JP2015226180A - 画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成装置のデータ処理方法、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成装置のデータ処理方法、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 情報処理装置から送信する設定情報に従い画像形成装置が実行した機能の実行状態を情報処理装置で確認する。
【解決手段】
情報処理装置と通信する画像形成装置において、取得手段が取得した設定情報で特定されるジョブを実行した際に、設定情報に前記ジョブの実行状態を応答するための返信先が付加されているかどうかを判断する。ここで、返信先が付加されていると判断した場合、ジョブの実行状態を示す応答情報の返信先を設定情報で特定される返信先を自動的に設定することを特徴とする。
【選択図】 図13

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成装置のデータ処理方法、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラムに関するものである。
多くの画像形成装置はプリセットボタンを持っており、あらかじめ設定を記憶させて使用する際に呼び出すことにより、複雑な設定であっても簡単に画像形成装置を設定して使用することができる。また、それらを個人毎に保存することによって、さらに利便性を高めたものもある(例えば、特許文献1)。
特開2010−114825号公報
しかし、ユーザの所望するプリセットボタンが設定されていない画像形成装置、例えば出張先に設置されている画像形成装置などに対しては、複雑な設定、操作を行わなくてはならない。そのため、携帯型モバイル端末(以下、モバイル端末)にプリセットデータを持たせ、操作対象の画像形成装置へ送信することにより、複雑な設定を行わずに操作を可能とした画像形成システムが提案されている。
ここで、スキャンデータをメールで送信する機能を前記システムで操作する場合、次のような問題がある。
メールの送達エラーが発生した場合、そのエラーを通知するメール(以下、リターンメールと呼ぶ)は実際に送信した画像形成装置に着信する。これはつまり、エラーの表示は画像形成装置の操作パネルにしか表示できない、ということになる。
画像形成装置の操作パネルから操作するユーザは、エラーの確認は画像形成装置の操作パネルで行うため問題は無い。しかし、画像形成システムのようにモバイル端末で画像形成装置を操作するユーザは、モバイル端末の操作パネルで確認できず、不便である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、情報処理装置から送信する設定情報に従い画像形成装置が実行した機能の実行状態を情報処理装置で確認できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置と通信する画像形成装置であって、前記画像形成装置が実行する特定の機能に対応づけた設定情報を前記情報処理装置から取得する取得手段と、前記取得手段が取得した設定情報で特定されるジョブを実行する実行手段と、前記設定情報に前記ジョブの実行状態を応答するための返信先が付加されているかどうかを判断する判断手段と、前記返信先が付加されていると判断した場合、前記ジョブの実行状態を示す応答情報の返信先を前記設定情報で特定される返信先に設定する制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
画像形成装置と通信する情報処理装置であって、前記画像形成装置が実行する特定の機能に対応づけた設定情報を作成する作成手段と、前記作成手段が作成した前記設定情報に前記画像形成装置から前記特定の機能の実行状態を示す返信先を特定する情報を前記設定情報に付加する付加手段と、前記返信先を特定する情報が付加された前記設定情報を前記画像形成装置に送信する送信手段と、前記設定情報に従い特定された機能の実行情報を示す応答情報を前記画像形成装置から受信する受信手段と、前記受信手段が受信した応答情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置から送信する設定情報に従い画像形成装置が実行した機能の実行状態を情報処理装置で確認できる。
画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 画像形成システムの構成の一例を示す図である。 画像形成装置のモジュール構成を説明するブロック図である。 情報処理装置のモジュール構成を説明するブロック図である。 画像形成システムで利用する設定情報の一例を示す図である。 画像形成システムのデータ処理方法を説明するフローチャートである 画像形成装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 モバイル端末に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像形成装置に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像形成装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。 モバイル端末に表示されるUI画面の一例を示す図である。 モバイル端末に表示されるUI画面の一例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。
図1において、100はコントローラユニットであり、画像形成装置の制御を行う装置である。CPU101はシステム全体を制御するための演算装置である。システムバス111に、CPU101、RAM102、ROM103、HDD104、操作部I/F105、デバイスI/F107、ネットワークI/F110、無線I/F112が接続される。CPU101は、システムバス111に接続された各装置を統括的に制御する。RAM102はCPU101が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリである。
