及び/又は陰イオン性界面活性剤を含む。 ポリエチレン、ポリプロピレン、及びアルキルフェノール類のポリブチレンオ キシド縮合物が、本発明の界面活性システムの非イオン性界面活性剤として用い るのに適するが、ポリエチレンオキシド縮合物が好ましい。これらの化合物は、 アルキレンオキシドとの、直鎖又は分枝鎖型の、約6〜約14炭素原子、好ましく は、約8〜約14炭素原子を有するアルキルフェノール類の縮合産物を含む。好ま しい実施形態において、エチレンオキシドは、アルキルフェノール1分子当り、 約2〜約25分子、より好ましくは約3〜約15分子のエチレンオキシドに等しい量 で存在する。この型の商業的に利用できる非イオン性界面活性剤は、GAF Corpor ationにより市販されるIgepalTM CO-630;及び全てRohm & Haas Companyにより 市販される TritonTM X-45,X-114,X-100及びX-102を含む。これらの界面活性剤は、一般に 、アルキルフェノールアルコキシレート(例えばアルキルフェノールエトキシレ ート)と呼ばれる。 約1〜約25分子のエチレンオキシドを有する第1級及び第2級脂肪族アルコー ルの縮合産物は、本発明の非イオン性界面活性システムの非イオン性界面活性剤 として用いるのに適する。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖又は分枝鎖の 第1級又は第2級であり得、一般に、約8〜約22の炭素原子を含む。アルコール 1分子当り約2〜約10分子のエチレンオキシドを伴う約8〜約20炭素原子、より 好ましくは約10〜約18炭素原子を含むアルキル基を有するアルコールの縮合産物 が好ましい。アルコール1分子当り約2〜約7分子のエチレンオキシド、最も好 ましくは約2〜5分子のエチレンオキシドが前記縮合産物中に存在する。この型 の市販の非イオン性界面活性剤の例は、両方ともUnion Carbide Corporationに より市販される、TergitolTM 15-S-9(9モルのエチレンオキシドとのC11−C15 直鎖アルコールの縮合産物)、TergitolTM 24-L-6 NMW(せまい分子量分布の6モ ルのエチレンオキシドとのC12−C14第1級アルコールの縮合産物);Shell Che mical Companyにより市販される、NeodolTM 45-9(9モルのエチレンオキシドと のC14−C15直鎖アルコールの縮合産物)、NeodolTM 23-3(3.0モルのエチレン オキシドとのC12−C13直鎖アルコールの縮合産物)、NeodolTM 45-7(7モルの エチレンオキシドとのC14−C15直鎖アルコールの縮合産物)、NeodolTM 45-5( 5モルのエチレンオキシドとのC14−C15直鎖アルコールの縮合産物)、Procter & Gamble Companyにより市販されるKyroTM EOB(9モルのエチレンオキシドと のC13−C15アルコールの縮合産物)、及びHoechstにより市販されるGenapol L A 050(5モルのエチレンオキシドとのC12−C14アルコールの縮合産物)を含 む。これらの製品におけるHLBの好ましい範囲は、8〜11、最も好ましくは8〜1 0である。 また、本発明の界面活性システムの非イオン性界面活性剤としては、約6〜約 30炭素原子、好ましくは、約10〜約16炭素原子を含む疎水性基を有するUS 4,565 ,647に開示されるアルキルポリサッカライド並びに約1.3〜約10、好ましくは約1 .3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7のサッカライド単位を含む親水性基を有 するポリサッカライド、例えばポリグリコシドも役立つ。5又は6炭素原子を含 むいずれかの還元サッカライド、例えばグルコース、ガラクトース及びガラクト シル成分が、グリコシル成分のかわりに置換することができる(任意に、疎水性 基は、2−, 3−, 4−、等位に結合させることができ、これによりグルコ シド又はガラクトシドに対してグルコース又はガラクトースを供する)。サッカ ライド間の結合は、例えば、次のサッカライド単位の1つの位置と先のサッカラ イド単位上の2−,3−,4−、及び/又は6−位置との間であり得る。 好ましいアルキルポリグリコシド類は、式R2O(CnH2nO)t(グリコシル)x (式中、R2は、アルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロ キシアルキルフェニル、及びそれらの混合物からなる群から選択され、ここでア ルキル基は、約10〜約18、好ましくは約12〜約14の炭素原子を含み;nは2又は 3、好ましくは2であり;tは0〜10、好ましくは0であり;そしてxは約1.3 〜約10、好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2.7である)を有す る。グリコシルは、好ましくは、グルコースから得られる。これらの化合物を調 製するために、アルコール又はアルキルポリエトキシアルコールが最初に形成さ れ、そして次にグルコース又はグ ルコースのソースと反応してグリコシド(1−位に結合したもの)を形成する次 に、次のグルコシル単位は、それらのl−位と、先行するグリコシル単位2−, 3−,4−、及び/又は6−位、好ましくは主に2−位と、の間に結合すること ができる。 プロピレンオキシドのプロピレングリコールとの縮合により形成された疎水性 塩基とのエチレンオキシドの縮合産物も、本発明の更なる非イオン性界面活性シ ステムとして用いるのに適する。これらの化合物の疎水性部分は、好ましくは、 約1500〜約1800の分子量を有するであろう。そして水不溶性を示すであろう。こ の疎水性部分へのポリオキシエチレン成分の添加は、全体としてその分子の水溶 性を増加させる傾向があり、そしてその産物の液体特性は、ポリオキシエチレン 成分が、約40モルまでのエチレンオキシドとの縮合に相当する縮合産物の全重量 の約50%である点まで保持される。この型の化合物の例は、BASFにより市販され る市販のPluronicTM界面活性剤を含む。 本発明の非イオン性界面活性システムの非イオン性界面活性剤として用いるた めに適するのは、ポリエチレンオキシドとエチレンジアミンとの反応から生ずる 産物とのエチレンオキシドの縮合産物でもある。これらの産物の疎水性成分は、 エチレンジアミン及び過剰なプロピレンオキシドの反応生成物からなり、一般に 、約2500〜約3000の分子量を有する。この疎水性成分は、その縮合産物が約40重 量%〜約80重量%のポリオキシエチレンを含み約5,000〜約11,000の分子量を有 する程度まで、エチレンオキシドと縮合される。この型の非イオン性界面活性剤 の例は、BASFにより市販されるTetronicTM化合物を含む。 アルキルフェノール類のポリエチレンオキシド縮合物、約1〜約25分子のエチ レンオキシドを有する第1級及び第2級脂肪族アルコ ールの縮合産物、アルキルポリサッカライド、及びそれらの混合物を本発明の界 面活性システムの非イオン性界面活性剤として用いるために好ましい。最も好ま しいのは、3〜15のエトキシ基を有するC8−C14アルキルフェノールエトキシ レート及び2〜10のエトキシ基を有するC8−C18アルコールエトキシレート( 好ましくは平均C10)、並びにそれらの混合物である。 極めて好ましい非イオン性界面活性剤は、式: (式中、R1はHであるか、又はR1はヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチ ル、2−ヒドロキシプロピル又はそれらの混合物であり、R2はC5−31ヒドロ カルビルであり、Zは、鎖に直接、連結した少くとも3のヒドロキシルを有する 直鎖ヒドロカルビル鎖、又はそのアルコキシル化誘導体である)のポリヒドロキ シ脂肪酸アミド界面活性剤である。好ましくは、R1はメチルであり、R2は直 鎖C11−15アルキル又はC16−18アルキルもしくはアルケニル鎖、例えばココナ ッツアルキル又はそれらの混合物であり、Zは還元糖、例えばグルコース、フル クトース、マルトース又はラクトースから、還元的アミノ化反応において得られ る。 極めて好ましい陰イオン性界面活性剤は、アルキルアルコキシル硫酸界面活性 剤を含む。その例は、式RO(A)mSO3M(式中、RはC10−C24アルキル成分、好ま しくはC12−C20アルキル又はヒドロキシアルキル、より好ましくはC12−C18 アルキル又はヒドロキシアルキルを有する置換されていないC10−C24アルキル 又はヒドロキシアルキル基であり、Aはエトキシ又はプロポキシ単位であり、m は0より大きく、典型的には約0.5〜約6の間、より好ましくは約 0.5〜約3の間であり、MはH又はカチオン、例えば金属陽イオン(例えばナト リウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム等)、アンモニウム又 は置換化アンモニウムカチオンである)の水溶性の塩又は酸である。アルキルエ トキシ化スルフェート及びアルキルプロポキシ化スルフェートが本明細書におい て考慮される。置換化アンモニウムカチオンの特定の例は、メチル−、ジメチル −、トリメチル−アンモニウムカチオン及び第4アンモニウムカチオン、例えば テトラメチル−アンモニウム及びジメチルピペリジニウムカチオン並びにアルキ ルアミン、例えばエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、それらの 混合物等から得られるものを含む。典型的な界面活性剤は、C12−C18アルキル ポリエトキシレート(1.0)スルフェート(C12-C18E(1.0)M)、C12−C18アルキ ルポリエトキシレート(2.25)スルフェート(C12-C18(2.25)M)、C12−C18ア ルキルポリエトキシレート(3.0)スルフェート(C12-C18E(3.0)M)、及びC12− C18アルキルポリエトキシレート(4.0)スルフェート(C12-C18E(4.0)M)であり 、ここでMは、慣用的には、ナトリウム及びカリウムから選択される。 用いるのに適した陰イオン性界面活性剤は、“The Journal of the American Oil Chemists Society”,52(1975),pp.323-329に従って気体のSO3でスルホン 化されたC8−C20カルボン酸(即ち脂肪酸)の直鎖エステルを含むアルキルエ ステルスルホネート界面活性剤である。適切な出発材料は、獣脂、パーム油等か ら得られる天然の脂肪物質を含むであろう。 特に、洗濯に適用するための、好ましいアルキルエステルスルホネート界面活 性剤は、構造式: (式中、R3はC8−C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、又はそれら の組合せであり、R4はC1−C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、又は それらの組合せであり、Mはアルキルエステルスルホネートと共に水溶性の塩を 形成するカチオンである)のアルキルエステルスルホネート界面活性剤を含む。 適切な塩形成性カチオンは、金属、例えばナトリウム、カリウム、及びリチウム 等、並びに置換化又は非置換化アンモニウムカチオン、例えばモノエタノールア ミン、ジエタノールアミン、及びトリエタノールアミンを含む。好ましくは、R 3はC10−C16アルキルであり、R4は、メチル、エチル又はイソプロピルであ る。特に好ましいのは、R3がC10−C16アルキルであるメチルエステルスルホ ネートである。 他の適切な陰イオン性界面活性剤は、式ROSO3M(式中、Rは、好ましくはC10 −C24ヒドロカルビル、好ましくはC10−C20アルキル成分を有するアルキル又 はヒドロキシアルキル、より好ましはC12−C18アルキル又はヒドロキシアルキ ルであり、MはH又はカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリウ ム、カリウム、リチウム)、又はアンモニウムもしくは置換化アンモニウム(例 えば、メチル−、ジメチル−、及びトリメチルアンモニウムカチオン及び第4ア ンモニウムカチオン、例えばテトラメチル−アンモニウム及びジメチルピペルジ ニウムカチオン並びにアルキルアミン、例えばエチルアミン、ジエチルアミン、 トリエチルアミン、及びそれらの混合物から得られた第4アンモニウムカチオン 等)である) の水溶性塩又は酸であるアルキルスルフェート界面活性剤を含む。典型的には、 C12−C16のアルキル鎖は、低い洗浄温度(例えば約50℃未満)のために好まし く、C16−C18アルキル鎖は高い洗浄温度(例えば約50℃超)のために好ましい 。 界面活性目的のために役立つ他の陰イオン性界面活性剤も本発明の洗濯用界面 活性組成物に含めることができる。これらは、セッケンの塩(例えばナトリウム 、カリウム、アンモニウム、及び置換化アンモニウム塩、例えばモノ−、ジ−及 びトリエタノールアミン塩)、C8−C22第1級又は第2級アルカンスルホネー ト、C8−C24オレフィンスルホネート、例えば英国特許明細書第1,082,179号 に記載されるようにアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解産物のスルホン化によ り調製されるスルホン化ポリカルボン酸、C8−C24アルキルポリグリコールエ ーテルスルフェート(10分子までのエチレンオキシドを含むもの);アルキルグ リセロールスルホネート、脂肪酸グリセロールスルホネート、脂肪オレイルグリ セロールスルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエーテルスルフェ ート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、イセチオネート、例え ばアシルイセチオネート、N−アシルタウレート、アルキルスクシナメート及び スルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル(特に飽和及び不飽和 C12−C18モノエステル)及びスルホスクシネートのジエステル(特に飽和及び 不飽和C6−C12ジエステル)、アシルサルコシネート、アルキルポリサッカラ イドのスルフェート、例えばアルキルポリグルコシドのスルフェート(非イオン 性非硫酸化化合物は以下に記述される)、分枝した第1級アルキルスルフェート 、及びアルキルポリエトキシカルボキシレート、例えば式RO(CH2CH2O)k−CH2COO −M+(式中、RはC8−C22アルキルであり、kは1〜10の整数であり、Mは可 溶性塩形成性 カチオンである)のものを含み得る。樹脂酸並びに水素化樹脂酸、例えばロジン 、水素化ロジン、並びにトールオイル中に存在する又はそれから得られる樹脂酸 及び水素化樹脂酸も適切である。 アルキルベンゼンスルホネートが極めて好ましい。特に好ましいのは、そのア ルキル基が好ましくは10〜18の炭素原子を含む直鎖アルキルベンゼンスルホネー ト(LAS)である。 更なる例は、“Surface Active Agents and Detergents”(Vol.I及びII、Sch wartz,Perry and Berch)に記載される。種々のこのような界面活性剤は、US 3, 929,678(引用により本明細書に組み込まれる;コラム23、58行〜コラム29、23 行)にも一般に開示される。 その中に含まれる場合、本発明の洗濯用界面活性組成物は、典型的には、約1 重量%〜約40重量%、好ましくは約3重量%〜約20重量%のこれらの陰イオン性 界面活性剤を含む。 本発明の洗濯用界面活性組成物は、陽イオン性、両性、双性イオン性及び半極 性界面活性剤、並びに非イオン性及び/又は既に本明細書に記載したもの以外の 陽イオン性界面活性剤も含み得る。 本発明の洗濯用界面活性組成物に用いるために適した陽イオン性界面活性剤は 、1つの長鎖ヒドロカルビル基を有するものである。このような陽イオン性界面 活性剤の例は、アンモニウム界面活性剤、例えばアルキルトリメチルアンモニウ ムハロゲン化物、及び、式: 〔R2(OR3)y〕〔R4(OR3)y〕2R5N+X- (式中、R2はアルキル鎖中に約8〜約18の炭素原子を有するアルキル又はア ルキルベンジル基であり、各々のR3は、−CH2CH2−,−CH2CH(CH3)−,−CH2C H(CH2OH)−,−CH2CH2CH2−、及びそれらの混合物であり;各々のR4は、C1 −C4アルキル、C1−C4ヒドロキシアルキル、2つのR4基を連結すること により形成さ れるベンジル環構造、−CH2CHOHCHOHCOR6CHOHCH2OH(式中、R6はヘキソース又 は約1000未満の分子量を有するヘキソースポリマーのいずれかである)、及びy が0でないなら水素からなる群から選択され;R5はR4と同じであるか、又は アルキル鎖であり、ここで炭素原子の総数又はR2+R5は約18以下であり;各 々のyは0〜約10であり、yの値の合計は0〜約15であり;Xはいずれかの適合 可能なアニオンである) を有する界面活性剤を含む。 極めて好ましい陽イオン性界面活性剤は、式: R1R2R3R4N+X- (i) (式中、R1はC8−C16アルキルであり、R2,R3及びR4の各々は独立 して、C1−C4アルキル、C1−C4ヒドロキシアルキル、ベンジル、及び− (C2H4O)xH(ここで、xは2〜5の値を有する)であり、Xはアニオンである) を有する本組成物に役立つ水溶性第4アンモニウム化合物である。R2,R3又 はR4の1超がベンジルであるべきではない。 R1のための好ましいアルキル鎖長は、特にアルキル基がココナッツもしくは パーム仁脂肪から得られ又はオレフィン構築もしくはOXOアルコール合成により 合成して得られる場合、C12−C15である。 R2R3及びR4のための好ましい基はメチル及びヒドロキシエチル基であり、ア ニオンXは、ハライド、メトスルフェート、アセテート及びホスフェートイオン から選択することができる。 ここで用いるための式(i)の適切な第4アンモニウム化合物の例は: ココナツトリメチルアンモニウムクロライド又はブロミド; ココナツメチルジヒドロキシエチルアンモニウムクロライド又は ブロミド; デシルトリエチルアンモニウムクロライド; デシルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライド又はブロミド; C12−15ジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライド又はブロミド; ココナツジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライド又はブロミド; ミリスチルトリメチルアンモニウムメチルスルフェート; ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド又はブロミド: ラウリルジメチル(エトキシ)4アンモニウムクロライド又はブロミド; でありR2R3R4がメチルである式(i)の化合物); ジ−アルキルイミダゾリン(式(i)の化合物) である。 ここで役立つ他の陽イオン性界面活性剤は、US 4,228,044及びEP 000 224にも 記載される。 中に含まれるなら、本発明の洗濯用界面活性組成物は、典型的には、0.2重量 %〜約25重量%、好ましくは約1重量%〜約8重量%のこれらの陽イオン性界面 活性剤を含む。 両性界面活性剤も本発明の洗濯用界面活性組成物に用いるのに適している。こ れらの界面活性剤は、第2級又は第3級アミンの脂肪族誘導体、又はヘテロ環式 第2級及び第3級アミンの脂肪族誘導体として広く開示されており、ここでその 脂肪族基は、直鎖又は分枝 鎖であり得る。脂肪族置換基の1つは少くとも約8の炭素原子、典型的には約8 〜約18の炭素原子を含み、そして少くとも1つは陰イオン性水可溶化基、例えば カルボキシ、スルホネート、スルフェートを含む。両性界面活性剤の例について はUS 3,929,678(コラム19、18−35行)を参照のこと。 中に含まれるなら、本発明の洗濯用界面活性組成物は、典型的には、0.2重量 %〜約15重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%のこれらの両性界面活性剤 を含む。 双性イオン性界面活性剤も、洗濯用界面活性組成物に用いるのに適切である。 これらの界面活性剤は、第2級及び第3級アミンの誘導体、ヘテロ環式第2級及 び第3級アミンの誘導体、又は第4級アンモニウム、第4級ホスホニウムもしく は第3級スルホニウム化合物の誘導体として広く開示されている。双性イオン性 界面活性剤の例についてはUS 3,929,678(コラム19、38行〜コラム22、48行)を 参照のこと。 中に含まれるなら、本発明の洗濯用界面活性組成物は、典型的には、0.2重量 %〜約15重量、好ましくは約1重量%〜約10重量%のこのような双性イオン性界 面活性剤を含む。 半極性非イオン性界面活性剤は、約10〜約18炭素原子の1つのアルキル成分、 並びに約1〜約3炭素原子を含むアルキル基及びヒドロキシアルキル基からなる 群から選択される2つの成分を含む水溶性アミンオキシド;約10〜約18炭素原子 の1つのアルキル成分並びに約1〜約3炭素原子を含むアルキル基及びヒドロキ シアルキル基からなる群から選択される2つの成分を含む水溶性ホスフィンオキ シド;並びに約10〜約18炭素原子の1つのアルキル成分並びに約1〜約3炭素原 子のアルキル及びヒドロキシアルキル成分からなる群から選択される1つの成分 を含む水溶性スルホキシドを含む非イオ ン性界面活性剤の特別のカテゴリーである。 半極性非イオン性界面活性剤は、式: (式中、R3は、約8〜約22炭素原子を含むアルキル、ヒドロキシアルキル、 もしくはアルキルフェニル基又はそれらの混合物であり;R4は、約2〜約3炭 素原子を含むアルキレンもしくはヒドロキシアルキレン基、又はそれらの混合物 であり;xは0〜約3であり;各々のR5は約1〜約3炭素原子を含むアルキル もしくはヒドロキシアルキル基又は約1〜約3のエチレンオキシド基を含むポリ エチレンオキシド基である)を有するアミンオキシド界面活性剤を含む。R5基 は、例えば酸素又は窒素原子により互いに結合させて還構造を形成することがで きる。 これらのアミンオキシド界面活性剤は、特に、C10−C18アルキルジメチルア ミンオキシド及びC8−C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシ ドを含む。 中に含まれるなら、本発明の洗濯用界面活性組成物は、典型的には、0.2重量 %〜約15重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%のこのような半極性非イオ ン性界面活性剤を含む。 ビルダーシステム 本発明による組成物は、ビルダーシステムを更に含み得る。アルミノシリケー ト材料、シリケート、ポリカルボキシレート及び脂肪酸、エチレンジアミンテト ラアセテートのような材料、金属イオン封鎖剤、例えばアミノポリホスホネート 、特にエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸及びジエチレントリアミンペ ンタメチレンホスホン酸を含むいずれかの慣用的なビルダーシステムが本明細書 に用いるのに適切である。明らかな環境的理由のためあまり好ましくはないが、 ホスフェートビルダーも本明細書に用いることができる。 適切なビルダーは、無機イオン交換材料、一般に無機水和アルミノシリケート 材料、より好ましくは水和合成ゼオライト、例えば水和ゼオライトA,X,B, HS又はMAPであり得る。 他の適切な無機ビルダー材料は、層状シリケート、例えばSKS-6(Hoechst)で ある。SKS-6はケイ酸ナトリウム(Na2Si2O5)からなる結晶性層状シリケートで ある。 1つのカルボキシ基を含む適切なポリカルボキシレートは、ベルギー特許第83 1,368号、821,369号及び821,370号に開示されるような乳酸、グリコール酸及び それらのエーテル誘導体を含む。2つのカルボキシ基を含むポリカルボキシレー トは、コハク酸、マロン酸、(エチレンジオキシ)ジ酢酸、マレイン酸、及びド イツOffenle-enschrift 2,446,686及び2,446,487、US 3,935,257に記載されるエ ーテルカルボキシレート並びにベルギー特許第840,623号に記載されるスルフィ ニルカルボキシレートを含む。3つのカルボキシ基を含むポリカルボキシレート は、特に、水溶性シトレート、アコニトレート及びシトラコネート並びにコハク 酸誘導体、例えば英国特許第1,379,241号に記載されるカルボキシメチルオキシ スクシネート、オランダ出願7205873に記載されるラクトキシスクシネート、及 びオキシポリカルボキシレート材料、例えば英国特許第1,387,447に記載される 2−オキサ−1,1,3−プロパントリカルボキシレートを含む。 4つのカルボキシ基を含むポリカルボキシレートは、英国特許第1,261,829号 に開示されるオキシジスクシネートを含み、スルホ置換基を含む1,1,3,3 −プロパンテトラカルボキシレートは、 英国特許第1,398,421号及び1,398,422号並びにUS 3,936,448号に開示されるスル ホスクシネート誘導体、及び英国特許第1,082,179号に開示されるスルホン化熱 分解シトレートを含み、ホスホン置換基を含むポリカルボキシレートは、英国特 許第1,439,000号に開示される。 脂環式及びヘテロ環式ポリカルボキシレートは、シクロペンタン−シス、シス −シス−テトラカルボキシレート、シクロペンタジエニドペンタカルボキシレー ト、2,3,4,5−テトラヒドロ−フラン−シス,シス,シス−テトラカルボ キシレート、2,5−テトラヒドロ−フラン−シス−ジスカルボキシレート、2 ,2,5,5−テトラヒドロフラン−テトラカルボキシレート、1,2,3,4 ,5,6−ヘキサン−ヘキサカルボキシレート及び多水酸基アルコール、例えば ソルビトール、マンニトール及びキシリトールのカルボキシメチル誘導体を含む 。芳香族ポリカルボキシレートは、メリト酸、ピロメリト酸及び英国特許第1,42 5,343に開示されるフタル酸誘導体を含む。 上述のもののうち、好ましいポリカルボキシレートは、1分子当り3までのカ ルボキシ基を含む、ヒドロキシ−カルボキシレート、より好ましくはシトレート である。 本組成物に用いるための好ましいビルダーシステムは、水不溶性アルミノシリ ケートビルダー、例えばゼオライトA又は層状シリケート(SKS-6)、及び水溶性 カルボキシレートキレート化剤、例えばクエン酸の混合物を含む。 本発明による界面活性組成物中の封入のための適切なキレート化剤は、エチレ ンジアミン−N,N’−ジコハク酸(EDDS)もしくはアルカリ金属、アルカリ土 類金属、アンモニウム、もしくはその置換化アンモニウム塩、又はそれらの混合 物である。好ましいEDDS化 合物は、遊離酸形態及びそのナトリウム又はマグネシウム塩である。このような EDDSのナトリウム塩の例は、Na2EDDS及びNa4EDDSを含む。このような好ましいED DSのマグネシウム塩はMgEDDS及びMg2EDDSを含む。本発明による組成物における 封入のためにはマグネシウム塩が最も好ましい。 好ましいビルダーシステムは、水不溶性アルミノシリケートビルダー、例えば ゼオライトA、及び水溶性カルボキシレートキレート化剤、例えばクエン酸の混 合物を含む。 粒状組成物に用いるためのビルダーシステムの一部を形成することができる他 のビルダー材料は、無機材料、例えばアルカリ金属カーボネート、重炭酸塩、シ リケート、及び有機材料、例えば有機ホスホネート、アミノポリアルキレンホス ホネート及びアミノポリカルボキシレートを含む。 他の適切な水溶性有機塩は、ホモ又は共重合酸又はそれらの塩であり、ここで ポリカルボン酸は、2以下の炭素原子により互いから分離された少くとも2のカ ルボキシル基を含む。 この型のポリマーは、GB-A-1,596,756に開示される。このような塩の例は、MW 2000−5000のポリアクリレート及びそれらのマレイン酸無水物とのコポリマー であり、ここでこのようなコポリマーは、20,000〜70,000、特に約40,000の分子 量を有する。 界面活性剤ビルダー塩は、通常、その組成物の5重量%〜80重量%の量で含ま れる。液体界面活性剤のためのビルダーの好ましいレベルは5%〜30%である。 酵素 好ましい界面活性組成物は、本発明の酵素調製物に加えて、洗浄能力及び/又 は布帛ケアーの利益を供する他の酵素を含む。 このような酵素は、プロテアーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、アシ ラーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ、オキシダーゼ(例えばラッカーゼ)を 含む。 プロテアーゼ:アルカリ溶液に用いるために適したいずれのプロテアーゼも用 いることができる。適切なプロテアーゼは、動物、植物又は微生物源のものを含 む。微生物源のものが好ましい。化学的又は遺伝子的に改変した変異が含まれる 。そのプロテアーゼは、セリンプロテアーゼ、好ましくはアルカリ微生物プロテ アーゼ又はトリプシン様プロテアーゼであり得る。アルカリプロテアーゼの例は ズブチリシン、特にバチルス(Bacillus)由来のもの、例えばズブチリシンNovo 、ズブチリシンCarlsberg、ズブチリシン309、ズブチリシン147及びズブチリシ ン168(WO 89/06279)である。トリプシン様プロテアーゼの例はトリプシン(例 えばブタ又はウシ源のもの)及びWO 89/06270に記載されるフサリウム(Fusari um )プロテアーゼである。 好ましい市販のプロテアーゼ酵素は、Novo Nordisk A/S(Denmark)により商標 名Alcalase,Savinase,Primase,Durazym)及びEsperaseで売られているもの、G enencor Internationalにより商標名Maxatase,Maxacal,Maxapem,Properase, Purafect及びPurafect OXPで売られているもの、並びにSolvay Enzymesにより商 標名Opticlean及びOptimaseで売られているものを含む。プロテアーゼ酵素は、 本発明による組成物に、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タンパク質のレ ベル、好ましくは組成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク質のレベル、よ り好ましくは組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質のレベル、更によ り好ましくは組成物の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレベルで組み込 むことができる。 リパーゼ:アルカリ溶液に用いるのに適したいずれのリパーゼも 用いることができる。適切なリパーゼは、細菌又は真菌原のものを含む。化学的 又は遺伝子的に改変された変異体が含まれる。 有用なリパーゼの例は、例えばEP 258 068及びEP 305 216に記載されるような ヒュミコラ・ラヌギノサ(Humicola lanuginosa)リパーゼ、例えばEP 238 023 に記載されるようなリゾムコル・ミエヘイ(Rhizomucor miehei)リパーゼ、カ ンジダ(Candida)リパーゼ、例えばC.アンタルクチカ(C .antarctica)リパ ーゼ、例えばEP 214 761に記載されるC.アンタルクチカリパーゼAもしくはB 、例えばEP 218 272に記載されるようなシュードモナス(Pseudomonas)リパー ゼ、例えばP.アルカリゲネス(P .alcaligenes)及びP.シュードアルカリゲ ネス(P .pseudoalcaligenes)リパーゼ、例えばEP 331 376に記載されるような P.セパシア(P .cepacia)リパーゼ、例えばGB 1,372,034に開示されるような 、P.スツトゼリ(P .stutzeri)リパーゼ、P.フルオレセンス(P .fluoresc ens )リパーゼ、バチルスリパーゼ、例えばB.サブチリス(B.subtilis)リパ ーゼ(Dartoisら(1993),Biochemica et Biophysica acta 1131,253-260)、B .ステアロサーモフィルス(B.stearothermophilus)リパーゼ(JP 64/744992) 及びB.プミルス(B.pumilus)リパーゼ(WO 91/16422)を含む。 更に、いくつかのクローン化されたリパーゼが役立つ。例えば、Yamaguchiら( 1991)(Gene 103,61-67)により記載されるペニシリウム・カメンベルチイ(Peni cillium camembertii )リパーゼ、ゲオトリクム・カンジドウム(Geotricum can didum )リパーゼ(Schimada,Yら(1989),J.Biochem.,106,383-388)、及び種 々のリゾプス(Rhizopus)リパーゼ、例えばR.デレマル(R .delemar)リパー ゼ(Hass,M.J.ら(1991),Gene 109,117-113)、R.ニベウス(R.niveus)リ パーゼ(Kugimiyaら、(1992),Biosci.Biotech.Bio chem.56,716-719)及びR.オリザエ(R .oryzae)リパーゼがある。 脂肪分解酵素の他の型、例えばクチナーゼも役立つ。例えば、W0 88/09367に 記載されるシュードモナス・メンドシナ(Pseudomonas mendocina)由来のクチ ナーゼ、又は(例えばWO 90/09446に記載されるフサリウム・ソラニ・ピシ(Fu sarium solani pisi )由来のクチナーゼがある。 特に適切なリパーゼは、M1 LipaseTM,Luma fastTM及びLipomaxTM(Genencor) ,LipolaseTM及びLipolase UltraTM(Novo Nordisk A/S)、及びLipase P“Amin o”(Amano Pharmaceutical Co.Ltd.)のようなリパーゼである。 リパーゼは、通常、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タンパク質のレベ ル、好ましくは組成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク質のレベル、より 好ましくは組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質のレベル、更により 好ましくは組成物の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレベルで界面活性 組成物中に組み込まれる。 アミラーゼ:アルカリ溶液中に用いるのに適したいずれのアミラーゼ(a及び /又はb)も用いることができる。適切なアミラーゼは、バクテリア又は真菌源 のものを含む。