JP2823165B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2823165B2 JP63018259A JP1825988A JP2823165B2 JP 2823165 B2 JP2823165 B2 JP 2823165B2 JP 63018259 A JP63018259 A JP 63018259A JP 1825988 A JP1825988 A JP 1825988A JP 2823165 B2 JP2823165 B2 JP 2823165B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はオートダイヤル発呼に必要なダイヤル情報を
きめ細かくセットすることが出来るようにしたファクシ
ミリ装置に関するものである。
(従来の技術) ファクシミリ装置は公衆回線を利用して遠隔地に文書
や図などの画データを送信することができる伝送装置で
あり、近年広く利用されている。そして、最近では多機
能電話機にこのファクシミリ機能を付加したものも現
れ、ますます一般に浸透する気配である。
ところで、従来ファクシミリ機能を持つこれらの装置
は、短縮ダイヤルやワンタッチ操作によるオートダイヤ
ル機能を持ち、相手ファクシミリ装置あるいは相手電話
機のダイヤル番号を予め登録しておくことで、登録した
ものの中から必要なものを指定してオートダイヤルを指
令すれば、相手方を自動的に呼ぶことが出来るようにし
ている。また、装置によっては登録するダイヤル番号デ
ータ中にポーズ(休止機能)も含めて登録することが出
来るようにしたものもある。
一方、近年においてはユーザは様々なダイヤルサービ
スが利用できるようになり、ダイヤルサービスを利用し
てファクシミリ端末とも接続されることが多くなった。
例えば、通信業務解放政策により出現したNCC等と呼ば
れる日本テレコムあるいは第二電電等と言った日本電信
電話会社(NTT)以外の回線サービス会社による大都市
間の長距離電話伝送サービス等である。これを利用する
場合、NTT回線→NCC回線→NTT回線の経路を辿って相手
方に接続されるのに対し、このようなサービス会社回線
を利用しない場合はNTT回線のみで相手方に接続され
る。
NTTの高速ファクシミリ網を利用するにはその指定の
ため、「161」なる番号をDPダイヤル方式で入力し、更
に相手方ダイヤル番号をDP(ダイヤルパルス)ダイヤル
方式で入力することで交信できる。
一方、NCC回線を利用した通信では高速ファクシミリ
網を指定する上記アクセス番号をDPダイヤル方式で入力
し、第2ダイヤルトーンが送られてきたならば、次に使
用するサービス会社(NCC)のシステムに接続するアク
セス用のサービス番号(0077,0080,0088など)と暗証番
号とをPB(押し釦信号;押し釦に応じた周波数信号)ダ
イヤル方式で送り、これがNCC側で確認されると第3ダ
イヤルトーンが送られ、ここで相手先番号をPBダイヤル
方式でダイヤルするとNCCの回線を介して接続相手の最
寄りの接続ポイントからNTT回線を通して相手先に着呼
させる。すなわち、暗証番号等を併用して予め登録され
た発呼者であることを確認する方式の場合、入力された
暗証番号等をコンピュータで照合するためにダイヤル入
力はPBダイヤル方式で行う必要が生じるため、相手方と
の接続にはDPダイヤル方式によるダイヤル、ダイヤルト
ーンの確認、PBダイヤル方式によるダイヤル等、種々の
信号方式による複雑な信号送受を行わなければならな
い。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来装置では予め短縮ダイヤル機
能を利用して登録してあるダイヤル情報を使用したダイ
ヤル発呼を利用する場合、1局当りの短縮ダイヤルはそ
の使用するダイヤル発呼方式や制御方式は一つに固定さ
れてしまうため、1桁毎のこれら方式や制御の変更する
設定を加えることができないから、回線網からの種々の
サービスが受けられないと言う問題点があった。そこ
で、従来においてはこのような場合、オペレータは先ず
初めにファクシミリ装置の外付けの電話により、手動発
呼にて回線に接続した後、ファクシミリ操作して通信し
なければならないので、定時発呼や話中時のオートリダ
イヤル機能等、ファクシミリ装置のオートダイヤル発呼
送受信に関する種々の自動化機能が使用出来ないことを
意味し、操作性に欠けると言う問題が生じる。
そこで、この発明の目的とするところは、1桁毎の所
望のダイヤル方式を設定できるようにして、DPダイヤル
方式とPBダイヤル方式を併用しなければならない場合な
