JP3412119B2 - Isdn端末装置の制御方法 - Google Patents

Isdn端末装置の制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNを伝送路とし
て用いるISDN端末装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNでは、原則として発呼側の端末
に課金されるため、例えば、不特定多数のユーザに対
し、通信販売のカタログ情報など、情報提供者が通信料
金を負担して情報を提供するようなサービスを実現する
ためには、ISDNがそのための機能を提供する必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる実情
に鑑みてなされたものであり、ISDNが特別な機能を
備えなくても、情報提供者が通信料金を負担して情報を
提供するようなサービスを実現できるISDN端末装置
の制御方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ISDNを伝
送路として用いるISDN端末装置の制御方法におい
て、自動送信する端末のISDN番号を記憶した自動送
信端末記憶手段を備え、着呼検出すると、そのときの発
端末との間でデータ通信可能な場合で、かつ、その発端
末のISDN番号が上記自動送信端末記憶手段に登録さ
れているときには、その着呼を無視するとともに、その
発端末に対してあらかじめ設定されている文書情報を送
信する送信動作を行う一方、そのときの発端末との間で
データ通信可能な場合で、かつ、その発端末のISDN
番号が上記自動送信端末記憶手段に登録されていないと
きには、所定の着呼動作を行うようにしたものである。
【0005】
【0006】また、ISDNを伝送路として用いるIS
DN端末装置の制御方法において、自動送信拒否する端
末のISDN番号を記憶した自動送信拒否端末記憶手段
を備え、着呼検出すると、そのときの発端末との間でデ
ータ通信可能な場合で、かつ、その発端末のISDN番
号が上記自動送信拒否端末記憶手段に登録されていない
ときには、その着呼を無視するとともに、その発端末に
対してあらかじめ設定されている文書情報を送信する送
信動作を行う一方、そのときの発端末との間でデータ通
信可能な場合で、かつ、その発端末のISDN番号が上
記自動送信拒否端末記憶手段に登録されているときに
は、所定の着呼動作を行うようにしたものである。
【0007】
【作用】したがって、特定の端末装置から、不特定多数
の端末装置に対して、所定の送信情報を適宜に送信する
ことができるので、情報提供者が通信料金を負担して情
報を提供するようなサービスを実現できる。また、その
送信情報を送信する端末、あるいは、送信拒否をする端
末を指定することができるので、かかるサービスを有効
に活用することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ4ファクシミリ装置を示している。
【0010】同図において、制御部1は、主としてこの
グループ4ファクシミリ装置の各部の制御処理を行うも
のであり、システムメモリ2は、制御部1が実行する制
御処理プログラム、および、処理プログラムを実行する
ときに必要な各種データなどを記憶するとともに、制御
部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータ
メモリ3は、このグループ4ファクシミリ装置に固有な
各種の情報を記憶するためのものである。
【0011】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
6は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0012】符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、磁気ディスク装置8
は、符号化圧縮された状態の画情報や、端末識別子など
の特定のシステム情報を記憶するためのものである。
【0013】ISDNインタフェース回路9は、このグ
ループ4ファクシミリ装置をISDNに接続するための
ものであり、レイヤ1信号制御部10は、ISDN基本
インタフェースのレイヤ1の信号処理機能およびDチャ
ネル(信号チャネル)の信号と2つのBチャネル(情報
チャネル)の信号の統合/分離機能を備えたものであ
り、Dチャネル伝送制御部11は、呼設定/呼解放手順
