JPH0851503A - マルチメディアサーバー - Google Patents

マルチメディアサーバー

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JPH0851503A
JPH0851503A JP6184271A JP18427194A JPH0851503A JP H0851503 A JPH0851503 A JP H0851503A JP 6184271 A JP6184271 A JP 6184271A JP 18427194 A JP18427194 A JP 18427194A JP H0851503 A JPH0851503 A JP H0851503A
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久 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、マルチメディアサーバーに関し、
送信先端末毎に原稿受信を通知し、原稿受信者からの原
稿出力要求を検出して送達確認し、原稿送信者が受信側
に直接確認せずに受信側での原稿受信を確認できること
を目的とする。 【構成】 ページ毎に送信先端末を指定する端末個別情
報を付加した原稿を通信制御部11で受信し、端末個別
情報が付加された原稿を記憶装置10に蓄積する。端末
個別情報に送達確認要求が付加されていた場合には、送
達確認要求を送信される原稿のページ毎に記憶装置10
に記憶する。次に、記憶装置10に蓄積した端末個別情
報の送信先端末に原稿受信通知をLANインターフェー
ス7で通知する。次に、送信先端末から原稿出力要求を
受信した場合には、原稿を記録紙にPRN8で印刷し、
印刷された原稿の当該ページが送達確認要求を有する場
合には、送信元端末に送達確認通知を通信制御部11で
通知するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディアサーバ
ーに係り、詳しくは、ファクシミリサーバー等に適用す
ることができ、特に、同一のマルチメディアサーバー内
の個々の端末に原稿を受信した旨を通知し、個々の原稿
受信者がマルチメディアサーバーに対して原稿の出力を
要求したことを検出して送達確認を行い、送信元端末に
送達確認通知を通知することができ、送信元の原稿送信
者は受信した本人に直接確認することなく、受信側で原
稿を確認したことを知ることができるマルチメディアサ
ーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチメディアサーバーについて
は、特開平3−102951号公報記載の「ファクシミ
リ中継方法」が報告されている。このものは、中継局
は、中継宛先の一部を転送中継局に中継依頼し、転送中
継局は、依頼された中継宛先に画情報を順次送信すると
ともに、送信結果を中継依頼局に通知する他、中継局
は、転送中継依頼を行った旨を中継依頼局に通知するよ
うに構成したため、中継局と転送中継局が中継動作を行
うために、中継局が中継動作のために費やす時間を短縮
することができるとともに、1つの中継動作に要する時
間を短縮することができる他、中継依頼結果が中継局お
よび転送中継局から各々中継依頼局に通知するように構
成したので、中継依頼局では、確実に中継結果を知るこ
とができるという利点を有する。
【0003】次に、従来、マルチメディアサーバーにつ
いては、特開平3−289756号公報記載の「ファク
シミリサーバー」が報告されている。このものは、個人
識別情報判別装置により個人識別番号の送信要求を出
し、この個人識別番号を受信すると、電子メール発信装
置が保持している個人識別番号−電子メール用アドレス
対応テーブルから電子メール用アドレスを求め、これを
宛先として電子メールの送信を行うように構成したた
め、LANに接続されたワークステーションのオペレー
タは、外部のファクシミリ装置から送られてきた画像デ
ータをワークステーションから得ることができるという
利点を有する。
【0004】さて、従来のマルチメディアサーバーに
は、LANに接続されている送信側端末から送信してき
た原稿を受信し、この受信した原稿を記憶装置に蓄積
し、送信側端末に対して原稿を受信した旨を通知した後
に、送信側端末から原稿確認要求をしてきた場合には、
記憶装置内の受信原稿を出力するように構成したものが
