JP2749653B2 - ジヒドロキシジフエニルシクロアルカン - Google Patents
ジヒドロキシジフエニルシクロアルカンInfo
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01D71/06—Organic material
- B01D71/50—Polycarbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C39/00—Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C39/12—Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring polycyclic with no unsaturation outside the aromatic rings
- C07C39/17—Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring polycyclic with no unsaturation outside the aromatic rings containing other rings in addition to the six-membered aromatic rings, e.g. cyclohexylphenol
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
-
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08G64/06—Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C2601/00—Systems containing only non-condensed rings
- C07C2601/12—Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
- C07C2601/14—The ring being saturated
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、式(I) 式中、 R1およびR2は、お互いに独立に、水素、ハロゲン、好
ましくは塩素または臭素、C1−C8アルキル、C5−C6シク
ロアルキル、C5−C10アリール、好ましくはフェニルお
よびC7−C12アラルキル、よりとくにベンジルであり、 mは4〜7、好ましくは4または5の整数であり、 R3およびR4は、各Xについて個々に選択され、お互い
に独立に、水素またはC1−C6アルキルであり、そして Xは炭素であり、 ただし、少なくとも1つの原子Xにおいて、同一の原
子Xに結合するR3およびR4の両者はアルキルである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカンに関
する。
ましくは塩素または臭素、C1−C8アルキル、C5−C6シク
ロアルキル、C5−C10アリール、好ましくはフェニルお
よびC7−C12アラルキル、よりとくにベンジルであり、 mは4〜7、好ましくは4または5の整数であり、 R3およびR4は、各Xについて個々に選択され、お互い
に独立に、水素またはC1−C6アルキルであり、そして Xは炭素であり、 ただし、少なくとも1つの原子Xにおいて、同一の原
子Xに結合するR3およびR4の両者はアルキルである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカンに関
する。
好ましくは、1つまたは2つの原子Xにおいて、より
とくに1つのみの原子Xにおいて、R3およびR4の両者は
アルキルである。好ましいアルキル基はメチルである。
ジフェニル置換C原子(C−1)に対してα−位置にあ
るX原子は好ましくはジアルキル置換でなく、これに対
してC−1に対してβ−位置にあるX原子は好ましくは
ジアルキル置換である。よりとくに、C−1に対してβ
−位置にある1つのX原子はジアルキル置換であり、そ
してC−1に対してβ′−位置にある1つのX原子はモ
ノアルキル置換である。よりとくに、本発明は脂環族基
中に5および6個の環C原子を含有するジヒドロキシジ
フェニルシクロアルカン(式(I)においてm=4また
は5)、例えば、 次の式に相当するジフェノールに関する: 1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリ
メチルシクロヘキサン(式II)はとくに好ましい。
とくに1つのみの原子Xにおいて、R3およびR4の両者は
アルキルである。好ましいアルキル基はメチルである。
ジフェニル置換C原子(C−1)に対してα−位置にあ
るX原子は好ましくはジアルキル置換でなく、これに対
してC−1に対してβ−位置にあるX原子は好ましくは
ジアルキル置換である。よりとくに、C−1に対してβ
−位置にある1つのX原子はジアルキル置換であり、そ
してC−1に対してβ′−位置にある1つのX原子はモ
ノアルキル置換である。よりとくに、本発明は脂環族基
中に5および6個の環C原子を含有するジヒドロキシジ
フェニルシクロアルカン(式(I)においてm=4また
は5)、例えば、 次の式に相当するジフェノールに関する: 1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリ
メチルシクロヘキサン(式II)はとくに好ましい。
式(I)に相当するジヒドロキシジフェニルシクロア
ルカンは、既知の方法により、式(V) に相当するフェノールおよび式(VI) 式中、X、R1、R2、R3、R4およびmは式(I)につい
て定義したとおりある、 のケトンを縮合するとによって得ることができる。
ルカンは、既知の方法により、式(V) に相当するフェノールおよび式(VI) 式中、X、R1、R2、R3、R4およびmは式(I)につい
て定義したとおりある、 のケトンを縮合するとによって得ることができる。
式(V)に相当するフェノールは、既知であるか、あ
るいは既知の方法により得るすることができる[クレゾ
ールおよびキシレノールについて、参照、例えば、ウル
マンの工業化学の百科事典(UIlmanns Encyklopdiede
r technischen Chemie)、第4改定および拡張版、Vol.
15、61−77ページ、Verlag Chemie,Weinheim/New Yor
k、1978;クロロフェノールについて、UIlmanns Encyklo
pdie der technischen Chemie、第4版、Vol.9、573
−582ページ、1975、Verlag Chemie;およびアルキルフ
ェノールについて、UIlmanns Encyklopdie der techn
ischen Chemie、第4版、Vol.18、199−214ページ、197
9、Verlag Chemie]。
るいは既知の方法により得るすることができる[クレゾ
ールおよびキシレノールについて、参照、例えば、ウル
マンの工業化学の百科事典(UIlmanns Encyklopdiede
r technischen Chemie)、第4改定および拡張版、Vol.
15、61−77ページ、Verlag Chemie,Weinheim/New Yor
k、1978;クロロフェノールについて、UIlmanns Encyklo
pdie der technischen Chemie、第4版、Vol.9、573
−582ページ、1975、Verlag Chemie;およびアルキルフ
ェノールについて、UIlmanns Encyklopdie der techn
ischen Chemie、第4版、Vol.18、199−214ページ、197
9、Verlag Chemie]。
式(V)に相当する適当なフェノールの例は、フェノ
ール、o−クレゾール、m−クレゾール、2,6−ジメチ
ルフェノール、2−クロロフェノール、3−クロロフェ
ノール、2,6−ジクロロフェノール、2−シクロヘキサ
ンフェノール、2,6−ジフェニルフェノールおよびo−
ベンジルフェノールである。
ール、o−クレゾール、m−クレゾール、2,6−ジメチ
ルフェノール、2−クロロフェノール、3−クロロフェ
ノール、2,6−ジクロロフェノール、2−シクロヘキサ
ンフェノール、2,6−ジフェニルフェノールおよびo−
ベンジルフェノールである。
式(VI)に相当するケトンは既知である[例えば、バ
イルステインの有機化学のハンドブック(Beilsteins H
andbuch der Organischen Chhemie)、Vol.7、第4版、
Springer−Verlag,Berlin 1925および対応する補遺Vol.
1〜4およびジャーナル・オブ・アメリカン・ソサイア
ティー(J.Am.Soc.)Vol.79(1975)、1488ページ、149
2、米国特許第2,692,289号;J.Am.Soc.、1954、2186−21
92およびジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー(J.Org.Chem.)、Vol.38(1973)、4431−4435;ジャ
ーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイアティー
(J.Am.Chem.Soc.)、87、(1965)、1353−1364。式
(VI)に相当するケトンを製造する一般的方法は、例え
ば、参考文献に記載されている:オルガニクム(Organi
kum)、第15版、1977、VEB−Deutscher Verlag der Wis
senschaften,Berlin,例えば、第698ページ。
イルステインの有機化学のハンドブック(Beilsteins H
andbuch der Organischen Chhemie)、Vol.7、第4版、
Springer−Verlag,Berlin 1925および対応する補遺Vol.
1〜4およびジャーナル・オブ・アメリカン・ソサイア
ティー(J.Am.Soc.)Vol.79(1975)、1488ページ、149
2、米国特許第2,692,289号;J.Am.Soc.、1954、2186−21
92およびジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー(J.Org.Chem.)、Vol.38(1973)、4431−4435;ジャ
ーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイアティー
(J.Am.Chem.Soc.)、87、(1965)、1353−1364。式
(VI)に相当するケトンを製造する一般的方法は、例え
ば、参考文献に記載されている:オルガニクム(Organi
kum)、第15版、1977、VEB−Deutscher Verlag der Wis
senschaften,Berlin,例えば、第698ページ。
式(VI)に相当する既知のケトンの例は、次の通りで
ある:3,3−ジメチルシクロペンタノン、3,3−ジメチル
シクロヘキサノン、4,4−ジメチルシクロヘキサノン、
3−エチル−3−メチルシクロペンタノン、2,3,3−ト
リメチルシクロペンタノン、3,3,4−トリメチルシクロ
ペンタノン、3,3−ジメチルシクロヘプタノン、4,4−ジ
メチルシクロヘプタノン、3−エチル−3−メチルシク
ロヘキサノン、4−エチル−4−メチルシクロヘキサノ
ン、2,3,3−トリメチルシクロヘキサノン、2、4,4−ト
リメチルシクロヘキサノン、3,3,4−トリメチルシクロ
ヘキサノン、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、3,
4,4−トリメチルシクロヘキサノン、2,3,3,4−テトラメ
チルシクロペンタノン、3,3,5−トリメチルシクロヘプ
タノン、3,5,5−トリメチルシクロヘプタノン、5−エ
チル−2,5−ジメチルシクロヘプタノン、2,3,3,5−テト
ラメチルシクロヘプタノン、2,3,5,5−テトラメチルシ
クロヘプタノン、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘプタ
ノン、4−エチル−2,3,4−トリメチルシクロペンタノ
ン、3−エチル−4−イソプロピルシクロペンタノン、
2−イソプロピル−3,3,4−トリメチルシクロペンタノ
ン、3−エチル−4−イソプロピル−3−メチル−シク
ロヘキサノン、4−エチル−3−イソプロピル−4−メ
チルシクロヘキサノン、3−sec−ブチル−4,4−ジメチ
ルシクロヘキサノン、2−ブチル−3,3,4−トリメチル
シクロヘキサノン、4−ブチル−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサノン、3−イソプロピル−3−メチルシクロ
ヘキサノンおよび3,3,8−トリメチルシクロオクタノ
ン。
ある:3,3−ジメチルシクロペンタノン、3,3−ジメチル
シクロヘキサノン、4,4−ジメチルシクロヘキサノン、
3−エチル−3−メチルシクロペンタノン、2,3,3−ト
リメチルシクロペンタノン、3,3,4−トリメチルシクロ
ペンタノン、3,3−ジメチルシクロヘプタノン、4,4−ジ
メチルシクロヘプタノン、3−エチル−3−メチルシク
ロヘキサノン、4−エチル−4−メチルシクロヘキサノ
ン、2,3,3−トリメチルシクロヘキサノン、2、4,4−ト
リメチルシクロヘキサノン、3,3,4−トリメチルシクロ
ヘキサノン、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、3,
4,4−トリメチルシクロヘキサノン、2,3,3,4−テトラメ
チルシクロペンタノン、3,3,5−トリメチルシクロヘプ
タノン、3,5,5−トリメチルシクロヘプタノン、5−エ
チル−2,5−ジメチルシクロヘプタノン、2,3,3,5−テト
ラメチルシクロヘプタノン、2,3,5,5−テトラメチルシ
クロヘプタノン、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘプタ
ノン、4−エチル−2,3,4−トリメチルシクロペンタノ
ン、3−エチル−4−イソプロピルシクロペンタノン、
2−イソプロピル−3,3,4−トリメチルシクロペンタノ
ン、3−エチル−4−イソプロピル−3−メチル−シク
ロヘキサノン、4−エチル−3−イソプロピル−4−メ
チルシクロヘキサノン、3−sec−ブチル−4,4−ジメチ
ルシクロヘキサノン、2−ブチル−3,3,4−トリメチル
シクロヘキサノン、4−ブチル−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサノン、3−イソプロピル−3−メチルシクロ
ヘキサノンおよび3,3,8−トリメチルシクロオクタノ
ン。
好ましいケトンの例は、次の通りである: ビスフェノールを調製するために、フェノール(V)
を、ケトン(VI)の1モル当たり一般に2〜10モル、好
ましくは2.5〜6モルの量で使用する。当たり反応時間
は1〜100時間である。反応は一般に−30℃〜300℃、好
ましくは−15℃〜150℃の範囲の温度においておよび1
〜20バール、好ましくは1〜10バールの圧力下に実施す
る。
を、ケトン(VI)の1モル当たり一般に2〜10モル、好
ましくは2.5〜6モルの量で使用する。当たり反応時間
は1〜100時間である。反応は一般に−30℃〜300℃、好
ましくは−15℃〜150℃の範囲の温度においておよび1
〜20バール、好ましくは1〜10バールの圧力下に実施す
る。
縮合は、一般に、酸性触媒、例えば、塩化水素、臭化
水素、フッ化水素、三フッ化ホウ素、三塩化アルミニウ
ム、二塩化亜鉛、四塩化チタン、四塩化スズ、ハロゲン
化リン、五塩化リン、リン酸、濃塩酸または強酸および
また酢酸および酢酸無水物の混合物の存在下に実施す
る。酸性イオン交換体を、また、使用することができ
る。
水素、フッ化水素、三フッ化ホウ素、三塩化アルミニウ
ム、二塩化亜鉛、四塩化チタン、四塩化スズ、ハロゲン
化リン、五塩化リン、リン酸、濃塩酸または強酸および
また酢酸および酢酸無水物の混合物の存在下に実施す
る。酸性イオン交換体を、また、使用することができ
る。
さらに、この反応は、助触媒、例えば、C1−C18メル
カプタン、硫化水素、チオフェノール、チオ酸およびジ
アルキルサルファイドを、例えば、ケトンの1モル当た
り0.01−0.4モル、とくに0.05−0.2モルの量で添加する
ことによって促進することができる。
カプタン、硫化水素、チオフェノール、チオ酸およびジ
アルキルサルファイドを、例えば、ケトンの1モル当た
り0.01−0.4モル、とくに0.05−0.2モルの量で添加する
ことによって促進することができる。
縮合は、溶媒の不存在下に、あるいは不活性溶媒(例
えば、脂肪族または芳香族の炭化水素、塩素化炭化水
素)の存在下に実施することができる。
えば、脂肪族または芳香族の炭化水素、塩素化炭化水
素)の存在下に実施することができる。
触媒が、また、脱水剤として使用する場合、別の脱水
剤は必要としないが、すぐれた転化率を得るためには、
使用する触媒が反応の水と結合しないとき、脱水剤を使
用することは常に有利である。
剤は必要としないが、すぐれた転化率を得るためには、
使用する触媒が反応の水と結合しないとき、脱水剤を使
用することは常に有利である。
適当な脱水剤は、例えば、酢酸無水物、ゼオライト、
ポリリン酸および五酸化リンである。
ポリリン酸および五酸化リンである。
したがって、本発明は、また、式(I) 式中、 R1およびR2は、お互いに独立に、水素、ハロゲン、好
ましくは塩素または臭素、C1−C8アルキル、C5−C6シク
ロアルキル、C5−C10アリール、好ましくはフェニルお
よびC7−C12アラルキル、よりとくにベンジルであり、 mは4〜7、4または5の整数であり、 R3およびR4は、各Xについて個々に選択され、お互い
に独立に、水素またはC1−C6アルキルであり、そして Xは炭素であり、 ただし、少なくとも1つの原子Xにおいて、 R3およびR4の両者はアルキルである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカンを製
造する方法であって、式(V) 式中、 R1およびR2は式(I)について定義したとおりであ
る、 に相当するフェノールを、式(VI) 式中、 X、m、R3およびR4は式(I)について定義したとお
りである、 に相当するケトンと、2:1〜10:1、好ましくは2.5:1〜6:
1の(V):(VI)のモル比で−30℃〜300℃、好ましく
は−15〜150℃の温度において1〜10バールの圧力下
に、酸性触媒の存在下に、並びに必要に応じて助触媒お
よび/または溶媒および/または脱水剤の存在下に、反
応させることを特徴とする方法に関する。
ましくは塩素または臭素、C1−C8アルキル、C5−C6シク
ロアルキル、C5−C10アリール、好ましくはフェニルお
よびC7−C12アラルキル、よりとくにベンジルであり、 mは4〜7、4または5の整数であり、 R3およびR4は、各Xについて個々に選択され、お互い
に独立に、水素またはC1−C6アルキルであり、そして Xは炭素であり、 ただし、少なくとも1つの原子Xにおいて、 R3およびR4の両者はアルキルである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカンを製
造する方法であって、式(V) 式中、 R1およびR2は式(I)について定義したとおりであ
る、 に相当するフェノールを、式(VI) 式中、 X、m、R3およびR4は式(I)について定義したとお
りである、 に相当するケトンと、2:1〜10:1、好ましくは2.5:1〜6:
1の(V):(VI)のモル比で−30℃〜300℃、好ましく
は−15〜150℃の温度において1〜10バールの圧力下
に、酸性触媒の存在下に、並びに必要に応じて助触媒お
よび/または溶媒および/または脱水剤の存在下に、反
応させることを特徴とする方法に関する。
式(I)において、R3およびR4の両者は好ましくは1
または2つのX原子において、よりことに1つのみのX
原子においてアルキルである。好ましいアルキル基はメ
チルであるが、エチルまたは直鎖状もしくは分枝鎖状の
C3−C6アルキル基を、また、使用することができる。ジ
フェニル置換C原子(C−1)に対してα−位置にある
X原子は好ましくはジアルキル置換でなく、これに対し
てC−1に対してβ−位置にあるX原子は好ましくはジ
アルキル置換である。よりとくに、C−1に対してβ−
位置にある1つのX原子はジアルキル置換であり、そし
てC−1に対してB′−位置にある1つのX原子はモノ
アルキル置換である。
または2つのX原子において、よりことに1つのみのX
原子においてアルキルである。好ましいアルキル基はメ
チルであるが、エチルまたは直鎖状もしくは分枝鎖状の
C3−C6アルキル基を、また、使用することができる。ジ
フェニル置換C原子(C−1)に対してα−位置にある
X原子は好ましくはジアルキル置換でなく、これに対し
てC−1に対してβ−位置にあるX原子は好ましくはジ
アルキル置換である。よりとくに、C−1に対してβ−
位置にある1つのX原子はジアルキル置換であり、そし
てC−1に対してB′−位置にある1つのX原子はモノ
アルキル置換である。
ある場合において、この反応は完全には均一でなく、
すなわち、いくつかの異なる生成物が生成することがあ
り、それゆえ所望の化合物をまず混合物から単離すべき
である。とくに縮合について、次の参考文献を参照する
ことができる:シュネル(Shnell)、ポリカーボネート
の化学的および物理学(Chemistry and Physics of Pol
ycarbonates)、Ineterscience Publishers、New York
1964。ある場合において、所望の化合物が沈澱または結
晶化し、単離が容易となるように、適当な触媒および反
応条件を選択して反応を制御することができる。
すなわち、いくつかの異なる生成物が生成することがあ
り、それゆえ所望の化合物をまず混合物から単離すべき
である。とくに縮合について、次の参考文献を参照する
ことができる:シュネル(Shnell)、ポリカーボネート
の化学的および物理学(Chemistry and Physics of Pol
ycarbonates)、Ineterscience Publishers、New York
1964。ある場合において、所望の化合物が沈澱または結
晶化し、単離が容易となるように、適当な触媒および反
応条件を選択して反応を制御することができる。
実施例A.1 式(II)のジフェノールの調製 撹拌機、滴下漏斗、温度計、還流冷却器およびガス入
口管を装備し、そして乾燥HClガスで飽和された、1
の丸底フラスコ中に、28〜30℃において、7.5モル(705
g)のフェノールおよび0.15モル(30.3g)のドデシルチ
オールを導入する。1.5モル(210g)のジヒドロイソホ
ロン(3,3,5−トリメチルシクロヘキサン−1−オン)
および1.5モル(151g)のフェノールを生ずる溶液に3
時間かけて滴々添加し、反応溶液にHClを通過させ続け
る。添加後、HClガスをさらに5時間導入する。次い
で、この混合物を室温において8時間反応させる。次い
で、過剰のフェノールを水蒸気蒸留により除去する。残
留物をポリエーテル(60−90)で2回、次いで塩化メチ
レンで1回熱抽出し、そして濾過する。収量:370g、融
点:205−207℃。
口管を装備し、そして乾燥HClガスで飽和された、1
の丸底フラスコ中に、28〜30℃において、7.5モル(705
g)のフェノールおよび0.15モル(30.3g)のドデシルチ
オールを導入する。1.5モル(210g)のジヒドロイソホ
ロン(3,3,5−トリメチルシクロヘキサン−1−オン)
および1.5モル(151g)のフェノールを生ずる溶液に3
時間かけて滴々添加し、反応溶液にHClを通過させ続け
る。添加後、HClガスをさらに5時間導入する。次い
で、この混合物を室温において8時間反応させる。次い
で、過剰のフェノールを水蒸気蒸留により除去する。残
