JPH0720186B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH0720186B2
JPH0720186B2 JP60015457A JP1545785A JPH0720186B2 JP H0720186 B2 JPH0720186 B2 JP H0720186B2 JP 60015457 A JP60015457 A JP 60015457A JP 1545785 A JP1545785 A JP 1545785A JP H0720186 B2 JPH0720186 B2 JP H0720186B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、通信機能のみならず相手方との通話機能をも
併せ備えた通信装置に関するものである。
[従来技術] 従来から、相手方との通話機能を併せ備えたこの種の通
信装置のひとつとして、例えばファクシミリ装置が知ら
れている。
このファクシミリ装置には、大きく分けて、自動応答型
の装置と手動応答型の装置が知られている。
手動型ファクシミリ装置における受信動作の場合、電話
の呼び出しを受けたときには、まず装置本体に接続され
ている電話機の受話器を取り上げ、通常の電話の応答を
行う。その後、画像通信を行う場合には、装置本体に設
けられた通信開始を指令するスイッチを押下して、ファ
クシミリ装置を起動する。このことにより、電話機側か
らファクシミリ装置側に回線が切り換えられ、双方のフ
ァクシミリ装置間で通信動作が行われることになる。
また、こちら側から発呼する場合も同様であり、通常と
同様の電話の応対を行った後、通信を行う場合にはスイ
ッチ類を操作してファクシミリ装置を起動している。
他方、自動応答型ファクシミリ装置の場合には、着信後
に行われる所定の制御手順を経て、自動的に画像通信が
行われてしまうので、相手方との通話を行う余地はな
い。但し、使用される機種によっては、適宜通話を行う
ことも可能であるが、その場合には、画像通信が中断さ
れることになる。
このように、従来から知られているファクシミリ装置で
は、画像通信状態と通話状態とを切り換えて使用してい
るので、同時に画像通信と通話を行うことができないと
いった欠点があった。
[目的] 本発明の目的は上述の点に鑑み、画像通信中または通話
中に、電話番号を新たに入力することなく、その相手と
通話または画像通信ができる通信装置を提供することに
ある。
かかる目的を達成するために、本発明は、第1および第
2の回線を接続する接続手段、画像通信手段および通話
手段を備えた通信装置において、前記第1または前記第
2の回線にダイヤル信号を送出する発呼手段と、同一の
通信相手に対応した第1および第2の電話番号を記憶す
る記憶手段と、前記画像通信手段による画像通信または
前記通話手段による通話を要求する要求手段と、前記第
1の回線を介して、前記第1の電話番号の装置または相
手方と前記画像通信手段による画像通信中または前記通
話手段による通話中に、前記要求手段により通話または
画像通信が要求されたとき、前記第2の回線に対して前
記記憶手段に記憶された第2の電話番号に従って発呼す
るように前記発呼手段を制御すると共に、通話または画
像通信が行われるように前記通話手段または前記画像通
信手段を制御する制御手段とを有するものである。
[実施例] 以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明を適用したファクシミリ装置の一実施
例を示すブロック図である。
本図において、Aはファクシミリ装置本体、Bは網制御
部、L1およびL2は電話回線を示す。
1および2は各々の電話回線に接続した呼出し信号検出
回路(以下、CI検出回路という)である。このCI検出回
路1,2は、ハンドセットのフック状態(すなわち送受話
部が持ち上げられているか否かという状態)の検出、な
らびに、回線側から得られる呼出音の検出を行い、後述
するメインコントロール部13に知らせる。
11はダイヤル信号発生部、12はモデム、13はマイクロプ
ロセッサおよび各種メモリから成り通信動作全体を制御
するメインコントロール部、14はダイヤルボタン等を含
む操作部、15はCCDラインセンサなどを備えた画像読取
部、16はサーマルプリンタなどを備えた画像記録部、17
はハンドセットおよび呼出ベルを備えた電話機(ダイヤ
ルボタンは操作部14に含まれている)、18は装置本体の