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のマルチメディアサーバーでは、同一のマ
ルチメディアサーバー内の複数の端末に対して原稿を送
信する場合は、同じマルチメディアサーバーに接続され
ている端末であっても、原稿を送信した後の受信者が原
稿を受け取ったかどうかの確認は、原稿を送信した後に
電話等によって直接に受信した本人に確かめる以外に方
法はなく、送信者に不安感を抱かせるといった問題があ
った。
【0006】また、上記したような従来のマルチメディ
アサーバーでは、送信元末端から送信された原稿を同一
のマルチメディアサーバー内の複数の端末に対して送信
し、受信側端末からの送達確認通信を受信する場合に
は、受信側末端が同じマルチメディアサーバーに接続さ
れている末端であっても、末端毎に発呼、通信および切
断を繰り返し行わなければならないため、送信時間に長
時間を要し、かつ、送信コストが増加するといった問題
があった。
【0007】そこで、本発明は、同一のマルチメディア
サーバー内の個々の端末に原稿を受信した旨を通知し、
個々の原稿受信者がマルチメディアサーバーに対して原
稿の出力を要求したことを検出して送達確認を行い、送
信元端末に送達確認通知を通知することにより、送信元
の原稿送信者は受信した本人に直接確認することなく、
受信側で原稿を確認したことを知ることができるマルチ
メディアサーバーを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信回線を介して送信元端末と接続し、該送信元端末か
ら送信される原稿をページ毎に送信先端末を指定する端
末個別情報を付加して受信する原稿受信部と、該原稿受
信部で受信した送信先端末を指定する端末個別情報が付
加された原稿を蓄積する原稿蓄積部と、該原稿受信部で
受信した送信先端末を指定する端末個別情報に送達確認
要求が付加されていた場合には、送達確認要求を送信さ
れる原稿のページ毎に記憶する送達確認要求記憶部と、
LANを介して複数の送信先端末に接続し、該原稿蓄積
部に蓄積した端末個別情報の送信先端末に原稿を受信し
た旨を通知する原稿受信旨通知部と、該送信先端末から
原稿の出力を要求する旨を受信する原稿出力要求旨受信
部と、該原稿出力要求旨受信部で原稿の出力を要求する
旨を受信した場合には、原稿を記録紙に印刷する原稿印
刷部と、該原稿印刷部で印刷された原稿の当該ページが
前記送達確認要求記憶部に記憶された送達確認要求を有
するページである場合には、通信回線を介して送信元端
末に送達確認通知を通知する送達確認通知部と、を有す
ることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のマ
ルチメディアサーバーにおいて、送達確認要求記憶部に
記憶された送達確認要求を有するページが原稿印刷部で
全て印刷された場合には、通信回線を介して送信元端末
に送達確認通知を一括して通知する送達確認通知部と、
を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、通信回線を介して送
信元端末と接続し、原稿をページ毎に送信先端末を指定
する端末個別情報を付加して送信してきた原稿を原稿受
信部で受信し、受信した送信先端末を指定する端末個別
情報が付加された原稿を原稿蓄積部に蓄積する。ここ
で、受信した送信先端末を指定する端末個別情報に送達
確認要求が付加されていた場合には、送達確認要求を送
信される原稿のページ毎に送達確認要求記憶部に記憶す
る。次に、LANを介して複数の送信先端末に接続し、
原稿蓄積部に蓄積した端末個別情報の送信先端末に原稿
を受信した旨を原稿受信旨通知部で通知する。次に、原
稿出力要求旨受信部で原稿の出力を要求する旨を受信し
た場合には、原稿を記録紙に原稿印刷部で印刷し、印刷
された原稿の当該ページが送達確認要求記憶部に記憶さ
れた送達確認要求を有するページである場合には、通信
回線を介して送信元端末に送達確認通知を送達確認通知
部で通知する。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
作用に加え、送達確認要求記憶部に記憶された送達確認
要求を有するページが原稿印刷部で全て印刷された場合
には、通信回線を介して送信元端末に送達確認通知を一
括して送達確認通知部で通知する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例1,2に適用できるマルチ
