JP3288411B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばファクシミリ装置
等の通信装置に関し、特にISDN(サービス総合デジ
タル網:Integrated Serveces Digital Network)に接
続された通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等の通信装置が
多用されているが、この通信装置をISDNに接続した
場合、ISDNから装置に通信状況に応じた理由情報
(以下、CPSともいう)がコードによって通知され
る。このCPSコードを利用した従来の通信装置として
は、例えば特開平1−303849号公報等に記載され
たものがあり、CPSを記憶して該CPSコードにより
通信ジャーナルを区分けして出力する提案がなされてい
る。
【0003】また、ISDNからCPSコードが通知さ
れる毎に、通信装置の表示部にコード表示してユーザー
に通知する装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の通信装置にあっては、CPSコードによって
通信ジャーナルを自動的に区分けするものであっても、
またCPSコードを一時的に表示するものであっても、
コードの意味する内容を通知するものではなかった。
【0005】また、ISDN網からのCPSコードを表
示部に表示し通知する場合、いつも表示部に注目してい
なければならないうえ、表示部が小さい場合は見難くか
ったり、見逃し、読み損ね等により確実にCPSを通知
できなかった。さらに、同報送信など複数の宛先に送信
する際に、CPSコードを知りたい場合はファクシミリ
装置を離れることはできなかったし、また送信結果レポ
ートなどで送信の結果を確認しようとしてもエラー終了
の場合には、その理由までは確認できなかった。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、ISDN
網からのCPSコードを翻訳してレポートに印字するこ
とにより、送信終了後にCPSコードの意味する内容を
ユーザーに通知できる通信装置を提供することを目的と
している。次に、登録された発呼ダイヤルによる送信
時、その登録の内容に誤りがあって発呼を拒否されて
も、前記CPSを確認しない限りユーザーはその理由を
容易に知ることができず、何時まで経っても誤った登録
内容のまま発呼を繰り返してしまう。
【0007】そこで、請求項2記載の発明は、発呼ダイ
ヤルの登録内容の不備を示すCPSを受け取った場合
に、このCPSに応じて登録内容を自動的に変更するこ
とにより、次回からの着信拒否を回避して正常な発呼を
可能とする通信装置を提供することを目的としている。
また、請求項3記載の発明は、発呼ダイヤルの登録内容
の不備を示すCPSを受け取った場合に、このCPSの
意味する内容を記録した発呼ダイヤルの登録リストを出
力することにより、登録データに誤りがあることをユー
ザーに通知できる通信装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、理由情報をコードによって
通知するISDN網に接続された通信装置において、前
記ISDN網から受け取った理由情報のコードを解析し
表示情報に翻訳する解析手段と、各宛先に対する前記理
由情報のコードを前記解析手段によって翻訳される前に
前記各宛先に対応させて記憶する記憶手段と、前記各宛
先に対応させて前記記憶手段によって記憶された前記
由情報を前記解析手段により表示情報に翻訳し、翻訳さ
れた表示情報を前記各宛先に対応付けて前記各宛先の通
信結果レポートを出力するレポート出力手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、発呼ダイヤルをその属性と共に登録す
る登録手段と、この登録手段に登録されたダイヤルによ
る発呼に対してISDN網から受け取った理由情報に基
づいて前記発呼ダイヤルの属性を自動的に変更する変更
手段と、を備えたことを特徴とする。また、請求項3記
載の発明は、上記目的を達成するために、発呼ダイヤル
をその属性と共に登録する登録手段と、この登録手段に
登録されたダイヤルによる発呼に対してISDN網から
受け取った理由情報を前記解析手段により翻訳し、翻訳
された表示情報と共に前記発呼ダイヤルの登録リストを
出力するリスト出力手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、ISDN網から受け取った理由情報のコードを各宛
先に対応させて記憶手段に記憶しておき、記憶された各
宛先に対応する理由情報を解析手段により表示情報に翻
訳し、翻訳された表示情報と共に前記各宛先の通信結果
レポートをレポート出力手段により出力する。
【0011】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、発呼ダイヤルをその属性と共に登録手段
