JP3183923B2 - テレマティーク端末装置の制御方法 - Google Patents
テレマティーク端末装置の制御方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNを伝送路とし
て用いるテレマティーク端末装置の制御方法に関する。
て用いるテレマティーク端末装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、グループ4ファクシミリ装置や
ミクストモード端末装置、あるいは、テレテックス装置
など、ISDNを伝送路として用いるテレマティーク端
末装置では、受信原稿の上端部、あるいは、下端部に、
着呼端末(受信端末)の識別情報、発呼端末(送信端
末)の識別情報、および、受信日時情報を一覧する呼識
別行を付加して、その受信原稿の送信元や受信日時を確
認できるようにしている。
ミクストモード端末装置、あるいは、テレテックス装置
など、ISDNを伝送路として用いるテレマティーク端
末装置では、受信原稿の上端部、あるいは、下端部に、
着呼端末(受信端末)の識別情報、発呼端末(送信端
末)の識別情報、および、受信日時情報を一覧する呼識
別行を付加して、その受信原稿の送信元や受信日時を確
認できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、次のような不都合を生じていた。
うな従来装置では、次のような不都合を生じていた。
【0004】すなわち、呼識別行を付加するかあるいは
付加しないかの設定は、受信端末側で行われるため、送
信端末が呼識別行を付加するか否かの指定をすることが
できず、送信端末のユーザが意図しない受信原稿が受信
側で記録出力されるという事態を生じていた。
付加しないかの設定は、受信端末側で行われるため、送
信端末が呼識別行を付加するか否かの指定をすることが
できず、送信端末のユーザが意図しない受信原稿が受信
側で記録出力されるという事態を生じていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、送信端末で呼識別行の付加/付加しないを制
御できるテレマティーク端末装置の制御方法を提供する
ことを目的としている。
のであり、送信端末で呼識別行の付加/付加しないを制
御できるテレマティーク端末装置の制御方法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、中継伝送機能
を備えるとともに、ISDNを伝送路として用いるテレ
マティーク端末装置の制御方法において、文書情報送信
時に相手端末で付加する呼識別行の付加/付加せずを指
定する呼識別行指定情報、および、受信原稿に付加する
呼識別行の付加/付加せずを指定する呼識別行記録指定
情報を記憶する記憶手段を備え、送信端末は、中継依頼
送信手順において、上記呼識別行指定情報を中継端末に
通知する一方、非中継依頼送信手順においては、上記呼
識別行指定情報を受信端末に通知し、中継端末は、中継
送信手順において、送信端末より通知された上記呼識別
行指定情報を中継先端末に通知し、受信端末は、文書情
報受信時に送信端末より呼識別行指定情報を受信したと
きには、その呼識別行指定情報の内容に応じて受信原稿
への呼識別行の付加/付加せずを設定するとともに、送
信端末より呼識別行指定情報を受信しなかったときに
は、上記呼識別行記録指定情報の内容に応じて受信原稿
への呼識別行の付加/付加せずを設定するようにしたも
のである。
を備えるとともに、ISDNを伝送路として用いるテレ
マティーク端末装置の制御方法において、文書情報送信
時に相手端末で付加する呼識別行の付加/付加せずを指
定する呼識別行指定情報、および、受信原稿に付加する
呼識別行の付加/付加せずを指定する呼識別行記録指定
情報を記憶する記憶手段を備え、送信端末は、中継依頼
送信手順において、上記呼識別行指定情報を中継端末に
通知する一方、非中継依頼送信手順においては、上記呼
識別行指定情報を受信端末に通知し、中継端末は、中継
送信手順において、送信端末より通知された上記呼識別
行指定情報を中継先端末に通知し、受信端末は、文書情
報受信時に送信端末より呼識別行指定情報を受信したと
きには、その呼識別行指定情報の内容に応じて受信原稿
への呼識別行の付加/付加せずを設定するとともに、送
信端末より呼識別行指定情報を受信しなかったときに
は、上記呼識別行記録指定情報の内容に応じて受信原稿
への呼識別行の付加/付加せずを設定するようにしたも
のである。
【0007】また、前記呼識別行には、少なくとも、着
呼端末識別子、発呼端末識別子、および、日時情報を含
み、それらの各要素の間には、所定の区切記号が配置さ
れる。また、前記呼識別行の情報は、前記呼識別行指定
情報による付加する/付加せずの指定に関わらず、受信
端末で記憶される。
呼端末識別子、発呼端末識別子、および、日時情報を含
み、それらの各要素の間には、所定の区切記号が配置さ
れる。また、前記呼識別行の情報は、前記呼識別行指定
情報による付加する/付加せずの指定に関わらず、受信
端末で記憶される。
【0008】
【0009】
【作用】したがって、受信端末または中継宛先端末にお
ける受信原稿への呼識別行の付加/付加しないの設定
を、送信端末または中継依頼端末で指定できるので、送
信側のユーザが意図した受信原稿を、受信側で得ること
ができる。また、送信端末の指定を受信側のユーザが無
視できるので、呼識別行の付加について、従来と同じ機
能も実現できる。
ける受信原稿への呼識別行の付加/付加しないの設定
を、送信端末または中継依頼端末で指定できるので、送