処理などISDNのDチャネル上の信号処理を実行する
ためのものであり、Bチャネル伝送制御部12,13
は、Bチャネル上で行うグループ4ファクシミリ伝送手
順機能を実現するためのものである。
【0014】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置8、Dチャネ
ル伝送制御部11、および、Bチャネル伝送制御部1
2,13は、システムバス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこのシ
ステムバス14を介して行われている。
【0015】本実施例では、不特定多数の端末装置に対
してあらかじめ設定されている画情報を送信する自動送
信機能を備えており、その自動送信機能を有効に活用す
るか否かを指定するための自動送信モードフラグ、およ
び、その自動送信機能で送信する画情報ファイルのファ
イル番号を記憶するための自動送信ファイル番号情報
を、図2に示すように、パラメータメモリ3に保存して
いる。なお、これらの自動送信モードフラグの設定、お
よび、自動送信ファイル番号情報の設定は、ユーザが操
作表示部6を操作することで入力される。
【0016】図3は、操作表示部6の一例を示してい
る。
【0017】同図において、スタートキー6aは、この
グループ4ファクシミリ装置の送受信動作の開始を指令
入力するためのものであり、ストップキー6bは、この
ファクシミリ装置の動作の停止を指令入力するためのも
のであり、テンキー6cは、電話番号などの数字(数
値)情報を入力するためのものである。
【0018】機能キー6dは、自動送信モードの設定や
自動送信ファイル番号の登録など、このグループ4ファ
クシミリ装置の種々の機能を指定するためのものであ
り、ワンタッチダイアルキー6eは、1つのキー操作で
宛先を指定するワンタッチダイアル機能の操作を行うた
めのものである。
【0019】液晶表示器6fは、このグループ4ファク
シミリ装置からユーザへの種々のメッセージを表示する
ためのものであり、YESキー6gは、液晶表示器6f
に表示されたガイダンスメッセージに対する肯定的な回
答を入力するためのものであり、NOキー6hは、液晶
表示器6fに表示されたガイダンスメッセージに対する
否定的な回答を入力するためのものである。
【0020】図3は、ISDNに接続されている端末装
置が、ISDNとの間で行う回線交換モードでの呼制御
手順の一例について示している。
【0021】すなわち、発端末は、まず、転送モードと
して回線交換モードを設定するとともに、着端末を宛先
に指定した呼設定メッセージSETUPをISDNに送
出して着端末との呼設定を要求し、ISDNは、指定さ
れた着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して発
呼する。また、ISDNは、呼設定状況を通知するため
の呼設定受付メッセージCALL_PROCを発端末に
送出する。
【0022】着端末は、着信検出すると、自端末が着信
可能な状態になっているときには、ISDNに呼出メッ
セージALERTを送出し、ISDNは呼出メッセージ
ALERTを発端末に送出して着端末の呼出を開始した
ことを通知する。
【0023】着端末は、着信応答すると応答メッセージ
CONNをISDNに送出し、ISDNは応答メッセー
ジCONNを発端末に送出して着端末が呼を受け付けた
ことを通知する。
【0024】また、ISDNは、着端末に応答確認メッ
セージCONN_ACKを送出して着端末の応答を確認
し、その時点で、発端末と着端末の間にデータ伝送のた
めの情報チャネル(Bチャネル)が確立する。
【0025】これにより、発端末と着端末との相互間
で、情報チャネルを用いたデータ伝送が、おのおのの端
末の伝送機能に設定された伝送制御手順により実行され
る。
【0026】そして、データ伝送を終了すると、発端末
が切断メッセージDISCをISDNに送出して情報チ
ャネルの解放を要求し、ISDNは、解放メッセージR
ELを発端末に送出して情報チャネルの復旧を通知す
る。一方、着端末には、ISDNが切断メッセージDI
SCを送出して情報チャネルの解放を要求し、着端末が
解放メッセージRELをISDNに送出して情報チャネ
ルの復旧を通知する。
【0027】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、発端末とISDNとの間の情報チャネル
