JP2000287022A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000287022A
JP2000287022A JP9410999A JP9410999A JP2000287022A JP 2000287022 A JP2000287022 A JP 2000287022A JP 9410999 A JP9410999 A JP 9410999A JP 9410999 A JP9410999 A JP 9410999A JP 2000287022 A JP2000287022 A JP 2000287022A
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JP9410999A
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Yoshiaki Yasui
芳昭 安井
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートウェイ機能によりファクシミリデータ
の転送を行った場合にも、送信先にて送信元を認識する
ことを可能とする。 【解決手段】 PSTNを介してのファクシミリ受信
時、PSTNからなされる発信者番号通知を回線信号検
出部21で受けたり、あるいは送信側からTSI信号で
なされる自局番号通知をCPU11で受けることで、送
信元端末の加入者番号である送信元番号を取得する。そ
して、PSTNを介して受信したファクシミリデータを
インターネットを介して他の端末に転送する場合、その
ファクシミリデータを示すFAXメールに、上述のよう
に取得した送信元番号を示した付加情報を付加すること
で、送信先の端末へと送信元番号を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PSTN(Public
Switched Telephone Network)などの回線交換ネット
ワークとインターネットなどのコンピュータネットワー
クとを任意に使用して画像通信を行うファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔地と画像を通信する方法としては、
PSTNやISDNを利用したファクシミリ装置が一般
的である。この種のファクシミリ装置は、操作が容易な
ことと、相手が不在であっても用件を伝えることができ
るために、ビジネス分野ばかりではなく家庭にも広く普
及している。
【0003】PSTNやISDNを利用したファクシミ
リの通信規格はITU(International Telecommunicat
ion Union)によってG3ファクシミリやG4ファクシ
ミリとして標準勧告されている。
【0004】このような従来のファクシミリの利点は、
直接受信側のファクシミリとの間に通信回線を確保する
ことにより、通信回線の帯域幅の許容する最速の通信速
度でデータが転送できること。直接相手と通信すること
で、データが確実に伝わったことを確認できること。あ
るいは送信するデータ形式が受信側の許容できる形式で
あるかの確認を行う能力ネゴシエーションを行うため
に、確実にデータを伝えることができることなどであ
る。
【0005】一方、インターネットが一般化するにつ
れ、従来の回線交換ネットワークの代わりにインターネ
ットを利用するサービスが盛んになってきた。
【0006】特に伝送距離やデータ量が大きい場合に
は、インターネットを介して送信する方が通信コストを
低く抑える事ができるので、インターネットを介しての
画像の送受信を行う機能を、通常のファクシミリ装置が
有する機能に加えて備えたファクシミリ装置が登場して
いる。
【0007】そしてこのようなファクシミリ装置は、回
線交換ネットワークとインターネットとの双方を使用し
てのファクシミリ通信が可能であることを利用して、い
ずれかのネットワークを介して到来したファクシミリデ
ータを一旦受信し、そのファクシミリデータを他方のネ
ットワークを介して他の端末へと転送する、いわゆるゲ
ートウェイ機能を実現する。
【0008】このようなゲートウェイ機能を利用すれ
ば、インターネットを介して通信を行う機能を備えてい
ないファクシミリ装置どうしでファクシミリ通信を行う
場合にも、それぞれのファクシミリ装置に比較的近い位
置に設置されたゲートウェイ機能を有したファクシミリ
装置を介在させることで、インターネットを経由しての
ファクシミリ通信を行うことができる。そしてこの場合
には、条件によっては回線交換ネットワークによる伝送
距離を短くすることができ、通信コストを低減すること
が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなゲートウェイ機能を利用したファクシミリ伝送を行
うと、送信元の端末と送信先の端末との間には、他の端
末や複数種のネットワークが介在することになるため、