信側のユーザが意図した受信原稿を、受信側で得ること
ができる。また、送信端末の指定を受信側のユーザが無
視できるので、呼識別行の付加について、従来と同じ機
能も実現できる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ4ファクシミリ装置を示している。
プ4ファクシミリ装置を示している。
【0012】同図において、制御部1は、このグループ
4ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、Bチャ
ネル上のファクシミリ伝送制御手順のうち上位レイヤの
手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、制御
部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プロ
グラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶す
るとともに、制御部1のワークエリアを構成するもので
あり、パラメータメモリ3は、受信原稿に呼識別行(C
IL;後述)を付加するか否かを指定する呼識別行付加
情報、および、受信端末に呼識別行を付加させるか否か
を指定するための相手先呼識別行付加情報など、このグ
ループ4ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶す
るためのものである。
4ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、Bチャ
ネル上のファクシミリ伝送制御手順のうち上位レイヤの
手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、制御
部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プロ
グラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶す
るとともに、制御部1のワークエリアを構成するもので
あり、パラメータメモリ3は、受信原稿に呼識別行(C
IL;後述)を付加するか否かを指定する呼識別行付加
情報、および、受信端末に呼識別行を付加させるか否か
を指定するための相手先呼識別行付加情報など、このグ
ループ4ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶す
るためのものである。
【0013】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、キャラクタ
ジェネレータ6は、受信原稿に挿入する呼識別行の表示
情報などの画像情報を発生するために使用するものであ
り、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作する
ためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器
からなる。
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、キャラクタ
ジェネレータ6は、受信原稿に挿入する呼識別行の表示
情報などの画像情報を発生するために使用するものであ
り、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作する
ためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器
からなる。
【0014】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0015】ISDNインタフェース回路10は、この
グループ4ファクシミリ装置をISDNに接続するため
のものであり、Dチャネル伝送制御部11は、呼設定/
呼解放手順処理などISDNのDチャネル上の信号処理
を実行するためのものであり、Bチャネル伝送制御部1
2,13は、Bチャネル上で行うグループ4ファクシミ
リ伝送手順機能を実現するためのものである。
グループ4ファクシミリ装置をISDNに接続するため
のものであり、Dチャネル伝送制御部11は、呼設定/
呼解放手順処理などISDNのDチャネル上の信号処理
を実行するためのものであり、Bチャネル伝送制御部1
2,13は、Bチャネル上で行うグループ4ファクシミ
リ伝送手順機能を実現するためのものである。
【0016】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、キャラ
クタジェネレータ6、操作表示部7、符号化復号化部
8、画像蓄積装置9、Dチャネル伝送制御部10、およ
び、Bチャネル伝送制御部12,13は、システムバス
14に接続されており、これらの各要素間でのデータの
やりとりは、主としてこのシステムバス14を介して行
われている。
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、キャラ
クタジェネレータ6、操作表示部7、符号化復号化部
8、画像蓄積装置9、Dチャネル伝送制御部10、およ
び、Bチャネル伝送制御部12,13は、システムバス
14に接続されており、これらの各要素間でのデータの
やりとりは、主としてこのシステムバス14を介して行
われている。
【0017】また、このグループ4ファクシミリ装置で
は、画情報送信および画情報受信を管理するためのジョ
ブ管理情報を形成して保存している。このジョブ管理情
報の一例を図2に示す。
