JPH02162945A - Isdnにおけるファクシミリ装置の通信方式 - Google Patents

Isdnにおけるファクシミリ装置の通信方式

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JPH02162945A
JPH02162945A JP63316449A JP31644988A JPH02162945A JP H02162945 A JPH02162945 A JP H02162945A JP 63316449 A JP63316449 A JP 63316449A JP 31644988 A JP31644988 A JP 31644988A JP H02162945 A JPH02162945 A JP H02162945A
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JP63316449A
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Fusakichi Okochi
大河内 房吉
Seiji Nagao
征司 長尾
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、I S D N (Integrated 
5ervises Digital Network)
におけるファクシミリ装置の通信方式に関する。
[従来の技術] 近年、各国においてISDNの構築が進められており、
日本でも昭和63年4月から、ユーザ・網インタフエー
スの基本インタフェースを使用する回線交換サービスの
商用化が開始されている。
このl5DNで、ファクシミリ通信する場合、画情報を
デジタル信号のまま伝送するG4モードのほか、画情報
を音声帯域のアナログ信号に変調した後、さらにデジタ
ル信号に変換して伝送するG2/G3モードでファクシ
ミリ通信を行なうこともできる。
このG−2/G3モードでファクシミリ通信する場合、
回線交換モードの64Kbps3.1kllzオーディ
オベアラサービスを利用する。
例えば、G3モードでファクシミリ通信する場合、着呼
側は、着信して回線接続し、CHD信号を送出して応答
し、次にNSF、DIS信号などを送出して装置機能を
発呼側に通知する。続いて、発呼側は、NSS、DCS
信号などを送出して設定した通信モードを通知し、この
後、モデムトレーニングを実行して1画情報を1ペ一ジ
分送信する。この1ペ一ジ分の画情報の後、次ページの
有無を示すROM信号やEOP信号などを送出し、受信
側は、これに対して、受信結果を示すMCF信号やRT
N信号を返送する。また、1ページ送出した後、次ペー
ジの伝送モードに変更がある場合、上記NSF信号、 
DIS信号とNSS 、 DC5信号のやり取りを再実
行する。
[発明が解決しようとする課題] ところで、通常1着呼側が回線接続してから、上記手順
を実行して画情報の送信を開始するまで、短くても10
秒かかっている。また、伝送する画情報のページ間で、
例えば、原稿サイズや線密度などの伝送モードの変更が
あると、その伝送モード通知の手順に、数秒間かかる。
これに対して1例えば、通常のA4原稿の場合、画晴報
自体の伝送所要時間は10秒程度であり、伝送制御手順
に費やす時間が大きい。
なお、このように姻情報以外の伝送制御手順に時間がか
かるのは、G2モードにおいても同様である。・ このため、従来は、G2/G3モードでファクシミリ通
信する場合、通信時間が長くかかるという問題があった
。そこで、この伝送制御の所要時間を短縮することが考
えられるが、その場合、従来装置との互換性が問題にな
る。
本発明は、上記の問題を解決し1通信時間が短縮される
と共に、従来装置との互換性を有する工SDNにおける
ファクシミリ装置の通信方式を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、送信側と受信側との間で、伝送する画情報に
関する情報通知および画情報の伝送手順制御用の各種手
順情報は、ISDNの信号チャネルを介して伝送するよ
うにしたものである。また、その場合、発呼側は、呼設
定メツセージに上記手順で通信する旨を示す識別情報を
付加して発呼し、着呼側から、その手順で通信する応答
が返送されなかった場合、従来と同様に1手順情報を情
報チャネルを介して通常どおり伝送する一方、着呼側は
、呼設定メツセージを受信して識別情報が付加されてい
なかった場合、同様に通常どおり伝送するようにしてい
る。
[作用] 従来は、上記手順情報を、例えばG3モードの場合、デ
ータ伝送速度が300bpsのモデムで変調して伝送し
ていた。これに対して、ISDNの信号チャネルのデー
タ伝送速度は16kbpsで高速であるため、この信号
チャネルで、その手順情報を伝送することにより、各種