化学的又は遺伝子的に改変された変異体が含まれる。アミラーゼ は、例えば、GB 1,296,839により詳細に記載されるB.リケニホルミス(B .lic heniformis )の特定の株から得られるアミラーゼを含む。市販のアミラーゼは、 DuramylTM,TermaylTM,FungamylTM及びBANTM(Novo Nordisk A/Sから市販)並び にRapidaseTM及びMaxamyl PTM(Genencorから市販)を含む。 アミラーゼは、通常、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タ ンパク質のレベル、好ましくは組成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク質 のレベル、より好ましくは組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質のレ ベル、更により好ましくは組成物の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレ ベルで界面活性組成物中に組み込まれる。 セルラーゼ:アルカリ溶液中に用いるのに適したいずれのセルラーゼも用いる ことができる。適切なセルラーゼは、細菌又は真菌源のものを含む。化学的又は 遺伝子的に改変された変異体が含まれる。適切なセルラーゼは、US 4,435,307に 開示され、それは、ヒュミコラ・インソレンス(Humicola insolens)から生産さ れる真菌のセルラーゼを開示する。特に適したセルラーゼは色ケアーの利益を有 するセルラーゼである。このようなセルラーゼの例は、欧州特許出願第0 495 25 7号に記載されるセルラーゼ、及び本発明のエンドグルカナーゼである。 市販のセルラーゼは、ヒュミコラ・インソレンスの株により生産されるCelluz ymeTM(Novo Nordisk A/S)、及びKAC-500(B)TM(Kao Corporation)を含む。 セルラーゼは、通常、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タンパク質のレ ベル、好ましくは組成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク質のレベル、よ り好ましくは組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質のレベル、更によ り好ましくは組成物の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレベルで界面活 性組成物中に組み込まれる。 ペルオキシダーゼ/オキシダーゼ:ペルオキシダーゼ酵素は、過酸化水素又は そのソース(例えばペルカーボネート、ペルボレート、又はペルスルフェート) と組み合わせて用いられる。オキシダーゼ酵素は、酸素と組み合わせて用いられ る。両方の型の酵素は、“ 溶液漂白”のため、即ち布帛を洗浄液と一緒に、好ましくは例えばWO 94/12621 及びWO 95/01426に記載される増強剤と一緒に洗った時に染色された布帛から他 の布帛に織物染料が移るのを防ぐために用いられる。適切なペルオキシダーゼ/ オキシダーゼは、植物、細菌又は真菌源のものを含む。化学的又は遺伝子的に改 変された変異体が含まれる。 ペルオキシダーゼ及び/又はオキシダーゼは、通常、組成物の重量で0.00001 %〜2%の酵素タンパク質のレベル、好ましくは組成物の重量で0.0001%〜1% の酵素タンパク質のレベル、より好ましくは組成物の重量で0.001%〜0.5%の酵 素タンパク質のレベル、更により好ましくは組成物の重量で0.01%〜0.2%の酵 素タンパク質のレベルで界面活性組成物中に組み込まれる。 上述の酵素の混合物、特にプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ及び/又はセ ルラーゼの混合物が包含される。 本発明の酵素、又は界面活性組成物に組み込まれるいずれかの他の酵素は、通 常、組成物の重量で0.00001%〜2%の酵素タンパク質のレベル、好ましくは組 成物の重量で0.0001%〜1%の酵素タンパク質のレベル、より好ましくは組成物 の重量で0.001%〜0.5%の酵素タンパク質のレベル、更により好ましくは組成物 の重量で0.01%〜0.2%の酵素タンパク質のレベルで界面活性組成物中に組み込 まれる。漂白剤 本発明の界面活性組成物中に含まれ得る更なる任意的界面活性成分は、漂白剤 、例えばPB1,PB4及び粒径400〜800ミクロンのペルカーボネートを含む。これら の漂白剤成分は、1又は複数の酸素漂白剤、及び選択した漂白剤により、1又は 複数のアクティベーターを含み得る。その酸素漂白化合物は、典型的には約1% 〜約25%の レベルで存在するであろう。一般に、漂白化合物は、非液体製剤、例えば粒状界 面活性剤において任意的に加えられる成分である。 本明細書に用いるための漂白剤成分は、酸素漂白剤及び当該技術で周知の他の ものを含む界面活性組成物のために役立つ漂白剤のいずれかであり得る。 本発明に適した漂白剤は、活性化された又は活性化されていない漂白剤であり 得る。 用いることができる酸素漂白剤の1つのカテゴリーは、ペルカルボン酸漂白剤 及びその塩を含む。このクラスの剤の適切な例は、マグネシウムモノペルオキシ フタレート6水和物、メタ−クロロペル安息香酸のマグネシウム塩、4−ノニル アミノ−4−オキソペルオキシブチル酸及びジペルオキシドデカンジオール酸を 含む。このような漂白剤は、US 4,483,781,US 740,441,EP 0 133 354及びUS 4 ,412,934に開示される。極めて好ましい漂白剤は、US 4,634,551に記載される6 −ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸も含む。 用いることができる他のカテゴリーの漂白剤は、ハロゲン漂白剤を含む。ハイ ポハライト漂白剤の例は、例えば、トリクロロイソシアヌール酸並びにナトリウ ム及びカリウムジクロロイソシアヌレート並びにN−クロロ及びN−ブロモアル カンスルホンアミドを含む。このような材料は、通常、最終製品の重量で0.5〜1 0重量%、好ましくは1〜5重量%で加えられる。 過酸化水素放出剤は、漂白アクティベーター、例えばテトラアセチルエチレン ジアミン(TAED)、ノナノイロキシベンゼンスルホネート(NOBS,US 4,412,934 )、3,5−トリメチル−ヘキサノロキシベンゼンスルホネート(ISONOBS,EP 1 20 591)又はペンタアセチルグルコース(PAG)と組み合わせて用いることができ、 過加水分解 されて活性漂白種として過酸を形成し、漂白効果を改善する。更に、極めて適し ているのは、漂白アクティベータ−C8(6−オクタンアミド−カプロイル)オ キシベンゼン−スルホネート、C9(6−ノナノアミドカプロイル)オキシベン ゼンスルホネート及びC10(6−デカンアミドカプロイル)オキシベンゼンスル ホネート又はそれらの混合物である。また、適切なアクティベーターは、欧州特 許出願第91870207.7に開示されるようなアシル化クエン酸エステルである。 本発明による洗浄組成物に用いるための、ペルオキシ酸並びに漂白アクティベ ーター及び過酸素漂白化合物を含む漂白システムを含む、有用な漂白剤は、出願 USSN 08/136,628に記載される。 過酸化水素は、洗浄及び/又はそそぎ工程の前又は後に、過酸化水素を発生さ せることができる酵素システム(即ち酵素及びそのための基質)を加えることに よっても存在し得る。このように酵素系は、欧州特許出願EP 0 537 381に開示さ れる。 酸素漂白剤以外の漂白剤も当該技術において周知であり、本明細書に利用する ことができる。特に関心のある非酸素漂白剤の1つの型は、光活性化漂白剤、例 えばスルホン化亜鉛及び/又はアルミニウムフタロシアニンを含む。これらの材 料は、洗浄工程の間に基質上に析出し得る。酸素の存在下で、例えば日昼に乾燥 するまで衣類をつるすことにより、光での刺激に基づき、スルホン化亜鉛フタロ シアニンは活性化され、そして結果として、その基質は漂白される。好ましい亜 鉛フタロシアニン及び光活性化漂白工程はUS 4,033,718に記載される。典型的に は、界面活性組成物は、スルホン化亜鉛フタロシアニンの重量で約0.025%〜約1 .25%を含むであろう。 漂白剤は、マンガン触媒も含み得る。マンガン触媒は、例えば、“Efficient manganese catalysts for low-temperature bleachin g”,Nature 369,1994,pp.637-639に記載される化合物の1つであり得る。 泡サプレッサー 他の任意成分は、シリコーン、及びシリカ−シリコーン混合物に代表される泡 サプレッサーである。シリコーンは、一般に、アルキル化ポリシロキサン材料に より代表され、シリカは通常、シリカエアロゲル及びキセロゲル並びに種々の型 の疎水性シリカに例示される細かく分割された形態で用いられる。これらの材料 は、粒子として組み込むことができ、ここでその泡サプレッサーは、有利には、 水溶性又は水分散性の実質的に非表面活性剤不透過性の担体中に放出可能に組み 込まれる。あるいは、泡サプレッサーは、液体担体に溶かし、又は分散させるこ とができ、1又は複数の他の成分に、スプレーすることにより適用することがで きる。 好ましいシリコーン泡抑制剤は、US 3,933,672に開示される。他の特に有用な 泡サプレッサーは、ドイツ特許出願DTOS 2,646,126に記載される自己乳化性シリ コーン泡サプレッサーである。このような化合物の例は、シリコーン−グリコー ルコポリマーであるDow Corningから市販されるDC-544である。特に好ましい泡 抑制剤は、シリコーン油及び2−アルキル−アルカノールの混合物を含む泡サプ レッサーである。適切な2−アルキル−アルカノールは、商標Isofol 12Rとして 市販される2−ブチル−オクタノールである。 このような泡サプレッサーシステムは、欧州特許出願EP 0 593 8 41に記載さ れている。 特に好ましいシリコーン泡抑制剤は、欧州特許出願第92201649.8に記載される 。前記組成物は、フュームト非多孔性シリカ、例えばAerosilRとの組み合わせに おけるシリコーン/シリカ混合物を含み得る。 上述の泡サプレッサーは、通常、組成物の重量で0.001〜2重量%、好ましく は0.01〜1重量%のレベルで用いられる。 他の成分 本界面活性組成物中に用いられる他の成分、例えば土懸濁剤、土遊離剤、光増 白剤、研磨剤、殺菌剤、変色抑制剤、着色剤、及び/又は被包化又は非被包化香 料を用いることができる。 特に適した被包化材料は、GB 1,464,616に記載されるようなポリサッカライド 及びポリヒドロキシ化合物のマトリックスからなる水溶性カプセルである。 他の適切な水溶性被包材料は、US 3,455,838に記載されるような置換化ジカル ボン酸の非ゼラチン化デンプン酸エステル由来のデキストリンを含む。これらの 酸−エステルデキストリンは、好ましくは、ろう質メイズ、ろう質モロコシ、サ ゴ、タピオカ及びポテトのようなデンプンから調製される。前記被包材料の適切 な例は、National Starchにより製造されたN-Lokを含む。N-Lok被包材料は、改 質化トウモロコシデンプン及びグルコースからなる。デンプンは、一種官能性置 換化基、例えばオクテニルコハク酸無水物を加えることにより改質される。 適した抗再析出剤及び土懸濁剤は、セルロース誘導体、例えばメチルセルロー ス、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシエチルセルロース、並びにホモ −又はコポリマーのポリカルボン酸又はそれらの塩を含む。この型のポリマーは 、ビルダーとして先に言及されるポリアクリレート及び無水マレイン酸−アクリ ル酸コポリマー、並びにエチレンとの無水マレイン酸のコポリマー、メチルビニ ルエーテル又はメタクリル酸、を含み、ここでその無水マレイン酸はそのコポリ マーの少くとも20モル%を構成する。これらの材料は、通常、組成物の重量で、 0.5〜10重量%、より好ましくは0.75〜 8重量%、最も好ましくは1〜6重量%のレベルで用いられる。 好ましい光増白剤は、陰イオン性の特徴であり、その例は、二ナトリウム4, 4’−ビス−(2−ジエタノールアミノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6− イルアミノ)スチルベン−2:2’ジスルホネート、二ナトリウム4,−4’− ビス−(2−モルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ−ス チルベン−2:2’−ジスルホネート、二ナトリウム4,4’−ビス−(2,4 −ジアニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:2’−ジス ルホネート、−ナトリウム4’,4”−ビス−(2,4−ジアニリノ−s−トリ −アジン−6イルアミノ)スチルベン−2−スルホネート、二ナトリウム4,4 ’−ビス−(2−アニリノ−4−(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチルアミ ノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2’−ジスルホネー ト、二ナトリウム4,4’−ビス−(4−フェニル−2,1,3−トリアゾール −2−イル)−スチルベン−2,2′ジスルホネート、二ナトリウム4,4’ビ ス(2−アニリノ−4−(1−メチル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−ト リアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2’ジスルホネート、ナトリウム 2(スチルビル−4”−(ナフト−1’,2’:4,5)−1,2,3,−トリ アゾール−2”−スルホネート及び4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフ ェニルである。 他の有用なポリマー材料は、ポリエチレングリコール、特に分子量1000〜1000 0、より好ましくは2000〜8000、最も好ましくは約4000のものである。これらは 、0.20〜5重量%、より好ましくは0.25〜2.5重量%のレベルで用いられる。こ れらのポリマー及び上述のホモ−又はコポリマーのポリカルボン酸塩は、白さの 保守、布帛灰の析出、及び遷移金属不純物の存在下での粘土、タンパク質含有及 び酸化性の土の洗浄能力を改善するために価値がある。 本発明の組成物に役立つ土遊離剤は、慣用的には、種々の配置のエチレングリ コール及び/又はプロピレングリコール単位のテレフタル酸のコポリマー又はタ ーポリマーである。このようなポリマーの例は、US 4,116,885及び4,711,730及 びEP 0 272 033に開示される。EP 0 272 033による特に好ましいポリマーは、式 : (CH3(PEG)43)0.75(POH)0.25〔T-PO)2.8(T-PEG)0.4〕T(POH)0.25((PEG)43CH3 )0.75 (式中、PEGは、-(OC2H4)O−であり、POは(OC3H6O)であり、そしてTは(pOOC6 H4CO)である。) を有する。 また、ジメチルテレフタレート、ジメチルスルホイソフタレート、エチレング リコール及び1,2−プロパンジオールのランダムコポリマーのような改変させ たポリエステルも極めて有用である。それら末端の基は、第1にスルホベンゾエ ート及び第2にエチレングリコール及び/又は1,2−プロパンジオールのモノ エステルからなる。その目的は、スルホベンゾエート基により両端がキャップさ れたポリマーを得ることであり、“第1に”、本文脈において本明細書における 前記コポリマーのほとんどはスルホベンゾエート基により端がキャップされるで あろう。しかしながら、いくつかのコポリマーは、完全にキャップされるわけで はないであろう。それゆえ、それらの端の基は、エチレングリコール及び/又は 1,2−プロパンジオールのモノエステルからなり得、それゆえ“第2に”、こ のような種からなる。 本明細書で選択されるポリエステルは、約46重量%のジメチルテレフタル酸、 約16重量%の1,2−プロパンジオール、約10重量%のエチレングリコール、約 13重量%のジメチルスルホ安息香酸、及 び約15重量%のスルホイソフタル酸を含み、約3000の分子量を有する。ポリエス テル及びそれらの調製方法は、EP 311 342に詳細に記載される。 軟化剤 布帛軟化剤も、本発明による洗濯用界面活性組成物に組み込むことができる。 これらの剤は、無機又は有機の型でもよい。無機軟化剤は、GB-A-1 400 898及び US 5,019,292に開示されるスメクタイト粘土により例示される。有機布帛軟化剤 は、GB-A 1 514 276及びEP 0 011 340に開示される水不溶性第3級アミンを含 み、それらのモノC12−C14第4級アンモニウム塩との組合せはEP-B-0 026 528 に開示され、ジ長鎖アミドはEP 0 242 919に開示される。布帛軟化システムの他 の有用な有機成分は、EP 0 299 575及び0 313 146に開示される高分子量ポリエ チレンオキシド材料を含む。 スメクタイト粘土のレベルは、通常、5〜15重量%、より好ましくは8〜12重 量%であり、ここでその材料は、その製剤の残りに、乾燥混合成分として添加さ れる。有機布帛軟化剤、例えば水不溶性第3級アミン又はジ長鎖アミド材料は、 0.5〜5重量%、通常1〜3重量%のレベルで組み込まれ、高分子量ポリエチレ ンオキシド材料及び水溶性陽イオン材料は、0.1〜2重量%、通常、0.15〜1.5重 量%のレベルで加えられる。これらの材料は、通常、組成物の噴霧乾燥された部 分に加えられるが、いくつかの場合は、それらを乾燥混合粒子としてより便利に 加えることができ、又はそれらをその組成物の他の固体成分に、溶解した液体と してスプレーすることができる。 ポリマー染料転移抑制剤 本発明による界面活性組成物は、0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜2重量 %、より好ましくは0.05〜1重量%のポリマー染料転 移抑制剤も含み得る。前記ポリマー染料転移抑制剤は、通常、色のついた布帛か らそれと共に洗浄される布帛に染料が移るのを防ぐために、界面活性組成物に加 えられる。これらのポリマーは、その染料がその洗浄において他の物に付着する 機会を有する前に染色された布帛から洗い落とされる逃げた染料を複合体化し又 は吸着する能力を有する。 特に適したポリマー染料転移抑制剤は、ポリアミンN−オキシドポリマー、N −ビニルピロリドン及びN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルピロ リドンポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール又はそ れらの混合物である。 このようなポリマーの添加も本発明による酵素の能力を増強させる。 本発明による界面活性組成物は、液体、ペースト、ゲル、バー又は粒子形態で あり得る。 非ダスト性粒子は、例えばUS 4,106,991及び4,661,452(両方ともNovo Industr i A/S)に開示されるように作ることができ、任意に、当該技術で周知の方法によ りコートすることができる。ろう質コーティング材料の例は、平均分子量1000〜 20000のポリ(エチレンオキシド)製品;16〜50のエチレンオキシド単位を有す るエトキシ化ノニルフェノール;そのアルコールが12〜20の炭素原子を含み、15 〜80のエチレンオキシド単位があるエトキシ化脂肪アルコール;脂肪アルコール ;脂肪酸;並びに脂肪酸のモノ−及びジ−及びトリグリセリドである。流動床技 術による適用に適したフィルム形成性コーティング材料の例はGB 1483591に供さ れる。 本発明による粒状組成物は、“コンパクト形態”でもあり得、即ちそれらは慣 用的な粒状界面活性剤より比較的高密度、即ち550〜950g/lを有し得;このよ うな場合、本発明による粒状界面活性 組成物は、慣用的な粒状界面活性剤と比べて、少い量の“無機フィラー塩”を含 むであろう;典型的なフィラー塩は、スルフェート及びクロライドのアルカリ土 類金属塩、典型的には、硫酸ナトリウムであり;“コンパクト”界面活性剤は、 典型的には、10%以下のフィラー塩を含む。本発明による液体組成物は、“濃縮 形態”でもあり得;このような場合、本発明による液体界面活性組成物は、慣用 的な液体界面活性剤と比べて少い量の水を含むであろう。典型的には、濃縮液体 界面活性剤の水分は、界面活性剤の重量で30%未満、より好ましくは20%未満、 最も好ましくは10%未満である。 本発明の組成物は、例えば、手及び機械的洗濯界面活性組成物、例えば洗濯添 加組成物及び染色された布帛のプレ処理に用いるのに適した組成物、リンス添加 布帛転化組成物、及び一般的な家庭用硬質表面洗浄及び皿洗いに用いるための組 成物として調剤することができる。 以下の例は、本発明についての組成物を例示するが、必ずしも、本発明の範囲 を限定し又は規定することを意味しない。 本界面活性組成物において、略称される成分は、以下の意味を有する: LAS :ナトリウム直鎖C12アルキルベンゼンスルホネート TAS :ナトリウムタローアルキルスルフェート XYAS:ナトリウムC1X-C1Yアルキルスルフェート SS :式2−ブチルオクタン酸の第2セッケン界面活性剤 25EY:平均Yモルのエチレンオキシドと縮合したC12−C15の主に直鎖の第1級 アルコール 45EY:平均Yモルのエチレンオキシドと縮合したC14−C15の主に直鎖の第1級 アルコール XYEZS:1分子当り平均Zモルのエチレンオキシドと縮合したC1X -C1Yナトリウムアルキルスルフェート 非イオン性:BASF Gmbhにより商標名Plurafax LF404で売られる平均3.8のエトキ シ化の程度及び平均4.5のプロポキシ化の程度を有するC13−C15混合エトキシ 化/プロポキシ化脂肪アルコール CFAA:C12−C14アルキルN−メチルグルカミド TFAA:C16−C18アルキルN−メチルグルカミド シリケート:アモルファスナトリウムシリケート(SiO2:Na2O比=2.0) NaSKS-6:式d-Na2Si2O5の結晶性層状シリケート カーボネート:無水炭酸ナトリウム ホスフェート:ナトリウムトリポリホスフェート MA/AA:1:4マレイン酸/アクリル酸のコポリマー、平均分子量約80,000 ポリアクリレート:BASF Gmbhにより商標名PA30で売られている平均分子量8,000 のポリアクリレートホモポリマー ゼオライトA:1〜10マイクロメーターの範囲の主な粒径を有する式Na12(AlO2S iO2)12・27H2Oの水和したナトリウムアミノシリケート シトレート:クエン酸三ナトリウム二水和物 クエン酸:クエン酸 ペルボレート:無水ナトリウムペルボレート一水和物漂白剤、経験上の式NaBO2 ・H2O2 PB4:無水ナトリウムペルボレート四水和物 ペルカーボネート:経験式2Na2CO3・3H2O2の無水ナトリウムペルカーボネート漂 白剤 TAED:テトラアセチルエチレンジアミン CMC :ナトリウムカルボキシメチルセルロース DETPMP:商標名Dequest 2060でMonsantoにより市販されるジエチレントリアミン ペンタ(メチレンホスホン酸) PVP:ポリビニルピロリドンポリマー EDDS:エチレンジアミン−N,N’−ジコハク酸、ナトリウム塩の形態の〔S, S〕異性体 泡サプレッサー:25%パラフィンワックスMpt 50℃、17%疎水性シリカ、58%パ ラフィン油 粒状泡サプレッサー:粒状形態の12%シリコーン/シリカ、18%ステアリルアル コール、70%デンプン スルフェート:無水硫酸ナトリウム HMWPEO:高分子量ポリエチレンオキシド TAE 25:タローアルコールエトキシレート(25) 界面活性剤例I 本発明による粒状布帛洗浄組成物は、次の通り調製することができる: ナトリウム直鎖Cl2アルキル 6.5 ベンゼンスルホネート硫酸ナトリウム 15.0 ゼオライトA 26.0 ナトリウムニトリロトリアセテート 5.0 本発明の酵素 0.1 PVP 0.5 TAED 3.0 ホウ酸 4.0 ペルボレート 18.0 フェノールスルホネート 0.1 少量成分 100まで 界面活性剤例II 本発明によるコンパクト粒状布帛洗浄組成物(密度800g/l)は、次の通 り調製することができる: 45AS 8.0 25E3S 2.0 25E5 3.0 25E3 3.0 TFAA 2.5 ゼオライトA 17.0 NaSKS-6 12.0 クエン酸 3.0 カーボネート 7.0 MA/AA 5.0 CMC 0.4 本発明の酵素 0.1 TAED 6.0 ペルカーボネート 22.0 EDDS 0.3 粒状泡サプレッサ− 3.5 水/少量成分 100%まで 界面活性剤例III 有色布帛の洗濯に特に役立つ本発明による粒状布帛洗浄組成物は次の通り調製 した: LAS 10.7 − TAS 2.4 − TFAA − 4.0 45AS 3.1 10.0 45E7 4.0 − 25E3S − 3.0 68E11 1.8 − 25E5 − 8.0 シトレート 15.0 7.0 カーボネート − 10 クエン酸 2.5 3.0 ゼオライトA 32.1 25.0 Na-SKS-6 − 9.0 MA/AA 5.0 5.0 DETPMP 0.2 0.8 本発明の酵素 0.10 0.05 シリケート 2.5 − スルフェート 5.2 3.0 PVP 0.5 − ビニル−イミダゾール及びビニル− − 0.2 ピロリドンのポリ(4−ビニルピリ ジン)−N−オキシド/コポリマー ペルボレート 1.0 − フェノールスルホネート 0.2 − 水/少量成分 100%まで 界面活性剤例IV “洗浄を通して軟化する”能力を供する本発明による粒状布帛洗浄組成物は 、次の通り調製することができる: 45AS − 10.0 LAS 7.6 − 68AS 1.3 − 45E7 4.0 − 25E3 − 5.0 ココ−アルキル−ジメチルヒドロキ 1.4 1.0 シ−エチルアンモニウムクロライド シトレート 5.0 3.0 Na-SKS-6 − 11.0 ゼオライトA 15.0 15.0 MA/AA 4.0 4.0 DETPMP 0.4 0.4 ペルボレート 15.0 − ペルカルボネート − 15.0 TAED 5.0 5.0 スメクタイト粘土 10.0 10.0 HMWPEO − 0.1 本発明の酵素 0.10 0.05 シリケート 3.0 5.0 カーボネート 10.0 10.0 粒状泡サプレッサー 1.0 4.0 CMC 0.2 0.1 水/少量成分 100%まで 界面活性剤例V 本発明による重務液体布帛洗浄組成物は次のように調製することができる: I II LAS酸形態 − 25.0 クエン酸 5.0 2.0 25AS酸形態 8.0 − 25AE2S酸形態 3.0 − 25AE7 8.0 − CFAA 5 − DETPMP 1.0 1.0 脂肪酸 8 − オレイン酸 − 1.0 エタノール 4.0 6.0 プロパンジオール 2.0 6.0 本発明の酵素 0.10 0.05 ココ−アルキルジメチルヒドロキシ − 3.0 エチルアンモニウムクロライド スメクタイト粘土 − 5.0 PVP 2.0 − 水/少量成分 100%まで 織物への適用 他の実施形態において、本発明は、バイオ・ポリッシング工程における本発明 のエンドグルカナーゼの使用に関する。バイオ・ポリッシングは、布帛の湿潤能 を失うことなく取り扱い及び外観に関して布帛の質を改善するヤーン表面の特定 の処理である。バイオ・ポリッシングの最も重要な効果は、けば及び毛玉形成の 減少、光沢/つやの増加、布帛の取り扱いの改善、柔らかさの持ちの増加及び水 吸収性の変化を特徴とし得る。バイオ・ポリッシングは、通常、編まれた及び織 られた布帛の製造の湿潤工程においておこる。湿潤プロセッシングは、例えば糊 抜き、すりみがき、漂白、洗浄、乾燥/型付け及び仕上げのようなステップを含 む。これらのステップの各々の間、布帛は、多少、機械的作用にかけられる。一 般に、織物を編み又は織った後、その布帛は糊抜き段階にかけられ、次にすりみ がき段階等が行われる。糊抜きは、織物から糊を除去する作用であ る。機械織機で織る前に、ワープヤーンは、しばしば、それらの引張り強さを増 加させるために糊デンプン又はデンプン誘導体でコートされる。織った後、糊コ ーティングは、均一かつ洗浄耐性の結果を確実にするために、布帛を更に処理す る前に除去されなければならない。バイオ・ポリッシングの効果を達成するため に、セルロース分解及び機械的作用の組合せが要求されることが知られている。 セルラーゼでの処理を軟化剤での慣用的な処理と組み合わせる場合に“超−柔か さ”が達成され得ることも知られている。セルロース布帛のバイオ・ポリッシン グのための本発明のエンドグルカナーゼの使用は有利であると考えられ、例えば より完全なポリッシングを達成することができる。バイオ−ポリッシングは、例 えばWO 93/20278に記載される方法を適用することにより得ることができる。 石洗浄 軽石の存在下で布帛から作られたデニムもしくはジーンズを洗浄してその布帛 の色の要求される局所的な明るさを供することにより、又は布帛を酵素により、 特にセルロース分解酵素で処理することにより、染色された布帛、特にデニム又 はジーンズにおいて゛“ストーン・ウォッシュ”の外観(色の局所的すりへり) を供することが知られている。本発明のエンドグルカナーゼでの処理は、US 4,8 32,864に開示されるように単独で、伝統的な工程において要求されるより少い量 の軽石と一緒に、又はWO 95/09225に開示されるようにパーライトと一緒に行う ことができる。 パルプ及び紙への適用 製紙工業において、本発明のエンドグルカナーゼは、例えば次のように有利に 適用することができる: −木の皮をはぐため:機械ドラムで木の皮をはぐ前にエンドグルカナーゼでの 前処理は形成層を分解することができ、エネルギーの 節約に有利である。 −デフィブレーションのため:精製及びビーティングの前のエンドグルカナー ゼでのセルロース繊維含有材料の処理は、繊維間表面上のセルラーゼの加水分解 効果によりエネルギー消費を減少させることができる。エンドグルカナーゼの使 用は、本発明の酵素組成物は繊維壁を浸透する高い能力を有し得ると信じられる ので、周知の酵素の使用と比べてエネルギー節約を改良し得る。 −繊維改質のため、即ち繊維壁を横切る部分的加水分解が必要とされ、(例え ばきめの細かい繊維をよりフレキシブルにするために)より深く浸透する酵素を 要求する繊維特性の改善のため:高収量のパルプ又はリサイクルしたパルプの混 合物のために繊維の深い処理が今まで可能でなかった。これは、繊維壁の孔マト リックスの物理的制限による酵素分子の通過を防ぐ繊維壁構造の性質に帰する。 本エンドグルカナーゼは繊維壁に浸透することができると考えられる。 −排水性の改良のため、製紙用パルプの排水性は、加水分解酵素、例えばセル ラーゼでのパルプの処理により改良することができる。本エンドグルカナーゼの 使用はより有効であり得、例えば繊維間及び製紙機械のワイヤーメッシュ内の中 空空間をふさぐことにより排水の比率を制限する(繊維デブリスからなる)微粉 画分中の強力に水和された微繊維の束を遊離させる高い程度を生ずる。パルプを セルラーゼ処理にかけた場合、カナダ標準フリーネス(Canadian standard freen ess)(CSF)は増加し、Schorper-Riegler排水インデックス(drainage index)は 減少する。例えば米国特許4,923,565;TAPPI T227,SCAN C19:65.enceを参照の こと。 −繊維間結合のために:加水分解酵素は、繊維間結合を改善するための製紙用 パルプの製造に適用される。酵素は不純物、例えばセ ルロース分解性デブリスのための繊維表面をそそぎ、これにより繊維壁への結合 と共に露出したセルロースの領域を増強し、これにより繊維間水素結合能を改善 する。この工程は、デホーニフィケーションとも呼ばれる。セルラーゼ含有酵素 調製物で作られた紙及びボードは、改良された強度又は減少したグラメージ(gr ammage)、より平滑な表面及び改良された印刷性を有し得る。 −酵素によりインキを抜くため:セルラーゼのような加水分解酵素の使用によ るパルピングの間又はそれに基づく再生紙の部分的な加水分解はインク粒子の除 去及び塊形成を容易にすることが知られている。本エンドグルカナーゼの使用は 、繊維壁のフィブリル様マトリックスへの酵素分子のより優れた浸透により表面 構造からインクをより有効にゆるめることができ、これによりその表面を可欠化 し、それによりインク粒子は有効に遊離し得る。遊離したインク粒子の凝集も、 繊維を源とするインク粒子に結合して見い出されるセルロース分解フラグメント のより有効な加水分解のため、改善れる。 リグノセルロースパルプの処理は、例えばWO 91/14819,WO 91/14822,WO 9 2/17573及びWO 92/18688に記載される。 植物材料の分解 更に他の実施形態において、本発明は、植物材料、例えば細胞壁のデグラデー ションのための本発明によるエンドグルカナーゼ及び/又は酵素調製物の使用に 関する。 本発明の新規エンドグルカナーゼ及び/又は酵素調製物は、収率を増加させる ために、ワイン、果実又は野菜ジュースの調製に役立つ。本発明によるエンドグ ルカナーゼは、種々の植物細胞壁由来の材料又は廃棄材料、例えば農業残留物、 例えば麦わら、トウモロコシの穂軸、完全な穀物の植物、ナッツのから、草、植 物外皮、マメ の外皮、消費穀物、シュガービートパルプ等の酵素的加水分解のためにも適用で きる。異なる種類のプロセッシングを改善するため、穀類からのβ−グルカン又 はβ−グルカンオリゴマーの精製のような他の成分の精製又は抽出を容易にする ため、飼料価値を改善するため、水結合能を減少させるため、消費した水生植物 の分解性を改善するため、例えば草及びコーンのエンシレージ等への転化を改善 するために、分解することができる。 実施例 本発明は、以下の例に更に詳述される。これらは、クレームされる本発明の範 囲を限定するつもりはない。 材料及び方法 セルロース分解活性 本発明のセルラーゼ変異体は、改良された能力を示す。変異体のいくつかは触 媒活性の増加に関して改良された能力を示し得る。 本発明の文脈において、セルラーゼ活性は、S-CEVUにおいて発現させることが できる。セルロース分解酵素はCMCを加水分解し、それによりインキュベーショ ン混合物の粘度を増加させる。生じた粘度の減少は、バイブレーション粘度計( 例えば、Sofraser,FranceからのMIVI 3000)により決定することができる。 S-CEVUに関して測定したセルロース分解活性の決定は、以下の分析法(アッセ イ)に従って行うことができる:S-CEVUアッセイは、サンプルがカルボキシメチ ルセルロース(CMC)の溶液の粘度を減少させる能力を測定することによりサンプ ル中に存在する触媒活性の量を定量する。