は、画情報送信および画情報受信を管理するためのジョ
ブ管理情報を形成して保存している。このジョブ管理情
報の一例を図2に示す。
【0018】このジョブ管理情報は、それぞれのジョブ
管理情報を識別するためのジョブID、通信相手端末の
ISDN番号を記憶するための相手番号情報、通信時刻
を記憶するための通信時刻情報、送信/受信動作の区
別、中継伝送などの伝送モードを記憶するための伝送モ
ード情報、送信側より呼識別行を付加するか否かを指定
する呼識別行付加指定情報が通知されたときにはその内
容が記憶される呼識別行付加情報、その通信動作の結果
を保存するための通信結果情報、および、その通信動作
にかかる画情報が画像蓄積装置9に保存されているとき
には、その画情報ファイルのIDを記憶するための画情
報番号情報からなる。
管理情報を識別するためのジョブID、通信相手端末の
ISDN番号を記憶するための相手番号情報、通信時刻
を記憶するための通信時刻情報、送信/受信動作の区
別、中継伝送などの伝送モードを記憶するための伝送モ
ード情報、送信側より呼識別行を付加するか否かを指定
する呼識別行付加指定情報が通知されたときにはその内
容が記憶される呼識別行付加情報、その通信動作の結果
を保存するための通信結果情報、および、その通信動作
にかかる画情報が画像蓄積装置9に保存されているとき
には、その画情報ファイルのIDを記憶するための画情
報番号情報からなる。
【0019】ここで、伝送モード情報には、中継伝送の
場合、その中継宛先を指定する中継宛先番号情報が含ま
れ、また、送信端末より呼識別行付加指定情報が通知さ
れないときには、呼識別行指定情報には、有効な情報が
保存されない。
場合、その中継宛先を指定する中継宛先番号情報が含ま
れ、また、送信端末より呼識別行付加指定情報が通知さ
れないときには、呼識別行指定情報には、有効な情報が
保存されない。
【0020】図3は、グループ4ファクシミリ装置が画
情報伝送時に行う伝送手順の一例を示している。
情報伝送時に行う伝送手順の一例を示している。
【0021】まず、発端末は、目的の着端末を宛先に指
定した呼設定メッセージSETUPをISDNに送出し
て着端末との呼設定を要求し、これにより、ISDN
は、呼設定状況を通知するための呼設定受付メッセージ
CALL_PROCを発端末に送出するとともに、指定
された着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して
発呼する。
定した呼設定メッセージSETUPをISDNに送出し
て着端末との呼設定を要求し、これにより、ISDN
は、呼設定状況を通知するための呼設定受付メッセージ
CALL_PROCを発端末に送出するとともに、指定
された着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して
発呼する。
【0022】着端末は、着信応答すると応答メッセージ
CONNをISDNに送出し、それにより、ISDN
は、着端末に応答確認メッセージCONN_ACKを送
出して着端末の応答を確認し、その時点で、発端末と着
端末の間にデータ伝送のための情報チャネル(Bチャネ
ル)が確立し、これにより、発端末および着端末は、B
チャネル上の伝送手順を開始する。
CONNをISDNに送出し、それにより、ISDN
は、着端末に応答確認メッセージCONN_ACKを送
出して着端末の応答を確認し、その時点で、発端末と着
端末の間にデータ伝送のための情報チャネル(Bチャネ
ル)が確立し、これにより、発端末および着端末は、B
チャネル上の伝送手順を開始する。
【0023】まず、発端末は、コマンドSABMを送出
してリンクレイヤの設定を要求し、着端末はレスポンス
UAを応答し、これによって、リンクレイヤが設定され
る。
してリンクレイヤの設定を要求し、着端末はレスポンス
UAを応答し、これによって、リンクレイヤが設定され
る。
【0024】次いで、発端末は、ネットワークレイヤを
エンド・ツ・エンドで張るために、信号SQを送出し、
着端末は、それを受け付けるために信号SFを送出し、
次いで、発端末は、発呼要求のために信号CRを送出
し、着端末は、信号CAを応答して呼を受け付け、それ
により、ネットワークレイヤが設定される。
エンド・ツ・エンドで張るために、信号SQを送出し、
着端末は、それを受け付けるために信号SFを送出し、
次いで、発端末は、発呼要求のために信号CRを送出
し、着端末は、信号CAを応答して呼を受け付け、それ
により、ネットワークレイヤが設定される。
【0025】次いで、発端末は、トランスポートレイヤ
を設定するために、信号TCRを送出し、着端末は、そ
れを受け付けるために信号TCAを送出し、それによっ
て、トランスポートレイヤが設定される。
を設定するために、信号TCRを送出し、着端末は、そ
れを受け付けるために信号TCAを送出し、それによっ
て、トランスポートレイヤが設定される。
【0026】そして、発端末は、セッションレイヤのコ
ネクションを設定するために、セッション開始コマンド
CSSを送出し、着端末は、セッション開始肯定レスポ
ンスRSSPを応答して、それにより、セッションレイ
ヤが開始される。
ネクションを設定するために、セッション開始コマンド
CSSを送出し、着端末は、セッション開始肯定レスポ
ンスRSSPを応答して、それにより、セッションレイ
ヤが開始される。
【0027】次に、発端末は、使用する伝送機能のネゴ
シエーションするためにドキュメント機能リストコマン
ドCDCLを送出し、また、着端末は、ドキュメント機
能リスト肯定レスポンスRDCLPを送出し、それによ
