WO1997038523A1 - Equipement de telecopie et procede servant a informer du resultat de la communication - Google Patents

Description

明 細 書 ファクシミリ装置及び通信結果通知方法 技術分野

本発明は、 LAN経由で受信した中継ファクシミリデ一夕の送信結果又はプリ ントデ一夕の処理結果を、 ファクシミリ送信依頼ノード、 プリント依頼ノード、 管理者ノードの電子メールァドレスに通知する処理結果通知システムに関するも のである。 背景技術

プリン卜装置、 ファクシミリ装置が LAN (Local Area Network) に接続され ていて、 プリント装置、 ファクシミリ装置に対してその LANに接続されている パーソナルコンピュータから印刷処理、 ファクシミリ送信処理を依頼できるシス テムが普及している。

かかるシステムにおいて、 典型的にはプリン卜装置、 ファクシミリ装置はパー ソナルコンピュータから依頼された各々の処理を実行して終了する。 用紙切れ、 紙詰まりなどが発生した場合、 プリント装置又はファクシミリ装置に備わった表 示部に異常メッセージが表示される。 異常情報をファクシミリ出力 （プリントァ ゥト） する機能を備えたファクシミリ装置もある。 パーソナルコンピュータから プリント装置又はファクシミリ装置に印刷処理又はファクシミリ送信処理を依頼 した依頼者は、 表示部に異常メッセージが表示されていなければ処理が正常に終 了したものとみなす。

第 24図はプリン卜装置及びファクシミリ装置の接続された LANのネットヮ ーク構成を示しており、 第 25図は従来のプリン卜装置の機能ブロックを示して いる。 プリント装置 2 1 0、 パーソナルコンピュータ 21 1及びネットワーク接 続型のファクシミリ装置 （以下、 「NETFAX」 と呼ぶ） 21 2が LAN21 3上に接続されている。 Ί

フリン卜装置 2 1 0は、 装置全体の制御を行う C Ρし' 22 1、 プログラムが格 納される Κ〇λί22 2、 プログラムが作業領域として使用する RAM 22 3 L PD等のプリン夕プロ卜コルでプリン卜処理を行うプリン夕部 224、 プリン卜 データを LAN上でやりとりする LANィンターフェイス部 225を有する。 また、 NETFAX2 1 2は、 プリン夕部 224に代えてファクシミリデータ の送受信処理を行う FAX部を備える。 以下、 依頼者が NETFAX又はプリン 卜装置に対してファクシミリ送信又はプリント処理を依頼するための情報処理端 末を依頼者ノードと呼ぶこととする。 パーソナルコンピュータ 2 1 1が依頼者ノ ードとなる。

依頼者ノード 2 1 1がプリン卜装置 2 1 0に対してプリン卜処理を依頼し、 そ の依頼を受け取ったプリント装置 2 1 0が LAN 2 1 3経由でブリン卜データを 取り込み印刷する。 また、 依頼者ノード 2 1 1が NETF AX2 1 2に対してフ ァクシミリ送信を依頼して LAN2 1 3経由でファクシミリデ一夕を渡し、 NE TFAX2 1 2がファクシミリデータを電話番号で指定された他のファクシミリ 装置へ公衆回線網 （P STN) 経由でファクシミリ送信する。

しかしながら、 上述の従来技術では、 依頼者ノード 2 1 1から NETFAX2 1 2に対してファクシミリ送信処理を依頼した後、 依頼者が直接に NETFAX の設置場所まで出向いてその表示部をチェックしなければ、 正常にファクシミリ 送信が終了したのか否か知ることができない。

NETFAXから異常を示すメッセージがプリン卜ァゥ卜される場合であって も、 ファクシミリ送信処理の依頼があってから異常を示すメッセージがプリント ァゥ卜されて手元に戻るまでにはタイムラグがあるため、 正常にファクシミリ送 信されなかった事実が長時間に亙って依頼者に伝わらない可能性がある。

また、 ファクシミリ送信処理を依頼した依頼者とは別に、 そのファクシミリ送 信済みの事実を一人以上の管理者へ報告しなければならない場合がある。 このよ うな場合、 管理者一人一人にファクシミリ送信結果を報告したり、 不在の管理者 にはファクシミリ送信結果を記したメモを残すなど手間がかかっていた。

依頼者ノード 2 1 1からプリン卜装置 2 1 0に対してプリン卜処理を依頼した 場台もファクシミリ送信の場合と同様の不都合が生じていた。

また、 プリント処理の場合、 本体に異常メッセージが表示されていないが自分 が依頼したプリントデ一夕がなかなかプリントされない時、 キューが混んでいる 二とによるプリントキュ一待ち状態だとしても、 キューチェックコマンドにより チェックを行わない限り状態を知ることはできず、 何度も時間をおいてプリン夕 一をチェックしにいかなければならない手間が生じる。

さらに、 全ての異常が表示部に表示されるわけではないので、 表示部には表示 されないが特別すぐに知りたい結果がある場合でも立ち上げ直しなどにより無理 矢理解決するまで知ることができない場合があつた。 発明の開示

本発明は、 上記従来の問題点を解決するもので、 N E T F A X又はプリン卜装 置が L A N経由で依頼されたファクシミリ送信処理又はプリン卜処理の処理結果 を、 その処理結果の通知を要求している依頼者ノード又は管理者ノードへ電子メ ールで迅速に通知することができ、 ネッ卜ワーク経由で依頼した処理の結果通知 作業を効率化することのできるファクシミリ装置及び通信結果通知方法を提供す ることを目的とする。

本発明のファクシミリ装置は、 依頼ノードから L A N経由で受け取ったファク シミリデータを前記依頼ノードから指示された宛先へファクシミリ送信するファ クシミリ装置において、 前記依頼ノードから前記 L A N上に送出されたファクシ ミリデ一夕を当該 L A Nから取り込む取込部と， 取り込まれた前記ファクシミリ データの中からファクシミリ送信の処理結果の通知先となる通知先ノードの電子 メールァドレスを抽出する抽出部と、 前記ファクシミリデータについて実行され た送信処理の処理結果を検知する検知部と、 検知された前記処理結果を前記通知 先ノードの前記電子メールァドレスに電子メールで通知する通知部と、 を具備す る。

また、 本発明のプリン卜装置は、 依頼ノードから L A N経由で受け取ったプリ ントデ一夕を印刷処理するプリン卜装置において、 前記依頼ノードから前記 L A N上に送出されたプリン卜データを当該 L A Nから取り込む取込部と、 取り込ま れた前記プリン卜データの中から印刷処理の処理結果の通知先となる通知先ノー ドの電子メールァドレスを抽出する油出部と、 前記プリン卜データについて実行 された印刷処理の処理結果を検知する検知部と、 検知された前記処理結果を前記 通知先ノードの前記電子メールァドレスに電子メールで通知する通知部とを具備 する。

以上のように構成されたファクシミリ装置及びプリン卜装置によれば、 受信デ 一夕中から通知用電子メールァドレスを認識できることにより、 ファクシミリ送 信又はプリント処理の結果が正常、 異常両方のいづれの場合においても、 電子メ ールにより結果を通知することができるため、 送信処理又はプリン卜処理を依頼 する側はその場で結果を知ることが可能となる。 また、 何度もファクシミリ装置 又はプリント装置のところへいってチェックするといつた無駄な手間も省けるこ とになる。

本発明のファクシミリ装置は、 前記 L A Nから取り込まれた複数のファクシミ リデータを蓄積する蓄積部と、 ファクシミリデ一夕から抽出された通知先ノード の電子メールァドレスを抽出元のファクシミリデ一夕に夫々対応させて記憶する テーブルと、 処理結果が検知されたファクシミリデータに対応した通知先ノード の電子メールァドレスを前記テーブルから取り出して前記通知部へ知らせる機能 と、 を具備する。

本発明のプリント装置は、 前記 L A Nから取り込まれた複数のプリントデ一夕 を蓄積する蓄積部と、 前記プリントデータから抽出された通知先ノードの電子メ —ルァドレスを抽出元のプリン卜デ一夕に夫々対応させて記憶するテーブルと、 処理結果が検知されたプリントデータに対応した通知先ノードの電子メールァド レスを前記テーブルから取り出して前記通知手段へ知らせる機能とを具備する。 以上のように構成されたファクシミリ装置及びプリント装置によれば、 ファク シミリ送信又はプリント処理を依頼する側が複数であり、 受信するデータも複数 になった場合において、 各データの処理結果を各データに付加された通知用電子 メールァドレスに対してそれぞれ個別に通知することができるため、 処理依頼側 δ

は自分が依頼した処理結果だけを得ることが可能となる。 また、 一人の処理依頼 者が複数のデータ処理を依頼でき、 処理結果に加えてファイル名も通知されるた め、 どの処理が正常に終了し、 どの処理が異常かがその場で知ることができる。 本発明のファクシミリ装置は、 L A Nから取り込まれたファクシミリデ一夕の 中から前記通知先ノードへ通知可能な処理結果項目を抽出する抽出部と、 検知さ れた処理結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれていれば、 その処理結 果を前記通知先ノードへ通知するように前記通知手段に指示する指示部とを具備 する。

本発明のプリン卜装置は、 L A Nから取り込まれたプリントデ一夕の中から前 記通知先ノードへ通知可能な処理結果項目を抽出する抽出部と、 検知された処理 結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれていれば、 その処理結果を前記 通知先ノードへ通知するように前記通知手段に指示する指示部とを具備する。 以上のように構成されたファクシミリ装置及びプリント装置によれば、 受信し たファクシミリデ一夕又はプリン卜データの中から通知用電子メールァドレスに 加えて通知を可能とする結果情報の種類を認識できることにより 送信処理又は はプリン卜処理の結果と一致した場合に限り結果を通知することができるため、 処理依頼側は発生時に通知して欲しい結果情報の種類のみをダイナミックに指定 することが可能となる。

本発明のファクシミリ装置は、 前記ファクシミリデータの中から抽出された処 理結果項目に送信待ちの項目が含まれている場合、 ファクシミリ送信の待ちキュ —状態が検出されたときには、 待ちキュー数、 キューサイズを含む付属情報を前 記通知先ノードの電子メールァドレスにファクシミリデ一夕受信後すぐに通知す る。

本発明のプリン卜装置は， 前記プリン卜データの中から抽出された処理結果項 目に印刷待ちの項目が含まれている場合、 印刷の待ちキュー状態が検出されたと きには、 待ちキュー数、 キューサイズを含む付属情報を前記通知先ノードの電子 メールァドレスにプリントデ一夕受信後すぐに通知する。

以上のように構成されたファクシミリ装置及びプリン卜装置によれば、 ファク シミリデータ又はプリントデ一夕中に付加された通知可能結果情報の種類と、 処 理結果とが 「プリン卜キュー待ち」 で一致した場合において、 通知用電子メール アドレスに対し 「プリントキュー待ち」 である旨と、 さらにその付属情報として キューの数、 およびキューサイズが通知されるため、 処理依頼側は正常終了が通 知されな 、理由がわかると同時に、 どの位で処理が実行され正常終了のメッセ一 ジが通知されるのか、 おおよその検討をつけることができる。 そのため、 なかな かプリン卜デ一夕が出力されず、 何度もタイミングをみてプリンターのところへ 様子を見に行ったり、 あるいはキューチェックコマンドによりプリン卜キュー状 態をチェックしたりといった面倒が省けることになる。

本発明のファクシミリ装置は、 前記 L A N経由で電子メールを受信する受信部 と、 受信した電子メールの中から管理者ノードの電子メールァドレスを抽出する 抽出部と， 前記管理者ノードの電子メールアドレスを記憶するメモリと、 検知さ れた前記処理結果を前記管理者ノードの電子メールァドレスに電子メールで通知 する通知部とを具備する。

本発明のプリント装置は、 前記 L A N経由で電子メールを受信する受信部と、 受信した電子メールの中から管理者ノードの電子メールァドレスを抽出する抽出 部と、 前記管理者ノードの電子メールアドレスを記憶するメモリと、 検知された 前記処理結果を前記管理者ノードの電子メールァドレスに電子メールで通知する 通知部とを具備する。

以上のように構成されたファクシミリ装置及びプリン卜装置によれば、 一つ以 上の管理者通知用電子メールァドレスを電子メールによりあらかじめ登録できる ため、 処理結果の種類により、 処理を依頼した側とさらに一人以上の管理者に対 しても結果を通知したい場合において、 同時に結果を知らせることができる。 ま た、 管理者通知用電子メールァドレスとデータ中に付加された通知可能結果情報 を対応づけることにより、 発生する処理結果に応じて別々の管理者にその旨を通 知することが可能となる。 さらに、 複数の管理者通知用電子メールアドレスが登 録できるため、 1つの結果情報を複数の管理者へ通知したり、 逆に複数の結果情 報を一人の管理者へ通知することができる。 そのため、 特別な結果が生じた場合 、 管理者一人一人に報告する必要がなくなる。 図面の簡単な説明

第 1図は、 第 1の実施例に係る通信結果通知システムにおけるファクシミリ装 置の機能ブロック図、

第 2図は、 ファクシミリ出力結果を通知用電子メールァドレスに通知する手順 を示すフロ一図、

第 3図は、 第 2の実施例に係る通信結果通知システムにおけるファクシミリ装 置に対する依頼ルートを示すネッ 卜ワーク構成図、

第 4図は、 第 2の実施例に係る通信結果通知システムにおけるファクシミリ装 置の機能ブロック図、

第 5図は、 第 2の実施例においてメールデータに付加した中継用ァドレスを示 す図、

第 6図は、 第 2の実施例においてメールデータに付加した印刷用ァドレスを示 す図、

第 7図は、 パスヮード及びドメイン名の管理テ一ブルの構成図、

第 8図は、 ファクシミリデータから取り出した宛先電話番号と発信元ァドレス を示す図、

第 9図は、 第 2の実施例において送信結果を通知用電子メールァドレスに通知 する全体の手順を示すフロー図、

第 1 0図は、 第 2の実施例において送信結果をメールする手順を示すフロー図 第 1 1図は、 送信結果を制御部間で受け渡すシーケンス図、

第 1 2図は、 第 3の実施例に係る通信結果通知システムにおけるプリント装置 の機能ブロック図、

第 1 3図は、 第 3の実施例におけるプリント結果を通知用電子メールアドレス に通知する手順を示すフロー図、

第 1 4図は、 第 3の実施例におけるプリン卜結果正常結果通知フロ一図、 第 1 5図は、 第 3の実施例におけるプリント結果異常結果通知フロー図、 第 1 6図は、 第 4の実施例において複数の通知用電子メールアドレスへ各プリ ン卜結果を通知する手順を示すフロー図、

第 1 7図は、 第 4の実施例におけるプリン卜データと通知用電子メールァドレ ス対応テーブル図、

第 1 8図は、 第 5の実施例におけるプリン卜結果と通知可能結果情報が一致し た場合に結果を通知する手順を示すフロー図、

第 1 9図は、 第 5の実施例における通知用電子メールアドレスと通知可能結果 情報対応テーブル図、

第 2 ϋ図は、 第 6の実施例におけるプリントキユー待ち時に結果を通知する手 順を示すフロー図、

第 2 1図は、 第 7の実施例におけるプリン卜結果を管理者通知用電子メールァ ドレスに通知する手順を示すフロー図、

第 2 2図は、 第 8の実施例におけるプリント結果と管理者用通知可能結果情報 がー致した場合に結果を通知する手順を示すフロー図、

第 2 3図は、 第 8の実施例における管理者通知用電子メールァドレスと通知可 能結果情報対応テーブル図、

第 2 4図は、 L A N経由でプリン卜及びファクシミリ送信する既存のシステム 構成図、

第 2 5図は、 従来のプリント装置の機能ブロック図である。 発明を実施するための最良の形態

以下、 本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。

(第 1の実施例）

第 1の実施例は N E T F A Xからファクシミリ送信の処理結果を電子メールで 依頼者ノードに通知する通信結果通知システムの例である。 第 2 4図に示したネ ッ トワーク構成を例にして説明する。

第 1図は通信結果通知システムにおける N E T F A Xの機能ブロックを示して いる。 二の NETFAXは、 装置全体の制御を行う C PU 1、 プログラムが格納 される ROM 2、 プログラムが作業領域として使用する RAM 3、 フォーマット 変換部 4、 ファクシミリデ一夕蓄積部 5、 ファクシミリ部 6、 LANインターフ エイス部 7、 モデム 8、 ネットワークコントロールユニット 9を備えている。

LANインターフェイス部 7で LANからファクシミリデータを取り込むため に必要な手順が実行される。 フォーマット変換部 4は、 LAN経由で受信した送 信原稿のィメージデ一夕を G 3ファクシミリのフォーマツ卜に変換する。 ファク シミリデータ蓄積部 5に受信したファクシミリデ一夕が一旦蓄えられる。 ファク シミリ部 6でファクシミリデ一夕の送受信処理が行われる。 モデム 8でデータ送 受信の際に必要な変調又は復調をかけ、 ネッ卜ワークコントロールュニッ卜 9で 回線を制御する。

第 2図は、 ファクシミリ送信処理の結果を通知用電子メールァドレスに対し通 知する処理を示すフローチャートである。 第 24図において NETFAX (21 2) から依頼者ノード （21 1) にファクシミリ送信処理の結果を通知する場合 、 依頼者ノードがファクシミリデ一夕のヘッダ部に当該依頼者ノードのネットヮ ーク上での電子メールァドレスを組み込んで送る

NET FAXでは、 LANィンターフェイス部 7で依頼者ノードから LAN経 由で送られてくるファクシミリデ一夕を受信し （s t 1) 、 この受信したファク シミリデータを一旦ファクシミリデ一夕蓄積部 5に蓄積しておく （s t 2) 。

C PU 1は、 受信したファクシミリデ一夕に付加されている通知用電子メール アドレスをデータの中から認識し （s t 3) 、 その通知用電子メールアドレスを RAM 3内に設けたテーブル 10に登録する （s t 4) 。 ファクシミリデ一夕と して受信したィメ一ジデ一夕をフォーマツ卜変換部 4で G 3ファクシミリのフォ —マツ卜に変換する （ s t 5) 。

一方で、 C P U 1が依頼者ノードから依頼されたファクシミリ送信処理をファ クシミリ部 6に対して指示する。 ファクシミリ部 6は、 G 3ファクシミリに合わ せてフォ一マツ卜変換されたファクシミリデータの送信処理を行う （s t 6) 。

C PU 1は、 ファクシミリ部 6にファクシミリ送信処理の指示を出してからファ !0

クシミリ受信処理の結果を検知する （s t 8) 。

予め登録されている通知メッセージの中からファクシミリ部 6での処理結果に 基づいた通知メッセージを決め （s t 8) 、 その通知メッセージをテーブル 10 に登録しておいた通知用電子メールアドレスに電子メールにて通知する （s t 9 ) 。 ここでは、 通知用電子メールアドレスに依頼者ノード 2 1 1を設定している ので、 通知メッセージの電子メールが依頼者ノード 2 1 1の電子メールアドレス へ届けられる。

このような第 1の実施例によれば、 ファクシミリ送信処理の結果が電子メール によりファクシミリ送信依頼ノードへ通知される。 したがって、 ファクシミリ送 信が正常終了した場合には正常終了した旨の通信結果をファクシミリ送信依頼ノ 一ドで受け取ることができ、 異常の場合には送信エラ一があった旨の通信結果を ファクシミリ送信依頼ノードで受け取ることができる。 依頼者自信が、 わざわざ ファクシミリ装置の設置場所まで出向いていき表示部の表示内容 （異常メッセ一 ジ） をチェックする必要がなくなる。 表示部に未達届け等のメッセージが出力さ れた場合に、 表示部をチエツクし忘れた等の理由でメッセージが正しく伝わらな いといつた事態を未然に防ぐことができる。

NETFAXが P STNから受信したファクシミリデ一夕の受信結果を電子メ ールで LAN上の受信ノードに転送する場合について説明する。

ファクシミリデータを発信する発信ノードカ ファクシミリデータのヘッダ部 に受信ノードのネッ卜ワーク上での電子メールァドレスを組み込んで送る。

NET FAXでは、 ファクシミリ部 6で P STNからファクシミリデータを受 信し （s t 2 1) 、 ファクシミリデータを一旦ファクシミリデータ蓄積部 5に蓄 積する （ s t 22) 。 C PU 1は、 受信したファクシミリデ一夕のヘッダ部に挿 入された受信ノードの通知用電子メールアドレスをデータの中から認識し （s t 23) 、 その通知用電子メールアドレスを RAM 3内に設けたテーブル 10に登 録する （ s t 24) 。

1頁又は全頁のファクシミリデータをファクシミリデ一夕蓄積部 5に保存した ところで、 イメージデータの印刷を開始する （s t 25) 。 ファクシミリデ一夕 の受信から印刷までの処理工程を経てファクシミリ受信処理を終了する。

ファクシミリ受信処理の結果を検知し （s t 26) 、 予め登録されている通知 λッセージの中からファクシミリ部 6での処理結果に基づいた通知メッセージを 決める （ s t 2 7) 。 そして、 テーブル〗 0に登録しておいた受信ノードの電子 メールアドレスにその通知メッセージを電子メールにて通知する （s t 28) 。 このような第 1の実施例によれば、 ファクシミリ受信処理の結果が電子メール により受信ノードへ通知されるので、 受信ノ一ドにてファクシミリデ一夕がいつ 到着したか知ることができ、 ファクシミリ到着後すぐに入手することができると 共に、 送付されたファクシミリデ一夕がなかなか送付先の手元に届かないといつ た問題も解決される。

(第 2の実施例）

第 3図は、 第 2の実施例に係る通信結果通知システムの適用される通信ネッ卜 ワークの構成例を示している。 LAN 1 1にパーソナルコンピュータ （PC) で 構成される第 1の依頼者ノード 1 2、 管理者ノード 1 3、 NETFAX 1 6が接 続されている。 NETFAX 14は PSTN 1 5経由で G3 FAX 1 6につなが り電話回線によるファクシミリ通信ができる。 また， LAN 1 1が接続されるィ ンターネット 1 7には複数の LANが属しており、 その中の一つの LAN 1 8上 に別の依頼者ノード 1 9及び NETFAX20が存在している。 以下、 NETF AX 1 4がファクシミリデ一夕の中継及び印刷を行うものとして説明する。 第 4図は、 NETFAX 1 4の機能ブロックを示している。 NETFAX 14 は、 FAX制御部 2 1と LAN制御部 30とを備えている。 FAX制御部 2 1に は、 ファクシミリ送受信処理及び送信結果通知処理を主に制御する C P U 22、 CPU 22の実行するプログラムが格納された ROM 23、 各種テーブルが登録 され又作業領域として使用される RAM24が備えられている。 さらに、 FAX 制御部 2 1には、 送信原稿の読取りを行うスキャナ部 2 5、 イメージデータを印 刷するプリン夕部 26、 電話番号、 電子メールアドレス等の各種情報を入力でき るパネル部 27、 ファクシミリデ一夕を変調及び復調するモデム 28、 LAN制 御部 30との間でデータをやり取りするシリァルイン夕フェース 29が備えられ ている。 一方、 LAN制御部 30には、 LAN 1 1との間でのファクシミリデー タのやり取りを主に制御する C PU 31、 C PU 3 1を動作させるプログラムの 格納された ROM 32、 プログラムの使用するデータが格納される RAM 33、 イーサネッ 卜等の LAN 1 1に接続するための LANインタフェース 34、 F A X制御部 2 1に接続するためのシリァルインタフェース 3 δを備えている。 依頼者ノード （ 12、 19、 20) が NET FAX 14にファクシミリデータ の中継又は印刷を依頼する場合、 依頼者ノードでファクシミリデータ又は印刷デ 一夕を電子メール又はフレームにして LAN 1 1のデータス卜リームに送出する 。 依頼者ノードは、 ファクシミリデータ又は印刷データを搬送する電子メール又 はフレームの宛先ァドレスに、 印刷用ァドレス又は中継用ァドレスのいずれかを データ内容に台わせて設定する。

第 5図に中継用アドレスの具体例を示している。 この中継用アドレスは、 NE TFAX 14にファクシミリデ一夕を中継させるためのパスヮードと、 宛先の G 3 FAX 16の電話番号と、 NETF AX 14のホス卜名と、 ドメイン名とで構 成されている。 宛先ァドレスのうち #と@とで挟んだ部分が宛先となる G 3 F A X I 6の電話番号であることを示している。 第 6図は印刷用アドレスの具体例を 示している。 NETF AX 14は宛先ァドレスのデータの並びをみて中継用ァド レスと印刷用ァドレスとを識別する。

また、 NETF AX 14には予め登録された特定の依頼者ノード以外からの中 継は受け付けない機構が備えられている。 NETFAX 14で中継する依頼者ノ 一ドのドメイン名とパスヮードとを登録した管理テ一ブルを予め準備して、 F A X制御部 2 1の RAM 24に記憶している。

第 7図に管理テーブルの構成を示している。 第 3図のネットワーク構成上で経 路 3の中継のみ許可し、 経路 2の中継は許可しない場合であれば、 経路 3の 依頼者ノードのドメイン名だけを管理テーブルに登録する。

第 9図及び第 1 0図は、 NETF AX 14におけるファクシミリデ一夕の中継 処理のフローチャートを示している。 第 7図に示す管理テーブルはファクシミリ 制御部 2 1側の RAM24にバックアップされて格納されており、 起動時に LA ： N'制御部 30側へ転送される。

L AN 1 1内の依頼者ノード （パーソナルコンピュータ） 12がNE丁FAX 14に対して G 3 FAX 16へのファクシミリデ一夕の中継を依頼する場合につ て説明する。 依頼者ノード 1 2はファクシミリデ一夕として送信すべきデータ を電子メールのフォーマットで NETF AX 14へ送信する。 このとき、 依頼者 ノード 1 2では、 第 5図に示す中継ァドレスと発信元ァドレスとを電子メールに 設定する。

NET FAX 14は、 依頼者ノード 12から G 3 FAX 16へ中継するファク シミリデータの電子メールを中継専用の電話番号で受信する （s t 31) 。 受信 した電子メールに含まれたファクシミリデータ部分 （テキストデータ、 イメージ デ一夕） をファクシミリデ一夕のフォーマツ卜に変換する。

次に、 LAN制御部 30の RAM 33に転送されている管理テ一ブルを参照し てパスワードチェックする （s t 32) 。 第 5図に示す中継用アドレスの先頭に 置かれたパスワード （ i f a x 001) を取り出して、 管理テーブルに登録さ れているパスヮードと照合する。 管理テーブルに一致するパスヮードがあること が確認できれば、 パスワードが正しいと判断する （s t 33) 。 パスワードが正 しい場合は、 さらに管理テーブルを参照して発信元のドメイン名をチェックする ( s t 34 ) 。 受信した電子メールの発信元アドレスに記述されているドメイン 名を取り出し、 この取り出した発信元のドメイン名と先にチェックしたパスヮー ドに対応した管理テーブル上のドメイン名とを照合する。 発信元のドメイン名が 管理テーブルに登録されていれば、 受信した電子メールのファクシミリデータを 中継してもよいと判断する （s t 35) 。 なお、 一つのパスワードに対して複数 のドメイン名を登録することもできる。

N E T F A X 14を中継に使用するためのパスヮードを特定の依頼者に与える と共にそのパスワードを管理テ一ブルに登録しているので、 NETFAX 1 4で 特定の依頼者からの中継依頼だけを受け入れるようにすることができる。

また、 パスヮードを含んだ中継用ァドレスが第三者に漏洩した場合であっても 、 ステップ 34における処理で発信元のドメイン名を制限することで、 NETF !4

ΛΧ 14の無断使用を防ぐことができる。

上記ステップ 35の処理において、 依頼者ノード 1 2からのメールデータを中 継してもよいと判断した場合、 メールデ一夕を LAN制御部 30側からファクシ ミリ制御部 2 1側へシリァルイン夕フェース 35を介して送る。

ファクシミリ制御部 2 1では、 メールデータの中継用ァドレスから #マークと @マークとで挟まれた宛先電話番号を取り出し、 宛先電話番号及びメールデータ を RAM24に一時保存する。 ファクシミリ制御部 2 1は、 NETFAXを管理 する管理者の管理者ノード 1 3にログを送信する （s t 36) 。 管理者ノード 1 3へ送信するログには発信元、 宛先電話番号、 及びデータの中身等を含む。 この ように、 管理者ノード 1 3には中継がある度に発信元アドレスと送信先電話番号 が通知されるので、 中継量が異常に増加するなどの状況に対して迅速にチェック をかけることができる。

次に、 先に RAM 24に保持した宛先電話番号に発呼し、 ファクシミリ用にフ ォーマツ卜変換したメールデータをファクシミリ送信する （ s t 37) 。 そして 、 送信結果を示すテキストデ一夕を電子メールのテキスト部に格納し （s t 38 ) 、 さらに電子メールにファクシミリ送信した 1頁目を添付ファイルとして格納 する （s t 39) 。 送信結果及び 1頁目を格納した電子メールを発信元アドレス に送信する （ s t 40) 。

なお、 ステップ 33又は 35の処理において、 パスワード又はドメイン名が違 つていた場合は、 メ一ルサーバにエラーを返す （s t 41) 。 メールサーバから 依頼者ノードへエラーメールが返される。

第 10図を参照して、 通信結果を依頼者ノードへ通知するための通知処理を詳 細に説明する。 この通信結果通知処理は上記ステップ 38—ステップ 40に相当 する。

依頼者ノード 1 2から NETFAX 14に中継送信を依頼すると、 NETFA X 14が電子メールをファクシミリデ一夕 （イメージデータ） に変換する。 この ときにメールデータの宛先ァドレス及び発信元ァドレスから宛先電話番号及び発 信元アドレスを取り出して第 8図に示すような管理テーブルを作成し、 宛先電話 番号に発呼して依頼された宛先へファクシミリデ一夕を送信する （s t 5 1) 。

ETF AX 14は、 既存のファクシミリ装置と同様の処理により送信結果を 検知する （s t 52) 。 表示部に表示するためのメモリ （例えば、 RAM24の 一部） に、 送信が正常に終了した場合には送受信履歴として送信〇Kと記憶され 、 送信できなかった場合には送信 N Gと記憶する。

ステップ 52の処理において送信履歴をメモリに記憶したら、 送信結果の内容 をチェックする （s t 53) 。 送信 NGの場合は、 送信異常を示すメッセージの テキス卜データをメモリから読み出す （s t 54) 。 送信 OKの場合は、 送信完 了を示すメッセージのテキストデータをメモリから読み出す （s t 55) 。

なお、 送信完了の場合と送信異常の場合とでそれぞれメモリからテキストデ一 夕を読み出しているが、 いずれか一方の場合だけにしてもよい。

送信異常に対応したテキストデ一夕、 または送信完了に対応したテキストデー 夕を作成すると、 依頼者ノードから中継するメールデータを受け取ったときに第 8図に示す管理テーブルに格納した発信元ァドレスを当該管理テーブルから取り 出す。 依頼者ノード 12のアドレスである発信元アドレスを、 通信結果メールの メールアドレスとして設定する （s t 56) 。 上記ステップ 54、 55で作成し た通信結果メッセージのテキス卜データを、 通信結果メールの textZPlain部に コピーする （s t 57) 。 また、 中継依頼を受けてステップ 5 1で送信処理した イメージデ一夕の 1頁目を切り出し （s t 58) 、 切り出されたイメージデ一夕 を B a s e 64変換してィメージ部にコピーする （ s t 59) 。 すなわち、 切り 出したイメージデ一夕をフアイル化して添付する。

そして、 テキスト部に通信結果メッセージのテキス卜データが挿入され、 かつ ィメ一ジ部に 1頁目のィメ一ジデ一夕が添付された電子メールを依頼者ノードの ァドレスとなる発信元ァドレスへメールする （s t 60) 。

この結果、 依頼者ノード 12では、 NETF AX 14に対して G 3 F AX 16 への中継を依頼すると、 NETFAX 14から送信処理が終了した時点で通信結 果メッセージ及び 1頁目のイメージデータが添付された電子メールが送られてく る。 したがって、 依頼者は NETF AX 14の設置場所へ送信結果を確認しに出 向かなくて送信処理終了後、 直ちに送信結果を知ることができる。

また、 発信元 （ドメイン名） を偽って中継依頼した場合にあっては、 送信結果 通知がメールデータに設定されている発信元に戻されるので、 偽って送信依頼し たノードには送信結果通知が戻されないので結果通知のサービスから偽依頼者を 排除できる。 また、 ドメイン名を承諾無しに使われた第 3者のノードには本人が 依頼していないメールの送信結果が通知されるので、 第 3者は自分のドメイン名 が不正に使用されていることを発見できる。

第 1 1図に、 ファクシミリ制御部 2 1から L A N制御部 3 0へ送信結果等を受 け渡すシーケンスが示されている。 N E T F A X 1 4が依頼者ノードから受信し たメ一ルデ一夕は全てファクシミリ制御部 2 1で管理される。 ファクシミリ制御 部 2 1から管理テーブルの発信元ァドレスが返信メールァドレスとして渡される と L A N制御部 3 0で結果通知メールの宛先に返信メールアドレスをセッ卜する 。 また、 ファクシミリ制御部 2 1から送信結果テキストが L A N制御部 3 0へ渡 されると、 結果通知メールのテキスト部に送信結果テキス卜をコピーする。 このように、 ファクシミリ制御部 2 1側で全てのデータを管理することにより 、 複雑な制御を可能にするとともに、 送達確認を通常のメール送信と同じ制御で 行うことができ、 プログラム構成を簡素化できる。 さらに、 通常のファクシミリ 制御部 2 1のほうが L A N制御部 3 0よりも C P Uの機能が高機能であるため、 ファクシミリ制御部 2 1側でデー夕の管理を行う方がより大きなデータを扱うこ とができる。

(第 3の実施例）

第 3の実施例は、 ネッ卜ワーク経由でプリント処理の依頼を受けたプリント装 置がプリン卜処理結果を電子メールで通知する通信結果通知システムである。 第 3の実施例に係る通信結果通知システムにおけるプリント装置は、 第 2 4図に示 すネッ卜ワーク上に配置されており、 ネッ卜ワーク経由でプリントデ一夕を受け 取る。

第 1 2図は、 第 3の実施例に係る通信結果通知システムにおけるプリント装置 の基本構成図である。 ブリント装置は、 装置全体の制御を行う C P U 4 1 、 C P じ 4 ]の処理内容などを記述したプログラムを格納する R 0 4 4 2、 プログラム のデ一夕用領域として使用される R AM 4 3、 L P D等のプリンタープロ卜コル でプリン卜処理を行うプリン夕部 4 4、 プリン卜データを L A N上でやりとりす る L A Nインターフェイス部 4 5を有している。

第 1 3図は、 プリン卜処理の結果を通知用電子メールァドレスに対し通知する 処理を示すフローチャートである。 プリント装置では、 依頼者ノードからプリン ト依頼の出されたプリントデータを受信すると （s t 7 0 ) 、 その受信したプリ ントデ一夕に付加されている通知用電子メールァドレスを前記データの中から認 識する （ s t 7 1 ) 。

なお， プリン卜処理を依頼した依頼者ノードにプリン卜処理結果を通知する場 合は、 プリントデ一夕に付加される発信元ァドレスを通知用電子メールァドレス に使用できるので特別に通知用電子メールァドレスを追加する必要がない。 また , 依頼者ノードとプリン卜処理結果の通知先ノードとが相違する場合は、 依頼者 ノードでプリントデ一夕に通知先ノードの電子メールァドレスを通知用電子メー ルアドレスとして設定する。

C P U 4 1は、 プリントデ一夕の中から認識した通知用電子メールァドレスを R A M 4 3に設けられた返信アドレステーブルに登録する （s t 7 2 ) 。 C P U 4 1からプリンタ部 4 4に対してプリン卜処理を指示する。 この結果、 受信した プリン卜データのプリント処理が実行される （ s t 7 3 ) 。 プリント処理が実行 されたならば、 プリンタ部 4 4でのプリン卜処理結果を検知する （s t 7 4 ) 。 検知した処理結果に応じた通知メッセージを決め （s t 7 5 ) 、 先に返信アドレ ステーブル T 1に登録した通知用電子メールァドレスを取り出す。 この通知用電 子メールァドレスに通知メッセージを電子メールにて通知する。

第 1 4図は、 上記ステップ 7 4において検知したプリン卜処理の結果が正常終 了であった場台の処理フローを示す。 先ず、 プリント処理の結果を検知し （s t 8 1 ) 、 プリン卜処理が正常終了されていることを確認する （s t 8 2 ) 。 正常 終了されていることが確認されると， 正常終了した旨のメッセージを返信アドレ ステーブル T 1に登録されている通知用雷子メールァドレスに対し電子メールで 通知する （ s t 8 3 ) 。 なお、 ステップ 8 2の処理において、 正常終了していな いことが判明した場合は、 正常終了した旨のメッセ一ジは通知しない。

第 1 5図は、 上記ステップ 7 4において検知したプリント処理の結果が異常終 了であった場合の処理フローを示す。 プリン卜処理の結果を検知し （s t 8 4 ) 、 プリント処理が異常終了していないかどうか判断する （s t 8 5 ) 。 プリント 処理が異常終了していることを確認できれば、 異常の旨を表すメッセージを返信 ァドレステーブル T 1に登録した通知用電子メールァドレスに対し通知する （s t 8 6 ) 。 なお、 異常でない場合は、 異常メッセージは通知しない。

このように上記第 3の実施例によれば、 受信したプリントデ一夕の中から直接 に， 処理結果を通知する電子メールアドレスを知ることができ、 プリント処理を 依頼した依頼者ノードに対してプリント処理結果を通知することができる。 した がって、 プリント処理を依頼した依頼者がわざわざプリン夕装置の設置場所まで 様子を見に行く必要がなく、 その場でプリン卜処理の結果が得られる。

プリン卜処理を依頼する側は、 パソコンに表示されたダイヤログボックスにお いて、 通知先となる電子メールァドレスを指定し設定ボタンを押すことにより、 容易に上記に基づいたプリン卜処理を実行することができる。

また、 通知先となる電子メールアドレスを一度設定すれば、 次回のブリント処 理依頼時にはダイャ口グボックスは表示されず再度通知用電子メールアドレスを 設定する必要はないが、 必要に応じて変更することも可能となる。

(第 4の実施例）

次に本発明の第 4の実施例について説明する。

第 4の実施例は、 ネッ 卜ワーク経由でプリン卜処理の依頼を受けたプリン卜装 置がプリン卜処理結果を電子メールで通知するシステムであり、 基本構成は第 3 の実施例と同じである。 プリント装置は、 第 2 4図に示すネットワーク上に配置 されており、 ネッ卜ワーク経由でプリントデ一夕を受け取る。

第 1 6図は、 複数のプリント処理依頼者から受信された複数プリントデータの 各々の処理結果を前記複数プリン卜データそれぞれに付加された各通知用電子メ —ルァドレスに対して通知する処理を示すフローである。 複数の依頼ノードから同時期に複数のプリントデータを受信した場合は （S I 9 0 ) 、 全てのプリン卜データを R A M 4 3に確保したストレージに保管する ( s t 9 1 ) 。 ス卜レージに保管された各プリントデータからそれぞれの通知用電 子メールアドレスを認識し （s t 9 2 ) 、 これら認識した通知用電子メールアド レスをそれぞれのプリントデ一夕と対応させて前記返信ァドレステーブル T 1に 登録して記憶する （ s t 9 3 ) 。 プリントデ一夕それぞれのプリン卜処理を行い ( s t 9 4 ) 、 それぞれについてプリント処理の結果が正常終了か異常かを検知 する （s t 9 5 ) 。 前記結果に基づき各々の通知メッセージを決定し （s t 9 6 ) 、 前記テーブル T 1参照により取得したプリントデータと対応する各通知用電 子メールアドレスに対して前記各々の通知メッセージを通知する （s t 9 7 ) 。 第 1 7図は、 上記ステップ 9 3で登録されたプリン卜データと通知用電子メー ルァドレスとの対応テーブル T 1を現すものであり、 受付番号はプリントデータ が受け付けられた順番により決定する。 通知用電子メールァドレスはプリントデ 一夕の中に付加された通知用電子メールァドレスであり、 通知用電子メールァド レスと受付番号とは対応づけられている。 図示の例では、 受付番号 1のプリント デ一夕は通知用電子メールアドレスが 1 2 3 . 4 5 6 . 7 8 9 . 0 0となり、 プ リントデータのプリント処理結果は前記ァドレスに対して通知されることになる このように第 4の実施例によれば、 複数のプリン卜処理依頼側から受信された 複数のプリントデータ全てに、 各々のプリント処理結果を通知する電子メールァ ドレスが付加されているので、 プリン卜処理依頼者は個別に処理の結果を得るこ とができる。

(第 5の実施例）

次に本発明の第 5の実施例について説明する。

第 5の実施例は、 ネットワーク経由でプリント処理の依頼を受けたプリン卜装 置がプリント処理結果を電子メールで通知するシステムであり、 基本構成は第 3 の実施例と同じである。 ブリント装置は、 第 2 4図に示すネットワーク上に配置 されており、 ネッ 卜ワーク経由でプリントデ一夕を受け取るものとする。 第 1 8図は、 プリント処理の結果がプリントデ一夕にて指定された通知可能な 結果情報と一致する場合に、 通知用電子メールァドレスに対し結果を通知する処 理を示すフローである。

依頼者ノード 2 1 1では、 通知用電子メールアドレスおよび通知対象とする処 理結果の種類 （通知可能結果情報） を、 プリント装置に依頼するプリン卜データ に付加する。

プリント装置では、 依頼者ノード 2 1 1からネットワーク経由でプリントデ一 夕を受信する （s t 1 0 1 ) 。 受信したプリントデータの中から通知用電子メー ルアドレスおよび通知可能結果情報の種類を認識する （s t 1 0 2 ) 。 プリント データの中から認識した通知可能結果情報を、 返信ァドレステーブル T 1の通知 用電子メールアドレスに対応させて同テーブル T 1に登録する （ s t 1 0 3 ) 。 第 1 9図は、 ステップ 1 0 3で登録された通知用電子メールァドレスと通知可 能結果情報の種類とが対応づけられたテーブル丁〗 をあらわす。 このテーブル T 1に設定されている番号はプリントデ一夕毎にユニークに （ 1対 1に対応づけて ) 付与された数値である。 さらに、 ステップ 1 0 2で認識された通知用電子メー ルァドレスと通知可能情報結果の種類が対応づけられて記述される。 1つの通知 用電子メールァドレスに対し複数の通知可能結果情報の指定が可能とされる。 図 示の例では， 番号 1で示されるプリントデ一夕の通知用電子メールァドレスは 1 2 3 . 4 5 6 . 7 8 9 . 0 0であり、 プリン卜結果が 「紙詰まり」 、 「通信エラ 一」 、 「用紙切れ」 の 3種類の場合に限り前記電子メールアドレス先に前記結果 を表すメッセージが通知されることを示す。

通知用電子メールァドレス及び通知可能結果情報をテーブル T 1に設定した後 . そのプリン卜データを印刷するためのプリント処理を行う （s t 1 0 4 ) 。 プ リント処理が実行された場合は、 このプリン卜処理の結果を検知する （ s t 1 0 5 ) 。 そして、 検知した処理結果と一致する通知可能結果情報が上記テーブル T 1内の該当番号に対応した通知可能結果情報に登録されているか否かチェックす る （s t 1 0 6 ) 。 検知された処理結果と一致する通知可能結果情報がテーブル T 1に登録されていることが確認できた場合、 予め登録された通知メッセージの 中から処理結果に対応した通知メッセージを決め （s t 1 0 8 ) 、 その決めた通 知メッセージを前記テーブル T 1内の電子メールァドレスに対して電子メールで 通知する （ s t 1 0 9 ) 。

ステップ 1 0 7の処理において、 処理結果と一致する通知可能結果情報がテ一 ブル T 1に登録されていない場合は、 電子メールによる通知は行わない。

このような第 5の実施例によれば、 プリント処理依頼側は通知用電子メールァ ドレスと通知可能結果情報の種類とをダイナミックに指定することができるので 、 プリントデータに指定した特定のプリント結果が発生した場合に限り、 依頼者 ノードでメッセージを受けることができる。

(第 6の実施例）

次に本発明の第 6の実施例について説明する。

第 6の実施例は、 ネットワーク経由でプリン卜処理の依頼を受けたプリント装 置がプリン卜処理結果を電子メールで通知するシステムであり、 基本構成は第 3 の実施例と同じである。 プリン卜装置は、 第 2 4図に示すネットワーク上に配置 されており、 ネッ卜ワーク経由でプリントデ一夕を受け取るものとする。

第 2 0図は、 プリント処理の結果が 「プリン卜キュー待ち」 であり、 かつプリ ン卜デ一夕にて指定された通知可能結果情報に 「プリントキュー待ち」 が含まれ ている場合において、 通知用電子メールァドレスに対し結果を通知する処理を示 すフローである。

依頼者ノード 2 1 1は、 プリント装置に依頼するプリントデータの中に 「プリ ン卜キュー待ち」 を通知可能結果情報の一つとして設定する。

プリント装置は、 依頼者ノード 2 1 1から通知可能結果情報に 「プリントキュ 一待ち _： の設定されたプリン卜データを受信する （s t 1 1 0 ) 。 受信したプリ ン卜データに付加された通知用電子メールァドレスおよびプリントキユー待ち j を含んだ通知可能結果情報をプリン卜データの中から認識する （s t 1 1 1 ) 。 プリン卜デ一夕から認識した通知用電子メールァドレスを返信ァドレステーブル T 1に登録し、 この通知用電子メールアドレスに対応して 「プリン卜キュー待ち 」 を含む通知可能結果情報を登録する （s t 1 1 2 ) 。 プリント装置では、 ステップ 1 1 0で受信したプリントデー夕を印刷するプリ ント処理を行う （s t 1 1 3 ) 。 このとき、 別のプリント依頼が入っていれば今 回依頼されたプリント依頼は 「プリントキュー待ち」 の状態となる。 そこで、 こ のプリント装置に 「プリントキュー待ち」 の状態が発生しているか否か検知する

( s t 1 1 4 ) 。 C P Uは、 プリント処理をプリン夕部に指示したときに 「プリ ントキュー待ち」 の状態を検知した場合は、 テーブル T 1内に登録された通知可 能結果情報に 「プリン卜キュー待ち」 が登録されていないかどうかチェックする

( s t 1 1 5 ) 。 チェックの結果、 「プリン卜キュー待ち」 が登録されているこ とが確認できた場合 （s t 1 1 6 ) 、 付属情報となる待ちキューの数、 およびキ ユーサイズを取得する （s t 1 1 7 ) 。 待ちキューの数およびキュ一サイズを付 属情報に含む通知メッセージを決め （s t 1 1 8 ) 、 この通知メッセージを前記 テーブル T 1内の前記結果情報と対応する電子メールァドレスに対して通知する ステップ 1 1 6の処理において、 「プリントキュー待ち」 が登録されていない 場合は、 待ちキューから外れて次のプリン卜処理に移行したところで再度処理結 果を検知して， 前述した第 5の実施例と同様の結果通知を行う。

このような第 6の実施例によれば、 プリント状態が 「プリントキュー待ち」 に より正常終了しない場合でも、 その状態、 および付属情報を得ることができるた め、 ブリントデータが出力されない理由に加え、 どの位で処理が実行され終了す るかのおおよその見当がつけられる。 その結果、 何度もプリン卜装置のところま でいつてチェックする手間や、 プリントァゥトされるまでに長時間かかるような 場合にはその間に別の作業を入れることができる。 なお、 キュー数とキューサイ ズに基づいて待ち時間を算出するようにしてもよい。

(第 7の実施例）

次に本発明の第 7の実施例について説明する。

第 7の実施例は、 ネットワーク経由でプリン卜処理の依頼を受けたプリン卜装 置がプリン卜処理結果を電子メールで通知するシステムであり、 基本構成は第 3 の実施例と同じである。 プリン卜装置は、 第 2 4図に示すネットワーク上に配置 されており、 ネットワーク経由でプリントデ一夕を受け取るものとする。 ネット ワーク上にはプリン卜結果の通知先となる管理者ノードが配置される。

第 2 1図は、 電子メールによりあらかじめ登録された管理者通知用電子メール ァドレスに対してもプリント処理の結果を通知する処理を示すフローである。 管理者ノード、 依頼者ノード又は他のノードから事前に管理者ノードの電子メ ールァドレスである管理者通知用電子メールァドレスを、 プリン卜装置に対して 電子メールで通知する。

プリン ト装置では、 管理者通知用電子メールアドレスを通知するための電子メ ールを受信し （s t 1 20) 、 電子メールの中から管理者通知用電子メールアド レスを認識すると （s t 12 1) 、 その認識した管理者通知用電子メールァドレ スを管理者通知ァドレステーブル丁 2に登録する。 管理者通知ァドレステーブル 丁 2はプリント装置の RAMに確保する。

たとえば、 特定のプリント装置にプリン卜処理を依頼した場合、 プリント結果 を管理者に伝えなければならない場合がある。 このような場合に、 プリント装置 にプリント処理を依頼するのに先立って、 依頼者ノードから管理者ノードの管理 者通知用電子メールァドレスを通知する。

プリン卜装置では、 プリントデータを受信すると （s t 123) 、 プリントデ 一夕の中に付加されている通知用電子メールアドレスを認識し （s t 124) 、 その認識した通知用電子メールァドレスを返信ァドレステーブル T 1に登録する (s t 125) 。 受信したプリントデータを印刷するためのプリント処理を行い (s t 126) 、 その処理結果を検知する （s t 127) 。 検知した処理結果に 基づいた通知メッセージを決め （s t 128) 、 決定した通知メッセージをステ ップ 122でテーブル T 2に登録した管理者通知用電子メールァドレスおよびス テツプ〗 25でテーブル T 1に登録した通知用電子メールァドレスに対してそれ ぞれ通知する （ s t 1 29) 。

このような第 7の実施例によれば、 プリン卜処理の結果を依頼者ノードだけで なく電子メールにより管理者ノードへも通知することができる。

(第 8の実施例） 次に本発明の第 8の実施例について説明する。

第 8の実施例は、 ネッ 卜ワーク経由でプリント処理の依頼を受けたプリント装 置がプリン卜処理結果を電子メールで通知するシステムであり、 基本構成は第 3 の実施例と同じである。 プリント装置は、 第 2 4図に示すネットワーク上に配置 されており、 ネットワーク経由でプリントデータを受け取るものとする。 ネット ワーク上にはプリント結果の通知先となる複数の管理者ノードが配置される。 第 8の実施例では、 あらかじめ電子メールにより管理者通知用電子メールァド レスと対応して登録された通知可能結果情報の種類と、 プリントデータにて通知 用電子メールァドレスと対応して指定された通知可能結果情報の種類と、 実際の プリント処理結果とがー致する場合において、 各々の電子メールアドレスに対し 結果を通知する。

第 2 2図は、 通知可能結果情報の種類と実際のプリン卜処理結果とがー致する 場合において、 管理者通知用電子メールアドレスと通知用電子メールァドレスと に対し結果を通知する処理を示すフローである。

管理者ノードからプリント装置に対して管理者ノードの電子メールァドレス （ 管理者通知用電子メールァドレス） と通知可能結果情報とを含んだ電子メールを 通知する。

プリント装置では、 電子メールを受信し （s t 1 3 0 ) 、 受信した電子メール から管理者通知用電子メールァドレス Λ , および通知可能結果情報の種類を認識 する （s t 1 3 1 ) 。 当該電子メールから管理者通知用電子メールアドレス Aと 前記通知可能結果情報の種類とを取り出して、 両者を対応づけて管理者用結果情 報テーブル T 3に登録する （s t 1 3 2 ) 。

第 2 3図は管理者用結果情報テーブル T 3を示している。 管理者用結果情報テ 一ブル T 3では、 ステップ 1 3 2で登録された管理者通知用電子メールアドレス と通知可能結果情報 （通知メッセージ種類） とが対応づけられて記述される。 管 理者用結果情報テーブル T 3はプリン卜装置の R A M 4 3に確保される。 1つの 管理者通知用電子メールァドレスに対し複数の通知可能結果情報が指定できる。 図示の例では、 番号 1で示される管理者通知用電子メールアドレスは 1 2 3 . 4 56. 789. 00であり、 プリント結果が 「紙詰まり」 、 「通信エラー」 、 「 用紙切れ」 の 3種類の場合に限り前記電子メールァドレス先に前記結果の旨を表 すメッセージが通知されることを示す。

プリント装置では、 プリントデータを受信すると （s t 133) 、 プリントデ 一夕に付加された通知用電子メールァドレス B、 および通知可能結果情報の種類 を当該プリントデータの中から認識する （s t 134) 。 通知用電子メールアド レス Bに対応した通知可能結果情報を結果情報対応テーブル T 4に登録する （ s t 1 35) 。 結果情報対応テーブル T 4は、 第 1 9図と同様のデータ構成になつ ており、 プリント装置の RAM43に確保される。

プリント装置で受信したプリントデータのプリント処理を行い （s t 1 36) 、 その処理結果を検知する （s t 137) 。 検知した処理結果と一致する結果情 報が結果情報対応テーブル T4に登録されているかチェックし （s t 1 38) 、 処理結果と一致する結果情報が登録されていればその結果情報を通知メッセージ に決定する （s t 139) 。 ステップ 139の処理で処理結果と一致する結果情 報が登録されていた場合には （s t 140) 、 結果情報対応テーブル T 4に登録 した依頼者ノードの電子メールァドレス Bに対して前記通知メッセージを通知す る （s t 141) 。 ステップ 1 38の処理で一致する結果情報がなかった場合は 何もしない。

さらに、 管理用結果情報テーブル T 3に前記処理結果と一致する結果情報があ るかどうかチニックし （s t 1 42) 、 前記処理結果と一致する結果情報が登録 されていることが確認できた場合 （s t 143) 、 管理用結果情報テーブル T 3 に登録した管理者通知用電子メールァドレス Aに対して前記通知メッセージを通 知する （s t 144) 。 ステップ 142の処理で一致しなかった場合は何もしな い。

このように第 8の実施例によれば、 電子メールにより複数の管理者通知用電子 メールァドレスが通知可能結果情報と対応づけて登録できるので、 プリント処理 依頼側へは勿論のこと、 プリン卜処理の結果を必要に応じて複数の管理者へも通 知することができる。 第 3の実施例から第 8の実施例で説明したプリン卜処理の結果通知方法を、 第 1の実施例又は第 2の実施例で説明したファクシミリ送信の通信結果通知システ 厶に適用する。

第 1の実施例又は第 2の実施例において、 第 3の実施例で示すように正常終了 スッセージ、 異常終了メッセージをファクシミリ送信又は受信処理の処理検知結 果に応じて電子メールで依頼者ノードに知する。

また、 第 1の実施例又は第 2の実施例において、 第 4の実施例で示すように複 数のファクシミリデータの送信処理依頼又は受信処理依頼を受けたときに、 それ ぞれのファクシミリデータの中から通知用電子メールァドレスを取り出して第 1 7図に示すようなテーブルに登録し、 個々の送信処理又は受信処理をテーブルに 取り出した電子メールァドレスに通知する。

また、 第 1の実施例又は第 2の実施例において、 第 5、 第 8の実施例で示すよ うに依頼者ノードで通知を必要とする通知可能結果情報をファクシミリデータに 付加して依頼し、 N E T F A Xにおいて第 1 9図に示すようなテーブルを作成す る。 テーブルに登録した結果情報が送信又は受信処理の結果と一致したときに依 頼者ノード等へ通知する。

また、 第 1の実施例又は第 2の実施例において、 第 6の実施例で示すようにフ ァクシミリデータの送信待ち状況を検知して、 送信待ち状況が発生している場合 ；ニは依頼者ノード又は管理者ノードに待ち状況を電子メールで通知する。

また、 第 1の実施例又は第 2の実施例において、 第 7、 第 8の実施例で示すよ うに第 1 9図及び第 2 3図に示すようなテーブルを作成し、 プリント処理及びプ リントデータをファクシミリ送信処理及びファクシミリデータに代えて第 2 2図 に示す処理を行う。

本発明は、 上記した実施例に限定されるものではなく、 本発明の要旨を逸脱し ない範囲で種々変形実施可能である。

産業上の利用可能性

本発明のファクシミリ装置及び通信結果通知方法は、 ファクシミリデータの送 信処理又はプリン卜データのプリント処理を、 ネットワーク上のファクシミリ装 置又はプリント装置に依頼する通信システムに用いるのに適している。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 依頼ノードから L A N経由で受け取ったファクシミリデータを前記依頼ノ 一ドから指示された送信先へファクシミリ送信するファクシミリ装置において、 前記依頼ノードから前記 L A N上に送出されたファクシミリデ一夕を当該 L A Nから取り込む手段と、

取り込まれた前記ファクシミリデ一夕の中からファクシミリ送信の処理結果 の通知先となる通知先ノードの電子メールァドレスを抽出する手段と、

前記ファクシミリデ一夕について実行された送信処理の処理結果を検知する 手段と、

検知された前記処理結果を前記通知先ノードの前記電子メールァドレスに電 子メールで通知する手段と、 を具備するファクシミリ装置。

2 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

前記検知手段は、 前記ファクシミリデ一夕について実行された送信処理の処 理結果が正常終了であることを検知し、

前記通知手段は、 正常終了が検知された場合に、 前記通知先ノードの電子メ ールァドレスへ送信処理が正常終了したことを示すメッセージを通知する、 こと を特徴とするファクシミリ装置。

3 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

前記検知手段は、 前記ファクシミリデータについて実行された送信処理の処 理結果が異常であることを検知し、

前記通知手段は、 異常が検知された場合に、 前記通知先ノードの電子メール ァドレスへ送信処理が異常であることを示すメッセージを通知する、 ことを特徴 とするファクシミリ装置。

4 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

前記 L A Nから取り込まれた複数のファクシミリデータを蓄積する手段と、 前記ファクシミリデ一夕から抽出された通知先ノードの電子メールァドレス を抽出元のファクシミリデータに夫々対応させて記憶する手段と、

処理結果が検知されたファクシミリデ一夕に対応した通知先ノ一ドの電子メ ールァドレスを前記記憶手段から取り出して前記通知手段へ知らせる手段と、 を 具備したファクシミリ装置。

5 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

前記 L A Γ\ 'から取り込まれたファクシミリデータの中から前記通知先ノード へ通知可能な処理結果項目を抽出する手段と、

検知された処理結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれていれば、 その処理結果を前記通知先ノードへ通知するように前記通知手段に指示する手段 と、 を具備したファクシミリ装置。

6 . 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

前記ファクシミリデ一夕の中から抽出された処理結果項目に送信待ちの項目 が含まれている場合、 ファクシミリ送信の待ちキュー状態が検出されたときには 、 待ちキュー数、 キューサイズを含む付属情報を前記通知先ノードの電子メール アドレスにファクシミリデータ受信後すぐに通知する、 ことを特徴とするファク シミリ装置。

7 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

前記 L A N経由で電子メールを受信する手段と、

受信した電子メールの中から管理者ノードの電子メールァドレスを抽出する 手段と、

前記管理者ノードの電子メールァドレスを記憶する手段と、

検知された前記処理結果を前記管理者ノードの電子メールァドレスに電子メ —ルで通知する手段と、 を具備するファクシミリ装置。

8 . 請求項 7記載のファクシミリ装置において、

前記 L A Xから取り込まれたファクシミリデ一夕の中から前記管理者ノード へ通知可能な処理結果項目を抽出する手段と、

検知された処理結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれていれば、 その処理結果を前記管理者ノードへ通知するように前記通知手段に指示する手段 と、 を具備したファクシミリ装置。

9 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

前記ファクシミリデ一夕を中継する際のパスヮ一ドが登録されたパスヮード テーブルと、

前記ファクシミリデータに付加された宛先ァドレスからパスワードを抽出す る手段と、

抽出した前記パスヮ一ドが前記パスヮードテーブルに登録されていれば前記 ファクシミリデ一夕を前記送信先へファクシミリ送信する手段と、 を具備したフ ァクシミリ装置。

1 0 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

ファクシミリデータを中継する依頼ノードのドメイン名が登録されたドメイ ン名テーブルと、

前記ファクシミリデータに付加された発信元ァドレスからドメイン名を抽出 する手段と、

抽出した前記ドメイン名が前記ドメイン名テーブルに登録されていれば前記 ファクシミリデータを前記送信先へファクシミリ送信する手段と， を具備したフ ァクシミリ装置。

丄 1 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

前記ファクシミリデー夕に付加された宛先アドレスから前記送信先の電話番 号を抽出する手段と、

前記 L A λ'から取り込まれたファクシミリデータを電話回線網に適合したフ ォーマツ卜に変換する手段と、

抽出した前記電話番号にダイヤルアップして電話回線網を経由して送信先に 回線接続する手段と、 を具備したファクシミリ装置。

1 2 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

ファクシミリデ一夕の中継が行われたときに、 そのファクシミリデータの発 信元及び宛先電話番号を含んだログを管理者ノードへ通知することを特徴とする ファクシミリ装置。

1 3 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

処理結果の示されたテキストデ一夕を通知用電子メールのテキス卜部に格納 する手段と、

送信したファクシミリデ一夕の 1頁目を添付ファイルにして前記通知用電子 スールに付加する手段と、 を具備したファクシミリ装置。

1 4 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

当該ファクシミリ装置が、 電話回線網に接続されファクシミリデータの送受 信を制御するファクシミリ制御部と、 前記 L A Nに接続され L A Nとの間でのデ 一夕のやり取りを制御する L A N制御部とで構成されており、

前記 L A N制御部は、 前記 L A Nから取り込んだファクシミリデー夕を全て 前記ファクシミリ制御部へ渡して、 前記ファクシミリ制御部から前記通知先ノー ドへ送る電子メールに関するデータを受け取って通知用電子メールを作成し、 前記ファクシミリ制御部は、 前記 L A N制御部からファクシミリデータを受 け取って送信処理し、 この送信処理の結果に基づいて前記通知先ノードへ当該処 理結果を通知する電子メールに関するデータを作成して前記 L A N制御部へ出力 する、 二とを特徴とするファクシミリ装置。

1 5 . 請求項 1記載のファクシミリ装置において、

前記 L Aヽ'から取り込まれたファクシミリデー夕に付加された宛先アドレス の種別を認識する手段と、

認識された前記宛先ァドレスの種別が中継用ァドレスの場合は前記ファクシ ミリデータを前記送信先へファクシミリ送信する手段と、

認識された前記宛先ァドレスの種別が印刷用ァドレスの場合は前記ファクシ ミリデ一夕を印刷する手段と、 を具備したファクシミリ装置。

1 6 . 電話回線網からファクシミリデータを受信して印刷するファクシミリ装 置において、

受信した前記ファクシミリデータの中から受信結果の通知先となる電子メー ルァドレスを抽出する手段と、

前記ファクシミリデータの受信処理の処理結果を検知する手段と、 検知された前記処理結果を前記通知先ノードの前記電子メールァドレスに電 子メールで通知する手段と、 を具備するファクシミリ装-置。

1 7 . 依頼ノードから L A N経由で受け取ったプリントデータを印刷処理する プリン卜装置において、

前記依頼ノードから前記 L A N上に送出されたプリントデ一夕を当該 L A N から取り込む手段と、

取り込まれた前記プリン卜データの中から印刷処理の処理結果の通知先とな る通知先ノードの電子メールァドレスを抽出する手段と、

前記プリントデ一夕について実行された印刷処理の処理結果を検知する手段 と、

検知された前記処理結果を前記通知先ノードの前記電子メールァドレスに電 子メールで通知する手段と、 を具備するプリント装置。

1 8 . 請求項 1 7記載のプリント装置において、

前記検知手段は、 前記プリントデ一夕について実行された印刷処理の処理結 果が正常終了であることを検知し、

前記通知手段は、 正常終了が検知された場合に、 前記通知先ノードの電子メ ールァドレスへ印刷処理が正常終了したことを示すメッセージを通知する、 こと を特徴とするプリン卜装置。

1 9 . 請求項 1 7記載のプリント装置において、

前記検知手段は、 前記プリントデ一夕について実行された印刷処理の処理結 果が異常であることを検知し、

前記通知手段は、 異常が検知された場合に、 前記通知先ノードの電子メール ァドレスへ印刷処理が異常であることを示すメッセージを通知する、 ことを特徴 とするプリント装置。

2 0 . 請求項 1 7記載のプリント装置において、

前記 L A Nから取り込まれた複数のプリン卜デ一夕を蓄積する手段と， 前記プリントデータから抽出された通知先ノードの電子メールァドレスを抽 出元のプリントデータに夫々対応させて記憶する手段と、 処理結果が検知されたプリン卜データに対応した通知先ノードの電子メール アドレスを前記記憶手段から取り出して前記通知手段へ知らせる手段と、 を具備 したプリン卜装置。

2 1 . 請求項 1 7記載のプリント装置において、

前記 L A Nから取り込まれたプリントデ一夕の中から前記通知先ノードへ通 知可能な処理結果項目を抽出する手段と、

検知された処理結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれていれば、 その処理結果を前記通知先ノードへ通知するように前記通知手段に指示する手段 と、 を具備したプリン卜装置。

2 2 . 請求項 2 1記載のプリン卜装置において、

前記プリントデ一夕の中から抽出された処理結果項目に印刷待ちの項目が含 まれている場合、 印刷の待ちキュー状態が検出されたときには、 待ちキュー数、 キューサイズを含む付属情報を前記通知先ノードの電子メールァドレスにプリン 卜データ受信後すぐに通知する、 ことを特徴とするプリン卜装置。

2 3 . 請求項 1 7記載のプリン卜装置において、

前記 L A N経由で電子メールを受信する手段と、

受信した電子メールの中から管理者ノードの電子メールァドレスを抽出する 手段と、

前記管理者ノードの電子メールァドレスを記憶する手段と、

検知された前記処理結果を前記管理者ノードの電子メールァドレスに電子メ ールで通知する手段と、 を具備するプリント装置。

2 4 . 請求項 2 3記載のプリント装置において、

受信した前記電子メールの中から前記管理者ノードへ通知可能な処理結果項 目を抽出する手段と、

検知された処理結果と一致する項目が前記処理結果項目に含まれていれば、 その処理結果を前記管理者ノードへ通知するように前記通知手段に指示する手段 と、 を具備したプリン卜装置。

2 5 . ファクシミリ装置における送信処理の結果を通知先ノードへ通知する通 ί§結果通知方法において、 以下のステップ

(a) 依頼ノードから LAN経由で受け取ったファクシミリデ一夕の中から前記 通知先ノードの電子メールァドレスを抽出するステップ、

(b) 前記ファクシミリ装置における送信処理の結果を検知するステップ、

(c ) 検知された処理結果を前記通知先ノードの電子メールァドレスに電子メー ルで通知するステップ、 を含む通信結果通知方法。

26. プリン卜装置における印刷処理の結果を通知先ノードへ通知する通信結 果通知方法において、 以下のステップ

(a) 依頼ノードから LAN経由で受け取ったプリン卜デ一夕の中から前記通知 先ノードの電子スールァドレスを抽出するステップ、

(b) 前記プリン卜装置における印刷処理の結果を検知するステップ、

( c ) 検知された処理結果を前記通知先ノードの電子メールァドレスに電子メー ルで通知するステップ、 を含む通信結果通知方法。