JP2661204B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2661204B2
JP2661204B2 JP63274823A JP27482388A JP2661204B2 JP 2661204 B2 JP2661204 B2 JP 2661204B2 JP 63274823 A JP63274823 A JP 63274823A JP 27482388 A JP27482388 A JP 27482388A JP 2661204 B2 JP2661204 B2 JP 2661204B2
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明敏 有高
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、メッセージの録音や応答機能を有する留守
番電話装置を用いて発呼者識別を行うファクシミリ装置
に関するものである。
従来の技術 従来より、国際電信電話諮問委員会(CCITT)により
勧告されたグループ3規格のファクシミリ装置において
は発呼および被呼者識別信号が設定されているが、これ
らの信号はオプション信号であるため必ずしも設定され
ない場合があることと、国際的に定められた信号を用い
る規格のため第三者が容易にこれらの信号を知る事がで
きる。よってこれらの信号はパスワードとしての機能を
果たすことが出来ない。このためファクシミリ装置の製
造会社は各社とも独自の手順による発呼および被呼者識
別機能を付与し、プリメッセージ手順において発呼およ
び被呼者識別を行なってきた。
その手順を第3図に示す。被呼局は始めに発呼局に対
し非標準機能(NSF)信号を送出する。被呼局はこのNSF
によってメーカコードとパスワードおよびその他の自社
機能を報知する。発呼局は返送されてきたNSF信号を確
認し同一メーカコードの場合にパスワードの照合を行な
ったのち、合致すれば非標準機能設定(NSS)信号によ
り被呼局に送信の開始を伝達する。一方メーカコードま
たはパスワードが不一致の場合は切断命令(DCN)を送
出し回線を解放する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記したファクシミリ装置は独自の手
順を必要とし、また他社機と通信を行う場合は他社機の
動作手順をサポートしていないため、同一メーカの装置
のみを用いて通信を行うか、または呼者識別機能を使用
せず通信する必要があり、呼者識別機能を十分に発揮で
きない。このためファクシミリ装置の普及に伴い、一方
的にダイレクトメール等がファクシミリ装置を介して送
られて来る事が有り、受信側では不用な通信を受けるこ
とになり、記録紙を無駄に使用したりまた本来の通信の
妨害となるという問題点を有していた。これらの環境の
変化により使用者からは呼者識別機能の充実の要望が高
まってきている。
課題を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するためパスワードの入
力を促す第一のメッセージおよびファクシミリに切替え
るために入力すべき所定の信号を明示する第二のメッセ
ージを送出する応答メッセージ送出手段を設け、パスワ
ード記憶手段にパスワードが設定されている状態では着
呼の発生時に応答メッセージ送出手段を動作させて第一
のメッセージを電話回線に送出するとともに電話回線よ
り送られて来たパスワードがパスワード記憶手段に記憶
されたパスワードと一致した場合に切替手段によりファ
クシミリ画像受信手段を電話回線へ接続し、パスワード
記憶手段にパスワードが設定されていない状態では着呼
の発生時に応答メッセージ送出手段を動作させて第二の
メッセージを電話回線に送出するとともに電話回線より
送られて来た所定の信号に従って切替手段によりファク
シミリ画像受信手段を電話回線へ接続し、電話回線より
送られて来たパスワードがパスワード記憶手段に記憶さ
れたパスワードと不一致の場合もしくは所定の信号が送
られてこない場合には応答メッセージ送出手段のメッセ
ージ送出完了後に入力メッセージ録音手段を電話回線へ
接続するように制御する制御手段を設けたものである。
作 用 この構成によって本発明のファクシミリ装置はパスワ
ードを自由に設定することができ、パスワードが設定さ
れた状態で着呼があれば第一のメッセージによってパス
ワードの入力を促し、そのパスワードを知っている特定
の相手からのファクシミリのみを受信し、不必要なファ
クシミリ受信をせずに済む。またパスワードが設定され
ていない状態で着呼があれば第二のメッセージを送出
し、ファクシミリを希望する相手はファクシミリ通信の
ための所定の信号を知り、その信号を送ってファクシミ
リ送信を行なうことができる。またそれ以外の相手に対