って、受信能力の調整が行われる。
シエーションするためにドキュメント機能リストコマン
ドCDCLを送出し、また、着端末は、ドキュメント機
能リスト肯定レスポンスRDCLPを送出し、それによ
って、受信能力の調整が行われる。
【0028】このようにして、画情報送信の準備が整う
と、発端末は、送信する文書を区別するためのドキュメ
ント参照番号など送信する文書情報を管理するための種
々の情報を備えたドキュメント開始コマンドCDSに続
いて、複数のドキュメントユーザ情報コマンドCDUI
を用いて1文書分の画情報を送信し、その送信を終了す
ると、ドキュメント終了コマンドCDEを送出して、1
文書の画情報の終了を通知する。
と、発端末は、送信する文書を区別するためのドキュメ
ント参照番号など送信する文書情報を管理するための種
々の情報を備えたドキュメント開始コマンドCDSに続
いて、複数のドキュメントユーザ情報コマンドCDUI
を用いて1文書分の画情報を送信し、その送信を終了す
ると、ドキュメント終了コマンドCDEを送出して、1
文書の画情報の終了を通知する。
【0029】着端末は、ドキュメント終了コマンドCD
Eを受信すると、文書の受信が正常終了したことをあら
わすドキュメント終了肯定レスポンスRDEPを送出す
る。
Eを受信すると、文書の受信が正常終了したことをあら
わすドキュメント終了肯定レスポンスRDEPを送出す
る。
【0030】このようにして、1文書分の画情報伝送を
終了すると、発端末は、セッション終了コマンドCSE
を送出し、着端末はセッション終了肯定レスポンスRS
EPを送出して、セッションレイヤのコネクションを解
放する。
終了すると、発端末は、セッション終了コマンドCSE
を送出し、着端末はセッション終了肯定レスポンスRS
EPを送出して、セッションレイヤのコネクションを解
放する。
【0031】次いで、発端末は、ネットワークレイヤの
信号CQを送出し、それに対して着端末は、信号CFを
送出し、それによって、ネットワークレイヤが解放さ
れ、さらに、発端末は、リンクレイヤのコマンドDIS
Cを送出し、着端末は、レスポンスUAを送出し、それ
によって、リンクレイヤが解放される。
信号CQを送出し、それに対して着端末は、信号CFを
送出し、それによって、ネットワークレイヤが解放さ
れ、さらに、発端末は、リンクレイヤのコマンドDIS
Cを送出し、着端末は、レスポンスUAを送出し、それ
によって、リンクレイヤが解放される。
【0032】このようにして、Bチャネル上のリンク
(呼)が解放されると、発端末は、切断メッセージDI
SCをISDNに送出して情報チャネルの解放を要求
し、ISDNは、解放メッセージRELを発端末に送出
して情報チャネルの復旧を通知する。一方、ISDN
は、着端末に切断メッセージDISCを送出して情報チ
ャネルの解放を要求し、着端末は、解放メッセージRE
LをISDNに送出して情報チャネルの復旧を通知す
る。
(呼)が解放されると、発端末は、切断メッセージDI
SCをISDNに送出して情報チャネルの解放を要求
し、ISDNは、解放メッセージRELを発端末に送出
して情報チャネルの復旧を通知する。一方、ISDN
は、着端末に切断メッセージDISCを送出して情報チ
ャネルの解放を要求し、着端末は、解放メッセージRE
LをISDNに送出して情報チャネルの復旧を通知す
る。
【0033】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、それにより、発端末とISDNとの間の
情報チャネルが解放される。それとともに、ISDN
は、解放完了メッセージREL_COMPを着端末に送
出し、それによって、ISDNと着端末との間の情報チ
ャネルが解放される。その結果、発端末と着端末との間
に設定されていた情報チャネルが完全に解放される。
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、それにより、発端末とISDNとの間の
情報チャネルが解放される。それとともに、ISDN
は、解放完了メッセージREL_COMPを着端末に送
出し、それによって、ISDNと着端末との間の情報チ
ャネルが解放される。その結果、発端末と着端末との間
に設定されていた情報チャネルが完全に解放される。
【0034】このようにして、発端末と着端末との間に
情報チャネルが設定されて、データ伝送が行われ、デー
タ伝送が終了すると、情報チャネルが解放される。
情報チャネルが設定されて、データ伝送が行われ、デー
タ伝送が終了すると、情報チャネルが解放される。
【0035】ところで、上述した伝送手順のために、発
端末と着端末との間でやりとりされる各種の信号には、
それぞれ所定の情報要素が付加される。例えば、セッシ
ョン開始コマンドCSSには、図4(a)に示すような
発呼端末識別子、および、同図(b)に示すような日時
情報が付加される。なお、これ以外の情報要素が付加さ
れる場合もある。
端末と着端末との間でやりとりされる各種の信号には、
それぞれ所定の情報要素が付加される。例えば、セッシ
ョン開始コマンドCSSには、図4(a)に示すような
発呼端末識別子、および、同図(b)に示すような日時
情報が付加される。なお、これ以外の情報要素が付加さ
れる場合もある。
【0036】発呼端末識別子は、発呼端末のISDN番
号および略称などを通知するためのものであり、最大4
キャラクタからなる国識別コード、最大12キャラクタ
からなる加入者番号、および、3キャラクタ以上からな
る加入者略号からなる。国識別コードと加入者番号の間
には、それらを区分するための区切記号「−(ハイフ