手順情報の交信所要時間が格段に短縮される。これによ
り、通信時間が短縮されるようになる。
また、発着信の際に、相手側に上記手順で通信する機能
があるかどうか判定して、その機能がなければ、従来ど
おり通信するようにしたので、従来装置との互換性を有
することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は1本発明の一実施例に係るl5DNを使用する
G3ファクシミリ装置のブロック構成図を示したもので
ある0図において、システム制御部1は、マイクロコン
ピュータシステムから構成される装置 スキャナ2は原稿画像を読み取って画情報を取り出すも
ので、プロッタ3は画情報を記録紙に記録するものであ
る.符号化復号化部4は、画情報のデータ圧縮のための
符号化、および元のデータに戻すための復号化を行なう
ものである.操作表示部5は、各種表示器および操作キ
ーなどを備え、装置状態や操作ガイダンスを表示すると
共に、オペレータが装置に対して各種操作を行なうもの
である。
通信制御部6は、ISDNに対して各種信号の送受信を
行なうもので、共有メモリ7は転送データを一時格納す
るものである。システムバス8は、システム$制御部1
、スキャナ2.プロッタ3、符号化復号化部4、操作表
示部5、共有メモリ7などが接続されており、それぞれ
の間でデータ転送するためのものである。また、システ
ムバス8側と通信制御部6とのデータ転送は、共有メモ
リ7を介して行なわれるようになっている。
通信制御部6内において、l5DNインタフ工−ス部6
aは、ユーザ・網インタフエースのレイヤ1の機能を有
し、S/T点として規定されているインタフェースでI
SDNの網終端装置NTに接続され。
所定の信号を入出力するものである。l5DN通信i′
l1II御部6bは、レイヤ2,3の機能を備え、Dチ
ャネルによる所定の呼制御手順を実行する一方、Bチャ
ネルで所定の手順で画情報を伝送するものである。
C0DEC6cは、画情報の変調信号であるアナログ信
号をPCM符号化によりデジタル信号に変換、およびそ
の逆変換を行なうものである。モデム6dは、CCIT
Tの勧告v、29とV、27terに準拠した高速モデ
ム、およびV、21に準拠した低速モデムであり、前者
により画情報を音声帯域の上記アナログ信号に変調する
と共に、その復調により画情報データを取り出す一方、
後者により各種伝送制御手順信号の送受信を行なうもの
である。データバッファ6eは、送受信する画情報を一
時格納するものである。
CPU6fは、通信制御部6内各部を制御するもので、
ROM6gは、その制御プログラムを格納している。R
AM6hは、制御用の各種データやパラメータを格納す
るものである。DMA6iは、モデム6dとデータバッ
ファ68間、およびデータバッファ6eと共有メモリ7
間で画情報の高速転送を実行するものである。
ローカルバス6jは、通信制御部6内の各部の間でデー
タ転送するための信号ラインである。
以上の構成で、第2図は、本実施例のファクシミリ装置
間で画情報を伝送する場合の通信手順の一例を示したも
のである。
すなわち1発呼側は、呼設定メツセージrsHTUP」
を送出して相手先に発呼する。呼設定メツセージrsE
TUPJは、第3図(a)に示すように、他の各種の呼
制御メツセージと情報構成が共通である共通部と、メツ
セージ毎に構成が異なる個別部とで構成されている。共
通部は、「プロトコル識別子」、「呼番号」および「メ
ツセージタイプ」とによりなり、「メツセージタイプ」
で、呼設定メツセージrsETUPJであることが示さ
れる。 また、個別部は、「伝達能力」、「発番号」、
「発サブアドレス」、「層番号」、「着サブアドレスJ
「高位レイヤ整合性」、「低位レイヤ整合性」、「ユー
ザ・ユーザ情報」とで構成されている。本実施例では、
「伝達能力」で”64kbps3.1kl(zオーディ
オ”、「高位レイヤー整合性」で、”G2/G3ファク
シミリ″の指定を行なって、”64kbps3 、1k
Hzオーデイオベアラサービス″を受けるように設定す
る。
また、「ユーザ・ユーザ情報」に、発呼側が本実施例の
伝送制御機能を有していることを示すコード情報である
短縮プロトコルIOと、伝送する画情報の符号化方式、
線密度、原稿サイズ等の伝送モード情報をセットしてい
る。
着呼側は、この呼設定メツセージrsETUPJを受信
すると、応答メツセージr C0NN J を送出する
この応答メツセージrcONNJの個別部は、第3図(
b)に示すように、チャネル識別子と「ユーザ・ユーザ
情報」とで構成されている。そして、その「ユーザ・ユ
ーザ情報」に、短縮プロトコル機能での通信実行を受は
付けたことを示す短縮プロトコル10をセットしている
発呼側は、応答メツセージr C0NN Jを受信する
と、Bチャネルでの通信が可能になる。そこで、上記短