そのアッセイは、CMC(カルボキシメチ ルセルロースHercules7LFD)基質;酵素濃度約0.15 S-CEVU/mlの粘度を減少させ るための比較酵素標準を用いて、40℃、pH 7.5、0.1Mリン酸 緩衝液;時間30分で行われる。 実施例1 セルラーゼ変異体の調製 開示される配列アラインメント(表1)及びコンピューターモデリング法に基 づき、位置119はセルラーゼ変異体を作るための関心の特定の点として同定され た。位置119(セルラーゼナンバリング)は基質から3Å以内に位置する。位置119 において、野生型ヒュミコラ・インソレンスセルラーゼはヒスチジン残基(H) を保持するが、野生型チエラビア・テルレストリスセルラーゼはグルタミン残基 (Q)を保持する。 この実験において、ヒスチジンは、チエラビア・テルレストリスセルラーゼ中 のグルタミンにかわって置換した(それにより、セルラーゼ変異体チエラビア・ テルレストリス/Q119Hを得た)。得られた変異体を比活性についてテストした 。 全てのヒュミコラ・インソレンス変異体は、他に示されなければStratageneか らのChameleonTM二本鎖部位特異的変異誘発キットの適用により作製される。次 の合成オリゴヌクレオチド: を選択プライマーとして用いた。 S/Mはプラスミドのβ−ラクタマーゼ遺伝子中のScaI部位をMluI部位で置 きかえ、M/Sは逆である。後者は、最初の選択プライマーにより作られた変異 体において2次変異を導入するのに用いられる。 チエラビア・テルレスチスセルラーゼ変異体の作製のため、DSM10811として寄 託されたプラスミドから得ることができるチエラビア・テルレスチスEGVセルラ ーゼcDNAを用いた。DSM 10811は、ブ ダペスト条約に従って、1995年6月30日にDeutsche Sammlung von Mikroorganis men und Zellkulturenに寄託した。そのプラスミドを制限エンドヌクレアーゼBa mHI及びNotIで消化した。4153bpベクター部分及び1211bp BamHI−NotIフラ グメントを単離した。1211bpフラグメントの等しい部分を各々HgiAI及びEcoRV で消化し、487bp BamHI−HgiAI及び690bp EcoRV−NotIフラグメントを単離 した。 これらのフラグメント及びベクター部分を2つの一本鎖DNAオリゴマー: のアニーリングから生ずる5倍モル過剰の合成DNAフラグメントの存在下で連結 した。 その連結混合物を大腸菌株XL1に移し、生じた形質転換体からチエラビア・テ ルレストリス/Q119Hを単離し、DNA配列決定により確認した。 全てのセルラーゼ変異体は、その遺伝子をクローニングし、そして真菌のアミ ラーゼプロモーターとA.ニゲルからのAMGターミネーターとの間に挿入した遺 伝子を有するプラスミドを用いてアスペルギルス・オリザエに遺伝子をクローニ ングすることにより作った 〔Christensen,T.W6ldike,H.Boel,E.,Mortensen,S.B.,Hjortshffj,K.,T him,L.and Hansen,M.T.(1988)Biotechnology6:1419-1422〕。 セルロース結合ドメインCBDを有するセルラーゼを、それらのAvicelへの結合 を利用することにより精製した。その生産生物からの細胞外流体の分離による発 酵の後に、そのクローン化した産物を回収した。次に、そのセルラーゼを、20mM リン酸ナトリウムpH 7.5で のスラリー中のAvicel 150gを用いるアフィニティークロマトグラフィーにより 高度に精製した。Avicelスラリーを、全部で約1gのタンパク質を含む粗発酵ブ イヨンと混合した。4℃で20分、混合した後、Avicel結合酵素を50×200mmの寸 法のカラム(全体で約400ml)にパッキングする。 そのカラムを200mlの緩衝液で洗い、次にタンパク質がもはや溶出しなくなる まで同じ緩衝液中0.5MのNaClで洗い、500mlの緩衝液(20mM Tris pH 8.5)で洗 う。最後に、純粋な十分の長さの酵素を1%トリエチルアミンpH11.8で溶出する 。その溶出した酵素溶液をpH8に調節し、膜DOW GR61PP(20kDカットオフのポリ プロピレン)でのAmiconセルユニットを用いて1ml当り5mgタンパク質まで濃縮 する。その酵素を全て精製し、SDS-PAGEで単一バンドを作った。 自然にCBDを欠如するかもしくはリンカーがタンパク質分解により開裂されて いるセルラーゼ、又は、触媒ドメインの後に停止コドンを挿入することによりCB Sが除去されているセルラーゼはAvicelを用いて精製することができない。細胞 外タンパク質を生産生物のない状態で回収する。そのコアセルラーゼを、カチオ ン交換クロマトグラフィーによりアスペルギルス(Aspergillus)タンパク質の ないように精製した。その発酵ブイヨンをpH 3.5に調節し、ろ過して沈殿したタ ンパク質を除く。次にそのタンパク質を、その溶出液の伝導度が1000mS/cm未満 になるまで6kDカットオフのDOW GR81PP膜で限外ろ過した(濃縮し水で洗う)。 そのサンプルを、最後に、20mMクエン酸緩衝液pH 3.5で平衡化したS−セファロ ースカラムに適用した。 その酵素は、この低いpHでS-Sepharoseに結合するであろう。そしてそれは0 〜500mMのNaCl勾配を用いて単一ピークとして溶出される。その溶出された純粋 な酵素をDOW GR81PP膜のAmiconセルで濃 縮した。全ての精製したセルラーゼがSDS-PAGEで単一バンドを供した。 比活性データを以下の表に要約する: この実験から、変異Q119Hをチエラビア・テルレストリスセルラーゼに導入す ることにより、生じたセルラーゼ変異体の比活性が相同なヒュミコラ・インソレ ンスセルラーゼのそれのレベルまで増加したことを見ることができる。 実施例2 アルカリ能力プロフィールが改良されたチエラビア・テルレストリス変異体 本実験において、チエラビア・テルレストリス/Q119Dを、以下の作製手順を 用いた他は、実施例1に記載される通り作製した:容易なカセット交換及び標準 的なプライマー利用性のため、CT1コーディングDNAにC末端Xba1部位を供し、以 下に記載されるようにpCaHj418ベクターにサグクローン化した。PCT1を、2つの プライマー を適用するa PwoポリメラーゼPCR,94 C2’-3x(94 C,30”-72C,1’)-25x(94 C ,30”-55 C,30”-72,C1’)-72 C,5’におけるテンプレートとして用いた。 生じた718bp PCR産物をSall及びXba1で消化し、その165bpフラグメントを単離 した。このフラグメントをpCT1-2からの833bp BamH1-Sal1フラグメントと一緒に 、pCaHj418の4.1kb Xba1-BamHlベクターフラグメントに連結した。 この連結から、pCT1418を大腸菌形質転換体から単離した。 PCT2を、テンプレートとしてpCT1418、選択プライマーとしてS/Mプライマ ー及び以下の変異誘発プライマー: で、上述のようなChameleonTM二本鎖部位特異的変異誘発キットにより作製した 。 上手く変異されたプラスミドpCT2を単離し、DNA配列決定により確認し、アス ペルギルス・オリザエ株JaL228に形質転換した。 チエラビア・テルレストリスセルラーゼ及びチエラビア・テルレストリス/Q1 19D変異体をpH 7.0及びpH10.0において実施例9に記載されるようにPASCに対す る活性についてテストした。 結果を以下の表に示す。それは、pH7における活性と比べたpH10における活性 を示す。これは、チエラビア・テルレストリス/Q119D変異体が親チエラビア・ テルレストリスと比べて相対的によりアルカリ活性を有することを示す。 実施例3 セルラーゼハイブリッド変異体の作製 プラスミドpCT3は、チエラビア・テルレストリスエンドグルカナ ーゼコア酵素をコードするDNA及び次のヒュミコラ・グリセア(Humicola grisea )のリンカーCBDを含む。 pCT3を、PWOポリメラーゼを適用する配列オーバーラップエクステンションPCR により作製した。 ヒュミコラ・グリセアのcDNAクローンから、415bpフラグメントを、以下のプ ライマー: により作った。 (実施例2に開示される)pCT1418から、876bp PCRフラグメントを、以下のプ ライマー: により作った。 両反応のために、次の設定:96_C,1’-3x(94_C,30”-50C,1’-72_C,1 ’)-25x(94_C,30”-61_C,30”-72_C,1’)-72_C,7’を用いた。 その単離されたPCRフラグメントを、プライマー101621及び107819とのアセン ブリーPCR反応においてテンプレートとして適用した:94_C,1’-3x(94_C,30 ”-70_C,1’-72_C,2’)-20x(94_C,30”-61_C,30”-72_C,1,5”)-72 _C,7’。生じた1261bp PCR産物を制限酵素BamH1及びXba1により単離・切断し 、生じた1172bp DNAフラグメントを単離してBamH1-Xba1消化pCaHj418の4.1kbベ クターフラグメントに連結した。 正確なクローンを単離し、上述の連結反応により生じた大腸菌XL1形質転換体 から単離したプラスミドのDNA配列決定により確認した。 ヒュミコラ・グリセアのcDNA配列: 実施例4 ハイブリッドセルラーゼの変異体の作製 プラスミドpPsF45はH.インソレンスEGVエンドグルカナーゼシグナルペプチ ドが先にあるシュードモナス・セルロリチカエンドグルカナーゼコア酵素をコー ドするDNA及び次の同酵素のリンカーCBDを含む。 このハイブリッド酵素の2つの変異体を、以下の変異誘発プライマー: :PsF45/H15S及びPsF45/Q119H(セルラーゼナンバリング)。テンプレート配 列からの誘導はボールドで示される。 選択プライマーは、プラスミドのラクタマーゼ遺伝子内のユニークSca1部位を Mlu1部位に変換した: 2つの変異体をDNA配列決定により確認し、各々の変異体の1つの正確な型を同 定した。 変異配列pPsF45H15S及びpPsF45Q119Hを有する2つのプラスミドを用いて、AMD S選択プラスミドpToC202と一緒にA.オリザエ株JaL142を形質転換した。生じた 形質転換体から、LaC2829及びLaC2830を、胞子による3回の再単離ステップの後 に単離した。 実施例5 ジスルフィド架橋の除去 ジスルフィド架橋はタンパク質構造を安定化することが知られている。セルラ ーゼにおけるジスルフィド架橋の除去は、重大な活性を保持しつつ、酵素を不安 定(熱安定性)にするであろう。これは、酵素の迅速な不活性化が好まれる適用 、例えば、デニム又は織物への適用又は低温工程における適用に役立ち得る。 この例において、ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラーゼ及びヒュミコラ・ インソレンスセルラーゼの5つの変異体を、ジスルフィド架橋に関連する1つ又 は両方の残基を変異することにより作製した。材料及び方法下に開示されるよう に比活性を測定した。その酵素の融点を、Differential Scanning Calometry,D SCを用いて測定した。DSCは、一定のスキャン比率でMicroCalc Inc.MC熱量計を 用いて、1時間当り90℃の比率で20℃から90℃に温度を上げて、中性pH(7.0)で 行った。 結果を以下の表に示す。これは、ジスルフィド架橋の除去はかなり低い融点の 変異体を導くが、重大な活性は保持していることを示す。 実施例6 基質から5Å未満の結合クレフト中の保存された残基の変異 基質から5Åの距離以内にある位置を、表1の配列アラインメントと比較した 時、これらの位置のアミノ酸の型は、次の位置:6,7,8,9,10,11,12, 18,45,112,114,121,127,128,130,132,147,148,149についてアライン されたセルラーゼにおいて保存されている。保存されている残基は、通常、活性 に極めて重要であると考えられるが、本発明者らは、重大な活性を維持しながら 特定の可変性が許容されることを見い出した。2つの残基D10及びD121(セルラ ーゼナンバリング)のみが合理的な活性を維持するのに必要である。 ヒュミコラ・インソレンスEGVセルラーゼの変異体を調製し、材料及び方法に 開示されるように比活性を測定した。 変異の型及び変異体比活性を以下の表に要約する: この実験から、結合クレフト内の保存された残基の変異は、セルラーゼ変異体 の大きな活性を保持しつつ行うことができることがわかる。 実施例7 基質から5Å未満の結合クレフト内の非保存性残基の変異 表1の配列アラインメント及び開示されたコンピューターモデリング法に基づ き、基質から5Åの距離以内に位置し、そのうちのアラインされた配列の中で保 存されていない以下の残基をセルラーゼ変異体を作るための関心の点として同定 した。 この実験において、基質から5Å以下に位置する非保存性残基をヒュミコラ・ インソレンスEGVセルラーゼにおいて改変し、その比活性を材料及び方法下に記 載されるように測定した。 変異の型及び変異体比活性を以下の表に要約する: この実験から、結合クレフト内の非保存性残基のほとんどがセルラーゼの活性 の全て又はほとんどを保持しつつ変異させることができることがわかる。 実施例8 界面活性剤における陰イオン性界面活性剤に対する耐性 A.本発明の変異体は、陰イオン性界面活性剤に対して変化したセンシティビ ティーに関して改良された能力を示し得る。陰イオン性界面活性剤は、界面活性 組成物に頻繁に組み込まれる産物である。今までテストされたセルラーゼの非ホ ールディング化は、タンパク質の固有の蛍光における減衰によって達成される。 固有の蛍光はTrp側鎖(及びより少い程度、Tyr側鎖)由来であり、側鎖環境の疎 水性にセンシティブである。非ホールディング化は、側鎖が溶媒に露出されるに つれてより親水性環境を導き、これは蛍光を消光する。 蛍光は、Perkin/Elmer TM LS50蛍光スペクトロメーターでとらえられる。実 際、非ホールディング化への蛍光の大きな変化は、280nmにおける励起及び345nm における放射により得られる。(シグナルの大きさを制御する)スリット幅は、 通常、5μg/mlのタンパク質濃度における放射及び励起の両方について5nmで ある。蛍光は、循還水浴でサーモスタット調温する2mlクオーツキュベット内で 測定され、小さな磁石で撹拌される。マグネットスターラーはスペクトロメータ ー内におく。 非ホールド化は、利用できるソフトウェアーを用いて実際の時間において行う ことができる。(5〜10分未満内に完了する)迅速な非ホールド化は、Time Dri veオプションにおいてモニターされる。ここでは、蛍光は、数(2〜5)秒毎に 測定される。より非ホールド化を遅くするために、各々のキュベットの蛍光を30 秒毎に測定す るWavelength Programオプションを用いてキュベットホルダー内で4つのキュベ ットを一度に測定することができる。全ての場合において、非ホールド化は、少 量(典型的に50μl)の濃酵素、溶液をサーモスタット調温したキュベット溶液 に加えることにより開始され、ここでは迅速な磁石の回転により数秒以内に混合 が完了する。 ソフトウェアープログラムGraphPad Prismにおいてデータを測定する。非ホー ルド化は、非ホールド化の単一半減期(又は非ホールド化速度定数)を得ること ができる一階指数関数に全ての場合、適合する。 典型的な非ホールド化条件は: a.10mM CAPS pH 10,1000ppm LAS,40℃ b.10mM HEPES pH 10,200ppm LAS,25℃ である。 両方の場合、タンパク質濃度は5〜10μg/mlである(タンパク質濃度は、LA Sが過剰であるので、重大でない)。これらの条件下において、ヒュミコラ・イ ンソレンスセルラーゼの非ホールド化は他の酵素と比べることができる。(表1 )。これにより我々は、陰イオン性界面活性剤に対する安定性について次のラン ク順を作り出すことができる。 19Q a非ホールド化は二階指数的である。より遅いフェーズのt1/2は約120秒であ る。 B.酵素の表面静電荷の変化はLAS(直鎖アルキルベンゼンスルホネート)の ような陰イオン性界面活性剤に対するセンシティビティーに影響を与えるであろ う。特に、正電荷の残基を除去した変異体及び/又は負電荷を導入した変異体は 、LASに対する耐性を増加させるであろうが、反対、即ち正電荷の残基の導入及 び/又は負電荷の残基の除去はLASに対する耐性を低下させるであろう。残基Arg (R),Lys(K)及びHis(H)は陽性又は潜在的に陽性電荷の残基として見られ、残 基Asp(D),Glu(E)及びCys(C)は、ジスルフィド架橋に含まれないなら、負又は 潜在的に負電荷の残基として見られる。これらの残基のうちの1つを既に含む位 置は、変異誘発のための第1の標的であり、第2の標的は、他のセルラーゼ中の 等価の位置上のこれらの残基のうちの1つを有する位置であり、そして第3の標 的は表面が露出した残基のいずれかである。本実験において、野生型ヒュミコラ ・インソレンスセルラーゼは、全部で3つの上述のグループに属するヒュミコラ ・インソレンスセルラーゼ変異体と比べられ、界面活性剤におけるLASに対する 安定性を比べる。 陰イオン性界面活性剤に対するセルラーゼ耐性を、陰イオン性界面活性剤の存 在下でのPASC(リン酸膨潤セルロース)での活性対陰イオン性界面活性剤の存在 下でのPASCでの活性として測定した。 反応媒体は、界面活性剤製造元NOPA Denmarkから市販の通常の粉末界面活性剤 5.0g/lを含む。界面活性剤は、本実験のための界面活性剤なしで調剤し、pH をpH 7.0に調節した。更に、反応媒体は、0.5g/lのPASCを含み、陰イオン性 界面活性剤であるLAS(直鎖アルキルベンゼンスルホネート)あり又はなしであり 、その反応は30分、30℃の温度で行った。セルラーゼは0.20 S-CEVU/lで投与 した。30分のインキュベーションの後、その反応を、2NのNaOHで停止し、還元 糖端の量を、p−ヒドロキシ安息香酸ヒドラジドの還元により決定した。還元p −ヒドロキシ安息香酸ヒドラジドの吸収の減少はセルラーゼ活性に関する。 変異の型及びLAS耐性の増加した変異体についてのLASに対する耐性を以下の表 に要約する。 この表から、正電荷の残基の除去及び/又は負電荷の残基の導入を生ずる残基 の変異はLASに対する耐性を増加させることがわかる。 上述の通り、変異の型及びLAS耐性の減少した変異体についてのLASに対する耐 性を以下の表に要約する: この表から、正電荷の残基の導入及び/又は負電荷の残基の除去を生ずる残基 の変異は、LASに対する耐性を減少させることがわかる。 実施例9 pH活性プロフィールの変化 セルラーゼのpH活性プロフィールは、特定の滴定可能な基、典型的には活性部 位中の酸性基のpH依存性の挙動により左右される。pHプロフィールは、ジスルフ ィド架橋に関連しないなら、荷電した又は潜在的に荷電した基、例えばArg(R), Lys(K),Tyr(Y),His(H),Glu(E),Asp(D)又はCys(C)に関連する残基の置換に より又は基質から5Å以内の結合クレフト内の変異によるこれらの特定の滴定可 能な基の表面アクセスビリティーの変化により、これらの残基の静電環境を変え ることにより変化させることができる。 この例において、ヒュミコラ・インソレンスセルラーゼ及び荷電した又は潜在 的に荷電した残基の置換に関連するヒュミコラ・インソレンスの変異体を、各々 pH7及びpH10におけるPASCに対する活性についてテストした。 セルラーゼについてのpH至適性を決定するために、我々は、有機緩衝液を選択 した。なぜなら、例えばホウ酸塩は、モノー及びオリゴ−サッカライドと共有結 合複合体を形成し、リン酸塩はCaイオンと共に沈殿し得るからである。DATA FOR BIOCHEMICAL RESEARCH第3版OXFORD SCIENCE PUBLICATIONS ページ223〜241に おいて、適切な有機緩衝液が見い出されている。それらのpKa値に関して、我々 は、4〜5.5の範囲でNa−アセテートを、6.0においてMESを、6.5〜7.5の範囲に おいてMOPSを、8.0〜8.5の範囲においてNa−バルビツレートを、そして9.0〜10. 5の範囲においてグリシンを用いることを決めた。方法: その方法は、異なるpHにおけるカルボキシメチルセルロースの酵素分解である 。緩衝液は、0.5pH単位の間隔で4.0〜10.5の範囲で調製される。その分析は、カ ルボキシメチルセルロース中の新しい還元端の形成に基づき、これらは強アルカ リ環境においてPHBAHとの反応により視覚化され、それらは410nmにおいて最大吸 光度の黄色い化合物を形成する。 実験プロトコル: 緩衝液調製: 0.2molの各々の緩衝液物質を計りとり、Milli Q水1l中に溶 かす。250mlの0.2M緩衝液及び200mlのMilli Q水を混合する。pHを、ラジオメー ターから標準緩衝液を用いて較正したラジオメーターPHM92 labmeterを用いて測 定する。緩衝液のpHを4M NaOH又は4M HClを用いて実際のpHに調製し、水で 全部で500mlに調節する。Na−バービツレートをpH 8.0に調節した時、いくらか の沈殿が生じ得るが、これは50℃に加熱することにより再び溶かすことができる 。 酢酸100%0.2mol=12.01g. MES 0.2mol=39.04g. MOPS 0.2mol=41.86g. Na−バービツレート0.2mol=41.24g. グリシン0.2mol= 15.01g. 緩衝液: pH:4.0,4.5,5.0 & 5.5Na−アセテート0.1M pH:6.0Na-MES 0.1M pH:6.5,7.0 & 7.5Na-MOPS 0.1M pH:8.0 & 8.5Na−バービツレート0.1M pH:9.0,9.5,10.0 & 10.5Na.グリシン0.1M 実際のpHは、主要な値として処理したひと続きのものにおいて測定されるが、 停止試薬なしでは、pHは40℃での20分のインキュベーション後に測定される。 基質沈殿: 磁石ロッドを有する250ml円錐のガラスフラスコ中で、2.0gのCMCを2.5mlの96 %エタノールで湿らせ、100mlのMilli Q水を加え、次に加熱マグネチックスター ラーで透明になるまで煮沸する。約2分、煮沸し、マグネチックスターラー上で 室温まで冷やす。 停止試薬: 2%NaOHに溶かした1.5gのPHBAH及び5gのK-Na−タートレート 手順: 5mlのガラステストチューブを用いて3の主要値及び2のブランク値を作った (pH決定のための1の主要値)。 Heidolph REAX 2000ミキサー上で不変の混合及び最大速度で混合する(9)。 温度制御と共に、水浴上でインキュベーションの間、撹拌は行わない。試薬を加 え、混合した直後に、サンプルを10分、煮沸する。5分間、冷やした水道水で冷 やす。410nmの吸光度を読む。 活性の測定 2つの主要値からの410nmにおける吸光度を加え、2で割り、2つのブランク 値を加え、そして2で割り、2つの平均値を引いた。割合(%)を、最も高い値 を100%として用いることにより計算する。 測定されたpHを比活性に対してプロットする。 緩衝液試薬: 酢酸100%(MERCK cat.no.1.00063,batchno.K20928263 422,pKa 4.76,MW 60. 05); MES(2〔N−モルホリノ〕エタンスルホン酸)(SIGMA cat.no.M-8250,batchno.6 8F-5625,pKa 6.09,MW 195.2); MOPS(3−〔N−モルホリノ〕プロパンスルホン酸)(SIGMA cat.no.M-1254,batc hno.115F-5629,pKa 7.15,MW 209.3); Na−バルビツレート(5,5−ジエチルバルビツール酸ナトリウム塩)(MERCK cat .no.6318,batchno.K20238018 404,pKa7.98,MW 206.2); グリシン(MERCK cat.no.4201,batchno.K205535601 405,pKa 9.78,MW 75.07); PHBAH(p−ヒドロキシ安息香酸ヒドラジド)(SIGMA cat.no.H-9882,batchno.53H7 704); K-Na−タートレート(酒石酸カリウムナトリウム四水和物)(MERCKcat.no.8087,b atchno.A653387 304); NaOH(水酸化ナトリウム)(MERCK cat.no.1.06498,batchno.C294798 404); CMC(カルボキシメチルセルロース)(Hercules(FMC)7LF(1989年11月))。 陰イオン界面活性剤に対するセルラーゼ耐性を、中性pH(pH 7.0)におけるPA SC(リン酸膨潤セルロース)での活性対アルカリ性pH(pH10.0)におけるPASCで の活性として測定した。 その反応媒体は、界面活性剤製造元NOPA Denmarkからの市販の通常の粉末界面 活性剤5.0g/lを含んでいる。そのpHを、各々pH7.0及びpH10.0に調節した。更 に、その反応媒体は0.5g/lのPASCを含み、その反応を、30分、温度30℃で行 った。セルラーゼを0.20 S-CEVU/lで投与した。30分のインキュベーションの 後、その反応を2NのNaOHで停止させ、還元糖末端の量をp−ヒドロキシ安息香 酸ヒドラジドの還元により決定した。還元されたp−ヒドロキシ安息香酸ヒドラ ジドの吸光度の減少はセルラーゼ活性に関する。 結果: 結果を以下の表に示す。pH7に対するpH10の活性を、野生型ヒュミコラ・イン ソレンスセルラーゼのそれと比較する。 上の表から、潜在的に荷電した残基に関する変異体を作ることにより及び/又 は基質から5Å未満の結合クレフト内の残基を変えることにより相対的なアルカ リ性活性が増加し得ることがわかる。 同様に、以下の表は、潜在的に荷電した残基に関連する他の変異により及び/ 又は基質から5Å未満の結合クレフト内の残基を変えることにより相対的な酸性 活性を増加させることができることを示す。 従って、この例は、比活性pHプロフィールは、潜在的に荷電した残基に関連す る変異体の形成により及び/又は基質から5Å未満の結合クレフト内の残基を変 えることにより酸性又はアルカリ性pHに対して変えることができることを証明す る。 実施例10 陰イオン性界面活性剤に対して耐性であるように作られたセルラーゼの洗浄能 力 陰イオン性界面活性剤に対して耐性に作られたセルラーゼの適用効果対ネイテ ィブセルラーゼの適用効果を、0.1リッターミニ−Terg-o-Meter中のセルラーゼ で洗濯したすりへった黒色の綿の布きれの‘色の明白化’ として測定した。 その反応媒体はリン酸緩衝液pH 7.0及び0.2〜1.0g/lの範囲の種々の濃度の LASを含んでいる。2つの布きれを30分、40℃で洗濯し、すすいで、次に乾燥さ せた。この洗濯サイクルを4回、くり返した。全ての酵素を各々のLAS濃度でテ ストした。 最後に、黒色綿布きれを、ヒュミコラ・インソレンス、DSM 1800 市販)で洗った同様の布きれの標準に対して等級付けした。効果は PSU(パネルスコアーユニット)で表される。
【手続補正書】 【提出日】平成12年1月26日(2000.1.26) 【補正内容】 請求の範囲 1.セルロース分解活性を示す触媒コアドメインを含む酵素変異体であって、 該変異体は、天然の親セルラーゼから、アミノ酸残基置換、挿入もしくは欠失又 はそれらの組合せにより得られ、そして −位置5(セルラーゼナンバリング)において、アラニン残基(A)、セリン 残基(S)、又はトレオニン残基(T)を保持し; −位置8(セルラーゼナンバリング)において、フェニルアラニン残基(F) 、又はチロシン残基(Y)を保持し; −位置9(セルラーゼナンバリング)において、フェニルアラニン残基(F) 、トリプトファン残基(W)、又はチロシン残基(Y)を保持し; −位置10(セルラーゼナンバリング)において、アスパラギン酸残基(D)を 保持し; −位置121(セルラーゼナンバリング)において、アスパラギン酸残基(D)を 保持する ことを特徴とする酵素変異体。 2.位置119(セルラーゼナンバリング)において、ヒスチジン(H)、アスパ ラギン酸(D)、アスパラギン(N)、グルタミン(Q)、アルギニン(R)、 及びフェニルアラニン(F)からなる群からなる群から選択されるアミノ酸残基 を保持することを特徴とする請求項1に記載の変異体。 3.位置119(セルラーゼナンバリング)において、ヒスチジン(H)及びアス パラギン酸(D)からなる群から選択されるアミノ酸残基を保持することを特徴 とする請求項1に記載の変異体。 4.位置6(セルラーゼナンバリング)において、トレオニン(T)及びセリ ン(S)からなる群から選択されるアミノ酸残基を保持することを特徴とする請 求項1〜3のいずれかに記載の変異体。 5.位置7(セルラーゼナンバリング)において、アルギニン(R)、ロイシ ン(L)、イソロイシン(I)、トリプトファン(W)、及びリシン(K)から なる群から選択されるアミノ酸残基を保持することを特徴とする請求項1〜4の いずれかに記載の変異体。 6.位置7(セルラーゼナンバリング)において、アルギニン(R)、ロイシ ン(L)及びイソロイシン(I)からなる群から選択されるアミノ酸残基を保持 することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の変異体。 7.変異体が、次のジスルフィド架橋:C11-C135;C12-C47;C16-C86;C31-C56;C 87-C199;C89-C189;及びC156-C167(セルラーゼナンバリング)のうちの4又はそれ 超を保持することを特徴とするセルラーゼ変異体。 8.変異体が、次のジスルフィド架橋:C11-C135;C12-C47;C16-C86;C31-C56;C 87-C199;C89-C189;及びC156-C167(セルラーゼナンバリング)のうちの5又はそれ 超を保持することを特徴とする請求項7に記載のセルラーゼ変異体。 9.変異体が、次のジスルフィド架橋:C11-C135;C12-C47;C16-C86;C31-C56;C 87-C199;C89-C189;及びC156-C167(セルラーゼナンバリング)のうちの6又はそれ 超を保持することを特徴とする請求項8に記載のセルラーゼ変異体。 10.システイン残基が、位置16,86,87,89,189、及び/又は199(セルラー ゼナンバリング)のうちの1又は複数において、異なる天然のアミノ酸残基によ り置換されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のセルラーゼ 変異体。 11.ヒュミコラ・インソレンスエンドグルカナーゼV(EGV)から得られる次の 変異体:C12G/C47M,C47G,C87M/C199G及びC16M/C86Gからなる群から選択さ れる請求項7〜9のいずれかに記載のセルラーゼ変異体。 12.セルラーゼの熱安定性を減少させる方法であって、C11-C135;C12-C47;C16 -C86;C31-C56;C87-C199;C89-C189;及びC156-C167(セルラーゼナンバリング)から なる群から選択される1又は複数のジスルフィド架橋のアミノ酸置換、欠失又は 挿入による除去を含む方法。 13.基質から酵素−基質相互作用する距離内の位置において基質結合クレフト 内に位置した1又は複数のアミノ酸残基における置換、挿入及び/又は欠失によ り親セルラーゼから得られるセルラーゼ変異体。 14.基質から5Å以内の距離において基質結合クレフト内に位置した1又は複 数のアミノ酸残基における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得 られることを特徴とする請求項13に記載のセルラーゼ変異体。 15.次の位置:4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,18, 19,20,21,21a,42,44,45,47,48,49,49a,49b,74,82,95j,110 ,111,112,113,114,115,116,119,121,123,127,128,129,130,131, 132,132a,133,145,146,147,148,149,150b,178、及び/又は179(セルラ ーゼナンバリング)の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セ ルラーゼから得られる請求項14に記載のセルラーゼ変異体。 16.次の位置:4,5,13,14,15,16,19,20,21,21a,42,44,47,48 ,49,49a,49b,74,82,95j,110,111,113,115,116,119,123,129, 131,132a,133,145,146,150b,178、及び/又は179(セルラーゼナンバリン グ)の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得 られる請求項14に記載のセルラーゼ変異体。 17.ヒュミコラ・インソレンスエンドグルカナーゼV(EGV)から得られる次の 変異体:T6S,R7I,R7W,Y8F,W9F,C12M/C47G,W18Y,W18F,S45T,S45N,D11 4N,F132D,Y147D,Y147C,Y147W,Y147V,Y147R,Y147G,Y147Q,Y147N,Y147K ,Y147H,Y147F及びY147Sからなる群から選択される請求項15に記載のセルラー ゼ変異体。 18.ヒュミコラ・インソレンスエンドグルカナーゼV(EGV)から得られる次の 変異体:R4H,R4Q,K13L,K13R,K13Q,P14A,P14T,S15T,S15H,C16M/C86G, A19P,A19T,A19G,A19S,K20G,D42Y,D42W,C47G,E48D,E48Q,E48D/P49*, E48N/P49*,S110N,L115I,G116D,H119R,H119Q,H119F,N123A,N123M,N123 Q,N123Y,N123D,V129L,D133N及びD178Nからなる群から選択される請求項15に 記載のセルラーゼ変異体。 19.基質から3Å以内の距離において基質結合クレフト内に位置した1又は複 数のアミノ酸残基における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得 られることを特徴とする請求項13に記載のセルラーゼ変異体。 20.次の位置:6,7,8,10,12,13,14,15,18,20,21,45,48,74, 110,111,112,113,114,115,119,121,127,128,129,130,131,132,13 2a,146,147,148,150b,178、及び/又は179(セルラーゼナンバリング)の1 又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られる請 求項19に記載のセルラーゼ変異体。 21.