外部に接続してある一般の電話機である。
3〜10は切換スイッチ部(以下、SWと略す)である。こ
のうち、SW3およびSW4は電話機17,18側とモデム12側の
回路を切換えるスイッチ部、SW5およびSW6は電話機17,1
8側とダイヤル信号発生部11側の回路を切換えるスイッ
チ部である。また、SW7およびSW8は、電話機17を回線L2
側に、電話機18を回線L1側にそれぞれ切換えるためのス
イッチ部である。更に、SW9はダイヤル信号発生部11か
ら送出されるダイヤル信号をいずれかの回線L1,L2側に
送出するためのスイッチ、SW10はモデム12をいずれかの
回線L1,L2側に接続するためのスイッチである。
20は、後に詳述する電話番号記憶用メモリである。
次に、本実施例の動作を説明する。
1) まず、本実施例の一般的な動作説明を行う。
回線L1は、通常の状態において、SW1,SW3,SW5,SW7を介
して電話機側の回路に接続されている。他方、回線L2
は、通常の状態において、SW2,SW4,SW6,SW8を介して外
部の電話機18に接続されている。
回線L1から呼出し信号が到来すると、電話機17のベルが
鳴る。そこで、ハンドセットを持ち上げると(すなわ
ち、オフフックの状態にすると)回線が捕捉され、相手
方との通話が可能になる。また、通話の途中からデータ
通信に移行する場合は、操作部14に含まれる開始ボタン
(図示せず)を押下すればよい。すなわち、この開始ボ
タンが押下されると、SW3により回線L1はモデム12側へ
切り換えられる。さらに、SW10もSW3をモデム12に接続
するように切換えられる。
このようにして、回線L1にモデム12が接続されると、モ
デム12は相手方のファクシミリ装置と画像通信を行うた
めに、所定の手順信号の送受を開始する。
回線L1を介して得られた受信信号はモデム12により復調
され、その復調データが画像記録部16に送られ、記録紙
上に記録がなされる。
これに対し、送信すべき原稿は画像読取部15により読取
られ、モデム12を介して回線L1側に送出される。
また、本実施例による装置が自動受信モードにセットし
てある場合は、CI検出回路1により呼出し信号が検知さ
れ、その検知出力に応答してコントローラ13がSW3およ
びSW10の切換え操作を行い、回線L1がモデム12に接続さ
れる。その後は、従来から知られている制御手順に従っ
て、自動的に通信動作が開始される。
回線L2についても、回線L1と同様の動作を行うことがで
きる。すなわち、回線L2から呼出し信号が到来すると、
電話機18のベルが鳴る。このとき、電話機18は装置本体
より離れた位置に置いてある場合があるので、電話機18
がプュッシュボタンタイプであればデータ通信に入る際
にプュッシュボタンを押下してトーン信号を発生させ、
トーン検出器(図示せず)にてトーン信号の検出を行わ
せる。かかるトーン信号が発せられたことを確認する
と、メインコントロール部13はSW4を切換え、回線L2をS
W10側に接続する。さらに、SW10により、回線L2はモデ
ム12に接続される。その後に、画像通信動作が開始され
る。
2) 次に、本装置側から電話をかける場合について説
明する。
まず、操作部14に設けてあるフックボタン(図示せず)
を押下するか、あるいは電話機17のハンドセットを持ち
上げるかして局側交換機からの発信音を確認し、その後
に操作部14上のダイヤルボタンを押下する。
メインコントロール部13は操作部14からダイヤルボタン
データを受けとり、ダイヤル信号発生回路部11を付勢し
てダイヤル信号を発生させる。
また、ダイヤルボタンが押下されると同時に、SW9はダ
イヤル信号発生部11とSW5とを接続する側に切換えら
れ、且つSW5はSW3とSW9とを接続する側に切換えられ
る。これらのスイッチの切換えにより、ダイヤル信号は
SW9,SW5,SW3およびCI検出回路1を経て回線L1へ送出さ
れる。
上記ダイヤル信号は、さらに、回線L2へ送出することも
可能である。この場合、ダイヤル信号はSW9,SW6,SW4お
よびCI検出回路2を経て回線L2へ送出される。但し、回
線L2を捕捉するか否かは、電話機18のフック状態(すな
わち、オンフック状態にあるかオフフック状態にある
か)をCI検出回路2がチェックして行う。
3) 本装置側から発呼して通信を行う場合には、上述
した電話をかける手順に従って回線L1あるいは回線L2へ
ダイヤル発信を行い、相手方が呼出しに応答したことを