ン;2/13)」が挿入され、また、加入者番号と加入
者略号との間には、それらを区分するための区切記号
「=」が挿入される。なお、国識別コードから、区切記
号を含めて加入者番号までのキャラクタ長は、最大15
キャラクタに制限されており、また、発呼端末識別子の
情報長は、24キャラクタである。
号および略称などを通知するためのものであり、最大4
キャラクタからなる国識別コード、最大12キャラクタ
からなる加入者番号、および、3キャラクタ以上からな
る加入者略号からなる。国識別コードと加入者番号の間
には、それらを区分するための区切記号「−(ハイフ
ン;2/13)」が挿入され、また、加入者番号と加入
者略号との間には、それらを区分するための区切記号
「=」が挿入される。なお、国識別コードから、区切記
号を含めて加入者番号までのキャラクタ長は、最大15
キャラクタに制限されており、また、発呼端末識別子の
情報長は、24キャラクタである。
【0037】日時情報は、通信の日付および時刻(発呼
端末の現地時間)を通知するためのものであり、
「年」、「月」、「日」、「時」、「分」をあらわすそ
れぞれの情報を、区切記号「−」で区切った情報形式を
持つ。
端末の現地時間)を通知するためのものであり、
「年」、「月」、「日」、「時」、「分」をあらわすそ
れぞれの情報を、区切記号「−」で区切った情報形式を
持つ。
【0038】また、受信端末では、例えば、図5(a)
に示すように、受信原稿の先端部に呼識別行を付加す
る。この呼識別行は、同図(b)に示すように、着呼端
末をあらわす着呼端末識別子、発呼端末をあらわす発呼
端末識別子、通信日時をあらわす日時情報、および、補
足参照情報を、それぞれ区切記号「/(斜線;2/1
5)」で区切って配置したものである。なお、補足参照
情報は、ドキュメント参照情報、および、ページ参照情
報を、区切記号「−」で区切って配置したものである。
に示すように、受信原稿の先端部に呼識別行を付加す
る。この呼識別行は、同図(b)に示すように、着呼端
末をあらわす着呼端末識別子、発呼端末をあらわす発呼
端末識別子、通信日時をあらわす日時情報、および、補
足参照情報を、それぞれ区切記号「/(斜線;2/1
5)」で区切って配置したものである。なお、補足参照
情報は、ドキュメント参照情報、および、ページ参照情
報を、区切記号「−」で区切って配置したものである。
【0039】図6は、上述したグループ4ファクシミリ
装置が送信時に行う処理例を示している。
装置が送信時に行う処理例を示している。
【0040】すなわち、送信動作にかかるジョブ管理情
報が記憶されていると、そのジョブ管理情報の相手番号
情報を読み出し(処理101)、伝送モード情報の内容
が中継モードに対応する値になっているかどうかを調べ
(判断102)、判断102の結果がYESになるとき
には、受信端末に通知する呼識別行付加指定情報とし
て、ジョブ管理情報に記憶されている呼識別行付加情報
を選択して入力し(処理103)、また、判断102の
結果がNOになるときには、自端末に設定されている相
手先呼識別行付加情報を取り出して呼識別行付加指定情
報の値にセットする(処理104)。
報が記憶されていると、そのジョブ管理情報の相手番号
情報を読み出し(処理101)、伝送モード情報の内容
が中継モードに対応する値になっているかどうかを調べ
(判断102)、判断102の結果がYESになるとき
には、受信端末に通知する呼識別行付加指定情報とし
て、ジョブ管理情報に記憶されている呼識別行付加情報
を選択して入力し(処理103)、また、判断102の
結果がNOになるときには、自端末に設定されている相
手先呼識別行付加情報を取り出して呼識別行付加指定情
報の値にセットする(処理104)。
【0041】次いで、ジョブ管理情報の相手番号の宛先
を発呼して上述したと同様の呼設定手順を実行し(処理
105)、相手端末との間に情報チャネルが確立する
と、その情報チャネル上で上述したと同様の伝送前手順
を行う(処理106)。ここで、伝送前手順において、
ドキュメント機能リストコマンドCDCLの私用パラメ
ータとして、そのときの呼識別行付加指定情報をセット
して、受信端末に呼識別行を付加するか否かの指定を通
知する(処理107)。
を発呼して上述したと同様の呼設定手順を実行し(処理
105)、相手端末との間に情報チャネルが確立する
と、その情報チャネル上で上述したと同様の伝送前手順
を行う(処理106)。ここで、伝送前手順において、
ドキュメント機能リストコマンドCDCLの私用パラメ
ータとして、そのときの呼識別行付加指定情報をセット
して、受信端末に呼識別行を付加するか否かの指定を通
知する(処理107)。
【0042】伝送前手順を終了すると、送信画情報を相
手端末に送信し(処理108)、所定の伝送後手順を実
行して情報チャネルを解放し(処理109)、呼解放手
順を実行して網との間の呼を解放し(処理110)、送
信動作を終了する。
手端末に送信し(処理108)、所定の伝送後手順を実
行して情報チャネルを解放し(処理109)、呼解放手
順を実行して網との間の呼を解放し(処理110)、送
信動作を終了する。
【0043】このようにして、本実施例では、送信動作
時、伝送モードが中継転送モードのときには、中継依頼
端末から指定された呼識別行付加指定情報の値をそのま
ま受信端末に通知し、また、中継転送モード以外の送信
モードの場合には、自端末に設定されている相手先呼識
別行付加情報の値を受信端末に呼識別行付加指定情報と
して通知するようにしているので、中継動作時には、中
継依頼元の端末での指定内容がそのまま受信端末(中継
宛先)に通知される。