に登録し、この登録手段に登録されたダイヤルによる発
呼に対してISDN網から受け取った理由情報に基づい
て、変更手段が前記発呼ダイヤルの属性を自動的に変更
する。また、上記構成を有する請求項3記載の発明にお
いては、発呼ダイヤルをその属性と共に登録手段に登録
し、この登録手段に登録されたダイヤルによる発呼に対
してISDN網から受け取った理由情報を解析手段によ
り翻訳し、翻訳された表示情報と共に前記発呼ダイヤル
の登録リストをリスト出力手段によりが出力する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実施
例に係る通信装置としてのファクシミリ装置を示すシス
テムブロック図である。まず、構成を説明する。図にお
いて、DCR(画情報圧縮再生装置)11は、送信する
画情報を所定の方式で符号化してその情報量を圧縮する
と共に、符号化されている受信画情報を元の画情報に復
元する。画情報蓄積メモリであるSAF12は、送受信
に係る画情報を蓄積する。システムメモリ13は、シス
テム管理データを格納する。操作表示部14は、このフ
ァクシミリ装置をオペレータが任意に操作するための各
種操作キー、例えばワンタッチダイヤルキーや短縮ダイ
ヤルキーが配設されており、またファクシミリ装置から
オペレータへのメッセージ等を表示するための例えば液
晶表示部が設けられている。パターンジェネレータ15
は、文字コード等をパターン変換して表示情報または印
字情報を発生する。ファクシミリ制御部16は、本装置
のシステム全体を制御する。スキャナ制御部17は、画
像読み取り装置であるスキャナ18を制御する。プロッ
タ制御部19は、印字出力装置であるプロッタ20を制
御する。データ転送用メモリであるラインバッファ21
は、所定ライン数の画情報を記憶する。CCU(通信制
御装置)22は、所定の伝送制御手順に従ってファクシ
ミリ伝送を実行する。網制御装置であるiNCU23
は、ISDN24を介して交信を行う。なお、図中25
はシステムバスである。
【0013】図2は前記CCU22およびiNCU23
における通信制御手順を示すフロー図である。図におい
て、発呼端末は、まず呼設定メッセージSETUPをI
SDN網に送出して着呼端末との呼設定を要求し、IS
DNは指定された着呼端末に呼設定メッセージSETU
Pを送出して発呼する。呼設定メッセージSETUPを
受けた着呼端末は、発呼端末に対して呼設定受付メッセ
ージCALL−PROCを送出する。次いで、着呼端末
は、自端末のオペレータを呼び出すために呼出音の鳴動
を開始すると共に、ISDNに被呼者の呼出中を通知す
る呼出しメッセージALERTを送出する。ISDNは
呼出しメッセージALERTを発呼端末に送出して、呼
出が開始されたことを知らせる。ここで、ALERTは
適宜な同期で繰り返し出力される。
【0014】呼出音を聞いたオペレータによるオフフッ
クを検出すると、着呼端末は被呼者が応答(オフフッ
ク)したことを通知する応答メッセージCONNをIS
DNに送出し、ISDNは応答メッセージCONNを発
呼端末に送出して、着呼端末が呼を受け付けたことを通
知する。続いて、ISDNは着呼端末に応答確認メッセ
ージCONN−ACKを送出し、着呼端末の応答を確認
して回線を接続する。回線接続後、所定のG4またはG
3通信プロトコルに従って、画データ等が伝送される。
なお、G4にあっては、16kbpsの制御用チャネル(D
ch)1本と、例えば64kbpsのデータ伝送用チャネル
(Bch)2本が回線として接続される。
【0015】データ伝送が終了すると、以下の手順に従
って回線が切断される。例えば、発信端末側のオペレー
タが先にオンフックすると、発信端末がISDNに切断
メッセージDISCを送出し、情報チャネル解放を要求
する。ISDNは切断メッセージDISCを着呼端末に
送出して情報チャネルの復旧を通知する。切断メッセー
ジDISCを受けて、着呼端末が切断完了を通知する解
放メッセージRELをISDNに応答すると、ISDN
から発呼端末に解放メッセージRELが送出される。発
呼端末はチャネル解放が完了すると、解放完了メッセー
ジREL−COMPをISDNに送出してその旨を通知
し、ISDNは解放完了メッセージREL−COMPを
着呼端末に送出して、情報チャネルを解放し、回線を切
断する。
【0016】上記構成を有する本実施例においては、図
1に示すISDN24から理由情報(CPS)がコード
によって通知される。ここで、請求項1記載の発明を説
明する。ファクシミリ制御部16は、本実施例の解析手
段として、前記ISDN24から受け取ったCPSのコ
ードを解析し、コードの意味する内容を表示情報に翻訳
する。このCPSは、図3に示すメッセージの情報要素
として通知される。またCPSコードの具体例が図4お
よび図5に示される。翻訳は、例えば図4に示すCPS
コード(理由表示番号)が「03」ならば、理由表示
「相手ルートなし」のような表示情報に訳される。