次の位置:13,14,15,20,21,48,74,110,111,113,115,119,129 ,131,146,150b,178、及び/又は179(セルラーゼナンバリング)の1又は複数 における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られる請求項19に 記載のセルラーゼ変異体。 22.表1に示される11残基のうちの7〜10アミノ酸残基の位置が同一である表 1に記載の1又は複数の位置においてアミノ酸残基が、保存されたアミノ酸残基 に変換されているセルラーゼ変異体。 23.次の位置:13,14,15,20,21,22,24,28,32,34,45,48,50,53, 54,62,63,64,65,66,68,69,70,71,72,73,74,75,79,85,88,90, 92,93,95,96,97,98,99,104,106,110,111,113,115,116,118,119 ,131,134,138,140,146,152,153,163,166,169,170,171,172,173, 174,174,177,178,179,180,193,196、及び/又は197(セルラーゼナンバリ ング)の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから 得られる請求項22に記載のセルラーゼ変異体。 24.次の変異(セルラーゼナンバリング): K13LもしくはL13K; P14AもしくはA14P; S15HもしくはH15S; K20E,K20G,K20A,E20K,G20K,A20K,E20G,E20A,G20E,A20E,G20A、もし くはA20G; K21NもしくはN21K; A22G,A22P,G22A,P22A,G22P、もしくはP22G; V24*,V24L,*24V,L24V,*24L、もしくはL24*; V28A,V28L,A28V,L28V,A28L、もしくはL28A; N32D,N32S,N32K,D32N,S32N,K32N,D32S,D32K,S32D,K32D,S32K、もし くはK32S; N34DもしくはD34N; I38L,I38F,I38Q,L38I,F38I,Q38I,L38F,L38Q,F38L,Q38L,F38Q、もし くはQ38F; S45NもしくはN45S; G46SもしくはS46G; E48D,E48N,D48E,N48E,D48N、もしくはN48D; G50NもしくはN50G; A53S,A53G,A53K,S53A,G53A,K53A,S53G,S53K,G53S,K53S,G53K、もし くはK53G; Y54FもしくはF54Y; W62FもしくはF62W; A63DもしくはD63A; V64l,V64D,I64V,D64V,I64D、もしくはD64I; N65S,N65D,N65E,S65N,D65N,E65N,S65D,S65E,D65S,E65S,D65E、もし くはE65D; D66N,D66P,D66T,N66D,P66D,T66D,N66P,N66T,P66N,T66N,P66T、もし くはT66P; F68V,F68L,F68T,F68P,V68F,L68F,T68F,P68F,V68L,V68T,V68P,L68V ,T68V,P68V,L68T,L68P,T68L,P68L,T68P、もしくはP68T; A69S,A69T,S69A,T69A,S69T、もしくはT69S; L70YもしくはY70L; G71AもしくはA71G; F72W,F72Y,W72F,Y72F,W72Y、もしくはY72W; A73GもしくはG73A; A74FもしくはF74A; T75V,T75A,T75G,V75T,A75T,G75T,V75A,V75G,A75V,G75V,A75G、もし くはG75A; G79TもしくはT79G; W85TもしくはT85W; A88Q,A88G,A88R,Q88A,G88A,R88A,Q88G,Q88R,G88Q,R88Q,G88R、もし くはR88G; Y90FもしくはF90Y; L92AもしくはA92L; T93Q,T93E,Q93T,E93T,Q93E、もしくはE93Q; T95EもしくはE95T; S96TもしくはT96S; G97T,G97A,T97G,A97G,T97A、もしくはA97T; P98AもしくはA98P; V99LもしくはL99V; M104LもしくはL104M; V106FもしくはF106V; S110NもしくはN110S; T1111,T111V,I111T,V111T,I111V、もしくはV111I; G113YもしくはY113G; L115VもしくはV115L; G116S,G116Q,S116G,Q116G,S116Q、もしくはQ116S; N118T,N118G,N118Q,T118N,G118N,Q1l8N,T118G,T118Q,G118T,Q118T, G118Q、もしくはQ118G; H119Q,H119N,Q119H、もしくはN119H; V129LもしくはL129V; I131L,I131A,L131I,A131I,L131A、もしくはA131L; G134AもしくはA134G; Ql38EもしくはE138Q; G140NもしくはN140G; R146QもしくはQ146R; S152DもしくはD152S; R153K,R153L,R153A,K153R,L153R,A153R,K153L,K153A,L153K,A153K, L153A、もしくはA153L; L163V,L163W,V163L,W163L,V163W、もしくはW163V; G166SもしくはS166G; W169FもしくはF169W; R170FもしくはF170R; F171Y,F171A,YI71F,A171F,Y171A、もしくはA171Y; D172E,D172S,E172D,S172D,E172S、もしくはS172E; W173EもしくはE173W; F174M,F174W,M174F,W174F,M174W、もしくはW174M; A177NもしくはN177A; D178PもしくはP178D; N179VもしくはV179N; P180LもしくはL180P; L193IもしくはI193L; R196I,R196K,I196R,K196R,I196K、もしくはK196I;及び/又は T197SもしくはS197T の1又は複数を含む請求項23に記載のセルラーゼ変異体。 25.次の位置(セルラーゼナンバリング)の1又は複数における置換、挿入及 び/又は欠失により親セルラーゼから得られるセルラーゼ変異体であって、 位置4においてR,H,K,Q,V,Y、もしくはMを保持し; 位置5においてS,T、もしくはAを保持し; 位置13においてK、もしくはLを保持し; 位置14においてP、もしくはAを保持し; 位置15においてH、もしくはSを保持し; 位置16においてC、もしくはAを保持し; 位置19においてA,D,S,P,T、もしくはEを保持し; 位置20においてA,E,G、もしくはKを保持し; 位置21においてK、もしくはNを保持し; 位置21aにおいてVもしくは*を保持し; 位置22においてA,G、もしくはPを保持し; 位置24においてL,V、もしくは*を保持し; 位置28においてA,L、もしくはVを保持し; 位置32においてD,K,N、もしくはSを保持し; 位置34においてDもしくはNを保持し; 位置38においてF,I,L、もしくはQを保持し; 位置42においてD,G,T,N,S,K、もしくは*を保持し; 位置44においてK,V,R,Q,G、もしくはPを保持し; 位置45においてN、もしくはSを保持し; 位置46においてG、もしくはSを保持し; 位置47においてC、もしくはQを保持し; 位置48においてD,E,N、もしくはSを保持し; 位置49においてP,S,A,G、もしくは*を保持し; 位置49aにおいてC、もしくは*を保持し; 位置49bにおいてN、もしくは*を保持し; 位置50においてG、もしくはNを保持し; 位置53においてA,G,K、もしくはSを保持し; 位置54においてF、もしくはYを保持し; 位置62においてF、もしくはWを保持し; 位置63においてA、もしくはDを保持し; 位置64においてD,I、もしくはVを保持し; 位置65においてD,E,N、もしくはSを保持し; 位置68においてD,N,P、もしくはTを保持し; 位置69においてA,S、もしくはTを保持し; 位置70においてL、もしくはYを保持し; 位置71においてA、もしくはGを保持し; 位置72においてF,W、もしくはYを保持し; 位置73においてA、もしくはGを保持し; 位置74においてA、もしくはFを保持し; 位置75においてA,G,T、もしくはVを保持し; 位置79においてG、もしくはTを保持し; 位置82においてE、もしくは*を保持し; 位置88においてA,G,Q、もしくはRを保持し; 位置90においてF、もしくはYを保持し; 位置92においてA、もしくはLを保持し; 位置93においてE,Q、もしくはTを保持し; 位置95においてE、もしくはTを保持し; 位置95jにおいてP、もしくは*を保持し; 位置96においてS、もしくはTを保持し; 位置97においてA,G、もしくはTを保持し; 位置98においてA、もしくはPを保持し; 位置99においてL、もしくはVを保持し; 位置104においてL、もしくはMを保持し; 位置106においてF、もしくはVを保持し; 位置110においてN、もしくはSを保持し; 位置111においてI,T、もしくはVを保持し; 位置113においてG、もしくはYを保持し; 位置115においてL、もしくはVを保持し; 位置116においてG,Q、もしくはSを保持し; 位置118においてG,N,Q、もしくはTを保持し; 位置119においてH,N、もしくはQを保持し; 位置129においてL、もしくはVを保持し; 位置131においてA,I、もしくはLを保持し; 位置132においてA,P、もしくはTを保持し; 位置133においてD,K,N、もしくはQを保持し; 位置134においてA、もしくはGを保持し; 位置138においてE、もしくはQを保持し; 位置145においてA,D,N、もしくはQを保持し; 位置146においてQ、もしくはRを保持し; 位置150bにおいてA、もしくは*を保持し; 位置152においてD、もしくはSを保持し; 位置153においてA,K,L、もしくはRを保持し; 位置163においてL,V、もしくはWを保持し; 位置166においてG、もしくはSを保持し; 位置169においてF、もしくはWを保持し; 位置170においてF、もしくはRを保持し; 位置171においてA,F、もしくはYを保持し; 位置172においてD,E、もしくはSを保持し; 位置173においてE、もしくはWを保持し; 位置174においてF,M、もしくはWを保持し; 位置177においてA、もしくはNを保持し; 位置178においてD、もしくはPを保持し; 位置179においてN、もしくはVを保持し; 位置180においてL、もしくはPを保持し; 位置193においてI、もしくはLを保持し; 位置196においてI,K、もしくはRを保持し;及び/又は 位置197においてS、もしくはTを保持する ことを特徴とするセルラーゼ変異体。 26.変化した陰イオン性界面活性剤センシティビティーを有するセルラーゼ変 異体であって、次の位置:2,4,7,8,10,13,15,19,20,21,25,26, 29,32,33,34,35,37,40,42,42a,43,44,48,53,54,55,58,59,63 ,64,65,66,67,70,72,76,79,80,82,84,86,88,90,91,93,95,95 d,95h,95j,97,100,101,102,103,113,114,117,119,121,133,13 6,137,138,139,140a,141,143a,145,146,147,150e,150j,151,152, 153,154,155,156,157,158,159,160c,160e,160k,161,162,164,165 ,168,170,171,172,173,175,176,178,181,183,184,185,186,188, 191,192,195,196,200、及び/又は201(セルラーゼナンバリング)の1又は複 数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られるセルラー ゼ変異体。 27.次の位置:17,85,86,87,88、及び/又は89(セルラーゼナンバリング )の1又は複数においてアミノ酸残基が置換されているセルラーゼ変異体。 28.次の変異:D42W,D42Y、又はL70Yの1又は複数が導入されているヒュミコ ラ・インソレンスEGV変異体。 29.次の変異:P19A,G20K,Q44K,N48E,Q119H又はQ146Rの1又は複数が導入 されているチエラビア・テルレストリスセルラーゼ変異体。 30.チエラビア・テルレストリス/Q119H変異体。 31.次の変異:Y4R,H15S,N119Q又はQ146Rの1又は複数が導入されているシ ュードモナス・フルオレセンスセルラーゼ変異体。 32.次の変異:V4R,T132a*,Q133D又はQ146Rの1又は複数が導入されている クリニペルリス・スカベルラセルラーゼ変異体。 33.アミノ酸置換、欠失又は挿入によりセルロース分解酵素の特性を改良する ための方法であって、 a.プロテイン・データ・バンク・エントリー4ENGから知られるヒュミコラ・ インソレンスからのエンドグルカナーゼV(EGV、に似た3次元構造を有すること が知られている少くとも2のアミノ酸配列の多重アラインメントを構築するステ ップと; b.前記EGVの構造に基づきセルロース分解酵素の相同性で構築した3次元構 造を構築するステップと; c.5Å以内の基質結合クレフトからの距離内に存在するアミノ酸残基位置を 同定するステップと; d.前記酵素の表面が露出したアミノ酸残基を同定するステップと; e.前記酵素の全ての荷電した又は潜在的に荷電したアミノ酸残基位置を同定 するステップと; f.アミノ酸残基を置換し、欠失させ、又は挿入を行う1又は複数の位置を選 択するステップと; g.慣用的なタンパク質工学技術を用いることにより、置換、欠失又は挿入を 行うステップと; を含む方法。 34.ステップfが、ステップaのアラインメントの結果として、アラインされ た配列の大部分において同じアミノ酸残基を有する位置を選択することにより行 われることを特徴とする請求項33に記載の方法。 35.ステップfが、ステップaのアラインメントの結果として、アラインされ た配列の少くとも63%において同じアミノ酸残基を有する位置を選択することに より行われることを特徴とする請求項33に記載の方法。 36.ステップfが、アラインされた配列において、異なるアミノ酸残基を有す る位置を選択することにより行われることを特徴とする請求項34又は35に記載の 方法。 37.5Å以内の基質結合クレフトからの距離に存在するアミノ酸残基位置にお いて置換、欠失又は挿入を行うことにより天然の親セルラーゼの比活性を改良す る方法。 38.3Å以内の基質結合クレフトからの距離に存在するアミノ酸残基位置にお いて置換、欠失又は挿入を行うことにより天然の親セルラーゼの比活性を改良す る方法。 39.2.5Å以内の基質結合クレフトからの距離に存在するアミノ酸残基位置に おいて置換、欠失又は挿入を行うことにより天然の親セルラーゼの比活性を改良 する方法。 40.5Å以内の基質結合クレフトからの距離に存在するアミノ酸残基位置にお いて、又は酵素の表面に露出したアミノ酸残基位置において、置換、欠失又は挿 入を行うことにより、局所的に又は全体的に静電環境を変えることにより天然の 親セルラーゼのpH活性プロフィール、pH活性至適性、pH安定性プロフィール、又 はpH安定性至適性を変える方法。 41.3Å以内の基質結合クレフトからの距離に存在するアミノ酸残基位置にお いて、又は酵素の表面に露出したアミノ酸残基位置において、置換、欠失又は挿 入を行うことにより、局所的に又は全体的に静電環境を変えることにより天然の 親セルラーゼのpH活性プロフィール、pH活性至適性、pH安定性プロフィール、又 はpH安定性至適性を変える方法。 42.2.5Å以内の基質結合クレフトからの距離に存在するアミノ酸残基位置に おいて、又は酵素の表面に露出したアミノ酸残基位置において、置換、欠失又は 挿入を行うことにより、局所的に又は全体的に静電環境を変えることにより天然 の親セルラーゼのpH活性プロフィール、pH活性至適性、pH安定性プロフィール、 又はpH安定性至適性を変える方法。 43.もとの残基又は置換した残基が荷電した又は潜在的に荷電した残基である 置換が行われることを特徴とする請求項40〜42のいずれかに記載の方法。 44.酵素の1又は複数の表面に露出したアミノ酸残基位置において置換、欠失 又は挿入を行うことにより局所的に又は全体的に静電環境を変えることにより陰 イオン性界面活性剤又は陰イオン性界面活性剤成分の存在下での天然の親セルラ ーゼの安定性を変える方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 クリスチャンセン,ラルス デンマーク国,デーコー―2880 バグスバ エルト,ノボ アレ (72)発明者 ダムガールト,ボー デンマーク国,デーコー―2880 バグスバ エルト,ノボ アレ (72)発明者 フォン デル オステン,クラウス デンマーク国,デーコー―2880 バグスバ エルト,ノボ アレ,ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.セルロース分解活性を示す触媒コアドメインを含む酵素変異体であって、 該変異体は、天然の親セルラーゼから、アミノ酸残基置換、挿入もしくは欠失又 はそれらの組合せにより得られ、そして −位置5(セルラーゼナンバリング)において、アラニン残基(A)、セリン 残基(S)、又はトレオニン残基(T)を保持し; −位置8(セルラーゼナンバリング)において、フェニルアラニン残基(F) 、又はチロシン残基(Y)を保持し; −位置9(セルラーゼナンバリング)において、フェニルアラニン残基(F) 、トリプトファン残基(W)、又はチロシン残基(Y)を保持し; −位置10(セルラーゼナンバリング)において、アスパラギン酸残基(D)を 保持し; −位置121(セルラーゼナンバリング)において、アスパラギン酸残基(D)を 保持する ことを特徴とする酵素変異体。 2.位置119(セルラーゼナンバリング)において、ヒスチジン(H)、アスパ ラギン酸(D)、アスパラギン(N)、グルタミン(Q)、アルギニン(R)、 及びフェニルアラニン(F)からなる群から;好ましくはヒスチジン(H)及び アスパラギン酸(D)からなる群から選択されるアミノ酸残基を保持することを 特徴とする請求項1に記載の変異体。 3.位置6(セルラーゼナンバリング)において、トレオニン(T)及びセリ ン(S)からなる群から選択されるアミノ酸残基を保持することを特徴とする請 求項1又は2に記載の変異体。 4.位置7(セルラーゼナンバリング)において、アルギニン( R)、ロイシン(L)、イソロイシン(I)、トリプトファン(W)、及びリシ ン(K)からなる群から、好ましくはアルギニン(R)、ロイシン(L)及びイ ソロイシン(I)からなる群から選択されるアミノ酸残基を保持することを特徴 とする請求項1〜3のいずれかに記載の変異体。 5.変異体が、次のジスルフィド架橋:C11-C135;C12-C47;C16-C86;C31-C56;C 87-C199;C89-C189;及びC156-C167(セルラーゼナンバリング)のうちの4又はそれ 超を保持することを特徴とするセルラーゼ変異体。 6.変異体が、次のジスルフィド架橋:C11-C135;C12-C47;C16-C86;C31-C56;C 87-C199;C89-C189;及びC156-C167(セルラーゼナンバリング)のうちの5又はそれ 超を保持することを特徴とする請求項5に記載のセルラーゼ変異体。 7.変異体が、次のジスルフィド架橋:C11-C135;C12-C47;C16-C86;C31-C56;C 87-C199;C89-C189;及びC156-C167(セルラーゼナンバリング)のうちの6又はそれ 超を保持することを特徴とする請求項6に記載のセルラーゼ変異体。 8.システイン残基が、位置16,86,87,89,189、及び/又は199(セルラー ゼナンバリング)のうちの1又は複数において、異なる天然のアミノ酸残基によ り置換されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のセルラーゼ 変異体。 9.ヒュミコラ・インソレンスエンドグルカナーゼV(EGV)から得られる次の 変異体:C12G/C47M,C47G,C87M/C199G及びC16M/C86Gからなる群から選択さ れる請求項5〜7のいずれかに記載のセルラーゼ変異体。 10.セルラーゼの熱安定性を減少させる方法であって、C11-C135;C12-C47;C16 -C86;C31-C56;C87-C199;C89-C189;及びC156-C 167(セルラーゼナンバリング)からなる群から選択される1又は複数のジスルフ ィド架橋のアミノ酸置換、欠失又は挿入による除去を含む方法。 11.基質から酵素−基質相互作用する距離内の位置において基質結合クレフト 内に位置した1又は複数のアミノ酸残基における置換、挿入及び/又は欠失によ り親セルラーゼから得られるセルラーゼ変異体。 12.基質から5Å以内の距離において基質結合クレフト内に位置した1又は複 数のアミノ酸残基における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得 られることを特徴とする請求項11に記載のセルラーゼ変異体。 13.次の位置:4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,18, 19,20,21,21a,42,44,45,47,48,49,49a,49b,74,82,95j,110 ,111,112,113,114,115,116,119,121,123,127,128,129,130,131, 132,132a,133,145,146,147,148,149,150b,178、及び/又は179(セルラ ーゼナンバリング)の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セ ルラーゼから得られる請求項12に記載のセルラーゼ変異体。 14.次の位置:4,5,13,14,15,16,19,20,21,21a,42,44,47,48 ,49,49a,49b,74,82,95j,110,111,113,115,116,119,123,129, 131,132a,133,145,146,150b,178、及び/又は179(セルラーゼナンバリン グ)の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得 られる請求項12に記載のセルラーゼ変異体。 15.ヒュミコラ・インソレンスエンドグルカナーゼV(EGV)から得られる次の 変異体:T6S,R7I,R7W,Y8F,W9F,C12M/C47G,W18Y,W18F,S45T,S45N,D11 4N,F132D,Y147D,Y147C,Y147W,Y14 7V,Y147R,Y147G,Y147Q,Y147N,Y147K,Y147H,Y147F及びY147Sからなる群か ら選択される請求項13に記載のセルラーゼ変異体。 16.ヒュミコラ・インソレンスエンドグルカナーゼV(EGV)から得られる次の 変異体:R4H,R4Q,K13L,K13R,K13Q,P14A,P14T,S15T,S15H,C16M/C86G, A19P,A19T,A19G,A19S,K20G,D42Y,D42W,C47G,E48D,E48Q,E48D/P49*, E48N/P49*,S110N,L115I,G116D,H119R,H119Q,H119F,N123A,N123M,N123 Q,N123Y,N123D,V129L,D133N及びD178Nからなる群から選択される請求項13に 記載のセルラーゼ変異体。 17.基質から3Å以内の距離において基質結合クレフト内に位置した1又は複 数のアミノ酸残基における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得 られることを特徴とする請求項11に記載のセルラーゼ変異体。 18.次の位置:6,7,8,10,12,13,14,15,18,20,21,45,48,74, 110,111,112,113,114,115,119,121,127,128,129,130,131,132,13 2a,146,147,148,150b,178、及び/又は179(セルラーゼナンバリング)の1又 は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られる請求 項17に記載のセルラーゼ変異体。 19.次の位置:13,14,15,20,21,48,74,110,111,113,115,119,129 ,131,146,150b,178、及び/又は179(セルラーゼナンバリング)の1又は複数 における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから得られる請求項17に 記載のセルラーゼ変異体。 20.表1に示される11残基のうちの7〜10アミノ酸残基の位置が同一である表 1に記載の1又は複数の位置においてアミノ酸残基が、保存されたアミノ酸残基 に変換されているセルラーゼ変異体。 21.次の位置:13,14,15,20,21,22,24,28,32,34,45,48,50,53, 54,62,63,64,65,66,68,69,70,71,72,73,74,75,79,85,88,90, 92,93,95,96,97,98,99,104,106,110,111,113,115,116,118,119 ,131,134,138,140,146,152,153,163,166,169,170,171,172,173, 174,174,177,178,179,180,193,196、及び/又は197(セルラーゼナンバリ ング)の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラーゼから 得られる請求項20に記載のセルラーゼ変異体。 22.次の変異(セルラーゼナンバリング): K13LもしくはL13K; P14AもしくはA14P; S15HもしくはH15S; K20E,K20G,K20A,E20K,G20K,A20K,E20G,E20A,G20E,A20E,G20A、もし くはA20G; K21NもしくはN21K; A22G,A22P,G22A,P22A,G22P、もしくはP22G; V24*,V24L,*24V,L24V,*24L、もしくはL24*; V28A,V28L,A28V,L28V,A28L、もしくはL28A; N32D,N32S,N32K,D32N,S32N,K32N,D32S,D32K,S32D,K32D,S32K、もし くはK32S; N34DもしくはD34N; I38L,I38F,I38Q,L38I,F38I,Q38I,L38F,L38Q,F38L,Q38L,F38Q、もし くはQ38F; S45NもしくはN45S; G46SもしくはS46G; E48D,E48N,D48E,N48E,D48N、もしくはN48D; G50NもしくはN50G; A53S,A53G,A53K,S53A,G53A,K53A,S53G,S53K,G53S,K53S,G53K、もし くはK53G; Y54FもしくはF54Y; W62FもしくはF62W; A63DもしくはD63A; V64I,V64D,I64V,D64V,I64D、もしくはD64I; N65S,N65D,N65E,S65N,D65N,E65N,S65D,S65E,D65S,E65S,D65E、もし くはE65D; D66N,D66P,D66T,N66D,P66D,T66D,N66P,N66T,P66N,T66N,P66T、もし くはT66P; F68V,F68L,F68T,F68P,V68F,L68F,T68F,P68F,V68L,V68T,V68P,L68V ,T68V,P68V,L68T,L68P,T68L,P68L,T68P、もしくはP68T; A69S,A69T,S69A,T69A,S69T、もしくはT69S; L70YもしくはY70L; G71AもしくはA71G; F72W,F72Y,W72F,Y72F,W72Y、もしくはY72W; A73GもしくはG73A; A74FもしくはF74A; T75V,T75A,T75G,V75T,A75T,G75T,V75A,V75G,A75V,G75V,A75GNもし くはG75A; G79TもしくはT79G; W85TもしくはT85W; A88Q,A88G,A88R,Q88A,G88A,R88A,Q88G,Q88R,G88Q,R88Q,G88RNもし くはR88G; Y90FもしくはF90Y; L92AもしくはA92L; T93Q,T93E,Q93T,E93T,Q93E、もしくはE93Q; T95EもしくはE95T; S96TもしくはT96S; G97T,G97A,T97G,A97G,T97A、もしくはA97T; P98AもしくはA98P; V99LもしくはL99V; M104LもしくはL104M; V106FもしくはF106V; S110NもしくはN110S; T111I,T111V,I111T,V111T,I111V、もしくはV111I; G113YもしくはY113G; L115VもしくはV115L; G116S,G116Q,S116G,Q116G,S116Q、もしくはQ116S; N118T,N118G,N118Q,T118N,G118N,Q118N,T118G,T118Q,G118T,Q118T, G118QNもしくはQ118G; H119Q,H119N,Q119H、もしくはN119H; V129LもしくはL129V; I131L,I131A,L131I,A131I,Ll31A、もしくはA131L; G134AもしくはA134G; Q138EもしくはE138Q; G140NもしくはN140G; R146QもしくはQ146R; S152DもしくはD152S; R153K,R153L,R153A,K153R,L153R,A153R,K153L,K153A,L153K,A153K, L153A、もしくはA153L; L163V,L163W,V163L,W163L,V163WNもしくはW163V; G166SもしくはS166G; W169FもしくはF169W; R170FもしくはF170R; F171Y,F171A,Y171F,A171F,Y171A、もしくはA171Y; D172E,D172S,E172D,S172D,E172S、もしくはS172E; W173EもしくはE173W; F174M,F174W,M174F,W174F,Ml74W、もしくはW174M; A177NもしくはN177A; D178PもしくはP178D; N179VもしくはV179N; P180LもしくはL180P; L193IもしくはI193L; R196I,R196K,I196R,K196R,I196K、もしくはK196I;及び/又は T197SもしくはS197T の1又は複数を含む請求項21に記載のセルラーゼ変異体。 23.次の位置(セルラーゼナンバリング)の1又は複数における置換、挿入及 び/又は欠失により親セルラーゼから得られるセルラーゼ変異体であって、 位置4においてR,H,K,Q,V,Y、もしくはMを保持し; 位置5においてS,T、もしくはAを保持し; 位置13においてK、もしくはLを保持し; 位置14においてP、もしくはAを保持し; 位置15においてH、もしくはSを保持し; 位置16においてC、もしくはAを保持し; 位置19においてA,D,S,P,T、もしくはEを保持し; 位置20においてA,E,G、もしくはKを保持し; 位置21においてK、もしくはNを保持し; 位置21aにおいてVもしくは*を保持し; 位置22においてA,G、もしくはPを保持し; 位置24においてL,V、もしくは*を保持し; 位置28においてA,L、もしくはVを保持し; 位置32においてD,K,N、もしくはSを保持し; 位置34においてDもしくはNを保持し; 位置38においてF,I,L、もしくはQを保持し; 位置42においてD,G,T,N,S,K、もしくは*を保持し; 位置44においてK,V,R,Q,G、もしくはPを保持し; 位置45においてN、もしくはSを保持し; 位置46においてG、もしくはSを保持し; 位置47においてC、もしくはQを保持し; 位置48においてD,E,N、もしくはSを保持し; 位置49においてP,S,A,G、もしくは*を保持し; 位置49aにおいてC、もしくは*を保持し; 位置49bにおいてN、もしくは*を保持し; 位置50においてG、もしくはNを保持し; 位置53においてA,G,K、もしくはSを保持し; 位置54においてF、もしくはYを保持し; 位置62においてF、もしくはWを保持し; 位置63においてA、もしくはDを保持し; 位置64においてD,I、もしくはVを保持し; 位置65においてD,E,N、もしくはSを保持し; 位置68においてD,N,P、もしくはTを保持し; 位置69においてA,S、もしくはTを保持し; 位置70においてL、もしくはYを保持し; 位置71においてA、もしくはGを保持し; 位置72においてF,W、もしくはYを保持し; 位置73においてA、もしくはGを保持し; 位置74においてA、もしくはFを保持し; 位置75においてA,G,T、もしくはVを保持し; 位置79においてG、もしくはTを保持し; 位置82においてE、もしくは*を保持し; 位置88においてA,G,Q、もしくはRを保持し; 位置90においてF、もしくはYを保持し; 位置92においてA、もしくはLを保持し; 位置93においてE,Q、もしくはTを保持し; 位置95においてE、もしくはTを保持し; 位置95jにおいてP、もしくは*を保持し; 位置96においてS、もしくはTを保持し; 位置97においてA,G、もしくはTを保持し; 位置98においてA、もしくはPを保持し; 位置99においてL、もしくはVを保持し; 位置104においてL、もしくはMを保持し; 位置106においてF、もしくはVを保持し; 位置110においてN、もしくはSを保持し; 位置111においてI,T、もしくはVを保持し; 位置113においてG、もしくはYを保持し; 位置115においてL、もしくはVを保持し; 位置116においてG,Q、もしくはSを保持し; 位置118においてG,N,Q、もしくはTを保持し; 位置119においてH,N、もしくはQを保持し; 位置129においてL、もしくはVを保持し; 位置131においてA,I、もしくはLを保持し; 位置132においてA,P、もしくはTを保持し; 位置133においてD,K,N、もしくはQを保持し; 位置134においてA、もしくはGを保持し; 位置138においてE、もしくはQを保持し; 位置145においてA,D,N、もしくはQを保持し; 位置146においてQ、もしくはRを保持し; 位置150bにおいてA、もしくは*を保持し; 位置152においてD、もしくはSを保持し; 位置153においてA,K,L、もしくはRを保持し; 位置163においてL,V、もしくはWを保持し; 位置166においてG、もしくはSを保持し; 位置169においてF、もしくはWを保持し; 位置170においてF、もしくはRを保持し; 位置171においてA,F、もしくはYを保持し; 位置172においてD,E、もしくはSを保持し; 位置173においてE、もしくはWを保持し; 位置174においてF,M、もしくはWを保持し; 位置177においてA、もしくはNを保持し; 位置178においてD、もしくはPを保持し; 位置179においてN、もしくはVを保持し; 位置180においてL、もしくはPを保持し; 位置193においてI、もしくはLを保持し; 位置196においてI,K、もしくはRを保持し;及び/又は 位置197においてS、もしくはTを保持する ことを特徴とするセルラーゼ変異体。 24.変化した陰イオン性界面活性剤センシティビティーを有するセルラーゼ変 異体であって、次の位置:2,4,7,8,10,13, 15,19,20,21,25,26,29,32,33,34,35,37,40,42,42a,43,44,48 ,53,54,55,58,59,63,64,65,66,67,70,72,76,79,80,82,84,86 ,88,90,91,93,95,95d,95h,95j,97,100,101,102,103,113,114 ,117,119,121,133,136,137,138,139,140a,141,143a,145,146,147 ,150e,150j,151,152,153,154,155,156,157,158,159,10c,160e,16 0k,161,162,164,165,168,170,171,172,173,175,176,178,181,183 ,184,185,186,188,191,192,195,196,200、及び/又は201(セルラーゼ ナンバリング)の1又は複数における置換、挿入及び/又は欠失により親セルラ ーゼから得られるセルラーゼ変異体。 25.次の位置:17,85,86,87,88、及び/又は89(セルラーゼナンバリング )の1又は複数においてアミノ酸残基が置換されているセルラーゼ変異体。 26.次の変異:D42W,D42Y、又はL70Yの1又は複数が導入されているヒュミコ ラ・インソレンスEGV変異体。 27.次の変異:P19A,G20K,Q44K,N48E,Q119H又はQ146Rの1又は複数が導入 されているチエラビア・テルレストリスセルラーゼ変異体。 28.チエラビア・テルレストリス/Q119H変異体。 29.次の変異:Y4R,H15S,N119Q又はQ146Rの1又は複数が導入されているシ ュードモナス・フルオレセンスセルラーゼ変異体。 30.次の変異:V4R,T132a*,Q133D又はQ146Rの1又は複数が導入されている クリニペルリス・スカベルラセルラーゼ変異体。 31.アミノ酸置換、欠失又は挿入によりセルロース分解酵素の特性を改良する ための方法であって、 a.プロテイン・データ・バンク・エントリー4ENGから知られる ヒュミコラ・インソレンスからのエンドグルカナーゼV(EGV)に似た3次元構造 を有することが知られている少くとも2のアミノ酸配列の多重アラインメントを 構築するステップと; b.前記EGVの構造に基づきセルロース分解酵素の相同性で構築した3次元構 造を構築するステップと; c.5Å以内の基質結合クレフトからの距離内に存在するアミノ酸残基位置を 同定するステップと; d.前記酵素の表面が露出したアミノ酸残基を同定するステップと; e.前記酵素の全ての荷電した又は潜在的に荷電したアミノ酸残基位置を同定 するステップと; f.アミノ酸残基を置換し、欠失させ、又は挿入を行う1又は複数の位置を選 択するステップと; g.慣用的なタンパク質工学技術を用いることにより、置換、欠失又は挿入を 行うステップと; を含む方法。 32.ステップfが、ステップaのアラインメントの結果として、アラインされ た配列の大部分、好ましくはアラインされた配列の少くとも63%において同じア ミノ酸残基を有する位置を選択することにより行われることを特徴とする請求項 31に記載の方法。 33.ステップfが、アラインされた配列において、異なるアミノ酸残基を有す る位置を選択することにより行われることを特徴とする請求項32に記載の方法。 34.5Å以内、より好ましくは3Å以内、更により好ましくは2.5Å以内の基 質結合クレフトからの距離に存在するアミノ酸残基位置において置換、欠失又は 挿入を行うことにより天然の親セルラーゼの比活性を改良する方法。 35.5Å以内、より好ましくは3Å以内、更により好ましくは2.5Å以内の基 質結合クレフトからの距離に存在するアミノ酸残基位置において、又は酵素の表 面に露出したアミノ酸残基位置において、置換、欠失又は挿入を行うことにより 、好ましくはもとの残基又は置換残基のいずれかが荷電した又は潜在的に荷電し た残基であることに関連する置換により、局所的に又は全体的に静電環境を変え ることにより天然の親セルラーゼのpH活性プロフィール、pH活性至適性、pH安定 性プロフィール、又はpH安定性至適性を変える方法。 36.酵素の1又は複数の表面に露出したアミノ酸残基位置において置換、欠失 又は挿入を行うことにより局所的に又は全体的に静電環境を変えることにより陰 イオン性界面活性剤又は陰イオン性界面活性剤成分の存在下での天然の親セルラ ーゼの安定性を変える方法。
