JP3298474B2 - 電子メール機能付通信端末装置 - Google Patents
電子メール機能付通信端末装置Info
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- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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Description
する機能を備えたファクシミリ装置のような通信端末装
置に関する。
通信回線で接続してさらにネットワーク化したインター
ネット等を介して電子メールを配信するコンピュータ通
信網が普及しつつある。コンピュータ通信網は誤り訂正
機能にすぐれ、最寄りのプロバイダ(コンピュータ通信
網への接続業者)までの通信費用を負担するだけで、日
本国内だけでなく海外のコンピュータと通信することが
できる。
通信方式は、コンピュータ通信網のそれと異なるので、
直接コンピュータ通信網へ接続することができない。し
かし、送信原稿等のイメージデータであっても、電子メ
ール形式に変換することによりコンピュータ通信網へ送
信することができる。
装置から電子メールを送信する際は、最寄りのプロバイ
ダに発呼して、予め登録しておいたID、パスワードを送
出し、ネットワークのメールサービスにログインして電
子メールを送信する。送信された電子メールはネットワ
ーク上のメールサーバのハードディスクの、メールアド
レス別に領域が割り当てられたメールボックスに蓄積さ
れる。送信先の装置は、最寄りのプロバイダに発呼して
メールボックスをチェックし、受信が可能なメールがあ
ればダウンロードする。
では、ファクシミリ装置の符号化に関して、次のように
定義している。即ち、G3機は、垂直方向の標準走査線密
度が3.85ライン/mm 、オプショナルな高解像度の走査線
密度として7.7 ライン/mm や15.6ライン/mm が定義され
ており、またG4機は、200 、240 、300 、400 ライン/
インチで定義されインチ系で規定されている。
A4の装置、B4、A3の装置等がある。さらに、ファクシミ
リ装置の圧縮符号化方式にはMH(modified Huffman)方
式、MR(Modified READ) 方式、MMR(modified modified
READ) 方式等があり、いずれの圧縮符号化方式を採用す
るかは装置の製造者の選択に任されている。
定(フェーズA)、要求される機能の識別と選択をする
プリメッセージ手順(フェーズB)、メッセージ伝送
(フェーズC)、メッセージの終了と確認及び複数原稿
伝送手順を含むポストメッセージ手順(フェーズD)、
呼解放(フェーズE)の5つのフェーズによって記述し
ている。
送信されてくるDIS 信号(ディジタル識別)に、被呼機
の圧縮符号化方式、記録紙幅、走査線の線密度といった
受信能力の情報が含まれており、発呼機はDIS 信号から
被呼機の受信能力を識別する。G4通信においても、G3通
信と同様に相手機能を識別する。受信能力を識別した結
果、例えば記録紙幅がA4の相手機に対してB4サイズの原
稿を送信する場合であれば、画像データをA4サイズに縮
小する、またG4機から、G3機へ原稿を送信する場合であ
れば、インチ系からミリ系に線密度を変換する等して、
相手機の受信能力に応じた画像データを送信することが
できる。
に、ファクシミリの画像データを電子メールで送信する
場合、送信元のファクシミリ装置は、相手機とは直接に
通信しないので、相手機から送信されてくるDIS 信号に
よる相手機の受信能力の識別が行えない。
録紙を使用する装置であった場合、相手機が、送信され
てきた電子メールの画像データを復元して記録しても画
像が記録紙からはみ出てしまう。また、相手機が復号で
きない圧縮符号化方式で符号化された画像の電子メール
の場合、相手機の符号化方式では復号できない電子メー
ルであるために、メールボックスからダウンロードされ
ない。さらに、相手機が送信側より低い走査線密度(解
像度)しかサポートしていない装置であった場合、相手
機が、送信されてきた電子メールの画像データを自機の
走査線密度で復元して記録しても元の画像を復元できな
いおそれがある。
になされたものであって、電子メールを送信する際に相
手機の符号化方式、記録紙サイズ、解像度のような受信
能力の識別が不可能な場合は、相手装置が当然サポート
しているであろう低い効率の符号化方式、小さい記録紙
