JP4037126B2 - ファクシミリ通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファクシミリ着信を自動的に着信通知先の通信端末に通知し又はファクシミリ電文データを転送し、かつ、ファクシミリ電文データの印刷や閲覧及び削除などを処理するファクシミリ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置はPSTN(Public Switched Telephone Network)やISDN(Integrated Services Digital Network)、及びTCP/IP通信ネットワーク(例えば、イントラネット)などを通じて着信したファクシミリ電文データ(画像データ)を、一度、メモリ(バッファ)に格納し、この後にプリント出力している。この場合、プリント出力用の記録紙のストックがないときや、予めプリント出力を行わないメモリ受信設定が行われているときには記憶装置(半導体メモリなど)にファクシミリ電文データが保存される。
【0003】
この記憶後において、記録紙の補給終了後やユーザによる印刷指示操作が行われると、そのプリント出力が行われる。換言すれば、ファクシミリ電文データは、記録紙にプリントして出力されて、そのファクシミリ電文が確認されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような上記従来例では、次のような不都合がある。
(1)ファクシミリ電文の着信は、送信側の都合で随時的に発信されるため、着信側では着信時刻が予め判明しない場合が多い。このためプリント出力を度々確認する必要があり、その確認作業が面倒であった。
(2)プリント出力中には、宛て先など記載確認が容易にできない。したがって、自己宛の着信か否かが容易に判明し難いものであり、その確認が面倒かつ時間を要していた。換言すれば、ファクシミリ電文の情報確認が遅れて、商談などの機会損失を招来することがあった。
(3)ファクシミリ電文はプリント出力される。この場合、予期せぬ者に、ファクシミリ電文が読まれてしまったり、プリント出力用紙が持ち去られるなどの不安があり、ファクシミリ通信の安全性に対する改善の余地があった。
【0005】
(4)ファクシミリ電文のプリント出力終了までの時間、特にファクシミリ電文の枚数が多大の場合やメモリなどに未プリント出力がある場合、そのプリント出力完了までの時間がユーザにとって無駄になり易い。例えば、プリント出力終了までの時間にファクシミリ装置の近くでユーザが待機したり、度々プリント出力の確認のためにファクシミリ装置まで出向く必要があった。
(5)ファクシミリ電文は印刷されて確認されるため、記録紙が必要である。換言すれば、資源の有効利用に対する改善の余地がある。
(6)不必要なファクシミリ電文をプリント出力せずに、着信側の端末の画面表示などで閲覧できない。換言すれば、前記したように記録紙や時間の無駄を省く要求に対応できなかった。
【0006】
この発明は、以上の点に着目してなされたもので、ファクシミリ着信が、該当する着信通知先通信端末に親展通信を含めて通知され、かつ、通知後のファクシミリ電文のプリント出力終了時間が通知できるようになって、ファクシミリ通信の安全性(漏洩防止)及び利便性(プリント出力の待ち時間の不要)が向上する、ファクシミリ通信システムの提供を目的とする。
【0007】
この発明は、ファクシミリ着信を複数の送信先(例えば、同一業務を取り扱うグループ)に対応付けられた管理者(通信端末)に親展通信を含めて通知し、かつ、通知後のファクシミリ電文のプリント出力終了時間を通知できるようになって、ファクシミリ通信の安全性及び利便性が向上する、ファクシミリ通信システムの提供を他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、発信元からのファクシミリ電文データを受信して該電文データに基づいて印刷処理を実行するファクシミリ装置と、該ファクシミリ装置に接続されている通信端末とを備えるファクシミリ通信システムにおいて、前記ファクシミリ装置は、発信元情報と通信端末情報とを対応させた通知先情報が格納されるデータ格納部と、前記ファクシミリ電文データに基づいて印刷完了予定時間を演算する時間算出部と、前記データ格納部の前記通知先情報に基づき、前記発信元に対応した前記通信端末に前記印刷完了予定時間を通知する時間通知部とを含むファクシミリ通信システムであって、前記ファクシミリ装置は、前記通信端末から前記通知に対する受信確認信号を受けると印刷開始を指示する受信確認部を有することを特徴とする。