縮プロトコルIDがあることをチエツクした後、Bチャ
ネルでモデムトレーニング信号、続いてTCP信号を順
次送出する。
着呼側は、これによりモデムトレーニングを実行し、そ
のトレーニング結果を、ユーザ・ユーザ信号rUsER
INFOJの「ユーザ・ユーザ情報」にセットして送出
する。このユーザ・ユーザ信号rUsERINFOJは
、第3図(c)に示すように、個別部は「ユーザ・ユー
ザ情報」のみであり、本実施例では、この「ユーザ・ユ
ーザ情報」に、伝送手順でやりとりする各種プロトコル
情報をセットするようにしている。
発呼側は、そのユーザ・ユーザ信号rUsERINFO
」により、トレーニング成功が通知されると、Bチャネ
ル上で、リトレーニング信号と、これに続いて画情報を
1ペ一ジ分送信する。
この送信が終わると、次ページの有無、および次ページ
がある場合には、次ページの伝送モードをセットしたユ
ーザ・ユーザ信号rUsERINFOJを送出する。
次いで、着呼側は、上記画情報の受信結果と、次ページ
受信の可否をセットしたユーザ・ユーザ信号rUsER
INFOJを送出する。
ここで、発呼側は1次ページがないものとすると、切断
メツセージrDIscJを送出する。この切断メツセー
ジrDIscJの「ユーザ・ユーザ情報」には1両情報
の送信が終了したことを示す情報をセットしている。
着呼側は、これに対して、開放メツセージrREL」を
返送する。この開放メツセージrRELJの「ユーザ・
ユーザ情報」には、画情報の受信結果を示す情報をセッ
トしている。
そして、発呼側が開放完了メツセージrllEL C0
肝」を送出する。このように発呼側と着呼側の所定の呼
切断手順が実行され1通信が終了する。
第4図は、上述した通信における発呼側ファクシミリ装
置の動作を示したものである。発呼側はファクシミリ装
置は、最初に、第3図(a)に示した呼設定メツセージ
rsETUPJを送出しく処理101)、l5DN(以
下、単に網という)からの応答を待つ(処理102)、
そして、応答メツセージrcONNJを受信して(処理
102のY)、その「ユーザ・ユーザ情報」に前記短縮
プロトコルIOがあると(処理103のY)、モデム6
dの作動を開始させ、キャリア信号をオンする(処理1
04)。
これにより、モデム6dから出力される音声帯域のアナ
ログ信号は、C0DEC6cによりPCM符号データに
変換され、Bチャネルで送信されるようになる。
次いで、前記所定のモデムトレーニング動作を実行する
(処理105)、その後1着呼側からユーザ・ユーザ信
号rUsERINFOJを受信して(処理106)、も
しトレーニング失敗が通知された場合(処理107のN
)、モデム6dのデータ伝送速度をシフトダウンする一
方、設定したデータ伝送速度情報をセットしたユーザ・
ユーザ信号rUsERINFOJを着呼側に送出して(
処理108)、モデムトレーニング動作を再実行する(
処理105へ)。
そして、トレーニングが成功すると(処理107のY)
、リトレーニング信号と、これに続いて画情報を1ペ一
ジ分送信する(処理109)、この場合、スキャナ2で
原稿から読み取られた画情報は、符号化復号化部4で符
号化され、共有メモリ7に転送される。次に、共有メモ
リ7からデータバッファ6a。
モデム6dに転送されて変調され、さらにC0DEC6
cでPCM符号データに変換され、l5DN通信制御部
6bでBチャネルより送信される。この後、次ページの
有無、伝送モードをユーザ・ユーザ信号rUsERIN
FOJ L:セットして送出する(処理110)。
次に、相手先からのユーザ・ユーザ信号r USERI
NFOJを受信しく処理111)、次ページ受信可能か
どうか判断する(処理112)、例えば、受信側が上記
1ページ受信中において、一定量以上の受信データエラ
ーがあった場合など、受信動作を中止するようにしてい
る。このような問題がなく、次ページ受信可能な場合(
処理112のY)、次ページの有無を判別しく処理11
3)、次ページがある場合(処理113のY)、続いて
、次の1ペ一ジ分の画情報を上記と同様に受信する(処
理109へ)。
一方、最終ページになると(処理113のN)、モデム
6dの作動を止めて、キャリア信号の送出を停止する(
処理114)、次に、送信終了を示す情報をセットした
切断メツセージrDIscJを送出して、所定の呼切断
手順を実行する(処理115)。
一方、上記において、受信側から受信不能が通知された
場合(処理112のN)、直ちに通信を中断する(処理
114へ)。
また、発呼した後、開放完了メツセージrR[ELCO
MPJなどを受信して、相手先に呼接続されなかった場
合は(処理102)、送信動作しない。
さらに、応答メツセージr C0NN Jを受信しても
(処理102のY)、短縮プロトコル受付IDがなかっ
た場合(処理103のN)、相手先が本実施例の機能を