どにおいても、その切換え情報を含めて登録でき、回線
網からのオートダイヤルによる種々のサービスが受けら
れるようにした操作性の良いファクシミリ装置を提供す
ることにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するため、本発明は次のように構成す
る。すなわち、ダイヤル番号1桁分のダイヤル信号の送
信動作、送信するダイヤル信号の信号方式の設定動作お
よび所定の第2発信音および第3発信音の検出動作を含
む所定の単位動作の実施をそれぞれ指定する動作情報の
組み合わせにより示される1回のダイヤル送信動作の手
順の指定を受付ける受付手段と、この受付手段により受
付けられた手順を記憶しておくための記憶手段と、DPダ
イヤル方式およびPBダイヤル方式のそれぞれのダイヤル
信号を選択的に生成するダイヤル信号生成手段と、前記
記憶手段に記憶された手順に従い、当該手順の途中にて
ダイヤル信号の信号方式の設定動作が動作情報にて指定
されていたならばその前後でダイヤル信号の信号方式を
切換えさせつつ、また第2発信音および第3発信音の検
出動作が動作情報にて指定されていたならばそれぞれの
発信音の検出を行いつつ、ダイヤル信号の送信動作を指
定する動作情報に応じてのダイヤル信号の送信を前記ダ
イヤル信号生成手段に行わせる制御手段とを用いて構成
する。
(作 用) このような手段に講じたことにより、少なくともダイ
ヤル番号1桁分のダイヤル信号の送信動作、送信するダ
イヤル信号の信号方式の設定動作および所定の第2発信
音および第3発信音の検出動作を含む所定の単位動作の
実施をそれぞれ指定する動作情報の組み合わせにより示
される1回のダイヤル送信動作の手順の指定がなされた
とき、これが受付手段によって受付けられて記憶手段に
記憶される。そして、記憶手段に記憶された手順での自
動ダイヤル発呼が指令されると、前記記憶手段に記憶さ
れた手順に従って制御手段の制御の下に、ダイヤル信号
の送信動作を指定する動作情報に応じてのダイヤル信号
の送信がダイヤル信号生成手段により行われる。ただ
し、当該手順の途中にてダイヤル信号の信号方式の設定
動作が動作情報にて指定されていたならばその前後で、
前記ダイヤル信号生成手段が生成するダイヤル信号の信
号方式が前記制御手段の制御の下に切換えられる。ま
た、当該手順の途中にて第2発信音および第3発信音の
検出動作が動作情報にて指定されていたならばそれぞれ
の発信音の検出が行われてから続きのダイヤル信号の送
信が行われる。
従って、例えばDPダイヤル方式によりアクセス番号を
入力したのち、PBダイヤル方式によりサービス番号、暗
証番号、あるいは相手先番号などを入力するといった手
順を踏んで呼び出さなければならない相手を呼び出す場
合などにおいて、必要に応じて信号方式を切換えなが
ら、また必要に応じて第2発信音や第3発信音の検出を
行いながら、必要なダイヤルデータを送出すると言うよ
うな複雑なオペレーションをプログラマブルに自動実行
させることができるようになり、例えばNCCの長距離回
線網を経由してのファクシミリ通信がオートダイヤルで
利用できるようになると、様々な通信サービスを簡単に
利用することができるようになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図は本発明の構成を示すブロック図である。
図において、11は送信原稿を読取り走査する読取部であ
り、この読取部11は原稿を順次一方向に送りながら、こ
れと直交する方向に配したラインセンサなどの読取りセ
ンサにより画情報を読取り、データ化する。12は受信画
像を記録走査する記録部である。この記録部12は例えば
感熱記録紙のような記録媒体を順次一方向に送りなが
ら、それと直交する方向に受信データを記録する。13は
ダイヤル入力釦やファンクションキー及び入力内容や状
態情報或いはメッセージ等をキャラクタなどで表示する
例えばドットマトリクスの液晶表示器等を備えた操作表
示部である。14はアウト・ダイヤル・パルス回路であ
り、操作表示部13により登録のために入力された操作手
順情報を含むダイヤル情報等を記憶しているランダム・
アクセス・メモリ(RAM)21の当該記憶されたダイヤル
情報に従ってDPダイヤル方式及びPBダイヤル方式のダイ
ヤル信号を出力するものである。15は通信処理部であ
り、画信号の符号化及び復号化等をするものである。ま
た、16はモデム(MOD)であり、画情報や制御信号を周
波数信号化して伝送するものである。17は加入者回線10
を介して図示しない交換機との間の接続制御を行う網制
御部(NCU)、18は制御プログラムなどを記憶したリー
ド・オンリー・メモリ(ROM)、19は各種情報を一時記