送信先の端末において送信元の端末を特定することが困
難となってしまう。
【0010】このため、送信先からファクシミリ通信の
結果を送信元へと通知しようと思っても、送信先が分か
らないためにそのような通知を行うことができないとい
う不具合があった。
【0011】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、ゲートウェイ
機能によりファクシミリデータの転送を行った場合に
も、送信先にて送信元を認識することができるファクシ
ミリ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、例えばPSTNなどの所定の回線交換ネ
ットワークおよび例えばインターネットなどの所定のコ
ンピュータネットワークのそれぞれを介してのファクシ
ミリ通信を行うことが可能で、いずれか一方のネットワ
ークを介して任意の送信元端末から送信されたファクシ
ミリデータを他方のネットワークを介して所定の送信先
端末へと送信する例えばゲートウェイ機能と呼ばれる機
能を有したファクシミリ装置において、前記送信元端末
に関する例えば加入者番号などの所定の識別情報を取得
する、例えば回線信号検出部やCPUのソフトウェア処
理により実現される自局番号通知受付手段からなる識別
情報取得手段と、この送信元識別情報取得手段により取
得された識別情報を、前記送信先端末へと通知する例え
ばCPUのソフトウェア処理により実現される送信元番
号通知手段などの識別情報通知手段とを備えた。
【0013】このような手段を講じたことにより、ゲー
トウェイ機能によりファクシミリデータの転送を行う際
には、ファクシミリデータの送信元端末に関する識別情
報が取得され、その識別情報の送信先端末への通知がな
される。
【0014】また前記目的を達成するために本発明は、
例えばPSTNなどの所定の回線交換ネットワークおよ
び例えばインターネットなどの所定のコンピュータネッ
トワークのそれぞれを介してのファクシミリ通信を行う
ことが可能で、任意の送信元端末から送信されて任意の
転送端末によって前記コンピュータネットワークを介し
て転送されたファクシミリデータを、所定の送信先端末
へと前記回線交換ネットワークを介して送信する例えば
オフランプゲートウェイ機能と呼ばれる機能を有したフ
ァクシミリ装置において、前記送信先端末へと前記回線
交換ネットワークを介して送信すべきファクシミリデー
タを前記転送端末から受ける際に、前記転送端末による
前記送信元端末に関する所定の識別情報(例えば加入者
番号)の通知を受け付ける例えばCPUのソフトウェア
処理により実現される送信元番号通知受付手段などの識
別情報通知受付手段と、この識別情報通知受付手段によ
り受け付けられた通知により示された識別情報を、前記
送信先端末へと通知する例えばCPUのソフトウェア処
理により実現される送信元番号再通知手段などの識別情
報再通知手段とを備えた。
【0015】このような手段を講じたことにより、転送
端末から転送されてきたファクシミリデータをオフラン
プゲートウェイ機能により送信先端末へと転送する際に
は、転送端末から送信元端末に関する識別情報の通知が
なされたならばこれが受け付けられ、その識別情報が送
信先端末へと通知される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0017】図1は本実施形態に係るファクシミリ装置
の要部構成を示すブロック図である。
【0018】この図において、符号1を付して示される
部分が本実施形態のファクシミリ装置である。そしてこ
のファクシミリ装置1は、CPU11、ROM12、R
AM13、画像メモリ14、符号化・復号化部15、ス
キャナ16、プリンタ17、モデム18、NCU19、
電話機制御部20、回線信号検出部21、LANインタ
フェース22、操作・表示部23および音声合成部24
を有してなる。
【0019】そして、CPU11、ROM12、RAM
13、画像メモリ14、符号化・復号化部15、スキャ
ナ16、プリンタ17、モデム18、NCU19、回線
信号検出部21、LANインタフェース22、操作・表
示部23および音声合成部24は、システムバス25を
介して互いに接続されている。またNCU19にはモデ
ム18および電話機制御部20が、さらに電話機制御部
20には回線信号検出部21がそれぞれ接続されてい
る。
【0020】CPU11は、ROM12に格納された制
御プログラムに基づいて各部を総括制御するための制御
処理を行うことでファクシミリ装置としての動作を実現
する。
【0021】ROM12は、CPU11の制御プログラ
ム等を記憶する。
【0022】RAM13は、CPU11が各種の処理を
行う上で必要となる各種の情報を記憶しておくために使
用される。
【0023】画像メモリ14は、受信した画像データや
送信待ちの画像データを一時的に記憶しておく。
【0024】符号化・復号化部15は、画像データに対