確認した後に、SW3あるいはSW4をモデム側12に切り換え
る。メインコントロール部13は、接続された回線側へSW
10を切り換え、その後にモデム12を介して画像通信動作
に入る。
4) 本装置は、画像データの通信中においても、電話
をかけることが可能である。
いま、回線L1を通じて画像通信を行っているものと仮定
すると、回線L1はCI検出器1およびSW3,SW10を介してモ
デム12に接続されている。このとき、電話機17は回線L1
から切り離されているので、回線L2が空いていれば、通
話が可能となる。
かかる同時通話を実現する手段として、SW7およびSW8が
用いられる。すなわち、電話機17のハンドセットを持ち
上げて操作部14のダイヤルボタンを押下すると、メイン
コントロール部13は通和すべき手順を実行するために、
CI検出器2を用いて回線L2のモニタを行う。もし回線L2
が空いていれば、メインコントロール部13はSW7およびS
W8を切換え、もって電話機17をSW7,SW8,SW6,SW4およびC
I検出部2を介して回線L2に接続する。また、電話機18
はSW8により回線L2から切り離される。さらに、SW6およ
びSW9が切り換えられ、このことにより、ダイヤル信号
発生部11から発せられたダイヤル信号は、SW9,SW6,SW4
およびCI検出回路2を経由して回線L2に送出される。
同様に、回線L2がCI検出回路2,SW4,SW10を介してモデム
12に接続され、このことにより通信が行われている場合
にも、回線L1が空いていれば、電話機17を用いて通話を
行うことが可能である。すなわち、操作部14のダイヤル
ボタンが押下されると、回線L1の空状態を確認した後
に、ダイヤル信号発生部11からのダイヤル信号はSW9,SW
5,SW3およびCI検出回路1を介して回線L1へ送出され
る。次に、相手方が応答して回線の極性反転がCI検出回
路1により確認されると、SW5が切り換えられ、このこ
とにより回線L1はCI検出回路1,SW3,SW5およびSW7を介し
て電話機17に接続される。
更に、電話機18側から通話することも可能である。この
場合には、ダイヤルボタンの押下が確認された後に回線
の空状態を検出し、SW8,SW7,SW5,SW3およびCI検出回路
1を介して電話機18を回線L1に接続する。但し、このと
きには、ダイヤル発信は電話機18側から行うことにな
る。
第2図に示すフローチャートは、上述した制御手順、す
なわち画像通信と電話機による通話を同時に行う場合の
概略制御手順を示すものである。すなわち、一方の回線
を用いて通信が行われている場合(ステップS1)、電話
機17または18のハンドセットを持ち上げてダイヤルボタ
ンが押下されると、メインコントロール部13は通話の意
思有りとの判断を行い(ステップS2)、CI検出回路1ま
たは2を用いて他方の回線の空状況を確認する(ステッ
プS3)。その後、ダイヤル信号発生部11から所定のスイ
ッチを介して空いている回線にダイヤル発信を行い(ス
テップS4)、通話を行う(ステップS5)。
5) 本装置が一方の回線を利用して画像通信を行って
いるとき、他方の空き回線に着信があった場合には、い
ずれの電話機17または18を用いても通話をすることがで
きる。
いま回線L1を通じて通信中であるときに回線L2に着信が
あった場合には、電話機18の呼出し音が鳴る。このと
き、電話機18のハンドセットを持ち上げれば通話が可能
となるが、装置本体側の電話機17を用いて通話すること
も可能である。すなわち、電話機17のハンドセットが持
ち上げられたことをコントロール13が認識し、SW8およ
びSW7を切り換えることにより回線L2を電話機17に接続
し、もって通話を可能にすることができる。
同様に、回線L2を用いて通信を行っている最中に回線L1
に着信があった場合は、装置本体側に設けられている電
話機17の呼び出し音が鳴る。このとき電話機17のハンド
セットを持ち上げることにより通話を行うことも可能で
あるが、外部の電話機18のハンドセットを持ち上げた場
合にも、コントローラ13がその旨を認識し、SW7およびS
W8を切り換えて回線L1を電話機18側に接続することがで
きる。
第3図に、以上の制御手順を概略的に示したフローチャ
ートを示す。すなわち、一方の回線を介して通信が行わ
れている場合に(ステップS10)、他方の回線を介して
着信があると(ステップS11)、メインコントロール部1
3はいずれかの電話機のオフフック状態を検出し(ステ