憶するランダム・アクセス・メモリ(RAM)、20は前記R
OM 18内のプログラムを実行し、システム全体の制御を
司る制御部、22はRAM 21をバックアップするバックアッ
プ電源である。
前記操作表示部13のキー部分は、例えば、第2図に示
すように3秒程度の休止を設定する「ポーズ」入力釦、
DPダイヤル方式を設定する「CTL0」入力釦、PBダイヤル
方式を設定する「CTL1」入力釦、第2発信音検出制御を
設定する「CTL2」入力釦、第3発信音検出制御を設定す
る「CTL3」入力釦等のファンクションキーおよび「0」
〜「9」までのテンキーと「♯」,「*」キーよりなる
ダイヤルキーを持つ。第3図に上記ファンクションキー
のキー別機能一覧を示しておく。
次に上記構成の本装置の作用を説明する。
加入者回線10より着呼があるとNCU 17を介して制御部
20は知り、NCU 17を介して交換機に応答信号を送る。交
換機はこの応答により発呼側端末と着呼側端末を接続
し、通信可能な状態にする。そして、次に制御部20は相
手と所定のプロトコルに従ってリンクさせ、相手からの
画信号や制御情報待ちとなる。相手から画信号や制御情
報が送られて来ると、NCU 17を介してこれを受け、モデ
ム16及び通信処理部15によりこれらの信号を復号してデ
ータとして取込み、記録部12に送って記録媒体に逐次記
録してハードコピーとして出力する。受信が終了すると
制御部20はNCU 17に対し、通信終了を指令し、NCU 17は
回線を切離して通信を終了させる。
送信は本ファクシミリ装置備え付けの電話機による手
動ダイヤル操作または表示操作部13のキー操作によりオ
ートダイヤル機能でダイヤルを行うと、NCU 17を介して
回線に接続され、その後、ファクシミリ操作を実施する
と相手方とリンクして伝送が可能になる。すると制御部
20は読取部11を制御し、読取部11にセットされた原稿を
送りながら読み取らせる。読取部11より出力される原稿
の画データは信号処理部15により、符号化され、モデム
16により周波数信号に変換されてNCU 17より回線10を介
して相手方に伝送される。
通信が終了すると制御部20はNCU 17に対し、通信終了
を指令し、NCU 17は回線を切離して通信を終了させる。
ところで、本装置はダイヤル方式や制御方式を必要な
手順に従って、順に登録して自動発呼に利用できるよう
にした点に特徴がある。これは、操作表示部13に「0」
〜「9」までのテンキーと「♯」,「*」キーよりなる
ダイヤル入力釦の他、3秒程度の休止を設定する「ポー
ズ」入力釦、DPダイヤル方式を設定する「CTL0」入力
釦、PBダイヤル方式を設定する「CTL1」入力釦、第2発
信音検出制御を設定する「CTL2」入力釦、第3発信音検
出制御を設定する「CTL3」入力釦等のファンクションキ
ーを設け、これらの機能を登録ダイヤル情報に加えるに
は、使用する当該釦を押してRAM21に記憶させるだけ
で、良いようにしたことで得ている。
例えば、DPダイヤル方式によりアクセス番号を入力
し、第2ダイヤルトーンを受けたならばPBダイヤル方式
によりサービス番号や暗証番号等を入力し、第3ダイヤ
ルトーンを受けたならばPBダイヤル方式により相手先番
号を入力すると言った手順を踏んで相手を呼ぶ場合は、
第4図に示すようにセットする。すなわち、まず初めに
登録モードに設定し、次にDPダイヤル方式を設定する
「CTL0」入力釦を押す。そして、テンキーを押して必要
なアクセス番号を順に入れ、次に第2発信音検出制御を
設定する「CTL2」入力釦を押す。その次のテンキーを押
して必要なサービス番号及び暗証番号等を順に入れ、次
に第3発信音検出制御を設定する「CTL3」入力釦を押し
てから、テンキーにより相手先番号を入力する。そし
て、登録終了の操作を行うとデータの最後にENDコード
が格納される。この一連の操作によるダイヤル情報は、
制御部20によりRAM 21に記憶され、オートダイヤル用の
ある1局分のダイヤル情報として登録される。同様な操
作により他の局についての必要なダイヤル情報も1局々
々各別に複数局分登録できる。登録された各々のダイヤ
ル情報はバックアップ電源22により保持される。
そして、この登録された各々のダイヤル情報を利用し
てのオートダイヤルを実施するときは、操作表示部13に
よる所定の操作により、登録されたうちの一つを指定し
てオートダイヤルを指令操作をすることにより、制御部
20はこの指令された一局分のダイヤル情報RAM 21から読
み出す。そして、この読み出した情報に従って、オート
ダイヤルを実施する。上述の例でははじめのデータが
「CTL0」相当であるから、制御部20はDPダイヤル方式で