【0010】
上記した、この発明では、ファクシミリ着信が着信通知先の通信端末に親展通信を含めて通知され、かつ、通知後のファクシミリ電文のプリント出力終了時間を通知できるようになる。この結果、ファクシミリ通信の利便性及び安全性が向上する。
【0011】
この利便性の具体例としては、着信時刻が不明なファクシミリ電文のプリント出力を度々確認する必要がなくなり、面倒な確認作業が不要になる。また、自己宛の着信の確認が容易になり、かつ、プリント出力の完了までにファクシミリ装置の近傍で待機する多大な時間を要しなくなる。さらに、安全性の具体例としては、予期せぬ者にプリント出力(ファクシミリ電文)を読まれてしまったり、記録紙を持ち去られるなどの不安がなくなる。
【0012】
さらに、この発明は、例えば、管理者が全てのファクシミリ着信を取り扱う形態であり、ファクシミリ通信における情報の集中的管理(集約化)が可能になる。
【0016】
さらに、この発明では、送信先が、例えば、各地区ごとの同一の商品を取り扱う営業担当者グループのような場合に、そのグループに対するファクシミリ着信を業務統括者などに通知できる。換言すれば、このようなグループごとにファクシミリ電文の適切な情報伝達(集約化)が可能になるとともに、グループごとに対する情報伝達が迅速(即時性)に行われる。
【0022】
さらに、この発明では、ファクシミリ電文データを前記通信端末からの遠隔リモート制御で削除しており、ユーザ側の利便性(使い勝手)がさらに向上する。また、親展通信によって、さらに、ファクシミリ電文の漏洩防止が向上する。ファクシミリ電文データを、近時の汎用性を備えたTCP/IPなどの通信プロトコルに適合したデータに変換して転送できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、この発明のファクシミリ着信処理方法及びファクシミリ通信システム並びにプログラムの実施形態を図面参照の上で詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態における通信ネットワーク構成を示すブロック図である。
図1において、この例は、ISDNやPSTNに収容されるファクシミリ装置1と、このファクシミリ装置1に接続される通信ネットワーク2と、この通信ネットワーク2に収容される小型汎用コンピュータなどを用い、かつ、ネットワーク用PCカードをスロットに装着するとともに、個々に電子メールアドレスや電話番号が設定(以降の説明参照)されたIP電話が可能なクライアント装置3a,3b…(請求項における通信端末に対応)とからなる。
【0031】
この例の通信ネットワーク2には、クライアント装置3a,3b…それぞれに対するRPC(Remote Procedure Call)制御を実行するホストコンピュータ4及びTCP/IP通信を実行するためのサーバ5及びファクシミリ電文データなどを保存するためのデータベース(D/B)装置6などが設けられている。これらの各部がLANケーブルなどで接続されている。
【0032】
図2は図1中のファクシミリ装置1の内部構成を示すブロック図である。
図2において、このファクシミリ装置1の例では、ISDN局線が接続されて接続処理を行うデジタル回線接続装置10とともに、PSTN局線が接続されて回線接続制御を行うアナログ回線接続装置11と、送受信データに対するバッファリング(一時的な格納)を行うためのバッファメモリ12と、さらに、この装置の各部を本発明の実施形態に対応した制御を実行するマイクロコンピュータ13と、受信して蓄積しているファクシミリ電文データ(圧縮データ)を伸長して出力(発信元での送信時原稿データに対応)する伸長処理部14aとを有している。
【0033】
また、このファクシミリ装置1は、着信したファクシミリ電文データを、クライアント装置3a,3b…に転送する処理を行うためのデータ変換部14bとともに、ユーザ指示操作データや送信先電話番号や発信元情報(TTI)などを格納するデータ格納部15aと、受信したファクシミリ電文データ(圧縮データ)を蓄積する蓄積メモリ15bと、さらに、ユーザが各種の入力設定や機能選択(以降の動作説明参照)を行うための操作パネル部17と、伸長処理部14aからのファクシミリ電文データを印刷してプリント出力を行う印刷部(印刷エンジン)18と、通信ネットワーク2とのインタフェース接続を行うためのネットワーク接続装置19とが設けられている。これらの各部は、データ転送バスライン及び制御バスラインで接続されている。
【0034】
前記した各部の実現例としては、デジタル回線接続装置10は、デジタル終端装置(DSU)やターミナルアダプタ(TA)などからなる。また、アナログ回線接続装置11は、NCU(Network Control Unit)とモデムなどからなる。さらに、マイクロコンピュータ13は、CPU、ブーストプログラムや制御プログラムを格納したROM及びワーキング用RAMからなり、図示しないメモリなどに電子メール送信用プログラム(メーラープログラム)を実装している。さらに、操作パネル部17は、テンキーや機能選択キーなどからなる入力操作部及び液晶ディスプレイなどの表示部からなる。
【0035】
また、通信ネットワーク2は、TCP/IPイントラネットやローカルエリアネットワークである。通信ネットワーク2がTCP/IPイントラネットやローカルエリアネットワークの場合、例えば、図示しないブリッジ回路による直接接続(ローカルブリッジ方式)や通信回線網を通じた遠隔接続(リモートブリッジ方式)でクライアント装置3a,3b…が接続(請求項における直接又は通信ネットワークを通じて収容される通信端末に対応)されている。
【0036】
次に、第1実施形態の動作について説明する。
図3は第1実施形態の動作の処理手順を示すフローチャートである。
図1から図3において、ファクシミリ装置1が、マイクロコンピュータ13でのプログラム実行によって、当該第1実施形態を実行する処理設定及び着信転送処理モードに設定される(図3中のステップS1,S2)。ISDN局線やPSTN局線からのファクシミリ着信をデジタル回線接続装置10やアナログ回線接続装置11が処理し、又は、通信ネットワーク2からのファクシミリ着信をネットワーク接続装置19が処理する(ステップS3)。
【0037】
このファクシミリ着信信号がバッファメモリ12で一時的に保持(バッファリング)され、マイクロコンピュータ13の制御で、ファクシミリ電文に付随して送信されてくる送信先電話番号や発信元情報(TTI)をデータ格納部15aに格納する(ステップS4)。さらに、ファクシミリ電文データをデータ格納部15aから蓄積メモリ15bに渡して蓄積する(ステップS5)。次に、ファクシミリ電文データの受信完了を判断し、この判断で未完了の場合はデータ格納部15aへの格納から繰り返す(ステップS6)。このステップS6でファクシミリ電文データが受信完了の場合(YES)、当該第1実施形態の要点である「ファクシミリ着信及び印刷完了予定時間の通知」のサブルーチンを実行する(ステップS7A)。
【0038】
図4は図3中の当該第1実施形態のサブルーチン(ステップS7A)の詳細な処理を示すフローチャートである。
図4において、このステップS7Aでは、データ格納部15aに格納している送信先電話番号及び発信元情報(TTI)を文字コードデータ(テキストデータ)にマイクロコンピュータ13の処理で変換して、データ格納部15aに格納する(図4中のステップS7Aa)。次に、蓄積メモリ15bに格納したファクシミリ電文の枚数などから印刷完了予定時間を算出する(ステップS7Ab)。
【0039】
次に、マイクロコンピュータ13は、予めデータ格納部15aなどに送信先電話番号に対応付けて格納してある電子メールアドレス(クライアント装置3a,3b…のいずれか)を読み出し、ファクシミリ着信したこと及びその印刷完了予定時間の情報を送信する(ステップS7Ac)。このファクシミリが着信したこと及びその印刷完了予定時間の情報をクライアント装置3a,3b…(いずれか)側のユーザが確認する。
【0040】
印刷完了予定時間は、ファクシミリ電文データ量(受信枚数)から印刷部18でのプリント出力終了時間を算出(予め判明している記録紙の主方向及び副方向の印刷による搬送出力から算出)するものである。また、印刷完了予定時間(例えば、5分間)は、電子メールによる通知に対して、そのユーザによる受信確認を示す開封確認電子メールの着信(以下において説明せず)を受け取った後にファクシミリ電文の印刷を開始する。
【0041】
次に、ファクシミリ装置1では、今回受信して蓄積メモリ15bに蓄積しているファクシミリ電文が親展通信の指定情報を有しているかをマイクロコンピュータ13が判断する(図3中のステップS8)。ここで親展通信の場合は、この親展通信によるファクシミリ電文の受け取り指定者(電子メールで通知したクライアント装置3a,3b…のいずれかの)からの操作パネル部17への暗証番号/パスワード(識別符号ID)入力、又は識別符号IDカードの、図示しない装置への挿入読み取りに対する入力待機状態となる(ステップS9)。
【0042】
この操作パネル部17からの入力指示操作(すなわち、ユーザによるファクシミリ装置1に出向いた入力処理)に代えて、クライアント装置3a,3b…のいずれかからの遠隔制御による入力指示操作も可能である。ステップS9の処理後に暗証番号/パスワードの照合を行う(ステップS10)。暗証番号/パスワードが一致しない場合は、図示しないブザーなどの吹鳴による報知を行って、その処理が終了する(ステップS11)。
【0043】
なお、ステップS8で親展通信でない場合(NO)、及びステップS10で暗証番号/パスワードが一致した場合(YES)、即時に印刷を行うモード(例えば、予熱時間中や受信データの格納済み)であるかを判断する(ステップS12)。このステップS12で即印刷モードの場合(YES)、印刷対象の該当受信データが格納済みか否かを判断する(ステップS13)。このステップS13で受信データが格納済みの場合、例えば、クライアント装置3a,3b…いずれかからの受信データの削除指示を取り込んだかを判断する(ステップS14)。
【0044】
ステップS13で受信データが格納済みでない場合(NO)、受信データの格納を処理(リターン処理)する(ステップS15)。また、ステップS14で受信データの削除指示を取り込んだ場合(YES)、その受信データを削除(フローチャートに図示せず)して処理を終了する。また、ステップS14で受信データの削除指示を取り込まない場合(NO)、記録紙のストック有無を判断する(ステップS16)。この判断で、記録紙がストック無しの場合(NO)、図示しないブザーなどの吹鳴による報知を行って、その処理が終了する(ステップS11)。
【0045】
また、ステップS14で記録紙ありの場合(YES)、伸長処理部14aが蓄積メモリ15bから圧縮ファクシミリ電文データを伸長処理して印刷部18に送出し、ここで印刷が実行される(ステップS17,S18)。次に、印刷完了を判断し、その印刷完了をもって処理終了となる(ステップS19)。
【0046】
なお、ファクシミリ電文データをデータ格納部15aから蓄積メモリ15bに蓄積した後に、電子メールによる前記したファクシミリ着信の通知を行っているが、ファクシミリ電文データのデータ格納部15aの蓄積メモリ15bへの格納開始時点で電子メールによるファクシミリ着信の通知を行うようにしても良い。この場合、着信するファクシミリ電文の枚数が不明となる場合がある(例えば、発信元がファクシミリ電文の全ての枚数をメモリで読み込み後に送信しない場合の枚数非通知)。この場合、着信枚数が判明するファクシミリ電文データをデータ格納部15a(又は蓄積メモリ15b)に格納した後に、その判明した枚数による印刷完了予定時間を、再度電子メールで通知する。
【0047】
このように、この第1実施形態では、ファクシミリ着信が、その送信先電話番号に対応付けられたクライアント装置3a,3b…に、発信元情報(TTI)とともに、ファクシミリ装置1から通知される。また、このファクシミリ着信の通知から着信している自己宛ファクシミリ電文の印刷完了予定時間が通知されるとともに、クライアント装置3a,3b…側からファクシミリ装置1に蓄積されているファクシミリ電文データの削除が可能になる。したがって、発信側が不定期に発信するファクシミリ電文の着信が、クライアント装置3a,3b…側で、容易かつ確実に判明するようになり、従来のように、着信側でのファクシミリ着信が不明のため、自己宛のファクシミリ着信(プリント出力)を度々、ファクシミリ装置1の設置場所に出向いて確認する必要がなくなる。
【0048】
特に、ファクシミリ着信の通知後における印刷完了時間も通知されるため、クライアント装置3a,3b…側がファクシミリ装置1にプリント出力を取りに出向いた際のプリント出力完了までの待ち時間がなくなる。換言すれば、プリント出力の待ち時間に他の業務を遂行できるようになって、その業務効率も改善される。さらに、予期せぬ者に、プリント出力(ファクシミリ電文)を読まれてしまったり、持ち去られるなどの不安がなくなり、ファクシミリ通信における安全性も向上する。
【0049】
なお、この第1実施形態では、例えば、管理者が全てのファクシミリ着信を取り扱う形態であり、そのファクシミリ通信における情報の集中的な管理(集約化)が可能になる。
【0050】
(第2実施形態)
この第2実施形態における通信ネットワーク構成及びファクシミリ装置1の構成は、第1実施形態の図1及び図2と同様である。
【0051】
次に、第2実施形態の動作について説明する。
この第2実施形態の処理は、前記した第1実施形態の図3中のサブルーチン(ステップS7A)の処理が異なるものであり、サブルーチン(ステップS7B)を実行する。
図5は第2実施形態のサブルーチン(図3のステップS7B)の詳細な処理を示すフローチャートであり、図6は第2実施形態のファクシミリ着信の通知先(着信通知リスト)を説明するための図である。
図1から図3及び図5、図6において、この第2実施形態では、第1実施形態の図3を参照して説明したファクシミリ電文データをデータ格納部15aから蓄積メモリ15bに格納し(図3中のステップS1からステップS6参照)、そのファクシミリ電文データの受信完了の場合(YES)、当該第2実施形態の要点を実行する。この要点は、ファクシミリ着信及び印刷完了予定時間通知を、複数の送信先電話番号に対して、予め設定された一つの電子メールアドレスに通知するものである(ステップS7B)。
【0052】
この第2実施形態のステップS7Bの処理では、まず、予めデータ格納部15aに格納している着信通知リストの有無をマイクロコンピュータ13が調べる(図5中のステップS7Ba)。着信通知リストには、図6に示すように、一つごとの電子メールアドレス(Mail Address)に対して複数の送信先電話番号が格納されている。電子メールアドレスは、複数の送信先電話番号のグループに対する、例えば、一つの業務形態、例えば、同一の商品を取り扱う複数の社員の統括管理者に付与されている。
【0053】
ステップS7Baで着信通知リストがデータ格納部15aに格納されていることが判明した場合(YES)、データ格納部15aに格納している送信先電話番号及び発信元情報(TTI)を文字コードデータ(テキストデータ)にマイクロコンピュータ13の処理で変換して、データ格納部15aに格納する(図5中のステップS7Bb)。次に、蓄積メモリ15bに格納したファクシミリ電文の枚数などから印刷完了予定時間を算出する(ステップS7Bc)。
【0054】
次に、マイクロコンピュータ13は、予めデータ格納部15aなどに送信先電話番号に対応付けて格納してある電子メールアドレス(クライアント装置3a,3b…のいずれか)を読み出し、このファクシミリが着信したこと、及びその印刷完了予定時間の情報を送信する(ステップS7Bd)。これ以降の処理は図3の第1実施形態と同様である。
【0055】
すなわち、ファクシミリが着信したこと及びその印刷完了予定時間をクライアント装置3a,3b…(いずれか)側のユーザが確認する。印刷完了予定時間は、ファクシミリ電文データ量(受信枚数)から印刷部18でのプリント出力終了時間を算出するものである。また、印刷完了予定時間(例えば、5分間)は、例えば、電子メールによる通知に対して、そのユーザによる受信確認を示す開封確認電子メールの着信(以下において説明せず)を受けてファクシミリ電文の印刷を開始する(図3におけるステップS8からステップS17参照)。また、この第2実施形態でも、前記の第1実施形態における印刷完了予定時間の通知及び親展通信が実行される。
【0056】
なお、ステップS7Baで着信通知リストがデータ格納部15aに格納されていないことが判明した場合(NO)、例えば、通信ネットワーク2のネットワーク管理者(Administer)に通知する。
【0057】
このように、この第2実施形態では、複数の送信先電話番号に対して、予め設定された一つの電子メールアドレス(例えば、特定社員グループの統括管理者や事務取扱者)にファクシミリ着信を通知し、さらに、電子メールアドレスが設定されていない場合は、通信ネットワーク2の管理者(Administer)にファクシミリ着信を通知する。
【0058】
この場合、送信先が、例えば、各地区ごとの同一の商品を取り扱う営業担当者グループのような場合に、そのグループに対するファクシミリ着信を通知できる。換言すれば、ファクシミリ電文のグループ化ごとに適切な情報分散化(グループごとへの情報の集約化)が可能になるとともに、そのグループに対する情報伝達の即時性も向上する。
なお、印刷完了予定時間の通知によるプリント出力の受け取り、親展通信における利点は第1実施形態と同様である。
【0059】
(第3実施形態)
この第3実施形態における通信ネットワーク構成及びファクシミリ装置1の構成は、第1実施形態の図1及び図2と同様である。
【0060】
次に、第3実施形態の動作について説明する。
図7は第3実施形態の動作のシーケンス図であり、図8は第3実施形態におけるファクシミリ装置1の処理手順を示すフローチャートである。また、図9は第3実施形態におけるクライアント装置3a,3b…の処理手順を示すフローチャートである。
図1及び図2と図7から図8において、この第3実施形態におけるファクシミリ装置1は、第1実施形態と同様にマイクロコンピュータ13がプログラム実行によって、当該第3実施形態を実行する処理設定及び着信転送処理モードからファクシミリ電文に付随して送信されてくる送信先電話番号及び発信元情報(TTI)をデータ格納部15aに格納する。そして、着信したファクシミリ電文データをデータ格納部15aから蓄積メモリ15bに格納する(図8中のステップS31〜S36)。
【0061】
ステップS36でファクシミリ電文データの受信完了の場合(YES)、以下、当該第3実施形態の要点である「着信したファクシミリ電文の転送及び格納又は削除」の処理(以下の説明)を実行する。まず、予めデータ格納部15aに格納している着信通知リストの有無をマイクロコンピュータ13の制御で調べる(ステップS37)。着信通知リスト(図6参照)に示すように、一つごとの電子メールアドレス(Mail Address)に対して複数の送信先電話番号が格納されている。電子メールアドレスは、複数の送信先電話番号のグループに対する、例えば、業務統括管理者に付与されている。
【0062】
ステップS37で着信通知リストがデータ格納部15aに格納されていることが判明した場合(YES)、データ格納部15aに格納している送信先電話番号及び発信元情報(TTI)を文字コードデータ(テキストデータ)にマイクロコンピュータ13の処理で変換して、データ格納部15aに格納する(ステップS38)。次に、蓄積メモリ15bに格納している送信先電話番号に該当するファクシミリ電文データを読み出して変換し、データ格納部15aに格納する(ステップS39)。このファクシミリ電文データの変換は、ビットマップ画像ファイルを保存する、例えば、TIFF(Tagged Image File Format)や、機種や使用フォントに関わらず作成時のイメージを保った変換が可能な、例えば、PDF(Portable Document Format)ファイルによる高微細画像データに変換する。
【0063】
この比較的データ量が少ないTIFFによる画像ファイル又は、データ量が多大なPDFファイルによる高微細画像データは、特にデータ格納部15aの記憶容量やファクシミリ電文データに写真を含む場合などのデータ量に基づいて選択すれば良い。
【0064】
次に、マイクロコンピュータ13は、予めデータ格納部15aなどに送信先電話番号に対応付けて格納してある電子メールアドレス(クライアント装置3a,3b…のいずれか)を読み出し、このファクシミリが着信したこと、及びその印刷完了予定時間情報とともに、ファクシミリ電文変換データを送信する(ステップS40)。なお、この情報は、ステップS38で着信通知リストがデータ格納部15aに格納されていないことが判明した場合(NO)、例えば、通信ネットワーク2のネットワーク管理者(Administer)に通知する(ステップS41)。
【0065】
次に、ステップS40でクライアント装置3a,3b…に着信したファクシミリ電文を転送した後に、このクライアント装置3a,3b…(いずれか)からの該当するファクシミリ電文データの削除指示の取り込みを判断し(ステップS42)、クライアント装置3a,3b…(いずれか)からの削除指示の取り込みがない場合(NO)、その処理を終了する。
【0066】
ステップS42で、クライアント装置3a,3b…(いずれか)からの削除指示を取り込んだ場合(YES)、蓄積メモリ15bから該当するファクシミリ電文データをマイクロコンピュータ13の制御で削除する(ステップS43)。次に、このファクシミリ電文データを削除したことを電子メールで該当するクライアント装置3a,3b…に通知して終了となる(ステップS44)。
【0067】
このファクシミリ装置1の動作に対するクライアント装置3a,3b…側の処理について説明する。
図9において、まず、ファクシミリ装置1からクライアント装置3a,3b…がファクシミリ電文データの転送を受ける設定(受信したファクシミリ電文データを格納後に表示閲覧したり、即時に表示閲覧するなどの設定)を行う(ステップS51)。次に、この設定後にクライアント装置3a,3b…(いずれか)は、ファクシミリ装置1からのファクシミリ電文データの受信を判断する(ステップS52)。ファクシミリ電文データを受信した場合(YES)、ここでは受信したファクシミリ電文データを格納後に表示閲覧する設定が行われており、このファクシミリ電文データをデータベース装置6に格納する(ステップS53,S54)。
【0068】
さらに、ファクシミリ電文データをデータベース装置6から読み出して表示するかの判断(入力操作指示が行われたか)される(ステップS55)。表示指示の場合(YES)、今回受信したファクシミリ電文データがデータベース装置6から読み出されて表示される(ステップS56)。この表示が行われた後、及びステップS55で表示指示でない場合(NO)、この表示して確認されたファクシミリ電文データを、ファクシミリ装置1において削除するかの入力指示が行われたかを判断する(ステップS57)。
【0069】
このステップS57の判断で削除入力指示が、例えば、一定時間内に行われなかった場合(NO)、その処理を終了し、また、この判断で削除入力指示が行われた場合(YES)、この削除入力指示をファクシミリ装置1に発信する(ステップS58)。この発信後は、ファクシミリ装置1からの削除完了通知(電子メール)の受け取りを判断する(ステップS59)。削除完了通知(電子メール)の受け取りがない場合(NO)、その処理を終了し、また、削除完了通知(電子メール)の受け取った場合(YES)、その通知を表示して処理終了となる(ステップS60)。
なお、この第3実施形態でも、前記した第1実施形態と同様に親展通信が行われるが、その詳細なクライアント装置3a,3b…側での処理説明は省略する。
【0070】
このように、この第3実施形態では、ファクシミリ装置1に着信したファクシミリ電文を着信通知先のクライアント装置3a,3b…に転送して、例えば、データベース装置6(図1参照)に保存される。この保存の後に必要に応じて着信通知先のユーザが読み出して確認できるようになる。また、このファクシミリ電文をクライアント装置3a,3b…で画面表示して閲覧し、かつ、ファクシミリ装置1の蓄積メモリ15bに格納されているファクシミリ電文データの削除指示がクライアント装置3a,3b…側から可能になる。
【0071】
したがって、面倒なファクシミリ着信におけるプリント出力の確認作業が不要になり、また、着信したファクシミリ電文の情報確認が遅れることなく迅速化される。さらに、予期せぬ者にプリント出力(ファクシミリ電文内容)を読まれてしまったり、持ち去られなどが発生しなくなる。さらに、ファクシミリ電文を画面表示して確認しているため、記録紙が不要になり、資源(記録紙)の有効利用が向上し、また、プリント時間に他の有効な業務処理が可能になる。
なお、印刷完了時間の通知によるプリント出力の受け取り、親展通信における利点は第1実施形態と同様である。
【0072】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、ファクシミリ着信を、着信通知先の通信端末に、親展通信及びファクシミリ電文のプリント出力終了時間とともに通知できるようになる。
また、この発明によれば、ファクシミリ着信を、複数の送信先(例えば、同一業務を取り扱うグループ)の管理者などに、親展通信及びファクシミリ電文のプリント出力終了時間とともに通知できるようになる。
さらに、この発明によれば、着信したファクシミリ電文を着信通知先の通信端末に転送し、このファクシミリ電文を通信端末で画面表示して閲覧するとともに、そのファクシミリ電文データの削除が可能になる。
【0073】
これらの結果、ファクシミリ通信におけるファクシミリ電文内容の漏洩に対する安全性及びファクシミリ通信におけるユーザ利便性(使い勝手)が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における通信ネットワーク構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のファクシミリ装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】第1実施形態のサブルーチン処理を示すフローチャートである。
【図5】第2実施形態のサブルーチン処理を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態のファクシミリ着信の通知先リストを説明するための図である。
【図7】第3実施形態の動作に対応したシーケンス図である。
【図8】第3実施形態におけるファクシミリ装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】第3実施形態におけるクライアント装置の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 通信ネットワーク
3a,3b… クライアント装置
4 ホストコンピュータ
6 データベース装置
12 バッファメモリ
13 マイクロコンピュータ
14a 伸長処理部
14b データ変換部
15a データ格納部
15b 蓄積メモリ
18 印刷部
Claims (6)
- 発信元からのファクシミリ電文データを受信して該電文データに基づいて印刷処理を実行するファクシミリ装置と、該ファクシミリ装置に接続されている通信端末とを備えるファクシミリ通信システムにおいて、
前記ファクシミリ装置は、
発信元情報と通信端末情報とを対応させた通知先情報が格納されるデータ格納部と、
前記ファクシミリ電文データに基づいて印刷完了予定時間を演算する時間算出部と、
前記データ格納部の前記通知先情報に基づき、前記発信元に対応した前記通信端末に前記印刷完了予定時間を通知する時間通知部と、
を含むファクシミリ通信システムであって、
前記ファクシミリ装置は、前記通信端末から前記通知に対する受信確認信号を受けると印刷開始を指示する受信確認部を有することを特徴とするファクシミリ通信システム。 - 前記ファクシミリ装置は、前記発信元を示す発信元情報を前記通知先情報を利用して前記通信端末に通知する発信元通知部と、該通信端末から削除指示を受けると前記受信したファクシミリ電文データを削除するデータ削除部とを有することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信システム。
- 前記データ格納部に、複数の発信元に1つの通信端末を対応させた通知先情報が格納されていることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信システム。
- 前記時間通知部は、前記発信元に対応する通信端末が前記通知先情報に設定されていないと予め設定した通信端末に前記印刷完了予定時間を通知することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信システム。
- 前記予め設定した通信端末は、管理者に設定した通信端末であることを特徴とする請求項4記載のファクシミリ通信システム。
- 前記ファクシミリ装置は、前記ファクシミリ電文データの受信を開始すると前記通知先情報を利用して前記通信端末に着信を通知する着信通知部を更に有することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信システム。
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