JPH11205489A - Ｇ４ファクシミリ装置 - Google Patents
Ｇ４ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH11205489A JPH11205489A JP10007322A JP732298A JPH11205489A JP H11205489 A JPH11205489 A JP H11205489A JP 10007322 A JP10007322 A JP 10007322A JP 732298 A JP732298 A JP 732298A JP H11205489 A JPH11205489 A JP H11205489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency
- information
- user
- image data
- call
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】原稿を送信する際に、相手先に対して、簡易な
方法で緊急情報の設定が行えるようにしたＧ４ファクシ
ミリ装置を提供する。 【解決手段】緊急情報設定ボタン８ａを有し、この緊急
情報設定ボタン８ａを操作したときには、送信先に対し
て、画像データとともに、ユーザユーザ情報に緊急を含
んだ呼設定メッセージを送信する構成としている。
方法で緊急情報の設定が行えるようにしたＧ４ファクシ
ミリ装置を提供する。 【解決手段】緊急情報設定ボタン８ａを有し、この緊急
情報設定ボタン８ａを操作したときには、送信先に対し
て、画像データとともに、ユーザユーザ情報に緊急を含
んだ呼設定メッセージを送信する構成としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＩＳＤＮなどのデ
ジタル通信回線を利用して、原稿データを送信する際
に、相手先に対して簡単な方法で緊急であることを設定
し、受信側では、原稿画像に緊急を示すマーキングを付
加できるようにしたＧ４ファクシミリ装置に関する。
ジタル通信回線を利用して、原稿データを送信する際
に、相手先に対して簡単な方法で緊急であることを設定
し、受信側では、原稿画像に緊急を示すマーキングを付
加できるようにしたＧ４ファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ファクシミリ装置を使用して、相手先に
対して原稿を送信する際に、緊急であることを示す情報
を付加したい場合には、送信すべき原稿に「緊急」の文
字やマーキングを書き込んだり、スタンプを押したりす
るか、あるいは、原稿とともに送信するカバーレターに
緊急であることを付記するなどの手間を要していた。
対して原稿を送信する際に、緊急であることを示す情報
を付加したい場合には、送信すべき原稿に「緊急」の文
字やマーキングを書き込んだり、スタンプを押したりす
るか、あるいは、原稿とともに送信するカバーレターに
緊急であることを付記するなどの手間を要していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みて提案されるものであり、ＩＳＤＮなどのデジタル
通信回線を用いて使用するＧ４ファクシミリ装置の付加
機能を用いて、原稿を送信する際に、相手先に対して、
緊急であることの設定を簡易に行い、受信側ではその設
定に基づいて、原稿画像に緊急であることのマーキング
を付記できるようにしたＧ４ファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
鑑みて提案されるものであり、ＩＳＤＮなどのデジタル
通信回線を用いて使用するＧ４ファクシミリ装置の付加
機能を用いて、原稿を送信する際に、相手先に対して、
緊急であることの設定を簡易に行い、受信側ではその設
定に基づいて、原稿画像に緊急であることのマーキング
を付記できるようにしたＧ４ファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載のＧ４ファクシミリ装置は、緊急情
