JP3045941B2 - Mr複合ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

Mr複合ヘッド及びその製造方法

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JP3045941B2 JP6325467A JP32546794A JP3045941B2 JP 3045941 B2 JP3045941 B2 JP 3045941B2 JP 6325467 A JP6325467 A JP 6325467A JP 32546794 A JP32546794 A JP 32546794A JP 3045941 B2 JP3045941 B2 JP 3045941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置合せされた磁極端
を有する薄膜併合磁気抵抗(MR)ヘッドと、その製造
方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク駆動装置では、高速で回転
するディスクの表面の上に支持される、「ヘッド」と称
する薄膜磁気変換器によってデータが読み書きされる。
ヘッドは、ディスクの高速回転によって作られる空気の
薄いクッション(「エア・ベアリング」)によって支持
される。
【0003】薄膜磁気書込みヘッドは、高い面密度をも
たらすので望ましく、薄膜磁気読取りヘッドは、分解能
が高いので望ましい。薄膜磁気ヘッドは、製造が簡単で
もある。さまざまな薄膜製造技法を用いて、セラミック
基板上にヘッドをまとめて製造した後に、個々のヘッド
に刻み分ける(dice)ことができる。
【0004】薄膜書込みヘッドには、磁性材料の薄膜
(「層」)から形成される底極片P1および頂極片P2
が含まれる。これらの極片は、一般に「スロート・ハイ
ト(throat height)」と称する磁極端高さ寸法を有す
る。完成した書込みヘッドでは、スロート・ハイトが、
極片の先端を研摩することによって形成されるエア・ベ
アリング面(「ABS」)と、底極片P1および頂極片
P2が磁気記録ギャップに収束する0スロート・ハイト
・レベル(「0スロート・レベル」)との間で測定され
る。薄膜磁気書込みヘッドにも、ABSと0スロート・
レベルの間に置かれる磁極端領域が含まれ、さらに、0
スロート・レベルから後ろに延び、バック・ギャップを
含むバック区域が含まれる。極片のそれぞれは、磁極端
領域に磁極端部分を有し、バック領域にバック部分を有
する。極片は、バック・ギャップで互いに接続される。
【0005】磁極端は、書込みヘッドの底極片P1およ
び頂極片P2の延長である。底極片P1および頂極片P
2のそれぞれが、磁極端領域では磁極端に変化する。磁
極端は、絶縁材料の薄い層であるギャップ層(G)によ
って分離される。頂極片P2の磁極端は、磁束を磁気媒
体に誘導する最後の要素である。したがって、その幅
は、底極片P1の磁極端の幅よりも重要である。しか
し、下で詳細に説明するように、磁極端の間での磁束漏
れを最小にするために、磁極端が同一の幅を有すること
が重要である。
【0006】ディスクの単位表面積あたりに記憶される
データの量(「面密度」)を高めるためには、書込みヘ
ッドが、ディスク表面のより狭いトラックにより多くの
データを書き込むことが必要である。したがって、面密
度の向上は、磁極端の間のギャップ長を減らすことによ
って可能である。ギャップ長を減らすことによって、ト
ラック内のビット密度が高まる。しかし、ギャップ長の
短縮は、磁極端の間の磁束強度(flux intensity)の減
少によって制限される。面密度の向上は、書込みヘッド
がディスクに記録するデータ・トラックの数を増やすこ
とによっても可能である。これに関連するパラメータ表
現が、「トラック毎インチ」または「TPI」である。
書込みヘッドのTPI能力は、データ・トラックの幅を
決定するヘッド寸法を減らすことによって高められる。
通常、この寸法をヘッドの「トラック幅」と称する。
【0007】MR読取りヘッドには、回転する磁気ディ
スクからの磁束密度に応答して抵抗値が変化する磁気抵
抗(MR)要素が使用される。この磁気抵抗要素を通過
する感知電流は、磁気抵抗要素の抵抗の変化に比例して
変化する。磁気抵抗要素の応答は、磁気抵抗要素の抵抗
変化が磁気媒体から感知される磁束密度の変化にどれほ
ど良好に追従するかに基づいている。ディスク駆動装置
では、読取りヘッドからのリードバック信号を処理する
ために、磁気抵抗要素に差動前置増幅器を接続する。磁
気抵抗要素は、底ギャップ(絶縁)層G1と頂ギャップ
層G2に挟まれた薄膜層であり、これらは、底シールド
層である第1シールド層S1と頂シールド層である第2
シールド層S2に挟まれる。これらのシールド層の間の
距離を、読取りギャップと称する。読取りギャップが狭
ければ狭いほど、MR読取りヘッドの分解能が高くな
る。
【0008】最近の技術の進歩によって、MR複合(me
rged)ヘッドがもたらされた。MR複合ヘッドでは、M
R読取りヘッドと書込みヘッドを組み合わせて使用す
る。これは、MRヘッドの第2シールド層S2を書込み
ヘッドの底極片P1として使用することによって達成さ
れる。MR複合ヘッドは、読取りまたは書込みのいずれ
かに関して高い能力を有する。MR複合ヘッドでは、M
R読取りヘッドの第2シールド層S2が、書込みヘッド
の底極片P1としても働き、これによって製造ステップ
が1つ省略されるので、読取りヘッドと書込みヘッドを
別々に製造する場合に対して処理ステップが節約され
る。MR複合ヘッドのもう1つの長所は、書込み直後の
読取りのために、読取りヘッドと書込みヘッドの諸要素
を単一のサスペンション・システム上で簡単に位置合せ
できることである。
【0009】しかし、現在のMR複合ヘッド構造では、
記録中にかなり大きいサイドフリンジ磁界が生じる。こ
の磁界は、頂極片P2から底極片P1の、P2によって
画定される領域を越えた部分への磁束漏れによって生じ
る。このサイドフリンジ磁界は、達成可能な最小トラッ
ク幅を制限し、したがって、トラック密度の上限を制限
する。その結果、MR複合ヘッドの記録要素によって書
き込まれたトラックをMR要素によって読み取る時に
は、MR要素の「オフトラック」性能が劣悪になる。す
なわち、MR要素が、読取り中のトラックの中心から横
方向に移動する時、そのMR要素が少し移動しただけ
で、隣接トラックの磁界からの干渉が、読取り中のトラ
ックの磁界と干渉し始める。
【0010】誘導ヘッドでは、底磁極端要素PT1およ
び頂磁極端要素PT2の側壁が、上下の極片を介するイ
オン・ビーム・ミリングによって、実質的に垂直に位置
合せされ、実質的に等しい幅に制限される。しかし、こ
の処理中に頂磁極端要素PT2によって引き起こされる
シャドーイングのために、底磁極端要素PT1に向かっ
て多少外向きのテーパーが付く。このテーパーの非対称
性は、幾つかの望ましくない影響をもたらすが、磁極端
の側壁は、磁極端の間のギャップの縁を超えるサイドフ
リンジを防ぐようにおおむね垂直に位置合せされる。
【0011】MR複合ヘッドを製造するための本方法で
は、第2シールド層S2の上にギャップ層を堆積した後
に、ギャップ層の上に頂磁極端要素PT2を堆積する。
頂磁極端要素PT2は、フォトレジスト・フレームめっ
きまたはイオン・ビーム・ミリングのいずれかによって
画定できる。頂磁極端要素PT2の幅は、書き込まれる
トラックの幅を制限するために、5μm程度に狭く保た
れる。しかし、このMR読取りヘッドの第2シールド層
S2は、読取りヘッド内のMR要素をシールドするため
に、50μm程度の非常に広い幅を有する。この幅の相
違が、頂磁極端要素PT2の幅を超えて横に延びる磁極
端要素の間のサイドフリンジ磁束場をもたらす。これ
は、頂磁極端要素PT2からの磁束線のための大きな横
チャネルをもたらす第2シールド層S2の幅によって引
き起こされる。底磁極端要素PT1を含む第2シールド
層S2は、頂磁極端要素PT2の側壁に位置合せされた
側壁を有することが望ましいはずである。しかし、第2
シールド層S2は、MR要素を保護するために幅広であ
る必要があるので、これは不可能である。このため、M
R複合ヘッドのオフトラック性能問題を改良できないよ
うに見える。
【0012】MR複合ヘッドのサイドフリンジ問題に対
する解決策の1つが、第2シールド層S2の上に狭い磁
極端層PT1bを作り、S2層により幅広の底の磁極端
要素PT1aとして働かせることである。これらの磁極
端の両方が、底極片P1の磁極端部分であり、磁極端層
PT1bが、磁極端要素PT1aの上でペデスタル即ち
台状の部分(以下ペデスタルという)を形成する。その
後、磁極端層PT1bの上にギャップ層を形成し、その
ギャップ層の上に頂極片P2の頂磁極端要素PT2を形
成する。この磁極端配置は、(1)フォトレジスト・マ
スキング技法を使用して磁極端層PT1bと頂磁極端要
素PT2のそれぞれをフレームめっきするか、(2)頂
極片P2のヨーク区域をマスキングし、頂磁極端要素P
T2と磁極端層PT1bの両方ならびにそれらの間のギ
ャップ層を介してイオン・ビーム・ミリングを行うかの
いずれかによって構成することができる。フレームめっ
き処理では、頂磁極端要素PT2と磁極端層PT1bの
側壁を位置合せすることが極端に困難である。これは、
磁極端のそれぞれが、別の工程でめっきされ、その結
果、フォトレジスト・マスクの位置ずれが生じるからで
ある。イオン・ビーム・ミリングの場合、ミリング屑の
再堆積が処理中にPT2上に蓄積し、その下の磁極端層
PT1bのシャドーイングを引き起こす。このシャドー
イングは、上で述べた誘導ヘッドを製造する際にも生じ
る現象であるが、下側の磁極端層PT1bの外向きテー
パー構成をもたらす。シャドーイングは、下側の磁極端
から横に延び、サイドフリンジ磁界の磁気経路をもたら
す。まっすぐ下向きではなくイオン・ビームを側壁に対
してある角度に向けることによって、屑を取り除き、こ
れらの磁極端の側壁を垂直に位置合せする試みがなされ
てきた。これによって、屑の一部が切除される。しか
し、累積した屑は非常に厚いので、この処理によって垂
直の側壁を得ることはできない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、サイ
ドライティング(sidewriting)を最小化するために垂
直に位置合せされた磁極端を有する薄膜磁気ヘッドを提
供することである。
【0014】本発明のもう1つの目的は、オフトラック
性能が改良された薄膜MR複合ヘッドを提供することで
ある。
【0015】本発明のもう1つの目的は、その中の磁気
抵抗要素のシールドとして働き、良好なオフトラック性
能を有する書込みヘッドの磁極端としても働く第2シー
ルド層S2を有するMR複合ヘッドを提供することであ
る。
【0016】本発明のもう1つの目的は、第2シールド
層S2が小さな高さのペデスタルを有し、このペデスタ
ルが磁極端層PT1bとして働き、その下のS2層が書
込みヘッドの底極片P1の磁極端要素PT1aとして働
くことを特徴とし、磁極端層PT1bの側壁が頂磁極端
要素PT2の側壁と垂直に位置合せされることを特徴と
する、MR複合ヘッドを提供することである。
【0017】他の目的および長所は、本発明の下記の説
明を鑑みれば明らかになる。
【0018】
【課題を解決するための手段】従来技術のMR複合ヘッ
ドのサイドフリンジ問題は、MR複合ヘッド製造の処理
における独自の2ステップの発見によって解決された。
第1の発見は、磁極端層PT1bの長さ(S2/PT1
a磁極端に関するペデスタル部分)を、以前に考えられ
ていたものより短くすることができるということであ
る。ギャップ層Gの長さgの0.5倍ないし2.5倍の
長さを有するペデスタル即ち台状磁極端層PT1bを用
いると、ペデスタル磁極端層PT1bの側壁が頂磁極端
要素PT2の側壁と垂直に位置合せされている場合に、
サイドフリンジ磁界が大幅に減少することが観察され
た。垂直位置合せは、2つのステップを含む第2の発見
によって達成された。その第1ステップは、所望の幅を
有するギャップ層の上に頂磁極端要素PT2をフレーム
めっきすることである。この層の厚さは、次の処理ステ
ップによって減らされるので、所望の最終的な厚さより
厚くすることができる。たとえば、5μmの最終厚さを
所望する場合、追加の2μmを追加し、合計7μmの厚
さとすることができる。フォトレジスト・フレームめっ
き処理を用いて、7μmの厚さを有し、垂直の側壁を有
する頂磁極端要素PT2を構成することができる。次の
ステップは、頂磁極端要素PT2をマスクとして使用し
て、頂磁極端要素PT2の側壁に対してある角度θで頂
磁極端要素PT2の下の磁性層にイオン・ビームを向け
て、側壁の各側面のPT2の下の磁性層を切り欠き、ペ
デスタル磁極端層PT1bを形成することである。適正
な角度を用いると、ペデスタル磁極端層PT1bの側壁
が頂磁極端要素PT2の側壁と垂直に位置合せされると
いう驚くべき結果が得られる。ペデスタル磁極端層PT
1bの長さは非常に短くすることができるので、磁束漏
れを適切に減少させるために、ペデスタル磁極端層PT
1bを、第2シールド層S2に直接にミリングすること
ができる。これによって、第2シールド層S2の上にペ
デスタルを形成するために、その上に層を堆積する必要
がなくなる。典型的なギャップ長は0.3μmである
が、これによって、約0.6μmというペデスタル磁極
端層PT1bの長さがもたらされる。ペデスタル磁極端
層PT1bを得るためのイオン・ビーム・ミリングによ
る第2シールド層S2の切欠きは、磁気抵抗要素をシー
ルドする能力に影響しない。頂磁極端要素PT2の側壁
に対してある角度にイオン・ビームを向けることによっ
て、このイオン・ビームが、カットと同時に再堆積を除
去する。55°の角度で満足な結果が得られることが判
っている。しかし、さらに良いミリング処理では、順番
にまたは同時にのいずれかで、2つのイオン・ビームを
使用する。30°に向けられた第1ビームがカットと再
堆積の部分的な除去を実行し、75°の第2のビーム
が、残りの再堆積のすべてを除去して、頂磁極端要素P
T2とペデスタル磁極端層PT1bの間で垂直に位置合
せされた側壁をもたらすことが判っている。その代わり
に、第2シールド層S2の上に磁性層を置き、第2の発
見に関して説明したステップによってこれを切り欠くこ
とができる。しかし、これには、異なる材料を所望する
場合でない限り不要な追加の処理ステップが必要にな
る。その代わりに、ペデスタル磁極端層PT1bをギャ
ップ層の下に画定する前に、ギャップ層を、イオン・ビ
ームによってミリングするか、化学エッチングによって
画定することができる。重要なことに、この2つの発見
を用いて、2μm未満のトラック幅を達成できる。これ
に対して、3μm未満のトラック幅を有する誘導ヘッド
は存在しない。
【0019】
【実施例】ここで図面を参照するが、図中で同一の符号
は、同様の図を通じて類似または同様の部品を示す。図
1には、回転する磁気ディスク42を含む磁気ディスク
駆動装置40が示されている。磁気ディスク42は、駆
動装置制御源(図示せず)からの制御信号に応答するモ
ーター44によって回転される。磁気ディスク42が回
転する時、スライダ48に取り付けられた薄膜MR複合
ヘッド(以下、MR複合ヘッドと呼称する)46が、
「エア・ベアリング」と称する空気の薄い層によって、
磁気ディスク42の表面の上に支持される。MR複合ヘ
ッド46には、MR読取りヘッド50と書込みヘッド5
2が含まれる。スライダ48とMR複合ヘッド46の底
面は、スライダのエア・ベアリング面(以下、ABSと
呼称する)54の平面内にある。ABS54は、磁気デ
ィスクが回転している時に、MR複合ヘッド46の浮上
高さである距離dだけ磁気ディスク42の表面から離隔
している。スライダ48は、駆動装置電子回路58とヘ
ッドの間で読書信号を伝えるための手段を含むヘッド・
サスペンション・アセンブリ56に接続される。駆動装
置の上記の諸構成要素は、駆動装置ハウジング59内に
取り付けられる。
【0020】書込みヘッド52の磁極端要素を、回転す
る磁気ディスクのトラック62に対する動作関係で図2
の符号60に概略的に示す。書込みヘッドによってトラ
ックに記録された情報を表す磁束反転を、符号64に概
略的に示す。トラックの長さの1インチあたりの磁束反
転の個数が、読取りヘッドの線密度またはビット密度の
尺度である。書込みヘッドのギャップ長を短縮する時、
ビット密度が高まる。もう1つの重要な尺度が、符号6
0の書込みヘッドのTPIである。書込みヘッドの磁極
端要素の幅が狭ければ狭いほど、TPIが大きくなる。
ビット密度とTPIの積から、書込みヘッドの面密度が
得られる。これは、磁気ディスクの単位面積あたりに書
き込むことのできる情報の量の尺度である。
【0021】図3は、MR読取りヘッド50と書込みヘ
ッド52を示す、MR複合ヘッド46の部分図である。
MR複合ヘッド46は、スライダ48に取り付けられ
る。
【0022】図3からわかるように、MR読取りヘッド
50には、底ギャップ層G1と頂ギャップ層G2の間に
挟まれた磁気抵抗要素MRが含まれ、これらのギャップ
層は、第1シールド層S1と第2シールド層S2の間に
挟まれている。MR複合ヘッドでは、以下に詳細に説明
するように、MR読取りヘッド50の第2シールド層S
2が、書込みヘッド52の底極片P1としても働く。
【0023】図5からわかるように、書込みヘッド52
には、エア・ベアリング面(ABS)と0スロート・レ
ベルの間に置かれる磁極端領域と、0スロート・レベル
からバック・ギャップまで後ろに延びバック・ギャップ
を含むヨーク領域またはバック領域が含まれる。書込み
ヘッド52には、底極片P1と頂極片P2が含まれる。
底極片P1は、MR読取りヘッド50の第2シールド層
S2を構成する。底極片P1と頂極片P2のそれぞれ
が、バック領域に置かれるバック層部分を有し、極片の
バック層部分は、バック・ギャップ(BG)で磁気的に
結合される。底極片P1には、ABSと0スロート・レ
ベルの間の磁極端領域に置かれる磁極端構造が含まれ
る。この磁極端構造には、下側の磁極端要素PT1aと
上側のペデスタル磁極端層PT1bが含まれる。頂極片
P2には、ABSと0スロート・レベルの間の磁極端領
域に置かれる磁極端構造が含まれる。この磁極端構造に
は、磁極端要素PT2が含まれる。磁極端要素PT1a
とペデスタル磁極端層PT1bは、MR読取りヘッド5
0の第2シールド層S2から一体式に形成されるが、こ
れについては後で詳細に説明する。ギャップ層(G)
は、ペデスタル磁極端層PT1bと頂磁極端要素PT2
の間に挟まれる。この層の所望の厚さ(ギャップ長)
は、約0.3μmであり、これによって、書込みヘッド
の磁束強度を犠牲にすることなく書込みヘッドの線密度
が最適化される。しかし、許容可能なギャップ長は、
0.1μmから0.7μmまでの範囲におよぶ。ギャッ
プ層Gは、バック・ギャップBGまで延ばすか、その代
わりに0スロート・レベルで打ち切ることができる。
【0024】第1絶縁層I1を、フォトリソグラフィな
どの適当な方法によってギャップ層Gの上に堆積する。
第1絶縁層I1の上に、フォトレジスト・フレームめっ
きなどの適当な方法によってコイル状導体70を堆積さ
せる。コイル状導体70の上に、フォトリソグラフィな
どの適当な方法によって、第2絶縁層I2および第3絶
縁層I3を堆積する。
【0025】MR複合ヘッド46を「併合」と称するの
は、図5および図6に示されるように、底極片P1とそ
の磁極端がMR読取りヘッドの第2シールド層S2を構
成するからである。併合ヘッドの特徴の1つが、余分の
磁性層を堆積する処理ステップが不要になることであ
る。しかし、図6からわかるように、ギャップ層Gの両
側面を超える第2シールド層S2の大きな幅が、頂磁極
端要素PT2の幅を越えて第2シールド層S2に向かっ
て磁束を広がらせる。この「サイドフリンジ(side-fri
nging)」磁束が、サイドライティングを引き起こし、
これがオフトラック性能を低下させる可能性がある。こ
の問題は、第2シールド層S2をギャップ層Gの両側、
符号78および79の位置で切り欠いて、ペデスタル磁
極端層PT1bを形成するペデスタルを有する第2シー
ルド層S2をもたらすことによって克服された。ペデス
タル磁極端層PT1bの下には、磁極端要素PT1aと
称する区域がある。磁極端要素PT1aとペデスタル磁
極端層PT1bは、第2シールド層S2を構成する底極
片P1の前方延長である。第2シールド層S2の幅は、
MR読取りヘッド50のMR要素を効果的にシールドす
るのに十分な幅である。この幅は、磁極端要素の幅が2
μmであるのに対して、50μm程度とすることができ
る。第2シールド層S2の切欠78および79が、垂直
の第1側壁80および第2側壁82を有するペデスタル
磁極端層PT1bをもたらすことに留意されたい。同様
に、ギャップ層Gは、垂直の第1側壁84および第2側
壁86を有する。ギャップ層Gの上にある頂磁極端要素
PT2は、垂直の第1側壁88および第2側壁90を有
する。ペデスタル磁極端層PT1bの第1側壁80、ギ
ャップ層Gの第1側壁84および頂磁極端要素PT2の
第1側壁88は、第1垂直面100内で連続しており、
第2側壁82、86および90は、第2垂直面102内
で連続している。図6からわかるように、第1垂直面1
00と第2垂直面102は、ABSで互いに等間隔に置
かれて、書込みヘッド52のトラック幅wを形成する。
第1垂直面100と第2垂直面102は、ABSに対し
て垂直でもある。第1垂直面100と第2垂直面102
は、ABSから0スロート・レベルまでの全体にわたっ
て等間隔であることが好ましい。しかし、望むならば、
これらをABSから開く形にすることができる。第1垂
直面100と第2垂直面102内の磁極端要素の側壁の
垂直位置合せは、ペデスタル磁極端層PT1bと組み合
わせて、第2シールド層S2の大きな横幅によって引き
起こされるサイドライティングを最小にするために重要
である。このペデスタル磁極端層PT1bの重要性を、
次の段落で説明する。
【0026】ペデスタル磁極端層PT1bの長さを、以
前に可能であると考えられていた長さよりはるかに短く
することができることが発見された。本発明者は、最適
の長さを有するペデスタル磁極端層PT1bを形成する
ための第2シールド層S2の最適切欠深さを決定した。
図9ないし図12に、その分析の結果を示す。図9ない
し図12のそれぞれでは、(1)底極片(P1)の切り
欠かれた書込みヘッドの平面内サイドトラック書込み磁
界を示し、(2)μm単位のオフトラック位置に対して
正規化されたヘッド磁界をプロットし、(3)ほとんど
のヘッドがディスク媒体の飽和保持力の2.5倍の最大
書込み磁界付近で設計されているので、0.4の正規化
ヘッド振幅で実効フリンジ磁界をとり、(4)ギャップ
の横中心線に沿ってギャップ層Gの側壁からオフトラッ
ク位置を測定し、(5)ギャップ長は0.4μmであ
り、(6)回転するディスクの上でのヘッドの浮上高さ
は0.075μmであり、(7)「最大」と記された破
線は、切欠がなく、したがってペデスタル磁極端層PT
1bがなく、その結果、ギャップ層Gが第2シールド層
S2の真上にある(図14参照)場合のサイドトラック
書込み磁界であり、(8)「最小」と記された破線は、
無限の長さのペデスタル磁極端層PT1bのサイドトラ
ック書込み磁界であり、(9)「最大」と「最小」の破
線の間にある実線は、分析の結果である。図9では、図
5に示されたペデスタル磁極端層PT1bの長さが、ギ
ャップ長の3倍すなわち1.2μmである。0.4の正
規化ヘッド磁界で、サイドトラック書込み磁界が、無限
長のペデスタル磁極端層PT1bの最小サイドトラック
書込み磁界に非常に近いことがわかる。図10では、ペ
デスタル磁極端層PT1bの長さが、ギャップ長の2倍
すなわち0.8μmである。0.4正規化ヘッド磁界で
の結果は、まだ無限長の磁極端要素の最小サイドトラッ
ク書込み磁界に非常に近い。図11では、ペデスタル磁
極端層PT1bの長さが、ギャップ長の1倍すなわち
0.4μmであるが、それでも、「最大」の破線によっ
て表される磁極端が存在しない場合よりも「最小」の破
線によって表される無限磁極端に近い性能を有する。図
11には、第2シールド層S2の切欠が0.4μmであ
っても、0.4μmの長さのペデスタル磁極端層PT1
bによって、ペデスタルが全く存在しない書込みヘッド
に対して書込みヘッドのオフトラック性能がかなり改善
されることが示されている。図12では、ペデスタル磁
極端層PT1bの長さがギャップ長の0.5倍すなわち
0.2μmである。長さが0.2μmであっても、ペデ
スタル磁極端層PT1bは、0.4の正規化ヘッド磁界
で、ペデスタルが全く存在しないヘッドに対して40%
の改善をもたらす。
【0027】前述の分析は、ペデスタル磁極端層PT1
bの長さを非常に短くしても、オフトラック性能のかな
りの改善を達成できることを実証するものである。この
長さの許容可能範囲は、ギャップ長の0.5倍から3.
0倍までであり、ギャップ長の2倍が、ペデスタル磁極
端層PT1bの好ましい長さまたは最適長さである。ギ
ャップの長さは、ここで示した0.4μm以外の値とす
ることができることを理解されたい。ギャップの長さ
は、許容可能な性能に関して、0.1μmから0.7μ
mまでの範囲でさまざまな値とすることができる。した
がって、ペデスタル磁極端層PT1bの切欠または長さ
は、所望のギャップ長の0.5倍から3.0倍までとな
るはずである。MR要素のシールドに関する第2シール
ド層S2の性能を変更せずに、MR読取りヘッド50の
第2シールド層S2内にペデスタル磁極端層PT1bを
形成できることが、かなり重要である。第2シールド層
S2は、通常は7μmから8μmまでの厚さであり、約
1μmの切欠は、その性能に影響しない。しかし、望む
ならば、切欠78および79を考慮に入れてより厚い第
2シールド層S2を堆積することができる。重要なこと
は、この切欠によって、ペデスタル磁極端層PT1bの
ために別の層を堆積するステップが節約されることであ
る。しかし、第2シールド層S2の上に別の層を堆積し
た後に、第2シールド層S2と異なる材料からなるペデ
スタル磁極端層PT1bを設けるため適当に切欠を作る
ことができることを理解されたい。これは、ペデスタル
磁極端層PT1bが第2シールド層S2と異なる材料か
らなる場合に望まれるであろう。たとえば、ペデスタル
磁極端層PT1bを、大量の磁束を扱うために、窒化第
2鉄などの高飽和モーメントの材料から構成し、第2シ
ールド層S2を、パーマロイなどの低飽和モーメントの
材料から構成することができる。第2シールド層S2と
異なる材料からなるペデスタル磁極端層PT1bの構成
は、後で詳細に説明する。
【0028】ペデスタル磁極端層PT1bの長さの短縮
は、重要な発見であるが、図6に示されるように、ペデ
スタル磁極端層PT1bおよび磁極端要素PT2bの側
壁が、ABSで互いに垂直に位置合せされることも重要
である。これらの垂直側壁を達成するための構成の方法
は、下の「MR複合ヘッドを製造する方法」で詳細に説
明するもう1つの発見である。
【0029】ここで、図5および図6のMR複合ヘッド
46の性能を、図14および図15の従来技術のMR複
合ヘッドと比較することができる。従来技術のMR複合
ヘッドでは、頂磁極端層PT2が、間にギャップ層Gを
挟んで第2シールド層S2の上に形成される。第2シー
ルド層S2は、底極片P1として働き、その前方延長で
は、底磁極端層PT1として働く。頂磁極端層PT2を
第2シールド層S2から分離する唯一の要素が、ギャッ
プ層Gである。第2シールド層S2の横幅が頂磁極端層
PT2の幅と比較して大きいので、頂磁極端層PT2か
らその幅を超えて第2シールド層S2へ、かなりのサイ
ドフリンジ磁束が延びる。これは、かなりのサイドライ
ティングと貧弱なオフトラック性能をもたらす。磁束
は、頂磁極端層PT2と、底磁極端層PT1として働く
第2シールド層S2の間を進み、頂磁極端層PT2の側
壁によって形成される平面内に完全に収まることが望ま
しい。図5および図6のMR複合ヘッドが達成するの
は、この望ましい性能である。
【0030】図13に、従来技術の誘導ヘッドをABS
から見た図を示す。この誘導ヘッドには、ギャップ層G
によって分離された底磁極端層PT1と頂磁極端層PT
2が含まれる。誘導ヘッドは、底磁極端層PT1、ギャ
ップ層Gおよび頂磁極端層PT2を使用して、読取り機
能と書込み機能の両方を実行する。書込み機能の間に
は、図示されないコイルが、底磁極端層PT1と頂磁極
端層PT2に磁束を誘導して、書込み動作を実行する。
読取り動作の間には、底磁極端層PT1および頂磁極端
層PT2とそれらの対応する極片が、同一のコイルに磁
束を誘導して、読取り動作を実行する。この従来技術の
誘導ヘッドのオフトラック性能は、図14および図15
に示された従来技術のMR複合ヘッドのオフトラック性
能より良い。というのは、底磁極端層PT1および頂磁
極端層PT2の側壁が垂直により近く位置合せされてい
るからである。しかし、誘導ヘッドの従来技術の構成で
は、必然的に底磁極端層PT1および頂磁極端層PT2
が基板に向かって幅広くなる結果となる。頂磁極端層P
T2および底磁極端層PT1の両方が、この順番で、そ
の構成の間に下向きのイオン・ビームによってミリング
される。イオン・ビームを真下に向ける時、ミリングさ
れた屑のかなりの量の再堆積が、ミリングされる磁極端
要素の側壁に累積し、頂磁極端層PT2が下の底磁極端
層PT1をシャドーイングし、このため図13に示され
た外向きのテーパー状の形状がもたらされる。頂磁極端
層PT2と対比して幅広の底磁極端層PT1は、多少の
望ましくないサイドライティングを引き起こす。さら
に、両方の磁極端のイオン・ミリング(8μmないし1
0μm)には、長時間を要する。
【0031】図7および図8は、図5および図6に示さ
れた実施例からわずかに修正された本発明のもう1つの
実施例を示す図である。図7および図8の実施例では、
頂極片P2が、磁極端要素PT2aを形成する前方延長
を有する頂磁性層110と、磁極端要素PT2bを形成
する前方延長を有する底磁性層112から構成される。
磁極端要素PT2bは、垂直の第1側壁114および第
2側壁116を有し、磁極端要素PT2aは、垂直の第
1側壁118および第2側壁120を有する。図8から
わかるように、ペデスタル磁極端層PT1bの第1側壁
80、ギャップ層Gの第1側壁84、磁極端要素PT2
bの第1側壁114および磁極端要素PT2aの第1側
壁118は、それぞれ第1垂直面100内にあり、ペデ
スタル磁極端層PT1bの第2側壁82、ギャップ層G
の第2側壁86、磁極端要素PT2bの第2側壁116
および磁極端要素PT2aの第2側壁120は、第2垂
直面102内にある。磁極端要素PT2aは、その下の
磁極端要素と垂直に位置合せされた側壁を有する状態で
図示されているが、磁極端要素PT2bがギャップ層G
の長さの約3倍の長さを有する場合には、これは必要な
い。というのは、その長さを超えた距離での磁束の流れ
があまり重要でなくなるからである。したがって、磁極
端要素PT2aのABSでの横幅を、ペデスタル磁極端
層PT1bおよび磁極端要素PT2bの幅よりかなり広
い横幅とすることができる。磁極端要素PT2aおよび
磁極端要素PT2bは、磁極端要素PT2bが磁極端要
素PT2aと異なる材料であることが所望される時に、
2つの別々の層で構成することができる。たとえば、磁
極端要素PT2bを、窒化第2鉄などの高飽和モーメン
トの材料から構成し、磁極端要素PT2aを、パーマロ
イなどの低飽和モーメントの材料から構成することがで
きる。この配置の場合、磁極端要素PT2bは、飽和せ
ずに大量の磁束を担持することができる。
【0032】下で説明する構成の方法を用いると、MR
複合ヘッド46の磁極端要素の幅を、2μmまで狭める
ことができる。これは、図13に示された従来技術の誘
導ヘッドの通常の幅である4μmないし5μmより小さ
い。図5および図6のペデスタル磁極端層PT1bおよ
び頂磁極端要素PT2の幅または図7および図8のペデ
スタル磁極端層PT1bおよび磁極端要素PT2bの幅
が、MR複合ヘッドの書込みヘッド部分のトラック幅を
確立する。これからTPIを求めることができる。この
TPIは、書込みヘッドの面密度を得る際の係数の1つ
である。
【0033】図3および図4は、さまざまな詳細を示す
ために部分切断図の形にした、書込みヘッドのより完全
な実施例を示す図である。図3では、カバー層である底
磁性層112の一部が取り除かれ、第2絶縁層I2およ
び第3絶縁層I3が取り除かれ、コイル状導体70の一
部が省略されている。コイル状導体70は、頂極片P2
と底極片P1の間でバック・ギャップBGの周囲に延び
る。コイル状導体70の一端は、符号73でリード線7
2に接続され、この導体の他端(図示せず)は、リード
線74に接続される。リード線72および74を介して
コイル状導体70に信号電流が送られる時、コイル状導
体70は、頂極片P2と底極片P1に磁束を誘導する。
これが、ABSの磁極端を前後に横切る磁束を誘導す
る。
【0034】MR複合ヘッドを製造する方法 本発明のMR複合ヘッドは、既知の薄膜フォトリソグラ
フィ・ステップとイオン・ビーム・ミリング・ステップ
の独自の組合せを使用して構成される。フォトリソグラ
フィには、フォトレジスト・フレームめっき処理を使用
する磁性層の堆積と、フォトレジストおよび現像処理に
よる絶縁層の堆積が含まれる。イオン・ビーム・ミリン
グは、チャンバ内で実行される。このようなチャンバの
内部部品の例を、図16に示す。被加工物(図示せず)
は、ターンテーブル130上に置かれ、一定回転数で回
転される。回転中に、1つまたは複数のイオン・ビーム
132および134が、被加工物に向けられる。これら
のイオン・ビームは、アルゴン・イオンであることが好
ましい。一次供給源のイオン・ビーム132は、図では
垂直下向きであり、二次供給源のイオン・ビーム134
は、図では垂直からある角度に向けられている。後で詳
細に説明するように、本発明のイオン・ビーム・ミリン
グは、垂直からある角度にのみ向けられたビームによっ
て達成される。ターンテーブル130上の被加工物(図
示せず)に関してイオン・ビームのオン、オフを切り替
えるために、シャッタ136をピボット式に取り付け
る。
【0035】MR複合ヘッド46のMR読取りヘッド5
0部分の構成は、当技術分野で周知である。第1シール
ド層S1、底ギャップ層G1、MR要素、頂ギャップ層
G2および第2シールド層S2を、薄膜フォトリソグラ
フィ処理ステップによって堆積する。図5からわかるよ
うに、読取りヘッドの第2シールド層S2は、ABSか
らバック・ギャップまで、バック・ギャップを含むよう
に堆積され、その結果、第2シールド層S2が、ABS
と0スロート・レベルの間の磁極端部分と、0スロート
・レベルとバック・ギャップの間のバック部分を有する
ようになる。書込みヘッド52の底極片P1が、この第
2シールド層S2を構成する。この組合せによって、M
R複合ヘッドが画定される。
【0036】本発明の第2の発見は、2つの部分からな
る。第1に、頂極片P2の磁極端構造が、底極片P1の
磁極端構造にペデスタルをイオン・ビーム・ミリングす
るためのマスクとして利用される。第2に、イオン・ビ
ームが、単一の角度付きビームまたは1対の角度付きビ
ームのいずれかで、頂磁極端構造の側壁に対してある角
度に向けられる。角度付きビームの対が好ましく、これ
は、順番にまたは同時にのいずれかで向けることができ
る。どの実施例の機器も、頂磁極端構造に追加の厚さを
堆積する。この追加の厚さは、底磁極端構造にペデスタ
ルを形成するためのイオン・ビーム・ミリングによって
減らされる。
【0037】本発明の図5および図6の実施例を構成す
るためにイオン・ビームを向けるためのさまざまな実施
例を、図17ないし図23に示す。この実施例では、頂
磁極端要素PT2が、底磁極端構造を構成するためのマ
スクとして使用される。本発明の図7および図8の実施
例の構成に、同一の方法が使用されるはずである。この
実施例では、磁極端要素PT2bだけまたは磁極端要素
PT2bおよび磁極端要素PT2aを、底磁極端構造を
形成するためのマスクとして使用することができる。
【0038】図17、図18および図19に、底磁極端
構造を形成するために順次使用される2つの異なる角度
のイオン・ビームの使用を示す。図17には、イオン・
ビーム・ミリング中の厚さの減少を見込んで余分の厚さ
を有する状態で構成された頂磁極端要素PT2が示され
ている。頂磁極端要素PT2の層の最初の厚さは、2μ
m程度の余分の厚さを含めて7μm程度とすることがで
きる。頂磁極端要素PT2は、第1側壁88および第2
側壁90と共に形成されるが、頂磁極端要素PT2を形
成するための処理は、後で詳細に説明する。図17で
は、イオン・ビームが、頂磁極端要素PT2の側壁に対
して30°の角度に向けられている。イオン・ビーム
は、図では頂磁極端要素PT2の第2側壁90だけに向
けられているが、上で説明したように、ターンテーブル
130による被加工物の回転のために、頂磁極端要素P
T2の第1側壁88と第2側壁90の両方に向けられ
る。ギャップ層Gが、P1/S2層の上に堆積され、頂
磁極端要素PT2が、ギャップ層Gの上に堆積される。
上で述べたように、イオン・ビームを垂直下向きに向け
る時、かなりの量のカットされた材料(屑)が、ミリン
グされる要素の側壁に再堆積する。図17に示されるよ
うに、ビームを頂磁極端要素PT2の側壁に対して30
°の角度にすることによって、かなりのカットが発生す
るが、このビームは、カット動作中にある程度の屑の除
去も実行する。30°が好ましい角度であるが、この角
度は、2角度実施例の場合には20°から40°の範囲
とすることができる。図17には、カット動作の開始が
示され、図18には、カット動作の最終結果が示されて
いる。このカット動作の間に、頂磁極端要素PT2は、
第2シールド層S2にペデスタル磁極端層PT1bをカ
ットするためのマスクとして働く。図19に示されるよ
うに、30°イオン・ビームの後に75°イオン・ビー
ムを用いて、30°動作から残された再堆積を除去す
る。再堆積の除去には75°イオン・ビームが好ましい
が、これは、頂磁極端要素PT2の側壁に対して65°
から85°までの範囲とすることができる。カット動作
中に、頂磁極端要素PT2の厚さが、2μmなど、追加
された追加厚さ(図17参照)だけ減らされていること
に留意されたい。驚くべき結果は、このミリングの後
に、ペデスタル磁極端層PT1bの側壁が、頂磁極端要
素PT2の側壁と位置合せされていることである。ペデ
スタル磁極端層PT1bは、第2シールド層S2に符号
78および79で切欠を設けることによって形成され
た。ギャップ層Gは、30°および75°のビームによ
ってイオン・ミリングするか、その代わりに、イオン・
ビーム・ミリングの前にその幅まで化学エッチングする
ことができる。
【0039】図20および図21は、30°ビームと7
5°ビームを同時に向けてカット動作と除去動作を行う
点を除いて、図17、図18および図19の実施例に類
似した、イオン・ビーム・ミリングの実施例を示す図で
ある。
【0040】図22および図23は、ペデスタル磁極端
層PT1bを画定するためのカットと除去の両方に単一
のイオン・ビームを使用する、イオン・ビーム・ミリン
グの実施例を示す図である。前に説明した2角度ビーム
手法は、単一ビームより好ましい。しかし、この単一ビ
ームを用いて満足な結果を得ることができる。単一ビー
ムの好ましい角度は55°であるが、この角度は、許容
可能範囲として45°から65°まで変更することがで
きる。
【0041】図24ないし図28は、本発明の図5およ
び図6の実施例の磁極端要素を構成する際の追加の詳細
を示す図である。図24では、フォトレジスト・フレー
ムを利用して、頂極片P2とその頂磁極端要素PT2を
めっきしている。このめっき動作によって、フレームの
外側もめっきされ、これをP2フィールドと称する。図
25では、フォトレジスト・フレームが取り除かれてお
り、両側にP2フィールドを有する頂磁極端要素PT2
が残されている。図25では、ギャップ層GがP1/S
2層の上に堆積され、頂磁極端要素PT2がギャップ層
Gの上に堆積されたことがわかる。フレームめっき処理
の場合、頂磁極端要素PT2は、本来備わったものとし
て垂直方向の第1側壁88および第2側壁90を有する
状態で構成される。図26では、P2フィールドが取り
除かれ、頂磁極端要素PT2を露出する開口または窓1
40を有するフォトレジスト・マスクが、頂極片P2の
上に置かれている。このレジスト窓は、図27により明
瞭に示されている。その後、上で述べたように、このレ
ジスト窓を介して1つまたは複数のイオン・ビームを向
け、図28に示されるように、P1/S2層に切欠を設
けてペデスタル磁極端層PT1bをもたらす。
【0042】図29ないし図33は、本発明の図7およ
び図8の実施例の磁極端構造を作るための処理ステップ
を示す図である。これらのステップは、図30に示され
るように2つの磁極端要素PT2aおよびPT2bをも
たらすために頂極片P2が2層を用いて構成される点を
除いて、図24ないし図28に関して説明したステップ
と同一である。イオン・ビーム・ミリングの後に、図3
3に示されるように、ペデスタル磁極端層PT1bが形
成され、頂磁極端構造に、磁極端要素PT2aおよびP
T2bが含まれる。上で述べたように、磁極端要素PT
2bは、磁極端要素PT2aと異なる材料とすることが
できる。図34は、イオン・ビーム・ミリングの前に第
2シールド層S2の上に磁性層が置かれる場合の追加の
実施例を示す図である。この場合、底磁極端構造に、2
つのペデスタル磁極端要素すなわち、ペデスタル磁極端
層PT1bおよびPT1cが含まれるはずである。やは
り、ペデスタル磁極端層PT1cは、ペデスタル磁極端
層PT1bと異なる材料とすることができる。磁極端要
素PT2bおよびペデスタル磁極端層PT1cは、窒化
第2鉄などの高飽和モーメントの材料(4πms)から
構成でき、ペデスタル磁極端層PT1bおよび磁極端要
素PT2aの材料は、パーマロイなどの低飽和モーメン
トの材料とすることができる。高飽和材料を用いると、
ギャップ層Gに最も近い磁極端を通じて大量の磁束を飽
和せずに通せるようになる。
【0043】このMR複合ヘッドを製作する方法には、
第2シールド層S2が、ABSと0スロート・レベルの
間の磁極端部分と、0スロート・レベルとバック・ギャ
ップの間のバック部分とを有するように、バック・ギャ
ップを含めてABSからバック・ギャップまで、読取り
ヘッドの第2シールド層S2を堆積するステップ(図5
および図6参照)と、ABSから0スロート・レベルま
で第2シールド層S2の上にギャップ層Gを堆積するス
テップ(図5および図6参照)と、ギャップ層Gの上に
頂磁極端要素PT2を有する頂極片P2を形成するため
に、ギャップ層Gと第2シールド層S2の上に磁性層を
堆積するステップ(図24および図25参照)と、少な
くとも1つのイオン・ビームを、頂磁極端要素PT2の
両側で符号78および79にS2層に切欠を設けるため
のマスクとして頂磁極端要素PT2を使用して、頂磁極
端要素PT2の第1側壁88および第2側壁90に対し
てある角度でABSに実質的に平行な向きで第2シール
ド層S2の磁極端部分に向けるステップとが含まれて、
切欠がペデスタルを有する第2シールド層S2を残し、
ペデスタルがペデスタル磁極端層PT1bであり、ペデ
スタル磁極端層PT1bを除く、ABSと0スロート・
レベルの間の第2シールド層S2が磁極端要素PT1a
であり(図17ないし図19参照)、ペデスタル磁極端
層PT1bの第1側壁80および頂磁極端要素PT2の
第1側壁88が第1垂直面100内で位置合せされ、ペ
デスタル磁極端層PT1bの第2側壁82および頂磁極
端要素PT2の第2側壁90が第2垂直面102内で位
置合せされ、第1垂直面100と第2垂直面102がM
R複合ヘッドのトラック幅wを画定するようにABSで
互いに離隔される(図6参照)ことが、簡単に明らかに
なる。少なくとも1つのイオン・ビームを向けるステッ
プには、第1および第2のイオン・ビームを含めること
ができ、第1イオン・ビームは、0゜<θ<60゜の範
囲内の角度θとし、第2イオン・ビームは、60゜≦θ
≦85゜の範囲内の角度θとすることができる。ギャッ
プ層Gを堆積するステップには、0.1μmから0.7
μmまでの範囲の長さgを画定する厚さを有し、ABS
でのペデスタル磁極端層PT1bの長さが0.5gから
3.0gまでの範囲である、ギャップ層を設けるステッ
プを含めることができる。少なくとも1つのイオン・ビ
ームを向けるステップに、各切欠が約0.7μmの深さ
になるように符号78および79で第2シールド層S2
を切り欠き、これによって、約0.7μmの長さを有す
るペデスタル磁極端層PT1bを設けるステップを含め
ることができる。少なくとも1つのイオン・ビームを向
けるステップに、頂磁極端要素PT2の層厚さを約2μ
m減少させるステップが含まれる。
【0044】前述の発見を用いると、MR複合ヘッド
が、併合MR読取りヘッドの第2シールド層S2に関し
て底磁極端要素がペデスタルである、ギャップ層に隣接
する垂直に位置合せされた磁極端を有することが可能に
なることが簡単に明らかになる。この側壁の垂直位置合
せによって、磁極端の間のサイドライティングの最小化
が最適化される。
【0045】明らかに、当業者であれば、本発明の他の
実施例および修正を簡単に思い浮かべるであろう。した
がって、本発明は、請求の範囲によってのみ制限される
べきであり、これには、上記明細書および添付図面と共
に眺めた時のそのような実施例および修正が含まれる。
【0046】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0047】(1)底極片P1と頂極片P2とを有する
書込みヘッドを含み、前記底極片P1が底磁極端要素P
T1aと頂磁極端要素PT1bとを有し、前記頂極片P
2が磁極端要素PT2を有することを特徴とし、前記底
極片とその磁極端要素PT1aとを含む第2シールド層
S2を有するMR読取りヘッドを含み、前記頂磁極端要
素PT1bが、第2シールド層S2に関してペデスタル
を形成することを特徴とし、前記頂磁極端要素PT1b
および前記磁極端要素PT2のそれぞれが、第1および
第2の側壁を有し、前記頂磁極端要素PT1bおよびP
T2のそれぞれの第1側壁が、共通して第1垂直面内に
あり、前記頂磁極端要素PT1bおよび前記磁極端要素
PT2のそれぞれの第2側壁が、共通して第2垂直面内
にあることを特徴とし、前記第1および第2の垂直面
が、エア・ベアリング面(ABS)において、書込みヘ
ッド・トラック幅を表す距離wだけ互いに離隔して置か
れることを特徴とする、MR複合ヘッド。 (2)ハウジングと、ハウジング内に取り付けられた、
磁気ディスクを回転するための手段と、磁気ディスクが
回転するための手段によって回転する時に、磁気ディス
クに関して変換関係にMR複合ヘッドを支持するため
の、スライダを含む、ハウジング内に取り付けられた支
持手段とを含む、上記(1)に記載のMR複合ヘッドを
含む磁気ディスク駆動装置。 (3)前記第2シールド層S2が、前記底磁極端要素P
T1aに加えて、前記頂磁極端要素PT1bを含むこと
を特徴とする、上記(1)に記載のMR複合ヘッド。 (4)前記頂磁極端要素PT1bおよび前記磁極端要素
PT2の間に置かれたギャップ層Gを含み、該ギャップ
層Gが、第1および第2の側壁を有し、前記ギャップ層
Gの第1側壁が、前記第1垂直面内に置かれ、前記ギャ
ップ層Gの第2側壁が、前記第2垂直面内に置かれるこ
とを特徴とする、上記(1)に記載のMR複合ヘッド。 (5)前記磁極端要素PT2が単一層であることを特徴
とする、上記(1)に記載のMR複合ヘッド。 (6)前記磁極端要素PT2が磁極端要素PT2aおよ
びPT2bを含み、前記磁極端要素PT2aおよびPT
2bのそれぞれが、別々の層であることを特徴とする、
上記(1)に記載のMR複合ヘッド。 (7)前記MR読取りヘッドが、前記第2シールド層S
2に加えて第1シールド層S1と、該第1シールド層S
1と前記第2シールド層S2との間に挟まれた第1ギャ
ップ層G1および第2ギャップ層G2と、前記第1ギャ
ップ層G1と前記第2ギャップ層G2との間に挟まれた
MR素子とを含むことを特徴とする、上記(1)に記載
のMR複合ヘッド。 (8)前記第1垂直面と前記第2垂直面との間の距離が
5μm未満であることを特徴とする、上記(1)に記載
のMR複合ヘッド。 (9)前記ABSでのギャップGの長さがgであり、前
記ABSでの前記頂磁極端要素PT1bの長さが、0.
5gから3.0gまでの範囲内にあることを特徴とす
る、上記(1)に記載のMR複合ヘッド。 (10)前記第2シールド層S2が、前記底磁極端要素
PT1aに加えて前記頂磁極端要素PT1bを含むこと
を特徴とする、上記(9)に記載のMR複合ヘッド。 (11)ハウジングと、ハウジング内に取り付けられ
た、磁気ディスクを回転するための手段と、磁気ディス
クが回転するための手段によって回転する時に、磁気デ
ィスクに関して変換関係にMR複合ヘッドを支持するた
めの、スライダを含む、ハウジング内に取り付けられた
支持手段とを含む、上記(10)に記載のMR複合ヘッ
ドを含む磁気ディスク駆動装置。 (12)前記頂磁極端要素PT1bおよび前記磁極端要
素PT2の間に置かれたギャップ層Gを含み、該ギャッ
プ層Gが、第1および第2の側壁を有し、前記ギャップ
層Gの第1側壁が、前記第1垂直面内に置かれ、前記ギ
ャップ層Gの第2側壁が、前記第2垂直面内に置かれ
る、上記(10)に記載のMR複合ヘッド。 (13)前記MR読取りヘッドが、前記第2シールド層
S2に加えて第1シールド層S1と、該第1シールド層
S1と前記第2シールド層S2との間に挟まれた第1ギ
ャップ層G1および第2ギャップ層G2と、前記第1ギ
ャップ層G1と前記第2ギャップ層G2との間に挟まれ
たMR素子とを含むことを特徴とする、上記(12)に
記載のMR複合ヘッド。 (14)前記ギャップGの長さgが、0.1μmから
0.7μmまでの範囲内にあり、前記ABSでの磁極端
要素の長さが、実質的に2.0gであることを特徴とす
る、上記(13)に記載のMR複合ヘッド。 (15)前記磁極端要素PT2が、単一層であることを
特徴とする、上記(14)に記載のMR複合ヘッド。 (16)前記磁極端要素PT2が、磁極端要素PT2a
およびPT2bを含み、前記磁極端要素PT2aおよび
PT2bのそれぞれが、別々の層であることを特徴とす
る、上記(14)に記載のMR複合ヘッド。 (17)底極片P1と頂極片P2とを有する書込みヘッ
ドを含み、前記底極片P1が、底磁極端要素PT1aと
頂磁極端要素PT1bとを有し、前記頂極片P2が、磁
極端要素PT2を有し、前記底磁極端要素PT1aが、
前記頂磁極端要素PT1bの幅よりも広い幅を有するこ
とを特徴とし、前記底磁極端要素PT1aを含む前記底
極片を含む第2シールド層S2を有するMR読取りヘッ
ドを含み、前記頂磁極端要素PT1bが、前記第2シー
ルド層S2に関してペデスタルであることを特徴とし、
前記頂磁極端要素PT1bが、頂薄膜面、第1側壁、第
2側壁および前壁を有し、前壁が、エア・ベアリング面
(ABS)の一部を形成し、頂薄膜面が、前壁、第1側
壁および第2側壁によって囲まれることを特徴とし、前
記磁極端要素PT2が、頂薄膜面、底薄膜面、前壁、第
1側壁および第2側壁を有し、前壁が、ABSの一部を
形成し、頂薄膜面および底薄膜面が、前壁、第1側壁お
よび第2側壁によって囲まれることを特徴とし、前記頂
磁極端要素PT1bの頂薄膜面と前記磁極端要素PT2
の底薄膜面との間に挟まれ、頂薄膜面、底薄膜面、前壁
を有し、前壁が前記ABSの一部を形成し、頂薄膜面お
よび底薄膜面が前壁、第1側壁および第2側壁によって
囲まれる、ギャップ層Gを含み、前記頂磁極端要素PT
1b、前記ギャップ層Gおよび前記磁極端要素PT2の
それぞれの第1側壁が、第1垂直面内で連続しており、
前記頂磁極端要素PT1b、前記ギャップ層Gおよび前
記磁極端要素PT2のそれぞれの第2側壁が、第2垂直
面内で連続していることを特徴とし、前記第1垂直面お
よび前記第2垂直面のそれぞれが、前記ABSに対して
垂直であり、前記ABSの位置で、前記書込みヘッドの
トラック幅である距離wだけ互いに離れていることを特
徴とするMR複合ヘッド。 (18)前記底磁極端要素PT1aおよび前記頂磁極端
要素PT1bのそれぞれが、別々の磁性層であり、前記
磁極端要素PT2が、頂磁極端要素PT2aと底磁極端
要素PT2bとを含み、前記頂磁極端要素PT1bおよ
び前記底磁極端要素PT2bの材料が、前記底磁極端要
素PT1aおよび前記頂磁極端要素PT2aの材料より
高いモーメントの飽和を有することを特徴とする、上記
(17)に記載のMR複合ヘッド。 (19)前記ABSでのギャップGの長さがgであり、
前記ABSでの前記頂磁極端要素PT1bの長さが、実
質的に2.0gであることを特徴とする、上記(17)
に記載のMR複合ヘッド。 (20)前記ギャップGの長さgが、0.1μmから
0.7μmまでの範囲内にあることを特徴とする、上記
(19)に記載のMR複合ヘッド。 (21)前記第2シールド層S2が、前記底磁極端要素
PT1aに加えて、前記頂磁極端要素PT1bを含むこ
とを特徴とする、上記(20)に記載のMR複合ヘッ
ド。 (22)前記MR読取りヘッドが、前記第2シールド層
S2に加えて第1シールド層S1と、該第1シールド層
S1と前記第2シールド層S2との間に挟まれた第1ギ
ャップ層G1および第2ギャップ層G2と、前記第1ギ
ャップ層G1と前記第2ギャップ層G2との間に挟まれ
たMR素子とを含むことを特徴とする、上記(21)に
記載のMR複合ヘッド。 (23)ハウジングと、ハウジング内に取り付けられ
た、磁気ディスクを回転するための手段と、磁気ディス
クが回転するための手段によって回転する時に、磁気デ
ィスクに関して変換関係にMR複合ヘッドを支持するた
めの、スライダを含む、ハウジング内に取り付けられた
支持手段とを含む、上記(22)に記載のMR複合ヘッ
ドを含む磁気ディスク駆動装置。 (24)前記磁極端要素PT2が磁極端要素PT2aお
よびPT2bを含み、前記磁極端要素PT2aおよびP
T2bのそれぞれが、別々の層であることを特徴とす
る、上記(22)に記載のMR複合ヘッド。 (25)磁極端要素PT1bおよびPT2のそれぞれが
第1側壁と第2側壁とを有する、磁極端要素PT1a、
PT1bおよびPT2と、前記磁極端要素PT1aを含
む第2シールド層S2を含むMR読取りヘッドとを含
み、前記磁極端要素PT1bが、前記第2シールド層S
2に関してペデスタルであることを特徴とし、前記磁極
端要素PT1bおよびPT2のそれぞれの第1側壁が、
第1垂直面内に位置合せされ、前記磁極端要素PT1b
およびPT2のそれぞれの第2側壁が、第2垂直面内に
位置合せされることを特徴とし、前記第1および第2の
垂直面が、ABSで、MR複合ヘッドのトラック幅を画
定する距離wだけ互いに離隔して置かれることを特徴と
するMR複合ヘッド。 (26)前記第2シールド層S2が、前記磁極端要素P
T1aに加えて、前記磁極端要素PT1bを含み、前記
磁極端要素PT2が、単一層であることを特徴とする、
上記(25)に記載のMR複合ヘッド。 (27)前記ABSでのギャップGの長さがgであり、
該ギャップGの長さgが、0.1μmから0.7μmま
での範囲内にあり、前記ABSでの前記磁極端要素PT
1bの長さが、0.5gから3.0gまでの範囲内にあ
ることを特徴とする、上記(26)に記載のMR複合ヘ
ッド。 (28)エア・ベアリング面(ABS)と0スロート・
レベルとの間に延びる未画定の磁極端部分を有し、前記
ABSからバック・ギャップまで延び、該バック・ギャ
ップを含む底極片P1と、MRヘッドの第2シールド層
S2とを形成するため少なくとも1つの磁性層を堆積す
るステップと、前記ABSと前記0スロート・レベルと
の間に延び、第1および第2の垂直側壁を有する画定さ
れた磁極端要素PT2と共に形成される頂極片P2を、
前記バック・ギャップを含めて前記ABSから前記バッ
ク・ギャップまで、前記底極片P1の上に形成するため
もう1つの磁性層を堆積するステップと、前記底極片P
1に関してペデスタルであり、前記磁極端要素PT2の
前記第1および第2の垂直側壁に対してそれぞれ位置合
せされる第1および第2の垂直側壁を有する磁極端要素
PT1bと、磁極端要素PT1aとに、底極片P1を形
成するため、前記磁極端要素PT2の各側面上で前記底
極片P1を垂直に切り欠くため、画定された前記磁極端
要素PT2をマスクとして使用して、画定された前記磁
極端要素PT2の側壁に対して角度θで、前記底極片P
1の未画定の磁極端部分に少なくとも1つのイオン・ビ
ームを向けるステップとを含む、エア・ベアリング面
(ABS)によって部分的に囲まれる頂部および底部を
有するMR複合ヘッドを製造する方法。 (29)前記底極片P1の未画定の磁極端部分に少なく
とも1つのイオン・ビームを向けるステップの前に、前
記頂極片P2の上にフォトレジスト・マスクを堆積する
ステップと、画定された前記磁極端要素PT2が、前記
底極片P1の未画定の磁極端部分に少なくとも1つのイ
オン・ビームを向けるステップのためのマスクとして働
くことができるように、画定された前記磁極端要素PT
2とその各側面上の区域を露出する開口を前記フォトレ
ジスト・マスク内に設けるステップとを含む、上記(2
8)に記載の方法。 (30)前記もう1つの磁性層を堆積するステップの前
に、前記底極片P1の未画定の磁極端部分をカバーする
ため前記少なくとも1つの磁性層の上にギャップ層Gを
堆積するステップを含み、前記少なくとも1つのイオン
・ビームを向けるステップが、前記底極片P1の未画定
の磁極端部分にイオン・ビームを向ける前に、ギャップ
層Gにイオン・ビームを向けるステップを含むことを特
徴とし、前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、前記ギャップ層Gに磁極端要素PT1bお
よびPT2の第1および第2の垂直側壁とそれぞれ位置
合せされる第1および第2の垂直側壁を設けることを特
徴とする上記(28)に記載の方法。 (31)前記もう1つの磁性層を堆積するステップの前
に、前記底極片P1の未画定の磁極端部分をカバーする
ため前記少なくとも1つの磁性層の上にギャップ層Gを
堆積するステップを含み、前記ギャップ層Gを堆積する
ステップが、ABSで0.1μmから0.7μmまでの
範囲内の厚さgを有するギャップ層をもたらすことを特
徴とし、前記ABSでの前記磁極端要素PT1bの長さ
が、実質的に2.0gであることを特徴とする上記(2
8)に記載の方法。 (32)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、単一の角度θで単一のイオン・ビームを向
けることからなることを特徴とする、上記(28)に記
載の方法。 (33)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、第1および第2のイオン・ビームを向ける
ステップを含み、第1イオン・ビームが、0゜<θ<6
0゜の範囲内の角度θであり、第2イオン・ビームが、
60゜<θ<85゜の範囲内の角度θであることを特徴
とする、上記(28)に記載の方法。 (34)前記第1イオン・ビームが、20゜<θ<40
゜の範囲内の角度θであることを特徴とする、上記(3
3)に記載の方法。 (35)前記第1イオン・ビームが、実質的に30゜の
角度θであり、前記第2イオン・ビームが、実質的に7
5゜の角度θであることを特徴とする、上記(34)に
記載の方法。 (36)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、磁極端層PT2の厚さを減少させ、前記磁
極端要素PT2を堆積するステップが、前記少なくとも
1つのイオン・ビームを向けるステップによって引き起
こされる前記磁極端要素PT2の厚さの減少である追加
厚さを有する磁極端層PT2を堆積するステップを含む
ことを特徴とする、上記(28)に記載の方法。 (37)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップの前に、画定された前記磁極端要素PT2とそ
の各側面上の区域とを露出させる窓を前記ABSと0ス
ロート・レベルとの間のマスク内に残して、前記頂極片
P2層の上で実質的に0スロート・レベルとバック・ギ
ャップとの間にマスクを堆積するステップを含む、上記
(36)に記載の方法。 (38)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、単一の角度θで単一のイオン・ビームを向
けることからなり、前記角度θが、0゜<θ<60゜の
範囲内であることを特徴とする、上記(37)に記載の
方法。 (39)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、第1および第2のイオン・ビームを向ける
ステップを含み、第1イオン・ビームが、20゜<θ<
40゜の範囲内の角度θであり、第2イオン・ビーム
が、65゜<θ<85゜の範囲内の角度θであることを
特徴とする、上記(37)に記載の方法。 (40)前記第1イオン・ビームが、実質的に30゜の
角度θであり、前記第2イオン・ビームが、実質的に7
5゜の角度θであることを特徴とする、上記(39)に
記載の方法。 (41)前記もう1つの磁性層を堆積するステップの前
に、前記底極片P1の未画定の磁極端部分をカバーする
ため前記少なくとも1つの磁性層の上にギャップ層Gを
堆積するステップを含み、該ギャップ層Gを堆積するス
テップが、ギャップGに前記ABSでの長さgをもたら
す層厚さをもたらすことを特徴とし、前記ABSでの磁
極端要素PT1bの長さが、実質的に2.0gであるこ
とを特徴とする上記(40)に記載の方法。 (42)前記第1および第2のイオン・ビームが、同時
に向けられることを特徴とする、上記(41)に記載の
方法。 (43)前記第1および第2のイオン・ビームが、順次
向けられることを特徴とする、上記(41)に記載の方
法。 (44)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、イオン・ビーム・ミリング・チャンバ内
に、その上に諸層を堆積された前記底極片P1を置くス
テップと、前記底極片P1およびその上に堆積された諸
層にイオン・ビームを向けている間に、前記底極片P1
およびその上に堆積された諸層を一定回転数で回転する
ステップとを含むことを特徴とする、上記(43)に記
載の方法。 (45)前記ギャップ層Gを堆積するステップが、前記
ギャップ層Gに0.1μmから0.7μmまでの範囲内
の長さgをもたらすステップを含み、前記別の磁性層を
堆積するステップが、約7μmの層厚さを有する前記磁
極端要素PT2を堆積するステップを含み、前記少なく
とも1つのイオン・ビームを向けるステップが、各切欠
が約0.7μmの深さになり、前記ペデスタルが約0.
7μmの高さを有するように、前記底極片P1に切欠を
設けるステップを含み、前記少なくとも1つのイオン・
ビームを向けるステップが、前記磁極端要素PT2の厚
さを約2μm減少させることを特徴とする、上記(4
4)に記載の方法。 (46)MR読取りヘッドと書込みヘッドとを含むMR
複合ヘッドを製造する方法において、該MR読取りヘッ
ドが、第1および第2のシールド層S1およびS2、該
第1および第2のシールド層S1およびS2の間に挟ま
れた第1および第2のギャップ層G1およびG2、なら
びに、該第1および第2のギャップ層G1およびG2の
間に挟まれたMR素子を有し、前記書込みヘッドが、エ
ア・ベアリング面(ABS)からバック・ギャップまで
延び、該バック・ギャップを含む底極片P1と頂極片P
2とを含み、該底極片P1が、第2シールド層S2を構
成し、前記底極片P1が、前記ABSと0スロート・レ
ベルとの間に延びる磁極端要素PT1aおよびPT1b
を有し、前記頂極片P2が、前記ABSと前記0スロー
ト・レベルとの間に延びる磁極端要素PT2を有し、前
記磁極端要素PT1bが、前記第2シールド層S2、前
記底極片P1および前記磁極端要素PT1aに関してペ
デスタルであり、前記第2シールド層S2が、前記磁極
端要素PT1aおよびPT1bを含み、ギャップ層G
が、前記磁極端要素PT1aおよびPT2の間に挟ま
れ、前記磁極端要素PT2、前記ギャップ層Gおよび前
記磁極端要素PT1bのそれぞれが、第1および第2の
垂直側壁を有し、前記磁極端要素PT2、前記ギャップ
層Gおよび前記磁極端要素PT1bの第1垂直側壁が、
第1垂直面内で連続しており、前記磁極端要素PT2、
前記ギャップ層Gおよび前記磁極端要素PT1bの第2
垂直側壁が、第2垂直面内で連続しており、前記第1お
よび第2の垂直面が、前記ABSに対して垂直であり、
MR複合ヘッドのトラック幅を画定する距離wだけAB
Sで互いに離隔しており、(1)前記MR読取りヘッド
の前記第2シールド層S2と、(2)前記ABSと0ス
ロート・レベルとの間の未画定の磁極端部分と、前記0
スロート・レベルとバック・ギャップとの間のバック部
分とを有する前記底極片P1とを形成するために、前記
バック・ギャップを含み前記ABSから前記バック・ギ
ャップまで、第1磁性層を堆積するステップと、前記A
BSから前記0スロート・レベルまで、前記第1磁性層
の上にギャップ層Gを堆積するステップと、前記第1お
よび第2の垂直側壁を有する画定された前記磁極端要素
PT2を有する前記頂極片P2を形成するため、前記第
1磁性層の上で前記ギャップ層Gの上に第2磁性層を堆
積するステップと、前記磁極端要素PT2の各側面上で
前記第1磁性層に切欠を設けるためのマスクとして前記
磁極端要素PT2を使用して、前記底極片P1の未画定
の磁極端部分のある区域内の前記第1磁性層で、前記A
BSに実質的に平行で前記磁極端要素PT2の第1およ
び第2の側壁に対して角度θの方向に、少なくとも1つ
のイオン・ビームを向けるステップとを含み、前記切欠
によって、垂直のペデスタルを有する前記第1磁性層が
残され、前記垂直ペデスタルが、前記磁極端要素PT1
bであり、前記磁極端要素PT1bに第1および第2の
垂直側壁をもたらし、前記ABSと前記0スロート・レ
ベルとの間の、前記ペデスタルを除く磁性層が、前記磁
極端要素PT1aを含み、前記磁極端要素PT1bおよ
びPT2の第1垂直側壁が、第1垂直面内で位置合せさ
れ、前記磁極端PT1bおよびPT2の第2側壁が、第
2垂直面内で位置合せされ、前記第1および第2の垂直
面が、前記ABSに対して垂直であり、MR複合ヘッド
のトラック幅wを画定するため前記ABSで互いに離隔
されることを特徴とする前記方法。 (47)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、未画定の磁極端部分にイオン・ビームを向
ける前に前記ギャップ層Gにイオン・ビームを向けるス
テップを含み、前記少なくとも1つのイオン・ビームを
向けるステップが、前記磁極端要素PT1bおよびPT
2の第1および第2の垂直側壁にそれぞれ位置合せされ
る第1および第2の側壁を前記ギャップ層Gにもたらす
ことを特徴とする、上記(46)に記載の方法。 (48)前記少なくとも1つのイオン・ビームを向ける
ステップが、第1および第2のイオン・ビームを向ける
ステップを含み、前記第1イオン・ビームが、20゜<
θ<40゜の範囲内の角度θであり、前記第2イオン・
ビームが、65゜<θ<85゜の範囲内の角度θである
ことを特徴とする、上記(46)に記載の方法。 (49)前記第1および第2のイオン・ビームを向ける
ステップが、前記磁極端要素PT2の厚さを減少させ、
前記磁極端要素PT2を形成するために磁性層を堆積す
るステップが、前記少なくとも1つのイオン・ビームを
向けるステップによって引き起こされる前記磁極端要素
PT2の厚さの減少である追加厚さを有する前記磁極端
要素PT2を堆積するステップを含むことを特徴とし、
前記第1および第2のイオン・ビームを向けるステップ
の前に、画定された前記磁極端要素PT2とその各側面
上の区域を露出させる窓を前記ABSと前記0スロート
・レベルとの間のマスク内に残して、前記頂極片P2の
上で実質的に前記0スロート・レベルとバック・ギャッ
プとの間にマスクを堆積するステップを含む上記(4
8)に記載の方法。 (50)前記ギャップ層Gを堆積するステップが、前記
ギャップGに前記ABSでの長さgをもたらす層厚さを
もたらすことを特徴とし、前記ABSでの前記磁極端要
素PT1bの長さが、0.5gから3.0gまでの範囲
内にあることを特徴とする、上記(49)に記載の方
法。 (51)前記第1イオン・ビームが、約30゜の角度θ
であり、前記第2イオン・ビームが、約75゜の角度θ
であることを特徴とする、上記(50)に記載の方法。 (52)前記ギャップ層Gを堆積するステップが、0.
1μmから0.7μmまでの範囲内の厚さgを有するギ
ャップ層Gを堆積するステップを含み、前記磁極端要素
PT2を堆積するステップが、約7μmの層厚さを有す
る前記磁極端要素PT2を堆積するステップを含み、前
記第1および第2のイオン・ビームを向けるステップ
が、約0.7μmの深さである深さを有する切欠を前記
第1磁性層に設け、これによって、約0.7μmの高さ
を有するペデスタルを設けるステップを含み、前記第1
および第2のイオン・ビームを向けるステップが、前記
磁極端要素PT2の層厚さを約2μm減少させることを
特徴とする、上記(51)に記載の方法。 (53)前記第1および第2のイオン・ビームを向ける
ステップが、イオン・ビーム・ミリング・チャンバ内
に、その上に諸層を堆積された第1磁性層を置くステッ
プと、前記第1磁性層およびその上に堆積された諸層に
イオン・ビームを向けている間に、前記第1磁性層およ
びその上に堆積された諸層を一定回転数で回転するステ
ップとを含むことを特徴とする、上記(52)に記載の
方法。 (54)前記第1および第2のイオン・ビームが、同時
に向けられることを特徴とする、上記(53)に記載の
方法。 (55)前記第1および第2のイオン・ビームが、順次
向けられることを特徴とする、上記(53)に記載の方
法。
【0048】
【発明の効果】本発明の実施により、(1)サイドライ
ティングを最小化するために垂直に位置合せされた磁極
端を有する薄膜磁気ヘッドを提供し、(2)オフトラッ
ク性能を改良された薄膜MR複合ヘッドを提供し、
(3)その中の磁気抵抗要素のシールドとして働き、良
好なオフトラック性能を有する書込みヘッドの磁極端と
しても働く第2シールド層S2を有するMR複合ヘッド
を提供し、(4)第2シールド層S2が小さな高さのペ
デスタルを有し、このペデスタルが磁極端層PT1bと
して働き、その下のS2層が書込みヘッドの底極片P1
の磁極端要素PT1aとして働くことを特徴とし、磁極
端層PT1bの側壁が頂磁極端要素PT2の側壁と垂直
に位置合せされることを特徴とする、MR複合ヘッドを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜MR複合ヘッドを使用するディス
ク駆動装置の、原寸大ではない概略図である。
【図2】磁気ディスク上のトラックの上に位置決めされ
た薄膜書込みヘッドの磁極端のクリティカル部分の概略
図である。
【図3】MR読取りヘッドの諸層の上に取り付けられた
書込みヘッドの層を有する薄膜MRヘッドの等角図であ
る。
【図4】図3の書込みヘッドの上面概略図である。
【図5】本発明の薄膜MR複合ヘッドの1実施例の側面
図である。
【図6】図5の平面VI−VIに沿ったABSの図であ
る。
【図7】本発明の薄膜MR複合ヘッドのもう1つの実施
例の側面図である。
【図8】平面VIII−VIIIに沿った、図7に示さ
れたヘッドのABSの図である。
【図9】本発明に従って作られたMR複合ヘッドのサイ
ドライティングを示すグラフである。
【図10】本発明に従って作られたMR複合ヘッドのサ
イドライティングを示すグラフである。
【図11】本発明に従って作られたMR複合ヘッドのサ
イドライティングを示すグラフである。
【図12】本発明に従って作られたMR複合ヘッドのサ
イドライティングを示すグラフである。
【図13】従来技術の誘導ヘッドのABSを示す図であ
る。
【図14】従来技術の薄膜MR複合ヘッドのABSを示
す図である。
【図15】図14に示された従来技術の薄膜MR複合ヘ
ッドの側面図である。
【図16】例のイオン・ビーム・チャンバの概略図であ
る。
【図17】頂磁極端要素PT2の側壁に対してある角度
で開始されるイオン・ミリングをABS側から見た図で
ある。
【図18】ペデスタル磁極端層PT1bを形成するため
にP1/S2層が切り欠かれた、イオン・ミリング・ス
テップの終りであることを除いて、図17と同一の図で
ある。
【図19】図17および図18のカット動作中の屑の再
堆積を除去するために、イオン・ミリングが頂磁極端要
素PT2の側壁に対してより深い角度になっている点を
除いて、図18と同一の図である。
【図20】図17ないし図19の処理に示されるよう
に、カット用のイオン・ビームと除去用のイオン・ビー
ムが順次向けられるのではなく、同時に向けられる点を
除いて、図17と同様の図である。
【図21】ペデスタル磁極端層PT1bを形成するため
の切欠が完了している点を除いて、図20と同一の図で
ある。
【図22】カットと除去の両方のためにより深い角度の
単一のイオン・ビームが用いられている点を除いて、図
17と同様の図である。
【図23】ペデスタル磁極端層PT1bを形成するため
のカットおよび除去動作が完了している点を除いて、図
22と同様の図である。
【図24】垂直の側壁を有する頂磁極端要素PT2を形
成するためのステップの上面概略図である。
【図25】フォトレジスト・フレームが取り除かれた状
態の図24の構造をABS側から見た図である。
【図26】頂磁極端要素PT2を露出されたままにして
マスクされた頂極片P2の上面図である。
【図27】1つまたは複数のイオン・ビームをある角度
でそこに向けられるようにするための、頂磁極端要素P
T2の上のレジスト窓または開口を示す、図26に示さ
れた構造をABS側から見た図である。
【図28】頂磁極端要素PT2の側壁に対してある角度
でイオン・ビーム・ミリングを行い、したがって、ペデ
スタル磁極端層PT1bを形成した後の、結果の磁極端
構造を示す図である。
【図29】図24と同様の図である。
【図30】図25と同様の図である。
【図31】図26と同様の図である。
【図32】図27と同様の図である。
【図33】図28と同様の図である。
【図34】ギャップ層Gからさらに離れた磁極端の残り
と異なる材料を得るために追加のペデスタル磁極端層P
T1cおよび磁極端要素PT2bが堆積されている点を
除いて、図33に類似の図である。
【符号の説明】
G ギャップ層 MR 磁気抵抗要素 P1 底極片 P2 頂極片 PT1 底磁極端要素 PT1a 底磁極端要素 PT1b ペデスタル磁極端層(頂磁極端要素) PT1c ペデスタル磁極端層 PT2 磁極端要素 PT2a 磁極端要素 PT2b 磁極端要素 S1 第1シールド層 S2 第2シールド層 40 磁気ディスク駆動装置 42 磁気ディスク 44 モーター 46 薄膜MR複合ヘッド(MR複合ヘッド) 48 スライダ 50 MR読取りヘッド 52 書込みヘッド 54 エア・ベアリング面(ABS) 56 ヘッド・サスペンション・アセンブリ 58 駆動装置電子回路 59 駆動装置ハウジング 60 書込みヘッドの磁極端要素
フロントページの続き (72)発明者 ジー=シュエイ・ジェリー・ロー アメリカ合衆国95120 カリフォルニア 州サンノゼ ヌーンウッド・コート 7018 (72)発明者 チン・ホワ・ツァン アメリカ合衆国94087 カリフォルニア 州サニーベール ヘレナ・ドライブ 882 (72)発明者 ロバート・エム・ヴァレッタ アメリカ合衆国95621 カリフォルニア 州シトラス・ハイツ ランチョ・ミラー ジュ・コート 7017 (56)参考文献 特開 平5−143939(JP,A) 特開 昭63−55711(JP,A) 特開 平3−100909(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/31 G11B 5/39

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エア・ベアリング面(ABS)と0スロー
    ト・レベルとの間に延びる未画定の磁極端部分を有し、
    前記ABSからバック・ギャップまで延び、書込みヘッ
    ドの底極片P1及びMR読取りヘッドの上側シールド層
    S2として働く少なくとも1つの磁性層を附着するステ
    ップと、 前記ABSと前記0スロート・レベルとの間に延び、第
    1及び第2の垂直側壁を有する画定された磁極端要素P
    T2を有する頂極片P2を、前記ABSから前記バック
    ・ギャップまで、前記底極片P1の上側に形成するよう
    に、もう1つの磁性層を附着するステップと、 前記磁極端要素PT2の前記第1及び第2の垂直側壁に
    対してそれぞれ整列された第1及び第2の垂直側壁を有
    する台状の頂磁極端要素PT1bと、該頂磁極端要素P
    T1bに連続した底磁極端要素PT1aとを前記底極片
    P1に形成するために、前記画定された磁極端要素PT
    2をマスクとして使用して、該画定された前記磁極端要
    素PT2の垂直側壁に対して45°から65°までの角
    度で、前記底極片P1に単一のイオン・ビームを当てる
    ステップとを含む、MR複合ヘッドを製造する方法。
  2. 【請求項2】前記角度は55°であることを特徴とする
    請求項1に記載のMR複合ヘッドを製造する方法。
  3. 【請求項3】エア・ベアリング面(ABS)と0スロー
    ト・レベルとの間に延びる未画定の磁極端部分を有し、
    前記ABSからバック・ギャップまで延び、書込みヘッ
    ドの底極片P1及びMR読取りヘッドの上側シールド層
    S2として働く少なくとも1つの磁性層を附着するステ
    ップと、 前記ABSと前記0スロート・レベルとの間に延び、第
    1及び第2の垂直側壁を有する画定された磁極端要素P
    T2を有する頂極片P2を、前記ABSから前記バック
    ・ギャップまで、前記底極片P1の上側に形成するよう
    に、もう1つの磁性層を附着するステップと、 前記磁極端要素PT2の前記第1及び第2の垂直側壁に
    対してそれぞれ整列された第1及び第2の垂直側壁を有
    する台状の頂磁極端要素PT1bと、該頂磁極端要素P
    T1bに連続した底磁極端要素PT1aとを前記底極片
    P1に形成するために、前記画定された磁極端要素PT
    2をマスクとして使用して、該画定された前記磁極端要
    素PT2の垂直側壁に対して、0°よりも大きく且つ6
    0°よりも小さい角度で、前記底極片P1に第1のイオ
    ン・ビームを当て、次いで、上記垂直側壁に対して60
    °から85°までの角度で、前記底極片P1に第2のイ
    オン・ビームを当てるステップとを含む、MR複合ヘッ
    ドを製造する方法。
  4. 【請求項4】前記第1のイオン・ビームの角度は20°
    から40°までの角度であり、そして前記第2のイオン
    ・ビームの角度は65°から85°までの角度であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のMR複合ヘッドを製造
    する方法。
  5. 【請求項5】前記第1のイオン・ビームの角度は30°
    の角度であり、そして前記第2のイオン・ビームの角度
    は75°の角度であることを特徴とする請求項4に記載
    のMR複合ヘッドを製造する方法。
  6. 【請求項6】エア・ベアリング面(ABS)と0スロー
    ト・レベルとの間に延びる未画定の磁極端部分を有し、
    前記ABSからバック・ギャップまで延び、書込みヘッ
    ドの底極片P1及びMR読取りヘッドの上側シールド層
    S2として働く少なくとも1つの磁性層を附着するステ
    ップと、 前記ABSと前記0スロート・レベルとの間に延び、第
    1及び第2の垂直側壁を有する画定された磁極端要素P
    T2を有する頂極片P2を、前記ABSから前記バック
    ・ギャップまで、前記底極片P1の上側に形成するよう
    に、もう1つの磁性層を附着するステップと、 前記磁極端要素PT2の前記第1及び第2の垂直側壁に
    対してそれぞれ整列された第1及び第2の垂直側壁を有
    する台状の頂磁極端要素PT1bと、該頂磁極端要素P
    T1bに連続した底磁極端要素PT1aとを前記底極片
    P1に形成するために、前記画定された磁極端要素PT
    2をマスクとして使用して、該画定された前記磁極端要
    素PT2の垂直側壁に対して、0°よりも大きく且つ6
    0°よりも小さい角度で、前記底極片P1に第1のイオ
    ン・ビームを当てると同時に、上記垂直側壁に対して6
    0°から85°までの角度で、前記底極片P1に第2の
    イオン・ビームを当てるステップとを含む、MR複合ヘ
    ッドを製造する方法。
  7. 【請求項7】前記第1のイオン・ビームの角度は30°
    の角度であり、そして前記第2のイオン・ビームの角度
    は75°の角度であることを特徴とする請求項6に記載
    のMR複合ヘッドを製造する方法。
  8. 【請求項8】前記底極片P1の未画定の磁極端部分に前
    記イオン・ビームを当てるステップの前に、前記頂極片
    P2の上にフォトレジスト・マスクを附着するステップ
    と、 前記画定された前記磁極端要素PT2が、前記底極片P
    1の未画定の磁極端部分に前記イオン・ビームを当てる
    ステップのためのマスクとして働くことができるよう
    に、前記画定された前記磁極端要素PT2とその各側に
    隣接する区域を露出する窓を前記フォトレジスト・マス
    ク内に設けるステップとを含むことを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6又は7に記載のMR複合ヘッド
    を製造する方法。
  9. 【請求項9】前記もう1つの磁性層を附着するステップ
    の前に、前記底極片P1の未画定の磁極端部分をカバー
    するため前記少なくとも1つの磁性層の上にギャップ層
    Gを附着するステップを含み、 前記イオン・ビームを当てるステップが、前記底極片P
    1の未画定の磁極端部分に前記イオン・ビームを当てる
    前に、前記ギャップ層Gに前記イオン・ビームを当てる
    ステップを含むことを特徴とし、 前記イオン・ビームを当てるステップが、前記頂磁極端
    要素PT1b及び前記磁極端要素PT2の第1及び第2
    の垂直側壁とそれぞれ位置合せされる第1及び第2の垂
    直側壁を前記ギャップ層に設けることを特徴とする請求
    項1,2,3,4,5,6又は7に記載のMR複合ヘッ
    ドを製造する方法。
  10. 【請求項10】前記もう1つの磁性層を附着するステッ
    プの前に、前記底極片P1の未画定の磁極端部分をカバ
    ーするため前記少なくとも1つの磁性層の上にギャップ
    層Gを附着するステップを含み、 前記ギャップ層Gを附着するステップが、ABSで0.
    1μmから0.7μmまでの範囲内の厚さgを有するギ
    ャップ層をもたらすことを特徴とし、 前記ABSでの前記頂磁極端要素PT1bの膜厚が2.
    0gであることを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5,6又は7に記載のMR複合ヘッドを製造する方法。
  11. 【請求項11】前記イオン・ビームを当てるステップ
    が、磁極端要素PT2の厚さを減少させ、 該磁極端要素PT2を附着するステップが、前記イオン
    ・ビームを当てるステップによって引き起こされる前記
    磁極端要素PT2の厚さの減少分に対応する追加厚さを
    有する前記磁極端要素PT2を附着するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7
    に記載のMR複合ヘッドを製造する方法。
  12. 【請求項12】前記イオン・ビームを当てるステップの
    前に、前記画定された磁極端要素PT2とその各側面に
    隣接する区域とを露出する窓を有するマスクを附着する
    ステップを含むことを特徴とする請求項11に記載のM
    R複合ヘッドを製造する方法。
  13. 【請求項13】前記もう1つの磁性層を附着するステッ
    プの前に、前記底極片P1の未画定の磁極端部分をカバ
    ーするため前記少なくとも1つの磁性層の上にギャップ
    層Gを附着するステップを含み、 該ギャップ層Gを附着するステップが、ギャップGに前
    記ABSでの長さgをもたらす層厚さをもたらし、 前記ABSでの前記頂磁極端要素PT1bの膜厚が、
    2.0gであることを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6又は7に記載のMR複合ヘッドを製造する方
    法。
  14. 【請求項14】前記イオン・ビームを当てるステップ
    が、イオン・ビーム・ミリング・チャンバ内に、その上
    に諸層を附着された前記底極片P1を置くステップと、
    該底極片P1及びその上に附着された諸層に前記イオン
    ・ビームを当てている間に、前記底極片P1及びその上
    に附着された諸層を一定回転数で回転するステップとを
    含むことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又
    は7に記載のMR複合ヘッドを製造する方法。
  15. 【請求項15】前記ギャップ層Gを附着するステップ
    が、前記ギャップ層Gに0.1μmから0.7μmまで
    の範囲内の長さgをもたらすステップを含み、 前記別の磁性層を附着するステップが、7μmの層厚さ
    を有する前記磁極端要素PT2を附着するステップを含
    み、 前記イオン・ビームを当てるステップが、各切欠が0.
    7μmの深さになり、前記台状の部分が0.7μmの高
    さを有するように、前記底極片P1に切欠を設けるステ
    ップを含み、 前記イオン・ビームを当てるステップが、前記磁極端要
    素PT2の厚さを2μm減少させることを特徴をする請
    求項1,2,3,4,5,6又は7に記載のMR複合ヘ
    ッドを製造する方法。
  16. 【請求項16】前記もう1つの磁性層を附着するステッ
    プの前に、前記底極片P1の未画定の磁極端部分をカバ
    ーするため前記少なくとも1つの磁性層の上にギャップ
    層Gを附着するステップを含み、 前記ABSでのギャップGの膜厚がgであり、前記イオ
    ン・ビームを当てるステップが、前記ABSでの膜厚が
    0.5gから3.0gまでの範囲内にある前記頂磁極端
    要素PT1bを形成することを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5,6又は7に記載のMR複合ヘッドを製
    造する方法。
  17. 【請求項17】MR読取りヘッドと書込みヘッドとを有
    し、該MR読取りヘッドが、第1及び第2のシールド層
    S1及びS2、該第1及び第2のシールド層S1及びS
    2の間に挟まれた第1及び第2のギャップ層G1及びG
    2、ならびに、該第1及び第2のギャップ層G1及びG
    2の間に挟まれたMR素子を有し、前記書込みヘッド
    が、エア・ベアリング面(ABS)からバック・ギャッ
    プまで延び、該バック・ギャップを含む底極片P1と頂
    極片P2とを含み、該底極片P1が、前記第2シールド
    層S2を構成し、前記底極片P1が、前記ABSと0ス
    ロート・レベルとの間に延びる底磁極端要素PT1a及
    び頂磁極端要素PT1bを有し、前記頂極片P2が、前
    記ABSと前記0スロート・レベルとの間に延びる磁極
    端要素PT2を有し、前記頂磁極端要素PT1bが、前
    記底極片P1に設けられた台状の部分であり、ギャップ
    層Gが、前記頂磁極端要素PT1b及び前記磁極端要素
    PT2の間に挟まれ、前記磁極端要素PT2、前記ギャ
    ップ層G及び前記頂磁極端要素PT1bのそれぞれが、
    第1及び第2の垂直側壁を有し、前記磁極端要素PT
    2、前記ギャップ層G及び前記頂磁極端要素PT1bの
    第1垂直側壁が、第1垂直面内で連続しており、前記磁
    極端要素PT2、前記ギャップ層G及び前記頂磁極端要
    素PT1bの第2垂直側壁が、第2垂直面内で連続して
    おり、前記第1及び第2の垂直面が、前記ABSに対し
    て垂直であり、MR複合ヘッドのトラック幅を画定する
    距離wだけABSにおいて互いに離隔しているMR複合
    ヘッドを製造する方法にして、 (1)前記MR読取りヘッドの前記第2シールド層S2
    と、 (2)前記ABSと0スロート・レベルとの間の未画定
    の磁極端部分と、前記0スロート・レベルとバック・ギ
    ャップとの間のバック部分とを有する前記底極片P1と
    を形成するために、前記ABSから前記バック・ギャッ
    プまで、第1磁性層を附着するステップと、 前記ABSから前記0スロート・レベルまで、前記第1
    磁性層の上にギャップ層Gを附着するステップと、 前記第1及び第2の垂直側壁を有する画定された前記磁
    極端要素PT2を有する前記頂極片P2を形成するよう
    に、前記第1磁性層の上で前記ギャップ層Gの上に第2
    磁性層を附着するステップと、 前記磁極端要素PT2をマスクとして使用して、該磁極
    端要素PT2の垂直側壁に対して、45°から65°の
    角度で、前記底極片P1に単一のイオン・ビームを当て
    て、前記第1磁性層に切欠を形成するステップとを含
    み、 前記切欠の形成により、第1及び第2の垂直側壁を有す
    る台状の前記頂磁極端要素PT1b及び該頂磁極端要素
    PT1bに連続した前記底磁極端要素PT1aが前記第
    1磁性層に形成され、 前記頂磁極端要素PT1b及び前記磁極端要素PT2の
    第1垂直側壁が、第1垂直面に整列され、前記頂磁極端
    要素PT1b及び前記磁極端要素PT2の第2側壁が、
    第2垂直面に整列され、前記第1及び第2の垂直面は、
    前記ABSに対して垂直であり、前記MR複合ヘッドの
    トラック幅wを画定するため前記ABSにおいて互いに
    離隔されることを特徴とするMR複合ヘッドを製造する
    方法。
  18. 【請求項18】前記角度は55°であることを特徴とす
    る請求項17に記載のMR複合ヘッドを製造する方法。
  19. 【請求項19】MR読取りヘッドと書込みヘッドとを有
    し、該MR読取りヘッドが、第1及び第2のシールド層
    S1及びS2、該第1及び第2のシールド層S1及びS
    2の間に挟まれた第1及び第2のギャップ層G1及びG
    2、ならびに、該第1及び第2のギャップ層G1及びG
    2の間に挟まれたMR素子を有し、前記書込みヘッド
    が、エア・ベアリング面(ABS)からバック・ギャッ
    プまで延び、該バック・ギャップを含む底極片P1と頂
    極片P2とを含み、該底極片P1が、前記第2シールド
    層S2を構成し、前記底極片P1が、前記ABSと0ス
    ロート・レベルとの間に延びる底磁極端要素PT1a及
    び頂磁極端要素PT1bを有し、前記頂極片P2が、前
    記ABSと前記0スロート・レベルとの間に延びる磁極
    端要素PT2を有し、前記頂磁極端要素PT1bが、前
    記底極片P1に設けられた台状の部分であり、ギャップ
    層Gが、前記頂磁極端要素PT1b及び前記磁極端要素
    PT2の間に挟まれ、前記磁極端要素PT2、前記ギャ
    ップ層G及び前記頂磁極端要素PT1bのそれぞれが、
    第1及び第2の垂直側壁を有し、前記磁極端要素PT
    2、前記ギャップ層G及び前記頂磁極端要素PT1bの
    第1垂直側壁が、第1垂直面内で連続しており、前記磁
    極端要素PT2、前記ギャップ層G及び前記頂磁極端要
    素PT1bの第2垂直側壁が、第2垂直面内で連続して
    おり、前記第1及び第2の垂直面が、前記ABSに対し
    て垂直であり、MR複合ヘッドのトラック幅を画定する
    距離wだけABSにおいて互いに離隔しているMR複合
    ヘッドを製造する方法にして、 (1)前記MR読取りヘッドの前記第2シールド層S2
    と、 (2)前記ABSと0スロート・レベルとの間の未画定
    の磁極端部分と、前記0スロート・レベルとバック・ギ
    ャップとの間のバック部分とを有する前記底極片P1と
    を形成するために、前記ABSから前記バック・ギャッ
    プまで、第1磁性層を附着するステップと、 前記ABSから前記0スロート・レベルまで、前記第1
    磁性層の上にギャップ層Gを附着するステップと、 前記第1及び第2の垂直側壁を有する画定された前記磁
    極端要素PT2を有する前記頂極片P2を形成するよう
    に、前記第1磁性層の上で前記ギャップ層Gの上に第2
    磁性層を附着するステップと、 前記磁極端要素PT2をマスクとして使用して、該磁極
    端要素PT2の垂直側壁に対して、0°より大きく且つ
    60°よりも小さい角度で、前記底極片P1に第1のイ
    オン・ビームを当て、次いで、上記垂直側壁に対して6
    0°から85°までの角度で、前記底極片P1に第2の
    イオン・ビームを当てて前記第1磁性層に切欠を形成す
    るステップとを含み、 前記切欠の形成により、第1及び第2の垂直側壁を有す
    る台状の前記頂磁極端要素PT1b及び該頂磁極端要素
    PT1bに連続した前記底磁極端要素PT1aが前記第
    1磁性層に形成され、 前記頂磁極端要素PT1b及び前記磁極端要素PT2の
    第1垂直側壁が、第1垂直面に整列され、前記頂磁極端
    要素PT1b及び前記磁極端要素PT2の第2側壁が、
    第2垂直面に整列され、前記第1及び第2の垂直面が、
    前記ABSに対して垂直であり、前記MR複合ヘッドの
    トラック幅wを画定するため前記ABSにおいて互いに
    離隔されることを特徴とするMR複合ヘッドを製造する
    方法。
  20. 【請求項20】前記第1のイオン・ビームの角度は20
    °から40°までの角度であり、そして前記第2のイオ
    ン・ビームの角度は65°から85°までの角度である
    ことを特徴とする請求項19に記載のMR複合ヘッドを
    製造する方法。
  21. 【請求項21】前記第1のイオン・ビームの角度は30
    °の角度であり、そして前記第2のイオン・ビームの角
    度は75°の角度であることを特徴とする請求項20に
    記載のMR複合ヘッドを製造する方法。
  22. 【請求項22】MR読取りヘッドと書込みヘッドとを有
    し、該MR読取りヘッドが、第1及び第2のシールド層
    S1及びS2、該第1及び第2のシールド層S1及びS
    2の間に挟まれた第1及び第2のギャップ層G1及びG
    2、ならびに、該第1及び第2のギャップ層G1及びG
    2の間に挟まれたMR素子を有し、前記書込みヘッド
    が、エア・ベアリング面(ABS)からバック・ギャッ
    プまで延び、該バック・ギャップを含む底極片P1と頂
    極片P2とを含み、該底極片P1が、前記第2シールド
    層S2を構成し、前記底極片P1が、前記ABSと0ス
    ロート・レベルとの間に延びる底磁極端要素PT1a及
    び頂磁極端要素PT1bを有し、前記頂極片P2が、前
    記ABSと前記0スロート・レベルとの間に延びる磁極
    端要素PT2を有し、前記頂磁極端要素PT1bが、前
    記底極片P1に設けられた台状の部分であり、ギャップ
    層Gが、前記頂磁極端要素PT1b及び前記磁極端要素
    PT2の間に挟まれ、前記磁極端要素PT2、前記ギャ
    ップ層G及び前記頂磁極端要素PT1bのそれぞれが、
    第1及び第2の垂直側壁を有し、前記磁極端要素PT
    2、前記ギャップ層G及び前記頂磁極端要素PT1bの
    第1垂直側壁が、第1垂直面内で連続しており、前記磁
    極端要素PT2、前記ギャップ層G及び前記頂磁極端要
    素PT1bの第2垂直側壁が、第2垂直面内で連続して
    おり、前記第1及び第2の垂直面が、前記ABSに対し
    て垂直であり、MR複合ヘッドのトラック幅を画定する
    距離wだけABSにおいて互いに離隔しているMR複合
    ヘッドを製造する方法にして、 (1)前記MR読取りヘッドの前記第2シールド層S2
    と、 (2)前記ABSと0スロート・レベルとの間の未画定
    の磁極端部分と、前記0スロート・レベルとバック・ギ
    ャップとの間のバック部分とを有する前記底極片P1と
    を形成するために、前記ABSから前記バック・ギャッ
    プまで、第1磁性層を附着するステップと、 前記ABSから前記0スロート・レベルまで、前記第1
    磁性層の上にギャップ層Gを附着するステップと、 前記第1及び第2の垂直側壁を有する画定された前記磁
    極端要素PT2を有する前記頂極片P2を形成するよう
    に、前記第1磁性層の上で前記ギャップ層Gの上に第2
    磁性層を附着するステップと、 前記磁極端要素PT2をマスクとして使用して、該磁極
    端要素PT2の垂直側壁に対して、0°より大きく且つ
    60°よりも小さい角度で、前記底極片P1に第1のイ
    オン・ビームを当てると同時に、上記垂直側壁に対して
    60°から85°までの角度で、前記底極片P1に第2
    のイオン・ビームを当てて前記第1磁性層に切欠を形成
    するステップとを含み、 前記切欠の形成により、第1及び第2の垂直側壁を有す
    る台状の前記頂磁極端要素PT1b及び該頂磁極端要素
    PT1bに連続した前記底磁極端要素PT1aが前記第
    1磁性層に形成され、 前記頂磁極端要素PT1b及び前記磁極端要素PT2の
    第1垂直側壁が、第1垂直面に整列され、前記頂磁極端
    要素PT1b及び前記磁極端要素PT2の第2側壁が、
    第2垂直面に整列され、前記第1及び第2の垂直面は、
    前記ABSに対して垂直であり、前記MR複合ヘッドの
    トラック幅wを画定するため前記ABSにおいて互いに
    離隔されることを特徴とするMR複合ヘッドを製造する
    方法。
  23. 【請求項23】前記第1のイオン・ビームの角度は30
    °の角度であり、そして前記第2のイオン・ビームの角
    度は75°の角度であることを特徴とする請求項22に
    記載のMR複合ヘッドを製造する方法。
  24. 【請求項24】前記イオン・ビームを当てるステップ
    が、前記未画定の磁極端部分にイオン・ビームを当てる
    前に前記ギャップ層Gにイオン・ビームを当てるステッ
    プを含み、 前記イオン・ビームを当てるステップが、前記頂磁極端
    要素PT1b及び磁極端要素PT2の第1及び第2の垂
    直側壁にそれぞれ整列される第1及び第2の側壁を前記
    ギャップ層Gにもたらすことを特徴とする、請求項1
    7,18,19,20,21,22又は23に記載のM
    R複合ヘッドを製造する方法。
  25. 【請求項25】前記イオン・ビームを当てるステップ
    が、磁極端要素PT2の厚さを減少させ、 該磁極端要素PT2を附着するステップが、前記イオン
    ・ビームを当てるステップによって引き起こされる前記
    磁極端要素PT2の厚さの減少分に対応する追加厚さを
    有する前記磁極端要素PT2を附着するステップを含
    み、 前記イオン・ビームを当てるステップの前に、前記画定
    された磁極端要素PT2とその各側面に隣接する区域と
    を露出する窓を有するマスクを附着するステップを含む
    ことを特徴とする請求項17,18,19,20,2
    1,22又は23に記載のMR複合ヘッドを製造する方
    法。
  26. 【請求項26】前記もう1つの磁性層を附着するステッ
    プの前に、前記底極片P1の未画定の磁極端部分をカバ
    ーするため前記少なくとも1つの磁性層の上にギャップ
    層Gを附着するステップを含み、 前記ABSでのギャップGの膜厚がgであり、前記イオ
    ン・ビームを当てるステップが、前記ABSでの膜厚が
    0.5gから3.0gまでの範囲内にある前記頂磁極端
    要素PT1bを形成することを特徴とする請求項17,
    18,19,20,21,22又は23に記載のMR複
    合ヘッドを製造する方法。
  27. 【請求項27】前記ギャップ層Gを附着するステップ
    が、前記ギャップ層Gに0.1μmから0.7μmまで
    の範囲内の長さgをもたらすステップを含み、 前記別の磁性層を附着するステップが、7μmの層厚さ
    を有する前記磁極端要素PT2を附着するステップを含
    み、 前記イオン・ビームを当てるステップが、各切欠が0.
    7μmの深さになり、前記台状の部分が0.7μmの高
    さを有するように、前記底極片P1に切欠を設けるステ
    ップを含み、 前記イオン・ビームを当てるステップが、前記磁極端要
    素PT2の厚さを2μm減少させることを特徴をする請
    求項17,18,19,20,21,22又は23に記
    載のMR複合ヘッドを製造する方法。
  28. 【請求項28】前記イオン・ビームを当てるステップ
    が、イオン・ビーム・ミリング・チャンバ内に、その上
    に諸層を附着された前記底極片P1を置くステップと、
    該底極片P1及びその上に附着された諸層に前記イオン
    ・ビームを当てている間に、前記底極片P1及びその上
    に附着された諸層を一定回転数で回転するステップとを
    含むことを特徴とする請求項17,18,19,20,
    21,22又は23に記載のMR複合ヘッドを製造する
    方法。
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