ップS12)、所定のスイッチを介してその電話機を着信
があった回線に接続し(ステップS13)、通話が行われ
る(ステップS14)。
6) 本装置によれば、装置本体側に設けた電話機が使
用中である場合においても、他の回線を利用して画像通
信をなすことが可能である。
いま、電話機17が回線L1に接続されて使用されていると
き、本装置を用いて原稿を送信したい場合には、まず原
稿を画像読取り部15にセットした後、操作部14のダイヤ
ルボタンを押下する。そのことをメインコントロール部
13が検出すると、その後に、回線L2が空いていることが
確認され、ダイヤル発信部11からSW9,SW6,SW4およびCI
検出回路2を介してダイヤル信号が送出される。かかる
発呼に対して相手方が応答すると、回線L2はCI検出回路
2,SW4,SW10を介してモデム12に接続され、画像通信を開
始することができる。
第4図は、かかる制御手順を示した概略フローチャート
である。すなわち、装置本体側に設けられている電話機
を用いて通話が行われている場合には(ステップS2
0)、原稿をセットした後に操作部14のダイヤルボタン
を押下する。ダイヤルボタンが押下された場合には(ス
テップS21)、メインコントロール部13は通信の意思が
有るものと判断して他方の回線の空状況を確認し(ステ
ップS22)、その回線にダイヤル発信を行い(ステップS
23)、相手方の応答があった場合にはモデム12を介して
画像通信を開始することができる(ステップS24)。
7) 本装置によれば、装置本体側に設けた電話機が使
用中である場合にも、他方の回線に着信があったときに
は画像通信を行うことができる。
例えば、装置側の電話機17が回線L1に接続されて使用さ
れているとき、回線L2に着信があった場合、回線L2が自
動受信モードにセットされていれば、本装置は受信動作
に入る。あるいは、操作部14の受信ボタンを押すことに
よっても、受信動作に入ることができる。
第5図に、かかる制御手順の概略を示す。すなわち、一
方の回線を利用して装置本体側の電話機18が使用中であ
る場合に(ステップS30)、他方の回線に着信があると
(ステップS31)、本装置が自動受信モードに設定され
ているとき、あるいは、手動操作にて受信ボタンが押下
されたときに(ステップ32)、モデム12が所定のスイッ
チを介して着信のあった回線に接続され(ステップS3
3)、画像通信が行われる(ステップS34)。
8) 2つの回線を用いて同時に通話と通信を行い得る
ことはこれまでの説明より明らかであるが、相手方の通
信用電話番号および通話用電話番号をそれぞれ覚えてお
くことは煩雑である。
そこで、2つの回線を用いて同時に通信および通話を行
う場合、ユーザが行うべき操作手順をより簡略化し、も
って操作性を向上させた制御手順について説明を行う。
まず、頻繁に電話をかける相手方については、相手方の
一方の電話番号のほかに、他方の(第2の)電話番号、
あるいはその近くにある通話用の電話番号を一対として
予め本装置のメモリ20(第1図参照)に記憶させてお
く。そして、画像通信中に通話を要する事態に至ったと
き、あるいは通話中に画像通信を行う必要性が生じたと
きには、操作部14上の操作キー(図示せず)を押下し、
もしくは電話機17のハンドセットを持ち上げる(すなわ
ち、オフフック状態とする)等の操作を行うことによ
り、上記メモリに登録されている相手方の第2の電話番
号を参照して相手側の他方の電話を自動的に呼び出し
(空いているもう一方の回線を用いる)、もって通信と
通話を同時に行うことができる。
第6図に、かかる機能を実現するためのフローチャート
を示す。すなわち、一方の回線を用いて通信または通話
が行われている場合(ステップS40)、電話機17をオフ
フック状態とし、あるいは操作部14上のキーを操作する
と(ステップS41)、メインコントロール部13は他方の
回線が空いていることを確認し(ステップS41)、次い
で、相手方の第2の電話番号をメモリより読み出し(ス
テップS43)、他方の回線から発呼を行う(ステップS4
4)。かかる発呼に相手方が応答した場合には、通話ま
たは通信制御を開始する(ステップS45)。
9) 第6図に関して述べた制御手順を実行するほか
に、オプション信号を用いて相手方への自動ダイヤル化
を図ることができる。
一般には、CCITT勧告T−30に従って交信時の手順信号
が送受されるが、この勧告の範囲外にある特定の利用者