時、伝送モードが中継転送モードのときには、中継依頼
端末から指定された呼識別行付加指定情報の値をそのま
ま受信端末に通知し、また、中継転送モード以外の送信
モードの場合には、自端末に設定されている相手先呼識
別行付加情報の値を受信端末に呼識別行付加指定情報と
して通知するようにしているので、中継動作時には、中
継依頼元の端末での指定内容がそのまま受信端末(中継
宛先)に通知される。
【0044】図7は、上述したグループ4ファクシミリ
装置が受信時に行う動作例を示している。
装置が受信時に行う動作例を示している。
【0045】着信検出すると、所定の呼設定手順を実行
して発端末との間で情報チャネルを確立し(処理20
1)、その確立した情報チャネル上で所定の伝送前手順
動作を行う(処理202)。このとき、ドキュメント機
能リストコマンドCDCLの私用パラメータとして、そ
のときの呼識別行付加指定情報がセットされているかど
うかを調べて(判断204)、セットされている場合
で、判断204の結果がYESになるときには、その呼
識別行付加指定情報の値をその受信動作にかかるジョブ
管理情報の呼識別行付加情報にセットし(処理20
5)、判断204の結果がNOになるときには、そのジ
ョブファイル管理情報の呼識別行付加情報に無効情報を
セットする(処理206)。
して発端末との間で情報チャネルを確立し(処理20
1)、その確立した情報チャネル上で所定の伝送前手順
動作を行う(処理202)。このとき、ドキュメント機
能リストコマンドCDCLの私用パラメータとして、そ
のときの呼識別行付加指定情報がセットされているかど
うかを調べて(判断204)、セットされている場合
で、判断204の結果がYESになるときには、その呼
識別行付加指定情報の値をその受信動作にかかるジョブ
管理情報の呼識別行付加情報にセットし(処理20
5)、判断204の結果がNOになるときには、そのジ
ョブファイル管理情報の呼識別行付加情報に無効情報を
セットする(処理206)。
【0046】そして、発端末から送信されてくる画情報
を受信して画像蓄積装置8に保存し(処理207)、画
情報受信動作を終了すると所定の伝送後手順を行って情
報チャネルを解放し(処理208)、呼解放手順を実行
して網との間の呼を解放し(処理209)、受信動作を
終了する。
を受信して画像蓄積装置8に保存し(処理207)、画
情報受信動作を終了すると所定の伝送後手順を行って情
報チャネルを解放し(処理208)、呼解放手順を実行
して網との間の呼を解放し(処理209)、受信動作を
終了する。
【0047】このようにして、着信動作時には、その受
信動作にかかるジョブ管理情報を新たに形成するととも
に、そのときに受信した画情報を画像蓄積装置8に保存
する。また、その受信動作で呼識別行付加指定情報を受
信すると、その値をジョブ管理情報の呼識別行付加情報
の値にセットする。なお、ジョブ管理情報の相手番号情
報、および、通信時刻情報には、それぞれセッション開
始コマンドCSSには付加されている発呼端末識別子、
および、日時情報の値をセットする。また、伝送モード
情報としては、そのときに通知された伝送モードの値を
セットする。
信動作にかかるジョブ管理情報を新たに形成するととも
に、そのときに受信した画情報を画像蓄積装置8に保存
する。また、その受信動作で呼識別行付加指定情報を受
信すると、その値をジョブ管理情報の呼識別行付加情報
の値にセットする。なお、ジョブ管理情報の相手番号情
報、および、通信時刻情報には、それぞれセッション開
始コマンドCSSには付加されている発呼端末識別子、
および、日時情報の値をセットする。また、伝送モード
情報としては、そのときに通知された伝送モードの値を
セットする。
【0048】このような受信動作を終了すると、図8に
示した記録動作を行う。
示した記録動作を行う。
【0049】まず、画像記録する画情報ファイルにかか
るジョブ管理情報より呼識別行付加情報を取り出して
(処理301)、その値が有効データであるかどうかを
調べる(判断302)。判断302の結果がNOになる
ときには、自端末に設定されている呼識別行付加情報を
読み出す(処理303)。
るジョブ管理情報より呼識別行付加情報を取り出して
(処理301)、その値が有効データであるかどうかを
調べる(判断302)。判断302の結果がNOになる
ときには、自端末に設定されている呼識別行付加情報を
読み出す(処理303)。
【0050】そして、そのときに取り出した呼識別行付
加情報の値が、呼識別行を付加することを指定する値に
なっているかどうかを調べ(判断304)、判断304
の結果がYESになるときには、ジョブ管理情報から相
手番号情報と通信時刻情報を取り出して、上述した呼識
別行の情報を編集し、その編集情報に基づいて、キャラ
クタジェネレータ6よりキャラクタパターン(フォン
ト)データを読み出し、そのフォントデータに基づいて
呼識別行の表示情報を形成する(処理305)。
加情報の値が、呼識別行を付加することを指定する値に
なっているかどうかを調べ(判断304)、判断304
の結果がYESになるときには、ジョブ管理情報から相
手番号情報と通信時刻情報を取り出して、上述した呼識
別行の情報を編集し、その編集情報に基づいて、キャラ
クタジェネレータ6よりキャラクタパターン(フォン
ト)データを読み出し、そのフォントデータに基づいて
呼識別行の表示情報を形成する(処理305)。
【0051】次いで、画像蓄積装置8に蓄積している画
情報ファイルから1ページ分の画情報を読み出して(処
理306)、その画情報を復号化して元の画信号を形成
し(処理307)、その画信号の呼識別行の表示位置に