【0017】また、CPSのコードは、本実施例の記憶
手段であるシステムメモリ13に、各宛先に対応させて
記憶される。そして、記憶された各宛先に対応するCP
Sを前記ファクシミリ制御部16により表示情報に翻訳
し、プロッタ20を本実施例のレポート出力手段とし
て、翻訳された表示情報と共に前記各宛先の通信結果レ
ポートを出力する。
【0018】次に、送信を例に作用を説明する。図9は
請求項1記載の発明に係る送信処理およびレポート処理
の一実施例を示すフローチャートである。まず、送信原
稿をセットし(ステップS1)、操作表示部14におい
てテンキー、短縮ダイヤルキー等を用いた送信操作によ
り電話番号を入力する(ステップS2)。送信操作が行
なわれると、スキャナ18で原稿の画情報が読み取ら
れ、読み取られた原稿の画情報は、DCR11で圧縮さ
れた後、SAF12に蓄積される(ステップS3)。蓄
積されると、ファクシミリ制御部16のもと、CCU2
2の制御によりiNCU23を通してISDN24との
通信が行なわれる。通信は、発呼処理(ステップS
4)、送信処理(ステップS5)を経て送信終了となる
(ステップS5)。
【0019】ここで、交信中のCPSコードは、図3の
メッセージの情報要素としてISDN24からiNCU
23のDchを通してCCU22へ通知される。CCU2
2は、このメッセージを監視し(ステップS7)、この
メッセージを受け取るとCPSコードを取り出し、シス
テムバス25を通してファクシミリ制御部16に転送す
る。ファクシミリ制御部16は、図4、図5のコード対
応表に基づいてCPSコードを解析してその意味する内
容を翻訳し、表示できる内容ならば操作表示部14の液
晶表示部に表示すると共に、システムメモリ13にその
コードを記憶する(ステップS8)。記憶するときに
は、どの宛先の発呼に対してCPSコードが通知された
かの情報と共に記憶される。
【0020】その後、送信が正常終了したか、または接
続されない宛先に規定回数発呼を繰り返したかをチェッ
クし(ステップS9)、同報送信等による全ての宛先へ
の送信が終了したならば(ステップS10)、ファクシ
ミリ制御部16により各宛先への送信結果レポートを出
力する。このレポートには送信開始時刻、部門コード、
電話番号、結果、料金などが印字される。そこで、レポ
ート処理は、まずシステムメモリ13からレポート印字
内容を読み出す(ステップS11)。そして、前記電話
番号をレポートに印字するときに、システムメモリ13
に記憶したCPSコードを検索して読み出す(ステップ
S12)。電話番号に対応するCPSコードが存在すれ
ば、そのCPSコードを翻訳し(ステップS13)、翻
訳結果のキャラクタをパターンジェネレータ15によっ
て表示パターン(印字パターン)にパターン変換する
(ステップS14)。
【0021】続いて、送信宛先が他にも記憶されている
かをチェックし(ステップS15)、全ての宛先の電話
番号に対応するCPSコードをパターン変換する。この
パターン変換による表示情報を前記送信結果レポートの
データに合成し、レポート印字データを作成する。作成
が終了するとプロッタ制御部19のもとプロッタ20で
送信結果レポートを出力する(ステップS16)。次い
で、SAF12のファイルすなわち送信原稿の画情報を
消去し(ステップS17)、処理を終了する。
【0022】図6はシステムメモリ13内の発呼電話番
号(宛先)とCPSコードの関係を表わしたものであ
る。図示のように、発呼電話番号に対して通知されるC
PSコードを記憶していく。ここで、1宛先の発呼に対
して複数のCPSコードを受けたならば、最新のCPS
コードを以前のCPSコードに上書きしてもよいし、ま
たCPSコードを複数記憶してもよい。
【0023】図7は請求項1記載の発明に係る実施例に
よる送信結果レポートの出力例である。図示のように、
各宛先毎にCPSコードを翻訳した表示情報、例えば
[欠番(コードは「01」)]、[相手ルートなし(コ
ードは「03」)]、[相手障害中(コードは2
7」)]等を印字出力する。このようなコード翻訳は、
図4および図5をもとに行なわれる。
【0024】このように、本実施例においては、全交信
を装置の前で待たなくてもCPSコードを翻訳した表示
情報を送信結果レポート上で確認できるので、エラーの
場合の理由が明確になり、エラーに対するユーザーの処
理性およびサービスマンにとってのメンテナンス性を向
上できる。以下、請求項2記載の発明を実施例に基づい
て説明する。
【0025】まず、構成を説明する。図1において、シ
ステムメモリ13に本実施例の登録手段を設け、この登
録手段に発呼ダイヤルをその属性と共に登録する。発呼
ダイヤルは、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルとして
登録され、また使用回線、伝送制御手順等がその属性と
して登録される。ファクシミリ制御部16は、本実施例
の変更手段として、システムメモリ13に登録されたダ
イヤルによる発呼に対してISDN網から受け取ったC