報設定ボタンを有し、この緊急情報設定ボタンを操作し
たときには、送信先に対して、画像データとともに、ユ
ーザユーザ情報に緊急を含んだ呼設定メッセージを送信
することを特徴としている。
に、請求項１に記載のＧ４ファクシミリ装置は、緊急情
報設定ボタンを有し、この緊急情報設定ボタンを操作し
たときには、送信先に対して、画像データとともに、ユ
ーザユーザ情報に緊急を含んだ呼設定メッセージを送信
することを特徴としている。
【０００５】請求項２は、発呼側から画像データととも
に、送信されてくる呼設定メッセージを受信し判別し
て、緊急の呼設定がなされているときには、受信した画
像データに、予め準備された緊急のマーキングを合成し
て、印字出力する機能を備えたことを特徴としている。
請求項３は、報知手段を更に備えており、信号処理部
は、呼設定メッセージに、緊急の呼設定がされている場
合には、報知手段を作動して、緊急情報であることを報
知する機能を備えたことを特徴としている。
に、送信されてくる呼設定メッセージを受信し判別し
て、緊急の呼設定がなされているときには、受信した画
像データに、予め準備された緊急のマーキングを合成し
て、印字出力する機能を備えたことを特徴としている。
請求項３は、報知手段を更に備えており、信号処理部
は、呼設定メッセージに、緊急の呼設定がされている場
合には、報知手段を作動して、緊急情報であることを報
知する機能を備えたことを特徴としている。
【０００６】近時においては、１本の加入者回線によっ
て２つのデータチャネル（Ｂチャネル）と１つの信号チ
ャネル（Ｄチャネル）とを確保できるようにしたＩＳＤ
Ｎ（Integrated Services Digital Network）のサービ
スが普及してきており、本発明はこのようなＩＳＤＮを
利用して画像情報を送受信出来るＧ４ファクシミリ装置
の付加機能を使用してなされたものである。
て２つのデータチャネル（Ｂチャネル）と１つの信号チ
ャネル（Ｄチャネル）とを確保できるようにしたＩＳＤ
Ｎ（Integrated Services Digital Network）のサービ
スが普及してきており、本発明はこのようなＩＳＤＮを
利用して画像情報を送受信出来るＧ４ファクシミリ装置
の付加機能を使用してなされたものである。
【０００７】
【発明の実施の形感】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図１は、本発明に係る
Ｇ４ファクシミリ装置の内部構成の一例を示すブロック
図である。Ｇ４ファクシミリ装置Ａにおいて、１はこの
Ｇ４ファクシミリ装置Ａの各部の制御処理を行う信号処
理部、２は信号処理部１が実行する制御処理プログラ
ム、や、このＧ４ファクシミリ装置に固有な各種のパラ
メータを記憶するＲＯＭ、３は、短縮ダイヤルのダイヤ
ル番号などを記憶するＲＡＭ、４は画像データの符号
化、復号化を行う画像コーデック、５は画像コーデック
４により符号化された画像データを記憶する画像メモ
リ、６は所定の解像度で原稿を読み取るスキャナ、７は
所定の解像度で画像データを印字出力するプリンタ、８
は緊急情報設定ボタン８ａを有し、各種の操作キーから
なる操作パネル、９はこのＧ４ファクシミリ装置ＡをＩ
ＳＤＮに接続するためのＩＳＤＮインターフェイス、１
０は呼設定、呼解除手順処理などＩＳＤＮのＤチャネル
上の信号処理を実行するＤチャネル伝送制御部、１１，
１２は、Ｂチャネル上の伝送手順処理を行うＢチャネル
伝送制御部、１３は相手方の端末から、後述する緊急を
含んだ呼設定がされたときに作動する報知手段である。
いて、図面を参照して説明する。図１は、本発明に係る
Ｇ４ファクシミリ装置の内部構成の一例を示すブロック
図である。Ｇ４ファクシミリ装置Ａにおいて、１はこの
Ｇ４ファクシミリ装置Ａの各部の制御処理を行う信号処
理部、２は信号処理部１が実行する制御処理プログラ
ム、や、このＧ４ファクシミリ装置に固有な各種のパラ
メータを記憶するＲＯＭ、３は、短縮ダイヤルのダイヤ
ル番号などを記憶するＲＡＭ、４は画像データの符号
化、復号化を行う画像コーデック、５は画像コーデック