して冗長度圧縮のための符号化処理を施すとともに、冗
長度圧縮のための符号化がなされている画像データの復
号を行うものである。
【0025】スキャナ16は、送信原稿の読取りを行っ
て、その送信原稿を示す画像データを生成する。
【0026】プリンタ17は、画像データが示す画像を
記録用紙に対して印字する。
【0027】モデム18は、画像データを変調してファ
クシミリ伝送信号を生成したり、CPU11から与えら
れるコマンドを変調してコマンド伝送信号を生成するも
のであり、これらの伝送信号をNCU19を介してPS
TN加入者線2へと送出する。またモデム18は、PS
TN加入者線2を介して到来し、NCU19を介して与
えられたファクシミリ伝送データを復調して画像データ
を再生したり、コマンド伝送信号を復調してコマンドを
再生する。
【0028】NCU19は、接続されたPSTN加入者
線2に関して、状態監視や網への発信処理などを行な
う。またNCU19は、PSTN加入者線2に対して送
出するファクシミリ伝送信号の等化を図るとともに、レ
ベルを設定する。
【0029】電話機制御部20には、必要に応じて外部
電話機3が接続される。そして電話機制御部20は、接
続された外部電話機3を使用してPSTN加入者線2を
介しての通話を行うことを可能とするための周知の制御
処理を行う。
【0030】回線信号検出部21は、PSTN加入者線
2を介して到来する信号をNCU19および電話機制御
部20を介して受け、所定の信号の到来を検出する。な
お、この回線信号検出部21は、着信時にPSTNから
与えられる発信者番号通知を検出し、受信する機能も有
する。
【0031】LANインタフェース22は、接続された
LAN回線4を経由して図示しないインターネットを介
してのデータ伝送を行う。
【0032】操作・表示部23は、ユーザによるCPU
11に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入
力部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報をCPU
11の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0033】音声合成部24は、CPU11の制御の下
に音声メッセージを生成し、PSTN加入者線2へと送
出する。
【0034】さて、CPU11がROM12に格納され
た制御プログラムに基づいて動作することで実現される
制御手段としては、ファクシミリ装置における周知の一
般的なものに加えて、自局番号通知受付手段、送信元番
号通知手段、送信元番号通知受付手段および送信元番号
再通知手段を有している。
【0035】ここで自局番号通知受付手段は、G3手順
にてTSI信号で行われる自局番号通知を受け付け、送
信元端末の加入者番号(以下、送信元番号と称する)を
取得する。
【0036】送信元番号通知手段は、送信元番号取得制
御手段により取得された送信元番号を、オンランプゲー
トウェイの実施時にファクシミリデータの転送先のファ
クシミリ端末へと通知する。なお、オンランプゲートウ
ェイトは、PSTNを介して到来したファクシミリデー
タを、インターネットを介して他のファクシミリ端末へ
と転送する形態のゲートウェイ動作である。
【0037】送信元番号通知受付手段は、オンランプゲ
ートウェイによってファクシミリデータが転送されてき
た際に、送信元番号の通知がなされたならばその通知を
受け付けて送信元番号を取得する。
【0038】送信元番号再通知手段は、オンランプゲー
トウェイによって転送されてきたファクシミリデータに
関するオフランプゲートウェイの実施時に、前記送信元
番号通知受付手段により送信元番号が取得されているな
らば、その送信元番号をオフランプゲートウェイでの転
送先に通知する。なお、オフランプゲートウェイトは、
インターネットを介して到来したファクシミリデータ
を、PSTNを介して他のファクシミリ端末へと転送す
る形態のゲートウェイ動作である。
【0039】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作につき説明する。
【0040】まず本実施形態のファクシミリ装置は、P
STNやインターネットを介して他のファクシミリ端末
と1対1でファクシミリ通信を行うことは当然可能であ
るが、その場合の動作は従来よりあるファクシミリ装置
と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0041】本実施形態のファクシミリ装置の特徴的な
動作は、図2に示すような形態でのファクシミリ通信に
て使用される場合である。
【0042】すなわち、送信元端末31から送信された
ファクシミリデータを、図中に矢印で示すようにPST
N35、オンランプ端末32、LAN36、インターネ
ット38、LAN37、オフランプ端末33、PSTN