が解放される。それとともに、ISDNは、解放完了メ
ッセージREL_COMPを着端末に送出して、ISD
Nと着端末との間の情報チャネルが解放される。それに
より、発端末と着端末との間に設定されていた情報チャ
ネルが完全に解放される。
【0028】このようにして、発端末と着端末との間に
情報チャネルが設定されて、データ伝送が行われ、デー
タ伝送が終了すると、情報チャネルが解放される。
【0029】また、ISDNの呼設定用のおのおののメ
ッセージは、図5(a)に示すように、レイヤ3呼制御
メッセージを規定するプロトコル仕様(フォーマット、
シーケンスなど)を識別するためのプロトコル識別子、
そのメッセージがどの呼に関与するものであるかを識別
するための呼番号、それぞれのメッセージの内容を識別
するためのメッセージタイプ、おのおののメッセージに
必ず付加される必須情報要素、および、おのおののメッ
セージに必要に応じて付加される付加情報要素からな
る。なお、必須情報要素は、メッセージタイプに応じて
0,1,または複数個が設定されており、付加情報要素
は、その状況に応じて0,1または複数個が配置され
る。
【0030】呼設定メッセージSETUPは、同図
(b)に示すように、必須情報要素として「伝達能力」
をもち、付加情報要素としては、例えば、「発番号」、
「着番号」、「低位レイヤ整合性」、「高位レイヤ整合
性」、および、「ユーザ・ユーザ」などの情報要素をも
つ。
【0031】これらの情報要素の概略について説明す
る。
【0032】「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の
内容が、音声、非制限デジタル情報、制限デジタル情
報、3.1KHzオーディオ、7KHzオーディオ、あ
るいは、ビデオのいずれかであるのかを示す情報転送能
力、使用する交換機能が回線交換であるのかパケット交
換であるのかを示す転送モード、情報転送の速度をあら
わす情報転送速度、情報の転送形態をあらわす情報、お
よび、ユーザ情報のプロトコルをあらわす情報などから
なる。
【0033】「発番号」情報要素は、発端末のISDN
番号をあらわし、「着番号」情報要素は、着端末のIS
DN番号をあらわす。
【0034】「低位レイヤ整合性」情報要素は、相手端
末との通信可能性検査に使用するためのものであり、基
本的な内容は「伝達能力」情報要素と同一である。さら
に、この「低位レイヤ整合性」情報要素には、より細か
い内容が含まれる。
【0035】「高位レイヤ整合性」情報要素は、相手端
末との整合性検査に使用するためのものであり、例え
ば、グループ2/グループ3ファクシミリ、グループ4
ファクシミリ、ミクストモード、テレテックス、ビデオ
テックス、テレックス、あるいは、メッセージ・ハンド
リング・システムなどの端末機能のうち、いずれの端末
機能を備えているのかを表示する。
【0036】「ユーザ・ユーザ」情報要素は、ユーザ間
の情報の伝達に用いるためのものであり、この「ユーザ
・ユーザ」情報要素の内容は、ISDNによって解釈さ
れることなくトランスペアレントに転送されて相手ユー
ザに伝達される。
【0037】以上の構成で、このグループ4ファクシミ
リ装置は、ISDNより呼設定メッセージSETUPを
受信して着呼検出すると、図6に示すような動作を行
う。
【0038】まず、呼設定メッセージSETUPの情報
要素を解析して、発端末の端末機能を識別し(処理10
1)、発端末と通信可能であるかどうかを調べる(判断
102)。判断102の結果がNOになるときには、そ
の呼を無視して(処理103)、待機状態に戻る。
【0039】判断102の結果がYESになるときに
は、自動送信モードフラグがセット状態であるかどうか
を調べて(判断104)、判断104の結果がYESに
なるときには、呼設定メッセージSETUPの「発番
号」情報要素の内容を相手先番号として記憶し(処理1
05)、その呼を無視して(処理106)、そのときに
記憶した相手先番号を宛先として指定した状態で、自動
送信動作を起動する(処理107)。
【0040】また、判断104の結果がNOになるとき
には、応答メッセージCONNを応答し(処理10
8)、所定の呼設定手順を行って情報チャネルを確立し
(処理109)、情報チャネル上で所定の伝送前手順を
実行し(処理110)、情報チャネル上の所定の画情報
伝送手順を実行する(処理111)。そして、画情報伝
送を終了すると、情報チャネルを解放し(処理11
2)、所定の呼復旧手順を実行して(処理113)、着