４により符号化された画像データを記憶する画像メモ
リ、６は所定の解像度で原稿を読み取るスキャナ、７は
所定の解像度で画像データを印字出力するプリンタ、８
は緊急情報設定ボタン８ａを有し、各種の操作キーから
なる操作パネル、９はこのＧ４ファクシミリ装置ＡをＩ
ＳＤＮに接続するためのＩＳＤＮインターフェイス、１
０は呼設定、呼解除手順処理などＩＳＤＮのＤチャネル
上の信号処理を実行するＤチャネル伝送制御部、１１，
１２は、Ｂチャネル上の伝送手順処理を行うＢチャネル
伝送制御部、１３は相手方の端末から、後述する緊急を
含んだ呼設定がされたときに作動する報知手段である。
【０００８】なお、このＧ４ファクシミリ装置Ａにおい
て、ＩＳＤＮインターフェイス９は、Ｄチャネルの信号
と２つのＢチャネルの信号を多重化し、あるいは分離す
るレイヤ信号制御機能も備えている。また、ＩＳＤＮイ
ンターフェイス９とＤチャネル伝送制御部１０の間のデ
ータのやりとり、および、ＩＳＤＮインターフェイス９
とＢチャネル伝送制御部１１、１２の間のデータのやり
とりは、相互に直接行われている。
て、ＩＳＤＮインターフェイス９は、Ｄチャネルの信号
と２つのＢチャネルの信号を多重化し、あるいは分離す
るレイヤ信号制御機能も備えている。また、ＩＳＤＮイ
ンターフェイス９とＤチャネル伝送制御部１０の間のデ
ータのやりとり、および、ＩＳＤＮインターフェイス９
とＢチャネル伝送制御部１１、１２の間のデータのやり
とりは、相互に直接行われている。
【０００９】図２は、ＩＳＤＮに接続されているＧ４フ
ァクシミリ装置Ａが、ＩＳＤＮとの間で行う呼設定、呼
解除の手順の一例を示すタイムチャートである。Ｇ４フ
ァクシミリ装置Ａは、まず、転送モードとして回線交換
モードを設定するとともに、着端末を宛先に指定した呼
設定メッセージＳＥＴＵＰをＩＳＤＮ交換局に送出して
着端末との呼設定を要求し、ＩＳＤＮ交換局では、指定
された着端末に呼設定メッセージＳＥＴＵＰを送出して
発呼する。
ァクシミリ装置Ａが、ＩＳＤＮとの間で行う呼設定、呼
解除の手順の一例を示すタイムチャートである。Ｇ４フ
ァクシミリ装置Ａは、まず、転送モードとして回線交換
モードを設定するとともに、着端末を宛先に指定した呼
設定メッセージＳＥＴＵＰをＩＳＤＮ交換局に送出して
着端末との呼設定を要求し、ＩＳＤＮ交換局では、指定
された着端末に呼設定メッセージＳＥＴＵＰを送出して
発呼する。
【００１０】また、ＩＳＤＮ交換局は、呼設定状況を通
知するための呼設定受付メッセージＣＡＬＬ＿ＰＲＯＣ
をＧ４ファクシミリ装置Ａに送出する。着端末は、着信
応答すると応答メッセージＣＯＮＮをＩＳＤＮ交換局に
送出し、ＩＳＤＮ交換局では応答メッセージＣＯＮＮを
Ｇ４ファクシミリ装置Ａに送出して着端末が呼出を受け
付けたことを通知する。
知するための呼設定受付メッセージＣＡＬＬ＿ＰＲＯＣ
をＧ４ファクシミリ装置Ａに送出する。着端末は、着信
応答すると応答メッセージＣＯＮＮをＩＳＤＮ交換局に
送出し、ＩＳＤＮ交換局では応答メッセージＣＯＮＮを
Ｇ４ファクシミリ装置Ａに送出して着端末が呼出を受け
付けたことを通知する。
【００１１】また、ＩＳＤＮ交換局は、着端末に応答確
認メッセージＣＯＮＮ＿ＡＣＫを送出して着端末の応答
を確認し、その時点で、Ｇ４ファクシミリ装置Ａと着端
末の間に、データ伝送のための情報チャネル（Ｂチャネ
ル）が確立する。これにより、Ｇ４ファクシミリ装置Ａ
と着端末との相互間で、情報チャネル（Ｂチャネル）を
用いたデータ伝送が、それぞれの伝送機能に設定された
伝送手順により実行される。なお、伝送手順としては、
ＣＣＩＴＴの勧告によれば、ＩＳＯ８２０８が規定され
るとともに、オプションの伝送手順として、Ｔ．７０Ｎ
ＵＬが規定されており、そのどちらを用いてもよい。
認メッセージＣＯＮＮ＿ＡＣＫを送出して着端末の応答
を確認し、その時点で、Ｇ４ファクシミリ装置Ａと着端
末の間に、データ伝送のための情報チャネル（Ｂチャネ
ル）が確立する。これにより、Ｇ４ファクシミリ装置Ａ
と着端末との相互間で、情報チャネル（Ｂチャネル）を
