JP3312582B2 - データ伝送装置、データ伝送方法及びデータ伝送装置の制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

データ伝送装置、データ伝送方法及びデータ伝送装置の制御プログラムを記録した媒体

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JP3312582B2
JP3312582B2 JP25081997A JP25081997A JP3312582B2 JP 3312582 B2 JP3312582 B2 JP 3312582B2 JP 25081997 A JP25081997 A JP 25081997A JP 25081997 A JP25081997 A JP 25081997A JP 3312582 B2 JP3312582 B2 JP 3312582B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送装置、
データ伝送方法及びデータ伝送装置の制御プログラムを
記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ伝送装置として、特開平6
−350788号公報に開示されたファクシミリ装置に
適用されたデータ伝送装置が知られている。このデータ
伝送装置は、図7に示すように、複数のパーソナルコン
ピュータ101に接続された集線装置102と電話回線
網との間に配置されるとともにLANサーバ機能を有す
るファクシミリ装置103に備えられている。かかる構
成により、電話回線網を介して受信したファクシミリデ
ータを電子メール変換し、集線装置102を介して各パ
ーソナルコンピュータ101にデータ伝送する。
【0003】また、この種の別のデータ伝送装置とし
て、特開平8−18717号、特開平8−237294
号、特開平8−242326号及び特開平9−1027
98号公報に開示されたデータ伝送装置が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
伝送装置においては、相手先の受信能力が分からないま
まデータ伝送するため、相手先で同伝送データを受信で
きない場合があった。従って、この相手先の受信能力に
合わせて再度データ伝送しなければならず、効率的なデ
ータ伝送を行うことができなかった。また、上述した別
のデータ伝送装置のいずれについても同様に効率的なデ
ータ伝送を行うことができなかった。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので効率的なデータ伝送が可能なデータ伝送装置、デ
ータ伝送方法及びデータ伝送装置の制御プログラムを記
録した媒体の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、相手先の電話番号と電子
メールアドレスとファクシミリデータの受信能力とを関
連づけて記憶する記憶手段と、ファクシミリデータを受
信したときに相手先の電話番号から上記記憶手段を参照
し、相手先の受信能力が分かれば同受信能力に応じた電
子メールを生成して伝送するとともに、相手先の受信能
力が分からない場合にはファクシミリ伝送しつつファク
シミリプロトコルで相手先の受信能力を取得して上記記
憶手段に追加する電子メール・ファクシミリ伝送手段と
を具備する構成としてある。
【0007】すなわち、ファクシミリデータを受信した
とき、相手先の電話番号と電子メールアドレスとファク
シミリデータの受信能力とを関連づけて記憶する記憶手
段を相手先の電話番号から参照し、相手先の受信能力が
分かれば同受信能力に応じた電子メールを生成して伝送
するとともに、相手先の受信能力が分からない場合には
ファクシミリ伝送しつつファクシミリプロトコルで相手
先の受信能力を取得して上記記憶手段に追加する。
【0008】上記記憶手段は、相手先の電話番号と電子
メールアドレスとファクシミリデータの受信能力とを関
連づけて記憶可能な構成であれば良い。同記憶手段の構
成の一例として、請求項2にかかる発明は、上記請求項
1に記載のデータ伝送装置において、上記記憶手段は、
上記相手先の電話番号と電子メールアドレスとファクシ
ミリデータの受信能力から構成されるデータベースを備