あると認定して、続くデータをDPダイヤル方式で送出す
るようにOPD 14に指令してから次の制御情報までの間に
存在する読み出しダイヤルデータ(TEL 1〜TEL 3)を送
り出す。そのため、OPD 14は順に送られてくる読み出し
データをDPダイヤル方式の信号で送り出し、これをNCU
17は回線10へと送り出す。次に読み出しデータが「CTL
2」相当のものとなるので、この段階で制御部20は回線1
0からの第2ダイヤルトーン待状態となる。そして、第
2ダイヤルトーンが送られて来ると、NCU 17を介してこ
れを受け、MOD 16により復号してデータとして制御部20
に渡す。制御部20はこれにより、第2ダイヤルトーンの
受信を確認し、続いてRAM 21より読み出した「CTL2」の
次のデータについての実行に入る。このデータは「CTL
1」相当のものであるから、制御部20はPBダイヤル方式
であると認定して、続くデータをPBダイヤル方式で送出
するようにOPD 14に指令してから次の制御情報までの間
に存在する読み出しダイヤルデータ(TEL 4〜TEL 13)
を送り出す。そのため、OPD 14は順に送られてくる読み
出しデータをPBダイヤル方式の信号で送り出し、これを
NCU 17は回線10へと送り出す。TEL 13データの次の読み
出しデータは「CTL 3」相当のものとなるので、この段
階で制御部20は回線10からの第3ダイヤルトーン待状態
となる。そして、第3ダイヤルトーンが送られて来る
と、NCU 17を介してこれを受け、MOD 16により復号して
データとして制御部20に渡す。制御部20はこれにより、
第3ダイヤルトーンの受信を確認し、続いてRAM 21より
読み出した「CTL 3」の次のデータ(TEL 14〜TEL n)の
送り出しに入る。このデータを送出するとデータは終り
となるので、これにより制御部20はオートダイヤルを終
了する。この一連のオートダイヤル操作で相手方と接続
されると、制御部20は当該相手方と所定のプロトコルに
従ってリンクを行い、その後に画情報の伝送を実施す
る。
制御部20による以上のオートダイヤル発呼の手順をフ
ローチャートで示すと第5図の如きである。登録された
複数局のダイヤル情報のうちの1局を指定してオートダ
イヤルを指令すると、まず初めに回線が空いていること
を示す発信音を確認し(s1)、発信音があれば当該指定
局のダイヤル情報内容を1桁ずつ順に読み出す(s2)。
そして、読み出した1桁の情報が何であるかを判定する
(s3)。そして、当該情報が「ポーズ」であれば、所定
時間(3秒程度)の休止を実施し(s4)、「CTL0」であ
ればDPダイヤル方式の設定(s5)、「CTL1」であればPB
ダイヤル方式の設定(s6)、「CTL2」であれば第2発信
音検出制御(s7)、「CTL3」であれば第3発信音検出制
御(s8)、「0」〜「9」,「♯」,「*」のいづれか
であれば当該データ1桁分のダイヤル送信を設定方式で
実施し(s9)、s2に戻ると言った作業を繰返す。情報が
終れば(ENDコード)回線接続終了確認をした後(s1
0)、このオートダイヤルの機能を終了する。
以上、説明したように本装置は短縮またはワンタッチ
操作でダイヤル発呼するため、予めオペレータが相手先
電話番号を登録し、その電話番号情報を装置が自動的に
読み出し、一連のダイヤル発呼接続動作させるオートダ
イヤル機能を備えたファクシミリ装置において、DP,PB
のダイヤル方式及び発信音等の検出要求等を指示するキ
ーを設け、相手先電話番号登録時にダイヤル操作手順に
従ってこれら指示内容をダイヤルデータ列に混在させ
て、登録することで順に指令内容を変えてダイヤルデー
タの送り出し操作を実行させることが出来るようにした
ものである。従って、例えばDPダイヤル方式によりアク
セス番号を入力したのち、PBダイヤル方式によりサービ
ス番号、暗証番号、あるいは相手先番号などを入力する
と言った手順を踏んで呼び出さなければならない相手を
呼び出す場合などにおいて、必要に応じてダイヤル方式
を切換えながら、また、相手からの応答状態を確認しな
がら必要なダイヤルデータを送出すことが出来るように
なり、複雑な切換えや相手からの応答を待って次のダイ
ヤルを行うなどの複雑なオペレーションをプログラマブ
ルに自動実行させることが出来るようになり、従って、
近年、回線網からの種々のサービス例えば、日本テレコ
ムや第2電電等と言ったNCCの長距離回線網を経由して
のファクシミリ通信がオートダイヤルで利用できるよう
になるなど、様々な通信サービスを簡単に利用すること
ができるようになる。
しかも本実施例では、DPダイヤル方式のダイヤル信号