JP51420098A 1996-09-17 1997-09-17 セルラーゼ変異体 Expired - Fee Related JP3532576B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DK1013/96 1996-09-17
DK101396 1996-09-17
PCT/DK1997/000393 WO1998012307A1 (en) 1996-09-17 1997-09-17 Cellulase variants

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003193696A Division JP2004065255A (ja) 1996-09-17 2003-07-08 セルラーゼ変異体組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000514311A true JP2000514311A (ja) 2000-10-31
JP3532576B2 JP3532576B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=8100020

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51420098A Expired - Fee Related JP3532576B2 (ja) 1996-09-17 1997-09-17 セルラーゼ変異体
JP2003193696A Pending JP2004065255A (ja) 1996-09-17 2003-07-08 セルラーゼ変異体組成物

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003193696A Pending JP2004065255A (ja) 1996-09-17 2003-07-08 セルラーゼ変異体組成物

Country Status (10)

Country Link
US (6) US20030092097A1 (ja)
EP (2) EP1726644A1 (ja)
JP (2) JP3532576B2 (ja)
CN (2) CN100362100C (ja)
AT (1) ATE324437T1 (ja)
AU (1) AU4200797A (ja)
BR (1) BR9711479B1 (ja)
CA (1) CA2265914C (ja)
DE (1) DE69735767T2 (ja)
WO (1) WO1998012307A1 (ja)

Families Citing this family (697)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6271295B1 (en) * 1996-09-05 2001-08-07 General Electric Company Emulsions of silicones with non-aqueous hydroxylic solvents
ATE324437T1 (de) * 1996-09-17 2006-05-15 Novozymes As Cellulasevarianten
EP1002061A1 (en) * 1997-07-04 2000-05-24 Novo Nordisk A/S FAMILY 6 ENDO-1,4-$g(b)-GLUCANASE VARIANTS AND CLEANING COMPOSIT IONS CONTAINING THEM
US6407046B1 (en) 1998-09-03 2002-06-18 Genencor International, Inc. Mutant EGIII cellulase, DNA encoding such EGIII compositions and methods for obtaining same
US6187732B1 (en) * 1998-09-03 2001-02-13 Genencor International, Inc. Mutant EGIII cellulase, DNA encoding such EGIII compositions and methods for obtaining same
AU5685699A (en) * 1998-09-03 2000-03-27 Genencor International, Inc. Egiii-like cellulase compositions, dna encoding such egiii compositions and methods for obtaining same
AU6230099A (en) 1998-10-23 2000-05-15 Meiji Seika Kaisha Ltd. Endoglucanases and cellulase preparations containing the same
TR200101497T2 (tr) 1998-11-27 2001-11-21 Novozymes A/S Lipolitik enzim varyantları
US6268328B1 (en) 1998-12-18 2001-07-31 Genencor International, Inc. Variant EGIII-like cellulase compositions
US6579841B1 (en) 1998-12-18 2003-06-17 Genencor International, Inc. Variant EGIII-like cellulase compositions
EP1803817B1 (en) 1998-12-18 2011-04-06 Novozymes A/S Subtilase enzymes of the I-S1 and I-S2 sub-groups having an additional amino acid residue in an active site loop region
ES2532606T3 (es) 1999-03-31 2015-03-30 Novozymes A/S Polipéptidos con actividad de alfa-amilasa alcalina y ácidos nucleicos que los codifican
AU3419200A (en) 1999-03-31 2000-10-23 Novozymes A/S Polypeptides having alkaline alpha-amylase activity and nucleic acids encoding same
WO2000070031A1 (en) * 1999-05-19 2000-11-23 Midwest Research Institute E1 endoglucanase variants y245g, y82r and w42r
ATE408679T1 (de) 1999-05-20 2008-10-15 Novozymes As Subtilase enzyme der i-s1 und i-s2 untergruppen mit mindestens einer zusätzlichen aminosäure zwischen position 127 und 128
AU4393000A (en) 1999-05-20 2000-12-12 Novozymes A/S Subtilase enzymes of the i-s1 and i-s2 sub-groups having at least one additionalamino acid residue between positions 128 and 129
EP1183343B2 (en) 1999-05-20 2013-11-27 Novozymes A/S Subtilase enzymes of the i-s1 and i-s2 sub-groups having at least one additional amino acid residue between positions 125 and 126
AU4392700A (en) 1999-05-20 2000-12-12 Novozymes A/S Subtilase enzymes of the i-s1 and i-s2 sub-groups having at least one additionalamino acid residue between positions 129 and 130
EP1183340B1 (en) 1999-05-20 2008-09-03 Novozymes A/S Subtilase enzymes of the i-s1 and i-s2 sub-groups having at least one additional amino acid residue between positions 126 and 127
WO2000071685A1 (en) 1999-05-20 2000-11-30 Novozymes A/S Subtilase enzymes of the i-s1 and i-s2 sub-groups having at least one additional amino acid residue between positions 132 and 133
EP2206786A1 (en) 1999-08-31 2010-07-14 Novozymes A/S Novel proteases and variants thereof
EP1297004A2 (en) 2000-06-15 2003-04-02 Prokaria ehf. Thermostable cellulase
CN100591763C (zh) 2000-08-21 2010-02-24 诺维信公司 枯草杆菌酶
US20040091994A1 (en) 2000-10-13 2004-05-13 Carsten Andersen Alpha-amylase variant with altered properties
AU2002210379A1 (en) 2000-10-13 2002-04-22 Novozymes A/S Subtilase variants
DE60234523D1 (de) 2001-05-15 2010-01-07 Novozymes As Alpha-amylasevariante mit veränderten eigenschaften
US20030051836A1 (en) * 2001-05-21 2003-03-20 Novozymes A/S Enzymatic hydrolysis of a polymer comprising vinyl acetate monomer
EP2277997B1 (en) 2001-06-26 2013-09-18 Novozymes A/S Polypeptides having cellobiohydrolase I activity and polynucleotides encoding same
DK200101090A (da) 2001-07-12 2001-08-16 Novozymes As Subtilase variants
AU2003214037A1 (en) 2002-03-27 2003-10-08 Novozymes A/S Granules with filamentous coatings
JP4897186B2 (ja) * 2002-03-27 2012-03-14 花王株式会社 変異アルカリセルラーゼ
CN100529066C (zh) 2002-07-01 2009-08-19 诺维信公司 在发酵过程中加入单丙二醇
WO2004031378A2 (en) 2002-10-01 2004-04-15 Novozymes A/S Family gh 61 polypeptides
EP1571207B1 (en) * 2002-10-31 2008-12-10 Meiji Seika Kaisha Ltd. Novel cellulase tolerant to surfactants
TWI319007B (en) 2002-11-06 2010-01-01 Novozymes As Subtilase variants
BRPI0317124B1 (pt) 2002-12-11 2016-05-17 Novozymes As composição detergente, e, processos para lavar um tecido e uma superfície dura
ES2331067T5 (es) 2002-12-20 2013-12-26 Novozymes A/S Polipéptidos que tienen actividad celobiohidrolasa II y polinucleótidos para su codificación
JP2006517990A (ja) 2003-01-27 2006-08-03 ノボザイムス アクティーゼルスカブ 粒体の安定化
EP1923455A3 (en) 2003-02-18 2009-01-21 Novozymes A/S Detergent compositions
ES2347658T3 (es) 2003-05-02 2010-11-03 Novozymes Inc. Variantes de beta-glucosidasas.
CA2538349C (en) 2003-06-25 2014-08-12 Novozymes A/S Polypeptides having alpha-amylase activity and polynucleotides encoding same
DK2377931T3 (da) 2003-08-25 2013-07-08 Novozymes Inc Varianter af glycosidhydrolase
BRPI0414959A (pt) 2003-10-10 2006-11-07 Novozymes As variante de uma protease precursora, sequência de ácido nucleico isolado, construção de ácido nucleico, vetor de expressão e célula hospedeira recombinantes, métodos para produzir a variante de protease, para melhorar o valor nutricional de uma ração animal, e para tratar proteìnas, planta transgênica, ou parte da planta, animal transgênico, não humano, ou produtos, ou elementos deste, aditivo e composição de ração animal, uso da variante de protease e/ou da composição, protease, e, estrutura 3d
EP1678296B1 (en) 2003-10-23 2011-07-13 Novozymes A/S Protease with improved stability in detergents
ES2437198T3 (es) 2003-10-28 2014-01-09 Novozymes Inc. Polipéptidos con actividad de beta-glucosidasa y polinucleótidos aislados que codifican los polipéptidos
EP1700917B1 (en) * 2003-12-03 2016-04-13 Meiji Seika Pharma Co., Ltd. Endoglucanase stce and cellulase preparation containing the same
DE10360805A1 (de) 2003-12-23 2005-07-28 Henkel Kgaa Neue Alkalische Protease und Wasch- und Reinigungsmittel, enthaltend diese neue Alkalische Protease
JP5059412B2 (ja) 2004-01-06 2012-10-24 ノボザイムス アクティーゼルスカブ アリシクロバシラスsp.のポリペプチド
DK2314605T3 (da) 2004-01-30 2014-06-16 Novozymes Inc Polypeptider med cellulolytisk forøgende aktivitet og polynukleotider, der koder for disse
JP2007521823A (ja) 2004-02-13 2007-08-09 ノボザイムス アクティーゼルスカブ プロテアーゼ変異型
US7148404B2 (en) 2004-05-04 2006-12-12 Novozymes A/S Antimicrobial polypeptides
WO2005123911A2 (en) 2004-06-21 2005-12-29 Novozymes A/S Proteases
JP4955546B2 (ja) 2004-07-05 2012-06-20 ノボザイムス アクティーゼルスカブ 変更された性質を有するα−アミラーゼ変異体
DK1794296T3 (da) 2004-09-21 2012-07-30 Novozymes As Subtilaser
US7811979B2 (en) 2004-09-21 2010-10-12 Novozymes A/S Subtilases
US7741095B2 (en) 2004-09-21 2010-06-22 Novozymes A/S Subtilases
EP2298872A3 (en) 2004-09-30 2011-08-10 Novozymes A/S Polypeptides having lipase activity and polynucleotides encoding same
DE102004047777B4 (de) 2004-10-01 2018-05-09 Basf Se Alpha-Amylase-Varianten mit erhöhter Lösungsmittelstabilität, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung
DE102004047776B4 (de) 2004-10-01 2018-05-09 Basf Se Gegen Di- und/oder Multimerisierung stabilisierte Alpha-Amylase-Varianten, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung
US7824884B2 (en) 2005-04-27 2010-11-02 Novozymes, Inc. Polypeptides having endoglucanase activity and polynucleotides encoding same
FI118340B (fi) * 2005-04-29 2007-10-15 Ab Enzymes Oy Sellulaasifuusioproteiineja, niiden tuotto ja käyttö
US7741093B2 (en) 2005-04-29 2010-06-22 Ab Enzymes Oy Cellulases and their uses
PT1874927E (pt) * 2005-04-29 2014-04-23 Ab Enzymes Oy Celulases melhoradas
WO2007006305A1 (en) 2005-07-08 2007-01-18 Novozymes A/S Subtilase variants
EP2360246A1 (en) 2005-08-16 2011-08-24 Novozymes A/S Polypeptides of strain bacillus SP. P203
ATE530642T1 (de) 2005-08-16 2011-11-15 Novozymes As Subtilasen
NZ589570A (en) 2005-09-30 2012-06-29 Novozymes Inc Methods for enhancing the degradation or conversion of cellulosic material
JP5209478B2 (ja) 2005-09-30 2013-06-12 ノボザイムス アクティーゼルスカブ 酵素の固定化
DE102005053529A1 (de) 2005-11-08 2007-06-21 Henkel Kgaa System zur enzymatischen Generierung von Wasserstoffperoxid
DK1969123T3 (en) * 2005-12-22 2017-08-28 Ab Enzymes Oy Hitherto UNKNOWN ENZYMS
FI120045B (fi) * 2005-12-22 2009-06-15 Roal Oy Selluloosamateriaalin käsittely ja siinä käyttökelpoiset entsyymit
US7256032B2 (en) 2005-12-22 2007-08-14 Ab Enzymes Oy Enzymes
FI119325B (fi) * 2005-12-22 2008-10-15 Ab Enzymes Oy Uusia endoglukanaasi polypeptidejä ja niiden tuotto ja käyttö
DE102006038448A1 (de) 2005-12-28 2008-02-21 Henkel Kgaa Enzym-haltiges Reinigungsmittel
EP1994130A1 (en) 2006-03-02 2008-11-26 Novozymes A/S High capacity encapsulation process
EP1998793A1 (en) 2006-03-22 2008-12-10 Novozymes A/S Use of polypeptides having antimicrobial activity
EP2004789B1 (en) 2006-03-31 2012-08-29 Novozymes A/S A stabilized liquid enzyme composition
BRPI0714870A2 (pt) 2006-07-21 2013-05-28 Novozymes Inc mÉtodo para produzir um polipeptÍdeo secretado tendo atividade biolàgica, proteÍna de fusço isolada, polinucleotÍdeo isolado, construÇço de proteÍna de fusço, vetor de expressço, cÉlula hospedeira féngica, mÉtodos para degradar ou conventer um material celulàsico e para produzir uma substÂncia
EP2066785B1 (en) 2006-08-11 2023-02-01 Novozymes Biologicals, Inc. Bacteria cultures and compositions comprising bacteria cultures
EP2272943B1 (en) 2006-10-06 2018-02-28 Novozymes A/S Detergent compositions and the use of enzyme combinations therein
DE102006055669A1 (de) 2006-11-23 2008-07-17 Henkel Kgaa Enzymzubereitung mit trägergebundenen Antioxidationsmitteln
CA2673527A1 (en) 2006-12-21 2008-07-24 Danisco Us Inc. Compositions and uses for an alpha-amylase polypeptide of bacillus species 195
DE102007003143A1 (de) 2007-01-16 2008-07-17 Henkel Kgaa Neue Alkalische Protease aus Bacillus gibsonii und Wasch- und Reinigungsmittel enthaltend diese neue Alkalische Protease
DE102007008655A1 (de) 2007-02-20 2008-08-21 Henkel Ag & Co. Kgaa Siderophor-Metall-Komplexe als Bleichkatalysatoren
DE102007010785A1 (de) 2007-03-02 2008-09-04 Henkel Ag & Co. Kgaa Verwendung von Superoxid-Dismutasen in Wasch- und Reinigungsmitteln
EP2126089A2 (en) 2007-03-09 2009-12-02 Danisco US, INC., Genencor Division Alkaliphilic bacillus species a-amylase variants, compositions comprising a-amylase variants, and methods of use
DK2500325T3 (da) 2007-03-23 2014-10-06 Novozymes Biologicals Inc Forebyggelse og reducering af biofilmdannelse og planktonformering
DE102007016139A1 (de) 2007-03-30 2008-10-02 Jenabios Gmbh Verfahren zur regioselektiven Oxygenierung von N-Heterozyklen
DE102007017656A1 (de) 2007-04-12 2008-10-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Biheteroaryl-Metallkomplexe als Bleichkatalysatoren
DE102007017654A1 (de) 2007-04-12 2008-10-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Bis(hydroxychinolin)-Metallkomplexe als Bleichkatalysatoren
DE102007017657A1 (de) 2007-04-12 2008-10-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Tris/heterocyclyl)-Metallkomplexe als Bleichkatalysatoren
SG148934A1 (en) 2007-06-11 2009-01-29 Novozymes As A process for combined biopolishing and bleach clean-up
DE102007040326A1 (de) 2007-08-24 2009-02-26 Henkel Ag & Co. Kgaa Wäschevorbehandlungsmittel und -verfahren
DE102007047433A1 (de) 2007-10-04 2009-04-09 Lanxess Deutschland Gmbh Flüssigwasch- und Flüssigreinigungsmittel
DE102007049830A1 (de) 2007-10-16 2009-04-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Neue Proteinvarianten durch zirkulare Permutation
DE102007051092A1 (de) 2007-10-24 2009-04-30 Henkel Ag & Co. Kgaa Subtilisin aus Becillus pumilus und Wasch- und Reinigungsmittel enthaltend dieses neue Subtilisin
AU2008318505A1 (en) * 2007-11-02 2009-05-07 Ceres, Inc. Materials and methods for use in biomass processing
KR20100105849A (ko) 2007-12-19 2010-09-30 노보자임스 에이/에스 셀룰로오스 가수분해 향상 활성을 가지는 폴리펩티드 및 그것을 암호화하는 폴리뉴클레오티드
MX2010009457A (es) * 2008-02-29 2010-09-24 Procter & Gamble Composicion detergente que comprende lipasa.
