JP3965830B2 - 通信装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばLANのクライアントからの指示に応じて原稿の読み取りを行なうLANのファクシミリサーバのような通信装置に関し、特に電子メールの送信機能を備えた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LANに対応した様々な通信装置の開発が行われている。特に、ファクシミリ通信機能を備えたサーバであるファクシミリサーバは、これが接続されたLANの複数のクライアントコンピュータ(以後、単にクライアントという)と、例えば公衆電話回線網を介してLANの外部から接続された一般的なファクシミリ装置との間に介在して原稿の送受信を行なうゲートウェイ装置として利用される。
【0003】
このようなファクシミリサーバを介してクライアントから上述の如きLANの外部のファクシミリ装置に対してファクシミリ送信する場合には、クライアントが備えるエディタプログラム等を用いてクライアント上で原稿を作成するか、クライアントが備えるスキャナから又はLANに接続されたネットワークスキャナから原稿を読み取り、この作成された原稿又は読み取られた原稿とともに送信相手先(ここでは、前記LANの外部のファクシミリ装置)の電話番号をファクシミリサーバへ送信する。ファクシミリサーバは、クライアントから受信した電話番号により前記LANの外部のファクシミリ装置に発呼し、クライアントから受信した原稿を公衆電話回線網に適合すべく変調して送信する。
【0004】
これに対してファクシミリサーバが備えるスキャナから原稿を読み取って送信する場合には、スキャナに原稿をセットし、ファクシミリサーバの操作部を操作するのに応じて又はクライアントからの指示に応じて原稿を読み取り、読み取った原稿を画像メモリに一時記憶するとともに、一旦クライアントへ転送する。そして、クライアント上のエディタプログラム等を用いて原稿を編集した後で、再びファクシミリサーバへ転送し、前述と同様の手順にて送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した構成の従来のファクシミリサーバにおいては、クライアントの指示に応じてファクシミリサーバで原稿を読み取り、読み取った原稿のイメージデータをファクシミリ送信することはできても、電子メールとして送信することはできなかった。
【0006】
従って、このような原稿の内容を電子メールで送信するような場合には、ファクシミリサーバにおいて読み取られた原稿のイメージデータをクライアント側へポーリングし、クライアント側が備える電子メール用のエディタプログラム等を用いて原稿のイメージデータを電子メールに添付し、この電子メールのファクシミリサーバとは別のインターネット用のサーバにより送信することを、ファクシミリ送信とは別個に行なっていた。このため特に、ファクシミリ対応の送信相手先と、電子メール対応の送信相手先とへ同様の内容の原稿を送信するような同報送信の場合には、クライアント側の操作が繁雑となるという問題があった。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、クライアント等の外部装置から原稿の読み取りに関する設定情報が与えられ、与えられた設定情報に基づいて原稿の読み取りを行ない、読み取った原稿のイメージデータを電子メール形式に変換して送信することにより、読み取った原稿のイメージデータを電子メールとして送信することができ、特にファクシミリ対応の送信相手先と、電子メール対応の送信相手先とが混在した同報送信の際にも外部装置側の操作の手間を増大することなく原稿を送信することができるファクシミリサーバのような通信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る通信装置は、外部装置から与えられる、原稿の読み取りに関する設定情報に基づいて原稿を読み取る読取手段と、該読取手段により読み取られた前記原稿のイメージデータを電子メール形式に変換する変換手段と、前記外部装置から与えられるメッセージを電子メールの本文部分に挿入する手段と、前記メッセージをカバーページのイメージデータに変換する手段とを備え、前記変換手段による変換結果及びメッセージを挿入した本文部分を含む電子メールを送信するか、または前記カバーページ及び原稿のイメージデータをファクシミリ送信するようにしてあることを特徴とする。
【0009】
第2発明に係る通信装置は、第1発明の通信装置において、前記変換手段が、前記原稿のイメージデータを電子メールに添付することによって変換すべくなしてあることを特徴とする。
【0011】