呼動作を終了する。
【0041】自動送信動作の処理例を図7に示す。
【0042】まず、起動時に指定された相手先番号を発
呼し(処理201)、所定の呼設定手順を行って情報チ
ャネルを確立し(処理210)、情報チャネル上で所定
の伝送前手順を実行し(処理211)、情報チャネル上
の所定の画情報伝送手順を実行して、自動送信ファイル
番号情報に登録されている画情報ファイルを相手端末に
送信する(処理212)。そして、画情報伝送を終了す
ると、情報チャネルを解放し(処理213)、所定の呼
復旧手順を実行して(処理214)、この自動送信動作
を終了する。
【0043】このようにして、本実施例では、自動送信
モードフラグがセットされているときには、着信動作す
るとそのときの発端末の番号を保存して、その呼を無視
し、保存した発端末の番号を発呼して、指定されている
自動送信ファイルを送信するようにしているので、情報
を要求する端末側で課金されず、情報を提供する端末側
に課金される。
【0044】したがって、情報提供者が通信料金を負担
して情報を提供するようなサービスを、端末機能のみで
実現することができる。
【0045】ところで、上述した実施例では、自動送信
モードフラグがセットされているときには、着信動作す
ると、全ての発端末に対して自動送信ファイルを送信す
るようにしているが、この自動送信ファイルを送信する
端末を制限することができる。
【0046】例えば、図8(a)に示すように、自動送
信する宛先のISDN番号を記憶した送信宛先テーブル
を保存しておき、この送信宛先テーブルに登録されてい
る番号に対してのみ、自動送信動作を行うようにするこ
とができる。
【0047】この場合の着呼時の処理例を図9に示す。
【0048】まず、呼設定メッセージSETUPの情報
要素を解析して、発端末の端末機能を識別し(処理30
1)、発端末と通信可能であるかどうかを調べる(判断
302)。判断302の結果がNOになるときには、そ
の呼を無視して(処理303)、待機状態に戻る。
【0049】判断302の結果がYESになるときに
は、自動送信モードフラグがセット状態であるかどうか
を調べて(判断304)、判断304の結果がYESに
なるときには、呼設定メッセージSETUPの「発番
号」情報要素の内容が、上述した送信宛先テーブルに登
録されているかどうかを調べる(判断305)。判断3
05の結果がYESになるときには、そのISDN番号
を相手先番号として記憶し(処理306)、その呼を無
視して(処理307)、そのときに記憶した相手先番号
を宛先として指定した状態で、自動送信動作を起動する
(処理308)。
【0050】また、判断304の結果がNOになると
き、および、判断305の結果がNOになるときには、
応答メッセージCONNを応答し(処理309)、所定
の呼設定手順を行って情報チャネルを確立し(処理31
0)、情報チャネル上で所定の伝送前手順を実行し(処
理311)、情報チャネル上の所定の画情報伝送手順を
実行する(処理312)。そして、画情報伝送を終了す
ると、情報チャネルを解放し(処理313)、所定の呼
復旧手順を実行して(処理314)、着呼動作を終了す
る。
【0051】このようにして、本実施例では、自動送信
する宛先を制限することができる。
【0052】ところで、自動送信する相手端末を制限す
る方法は、上述した実施例の方法に限らない。例えば、
図8(b)に示すように、自動送信動作を拒否する宛先
のISDN番号を記憶した送信拒否宛先テーブルを保存
しておき、この送信拒否宛先テーブルに登録されている
番号以外の番号に対してのみ、自動送信動作を行うよう
にすることができる。
【0053】この場合の着呼時の処理例を図10に示
す。
【0054】まず、呼設定メッセージSETUPの情報
要素を解析して、発端末の端末機能を識別し(処理40
1)、発端末と通信可能であるかどうかを調べる(判断
402)。判断402の結果がNOになるときには、そ
の呼を無視して(処理403)、待機状態に戻る。
【0055】判断402の結果がYESになるときに
は、自動送信モードフラグがセット状態であるかどうか
を調べて(判断404)、判断404の結果がYESに
なるときには、呼設定メッセージSETUPの「発番
号」情報要素の内容が、上述した送信拒否宛先テーブル
に登録されているかどうかを調べる(判断405)。判
断405の結果がNOになるときには、そのISDN番
号を相手先番号として記憶し(処理406)、その呼を
無視して(処理407)、そのときに記憶した相手先番