メディアサーバーのシステム構成を示すブロック図であ
る。本実施例のマルチメディアサーバー1は、システム
全体の制御を司るためにシステム全体の処理に対する命
令を出すCPU2と、CPU2が命令を出すうえでのプ
ログラムが記憶されているROM3と、CPU2の動作
に必要なプログラムの作業領域を記憶するRAM4と、
マルチメディアサーバー1と個人の端末5が接続された
LAN6とのインターフェース部分であるLANインタ
ーフェース7と、送受信原稿等を出力するプリンター8
と、プリンター8を制御するプリンター制御部9と、送
信原稿や受信原稿、および送信元端末機能等を記憶する
記憶装置10と、ISDN回線またはPSTN回線との
インターフェースを有し、かつ通信プロトコルに基づい
て通信を行う通信制御部11等から構成されている。
【0013】(実施例1)本実施例(請求項1)は、図
1のマルチメディアサーバー1を適用させることができ
る。ここでは、請求項1に係る特徴部分を具体的に説明
する。図2は本発明の請求項1に係る実施例1の動作フ
ローを示すフローチャートである。
【0014】送信元端末においては、送信者は複数の端
末に向けて原稿を送信する場合には、マルチメディアサ
ーバー1上の個別端末5を、サブ・アドレスなどの端末
宛の個別情報をペ−ジ毎に付加して指定して原稿を送信
する。この際に、送達確認通知を要求する端末に対して
は、個別情報に加えて送達確認要求を送信するようにす
る。
【0015】まず、受信側マルチメディアサーバー1
は、通信制御部11でISDN回線またはPSTN回線
を介して送信元端末からの着信があると回線を接続する
(処理S1)。受信側マルチメディアサーバー1は、受
信した原稿を記憶装置10に記憶するとともに、ペ−ジ
毎に付加された端末情報を記憶装置10に記憶する(処
理S2)。次に、送信元端末から送達確認要求が送信さ
れたか否かを判断する(処理S3)。
【0016】処理S3で、送達確認要求があった場合に
は、送信元端末の端末情報をあわせて記憶する(処理S
4)。次に、受信された原稿のページが最終ページか否
かを判断する(処理S5)。処理S5で、最終ページで
はない場合には、処理S2に戻る。一方、処理S5で、
最終ページの場合には、受信側マルチメディアサーバー
1は、通信制御部11でISDN回線またはPSTN回
線を切断して通信を終了する(処理S6)。
【0017】次に、受信側マルチメディアサーバー1
は、記憶装置10に記憶された端末情報に基づいて宛先
データを取り出す(処理S7)。次に、この宛先データ
に基づいて該当端末に原稿を受信した旨の受信通知を送
信する(処理S8)。次に、最終ページの受信通知を送
信したか否かを判断する(処理S9)。処理S9で、最
終ページではない場合には、処理S7に戻る。
【0018】一方、処理S9で、最終ページの場合に
は、原稿出力待ち状態に一旦入る(処理S10)。ここ
で、マルチメディアサーバー1から端末5に対して原稿
を受信した旨の受信通知があった場合には、端末5にお
いて、オペレ−タの操作によって、マルチメディアサー
バー1に対して受信原稿の出力を要求するようにする。
【0019】次に、マルチメディアサーバー1は、例え
ばLANに接続された端末Aから原稿出力要求を受信す
る(処理S11)。ここで、マルチメディアサーバー1
は、端末Aから原稿出力要求を受信したことを受信者が
受信原稿を確認したこととして、PRN8で記憶装置1
0に記憶した原稿の出力処理を行う(処理S12)。次
に、記憶装置10に記憶された端末情報を読み出し、送
信側端末が該当する受信端末に対して送達確認要求を設
定しているか否かを判断する(処理S13)。
【0020】処理S13で、送信側端末が該当する受信
端末に対して送達確認要求を設定している場合には、P
RN8で原稿の出力処理が終了した時点で、通信制御部
11から送信側端末に対して送達確認通知を出力する
(処理S14)。次に、マルチメディアサーバー1は、
受信原稿の出力が全て完了したか否かを判断する(処理
S15)。処理S15で、受信原稿の出力が全て完了す
るまで以上の動作を繰り返すために、処理S10に戻
る。
【0021】次に、図3は本発明の請求項1に係る実施
例1のプロトコル例を示す図である。図3に示すよう
に、送信前手順として、送信元端末が、通信回線を介し
てマルチメディアサーバーに呼び出し音CNG信号を送
信して発呼する。マルチメディアサーバー1の通信制御
部11は、CNG信号を検出した後に、被呼端末識別信