第1発明に係る通信装置によれば、クライアント等の外部装置から原稿の読み取りに関する設定情報(読取設定情報)が与えられ、与えられた読取設定情報に基づいて原稿の読み取りを行ない、読み取った原稿のイメージデータを電子メール形式に変換して送信する構成としたので、読み取った原稿のイメージデータを電子メールとして送信することができ、特にファクシミリ対応の送信相手先と、電子メール対応の送信相手先とが混在した同報送信の際にも外部装置側の操作の手間を増大することなく原稿を送信することができる。
また、上述した如く原稿のイメージデータの電子メール形式への変換結果を含む電子メールの本文部分に、外部装置から与えられるメッセージを挿入する構成としたので、電子メールの本文部分を通常のファクシミリ送信におけるカバーページのように利用することができる。従って、この本文部分のテンプレート(定型文書)を予めクライアント側に作成しておくことにより、このような電子メールの作成が非常に容易である。
また、上述したような外部装置から与えられるメッセージをカバーページのイメージデータに変換し、該カバーページ及び原稿のイメージデータをファクシミリ送信する構成としたので、特にファクシミリ対応の送信相手先と、電子メール対応の送信相手先とが混在した同報送信の際に、これら両方の種類の送信相手先に同様の形態のものを受信させることができるばかりでなく、例えば外部装置を複数のクライアントとして構成する場合に、クライアント毎に個別のカバーページの付加及び発信元表示を行なうこともできるようになる。
【0012】
なお、本発明に係る通信装置をファクシミリサーバとして構成する場合には、後述する実施の形態においても詳述するように、読取設定情報に加えて、所定の送信設定情報(送信相手先の電話番号等を含んでもよい)を記憶し、この送信設定情報に基づいて読み取った原稿を送信するように構成することも可能である。
【0013】
第2発明に係る通信装置によれば、前述した変換を、原稿のイメージデータを電子メールに添付することによって行なう構成としたので、従来クライアントがマニュアル操作で行なっていた処理を例えばファクシミリサーバに行なわせることが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る通信装置をファクシミリサーバ(以後、FAXサーバという)とした構成を示すブロック図である。
【0017】
図1において、1はFAXサーバであり、FAXサーバ1は、CPU10,ROM11,NCU12,モデム13,ハードディスク装置(以後、HDDという)14,RAM15,LANインタフェース(以後、LANI/Fという)16,プリンタ17,及びスキャナ18等を備えている。
【0018】
CPU10は、バスを通じてFAXサーバ1のハードウェア各部を制御するだけでなく、ROM11に記憶されたコンピュータプログラムに基づいて、原稿のイメージデータをMH,MR,及びMMR等の符号化方式によって符号化又は復号化する符号化・復号化,モデム制御,及び通信手順等のファクシミリ通信のためのコンピュータプログラムを実行するほか、原稿のイメージデータを添付形式として電子メール化し、電子メール化した原稿を送信するとともに、このような電子メールを受信するインターネット通信のためのコンピュータプログラムを実行する。
【0019】
ROM11は、FAXサーバ1の動作に必要な種々のコンピュータプログラムを予め記憶している。
【0020】
モデム13は、バスに接続されており、ファクシミリ通信及びインターネット通信が可能なデータファックスモデムから構成されている。また、モデム13は、同様にバスに接続されたNCU(Network Control Unit)12と直接的に接続されている。NCU12は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)との回線の閉結及び開放の動作を行なうハードウェアであり、必要に応じてモデム13を公衆電話回線網と接続する。
【0021】
なお、DSU(Digital Service Unit:加入者線終端装置)を備えることにより、ベースバンド伝送方式のデジタル回線網(ISDN)に接続するようにしてもよい。
【0022】
HDD14は、ROM11に代えて、ROM11が記憶しているコンピュータプログラムを記憶することも可能であるほか、このFAXサーバ1を利用する各クライアント2に割り当てられたサブアドレス(又はユーザID)及びパスワード等のクライアント2に関する情報を記憶している。また、HDD14は、スキャナ18で原稿を読み取る際の各種の読取設定情報、NCU12及びモデム13を介して原稿を送信する際の各種の送信設定情報等のジョブ設定情報を記憶するように構成されている。
【0023】
RAM15は、SRAM及びDRAM等を備え、コンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するほか、送信すべき原稿又は受信した原稿等の如きイメージデータを記憶する。なお、HDD14に記憶する各種の設定情報等を記憶させるように構成してもよい。
【0024】
LANI/F16は、これを介してFAXサーバ1をLAN3の1つのノードに接続している。
【0025】
プリンタ17は、電子写真方式の印字装置であって、RAM15に記憶されている原稿等のイメージデータ、及びHDD14に記憶されたデータをプリントアウトする。
【0026】
スキャナ18は、CCDを利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。
【0027】
なお、キーボード,マウス等の入力装置、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置を備える構成、また、これらの装置に代えてタッチパネル方式の表示装置を備える構成とすることも可能である。
【0028】
また、各クライアント2は、パーソナルコンピュータ等から構成され、CPU20,ROM21,HDD24,RAM25,LANI/F26,ディスプレイ27,及びキーボード28等を備えている。
【0029】
CPU20は、バスを通じてクライアント2のハードウェア各部を制御するだけでなく、ROM21に記憶されたコンピュータプログラムに基づいて、後述するジョブの設定・編集、FAXサーバ1から転送されてくるデータの表示等のコンピュータプログラムを実行する。
【0030】
ROM21は、電子メールを作成及び編集するためのエディタプログラム、原稿を編集するためのエディタプログラム等のクライアント2の動作に必要な種々のコンピュータプログラムを予め記憶しており、これによってクライアント2のFAXサーバ1とのファクシミリ通信及び電子メールの送受信を可能とするほか、FAXサーバ1を介してLAN3の内外の他のファクシミリ装置とのファクシミリ通信及び電子メールの送受信を可能としている。
【0031】
HDD24は、ROM21に代えて、ROM21が記憶しているコンピュータプログラムを記憶することも可能である。
【0032】
RAM25は、SRAM及びDRAM等を備え、コンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するほか、FAXサーバ1へ転送すべき原稿又はFAXサーバ1から転送されてきた原稿等の如きイメージデータを記憶する。
【0033】
LANI/F26は、これを介してクライアント2をLAN3の1つのノードに接続している。
【0034】
ディスプレイ27は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、FAXサーバ1から転送されてきた情報等を表示する。
【0035】
キーボード28は、クライアント2を操作するために必要な入力装置であり、これに加えてマウスを備える構成としても構わない。また、上述したようなディスプレイ27をタッチパネル方式とすることにより、このキーボード28の各種キーの一部又は全部を代用することも可能である。
【0036】
本発明に係る通信装置としてのFAXサーバ1及びクライアント2は以上の如きハードウェア構成を夫々有しており、FAXサーバ1で実行する各種の読取設定情報及び送信設定情報(ジョブ設定情報)を例えばクライアント2から与え、FAXサーバ1は、与えられた一連のジョブ設定情報に識別情報たるジョブ番号をLAN3を介して割り当て、このジョブ番号をクライアント2へ通知する。このようにしておいて、クライアント2のユーザはFAXサーバ1のあるところまで行き、スキャナ18のフィーダに原稿をセットした後で、クライアント2まで戻り、クライアント2側から設定されているジョブ番号をLAN3を介して指示することによって、セットされた原稿を読み取り、読み取った原稿のイメージデータをファクシミリ送信又はインターネット送信するようにしてある。
【0037】
なお、読み取った原稿のイメージデータをクライアント2側にて編集する必要がある場合には、その旨の情報を予め設定情報に含ませておくことにより、FAXサーバ1は従来構成通り、読み取った原稿のイメージデータをクライアント2へポーリングするようになっている。
【0038】
また、FAXサーバ1は、前述した如く、読み取った原稿のイメージデータをファクシミリ送信するだけでなく、送信時に原稿のイメージデータを電子メールの添付とすることによって電子メール形式に変換し、変換結果としての電子メールを送信することもできるように構成されている。なお、送信時ではなく、読み取り後に原稿のイメージデータを電子メール形式に変換し、この状態でクライアント2側で編集させるようにすることも可能であり、また、これらの原稿だけでなく、各クライアント2が備える電子メール用のエディタプログラムを用いて一から電子メールを作成するようにすることもできるようになっている。
【0039】