PSに基づいて、前記発呼ダイヤルの属性を自動的に変
更する。
【0026】次に、作用を説明する。本実施例のファク
シミリ装置では、送信時、ワンタッチダイヤル、短縮ダ
イヤルなどの登録ダイヤルを使用して送信を行った場合
に、ISDN網からのCPSコードを受けて、それが登
録ダイヤルに関するCPSコードならば、登録ダイヤル
をそのCPSコードの内容により自動的に書き換える。
例えばワンタッチダイヤル1にG4で登録されていて、
そのワンタッチダイヤルを使用して発呼したときに、C
PSコードが「03」(相手ルートなし)ならば、登録
エリアの網の属性をG3に自動的に書き換える。
【0027】図10は請求項2記載の発明に係るCPS
による登録ダイヤルの書き換え処理の一実施例を示すフ
ローチャートである。まず、送信原稿をセットし(ステ
ップT1)、操作表示部14においてテンキー、短縮ダ
イヤルキー等を用いた送信操作により電話番号を入力す
る(ステップT2)。送信操作が行なわれると、スキャ
ナ18で原稿の画情報が読み取られ、読み取られた原稿
の画情報は、DCR11で圧縮された後、SAF12に
蓄積される(ステップT3)。蓄積されると、ファクシ
ミリ制御部16のもと、CCU22の制御によりiNC
U23を通してISDN24との通信が行なわれる。通
信は、発呼処理(ステップT4)、送信処理(ステップ
T5)を経て送信終了となる(ステップT5)。
【0028】ここで、CCU22は、CPSの通知があ
るかどうかを監視し(ステップT7)、CPSを受け取
るとCPSが前記登録ダイヤルの登録内容に関するもの
であるかどうかを判断する(ステップT8)。登録内容
に関するCPSを受け取った場合、ファクシミリ制御部
16は、システムメモリ13内の登録エリアのデータを
前記CPSに基づいて変更する(ステップT9)。
【0029】その後、送信が正常終了したか、または接
続されない宛先に規定回数発呼を繰り返したかをチェッ
クし(ステップT10)、同報送信等による全ての宛先
への送信が終了したならば(ステップT11)、SAF
12のファイルすなわち原稿の画情報を消去して(ステ
ップT12)、処理を終了する。このように、本実施例
においては、CPSに応じて誤った登録内容を自動的に
変更するので、相手の属性に合わせた交信が可能とな
り、また登録ミスによる着信拒否を回避して正常な発呼
が可能となる。
【0030】以下、請求項3記載の発明を実施例に基づ
いて説明する。まず、構成を説明する。図1において、
システムメモリ13に本実施例の登録手段を設け、この
登録手段に発呼ダイヤルをその属性と共に登録する。発
呼ダイヤルは、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルとし
て登録され、また使用回線、伝送制御手順等がその属性
として登録される。ファクシミリ制御部16は、本実施
例の解析手段として、システムメモリ13に登録された
ダイヤルによる発呼に対してISDN網から受け取った
CPSを翻訳する。そして、リスト出力手段としてのプ
ロッタ20により、翻訳された表示情報と共に前記発呼
ダイヤルの登録リストを出力する。
【0031】次に、作用を説明する。自動的に登録デー
タを書き換える前記実施例に対し、本実施例は、登録デ
ータエリアに、その登録データで発呼し網から受けたC
PSコードを記憶しておく。そして、登録リストを出力
したとき、その登録ダイヤルに対するCPSコードを翻
訳し印字する。
【0032】図8は請求項3記載の発明に係る実施例に
よる登録ダイヤルリストの印字例を示す図である。図示
のように、翻訳されたCPSは、備考欄に印字出力され
る。図11は請求項3記載の発明に係るCPSによる登
録リストの出力処理を示すフローチャートである。ま
ず、リストの印字内容をシステムメモリ13から読み出
すと共に(ステップP1)、対応するCPSコードを読
み出す(ステップP2)。次いで、このCPSコードが
登録に関する内容であるかどうかを判断し(ステップP
3)、登録内容に関するものであれば、CPSコードを
翻訳し(ステップP4)、翻訳結果のキャラクタをパタ
ーンジェネレータ15によって表示パターン(印字パタ
ーン)にパターン変換する(ステップP5)。
【0033】続いて、送信宛先が他にも記憶されている
かをチェックし(ステップP6)、全ての宛先の電話番
号に対応するCPSコードをパターン変換する。このパ
ターン変換による表示情報を前記登録リストのデータに
合成し、リスト印字データを作成する。作成が終了する
とプロッタ制御部19のもとプロッタ20で図8に示す
ような登録リストを出力して(ステップP7)、処理を
終了する。
【0034】このように、本実施例においては、翻訳さ
れたCPSを登録リスト上に印字出力するので、登録ミ
ス、相手の番号が変更になったことなどを容易にリスト
上で確認することができ、相手の属性に合わせた交信が