用いたデータ伝送が、それぞれの伝送機能に設定された
伝送手順により実行される。なお、伝送手順としては、
ＣＣＩＴＴの勧告によれば、ＩＳＯ８２０８が規定され
るとともに、オプションの伝送手順として、Ｔ．７０Ｎ
ＵＬが規定されており、そのどちらを用いてもよい。
【００１２】データ伝送が終了すれば、Ｇ４ファクシミ
リ装置Ａが切断メッセージＤＩＳＣをＩＳＤＮ交換局に
送出して情報チャネル（Ｂチャネル）の解放を要求し、
ＩＳＤＮ交換局が切断メッセージＤＩＳＣを着端末に送
出して情報チャネル（Ｂチャネル）の復旧を通知する。
これにより、着端末がチャネル切断完了を通知する解放
メッセージＲＥＬをＩＳＤＮに応答すると、ＩＳＤＮ交
換局からＧ４ファクシミリ装置Ａに解放メッセージＲＥ
Ｌが送出される。
リ装置Ａが切断メッセージＤＩＳＣをＩＳＤＮ交換局に
送出して情報チャネル（Ｂチャネル）の解放を要求し、
ＩＳＤＮ交換局が切断メッセージＤＩＳＣを着端末に送
出して情報チャネル（Ｂチャネル）の復旧を通知する。
これにより、着端末がチャネル切断完了を通知する解放
メッセージＲＥＬをＩＳＤＮに応答すると、ＩＳＤＮ交
換局からＧ４ファクシミリ装置Ａに解放メッセージＲＥ
Ｌが送出される。
【００１３】Ｇ４ファクシミリ装置Ａは、チャネル解放
が完了すれば、解放完了メッセージＲＥＬ＿ＣＯＭＰを
ＩＳＤＮに送出してその旨を通知し、それにより、ＩＳ
ＤＮ交換局は、解放完了メッセージＲＥＬ＿ＣＯＭＰを
着端末に送出して、情報チャネル（Ｂチャネル）の解放
が成立し、Ｇ４ファクシミリ装置Ａと着端末との間に設
定されていた情報チャネル（Ｂチャネル）が完全に解放
される。
が完了すれば、解放完了メッセージＲＥＬ＿ＣＯＭＰを
ＩＳＤＮに送出してその旨を通知し、それにより、ＩＳ
ＤＮ交換局は、解放完了メッセージＲＥＬ＿ＣＯＭＰを
着端末に送出して、情報チャネル（Ｂチャネル）の解放
が成立し、Ｇ４ファクシミリ装置Ａと着端末との間に設
定されていた情報チャネル（Ｂチャネル）が完全に解放
される。
【００１４】このようにして、Ｇ４ファクシミリ装置Ａ
と着端末との間に情報チャネル（Ｂチャネル）が設定さ
れて、データ伝送が行われ、データ伝送が終了すれば、
情報チャネル（Ｂチャネル）が完全に解放される。図３
は、ＩＳＤＮの呼設定用の各々のメッセージの信号形式
を示す概略図であり、（ａ）は、メッセージの信号形式
を示し、（ｂ）は、そのメッセージの情報の一例を示
す。
と着端末との間に情報チャネル（Ｂチャネル）が設定さ
れて、データ伝送が行われ、データ伝送が終了すれば、
情報チャネル（Ｂチャネル）が完全に解放される。図３
は、ＩＳＤＮの呼設定用の各々のメッセージの信号形式
を示す概略図であり、（ａ）は、メッセージの信号形式
を示し、（ｂ）は、そのメッセージの情報の一例を示
す。
【００１５】ＩＳＤＮの呼設定用のメッセージは、図３
（ａ）に示すように、レイヤ３呼制御メッセージを規定
するプロトコル仕様（フォーマット、シーケンスなど）
を識別するためのプロトコル識別子、そのメッセージが
どの呼出に関与するものであるかを識別するための呼番
号、各々のメッセージの内容を識別するためのメッセー
ジタイプ、各々のメッセージに必ず付加される必須情
報、および、各々のメッセージに必要に応じて付加され
る付加情報からなる。
（ａ）に示すように、レイヤ３呼制御メッセージを規定
するプロトコル仕様（フォーマット、シーケンスなど）
を識別するためのプロトコル識別子、そのメッセージが
どの呼出に関与するものであるかを識別するための呼番
号、各々のメッセージの内容を識別するためのメッセー
ジタイプ、各々のメッセージに必ず付加される必須情
報、および、各々のメッセージに必要に応じて付加され
る付加情報からなる。
【００１６】なお、必須情報は、メッセージタイプに応
じて０，１，または複数個が設定されており、付加情報
は、その状況に応じて０，１，または複数個が設定され
る。呼設定メッセージＳＥＴＵＰは、図３（ｂ）に示す
ように、必須情報として、伝達能力情報を有し、付加情
報としては、例えば、発番号情報、発番号情報、低位レ
イヤ整合性情報、高位レイヤ整合性情報、および、ユー