サイズ、低い解像度の画像を送信することにより、相手
機の受信能力の如何にかかわらず相手機に必ず画像の情
報を伝達する電子メールを送信するファクシミリ装置の
ような電子メール機能付通信端末装置の提供を目的とす
る。
能付通信端末装置は、画像を電子メールで送信する機能
を有する通信端末装置において、効率の高さが異なる複
数の方式のいずれかで画像を符号化する符号化手段と、
相手機の符号化方式の識別の可不可を判断する手段と、
符号化方式の識別が不可の場合、符号化手段に低い方の
効率の方式で画像を符号化させて電子メールで送信する
手段とを備えたことを特徴とする。
が不可能である場合、MMR 、MR、MHのうち、相手装置が
最低限サポートしているであろうMH又はMRといった低い
方の効率の方式で画像を符号化させて電子メールで送信
する。従って、相手機の符号化方式の如何にかかわらず
画像の情報が相手機に必ず伝達される電子メールを送信
する。
は、画像を電子メールで送信する機能を有する通信端末
装置において、画像を複数の記録紙サイズのいずれかに
変換し得る制御手段と、相手機の記録紙サイズの識別の
可不可を判断する手段と、記録紙サイズの識別が不可の
場合、前記制御手段に小さい方の記録紙サイズに変換さ
せた画像を電子メールで送信する手段とを備えたことを
特徴とする。
別が不可能である場合、A3、B4、A4サイズのうち、相手
装置が最低限サポートしているであろうB4又はA4といっ
た小さい方の記録紙サイズに変換した画像を電子メール
で送信する。従って、相手機の記録紙サイズの如何にか
かわらず画像の情報が相手機に必ず伝達される電子メー
ルを送信する。
は、画像を電子メールで送信する機能を有する通信端末
装置において、複数の解像度のいずれかで原稿を読取る
読取手段と、相手機の解像度の識別の可不可を判断する
手段と、解像度の識別が不可の場合、前記読取手段が読
取った原稿の画像を低い方の解像度に変換した画像を電
子メールで送信する手段とを備えたことを特徴とする。
可能である場合、15.4ライン/mm 、7.7 ライン/mm 、3.
85ライン/mm のうち、相手機が最低限サポートしている
であろう7.7 ライン/mm 、3.85ライン/mm といった低い
方の解像度に変換した画像を電子メールで送信する。従
って、相手機の解像度の如何にかかわらず画像の情報が
相手機に必ず伝達される電子メールを送信する。
通信端末装置としてのファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図である。なお、本発明の実施の形態では、コン
ピュータ通信網としてインターネットを使用するものと
する。主制御部1は、バスを通じて装置のハードウェア
各部を制御するだけではなく、ROM 6に記憶されたソフ
トウェアに基づいて、原稿の画像データをMH, MR, MMR
等の符号化方式によって符号化または復号化する符号化
・復号化、後述する画像(TIFF)変換、バイナリ・テキ
スト変換、メール編集、モデム切り換え,ATコマンドに
よるRS232Cの制御等を含む通信手順等のソフトウェアを
実行する。
7の能力テーブルを参照し、相手機の符号化方式が登録
されていない場合は、MMR 、MR、MHのうち、相手装置が
最低限サポートしているであろうMH又はMRといった低い
方の能力の方式で画像を符号化させて電子メールで送信
する。また主制御部1は、後述するRAM 7の能力テーブ
ルを参照し、相手機の記録紙サイズが登録されていない
場合は、A3、B4、A4サイズのうち、相手装置が最低限サ
ポートしているであろうB4又はA4といった小さい方の記
録紙サイズに変換した画像を電子メールで送信する。さ
らに主制御部1は、後述するRAM 7の能力テーブルを参
照し、相手機の走査線密度が登録されていない場合は、
15.4ライン/mm 、7.7 ライン/mm 、3.85ライン/mm のう
ち、相手機が最低限サポートしているであろう7.7 ライ
ン/mm 、3.85ライン/mm といった低い方の走査線密度に
変換した画像を電子メールで送信する。
ージデータを、コンピュータで使用される一般的な画像
フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)に
変換し、受信時には、TIFFからG3形式のイメージデータ
に変換する。TIFFは Adobe Systems社によって公開され
ており、白黒2値だけでなく、白黒多値、フルカラー等
を扱う様々な Classが定義されている。そのなかの1つ
である CLASS Fは、原稿の画像データがMH, MR, MMR 等
の符号化方式によって符号化された原稿の画像データで
あるG3形式のイメージデータを定義している。従って、
G3形式のイメージデータの先頭に、CLASS F のTIFFヘッ
ダ情報を付加すること等によってTIFFに変換することが
できる。
は、バイナリデータをテキストデータに変換し、受信時
には、テキストデータをバイナリデータに変換する。イ
ンターネットにはバイナリデータの電子メールを扱うこ
とができないコンピュータが存在している。相手先に確
実に電子メールが届くように、TIFFイメージデータ等の
バイナリデータを送信する場合には、一旦テキストデー
タに変換する。インターネットで扱うテキストデータは
IETF(Internet Engineering Task Force) が発行するド
キュメントであるRFC(Request For Comments)822におい
て、7ビットのコードとして規定されている。
を行う。これによると、6ビットのバイナリデータは64
のキャラクタ (大文字、小文字のアルファベット、数
字、+、/) の1つに置き換えられ、テキストデータに
変換することができる。MIMEはRFC1521 等で規定されて
いる。
タに変換されたTIFFイメージデータにメールヘッダ情報
を付加して電子メール形式に編集し、受信時に、電子メ
ール形式のデータからメールヘッダ情報を取り除き、テ
キストデータに変換されたTIFFイメージデータだけを取
り出す。インターネットの電子メールには電子メールの
管理情報として、所定のヘッダ情報を付加することが規
定されているので、送信時には、TIFFイメージデータの
先頭に、“From: (利用者のインターネットe-mailアド
レス)”,“To: (相手先のインターネットe-mailアド
レス) ", "Subject: (題名)”等の項目を追加する。
黒2値の原稿の画像データを出力する。記録部3は電子
写真方式等のプリンタを備え、他のG3ファクシミリ装置
やインターネットから受信した原稿の画像データを記録
する。表示部4は、液晶ディスプレイ(LCD と略記す
る)のようなディスプレイを備え、装置の動作状態、原
稿の画像データ等の表示を行う。
ンキー、ワンタッチキー、プログラムワンタッチキー、
入力モード切り換え等の各種のファンクションキー等を
備え、ワンタッチキー及びプログラムワンタッチキーの
入力モードの切り換えにより文字データの入力も可能に
なる。ROM 6は、ファクシミリ装置の動作に必要なソフ
トウェアを記憶する。RAM 7は、SRAMまたはフラッシュ
メモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する
一時的なデータを記憶する。RAM 7には、ワンタッチキ
ーの識別情報(a,b,c,d,…)に対応付けて、メールアド
レス及び電話番号とともに、相手機の受信能力(符号化
方式・記録紙サイズ・線密度)を登録するための能力テ
ーブル(図3参照)が設けられている。
の画像データを記憶する。モデム9は読取部2が読み取
った原稿の画像データをファクシミリ通信するためのモ
デムであってデータ通信機能は備えていない。データモ
デム10は、例えば電子メールに変換された原稿の画像デ
ータをインターネットを介して通信するデータ通信のた
めのモデムであって、NCU 11のチップに設けられている
例えば外付け電話用端子と電話用ケーブルで接続され、
またパーソナルコンピュータ等との接続用の外部I/F 12
のシリアルポートとRS232Cによって接続されている。NC
U 11はアナログ回線の閉結、開放を行う。
装置の電子メール送信時の動作を図2のフローチャート
に基づいて説明する。ワンタッチキーで指定された送信
先の符号化方式、記録紙サイズ、走査線密度の受信能力
がRAM 7の能力テーブルに登録されているか否かを判断
する(ステップS1)。
れている場合は、送信先の符号化方式、記録紙サイズ、
走査線密度に合わせて画像を符号化し、TIFF変換、MIME
変換を行い、相手機のメールアドレスを“To: ”に入れ
てプロバイダに発呼し、データをネットワークへ送出す
る(ステップS2)。
れていない場合は、どのような機器でもサポートしてい
るであろう符号化方式、記録紙サイズ、走査線密度に合
わせて画像をMH又はMRといった低い方の能力の符号化方
式で符号化し、また、7.7 ライン/mm 、3.85ライン/mm
といった低い方の走査線密度に変換し、B4又はA4といっ
た小さい方の記録紙サイズに変換して、インターネット
において一般的なTIFF変換、MIME変換を行い、相手機の
メールアドレスを“To: ”に入れてプロバイダに発呼
し、データをネットワークへ送出する(ステップS3)。
が指定された場合、図3に示すように、その受信能力が
全て能力テーブルに登録されているので、送信先の受信
能力に合わせて画像を符号化する。またワンタッチキー
aによって指定された場合、その受信能力は全く登録さ
れていないので、どのような機器でもサポートしている
であろう符号化方式、記録紙サイズ、走査線密度に設定
する。またワンタッチキーdによって指定された場合、
符号化方式と線密度は能力テーブルに登録されているの
で送信先の能力に合わせ、登録されていない記録紙サイ
ズに関してはB4又はA4といった小さい方の記録紙サイズ
に設定する。
置は、相手機の符号化方式の識別が不可能である場合、
MMR 、MR、MHのうち、相手装置が最低限サポートしてい
るであろうMH又はMRといった低い方の効率の方式で画像
を符号化させて電子メールで送信するので、相手機の符
号化方式の如何にかかわらず画像の情報が相手機に必ず
伝達される電子メールを送信するという優れた効果を奏
する。
は、相手機の記録紙サイズの識別が不可能である場合、
A3、B4、A4サイズのうち、相手装置が最低限サポートし
ているであろうB4又はA4といった小さい方の記録紙サイ
ズに変換した画像を電子メールで送信するので、相手機
の記録紙サイズの如何にかかわらず画像の情報が相手機
に必ず伝達される電子メールを送信するという優れた効
果を奏する。
は、相手機の解像度の識別が不可能である場合、15.4ラ
イン/mm 、7.7 ライン/mm 、3.85ライン/mm のうち、相
手機が最低限サポートしているであろう7.7 ライン/mm
、3.85ライン/mm といった低い方の解像度に変換した
画像を電子メールで送信するので、相手機の走査線密度
の如何にかかわらず画像の情報が相手機に必ず伝達され
る電子メールを送信するという優れた効果を奏する。
ック図である。
信時の動作のフローチャートである。
ブルの概念図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像を電子メールで送信する機能を有す
る通信端末装置において、効率の高さが異なる複数の方
式のいずれかで画像を符号化する符号化手段と、相手機
の符号化方式の識別の可不可を判断する手段と、符号化
方式の識別が不可の場合、符号化手段に低い方の効率の
方式で画像を符号化させて電子メールで送信する手段と
を備えたことを特徴とする電子メール機能付通信端末装
置。 - 【請求項2】 画像を電子メールで送信する機能を有す
る通信端末装置において、画像を複数の記録紙サイズの
いずれかに変換し得る制御手段と、相手機の記録紙サイ
ズの識別の可不可を判断する手段と、記録紙サイズの識
別が不可の場合、前記制御手段に小さい方の記録紙サイ
ズに変換させた画像を電子メールで送信する手段とを備
えたことを特徴とする電子メール機能付通信端末装置。 - 【請求項3】 画像を電子メールで送信する機能を有す
る通信端末装置において、複数の解像度のいずれかで原
稿を読取る読取手段と、相手機の解像度の識別の可不可
を判断する手段と、解像度の識別が不可の場合、前記読
取手段が読取った原稿の画像を低い方の解像度に変換し
た画像を電子メールで送信する手段とを備えたことを特
徴とする電子メール機能付通信端末装置。
Priority Applications (1)
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JP28410797A JP3298474B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 電子メール機能付通信端末装置 |
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JPH11122458A JPH11122458A (ja) | 1999-04-30 |
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-
1997
- 1997-10-16 JP JP28410797A patent/JP3298474B2/ja not_active Expired - Fee Related
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