可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る通信装置によれば、ISDN網から受け取った
理由情報のコードを各宛先に対応させて記憶手段に記憶
しておき、記憶された各宛先に対応する理由情報を解析
手段により表示情報に翻訳し、翻訳された表示情報と共
に前記各宛先の通信結果レポートをレポート出力手段に
より出力するので、全交信を装置の前で待たなくても理
由情報のコードを翻訳した表示情報を送信結果レポート
上で確認でき、エラーの場合の理由が明確になり、エラ
ーに対するユーザーの処理性およびサービスマンにとっ
てのメンテナンス性を向上できる。
【0036】また、請求項2記載の発明に係る通信装置
によれば、発呼ダイヤルをその属性と共に登録手段に登
録し、この登録手段に登録されたダイヤルによる発呼に
対してISDN網から受け取った理由情報に基づいて、
変更手段が前記発呼ダイヤルの属性を自動的に変更する
ので、相手の属性に合わせた交信が可能となり、また登
録ミスによる着信拒否を回避して正常な発呼が可能とな
る。
【0037】また、請求項3記載の発明に係る通信装置
によれば、発呼ダイヤルをその属性と共に登録手段に登
録し、この登録手段に登録されたダイヤルによる発呼に
対してISDN網から受け取った理由情報を解析手段に
より翻訳し、翻訳された表示情報と共に前記発呼ダイヤ
ルの登録リストをリスト出力手段によりが出力するの
で、登録ミス、相手の番号が変更になったことなどを容
易にリスト上で確認することができ、相手の属性に合わ
せた交信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実
施例に係る通信装置としてのファクシミリ装置を示すシ
ステムブロック図である。
【図2】CCUおよびiNCUにおける通信制御手順を
示すフロー図である。
【図3】メッセージと情報要素の対応図である。
【図4】CPSコードの具体例とその表示情報を示す第
1の翻訳テーブル図である。
【図5】CPSコードの具体例とその表示情報を示す第
2の翻訳テーブル図である。
【図6】システムメモリ内の発呼電話番号(宛先)とC
PSコードの関係を表わした図である。
【図7】請求項1記載の発明に係る実施例による送信結
果レポートの出力例を示す図である。
【図8】請求項3記載の発明に係る実施例による登録ダ
イヤルリストの印字例を示す図である。
【図9】請求項1記載の発明に係る送信処理およびレポ
ート処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図10】請求項2記載の発明に係るCPSによる登録
ダイヤルの書き換え処理の一実施例を示すフローチャー
トである。
【図11】請求項3記載の発明に係るCPSによる登録
リストの出力処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】 13 システムメモリ 15 パターンジェネレータ 16 ファクシミリ制御部 20 プロッタ 22 CCU(通信制御部) 23 iNCU(網制御装置) 24 ISDN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/00 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】理由情報をコードによって通知するISD
    N網に接続された通信装置において、 前記ISDN網から受け取った理由情報のコードを解析
    し表示情報に翻訳する解析手段と、各宛先に対する 前記理由情報のコードを前記解析手段に
    よって翻訳される前に前記各宛先に対応させて記憶する
    記憶手段と、前記各宛先に対応させて前記記憶手段によって記憶され
    た前記 理由情報を前記解析手段により表示情報に翻訳
    し、翻訳された表示情報を前記各宛先に対応付けて前記
    各宛先の通信結果レポートを出力するレポート出力手段
    と、を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】発呼ダイヤルをその属性と共に登録する登
    録手段と、 この登録手段に登録されたダイヤルによる発呼に対して
    ISDN網から受け取った理由情報に基づいて前記発呼
    ダイヤルの属性を自動的に変更する変更手段と、を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】発呼ダイヤルをその属性と共に登録する登
    録手段と、 この登録手段に登録されたダイヤルによる発呼に対して
    ISDN網から受け取った理由情報を前記解析手段によ
    り翻訳し、翻訳された表示情報と共に前記発呼ダイヤル
    の登録リストを出力するリスト出力手段と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信装置。
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