また、RAM102は、オペレーティングシステムやシステムソフトウェア、アプリケーショソフトウェアなどのプログラムやデータも配置される。ROM103は、システムのブートプログラムが格納されている。また、ROM103は、システムプログラムやアプリケーションプログラムが格納されている場合や、フォントなど画像形成装置に必要な情報が格納されている場合もある。HDD104はハードディスクドライブで、オペレーティングシステム、システムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア、画像データ、設定データ等を格納する。
RAM102に格納されたプログラムは、CPU101によって実行され、RAM102、ROM103やHDD104に格納された画像データや画像以外のデータを処理する。また、小型の画像形成装置では、HDD104を搭載せずにシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア等をROM103に格納して、ハードディスクレスの構成もある。あるいは、HDD104の代わりに、SSD(Solid State Disk)などフラッシュメモリのようなハードディスク以外の記憶装置を用いた構成でも構わないのは言うまでも無い。
コントローラユニット100は、操作部I/F105、デバイスI/F107、ネットワークI/F110、無線I/F112を持つ。操作部I/F105は、操作部106と接続されている。操作部106は、画像形成装置の状態を知らせたり、ユーザからの操作を受け取るタッチパネルなどの表示装置や、画像形成装置に指示を与えるための操作ボタンなどの画像形成装置を操作するための装置である。デバイスI/F107は、画像入出力デバイスであるスキャナ108やプリンタ109とコントローラユニット100を接続し、画像データの入力や出力を行う。
スキャナ108からデバイスI/F107を介して入力された画像データは、RAM102やHDD104に格納される。格納された画像データは、必要に応じてRAM102に格納されたアプリケーションプログラムで画像処理などが実行される。
また、画像データが出力される場合も同様に、画像データはデバイスI/F107を介してプリンタ109へ出力される。ネットワークI/F110はLANに接続し、ネットワーク上の外部機器の画像データ、あるいは画像形成装置を制御する情報との入出力を行う。無線I/F112は、他の無線I/Fを持つ機器と相互にデータをやり取りするための無線I/Fである。
なお、無線I/Fの種類は無線LAN、NFC、BlueTooth(登録商標)、赤外線通信等があり、本発明で限定するものではない。
なお、図1に図示されていない構成であっても、本発明の効果が満たされるのであれば、図1の構成に限らないのは言うまでもない。
例えば、FAX機能を持つ画像形成装置の場合には、図1には図示していなモデム装置向けI/Fがコントローラユニット100に具備されて、モデムによって公衆回線と接続して、FAX伝送を可能としてもよい。あるいは、フラッシュメモリカードなどに格納されたデータを読み出してプリントすることを可能とするために、コントローラユニット100は、図示されていないUSB I/Fを具備してもよい。
図2は、本実施形態を示す情報処理装置の構成を説明するブロック図である。本例は、一般的な情報処理装置の内部構成の一例であり、後述する図3におけるクライアントPC302、モバイル端末303の内部構成の一例である。
図2において、202は本発明を制御する際の情報処理を行うCPU、203はCPU202のワークエリアを提供するRAMである。204は、ブートプログラムやアプリケーションプログラムが格納されているROMである。
205は本実施例における制御プログラムを提供する補助記憶装置(ハードディスク、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等)である。207は本発明においてユーザにメッセージを通知する目的で使用される画像表示装置(例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等)である。206は、ユーザが入力する入力装置(例えば、操作パネル、マウス、キーボード等)である。
208はLANを介して他のネットワーク機器と相互にデータをやりとりするためのネットワークI/Fである。209は他の無線I/Fを持つ機器と相互にデータをやり取りするための無線I/Fである。なお、無線I/Fの種類は無線LAN、NFC、BlueTooth(登録商標)、赤外線通信等があり、本発明で限定するものではない。201はこれらのデバイスを接続するメインバスである。
図3は、本実施形態を示す画像形成システムの構成の一例を示す図である。以下、本実施形態では、ユーザがモバイル端末303を使用して画像形成装置を使用する例について説明する。
図3において、LAN301には、クライアントPC302、アクセスポイント304、画像形成装置305、306、307が接続されている。また、303はモバイル端末であり、画像形成装置305等と通信を行うモバイル端末の1つである。モバイル端末303と画像形成装置305等間の通信手段は、本発明にて限定するものではない。
アクセスポイント304を介してLAN301に接続する方法や、画像形成装置305等が持つ無線I/Fを使用して直接接続してもよい。また、画像形成装置305等の無線I/Fを使用して画像形成装置305等のIPアドレスを取得し、前記IPアドレスを使用してアクセスポイント304を介して通信する、というように複数のI/Fを併用してもよい。
ここで、スキャンデータを指定された宛先へ送信する機能(以下、センド機能と呼ぶ)を例に、ユーザの操作について説明する。
センド機能で以下のような設定(1)〜(3)で実行するとする(以下、この実行内容をセンド1と呼ぶ)。
(1)スキャンしたデータをメールに添付して3つの特定の宛先へ送信する
(2)ファイルフォーマットはXPS、解像度は300dpi
(3)スキャン原稿は両面
ユーザが操作部106を使用して本動作を画像形成装置305、306、307に指示する場合、一例として以下のような操作を行う。
〔画像形成装置305に対するセンド1のユーザ操作〕
(センド1−A1)操作部106上にセンド機能の画面を表示する。