ザユーザ情報などの情報要素を有している。
じて０，１，または複数個が設定されており、付加情報
は、その状況に応じて０，１，または複数個が設定され
る。呼設定メッセージＳＥＴＵＰは、図３（ｂ）に示す
ように、必須情報として、伝達能力情報を有し、付加情
報としては、例えば、発番号情報、発番号情報、低位レ
イヤ整合性情報、高位レイヤ整合性情報、および、ユー
ザユーザ情報などの情報要素を有している。
【００１７】ここで、ユーザユーザ情報は、ユーザ間の
情報の伝達に用いるためのものであり、このユーザユー
ザ情報の内容は、ＩＳＤＮによって解釈されることな
く、直接相手ユーザに伝達される。ついで、本発明のＧ
４ファクシミリ装置Ａの動作について説明する。図４の
ステップ１００〜１０８は、発呼時における信号処理部
１の制御動作について説明するフローチャートである。
２つのファクシミリ装置で画像データの通信を行ってい
る場合には、送信側の基本動作となる。
情報の伝達に用いるためのものであり、このユーザユー
ザ情報の内容は、ＩＳＤＮによって解釈されることな
く、直接相手ユーザに伝達される。ついで、本発明のＧ
４ファクシミリ装置Ａの動作について説明する。図４の
ステップ１００〜１０８は、発呼時における信号処理部
１の制御動作について説明するフローチャートである。
２つのファクシミリ装置で画像データの通信を行ってい
る場合には、送信側の基本動作となる。
【００１８】まず、信号処理部１は、緊急情報設定ボタ
ン８ａが操作されたかどうかを判別し、操作されている
ことを判別すれば、緊急フラグを設定し、呼設定メッセ
ージＳＥＴＵＰのユーザユーザ情報に緊急情報を例え
ば、コード情報として含ませて、緊急の呼設定を行う。
Ｇ４ファクシミリ装置Ａと着端末との間で、Ｄチャネル
を介して、図２に示すような所定のメッセージを交換し
て、画像データ伝送のための情報チャネル（Ｂチャネ
ル）が確立すると、信号処理部１は、これを判別して、
画像メモリ５に記憶された画像データを、この情報チャ
ネル（Ｂチャネル）を介して伝送させる。
ン８ａが操作されたかどうかを判別し、操作されている
ことを判別すれば、緊急フラグを設定し、呼設定メッセ
ージＳＥＴＵＰのユーザユーザ情報に緊急情報を例え
ば、コード情報として含ませて、緊急の呼設定を行う。
Ｇ４ファクシミリ装置Ａと着端末との間で、Ｄチャネル
を介して、図２に示すような所定のメッセージを交換し
て、画像データ伝送のための情報チャネル（Ｂチャネ
ル）が確立すると、信号処理部１は、これを判別して、
画像メモリ５に記憶された画像データを、この情報チャ
ネル（Ｂチャネル）を介して伝送させる。
【００１９】画像データの伝送が終了すれば、Ｇ４ファ
クシミリ装置Ａと着端末との間で、所定のメッセージの
交換をして、情報チャネル（Ｂチャネル）の解放を行
い、緊急の呼解除を行う。なお、緊急情報設定ボタン８
ａが操作されていないときには、緊急情報のない通常の
呼設定がなされ、画像データが伝送された後、呼設定が
解除される。
クシミリ装置Ａと着端末との間で、所定のメッセージの
交換をして、情報チャネル（Ｂチャネル）の解放を行
い、緊急の呼解除を行う。なお、緊急情報設定ボタン８
ａが操作されていないときには、緊急情報のない通常の
呼設定がなされ、画像データが伝送された後、呼設定が
解除される。
【００２０】図５のステップ２００〜２０３は、着呼時
における信号処理部１の制御動作について説明するフロ
ーチャートである。２つのファクシミリ装置で画像デー
タの通信を行っている場合には、受信側の基本動作とな
る。信号処理部１は、発呼側から送信されてくる呼設定
メッセージＳＥＴＵＰのユーザユーザ情報に緊急情報が
含まれているかどうかを判別する。すなわち、コード情
報を解読して、ユーザユーザ情報に、緊急情報が含まれ
ているかどうかを判別する。このため、受信側には解読
用テーブルを有しており、信号処理部１は、緊急フラグ
を設定して報知手段１３を作動させ、緊急情報の設定が
ある旨を報知する一方、予めＲＯＭ２に符号化させて記
憶させておいた緊急のマーキングを読みだす。この場合