有していないので、Bチャネル上で、 NSF、DIS
信号送出してNSS 、 DC3信号を受信するという
、従来どおりの伝送制御手順で通信を行なうようにする
(処理116)。
次に、第5図は、着呼側ファクシミリ装置の動作を示し
たもので1着呼側は、呼設定メツセージrsETUPJ
を受信して(処理201)、前記短縮プロトコルIOが
ある場合(処理202)、短縮プロトコルID受付ID
をセットした応答メツセージr C0NN 」 を送出
する(処理203)。
すると、発呼側からモデムトレーニング信号やTCP信
号がデジタル信号で送信される。Bチャネルで受信する
これらの信号は、ISDNm信制御部6bよりC0DE
C6cに入力されて、アナログ信号に変換され、モデム
6dに入力される。
ここで所定のモデムトレーニングを実行しく処理204
)、そのトレーニング結果をユーザ・ユーザ信号[υS
ERINFOJにセットして送出する(処理205)。
そして、トレーニング失敗であった場合(処理206の
N)、ユーザ・ユーザ信号rUsERINFOJを受信
して、モデム6dを、これにより通知されたデータ伝送
速度にセットした後(処理2o7)、モデムトレーニン
グを再実行する(処理204へ)。
そして、モデムトレーニングが成功すると(処理206
のY)、1ペ一ジ分の画情報を受信する(処理208)
、受信した画情報は、モデム6d、データバッファ6e
、共有メモリ7に順次転送される。次いで、共有メモリ
7から、符号化復号化部4に転送されて復号化され、さ
らにプロッタ3に転送されて画像が記録される。
この後、ユーザ・ユーザ信号rUsERINFOJを受
信する(処理209)。
ところで、1ページ受信中に一定量以上のエラーが生じ
た場合、通信を中断するようにしている。
そこで、次に受信結果および次ページの受信の可否をセ
ットしたユーザ・ユーザ信号rUsERINFOJを送
出する(処理210)。
そして、次ページがあり、受信可能な場合(処理211
のY)、次の画情報を同様に受信する(処理208へ)
また、最終ページを受信したとき、あるいは次ページの
受信が不可の場合(処理211のN)、次に発呼側から
送出される切断メツセージrDISCJを受信して所定
の呼切断手順を実行して(処理212)。
通信を終了する。
一方、呼設定メツセージr 5ETUP Jを受信して
、短縮プロトコルIDがなかった場合(処理202)、
相手先が本実施例の機能を有していないので、Bチャネ
ル上で、従来どおりの伝送制御手順で通信を行なうよう
にする(処理213)。
以上のように、本実施例では、従来、 300bpsの
データ伝送速度の各種手順信号で伝送していた手順情報
を、16kbpsのデータ伝送速度をもっDチャネルで
伝送するようにしたので1両情報の伝送時間に比較して
、手順情報の交信時間は無視できるくらい短縮される。
これにより、通信時間が短縮されるようになる。
また、呼設定メツセージrsETUPJに短縮プロトコ
ルID、応答メツセージrcONNJに短縮受付プロト
コルIDを付加して送出するようにして、通信開始時に
相手機能を判別し、相手装置が従来装置の場合には、従
来の方式で通信する。ようにしたので、従来装置と互換
性をもっことができる。
次に、本発明の他の実施例として、画情報を暗号化して
伝送するファクシミリ装置の動作を説明する。本実施例
のファクシミリ装置は、第1図に示した構成に、さらに
送信する画情報を暗号化するスクランブラを備えている
ものとする。
通信する場合、発呼側は、第6図に示すように、まず最
初に、暗号化通信を要求する暗号化通信要求IDをセッ
トした「ユーザ・ユーザ情報」を呼設定メツセージrs
ETUPJに付加して送出する(処理301)。
着呼側は、第7図に示すように、その呼設定メツセージ
rsETUPJを受信すると(処理401)、付加され
たrユーザ・ユーザ情報」内の上記暗号化通信要求ID
の有無を判別する(処理402)。
本実施例では、伝送する画情報の暗号化方式が予め複数
定められており、各暗号化方式には暗号化方式番号が付
与されているものとする。
着呼側は、暗号化通信要求IDがセットされている場合
(処理402のY)、ランダムな自動設定あるいはオペ
レータによる任意の設定により、上記暗号化方式番号を
決定する。そして、暗号化通信受付Inと、上記暗号化
方式番号とをセットした「ユーザ・ユーザ情報」を、応
答メツセージr C0NN Jに付加して送出する(処
理403)。
発呼側は、応答メツセージrcONNJを受信すると(
処理302のY)、上記暗号化通信受付IDをチエツク
する(処理303)、そして、その暗号化通信受付より
がある場合(処理304)、次に、Bチャネルを使用し
て、所定の手順で、上記暗号化方式番号に対応する方式
により、画情報を暗号化して送信する(処理304)。
着呼側は、その画情報を受信して復号化し、元の画情報
を得る(処理404)。
一方1本実施例のファクシミリ装置が、従来装置と通信
する場合が考えられる。例えば、発呼側が従来装置に発
呼したとすると1着呼側からは上記暗号化通信受付ID
が受信されないことになる。
この場合(第6図・処理303のN)、切断メツセージ
[DISCJを送出して所定の呼切断手順を実行する(
処理305)、この場合1例えば、その切断メツセージ
rDIscJに「その他の正常クラス」と規定されてい
る理由表示″31”を付加して送出する。
また、着呼側が従来装置から着呼したとすると。
発呼側から暗号化通信要求IDが受信されないことにな
る。この場合(第7図・処理402のN)、暗号化通信
受付IDをセットしないで、応答メツセージ「C0NN
Jを送出し、暗号化を行なわない通常手順で画情報を受
信する(処理405)。
このように、本実施例では、発呼側は、Dチャネルでの
呼制御手順で、相手装置の機能を確認して、暗号化機能
を有しない場合には、直ちに呼を切断して画情報を送信
しないようにしているので、確実に秘匿通信が行なえる
。また、上記暗号化機能の確認は、Dチャネルでの情報
のやりとりにより行なうので、短時間で実行できる。
また、通信料金は、主としてBチャネルのリンク接続時
間に応じて課金されるため1発呼側は発呼して、相手先
が暗号化通信機能を有してなかった場合には、Bチャネ
ルを使用しないまま、呼切断するので、はとんど通信料
金がかからなくて済む。
なお、以上の実施例では、G3ファクシミリを例にとっ
て説明したが1画情報をアナログ信号に変調した後さら
にデジタル信号に変換してBチャネルで伝送する。G2
ファクシミリなどの他のファクシミリにおいても、本発
明は同様に適用できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、送信側と受信側との間
で、伝送する画情報以外の各種手順情報は、信号チャネ
ルを介して伝送するようにしたので、手順情報の交信時
間が短くなり1通信時間が短縮されるようになる。また
、発呼側は、呼設定メツセージに特殊手順で通信する旨
を示す識別情報を付加して発呼し1着呼側から、所定の
応答が返送されなかった場合、従来方式で通信する一方
着呼側は、呼設定メツセージを受信して識別情報が付加
されていなかった場合、同様に従来方式で通信するよう
にしたので、従来装置との互換性を有することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るl5DNを使用するG
3ファクシミリ装置のブロック構成図。 第2図は発呼側および着呼側の伝送手順を示すシーケン
ス図、第3図(a)〜(C)は各種呼制御メツセージの
情報構成図、第4図は発呼側ファクシミリ装置の動作フ
ローチャート、第5図は着呼側ファクシミリ装置の動作
フローチャート、第6図は本発明の他の実施例における
発呼側ファクシミリ装置の動作フローチャート、第7図
はその実施例における着呼側ファクシミリ装置の動作フ
ローチャートである。 1・・・システム制御部、2・・・スキャナ、3・・・
プロッタ、4・・・符号化復号化部、5・・・操作表示
部、6・・・通信制御部、6a・・・l5DNインタフ
工−ス部、6b・・・l5DN通信制御部、6C・・・
GODEC16d・・・モデム、6f・・・CPU。 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)デジタルデータである画情報を音声帯域のアナロ
    グ信号に変調した後、さらにデジタル信号に変換して、
    ISDNの情報チャネルを介して画情報を伝送するIS
    DNにおけるファクシミリ装置の通信方式において、送
    信側と受信側との間で、ISDNの信号チャネルを介し
    て画情報に関する情報および画情報の伝送手順制御用の
    各種手順情報を伝送することを特徴としたISDNにお
    けるファクシミリ装置の通信方式。
  2. (2)発呼側は、呼設定メッセージに特定の識別情報を
    付加して発呼し、着呼側から上記識別情報に対応する応
    答情報が返送されなかった場合、上記手順情報を上記情
    報チャネルにより伝送する従来方式により通信する一方
    、着呼側は、呼設定メッセージを受信して上記識別情報
    が付加されていなかった場合、上記従来方式により通信
    することを特徴とする請求項1記載のISDNにおける
    ファクシミリ装置の通信方式。
JP63316449A 1988-12-16 1988-12-16 Isdnにおけるファクシミリ装置の通信方式 Pending JPH02162945A (ja)

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