(センド1−A2)あらかじめ登録されたアドレス帳から宛先1を選択する。
(センド1−A3)あらかじめ登録されたアドレス帳から宛先2をアドレス帳から選択する。
(センド1−A4)あらかじめ登録されたアドレス帳から宛先3をアドレス帳から選択する。
(センド1−A5)画像形成装置305のデフォルト原稿が片面なので、操作部106から読取り面を両面に設定する。
(センド1−A6)画像形成装置305のデータ転送ファイルのデフォルトがPDFであるため、XPSに指定する。
(センド1−A7)画像形成装置305の解像度のデフォルトが300dpiであるため、設定せずにそのままとする。
(センド1−A8)原稿をスキャナ108の図示しないADFに置く。
(センド1−A9)操作部106に配置されるスタートキーを押下する。
〔画像形成装置306に対するセンド1のユーザ操作〕
(センド1−B1)操作部106上にセンド機能の画面を表示する。
(センド1−B2)宛先1がアドレス帳に無いため、操作部106から入力する。
(センド1−B3)宛先2がアドレス帳に無いため、操作部106から入力する。
(センド1−B4)宛先3がアドレス帳に無いため、操作部106から入力する。
(センド1−B5)画像形成装置306のデフォルト原稿の読取指定が両面なので、設定せずにそのままとする。
(センド1−B6)画像形成装置306のデータ形式のデフォルトがXPSであるため、設定せずにそのままとする。
(センド1−B7)画像形成装置305の解像度のデフォルトが300dpiであるため、設定せずにそのままとする。
(センド1−B8)原稿をスキャナ108の図示しないADFに置く。
(センド1−B9)操作部106に配置されたスタートキーを押下する。
〔画像形成装置307に対するセンド1のユーザ操作〕
(センド1−C1)操作部106上にセンド機能の画面を表示する。
(センド1−C2)宛先1がアドレス帳に無いため、操作部106から入力する。
(センド1−C3)宛先2がアドレス帳に無いため、操作部106から入力する。
(センド1−C4)宛先3がアドレス帳に無いため、操作部106から入力する。
(センド1−C5)画像形成装置307のデフォルト原稿の読取指定が片面なので、両面に設定する。
(センド1−C6)画像形成装置307にはXPSファイル生成の能力が無いため、データファイルの形式としてPDFを指定する。
(センド1−C7)画像形成装置307の解像度のデフォルトが300dpiであるため、設定せずにそのままとする。
(センド1−C8)原稿をスキャナ108の図示しないADFに置く。
(センド1−C9)操作部106に配置されたスタートキーを押下する。
このように画像形成装置305、306、307がセンド1に関連するデフォルトの設定や能力が全く同じで無い限り、ユーザが行う操作も画像形成装置毎に異なる。
次に、画像形成装置305がセンド1を指示する設定情報(図6参照)をプリセットデータとして不揮発性の領域(例えばHDD104)に保持している場合について説明する。以降、ある特定の機能に対して動作の内容を指示するデータを設定情報と呼ぶ。ユーザは以下のような操作でセンド1を実行できる。
〔センド1のプリセットデータを使用したユーザ操作〕
(センド1−D1)原稿をスキャナ108のADFに置く。
(センド1−D2)センド1のプリセットデータをHDD104から呼び出す。
センド1のプリセットデータが画像形成装置306に設定されていない場合は、当然ながら画像形成装置306を使用する場合は(センド1−B1)〜(センド1−B9)までの操作を行う必要がある。このようにプリセットデータの設定状況によって、ネットワーク上の各画像形成装置305〜307に対してユーザが行う必要な操作が大きく変わってしまう。
ここで、本発明の情報処理装置と画像形成装置305を使用するユーザ操作の一例について説明する。
情報処理装置として機能するモバイル端末303に上記センド1を指示する設定情報600(図6参照)を補助記憶装置205のフラッシュメモリ等の領域に保存しておく。保存方法の一例として、画像形成装置305の不揮発性の領域(例えばHDD104)に保存されているプリセットデータを補助記憶装置205のフラッシュメモリ等の領域に保存してもよい。または、モバイル端末303のROM204に格納されているプログラムを使用して画像表示装置207、入力装置206よりユーザが任意にプリセットデータを作成できるようにしてもよい。または、LAN301上のサーバー(図示しない)上のHDDに保存されているプリセットデータを、ネットワークI/F208または無線I/F209を介してモバイル端末303の補助記憶装置205に保存できるようにしてもよい。このようにして補助記憶装置205のフラッシュメモリ等の領域に保存された設定情報600をユーザは、モバイル端末303を操作して前記設定情報600を、例えば画像形成装置305へ送信する。設定情報600を受信した画像形成装置305は、設定情報600に従って設定され動作する。この場合におけるユーザの操作は以下の通りである。
〔モバイル端末303を使用した画像形成装置305に対するセンド1のユーザ操作〕
(センド1−E1)原稿を画像形成装置305のスキャナ108に置く。
(センド1−E2)モバイル端末303からセンド1の設定情報600を画像形成装置305へ送信する。
設定情報600にはセンド1の設定内容が指示されているため、画像形成装置305のデフォルト値の設定についてユーザは考慮する必要はない。また、画像形成装置305のプリセットデータを使用していないため、プリセットデータの設定状況にユーザ操作は影響を受けない。
なお、使用する画像形成装置が画像形成装置307である場合、XPSのファイル生成の能力を持たないが、受信した設定情報に対して本発明による補正処理が行われことにより、ユーザ操作への影響を最小限にしている。具体的には生成するファイルフォーマットの指定を、XPSからPDFに補正する。
このとき、設定情報600とは異なるフォーマットになるため、ユーザに確認を求めてから実行するようにしても良い。これにより、各画像形成装置305〜307の持つ能力の違いに対して、モバイル端末303が保持する設定情報600を変更する必要はない。つまり、画像形成装置305、306、307に対して、ユーザは同一の操作でセンド1を実行できる。
次に、クライアントPC302から画像形成装置305〜307のいずれかに対して設定情報600を送信する場合を説明する。
例えば、ユーザから画像形成装置305のコールセンタに問い合わせた際に、コールセンタ側から画像形成装置305を設定する場合が該当する。ユーザがコピー機能の製本設定など複雑な設定についてコールセンタに電話で質問をした場合、従来は設定内容の指示を口頭もしくはメール等で回答していた。
本実施形態に示す画像形成システムでは、クライアントPC302から設定情報600を送信しユーザの画像形成装置(例えば画像形成装置305)を直接設定することにより、ユーザに対してサポートを正確、迅速に行うことができる。
図4は、図3に示した画像形成装置のモジュール構成を説明するブロック図である。
画像形成装置305は、HDD104に以下に示すプログラム(手段)を記憶して、CPU101が各プログラムを実行することで対応する機能処理が実現される。なお、他の画像形成装置306,307も同じ構成を備える。
図4において、401は受信プログラム(受信手段)で、データの受信処理を行う。402は機能特定プログラム(機能特定手段)で、機能特定処理を行う。403は設定プログラム(設定手段)で、画像形成装置で実行可能な機能に対する詳細設定を処理する。404は画面表示プログラム(画面表示手段)で、UI画面等の画面表示処理を行う。405は補正プログラム(補正手段)で、データの補正正処理を行う。なお、上記各プログラムは、CPU101によって実行されることで対応処理が実現される構成となっている。
図5は、図3に示した情報処理装置のモジュール構成を説明するブロック図である。
図5において、情報処理装置に対応するモバイル端末303は、補助記憶装置205に以下に示す機能処理に対応する各プログラム(手段)を記憶し、CPU202が各手段を実行することで対応する機能処理が実現される。
501は送信処理を行う送信プログラム(送信手段)である。502はデータ生成処理を行う生成プログラム(生成手段)である。503は保存プログラム(保存手段)で、データ処理で扱うデータを補助記憶装置205等に記憶させたり、記憶したデータを読み出したりする。
504は表示プログラム(表示手段)で、情報処理装置の画像表示装置207等に操作に必要な画面を表示する。505は編集プログラム(編集手段)で、後述する通信によりモバイル端末303から受信する設定情報600を解析して、自機で実行できない設定を実行可能な設定に編集する処理を行う。
以下、図4と図5を用いてモバイル端末303から画像形成装置305を制御する動作を説明する。なお、モバイル端末303には、スマートフォン、タッチパネルを備えてデータ処理を行うパッドデバイスを含む。
まず、モバイル端末303の動作を説明する。
モバイル端末303は、画像形成装置305の各設定項目に対応するエレメントを補助記憶装置205により1つ以上保存している。エレメントに関しては後述する。設定情報600はエレメントを1つ以上含む。ユーザが操作するモバイル端末303では、表示手段504により設定情報を画像表示装置207上に表示する。表示手段504によって画像表示装置207上に表示された設定情報は編集手段505にて編集することができる。ここで、設定の編集とは、画像形成装置305にて実行できない設定がある場合に、実施される補正処理の制御情報を付与することや、送信先、カラーモードなどの設定情報600の編集が含まれる。
ユーザが入力装置206を使用して表示手段504によって画像表示装置207上に表示されている設定情報600を1つ以上選択すると、保存手段503は選択された設定情報に含まれる全てのエレメントを生成手段502へ入力する。生成手段502は、入力されたエレメントから画像形成装置305へ送信する設定情報600を生成する。
次に、ユーザは入力装置206を使用して特定の画像形成装置305へ送信を指示する。ただし、画像形成装置305の特定の方法については本実施形態では限定しない。例えば、あらかじめモバイル端末303に画像形成装置305のIPアドレスを持つ、NFCを使用して特定の画像形成装置305と通信チャネルを確立させる、などの方法がある。ここでは特定された画像形成装置が画像形成装置305であるとして説明する。
ユーザからの送信指示を受けると、送信手段501が生成手段502が生成した設定情報600を前記特定された画像形成装置305へ送信する。
次に、画像形成装置305の動作を説明する。
画像形成装置305は、モバイル端末303からの設定情報600を受信手段401により受信する。受信手段401は設定情報600を機能特定手段402へ渡す。機能特定手段402は受け取った前記設定情報600から対象とする機能を特定する。特定された機能において、補正手段405が設定情報600を画像形成装置305の能力と状態に基づいて解析し、設定情報600の中に設定不可能なエレメントを発見すると設定可能なエレメントに補正する。このようにして補正手段405による解析および補正が終了後、設定手段403が設定情報600に基づいて機能の設定と動作の指示を行う。
図6は、本実施形態を示す画像形成システムで利用する設定情報の一例を示す図である。図6の(A)にセンド1の設定情報600の例を示す。
図6の(A)において、行601は開始タグであり、センド1の設定情報600の開始を示す。行602〜行608は各項目とその値(以降、項目とその値を合わせてエレメントと呼ぶ)であり、以降にそれぞれの詳細を説明する。
行602では、設定情報600の対象機能がセンド機能であることを示している。行603は3つの宛先情報を示している。それぞれginji@canon.co.jp、buntaro@caxxx.co.jp、goemon@caxxx.co.jpを指定している。行604では、生成するファイルのフォーマットをXPSに指定している。
行605は解像度を300dpiに指定している。行606は原稿を両面でスキャンすることを指示している。行607は設定情報600で設定が完了後、ユーザの操作部106からの実行開始の指示を待たずに、即実行すること指示する設定である。行608は、送信するメールのReply−toヘッダの内容を指定している。行609は送信するメールのFromヘッダの内容を指定している。行699は終了タグであり、センド1の設定情報600の終了を示す。
図6の(B)は、画像形成装置305にファイルを保存するボックス機能に対する設定情報の一例である。以降、本設定情報600の内容をボックス1と呼ぶ。
図6の(B)において、行611、行615は図6の(A)と同様のため、説明を割愛する。行612〜行614はボックス1設定情報のエレメントであり、以降にそれぞれの詳細を説明する。行612では、本設定情報610の対象機能がボックス機能であることを示している。行613は実行内容が、目的のフォルダを表示する(以降、フォルダ移動表示と呼ぶ)であることを指定している。行614は表示するフォルダの場所を示している。
図6の(C)はボックス機能の設定情報620のまた別の一例である。以降、本設定情報620の内容をボックス2と呼ぶ。行621、行626は図6の(A)と同様のため、説明を割愛する。行622〜行625はボックス2設定情報のエレメントである。行622、行624は図6の(B)と同様である。
行623は実行内容が、原稿をスキャンし、そのデータをBoxへ保存する(以降、ScanToBoxと呼ぶ)動作であることを指定している。行625は原稿のスキャンを両面で行うことを指定している。
図6の(D)はコピー機能の設定情報630の例である。以降、本設定情報の内容をコピー1と呼ぶ。行631、行635は図6の(A)と同様のため、説明を割愛する。行632〜行634はコピー1設定情報のエレメントであり、以降にそれぞれの詳細を説明する。行632では、本設定情報630の対象機能がコピー機能であることを示している。行633は製本プリントの設定がONであることを示している。行634では製本プリントの開き方を「左開き」に設定している。
図7は、本実施形態を示す画像形成システムのデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置305とモバイル端末303との間のデータ処理に対応する。なお、画像形成装置305に示す各ステップは、CPU101が記憶された制御プログラム(図4に示したプログラムを含む)を実行することで実現される。また、モバイル端末303に示す各ステップは、CPU202が記憶された制御プログラム(図5に示したプログラムを含む)を実行することで実現される。
モバイル端末303のCPU202は、ユーザから設定情報600の選択、送信の指示を受けると、S721で、CPU202が生成手段502を実行することで、設定情報600を生成する。その後、画像形成装置305のCPU101は、受信手段401を実行することで、S711、S722で、モバイル端末303のCPU202が送信手段501を実行して、画像形成装置305とモバイル端末303の間の通信チャネルを確立する。ここで、通信チャネルの確立については例えばTCP/IP、NFC、BlueTooth(登録商標)などの通信プロトコルの内容であり、本特許で言及するものではない。
確立した前記通信チャネル上で、モバイル端末303のCPU202が送信手段501を実行して、S723で設定情報600を画像形成装置305へ送信する。すると、画像形成装置305のCPU101が受信手段401を実行することで、S712で設定情報600を受信する。ここで、設定情報600の送信/受信が終了したとCPU101が判断した場合、S724へ進む。そして、画像形成装置305のCPU101が受信手段401を実行して、S713でモバイル端末303のCPU202が送信手段501を実行することで送信される応答を受信する。これにより、画像形成装置305とモバイル端末303との間の通信チャネルを終了させる。その後、モバイル端末303のCPU202は処理を終了する。
一方、画像形成装置305では、S714にて、CPU101が設定手段403を実行することで、モバイル端末303から受信した設定情報600に従って設定/実行処理を実行後、処理を終了する。
図8は、本実施形態を示す画像形成装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、図7に示した画像形成装置305がS714で実行するべきデータ処理の詳細に対応する。なお、各ステップは、画像形成装置305に示す各ステップは、CPU101が記憶された制御プログラム(図4に示したプログラムを含む)を実行することで実現される。
S801では、CPU101が機能特定手段402を実行することにより、S712で、モバイル端末303から受信した設定情報600で指定されている機能に処理を振り分ける。ここで、指定された機能としてコピー機能が指定されているとCPU101が判断した場合、S802で、CPU101は、スキャナ108とプリンタ109を制御して、コピー機能処理を実行する。
一方、S801で、ボックス機能が指定されているとCPU101が判断した場合、S803で、CPU101は、HDD104に確保されているボックスのうち、指定されたボックスに対するボックス機能処理を実行する。
一方、S801で、センド機能が指定されているとCPU101が判断した場合、S804で、CPU101は、ネットワークI/F110を制御して要求されているデータに対するセンド機能処理を実行する。
一方、S801で、コピー、ボックス、センド以外の機能が指定されているとCPU101が判断した場合、S805のその他の機能処理へ進む。処理802〜処理805のそれぞれで処理が終了すると、処理を終了させる。
図6の(A)の設定情報600の例では行602でセンドが指定されているため、設定情報600を受信した場合はS804に進むことになる。同様に設定情報610、設定情報620はS803へ、設定情報630はS802へ進む。
図9は、本実施形態を示す画像形成装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、図8に示した画像形成装置305がS804で実行するべきデータ処理の詳細に対応する。なお、各ステップは、画像形成装置305に示す各ステップは、CPU101が記憶された制御プログラム(図4に示したプログラムを含む)を実行することで実現される。
S901では、CPU101が補正手段405を実行して、上述した設定情報600に対する補正処理を行う。次のS902では、CPU101が設定手段403を実行して、センド機能において設定情報600にしたがった設定を行う。その後、CPU101が設定手段403を実行して、S903において、設定情報600で即実行を指示されているとCPU101が判断した場合、S920へ進み、設定のみを指示されているとCPU101が判断した場合、S910へ進む。
ここで、設定情報600を受信したときを例にすると、行607で即実行を指示されているためS920へ進む。
S910では、CPU101が画面表示手段404を実行して、S902で設定された内容を確認する設定確認画面を作成する。S920では、CPU101が設定手段403を実行して設定された内容で、ジョブの実行が開始される。
S921では、CPU101が画面表示手段404を実行することにより、実行されたジョブの実行中画面を作成する。S930で、CPU101が画面表示手段404を実行して、操作部106に表示する画面をセンド機能の画面へ遷移させる。つまり、操作部106でどのような画面を表示していたとしても、S910もしくはS921で作成した画面に切り替わる。なお、図8でのS802のコピー機能処理、S803のボックス機能処理は、本発明には直接関係ないためフローチャートの図示および説明を割愛する。
図10は、図3に示したモバイル端末303に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図10において、項目1001〜1006はモバイル端末303に保存してある設定情報600等の一例を表しており、項目1001が選択されている例である。また、各設定情報の送信先は表示部1010に表示されていて、ここでは説明のためこの送信先(3FMFP21号)を画像形成装置305とする。加えて、項目1001はセンド1の設定情報600とする。その他の表示は本発明と直接関係がないため、説明を割愛する。
図11は、図3に示した画像形成装置に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、モバイル端末303から設定情報600を受信し設定および実行した場合の、センド機能の画面表示の一例である。
以降、図10、図11を用いて、モバイル端末303におけるユーザ操作と画像形成装置305の画面遷移について説明する。
ユーザは画像形成装置305に原稿をセットし、モバイル端末303の項目1001を選択してボタン1020を押下する。すると、モバイル端末303は、センド1の設定情報600(図6の(A)参照)を画像形成装置305へ送信する。画像形成装置305は、受信した設定情報600に基づいてセンド機能を設定し、行607の指定によりユーザのスタート操作を待たずに即実行を開始する。その際に、図11に示すUI画面を画像形成装置305の操作部106に表示する。
図11において、1101は実行中を表すポップアップダイアログであり、実行中の設定および現在の読み込み済みページ数を表示している。表示画面1102では、センド1設定情報の行603で指定されている宛先の総数(「3」)が表示されている。その他の表示については本発明には直接関係が無いため、説明を割愛する。
図12は、本実施形態を示す画像形成装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、図9に示した画像形成装置305がS902で実行するべきデータ処理の詳細に対応する。なお、各ステップは、CPU101が記憶された制御プログラム(図4に示したプログラムを含む)を実行することで実現される。
S1201では、CPU101が設定手段403を実行することにより、設定情報600はモバイル端末500から受信したものであるかを判断する。ここでの判断の方法は受信手段401で設定情報600の属性に受信フラグを設けるか、またはモバイル端末303の生成手段502か送信手段501で設定情報600の中にタグを設けてもよく、本発明は判断する方法を制限するものではない。
モバイル端末303からの設定情報600であるとCPU101が判断した場合はS1202へ進む。S1202では、CPU101が設定手段403を実行することにより、設定情報600にreply−toの情報があるかどうかを判断する。ここで、設定情報600にreply−toの情報があるとCPU101が判断した場合、S1203へ進む。
S1203では、CPU101が設定手段403を実行することにより、reply−toの内容、つまり行608で指定されているアドレスをenvelope fromとして設定する。これにより、メールサーバはReturn−Pathヘッダに対してジョブの実行状態を応答するreply−toのアドレスを設定することになる。設定情報600
のreply−toにモバイル端末303のアドレス(設定情報600の受信先)が設定されていれば、エラーメールをモバイル端末303で受信、表示することができる。
S1202で、設定情報600にreply−toの情報がないとCPU101が判断した場合、S1220にて、CPU101は設定手段403を実行することにより、設定情報600にfromがあるかを判断する。ここで、設定情報600にfromがあるとCPU101が判断した場合は、S1221にて、CPU101が設定手段403を実行することにより、fromの内容、つまり行609で指定されているアドレスをenvelope fromに設定する。
これにより、メールサーバはReturn−Pathヘッダに対してfromのアドレスを設定することになる。なお、設定情報600のfromにモバイル端末303のアドレスが設定されていれば、エラーメールをモバイル端末303で受信、表示することができる。
S1201にて、CPU101は、設定手段403を実行することで、設定情報600はモバイル端末303からの受信ではないと判断した場合は、画像形成装置305のプリセットボタンによる実行と判断する。そして、S1210にて、CPU101は、設定手段403を実行して、画像形成装置305のアドレスをenvelope fromとして設定する。
これにより、画像形成装置305の操作部106によるセンド操作を行った場合は、エラーメールを画像形成装置305の操作部106にて確認することができるようになる。またS1220にて、CPU101が設定手段403を実行することにより、設定情報600にfromが無いと判断した場合もS1210へ進み、エラーメールは画像形成装置305にて受信することになる。
envelop fromの設定を終了すると、CPU101は設定手段403を実行することで、S1204へ進み、CPU101は、センド機能におけるその他の設定を行う。その後、本処理を終了する。
画像形成装置305で設定情報600を受信した例では本処理において、CPU101が設定手段403を実行することで、宛先をginji@caxxx.co.jp、buntaro@caxxx.co.jp、goemon@caxxx.co.jpの3つを設定し、生成するフォーマットをxps、解像度を300dpiで設定する。
また同様に、CPU101が設定手段403を実行することで、送信するメールの Fromヘッダ、Reply−toヘッダをbell@caxxx.co.jpに設定し、envelope fromを同じくbell@caxxx.co.jpと設定することになる。
図13は、本実施形態を示す情報処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、図7に示したモバイル端末303のS721の詳細手順に対応する。なお、各ステップは、CPU202が記憶された制御プログラム(図5に示したプログラムを含む)を実行することで実現される。
S1301では、CPU202が生成手段502を実行することにより、指定された設定情報600の生成を行う。S1302では、CPU202が生成手段502を実行することにより、生成された設定情報600がセンド機能のものかどうかを判断する。ここで、生成された設定情報600がセンド機能のものであるとCPU202が判断した場合、S1303へ進み、センド機能では無いとCPU202が判断した場合、本処理を終了する。
図6の(A)に示す例では、行602で値がsendとなっているため、設定情報600はセンド機能と判断できる。
S1303では、CPU202が生成手段502を実行することにより、生成した設定情報600にreply−toがあるかどうかを判断する。ここで、生成した設定情報600にreply−toがないとCPU202が判断した場合、S1310へ進み、生成した設定情報600にreply−toがあるとCPU202が判断した場合、本処理を終了する。
S1310では、CPU202が生成手段502を実行することにより、Config情報のアドレス設定をreply−to(返信先)の設定として設定情報600に付与し、本処理を終了する。アドレス設定については次の図14を参照して説明する。
図14は、本実施形態を示す情報処理装置のデータ処理方法を説明するフローチャートである。本例は、図7に示したモバイル端末303のConfig情報の設定処理手順に対応する。なお、各ステップは、CPU202が記憶された制御プログラム(図5に示したプログラムを含む)を実行することで実現される。
まず設定処理を開始すると、S1401にて、CPU202が保存手段503を実行することにより、アドレス設定に設定値が例えば補助記憶装置205に保存されているかどうかを判断する。ここで、設定値が保存されているとCPU202が判断した場合、CPU202は、表示手段504を実行することにより、S1410にて、CPU202は、画像表示装置207にアドレス設定値を示すモバイル端末画面に表示し、S1404へ進む。
一方、S1401で、設定値がないとCPU202が判断した場合、CPU202は保存手段503を実行することにより、S1402にて他の場所にアドレス情報の探索を行う。ここで、アドレス情報がないとCPU202が判断した場合、S1420へ進み、CPU202が表示手段504を実行することにより、アドレス設定値を空欄となるモバイル端末画面を画像表示装置207に表示する。
一方、S1402で、アドレス情報があるとCPU202が判断した場合、1403に進み、CPU202は表示手段504を実行することにより、そのアドレス情報をアドレス設定値の候補として、モバイル端末画面を画像表示装置207に表示する。
例えば、保存手段503が管理する共有エリアにモバイル端末201の他のアプリケーションが使用しているメールアドレスが保存してあるとCPU202が判断した場合、その情報を獲得して画像表示装置207に表示する。
その後、S1404では、CPU202が表示手段504を実行することにより、その他のConfig情報を画像表示装置207に表示する。そして、S1405でユーザからの入力待ちとなる。
ここで、ユーザから設定値の入力があるとCPU202が判断した場合、S1406で、CPU202は表示手段504を実行することにより、その値を画像表示装置207に表示する。
一方、S1405で、ユーザから終了の指示があるとCPU202が判断した場合、本処理を終了する。
図15は、図3に示したモバイル端末303に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、Config設定画面の一例である。
図15において、1501はConfig設定画面であることを示すタイトル表示である。項目1502〜項目1504がConfig設定の項目となる。項目1504が図14のフローチャートでの説明にあるアドレス設定値である。この例では、bell@caxxx.co.jpがその値となる。その他の表示は本発明と直接関係がないため、説明を割愛する。
図16は、図3に示したモバイル端末303に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、画像形成装置305が設定した返信先に従い、モバイル端末303が受信したエラーメールを表示した一例である。ここで、エラーメールには、モバイル端末303が送信した設定情報600に従い画像形成装置305が特定した機能を実行した結果、具体的には特定した機能の実行情報を示す情報が付加されている。ここで、エラーメールは、設定情報600に従い実行したジョブの実行状態に対応する応答情報の一例である。
図16において、設定情報600によってセンド機能を操作し、スキャンデータを送信した際にエラーが発生した場合を例として説明する。項目1601はエラーメールの送信元であり、通常はエラーを検出したメールサーバーとなる。項目1602は設定情報600のreply−toの情報(行608)が設定されている。これはS1203にてreply−toの値をenvelope fromに設定したためである。項目1603はエラーメールのサブジェクトである。項目1604はエラーメールの内容である。この内容から設定情報600の行603にあるgoemon@caxxx.co.jpにはスキャンデータが届いていないことを、ユーザは認識することができる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
303 モバイル端末
305〜307 画像形成装置

Claims (10)

  1. 情報処理装置と通信する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置が実行する特定の機能に対応づけた設定情報を前記情報処理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した設定情報で特定されるジョブを実行する実行手段と、
    前記設定情報に前記ジョブの実行状態を応答するための返信先が付加されているかどうかを判断する判断手段と、
    前記返信先が付加されていると判断した場合、前記ジョブの実行状態を示す応答情報の返信先を前記設定情報で特定される返信先に設定する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記返信先が付加されていないと判断した場合、前記設定情報の受信先を返信先に設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記特定の機能は、原稿を読取り、読み取られた画像データを指定された送信先に送信する機能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置と通信する情報処理装置であって、
    前記画像形成装置が実行する特定の機能に対応づけた設定情報を作成する作成手段と、
    前記作成手段が作成した前記設定情報に前記画像形成装置から前記特定の機能の実行状態を示す返信先を特定する情報を前記設定情報に付加する付加手段と、
    前記返信先を特定する情報が付加された前記設定情報を前記画像形成装置に送信する送信手段と、
    前記設定情報に従い特定された機能の実行情報を示す応答情報を前記画像形成装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した応答情報を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記特定の機能は、原稿を読取り、読み取られた画像データを指定された送信先に送信する機能であることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置と画像形成装置とが通信する画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置が実行する特定の機能に対応づけた設定情報を前記情報処理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した設定情報で特定されるジョブを実行する実行手段と、
    前記設定情報に前記ジョブの実行状態を応答するための返信先が付加されているかどうかを判断する判断手段と、
    前記返信先が付加されていると判断した場合、前記ジョブの実行状態を示す応答情報を前記設定情報で特定される返信先に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置が実行する特定の機能に対応づけた設定情報を作成する作成手段と、
    前記作成手段が作成した前記設定情報に前記画像形成装置から前記特定の機能の実行状態を示す返信先を特定する情報を前記設定情報に付加する付加手段と、
    前記返信先を特定する情報が付加された前記設定情報を前記画像形成装置に送信する送信手段と、
    前記設定情報に従い特定された機能の実行情報を示す応答情報を前記画像形成装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した応答情報を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  7. 情報処理装置と通信する画像形成装置のデータ処理方法であって、
    前記画像形成装置が実行する特定の機能に対応づけた設定情報を前記情報処理装置から取得する取得工程と、
    前記取得工程が取得した設定情報で特定されるジョブを実行する実行工程と、
    前記設定情報に前記ジョブの実行状態を応答するための返信先が付加されているかどうかを判断する判断工程と、
    前記返信先が付加されていると判断した場合、前記ジョブの実行状態を示す応答情報の返信先を前記設定情報で特定される返信先に設定する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置のデータ処理方法。
  8. 画像形成装置と通信する情報処理装置のデータ処理方法であって、
    前記画像形成装置が実行する特定の機能に対応づけた設定情報を作成する作成工程と、
    前記作成工程が作成した前記設定情報に前記画像形成装置から前記特定の機能の実行状態を示す返信先を特定する情報を前記設定情報に付加する付加工程と、
    前記返信先を特定する情報が付加された前記設定情報を前記画像形成装置に送信する送信工程と、
    前記設定情報に従い特定された機能の実行情報を示す応答情報を前記画像形成装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程が受信した応答情報を表示する表示工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置のデータ処理方法。
  9. 請求項7に記載の画像形成装置のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項8に記載の情報処理装置のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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