およびPBダイヤル方式のダイヤル信号をともにOPD14で
生成するようにしているので、簡易な構成により達成可
能となっている。
また本実施例では、第2ダイヤルトーンおよび第3ダ
イヤルトーンをそれぞれ検出する機能を有し、それらの
動作をそれぞれ設定可能としているので、前述のように
「DPダイヤル方式によりアクセス番号を入力し、第2ダ
イヤルトーンを受けたならばPBダイヤル方式によりサー
ビス番号や暗証番号等を入力し、第3ダイヤルトーンを
受けたならばPBダイヤル方式により相手先番号を入力す
る」といった複雑な手順に対応可能となっている。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば、1桁毎の所望のダイヤル方式や
制御情報を設定できるので、DPダイヤル方式とPBダイヤ
ル方式を併用しなければならない場合などにおいても、
その切換え情報を含めて登録でき、これらを必要とする
入力順序に従い順にオートダイヤルすることを可能にし
た操作性の極めて良いファクシミリ装置を提供できる。
また本発明によれば、DPダイヤル方式およびPBダイヤ
ル方式のそれぞれのダイヤル信号を、ダイヤル信号生成
手段が制御手段の指示に応じて選択的に生成するので、
各ダイヤル方式のダイヤル信号の生成部を個別に設ける
必要がなく、簡易な構成で達成可能なファクシミリ装置
を提供できる。
また本発明によれば、第2発信音および第3発信音の
検出動作をそれぞれ行えるので、これらの発信音の検出
を段階的に行っての複雑な手順でのオートダイヤルを実
行することが可能なファクシミリ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例を示すブロック図、第2図はそ
の操作表示部のキー構成を示す図、第3図はファンクシ
ョンキーの機能一覧を示す図、第4図はダイヤル情報の
入力例を説明するための図、第5図は登録されたダイヤ
ル情報に基づくダイヤル発呼制御の手順を説明するため
のフローチャートである。 10……加入者回線、11……読取部、12……記録部、13…
…操作表示部で、14……アウト・ダイヤル・パルス回
路、15……通信処理部、16……モデム(MOD)、17……
網制御部(NCU)、18……リード・オンリー・メモリ(R
OM)、19,21……ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、
20……制御部、22……バックアップ電源。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−18546(JP,A) 特開 昭61−133751(JP,A) 特開 昭61−174872(JP,A) 実開 昭53−166306(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤル番号1桁分のダイヤル信号の送信
    動作、送信するダイヤル信号の信号方式の設定動作およ
    び所定の第2発信音および第3発信音の検出動作を含む
    所定の単位動作の実施をそれぞれ指定する動作情報の組
    み合わせにより示される1回のダイヤル送信動作の手順
    の指定を受付ける受付手段と、 この受付手段により受付けられた手順を記憶しておくた
    めの記憶手段と、 DPダイヤル方式およびPBダイヤル方式のそれぞれのダイ
    ヤル信号を選択的に生成するダイヤル信号生成手段と、 前記記憶手段に記憶された手順に従い、当該手順の途中
    にてダイヤル信号の信号方式の設定動作が動作情報にて
    指定されていたならばその前後でダイヤル信号の信号方
    式を切換えさせつつ、また第2発信音および第3発信音
    の検出動作が動作情報にて指定されていたならばそれぞ
    れの発信音の検出を行いつつ、ダイヤル信号の送信動作
    を指定する動作情報に応じてのダイヤル信号の送信を前
    記ダイヤル信号生成手段に行わせる制御手段とを具備し
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
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JPS61176275A (ja) * 1985-01-31 1986-08-07 Toshiba Corp フアクシミリ装置
JPS62213466A (ja) * 1986-03-14 1987-09-19 Ricoh Co Ltd フアクシミリに於ける回線選択方式

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