の要求を識別するために、オプション信号が用いられて
いる。そこで、本装置においては、オプション信号とし
てNSF(Non Standard Facilities;非標準装置)またはN
SS(Non Standard Facilities Set-up;非標準装置設
定)を利用する。すなわち、通信に使用していない他方
の電話番号(第2の電話番号)を標準化されていない情
報としてNSFあるいはNSSのFIF(Facsimile Information
Field)に入れて送出し、このFIFに入れられた情報を
受信した側においてはその内容を予めメモリ内に記憶し
ておく。そして、第6図のステップS41において述べた
ように、電話機のオフフックあるいは操作部14のキー操
作に応答して、先に記憶した電話情報をメモリから読み
出し、空いている第2の回線への発呼を自動的に行う。
かくして、通信中においても自動発呼による通話が可能
となる。
第7図(A)および第7図(B)は、かかる制御手順の
詳細を示したフローチャートである。
第7図(A)には被呼側の制御手順を示してある。すな
わち、通信手順を開始するのに際し(ステップS50)、
被呼側の第2の電話番号(空き電話番号)をNSFにより
発呼側に知らせる(ステップS51)。次に、発呼側から
送出されたNSSのFIFに第2の電話番号(空き電話番号)
が含まれているか否かをチェックし(ステップS52)、
相手方の第2の電話番号が含まれている場合にはその電
話番号を被呼側装置内のメモリに記憶する(ステップS5
3)。次に、画像通信を開始するが(ステップS54)、そ
の通信中に電話機がオフフックされ、あるいは操作部14
のキー操作(例えばフックボタンの押下)がなされると
(ステップS55)、先に記憶した相手方(発呼側)の空
き電話番号をメモリより読み出し(ステップ56,S57)、
使用していない本体の回線より自動発呼を行う(ステッ
プS58)。その後に、通話を行う(ステップS59)。但
し、電話機のオフフックあるいはフックボタンの押下を
行った場合にも(ステップS55)、メモリ内に相手方の
第2の電話番号が記憶されていない場合には、通信がそ
のまま継続されるだけであり自動発呼は行われない(ス
テップS60)。
第7図(B)には発呼側の制御手順を示してある。すな
わち、通信手順を開始するのに際し(ステップS61)、
まずNSFのFIFに被呼側の第2の電話番号(空き電話番
号)が含まれているか否かをチェックする(ステップS6
2)。被呼側の第2の電話番号がFIFに含まれている場合
には、その内容を発呼側装置内のメモリに記憶し(ステ
ップS63)、次いで、発呼側の第2の電話番号(空き電
話番号)をNSSを利用して被呼側に送出する(ステップS
64)。次に、画像通信を開始するが(ステップS65)、
その通話中に電話機がオフフックされ、あるいは操作部
14のキー操作(例えばフックボタンの押下)がなされる
と(ステップS66)、先に記憶した相手方(被呼側)の
空き電話番号をメモリより読み出し(ステップS67,S6
8)、使用していない他方の回線より自動発呼を行う
(ステップS69)。かくして、通信中にも同時に通話を
行うことが可能となる(ステップS70)。但し、電話機
のオフフックあるいはフックボタンの押下を行った場合
にも(ステップS66)、メモリ内に相手方の第2の電話
番号が記憶されていない場合は、第7図(A)に示すス
テップS60と同様、通信がそのまま継続されるだけであ
り自動発呼は行われない(ステップS71)。
10) 次に、本装置を用いて自動受信を行うための制御
手順を説明する。例えば、回線L1に着信があった場合、
まずCI検出回路1が呼出し音を検出し、着信があったこ
とをメインコントロール部13へ知らせる。メインコント
ロール部13では、受信モードが自動モードあるいは手動
モードのいずれにセットしてあるかを判断し、自動モー
ドであればSW3を閉じると共にSW10をモデム12側へ切り
換え、通信を開始する。
回線L2に着信があった場合についても、同様にCI検出部
2,SW4およびSW10を介してモデム12と回線L2を接続し、
通信を開始する。
第8図に示すフローチャートは、かかる制御手順の概略
を示したものである。すなわち、CI検出回路1,2により
着信が確認されると(ステップS80)、メインコントロ
ール部13は本装置が自動受信モードに設定されているこ
とを確認した後に、着信があったその回線を捕捉し(ス
テップS81,S82)、通信を開始させる(ステップS83)。
11) 更に、本装置では、回線L1,L2のそれぞれに対し
てCI検出回路を別個に持たせてあるので、各々の回線に
ついて自動受信あるいは手動受信のモード設定を独立し
て行うことができる。その結果、いずれか一方の回線を
手動専用に、他方の回線を自動専用にセットすることも
可能となる。
一般に、自動受信モードに設定されている場合は、電話
がかかってきたときにも人が介在する必要なく受信動作
に入ることができるので、ファクシミリ頻繁に使用する
ところでは一つの回線をファクシミリ専用にしているケ
ースが多い。
ところが、ファクシミリの使用頻度が少ないところで
は、主に通話を目的として回線を使用しながら必要に応
じてファクシミリを起動させるために、手動受信モード
にセットしておくことが多い。
従って、通話を目的とするかあるいはファクシミリ通信
を目的とするかによって、自動/手動モードを適宜切換
えているのが現状である。更に、電話をかけてくる相手
方においても、その電話番号が通話用の電話であるかフ
ァクシミリ用の電話であるかをよく知ったうえで電話を
かけてくるのが一般的である。
よって、本実施例によれば、自動受信専用装置としての
メリットと手動による装置のメリットとを兼ね備えるこ
とができるので、2台のファクシミリを必要としなくな
る。
また、会社などの退社時においては、両回線とも自動受
信モードにセットしておくことにより、どちらの回線に
着信があった場合にも、ファクシミリ情報等を確実に受
信することができる。
なお、これまで述べてきた本実施例においては、電話機
17を本実施例に係る装置本体と一体的に構成してある
が、一般の独立した電話を外付けとすることも可能であ
る。
また、本実施例ではファクシミリ装置の機能と通話装置
の機能とを併せ持たせているが、かかる画像通信のみな
らず、一般的なデータ通信の機能を持たせることも可能
である。
更に、本実施例では使用する回線の数を“2"として説明
を行ってきたが、3回線あるいはそれ以上の回線を用い
て、より複雑なスイッチ切換制御を行い得ることは勿論
である。
[効果] 以上説明したとおり本発明によれば、画像通信中または
通話中に、電話番号を新たに入力することなく、その相
手と通話または画像通信を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したファクシミリ装置の一実施例
を示すブロック図、 第2図,第3図,第4図,第5図,第6図,第7図
(A),第7図(B)および第8図は本実施例における
制御手順の一例を示すフローチャートである。 L1,L2……回線、1,2……呼出信号検出回路(CI検出回
路)、3〜10……切換スイッチ部、11……ダイヤル信号
発生部、12……モデム、13……メインコントロール部、
14……操作部、15……画像読取部、16……画像記録部、
17,18……電話機、20……メモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の回線を接続する接続手
    段、画像通信手段および通話手段を備えた通信装置にお
    いて、 前記第1または前記第2の回線にダイヤル信号を送出す
    る発呼手段と、 同一の通信相手に対応した第1および第2の電話番号を
    記憶する記憶手段と、 前記画像通信手段による画像通信または前記通話手段に
    よる通話を要求する要求手段と、 前記第1の回線を介して、前記第1の電話番号の装置ま
    たは相手方と前記画像通信手段による画像通信中または
    前記通話手段による通話中に、前記要求手段により通話
    または画像通信が要求されたとき、前記第2の回線に対
    して前記記憶手段に記憶された第2の電話番号に従って
    発呼するように前記発呼手段を制御すると共に、通話ま
    たは画像通信が行われるように前記通話手段または前記
    画像通信手段を制御する制御手段と を有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記通話手段として電話機を備え、前記要
    求手段による通話の要求は該電話機のオフフックである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の通信装
    置。
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