さらに、FAXサーバ1は、ファクシミリ送信の場合には、読み取った原稿のイメージデータにクライアント2が指定するカバーページを添付することができるように構成されており、このカバーページには、クライアント2毎に個別の発信元情報等を含ませることができる。また、読み取った原稿のイメージデータを電子メールで送信する場合には、原稿のイメージデータを添付した電子メールの本文部分を上述したカバーページのように利用することができるようになっている。なお、このような構成は、ジョブ設定情報としてクライアント2から指定しておくことも可能であるほか、標準的な機能としてFAXサーバ1側が予め備えている構成としてもよい。
【0040】
各クライアント2からFAXサーバ1に対して指定することができる設定情報としては以下に示すような項目とすることが可能であるが、本発明においては以下の設定情報に限定するものではない。
【0041】
本実施の形態においては、クライアント2により指定される送信相手先(電話番号又は電子メールアドレスの何れか)に応じた設定情報の項目を用意してある。まず、この送信相手先に限定されない共通項目を示す。
1)電話番号,電子メールアドレス,サブアドレス(又はクライアント2のユーザID)等の送信相手先(宛先)の指定。
2)原稿を読み取る際の拡大・縮小率(又は読み取りサイズ)の指定。
3)主走査方向及び/又は副走査方向の読み取り解像度の指定。
4)階調,色数等(カラー原稿の場合)の指定。
5)MH,MR,MMR,JBIG(Joint Bi-level Image Group),JPEG等の符号化(圧縮)方式の指定。なお、JBIGは、ITU−T勧告(T.85)において規定されたプログレッシブ2値画像符号化形式である。
6)送信の優先度の指定。
7)送信する日時の指定。
8)送信完了時の通知の要否の指定。
9)送信エラー発生時のリダイアル(リトライ)の要否の指定、及びこれに伴う間隔及び回数の指定。
【0042】
次に送信相手先が電話番号であってファクシミリ送信する場合の設定情報の項目を示す。
1)Fコードのような親展送信機能の要否の指定。
2)発信元名の付加の要否、及びこれに伴う発信元名の内容等の指定。
3)BFT(Binary File Transfer)送信指示、及びこれに伴う各種の拡張機能の指定。
4)送信証,受領証等の要否の指定。
【0043】
最後に送信相手先が電子メールアドレスであってインターネット送信する場合の設定情報の項目を示す。
1)DSN(Data Source Name)による配送確認要求の要否の指定。
2)MDN(Message Disposition Notification)による既読確認要求の要否の指定。
3)返信メール又は不達通知等が送られてきた場合の転送先の電子メールアドレスの指定。
4)読み取った原稿を電子メール形式に変換する際の符号化方式(MIME,UUENCODE,Qエンコード等)の指定。
5)”SUBJECT”の電子メールヘッダ、及び電子メールの本文の作成の要否の指定。
6)”TO”,”CC”,”BCC”等の電子メールヘッダの内容の指定。
7)暗号化,電子署名等の要否の指定。
【0044】
図2は、クライアント2がFAXサーバ1に対してジョブの設定を行なう際のクライアント2のCPU20の処理内容を示すフローチャートである。まず、CPU20は、ユーザによるキーボード28からのジョブの設定処理の選択操作の検出を待機し(ステップ11)、選択操作を検出しなかった場合には、ステップ11を所定時間周期で繰り返す。一方、選択操作を検出した場合には、CPU20は、ジョブの設定画面を表示し(ステップ12)、ジョブの設定を受け付ける(ステップ13)。
【0045】
そして、CPU20は、カバーページとする電子メールの本文部分を入力する設定とするか否かを確認し(ステップ14)、本文部分を入力する設定とする場合には、この本文部分に記述するメッセージのキーボード28による入力操作を受け付ける(ステップ15)。例えば、このメッセージとして前述したようなカバーページとしての定型文書を記述する。
【0046】
ステップ15の後で、又はステップ14において本文部分を入力する設定としない場合には、CPU20は、キーボード28によるジョブの設定終了の操作が行なわれたか否かを確認し(ステップ16)、設定終了の操作が行なわれなかった場合には、ステップ13からの処理を繰り返す。一方、設定終了の操作が行なわれた場合には、CPU20は、設定されたジョブの設定情報及びメッセージをLAN3を介してFAXサーバ1へ転送し(ステップ17)、これに応じてFAXサーバ1から送られてくるジョブの設定情報の受理通知,ジョブ番号等を受信及び表示し(ステップ18)、本処理を終了する。なお、本処理は繰り返し実行するように構成されている。
【0047】
図3は、クライアント2が図2に示した如く設定したジョブをFAXサーバ1に実行させる際のFAXサーバ1のCPU10の処理内容を示すフローチャートである。まず、CPU10は、信号の検出を待機し(ステップ21)、信号を検出しなかった場合には、ステップ21を所定時間周期で繰り返す。一方、信号を検出した場合には、CPU10は、スキャナ18が備えるフィーダにセットされた原稿を検出したか否かを確認し(ステップ22)、原稿を検出した場合には、ジョブ番号の指定であるか否かを確認する(ステップ23)。
【0048】
ジョブ番号の指定であった場合には、CPU10は、ジョブ番号の指定とともにクライアント2から送信されてきた送信相手先(宛先)が電子メールアドレスであるか否かを確認する(ステップ24)。宛先が電子メールアドレスであった場合には、CPU10は、このジョブに既に設定されているメッセージを新規作成の電子メールに挿入することによって電子メール本文に変換する(ステップ25)。一方、宛先が電話番号又はサブアドレス等であった場合には、CPU10は、このジョブに既に設定されているメッセージをファクシミリ送信用のイメージデータに変換する(ステップ26)。
【0049】
ステップ25又は26の後で、CPU10は、指定されているジョブの設定情報に基づいて読み取り及び/又は送信の処理を実行し(ステップ27)、本処理を終了する。
【0050】
また、ステップ22において原稿を検出しなかった場合、又はステップ23においてジョブ番号の指定でなかった場合には、CPU10は、ここに示した処理以外の処理であると判断し、その処理を実行し(ステップ28)、本処理を終了する。なお、本処理は繰り返し実行するように構成されている。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明に係る通信装置においては、クライアント等の外部装置から原稿の読み取りに関する設定情報(読取設定情報)が与えられ、与えられた読取設定情報に基づいて原稿の読み取りを行ない、読み取った原稿のイメージデータを電子メール形式に変換して送信する構成としたので、読み取った原稿のイメージデータを電子メールとして送信することができ、特にファクシミリ対応の送信相手先と、電子メール対応の送信相手先とが混在した同報送信の際にも外部装置側の操作の手間を増大することなく原稿を送信することができる。
【0052】
また、前述した変換を、原稿のイメージデータを電子メールに添付することによって行なう構成としたので、従来クライアントがマニュアル操作で行なっていた処理を例えばファクシミリサーバに行なわせることが可能である。
【0053】
また、上述した如く原稿のイメージデータの電子メール形式への変換結果を含む電子メールの本文部分に、外部装置から与えられるメッセージを挿入する構成としたので、電子メールの本文部分を通常のファクシミリ送信におけるカバーページのように利用することができる。従って、この本文部分のテンプレート(定型文書)を予めクライアント側に作成しておくことにより、このような電子メールの作成が非常に容易である。
【0054】
さらに、上述したような外部装置から与えられるメッセージをカバーページのイメージデータに変換し、該カバーページ及び原稿のイメージデータをファクシミリ送信する構成としたので、特にファクシミリ対応の送信相手先と、電子メール対応の送信相手先とが混在した同報送信の際に、これら両方の種類の送信相手先に同様の形態のものを受信させることができるばかりでなく、例えば外部装置を複数のクライアントとして構成する場合に、クライアント毎に個別のカバーページの付加及び発信元表示を行なうこともできるようになる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置をファクシミリサーバ(FAXサーバ)とした構成を示すブロック図である。
【図2】クライアントがFAXサーバに対してジョブの設定を行なう際のクライアントのCPUの処理内容を示すフローチャートである。
【図3】クライアントが図2に示した如く設定したジョブをFAXサーバに実行させる際のFAXサーバのCPUの処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリサーバ(FAXサーバ)
2 クライアント
10 CPU
12 NCU
13 モデム
16 LANインタフェース(LANI/F)
18 スキャナ

Claims (2)

  1. 外部装置から与えられる、原稿の読み取りに関する設定情報に基づいて原稿を読み取る読取手段と、
    該読取手段により読み取られた前記原稿のイメージデータを電子メール形式に変換する変換手段と、
    前記外部装置から与えられるメッセージを電子メールの本文部分に挿入する手段と、
    前記メッセージをカバーページのイメージデータに変換する手段と
    を備え、
    前記変換手段による変換結果及びメッセージを挿入した本文部分を含む電子メールを送信するか、または前記カバーページ及び原稿のイメージデータをファクシミリ送信するようにしてあることを特徴とする通信装置。
  2. 前記変換手段は、前記原稿のイメージデータを電子メールに添付することによって変換すべくなしてある請求項1記載の通信装置。
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