35、送信先端末34なる経路で伝送する通信形態であ
る。
【0043】送信元端末31、オンランプ端末32、オ
フランプ端末33および送信先端末34はいずれもファ
クシミリ端末であって、本実施形態のファクシミリ装置
はこれらの端末のいずれとしても適用可能である。
【0044】さてCPU11は、ファクシミリ受信を行
える状態にあるときにPSTN35からの着信信号が到
来し、これが回線信号検出部21により検出されると、
図3に示すようなPSTN着信処理を実行する。
【0045】なお、この着信信号の到来時に、発信者番
号通知信号が併せて到来したならば、その発信者番号通
知信号が回線信号検出部21によって受信される。
【0046】PSTN着信処理においてCPU11はま
ず、通常のG3手順によるファクシミリ受信処理を実行
する(ステップST1)。なおこのとき、G3手順にお
けるTSI信号で送信側の自局番号通知がなされたなら
ば、CPU11はその通知された自局番号を抽出する。
【0047】続いてCPU11は、ステップST1での
ファクシミリ受信処理により受信したファクシミリデー
タについて、オンランプゲートウェイの実施が指定され
ているか否かの判断を行う(ステップST2)。
【0048】ここで、オンランプゲートウェイの実施が
指定されていない場合には、受信したファクシミリデー
タは自装置を最終宛先としたものであるから、CPU1
1は当該ファクシミリデータが示す画像の印刷をプリン
タ17に行わせる(ステップST3)。
【0049】これに対して、オンランプゲートウェイの
実施が指定されてる場合、すなわち図2に示すケースに
て本実施形態のファクシミリ装置がオンランプ端末32
として適用されるような場合にはCPU11は続いて、
着信信号の到来時に回線信号検出部21にて発信者番号
通知信号の受信がなされたか否かの判断を行う(ステッ
プST4)。そして、発信者番号通知信号の受信がなさ
れているのならば、CPU11はその発信者番号通知信
号により通知された加入者番号を、送信元端末31を識
別するための送信元番号として設定する(ステップST
5)。
【0050】一方、発信者番号通知信号が受信できてい
ない場合にCPU11は、ステップST1でのファクシ
ミリ受信処理の際にTSI信号からの自局番号の抽出が
行えたか否かの判断を行う(ステップST6)。そし
て、TSI信号から自局番号の抽出が行えていたなら
ば、CPU11はそのTSI信号から抽出された自局番
号を送信元番号として設定する(ステップST7)。
【0051】ステップST5またはステップST7にて
送信元番号を設定したならばCPU11は、ステップS
T1で受信したファクシミリデータを、送信元番号を付
加情報として付加した電子メールの形態に変換し、これ
により得られるFAXメールを指定された端末(例えば
オフランプ端末33)へと転送するべくLANインタフ
ェース22を介してLAN回線4へと送出する(ステッ
プST8)。
【0052】なお、TSI信号からの自局番号の抽出が
できていなかった場合にCPU11は、ステップST1
で受信したファクシミリデータを、送信元番号を付加し
ない通常の電子メールの形態に変換し、これにより得ら
れるFAXメールを指定された端末(例えばオフランプ
端末33)へと転送するべくLANインタフェース22
を介してLAN回線4へと送出する(ステップST
9)。
【0053】このようにしてLAN36に送出されたF
AXメールは、インターネット38および転送先端末が
接続されたLAN(例えばLAN37)を介して転送先
端末(例えばオフランプ端末33)へと転送される。
【0054】かくして、PSTN35からの発信者番号
通知または送信元端末31からの自局番号通知によっ
て、送信元端末31の加入者番号が取得できたならば、
その加入者番号が送信元番号としてオンランプゲートウ
ェイによる転送先の端末に通知される。
【0055】従って、転送を受けた端末の側では、実際
の通信相手はオンランプ端末32であるにも拘わらず、
その通知に基づいて送信元端末31を特定することがで
きる。
【0056】さてCPU11は、ファクシミリ受信を行
える状態にあるときに自装置宛のFAXメールがLAN
回線4を介して到来すると、図4に示すようなFAXメ
ール到来時処理を実行する。
【0057】このFAXメール到来時処理においてCP
U11はまず、到来したFAXメールの受信を周知の手
順により行う(ステップST11)。
【0058】続いてCPU11は、ステップST11で
受信したFAXメールについて、オフランプゲートウェ
イの実施が指定されているか否かの判断を行う(ステッ
プST12)。
【0059】ここで、オフランプゲートウェイの実施が
指定されていない場合には、受信したFAXメールは自
装置を最終宛先としたものであるから、CPU11は当
該FAXメールが示す画像の印刷をプリンタ17に行わ
せる(ステップST13)。
【0060】これに対して、オフランプゲートウェイの