してはメッセージの録音を促すのでメッセージを希望す
る相手はメッセージを録音することができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例に於けるファクシミリ装置
の受信部の構成を示すブロック図である。第1図に於
て、1は電話回線インターフェイス部、2はファクシミ
リ画像受信手段であり、これらは従来の装置と同一であ
り説明は省略する。3は着呼に対し音声にて応答する応
答メッセージ送出手段であり、パスワード入力を促すメ
ッセージが録音された第一メッセージ記憶手段3−1
と、ファクシミリ画像の受信手段への切替方法を報知す
るメッセージが録音された第二メッセージ記憶手段3−
2より構成され、電話回線インターフェイス部1に接続
されている。4は入力メッセージ録音手段5と、ファク
シミリ画像の受信手段2との何れか一方を電話回線に接
続する切替手段である。6は発呼者を指定するパスワー
ド記憶手段、7はDTMF信号を検知するレシーバより構成
されたパスワード検出手段である。8はパスワード記憶
手段6の内容とパスワード検出手段7の出力を照合し、
一致した場合に切替手段4によりファクシミリ画像の受
信手段2を回線へ接続し、一方パスワードの不一致時に
は応答メッセージの送出完了後に入力メッセージ録音手
段5を回線へ接続するよう制御する制御手段である。
以上のように構成されたファクシミリ装置について、
以下その動作を説明する。第2図は制御手段8の動作を
説明するための通信手順を示すシーケンス図である。
今、第一メッセージ記憶手段3−1には「こちらはXX
です。ファクシミリの方はパスワードを入力下さい。電
話の方はピーという音の後でメッセージをお話し下さ
い。」というパスワードの入力を促すメッセージが、第
二メッセージ記憶手段3−2には「こちらはXXです。こ
の電話にはファクシミリがつながっています。ファクシ
ミリの方は*を押して下さい。電話の方はピーという音
の後でメッセージをお話し下さい。」というファクシミ
リ切替方法を示すメッセージが録音されているものとす
る。
先ず被呼端末の操作者によりパスワードが「1234」に
設定された場合、制御手段8はこの情報をパスワード記
憶手段6に記憶するとともに、応答メッセージ送出手段
3の動作を第一メッセージ記憶手段3−1へ切り替え
る。また被呼端末の操作者はパスワードの内容を送信を
希望する発呼局の操作者へ連絡する。発呼者は自機の電
話装置により被呼局を呼び出す。この着呼により制御手
段は応答メッセージ送出手段3を動作状態とし、第一の
メッセージを回線に送出するとともにパスワード検出手
段7を動作させ発呼者の入力を待ち受ける。次に発呼者
はパスワードの入力が必要であることをメッセージによ
り認知し、ダイアルを操作してパスワードを入力する。
入力されたDTMF信号によるパスワードはパスワード検出
手段7により数字データへ変換され制御手段8へ出力さ
れる。制御手段8は予めパスワード記憶手段6へ記憶さ
れているパスワードデータと入力データとを比較・照合
し、一致した場合は切換手段4を介しファクシミリ画像
受信手段2を回線へ接続するとともに受信手段2に受信
動作の開始を指示する。受信手段2はCCITTの手順に従
い受信のプリメッセージ手順を開始する。一方パスワー
ドデータと入力データとが一致しない場合は、被呼端末
の操作者が希望しない発呼者であると制御手段は判断
し、切替手段4を保持し応答メッセージ送出後に入力メ
ッセージ録音手段5を駆動し録音動作へ移行する。
一方、被呼端末の操作者が不特定の発呼者からの通信
を希望する場合は、パスワードを設定する必要がない。
この時、制御手段8はパスワードがないことを検知し応
答メッセージ送出手段3の動作を第二メッセージ記憶手
段3−2へ切り替え、パスワード検知手段7を待機状態
とする。ここで発呼者が自機の電話装置により被呼局を
呼び出すと、着呼により制御手段は応答メッセージ送出
手段3を動作状態とし、第二のメッセージを回線に送出
するとともにパスワード検出手段7を動作させ発呼者の
入力を待ち受ける。発呼者がファクシミリによる送信を
希望する場合は応答メッセージに従い「*」を入力す
る。この「*」をパスワード検知手段7が検知し制御手
段8へ出力すると、制御手段8は切替手段4を介し、フ
ァクシミリ画像受信手段2を回線し接続するとともに受
信手段2に受信動作の開始を指示する。受信手段2はCC
ITTの手順に従い受信のプリメッセージ手順を開始す
る。「*」を入力しない場合はパスワード不一致の動作
と同様となる。
本実施例では、パスワード信号としてDTMF信号を用い
たが、パルスダイアル信号やその他の音響信号を用いる
ことが可能であることは自明である。またメッセージ記
憶手段としては音声合成などの固定メッセージでも良
い。