のマーキングは、緊急の文字や、ＵＲＧＥＮＴの文字あ
るいは、これに類する印を使用する。
における信号処理部１の制御動作について説明するフロ
ーチャートである。２つのファクシミリ装置で画像デー
タの通信を行っている場合には、受信側の基本動作とな
る。信号処理部１は、発呼側から送信されてくる呼設定
メッセージＳＥＴＵＰのユーザユーザ情報に緊急情報が
含まれているかどうかを判別する。すなわち、コード情
報を解読して、ユーザユーザ情報に、緊急情報が含まれ
ているかどうかを判別する。このため、受信側には解読
用テーブルを有しており、信号処理部１は、緊急フラグ
を設定して報知手段１３を作動させ、緊急情報の設定が
ある旨を報知する一方、予めＲＯＭ２に符号化させて記
憶させておいた緊急のマーキングを読みだす。この場合
のマーキングは、緊急の文字や、ＵＲＧＥＮＴの文字あ
るいは、これに類する印を使用する。
【００２１】また、発呼側とＧ４ファクシミリ装置Ａと
の間で、Ｄチャネルを介して、図２に示すような所定の
メッセージの交換をして、画像データ伝送のための情報
チャネル（Ｂチャネル）が確立すると、信号処理部１
は、これを判別して、送信されてくる画像データを、こ
の情報チャネル（Ｂチャネル）を介して伝送させて、画
像メモリ５に記憶させる一方、ＲＯＭ２から読みだした
符号化された緊急のマーキングを画像メモリ５に書き込
み、発呼側から伝送されてくる画像データと合成させ
る。
の間で、Ｄチャネルを介して、図２に示すような所定の
メッセージの交換をして、画像データ伝送のための情報
チャネル（Ｂチャネル）が確立すると、信号処理部１
は、これを判別して、送信されてくる画像データを、こ
の情報チャネル（Ｂチャネル）を介して伝送させて、画
像メモリ５に記憶させる一方、ＲＯＭ２から読みだした
符号化された緊急のマーキングを画像メモリ５に書き込
み、発呼側から伝送されてくる画像データと合成させ
る。
【００２２】画像データの伝送が終了すれば、発呼側と
Ｇ４ファクシミリ装置Ａとの間で、所定のメッセージの
交換をして、情報チャネル（Ｂチャネル）の解放を行
い、緊急の呼解除を行う。その後、呼解除が終了すれ
ば、信号処理部１は、画像メモリ５から、合成された画
像データを読みだし、プリンタ７を作動させて、緊急の
マーキングが合成された画像データを印字出力させる。
Ｇ４ファクシミリ装置Ａとの間で、所定のメッセージの
交換をして、情報チャネル（Ｂチャネル）の解放を行
い、緊急の呼解除を行う。その後、呼解除が終了すれ
ば、信号処理部１は、画像メモリ５から、合成された画
像データを読みだし、プリンタ７を作動させて、緊急の
マーキングが合成された画像データを印字出力させる。
【００２３】印字出力が終了すれば、信号処理部１は、
緊急フラグを解除する。なお、Ｇ４ファクシミリ装置Ａ
において、カバーレター作成機能を有しているものも多
く存在するが、そのような場合では、呼設定された緊急
情報を解読した後、カバーレター作成データに符号化さ
れた緊急のマーキングを合成させればよい。
緊急フラグを解除する。なお、Ｇ４ファクシミリ装置Ａ
において、カバーレター作成機能を有しているものも多
く存在するが、そのような場合では、呼設定された緊急
情報を解読した後、カバーレター作成データに符号化さ
れた緊急のマーキングを合成させればよい。
【００２４】図６は、このような方法で緊急情報を付記
したカバーレターの一例を示しており、定型の書類送付
案内に、緊急情報Ｂとして「ＵＲＧＥＮＴ」の文字を付
記している。
したカバーレターの一例を示しており、定型の書類送付
案内に、緊急情報Ｂとして「ＵＲＧＥＮＴ」の文字を付
記している。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、請求
項１に記載のＧ４ファクシミリ装置によれば、緊急情報
設定ボタンを操作したときに、ユーザユーザ情報に緊急
を含んだ呼設定メッセージを送信するので、着端末のユ
ーザに対して、送信する原稿が緊急を要するものである
旨を手間なく伝えることができる。
項１に記載のＧ４ファクシミリ装置によれば、緊急情報