実施が指定されてる場合、すなわち図2に示すケースに
て本実施形態のファクシミリ装置がオフランプ端末33
として適用されるような場合にはCPU11は続いて、
ステップST11で受信したFAXメールに送信元番号
を示す付加情報が付加されているか否かを確認する(ス
テップST14)。
【0061】そして、送信元番号を示す付加情報が付加
されていた場合、およびそうではない場合のいずれで
も、ステップST11で受信したFAXメールが示すフ
ァクシミリデータを指定された送信先(ここでは送信先
端末34)へとG3手順により送信する(ステップST
15またはステップST16)。
【0062】ただし、送信元番号を示す付加情報が付加
されていた場合におけるファクシミリ送信処理(ステッ
プST15)では、その付加情報で示された送信元番号
をTSI信号にて送信先端末34へと通知する。
【0063】これに対して、送信元番号を示す付加情報
が付加されていなかった場合におけるファクシミリ送信
処理(ステップST16)では、PSTN35における
自己の加入者番号をTSI信号にて送信先端末34へと
通知する。
【0064】かくして、送信元端末31からPSTN3
5へと送信されたファクシミリデータが、オンランプゲ
ートウェイおよびオフランプゲートウェイの双方が行わ
れて最終的にPSTN35を介して送信先端末34へと
与えられるとき、送信元端末31が発信者番号通知を許
可するか、あるいはTSI信号にて自局番号通知を行っ
ていれば、その送信元端末31の送信元番号が送信先端
末34まで通知される。従って、送信先端末34の側
で、送信元端末31を確実かつ容易に特定することがで
きる。
【0065】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、オンランプゲ
ートウェイとオフランプゲートウェイとの双方の機能を
備えたファクシミリ装置を例示したが、いずれか一方の
機能のみを有するファクシミリ装置としても良い。
【0066】また上記実施形態では、送信元端末31と
オンランプ端末32との間および、オフランプ端末33
と送信先端末34との間は、同一のPSTN35を介し
て接続されるものとしているが、これらはおのおの別々
の網であっても良い。
【0067】また上記実施形態では、オフランプ端末3
3から送信先端末34へはTSI信号を用いて送信元番
号通知を行うようにしているが、独自の通知信号を定め
て、その通知信号により送信元番号通知を行うようにし
ても良い。
【0068】また上記実施形態では、オフランプ端末3
3から送信先端末34へは送信元番号通知を行う場合に
は送信元番号のみを通知し、オフランプ端末33の加入
者番号の通知(自局番号通知)を行っていないが、自局
番号通知を合わせて行うこととしても良い。この場合、
自局番号通知のみを独自の通知信号により行うこととし
ても良いし、自局番号通知をTSI信号で、かつ送信元
番号通知を独自の通知信号でそれぞれ行うこととしても
良いし、あるいは双方を独自の通知信号により行うよう
にしても良い。
【0069】また上記実施形態では、PSTN35を介
しての通信手順としてG3方式を用いるものとしている
が、G2方式や、独自方式などのその他の方式を用いる
場合にも本願の適用が可能である。
【0070】また上記実施形態では、回線交換ネットワ
ークとしてPSTN35を用いるものとしているが、I
SDNなどの他のネットワークを用いる場合にも本願発
明の適用が可能である。
【0071】また上記実施形態では、コンピュータネッ
トワークとしてインターネット38を用いるものとして
いるが、LANやWAN(Wide Area Network)などの
他のネットワークを用いる場合にも本願発明の適用が可
能である。
【0072】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、所定の回線交換ネット
ワークおよび所定のコンピュータネットワークのそれぞ
れを介してのファクシミリ通信を行うことが可能で、い
ずれか一方のネットワークを介して任意の送信元端末か
ら送信されたファクシミリデータを他方のネットワーク
を介して所定の送信先端末へと送信する機能を有したフ
ァクシミリ装置において、前記送信元端末に関する所定
の識別情報を取得する識別情報取得手段と、この送信元
識別情報取得手段により取得された識別情報を、前記送
信先端末へと通知する識別情報通知手段とを備えたの
で、ファクシミリデータの伝送経路中にてオンランプゲ
ートウェイやオフランプゲートウェイが1度行われた場
合でも、送信元端末の識別情報が送信先端末に通知され
るので、その識別情報に基づいて、送信先にて送信元を
認識することが可能となる。
【0074】また本発明によれば、所定の回線交換ネッ
トワークおよび所定のコンピュータネットワークのそれ
ぞれを介してのファクシミリ通信を行うことが可能で、
任意の送信元端末から送信されて任意の転送端末によっ
て前記コンピュータネットワークを介して転送されたフ
ァクシミリデータを、所定の送信先端末へと前記回線交
換ネットワークを介して送信する機能を有したファクシ
ミリ装置において、前記送信先端末へと前記回線交換ネ
ットワークを介して送信すべきファクシミリデータを前
記転送端末から受ける際に、前記転送端末による前記送
信元端末に関する所定の識別情報の通知を受け付ける識
別情報通知受付手段と、この識別情報通知受付手段によ
り受け付けられた通知により示された識別情報を、前記
送信先端末へと通知する識別情報再通知手段とを備えた
ので、ファクシミリデータの伝送経路中にてオンランプ
ゲートウェイとオフランプゲートウェイとがそれぞれ行
われた場合でも、送信元端末の識別情報が送信先端末に
通知されるので、その識別情報に基づいて、送信先にて
送信元を認識することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の
要部構成を示すブロック図。
【図2】図1に示すファクシミリ装置を用いて行うのに
好適な通信形態を示す図。
【図3】図1中のCPU11によるPSTN着信処理の
際の処理手順を示すフローチャート。
【図4】図1中のCPU11によるFAXメール到来時
処理の際の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置 2…PSTN加入者線 3…外部電話機 4…LAN回線 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…画像メモリ 15…符号化・復号化部 16…スキャナ 17…プリンタ 18…モデム 19…NCU 20…電話機制御部 21…回線信号検出部 22…LANインタフェース 23…操作・表示部 24…音声合成部 25…システムバス 31…送信元端末 32…オンランプ端末 33…オフランプ端末 34…送信先端末 35…PSTN 36,37…LAN 38…インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の回線交換ネットワークおよび所定
    のコンピュータネットワークのそれぞれを介してのファ
    クシミリ通信を行うことが可能で、いずれか一方のネッ
    トワークを介して任意の送信元端末から送信されたファ
    クシミリデータを他方のネットワークを介して所定の送
    信先端末へと送信する機能を有したファクシミリ装置に
    おいて、 前記送信元端末に関する所定の識別情報を取得する識別
    情報取得手段と、 この送信元識別情報取得手段により取得された識別情報
    を、前記送信先端末へと通知する識別情報通知手段とを
    具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 所定の回線交換ネットワークおよび所定
    のコンピュータネットワークのそれぞれを介してのファ
    クシミリ通信を行うことが可能で、任意の送信元端末か
    ら送信されて任意の転送端末によって前記コンピュータ
    ネットワークを介して転送されたファクシミリデータ
    を、所定の送信先端末へと前記回線交換ネットワークを
    介して送信する機能を有したファクシミリ装置におい
    て、 前記送信先端末へと前記回線交換ネットワークを介して
    送信すべきファクシミリデータを前記転送端末から受け
    る際に、前記転送端末による前記送信元端末に関する所
    定の識別情報の通知を受け付ける識別情報通知受付手段
    と、 この識別情報通知受付手段により受け付けられた通知に
    より示された識別情報を、前記送信先端末へと通知する
    識別情報再通知手段とを具備したことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007221373A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Canon Inc 通信装置及び前記通信装置における通信制御方法
JP2015226180A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 キヤノン株式会社 画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成装置のデータ処理方法、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラム
JP2016139905A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 コニカミノルタ株式会社 データ送受信システム、画像処理装置、データ送受信方法およびデータ送受信プログラム

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