US20090217463A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-03 Philip Frank Souter Detergent composition comprising lipase
WO2009134670A2 (en) 2008-04-30 2009-11-05 Danisco Us Inc., Genencor Division New chimeric alpha-amylase variants
MX2010013108A (es) 2008-06-06 2010-12-21 Danisco Inc Produccion de glucosa a partir de almidon usando alfa-amilasas de bacillus subtilis.
CA2726274C (en) 2008-06-06 2018-11-20 Danisco Us Inc. Variant alpha-amylases from bacillus subtilis and methods of use, thereof
MX2010013122A (es) 2008-06-06 2011-01-21 Danisco Inc Composicion de enzima de sacarificacion y metodo de sacarificacion de la misma.
US8709777B2 (en) * 2008-06-06 2014-04-29 Novozymes A/S Variants of a family 44 xyloglucanase
EP2628795A1 (en) 2008-06-06 2013-08-21 Danisco US Inc. Compositions and methods comprising cellulase variants with reduced affinity to non-cellulosic materials
DE102008027375A1 (de) 2008-06-09 2009-12-10 Henkel Ag & Co. Kgaa Bacitracin-Metall-Komplexe als Bleichkatalysatoren
GB0810881D0 (en) 2008-06-16 2008-07-23 Unilever Plc Improvements relating to fabric cleaning
EP2149786A1 (en) 2008-08-01 2010-02-03 Unilever PLC Improvements relating to detergent analysis
BRPI0917678B1 (pt) 2008-09-02 2019-09-10 Basf Se processo para a produção de papel, de cartão e de papelão
CN202181298U (zh) 2008-09-12 2012-04-04 荷兰联合利华有限公司 用于粘性液体的分配器和预处理器
ES2667812T3 (es) 2008-11-20 2018-05-14 Novozymes Inc. Polipéptidos que tienen actividad potenciadora amilolítica y polinucleótidos que codifican los mismos
EP2373788A1 (en) 2008-12-04 2011-10-12 Novozymes Inc. Polypeptides having cellulolytic enhancing activity and polynucleotides encoding same
WO2010068650A1 (en) 2008-12-12 2010-06-17 Novozymes, Inc. Polypeptides having lipase activity and polynucleotides encoding same
US8338121B2 (en) 2008-12-19 2012-12-25 Novozymes, Inc. Methods for determining cellulolytic enhancing activity of a polypeptide
WO2010080408A2 (en) 2008-12-19 2010-07-15 Novozymes, Inc. Methods for increasing enzymatic hydrolysis of cellulosic material in the presence of a peroxidase
WO2010080532A1 (en) 2008-12-19 2010-07-15 Novozymes, Inc. Methods for increasing hydrolysis of cellulosic material in the presence of cellobiose dehydrogenase
CN102325889A (zh) 2008-12-19 2012-01-18 诺维信股份有限公司 增加纤维素材料水解的方法
EP2202290A1 (en) 2008-12-23 2010-06-30 Unilever PLC A flowable laundry composition and packaging therefor
CN102388134A (zh) 2009-01-28 2012-03-21 诺维信股份有限公司 具有β-葡糖苷酶活性的多肽和编码该多肽的多核苷酸
WO2010088463A2 (en) 2009-01-30 2010-08-05 Novozymes, Inc. Polypeptides having expansin activity and polynucleotides encoding same
EP2401371A1 (en) 2009-02-27 2012-01-04 Novozymes A/S Mutant cells having reduced expression of metallopeptidase, suitable for recombinant polypeptide production
CN102341495A (zh) 2009-03-10 2012-02-01 丹尼斯科美国公司 巨大芽孢杆菌菌株DSM90相关的α-淀粉酶及其使用方法
CA2752007A1 (en) 2009-03-24 2010-09-30 Novozymes A/S Polypeptides having acetyl xylan esterase activity and polynucleotides encoding same
US8877479B2 (en) 2009-04-08 2014-11-04 Danisco Us Inc. Halomonas strain WDG195-related alpha-amylases, and methods of use, thereof
ES2562003T3 (es) 2009-05-05 2016-03-02 Unilever N.V. Composición de sombreado
DK2435561T3 (en) 2009-05-29 2018-11-05 Novozymes Inc PROCEDURES FOR IMPROVING THE DEGRADATION OR CONVERSION OF CELLULOSE SUBSTANCES
EP2438163B1 (en) 2009-06-02 2015-01-21 Novozymes Inc. Polypeptides having cellobiohydrolase activity and polynucleotides encoding same
CA2767169A1 (en) 2009-07-07 2011-01-13 Novozymes, Inc. Polypeptides having cellulolytic enhancing activity and polynucleotides encoding same
BR112012000531A2 (pt) 2009-07-09 2019-09-24 Procter & Gamble composição detergente para lavagem de roupas catalítica que compreende teores relativamente baixos de eletrólito solúvel em água
CN102471729A (zh) 2009-07-09 2012-05-23 宝洁公司 包含较低含量水溶性电解质的催化性衣物洗涤剂组合物
MX342487B (es) 2009-07-09 2016-09-29 The Procter & Gamble Company * Composicion detergente solida para tratamiento de tela con bajo contenido de aditivo. ligeramente alcalina, que comprende acido ftalimido peroxicaproico.
EP2451922A1 (en) 2009-07-09 2012-05-16 The Procter & Gamble Company Method of laundering fabric using a compacted liquid laundry detergent composition
EP2292725B2 (en) 2009-08-13 2022-08-24 The Procter & Gamble Company Method of laundering fabrics at low temperature
EP3269804B1 (en) 2009-09-17 2020-11-11 Novozymes, Inc. Polypeptides having cellulolytic enhancing activity and polynucleotides encoding same
CN102712916B (zh) 2009-09-18 2015-11-25 诺维信股份有限公司 具有β-葡糖苷酶活性的多肽和编码该多肽的多核苷酸
MX2012003387A (es) 2009-09-25 2012-04-10 Novozymes As Uso de variantes de proteasa.
AU2010299799B2 (en) 2009-09-25 2015-10-29 Novozymes A/S Subtilase variants
BR112012006982B1 (pt) 2009-09-29 2021-12-21 Novozymes, Inc. Célula hospedeira microbiana transgênica, métodos para produzir um polipeptídeo, para produzir um mutante de uma célula precursora, para inibir a expressão de um polipeptídeo, para produzir uma proteína, para degradar ou converter um material celulósico, para produzir um produto de fermentação, para fermentar um material celulósico, construções de ácido nucleico, vetor de expressão, polipeptídeo isolado tendo atividade intensificadora celulolítica, polinucleotídeo isolado que codifica o mesmo, e, composição detergente
CA2775347A1 (en) 2009-09-29 2011-04-07 Novozymes A/S Polypeptides having xylanase activity and polynucleotides encoding same
ES2551141T3 (es) 2009-09-30 2015-11-16 Novozymes Inc. Polipéptidos derivados de Thermoascus crustaceus con actividad de aumento celulolítico y polinucleótidos que codifican los mismos
US8586829B2 (en) 2009-09-30 2013-11-19 Novozymes A/S Polypeptides having cellulolytic enhancing activity and polynucleotides encoding same
BR112012007758B1 (pt) 2009-10-08 2024-01-23 Unilever Ip Holdings B.V Composição de tratamento para lavagem de tecidos e método doméstico de tratamento de tecidos
WO2011045195A1 (en) 2009-10-13 2011-04-21 Unilever Plc Dye polymers
MX356389B (es) 2009-10-23 2018-05-28 Danisco Us Inc Metodos para reducir sacaridos azules.
JP5750113B2 (ja) 2009-10-23 2015-07-15 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 染料ポリマー
US8541651B2 (en) 2009-10-23 2013-09-24 Novozymes, Inc. Cellobiohydrolase variants and polynucleotides encoding same
CA2776336A1 (en) 2009-10-29 2011-05-19 Novozymes, Inc. Polypeptides having cellobiohydrolase activity and polynucleotides encoding same
EP2496693B1 (en) 2009-11-06 2017-10-25 Novozymes, Inc. Polypeptides having cellobiohydrolase activity and polynucleotides encoding same
CN104694517B (zh) 2009-11-06 2019-06-28 诺维信股份有限公司 具有木聚糖酶活性的多肽和编码该多肽的多核苷酸
EP2501792A2 (en) 2009-12-29 2012-09-26 Novozymes A/S Gh61 polypeptides having detergency enhancing effect
EP2521765A1 (en) 2010-01-07 2012-11-14 Unilever PLC Natural shading agents
US9045514B2 (en) 2010-01-22 2015-06-02 Dupont Nutrition Biosciences Aps Methods for producing amino-substituted glycolipid compounds
ZA201205562B (en) 2010-02-09 2013-09-25 Unilever Plc Dye polymers
EP2357220A1 (en) 2010-02-10 2011-08-17 The Procter & Gamble Company Cleaning composition comprising amylase variants with high stability in the presence of a chelating agent
US9896673B2 (en) 2010-02-10 2018-02-20 Novozymes A/S Compositions of high stability alpha amylase variants
CN102741387A (zh) 2010-02-12 2012-10-17 荷兰联合利华有限公司 包含双偶氮调色染料的洗衣处理组合物
EP2536832B1 (en) 2010-02-18 2015-02-25 Danisco US Inc. Amylase from nesterenkonia and methods of use thereof
JP5833576B2 (ja) 2010-02-25 2015-12-16 ノボザイムス アクティーゼルスカブ リゾチームの変異体及びそれをコードするポリヌクレオチド
EP2365054A1 (en) 2010-03-01 2011-09-14 The Procter & Gamble Company Solid laundry detergent composition comprising secondary alcohol-based detersive surfactant
EP2365058A1 (en) 2010-03-01 2011-09-14 The Procter & Gamble Company Solid laundry detergent composition having an excellent anti-encrustation profile
EP2377914B1 (en) 2010-04-19 2016-11-09 The Procter & Gamble Company Mildly alkaline, low-built, solid fabric treatment detergent composition comprising perhydrolase
EP2363456A1 (en) 2010-03-01 2011-09-07 The Procter & Gamble Company Solid laundry detergent composition comprising brightener in micronized particulate form
EP2380957A1 (en) 2010-04-19 2011-10-26 The Procter & Gamble Company Solid laundry detergent composition having a dynamic in-wash ph profile
EP2365059A1 (en) 2010-03-01 2011-09-14 The Procter & Gamble Company Solid laundry detergent composition comprising C.I. fluorescent brightener 260 in alpha-crystalline form
US20110257069A1 (en) 2010-04-19 2011-10-20 Stephen Joseph Hodson Detergent composition
US20110257060A1 (en) 2010-04-19 2011-10-20 Robert Richard Dykstra Laundry detergent composition comprising bleach particles that are suspended within a continuous liquid phase
US20110257062A1 (en) 2010-04-19 2011-10-20 Robert Richard Dykstra Liquid laundry detergent composition comprising a source of peracid and having a ph profile that is controlled with respect to the pka of the source of peracid
KR101904484B1 (ko) 2010-04-26 2018-11-30 노보자임스 에이/에스 효소 과립
EP2563893B1 (en) 2010-04-29 2014-05-14 Unilever PLC Bis-heterocyclic azo dyes
ES2625751T3 (es) 2010-05-06 2017-07-20 The Procter & Gamble Company Productos de consumo con variantes de proteasa
EP2395071A1 (en) 2010-06-10 2011-12-14 The Procter & Gamble Company Solid detergent composition comprising lipase of bacterial origin
EP2399980B1 (en) 2010-06-24 2012-08-29 The Procter and Gamble Company Stable compositions comprising cationic cellulose polymer and cellulase
US8581042B2 (en) 2010-06-30 2013-11-12 Novozymes A/S Polypeptides having beta-glucosidase activity and polynucleotides encoding same
CN103261429B (zh) 2010-08-12 2021-04-09 诺维信股份有限公司 包含具有纤维素分解增强活性的多肽和液剂的组合物及其用途
CN103492545A (zh) 2010-08-30 2014-01-01 诺维信公司 两次浸泡洗涤
US20130111677A1 (en) 2010-08-30 2013-05-09 Novozymes A/S Concentrated Soak Wash
EP2616483A1 (en) 2010-09-16 2013-07-24 Novozymes A/S Lysozymes
WO2012044836A1 (en) 2010-09-30 2012-04-05 Novozymes, Inc. Variants of polypeptides having cellulolytic enhancing activity and polynucleotides encoding same
DK2622068T3 (en) 2010-09-30 2016-10-17 Novozymes Inc Variants of polypeptides having cellulolytic enhancing ACTIVITY AND POLYNUCLEOTIDES ENCODING THEM
EP2441822A1 (en) 2010-10-14 2012-04-18 Unilever Plc, A Company Registered In England And Wales under company no. 41424 of Unilever House Laundry detergent particles
ES2594727T3 (es) 2010-10-14 2016-12-22 Unilever N.V. Embalaje transparente de composiciones detergentes
EP2627756A1 (en) 2010-10-14 2013-08-21 Unilever PLC Packaged particulate detergent composition
US20130269119A1 (en) 2010-10-14 2013-10-17 Judith Maria Bonsall Packaged particulate detergent composition
WO2012049032A1 (en) 2010-10-14 2012-04-19 Unilever Plc Refill and refillable packages of concentrated particulate detergent compositions
BR112013009127B1 (pt) 2010-10-14 2020-05-26 Unilever N.V Processo de lavagem de roupa
IN2013MN00624A (ja) 2010-10-14 2015-06-12 Unilever Plc
IN2013MN00626A (ja) 2010-10-14 2015-06-12 Unilever Plc
WO2012049034A1 (en) 2010-10-14 2012-04-19 Unilever Plc Packaging and dispensing of detergent compositions
ES2614084T3 (es) 2010-10-14 2017-05-29 Unilever N.V. Partículas de detergente para el lavado de ropa
BR112013009129B1 (pt) 2010-10-14 2020-10-13 Unilever N.V. partícula de detergente revestida
EP2441825A1 (en) 2010-10-14 2012-04-18 Unilever Plc, A Company Registered In England And Wales under company no. 41424 of Unilever House Process for preparing laundry detergent particles
EP2441820A1 (en) 2010-10-14 2012-04-18 Unilever Plc, A Company Registered In England And Wales under company no. 41424 of Unilever House Laundry detergent particles
EP2627757B1 (en) 2010-10-14 2016-11-02 Unilever PLC Laundry detergent particles
CN103153813B (zh) 2010-10-14 2015-08-19 荷兰联合利华有限公司 包含洗衣组合物的包装、所述包装的分配器和利用所述分配器和所述包装进行洗涤的方法
PL2627754T3 (pl) 2010-10-14 2017-06-30 Unilever N.V. Cząstki detergentowe do prania
EP2627748B1 (en) 2010-10-14 2014-12-03 Unilever PLC Particulate detergent compositions comprising fluorescer
WO2012048948A1 (en) 2010-10-14 2012-04-19 Unilever Plc Laundry detergent particles
EP2627753B1 (en) 2010-10-14 2016-11-02 Unilever PLC Laundry detergent particle
BR112013009456B1 (pt) 2010-10-22 2021-11-30 Unilever Ip Holdings B.V. Composição líquida detergente aquosa estruturada e processo para fabricar um líquido detergente aquoso estruturado
EP2640833B1 (en) 2010-11-18 2016-08-24 Novozymes, Inc. Chimeric polypeptides having cellulolytic enhancing activity and polynucleotides encoding same
EP2649188A1 (en) 2010-12-06 2013-10-16 Novozymes North America, Inc. Methods of hydrolyzing oligomers in hemicellulosic liquor
DE102010063457A1 (de) 2010-12-17 2012-06-21 Henkel Ag & Co. Kgaa Lagerstabiles flüssiges Wasch- oder Reinigungsmittel enthaltend Protease und Cellulase
DE102010063743A1 (de) 2010-12-21 2012-06-21 Henkel Ag & Co. Kgaa Flüssige Tensidzubereitung enthaltend Lipase und Phosphonat
CN103429736A (zh) * 2010-12-30 2013-12-04 诺维信公司 用内切葡聚糖酶处理纺织品的方法
US8802423B2 (en) * 2010-12-30 2014-08-12 Novozymes A/S Method for treating textile with endoglucanase
WO2012098046A1 (en) 2011-01-17 2012-07-26 Unilever Plc Dye polymer for laundry treatment
MX337942B (es) 2011-01-26 2016-03-29 Novozymes As Polipeptidos que tienen actividad de endoglucanasa y polinucleotidos que codifican los mismos.
US9157075B2 (en) 2011-01-26 2015-10-13 Novozymes, Inc. Polypeptides having cellobiohydrolase activity and polynucleotides encoding same
US9434972B2 (en) 2011-01-31 2016-09-06 Novozymes North America, Inc. Processes for enzymatic refining of pretreated cellulosic material for saccharification
PL2670788T3 (pl) 2011-01-31 2015-08-31 Unilever Nv Alkaliczne ciekłe detergentowe kompozycje
WO2012112718A1 (en) 2011-02-15 2012-08-23 Novozymes Biologicals, Inc. Mitigation of odor in cleaning machines and cleaning processes
MX2013009177A (es) 2011-02-16 2013-08-29 Novozymes As Composiciones detergentes que comprenden metaloproteasas de m7 o m35.
JP2014511409A (ja) 2011-02-16 2014-05-15 ノボザイムス アクティーゼルスカブ 金属プロテアーゼを含む洗剤組成物
JP2014508830A (ja) 2011-02-16 2014-04-10 ノボザイムス アクティーゼルスカブ 金属プロテアーゼを含む洗剤組成物
MX2013007997A (es) 2011-02-23 2013-08-21 Novozymes Inc Polipeptidos que tienen actividad de incremento celulolitico y polinucleotidos que codifican para los mismos.
EP2683775B1 (en) 2011-03-10 2014-12-17 Unilever PLC, a company registered in England and Wales under company no. 41424 Dye polymer
WO2012130492A1 (en) 2011-03-25 2012-10-04 Unilever Plc Dye polymer
EP2689011B1 (en) 2011-03-25 2017-10-25 Novozymes A/S Method for degrading or converting cellulosic material
WO2012135659A2 (en) 2011-03-31 2012-10-04 Novozymes A/S Methods for enhancing the degradation or conversion of cellulosic material
ES2421162T3 (es) 2011-04-04 2013-08-29 Unilever Nv Procedimiento de lavado de telas
US20140031272A1 (en) 2011-04-08 2014-01-30 Danisco Us Inc. Compositions
DE102011007313A1 (de) 2011-04-13 2012-10-18 Henkel Ag & Co. Kgaa Expressionsverfahren
DE102011007627A1 (de) 2011-04-18 2012-10-18 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- oder Reinigungsmittel mit fester Enzymkonfektionierung
DE102011007695A1 (de) 2011-04-19 2012-10-25 Henkel Ag & Co. Kgaa Phosphatfreies Geschirrspülmittel
US9624518B2 (en) 2011-04-29 2017-04-18 Novozymes, Inc. Methods for enhancing the degradation or conversion of cellulosic material
BR112013028716A2 (pt) 2011-05-13 2017-01-24 Unilever Nv detergente de lavanderia líquido concentrado aquoso, composição, método de lavagem de tecidos de poliéster e seu uso
EP2522715A1 (en) 2011-05-13 2012-11-14 Unilever Plc, A Company Registered In England And Wales under company no. 41424 of Unilever House Aqueous concentrated laundry detergent compositions
EP2522714A1 (en) 2011-05-13 2012-11-14 Unilever Plc, A Company Registered In England And Wales under company no. 41424 of Unilever House Aqueous concentrated laundry detergent compositions
US8946139B2 (en) 2011-05-26 2015-02-03 Conopco Inc. Liquid laundry composition
DE102011118032A1 (de) 2011-05-31 2012-12-06 Henkel Ag & Co. Kgaa Expressionsvektoren zur verbesserten Proteinsekretion
BR112013030993B1 (pt) 2011-06-01 2021-04-20 Unilever Ip Holdings B.V composição detergente líquida de lavagem de roupas e método doméstico de tratar um artigo têxtil
DE102011118037A1 (de) 2011-06-16 2012-12-20 Henkel Ag & Co. Kgaa Geschirrspülmittel mit Bleichkatalysator und Protease
EP2537918A1 (en) 2011-06-20 2012-12-26 The Procter & Gamble Company Consumer products with lipase comprising coated particles
CN104204179A (zh) 2011-06-20 2014-12-10 诺维信公司 颗粒组合物
JP6126086B2 (ja) 2011-06-24 2017-05-10 ノボザイムス アクティーゼルスカブ プロテアーゼ活性を有するポリペプチドおよびこれをコードするポリヌクレオチド
IN2014CN00597A (ja) 2011-06-30 2015-04-03 Novozymes As
ES2539504T3 (es) 2011-07-01 2015-07-01 Novozymes A/S Composición de subtilisina estabilizada
MX337154B (es) 2011-07-21 2016-02-15 Unilever Nv Composicion liquida para el lavado de ropa.
EP2551335A1 (en) 2011-07-25 2013-01-30 The Procter & Gamble Company Enzyme stabilized liquid detergent composition
WO2013024021A1 (en) 2011-08-15 2013-02-21 Novozymes A/S Polypeptides having cellulase activity and polynucleotides encoding same
ES2641039T3 (es) 2011-08-19 2017-11-07 Novozymes A/S Polipéptidos con actividad de proteasa
US9670510B2 (en) 2011-09-13 2017-06-06 Novozymes A/S Methods of hydrolyzing and fermenting cellulosic material
EP2751266B1 (en) 2011-09-22 2017-03-29 Novozymes A/S Polypeptides having protease activity and polynucleotides encoding same
EP4345161A3 (en) 2011-10-28 2024-06-12 Danisco Us Inc Variant maltohexaose-forming alpha-amylase variants
CN109112118A (zh) 2011-11-21 2019-01-01 诺维信股份有限公司 Gh61多肽变体以及编码所述变体的多核苷酸
ES2631605T3 (es) 2011-11-25 2017-09-01 Novozymes A/S Polipéptidos con actividad de lisozima y polinucleótidos que codifican los mismos
MX2014006205A (es) 2011-11-25 2014-07-14 Novozymes As Variantes de subtilasa y polinucleotidos que las codifican.
DK2791330T3 (da) 2011-12-16 2017-11-06 Novozymes Inc Polypeptider med laccaseaktivitet og polynukleotider, som koder for dem
EP2607468A1 (en) 2011-12-20 2013-06-26 Henkel AG & Co. KGaA Detergent compositions comprising subtilase variants
AU2012358647B2 (en) 2011-12-20 2015-01-15 Unilever Plc Isotropic liquid detergents comprising soil release polymer
CN107267489A (zh) 2011-12-20 2017-10-20 诺维信公司 枯草杆菌酶变体和编码它们的多核苷酸
BR112014015030A2 (pt) 2011-12-20 2017-06-13 Codexis Inc variantes da endoflucanase 1b (eg1b)
US20150017700A1 (en) 2011-12-22 2015-01-15 Danisco Us Inc. Compositions and methods comprising a lipolytic enzyme variant
EP2794867A1 (en) 2011-12-22 2014-10-29 Danisco US Inc. Variant alpha-amylases and methods of use, thereof
EP2798062B1 (en) 2011-12-28 2018-02-21 Novozymes A/S Polypeptides having protease activity
EP3382003B1 (en) 2011-12-29 2021-07-14 Novozymes A/S Detergent compositions with lipase variants
WO2013110766A1 (en) 2012-01-26 2013-08-01 Novozymes A/S Use of polypeptides having protease activity in animal feed and detergents
DE102012201297A1 (de) 2012-01-31 2013-08-01 Basf Se Expressionsverfahren
US10093911B2 (en) 2012-02-17 2018-10-09 Novozymes A/S Subtilisin variants and polynucleotides encoding same
ES2582608T3 (es) 2012-02-17 2016-09-14 Henkel Ag & Co. Kgaa Composiciones detergentes que comprenden variantes de subtilasa
EP2639291A1 (en) 2012-03-13 2013-09-18 Unilever PLC Packaged particulate detergent composition
US10087401B2 (en) 2012-03-16 2018-10-02 Monosol, Llc Water soluble compositions incorporating enzymes, and method of making same
WO2013139702A1 (en) 2012-03-21 2013-09-26 Unilever Plc Laundry detergent particles
US20150291922A1 (en) 2012-03-29 2015-10-15 Novozymes A/S Use of Enzymes For Preparing Water Soluble Films
EP2834335B1 (en) 2012-04-03 2016-09-28 Unilever PLC, a company registered in England and Wales under company no. 41424 Laundry detergent particles
US9279098B2 (en) 2012-04-03 2016-03-08 Conopco, Inc. Laundry detergent particles
AU2013242985B2 (en) 2012-04-03 2015-01-29 Unilever Plc Laundry detergent particles
MX340639B (es) 2012-04-03 2016-07-19 Unilever Nv Particulas de detergente para lavado de ropa.
US9394092B2 (en) 2012-04-16 2016-07-19 Monosol, Llc Powdered pouch and method of making same
DE102012206571A1 (de) 2012-04-20 2013-10-24 Henkel Ag & Co. Kgaa Lagerstabiles Wasch- oder Reinigungsmittel mit gesteigerter Reinigungsleistung
CN104245930A (zh) 2012-04-23 2014-12-24 诺维信公司 具有葡萄糖醛酸酯酶活性的多肽以及编码其的多核苷酸
WO2013160248A2 (en) 2012-04-23 2013-10-31 Novozymes A/S Polypeptides having alpha-glucuronidase activity and polynucleotides encoding same
IN2014MN02036A (ja) 2012-04-23 2015-08-14 Unilever Plc
DK3279320T3 (da) 2012-04-27 2020-03-16 Novozymes Inc GH61-polypeptidvarianter og polynukleotider, som koder for dem
EP2847308B1 (en) 2012-05-07 2017-07-12 Novozymes A/S Polypeptides having xanthan degrading activity and polynucleotides encoding same
BR112014027275A2 (pt) 2012-05-11 2017-08-08 Danisco Us Inc uso de alfa-amilase de aspergillus clavatus para sacarificação
WO2013171241A1 (en) 2012-05-16 2013-11-21 Novozymes A/S Compositions comprising lipase and methods of use thereof
ES2909509T3 (es) 2012-06-08 2022-05-06 Danisco Us Inc Variante de alfa-amilasas con mayor actividad en polímeros de almidón
US20150184208A1 (en) 2012-06-19 2015-07-02 Novozymes A/S Enzymatic reduction of hydroperoxides
BR112014031882A2 (pt) 2012-06-20 2017-08-01 Novozymes As uso de um polipeptídeo isolado, polipeptídeo, composição, polinucleotídeo isolado, construto de ácido nucleico ou vetor de expressão, célula hospedeira de expressão recombinante, métodos para produção de um polipeptídeo, para melhoria do valor nutricional de uma ração animal, e para o tratamento de proteínas, uso de pelo menos um polipeptídeo, aditivo de ração animal, ração animal, e, composição detergente
PL3553172T3 (pl) 2012-08-16 2023-03-27 Novozymes A/S Sposób obróbki wyrobu włókienniczego z użyciem endoglukanazy
WO2014028434A2 (en) 2012-08-16 2014-02-20 Danisco Us Inc. Method of using alpha-amylase from aspergillus clavatus and pullulanase for saccharification
CN104583394B (zh) * 2012-08-16 2019-06-07 诺维信公司 用内切葡聚糖酶处理纺织品的方法
US9328456B2 (en) 2012-08-16 2016-05-03 Novozymes A/S Method for treating textile with endoglucanase
MX357022B (es) 2012-08-22 2018-06-25 Novozymes As Metaloproteasas de alicyclobacillus sp.
EP2888358A1 (en) 2012-08-22 2015-07-01 Novozymes A/S Detergent compositions comprising metalloproteases
US20150203793A1 (en) 2012-08-22 2015-07-23 Novozymes A/S Metalloprotease from Exiguobacterium
DE102012215107A1 (de) 2012-08-24 2014-02-27 Basf Se Festes Geschirrspülmittel mit verbesserter Proteaseleistung
BR112015004136B1 (pt) 2012-09-25 2021-03-02 Unilever Ip Holdings B.V Partícula detergente reves
US20150291656A1 (en) 2012-11-01 2015-10-15 Novozymes A/S Method for removal of dna
US20180112203A1 (en) 2012-11-20 2018-04-26 Danisco Us Inc. Amylase with maltogenic properties
WO2014086659A2 (en) 2012-12-06 2014-06-12 Ahmedabad Textile Industry's Research Association Method for enzymatical preparation of textiles
BR112015012982A2 (pt) 2012-12-07 2017-09-12 Novozymes As composição detergente, método de lavagem para têxtil, têxtil lavado, e, uso de uma desoxirribonuclease
WO2014092960A1 (en) 2012-12-11 2014-06-19 Danisco Us Inc. Trichoderma reesei host cells expressing a glucoamylase from aspergillus fumigatus and methods of use thereof
WO2014093125A1 (en) 2012-12-14 2014-06-19 Danisco Us Inc. Method of using alpha-amylase from aspergillus fumigatus and isoamylase for saccharification
WO2014090940A1 (en) 2012-12-14 2014-06-19 Novozymes A/S Removal of skin-derived body soils
DE102012224038A1 (de) 2012-12-20 2014-06-26 Henkel Ag & Co. Kgaa Enzymhaltige Granulatzusammensetzung
US20160010128A1 (en) 2012-12-20 2016-01-14 Danisco Us Inc. Method of using alpha-amylase from aspergillus terreus and pullulanase for saccharification
WO2014099525A1 (en) 2012-12-21 2014-06-26 Danisco Us Inc. Paenibacillus curdlanolyticus amylase, and methods of use, thereof
DK3354728T3 (da) 2012-12-21 2020-07-27 Danisco Us Inc Alpha-amylase-varianter
CN104869841A (zh) 2012-12-21 2015-08-26 诺维信公司 具有蛋白酶活性的多肽和编码它的多核苷酸
US9902946B2 (en) 2013-01-03 2018-02-27 Novozymes A/S Alpha-amylase variants and polynucleotides encoding same
WO2014124927A2 (en) * 2013-02-14 2014-08-21 Novozymes A/S Industrial and institutional laundering using multi-enzyme compositions
CA2903027A1 (en) 2013-03-11 2014-10-09 Danisco Us Inc. Alpha-amylase combinatorial variants
CN105189724A (zh) 2013-03-14 2015-12-23 诺维信公司 含有酶和抑制剂的水溶性膜
US9850512B2 (en) 2013-03-15 2017-12-26 The Research Foundation For The State University Of New York Hydrolysis of cellulosic fines in primary clarified sludge of paper mills and the addition of a surfactant to increase the yield
WO2014147127A1 (en) 2013-03-21 2014-09-25 Novozymes A/S Polypeptides with lipase activity and polynucleotides encoding same
JP7020778B2 (ja) 2013-05-03 2022-02-16 ノボザイムス アクティーゼルスカブ 洗剤酵素のマイクロカプセル化
RU2712877C2 (ru) 2013-05-14 2020-01-31 Новозимс А/С Моющие композиции
WO2014183921A1 (en) 2013-05-17 2014-11-20 Novozymes A/S Polypeptides having alpha amylase activity
CN105264058B (zh) 2013-06-06 2022-03-29 诺维信公司 α-淀粉酶变体以及对其进行编码的多核苷酸
BR112015031099B1 (pt) 2013-06-12 2023-01-17 Earth Alive Clean Technologies Inc Composição de supressão de poeira, e método para redução ou supressão de poeira em uma estrada não pavimentada
WO2014200656A1 (en) 2013-06-13 2014-12-18 Danisco Us Inc. Alpha-amylase from streptomyces umbrinus
WO2014200658A1 (en) 2013-06-13 2014-12-18 Danisco Us Inc. Alpha-amylase from promicromonospora vindobonensis
WO2014200657A1 (en) 2013-06-13 2014-12-18 Danisco Us Inc. Alpha-amylase from streptomyces xiamenensis
US20160130571A1 (en) 2013-06-17 2016-05-12 Danisco Us Inc. Alpha-Amylase from Bacillaceae Family Member
US20160145596A1 (en) 2013-06-27 2016-05-26 Novozymes A/S Subtilase Variants and Polynucleotides Encoding Same
RU2016102045A (ru) 2013-06-27 2017-08-01 Новозимс А/С Варианты субтилаз и кодирующие их полинуклеотиды
WO2015001017A2 (en) 2013-07-04 2015-01-08 Novozymes A/S Polypeptides having anti-redeposition effect and polynucleotides encoding same
EP3019603A1 (en) 2013-07-09 2016-05-18 Novozymes A/S Polypeptides with lipase activity and polynucleotides encoding same
EP3447113B1 (en) 2013-07-12 2021-06-02 The Procter & Gamble Company Structured liquid compositions
MX371497B (es) 2013-07-19 2020-01-31 Danisco Us Inc Composiciones y metodos que comprenden una variante de enzima lipolitica.
EP3339436B1 (en) 2013-07-29 2021-03-31 Henkel AG & Co. KGaA Detergent composition comprising protease variants
CN105358686A (zh) 2013-07-29 2016-02-24 诺维信公司 蛋白酶变体以及对其进行编码的多核苷酸
WO2015014803A1 (en) 2013-07-29 2015-02-05 Novozymes A/S Protease variants and polynucleotides encoding same
WO2015050723A1 (en) 2013-10-03 2015-04-09 Danisco Us Inc. Alpha-amylases from exiguobacterium, and methods of use, thereof
WO2015050724A1 (en) 2013-10-03 2015-04-09 Danisco Us Inc. Alpha-amylases from a subset of exiguobacterium, and methods of use, thereof
WO2015049370A1 (en) 2013-10-03 2015-04-09 Novozymes A/S Detergent composition and use of detergent composition
BR112016010551A2 (pt) 2013-11-20 2017-12-05 Danisco Us Inc variantes de alfa-amilases tendo suscetibilidade reduzida à clivagem da protease e métodos de uso das mesmas
AU2014366222B2 (en) 2013-12-16 2018-07-19 Nutrition & Biosciences USA 4, Inc. Use of poly alpha-1,3-glucan ethers as viscosity modifiers
EP3083705B1 (en) 2013-12-18 2020-09-30 DuPont Industrial Biosciences USA, LLC Cationic poly alpha-1,3-glucan ethers
WO2015094809A1 (en) 2013-12-19 2015-06-25 Danisco Us Inc. Chimeric fungal alpha-amylases comprising carbohydrate binding module and the use thereof
DE102013226835A1 (de) 2013-12-20 2015-06-25 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- oder Reinigungsmittel mit reduziertem Tensidgehalt
US10030239B2 (en) 2013-12-20 2018-07-24 Novozymes A/S Polypeptides having protease activity and polynucleotides encoding same
US10208297B2 (en) 2014-01-22 2019-02-19 Novozymes A/S Polypeptides with lipase activity and polynucleotides encoding same for cleaning
CN105992796A (zh) 2014-02-14 2016-10-05 纳幕尔杜邦公司 用于粘度调节的聚-α-1,3-1,6-葡聚糖
CN106062270A (zh) 2014-03-05 2016-10-26 诺维信公司 使用木葡聚糖内糖基转移酶改进非纤维素纺织材料的性质的组合物和方法
CN106062271A (zh) 2014-03-05 2016-10-26 诺维信公司 用于改进具有木葡聚糖内糖基转移酶的纤维素纺织材料的性质的组合物和方法
US9695253B2 (en) 2014-03-11 2017-07-04 E I Du Pont De Nemours And Company Oxidized poly alpha-1,3-glucan
CN111500552A (zh) 2014-03-12 2020-08-07 诺维信公司 具有脂肪酶活性的多肽和编码它们的多核苷酸
JP6340647B2 (ja) * 2014-03-13 2018-06-13 本田技研工業株式会社 超耐熱性セロビオハイドロラーゼ
US9951363B2 (en) 2014-03-14 2018-04-24 The Research Foundation for the State University of New York College of Environmental Science and Forestry Enzymatic hydrolysis of old corrugated cardboard (OCC) fines from recycled linerboard mill waste rejects
US20170015950A1 (en) 2014-04-01 2017-01-19 Novozymes A/S Polypeptides having alpha amylase activity
JP6825911B2 (ja) 2014-04-11 2021-02-03 ノボザイムス アクティーゼルスカブ 洗剤組成物
EP3131921B1 (en) 2014-04-15 2020-06-10 Novozymes A/S Polypeptides with lipase activity and polynucleotides encoding same
CN106459937A (zh) 2014-05-27 2017-02-22 诺维信公司 用于产生脂肪酶的方法
EP3149178B1 (en) 2014-05-27 2020-07-15 Novozymes A/S Lipase variants and polynucleotides encoding same
EP3155097A1 (en) 2014-06-12 2017-04-19 Novozymes A/S Alpha-amylase variants and polynucleotides encoding same
EP3158043B1 (en) 2014-06-19 2021-03-10 Nutrition & Biosciences USA 4, Inc. Compositions containing one or more poly alpha-1,3-glucan ether compounds
US9714403B2 (en) 2014-06-19 2017-07-25 E I Du Pont De Nemours And Company Compositions containing one or more poly alpha-1,3-glucan ether compounds
EP3164486B1 (en) 2014-07-04 2020-05-13 Novozymes A/S Subtilase variants and polynucleotides encoding same
CA2950380A1 (en) 2014-07-04 2016-01-07 Novozymes A/S Subtilase variants and polynucleotides encoding same
WO2016041676A1 (en) 2014-09-18 2016-03-24 Unilever Plc Whitening composition
MX2017004290A (es) 2014-10-03 2017-07-19 Monosol Llc Materiales degradables y embalaje hecho a partir de los mismos.
FI127093B (en) 2014-10-27 2017-11-15 Ab Enzymes Oy Fungal-derived endoglucanase variants, their production and use
WO2016079110A2 (en) 2014-11-19 2016-05-26 Novozymes A/S Use of enzyme for cleaning
CN107075489A (zh) 2014-11-20 2017-08-18 诺维信公司 脂环酸芽孢杆菌变体以及编码它们的多核苷酸
CA2963331A1 (en) 2014-12-04 2016-06-09 Novozymes A/S Subtilase variants and polynucleotides encoding same
EP4067485A3 (en) 2014-12-05 2023-01-04 Novozymes A/S Lipase variants and polynucleotides encoding same
DE102014225478A1 (de) 2014-12-10 2016-06-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- oder Reinigungsmittel mit spezieller a-Amylase und definierter Wasseraktivität aw
DE102014225475A1 (de) 2014-12-10 2016-06-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- oder Reinigungsmittel mit spezieller a-Amylase und definierter Viskosität
PL3399031T3 (pl) 2014-12-15 2020-05-18 Henkel Ag & Co. Kgaa Kompozycja detergentowa zawierająca odmiany subtylazy
WO2016096996A1 (en) 2014-12-16 2016-06-23 Novozymes A/S Polypeptides having n-acetyl glucosamine oxidase activity
DE102014226293A1 (de) 2014-12-17 2016-06-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Waschmittel mit verbesserter Fleckentfernung
DE102014226681A1 (de) 2014-12-19 2016-06-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Flüssige Tensidzusammensetzung mit spezieller Tensidkombination und Enzym
WO2016097350A1 (en) 2014-12-19 2016-06-23 Novozymes A/S Protease variants and polynucleotides encoding same
US10400230B2 (en) 2014-12-19 2019-09-03 Novozymes A/S Protease variants and polynucleotides encoding same
TR201819563T4 (tr) 2015-01-09 2019-01-21 Unilever Nv Bir boya içeren çamaşır arıtma bileşimi.
EP3256558B1 (en) 2015-02-13 2018-09-19 Unilever Plc. Laundry liquid composition
BR112017019942A2 (pt) 2015-04-02 2018-06-12 Unilever Nv composição líquida para lavagem de roupas e uso de polímero para a liberação de sujeira
AU2016100384A4 (en) 2015-04-08 2016-05-19 Novozymes A/S Process for extraction of palm oil using enzymes
WO2016162510A1 (en) 2015-04-08 2016-10-13 Novozymes A/S Process for extraction of palm oil using enzymes
CN107636134A (zh) 2015-04-10 2018-01-26 诺维信公司 洗涤剂组合物
CN107567489A (zh) 2015-04-10 2018-01-09 诺维信公司 衣物洗涤方法,dna酶和洗涤剂组合物的用途
CN104789543B (zh) * 2015-04-25 2017-11-07 上海康地恩生物科技有限公司 一种护色纤维素酶及其突变体
CN107835853B (zh) 2015-05-19 2021-04-20 诺维信公司 气味减少
CN107995923B (zh) 2015-06-01 2021-11-02 营养与生物科学美国4公司 包含聚α-1,3-葡聚糖的胶体分散体的结构化的液体组合物
WO2016202739A1 (en) 2015-06-16 2016-12-22 Novozymes A/S Polypeptides with lipase activity and polynucleotides encoding same
EP3310688A1 (en) 2015-06-17 2018-04-25 Novozymes A/S Container
EP3106508B1 (en) 2015-06-18 2019-11-20 Henkel AG & Co. KGaA Detergent composition comprising subtilase variants
CN108012544A (zh) 2015-06-18 2018-05-08 诺维信公司 枯草杆菌酶变体以及编码它们的多核苷酸
US20180171271A1 (en) 2015-06-30 2018-06-21 Novozymes A/S Laundry detergent composition, method for washing and use of composition
CN107922930A (zh) 2015-07-01 2018-04-17 诺维信公司 减少气味的方法
WO2017005816A1 (en) 2015-07-06 2017-01-12 Novozymes A/S Lipase variants and polynucleotides encoding same
DE102015215160A1 (de) 2015-08-07 2017-02-09 Henkel Ag & Co. Kgaa Neue den Weißgrad verstärkende Waschmittel
DE102015215163A1 (de) 2015-08-07 2017-02-09 Henkel Ag & Co. Kgaa Waschmittel mit Bügelhilfsmittel
DE102015215158A1 (de) 2015-08-07 2017-02-09 Henkel Ag & Co. Kgaa Neue, den Weißgrad verstärkende Waschmittel
DE102015215591A1 (de) 2015-08-14 2017-02-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasserarme, zweiphasige Flüssigwaschmittel mit saurem pH-Wert
CN107922897A (zh) 2015-08-28 2018-04-17 荷兰联合利华有限公司 包含蛋白酶和非蛋白酶的酶的液体洗涤组合物
CA2991114A1 (en) 2015-09-17 2017-03-23 Novozymes A/S Polypeptides having xanthan degrading activity and polynucleotides encoding same
PL3350303T3 (pl) 2015-09-17 2021-01-25 Henkel Ag & Co. Kgaa Kompozycje detergentowe zawierające polipeptydy mające aktywność rozkładania ksantanu
MX2018002831A (es) 2015-10-07 2018-09-28 Novozymes As Polipeptidos.
US10479981B2 (en) 2015-10-14 2019-11-19 Novozymes A/S DNase variants
WO2017066510A1 (en) 2015-10-14 2017-04-20 Novozymes A/S Cleaning of water filtration membranes
WO2017064253A1 (en) 2015-10-14 2017-04-20 Novozymes A/S Polypeptides having protease activity and polynucleotides encoding same
EP3957711A3 (en) 2015-10-28 2022-07-20 Novozymes A/S Detergent composition comprising amylase and protease variants
WO2017083226A1 (en) 2015-11-13 2017-05-18 E. I. Du Pont De Nemours And Company Glucan fiber compositions for use in laundry care and fabric care
WO2017083228A1 (en) 2015-11-13 2017-05-18 E. I. Du Pont De Nemours And Company Glucan fiber compositions for use in laundry care and fabric care
EP3374401B1 (en) 2015-11-13 2022-04-06 Nutrition & Biosciences USA 4, Inc. Glucan fiber compositions for use in laundry care and fabric care
CN108473974A (zh) 2015-11-24 2018-08-31 诺维信公司 具有蛋白酶活性的多肽以及编码其的多核苷酸
CN108431217B (zh) 2015-12-01 2022-06-21 诺维信公司 用于产生脂肪酶的方法
US11549104B2 (en) 2015-12-07 2023-01-10 Novozymes A/S Polypeptides having beta-glucanase activity, polynucleotides encoding same and uses thereof in cleaning and detergent compositions
BR112018011567A2 (pt) 2015-12-09 2018-11-27 Basf Se método de purificação de uma proteína de interesse, e, uso de um método.
WO2017100720A1 (en) 2015-12-09 2017-06-15 Danisco Us Inc. Alpha-amylase combinatorial variants
WO2017117089A1 (en) 2015-12-28 2017-07-06 Novozymes Bioag A/S Heat priming of bacterial spores
CN108603185B (zh) 2015-12-30 2022-05-17 诺维信公司 酶变体以及编码它们的多核苷酸
TR201808208T4 (tr) 2016-01-07 2018-07-23 Unilever Nv Acı parçacık.
EP3402868B1 (en) 2016-01-15 2020-04-08 Unilever PLC Laundry treatment composition
CN108884451A (zh) 2016-01-29 2018-11-23 诺维信公司 β-葡聚糖酶变体以及编码它们的多核苷酸
WO2017133879A1 (en) 2016-02-04 2017-08-10 Unilever Plc Detergent liquid
WO2017140392A1 (en) 2016-02-17 2017-08-24 Unilever Plc Whitening composition
CN108603139B (zh) 2016-02-17 2020-12-04 荷兰联合利华有限公司 增白组合物
BR112018068068B1 (pt) 2016-03-21 2023-04-18 Unilever Ip Holdings B.V. Composição aquosa líquida de detergente para lavagem de roupas e método doméstico de tratamento de um tecido
CN109072133B (zh) 2016-03-23 2021-06-15 诺维信公司 具有dna酶活性的多肽用于处理织物的用途
WO2017173190A2 (en) 2016-04-01 2017-10-05 Danisco Us Inc. Alpha-amylases, compositions & methods
WO2017173324A2 (en) 2016-04-01 2017-10-05 Danisco Us Inc. Alpha-amylases, compositions & methods
US20200325418A1 (en) 2016-04-08 2020-10-15 Novozymes A/S Detergent compositions and uses of the same
MY197025A (en) 2016-04-22 2023-05-22 Novozymes As Use of phospholipase c in palm oil milling
WO2017182665A1 (en) 2016-04-22 2017-10-26 Novozymes A/S Enzyme assisted palm oil extraction with continuous sterilizer
EP3448978B1 (en) 2016-04-29 2020-03-11 Novozymes A/S Detergent compositions and uses thereof
EP3452497B1 (en) 2016-05-03 2021-02-17 Novozymes A/S Alpha-amylase variants and polynucleotides encoding the same
CN109312319B (zh) 2016-05-09 2023-05-16 诺维信公司 具有改善的性能的变体多肽及其用途
CA3024276A1 (en) 2016-06-03 2017-12-07 Novozymes A/S Subtilase variants and polynucleotides encoding same
BR112018075524A2 (pt) 2016-06-09 2019-03-19 Unilever N.V. composição detergente, sistema para um usuário formular produtos de lavagem de roupas personalizados sob demanda e aparelho para prover produto de lavagem de roupas
WO2017220422A1 (en) 2016-06-23 2017-12-28 Novozymes A/S Use of enzymes, composition and method for removing soil
CN109563495A (zh) 2016-06-30 2019-04-02 诺维信公司 脂肪酶变体及包含表面活性剂和脂肪酶变体的组合物
WO2018002261A1 (en) 2016-07-01 2018-01-04 Novozymes A/S Detergent compositions
CN109715794A (zh) 2016-07-05 2019-05-03 诺维信公司 果胶裂解酶变体以及编码它们的多核苷酸
WO2018007573A1 (en) 2016-07-08 2018-01-11 Novozymes A/S Detergent compositions with galactanase
JP6858850B2 (ja) 2016-07-13 2021-04-14 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company バチルス・シビ(BACILLUS CIBI)DNase変異体及びその使用
BR112018077483A2 (pt) 2016-07-14 2019-04-02 Basf Se meio de fermentação, métodos para cultivar um microrganismo e para produzir um composto de interesse, solução de oligoelemento para um processo de fermentação, e, uso de um agente quelante.
EP4357453A2 (en) 2016-07-18 2024-04-24 Novozymes A/S Lipase variants, polynucleotides encoding same and the use thereof
DE102016213568A1 (de) 2016-07-25 2018-01-25 Henkel Ag & Co. Kgaa Polymere aus Vinylpyrrolidon und/oder Vinylacetat als textilpflegende Inhaltsstoffe
DE102016213569A1 (de) 2016-07-25 2018-01-25 Henkel Ag & Co. Kgaa Acylglutamate als textilpflegende Inhaltsstoffe
DE102016213567A1 (de) 2016-07-25 2018-01-25 Henkel Ag & Co. Kgaa Propylenglykolester als textilpflegende Inhaltsstoffe
CN109563451A (zh) 2016-08-24 2019-04-02 汉高股份有限及两合公司 包含gh9内切葡聚糖酶变体i的洗涤剂组合物
CA3032248A1 (en) 2016-08-24 2018-03-01 Novozymes A/S Xanthan lyase variants and polynucleotides encoding same
CN109863244B (zh) 2016-08-24 2023-06-06 诺维信公司 Gh9内切葡聚糖酶变体以及编码它们的多核苷酸
EP3504331A1 (en) 2016-08-24 2019-07-03 Henkel AG & Co. KGaA Detergent compositions comprising xanthan lyase variants i
DE102016216014A1 (de) 2016-08-25 2018-03-01 Henkel Ag & Co. Kgaa Methode zur Evaluierung von Cellulasen zur Faserpflege
EP3519548A1 (en) 2016-09-29 2019-08-07 Novozymes A/S Use of enzyme for washing, method for washing and warewashing composition
US20190284647A1 (en) 2016-09-29 2019-09-19 Novozymes A/S Spore Containing Granule
WO2018072979A1 (en) 2016-10-18 2018-04-26 Unilever Plc Whitening composition
WO2018077938A1 (en) 2016-10-25 2018-05-03 Novozymes A/S Detergent compositions
WO2018083093A1 (en) 2016-11-01 2018-05-11 Novozymes A/S Multi-core granules
DE102016221849A1 (de) 2016-11-08 2018-05-09 Henkel Ag & Co. Kgaa Tensidzusammensetzung enthaltend eine Amylase
KR20190086540A (ko) 2016-12-01 2019-07-22 바스프 에스이 조성물 중 효소의 안정화
EP3551740B1 (en) 2016-12-12 2021-08-11 Novozymes A/S Use of polypeptides
BR112019011999B1 (pt) 2016-12-15 2022-11-08 Unilever Ip Holdings B.V Composição de detergente líquida aquosa para lavagem de roupas e método doméstico de tratamento de um tecido
US10047321B2 (en) 2016-12-22 2018-08-14 Henkel Ag & Co. Kgaa Liquid surfactant compositions having a modified oxo-alcohol derivative
US10385291B2 (en) 2016-12-22 2019-08-20 Henkel Ag & Co. Kgaa Liquid surfactant compositions and associated methods
CN110291181A (zh) 2017-02-13 2019-09-27 荷兰联合利华有限公司 服装洗衣系统
WO2018184004A1 (en) 2017-03-31 2018-10-04 Danisco Us Inc Alpha-amylase combinatorial variants
EP3601550A1 (en) 2017-03-31 2020-02-05 Novozymes A/S Polypeptides having dnase activity
US11149233B2 (en) 2017-03-31 2021-10-19 Novozymes A/S Polypeptides having RNase activity
GB201705186D0 (en) * 2017-03-31 2017-05-17 Innovia Films Ltd Fibre
WO2018177936A1 (en) 2017-03-31 2018-10-04 Novozymes A/S Polypeptides having dnase activity
US20200109352A1 (en) 2017-04-04 2020-04-09 Novozymes A/S Polypeptide compositions and uses thereof
US11339355B2 (en) 2017-04-04 2022-05-24 Novozymes A/S Glycosyl hydrolases
US20200109354A1 (en) 2017-04-04 2020-04-09 Novozymes A/S Polypeptides
ES2728758T3 (es) 2017-04-05 2019-10-28 Henkel Ag & Co Kgaa Composiciones de detergente que comprenden mananasas bacterianas
EP3385362A1 (en) 2017-04-05 2018-10-10 Henkel AG & Co. KGaA Detergent compositions comprising fungal mannanases
WO2018184818A1 (en) 2017-04-06 2018-10-11 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
JP7032430B2 (ja) 2017-04-06 2022-03-08 ノボザイムス アクティーゼルスカブ クリーニング組成物及びその使用
CN110651042A (zh) 2017-04-06 2020-01-03 诺维信公司 洗涤剂组合物及其用途
US11407964B2 (en) 2017-04-06 2022-08-09 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
WO2018185285A1 (en) 2017-04-06 2018-10-11 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
US10968416B2 (en) 2017-04-06 2021-04-06 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
WO2018185280A1 (en) 2017-04-06 2018-10-11 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
US20200032170A1 (en) 2017-04-06 2020-01-30 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
EP3619304A1 (en) 2017-05-05 2020-03-11 Novozymes A/S Compositions comprising lipase and sulfite
US11492605B2 (en) 2017-05-08 2022-11-08 Novozymes A/S Mannanase variants and polynucleotides encoding same
EP3622063A1 (en) 2017-05-08 2020-03-18 Novozymes A/S Mannanase variants and polynucleotides encoding same
EP3401385A1 (en) 2017-05-08 2018-11-14 Henkel AG & Co. KGaA Detergent composition comprising polypeptide comprising carbohydrate-binding domain
WO2018206535A1 (en) 2017-05-08 2018-11-15 Novozymes A/S Carbohydrate-binding domain and polynucleotides encoding the same
EP3412761A1 (en) 2017-06-07 2018-12-12 Henkel AG & Co. KGaA Anti-pilling laundry sheet
CN110785481B (zh) 2017-06-20 2021-04-13 荷兰联合利华有限公司 包含香料的颗粒洗涤剂组合物
WO2018234003A1 (en) 2017-06-21 2018-12-27 Unilever Plc PACKAGING AND DISTRIBUTION OF DETERGENT COMPOSITIONS
US20200181542A1 (en) 2017-06-30 2020-06-11 Novozymes A/S Enzyme Slurry Composition
BR112020000205B1 (pt) 2017-07-07 2023-10-31 Unilever Ip Holdings B.V. Composição de limpeza para a lavagem de tecidos e método doméstico de tratamento de um tecido
EP3649222B1 (en) 2017-07-07 2024-03-13 Unilever IP Holdings B.V. Whitening composition
CN111032856A (zh) 2017-08-07 2020-04-17 诺维信公司 基于pH的FCA控制的用途
BR112020003097A2 (pt) 2017-08-18 2020-09-01 Danisco Us Inc. variantes de alfa-amilase
WO2019038187A1 (en) 2017-08-24 2019-02-28 Unilever Plc IMPROVEMENTS RELATING TO THE CLEANING OF FABRICS
WO2019038058A1 (en) 2017-08-24 2019-02-28 Novozymes A/S GH9 ENDOGLUCANASE VARIANTS AND POLYNUCLEOTIDES ENCODING SUCH VARIANTS
CN111344404A (zh) 2017-08-24 2020-06-26 诺维信公司 黄原胶裂解酶变体以及编码其的多核苷酸
EP3673056A1 (en) 2017-08-24 2020-07-01 Henkel AG & Co. KGaA Detergent compositions comprising gh9 endoglucanase variants ii
EP3673060A1 (en) 2017-08-24 2020-07-01 Henkel AG & Co. KGaA Detergent composition comprising xanthan lyase variants ii
WO2019038186A1 (en) 2017-08-24 2019-02-28 Unilever Plc IMPROVEMENTS RELATING TO THE CLEANING OF FABRICS
DE102017215015A1 (de) 2017-08-28 2019-02-28 Henkel Ag & Co. Kgaa Verfahren zur verbesserten Expression von Enzymen
WO2019057758A1 (en) 2017-09-20 2019-03-28 Novozymes A/S USE OF ENZYMES TO ENHANCE WATER ABSORPTION AND / OR WHITENESS
EP3684899A1 (en) 2017-09-22 2020-07-29 Novozymes A/S Novel polypeptides
WO2019067390A1 (en) 2017-09-27 2019-04-04 The Procter & Gamble Company DETERGENT COMPOSITIONS CONTAINING LIPASES
CN111356762A (zh) 2017-09-27 2020-06-30 诺维信公司 脂肪酶变体和包含此类脂肪酶变体的微囊组合物
CN111373036A (zh) 2017-10-02 2020-07-03 诺维信公司 具有甘露聚糖酶活性的多肽和编码它们的多核苷酸
GB2567010A (en) 2017-10-02 2019-04-03 Univ Strathclyde Apparatus for the rehabilitation, assistance and/or augmentation of arm strength in a user
US11746310B2 (en) 2017-10-02 2023-09-05 Novozymes A/S Polypeptides having mannanase activity and polynucleotides encoding same
EP3697881A1 (en) 2017-10-16 2020-08-26 Novozymes A/S Low dusting granules
CN111542589A (zh) 2017-10-16 2020-08-14 诺维信公司 低粉化颗粒
WO2019076800A1 (en) 2017-10-16 2019-04-25 Novozymes A/S CLEANING COMPOSITIONS AND USES THEREOF
WO2019081515A1 (en) 2017-10-24 2019-05-02 Novozymes A/S COMPOSITIONS COMPRISING POLYPEPTIDES HAVING MANNANASE ACTIVITY
WO2019081721A1 (en) 2017-10-27 2019-05-02 Novozymes A/S VARIANTS OF DNASE
PL3476936T3 (pl) 2017-10-27 2022-04-11 The Procter & Gamble Company Kompozycje detergentu zawierające odmiany polipeptydowe
US11767492B2 (en) 2017-11-01 2023-09-26 Novozymes A/S Methods of treating fabric using a Lactobacillus hexosaminidase
DE102017125560A1 (de) 2017-11-01 2019-05-02 Henkel Ag & Co. Kgaa Reinigungszusammensetzungen, die dispersine iii enthalten
DE102017125558A1 (de) 2017-11-01 2019-05-02 Henkel Ag & Co. Kgaa Reinigungszusammensetzungen, die dispersine i enthalten
EP3704240A1 (en) 2017-11-01 2020-09-09 Novozymes A/S Polypeptides and compositions comprising such polypeptides
DE102017125559A1 (de) 2017-11-01 2019-05-02 Henkel Ag & Co. Kgaa Reinigungszusammensetzungen, die dispersine ii enthalten
EP3704220A1 (en) 2017-11-01 2020-09-09 Novozymes A/S Methods for cleaning medical devices
BR112020009093A2 (pt) 2017-11-09 2020-10-13 Basf Se partícula de enzima, composições de lavagem ou limpeza e de alimento ou ração, e, uso de um pigmento branco orgânico
BR112020010648A2 (pt) 2017-11-30 2021-02-02 Unilever N.V. composição detergente, composição detergente de lavanderia, método para aprimorar limpeza enzimática em água e uso de uma enzima protease
US11725197B2 (en) 2017-12-04 2023-08-15 Novozymes A/S Lipase variants and polynucleotides encoding same
KR102413168B1 (ko) * 2017-12-21 2022-06-24 에이비 엔자임스 오와이 진균 셀룰라아제의 변이체
US10570383B2 (en) 2017-12-21 2020-02-25 Ab Enzymes Oy Variants of fungal cellulase
CN113717864B (zh) * 2018-01-30 2023-03-31 青岛蔚蓝生物集团有限公司 一种纤维素酶高产菌株及其应用
WO2019154951A1 (en) 2018-02-08 2019-08-15 Novozymes A/S Lipases, lipase variants and compositions thereof
US20210071155A1 (en) 2018-02-08 2021-03-11 Novozymes A/S Lipase Variants and Compositions Thereof
EP3755793A1 (en) 2018-02-23 2020-12-30 Henkel AG & Co. KGaA Detergent composition comprising xanthan lyase and endoglucanase variants
EP3765185B1 (en) 2018-03-13 2023-07-19 Novozymes A/S Microencapsulation using amino sugar oligomers
CN111868328A (zh) * 2018-03-15 2020-10-30 巴克曼实验室国际公司 用于生产商品纸浆的方法和系统及其产品
WO2019180111A1 (en) 2018-03-23 2019-09-26 Novozymes A/S Subtilase variants and compositions comprising same
EP3775190A1 (en) 2018-03-29 2021-02-17 Novozymes A/S Mannanase variants and polynucleotides encoding same
WO2019201793A1 (en) 2018-04-17 2019-10-24 Novozymes A/S Polypeptides comprising carbohydrate binding activity in detergent compositions and their use in reducing wrinkles in textile or fabric.
WO2019201783A1 (en) 2018-04-19 2019-10-24 Novozymes A/S Stabilized cellulase variants
CN112204137B (zh) 2018-04-19 2024-05-14 诺维信公司 稳定化的纤维素酶变体
EP3784779A1 (en) 2018-04-26 2021-03-03 Basf Se Lipase enzymes
WO2019219302A1 (en) 2018-05-17 2019-11-21 Unilever Plc Cleaning composition comprising rhamnolipid and alkyl ether carboxylate surfactants
WO2019219531A1 (en) 2018-05-17 2019-11-21 Unilever Plc Cleaning composition
CN112368363A (zh) 2018-06-28 2021-02-12 诺维信公司 洗涤剂组合物及其用途
WO2020002608A1 (en) 2018-06-29 2020-01-02 Novozymes A/S Detergent compositions and uses thereof
EP3814489A1 (en) 2018-06-29 2021-05-05 Novozymes A/S Subtilase variants and compositions comprising same
US12012573B2 (en) 2018-07-02 2024-06-18 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
US20210301223A1 (en) 2018-07-03 2021-09-30 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
WO2020008024A1 (en) 2018-07-06 2020-01-09 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
WO2020008043A1 (en) 2018-07-06 2020-01-09 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
CN112513236A (zh) 2018-07-17 2021-03-16 联合利华知识产权控股有限公司 鼠李糖脂在表面活性剂体系中的用途
WO2020020703A1 (en) 2018-07-27 2020-01-30 Unilever N.V. Laundry detergent
MX2021001213A (es) 2018-07-31 2021-08-24 Danisco Us Inc Variantes de alfa-amilasas que tienen sustituciones de aminoácidos que bajan el pka del ácido general.
WO2020058024A1 (en) 2018-09-17 2020-03-26 Unilever Plc Detergent composition
US20210340466A1 (en) 2018-10-01 2021-11-04 Novozymes A/S Detergent compositions and uses thereof
WO2020070014A1 (en) 2018-10-02 2020-04-09 Novozymes A/S Cleaning composition comprising anionic surfactant and a polypeptide having rnase activity
WO2020070209A1 (en) 2018-10-02 2020-04-09 Novozymes A/S Cleaning composition
US20230287306A1 (en) 2018-10-02 2023-09-14 Novozymes A/S Cleaning Composition
EP3861008A1 (en) 2018-10-03 2021-08-11 Novozymes A/S Polypeptides having alpha-mannan degrading activity and polynucleotides encoding same
WO2020070249A1 (en) 2018-10-03 2020-04-09 Novozymes A/S Cleaning compositions
EP3864122A1 (en) 2018-10-09 2021-08-18 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
EP3864123A1 (en) 2018-10-09 2021-08-18 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
DE102018217399A1 (de) 2018-10-11 2020-04-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Flüssige Zusammensetzung mit Dihydroxyterephthalsäurediamid-Verbindung und hoher Tensidmenge
DE102018217393A1 (de) 2018-10-11 2020-04-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Waschmittelzusammensetzung mit Catechol-Metallkomplexverbindung
WO2020074545A1 (en) 2018-10-11 2020-04-16 Novozymes A/S Cleaning compositions and uses thereof
DE102018217398A1 (de) 2018-10-11 2020-04-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Flüssigwaschmittel mit Dihydroxyterephthalsäurediamid-Verbindung
DE102018217392A1 (de) 2018-10-11 2020-04-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Mehrkomponenten-Waschmittel mit Catechol-Metallkomplex
DE102018217397A1 (de) 2018-10-11 2020-04-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Verwendung von übergangsmetallfreien Abtönungsfarbstoffen in Kombination mit Catecholderivaten
US20210355469A1 (en) 2018-10-12 2021-11-18 Danisco Us Inc Alpha-amylases with mutations that improve stability in the presence of chelants
EP3647398B1 (en) 2018-10-31 2024-05-15 Henkel AG & Co. KGaA Cleaning compositions containing dispersins v
EP3647397A1 (en) 2018-10-31 2020-05-06 Henkel AG & Co. KGaA Cleaning compositions containing dispersins iv
WO2020104156A1 (en) 2018-11-20 2020-05-28 Unilever Plc Detergent composition
BR112021009785A2 (pt) 2018-11-20 2021-08-17 Unilever Ip Holdings B.V. composição detergente, método de tratamento de um substrato de tecido e uso de uma enzima
CN113056549B (zh) 2018-11-20 2023-03-10 联合利华知识产权控股有限公司 洗涤剂组合物
EP3884025B1 (en) 2018-11-20 2022-06-08 Unilever Global Ip Limited Detergent composition
WO2020104158A1 (en) 2018-11-20 2020-05-28 Unilever Plc Detergent composition
US20220056379A1 (en) 2018-12-03 2022-02-24 Novozymes A/S Powder Detergent Compositions
EP3891264A1 (en) 2018-12-03 2021-10-13 Novozymes A/S LOW pH POWDER DETERGENT COMPOSITION
EP3666872B1 (en) 2018-12-12 2021-08-11 Henkel AG & Co. KGaA Phosphonated acrylic copolymers for surface hydrophilization
CN113366103A (zh) 2018-12-21 2021-09-07 诺维信公司 具有肽聚糖降解活性的多肽以及编码其的多核苷酸
EP3898919A1 (en) 2018-12-21 2021-10-27 Novozymes A/S Detergent pouch comprising metalloproteases
US20220098525A1 (en) 2019-01-22 2022-03-31 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Laundry detergent
WO2020151992A1 (en) 2019-01-22 2020-07-30 Unilever N.V. Laundry detergent
EP3702452A1 (en) 2019-03-01 2020-09-02 Novozymes A/S Detergent compositions comprising two proteases
CA3122942A1 (en) 2019-03-21 2020-09-24 Novozymes A/S Alpha-amylase variants and polynucleotides encoding same
BR112021019809A2 (pt) 2019-04-03 2021-12-07 Novozymes As Polipeptídeos que têm atividade de beta-glucanase, polinucleotídeos que codificam os mesmos e seus usos em composições de limpeza e de detergentes
DE102019204792A1 (de) 2019-04-04 2020-10-08 Henkel Ag & Co. Kgaa Verwendung von Mannanase-Enzym in Kombination mit Catecholderivaten
CN113874499A (zh) 2019-04-10 2021-12-31 诺维信公司 多肽变体
CN113795576A (zh) 2019-04-12 2021-12-14 诺维信公司 稳定化的糖苷水解酶变体
US20220195337A1 (en) 2019-05-16 2022-06-23 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Laundry composition
EP3990599B1 (en) 2019-06-28 2023-01-18 Unilever Global Ip Limited Detergent composition
WO2020260038A1 (en) 2019-06-28 2020-12-30 Unilever Plc Detergent composition
EP3990598A1 (en) 2019-06-28 2022-05-04 Unilever Global IP Limited Detergent composition
EP3990604B1 (en) 2019-06-28 2022-12-14 Unilever Global IP Limited Detergent composition
WO2020260006A1 (en) 2019-06-28 2020-12-30 Unilever Plc Detergent compositions
EP3990602A1 (en) 2019-06-28 2022-05-04 Unilever Global IP Limited Detergent composition
BR112021023457A2 (pt) 2019-07-01 2022-01-25 Basf Se Composto, uso do composto, composição, e, métodos para preparar a composição e um composto
WO2021001400A1 (en) 2019-07-02 2021-01-07 Novozymes A/S Lipase variants and compositions thereof
CN114364778A (zh) 2019-07-12 2022-04-15 诺维信公司 用于洗涤剂的酶性乳剂
WO2021037878A1 (en) 2019-08-27 2021-03-04 Novozymes A/S Composition comprising a lipase
US20220325204A1 (en) 2019-08-27 2022-10-13 Novozymes A/S Detergent composition
WO2021043764A1 (en) 2019-09-02 2021-03-11 Unilever Global Ip Limited Detergent composition
US20220315866A1 (en) 2019-09-19 2022-10-06 Novozymes A/S Detergent Composition
DE112020004477T5 (de) 2019-09-19 2022-06-30 Unilever Global Ip Limited Detergenszusammensetzungen
WO2021064068A1 (en) 2019-10-03 2021-04-08 Novozymes A/S Polypeptides comprising at least two carbohydrate binding domains
AR120142A1 (es) 2019-10-07 2022-02-02 Unilever Nv Composición detergente
US20220403359A1 (en) 2019-10-24 2022-12-22 Danisco Us Inc Variant maltopentaose/maltohexaose-forming alpha-amylases
WO2021105336A1 (en) 2019-11-29 2021-06-03 Basf Se Compositions comprising polymer and enzyme
EP4077620A1 (en) 2019-12-20 2022-10-26 Henkel AG & Co. KGaA Cleaning compositions comprising dispersins vi
CN114929848A (zh) 2019-12-20 2022-08-19 诺维信公司 稳定的液体无硼酶组合物
US20220411773A1 (en) 2019-12-20 2022-12-29 Novozymes A/S Polypeptides having proteolytic activity and use thereof
CN114846128A (zh) 2019-12-20 2022-08-02 汉高股份有限及两合公司 包含分散蛋白viii的清洁组合物
CN114829564A (zh) 2019-12-20 2022-07-29 汉高股份有限及两合公司 包含分散蛋白和糖酶的清洁组合物
WO2021130167A1 (en) 2019-12-23 2021-07-01 Novozymes A/S Enzyme compositions and uses thereof
EP4081626A1 (en) 2019-12-23 2022-11-02 The Procter & Gamble Company Compositions comprising enzymes
US20230159861A1 (en) 2020-01-23 2023-05-25 Novozymes A/S Enzyme compositions and uses thereof
WO2021152120A1 (en) 2020-01-31 2021-08-05 Novozymes A/S Mannanase variants and polynucleotides encoding same
JP2023511739A (ja) 2020-01-31 2023-03-22 ノボザイムス アクティーゼルスカブ マンナナーゼバリアント及びそれをコードするポリヌクレオチド
EP3892708A1 (en) 2020-04-06 2021-10-13 Henkel AG & Co. KGaA Cleaning compositions comprising dispersin variants
WO2021204838A1 (en) 2020-04-08 2021-10-14 Novozymes A/S Carbohydrate binding module variants
EP4139431A1 (en) 2020-04-21 2023-03-01 Novozymes A/S Cleaning compositions comprising polypeptides having fructan degrading activity
BR112022024537A2 (pt) 2020-06-08 2022-12-27 Unilever Ip Holdings B V Método de aprimoramento da atividade de protease em uma composição detergente e uso de saponina
CN115836125A (zh) 2020-06-24 2023-03-21 诺维信公司 纤维素酶用于从纺织品去除尘螨的用途
EP3936593A1 (en) 2020-07-08 2022-01-12 Henkel AG & Co. KGaA Cleaning compositions and uses thereof
WO2022023250A1 (en) 2020-07-27 2022-02-03 Unilever Ip Holdings B.V. Use of an enzyme and surfactant for inhibiting microorganisms
US20230313165A1 (en) 2020-08-25 2023-10-05 Novozymes A/S Variants of a family 44 xyloglucanase
WO2022043042A1 (en) 2020-08-28 2022-03-03 Unilever Ip Holdings B.V. Detergent composition
WO2022042977A1 (en) 2020-08-28 2022-03-03 Unilever Ip Holdings B.V. Detergent composition
US20230303951A1 (en) 2020-08-28 2023-09-28 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Detergent composition
CN116157496A (zh) 2020-08-28 2023-05-23 联合利华知识产权控股有限公司 表面活性剂和洗涤剂组合物
BR112023001773A2 (pt) 2020-08-28 2023-03-28 Unilever Ip Holdings B V Composição detergente e método
CN114250214B (zh) * 2020-09-21 2023-07-07 南京工业大学 持续性内切纤维素酶突变体及其应用
BR112023005128A2 (pt) 2020-09-22 2023-04-25 Basf Se Composição, composição de detergente, método para prover uma composição de detergente com estabilidade e/ou desempenho de lavagem melhorados, e, uso de uma composição
EP4225905A2 (en) 2020-10-07 2023-08-16 Novozymes A/S Alpha-amylase variants
EP4232539A2 (en) 2020-10-20 2023-08-30 Novozymes A/S Use of polypeptides having dnase activity
JP2023547450A (ja) 2020-10-29 2023-11-10 ノボザイムス アクティーゼルスカブ リパーゼ変異体及びそのようなリパーゼ変異体を含む組成物
WO2022103725A1 (en) 2020-11-13 2022-05-19 Novozymes A/S Detergent composition comprising a lipase
EP4256020A1 (en) 2020-12-07 2023-10-11 Unilever IP Holdings B.V. Detergent compositions
EP4256019A1 (en) 2020-12-07 2023-10-11 Unilever IP Holdings B.V. Detergent compositions
EP4263773B1 (en) 2020-12-17 2024-06-26 Unilever IP Holdings B.V. Cleaning composition
EP4263771A1 (en) 2020-12-17 2023-10-25 Unilever IP Holdings B.V. Use and cleaning composition
DE102021100563A1 (de) 2021-01-13 2022-07-14 Henkel Ag & Co. Kgaa Parfüm- und enzym-haltige zusammensetzung
EP4032966A1 (en) 2021-01-22 2022-07-27 Novozymes A/S Liquid enzyme composition with sulfite scavenger
EP4039806A1 (en) 2021-02-04 2022-08-10 Henkel AG & Co. KGaA Detergent composition comprising xanthan lyase and endoglucanase variants with im-proved stability
EP4291646A2 (en) 2021-02-12 2023-12-20 Novozymes A/S Alpha-amylase variants
WO2022171872A1 (en) 2021-02-12 2022-08-18 Novozymes A/S Stabilized biological detergents
EP4053256A1 (en) 2021-03-01 2022-09-07 Novozymes A/S Use of enzymes for improving fragrance deposition
WO2022189521A1 (en) 2021-03-12 2022-09-15 Novozymes A/S Polypeptide variants
EP4060036A1 (en) 2021-03-15 2022-09-21 Novozymes A/S Polypeptide variants
US20240060061A1 (en) 2021-03-15 2024-02-22 Novozymes A/S Dnase variants
CN117083370A (zh) 2021-03-26 2023-11-17 诺维信公司 聚合物含量降低的洗涤剂组合物
CN117377745A (zh) 2021-05-25 2024-01-09 联合利华知识产权控股有限公司 洗衣方法
WO2022268885A1 (en) 2021-06-23 2022-12-29 Novozymes A/S Alpha-amylase polypeptides
WO2023274925A1 (en) 2021-06-30 2023-01-05 Henkel Ag & Co. Kgaa Cleaning composition with improved anti-gray performance and/or anti-pilling performance
WO2023274923A1 (en) 2021-06-30 2023-01-05 Henkel Ag & Co. Kgaa Composition with improved moisture management performance
WO2023041694A1 (en) 2021-09-20 2023-03-23 Unilever Ip Holdings B.V. Detergent composition
CN113684198B (zh) * 2021-10-27 2022-02-25 中国农业科学院北京畜牧兽医研究所 一种提高纤维素酶催化效率的方法及突变体5i77-m2
WO2023114988A2 (en) 2021-12-16 2023-06-22 Danisco Us Inc. Variant maltopentaose/maltohexaose-forming alpha-amylases
WO2023117891A1 (en) 2021-12-21 2023-06-29 Basf Se Method for controlling the production of a product
WO2023116569A1 (en) 2021-12-21 2023-06-29 Novozymes A/S Composition comprising a lipase and a booster
EP4206309A1 (en) 2021-12-30 2023-07-05 Novozymes A/S Protein particles with improved whiteness
WO2023144110A1 (en) 2022-01-28 2023-08-03 Unilever Ip Holdings B.V. Laundry composition
WO2023144071A1 (en) 2022-01-28 2023-08-03 Unilever Ip Holdings B.V. Laundry composition
EP4234664A1 (en) 2022-02-24 2023-08-30 Evonik Operations GmbH Composition comprising glucolipids and enzymes
WO2023165507A1 (en) 2022-03-02 2023-09-07 Novozymes A/S Use of xyloglucanase for improvement of sustainability of detergents
WO2023165950A1 (en) 2022-03-04 2023-09-07 Novozymes A/S Dnase variants and compositions
WO2023194204A1 (en) 2022-04-08 2023-10-12 Novozymes A/S Hexosaminidase variants and compositions
WO2023225459A2 (en) 2022-05-14 2023-11-23 Novozymes A/S Compositions and methods for preventing, treating, supressing and/or eliminating phytopathogenic infestations and infections
WO2023227335A1 (en) 2022-05-27 2023-11-30 Unilever Ip Holdings B.V. Liquid composition comprising linear alkyl benzene sulphonate, methyl ester ethoxylate and alkoxylated zwitterionic polyamine polymer
WO2023227375A1 (en) 2022-05-27 2023-11-30 Unilever Ip Holdings B.V. Laundry liquid composition comprising a surfactant, an aminocarboxylate, an organic acid and a fragrance
WO2023227332A1 (en) 2022-05-27 2023-11-30 Unilever Ip Holdings B.V. Laundry liquid composition comprising a surfactant, an alkoxylated zwitterionic polyamine polymer and a protease
WO2023227356A1 (en) 2022-05-27 2023-11-30 Unilever Ip Holdings B.V. Composition containing enzyme
WO2023227421A1 (en) 2022-05-27 2023-11-30 Unilever Ip Holdings B.V. Laundry liquid composition comprising a surfactant, an alkoxylated zwitterionic polyamine polymer, and a fragrance
WO2023227331A1 (en) 2022-05-27 2023-11-30 Unilever Ip Holdings B.V. Composition comprising a specific methyl ester ethoxylate surfactant and a lipase
DE102022205593A1 (de) 2022-06-01 2023-12-07 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- und reinigungsmittel mit verbesserter enzymstabilität
DE102022205594A1 (de) 2022-06-01 2023-12-07 Henkel Ag & Co. Kgaa Leistungsverbesserte und lagerstabile protease-varianten
DE102022205591A1 (de) 2022-06-01 2023-12-07 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- und reinigungsmittel mit verbesserter enzymstabilität
DE102022205588A1 (de) 2022-06-01 2023-12-07 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- und reinigungsmittel mit verbesserter enzymstabilität
WO2023247348A1 (en) 2022-06-21 2023-12-28 Novozymes A/S Mannanase variants and polynucleotides encoding same
WO2023247664A2 (en) 2022-06-24 2023-12-28 Novozymes A/S Lipase variants and compositions comprising such lipase variants
WO2024028160A1 (en) 2022-08-04 2024-02-08 Unilever Ip Holdings B.V. Packaged homecare product
WO2024028159A1 (en) 2022-08-04 2024-02-08 Unilever Ip Holdings B.V. Packaged homecare product
WO2024028161A1 (en) 2022-08-04 2024-02-08 Unilever Ip Holdings B.V. Packaged homecare product
WO2024033136A1 (en) 2022-08-11 2024-02-15 Basf Se Amylase variants
WO2024033135A2 (en) 2022-08-11 2024-02-15 Basf Se Amylase variants
EP4324900A1 (en) 2022-08-17 2024-02-21 Henkel AG & Co. KGaA Detergent composition comprising enzymes
WO2024046952A1 (en) 2022-08-30 2024-03-07 Novozymes A/S Improvements in or relating to organic compounds
WO2024056278A1 (en) 2022-09-13 2024-03-21 Unilever Ip Holdings B.V. Washing machine and washing method
WO2024056333A1 (en) 2022-09-13 2024-03-21 Unilever Ip Holdings B.V. Washing machine and washing method
WO2024056331A1 (en) 2022-09-13 2024-03-21 Unilever Ip Holdings B.V. Washing machine and washing method
WO2024056334A1 (en) 2022-09-13 2024-03-21 Unilever Ip Holdings B.V. Washing machine and washing method
EP4349942A1 (en) 2022-10-05 2024-04-10 Unilever IP Holdings B.V. Laundry liquid composition
EP4349945A1 (en) 2022-10-05 2024-04-10 Unilever IP Holdings B.V. Laundry liquid composition
EP4349946A1 (en) 2022-10-05 2024-04-10 Unilever IP Holdings B.V. Unit dose fabric treatment product
EP4349943A1 (en) 2022-10-05 2024-04-10 Unilever IP Holdings B.V. Laundry liquid composition
EP4349944A1 (en) 2022-10-05 2024-04-10 Unilever IP Holdings B.V. Laundry liquid composition
EP4349948A1 (en) 2022-10-05 2024-04-10 Unilever IP Holdings B.V. Laundry liquid composition
EP4349947A1 (en) 2022-10-05 2024-04-10 Unilever IP Holdings B.V. Laundry liquid composition
WO2024088706A1 (en) 2022-10-25 2024-05-02 Unilever Ip Holdings B.V. Composition
EP4361239A1 (en) 2022-10-25 2024-05-01 Unilever IP Holdings B.V. Laundry liquid composition
WO2024088716A1 (en) 2022-10-25 2024-05-02 Unilever Ip Holdings B.V. Composition
DE102022211482A1 (de) 2022-10-28 2024-05-08 Henkel Ag & Co. Kgaa Naturfarbstoff-Färbung mit verbesserter Farbintensität
WO2024094733A1 (en) 2022-11-04 2024-05-10 Basf Se Polypeptides having protease activity for use in detergent compositions
WO2024094735A1 (en) 2022-11-04 2024-05-10 Basf Se Polypeptides having protease activity for use in detergent compositions
WO2024094732A1 (en) 2022-11-04 2024-05-10 Basf Se Polypeptides having protease activity for use in detergent compositions
DE102022211856A1 (de) 2022-11-09 2024-05-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Zweistufiges Färbeverfahren mit Naturfarbstoffen mit verbesserter Farbintensität
WO2024115106A1 (en) 2022-11-29 2024-06-06 Unilever Ip Holdings B.V. Composition
DE102022131732A1 (de) 2022-11-30 2024-06-06 Henkel Ag & Co. Kgaa Verbesserte Waschleistung durch den Einsatz einer Protease fusioniert mit speziellem Adhäsionsvermittlerpeptid
WO2024121070A1 (en) 2022-12-05 2024-06-13 Novozymes A/S Protease variants and polynucleotides encoding same
WO2024121057A1 (en) 2022-12-05 2024-06-13 Novozymes A/S A composition for removing body grime
EP4389864A1 (en) 2022-12-20 2024-06-26 Basf Se Cutinases

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK16490D0 (da) 1990-01-19 1990-01-19 Novo Nordisk As Enzym
DK115890D0 (da) 1990-05-09 1990-05-09 Novo Nordisk As Enzym
ATE118545T1 (de) * 1990-05-09 1995-03-15 Novo Nordisk As Eine ein endoglucanase enzym enthaltende zellulasezubereitung.
US5443750A (en) * 1991-01-16 1995-08-22 The Procter & Gamble Company Detergent compositions with high activity cellulase and softening clays
US5520838A (en) * 1991-01-16 1996-05-28 The Procter & Gamble Company Compact detergent compositions with high activity cellulase
JP3681750B2 (ja) * 1992-10-06 2005-08-10 ノボザイムス アクティーゼルスカブ セルラーゼ変異体
WO1995002042A1 (en) * 1993-07-07 1995-01-19 Biomolecular Research Institute Ltd (1 → 3, 1 → 4)-β-GLUCANASE OF ENHANCED STABILITY
EP0749473B1 (en) * 1994-03-08 2005-10-12 Novozymes A/S Novel alkaline cellulases
EP0796365B1 (en) * 1994-12-05 2010-03-10 Novozymes A/S A method of obtaining a cellulosic textile fabric with reduced tendency to pilling formation
JP4047379B2 (ja) * 1995-02-03 2008-02-13 ノボザイムス アクティーゼルスカブ 予め決められた性質を有するα−アミラーゼ変異体のデザイン方法
ATE315083T1 (de) * 1995-03-17 2006-02-15 Novozymes As Neue endoglukanase
US5520638A (en) 1995-03-28 1996-05-28 Arthrex, Inc. Main pump tubing for arthroscopy infusion pump
ATE324437T1 (de) * 1996-09-17 2006-05-15 Novozymes As Cellulasevarianten

Also Published As

Publication number Publication date
BR9711479B1 (pt) 2009-08-11
US20120289450A1 (en) 2012-11-15
US20080206836A1 (en) 2008-08-28
JP3532576B2 (ja) 2004-05-31
CN1230987A (zh) 1999-10-06
CN101085985A (zh) 2007-12-12
WO1998012307A1 (en) 1998-03-26
BR9711479A (pt) 1999-08-24
US20090170747A1 (en) 2009-07-02
US20050009166A1 (en) 2005-01-13
EP0937138A1 (en) 1999-08-25
US20030092097A1 (en) 2003-05-15
EP0937138B1 (en) 2006-04-26
US20110250674A1 (en) 2011-10-13
EP1726644A1 (en) 2006-11-29
ATE324437T1 (de) 2006-05-15
DE69735767D1 (en) 2006-06-01
CN100362100C (zh) 2008-01-16
AU4200797A (en) 1998-04-14
DE69735767T2 (de) 2007-04-05
CN101085985B (zh) 2012-05-16
CA2265914C (en) 2011-05-03
US7993898B2 (en) 2011-08-09
US8017372B2 (en) 2011-09-13
JP2004065255A (ja) 2004-03-04
CA2265914A1 (en) 1998-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0937138B1 (en) Cellulase variants
US5792641A (en) Cellulase variants and detergent compositions containing cellulase variants
DE69833197T2 (de) Alkalische xyloglukanase
EP1632557B1 (en) Novel alkaline cellulases
CA2417857C (en) Mutant egiii cellulase, dna encoding such egiii compositions and methods for obtaining same
US6207436B1 (en) Endo-B-1,4-glucanases from saccharothrix
WO1998008940A1 (en) A novel endoglucanase
WO1997001629A1 (en) A cellulase with reduced mobility
JPH09500667A (ja) 2つのセルラーゼ成分を含んでなる洗剤組成物
JP2001523464A (ja) 放線菌類により産生されるセルラーゼとその産生方法
JP2001523463A (ja) 放線菌類により産生されるセルラーゼとその産生方法
US5997584A (en) Method of treating polyester fabrics
US6582750B2 (en) Mutant EGIII cellulase, DNA encoding such EGIII compositions and methods for obtaining same
JP2003507039A (ja) マルブランケア属Malbranchea由来アルカリ性キシログルカナーゼ
DE69838910T2 (de) Endo-beta-1,4-glukanasen aus saccharothrix

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees