JP3313460B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3313460B2
JP3313460B2 JP15818693A JP15818693A JP3313460B2 JP 3313460 B2 JP3313460 B2 JP 3313460B2 JP 15818693 A JP15818693 A JP 15818693A JP 15818693 A JP15818693 A JP 15818693A JP 3313460 B2 JP3313460 B2 JP 3313460B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの端末
が接続されるローカルエリアネットワークに接続し、こ
のローカルネットワークにおけるローカルエリアネット
ワークサーバ機能および電子メールサーバ機能を備えた
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の端末が接続されるローカルエリア
ネットワークに接続し、このローカルネットワークにお
けるファクシミリサーバ機能および電子メールサーバ機
能を実現するファクシミリ装置が実用されている。
【0003】この場合、このファクシミリ装置に設けら
れているスキャナ、プリンタ(プロッタ)、および、フ
ァクシミリ通信機能を、ローカルネットワークに接続さ
れている各端末から使用することができ、ローカルエリ
アネットワークの資源を有効に活用することができる。
また、各端末から送信された電子メールを、ローカルエ
リアネットワークの外のファクシミリ装置に送信するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置には、次のような不都合を生じていた。
【0005】すなわち、上述したファクシミリ装置で
は、電子メールデータとして電子メールのデータ形式以
外のデータを受け付けることができず、そのために、他
のアプリケーションファイルデータを送信するには、他
のデータ伝送手段を必要としていた。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、アプリケーションファイルデータを送信可能
なファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つの端末が接続されるローカルエリアネットワークに接
続し、このローカルネットワークにおけるローカルエリ
アネットワークサーバ機能および電子メールサーバ機能
を備えたファクシミリ装置において、アプリケーション
ソフトで作成されたアプリケーションソフトファイルデ
ータを電子メールとして受信するアプリケーションソフ
トファイルデータ受信手段と、上記電子メールとして受
信したアプリケーションソフトファイルデータの宛先が
ローカルエリアネットワークにログイン可能なときに
は、その宛先に対応したユーザがログインしている端末
にその受信したアプリケーションソフトファイルデータ
を送信する一方、その宛先がローカルエリアネットワー
クにログイン可能でないときには、指定された宛先を発
呼し、その宛先端末に、上記電子メールとして受信した
アプリケーションファイルデータを送信する制御手段を
備えたものである。
【0008】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、上記電子メールとして受信したアプリケーショ
ンソフトファイルデータの宛先がローカルエリアネット
ワークにログイン可能なときには、その宛先に対応した
ユーザがログインしている端末にその受信したアプリケ
ーションソフトファイルデータを送信する一方、その宛
先がローカルエリアネットワークにログイン可能でない
ときには、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との
間で実行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末
がその受信したアプリケーションファイルデータを受信
可能なことを知ると、データ転送手順にしたがってその
アプリケーションファイルデータを宛先端末に送信し、
上記伝送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリ
ケーションファイルデータを受信可能でないことを知る
と、そのときのデータ伝送動作を強制終了する制御手段
を備えたものである。
【0009】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、上記電子メールとして受信したアプリケーショ
ンソフトファイルデータの宛先がローカルエリアネット
ワークにログイン可能なときには、その宛先に対応した
ユーザがログインしている端末にその受信したアプリケ
ーションソフトファイルデータを送信する一方、その宛
先がローカルエリアネットワークにログイン可能でない
ときには、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との
間で実行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末
がその受信したアプリケーションファイルデータを受信
可能なことを知ると、データ転送手順にしたがってその
アプリケーションファイルデータを宛先端末に送信し、
上記伝送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリ
ケーションファイルデータを受信可能でないことを知る
と、そのときにそのアプリケーションファイルデータを
無条件に送信することが設定されているときには、デー
タ転送手順にしたがってそのアプリケーションファイル
データを宛先端末に送信し、そのときにアプリケーショ
ンファイルデータを無条件に送信することが設定されて
いないときには、そのときのデータ伝送動作を強制終了
する制御手段を備えたものである。
【0010】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、上記電子メールとして受信したアプリケーショ
ンソフトファイルデータの宛先がローカルエリアネット
ワークにログイン可能なときには、その宛先に対応した
ユーザがログインしている端末にその受信したアプリケ
ーションソフトファイルデータを送信する一方、その宛
先がローカルエリアネットワークにログイン可能でない
ときには、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との
間で実行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末
がその受信したアプリケーションファイルデータを受信
可能なことを知ると、データ転送手順にしたがってその
アプリケーションファイルデータを宛先端末に送信し、
上記伝送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリ
ケーションファイルデータを受信可能でないことを知る
と、宛先端末が受信可能な形式のデータにそのアプリケ
ーションファイルデータを変換し、その変換後のデータ
を、データ転送手順にしたがって宛先端末に送信する制
御手段を備えたものである。
【0011】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、上記電子メールとして受信したアプリケーショ
ンソフトファイルデータの宛先がローカルエリアネット
ワークにログイン可能なときには、その宛先に対応した
ユーザがログインしている端末にその受信したアプリケ
ーションソフトファイルデータを送信する一方、その宛
先がローカルエリアネットワークにログイン可能でない
ときには、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との
間で実行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末
がその受信したアプリケーションファイルデータを受信
可能なことを知ると、データ転送手順にしたがってその
アプリケーションファイルデータを宛先端末に送信し、
上記伝送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリ
ケーションファイルデータを受信可能でないことを知る
と、そのアプリケーションファイルデータをファクシミ
リ画情報に変換し、その変換後のファクシミリ画情報
を、画情報伝送手順にしたがって宛先端末に送信する制
御手段を備えたものである。
【0012】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、上記電子メールとして受信したアプリケーショ
ンソフトファイルデータの宛先がローカルエリアネット
ワークにログイン可能なときには、その宛先に対応した
ユーザがログインしている端末にその受信したアプリケ
ーションソフトファイルデータを送信する一方、その宛
先がローカルエリアネットワークにログイン可能でない
ときには、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との
間で実行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末
がその受信したアプリケーションファイルデータを受信
可能なことを知ると、データ転送手順にしたがってその
アプリケーションファイルデータを宛先端末に送信し、
上記伝送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリ
ケーションファイルデータを受信可能でないことを知る
と、その時点で回線を復旧し、宛先端末が受信可能な形
式のデータにそのアプリケーションファイルデータを変
換して一時保存し、同一宛先を再度発呼し、上記一時保
存したアプリケーションファイルデータを、データ転送
手順にしたがって宛先端末に送信する制御手段を備えた
ものである。
【0013】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、上記電子メールとして受信したアプリケーショ
ンソフトファイルデータの宛先がローカルエリアネット
ワークにログイン可能なときには、その宛先に対応した
ユーザがログインしている端末にその受信したアプリケ
ーションソフトファイルデータを送信する一方、その宛
先がローカルエリアネットワークにログイン可能でない
ときには、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との
間で実行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末
がその受信したアプリケーションファイルデータを受信
可能なことを知ると、データ転送手順にしたがってその
アプリケーションファイルデータを宛先端末に送信し、
上記伝送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリ
ケーションファイルデータを受信可能でないことを知る
と、その時点で回線を復旧し、そのアプリケーションフ
ァイルデータをファクシミリ画情報に変換して一時保存
し、同一宛先を再度発呼し、上記一時保存したファクシ
ミリ画情報を、画情報伝送手順にしたがって宛先端末に
送信する制御手段を備えたものである。
【0014】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、上記電子メールとして受信したアプリケーショ
ンソフトファイルデータの宛先がローカルエリアネット
ワークにログイン可能なときには、その宛先に対応した
ユーザがログインしている端末にその受信したアプリケ
ーションソフトファイルデータを送信する一方、その宛
先がローカルエリアネットワークにログイン可能でない
ときには、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との
間で実行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末
がその受信したアプリケーションファイルデータを受信
可能なことを知ると、データ転送手順にしたがってその
アプリケーションファイルデータを宛先端末に送信し、
上記伝送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリ
ケーションファイルデータを受信可能でないことを知る
と、そのアプリケーションファイルデータの内容に基づ
いて回線を一時切断するか否かを判定し、回線を切断す
ると判定したときには、その時点で回線を復旧し、その
アプリケーションファイルデータをファクシミリ画情報
に変換して一時保存し、同一宛先を再度発呼し、上記一
時保存したファクシミリ画情報を宛先端末に送信し、回
線を切断しないと判定したときには、そのアプリケーシ
ョンファイルデータをファクシミリ画情報に変換しなが
ら宛先端末に送信する制御手段を備えたものである。
【0015】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、上記電子メールとして受信したアプリケーショ
ンソフトファイルデータの宛先がローカルエリアネット
ワークにログイン可能なときには、その宛先に対応した
ユーザがログインしている端末にその受信したアプリケ
ーションソフトファイルデータを送信する一方、その宛
先がローカルエリアネットワークにログイン可能でない
ときには、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との
間で実行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末
がその受信したアプリケーションファイルデータを受信
可能なことを知ると、データ転送手順にしたがってその
アプリケーションファイルデータを宛先端末に送信し、
上記伝送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリ
ケーションファイルデータを受信可能でないことを知る
と、そのアプリケーションファイルデータの内容に基づ
いて回線を一時切断するか否かを判定し、回線を切断す
ると判定したときには、その時点で回線を復旧し、宛先
端末が受信可能な形式のデータにそのアプリケーション
ファイルデータを変換して一時保存し、同一宛先を再度
発呼し、上記一時保存したアプリケーションファイルデ
ータを、データ転送手順にしたがって宛先端末に送信
し、回線を切断しないと判定したときには、宛先端末が
受信可能な形式のデータにそのアプリケーションファイ
ルデータを変換しながらデータ転送手順にしたがって宛
先端末に送信する制御手段を備えたものである。
【0016】また、少なくとも1つの端末が接続される
ローカルエリアネットワークに接続し、このローカルネ
ットワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ
機能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ
装置において、アプリケーションソフトで作成されたア
プリケーションソフトファイルデータを電子メールとし
て受信するアプリケーションソフトファイルデータ受信
手段と、おのおのの宛先について、受信可能なアプリケ
ーションソフトファイルの一覧情報を記憶する受信可能
アプリケーションソフト一覧記憶手段と、上記電子メー
ルとして受信したアプリケーションソフトファイルデー
タを受信可能であるか否かを上記一覧情報に基づいて判
定し、その宛先がその受信したアプリケーションファイ
ルデータを受信可能な場合には、指定された宛先を発呼
し、その宛先端末に上記電子メールとして受信したアプ
リケーションファイルデータを送信し、上記宛先が受信
したアプリケーションファイルデータを受信可能でない
場合には、そのアプリケーションファイルデータを、当
該アプリケーションファイルデータを作成したアプリケ
ーション種別に固有な共通形式のデータに変換し、その
宛先を発呼し、その宛先端末に上記変換して形成した共
通形式のデータを送信する制御手段を備えたものであ
る。
【0017】
【作用】したがって、アプリケーションファイルデータ
を電子メールとして受信でき、その受信したアプリケー
ションファイルデータを指定された宛先に送信できるの
で、ローカルエリアネットワークに接続されるファクシ
ミリ装置の使い勝手が向上する。また、宛先がアプリケ
ーションファイルデータを受信できない場合には、宛先
が受信可能なデータに変換したのちに、その変換後のデ
ータを送信するようにしているので、ユーザが設定した
データ転送動作を有効に実現することができる。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例にかかるローカ
ルエリアネットワークシステムを示している。
【0020】同図において、m台のパーソナルコンピュ
ータPC1,PC2,・・・,PCmと、ローカルエリ
アネットワークサーバ機能を備えたファクシミリ装置I
FAXは、集線装置HUBに接続され、この集線装置H
UBを介して、これらのパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmおよびファクシミリ装置I
FAXが接続されている。
【0021】ここで、集線装置HUBは、例えば、20
BASE−T(IEEE802.3CSMA/CD)な
どのスター型のローカルエリアネットワークを構成する
ためのものである。また、このローカルエリアネットワ
ークシステムでは、おのおののパーソナルコンピュータ
PC1,PC2,・・・,PCm、および、ファクシミ
リ装置IFAXの制御処理やアプリケーションプログラ
ムは、いわゆるマルチウインド型のネットワーク・オペ
レーティング・システムを基礎にしている。また、ファ
クシミリ装置IFAXには、パーソナルコンピュータP
C1,PC2,・・・,PCmと同じ1つ以上のアプリ
ケーションプログラム、または、それらのアプリケーシ
ョンプログラムで作成されたファイルを印刷可能なアプ
リケーションプログラムがインストールされている。
【0022】図2は、ファクシミリ装置IFAXの一例
を示している。
【0023】同図において、CPU(中央処理装置)1
は、このファクシミリ装置IFAXの各部の動作制御、
グループ3ファクシミリ伝送機能、および、ローカルエ
リアネットワークサーバ機能の処理を実現するためのも
のであり、ROM(リード・オンリ・メモリ)2は、C
PU1が実行する処理で参照する各種データを記憶する
ためのものであり、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)3は、CPU1の主記憶やワークエリアなどを構成
するためのものであり、時計装置4は、現在時刻情報な
どを出力するためのものである。RAM3と時計装置4
は、バッテリ5によってバックアップされている。
【0024】スキャナ6は、所定の解像度で原稿画像を
読み取り入力するためのものであり、画像処理部7は、
スキャナ6の動作を制御するとともに、スキャナ6で読
み取って得た画像データに対して、画素密度変換などの
種々の画像処理を適用するものである。
【0025】ページプリンタ8は、レーザビームプリン
タなど、普通紙に高解像度で高画質の画像を記録するた
めのものであり、記録制御部9は、ページプリンタ8の
記録動作を制御するためのものである。
【0026】操作表示部10は、このファクシミリ装置
IFAXをローカルに直接操作するためのものであり、
符号化復号化部11は、所定の画像符号化/復号化処理
を実行するためのものである。
【0027】フロッピーディスク装置12は、フロッピ
ーディスク(図示略)にデータを記録/再生/消去する
ためのものであり、フロッピーディスク制御部13は、
フロッピーディスク装置12の動作を制御するためのも
のである。
【0028】磁気ディスク装置14は、大容量の外部記
憶装置であり、システムソフトウェア、システムファイ
ル、複数のアプリケーションソフトウェア、多数の電子
メールファイル、多数の画像ファイル、および、アプリ
ケーションソフトファイルなどが記憶される。また、磁
気ディスク制御部15は、磁気ディスク装置14の動作
を制御するためのものである。
【0029】ローカルエリアネットワークインタフェー
ス16は、集線装置HUBに接続するためのものであ
り、ローカルネットワーク制御部17は、所定のローカ
ルエリアネットワーク制御手順にしたがったデータ伝送
動作を実行するためのものである。
【0030】グループ3ファクシミリモデム18は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.33モデム、
V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えて
いる。
【0031】網制御装置19は、このファクシミリ装置
IFAXを公衆電話回線網に接続するためのものであ
り、自動発着信機能を備えている。また、この網制御装
置19には、通話のためのハンドセット20が付設され
ている。
【0032】これらのCPU1、ROM2、RAM3、
時計装置4、画像処理部7、記録制御部9、操作表示部
10、符号化復号化部11、フロッピーディスク制御部
13、磁気ディスク制御部15、ローカルエリアネット
ワーク制御部17、グループ3ファクシミリモデム1
8、および、網制御装置19は、システムバス21に接
続されており、これらの各要素間のデータのやりとり
は、主としてこのシステムバス21を介して実行され
る。
【0033】さて、ファクシミリ装置IFAXが、ロー
カルエリアネットワーク機能の一部として提供する電子
メールサーバ機能では、例えば、図3に示したような形
式の電子メールをやりとりする。
【0034】この電子メールは、電子メールの発信元、
宛先、発信日時、および、題名などからなるヘッダ部
と、電子メールの内容をあらわす本文部からなる。ま
た、ヘッダ部には、受信日時を表示する欄R1、発信ユ
ーザ名を表示する欄R2、電子メールID(識別情報)
を表示する欄R3、宛先ユーザ名を表示する欄R4、お
よび、題名を表示する欄R5が設けられている。
【0035】さて、このファクシミリ装置IFAXの磁
気ディスク装置14の記憶領域は、図4(a)に示すよ
うに、システムソフトウェアやシステムファイルを記憶
するためのシステム領域、複数のアプリケーションソフ
トウェアを記憶するためのアプリケーション領域、およ
び、ユーザファイルを記憶するためのユーザファイル領
域に分割されている。
【0036】ユーザファイル領域は、同図(b)に示す
ように、複数の電子メールファイルを記憶するための電
子メール領域、多数の画像ファイルを記憶するための画
情報領域、および、アプリケーションファイルデータを
記憶するためのアプリケーションデータ領域に、さらに
分割されている。
【0037】また、例えば、同図(c)に示すような電
子メール宛先情報が、おのおのの宛先について形成され
て、システム領域に保存されている。
【0038】この電子メール宛先情報は、おのおのの宛
先を識別するための宛先ID、ローカルエリアネットワ
ークに登録されたユーザ名(ある場合のみ)、電話番
号、会社名、所属名、氏名、その宛先端末で受信可能な
1つ以上のアプリケーションソフトファイルを記憶する
ためのアプリケーションソフトリストからなる。
【0039】また、電子メール機能を管理するために同
図(d)に示すような電子メール管理情報が、おのおの
の電子メールについて形成されて、システム領域に保存
されている。
【0040】この電子メール管理情報は、おのおのの電
子メール管理情報を識別するための電子メール番号、発
信ユーザ名、宛先に対応した宛先ID、そのときに処理
する電子メールファイルをあらわす電子メールID、電
子メールの本文のデータサイズ、その電子メールファイ
ルのデータ種別(アプリケーションファイルデータの種
別)、その電子メールを無条件に送信するか否かの指定
をあらわす無条件送信フラグ、および、送信結果(待機
/OK/NG)からなる。
【0041】また、電子メールファイルは、同図(e)
に示すように、この電子メールを識別するための電子メ
ールID、上述したヘッダデータ、および、本文データ
からなる。ただし、電子メールファイルとしてとしてア
プリケーションファイルデータを受信したときには、電
子メールファイルは、同図(f)に示すように、電子メ
ールIDとアプリケーションファイルデータからなる。
【0042】また、おのおののアプリケーションプログ
ラムについて、同図(g)に示すようなアプリケーショ
ン属性情報を記憶している。このアプリケーション属性
情報は、アプリケーションの名称をあらわすアプリケー
ション名、そのアプリケーションの種別(例えば、(英
文または日本語)ワードプロセッサ、表計算、データベ
ースなど)をあらわすアプリケーション種別、および、
そのアプリケーションが処理可能なファイル形式の一覧
をあらわす処理可能ファイル種別リストからなる。
【0043】図5、図6、および、図7は、ローカルエ
リアネットワークを介して、他のパーソナルコンピュー
タPC1,PC2,・・・,PCmから電子メール送信
要求を受け付けるときのファクシミリ装置IFAXの処
理例を示している。
【0044】いずれかのパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmより、電子メール送信が要
求されると、ファクシミリ装置IFAXは、その電子メ
ール送信要求を受け付けて(処理101)、その電子メ
ール送信要求を発行したパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmから、電子メールファイル
を受信して、その受信した電子メールファイルを保存す
る(処理102)。
【0045】次いで、その電子メールに関する電子メー
ル管理情報を作成し(処理103)、指定された宛先I
Dの電子メール宛先情報を読み込む(処理104)。
【0046】ここで、受信した電子メールファイルがい
ずれかのアプリケーションファイルであるかどうかを調
べ(判断105)、判断105の結果がYESになると
きには、そのアプリケーションファイルを送信形式に変
換して送信ファイルを形成する(処理106)。
【0047】このとき、電子メール宛先情報にユーザ名
が有効に記憶されているかどうかを調べる(判断10
7)。判断107の結果がYESになるときには、その
ユーザ名のユーザがログインしているパーソナルコンピ
ュータPC1,PC2,・・・,PCmに電子メールフ
ァイルを送信して(処理108)、送信終了した送信フ
ァイルの元のアプリケーションファイルデータを消去す
る(処理109)。
【0048】次いで、そのときの送信結果に応じて、電
子メール管理情報の内容を更新し(処理110)、その
送信結果を通知する送信結果通知メッセージを形成し
て、発信元ユーザ名のユーザがログインしているパーソ
ナルコンピュータPC1,PC2,・・・,PCmに送
信する(処理111)。
【0049】また、判断105の結果がNOになるとき
には、受信したファイルが通常の電子メールのファイル
であったので、所定の電子メール送信処理(処理11
2)を実行して、電子メールを指定された宛先に送信す
る。次いで、処理110に移行し、そのときの送信結果
に応じて電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降
の処理を実行する。
【0050】また、判断107の結果がNOになるとき
には、そのときの電子メール宛先情報の電話番号を発呼
して(処理113)、相手端末からの被呼局識別信号C
ED、非標準機能信号NSF、および、デジタル識別信
号DISを受信して(処理114)、相手端末の機能を
識別し、相手端末がそのときに電子メールとして受信し
たファイルを生成したアプリケーションソフト機能を備
えているかどうかを調べる(判断115)。
【0051】相手端末が同一アプリケーションソフト機
能を備えており、判断115の結果がYESになるとき
は、所定のアプリケーションファイルデータ送信モード
を設定し(処理116)、アプリケーションファイルデ
ータ送信モードを指定する非標準機能設定信号NSSを
送出し(処理117)、そのときに設定したモデム速度
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理11
8)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0052】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理11
9)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理120)、回線を復旧する(処理121)。そ
して、そのときの処理対象となっているアプリケーショ
ンファイルデータを消去し(処理122)、電子メール
宛先情報のアプリケーションソフトリストの内容をその
ときに相手端末から通知された値に更新し(処理12
3)、処理110に移行し、そのときの送信結果に応じ
て電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降の処理
を実行する。
【0053】判断115の結果がNOになるときは、無
条件送信フラグがセットされているかどうかを調べ(判
断124)、判断124の結果がNOになるときには、
回線を切断復旧して(処理125)、指定された電子メ
ールの送信動作を打ち切り、処理122に移行し、その
ときの処理対象となっているアプリケーションファイル
データを消去し、それ以降の処理を実行する。
【0054】また、無条件送信フラグがセットされてい
て、判断124の結果がYESになるときには、そのと
きに相手端末から通知されたアプリケーションソフトリ
ストの内容と、処理対象となっているアプリケーション
ファイルデータのファイル種別を参照して、そのアプリ
ケーションファイルデータを、相手端末が処理可能なフ
ァイル形式(例えば、同一アプリケーション種別のアプ
リケーションソフトに設定されている共通ファイル形
式、または、同一アプリケーション種別の他のアプリケ
ーションソフトが処理可能で、かつ、そのアプリケーシ
ョンが処理可能なファイル形式)に変換できるかどうか
を調べる(判断126)。
【0055】判断126の結果がYESになるときに
は、そのときのアプリケーションファイルデータを、そ
のファイル形式のデータファイルに変換して一時保存す
る(処理127)。
【0056】そして、所定のアプリケーションファイル
データ送信モードを設定し(処理128)、アプリケー
ションファイルデータ送信モードを指定する非標準機能
設定信号NSSを送出し(処理129)、そのときに設
定したモデム速度で所定のモデムトレーニング手順を実
行して(処理130)、そのときに使用するモデム速度
を決定する。
【0057】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理13
1)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理132)、回線を復旧する(処理133)。そ
して、そのときに変換して形成した一時ファイルを消去
し(処理134)、処理122に移行して、そのときの
処理対象となっているアプリケーションファイルデータ
を消去し、それ以降の処理を実行する。
【0058】また、判断126の結果がNOになるとき
には、そのときに用いる画情報伝送にかかる伝送機能を
設定して(処理135)、その設定した伝送機能の内容
を通知する非標準機能設定信号NSSを送出し(処理1
36)、そのときに設定したモデム速度で所定のモデム
トレーニング手順を実行して(処理137)、そのとき
に使用するモデム速度を決定する。
【0059】次いで、そのときのアプリケーションファ
イルデータの表示情報に対応したファクシミリ画像デー
タを変換形成し(処理138)、そのファクシミリ画像
データを符号化復号化部11によって符号化圧縮し(処
理139)、それによって得た画情報を送信し(処理1
40)、所定の伝送後手順を実行し(処理141)、回
線を復旧して(処理142)、そのときに形成したファ
クシミリ画像データを消去する(処理143)。そし
て、処理122に移行し、そのときの処理対象となって
いるアプリケーションファイルデータを消去し、それ以
降の処理を実行する。
【0060】このようにして、本実施例では、送信要求
した電子メールがアプリケーションファイルデータの場
合には、そのときに指定された宛先にそのアプリケーシ
ョンファイルデータを送信しているので、ファクシミリ
装置IFAXを用いてアプリケーションファイルデータ
の送信が可能であり、ローカルエリアネットワークの資
源を有効に活用することができる。
【0061】また、そのときに送信するアプリケーショ
ンファイルデータを、宛先端末が処理できない場合に
は、宛先端末が処理可能なファイル形式のデータに変換
して送信するようにしているので、ユーザが設定したフ
ァイル送信動作を的確に実行することができる。また、
電子メール送信要求時に、ユーザが無条件送信を設定し
なかった場合には、宛先端末が処理できないファイル形
式のデータを送信することがないので、無用な送信動作
を防止することができ、ユーザの意図する送信動作を実
行することができる。
【0062】また、無条件送信が指定されているときに
は、最低、ファクシミリ画情報として宛先端末に送信す
るので、とりあえずのデータ伝送を実現することがで
き、便利である。
【0063】図8および図9は、ローカルエリアネット
ワークを介して、他のパーソナルコンピュータPC1,
PC2,・・・,PCmから電子メール送信要求を受け
付けるときのファクシミリ装置IFAXの他の処理例を
示している。
【0064】いずれかのパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmより、電子メール送信が要
求されると、ファクシミリ装置IFAXは、その電子メ
ール送信要求を受け付けて(処理201)、その電子メ
ール送信要求を発行したパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmから、電子メールファイル
を受信して、その受信した電子メールファイルを保存す
る(処理202)。
【0065】次いで、その電子メールに関する電子メー
ル管理情報を作成し(処理203)、指定された宛先I
Dの電子メール宛先情報を読み込む(処理204)。
【0066】ここで、受信した電子メールファイルがい
ずれかのアプリケーションファイルであるかどうかを調
べ(判断205)、判断205の結果がYESになると
きには、そのアプリケーションファイルを送信形式に変
換して送信ファイルを形成する(処理206)。
【0067】このとき、電子メール宛先情報にユーザ名
が有効に記憶されているかどうかを調べる(判断20
7)。判断207の結果がYESになるときには、その
ユーザ名のユーザがログインしているパーソナルコンピ
ュータPC1,PC2,・・・,PCmに電子メールフ
ァイルを送信して(処理208)、送信終了した送信フ
ァイルの元のアプリケーションファイルデータを消去す
る(処理209)。
【0068】次いで、そのときの送信結果に応じて、電
子メール管理情報の内容を更新し(処理210)、その
送信結果を通知する送信結果通知メッセージを形成し
て、発信元ユーザ名のユーザがログインしているパーソ
ナルコンピュータPC1,PC2,・・・,PCmに送
信する(処理211)。
【0069】また、判断205の結果がNOになるとき
には、受信したファイルが通常の電子メールのファイル
であったので、所定の電子メール送信処理(処理21
2)を実行して、電子メールを指定された宛先に送信す
る。次いで、処理210に移行し、そのときの送信結果
に応じて電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降
の処理を実行する。
【0070】また、判断207の結果がNOになるとき
には、そのときの電子メール宛先情報の電話番号を発呼
して(処理213)、相手端末からの被呼局識別信号C
ED、非標準機能信号NSF、および、デジタル識別信
号DISを受信して(処理214)、相手端末の機能を
識別し、相手端末がそのときに電子メールとして受信し
たファイルを生成したアプリケーションソフト機能を備
えているかどうかを調べる(判断215)。
【0071】相手端末が同一アプリケーションソフト機
能を備えており、判断215の結果がYESになるとき
は、所定のアプリケーションファイルデータ送信モード
を設定し(処理216)、アプリケーションファイルデ
ータ送信モードを指定する非標準機能設定信号NSSを
送出し(処理217)、そのときに設定したモデム速度
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理21
8)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0072】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理21
9)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理220)、回線を復旧する(処理221)。そ
して、そのときの処理対象となっているアプリケーショ
ンファイルデータを消去し(処理222)、電子メール
宛先情報のアプリケーションソフトリストの内容をその
ときに相手端末から通知された値に更新し(処理22
3)、処理220に移行し、そのときの送信結果に応じ
て電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降の処理
を実行する。
【0073】判断215の結果がNOになるときは、無
条件送信フラグがセットされているかどうかを調べ(判
断224)、判断224の結果がNOになるときには、
回線を切断復旧して(処理225)、指定された電子メ
ールの送信動作を打ち切り、処理222に移行し、その
ときの処理対象となっているアプリケーションファイル
データを消去し、それ以降の処理を実行する。
【0074】また、無条件送信フラグがセットされてい
て、判断224の結果がYESになるときには、処理2
16に移行し、強制的にアプリケーションファイルデー
タの送信動作を実行する。
【0075】このようにして、本実施例では、送信要求
した電子メールがアプリケーションファイルデータの場
合には、そのときに指定された宛先にそのアプリケーシ
ョンファイルデータを送信しているので、ファクシミリ
装置IFAXを用いてアプリケーションファイルデータ
の送信が可能であり、ローカルエリアネットワークの資
源を有効に活用することができる。
【0076】また、無条件送信が指定されているときに
は、そのときに送信するアプリケーションファイルデー
タを、宛先端末が処理できない場合でも強制的に送信
し、また、ユーザが無条件送信を設定しなかった場合に
は、宛先端末が処理できないファイル形式のデータを送
信することがないので、無用な送信動作を防止すること
ができ、ユーザの意図する送信動作を実行することがで
きる。
【0077】図10および図11は、ローカルエリアネ
ットワークを介して、他のパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmから電子メール送信要求を
受け付けるときのファクシミリ装置IFAXの、さらに
他の処理例を示している。
【0078】いずれかのパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmより、電子メール送信が要
求されると、ファクシミリ装置IFAXは、その電子メ
ール送信要求を受け付けて(処理301)、その電子メ
ール送信要求を発行したパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmから、電子メールファイル
を受信して、その受信した電子メールファイルを保存す
る(処理302)。
【0079】次いで、その電子メールに関する電子メー
ル管理情報を作成し(処理303)、指定された宛先I
Dの電子メール宛先情報を読み込む(処理304)。
【0080】ここで、受信した電子メールファイルがい
ずれかのアプリケーションファイルであるかどうかを調
べ(判断305)、判断305の結果がYESになると
きには、そのアプリケーションファイルを送信形式に変
換して送信ファイルを形成する(処理306)。
【0081】このとき、電子メール宛先情報にユーザ名
が有効に記憶されているかどうかを調べる(判断30
7)。判断307の結果がYESになるときには、その
ユーザ名のユーザがログインしているパーソナルコンピ
ュータPC1,PC2,・・・,PCmに電子メールフ
ァイルを送信して(処理308)、送信終了した送信フ
ァイルの元のアプリケーションファイルデータを消去す
る(処理309)。
【0082】次いで、そのときの送信結果に応じて、電
子メール管理情報の内容を更新し(処理130)、その
送信結果を通知する送信結果通知メッセージを形成し
て、発信元ユーザ名のユーザがログインしているパーソ
ナルコンピュータPC1,PC2,・・・,PCmに送
信する(処理311)。
【0083】また、判断305の結果がNOになるとき
には、受信したファイルが通常の電子メールのファイル
であったので、所定の電子メール送信処理(処理31
2)を実行して、電子メールを指定された宛先に送信す
る。次いで、処理130に移行し、そのときの送信結果
に応じて電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降
の処理を実行する。
【0084】また、判断307の結果がNOになるとき
には、そのときの電子メール宛先情報の電話番号を発呼
して(処理313)、相手端末からの被呼局識別信号C
ED、非標準機能信号NSF、および、デジタル識別信
号DISを受信して(処理314)、相手端末の機能を
識別し、相手端末がそのときに電子メールとして受信し
たファイルを生成したアプリケーションソフト機能を備
えているかどうかを調べる(判断315)。
【0085】相手端末が同一アプリケーションソフト機
能を備えており、判断315の結果がYESになるとき
は、所定のアプリケーションファイルデータ送信モード
を設定し(処理316)、アプリケーションファイルデ
ータ送信モードを指定する非標準機能設定信号NSSを
送出し(処理317)、そのときに設定したモデム速度
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理31
8)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0086】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理31
9)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理320)、回線を復旧する(処理321)。そ
して、そのときの処理対象となっているアプリケーショ
ンファイルデータを消去し(処理322)、電子メール
宛先情報のアプリケーションソフトリストの内容をその
ときに相手端末から通知された値に更新し(処理32
3)、処理320に移行し、そのときの送信結果に応じ
て電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降の処理
を実行する。
【0087】判断315の結果がNOになるときは、そ
のときに用いる画情報伝送にかかる伝送機能を設定して
(処理324)、その設定した伝送機能の内容を通知す
る非標準機能設定信号NSSを送出し(処理325)、
そのときに設定したモデム速度で所定のモデムトレーニ
ング手順を実行して(処理326)、そのときに使用す
るモデム速度を決定する。
【0088】次いで、そのときのアプリケーションファ
イルデータの表示情報に対応したファクシミリ画像デー
タを変換形成し(処理327)、そのファクシミリ画像
データを符号化復号化部11によって符号化圧縮し(処
理328)、それによって得た画情報を送信し(処理3
29)、所定の伝送後手順を実行し(処理330)、回
線を復旧して(処理331)、そのときに形成したファ
クシミリ画像データを消去する(処理332)。そし
て、処理322に移行し、そのときの処理対象となって
いるアプリケーションファイルデータを消去し、それ以
降の処理を実行する。
【0089】このようにして、本実施例では、送信要求
した電子メールがアプリケーションファイルデータの場
合には、そのときに指定された宛先にそのアプリケーシ
ョンファイルデータを送信しているので、ファクシミリ
装置IFAXを用いてアプリケーションファイルデータ
の送信が可能であり、ローカルエリアネットワークの資
源を有効に活用することができる。
【0090】また、そのときに送信するアプリケーショ
ンファイルデータを、宛先端末が処理できない場合に
は、ファクシミリ画情報として宛先端末に送信するの
で、とりあえずのデータ伝送を実現することができ、便
利である。
【0091】図12、図13、および、図14は、ロー
カルエリアネットワークを介して、他のパーソナルコン
ピュータPC1,PC2,・・・,PCmから電子メー
ル送信要求を受け付けるときのファクシミリ装置IFA
Xの、さらに他の処理例を示している。
【0092】いずれかのパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmより、電子メール送信が要
求されると、ファクシミリ装置IFAXは、その電子メ
ール送信要求を受け付けて(処理401)、その電子メ
ール送信要求を発行したパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmから、電子メールファイル
を受信して、その受信した電子メールファイルを保存す
る(処理402)。
【0093】次いで、その電子メールに関する電子メー
ル管理情報を作成し(処理403)、指定された宛先I
Dの電子メール宛先情報を読み込む(処理404)。
【0094】ここで、受信した電子メールファイルがい
ずれかのアプリケーションファイルであるかどうかを調
べ(判断405)、判断405の結果がYESになると
きには、そのアプリケーションファイルを送信形式に変
換して送信ファイルを形成する(処理406)。
【0095】このとき、電子メール宛先情報にユーザ名
が有効に記憶されているかどうかを調べる(判断40
7)。判断407の結果がYESになるときには、その
ユーザ名のユーザがログインしているパーソナルコンピ
ュータPC1,PC2,・・・,PCmに電子メールフ
ァイルを送信して(処理408)、送信終了した送信フ
ァイルの元のアプリケーションファイルデータを消去す
る(処理409)。
【0096】次いで、そのときの送信結果に応じて、電
子メール管理情報の内容を更新し(処理410)、その
送信結果を通知する送信結果通知メッセージを形成し
て、発信元ユーザ名のユーザがログインしているパーソ
ナルコンピュータPC1,PC2,・・・,PCmに送
信する(処理411)。
【0097】また、判断405の結果がNOになるとき
には、受信したファイルが通常の電子メールのファイル
であったので、所定の電子メール送信処理(処理44
2)を実行して、電子メールを指定された宛先に送信す
る。次いで、処理410に移行し、そのときの送信結果
に応じて電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降
の処理を実行する。
【0098】また、判断407の結果がNOになるとき
には、そのときの電子メール宛先情報の電話番号を発呼
して(処理413)、相手端末からの被呼局識別信号C
ED、非標準機能信号NSF、および、デジタル識別信
号DISを受信して(処理414)、相手端末の機能を
識別し、相手端末がそのときに電子メールとして受信し
たファイルを生成したアプリケーションソフト機能を備
えているかどうかを調べる(判断415)。
【0099】相手端末が同一アプリケーションソフト機
能を備えており、判断415の結果がYESになるとき
は、所定のアプリケーションファイルデータ送信モード
を設定し(処理416)、アプリケーションファイルデ
ータ送信モードを指定する非標準機能設定信号NSSを
送出し(処理417)、そのときに設定したモデム速度
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理41
8)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0100】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理41
9)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理420)、回線を復旧する(処理421)。そ
して、そのときの処理対象となっているアプリケーショ
ンファイルデータを消去し(処理422)、電子メール
宛先情報のアプリケーションソフトリストの内容をその
ときに相手端末から通知された値に更新し(処理42
3)、処理410に移行し、そのときの送信結果に応じ
て電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降の処理
を実行する。
【0101】判断415の結果がNOになるときは、無
条件送信フラグがセットされているかどうかを調べ(判
断424)、判断424の結果がNOになるときには、
回線を切断復旧して(処理425)、指定された電子メ
ールの送信動作を打ち切り、処理422に移行し、その
ときの処理対象となっているアプリケーションファイル
データを消去し、それ以降の処理を実行する。
【0102】また、無条件送信フラグがセットされてい
て、判断424の結果がYESになるときには、一旦回
線を切断復旧する(処理426)。その状態で、そのと
きに相手端末から通知されたアプリケーションソフトリ
ストの内容と、処理対象となっているアプリケーション
ファイルデータのファイル種別を参照して、そのアプリ
ケーションファイルデータを、相手端末が処理可能なフ
ァイル形式(例えば、同一アプリケーション種別のアプ
リケーションソフトに設定されている共通ファイル形
式、または、同一アプリケーション種別の他のアプリケ
ーションソフトが処理可能で、かつ、そのアプリケーシ
ョンが処理可能なファイル形式)に変換できるかどうか
を調べる(判断427)。
【0103】判断427の結果がYESになるときに
は、そのときのアプリケーションファイルデータを、そ
のファイル形式のデータファイルに変換して一時保存す
る(処理428)。
【0104】このようにして、データファイルの変換を
終了すると、そのときの宛先を再度発呼し(処理42
9)、相手端末からの被呼局識別信号CED、非標準機
能信号NSF、および、デジタル識別信号DISを受信
する(処理430)。
【0105】そして、所定のアプリケーションファイル
データ送信モードを設定し(処理431)、アプリケー
ションファイルデータ送信モードを指定する非標準機能
設定信号NSSを送出して、そのときに設定したモデム
速度で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理
432)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0106】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理43
3)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理434)、回線を復旧する(処理435)。そ
して、そのときに変換して形成した一時ファイルを消去
し(処理436)、処理422に移行して、そのときの
処理対象となっているアプリケーションファイルデータ
を消去し、それ以降の処理を実行する。
【0107】また、判断427の結果がNOになるとき
には、そのときのアプリケーションファイルデータの表
示情報に対応したファクシミリ画像データを変換形成し
(処理437)、そのファクシミリ画像データを符号化
復号化部11によって符号化圧縮して一時保存する(処
理438)。
【0108】そして、そのときの宛先を再度発呼して
(処理439)、所定の伝送前手順を実行し(処理44
0)、そのときに一時保存している画情報を送信し(処
理441)、所定の伝送後手順を実行し(処理44
2)、回線を復旧して(処理443)、そのときに一時
保存した画情報を消去する(処理444)。そして、処
理422に移行し、そのときの処理対象となっているア
プリケーションファイルデータを消去し、それ以降の処
理を実行する。
【0109】このようにして、本実施例では、送信要求
した電子メールがアプリケーションファイルデータの場
合には、そのときに指定された宛先にそのアプリケーシ
ョンファイルデータを送信しているので、ファクシミリ
装置IFAXを用いてアプリケーションファイルデータ
の送信が可能であり、ローカルエリアネットワークの資
源を有効に活用することができる。
【0110】また、そのときに送信するアプリケーショ
ンファイルデータを、宛先端末が処理できない場合に
は、一旦回線を切断復旧した状態で、宛先端末が処理可
能なファイル形式のデータに変換し、再発呼してその変
換したデータを送信するようにしているので、回線の接
続時間を短縮することができ、通信コストを低減するこ
とができる。
【0111】図15、図16、図17、および、図18
は、ローカルエリアネットワークを介して、他のパーソ
ナルコンピュータPC1,PC2,・・・,PCmから
電子メール送信要求を受け付けるときのファクシミリ装
置IFAXの、またさらに他の処理例を示している。
【0112】いずれかのパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmより、電子メール送信が要
求されると、ファクシミリ装置IFAXは、その電子メ
ール送信要求を受け付けて(処理501)、その電子メ
ール送信要求を発行したパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmから、電子メールファイル
を受信して、その受信した電子メールファイルを保存す
る(処理502)。
【0113】次いで、その電子メールに関する電子メー
ル管理情報を作成し(処理503)、指定された宛先I
Dの電子メール宛先情報を読み込む(処理504)。
【0114】ここで、受信した電子メールファイルがい
ずれかのアプリケーションファイルであるかどうかを調
べ(判断505)、判断505の結果がYESになると
きには、そのアプリケーションファイルを送信形式に変
換して送信ファイルを形成する(処理506)。
【0115】このとき、電子メール宛先情報にユーザ名
が有効に記憶されているかどうかを調べる(判断50
7)。判断507の結果がYESになるときには、その
ユーザ名のユーザがログインしているパーソナルコンピ
ュータPC1,PC2,・・・,PCmに電子メールフ
ァイルを送信して(処理508)、送信終了した送信フ
ァイルの元のアプリケーションファイルデータを消去す
る(処理509)。
【0116】次いで、そのときの送信結果に応じて、電
子メール管理情報の内容を更新し(処理510)、その
送信結果を通知する送信結果通知メッセージを形成し
て、発信元ユーザ名のユーザがログインしているパーソ
ナルコンピュータPC1,PC2,・・・,PCmに送
信する(処理511)。
【0117】また、判断505の結果がNOになるとき
には、受信したファイルが通常の電子メールのファイル
であったので、所定の電子メール送信処理(処理45
2)を実行して、電子メールを指定された宛先に送信す
る。次いで、処理510に移行し、そのときの送信結果
に応じて電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降
の処理を実行する。
【0118】また、判断507の結果がNOになるとき
には、そのときの電子メール宛先情報の電話番号を発呼
して(処理513)、相手端末からの被呼局識別信号C
ED、非標準機能信号NSF、および、デジタル識別信
号DISを受信して(処理514)、相手端末の機能を
識別し、相手端末がそのときに電子メールとして受信し
たファイルを生成したアプリケーションソフト機能を備
えているかどうかを調べる(判断515)。
【0119】相手端末が同一アプリケーションソフト機
能を備えており、判断515の結果がYESになるとき
は、所定のアプリケーションファイルデータ送信モード
を設定し(処理516)、アプリケーションファイルデ
ータ送信モードを指定する非標準機能設定信号NSSを
送出し(処理517)、そのときに設定したモデム速度
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理51
8)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0120】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理51
9)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理520)、回線を復旧する(処理521)。そ
して、そのときの処理対象となっているアプリケーショ
ンファイルデータを消去し(処理522)、電子メール
宛先情報のアプリケーションソフトリストの内容をその
ときに相手端末から通知された値に更新し(処理52
3)、処理510に移行し、そのときの送信結果に応じ
て電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降の処理
を実行する。
【0121】判断515の結果がNOになるときは、無
条件送信フラグがセットされているかどうかを調べ(判
断524)、判断524の結果がNOになるときには、
回線を切断復旧して(処理525)、指定された電子メ
ールの送信動作を打ち切り、処理522に移行し、その
ときの処理対象となっているアプリケーションファイル
データを消去し、それ以降の処理を実行する。
【0122】また、無条件送信フラグがセットされてい
て、判断524の結果がYESになるときには、そのと
きのアプリケーションファイルデータのデータ量が所定
値以上になっており、切断条件を満たすかどうかを調べ
る(判断526)。ここで、この切断条件は、アプリケ
ーションファイルデータをデータ変換するときに要する
時間が、所定値よりも長くなるかどうかを調べるための
ものである。
【0123】判断526の結果がYESになるときに
は、そのときに相手端末から通知されたアプリケーショ
ンソフトリストの内容と、処理対象となっているアプリ
ケーションファイルデータのファイル種別を参照して、
そのアプリケーションファイルデータを、相手端末が処
理可能なファイル形式(例えば、同一アプリケーション
種別のアプリケーションソフトに設定されている共通フ
ァイル形式、または、同一アプリケーション種別の他の
アプリケーションソフトが処理可能で、かつ、そのアプ
リケーションが処理可能なファイル形式)に変換できる
かどうかを調べる(判断527)。
【0124】判断527の結果がYESになるときに
は、そのときのアプリケーションファイルデータを、そ
のファイル形式のデータファイルに変換して一時保存す
る(処理528)。
【0125】そして、所定のアプリケーションファイル
データ送信モードを設定し(処理529)、アプリケー
ションファイルデータ送信モードを指定する非標準機能
設定信号NSSを送出し(処理530)、そのときに設
定したモデム速度で所定のモデムトレーニング手順を実
行して(処理531)、そのときに使用するモデム速度
を決定する。
【0126】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理53
2)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理533)、回線を復旧する(処理534)。そ
して、そのときに変換して形成した一時ファイルを消去
し(処理535)、処理522に移行して、そのときの
処理対象となっているアプリケーションファイルデータ
を消去し、それ以降の処理を実行する。
【0127】また、判断527の結果がNOになるとき
には、そのときに用いる画情報伝送にかかる伝送機能を
設定して(処理536)、その設定した伝送機能の内容
を通知する非標準機能設定信号NSSを送出し(処理5
37)、そのときに設定したモデム速度で所定のモデム
トレーニング手順を実行して(処理538)、そのとき
に使用するモデム速度を決定する。
【0128】次いで、そのときのアプリケーションファ
イルデータの表示情報に対応したファクシミリ画像デー
タを変換形成し(処理539)、そのファクシミリ画像
データを符号化復号化部11によって符号化圧縮し(処
理540)、それによって得た画情報を送信し(処理5
41)、所定の伝送後手順を実行し(処理542)、回
線を復旧して(処理543)、そのときに形成したファ
クシミリ画像データを消去する(処理544)。そし
て、処理522に移行し、そのときの処理対象となって
いるアプリケーションファイルデータを消去し、それ以
降の処理を実行する。
【0129】また、判断526の結果がNOになるとき
には、一旦回線を切断復旧する(処理545)。その状
態で、そのときに相手端末から通知されたアプリケーシ
ョンソフトリストの内容と、処理対象となっているアプ
リケーションファイルデータのファイル種別を参照し
て、そのアプリケーションファイルデータを、相手端末
が処理可能なファイル形式(例えば、同一アプリケーシ
ョン種別のアプリケーションソフトに設定されている共
通ファイル形式、または、同一アプリケーション種別の
他のアプリケーションソフトが処理可能で、かつ、その
アプリケーションが処理可能なファイル形式)に変換で
きるかどうかを調べる(判断546)。
【0130】判断546の結果がYESになるときに
は、そのときのアプリケーションファイルデータを、そ
のファイル形式のデータファイルに変換して一時保存す
る(処理547)。
【0131】このようにして、データファイルの変換を
終了すると、そのときの宛先を再度発呼し(処理54
8)、相手端末からの被呼局識別信号CED、非標準機
能信号NSF、および、デジタル識別信号DISを受信
する(処理549)。
【0132】そして、所定のアプリケーションファイル
データ送信モードを設定し(処理550)、アプリケー
ションファイルデータ送信モードを指定する非標準機能
設定信号NSSを送出して、そのときに設定したモデム
速度で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理
551)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0133】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理55
2)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理553)、回線を復旧する(処理554)。そ
して、そのときに変換して形成した一時ファイルを消去
し(処理555)、処理522に移行して、そのときの
処理対象となっているアプリケーションファイルデータ
を消去し、それ以降の処理を実行する。
【0134】また、判断546の結果がNOになるとき
には、そのときのアプリケーションファイルデータの表
示情報に対応したファクシミリ画像データを変換形成し
(処理556)、そのファクシミリ画像データを符号化
復号化部11によって符号化圧縮して一時保存する(処
理557)。
【0135】そして、そのときの宛先を再度発呼して
(処理558)、所定の伝送前手順を実行し(処理55
9)、そのときに一時保存している画情報を送信し(処
理560)、所定の伝送後手順を実行し(処理56
1)、回線を復旧して(処理562)、そのときに一時
保存した画情報を消去する(処理563)。そして、処
理522に移行し、そのときの処理対象となっているア
プリケーションファイルデータを消去し、それ以降の処
理を実行する。
【0136】このようにして、本実施例では、送信要求
した電子メールがアプリケーションファイルデータの場
合には、そのときに指定された宛先にそのアプリケーシ
ョンファイルデータを送信しているので、ファクシミリ
装置IFAXを用いてアプリケーションファイルデータ
の送信が可能であり、ローカルエリアネットワークの資
源を有効に活用することができる。
【0137】また、そのときに送信するアプリケーショ
ンファイルデータを、宛先端末が処理できない場合、デ
ータ変換に要する時間が長くなるときには、一旦回線を
切断復旧した状態で、宛先端末が処理可能なファイル形
式のデータに変換し、再発呼してその変換したデータを
送信するようにしているので、回線の接続時間を短縮す
ることができ、通信コストを低減することができる。
【0138】また、そのときのデータ変換に要する時間
がさほど長くないときには、接続した状態でデータ変換
するので、呼損率を低減でき、無駄な発呼を防止するこ
とができる。
【0139】図19、図20、図21、図22、およ
び、図23は、ローカルエリアネットワークを介して、
他のパーソナルコンピュータPC1,PC2,・・・,
PCmから電子メール送信要求を受け付けるときのファ
クシミリ装置IFAXの、またさらに他の処理例を示し
ている。
【0140】いずれかのパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmより、電子メール送信が要
求されると、ファクシミリ装置IFAXは、その電子メ
ール送信要求を受け付けて(処理600)、その電子メ
ール送信要求を発行したパーソナルコンピュータPC
1,PC2,・・・,PCmから、電子メールファイル
を受信して、その受信した電子メールファイルを保存す
る(処理601)。
【0141】次いで、その電子メールに関する電子メー
ル管理情報を作成し(処理602)、指定された宛先I
Dの電子メール宛先情報を読み込む(処理603)。
【0142】ここで、受信した電子メールファイルがい
ずれかのアプリケーションファイルであるかどうかを調
べ(判断604)、判断604の結果がYESになると
きには、そのアプリケーションファイルを送信形式に変
換して送信ファイルを形成する(処理605)。
【0143】このとき、電子メール宛先情報にユーザ名
が有効に記憶されているかどうかを調べる(判断60
6)。判断606の結果がYESになるときには、その
ユーザ名のユーザがログインしているパーソナルコンピ
ュータPC1,PC2,・・・,PCmに電子メールフ
ァイルを送信して(処理607)、送信終了した送信フ
ァイルの元のアプリケーションファイルデータを消去す
る(処理608)。
【0144】次いで、そのときの送信結果に応じて、電
子メール管理情報の内容を更新し(処理609)、その
送信結果を通知する送信結果通知メッセージを形成し
て、発信元ユーザ名のユーザがログインしているパーソ
ナルコンピュータPC1,PC2,・・・,PCmに送
信する(処理610)。
【0145】また、判断604の結果がNOになるとき
には、受信したファイルが通常の電子メールのファイル
であったので、所定の電子メール送信処理(処理61
1)を実行して、電子メールを指定された宛先に送信す
る。次いで、処理609に移行し、そのときの送信結果
に応じて電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降
の処理を実行する。
【0146】また、判断606の結果がNOになるとき
には、そのときの電子メール宛先情報のアプリケーショ
ンソフトリストの内容を参照して、そのときのアプリケ
ーションファイルデータを作成したアプリケーションソ
フトが宛先にインストールされているかどうかを調べる
(判断612)。
【0147】判断612の結果がYESになるときに
は、そのときの電子メール宛先情報の電話番号を発呼し
て(処理613)、相手端末からの被呼局識別信号CE
D、非標準機能信号NSF、および、デジタル識別信号
DISを受信して(処理614)、相手端末の機能を識
別し、相手端末がそのときに電子メールとして受信した
ファイルを生成したアプリケーションソフト機能を備え
ているかどうかを調べる(判断615)。
【0148】相手端末が同一アプリケーションソフト機
能を備えており、判断615の結果がYESになるとき
は、所定のアプリケーションファイルデータ送信モード
を設定し(処理616)、アプリケーションファイルデ
ータ送信モードを指定する非標準機能設定信号NSSを
送出し(処理617)、そのときに設定したモデム速度
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理61
8)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0149】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理61
9)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理620)、回線を復旧する(処理621)。そ
して、そのときの処理対象となっているアプリケーショ
ンファイルデータを消去し(処理622)、電子メール
宛先情報のアプリケーションソフトリストの内容をその
ときに相手端末から通知された値に更新し(処理62
3)、処理609に移行し、そのときの送信結果に応じ
て電子メール管理情報の内容を更新し、それ以降の処理
を実行する。
【0150】判断615の結果がNOになるときは、無
条件送信フラグがセットされているかどうかを調べ(判
断624)、判断624の結果がNOになるときには、
回線を切断復旧して(処理625)、指定された電子メ
ールの送信動作を打ち切り、処理622に移行し、その
ときの処理対象となっているアプリケーションファイル
データを消去し、それ以降の処理を実行する。
【0151】また、無条件送信フラグがセットされてい
て、判断624の結果がYESになるときには、そのと
きのアプリケーションファイルデータのデータ量が所定
値以上になっており、切断条件を満たすかどうかを調べ
る(判断626)。ここで、この切断条件は、アプリケ
ーションファイルデータをデータ変換するときに要する
時間が、所定値よりも長くなるかどうかを調べるための
ものである。
【0152】判断626の結果がYESになるときに
は、そのときに相手端末から通知されたアプリケーショ
ンソフトリストの内容と、処理対象となっているアプリ
ケーションファイルデータのファイル種別を参照して、
そのアプリケーションファイルデータを、相手端末が処
理可能なファイル形式(例えば、同一アプリケーション
種別のアプリケーションソフトに設定されている共通フ
ァイル形式、または、同一アプリケーション種別の他の
アプリケーションソフトが処理可能で、かつ、そのアプ
リケーションが処理可能なファイル形式)に変換できる
かどうかを調べる(判断627)。
【0153】判断627の結果がYESになるときに
は、そのときのアプリケーションファイルデータを、そ
のファイル形式のデータファイルに変換して一時保存す
る(処理628)。
【0154】そして、所定のアプリケーションファイル
データ送信モードを設定し(処理629)、アプリケー
ションファイルデータ送信モードを指定する非標準機能
設定信号NSSを送出し(処理630)、そのときに設
定したモデム速度で所定のモデムトレーニング手順を実
行して(処理631)、そのときに使用するモデム速度
を決定する。
【0155】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理63
2)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理633)、回線を復旧する(処理634)。そ
して、そのときに変換して形成した一時ファイルを消去
し(処理635)、処理622に移行して、そのときの
処理対象となっているアプリケーションファイルデータ
を消去し、それ以降の処理を実行する。
【0156】また、判断627の結果がNOになるとき
には、そのときに用いる画情報伝送にかかる伝送機能を
設定して(処理636)、その設定した伝送機能の内容
を通知する非標準機能設定信号NSSを送出し(処理6
37)、そのときに設定したモデム速度で所定のモデム
トレーニング手順を実行して(処理638)、そのとき
に使用するモデム速度を決定する。
【0157】次いで、そのときのアプリケーションファ
イルデータの表示情報に対応したファクシミリ画像デー
タを変換形成し(処理639)、そのファクシミリ画像
データを符号化復号化部11によって符号化圧縮し(処
理640)、それによって得た画情報を送信し(処理6
41)、所定の伝送後手順を実行し(処理642)、回
線を復旧して(処理643)、そのときに形成したファ
クシミリ画像データを消去する(処理644)。そし
て、処理622に移行し、そのときの処理対象となって
いるアプリケーションファイルデータを消去し、それ以
降の処理を実行する。
【0158】また、判断626の結果がNOになるとき
には、一旦回線を切断復旧する(処理645)。その状
態で、そのときに相手端末から通知されたアプリケーシ
ョンソフトリストの内容と、処理対象となっているアプ
リケーションファイルデータのファイル種別を参照し
て、そのアプリケーションファイルデータを、相手端末
が処理可能なファイル形式(例えば、同一アプリケーシ
ョン種別のアプリケーションソフトに設定されている共
通ファイル形式、または、同一アプリケーション種別の
他のアプリケーションソフトが処理可能で、かつ、その
アプリケーションが処理可能なファイル形式)に変換で
きるかどうかを調べる(判断646)。
【0159】判断646の結果がYESになるときに
は、そのときのアプリケーションファイルデータを、そ
のファイル形式のデータファイルに変換して一時保存す
る(処理647)。
【0160】このようにして、データファイルの変換を
終了すると、そのときの宛先を再度発呼し(処理64
8)、相手端末からの被呼局識別信号CED、非標準機
能信号NSF、および、デジタル識別信号DISを受信
する(処理649)。
【0161】そして、所定のアプリケーションファイル
データ送信モードを設定し(処理650)、アプリケー
ションファイルデータ送信モードを指定する非標準機能
設定信号NSSを送出して、そのときに設定したモデム
速度で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理
651)、そのときに使用するモデム速度を決定する。
【0162】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータを送信し(処理65
2)、その送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行
し(処理653)、回線を復旧する(処理654)。そ
して、そのときに変換して形成した一時ファイルを消去
し(処理655)、処理622に移行して、そのときの
処理対象となっているアプリケーションファイルデータ
を消去し、それ以降の処理を実行する。
【0163】また、判断646の結果がNOになるとき
には、そのときのアプリケーションファイルデータの表
示情報に対応したファクシミリ画像データを変換形成し
(処理656)、そのファクシミリ画像データを符号化
復号化部11によって符号化圧縮して一時保存する(処
理657)。
【0164】そして、そのときの宛先を再度発呼して
(処理658)、所定の伝送前手順を実行し(処理65
9)、そのときに一時保存している画情報を送信し(処
理660)、所定の伝送後手順を実行し(処理66
1)、回線を復旧して(処理662)、そのときに一時
保存した画情報を消去する(処理663)。そして、処
理622に移行し、そのときの処理対象となっているア
プリケーションファイルデータを消去し、それ以降の処
理を実行する。
【0165】また、そのときの電子メール宛先情報のア
プリケーションソフトリストの内容を参照したときに、
そのときのアプリケーションファイルデータを作成した
アプリケーションソフトが宛先にインストールされてい
ないことがわかり、判断612の結果がNOになるとき
には、そのときに無条件送信フラグがセットされている
かどうかを調べる(判断664)。判断664の結果が
NOになるときには、処理613に移行し、実際に宛先
端末を発呼して、そのときの状況に対応した動作を実行
する。
【0166】また、判断664の結果がYESになると
きには、そのときのアプリケーションファイルデータ
を、例えば、そのデータを作成したアプリケーション種
別に固有な共通形式のデータに変換して一時保存する
(処理665)。
【0167】次に、そのときの電子メール宛先情報の電
話番号を発呼して(処理667)、相手端末からの被呼
局識別信号CED、非標準機能信号NSF、および、デ
ジタル識別信号DISを受信して(処理668)、相手
端末の機能を識別し、そのときのアプリケーションファ
イルデータ、または、変換した共通形式のデータを、相
手端末が処理可能であるかどうかを調べる(判断66
9)。判断669の結果がYESになるときには、その
処理可能と判断した形式のデータを送信ファイルと指定
した状態で、処理629に移行し、それ移行のデータ送
信動作を実行する。
【0168】また、判断669の結果がNOになるとき
には、そのときのアプリケーションファイルデータのデ
ータ量が所定値以上になっており、切断条件を満たすか
どうかを調べる(判断670)。
【0169】判断670の結果がYESになるときに
は、一旦回線を切断復旧する(処理671)。そのとき
のアプリケーションファイルデータの表示情報に対応し
たファクシミリ画像データを変換形成し(処理67
2)、そのファクシミリ画像データを符号化復号化部1
1によって符号化圧縮して一時保存する(処理67
3)。
【0170】そして、そのときの宛先を再度発呼して
(処理674)、所定の伝送前手順を実行し(処理67
5)、そのときに一時保存している画情報を送信し(処
理676)、所定の伝送後手順を実行し(処理67
7)、回線を復旧して(処理678)、そのときに一時
保存した画情報を消去する(処理679)。そして、処
理622に移行し、そのときの処理対象となっているア
プリケーションファイルデータを消去し、それ以降の処
理を実行する。
【0171】また、判断670の結果がNOになるとき
には、そのときに用いる画情報伝送にかかる伝送機能を
設定して(処理680)、その設定した伝送機能の内容
を通知する非標準機能設定信号NSSを送出し(処理6
81)、そのときに設定したモデム速度で所定のモデム
トレーニング手順を実行して(処理682)、そのとき
に使用するモデム速度を決定する。
【0172】次いで、そのときのアプリケーションファ
イルデータの表示情報に対応したファクシミリ画像デー
タを変換形成し(処理683)、そのファクシミリ画像
データを符号化復号化部11によって符号化圧縮し(処
理684)、それによって得た画情報を送信し(処理6
85)、所定の伝送後手順を実行し(処理686)、回
線を復旧して(処理687)、そのときに形成したファ
クシミリ画像データを消去する(処理688)。そし
て、処理622に移行し、そのときの処理対象となって
いるアプリケーションファイルデータを消去し、それ以
降の処理を実行する。
【0173】このようにして、本実施例では、送信要求
した電子メールがアプリケーションファイルデータの場
合には、そのときに指定された宛先にそのアプリケーシ
ョンファイルデータを送信しているので、ファクシミリ
装置IFAXを用いてアプリケーションファイルデータ
の送信が可能であり、ローカルエリアネットワークの資
源を有効に活用することができる。
【0174】また、そのときに送信するアプリケーショ
ンファイルデータを宛先端末が処理できるかどうかを、
実際に発呼する前の段階で判断しているので、通信効率
が向上する。
【0175】図24は、このファクシミリ装置IFAX
の着呼検出時の処理例を示している。
【0176】着呼検出すると、まず、着信応答して(処
理701)、被呼局識別信号CED、非標準機能信号N
SF、および、デジタル識別信号DISを送出し(処理
702)、相手端末から非標準機能設定信号NSSを受
信し(処理703)、そのときにファクシミリ機能が指
定されたかどうかを調べる(判断704)。
【0177】判断704の結果がYESになるときに
は、自端末の伝送機能を非標準機能設定信号NSSで指
定された内容に設定して(処理705)、そのときに設
定されたモデム速度で所定のモデムトレーニング手順を
実行して(処理706)、そのときに使用するモデム速
度を決定する。
【0178】次いで、画情報を受信し(処理707)、
受信した画情報を符号化復号化部11で元の画像データ
に復号化し(処理708)、それによって得た画像デー
タをページプリンタ8に転送して受信画像を記録出力す
る(処理709)。
【0179】そして、所定の伝送後手順を実行し(処理
710)、回線を復旧して(処理711)、一連の受信
動作を終了する。
【0180】また、アプリケーションファイルデータ転
送モードが設定された場合で、判断704の結果がNO
になるときには、自端末にアプリケーションファイルデ
ータ受信モードを設定して(処理712)、そのときに
設定されたモデム速度で所定のモデムトレーニング手順
を実行して(処理713)、そのときに使用するモデム
速度を決定する。
【0181】次いで、所定の誤り訂正モードでそのとき
のアプリケーションファイルデータの内容を受信して保
存する(処理714)。そして、アプリケーションファ
イルの受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し
(処理715)、回線を復旧する(処理716)。次
に、アプリケーションファイルデータを受信した旨をあ
らわす通知メッセージを形成し、所定の管理者ユーザに
通知して(処理717)、この一連の受信動作を終了す
る。
【0182】なお、本発明は、上述した実施例のシステ
ム構成以外のローカルネットワークシステムについて
も、同様にして適用することができる。また、上述した
実施例では、ファクシミリ装置として、グループ3ファ
クシミリ装置機能を備えたものを用いているが、グルー
プ4ファクシミリ装置機能を備えたものを用いても、本
発明を同様にして適用することができる。また、通信回
線としては、ISDNを用いることもできる。
【0183】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーションファイルデータを電子メールとして受
信でき、その受信したアプリケーションファイルデータ
を指定された宛先に送信できるので、ローカルエリアネ
ットワークに接続されるファクシミリ装置の使い勝手が
向上する。また、宛先がアプリケーションファイルデー
タを受信できない場合には、宛先が受信可能なデータに
変換したのちに、その変換後のデータを送信するように
しているので、ユーザが設定したデータ転送動作を有効
に実現することができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるローカルネットワー
クシステムの一例を示したブロック図。
【図2】本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置の
一例を示したブロック図。
【図3】電子メールの一例を示した概略図。
【図4】ファクシミリ装置で用いられる種々の情報の一
例を示した概略図。
【図5】ローカルエリアネットワークを介してパーソナ
ルコンピュータから電子メール送信要求を受け付けると
きのファクシミリ装置の処理例の一部を示したフローチ
ャート。
【図6】ローカルエリアネットワークを介してパーソナ
ルコンピュータから電子メール送信要求を受け付けると
きのファクシミリ装置の処理例の他の部分を示したフロ
ーチャート。
【図7】ローカルエリアネットワークを介してパーソナ
ルコンピュータから電子メール送信要求を受け付けると
きのファクシミリ装置の処理例のさらに他の部分を示し
たフローチャート。
【図8】ローカルエリアネットワークを介してパーソナ
ルコンピュータから電子メール送信要求を受け付けると
きのファクシミリ装置の他の処理例の一部を示したフロ
ーチャート。
【図9】ローカルエリアネットワークを介してパーソナ
ルコンピュータから電子メール送信要求を受け付けると
きのファクシミリ装置の他の処理例の他の部分を示した
フローチャート。
【図10】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のさらに他の処理例の一部を示
したフローチャート。
【図11】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のさらに他の処理例の他の部分
を示したフローチャート。
【図12】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のまたさらに他の処理例の一部
を示したフローチャート。
【図13】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のまたさらに他の処理例の他の
部分を示したフローチャート。
【図14】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のまたさらに処理例のさらに他
の部分を示したフローチャート。
【図15】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置の別な処理例の一部を示したフ
ローチャート。
【図16】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置の別な処理例の他の部分を示し
たフローチャート。
【図17】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置の別な処理例のさらに他の部分
を示したフローチャート。
【図18】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置の別な処理例の残りの部分を示
したフローチャート。
【図19】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のさらに別な処理例の一部を示
したフローチャート。
【図20】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のさらに別な処理例の他の部分
を示したフローチャート。
【図21】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のさらに別な処理例のさらに他
の部分を示したフローチャート。
【図22】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のさらに別な処理例のさらに他
の部分を示したフローチャート。
【図23】ローカルエリアネットワークを介してパーソ
ナルコンピュータから電子メール送信要求を受け付ける
ときのファクシミリ装置のさらに別な処理例の残りの部
分を示したフローチャート。
【図24】ファクシミリ装置の受信処理の一例を示した
フローチャート。
【符号の説明】
PC1〜PCm パーソナルコンピュータ HUB 集線装置 IFAX ファクシミリ装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−40723(JP,A) 特開 平4−167758(JP,A) 特開 平4−181859(JP,A) 特開 平4−265040(JP,A) 特開 平5−103127(JP,A) 特開 平5−153309(JP,A) 特開 平5−284270(JP,A) 特開 平5−347621(JP,A) 特開 平6−217055(JP,A) 特開 平6−217069(JP,A) 特開 平6−233015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 G06F 13/00 351 - 357 H04L 12/00 - 12/26 H04L 12/50 - 12/66

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末に、上記電
    子メールとして受信したアプリケーションファイルデー
    タを送信する制御手段を備えたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との間で実
    行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末がその
    受信したアプリケーションファイルデータを受信可能な
    ことを知ると、データ転送手順にしたがってそのアプリ
    ケーションファイルデータを宛先端末に送信し、上記伝
    送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリケーシ
    ョンファイルデータを受信可能でないことを知ると、そ
    のときのデータ伝送動作を強制終了する制御手段を備え
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との間で実
    行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末がその
    受信したアプリケーションファイルデータを受信可能な
    ことを知ると、データ転送手順にしたがってそのアプリ
    ケーションファイルデータを宛先端末に送信し、上記伝
    送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリケーシ
    ョンファイルデータを受信可能でないことを知ると、そ
    のときにそのアプリケーションファイルデータを無条件
    に送信することが設定されているときには、データ転送
    手順にしたがってそのアプリケーションファイルデータ
    を宛先端末に送信し、そのときにアプリケーションファ
    イルデータを無条件に送信することが設定されていない
    ときには、そのときのデータ伝送動作を強制終了する制
    御手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との間で実
    行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末がその
    受信したアプリケーションファイルデータを受信可能な
    ことを知ると、データ転送手順にしたがってそのアプリ
    ケーションファイルデータを宛先端末に送信し、上記伝
    送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリケーシ
    ョンファイルデータを受信可能でないことを知ると、宛
    先端末が受信可能な形式のデータにそのアプリケーショ
    ンファイルデータを変換し、その変換後のデータを、デ
    ータ転送手順にしたがって宛先端末に送信する制御手段
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との間で実
    行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末がその
    受信したアプリケーションファイルデータを受信可能な
    ことを知ると、データ転送手順にしたがってそのアプリ
    ケーションファイルデータを宛先端末に送信し、上記伝
    送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリケーシ
    ョンファイルデータを受信可能でないことを知ると、そ
    のアプリケーションファイルデータをファクシミリ画情
    報に変換し、その変換後のファクシミリ画情報を、画情
    報伝送手順にしたがって宛先端末に送信する制御手段を
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との間で実
    行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末がその
    受信したアプリケーションファイルデータを受信可能な
    ことを知ると、データ転送手順にしたがってそのアプリ
    ケーションファイルデータを宛先端末に送信し、上記伝
    送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリケーシ
    ョンファイルデータを受信可能でないことを知ると、そ
    の時点で回線を復旧し、宛先端末が受信可能な形式のデ
    ータにそのアプリケーションファイルデータを変換して
    一時保存し、同一宛先を再度発呼し、上記一時保存した
    アプリケーションファイルデータを、データ転送手順に
    したがって宛先端末に送信する制御手段を備えたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との間で実
    行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末がその
    受信したアプリケーションファイルデータを受信可能な
    ことを知ると、データ転送手順にしたがってそのアプリ
    ケーションファイルデータを宛先端末に送信し、上記伝
    送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリケーシ
    ョンファイルデータを受信可能でないことを知ると、そ
    の時点で回線を復旧し、そのアプリケーションファイル
    データをファクシミリ画情報に変換して一時保存し、同
    一宛先を再度発呼し、上記一時保存したファクシミリ画
    情報を、画情報伝送手順にしたがって宛先端末に送信す
    る制御手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との間で実
    行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末がその
    受信したアプリケーションファイルデータを受信可能な
    ことを知ると、データ転送手順にしたがってそのアプリ
    ケーションファイルデータを宛先端末に送信し、上記伝
    送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリケーシ
    ョンファイルデータを受信可能でないことを知ると、そ
    のアプリケーションファイルデータの内容に基づいて回
    線を一時切断するか否かを判定し、回線を切断すると判
    定したときには、その時点で回線を復旧し、そのアプリ
    ケーションファイルデータをファクシミリ画情報に変換
    して一時保存し、同一宛先を再度発呼し、上記一時保存
    したファクシミリ画情報を宛先端末に送信し、回線を切
    断しないと判定したときには、そのアプリケーションフ
    ァイルデータをファクシミリ画情報に変換しながら宛先
    端末に送信する制御手段を備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの端末が接続されるロー
    カルエリアネットワークに接続し、このローカルネット
    ワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機能
    および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装置
    において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータの宛先がローカルエリアネットワークに
    ログイン可能なときには、その宛先に対応したユーザが
    ログインしている端末にその受信したアプリケーション
    ソフトファイルデータを送信する一方、その宛先がロー
    カルエリアネットワークにログイン可能でないときに
    は、指定された宛先を発呼し、その宛先端末との間で実
    行した所定の伝送制御手順により、その宛先端末がその
    受信したアプリケーションファイルデータを受信可能な
    ことを知ると、データ転送手順にしたがってそのアプリ
    ケーションファイルデータを宛先端末に送信し、上記伝
    送制御手順により宛先端末が上記受信したアプリケーシ
    ョンファイルデータを受信可能でないことを知ると、そ
    のアプリケーションファイルデータの内容に基づいて回
    線を一時切断するか否かを判定し、回線を切断すると判
    定したときには、その時点で回線を復旧し、宛先端末が
    受信可能な形式のデータにそのアプリケーションファイ
    ルデータを変換して一時保存し、同一宛先を再度発呼
    し、上記一時保存したアプリケーションファイルデータ
    を、データ転送手順にしたがって宛先端末に送信し、回
    線を切断しないと判定したときには、宛先端末が受信可
    能な形式のデータにそのアプリケーションファイルデー
    タを変換しながらデータ転送手順にしたがって宛先端末
    に送信する制御手段を備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの端末が接続されるロ
    ーカルエリアネットワークに接続し、このローカルネッ
    トワークにおけるローカルエリアネットワークサーバ機
    能および電子メールサーバ機能を備えたファクシミリ装
    置において、 アプリケーションソフトで作成されたアプリケーション
    ソフトファイルデータを電子メールとして受信するアプ
    リケーションソフトファイルデータ受信手段と、 おのおのの宛先について、受信可能なアプリケーション
    ソフトファイルの一覧情報を記憶する受信可能アプリケ
    ーションソフト一覧記憶手段と、 上記電子メールとして受信したアプリケーションソフト
    ファイルデータを受信可能であるか否かを上記一覧情報
    に基づいて判定し、その宛先がその受信したアプリケー
    ションファイルデータを受信可能な場合には、指定され
    た宛先を発呼し、その宛先端末に上記電子メールとして
    受信したアプリケーションファイルデータを送信し、上
    記宛先が受信したアプリケーションファイルデータを受
    信可能でない場合には、そのアプリケーションファイル
    データを、当該アプリケーションファイルデータを作成
    したアプリケーション種別に固有な共通形式のデータに
    変換し、その宛先を発呼し、その宛先端末に上記変換し
    て形成した共通形式のデータを送信する制御手段を備え
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
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