発明の効果 以上のように本発明は、パスワードの入力を促す第一
のメッセージおよびファクシミリに切替えるために入力
すべき所定の信号を明示する第二のメッセージを送出す
る応答メッセージ送出手段を設け、パスワード記憶手段
にパスワードが設定されている状態では着呼の発生時に
応答メッセージ送出手段を動作させて第一のメッセージ
を電話回線に送出するとともに電話回線より送られて来
たパスワードがパスワード記憶手段に記憶されたパスワ
ードと一致した場合に切替手段によりファクシミリ画像
受信手段を電話回線へ接続し、パスワード記憶手段にパ
スワードが設定されていない状態では着呼の発生時に応
答メッセージ送出手段を動作させて第二のメッセージを
電話回線に送出するとともに電話回線より送られて来た
所定の信号に従って切替手段によりファクシミリ画像受
信手段を電話回線へ接続し、電話回線より送られて来た
パスワードがパスワード記憶手段に記憶されたパスワー
ドと不一致の場合もしくは所定の信号が送られてこない
場合には応答メッセージ送出手段のメッセージ送出完了
後に入力メッセージ録音手段を電話回線へ接続するよう
に制御する制御手段を設けたことにより、パスワードを
自由に設定することができ、パスワードが設定された状
態で着呼があれば第一のメッセージによってパスワード
の入力を促し、そのパスワードを知っている特定の相手
からのファクシミリのみを受信し、不必要なファクシミ
リ受信によって記録紙を無駄に消費することがない。ま
たパスワードが設定されていない状態で着呼があれば、
ファクシミリ通信のための信号を明示する第二のメッセ
ージを送出するので、ファクシミリを希望する相手はこ
のメッセージに従って信号を送ればファクシミリ送信を
行なうことができ、それ以外の相手に対してはメッセー
ジの録音を促すので重要な情報を入手できるという効果
を奏する。しかも、何れの場合でも相手方は通常のダイ
ヤル操作によって可能であるため、相手方装置は従来通
りの機能を持つものであれば足り、非標準機能にする必
要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に於けるファクシミリ装置の
受信部の構成を示すブロック図、第2図は本発明の一実
施例に於ける制御手段の動作を示す通信手順シーケンス
図、第3図は従来例に於ける通信手順シーケンス図であ
る。 1……電話回線インターフェイス部 2……ファクシミリ画像受信手段 3……応答メッセージ送出手段 4……切替手段 5……入力メッセージ録音手段 6……パスワード記憶手段 7……パスワード検出手段 8……制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パスワードの入力を促す第一のメッセージ
    およびファクシミリに切替えるために入力すべき所定の
    信号を明示する第二のメッセージを送出する応答メッセ
    ージ送出手段と、入力されたメッセージを録音する入力
    メッセージ録音手段と、ファクシミリ画像受信手段と、
    前記入力メッセージ録音手段と前記ファクシミリ画像受
    信手段の何れか一方を電話回線に接続する切替手段と、
    パスワード記憶手段とを備え、 前記パスワード記憶手段にパスワードが設定された状態
    では着呼の発生時に先ず前記応答メッセージ送出手段を
    動作させて第一のメッセージを電話回線に送出するとと
    もに電話回線より送られて来たパスワードが前記パスワ
    ード記憶手段に記憶されたパスワードと一致した場合に
    前記切替手段によりファクシミリ画像受信手段を電話回
    線へ接続し、前記パスワード記憶手段にパスワードが設
    定されていない状態では着呼の発生時に前記応答メッセ
    ージ送出手段を動作させて第二のメッセージを電話回線
    に送出するとともに電話回線より送られて来た所定の信
    号に従って前記切替手段によりファクシミリ画像受信手
    段を電話回線へ接続し、電話回線より送られて来たパス
    ワードが前記パスワード記憶手段に記憶されたパスワー
    ドと不一致の場合もしくは所定の信号が送られてこない
    場合には前記応答メッセージ送出手段のメッセージ送出
    完了後に前記入力メッセージ録音手段を電話回線へ接続
    するよう制御する制御手段を有することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
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JPH02121555A JPH02121555A (ja) 1990-05-09
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