留物をポリエーテル(60−90)で2回、次いで塩化メチ
レンで1回熱抽出し、そして濾過する。収量:370g、融
点:205−207℃。
実施例A.2 式(II)のジフェノールの調製 撹拌機、温度計、還流冷却器およびガス入口管を装備
した撹拌した装置に、28〜30℃において、1692g(18モ
ル)のフェノール、60.6g(0.3モル)のドデシルチオー
ルおよび420g(3モル)のジヒドロイソホロン(3,3,5
−トリメチルシクロヘキサン−1−オン)を導入する。
乾燥HClガスをこの溶液に28〜30℃において5時間かけ
て導入する。次いで、この混合物を28〜30℃において約
10時間反応させる。ケトンの95%が転化されたとき(GC
により検査する)2.5lの水を反応混合物に添加し、そし
てpHを45%のNaOH溶液の添加により6に調節する。反応
混合物を80℃において1時間撹拌し、次いで25℃に冷却
する。水性相をデカンテーションし、そして残留物を80
℃において水で洗浄する。得られる粗生成物を濾過し、
n−ヘキサンで2回および塩化メチレンで2回熱抽出
し、次いで濾過する。残留物をキシレンから2回再結晶
化する。
した撹拌した装置に、28〜30℃において、1692g(18モ
ル)のフェノール、60.6g(0.3モル)のドデシルチオー
ルおよび420g(3モル)のジヒドロイソホロン(3,3,5
−トリメチルシクロヘキサン−1−オン)を導入する。
乾燥HClガスをこの溶液に28〜30℃において5時間かけ
て導入する。次いで、この混合物を28〜30℃において約
10時間反応させる。ケトンの95%が転化されたとき(GC
により検査する)2.5lの水を反応混合物に添加し、そし
てpHを45%のNaOH溶液の添加により6に調節する。反応
混合物を80℃において1時間撹拌し、次いで25℃に冷却
する。水性相をデカンテーションし、そして残留物を80
℃において水で洗浄する。得られる粗生成物を濾過し、
n−ヘキサンで2回および塩化メチレンで2回熱抽出
し、次いで濾過する。残留物をキシレンから2回再結晶
化する。
収量:753g。
融点:209−211℃。
実施例A.3 式(II)のジフェノールの調製 撹拌機、温度計、還流冷却器およびガス入口管を装備
した撹拌した装置に、30℃において、564g(6モル)の
フェノール、10.8g(0.12モル)のドデシルチオールお
よび140g(1モル)のジヒドロイソホロン(3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン−1−オン)を導入する。この
温度において、37%のHClを添加する。この混合物を28
〜30℃において約70時間反応させる。ケトンの95%が転
化されたとき(GCにより検査する)、2lの水を反応混合
物に添加し、そしてpHを45%のNaOH溶液の添加により6
に調節する。反応混合物を80℃において1時間撹拌し、
次いで25℃に冷却する。水性相をデカンテーションし、
そして残留物を80℃において水で洗浄する。得られる粗
生成物を濾過し、n−ヘキサンで2回および塩化メチレ
ンで2回熱抽出し、次いで30℃において濾過する。収
量:253g。
した撹拌した装置に、30℃において、564g(6モル)の
フェノール、10.8g(0.12モル)のドデシルチオールお
よび140g(1モル)のジヒドロイソホロン(3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン−1−オン)を導入する。この
温度において、37%のHClを添加する。この混合物を28
〜30℃において約70時間反応させる。ケトンの95%が転
化されたとき(GCにより検査する)、2lの水を反応混合
物に添加し、そしてpHを45%のNaOH溶液の添加により6
に調節する。反応混合物を80℃において1時間撹拌し、
次いで25℃に冷却する。水性相をデカンテーションし、
そして残留物を80℃において水で洗浄する。得られる粗
生成物を濾過し、n−ヘキサンで2回および塩化メチレ
ンで2回熱抽出し、次いで30℃において濾過する。収
量:253g。
融点:205−208℃。
実施例A.4 式(Ib)のジフェノールの調製(R1およびR2=CH3) 撹拌機、温度計、還流冷却器およびガス入口管を装備
した撹拌した装置に、35℃において、2196g(18モル)
の2,6−ジメチルフェノール、38.2g(3モル)のβ−メ
ルカプトプロピオン酸および420g(3モル)のジヒドロ
イソホロン(3,3,5−トリメチルシクロヘキサン−1−
オン)を導入する。乾燥HClガスをこの溶液に35℃にお
いて5時間かけて導入する。次いで、この混合物を28〜
30℃において約10時間反応させる。ケトンの95%が転化
されたとき(GCにより検査する)、2.5lの水を反応混合
物に添加し、そしてpHを45%のNaOH溶液の添加により6
に調節する。反応混合物を80℃において1時間撹拌し、
次いで室温に冷却する。水性相をデカンテーションし、
そして残留物を60℃において水で洗浄する。得られる粗
生成物を濾過し、n−ヘキサンで3回熱抽出し、次いで
濾過する。
した撹拌した装置に、35℃において、2196g(18モル)
の2,6−ジメチルフェノール、38.2g(3モル)のβ−メ
ルカプトプロピオン酸および420g(3モル)のジヒドロ
イソホロン(3,3,5−トリメチルシクロヘキサン−1−
オン)を導入する。乾燥HClガスをこの溶液に35℃にお
いて5時間かけて導入する。次いで、この混合物を28〜
30℃において約10時間反応させる。ケトンの95%が転化
されたとき(GCにより検査する)、2.5lの水を反応混合
物に添加し、そしてpHを45%のNaOH溶液の添加により6
に調節する。反応混合物を80℃において1時間撹拌し、
次いで室温に冷却する。水性相をデカンテーションし、
そして残留物を60℃において水で洗浄する。得られる粗
生成物を濾過し、n−ヘキサンで3回熱抽出し、次いで
濾過する。
収量:856g。
融点:236−238℃。
実施例A.5 式(III)のジフェノールの調製 実施例A.2と同一の手順に従い、3モルの3,3−ジメチ
ルシクロヘキサノンを3モルのジヒドロイソホロンの代
わりに使用する。生成物は190−201℃の融点を有した。
ルシクロヘキサノンを3モルのジヒドロイソホロンの代
わりに使用する。生成物は190−201℃の融点を有した。
本発明による式(I)のジフェノールは、とくに、高
い耐熱性と他の好適な性質により特徴づけられる、高分
子量の熱可塑性ポリカーボネートの製造に適当である。
い耐熱性と他の好適な性質により特徴づけられる、高分
子量の熱可塑性ポリカーボネートの製造に適当である。
したがって、本発明は、また、高分子量の熱可塑性芳
香族ポリカーボネートの製造に式(I)のジフェノール
を使用することに関する。
香族ポリカーボネートの製造に式(I)のジフェノール
を使用することに関する。
式(I)に相当する単一のジフェノールを使用するこ
と(この場合において、ホモポリカーボネートが生成す
る)および式(I)の複数のジフェノールを使用するこ
と(この場合において、コポリカーボネートが生成す
る)が可能である。
と(この場合において、ホモポリカーボネートが生成す
る)および式(I)の複数のジフェノールを使用するこ
と(この場合において、コポリカーボネートが生成す
る)が可能である。
さらに、式(I)に相当するジフェノールは、また、
他のジフェノール、例えば、式HO−Z−OH(VII)との
混合物の形態で使用して、高分子量の熱可塑性芳香族ポ
リカーボネートを製造することができる。
他のジフェノール、例えば、式HO−Z−OH(VII)との
混合物の形態で使用して、高分子量の熱可塑性芳香族ポ
リカーボネートを製造することができる。
式HO−Z−OH(VII)に相当する適当な他のジフェノ
ールは、Zが1または2以上の芳香族核を含有すること
ができる、6〜30Cを含有する芳香族基であり、置換さ
れることができ、そして脂肪族基または式(1)に相当
するもの以外の他の脂環族基または架橋員として異種原
子を含有することができるものである。
ールは、Zが1または2以上の芳香族核を含有すること
ができる、6〜30Cを含有する芳香族基であり、置換さ
れることができ、そして脂肪族基または式(1)に相当
するもの以外の他の脂環族基または架橋員として異種原
子を含有することができるものである。
式(VII)に相当するジフェノールの例は、次の通り
である:ハイドロキノン、レゾルシノール、ジヒドロキ
シジフェニル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−アルカ
ン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−シクロアルカン、
ビス−(ヒドロキシフェニル)−サルファイド、ビス−
(ヒドロキシフェニル)−エーテル、ビス−(ヒドロキ
シフェニル)−ケトン、ビス−(ヒドロキシフェニル)
−スルホン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルホキ
シド、α,α′−ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイ
ソプロピルベンゼン、およびそれらの核ハロゲン化化合
物。
である:ハイドロキノン、レゾルシノール、ジヒドロキ
シジフェニル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−アルカ
ン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−シクロアルカン、
ビス−(ヒドロキシフェニル)−サルファイド、ビス−
(ヒドロキシフェニル)−エーテル、ビス−(ヒドロキ
シフェニル)−ケトン、ビス−(ヒドロキシフェニル)
−スルホン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルホキ
シド、α,α′−ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイ
ソプロピルベンゼン、およびそれらの核ハロゲン化化合
物。
これらおよび他の適当なジフェノールは、例えば、次
の参考文献に記載されている:米国特許第3,028,365
号、米国特許第2,999,835号、米国特許第3,148,172号、
米国特許第3,275,601号、米国特許第3,271,367号、米国
特許第3,062,781号、米国特許第2,970,131号および米国
特許第2,999,846号;ドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)1 570 703号、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2
063 050号、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2 063 0
52号およびドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2 211 09
56号;フランス国特許(FR−PS)1 561 518号およびH.
シュネル(Shnell)、ポリカーボネートの化学的および
物理学(Chemistry and Physics of Polycarbonate
s)、Ineterscience Publishers、New York 1964。
の参考文献に記載されている:米国特許第3,028,365
号、米国特許第2,999,835号、米国特許第3,148,172号、
米国特許第3,275,601号、米国特許第3,271,367号、米国
特許第3,062,781号、米国特許第2,970,131号および米国
特許第2,999,846号;ドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)1 570 703号、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2
063 050号、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2 063 0
52号およびドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2 211 09
56号;フランス国特許(FR−PS)1 561 518号およびH.
シュネル(Shnell)、ポリカーボネートの化学的および
物理学(Chemistry and Physics of Polycarbonate
s)、Ineterscience Publishers、New York 1964。
好ましい他のジフェノールの例は、次の通りである:
4,4′−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン、2,4−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,1−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、α,
α′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソ
プロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−メタ
ン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)−プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−スルホン、2,4−ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、
1,1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−シクロヘキサン、α,α′−ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピル
ベンゼン、2,2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパンおよび2,2−ビス−(3,5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン。
4,4′−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン、2,4−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,1−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、α,
α′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソ
プロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−メタ
ン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)−プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−スルホン、2,4−ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、
1,1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−シクロヘキサン、α,α′−ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピル
ベンゼン、2,2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパンおよび2,2−ビス−(3,5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン。
式(VII)に相当するとくに好ましいジフェノールの
例は、次の通りである:2,2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパンおよ
び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘ
キサン。
例は、次の通りである:2,2−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパンおよ
び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘ
キサン。
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
はとくに好ましい。
はとくに好ましい。
他のジフェノールは個々におよびお互いに混合して使
用することができる。
用することができる。
式(I)に相当するジフェノール対必要に応じて使用
する他のジフェノール、例えば、式(VII)に相当する
もののモル比は、100モル%の(I)対0モル%の他の
ジフェノール〜2モル%の(I)対98モル%の他のジフ
ェノール、好ましくは100モル%の(I)対0モル%の
他のジフェノール〜5モル%の(I)対95モル%の他の
ジフェノール、より好ましくは100モル%の(I)対0
モル%の他のジフェノール〜10モル%の(I)対90モル
%の他のジフェノール、最も好ましくは100モル%の
(I)対0モル%の他のジフェノール〜20モル%の
(I)対80モル%の他のジフェノールである。
する他のジフェノール、例えば、式(VII)に相当する
もののモル比は、100モル%の(I)対0モル%の他の
ジフェノール〜2モル%の(I)対98モル%の他のジフ
ェノール、好ましくは100モル%の(I)対0モル%の
他のジフェノール〜5モル%の(I)対95モル%の他の
ジフェノール、より好ましくは100モル%の(I)対0
モル%の他のジフェノール〜10モル%の(I)対90モル
%の他のジフェノール、最も好ましくは100モル%の
(I)対0モル%の他のジフェノール〜20モル%の
(I)対80モル%の他のジフェノールである。
式(I)のジフェノールおよび必要に応じて他のジフ
ェノールの高分子量のポリカーボネートは、ポリカーボ
ネートを製造するために使用する任意の既知の方法によ
り調製することができる。種々のジフェノールをお互い
に統計的におよび、また、ブロックで結合することがで
きる。
ェノールの高分子量のポリカーボネートは、ポリカーボ
ネートを製造するために使用する任意の既知の方法によ
り調製することができる。種々のジフェノールをお互い
に統計的におよび、また、ブロックで結合することがで
きる。
したがって、本発明は、また、ジフェノール、必要に
応じて連鎖停止剤および必要に応じて枝分れ剤から、ポ
リカーボネートを製造する既知の方法により、好ましく
は相界面ポリ縮合により、高分子量の芳香族ポリカーボ
ネートを製造する方法であって、式(I)のジフェノー
ルを前記ジフェノールとして、使用するジフェノールの
合計のモル数に基づいて100モル%〜2モル%の量で、
好ましくは100モル%〜5モル%の量で、より好ましく
は100モル%〜10モル%の量で、および最も好ましくは1
00モル%〜20モル%の量で使用することを特徴とする方
法に関する。
応じて連鎖停止剤および必要に応じて枝分れ剤から、ポ
リカーボネートを製造する既知の方法により、好ましく
は相界面ポリ縮合により、高分子量の芳香族ポリカーボ
ネートを製造する方法であって、式(I)のジフェノー
ルを前記ジフェノールとして、使用するジフェノールの
合計のモル数に基づいて100モル%〜2モル%の量で、
好ましくは100モル%〜5モル%の量で、より好ましく
は100モル%〜10モル%の量で、および最も好ましくは1
00モル%〜20モル%の量で使用することを特徴とする方
法に関する。
枝分れ剤は、使用する場合、既知であり、そして少量
を構成し、好ましくは0.05〜2.0モル%(使用するジフ
ェノールに基づいて)の三官能性または三官能性より大
きい化合物、とくに3またはそれより多いフェノール性
ヒドロキシル基を含有するものである。3またはそれよ
り多いフェノール性ヒドロキシル基を含有する枝分れ剤
は、次のものを包含する:フロログルシノール、4,6−
ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)
−ヘプト−2−エン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−
(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゼン、1,3,5−トリ
−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゼン、1,1,1−ト
リ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、トリ−(4
−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、2,2−ビス
−(4,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロ
ヘキシル)−プロパン、2,4−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニルイソプロピル)−フェノール、2,6−ビス−
(2−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−4−メチ
ルフェノール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−
(2,4−ジヒドロキシフェニル)−プロパン、ヘキサ−
(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フェニル)
−オルトテレフタル酸エステル、テトラ−(4−ヒドロ
キシフェニル)−メタン、テトラ−(4−(4−ヒドロ
キシフェニルイソプロピル)−フェノキシ)−メタンお
よび1,4−ビス−(4′,4″−ジヒドロキシトリフェニ
ル)−メチル)−ベンゼン。
を構成し、好ましくは0.05〜2.0モル%(使用するジフ
ェノールに基づいて)の三官能性または三官能性より大
きい化合物、とくに3またはそれより多いフェノール性
ヒドロキシル基を含有するものである。3またはそれよ
り多いフェノール性ヒドロキシル基を含有する枝分れ剤
は、次のものを包含する:フロログルシノール、4,6−
ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)
−ヘプト−2−エン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−
(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゼン、1,3,5−トリ
−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゼン、1,1,1−ト
リ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、トリ−(4
−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、2,2−ビス
−(4,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロ
ヘキシル)−プロパン、2,4−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニルイソプロピル)−フェノール、2,6−ビス−
(2−ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−4−メチ
ルフェノール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−
(2,4−ジヒドロキシフェニル)−プロパン、ヘキサ−
(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−フェニル)
−オルトテレフタル酸エステル、テトラ−(4−ヒドロ
キシフェニル)−メタン、テトラ−(4−(4−ヒドロ
キシフェニルイソプロピル)−フェノキシ)−メタンお
よび1,4−ビス−(4′,4″−ジヒドロキシトリフェニ
ル)−メチル)−ベンゼン。
他の三官能性化合物のあるものは、2,4−ジヒロドキ
シ安息香酸、トリメシン酸、塩化シアヌル酸および3,3
−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−2
−オキソ−2,3−ジヒドロインドールである。
シ安息香酸、トリメシン酸、塩化シアヌル酸および3,3
−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−2
−オキソ−2,3−ジヒドロインドールである。
1官能性化合物は、通常の濃度で、連鎖停止剤として
使用して既知の方法でポリカーボネート(a)の分子量
を調節することができる。適当な化合物は、例えば、フ
ェノール、tert−ブチルフェノールまたは他のアルキル
−C1−C7置換フェノールである。少量の式(VIII) 式中、Rは分枝鎖状C8および/またはC9アルキル基で
ある、 のフェノールは、分子量の調節にとくに適する。アルキ
ル基Rにおいて、CH3基中のプロトンの百分率47〜89%
であり、そしてCHおよびCH3基中のプロトンの百分率は5
3〜11%である。Rは好ましくはOH基に関してo−およ
び/またはP−位置に存在し、20%はオルト成分のとく
に好ましい上限である。連鎖停止剤は一般に、使用する
ジフェノールに基づいて、0.5〜10モル%、好ましくは
1.5〜8モル%の量で使用する。
使用して既知の方法でポリカーボネート(a)の分子量
を調節することができる。適当な化合物は、例えば、フ
ェノール、tert−ブチルフェノールまたは他のアルキル
−C1−C7置換フェノールである。少量の式(VIII) 式中、Rは分枝鎖状C8および/またはC9アルキル基で
ある、 のフェノールは、分子量の調節にとくに適する。アルキ
ル基Rにおいて、CH3基中のプロトンの百分率47〜89%
であり、そしてCHおよびCH3基中のプロトンの百分率は5
3〜11%である。Rは好ましくはOH基に関してo−およ
び/またはP−位置に存在し、20%はオルト成分のとく
に好ましい上限である。連鎖停止剤は一般に、使用する
ジフェノールに基づいて、0.5〜10モル%、好ましくは
1.5〜8モル%の量で使用する。
本発明によるポリカーボネートは、既知の方法で、好
ましくは相界面ポリ縮合法により製造することができる
[参照、H.シュネル(Shnell)、ポリカーボネートの化
学的および物理学(Chemistry and Physics of Polycar
bonates)、Ineterscience Publishers、New York 196
4]。この方法において、式(I)に相当するジフェノ
ールは水性アルカリ性相中に溶解する。他のジフェノー
ルとのコポリカーボネートを調製するために、式(I)
に相当するジフェノールおよび他のジフェノール、例え
ば、式(VII)に相当するジフェノールの混合物を使用
する。連鎖停止剤、例えば、式(VIII)に相当するもの
を添加して分子量を調節する。次いで、この反応はホス
ゲンを使用して相界面ポリ縮合法により不活性な、好ま
しくはポリカーボネート溶解有機相の存在下に実施す
る。反応温度は0〜40℃の範囲である。
ましくは相界面ポリ縮合法により製造することができる
[参照、H.シュネル(Shnell)、ポリカーボネートの化
学的および物理学(Chemistry and Physics of Polycar
bonates)、Ineterscience Publishers、New York 196
4]。この方法において、式(I)に相当するジフェノ
ールは水性アルカリ性相中に溶解する。他のジフェノー
ルとのコポリカーボネートを調製するために、式(I)
に相当するジフェノールおよび他のジフェノール、例え
ば、式(VII)に相当するジフェノールの混合物を使用
する。連鎖停止剤、例えば、式(VIII)に相当するもの
を添加して分子量を調節する。次いで、この反応はホス
ゲンを使用して相界面ポリ縮合法により不活性な、好ま
しくはポリカーボネート溶解有機相の存在下に実施す
る。反応温度は0〜40℃の範囲である。
必要に応じて使用する枝分れ剤(好ましくは0.05〜2
モル%)は、最初にジフェノールとともに導入するか、
あるいは有機溶媒中の溶液の形態でホスゲン化の前に添
加することができる。
モル%)は、最初にジフェノールとともに導入するか、
あるいは有機溶媒中の溶液の形態でホスゲン化の前に添
加することができる。
式(I)のジフェノールおよび、必要に応じて、その
モノ−および/またはビス−クロロ炭酸エステルを、ま
た、使用することができ、有機溶媒中の溶液の形態で添
加する。次いで、使用する連鎖停止剤および枝分れ剤の
量を、式(I)に相当するジフェノールおよび、必要に
応じて、式(VII)に相当するジフェノールのモル量に
より決定する。炭酸エステルを使用するとき、ホスゲン
の量は既知の方法でそれに応じて減少することができ
る。
モノ−および/またはビス−クロロ炭酸エステルを、ま
た、使用することができ、有機溶媒中の溶液の形態で添
加する。次いで、使用する連鎖停止剤および枝分れ剤の
量を、式(I)に相当するジフェノールおよび、必要に
応じて、式(VII)に相当するジフェノールのモル量に
より決定する。炭酸エステルを使用するとき、ホスゲン
の量は既知の方法でそれに応じて減少することができ
る。
連鎖停止剤および、必要に応じて、枝分れ剤および炭
酸エステルのための適当な有機溶媒の例は、次の通りで
ある:塩化メチレン、クロロベンゼン、アセトン、アセ
トニトリルおよびこれらの溶媒の混合物、とくに塩化メ
チレンおよびクロロベンゼンの混合物。使用する連鎖停
止剤および枝分れ剤は、必要に応じて、同一溶媒中に溶
解することができる。
酸エステルのための適当な有機溶媒の例は、次の通りで
ある:塩化メチレン、クロロベンゼン、アセトン、アセ
トニトリルおよびこれらの溶媒の混合物、とくに塩化メ
チレンおよびクロロベンゼンの混合物。使用する連鎖停
止剤および枝分れ剤は、必要に応じて、同一溶媒中に溶
解することができる。
相界面ポリ縮合のための有機相は、例えば、塩化メチ
レン、クロロベンゼンおよび塩化メチレンとクロロベン
ゼンとの混合物により形成することができる。
レン、クロロベンゼンおよび塩化メチレンとクロロベン
ゼンとの混合物により形成することができる。
例えば、水性KOH溶液は水性アルカリ性相として使用
する。
する。
相界面ポリ縮合法により本発明によるポリカーボネー
トの製造は、通常の方法で、第三アミン、とくに第三脂
肪族アミン、例えば、トリブチルアミンまたはトリエチ
ルアミンにより触媒することができる。触媒は、使用す
るジフェノールに基づいて、0.05〜10モル%の量で使用
することができる。触媒は、ホスゲン化の前にあるいは
ホスゲン化の間に添加することができる。
トの製造は、通常の方法で、第三アミン、とくに第三脂
肪族アミン、例えば、トリブチルアミンまたはトリエチ
ルアミンにより触媒することができる。触媒は、使用す
るジフェノールに基づいて、0.05〜10モル%の量で使用
することができる。触媒は、ホスゲン化の前にあるいは
ホスゲン化の間に添加することができる。
本発明によるポリカーボネートは、既知の方法で回収
する。
する。
本発明による高分子量の熱可塑性芳香族ポリカーボネ
ートは、また、既知の均質相法、いわゆる「ピリジン
法」によりおよび、また、例えば、ホスゲンの代わりに
ジフェニルカーボネートを使用する既知の溶融エステル
交換法により調製することができる。この場合におい
て、また、本発明によるポリカーボネートは既知の方法
で単離する。
ートは、また、既知の均質相法、いわゆる「ピリジン
法」によりおよび、また、例えば、ホスゲンの代わりに
ジフェニルカーボネートを使用する既知の溶融エステル
交換法により調製することができる。この場合におい
て、また、本発明によるポリカーボネートは既知の方法
で単離する。
本発明の方法により得ることができるポリカーボネー
トは、好ましくは、少なくとも10,000g/モル、とくに好
ましくは10,000〜300,000g/モルの分子量w(予備計
算後ゲルクロマトグラフィーにより決定した、重量平均
分子量)を有する。本発明によるポリカーボネートを射
出成形材料として使用するとき、20,000〜80,000g/モル
の分子量はとくに好ましい。本発明によるポリカーボネ
ートをキャストフィルムとして使用するとき、100,000
〜250,000g/モルの分子量wはとくに好ましい。押出
フィルムの製造のためには、25,000〜150,000g/モル%
のwをもつ本発明によるポリカーボネートは好まし
い。本発明によるポリカーボネートは直鎖状もしくは分
枝鎖状であることができる;それらは式(I)のジフェ
ノールに基づいてホモポリカーボネートまたはコポリカ
ーボネートである。
トは、好ましくは、少なくとも10,000g/モル、とくに好
ましくは10,000〜300,000g/モルの分子量w(予備計
算後ゲルクロマトグラフィーにより決定した、重量平均
分子量)を有する。本発明によるポリカーボネートを射
出成形材料として使用するとき、20,000〜80,000g/モル
の分子量はとくに好ましい。本発明によるポリカーボネ
ートをキャストフィルムとして使用するとき、100,000
〜250,000g/モルの分子量wはとくに好ましい。押出
フィルムの製造のためには、25,000〜150,000g/モル%
のwをもつ本発明によるポリカーボネートは好まし
い。本発明によるポリカーボネートは直鎖状もしくは分
枝鎖状であることができる;それらは式(I)のジフェ
ノールに基づいてホモポリカーボネートまたはコポリカ
ーボネートである。
したがって、本発明は、また、少なくとも10,000、好
ましくは10,000〜300,000g/モル、より好ましくは射出
成形の用途において、20,000〜80,000の範囲のw値
(重量平均分子量)を有し、式(Ia) 式中、 X、R1、R2、R3、R4およびmは式(I)について定義
したとおりである、 に相当する二官能性カーボベート構造単位を、各場合に
おいてポリカーボネート中の二官能性構造単位の100モ
ル%の合計量にに基づいて、100モル%〜2モル%、好
ましくは100モル%〜5モル%、より好ましくは100モル
%〜10モル%、最も100モル%〜20モル%の量で含有す
る、高分子量の熱可塑性芳香族ポリカーボネートに関す
る。
ましくは10,000〜300,000g/モル、より好ましくは射出
成形の用途において、20,000〜80,000の範囲のw値
(重量平均分子量)を有し、式(Ia) 式中、 X、R1、R2、R3、R4およびmは式(I)について定義
したとおりである、 に相当する二官能性カーボベート構造単位を、各場合に
おいてポリカーボネート中の二官能性構造単位の100モ
ル%の合計量にに基づいて、100モル%〜2モル%、好
ましくは100モル%〜5モル%、より好ましくは100モル
%〜10モル%、最も100モル%〜20モル%の量で含有す
る、高分子量の熱可塑性芳香族ポリカーボネートに関す
る。
本発明によるポリカーボネートは、各場合において10
0モル%に対して相補的な量で、すなわち、各場合にお
いてポリカーボネート中の二官能性カーボベート構造単
位の100モル%の合計量に基づいて0モル%〜98モル
%、好ましくは0モル%〜95モル%、より好ましくは0
モル%〜80モル%の量で、他の二官能性構造単位、例え
ば、式(VIIa) に相当するものを含有する。
0モル%に対して相補的な量で、すなわち、各場合にお
いてポリカーボネート中の二官能性カーボベート構造単
位の100モル%の合計量に基づいて0モル%〜98モル
%、好ましくは0モル%〜95モル%、より好ましくは0
モル%〜80モル%の量で、他の二官能性構造単位、例え
ば、式(VIIa) に相当するものを含有する。
脂環族ビスフェノールに基づくポリカーボネートは、
基本的には既知であり、そして、例えば、欧州特許出願
(EP−A)164 476号、ドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)3 345 945号、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2
063 052号、フランス国特許第1 427 998号、WO 8 000 3
48号、ベルギー国特許(BE−PS)第785 198号に記載さ
れている。それらは、しばしば、比較的高いガラス転移
温度を有するが、他の重要な物理学的性質、例えば、紫
外線安定性および熱老化抵抗は十分でない。
基本的には既知であり、そして、例えば、欧州特許出願
(EP−A)164 476号、ドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)3 345 945号、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2
063 052号、フランス国特許第1 427 998号、WO 8 000 3
48号、ベルギー国特許(BE−PS)第785 198号に記載さ
れている。それらは、しばしば、比較的高いガラス転移
温度を有するが、他の重要な物理学的性質、例えば、紫
外線安定性および熱老化抵抗は十分でない。
驚くべきことには、すでに述べたように、本発明によ
る式(I)のジフェノールを組み込んで、高い耐熱性と
他の好適な性質を兼備する新規なポリカーボネートを得
ることができることが発見された。これは、とくに、m
が4または5である、ジフェノール(I)に基づくポリ
カーボネート、とくに式(Ib) 式中、 R1およびR2は、お互いに独立に、式(I)について定
義した意味を有し、より好ましくは、水素である、 に相当するジフェノールに基づくポリカーボネートに適
用される。
る式(I)のジフェノールを組み込んで、高い耐熱性と
他の好適な性質を兼備する新規なポリカーボネートを得
ることができることが発見された。これは、とくに、m
が4または5である、ジフェノール(I)に基づくポリ
カーボネート、とくに式(Ib) 式中、 R1およびR2は、お互いに独立に、式(I)について定
義した意味を有し、より好ましくは、水素である、 に相当するジフェノールに基づくポリカーボネートに適
用される。
したがって、本発明は、ポリカーボネート、式(Ia)
に相当する構造単位、よりことに、式(Ic) 式中、 R1およびR2は式(Ia)について定義した意味を有する
が、好ましくは水素である、 に相当する単位を含有する、m=4または5の、ポリカ
ーボネートに関する。
に相当する構造単位、よりことに、式(Ic) 式中、 R1およびR2は式(Ia)について定義した意味を有する
が、好ましくは水素である、 に相当する単位を含有する、m=4または5の、ポリカ
ーボネートに関する。
R1およびR2が好ましくは水素である、式(Ib)に相当
するジフェノールに基づくこれらのポリカーボネート
は、また、それらの高い耐熱性に加えて高い紫外線安定
性および溶融物におけるすぐれた流れ挙動を有する。
するジフェノールに基づくこれらのポリカーボネート
は、また、それらの高い耐熱性に加えて高い紫外線安定
性および溶融物におけるすぐれた流れ挙動を有する。
さらに、ポリカーボネートの性質は他のジフェノー
ル、とくに式(VII)に相当するジフェノールとの組み
合わせることによって、有利に変化させることができ
る。
ル、とくに式(VII)に相当するジフェノールとの組み
合わせることによって、有利に変化させることができ
る。
本発明による方法により得ることができるポリカーボ
ネートは、既知の方法において、相界面ポリ縮合法にお
いて発生した有機相を分離し、それを中性になりかつ電
解質不含になるまで洗浄し、次いでそれを粒体として、
例えば、蒸発押出機で、単離することによって回収され
る。
ネートは、既知の方法において、相界面ポリ縮合法にお
いて発生した有機相を分離し、それを中性になりかつ電
解質不含になるまで洗浄し、次いでそれを粒体として、
例えば、蒸発押出機で、単離することによって回収され
る。
熱可塑性ポリカーボネートのために通常使用する添加
剤、例えば、安定剤、離型剤、顔料、難燃剤、静電防止
剤、充填剤および強化材は、通常の量で本発明によるポ
リカーボネートに、加工前または後に添加することがで
きる。
剤、例えば、安定剤、離型剤、顔料、難燃剤、静電防止
剤、充填剤および強化材は、通常の量で本発明によるポ
リカーボネートに、加工前または後に添加することがで
きる。
よりとくに、充填材および核化剤の両者として、例え
ば、カ−ボンブラック、グラファイト、ケイ藻土、カオ
リン、粘土、CaF2、CaCO3、アルミニウム酸化物、ガラ
ス繊維、BaSO4および無機顔料および、離型剤として、
例えば、グリセロールステアレート、ペンタエリスリト
ールテトラステアレートおよびトリメチロールプロパン
トリステアレートを添加することができる。
ば、カ−ボンブラック、グラファイト、ケイ藻土、カオ
リン、粘土、CaF2、CaCO3、アルミニウム酸化物、ガラ
ス繊維、BaSO4および無機顔料および、離型剤として、
例えば、グリセロールステアレート、ペンタエリスリト
ールテトラステアレートおよびトリメチロールプロパン
トリステアレートを添加することができる。
本発明によるポリカーボネートは、例えば、既知の方
法において単離したポリカーボネートを粒体に押出し、
そして得られる粒体を既知の方法において、必要に応じ
て前述の添加剤の混入後、射出成形により加工して種々
の物品にすることによって加工することができる。
法において単離したポリカーボネートを粒体に押出し、
そして得られる粒体を既知の方法において、必要に応じ
て前述の添加剤の混入後、射出成形により加工して種々
の物品にすることによって加工することができる。
本発明によるポリカーボネートは、従来既知のポリカ
ーボネートが使用されている用途、すなわち、電気分野
および被覆および透明板ガラスの目的で建築分野の両者
において、とくに高い耐熱性ならびにすぐれた加工性が
要求されるとき、すなわち、高い耐熱性の複雑な成分が
要求されるとき、成形品として使用することができる。
ーボネートが使用されている用途、すなわち、電気分野
および被覆および透明板ガラスの目的で建築分野の両者
において、とくに高い耐熱性ならびにすぐれた加工性が
要求されるとき、すなわち、高い耐熱性の複雑な成分が
要求されるとき、成形品として使用することができる。
本発明のポリカーボネートの追加の用途は、次のとお
りである: A、光学的データ記録部材、例えば、コンパクトディス
クとして; このような記録部材の製作は既知である [参照、例えば、J.ヘンニグ(Hennig)、1980年4月14
/15日のバドナウヘイムにおける「ニューポリマー」に
ついてのシンポジウムにおける講義、「光学的ディスク
のメモリーのための支持体としてのポリマー(Polymers
as substrates for optical disc memmories)」また
はフィリップス・テクニカル・リビューズ(Philips te
chn.Rev.)33、178−180、1973、No.7および33、186−1
89、1973 No.7]。
りである: A、光学的データ記録部材、例えば、コンパクトディス
クとして; このような記録部材の製作は既知である [参照、例えば、J.ヘンニグ(Hennig)、1980年4月14
/15日のバドナウヘイムにおける「ニューポリマー」に
ついてのシンポジウムにおける講義、「光学的ディスク
のメモリーのための支持体としてのポリマー(Polymers
as substrates for optical disc memmories)」また
はフィリップス・テクニカル・リビューズ(Philips te
chn.Rev.)33、178−180、1973、No.7および33、186−1
89、1973 No.7]。
B、安全窓ガラスの製作のため。
安全窓ガラスは、通常、2mm〜10mmの厚さを有し、そ
してSiOx、ここでxは1〜2の値である、で蒸気被覆す
ることができか、あるいは窓ガラスと組み合わせて使用
することがけいる。知られているように、安全窓ガラス
は建築物、自動車および航空機の多くの区画において必
要であり、そしてシールドおよびヘルメットとして有用
である。
してSiOx、ここでxは1〜2の値である、で蒸気被覆す
ることができか、あるいは窓ガラスと組み合わせて使用
することがけいる。知られているように、安全窓ガラス
は建築物、自動車および航空機の多くの区画において必
要であり、そしてシールドおよびヘルメットとして有用
である。
C、ラッカーの原料として。
D、吹込成形品の製造のため(参照、例えば、米国特許
第2 964 794号)。
第2 964 794号)。
E、透明窓ガラス、とくに、例えば、被覆建築物、例え
ば、液、温室および照明設備のための中空空間パネルの
製造のため。
ば、液、温室および照明設備のための中空空間パネルの
製造のため。
F、フォームの製造のため(参照、ドイツ国特許広告明
細書(DE−AS)1,031,507号。
細書(DE−AS)1,031,507号。
G、フィラメントおよびワイヤーの製造(参照、例え
ば、ドイツ国特許広告明細書(DE−AS)1,137,167号お
よびドイツ国特許公開明細書(DE−OS)1,785137号)。
ば、ドイツ国特許広告明細書(DE−AS)1,137,167号お
よびドイツ国特許公開明細書(DE−OS)1,785137号)。
H、照明を目的とする、ガラス繊維を含有する半透明プ
ラスチック(参照、例えば、ドイツ国特許公開明細書
(DE−OS)1,544,920号)。
ラスチック(参照、例えば、ドイツ国特許公開明細書
(DE−OS)1,544,920号)。
I、小さい射出成形精密部品、例えば、レンズホルダー
の製造のため。この目的に対して、ある含量のガラス繊
維および必要に応じてさらに、合計重量に基づいて約1
重量%のMoS2を含有するポリカーボネートを使用する
(参照、例えば、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2,
344,737号)。
の製造のため。この目的に対して、ある含量のガラス繊
維および必要に応じてさらに、合計重量に基づいて約1
重量%のMoS2を含有するポリカーボネートを使用する
(参照、例えば、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2,
344,737号)。
K、光学的計器の部品、とくに写真および映画のカメラ
のレンズの製造のため(参照、例えば、ドイツ国特許公
開明細書(DE−OS)2,701,173号。
のレンズの製造のため(参照、例えば、ドイツ国特許公
開明細書(DE−OS)2,701,173号。
L、光透過担体、とくに光ガイドとして(参照、例え
ば、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)0 089 801号。
ば、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)0 089 801号。
M、導電体のための電気絶縁材料として。
O、有機光伝導体のための材料として。
P、ランプ、例えば、ヘッドランプまたは光散乱ディス
クの製造のため。
クの製造のため。
本発明の高分子量の芳香族ポリカーボネートは、とく
にフィルムの製造のために使用することができる。フィ
ルムは1〜1500μmの好ましい厚さおよび10〜900μm
のとく好ましい厚さを有する。
にフィルムの製造のために使用することができる。フィ
ルムは1〜1500μmの好ましい厚さおよび10〜900μm
のとく好ましい厚さを有する。
得られるフィルムは、既知の方法で、好ましくは1:1.
5〜1:3の比で、一軸方向または二軸方向に延伸すること
ができる。
5〜1:3の比で、一軸方向または二軸方向に延伸すること
ができる。
フィルムは、フィルムの製造ために既知の方法によ
り、例えば、フラットフィルムダイを通してポリマー溶
融物の押出により、フィルム吹込成形機、深絞り成形ま
たはキャスティングにより製造することができる。キャ
スティングのため、適当な溶媒中のポリマーの濃縮溶液
を平らな支持体上にキャスティングし、溶媒を蒸発さ
せ、そして形成したフィルムを支持体から持ち上げる。
り、例えば、フラットフィルムダイを通してポリマー溶
融物の押出により、フィルム吹込成形機、深絞り成形ま
たはキャスティングにより製造することができる。キャ
スティングのため、適当な溶媒中のポリマーの濃縮溶液
を平らな支持体上にキャスティングし、溶媒を蒸発さ
せ、そして形成したフィルムを支持体から持ち上げる。
フィルムは、既知の方法で既知の機械で、室温ないし
ポリマー溶融物の粘度がなお大きすぎない温度および一
般に約370℃までの温度において延伸することができ
る。
ポリマー溶融物の粘度がなお大きすぎない温度および一
般に約370℃までの温度において延伸することができ
る。
適当な溶媒中のポリカーボネートの濃縮した溶液をキ
ャスティングしそして、室温ないし150℃までの温度に
平らな表面を維持しながら、溶媒を蒸発する。ポリカー
ボネートの溶液は、また、液体上に注ぐことができ、こ
の液体はポリカーボネートの溶液より高い密度を有し、
使用する溶媒と相溶性でなく、ポリカーボネートを溶解
せず、そして、溶液を広げた後、ポリカーボネートのた
めに使用した溶媒および必要に応じてより高い密度を有
する液体を蒸発することによって、フィルムは得られ
る。
ャスティングしそして、室温ないし150℃までの温度に
平らな表面を維持しながら、溶媒を蒸発する。ポリカー
ボネートの溶液は、また、液体上に注ぐことができ、こ
の液体はポリカーボネートの溶液より高い密度を有し、
使用する溶媒と相溶性でなく、ポリカーボネートを溶解
せず、そして、溶液を広げた後、ポリカーボネートのた
めに使用した溶媒および必要に応じてより高い密度を有
する液体を蒸発することによって、フィルムは得られ
る。
本発明によりフィルムは高温においてとくに高い寸法
安定性を有し、そして多くの気体に対して選択的透過性
を示す。したがって、それらは気体透過のための膜とし
て有利に使用することができる。
安定性を有し、そして多くの気体に対して選択的透過性
を示す。したがって、それらは気体透過のための膜とし
て有利に使用することができる。
もちろん、また、それらを他のプラスチックフィルム
との複合フィルムの製造に使用することができる;基本
的には、すべての既知のフィルムは第2フィルムとし
て、複合フィルムの所望の用途および最終性質に依存し
て適する。2またはそれ以上のフィルムの複合体は、例
えば、本発明によるポリカーボネートのフィルムを包含
する、個々のフィルムをお互いに重ね、それらを一緒に
個々の濾過の軟化点により支配される高温においてプレ
スすることによって作ることができる。また、既知のフ
ィルムの同時押出使用することが可能である。
との複合フィルムの製造に使用することができる;基本
的には、すべての既知のフィルムは第2フィルムとし
て、複合フィルムの所望の用途および最終性質に依存し
て適する。2またはそれ以上のフィルムの複合体は、例
えば、本発明によるポリカーボネートのフィルムを包含
する、個々のフィルムをお互いに重ね、それらを一緒に
個々の濾過の軟化点により支配される高温においてプレ
スすることによって作ることができる。また、既知のフ
ィルムの同時押出使用することが可能である。
複合フィルムは、実際には、まず既知の方法であるい
は前述の方法で最適な温度制御を行いながら、成分のフ
ィルムを作ることによって製造することができる。次い
で、なお熱いフィルムをいかなる大きい程度にも延伸せ
ずに、普通の温度にし、この温度は好ましくは室温およ
び370℃の間である。次いで、フィルムをローラーで一
緒にし、そして一緒にある時間プレスする。2〜500バ
ールの圧力をこの目的で加えることができる。この方法
は、また、ポリカーボネートから構成されたもの他のフ
ィルムより多くを使用して実施することができる;この
場合において、他のフィルムは、例えば、従来知られた
方法で一緒にし、次いで前述の圧力下にポリカーボネー
トフィルムと一緒にプレスする。
は前述の方法で最適な温度制御を行いながら、成分のフ
ィルムを作ることによって製造することができる。次い
で、なお熱いフィルムをいかなる大きい程度にも延伸せ
ずに、普通の温度にし、この温度は好ましくは室温およ
び370℃の間である。次いで、フィルムをローラーで一
緒にし、そして一緒にある時間プレスする。2〜500バ
ールの圧力をこの目的で加えることができる。この方法
は、また、ポリカーボネートから構成されたもの他のフ
ィルムより多くを使用して実施することができる;この
場合において、他のフィルムは、例えば、従来知られた
方法で一緒にし、次いで前述の圧力下にポリカーボネー
トフィルムと一緒にプレスする。
フィルムまたは複合フィルムは、また、既知の方法で
均質な膜、複合膜または非対称膜の形態で製造し、そし
て使用することができる。膜、フィルム膜複合フィルム
は平らであることができ、種々の幾何学的形状、例え
ば、円筒形、球形または管状の中空物品であることがで
きるか、あるいは、また、中空繊維の形態であることが
できる。このような成形品は既知の方法により製造する
ことができる。
均質な膜、複合膜または非対称膜の形態で製造し、そし
て使用することができる。膜、フィルム膜複合フィルム
は平らであることができ、種々の幾何学的形状、例え
ば、円筒形、球形または管状の中空物品であることがで
きるか、あるいは、また、中空繊維の形態であることが
できる。このような成形品は既知の方法により製造する
ことができる。
意図する用途に依存して、下に例示するような種々の
ポリマーを、本発明によるポリカーボネートフィルムを
含有する複合体の製造のための形成の製造に使用するこ
とができる。再び、用途に依存して、ガスに対して不透
過性であり、そして先行技術と比較して改良された安定
性を有する複合フィルムを得ることができるか、あるい
は熱の下に寸法安定性であり、そして複合体中の他のフ
ィルムを適当に選択することによってガスに対して透過
性である複合フィルムを得ることができる。
ポリマーを、本発明によるポリカーボネートフィルムを
含有する複合体の製造のための形成の製造に使用するこ
とができる。再び、用途に依存して、ガスに対して不透
過性であり、そして先行技術と比較して改良された安定
性を有する複合フィルムを得ることができるか、あるい
は熱の下に寸法安定性であり、そして複合体中の他のフ
ィルムを適当に選択することによってガスに対して透過
性である複合フィルムを得ることができる。
本発明によるフィルムと組み合わせるべきフィルムを
生ずるポリマーは、次に記載する。これらのポリマー
は、成分(b)として好ましい。
生ずるポリマーは、次に記載する。これらのポリマー
は、成分(b)として好ましい。
成分(b)として適当な熱可塑性材料は、 b1)非晶質熱可塑性材料、好ましくは40℃以上、よりと
くに60℃〜220℃の範囲のガラス温度を有するもの、お
よびまた b2)部分的に結晶質の熱可塑性材料、好ましくは60℃以
上、よりとくに80℃〜400℃の範囲の溶融温度を有する
もの。成分b)のエラストマーは、 b3)0℃以下、好ましくは−10℃以下、よりことに−15
℃〜−140℃の範囲のガラス温度を有するポリマーであ
る。
くに60℃〜220℃の範囲のガラス温度を有するもの、お
よびまた b2)部分的に結晶質の熱可塑性材料、好ましくは60℃以
上、よりとくに80℃〜400℃の範囲の溶融温度を有する
もの。成分b)のエラストマーは、 b3)0℃以下、好ましくは−10℃以下、よりことに−15
℃〜−140℃の範囲のガラス温度を有するポリマーであ
る。
非晶質熱可塑性材料b1)の例は、ポリカーボネート、
ポリアミド、ポリオレフィン、ポリスルホン、ポリケト
ン、熱可塑性ビニルポリマー、例えば、ポリメチルアク
リレート、または芳香族ビニル化合物のホモポリマー、
芳香族ビニル化合物のコポリマーまたはゴム、ポリエー
テル、ポリイミド、熱可塑性ポリウレタン、芳香族ポリ
エステル(カーボネート)および液状結晶質ポリマーの
ビニルモノマーのグラフトポリマーのクラスからの非晶
質ポリマーである。
ポリアミド、ポリオレフィン、ポリスルホン、ポリケト
ン、熱可塑性ビニルポリマー、例えば、ポリメチルアク
リレート、または芳香族ビニル化合物のホモポリマー、
芳香族ビニル化合物のコポリマーまたはゴム、ポリエー
テル、ポリイミド、熱可塑性ポリウレタン、芳香族ポリ
エステル(カーボネート)および液状結晶質ポリマーの
ビニルモノマーのグラフトポリマーのクラスからの非晶
質ポリマーである。
結晶質熱可塑性材料b2)の例は、脂肪族ポリエステ
ル、ポリアリーレンサルファイドおよびとに上のb1)に
記載する熱可塑性材料の結晶質代表例である。
ル、ポリアリーレンサルファイドおよびとに上のb1)に
記載する熱可塑性材料の結晶質代表例である。
エラストマーb3)の例は、次のとおりである:種々の
ゴム、例えば、エチレン−プロピレンゴム、ポリイソプ
レン、ポリクロロプレン、ポリシロキサン、アタクチッ
クポリプロピレン、ジエン、オレフィンおよびアクリレ
ートゴムおよび天然ゴム、スチレン−ブタジエンブロッ
クコポリマー、エチレンと酢酸ビニルとまたは(メタ)
クリレートのコポリマー、弾性ポリウレタン、b1)また
はb2)に熱可塑性材料として記載されているものを除外
する、および弾性ポリカーボネート−ポリエーテルブロ
ックコポリマー。
ゴム、例えば、エチレン−プロピレンゴム、ポリイソプ
レン、ポリクロロプレン、ポリシロキサン、アタクチッ
クポリプロピレン、ジエン、オレフィンおよびアクリレ
ートゴムおよび天然ゴム、スチレン−ブタジエンブロッ
クコポリマー、エチレンと酢酸ビニルとまたは(メタ)
クリレートのコポリマー、弾性ポリウレタン、b1)また
はb2)に熱可塑性材料として記載されているものを除外
する、および弾性ポリカーボネート−ポリエーテルブロ
ックコポリマー。
非晶質熱可塑性材料b1)は、とくに本発明によるもの
以外のポリカーボネートである。これらの他のポリカー
ボネートは両者ともホモポリカーボネートおよびまたコ
ポリカーボネートであることができ、そして直鎖状およ
び分枝鎖状であることができる。ポリカーボネートにと
くに好ましいビスフェノールは、ビスフェノールA[=
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン]
である。
以外のポリカーボネートである。これらの他のポリカー
ボネートは両者ともホモポリカーボネートおよびまたコ
ポリカーボネートであることができ、そして直鎖状およ
び分枝鎖状であることができる。ポリカーボネートにと
くに好ましいビスフェノールは、ビスフェノールA[=
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン]
である。
これらの他の熱可塑性ポリカーボネートは既知であ
る。
る。
他の熱可塑性ポリカーボネートの分子量w(重量平
均分子量、テトラヒドロフラン中のゲル透過クロマトグ
ラフィーにより決定する)は、10,000〜150,000の範囲
および好ましくは12,000〜150,000の範囲である。
均分子量、テトラヒドロフラン中のゲル透過クロマトグ
ラフィーにより決定する)は、10,000〜150,000の範囲
および好ましくは12,000〜150,000の範囲である。
熱可塑性ポリカーボネートは、個々におよび成分b)
として混合物の形態で使用することができる。
として混合物の形態で使用することができる。
本発明による混合物の製造のための成分b)の好まし
い他の熱可塑性材料は、また、脂肪族、熱可塑性ポリエ
ステル、より好ましくはポリアルキレンテレフタレー
ト、すなわち、エチレングリコール、プロパン−1,3−
ジオール、ブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジ
オールおよび1,4−ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキ
サンである。
い他の熱可塑性材料は、また、脂肪族、熱可塑性ポリエ
ステル、より好ましくはポリアルキレンテレフタレー
ト、すなわち、エチレングリコール、プロパン−1,3−
ジオール、ブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジ
オールおよび1,4−ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキ
サンである。
これらのポリアルキレンテレフタレートの分子量w
は10,000〜80,000の範囲である。ポリアルキレンテレフ
タレートは、既知の方法により、例えば、テレフタル酸
ジアルキルエステルおよび対応するジオールからエステ
ル交換により得ることができる(参照、例えば、米国特
許第2,647,885号、米国特許第2,643,989号、米国特許第
2,534,028号、米国特許第2,578,660号、米国特許第2,74
2,494号および米国特許第2,901,466号)。
は10,000〜80,000の範囲である。ポリアルキレンテレフ
タレートは、既知の方法により、例えば、テレフタル酸
ジアルキルエステルおよび対応するジオールからエステ
ル交換により得ることができる(参照、例えば、米国特
許第2,647,885号、米国特許第2,643,989号、米国特許第
2,534,028号、米国特許第2,578,660号、米国特許第2,74
2,494号および米国特許第2,901,466号)。
好ましい他の熱可塑性材料は、また、熱可塑性ポリア
ミドを包含する。
ミドを包含する。
適当な熱可塑性ポリアミドは、任意の部分的に結晶質
のポリアミド、とくにポリアミド−6、ポリアミド−6,
6、およびこれらの2成分に基づく部分的に結晶質のコ
ポリアミドである。他の適当な熱可塑性ポリアミドは部
分的に結晶質のポリアミドであり、それらの酸性成分は
とくにアジピン酸またはテレフタル酸および/またはイ
ソフタル酸および/またはスベリン酸および/またはセ
バシン酸および/またはアゼライン酸および/またはド
デカンジカルボン酸および/またはアジピン酸および/
またはシクロヘキサンジカルボン酸のカプロラクタムか
ら完全にまた部分的に成り、そしてそれらのジアミン成
分はとくにm−および/またはp−キシリレンジアミン
および/またはヘキサメチレンジアミンおよび/または
2,2,4−および/または2,4,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジアミンおよび/またはイソホロンジアミンおよび/
または1,4−ジアミノブタンから完全にまたは部分的に
成り、そしてそれらの組成は主として先行技術から知ら
れている[参照、例えば、ポリマーの百科事典(Encycl
opedia of Polymers)、Vol.315ページ以降]。
のポリアミド、とくにポリアミド−6、ポリアミド−6,
6、およびこれらの2成分に基づく部分的に結晶質のコ
ポリアミドである。他の適当な熱可塑性ポリアミドは部
分的に結晶質のポリアミドであり、それらの酸性成分は
とくにアジピン酸またはテレフタル酸および/またはイ
ソフタル酸および/またはスベリン酸および/またはセ
バシン酸および/またはアゼライン酸および/またはド
デカンジカルボン酸および/またはアジピン酸および/
またはシクロヘキサンジカルボン酸のカプロラクタムか
ら完全にまた部分的に成り、そしてそれらのジアミン成
分はとくにm−および/またはp−キシリレンジアミン
および/またはヘキサメチレンジアミンおよび/または
2,2,4−および/または2,4,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジアミンおよび/またはイソホロンジアミンおよび/
または1,4−ジアミノブタンから完全にまたは部分的に
成り、そしてそれらの組成は主として先行技術から知ら
れている[参照、例えば、ポリマーの百科事典(Encycl
opedia of Polymers)、Vol.315ページ以降]。
他の適当な熱可塑性ポリアミドは、6〜1個の炭素原
子を有するラクタムから、前述の出発成分の1または2
以上を使用して完全にまたは部分的に製造された、部分
的に結晶質のポリアミドである。
子を有するラクタムから、前述の出発成分の1または2
以上を使用して完全にまたは部分的に製造された、部分
的に結晶質のポリアミドである。
とくに好ましい部分的に結晶質のポリアミドは、ポリ
アミド−6およびポリアミド−6,6または少量(約10重
量%まで)の他の補助成分を含有するコポリアミドであ
る。
アミド−6およびポリアミド−6,6または少量(約10重
量%まで)の他の補助成分を含有するコポリアミドであ
る。
適当なポリアミドは、また、例えば、ジアミン、例え
ば、ヘキサメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、
2,2,4−および2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミ
ン、m−またはp−キシリレンジアミン、ビス−(4−
アミノシクロヘキシル)−メタン、4,4′−および2,2′
−ジアミノジシクロヘキシルメタンの混合物、2,2−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、3,3′−
ジメチル−4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、
3−アミノエチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル
アミノ、2,5−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナ
ン、2,6−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナン、1,4
−ジアミノメチルシクロヘキサン、およびこれらのジア
ミンの混合物を、ジカルボン酸、例えば、シュウ酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸、ヘプタ
デカンジカルボン酸、2,2,4−トリメチルアジピン酸、
2,4,4−トリメチルアジピン酸、イソフタル酸およびテ
レフタル酸と、およびこれらのジカルボン酸の混合物と
ポリ縮合させることによって得られる非晶質ポリアミド
である。したがって、前述のジアミンおよび/またはジ
カルボン酸のいくつかのポリ縮合により得られた非晶質
コポリアミドがまた包含される。
ば、ヘキサメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、
2,2,4−および2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミ
ン、m−またはp−キシリレンジアミン、ビス−(4−
アミノシクロヘキシル)−メタン、4,4′−および2,2′
−ジアミノジシクロヘキシルメタンの混合物、2,2−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、3,3′−
ジメチル−4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、
3−アミノエチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル
アミノ、2,5−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナ
ン、2,6−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナン、1,4
−ジアミノメチルシクロヘキサン、およびこれらのジア
ミンの混合物を、ジカルボン酸、例えば、シュウ酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸、ヘプタ
デカンジカルボン酸、2,2,4−トリメチルアジピン酸、
2,4,4−トリメチルアジピン酸、イソフタル酸およびテ
レフタル酸と、およびこれらのジカルボン酸の混合物と
ポリ縮合させることによって得られる非晶質ポリアミド
である。したがって、前述のジアミンおよび/またはジ
カルボン酸のいくつかのポリ縮合により得られた非晶質
コポリアミドがまた包含される。
ω−アミノカルボン酸、例えば、ω−アミノカプロン
酸、ω−アミノウンデカン酸またはω−アミノラウリン
酸、またはそれらのラクタムは、また、包含される。
酸、ω−アミノウンデカン酸またはω−アミノラウリン
酸、またはそれらのラクタムは、また、包含される。
とくに適当な非晶質の熱可塑性ポリアミドは、次のと
おりである::イソフタル酸、ヘキサメチレンジアミンお
よび他のジアミン、例えば、4,4′−ジアミノジシクロ
ヘキシルメタン、イソホロンジアミン、2,2,4−および
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、2,5−およ
び/または2,6−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナ
ンから得ることができるもの;イソフタル酸、4,4′−
ジメチルアセトアミドジシクロヘキシルメタンおよびω
−カプロラクタムから得ることができるもの;イソフタ
ル酸、3,3−ジメチル−4,4′−ジアミノジシクロヘキシ
ルメタンおよびω−ラウリン酸ラクタムから得ることが
できるもの;およびテレフタル酸および2,2,4−および
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミンの異性体混
合物から得ることができるもの。
おりである::イソフタル酸、ヘキサメチレンジアミンお
よび他のジアミン、例えば、4,4′−ジアミノジシクロ
ヘキシルメタン、イソホロンジアミン、2,2,4−および
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、2,5−およ
び/または2,6−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナ
ンから得ることができるもの;イソフタル酸、4,4′−
ジメチルアセトアミドジシクロヘキシルメタンおよびω
−カプロラクタムから得ることができるもの;イソフタ
ル酸、3,3−ジメチル−4,4′−ジアミノジシクロヘキシ
ルメタンおよびω−ラウリン酸ラクタムから得ることが
できるもの;およびテレフタル酸および2,2,4−および
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミンの異性体混
合物から得ることができるもの。
純粋な4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタンを使
用する代わりに、また、 70〜99モル%の4,4′−異性体、 1〜30モル%の2,4′−異性体、 0〜 2モル%の2,2′−異性体、 から成る位置異性体のジアミノジシクロヘキシルメタン
の混合物および、必要に応じて、技術的品質のジアミノ
ジフェニルメタンの水素化により得られた対応するより
高度に縮合したジアミンを使用することが可能である。
用する代わりに、また、 70〜99モル%の4,4′−異性体、 1〜30モル%の2,4′−異性体、 0〜 2モル%の2,2′−異性体、 から成る位置異性体のジアミノジシクロヘキシルメタン
の混合物および、必要に応じて、技術的品質のジアミノ
ジフェニルメタンの水素化により得られた対応するより
高度に縮合したジアミンを使用することが可能である。
適当な熱可塑性ジアミンは、また、結晶質ポリアミド
および非晶質ポリアミドの混合物から成ることができ、
非晶質ポリアミド成分は部分的に非晶質のポリアミド成
分より小さい。非晶質ポリアミドおよびそれらの製造
は、また、先行技術から知られている(参照、例えば、
ウルマンの工業化学の百科事典(Ullmann,Enzyklopadie
der technischen Chemie)、Vol.19、50ページ]。
および非晶質ポリアミドの混合物から成ることができ、
非晶質ポリアミド成分は部分的に非晶質のポリアミド成
分より小さい。非晶質ポリアミドおよびそれらの製造
は、また、先行技術から知られている(参照、例えば、
ウルマンの工業化学の百科事典(Ullmann,Enzyklopadie
der technischen Chemie)、Vol.19、50ページ]。
好ましい他の熱可塑性材料b)は、また、熱可塑性の
直鎖状もしくは分枝鎖状のポリアリーレンサルファイド
を包含する。それらは、次の一般式に相当する構造単位
を有する: 式中、R1〜R4は、同一もしくは異なり、そしてC1−C6ア
ルキル、フェニルまたは水素である。ポリアリーレンサ
ルファイドは、また、ジフェニル単位を含有することが
できる。
直鎖状もしくは分枝鎖状のポリアリーレンサルファイド
を包含する。それらは、次の一般式に相当する構造単位
を有する: 式中、R1〜R4は、同一もしくは異なり、そしてC1−C6ア
ルキル、フェニルまたは水素である。ポリアリーレンサ
ルファイドは、また、ジフェニル単位を含有することが
できる。
ポリアリーレンサルファイドおよびそれらの製造は知
られている(参照、例えば、米国特許第3,354,129号お
よび欧州特許出願(EP−A)0 171 021号)。
られている(参照、例えば、米国特許第3,354,129号お
よび欧州特許出願(EP−A)0 171 021号)。
さらに好ましい他の熱可塑性材料b)は、熱可塑性ポ
リアリーレンスルホンである。
リアリーレンスルホンである。
適当なポリアリーレンスルホンは、1,000〜200,000、
好ましくは20,00〜60,000の平均の重量平均分子量w
(CHCl3中の散乱法により測定した)を有する。
好ましくは20,00〜60,000の平均の重量平均分子量w
(CHCl3中の散乱法により測定した)を有する。
例は、既知の方法において、4,4′−ジクロロジフェ
ニルスルホンおよびビスフェノール、とくに2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパンから得ること
ができる、2,000〜200,000の平均の重量平均分子量w
を有する、ポリアリーレンスルホンである。
ニルスルホンおよびビスフェノール、とくに2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパンから得ること
ができる、2,000〜200,000の平均の重量平均分子量w
を有する、ポリアリーレンスルホンである。
これらのポリアリーレンスルホンは知られている(参
照、例えば、米国特許第3,264,536号、ドイツ国特許公
開明細書(DE−AS)1 794 171号、英国特許明細書(GB
−PS)1,264,900号、米国特許第3,641,207号、欧州特許
出願第0 038 028号、ドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)3 601 419号およびドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)3 601 420号)。適当なポリアリーレンスルホンは、
また、既知の方法で枝分かれさせることができる(参
照、例えば、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2 305
413号)。
照、例えば、米国特許第3,264,536号、ドイツ国特許公
開明細書(DE−AS)1 794 171号、英国特許明細書(GB
−PS)1,264,900号、米国特許第3,641,207号、欧州特許
出願第0 038 028号、ドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)3 601 419号およびドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)3 601 420号)。適当なポリアリーレンスルホンは、
また、既知の方法で枝分かれさせることができる(参
照、例えば、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)2 305
413号)。
好ましい他の熱可塑性材料b)は、また、熱可塑性ポ
リフェニレンオキシド、好ましくはポリ−(2,6−ジア
ルキル−1,4−フェニレンオキシド)を包含する。本発
明の目的に適当なポリフェニレンオキシドは、2,000〜1
00,000、好ましくは20,000〜60,000の重量平均分子量
w(クロロホルム中で散乱した光により測定した)を有
する。これらのポリフェニレンオキシドは知られてい
る。
リフェニレンオキシド、好ましくはポリ−(2,6−ジア
ルキル−1,4−フェニレンオキシド)を包含する。本発
明の目的に適当なポリフェニレンオキシドは、2,000〜1
00,000、好ましくは20,000〜60,000の重量平均分子量
w(クロロホルム中で散乱した光により測定した)を有
する。これらのポリフェニレンオキシドは知られてい
る。
好ましいポリ−(2,6−ジアルキル−フェニレンオキ
シド)は、既知の方法において、2,6−ジアルキルフェ
ノールを酸素で、銅塩および第三アミンの触媒の組み合
わせの存在下に、酸化縮合することによって得ることが
できる(参照、例えば、ドイツ国特許公開明細書(DE−
OS)21 26 434号および米国特許第3,306,875号)。
シド)は、既知の方法において、2,6−ジアルキルフェ
ノールを酸素で、銅塩および第三アミンの触媒の組み合
わせの存在下に、酸化縮合することによって得ることが
できる(参照、例えば、ドイツ国特許公開明細書(DE−
OS)21 26 434号および米国特許第3,306,875号)。
適当なポリ−(2,6−ジアルキル−1,4−フェニレンオ
キシド)は、とくにポリ−[2,6−ジ−(C1−C4アルキ
ル)−1,4−フェニレンオキシド]、例えば、ポリ−
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンオキシド)である。
キシド)は、とくにポリ−[2,6−ジ−(C1−C4アルキ
ル)−1,4−フェニレンオキシド]、例えば、ポリ−
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンオキシド)である。
好ましい他の熱可塑性材料b)は、また、芳香族ポリ
エーテルケトンを包含する(参照、例えば、英国特許明
細書(GB−PS)1,078,234号、米国特許第4,010,147号お
よび欧州特許出願公開(EP−OS)0 135 938号)を包含
する。
エーテルケトンを包含する(参照、例えば、英国特許明
細書(GB−PS)1,078,234号、米国特許第4,010,147号お
よび欧州特許出願公開(EP−OS)0 135 938号)を包含
する。
それらは、次の反復構造要素を含有する: −O−E−O−E′− 式中、−E′−は2つの結合を有するビスアリールケト
ンであり、そして−O−E−O−は2つの結合を有する
ジフェノラート残基である。
ンであり、そして−O−E−O−は2つの結合を有する
ジフェノラート残基である。
それらは、例えば、英国特許明細書(GB−PS)1,078,
234号に従い、式アルカリ−O−E−O−アルカリを有
するジアルキルジフェノラートおよび式ハロ−E′−ハ
ロ(ハロ=ハロゲン)を有するビス−(ハロアリール)
−ケトンから得ることができる。1つの適当なジアルキ
ルジフェノラートは、例えば、2,2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパンであり、これに対して適当
なビス−(ハロアリール)−ケトンは4,4′−ジクロロ
ベンゾフェノンである。
234号に従い、式アルカリ−O−E−O−アルカリを有
するジアルキルジフェノラートおよび式ハロ−E′−ハ
ロ(ハロ=ハロゲン)を有するビス−(ハロアリール)
−ケトンから得ることができる。1つの適当なジアルキ
ルジフェノラートは、例えば、2,2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパンであり、これに対して適当
なビス−(ハロアリール)−ケトンは4,4′−ジクロロ
ベンゾフェノンである。
好ましい他の熱可塑性材料b)は、また、熱可塑性ビ
ニルポリマーを包含する。
ニルポリマーを包含する。
本発明の文脈におけるビニルポリマーは、ビニル化合
物のホモポリマー、ビニル化合物のコポリマーおよびゴ
ム上のビニル化合物のグラフトポリマーである。
物のホモポリマー、ビニル化合物のコポリマーおよびゴ
ム上のビニル化合物のグラフトポリマーである。
本発明の目的に適当なホモポリマーおよびコポリマー
は、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、(メト)アクリル酸のC1−C
12(シクロ)アルキルエステルのそれら、既知の方法に
よりこれらのビニル化合物から得ることができるコポリ
マーである。
は、スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、(メト)アクリル酸のC1−C
12(シクロ)アルキルエステルのそれら、既知の方法に
よりこれらのビニル化合物から得ることができるコポリ
マーである。
ホモポリマーまたはコポリマーは、0.3〜1.5dl/gの固
有粘度を有すべきである(既知の方法でトルエン中で23
℃において測定した)。
有粘度を有すべきである(既知の方法でトルエン中で23
℃において測定した)。
適当なビニルポリマーは、例えば、熱可塑性ポリ−C1
−C4アルキルメタクリレート、例えば、メチル、エチ
ル、プロピルまたはブチルメタクリレート、好ましくは
メチルまたはエチルメタクリレートである。これらのメ
タクリレートのホモポリマーおよびコポリマーはを包含
される。さらに、他のエチレン系不飽和の共重合可能な
モノマー、例えば、(メト)アクリロニトリル、(α−
メチル)スチレン、ブロモスチレン、酢酸ビニル、C1−
C8アルキルアクリレート、(メト)アクリル酸、エチレ
ン、プロピレンおよびN−ビニルピロリドンを少量で共
重合することができる。
−C4アルキルメタクリレート、例えば、メチル、エチ
ル、プロピルまたはブチルメタクリレート、好ましくは
メチルまたはエチルメタクリレートである。これらのメ
タクリレートのホモポリマーおよびコポリマーはを包含
される。さらに、他のエチレン系不飽和の共重合可能な
モノマー、例えば、(メト)アクリロニトリル、(α−
メチル)スチレン、ブロモスチレン、酢酸ビニル、C1−
C8アルキルアクリレート、(メト)アクリル酸、エチレ
ン、プロピレンおよびN−ビニルピロリドンを少量で共
重合することができる。
本発明の目的に対して適当な熱可塑性ポリ−C1−C4ア
ルキルメタクリレートは、文献から知られているか、あ
るいは文献から知られている方法により得ることができ
る。
ルキルメタクリレートは、文献から知られているか、あ
るいは文献から知られている方法により得ることができ
る。
適当なビニルポリマーは、また、スチレンまたはα−
メチルスチレンおよびアクリロニトリルのコポリマーを
包含し、これらは必要に応じて40重量%までのアクリル
酸またはメタクリル酸のエステル、とくにメチルメタク
リレートまたはn−ブチルアクリレートを含有する。ス
チレン誘導体は常にモノマーとして存在することができ
る。スチレン誘導体は100〜10重量%、好ましくは90〜2
0重量%、より好ましくは80〜30重量%の比率で存在
し、そして標準の方法、例えば、塊状のラジカル重合、
溶液重合、懸濁重合または乳濁重合により得ることがで
きるが、好ましくは水中のラジカル乳濁重合により得る
ことができる。
メチルスチレンおよびアクリロニトリルのコポリマーを
包含し、これらは必要に応じて40重量%までのアクリル
酸またはメタクリル酸のエステル、とくにメチルメタク
リレートまたはn−ブチルアクリレートを含有する。ス
チレン誘導体は常にモノマーとして存在することができ
る。スチレン誘導体は100〜10重量%、好ましくは90〜2
0重量%、より好ましくは80〜30重量%の比率で存在
し、そして標準の方法、例えば、塊状のラジカル重合、
溶液重合、懸濁重合または乳濁重合により得ることがで
きるが、好ましくは水中のラジカル乳濁重合により得る
ことができる。
適当なグラフトポリマーは、前述のビニルモノマーま
たはビニルモノマーの混合物を0℃以下、好ましくは−
20℃以下のガラス温度のゴムの存在下に重合することに
より形成する。グラフトポリマーは、一般に、1〜85重
量%、好ましくは10〜80重量%のゴムを含有する。グラ
フトポリマーは、標準の方法により、溶液中で、塊状で
または乳濁液中で、好ましくは乳濁液中で調製すること
ができる;ビニルモノマーの混合物は同時にあるいは順
次にグラフト重合することができる。
たはビニルモノマーの混合物を0℃以下、好ましくは−
20℃以下のガラス温度のゴムの存在下に重合することに
より形成する。グラフトポリマーは、一般に、1〜85重
量%、好ましくは10〜80重量%のゴムを含有する。グラ
フトポリマーは、標準の方法により、溶液中で、塊状で
または乳濁液中で、好ましくは乳濁液中で調製すること
ができる;ビニルモノマーの混合物は同時にあるいは順
次にグラフト重合することができる。
適当なゴムは、例えば、ポリブタジエン、ポリイソプ
レンおよびブタジエンと35重量%までのコモノマー、例
えば、スチレン、アクリロニトリル、メチルメタクリレ
ートおよびC1−C6アルキルアクリレートのコポリマーで
ある。
レンおよびブタジエンと35重量%までのコモノマー、例
えば、スチレン、アクリロニトリル、メチルメタクリレ
ートおよびC1−C6アルキルアクリレートのコポリマーで
ある。
アクリレートゴムは、例えば、C1−C6アルキルアクリ
レート、とくにC2−C6アルキルアクリレート(これは、
必要に応じて、15重量%までの他の不飽和モノマー、例
えば、スチレン、メチルメタクリレート、ブタジエン、
ビニルメチルエーテル、アクリロニトリルと混合する)
および少なくとも1種の多官能性架橋剤、例えば、ジビ
ニルベンゼン、グリコール−ビス−アクリレート、ビス
−アクリルアミド、リン酸トリアリルエステル、クエン
酸トリアリルエステル、アクリル酸およびメタクリル酸
のアリルエステル、トリアリルイソシアヌレート、4重
量%までの架橋性コモノマーを含有するアクリレートゴ
ムの架橋した粒状乳濁ポリマーである。
レート、とくにC2−C6アルキルアクリレート(これは、
必要に応じて、15重量%までの他の不飽和モノマー、例
えば、スチレン、メチルメタクリレート、ブタジエン、
ビニルメチルエーテル、アクリロニトリルと混合する)
および少なくとも1種の多官能性架橋剤、例えば、ジビ
ニルベンゼン、グリコール−ビス−アクリレート、ビス
−アクリルアミド、リン酸トリアリルエステル、クエン
酸トリアリルエステル、アクリル酸およびメタクリル酸
のアリルエステル、トリアリルイソシアヌレート、4重
量%までの架橋性コモノマーを含有するアクリレートゴ
ムの架橋した粒状乳濁ポリマーである。
ジエンゴムとアクリレートゴムおよび、また、コアー
シェル構造を有するゴムの混合物は、また、グラフトポ
リマーの製造に適する。
シェル構造を有するゴムの混合物は、また、グラフトポ
リマーの製造に適する。
グラフト重合のため、ゴムは離散した粒子の形態、例
えば、ラテックスの形態で存在しなくてはならない。こ
れらの粒子は、一般に、10nm〜2000nmの平均直径を有す
る。
えば、ラテックスの形態で存在しなくてはならない。こ
れらの粒子は、一般に、10nm〜2000nmの平均直径を有す
る。
グラフトポリマーは既知の方法により、例えば、ゴム
ラテックスの存在下に50〜90℃の温度において水溶性開
始剤、例えば、ペルオキソジサルフェイト、またはレド
ックス開始剤を使用して、ビニルモノマーをラジカル乳
濁重合することによって製造することができる。
ラテックスの存在下に50〜90℃の温度において水溶性開
始剤、例えば、ペルオキソジサルフェイト、またはレド
ックス開始剤を使用して、ビニルモノマーをラジカル乳
濁重合することによって製造することができる。
80重量%までのゲル含量および80〜800nmの平均粒子
直径(d50)を有する、粒状の高度に架橋したゴム(ジ
エンまでのアルキルアクリレートゴム)上へのラジカル
グラフト重合により製造された乳濁グラフトポリマーは
好ましい。
直径(d50)を有する、粒状の高度に架橋したゴム(ジ
エンまでのアルキルアクリレートゴム)上へのラジカル
グラフト重合により製造された乳濁グラフトポリマーは
好ましい。
工業的ABSポリマーはとくに適当である。
ホモポリマーおよび/またはグラフトポリマーとのビ
ニルコポリマーの混合物は、また、適当である。
ニルコポリマーの混合物は、また、適当である。
好ましい他の熱可塑性材料b)は、また、熱可塑性ポ
リウレタンを包含する。これらはジイソシアネートの反
応生成物、完全にまたは主として脂肪族のオリゴーおよ
び/またはポリエーテルおよび/またはエーテルおよび
1または2以上の連鎖延長剤である。これらの熱可塑性
ポリウレタンは、実質的に線状であり、そして熱可塑性
加工特性を有する。
リウレタンを包含する。これらはジイソシアネートの反
応生成物、完全にまたは主として脂肪族のオリゴーおよ
び/またはポリエーテルおよび/またはエーテルおよび
1または2以上の連鎖延長剤である。これらの熱可塑性
ポリウレタンは、実質的に線状であり、そして熱可塑性
加工特性を有する。
熱可塑性ポリウレタンは、既知であるか、あるいは既
知の方法により得ることができる[参照、例えば、米国
特許明細書3,214,411号;J.H.サウンダース(Saunders)
およびK.C.フリッシュ(Frish)、「ポリウレタン、化
学および技術(Polyurethanes,Chemistry and Technolo
gy)、Vol.II、299−451ページ、Interscience Publish
ers、ニューヨーク、1964;およびモベイ・ケミカル・コ
ーポレーション「テクシンウレタンエラストプラスチッ
ク材料の加工ハンドブック(A Processing Handbook fo
r Texin Urethane Elastoplastic Materials)」、ペン
シルバニア州ピッツバーグ]。
知の方法により得ることができる[参照、例えば、米国
特許明細書3,214,411号;J.H.サウンダース(Saunders)
およびK.C.フリッシュ(Frish)、「ポリウレタン、化
学および技術(Polyurethanes,Chemistry and Technolo
gy)、Vol.II、299−451ページ、Interscience Publish
ers、ニューヨーク、1964;およびモベイ・ケミカル・コ
ーポレーション「テクシンウレタンエラストプラスチッ
ク材料の加工ハンドブック(A Processing Handbook fo
r Texin Urethane Elastoplastic Materials)」、ペン
シルバニア州ピッツバーグ]。
オリゴエステルおよびポリエステルの製造のための出
発物質の例は、次のとおりである:アジピン酸、コハク
酸、セバシン酸、スベリン酸、シュウ酸、メチルアジピ
ン酸、グルタル酸、ピメリン酸、アゼライン酸、フタル
酸、テレフタル酸およびイソフタル酸。
発物質の例は、次のとおりである:アジピン酸、コハク
酸、セバシン酸、スベリン酸、シュウ酸、メチルアジピ
ン酸、グルタル酸、ピメリン酸、アゼライン酸、フタル
酸、テレフタル酸およびイソフタル酸。
アジピン酸は好ましい。
オリゴエステルおよびポリエステルの製造のために適
当なグリコールは、例えば、エチレングリコール、1,2
−および1,3−プロピレングリコール、ブタン−1,2−、
−1,3−、−1,4−、−2,3−および−2,4−ジオール、ヘ
キサンジオール、ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキサ
ン、ジエチレングリコールおよび2,2−ジメチルプロピ
レングリコールである。さらに、少量、すなわち、1モ
ル%までの三価以上のアルコール、例えば、トリメチロ
ールプロパン、グリセロール、ヘキサントリオールなど
はグリコールと一緒に使用することができる。
当なグリコールは、例えば、エチレングリコール、1,2
−および1,3−プロピレングリコール、ブタン−1,2−、
−1,3−、−1,4−、−2,3−および−2,4−ジオール、ヘ
キサンジオール、ビス−ヒドロキシメチルシクロヘキサ
ン、ジエチレングリコールおよび2,2−ジメチルプロピ
レングリコールである。さらに、少量、すなわち、1モ
ル%までの三価以上のアルコール、例えば、トリメチロ
ールプロパン、グリセロール、ヘキサントリオールなど
はグリコールと一緒に使用することができる。
得られるヒドロキシルオリゴエステルまたはポリエス
テルは、少なくとも600の分子量、約25〜190、好ましく
は40〜150のヒドロキシル価、約0.5〜2の酸価および約
0.01〜0.2%の含水率を有する。
テルは、少なくとも600の分子量、約25〜190、好ましく
は40〜150のヒドロキシル価、約0.5〜2の酸価および約
0.01〜0.2%の含水率を有する。
オリゴエステルおよびポリエステルは、また、オリゴ
マーまたはポリマーのラクトン、例えば、オリゴカプロ
ラクトンまたはポリカプロラクトン、および脂肪族ポリ
カーボネート、例えば、ポリブタン−1,4−ジオールま
たはポリヘキサン−,6−ジオールカーボネートを包含す
る。
マーまたはポリマーのラクトン、例えば、オリゴカプロ
ラクトンまたはポリカプロラクトン、および脂肪族ポリ
カーボネート、例えば、ポリブタン−1,4−ジオールま
たはポリヘキサン−,6−ジオールカーボネートを包含す
る。
熱可塑性ポリウレタンのための出発物質として使用す
ることができる。とくに適当なオリゴエステルは、アジ
ピン酸および少なくとも1つの第一ヒドロキシル基を含
有するグリコールから調製される。10、好ましくは約0.
5〜2の酸価に到達したとき、縮合は停止する。こうし
て、反応の間に形成する水は同時にまたは後に分離し
て、最終の含水率が約0.01〜0.05%、好ましくは0.01〜
0.02%であるようにする。
ることができる。とくに適当なオリゴエステルは、アジ
ピン酸および少なくとも1つの第一ヒドロキシル基を含
有するグリコールから調製される。10、好ましくは約0.
5〜2の酸価に到達したとき、縮合は停止する。こうし
て、反応の間に形成する水は同時にまたは後に分離し
て、最終の含水率が約0.01〜0.05%、好ましくは0.01〜
0.02%であるようにする。
熱可塑性ポリウレタンの製造のためのオリゴエーテル
およびポリエーテルは、例えば、テトラメチレングリコ
ール、プロピレングリコールおよびエチレングリコール
に基づくものである。
およびポリエーテルは、例えば、テトラメチレングリコ
ール、プロピレングリコールおよびエチレングリコール
に基づくものである。
ポリアセタールは、また、ポリエーテルと見なすこと
ができ、そしてそのまま使用することができる。
ができ、そしてそのまま使用することができる。
オリゴエーテルまたはポリエーテルは、600〜2,000、
好ましくは1,000〜2,000の平均分子量n(生成物のOH
価により決定した数平均)を有する。
好ましくは1,000〜2,000の平均分子量n(生成物のOH
価により決定した数平均)を有する。
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートは、好ま
しくは、ポリウレタンの製造のための有機ジイソシアネ
ートとして使用する。それは5%以下の2,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートおよび2%以下のジフェニ
ルメタンジイソシアネートの二量体を含有すべきであ
る。HCl%として表す酸性度は、熱水性メタノール溶液
中でイソシアネートから塩化物を抽出することによる
か、あるいは標準の硝酸銀溶液で抽出してその中に存在
する塩素イオンの濃度を得ることによって決定する。
しくは、ポリウレタンの製造のための有機ジイソシアネ
ートとして使用する。それは5%以下の2,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートおよび2%以下のジフェニ
ルメタンジイソシアネートの二量体を含有すべきであ
る。HCl%として表す酸性度は、熱水性メタノール溶液
中でイソシアネートから塩化物を抽出することによる
か、あるいは標準の硝酸銀溶液で抽出してその中に存在
する塩素イオンの濃度を得ることによって決定する。
また、熱可塑性ポリウレタンの製造に他のジイソシア
ネート使用することができ、それらの例は次のとおりで
ある:エチレン、エチリデン、プロピレン、ブチレン、
シクロ−1,3−ペンチレン、シクロ−1,4−ヘキシレン、
シクロ−1,2−ヘキシレン、2,4−トリレン、2,6−トリ
レン、p−フェニレン、n−フェニレン、キシレン、1,
4−ナフチレン、1,5−ナフチレン、4,4′−ジフェニレ
ンのジイソシアネート;2,2−プロパン−4,4′−ジイソ
シアネート、アゾベンゼン−4,4′−ジイソシアネー
ト、ジフェニレンスルホン−4,4′−ジイソシアネー
ト、ジクロロヘキサメチレンジイソシアネート、ペンタ
メチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、1−クロロベンゼン−2,4−ジイソシアネー
ト、フルフリルジイソシアネート、ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
ジフェニルエタンジイソシアネートおよびエチレングリ
コール、ブタンジオールなどのビス−(イソシアナトフ
ェニル)−エーテル。
ネート使用することができ、それらの例は次のとおりで
ある:エチレン、エチリデン、プロピレン、ブチレン、
シクロ−1,3−ペンチレン、シクロ−1,4−ヘキシレン、
シクロ−1,2−ヘキシレン、2,4−トリレン、2,6−トリ
レン、p−フェニレン、n−フェニレン、キシレン、1,
4−ナフチレン、1,5−ナフチレン、4,4′−ジフェニレ
ンのジイソシアネート;2,2−プロパン−4,4′−ジイソ
シアネート、アゾベンゼン−4,4′−ジイソシアネー
ト、ジフェニレンスルホン−4,4′−ジイソシアネー
ト、ジクロロヘキサメチレンジイソシアネート、ペンタ
メチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、1−クロロベンゼン−2,4−ジイソシアネー
ト、フルフリルジイソシアネート、ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
ジフェニルエタンジイソシアネートおよびエチレングリ
コール、ブタンジオールなどのビス−(イソシアナトフ
ェニル)−エーテル。
適当な連鎖延長剤は、イソシアネートに関して活性な
水素を含有する有機二官能性化合物、例えば、ジオー
ル、ヒドロキシカルボン酸、ジカルボン酸、ジアミンお
よびアルカノールアンモニウムおよび水である。このよ
うな連鎖延長剤の例は、次のとおりである:エチレン、
プロピレンおよびブチレングリコール、ブタン−1,4−
ジオール、ブテンジオール、ブチンジオール、キシレン
グリコール、アミレングリコール、1,4−フェニレン−
ビス−β−ヒドロキシエチルエーテル、1,3−フェニレ
ン−ビス−β−ヒドロキシエチルエーテル、ビス−(ヒ
ドロキシメチルシクロヘキサン)、ヘキサンジオール、
アジピン酸、ω−ヒドロキシカプロン酸、チオジグリコ
ール、エチレンジアミン、プロピレン、ブチレン、ヘキ
サメチレン、シクロヘキシレン、フェニレン、トリレン
およびキシリレンジアミン、ジアミノジシクロヘキシル
メタン、イソホロンジアミン、3,3′−ジクロロベンジ
シン、3,3′−ジニトロベンジジン、エタノールアミ
ン、アミノプロピルアルコール、2,2−ジメチルプロパ
ノールアミン、3−アミノシクロヘキシルアルコールお
よびp−アミノベンジルアルコール。オリゴエステルま
たはポリエステル対二官能性連鎖延長剤のモル比は、1:
1〜1:50、好ましくは1:2〜1:30の範囲である。
水素を含有する有機二官能性化合物、例えば、ジオー
ル、ヒドロキシカルボン酸、ジカルボン酸、ジアミンお
よびアルカノールアンモニウムおよび水である。このよ
うな連鎖延長剤の例は、次のとおりである:エチレン、
プロピレンおよびブチレングリコール、ブタン−1,4−
ジオール、ブテンジオール、ブチンジオール、キシレン
グリコール、アミレングリコール、1,4−フェニレン−
ビス−β−ヒドロキシエチルエーテル、1,3−フェニレ
ン−ビス−β−ヒドロキシエチルエーテル、ビス−(ヒ
ドロキシメチルシクロヘキサン)、ヘキサンジオール、
アジピン酸、ω−ヒドロキシカプロン酸、チオジグリコ
ール、エチレンジアミン、プロピレン、ブチレン、ヘキ
サメチレン、シクロヘキシレン、フェニレン、トリレン
およびキシリレンジアミン、ジアミノジシクロヘキシル
メタン、イソホロンジアミン、3,3′−ジクロロベンジ
シン、3,3′−ジニトロベンジジン、エタノールアミ
ン、アミノプロピルアルコール、2,2−ジメチルプロパ
ノールアミン、3−アミノシクロヘキシルアルコールお
よびp−アミノベンジルアルコール。オリゴエステルま
たはポリエステル対二官能性連鎖延長剤のモル比は、1:
1〜1:50、好ましくは1:2〜1:30の範囲である。
二官能性連鎖延長剤に加えて、また、三官能性または
それ以上連鎖延長剤を、使用する二官能性連鎖延長剤の
1モルに基づいて、約5モル%までの少量で使用するこ
とができる。
それ以上連鎖延長剤を、使用する二官能性連鎖延長剤の
1モルに基づいて、約5モル%までの少量で使用するこ
とができる。
三官能性またはそれ以上連鎖延長剤の例は、グリセロ
ール、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、
ペンタエリスリトールおよびトリエタノールアミンであ
る。
ール、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、
ペンタエリスリトールおよびトリエタノールアミンであ
る。
一官能性成分、例えば、ブタノールは、また、熱可塑
性ポリウレタンの製造のために使用することができる。
性ポリウレタンの製造のために使用することができる。
熱可塑性ポリウレタンのための構造単位として述べた
ジイソシアネート、オリゴエステル、ポリエステル、ポ
リエーテル、連鎖延長剤および一官能性成分は、文献か
ら既知であるか、あるいは文献から知られている方法に
より得ることができる。
ジイソシアネート、オリゴエステル、ポリエステル、ポ
リエーテル、連鎖延長剤および一官能性成分は、文献か
ら既知であるか、あるいは文献から知られている方法に
より得ることができる。
ポリウレタンの既知の製造は、例えば、次のように実
施することができる: 例えば、オリゴエステルまたはポリエステル、有機ジ
イソシアネートおよび連鎖延長剤は、個々に、好ましく
は約50〜220℃の温度に加熱し、次いで混合する。オリ
ゴエステルまたはポリエステルは好ましくはまず個々に
加熱し、次いで連鎖延長剤と混合し、そして得られる混
合物を予熱したイソシアネートと混合する。
施することができる: 例えば、オリゴエステルまたはポリエステル、有機ジ
イソシアネートおよび連鎖延長剤は、個々に、好ましく
は約50〜220℃の温度に加熱し、次いで混合する。オリ
ゴエステルまたはポリエステルは好ましくはまず個々に
加熱し、次いで連鎖延長剤と混合し、そして得られる混
合物を予熱したイソシアネートと混合する。
ポリウレタンの製造のための出発成分は、短時間で強
力な混合を提供する、任意の機械的撹拌機により混合す
ることができる。混合物の粘度は撹拌の間早期に速く上
昇し過ぎる場合、温度を低下するか、あるいは少量(エ
ステルに基づいて0.001〜0.05重量%)のクエン酸など
を添加して反応粘度を減少することができる。反応粘度
を増加させるために、適当な触媒、例えば、米国特許第
2,729,618号に記載されている第三アミンを使用するこ
とができる。
力な混合を提供する、任意の機械的撹拌機により混合す
ることができる。混合物の粘度は撹拌の間早期に速く上
昇し過ぎる場合、温度を低下するか、あるいは少量(エ
ステルに基づいて0.001〜0.05重量%)のクエン酸など
を添加して反応粘度を減少することができる。反応粘度
を増加させるために、適当な触媒、例えば、米国特許第
2,729,618号に記載されている第三アミンを使用するこ
とができる。
好ましい他の熱可塑性材料は、また、いわゆる「LC」
ポリマーである。LCポリマーは、液状の結晶質溶融物を
形成できるポリマーである。このタイプのポリマーは、
また、「熱互変性」と呼ばれ、十分によく知られている
(参照、欧州特許出願公開明細書0 131 846号、欧州特
許出願公開明細書0 132 637号および欧州特許出願公開
明細書0 134 959号)。また、ポリマーの溶融物の液状
結晶の状態の決定を記載しているそれ以上の参考文献
は、これらの参考文献中に引用されている。
ポリマーである。LCポリマーは、液状の結晶質溶融物を
形成できるポリマーである。このタイプのポリマーは、
また、「熱互変性」と呼ばれ、十分によく知られている
(参照、欧州特許出願公開明細書0 131 846号、欧州特
許出願公開明細書0 132 637号および欧州特許出願公開
明細書0 134 959号)。また、ポリマーの溶融物の液状
結晶の状態の決定を記載しているそれ以上の参考文献
は、これらの参考文献中に引用されている。
LCポリマーの例は、次のとおりである:置換されてい
てもよいp−ヒドロキシ安息香酸、置換されていてもよ
いイソ−および/またはテレフタル酸、2,7−ジヒドロ
キシナフタレンおよび他のジフェノールに基づく芳香族
ポリエステル(欧州特許出願公開明細書0 131 846
号)、置換されていてもよいp−ヒドロキシ安息香酸、
ジフェノール、炭酸および、必要に応じて、芳香族ジカ
ルボン酸に基づくポリエステル(欧州特許出願公開明細
書0 132 637号)および置換されていてもよいp−ヒド
ロキシ安息香酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香
酸、イソフタル酸、ハイドロキノンおよび3,4′−およ
び/または4,4′−ジヒドロキシジフェニル、3,4′−お
よび/または4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル
および/または3,4′−および/または4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルサルファイドに基づく芳香族ポリエステ
ル。
てもよいp−ヒドロキシ安息香酸、置換されていてもよ
いイソ−および/またはテレフタル酸、2,7−ジヒドロ
キシナフタレンおよび他のジフェノールに基づく芳香族
ポリエステル(欧州特許出願公開明細書0 131 846
号)、置換されていてもよいp−ヒドロキシ安息香酸、
ジフェノール、炭酸および、必要に応じて、芳香族ジカ
ルボン酸に基づくポリエステル(欧州特許出願公開明細
書0 132 637号)および置換されていてもよいp−ヒド
ロキシ安息香酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香
酸、イソフタル酸、ハイドロキノンおよび3,4′−およ
び/または4,4′−ジヒドロキシジフェニル、3,4′−お
よび/または4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル
および/または3,4′−および/または4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルサルファイドに基づく芳香族ポリエステ
ル。
LCポリマーは、室温において、18〜1300Å、好ましく
は25〜300Å、より好ましくは25〜150Åの安定な長さを
有する。
は25〜300Å、より好ましくは25〜150Åの安定な長さを
有する。
室温におけるポリマーの安定な長さ(persitence len
gth)は、テータ条件下に希薄溶液中の分子鎖の平均の
絡まり(参照、例えば、P.J.ポリマー化学の原理(Prin
ciples of Polymer Chemistry)、Cornell Univ.Pres
s、ニューヨーク州イタカ)および半クーン(Kuhn)段
階長さを特徴づける。安定な長さは、種々の方法によ
り、希薄溶液中で、例えば、光散乱およびX線の小さい
角度の測定により決定することができる。適当な調製
後、安定な長さは、また、固体におけるニュートロンの
小さい角度の散乱により決定することができる。他の理
論的および実験的方法は、例えば、次の参考文献に記載
されている;J.H.ウェンドルフ(Wendorff)、「ポリマ
ーにおける液晶の順序(Liquid Crystalline Order in
Polymers)、例えば、A.Blumstein,Academic Press 197
8、16ページ以降、およびS.M.アハロニ(Aharoni)、高
分子(Maclomolecules)19、(1986)、429ページ以降
に引用されている参考文献。
gth)は、テータ条件下に希薄溶液中の分子鎖の平均の
絡まり(参照、例えば、P.J.ポリマー化学の原理(Prin
ciples of Polymer Chemistry)、Cornell Univ.Pres
s、ニューヨーク州イタカ)および半クーン(Kuhn)段
階長さを特徴づける。安定な長さは、種々の方法によ
り、希薄溶液中で、例えば、光散乱およびX線の小さい
角度の測定により決定することができる。適当な調製
後、安定な長さは、また、固体におけるニュートロンの
小さい角度の散乱により決定することができる。他の理
論的および実験的方法は、例えば、次の参考文献に記載
されている;J.H.ウェンドルフ(Wendorff)、「ポリマ
ーにおける液晶の順序(Liquid Crystalline Order in
Polymers)、例えば、A.Blumstein,Academic Press 197
8、16ページ以降、およびS.M.アハロニ(Aharoni)、高
分子(Maclomolecules)19、(1986)、429ページ以降
に引用されている参考文献。
好ましい他の熱可塑性材料は、ポリエステルカーボネ
ートを包含する。
ートを包含する。
本発明に従い熱可塑性材料b)として使用することが
できる芳香族ポリエステルおよびポリエステルカーボネ
ートは、少なくとも1種の芳香族ビスフェノール、例え
ば、式(VII)のビスフェノール、少なくとも1種の芳
香族ジカルボン酸および、必要に応じて、炭酸から構成
される。適当な芳香族ジカルボン酸は、例えば、オルト
フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、tert−ブチル
イソフタル酸、3,3′−ジフェニルジカルボン酸、4,4′
−ジフェニルジカルボン酸、4,4′−ベンゾフェノンジ
カルボン酸、3,4′−ベンゾフェノンジカルボン酸、4,
4′−ジフェニルエーテルジカルボン酸、4,4′−ジフェ
ニルスルホンジカルボン酸、2,2−ビス−(4−カルボ
キシフェニル)−プロパンおよびトリメチル−3−フェ
ニリデン−4,5′−ジカルボン酸である。
できる芳香族ポリエステルおよびポリエステルカーボネ
ートは、少なくとも1種の芳香族ビスフェノール、例え
ば、式(VII)のビスフェノール、少なくとも1種の芳
香族ジカルボン酸および、必要に応じて、炭酸から構成
される。適当な芳香族ジカルボン酸は、例えば、オルト
フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、tert−ブチル
イソフタル酸、3,3′−ジフェニルジカルボン酸、4,4′
−ジフェニルジカルボン酸、4,4′−ベンゾフェノンジ
カルボン酸、3,4′−ベンゾフェノンジカルボン酸、4,
4′−ジフェニルエーテルジカルボン酸、4,4′−ジフェ
ニルスルホンジカルボン酸、2,2−ビス−(4−カルボ
キシフェニル)−プロパンおよびトリメチル−3−フェ
ニリデン−4,5′−ジカルボン酸である。
芳香族ジカルボン酸のうちで、テレフタル酸および/
またはイソフタル酸はとくに好ましく使用される。
またはイソフタル酸はとくに好ましく使用される。
芳香族ポリエステルおよびポリエステルカーボネート
は、ポリエステルおよびポリカーボネートの製造につい
て文献から知られている方法により、例えば、均質溶液
中の方法により、溶融物中のエステル交換法により、お
よび2相界面法により調製することができる。溶融物中
のエステル交換法、とくに2相界面法は好ましく使用さ
れる。
は、ポリエステルおよびポリカーボネートの製造につい
て文献から知られている方法により、例えば、均質溶液
中の方法により、溶融物中のエステル交換法により、お
よび2相界面法により調製することができる。溶融物中
のエステル交換法、とくに2相界面法は好ましく使用さ
れる。
溶融物中のエステル交換法(アセテート法およびフェ
ニルエステル法)は、次の特許に記載されている:米国
特許第3,494,885号、米国特許第4,386,186号、米国特許
第4,661,580号、米国特許第4,680,371号、欧州特許出願
第26,120号、欧州特許出願第26,121号、欧州特許出願第
26,684号、欧州特許出願第28,030号、欧州特許出願第3
9,845号、欧州特許出願第91,970号、欧州特許出願第97,
970号、欧州特許出願第79,075号、欧州特許出願第146,8
87号、欧州特許出願第156,103号、欧州特許出願第234,9
13号、欧州特許出願第234,919号および欧州特許出願第2
40,301号およびドイツ国特許公告明細書1,495,626号お
よびドイツ国特許公告明細書2,232,877号。2相界面法
は、例えば、特許および参考文献に記載されている:欧
州特許出願第68,014号、欧州特許出願第88,322号、欧州
特許出願第134,898号、欧州特許出願第151,750号、欧州
特許出願第182,189号、欧州特許出願第219,708号、欧州
特許出願第272,426号、ドイツ国特許公開明細書2,940,0
24号、ドイツ国特許公開明細書3,007,937号、ドイツ国
特許公開明細書3,440,020号およびポリマー・リビュー
ズ(Polymer Reviews)、Vol.10、「界面および溶液法
における縮合ポリマー」、ポウル(Poul)W.モーガン
(Morgan)、Interscience Publishers、ニューヨーク
1965、章(VIII)、ページ325、ポリエステル。
ニルエステル法)は、次の特許に記載されている:米国
特許第3,494,885号、米国特許第4,386,186号、米国特許
第4,661,580号、米国特許第4,680,371号、欧州特許出願
第26,120号、欧州特許出願第26,121号、欧州特許出願第
26,684号、欧州特許出願第28,030号、欧州特許出願第3
9,845号、欧州特許出願第91,970号、欧州特許出願第97,
970号、欧州特許出願第79,075号、欧州特許出願第146,8
87号、欧州特許出願第156,103号、欧州特許出願第234,9
13号、欧州特許出願第234,919号および欧州特許出願第2
40,301号およびドイツ国特許公告明細書1,495,626号お
よびドイツ国特許公告明細書2,232,877号。2相界面法
は、例えば、特許および参考文献に記載されている:欧
州特許出願第68,014号、欧州特許出願第88,322号、欧州
特許出願第134,898号、欧州特許出願第151,750号、欧州
特許出願第182,189号、欧州特許出願第219,708号、欧州
特許出願第272,426号、ドイツ国特許公開明細書2,940,0
24号、ドイツ国特許公開明細書3,007,937号、ドイツ国
特許公開明細書3,440,020号およびポリマー・リビュー
ズ(Polymer Reviews)、Vol.10、「界面および溶液法
における縮合ポリマー」、ポウル(Poul)W.モーガン
(Morgan)、Interscience Publishers、ニューヨーク
1965、章(VIII)、ページ325、ポリエステル。
アセテート法において、それは一般にビスフェノール
ジアセテートであり、そしてフェニルエステル法におい
て、それは一般にビスフェノール、芳香族ジカルボン酸
または芳香族ジカルボン酸のジフェニルエステルおよ
び、必要に応じて、ジフェニルカーボネートであり、こ
れらは、フェノールを排除しておよび適当ならばCO2を
排除して、反応してポリエステルまたはポリエステルカ
ーボネートを形成する。相界面法において、ポリエステ
ルおよびポリエステルカーボネートの製造に一般に使用
する出発物質は、アルカリ金属ビスフェノラート、芳香
族ジカルボン酸ジクロライドおよび必要に応じてホスゲ
ンである。この縮合反応において、ポリエステルカーボ
ネートのポリエステルはアルカリ金属塩化物の形成を伴
って生成する。一般に、形成する塩は水性相中に溶解す
るが、形成するポリエステルまたは形成するポリエステ
ルカーボネートは溶液中に有機相で存在し、そしてそれ
から単離される。
ジアセテートであり、そしてフェニルエステル法におい
て、それは一般にビスフェノール、芳香族ジカルボン酸
または芳香族ジカルボン酸のジフェニルエステルおよ
び、必要に応じて、ジフェニルカーボネートであり、こ
れらは、フェノールを排除しておよび適当ならばCO2を
排除して、反応してポリエステルまたはポリエステルカ
ーボネートを形成する。相界面法において、ポリエステ
ルおよびポリエステルカーボネートの製造に一般に使用
する出発物質は、アルカリ金属ビスフェノラート、芳香
族ジカルボン酸ジクロライドおよび必要に応じてホスゲ
ンである。この縮合反応において、ポリエステルカーボ
ネートのポリエステルはアルカリ金属塩化物の形成を伴
って生成する。一般に、形成する塩は水性相中に溶解す
るが、形成するポリエステルまたは形成するポリエステ
ルカーボネートは溶液中に有機相で存在し、そしてそれ
から単離される。
本発明による混合物の製造のために好ましいエラスト
マーb3)は、次のとおりである:前述のポリウレタン、
ただしそれらは部分的に水素化できる弾性スチレン−ブ
タジエンブロックコポリマー(例えば、Kraton G 、Sh
ell製品)、グラフトポリマーについて前述のゴム、グ
ラフトポリマーそれら自体、ただしそれらは弾性であ
る、および弾性ポリカーボネート−ポリエーテルブロッ
クコポリマー。
マーb3)は、次のとおりである:前述のポリウレタン、
ただしそれらは部分的に水素化できる弾性スチレン−ブ
タジエンブロックコポリマー(例えば、Kraton G 、Sh
ell製品)、グラフトポリマーについて前述のゴム、グ
ラフトポリマーそれら自体、ただしそれらは弾性であ
る、および弾性ポリカーボネート−ポリエーテルブロッ
クコポリマー。
エラストマーは既知である。
フィルムまたは複合フィルムは、平ら、中空、球形、
管状および中空繊維様であることができる。これらのよ
うなフィルムは、既知の方法において、熱成形、深絞り
成形、吹込成形などにより得ることができる。
管状および中空繊維様であることができる。これらのよ
うなフィルムは、既知の方法において、熱成形、深絞り
成形、吹込成形などにより得ることができる。
本発明によるフィルム、とくに複合フィルムは、例え
ば、ボイル−プルーフおよびオーブン−プルーフ、漏れ
防止のパックおよびマイクロ波オーブン−プルーフパッ
クのために、本発明による複合フィルムにどの成分b)
を使用するかに依存して使用される。
ば、ボイル−プルーフおよびオーブン−プルーフ、漏れ
防止のパックおよびマイクロ波オーブン−プルーフパッ
クのために、本発明による複合フィルムにどの成分b)
を使用するかに依存して使用される。
本発明による複合フィルムは、熱可塑性材料を本発明
のポリカーボネートとともに単一の操作で製造すること
ができる。
のポリカーボネートとともに単一の操作で製造すること
ができる。
本発明のポリカーボネートの本発明によるフィルムお
よびポリカーボネート(a)のこれらのフィルムに基づ
く本発明による複合フィルムは、均質な膜、組成(comp
osition)膜または非対称膜として使用することができ
る。
よびポリカーボネート(a)のこれらのフィルムに基づ
く本発明による複合フィルムは、均質な膜、組成(comp
osition)膜または非対称膜として使用することができ
る。
以下の実施例において、相対粘度はCH2Cl2中のポリカ
ーボネートの0.5重量%の溶液について測定した。
ーボネートの0.5重量%の溶液について測定した。
ガラス温度は差動走査熱量法(DSC)により測定し
た。
た。
実施例B.1 31.0g(0.1モル)の実施例A.1のジフェノール、33.6g
の(0.6モル)のKOHおよび560gの水を撹拌しながら不活
性気体雰囲気中で溶解する。次いで、560mlの塩化メチ
レン中の0.188gのフェノールの溶液を添加する。19.8g
(0.2モル)のホスゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH1
3〜14および21〜25℃において導入する。次いで、0.1ml
のエチリピリジンを添加し、次いで45分間撹拌する。ビ
スフェノラート不含水性相を分離し、リン酸で酸性化
後、有機相を中性になるまで水で洗浄し、そして溶媒を
除去する。このポリカーボネートは1.259の相対溶液粘
度を有する。
の(0.6モル)のKOHおよび560gの水を撹拌しながら不活
性気体雰囲気中で溶解する。次いで、560mlの塩化メチ
レン中の0.188gのフェノールの溶液を添加する。19.8g
(0.2モル)のホスゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH1
3〜14および21〜25℃において導入する。次いで、0.1ml
のエチリピリジンを添加し、次いで45分間撹拌する。ビ
スフェノラート不含水性相を分離し、リン酸で酸性化
後、有機相を中性になるまで水で洗浄し、そして溶媒を
除去する。このポリカーボネートは1.259の相対溶液粘
度を有する。
このポリマーのガラス温度は233℃(DSC)であった。
実施例B.2 68.4g(0.3モル)のビスフェノールA(2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン)、217.0g(0.
7モル)の実施例A.3のジフェノール、336.6g(6モル)
のKOHおよび2700gの水を撹拌しながら不活性気体雰囲気
中で溶解した。次いで、2500mlの塩化メチレン中の1.88
gのフェノールの溶液を添加する。198g(2モル)のホ
スゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH13〜14および21〜
25℃において導入する。次いで、1mlのエチリピリジン
を添加し、次いで45分間撹拌する。ビスフェノラート不
含水性相を分離し、リン酸で酸性化後、有機相を中性に
なるまで水で洗浄し、そして溶媒を除去する。このポリ
カーボネートは1.336の相対粘度を有する。
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン)、217.0g(0.
7モル)の実施例A.3のジフェノール、336.6g(6モル)
のKOHおよび2700gの水を撹拌しながら不活性気体雰囲気
中で溶解した。次いで、2500mlの塩化メチレン中の1.88
gのフェノールの溶液を添加する。198g(2モル)のホ
スゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH13〜14および21〜
25℃において導入する。次いで、1mlのエチリピリジン
を添加し、次いで45分間撹拌する。ビスフェノラート不
含水性相を分離し、リン酸で酸性化後、有機相を中性に
なるまで水で洗浄し、そして溶媒を除去する。このポリ
カーボネートは1.336の相対粘度を有する。
このポリマーのガラス温度は212℃(DSC)であった。
実施例B.3 114g(0.5モル)のビスフェノールAおよび155g(0.5
モル)の実施例A.1のジフェノールの混合物を、実施例
B.2におけるようにして反応させてポリカーボネートを
形成した。
モル)の実施例A.1のジフェノールの混合物を、実施例
B.2におけるようにして反応させてポリカーボネートを
形成した。
このポリカーボネートは1.386の相対溶液粘度を有し
た。
た。
このポリマーのガラス温度は195℃(DSC)であった。
実施例B.4 159.6g(0.7モル)のビスフェノールAおよび93g(0.
3モル)の実施例A.3のジフェノールの混合物を、実施例
B.2におけるようにして反応させてポリカーボネートを
形成した。
3モル)の実施例A.3のジフェノールの混合物を、実施例
B.2におけるようにして反応させてポリカーボネートを
形成した。
このポリカーボネートは1.437の相対溶液粘度を有し
た。
た。
このポリマーのガラス温度は180℃(DSC)であった。
実施例B.5 31.0g(0.1モル)の実施例A.3のジフェノール、24.0g
(0.6モル)のNaOHおよび270gの水を撹拌しながら不活
性気体雰囲気中で溶解する。次いで、250mlの塩化メチ
レン中の0.309gの4−(1,1,3,3−トリメチルブチル)
−フェノールの溶液を添加する。19.8g(0.2モル)のホ
スゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH13〜14および21〜
25℃において導入する。次いで、0.1mlのエチリピリジ
ンを添加し、次いで45分間撹拌する。ビスフェノラート
不含水性相を分離し、リン酸で酸性化後、有機相を中性
になるまで水で洗浄し、そして溶媒を除去する。このポ
リカーボネートは1.314の相対溶液粘度を有する。
(0.6モル)のNaOHおよび270gの水を撹拌しながら不活
性気体雰囲気中で溶解する。次いで、250mlの塩化メチ
レン中の0.309gの4−(1,1,3,3−トリメチルブチル)
−フェノールの溶液を添加する。19.8g(0.2モル)のホ
スゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH13〜14および21〜
25℃において導入する。次いで、0.1mlのエチリピリジ
ンを添加し、次いで45分間撹拌する。ビスフェノラート
不含水性相を分離し、リン酸で酸性化後、有機相を中性
になるまで水で洗浄し、そして溶媒を除去する。このポ
リカーボネートは1.314の相対溶液粘度を有する。
このポリマーのガラス温度は234℃(DSC)であった。
新規なポリカーボネートの紫外線安定性を評価するた
めに、水銀蒸気ランプ(エッジフィルター305nm)を使
用する紫外線下に第一基の形成を、2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−プロパンに基づくポリカーボネ
ートと比較して決定した。実施例B.1のポリカーボネー
トはより低い第一基の形成速度を示し、したがって、よ
り高い紫外線安定性を示すことが分かった。
めに、水銀蒸気ランプ(エッジフィルター305nm)を使
用する紫外線下に第一基の形成を、2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−プロパンに基づくポリカーボネ
ートと比較して決定した。実施例B.1のポリカーボネー
トはより低い第一基の形成速度を示し、したがって、よ
り高い紫外線安定性を示すことが分かった。
実施例B.6 148.2g(0.65モル)の2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−プロパン、108.5g(0.35モル)の実施例A.
1のジフェノール、336.6gの(6モル)のKOHおよび2700
gの水を撹拌しながら不活性気体雰囲気中で溶解する。
次いで、2500mlの塩化メチレン中の8.86gの4−(1,1,
3,3−トリメチルブチル)−フェノールの溶液を添加す
る。198g(2モル)のホスゲンをこのよく撹拌した溶液
中にpH13〜14および21〜25℃において導入する。次い
で、1mlのエチルピリジンを添加し、次いで45分間撹拌
する。ビスフェノラート不含水性相を分離し、リン酸で
酸性化後、有機相を中性になるまで水で洗浄し、そして
溶媒を除去する。このポリカーボネートは1.20の相対溶
液粘度を有する。
フェニル)−プロパン、108.5g(0.35モル)の実施例A.
1のジフェノール、336.6gの(6モル)のKOHおよび2700
gの水を撹拌しながら不活性気体雰囲気中で溶解する。
次いで、2500mlの塩化メチレン中の8.86gの4−(1,1,
3,3−トリメチルブチル)−フェノールの溶液を添加す
る。198g(2モル)のホスゲンをこのよく撹拌した溶液
中にpH13〜14および21〜25℃において導入する。次い
で、1mlのエチルピリジンを添加し、次いで45分間撹拌
する。ビスフェノラート不含水性相を分離し、リン酸で
酸性化後、有機相を中性になるまで水で洗浄し、そして
溶媒を除去する。このポリカーボネートは1.20の相対溶
液粘度を有する。
実施例B.7 3.875kg(12.5モル)の実施例A.2のビスフェノール
を、撹拌しながら不活性気体雰囲気中で、6.375kgの45
%のNaOHおよび30lの水中に溶解する。次いで、9.43gの
塩化メチレン、11.3lのクロロベンゼンおよび23.5gのフ
ェノールを添加する。2.475kgのホスゲンをこのよく撹
拌した溶液中にpH13〜14および21〜25℃において導入す
る。導入の完結後、12.5mlのN−エチルピペリジンを添
加する。次いで、この混合物を45分間反応させる。ビス
フェノール不含水性相を分離し、有機相をリン酸で酸性
にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶媒を除去
する。
を、撹拌しながら不活性気体雰囲気中で、6.375kgの45
%のNaOHおよび30lの水中に溶解する。次いで、9.43gの
塩化メチレン、11.3lのクロロベンゼンおよび23.5gのフ
ェノールを添加する。2.475kgのホスゲンをこのよく撹
拌した溶液中にpH13〜14および21〜25℃において導入す
る。導入の完結後、12.5mlのN−エチルピペリジンを添
加する。次いで、この混合物を45分間反応させる。ビス
フェノール不含水性相を分離し、有機相をリン酸で酸性
にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶媒を除去
する。
相対粘度:1.300 ガラス転移温度:238℃。
実施例B.8 15.5kg(0.05モル)の実施例A.3のビスフェノール、1
3.4g(0.05モル)のビス−(4−ヒドロキシフェニル)
−シクロヘキサン(ビスフェノールZ)および24.0g
(0.6モル)のNaOHを、撹拌しながら362mlの水中に不活
性気体雰囲気中で溶解する。次いで、271mlの塩化メチ
レン中に溶解した0.516gの4−(1,1,3,3−トリメチル
ブチル)フェノールを添加する。19.8gのホスゲンをこ
のよく撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25℃におい
て導入する。導入の完結後5分に、0.1mlのN−エチル
ピペリジンを添加する。次いで、この混合物を45分間反
応させる。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相
をリン酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そ
して溶媒を除去する。
3.4g(0.05モル)のビス−(4−ヒドロキシフェニル)
−シクロヘキサン(ビスフェノールZ)および24.0g
(0.6モル)のNaOHを、撹拌しながら362mlの水中に不活
性気体雰囲気中で溶解する。次いで、271mlの塩化メチ
レン中に溶解した0.516gの4−(1,1,3,3−トリメチル
ブチル)フェノールを添加する。19.8gのホスゲンをこ
のよく撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25℃におい
て導入する。導入の完結後5分に、0.1mlのN−エチル
ピペリジンを添加する。次いで、この混合物を45分間反
応させる。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相
をリン酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そ
して溶媒を除去する。
相対粘度:1.297 ガラス転移温度:208℃。
実施例B.9 15.5kg(0.05モル)の実施例A.1のビスフェノール、1
7.6g(0.05モル)の4,4′−ジヒドロキシテトラフェニ
ルメタンおよび24.0g(0.6モル)のNaOHを、撹拌しなが
ら411mlの水中に不活性気体雰囲気中で溶解する。次い
で、308mlの塩化メチレン中に溶解した0.516gの4−
(1,1,3,3−トリメチルブチル)フェノールを添加す
る。19.8gのホスゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH13
〜14および20〜25℃において導入する。導入の完結後5
分に、0.1mlのN−エチルピペリジンを添加する。次い
で、この混合物を45分間反応させる。ビスフェノール不
含水性相を分離し、有機相をリン酸で酸性にし、次いで
中性になるまで洗浄し、そして溶媒を除去する。
7.6g(0.05モル)の4,4′−ジヒドロキシテトラフェニ
ルメタンおよび24.0g(0.6モル)のNaOHを、撹拌しなが
ら411mlの水中に不活性気体雰囲気中で溶解する。次い
で、308mlの塩化メチレン中に溶解した0.516gの4−
(1,1,3,3−トリメチルブチル)フェノールを添加す
る。19.8gのホスゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH13
〜14および20〜25℃において導入する。導入の完結後5
分に、0.1mlのN−エチルピペリジンを添加する。次い
で、この混合物を45分間反応させる。ビスフェノール不
含水性相を分離し、有機相をリン酸で酸性にし、次いで
中性になるまで洗浄し、そして溶媒を除去する。
相対粘度:1.218 ガラス転移温度:212℃。
実施例B.10 18.3kg(0.05モル)の実施例A.4のビスフェノール、2
3.6g(0.42モル)のKOHを、撹拌しながら100mlの水中に
不活性気体雰囲気中で溶解する。次いで、100mlの塩化
メチレンを添加する。17.3gのホスゲンをこのよく撹拌
した溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入す
る。導入の完結後5分に、0.3mlのN−エチルピペリジ
ンを添加する。次いで、この混合物を45分間反応させ
る。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン
酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶
媒を除去する。
3.6g(0.42モル)のKOHを、撹拌しながら100mlの水中に
不活性気体雰囲気中で溶解する。次いで、100mlの塩化
メチレンを添加する。17.3gのホスゲンをこのよく撹拌
した溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入す
る。導入の完結後5分に、0.3mlのN−エチルピペリジ
ンを添加する。次いで、この混合物を45分間反応させ
る。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン
酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶
媒を除去する。
相対粘度:1.310 ガラス転移温度:241℃。
実施例B.11 29.6kg(0.1モル)の実施例A.5のビスフェノールおよ
び24.0g(0.6モル)のNaOHを、撹拌しながら370mlの水
中に不活性気体雰囲気中で溶解する。次いで、277mlの
塩化メチレン中に溶解した0.413gの4−(1,1,3,3−ト
リメチルブチル)フェノールを添加する。19.8gのホス
ゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25
℃において導入する。導入の完結後5分に、0.1mlのN
−エチルピペリジンを添加する。次いで、この混合物を
45分間反応させる。ビスフェノール不含水性相を分離
し、有機相をリン酸で酸性にし、次いで中性になるまで
洗浄し、そして溶媒を除去する。
び24.0g(0.6モル)のNaOHを、撹拌しながら370mlの水
中に不活性気体雰囲気中で溶解する。次いで、277mlの
塩化メチレン中に溶解した0.413gの4−(1,1,3,3−ト
リメチルブチル)フェノールを添加する。19.8gのホス
ゲンをこのよく撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25
℃において導入する。導入の完結後5分に、0.1mlのN
−エチルピペリジンを添加する。次いで、この混合物を
45分間反応させる。ビスフェノール不含水性相を分離
し、有機相をリン酸で酸性にし、次いで中性になるまで
洗浄し、そして溶媒を除去する。
相対粘度:1.370 ガラス転移温度:193℃。
実施例B.12 62.0kg(0.2モル)の実施例A.1のビスフェノール182.
4g(0.8モル)のビスフェノールAおよび24.0g(0.6モ
ル)のNaOHを、撹拌しながら2400mlの水中に不活性気体
雰囲気中で溶解する。次いで、2400mlの塩化メチレン中
に溶解した6.603gの4−(1,1,3,3−トリメチルブチ
ル)フェノールを添加する。198gのホスゲンをこのよく
撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入
する。導入の完結後5分に、1mlのN−エチルピペリジ
ンを添加する。次いで、この混合物を45分間反応させ
る。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン
酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶
媒を除去する。
4g(0.8モル)のビスフェノールAおよび24.0g(0.6モ
ル)のNaOHを、撹拌しながら2400mlの水中に不活性気体
雰囲気中で溶解する。次いで、2400mlの塩化メチレン中
に溶解した6.603gの4−(1,1,3,3−トリメチルブチ
ル)フェノールを添加する。198gのホスゲンをこのよく
撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入
する。導入の完結後5分に、1mlのN−エチルピペリジ
ンを添加する。次いで、この混合物を45分間反応させ
る。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン
酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶
媒を除去する。
相対粘度:1.298 ガラス転移温度:172℃。
実施例B.13 170.5kg(0.55モル)の実施例A.3のビスフェノール10
2.6g(0.45モル)のビスフェノールAおよび240g(6モ
ル)のNaOHを、撹拌しながら2400mlの水中に不活性気体
雰囲気中で溶解する。次いで、2400mlの塩化メチレン中
に溶解した5.158gの4−(1,1,3,3−トリメチルブチ
ル)フェノールを添加する。198gのホスゲンをこのよく
撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入
する。導入の完結後5分に、1mlのN−エチルピペリジ
ンを添加する。次いで、この混合物を45分間反応させ
る。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン
酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶
媒を除去する。
2.6g(0.45モル)のビスフェノールAおよび240g(6モ
ル)のNaOHを、撹拌しながら2400mlの水中に不活性気体
雰囲気中で溶解する。次いで、2400mlの塩化メチレン中
に溶解した5.158gの4−(1,1,3,3−トリメチルブチ
ル)フェノールを添加する。198gのホスゲンをこのよく
撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入
する。導入の完結後5分に、1mlのN−エチルピペリジ
ンを添加する。次いで、この混合物を45分間反応させ
る。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン
酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶
媒を除去する。
相対粘度:1.302 ガラス転移温度:203℃。
実施例B.14 108.5kg(0.35モル)の実施例A.1のビスフェノール、
148.2g(0.65モル)のビスフェノールAおよび240g(6
モル)のNaOHを、撹拌しながら2400mlの水中に不活性気
体雰囲気中で溶解する。次いで、2400mlの塩化メチレン
中に溶解した6.189gの4−(1,1,3,3−トリメチルブチ
ル)フェノールを添加する。198gのホスゲンをこのよく
撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入
する。導入の完結後5分に、1mlのN−エチルピペリジ
ンを添加する。次いで、この混合物を45分間反応させ
る。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン
酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶
媒を除去する。
148.2g(0.65モル)のビスフェノールAおよび240g(6
モル)のNaOHを、撹拌しながら2400mlの水中に不活性気
体雰囲気中で溶解する。次いで、2400mlの塩化メチレン
中に溶解した6.189gの4−(1,1,3,3−トリメチルブチ
ル)フェノールを添加する。198gのホスゲンをこのよく
撹拌した溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入
する。導入の完結後5分に、1mlのN−エチルピペリジ
ンを添加する。次いで、この混合物を45分間反応させ
る。ビスフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン
酸で酸性にし、次いで中性になるまで洗浄し、そして溶
媒を除去する。
相対粘度:1.305 ガラス転移温度:185℃。
実施例C 直径12cmのコンパクトディスクを、実施例B.6のコポ
リカーボネートからおよびηrel=1.20をもつビスフェ
ノールAホモポリカーボネートからネトスタル(Netsta
l)射出成形機で製造した(塊状温度330〜350℃)。軸
方向の両者のディスクの複屈折を、偏光顕微鏡の助けに
より、普通のコンパレータを使用して通路の差異の測定
により検査した。透明度は視的に評価し、そしてガラス
転移温度はDSCにより決定した。
リカーボネートからおよびηrel=1.20をもつビスフェ
ノールAホモポリカーボネートからネトスタル(Netsta
l)射出成形機で製造した(塊状温度330〜350℃)。軸
方向の両者のディスクの複屈折を、偏光顕微鏡の助けに
より、普通のコンパレータを使用して通路の差異の測定
により検査した。透明度は視的に評価し、そしてガラス
転移温度はDSCにより決定した。
実施例D.1 20gの実施例BIのポリカーボネートを200mlの塩化メチ
レン中に連続的に撹拌しながら30℃において溶解し、こ
の溶液を濃縮し、そして204μmの厚さのフィルムをそ
れから25℃においてガラス板上にキャスティングするこ
とによって調製した。このフィルムを90℃において4時
間真空乾燥した。次いで、このフィルムのガス透過性を
測定した。
レン中に連続的に撹拌しながら30℃において溶解し、こ
の溶液を濃縮し、そして204μmの厚さのフィルムをそ
れから25℃においてガラス板上にキャスティングするこ
とによって調製した。このフィルムを90℃において4時
間真空乾燥した。次いで、このフィルムのガス透過性を
測定した。
ポリマーの膜のガスに対する透過性(透過性)の決定 不透過性ポリマーの膜のガラスの通過は、溶解/拡散
法により記載される。この方法による特定定数は透過性
Pであり、これは所定の圧力差Δpについてある時間t
で既知の表面積Fおよび厚さdのフィルムを通過するガ
スの体積を示す。定常状態について、透過法の示差等式
から次ぎを誘導することができる: さらに、透過性は温度およびガスの含水率に依存する。
法により記載される。この方法による特定定数は透過性
Pであり、これは所定の圧力差Δpについてある時間t
で既知の表面積Fおよび厚さdのフィルムを通過するガ
スの体積を示す。定常状態について、透過法の示差等式
から次ぎを誘導することができる: さらに、透過性は温度およびガスの含水率に依存する。
測定の配置はサーモスタット制御の2室のシステムか
ら成る。一方の室は試験ガスを収容し、そして他方は透
過ガスを収容するように設計する。2つの室は測定すべ
き膜により分離されている。
ら成る。一方の室は試験ガスを収容し、そして他方は透
過ガスを収容するように設計する。2つの室は測定すべ
き膜により分離されている。
2つの室を10-3mbarに排気し、そして第1室にガスを
満たす。次いで、透過したガス(不活性ガス)は一定体
積の透過ガスの室内の圧力を増加し、この圧力の増加は
ガスの通過が定常状態になるまで加熱の関数として圧力
記録装置(MKS Baratron)により定量的に記録する。圧
力の増加から、正常の圧力および温度についてVを計算
する。Δpを外側の空気の圧力を考慮して105pasに調節
する。膜の表面積Fは既知である。膜の厚さdは、膜の
表面にわたって分布した10の独立の厚さの測定の平均値
として、マイクロメーターゲージにより決定する。
満たす。次いで、透過したガス(不活性ガス)は一定体
積の透過ガスの室内の圧力を増加し、この圧力の増加は
ガスの通過が定常状態になるまで加熱の関数として圧力
記録装置(MKS Baratron)により定量的に記録する。圧
力の増加から、正常の圧力および温度についてVを計算
する。Δpを外側の空気の圧力を考慮して105pasに調節
する。膜の表面積Fは既知である。膜の厚さdは、膜の
表面にわたって分布した10の独立の厚さの測定の平均値
として、マイクロメーターゲージにより決定する。
これらの値から、透過係数Pを次の次元を使用して1m
mの膜厚さに基づいて(1)に従い決定する: それ以上の測定のパラメータは、次のとおりである: 温度 :25±1℃ 相対ガス透過性 :0% 結果:透過係数 O2について:280.8 N2について:84.5 CO2について:2174.0 CH4について:149.0 このフィルムは180℃においてなお寸法安定性であっ
た。
mの膜厚さに基づいて(1)に従い決定する: それ以上の測定のパラメータは、次のとおりである: 温度 :25±1℃ 相対ガス透過性 :0% 結果:透過係数 O2について:280.8 N2について:84.5 CO2について:2174.0 CH4について:149.0 このフィルムは180℃においてなお寸法安定性であっ
た。
実施例D.2(比較例) フィルムを実施例3におけるように、1.28の相対粘度
を有する(厚さ154μm)ビスフェノールA−ポリカー
ボネートから調製し、そして測定した。
を有する(厚さ154μm)ビスフェノールA−ポリカー
ボネートから調製し、そして測定した。
結果:透過係数 O2について:72.0 N2について:366.0 CO2について:35.0 CH4について:27.0 このフィルムは180℃においてなお寸法安定性でなかっ
た。
た。
実施例D.3 実施例D.1におけるように、厚さ92μmのフィルムを
実施例B.12のポリカーボネートの20gから調製し、次い
でそのガス透過性を測定する。
実施例B.12のポリカーボネートの20gから調製し、次い
でそのガス透過性を測定する。
実施例D.4 実施例D.1におけるように、厚さ95μmのフィルムを
実施例B.13のポリカーボネートの20gから調製し、次い
でそのガス透過性を測定する。
実施例B.13のポリカーボネートの20gから調製し、次い
でそのガス透過性を測定する。
実施例D.5 実施例D.1におけるように、厚さ89.7μmのフィルム
を実施例B.14のポリカーボネートの20gから調製し、次
いでそのガス透過性を測定する。
を実施例B.14のポリカーボネートの20gから調製し、次
いでそのガス透過性を測定する。
実施例D.6 実施例B.7のポリカーボネートを押出機中で溶融し
(温度:360−370℃)そして平らなシートのダイから押
し出して、厚さ163μmのフィルムを形成し、次いでそ
のガス透過性を測定する。
(温度:360−370℃)そして平らなシートのダイから押
し出して、厚さ163μmのフィルムを形成し、次いでそ
のガス透過性を測定する。
実施例D.7 31g(0.1モル)の実施例A.1のビスフェノールおよび2
4g(0.6モル)のNaOHを、撹拌しながら不活性気体雰囲
気中で270mlの水中に溶解する。次いで、250mlの塩化メ
チレンを添加する。19.8gのホスゲンをこのよく撹拌し
た溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入する。
導入の完結後5分に、0.1mlのN−エチルピペリジンを
添加する。次いで、この混合物を45分間反応させる。ビ
スフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン酸で酸
性にし、次いで中性になるまで洗浄する。塩化メチレン
中の濃縮した溶液から、フィルムをキャスティングし、
これは明瞭な透明性を示した。GPC分析:分子量はビス
フェノール−Aポリカーボネートで目盛り定めに基づい
て決定した。
4g(0.6モル)のNaOHを、撹拌しながら不活性気体雰囲
気中で270mlの水中に溶解する。次いで、250mlの塩化メ
チレンを添加する。19.8gのホスゲンをこのよく撹拌し
た溶液中にpH13〜14および20〜25℃において導入する。
導入の完結後5分に、0.1mlのN−エチルピペリジンを
添加する。次いで、この混合物を45分間反応させる。ビ
スフェノール不含水性相を分離し、有機相をリン酸で酸
性にし、次いで中性になるまで洗浄する。塩化メチレン
中の濃縮した溶液から、フィルムをキャスティングし、
これは明瞭な透明性を示した。GPC分析:分子量はビス
フェノール−Aポリカーボネートで目盛り定めに基づい
て決定した。
MW=246,000、Mn=38,760 透過係数: 透過ガス 試料 N2 O2 CO2 CH4 D.3 23.9 109.2 634.9 30.2 D.4 49.7 227.9 1629.5 64.3 D.5 33.6 138.8 828.1 46.8 D.6 78.2 400.5 2555.0 n.d. n.d.=決定せず。
実施例D.8 溶媒の蒸発後、実施例D1およびD2に従い235℃におい
て調製したフィルムを重ね、そして約234バールの圧力
および235℃において4分間一緒にプレスして、厚さほ
ぼ307μmのフィルムを形成する。ガス透過性を実施例D
1に記載するように測定した。
て調製したフィルムを重ね、そして約234バールの圧力
および235℃において4分間一緒にプレスして、厚さほ
ぼ307μmのフィルムを形成する。ガス透過性を実施例D
1に記載するように測定した。
結果:透過係数 O2について:280.3 CO2について:1209.4 CH4について:77.1 このフィルムは180℃においてなお寸法安定性であっ
た。
た。
実施例D.9 実施例B.14のポリカーボネートおよびポリメチルメタ
クリレートの複合フィルム。
クリレートの複合フィルム。
厚さ130μmのポリメチルメタクリレートのフィルム
(PMMA)および厚さ131μmの実施例B.14のポリカーボ
ネートのフィルムを、30秒間予熱し、次いで200バール
の圧力下に160℃において30秒間一緒にプレスして、厚
さ200μmの複合フィルムを形成する。複合フィルムの
ガス透過性を実施例D.1に記載するように測定した。
(PMMA)および厚さ131μmの実施例B.14のポリカーボ
ネートのフィルムを、30秒間予熱し、次いで200バール
の圧力下に160℃において30秒間一緒にプレスして、厚
さ200μmの複合フィルムを形成する。複合フィルムの
ガス透過性を実施例D.1に記載するように測定した。
実施例D.10 実施例B.14のポリカーボネートおよびポリスチレンの
複合フィルム。
複合フィルム。
厚さ78μmのポリスチレンのフィルム(ポリスチレン
N168、BASF AG製)および厚さ101μmの実施例B.14のポ
リカーボネートから製造したフィルムを、30秒間予熱
し、次いで200バールの圧力下に160℃において30秒間一
緒にプレスして、厚さ168μmの複合フィルムを形成す
る。複合フィルムのガス透過性を実施例D.1に記載する
ように測定した。
N168、BASF AG製)および厚さ101μmの実施例B.14のポ
リカーボネートから製造したフィルムを、30秒間予熱
し、次いで200バールの圧力下に160℃において30秒間一
緒にプレスして、厚さ168μmの複合フィルムを形成す
る。複合フィルムのガス透過性を実施例D.1に記載する
ように測定した。
透過係数: 透過ガス 試料 N2 O2 CO2 CH4 D.9 0.7* 4.5 20.3 0.42* D.10 18.0 102.9 488.5 25.6 *=この複合フィルムの場合において、圧力の非常にわ
ずかの増加は測定セル中にガスを導入した後観測され、
透過ガスからの透過値は3日の透過時間後に決定した。
ずかの増加は測定セル中にガスを導入した後観測され、
透過ガスからの透過値は3日の透過時間後に決定した。
本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
1、式 式中、 R1およびR2は、お互いに独立に、水素、ハロゲン、C1
−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C5−C10アリー
ルおよびC7−C12アラルキルであり、 mは4〜7の整数であり、 R3およびR4は、各Xについて個々に選択され、お互い
に独立に、水素またはC1−C6アルキルであり、そして Xは炭素であり、 ただし、少なくとも1つの原子Xにおいて、同一の原
子Xに結合するR3およびR4の両者はアルキルである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカン。
−C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C5−C10アリー
ルおよびC7−C12アラルキルであり、 mは4〜7の整数であり、 R3およびR4は、各Xについて個々に選択され、お互い
に独立に、水素またはC1−C6アルキルであり、そして Xは炭素であり、 ただし、少なくとも1つの原子Xにおいて、同一の原
子Xに結合するR3およびR4の両者はアルキルである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカン。
2、C−1に対してα−位置にある2つのX原子のいず
れもジアルキル置換ではない、上記第1項記載の式
(I)に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカ
ン。
れもジアルキル置換ではない、上記第1項記載の式
(I)に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカ
ン。
3、ジアルキル置換X原子はC−1に対してβ−位置に
存在する、上記第1項記載の式(1)に相当するジヒド
ロキシジフェニルシクロアルカン。
存在する、上記第1項記載の式(1)に相当するジヒド
ロキシジフェニルシクロアルカン。
4、mは4または5である、上記第1項記載の式(I)
に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカン。
に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカン。
5、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−
トリメチルシクロヘキサン。
トリメチルシクロヘキサン。
6、式(I) 式中、 X、R1、R2、R3、R4およびmは上記第1項において定
義したとおりである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカンを製
造する方法であって、式(V) 式中、 R1およびR2は式(I)について定義したとおりである、 に相当するフェノールを、式(VI) 式中、 X、m、R3およびR4は式(I)について定義したとお
りである、 に相当するケトンと、2:1〜10:1の(V):(VI)のモ
ル比で−30℃〜300℃の温度において1〜10バールの圧
力下に、酸性触媒の存在下に、並びに必要に応じて助触
媒および/または溶媒および/または脱水剤の存在下
に、反応させることを特徴とする方法。
義したとおりである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカンを製
造する方法であって、式(V) 式中、 R1およびR2は式(I)について定義したとおりである、 に相当するフェノールを、式(VI) 式中、 X、m、R3およびR4は式(I)について定義したとお
りである、 に相当するケトンと、2:1〜10:1の(V):(VI)のモ
ル比で−30℃〜300℃の温度において1〜10バールの圧
力下に、酸性触媒の存在下に、並びに必要に応じて助触
媒および/または溶媒および/または脱水剤の存在下
に、反応させることを特徴とする方法。
7、ジフェノール、必要に応じて連鎖停止剤および必要
に応じて枝分れ剤から、ポリカーボネートを製造する既
知の方法により、高分子量の芳香族ポリカーボネートを
製造する方法であって、上記第1項記載の式(I)のジ
フェノールを前記ジフェノールとして、使用するジフェ
ノールの合計のモル数に基づいて100モル%〜2モル%
の量で使用することを特徴とする方法。
に応じて枝分れ剤から、ポリカーボネートを製造する既
知の方法により、高分子量の芳香族ポリカーボネートを
製造する方法であって、上記第1項記載の式(I)のジ
フェノールを前記ジフェノールとして、使用するジフェ
ノールの合計のモル数に基づいて100モル%〜2モル%
の量で使用することを特徴とする方法。
8、上記第7項記載の方法により得ることができる、少
なくとも10,000の重量平均分子量wを有する高分子量
の熱可塑性芳香族ポリカーボネート。
なくとも10,000の重量平均分子量wを有する高分子量
の熱可塑性芳香族ポリカーボネート。
9、式(Ia) 式中、 X、R1、R2、R3、R4およびmは上記第1項において式
(I)について定義したとおりである、 に相当する二官能性カーボネート構造単位を、ポリカー
ボネート中の二官能性構造単位の100モル%の合計量に
基づいて100モル%〜2モル%の量で含有することを特
徴とする、少なくとも10,000のw値(重量平均分子
量)を有する、高分子量の芳香族ポリカーボネート。
(I)について定義したとおりである、 に相当する二官能性カーボネート構造単位を、ポリカー
ボネート中の二官能性構造単位の100モル%の合計量に
基づいて100モル%〜2モル%の量で含有することを特
徴とする、少なくとも10,000のw値(重量平均分子
量)を有する、高分子量の芳香族ポリカーボネート。
10、式(Ia)に相当するカーボネート構造単位を100モ
ル%〜5モル%の量で含有する、上記第9項記載のポリ
カーボネート。
ル%〜5モル%の量で含有する、上記第9項記載のポリ
カーボネート。
11、式 に相当する構造単位を100モル%に対して相補的な量で
含有する、上記第10項記載のポリカーボネート。
含有する、上記第10項記載のポリカーボネート。
12 mは式(Ia)において4または5である、上記第9
項記載のポリカーボネート。
項記載のポリカーボネート。
13、式(Ic) 式中、 R1およびR2は上記第10項において式(Ia)について定
義したとおりである、 の構造単位を含有する、上記第9項記載のポリカーボネ
ート。
義したとおりである、 の構造単位を含有する、上記第9項記載のポリカーボネ
ート。
14、式(IIa) の構造単位を含有する、上記第9項記載のポリカーボネ
ート。
ート。
15、上記第9項記載のポリカーボネートのフィルム。
16、上記第9項記載のポリカーボネートの1〜1500μm
の厚さのフィルム。
の厚さのフィルム。
17、1:1.5〜1:3.0の比で一軸方向または二軸方向に延伸
した、上記第9項記載のポリカーボネートの1〜1500μ
mの厚さのフィルム。
した、上記第9項記載のポリカーボネートの1〜1500μ
mの厚さのフィルム。
18、上記第15項記載のフィルムおよび他のプラスチック
材料のフィルムの複合フィルム。
材料のフィルムの複合フィルム。
19、上記第15項記載のフィルムから構成された気体透過
性膜。
性膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 P3837090.5 (32)優先日 1988年11月1日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (31)優先権主張番号 P3909601.7 (32)優先日 1989年3月23日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (72)発明者 カルル‐ヘルベルト・フリツチユ ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシ ユ‐グラート バツハ1・ハツクベルク 25 (72)発明者 カルル・カサー ドイツ連邦共和国デー5300ボン1・ヘル ゼラーシユトラーセ 14 (72)発明者 ギユンター・バイマンス ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルク ーゼン・カルル‐アルノルト‐シユトラ ーセ 4 (72)発明者 ルツツ・シユラダー ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・クラカウアーシユトラーセ 86 (72)発明者 ベルナー・バルデンラート ドイツ連邦共和国デー5000ケルン1・マ ーストリヒターシユトラーセ 40 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 64/02 - 64/42 C07C 37/20 C07C 39/12 - 39/17 C08J 5/18 CA(STN) REGISTRY(STN) WPI/L(QUESTEL)
Claims (5)
- 【請求項1】式 式中、 R1およびR2は、お互いに独立に、水素、ハロゲン、C1−
C8アルキル、C5−C6シクロアルキル、C5−C10アリール
およびC7−C12アラルキルであり、 mは4〜7の整数であり、 R3およびR4は、各Xについて個々に選択され、お互いに
独立に、水素またはC1−C6アルキルであり、そして Xは炭素であり、 ただし、少なくとも1つの原子Xにおいて、同一の原子
Xに結合するR3およびR4の両者はアルキルである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカン。 - 【請求項2】式(I) 式中、 X、R1、R2、R3、R4およびmは特許請求の範囲第1項に
おいて定義したとおりである、 に相当するジヒドロキシジフェニルシクロアルカンを製
造する方法であって、式(V) 式中、 R1およびR2は式(I)について定義したとおりである、 に相当するフェノール類を、式(VI) 式中、 X、m、R3およびR4は式(I)について定義したとおり
である、に相当するケトン類と、2:1〜10:1の(V):
(VI)のモル比で−30℃〜300℃の温度において1〜10
バールの圧力下に、酸性触媒の存在下に、並びに必要に
応じて助触媒および/または溶媒および/または脱水剤
の存在下に、反応させることを特徴とする方法。 - 【請求項3】ジフェノール類、必要に応じて連鎖停止剤
および必要に応じて枝分れ剤から、ポリカーボネートを
製造する既知の方法により、高分子量の芳香族ポリカー
ボネートを製造する方法であって、特許請求の範囲第1
項記載の式(I)のジフェノールを前記ジフェノール類
として、使用するジフェノール類の合計のモル数に基づ
いて100モル%〜2モル%の量で使用することを特徴と
する方法。 - 【請求項4】式(Ia) 式中、 X、R1、R2、R3、R4およびmは特許請求の範囲第1項に
おいて式(I)について定義したとおりである、 に相当する二官能性カーボネート構造単位を、ポリカー
ボネート中の二官能性構造単位の100モル%の合計量に
基づいて100モル%〜2モル%の量で含有することを特
徴とする、少なくとも10,000のw値(重量平均分子
量)を有する、高分子量の芳香族ポリカーボネート。 - 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載のポリカーボネ
ートのフィルム。
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