え、同相手先の受信能力を検知するごとに同データベー
スを更新する構成としてある。
【0009】すなわち、相手先の受信能力を検知するご
とに、相手先の電話番号と電子メールアドレスとファク
シミリデータの受信能力から構成されるデータベースを
更新する。このデータベースは、相手先の電話番号と電
子メールアドレスとファクシミリデータの受信能力を書
き込んだり、読み出したりすることが可能な不揮発性の
RAMやハードディスク等から構成されるものが含まれ
る。上記電子メール・ファクシミリ伝送手段は、ファク
シミリデータを受信したときに上記記憶手段を参照し、
相手先の受信能力が分かれば同受信能力に応じた電子メ
ールを生成して伝送するとともに、相手先の受信能力が
分からない場合にはファクシミリ伝送しつつファクシミ
リプロトコルで相手先の受信能力を取得して同記憶手段
に追加することの可能な構成であれば良い。
【0010】同電子メール・ファクシミリ伝送手段の構
成の一例として、請求項3にかかる発明は、上記請求項
1または請求項2のいずれかに記載のデータ伝送装置に
おいて、上記電子メール・ファクシミリ伝送手段は、受
信したファクシミリデータの相手先の電話番号に基づい
て上記記憶手段から電子メールアドレスとファクシミリ
データの受信能力とを取得する記憶参照手段と、上記記
憶参照手段にて上記記憶手段から相手先の受信能力が得
られたときに、同受信能力に対応したイメージデータに
変換した電子メールを生成して同電子メールアドレスに
対して伝送する電子メール伝送手段と、上記記憶参照手
段にて上記記憶手段から相手先の受信能力が得られない
ときに、ファクシミリ伝送によって相手先電話番号に着
信して上記ファクシミリデータを伝送するとともにファ
クシミリプロトコルに基づいて相手先の受信能力を検知
して上記記憶手段に追加するファクシミリ伝送手段とを
具備する構成としてある。
【0011】すなわち、受信したファクシミリデータの
相手先の電話番号に基づいて上記記憶手段から電子メー
ルアドレスとファクシミリデータの受信能力とを上記記
憶参照手段が取得すると、電子メール伝送手段は同受信
能力に対応したイメージデータに変換した電子メールを
生成して同電子メールアドレスに対して伝送する。一
方、上記記憶参照手段にて上記記憶手段から相手先の受
信能力が得られないと、ファクシミリ伝送手段はファク
シミリ伝送によって相手先電話番号に着信して上記ファ
クシミリデータを伝送するとともにファクシミリプロト
コルに基づいて相手先の受信能力を検知して上記記憶手
段に追加する。
【0012】上記記憶参照手段は、受信したファクシミ
リデータの相手先の電話番号に基づいて上記記憶手段か
ら電子メールアドレスとファクシミリデータの受信能力
とを取得することができれば良い。従って、同記憶参照
手段は、相手先の電子メールアドレスとファクシミリデ
ータの受信能力を効率良く参照したり、追加できるよう
に上記ファクシミリ伝送手段と一体形成したもの等が含
まれる。上記電子メール伝送手段は、上記記憶参照手段
にて上記記憶手段から相手先の受信能力が得られたとき
に、同受信能力に対応したイメージデータに変換した電
子メールを生成し、上記電子メールアドレスに対して伝
送可能な構成であれば良く、DSU等の変復調器で構成
されるものが含まれる。
【0013】上記ファクシミリ伝送手段は、上記記憶参
照手段にて上記記憶手段から相手先の受信能力が得られ
ないときに、ファクシミリ伝送によって相手先電話番号
に着信して上記ファクシミリデータを伝送するとともに
ファクシミリプロトコルに基づいて相手先の受信能力を
検知して上記記憶手段に追加可能であれば良い。
【0014】同ファクシミリ伝送手段の構成の一例とし
て、請求項4にかかる発明は、上記請求項3に記載のデ
ータ伝送装置において、上記ファクシミリ伝送手段は、
ファクシミリプロトコルで相手先から取得するDIS信
号を解析して同相手先の受信能力を検知する構成として
ある。
【0015】すなわち、上記ファクシミリ伝送手段は、
上記記憶参照手段にて上記記憶手段から相手先の受信能
力が得られないとき、ファクシミリ伝送によって相手先
電話番号に着信して上記ファクシミリデータを伝送す
る。このとき、ファクシミリプロトコルで相手先から取
得するDIS信号を解析し、同相手先の受信能力を検知
して上記記憶手段に追加する。
【0016】このようにデータ伝送を行う手法は、必ず
しも実体のある装置に限られる必要もなく、その一例と
して、請求項5にかかる発明は、ファクシミリデータを
受信したとき、相手先の電話番号と電子メールアドレス
とファクシミリデータの受信能力とを関連づけて記憶す
る記憶手段を相手先の電話番号から参照し、相手先の受
信能力が分かれば同受信能力に応じた電子メールを生成
して伝送するとともに、相手先の受信能力が分からない
場合にはファクシミリ伝送しつつファクシミリプロトコ
ルで相手先の受信能力を取得して上記記憶手段に追加す
る構成としてある。
【0017】すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効である。また、本発明の思想
の具現化例として、データ伝送処理のソフトウェアとな
る場合には、かかるソフトウェアを記録した記録媒体上
においても当然に存在し、利用される。その一例とし
て、請求項6にかかる発明は、ファクシミリデータを受
信したとき、相手先の電話番号と電子メールアドレスと
ファクシミリデータの受信能力とを関連づけて記憶する
記憶手段を相手先の電話番号から参照し、相手先の受信
能力が分かれば同受信能力に応じた電子メールを生成し
て伝送するとともに、相手先の受信能力が分からない場
合にはファクシミリ伝送しつつファクシミリプロトコル
で相手先の受信能力を取得して上記記憶手段に追加する
ことを、コンピュータに実行させるためのプログラムを
記録した構成としてある。
【0018】この記録媒体は、磁気記録媒体であっても
良いし、光記録媒体であっても良い。また、一部がソフ
トウェアであって、一部がハードウェアで実現される場
合においても本発明の思想において全く異なるものはな
く、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適
宜読み込む形態のものも含まれる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるデータ伝送装置をブロック図により示している。
【0020】データ伝送装置10は、入力されたダイヤ
ル信号に基づいてダイヤル検出信号を出力するととも
に、後述する切替指示信号に応じて回線を切り替えつつ
ファクシミリ信号を出力する回線切替部20と、同ダイ
ヤル検出信号を入力して対応する宛先電話番号と電子メ
ールアドレスと相手能力とを出力するとともに、接続す
べき回線の切替を指示するための切替指示信号を出力す
る回線切替制御部30と、電話回線を指定する旨の切替
指示信号に基づいて回線切替部20にダイヤル発呼信号
を出力するダイヤル発呼部40と、電子メールを指定す
る旨の切替指示信号に基づいて回線切替部20から出力
されたファクシミリ信号を上記相手能力を参照しながら
変換して電子メールアドレス宛にLAN回線を介して送
出する電子メール変換部50とを備え、ダイヤル信号を
入力すると同ダイヤル信号に基づいて電話回線とLAN
回線とのいずれかに回線を切り替えてファクシミリ信号
を出力する。
【0021】回線切替部20は、図示しないファクシミ
リ装置と電話回線に接続され、同ファクシミリ装置から
ダイヤル信号を受信すると対応するダイヤル検出信号を
出力する。また、回線切替制御部30とダイヤル発呼部
40から切替指示信号が入力されると、電話回線を指定
する場合には同電話回線にダイヤル発呼部40を接続し
てダイヤル発呼信号とファクシミリ信号を送出させる。
一方、電子メールを指定する場合にはファクシミリ信号
を電子メール変換部50に出力する。
【0022】図2は、回線切替処理を行う手順をフロー
チャートで示している。回線切替制御部30は、上記ダ
イヤル検出信号に基づいて宛先電話番号を出力するダイ
ヤル検出部31と、この宛先電話番号に該当する宛先レ
コードを検索して相手能力と電子メールアドレスを出力
する宛先テーブル32と、同相手能力がブランクである
かどうかを検出して対応する切替指示信号を出力する相
手能力検出部33とを備えている。
【0023】かかる構成により、回線切替部20からダ
イヤル検出信号が入力されると対応する宛先電話番号を
出力する(ステップS100、ステップS110)。そ
して、この宛先電話番号に該当する宛先レコードを検索
して相手能力と電子メールアドレスを出力する(ステッ
プS120)。同相手能力が、図3に示すようにブラン
クである場合には、電話回線を指定する旨の切替指示信
号をダイヤル発呼部40に出力する(ステップS13
0、ステップS140)。
【0024】宛先テーブル32には相手能力登録部60
が接続されており、上述したように電話回線が指定され
てファクシミリ送信が行われたとき、相手先からファク
シミリプロトコルで取得した図4に示すようなDIS
(DTC)信号を解析し、この相手先の受信能力を相手
能力として図5に示すように宛先テーブル32に追加す
る(ステップS160、ステップS170)。このよう
に、宛先電話番号に該当する相手能力が記録されると、
次に同じ宛先電話番号について宛先テーブル32を検索
したとき、相手能力検出部33により同相手能力が記録
されていることが検出され、電子メールを指定する旨の
切替指示信号が回線切替部20に出力される(ステップ
S180)。
【0025】従って、宛先電話番号と電子メールアドレ
スと相手能力が記録された宛先テーブル32は、この意
味で、記憶手段を構成している。ダイヤル発呼部40
は、回線切替部20と回線切替制御部30との間に配置
され、相手能力検出部33から電話回線を指定する旨の
切替指示信号が入力されると、回線切替部20にダイヤ
ル発呼信号を出力する。電子メール変換部50は、LA
N回線に接続され、回線切替部20から出力されたファ
クシミリ信号を宛先テーブル32から取得した相手能力
を参照しつつ電子メールに変換し、同様に宛先テーブル
32から取得した電子メールアドレス宛にLAN回線を
介して送出する。
【0026】従って、入力されたダイヤル信号に基づい
てダイヤル検出信号を出力するとともに切替指示信号に
応じて回線を切り替えてファクシミリ信号を出力する回
線切替部20と、同ダイヤル検出信号を入力して対応す
る宛先電話番号と電子メールアドレスと相手能力とを出
力するとともに接続すべき回線の切替を指示するための
切替指示信号を出力する回線切替制御部30と、電話回
線を指定する旨の切替指示信号に基づいて回線切替部2
0にダイヤル発呼信号を出力するダイヤル発呼部40
と、電子メールを指定する旨の切替指示信号に基づいて
回線切替部20から出力されたファクシミリ信号を相手
能力を参照しながら変換して電子メールアドレス宛にL
AN回線を介して送出する電子メール変換部50と、電
話回線によりファクシミリ送信を行ったときに相手先か
ら取得したDIS(DTC)信号を解析するとともに相
手先の受信能力を相手能力として宛先テーブル32に追
加する相手能力登録部60は、この意味で、電子メール
・ファクシミリ伝送手段を構成している。
【0027】本実施形態では、上述したようにハードロ
ジックの組み合わせで回線切替処理を行っているが、必
ずしもこのような構成である必要はなく、回線切替処理
プログラムを起動させて実行する構成とすることも可能
である。このようなデータ伝送装置の構成の一例につい
て図6を参照しながら説明する。このデータ伝送装置7
0は、回線切替処理プログラム等を記録したROM71
と、宛先テーブルの書き込みと読み出しを行うととも
に、ワークエリアとして機能するRAM72と、ROM
71に記録された回線切替処理プログラムを起動させて
回線切替処理を実行するCPU73と、同CPU73に
ファクシミリ装置と電話回線とLAN回線とを接続する
ためにそれぞれ介在されるインタフェース74〜76と
から構成される。
【0028】かかる構成により、ファクシミリからダイ
ヤル信号を受信すると、CPU73は回線切替処理プロ
グラム等を起動させて回線切替処理を実行する。する
と、上述した場合と同様に、対応する宛先電話番号に該
当する相手能力がブランクである場合には電話回線を介
してファクシミリ信号を送出し、対応する宛先電話番号
に該当する相手能力がブランクでない場合にはファクシ
ミリ信号を電子メールに変換してLAN回線を介して送
出する。また、電話回線を介してファクシミリ信号を送
出した場合、相手先からファクシミリプロトコルで取得
したDIS(DTC)信号を解析し、この相手先の受信
能力を相手能力としてRAM72内の宛先テーブルに書
き込む。
【0029】このとき、宛先テーブルの書き込みと読み
出しを行うRAM72は、この意味で、記憶手段を構成
している。また、回線切替処理プログラム等を記録した
ROM71と、宛先テーブルの書き込みと読み出しを行
うとともにワークエリアとして機能するRAM72と、
ROM71に記録された回線切替処理プログラムを起動
させて回線切替処理を実行するCPU73と、同CPU
73にファクシミリと電話回線とLAN回線とを接続す
るためにそれぞれ介在されるインタフェース74〜76
は、この意味で、電子メール・ファクシミリ伝送手段を
構成している。
【0030】次に、本実施形態にかかるデータ伝送装置
の動作を説明する。回線切替部20がファクシミリ装置
からダイヤル信号を受信したとき、対応するダイヤル検
出信号を出力する。すると、回線切替制御部30は、同
ダイヤル検出信号が入力されると対応する宛先電話番号
を出力する(ステップS100、ステップS110)。
そして、この宛先電話番号に該当する宛先レコードを検
索して相手能力と電子メールアドレスを出力する(ステ
ップS120)。同相手能力がブランクである場合には
電話回線を指定する旨の切替指示信号をダイヤル発呼部
40に出力する(ステップS130、ステップS14
0)。
【0031】ダイヤル発呼部40が回線切替部20にダ
イヤル発呼信号を出力すると、回線切替部20はダイヤ
ル発呼部40を電話回線に接続し、ダイヤル発呼信号と
ファクシミリ信号を送出させる(ステップS150)。
このとき、相手先からファクシミリプロトコルで取得し
たDIS(DTC)信号を解析し、この相手先の受信能
力を相手能力として宛先テーブル32に追加する(ステ
ップS160、ステップS170)。
【0032】一方、相手能力がブランクでない場合には
電子メールを指定する旨の切替指示信号を回線切替部2
0に出力する(ステップS180)。すると、電子メー
ル変換部50は、回線切替部20から出力されたファク
シミリ信号を宛先テーブルから取得した相手能力を参照
しつつ電子メールに変換し、同宛先テーブルから取得し
た電子メールアドレス宛にLAN回線を介して送出す
る。
【0033】このように、ファクシミリ装置から受信し
たダイヤル信号に基づく宛先電話番号に該当する相手能
力がブランクである場合には電話回線を介してファクシ
ミリ信号を送出するとともに相手先の受信能力を取得し
て宛名テーブル32に追加し、同相手能力がブランクで
ない場合にはファクシミリ信号を電子メールに変換する
とともにLAN回線を介して送出するため、相手先の受
信能力に応じた効率的なデータ伝送が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、効率的な
データ伝送が可能なデータ伝送装置、データ伝送方法及
びデータ伝送装置の制御プログラムを記録した媒体を提
供することができる。また、請求項2にかかる発明によ
れば、データベースに記憶された相手先の受信能力等を
参照して電子メール伝送を行うことができる。さらに、
請求項3にかかる発明によれば、相手先の受信能力に応
じたデータ伝送が可能となる。
【0035】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
DIS信号を解析して相手先の受信能力を検知すること
ができる。さらに、請求項5にかかる発明によれば、効
率的なデータ伝送が可能なデータ伝送方法を提供でき、
請求項6にかかる発明によれば、同様の処理をコンピュ
ータにて実行するデータ伝送装置の制御プログラムを記
録した媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるデータ伝送装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】回線切替処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】相手能力がブランクの場合を示す宛先テーブル
である。
【図4】DIS(DTC)信号の構成の一例を示す概略
図である。
【図5】相手能力が記録されている場合を示す宛先テー
ブルである。
【図6】変形例にかかるデータ伝送装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】従来例にかかるデータ伝送装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 データ伝送装置 20 回線切替部 30 回線切替制御部 31 ダイヤル検出部 32 宛先テーブル 33 相手能力検出部 40 ダイヤル発呼部 50 電子メール変換部 60 相手能力登録部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 G06F 13/00 351 H04L 12/54 H04L 12/58 H04M 11/00 303

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手先の電話番号と電子メールアドレス
    とファクシミリデータの受信能力とを関連づけて記憶す
    る記憶手段と、 ファクシミリデータを受信したときに相手先の電話番号
    から上記記憶手段を参照し、相手先の受信能力が分かれ
    ば同受信能力に応じた電子メールを生成して伝送すると
    ともに、相手先の受信能力が分からない場合にはファク
    シミリ伝送しつつファクシミリプロトコルで相手先の受
    信能力を取得して上記記憶手段に追加する電子メール・
    ファクシミリ伝送手段とを具備することを特徴とするデ
    ータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のデータ伝送装置に
    おいて、 上記記憶手段は、上記相手先の電話番号と電子メールア
    ドレスとファクシミリデータの受信能力から構成される
    データベースを備え、同相手先の受信能力を検知するご
    とに同データベースを更新することを特徴とするデータ
    伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のデータ伝送装置において、 上記電子メール・ファクシミリ伝送手段は、受信したフ
    ァクシミリデータの相手先の電話番号に基づいて上記記
    憶手段から電子メールアドレスとファクシミリデータの
    受信能力とを取得する記憶参照手段と、 上記記憶参照手段にて上記記憶手段から相手先の受信能
    力が得られたときに、同受信能力に対応したイメージデ
    ータに変換した電子メールを生成して同電子メールアド
    レスに対して伝送する電子メール伝送手段と、 上記記憶参照手段にて上記記憶手段から相手先の受信能
    力が得られないときに、ファクシミリ伝送によって相手
    先電話番号に着信して上記ファクシミリデータを伝送す
    るとともにファクシミリプロトコルに基づいて相手先の
    受信能力を検知して上記記憶手段に追加するファクシミ
    リ伝送手段とを具備することを特徴とするデータ伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載のデータ伝送装置に
    おいて、 上記ファクシミリ伝送手段は、ファクシミリプロトコル
    で相手先から取得するDIS信号を解析して同相手先の
    受信能力を検知することを特徴とするデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリデータを受信したとき、相
    手先の電話番号と電子メールアドレスとファクシミリデ
    ータの受信能力とを関連づけて記憶する記憶手段を相手
    先の電話番号から参照し、相手先の受信能力が分かれば
    同受信能力に応じた電子メールを生成して伝送するとと
    もに、相手先の受信能力が分からない場合にはファクシ
    ミリ伝送しつつファクシミリプロトコルで相手先の受信
    能力を取得して上記記憶手段に追加することを特徴とす
    るデータ伝送方法。
  6. 【請求項6】 ファクシミリデータを受信したとき、相
    手先の電話番号と電子メールアドレスとファクシミリデ
    ータの受信能力とを関連づけて記憶する記憶手段を相手
    先の電話番号から参照し、相手先の受信能力が分かれば
    同受信能力に応じた電子メールを生成して伝送するとと
    もに、相手先の受信能力が分からない場合にはファクシ
    ミリ伝送しつつファクシミリプロトコルで相手先の受信
    能力を取得して上記記憶手段に追加することを実行させ
    るためのデータ伝送装置の制御プログラムを記録した媒
    体。
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