設定ボタンを操作したときに、ユーザユーザ情報に緊急
を含んだ呼設定メッセージを送信するので、着端末のユ
ーザに対して、送信する原稿が緊急を要するものである
旨を手間なく伝えることができる。
【００２６】請求項２に記載のＧ４ファクシミリ装置に
よれば、発呼側から送信されてくる呼設定メッセージを
受信して、緊急の設定がなされているときには、受信し
た画像データに、予め準備された緊急のマーキングを合
成して、印字出力するので、送信されてくる原稿が緊急
を要するものである旨を容易に確認できる。請求項３に
記載のＧ４ファクシミリ装置によれば、呼設定メッセー
ジに、緊急の設定がされている場合には、報知手段が作
動するので、より一層容易に、送信されてくる原稿が緊
急を要するものである旨を確認できる。
よれば、発呼側から送信されてくる呼設定メッセージを
受信して、緊急の設定がなされているときには、受信し
た画像データに、予め準備された緊急のマーキングを合
成して、印字出力するので、送信されてくる原稿が緊急
を要するものである旨を容易に確認できる。請求項３に
記載のＧ４ファクシミリ装置によれば、呼設定メッセー
ジに、緊急の設定がされている場合には、報知手段が作
動するので、より一層容易に、送信されてくる原稿が緊
急を要するものである旨を確認できる。
【図１】本発明に係るＧ４ファクシミリ装置の内部構成
の一例を示すブロック図である。
の一例を示すブロック図である。
【図２】Ｇ４ファクシミリ装置とＩＳＤＮとの間で行う
呼設定、呼解除の手順の一例を示すタイムチャートであ
る。
呼設定、呼解除の手順の一例を示すタイムチャートであ
る。
【図３】ＩＳＤＮの呼設定用の各々のメッセージの信号
形式を示す概略図であり、（ａ）は、メッセージの信号
形式を示し、（ｂ）は、そのメッセージの情報の一例を
示す。
形式を示す概略図であり、（ａ）は、メッセージの信号
形式を示し、（ｂ）は、そのメッセージの情報の一例を
示す。
【図４】Ｇ４ファクシミリ装置の発呼時における制御動
作を説明するフローチャートである。
作を説明するフローチャートである。
【図５】Ｇ４ファクシミリ装置の着呼時における制御動
作を説明するフローチャートである。
作を説明するフローチャートである。
【図６】カバーレターに付記された緊急情報の一例を示
す図である。
す図である。
１ 信号処理部 ８ａ 緊急情報設定ボタン １３ 報知手段 Ａ Ｇ４ファクシミリ装置 Ｂ 緊急情報
Claims (3)
- 【請求項１】緊急情報設定ボタンを有し、この緊急情報
設定ボタンを操作したときには、送信先に対して、画像
データとともに、ユーザユーザ情報に緊急を含んだ呼設
定メッセージを送信することを特徴とするＧ４ファクシ
ミリ装置。 - 【請求項２】発呼側から画像データとともに、送信され
てくる呼設定メッセージを受信し、緊急の設定がなされ
ているときには、受信した画像データに、予め準備され
た緊急のマーキングを合成して、印字出力する機能を備
えたＧ４ファクシミリ装置。 - 【請求項３】請求項２において、 報知手段を更に備えており、 信号処理部は、上記呼設定メッセージに、緊急の設定が
されている場合には、報知手段を作動して、緊急情報で
あることを報知する機能を備えたＧ４ファクシミリ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10007322A JPH11205489A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | Ｇ４ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10007322A JPH11205489A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | Ｇ４ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11205489A true JPH11205489A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11662747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10007322A Pending JPH11205489A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | Ｇ４ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11205489A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100385900C (zh) * | 2004-09-29 | 2008-04-30 | 夏普株式会社 | 传真系统 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP10007322A patent/JPH11205489A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100385900C (zh) * | 2004-09-29 | 2008-04-30 | 夏普株式会社 | 传真系统 |
| US7417760B2 (en) | 2004-09-29 | 2008-08-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Facsimile system |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07121054B2 (ja) | ファクシミリ通信網 | |
| US5341377A (en) | ISDN terminal, ISDN terminal communication system, and method for controlling ISDN terminals | |
| JPH10126548A (ja) | ファクシミリ装置 | |
| JPH11205489A (ja) | Ｇ４ファクシミリ装置 | |
| JPH08167985A (ja) | ファクシミリ通信方法の高速化方法 | |
| JPH05110733A (ja) | フアクシミリ装置 | |
| JP3690093B2 (ja) | 通信端末装置 | |
| JP3298684B2 (ja) | Ｉｓｄｎ通信端末装置 | |
| JP3386146B2 (ja) | Ｉｓｄｎ用データ端末装置 | |
| JP3467945B2 (ja) | 通信方法 | |
| JP3025522B2 (ja) | ファクシミリ装置の伝送制御方式 | |
| JP2000287022A (ja) | ファクシミリ装置 | |
| KR0165204B1 (ko) | 팩시밀리 가입자의 영문자 정보교환방법 | |
| JPH09200362A (ja) | 通信方法 | |
| JP3114373B2 (ja) | Ｇ４ファクシミリ装置 | |
| JP3258706B2 (ja) | Ｉｓｄｎ回線へ接続可能な電話付ファクシミリ装置 | |
| JP3349758B2 (ja) | ファクシミリ装置の制御方法 | |
| JP3562090B2 (ja) | ファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置 | |
| JPH0630215A (ja) | ファクシミリ通信システム | |
| JPH04126428A (ja) | 通信端末装置 | |
| JPH0278353A (ja) | Ｉｓｄｎ端末装置 | |
| JPH03231556A (ja) | データ通信方法 | |
| JPH02162945A (ja) | Ｉｓｄｎにおけるファクシミリ装置の通信方式 | |
| JPH06276310A (ja) | 通信端末 | |
| JPH0591207A (ja) | 通信端末装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010227 |