対応した部分に呼識別行の表示情報を挿入し(処理30
8)、その挿入後の画信号をプロッタ5に転送して1ペ
ージ分の画像を記録出力する(処理309)。そして、
次のページがあるかどうかを調べて(判断310)、判
断310の結果がYESになるときには、処理306に
戻って次のページの記録動作を行う。また、判断310
の結果がNOになるときには、この記録動作を終了す
る。
情報ファイルから1ページ分の画情報を読み出して(処
理306)、その画情報を復号化して元の画信号を形成
し(処理307)、その画信号の呼識別行の表示位置に
対応した部分に呼識別行の表示情報を挿入し(処理30
8)、その挿入後の画信号をプロッタ5に転送して1ペ
ージ分の画像を記録出力する(処理309)。そして、
次のページがあるかどうかを調べて(判断310)、判
断310の結果がYESになるときには、処理306に
戻って次のページの記録動作を行う。また、判断310
の結果がNOになるときには、この記録動作を終了す
る。
【0052】また、判断304の結果がNOになってい
るときには、画像蓄積装置8に蓄積している画情報ファ
イルから1ページ分の画情報を読み出して(処理31
1)、その画情報を復号化して元の画信号を形成し(処
理312)、その画信号をプロッタ5に転送して1ペー
ジ分の画像を記録出力する(処理313)。そして、次
のページがあるかどうかを調べて(判断314)、判断
314の結果がYESになるときには、処理306に戻
って次のページの記録動作を行う。また、判断314の
結果がNOになるときには、この記録動作を終了する
るときには、画像蓄積装置8に蓄積している画情報ファ
イルから1ページ分の画情報を読み出して(処理31
1)、その画情報を復号化して元の画信号を形成し(処
理312)、その画信号をプロッタ5に転送して1ペー
ジ分の画像を記録出力する(処理313)。そして、次
のページがあるかどうかを調べて(判断314)、判断
314の結果がYESになるときには、処理306に戻
って次のページの記録動作を行う。また、判断314の
結果がNOになるときには、この記録動作を終了する
【0053】このようにして、本実施例では、送信側の
端末から指定された態様に、受信端末で呼識別行を付加
あるいは付加しないようにしているので、送信端末のオ
ペレータが意図したような受信原稿がそのまま受信端末
で記録出力される。
端末から指定された態様に、受信端末で呼識別行を付加
あるいは付加しないようにしているので、送信端末のオ
ペレータが意図したような受信原稿がそのまま受信端末
で記録出力される。
【0054】また、送信側から呼識別行の付加に関する
情報が通知されていないときには、受信端末は、自端末
に設定されている呼識別行付加情報に基づいて、受信原
稿に対して呼識別行の付加するか、あるいは、付加しな
いかを制御しているので、従来と同様の動作を行うこと
もできる。
情報が通知されていないときには、受信端末は、自端末
に設定されている呼識別行付加情報に基づいて、受信原
稿に対して呼識別行の付加するか、あるいは、付加しな
いかを制御しているので、従来と同様の動作を行うこと
もできる。
【0055】なお、当然のことながら、受信端末は、送
信端末から通知された呼識別行付加指定情報を無視し
て、自端末に設定されている呼識別行付加情報のみを用
いるようにすることもできる。
信端末から通知された呼識別行付加指定情報を無視し
て、自端末に設定されている呼識別行付加情報のみを用
いるようにすることもできる。
【0056】ところで、上述した実施例では、呼識別行
付加指定情報を、ドキュメント機能リストコマンドCD
CLの私用パラメータにセットするようにしているが、
それ以外の手順信号の情報要素にセットすることもでき
る。
付加指定情報を、ドキュメント機能リストコマンドCD
CLの私用パラメータにセットするようにしているが、
それ以外の手順信号の情報要素にセットすることもでき
る。
【0057】また、上述した実施例では、本発明をグル
ープ4ファクシミリ装置に適用しているが、それ以外の
テレマティーク端末装置についても、本発明を同様にし
て適用することができる。
ープ4ファクシミリ装置に適用しているが、それ以外の
テレマティーク端末装置についても、本発明を同様にし
て適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、中継伝送機能を備
えるとともに、ISDNを伝送路として用いるテレマテ
ィーク端末装置の制御方法において、文書情報送信時に
相手端末で付加する呼識別行の付加/付加せずを指定す
る呼識別行指定情報、および、受信原稿に付加する呼識
別行の付加/付加せずを指定する呼識別行記録指定情報
を記憶する記憶手段を備え、送信端末は、中継依頼送信
手順において、上記呼識別行指定情報を中継端末に通知
する一方、非中継依頼送信手順においては、上記呼識別
行指定情報を受信端末に通知し、中継端末は、中継送信
手順において、送信端末より通知された上記呼識別行指
定情報を中継先端末に通知し、受信端末は、文書情報受
信時に送信端末より呼識別行指定情報を受信したときに
は、その呼識別行指定情報の内容に応じて受信原稿への
呼識別行の付加/付加せずを設定するとともに、送信端
末より呼識別行指定情報を受信しなかったときには、上
記呼識別行記録指定情報の内容に応じて受信原稿への呼
識別行の付加/付加せずを設定するようにしたので、受
信端末または中継宛先端末における受信原稿への呼識別
行の付加/付加しないの設定を、送信端末または中継依
頼端末で指定できるので、送信側のユーザが意図した受