号を宛先として指定した状態で、自動送信動作を起動す
る(処理408)。
【0056】また、判断404の結果がNOになると
き、および、判断405の結果がYESになるときに
は、応答メッセージCONNを応答し(処理409)、
所定の呼設定手順を行って情報チャネルを確立し(処理
410)、情報チャネル上で所定の伝送前手順を実行し
(処理411)、情報チャネル上の所定の画情報伝送手
順を実行する(処理412)。そして、画情報伝送を終
了すると、情報チャネルを解放し(処理413)、所定
の呼復旧手順を実行して(処理414)、着呼動作を終
了する。
【0057】このようにして、本実施例では、自動送信
する宛先を制限することができる。
【0058】ところで、上述した実施例では、1つの自
動送信ファイルを登録できるようにしているが、複数の
自動送信ファイルを登録するようにすることもできる。
その場合、おのおのの宛先に対して、送信する自動送信
ファイルを個別に登録することもできる。
【0059】また、上述した実施例では、本発明をグル
ープ4ファクシミリ装置に適用したが、それ以外のIS
DN端末装置についても、本発明を同様にして適用する
ことができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の端末装置から、不特定多数の端末装置に対して、
所定の送信情報を適宜に送信することができるので、情
報提供者が通信料金を負担して情報を提供するようなサ
ービスを実現できる。また、その送信情報を送信する端
末、あるいは、送信拒否をする端末を指定することがで
きるので、かかるサービスを有効に活用することができ
るという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ4ファクシ
ミリ装置。
【図2】パラメータメモリに保存する情報の一例を示す
概略図。
【図3】操作表示部の一例を示す概略図。
【図4】ISDNと端末との間における呼制御手順の一
例を示すタイムチャート。
【図5】呼設定用信号の信号形式を示す概略図。
【図6】着呼検出時の動作例を示すフローチャート。
【図7】自動送信時の動作例を示すフローチャート。
【図8】自動送信宛先を制限するための情報を例示した
概略図。
【図9】着呼検出時の他の動作例を示すフローチャー
ト。
【図10】着呼検出時のさらに他の動作例を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 制御部 2 システムメモリ 3 パラメータメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNを伝送路として用いるISDN
    端末装置の制御方法において、 自動送信する端末のISDN番号を記憶した自動送信端
    末記憶手段を備え、着呼検出すると、そのときの発端末
    との間でデータ通信可能な場合で、かつ、その発端末の
    ISDN番号が上記自動送信端末記憶手段に登録されて
    いるときには、その着呼を無視するとともに、その発端
    末に対してあらかじめ設定されている文書情報を送信す
    る送信動作を行う一方、そのときの発端末との間でデー
    タ通信可能な場合で、かつ、その発端末のISDN番号
    が上記自動送信端末記憶手段に登録されていないときに
    は、所定の着呼動作を行うことを特徴とするISDN端
    末装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 ISDNを伝送路として用いるISDN
    端末装置の制御方法において、 自動送信拒否する端末のISDN番号を記憶した自動送
    信拒否端末記憶手段を備え、着呼検出すると、そのとき
    の発端末との間でデータ通信可能な場合で、かつ、その
    発端末のISDN番号が上記自動送信拒否端末記憶手段
    に登録されていないときには、その着呼を無視するとと
    もに、その発端末に対してあらかじめ設定されている文
    書情報を送信する送信動作を行う一方、そのときの発端
    末との間でデータ通信可能な場合で、かつ、その発端末
    のISDN番号が上記自動送信拒否端末記憶手段に登録
    されているときには、所定の着呼動作を行うことを特徴
    とするISDN端末装置の制御方法。
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