号CEDを送信し、次に、マルチメディアサーバーは、
Tシリーズ勧告の範囲外の特定利用を示すために非標準
機能識別信号NSF、非標準機能識別信号NSF、被呼
端末識別信号CSI、デジタル識別信号DISを送信す
る。
【0022】これを受けて送信元端末は、原稿の各ペ−
ジにそのペ−ジを送る端末のサブ・アドレスを指定する
複数宛先指定および送達確認要求を非標準機能設定信号
NSSに設定してを送信する。次に、マルチメディアサ
ーバーは、非標準機能設定信号NSSを受信した後に、
受信準備確認信号CFRを送信する。
【0023】これを受けて送信元端末は、1ペ−ジ目の
宛先を端末1として指定し、端末1に送達確認要求を指
定する旨を非標準機能設定信号NSSに設定してを送信
する。次に、送信元端末はトレーニングチェックTCF
を開始する。次に、マルチメディアサーバーは、トレー
ニングチェックTCFを受信た後に、非標準機能設定信
号NSSに設定された端末情報として1ペ−ジ目を端末
1に指定し、端末1に送達確認要求を指定する旨を記憶
装置10に記憶する。次に、マルチメディアサーバー
は、受信準備確認信号CFRを送信する。次に、送信元
端末は、受信準備確認信号CFRを受信すると、1ペー
ジ目の原稿を送信する。
【0024】次に、送信元端末は、2ペ−ジ目の宛先を
端末2として指定し、端末2に送達確認要求を指定する
旨を非標準機能設定信号NSSに設定して送信する。次
に、送信元端末はトレーニングチェックTCFを開始す
る。次に、マルチメディアサーバーは、トレーニングチ
ェックTCFを受信した後に、非標準機能設定信号NS
Sに設定された端末情報として2ペ−ジ目を端末2に指
定し、端末2に送達確認要求を指定する旨を記憶装置1
0に記憶する。次に、マルチメディアサーバーは、受信
準備確認信号CFRを送信する。次に、送信元端末は、
受信準備確認信号CFRを受信すると、2ページ目の原
稿を送信する。
【0025】このように、送信元端末は、順次にnペー
ジ目までの原稿をマルチメディアサーバーに送信する。
次に、nページ目の原稿の送信が終わると、送信元端末
は手順終了信号EOPを送信する。マルチメディアサー
バーからメッセージ確認信号MCFを受信し、送信元端
末は切断命令信号DCNを送信して通信を終了する。
【0026】一方、受信端末から原稿の出力要求があっ
た場合に、受信者が受信原稿を確認したとみなし、送信
元端末がその受信端末に対して送達確認要求を送信して
いるときには、PRN8で原稿の出力処理を行った後
に、送信元端末に対して送達確認通知を送信する。詳し
くは、図3に示すように、送信前手順として、マルチメ
ディアサーバーが、通信回線を介して送信元端末に呼び
出し音CNG信号を送信して発呼する。送信元端末は、
CNG信号を検出した後に、被呼端末識別信号CEDを
送信し、次に、送信元端末は、非標準機能識別信号NS
F、非標準機能識別信号NSF、被呼端末識別信号CS
I、デジタル識別信号DISを送信する。これを受けて
マルチメディアサーバーは、端末1の送達確認通知を非
標準機能設定信号NSSに設定してを送信する。次に、
送信元端末は、非標準機能設定信号NSSを受信した後
に、受信準備確認信号CFRを送信する。これを受けて
マルチメディアサーバーは、端末1の原稿情報を非標準
機能設定信号NSSに設定してを送信する。次に、送信
元端末は、受信準備確認信号CFRを送信する。マルチ
メディアサーバーは、切断命令信号DCNを送信して通
信を終了する。
【0027】同様に、マルチメディアサーバーは、端末
2の送達確認通知および原稿情報を個々に非標準機能設
定信号NSSに設定して送信元端末に送信する。このよ
うに、本実施例(請求項1)では、通信回線を介して送
信元端末と接続し、原稿をページ毎に送信先端末を指定
する端末個別情報を付加して送信してきた原稿を通信制
御部11で受信し、受信した送信先端末を指定する端末
個別情報が付加された原稿を記憶装置10に蓄積する。
ここで、受信した送信先端末を指定する端末個別情報に
送達確認要求が付加されていた場合には、送達確認要求
を送信される原稿のページ毎に記憶装置10に記憶す
る。次に、LANを介して複数の送信先端末に接続し、
記憶装置10に蓄積した端末個別情報の送信先端末に原
稿を受信した旨をLANインターフェース7で通知す
る。次に、LANインターフェース7で送信先端末から
原稿出力要求を受信した場合には、原稿を記録紙にPR
N8で印刷し、印刷された原稿の当該ページが記憶装置
10に記憶された送達確認要求を有するページである場
合には、通信回線を介して送信元端末に送達確認通知を
通信制御部11で通知する。
【0028】従って、同一のマルチメディアサーバー内
の個々の端末に原稿を受信した旨を通知し、個々の原稿
受信者がマルチメディアサーバーに対しての原稿出力要
求を検出して送達確認を行い、送信元端末に送達確認通
知を通知することができるので、送信元の原稿送信者は
受信した本人に直接確認することなく、受信側で原稿を
確認したことを知ることができ、原稿送信者の不安を解
消できる。
【0029】上述した実施例1では、受信側マルチメデ
ィアサーバーは、通信プロトコル上の非標準機能設定信
号NSSを用いて送達確認通知や原稿情報等を送信して
いるが、実際の画像デ−タや音声データは送信していな
い。しかしながら、予め作成しておいた送達確認通知に
用いる情報等を画像デ−タや音声デ−タを用いて送信し
てもよい。
【0030】(実施例2)本実施例(請求項2)も、図
1のマルチメディアサーバー1を適用させることができ
る。ここでは、請求項2に係る特徴部分を具体的に説明
する。図4は本発明の請求項2に係る実施例2の動作フ
ローを示すフローチャートである。
【0031】送信元端末においては、送信者は複数の端
末に向けて原稿を送信する場合には、マルチメディアサ
ーバー1上の個別端末5を、サブ・アドレスなどの端末
宛の個別情報をペ−ジ毎に付加して指定して原稿を送信
する。この際に、送達確認通知を要求する端末に対して
は、個別情報に加えて送達確認要求を送信するようにす
る。
【0032】まず、受信側マルチメディアサーバー1
は、通信制御部11でISDN回線またはPSTN回線
を介して送信元端末からの着信があると回線を接続する
(処理S21)。次に、受信側マルチメディアサーバー
1は、CPU2でRAM4に設けた送達確認要求カウン
タをクリアする(処理S22)。次に、受信側マルチメ
ディアサーバー1は、受信した原稿を記憶装置10に記
憶するとともに、ペ−ジ毎に付加された端末情報を記憶
装置10に記憶する(処理S23)。次に、送信元端末
から送達確認要求が送信されたか否かを判断する(処理
S24)。
【0033】処理S24で、送達確認要求があった場合
には、送信元端末の端末情報をあわせて記憶する(処理
S25)。次に、CPU2でRAM4に設けた送達確認
要求カウンタを+1する(処理S26)。次に、受信さ
れた原稿のページが最終ページか否かを判断する(処理
S27)。処理S27で、最終ページではない場合に
は、処理S23に戻る。
【0034】一方、処理S27で、最終ページの場合に
は、受信側マルチメディアサーバー1は、通信制御部1
1でISDN回線またはPSTN回線を切断して通信を
終了する(処理S28)。次に、受信側マルチメディア
サーバー1は、記憶装置10に記憶された端末情報に基
づいて宛先データを取り出す(処理S29)。次に、こ
の宛先データに基づいて該当端末に原稿を受信した旨の
受信通知を送信する(処理S30)。
【0035】次に、最終ページの受信通知を送信したか
否かを判断する(処理S31)。処理S31で、最終ペ
ージではない場合には、処理S29に戻る。一方、処理
S31で、最終ページの場合には、原稿出力待ち状態に
一旦入る(処理S32)。ここで、マルチメディアサー
バー1から端末5に対して原稿を受信した旨の受信通知
があった場合には、端末5において、オペレ−タの操作
によって、マルチメディアサーバー1に対して受信原稿
の出力を要求するようにする。
【0036】次に、マルチメディアサーバー1は、例え
ばLANに接続された端末Aから原稿出力要求を受信す
る(処理S33)。ここで、マルチメディアサーバー1
は、端末Aから原稿出力要求を受信したことを受信者が
受信原稿を確認したこととして、PRN8で記憶装置1
0に記憶した原稿の出力処理を行う(処理S34)。次
に、記憶装置10に記憶された端末情報を読み出し、送
信側端末が該当する受信端末に対して送達確認要求を設
定しているか否かを判断する(処理S35)。
【0037】処理S35で、送信側端末が該当する受信
端末に対して送達確認要求を設定している場合には、受
信側マルチメディアサーバー1は、CPU2でRAM4
に設けた送達確認要求カウンタを−1する(処理S3
6)。次に、CPU2はRAM4に設けた送達確認要求
カウンタが0か否かを判断する(処理S37)。送達確
認要求カウンタが0になった場合には、PRN8で原稿
の出力処理が終了した時点で、通信制御部11から送信
側端末に対して送達確認通知を出力する(処理S3
8)。
【0038】次に、マルチメディアサーバー1は、受信
原稿の出力が全て完了したか否かを判断する(処理S3
9)。処理S39で、受信原稿の出力が全て完了するま
で以上の動作を繰り返すために、処理S32に戻る。次
に、図5は本発明の請求項2に係る実施例1のプロトコ
ル例を示す図である。
【0039】図5に示すように、送信前手順以降からn
ページ目の原稿の送信が終わり、送信元端末が切断命令
信号DCNを送信して通信を終了するまでのプロトコル
通信は、図3に示す実施例1のプロトコル例のそれと同
様であるので、この説明を省略する。一方、受信端末か
ら原稿の出力要求があった場合に、受信者が受信原稿を
確認したとみなし、送信元端末がその受信端末に対して
送達確認要求を送信しているときには、PRN8で全て
の原稿の出力処理を行った後に、送信元端末に対して一
括して送達確認通知を送信する。
【0040】詳しくは、図5に示すように、送信前手順
として、マルチメディアサーバーが、通信回線を介して
送信元端末に呼び出し音CNG信号を送信して発呼す
る。送信元端末は、CNG信号を検出した後に、被呼端
末識別信号CEDを送信し、次に、送信元端末は、Tシ
リーズ勧告の範囲外の特定利用を示すために非標準機能
識別信号NSF、非標準機能識別信号NSF、被呼端末
識別信号CSI、デジタル識別信号DISを送信する。
これを受けてマルチメディアサーバーは、端末1の送達
確認通知を非標準機能設定信号NSSに設定してを送信
する。次に、送信元端末は、非標準機能設定信号NSS
を受信した後に、受信準備確認信号CFRを送信する。
これを受けてマルチメディアサーバーは、端末1の原稿
情報を非標準機能設定信号NSSに設定してを送信す
る。次に、送信元端末は、受信準備確認信号CFRを送
信する。
【0041】次に、マルチメディアサーバーは、端末2
の送達確認通知を非標準機能設定信号NSSに設定して
を送信する。次に、送信元端末は、非標準機能設定信号
NSSを受信した後に、受信準備確認信号CFRを送信
する。これを受けてマルチメディアサーバーは、端末2
の原稿情報を非標準機能設定信号NSSに設定してを送
信する。次に、送信元端末は、受信準備確認信号CFR
を送信する。
【0042】同様に、マルチメディアサーバーは、端末
nまでの送達確認通知および原稿情報を個々に非標準機
能設定信号NSSに設定して送信元端末に送信する。マ
ルチメディアサーバーは、送信元端末から受信準備確認
信号CFRを受信した後に、切断命令信号DCNを送信
元端末に送信して通信を終了する。このように、本実施
例(請求項2)では、通信回線を介して送信元端末と接
続し、原稿をページ毎に送信先端末を指定する端末個別
情報を付加して送信してきた原稿を通信制御部11で受
信し、受信した送信先端末を指定する端末個別情報が付
加された原稿を記憶装置10に蓄積する。ここで、受信
した送信先端末を指定する端末個別情報に送達確認要求
が付加されていた場合には、送達確認要求を送信される
原稿のページ毎に記憶装置10に記憶する。次に、LA
Nを介して複数の送信先端末に接続し、記憶装置10に
蓄積した端末個別情報の送信先端末に原稿を受信した旨
をLANインターフェース7で通知する。次に、LAN
インターフェース7で送信先端末から原稿出力要求を受
信した場合には、原稿を記録紙にPRN8で印刷する。
ここで、記憶装置10に記憶された送達確認要求を有す
るページがPRN8で全て印刷された場合には、通信回
線を介して送信元端末に送達確認通知を一括して通信制
御部11で通知する。
【0043】従って、同一のマルチメディアサーバー内
の個々の端末に原稿を受信した旨を通知し、個々の原稿
受信者がマルチメディアサーバーに対しての原稿出力要
求を検出して送達確認を行い、送信元端末に送達確認通
知を一括して通知することができるので、送信元の原稿
送信者は受信した本人に直接確認することなく、受信側
で原稿を確認したことを知ることができ、原稿送信者の
不安を解消できるとともに、送達確認のためにかかる通
話料を削減することができる。
【0044】上述した実施例2では、受信側マルチメデ
ィアサーバーは、通信プロトコル上の非標準機能設定信
号NSSを用いて送達確認通知や原稿情報等を送信して
いるが、実際の画像デ−タや音声データは送信していな
い。しかしながら、予め作成しておいた送達確認通知に
用いる情報等を画像デ−タや音声デ−タを用いて送信し
てもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、同一のマルチメディア
サーバー内の個々の端末に原稿を受信した旨を通知し、
個々の原稿受信者がマルチメディアサーバーに対して原
稿の出力を要求したことを検出して送達確認を行い、送
信元端末に送達確認通知を通知することができ、送信元
の原稿送信者は受信した本人に直接確認することなく、
受信側で原稿を確認したことを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1,2に適用できるマルチメデ
ィアサーバーのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の請求項1に係る実施例1の動作フロー
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の請求項1に係る実施例1のプロトコル
例を示す図である。
【図4】本発明の請求項2に係る実施例2の動作フロー
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の請求項2に係る実施例2のプロトコル
例を示す図である。
【符号の説明】
1 マルチメディアサーバー 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 端末 6 LAN 7 LANインターフェース(原稿受信旨通知部、原
稿出力要求旨受信部) 8 プリンター(原稿印刷部) 9 プリンター制御部 10 記憶装置(原稿蓄積部、送達確認要求記憶部) 11 通信制御部(原稿受信部、送達確認通知部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して送信元端末と接続し、該
    送信元端末から送信される原稿をページ毎に送信先端末
    を指定する端末個別情報を付加して受信する原稿受信部
    と、該原稿受信部で受信した送信先端末を指定する端末
    個別情報が付加された原稿を蓄積する原稿蓄積部と、該
    原稿受信部で受信した送信先端末を指定する端末個別情
    報に送達確認要求が付加されていた場合には、送達確認
    要求を送信される原稿のページ毎に記憶する送達確認要
    求記憶部と、LAN(Local Area Network)を介して複
    数の送信先端末に接続し、該原稿蓄積部に蓄積した端末
    個別情報の送信先端末に原稿を受信した旨を通知する原
    稿受信旨通知部と、該送信先端末から原稿の出力を要求
    する旨を受信する原稿出力要求旨受信部と、該原稿出力
    要求旨受信部で原稿の出力を要求する旨を受信した場合
    には、原稿を記録紙に印刷する原稿印刷部と、該原稿印
    刷部で印刷された原稿の当該ページが前記送達確認要求
    記憶部に記憶された送達確認要求を有するページである
    場合には、通信回線を介して送信元端末に送達確認通知
    を通知する送達確認通知部と、を有することを特徴とす
    るマルチメディアサーバー。
  2. 【請求項2】前記送達確認要求記憶部に記憶された送達
    確認要求を有するページが前記原稿印刷部で全て印刷さ
    れた場合には、通信回線を介して送信元端末に送達確認
    通知を一括して通知する送達確認通知部と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のマルチメディアサーバ
    ー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10154110A (ja) * 1996-10-24 1998-06-09 Tumbleweed Software Corp 電子文書引渡しシステム
JPH1131127A (ja) * 1997-04-01 1999-02-02 Tumbleweed Software Corp ドキュメントデリバリシステム
JPH11272594A (ja) * 1997-10-02 1999-10-08 Tumbleweed Software Corp 電子ネットワーク上でのドキュメントデリバリ方法及び装置

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