信原稿を、受信側で得ることができるという効果を得
る。
えるとともに、ISDNを伝送路として用いるテレマテ
ィーク端末装置の制御方法において、文書情報送信時に
相手端末で付加する呼識別行の付加/付加せずを指定す
る呼識別行指定情報、および、受信原稿に付加する呼識
別行の付加/付加せずを指定する呼識別行記録指定情報
を記憶する記憶手段を備え、送信端末は、中継依頼送信
手順において、上記呼識別行指定情報を中継端末に通知
する一方、非中継依頼送信手順においては、上記呼識別
行指定情報を受信端末に通知し、中継端末は、中継送信
手順において、送信端末より通知された上記呼識別行指
定情報を中継先端末に通知し、受信端末は、文書情報受
信時に送信端末より呼識別行指定情報を受信したときに
は、その呼識別行指定情報の内容に応じて受信原稿への
呼識別行の付加/付加せずを設定するとともに、送信端
末より呼識別行指定情報を受信しなかったときには、上
記呼識別行記録指定情報の内容に応じて受信原稿への呼
識別行の付加/付加せずを設定するようにしたので、受
信端末または中継宛先端末における受信原稿への呼識別
行の付加/付加しないの設定を、送信端末または中継依
頼端末で指定できるので、送信側のユーザが意図した受
信原稿を、受信側で得ることができるという効果を得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ4ファクシ
ミリ装置を示すブロック図。
ミリ装置を示すブロック図。
【図2】ジョブ管理情報の一例を示す概略図。
【図3】グループ4ファクシミリ装置の伝送手順の一例
を示すタイムチャート。
を示すタイムチャート。
【図4】セッション開始コマンドCSSの情報要素の一
例を示す概略図。
例を示す概略図。
【図5】呼識別行を説明するための概略図。
【図6】送信動作の一例を示すフローチャート。
【図7】受信動作の一例を示すフローチャート。
【図8】記録動作の一例を示すフローチャート。
1 制御部 2 システムメモリ 3 パラメータメモリ
Claims (3)
- 【請求項1】 中継伝送機能を備えるとともに、ISD
Nを伝送路として用いるテレマティーク端末装置の制御
方法において、 文書情報送信時に相手端末で付加する呼識別行の付加/
付加せずを指定する呼識別行指定情報、および、受信原
稿に付加する呼識別行の付加/付加せずを指定する呼識
別行記録指定情報を記憶する記憶手段を備え、 送信端末は、中継依頼送信手順において、上記呼識別行
指定情報を中継端末に通知する一方、非中継依頼送信手
順においては、上記呼識別行指定情報を受信端末に通知
し、 中継端末は、中継送信手順において、送信端末より通知
された上記呼識別行指定情報を中継先端末に通知し、 受信端末は、文書情報受信時に送信端末より呼識別行指
定情報を受信したときには、その呼識別行指定情報の内
容に応じて受信原稿への呼識別行の付加/付加せずを設
定するとともに、送信端末より呼識別行指定情報を受信
しなかったときには、上記呼識別行記録指定情報の内容
に応じて受信原稿への呼識別行の付加/付加せずを設定
することを特徴とするテレマティーク端末装置の制御方
法。 - 【請求項2】 前記呼識別行には、少なくとも、着呼端
末識別子、発呼端末識別子、および、日時情報を含み、
それらの各要素の間には、所定の区切記号が配置される
ことを特徴とする請求項1記載のテレマティーク端末装
置の制御方法。 - 【請求項3】 前記呼識別行の情報は、前記呼識別行指
定情報による付加する/付加せずの指定に関わらず、受
信端末で記憶されることを特徴とする請求項1記載のテ
レマティーク端末装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32239291A JP3183923B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | テレマティーク端末装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32239291A JP3183923B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | テレマティーク端末装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136968A JPH05136968A (ja) | 1993-06-01 |
JP3183923B2 true JP3183923B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=18143157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32239291A Expired - Fee Related JP3183923B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | テレマティーク端末装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183923B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP32239291A patent/JP3183923B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05136968A (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |