JP2651022B2 - 着信規制ファクシミリ装置 - Google Patents
着信規制ファクシミリ装置Info
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- JP2651022B2 JP2651022B2 JP1224405A JP22440589A JP2651022B2 JP 2651022 B2 JP2651022 B2 JP 2651022B2 JP 1224405 A JP1224405 A JP 1224405A JP 22440589 A JP22440589 A JP 22440589A JP 2651022 B2 JP2651022 B2 JP 2651022B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ装置に係り、特に、着信拒否さ
れた発信側ユーザが着信拒否の理由を確認可能とする着
信規制ファクシミリ装置に関する。
れた発信側ユーザが着信拒否の理由を確認可能とする着
信規制ファクシミリ装置に関する。
現在のOA分野には、原稿を即座に配送できるファクシ
ミリ装置が不可欠となっている。また、事務用途を中心
としたファクシミリ装置の普及とともに、装置の小型
化、低価格化が進み、今後、一般家庭などでの需要が見
込まれる。
ミリ装置が不可欠となっている。また、事務用途を中心
としたファクシミリ装置の普及とともに、装置の小型
化、低価格化が進み、今後、一般家庭などでの需要が見
込まれる。
このようなファクシミリ装置には、外出時や夜間でも
受信できるように、着信呼に自動的に応答し、発信側フ
ァクシミリ装置から受信する原稿を無条件に印刷する自
動受信機能を備えているものが多い。
受信できるように、着信呼に自動的に応答し、発信側フ
ァクシミリ装置から受信する原稿を無条件に印刷する自
動受信機能を備えているものが多い。
しかし、前記ファクシミリ装置では、種々のダイレク
トメールや広告等、必ずしもユーザが必要としない原稿
も受信するので、印刷用紙が無駄に消費されるという問
題がある。
トメールや広告等、必ずしもユーザが必要としない原稿
も受信するので、印刷用紙が無駄に消費されるという問
題がある。
そこで、このような問題を解決するために、原稿の受
信に先立ち、発信者の番号を含む情報信号を受信し、こ
の発信番号を参照して、不要な原稿の受信を拒否する方
式が用いられていた。これらの方式は、参照する情報信
号として、CCITT勧告T.30によるG3ファクシミリ通信手
順の送信端末識別信号(TSI:Transmitting Subscriber
Identification)、CCITT勧告I.451によるG4ファクシミ
リ通信手順の呼設定信号(SETUP)等を使用する。
信に先立ち、発信者の番号を含む情報信号を受信し、こ
の発信番号を参照して、不要な原稿の受信を拒否する方
式が用いられていた。これらの方式は、参照する情報信
号として、CCITT勧告T.30によるG3ファクシミリ通信手
順の送信端末識別信号(TSI:Transmitting Subscriber
Identification)、CCITT勧告I.451によるG4ファクシミ
リ通信手順の呼設定信号(SETUP)等を使用する。
なお、この種の装置として関連するものには、例え
ば、特開昭60−113580号公報、特開昭63−67857号公
報、特開昭62−281552号公報、特開昭63−131658号公報
等が挙げられる。
ば、特開昭60−113580号公報、特開昭63−67857号公
報、特開昭62−281552号公報、特開昭63−131658号公報
等が挙げられる。
第2図、第3図は、前記第一、及び第二の従来方式に
おけるシステム構成図、そしてフローチャートである。
おけるシステム構成図、そしてフローチャートである。
第2図において、1は着信を受付けるか拒否するかを
判断する着信判定部、2はユーザからあらかじめ登録し
た番号を記憶する番号記憶部、3は原稿を受信する受信
制御部、4は原稿を印刷する印刷部、5は回線である。
判断する着信判定部、2はユーザからあらかじめ登録し
た番号を記憶する番号記憶部、3は原稿を受信する受信
制御部、4は原稿を印刷する印刷部、5は回線である。
まず、第2図、第3図(a)を用いて、前記第一の従
来方式を説明する。この方式は、ユーザがあらかじめ着
信を受付けたい発信番号を登録するものである。
来方式を説明する。この方式は、ユーザがあらかじめ着
信を受付けたい発信番号を登録するものである。
第3図(a)において、着信判定部1は、着信を検出
すると(ステップ301)、受信したTSIやSETUP等の信号
から発信番号を抽出し(ステップ302)、番号記憶部2
にあらかじめ登録された着信受付番号と比較する(ステ
ップ303)。ここで、受信した発信番号と着信受付番号
が一致した場合に限り、受信制御部3により原稿を受信
し、印刷部4により印刷する(ステップ304)。しか
し、ステップ303において、発信番号が登録された着信
受付番号に無い場合は、着信を拒否する(ステップ30
5)。
すると(ステップ301)、受信したTSIやSETUP等の信号
から発信番号を抽出し(ステップ302)、番号記憶部2
にあらかじめ登録された着信受付番号と比較する(ステ
ップ303)。ここで、受信した発信番号と着信受付番号
が一致した場合に限り、受信制御部3により原稿を受信
し、印刷部4により印刷する(ステップ304)。しか
し、ステップ303において、発信番号が登録された着信
受付番号に無い場合は、着信を拒否する(ステップ30
5)。
次に、第2図、第3図(b)において、前記第二の従
来方式を説明する。
来方式を説明する。
この方式は、ユーサがあらかじめ着信を拒否したい発
信番号を登録するものである。
信番号を登録するものである。
第3図(b)において、第3図(a)との相違点はス
テップ313である。着信判定部1は、番号記憶部2にあ
らかじめ登録された着信拒否番号と比較する(ステップ
313)。ここで、受信した発信番号が着信拒否番号に無
い場合に限り、受信制御部3により原稿を受信し、印刷
部4により印刷する(ステップ314)。しかし、ステッ
プ313において、発信番号と登録された着信拒否番号が
一致した場合は、着信を拒否する(ステップ315)。
テップ313である。着信判定部1は、番号記憶部2にあ
らかじめ登録された着信拒否番号と比較する(ステップ
313)。ここで、受信した発信番号が着信拒否番号に無
い場合に限り、受信制御部3により原稿を受信し、印刷
部4により印刷する(ステップ314)。しかし、ステッ
プ313において、発信番号と登録された着信拒否番号が
一致した場合は、着信を拒否する(ステップ315)。
また、前記第三の従来方式は、前記第二の従来方式に
より着信を拒否する際、音声メッセージやディスプレイ
に表示する文字データにより、着信拒否を発信側に通知
する電話機に関するものである。
より着信を拒否する際、音声メッセージやディスプレイ
に表示する文字データにより、着信拒否を発信側に通知
する電話機に関するものである。
また、前記第四の従来方式は、前記第一の従来方式に
おける着信受付番号の登録方法として、ユーザによる登
録と、通信履歴の多い番号の自動登録との二つを備えた
ものである。
おける着信受付番号の登録方法として、ユーザによる登
録と、通信履歴の多い番号の自動登録との二つを備えた
ものである。
前記第一、または第四の従来方式では、初めての相手
から受信する際、ユーザが着信受付番号として登録し忘
れると、着信拒否してしまう。また、この時、発信側ユ
ーザは、相手が応答しないため、何度も送信を試み、業
務の煩雑さを招く。
から受信する際、ユーザが着信受付番号として登録し忘
れると、着信拒否してしまう。また、この時、発信側ユ
ーザは、相手が応答しないため、何度も送信を試み、業
務の煩雑さを招く。
また、前記第二、または第三の従来方式では、ユーザ
は受信した原稿を見た上で着信拒否番号として登録す
る。このため、初めての相手から受信した原稿を全て印
刷する必要があり、印刷用紙が無駄に消費されることが
ある。
は受信した原稿を見た上で着信拒否番号として登録す
る。このため、初めての相手から受信した原稿を全て印
刷する必要があり、印刷用紙が無駄に消費されることが
ある。
一方、最近では、不特定多数のファクシミリ送信希望
者に、設置してあるファクシミリ装置を利用させ、使用
料を徴収するファクシミリ送信サービスが普及し始めて
いる。前記第一、第二、または第四の従来例では、一方
的に着信拒否するため、この設置されたファクシミリ装
置がいつのまにか着信拒否装置として設定されると、以
降のユーザは、着信拒否したファクシミリ装置に対して
送信できなくなり、サービス経営者にとって迷惑であ
る。前記第三の従来方式は、音声やディスプレイに表示
する文字データを送信することにより、発信側に、着信
拒否を通知する方式であり、発信側が電話機の場合は有
効であるが、このように発信側がファクシミリ装置の場
合には、送信した音声や文字データは受付けられない。
者に、設置してあるファクシミリ装置を利用させ、使用
料を徴収するファクシミリ送信サービスが普及し始めて
いる。前記第一、第二、または第四の従来例では、一方
的に着信拒否するため、この設置されたファクシミリ装
置がいつのまにか着信拒否装置として設定されると、以
降のユーザは、着信拒否したファクシミリ装置に対して
送信できなくなり、サービス経営者にとって迷惑であ
る。前記第三の従来方式は、音声やディスプレイに表示
する文字データを送信することにより、発信側に、着信
拒否を通知する方式であり、発信側が電話機の場合は有
効であるが、このように発信側がファクシミリ装置の場
合には、送信した音声や文字データは受付けられない。
また、前記第四の従来例では、着信を拒否された発信
側ユーザが何度も送信を試みると、いずれその発信番号
は着信受付番号として登録され、必ずしも必要としない
原稿を受信してしまう。
側ユーザが何度も送信を試みると、いずれその発信番号
は着信受付番号として登録され、必ずしも必要としない
原稿を受信してしまう。
本発明の第一の目的は、初めての相手から受信する際
にも、必要な原稿だけを印刷し、不要な原稿は印刷しな
いファクシミリ装置を提供することにある。
にも、必要な原稿だけを印刷し、不要な原稿は印刷しな
いファクシミリ装置を提供することにある。
また、本発明の第二の目的は、発信側ユーザが着信拒
否されたことを確認可能なファクシミリ装置を提供する
ことにある。
否されたことを確認可能なファクシミリ装置を提供する
ことにある。
前記目的を達成するために、本発明のファクシミリ装
置は、着信を受付ける番号と着信を拒否する番号に加
え、着信を保留する番号を登録する番号記憶部と、着信
を保留する原稿を一時蓄積する原稿記憶部と、発信側ユ
ーザに着信拒否を通知する複数の通知書を生成する通知
書生成部と、通知書を送信する送信制御部と、受信した
発信番号と番号記憶部に登録した番号とを比較し、通知
書生成部と送信制御部により、複数の通知書の内、1つ
を送信するよう制御する着信判定部とを備えたものであ
る。
置は、着信を受付ける番号と着信を拒否する番号に加
え、着信を保留する番号を登録する番号記憶部と、着信
を保留する原稿を一時蓄積する原稿記憶部と、発信側ユ
ーザに着信拒否を通知する複数の通知書を生成する通知
書生成部と、通知書を送信する送信制御部と、受信した
発信番号と番号記憶部に登録した番号とを比較し、通知
書生成部と送信制御部により、複数の通知書の内、1つ
を送信するよう制御する着信判定部とを備えたものであ
る。
また、前記通知書生成部は、発信側ユーザに、送信し
た原稿が印刷を保留されていることを通知する通知書
(以下「確認願い」とする)を生成する手段と、使用し
たファクシミリ装置が着信拒否装置として登録されてい
ることを通知する通知書(以下「受信拒否通知」とす
る)を生成する手段と、TSIやSETUP等の信号に発信番号
が含まれていないために着信を拒否したことを通知する
通知書(以下「再送信願い」とする)を生成する手段の
内、一つ以上を備えたものである。
た原稿が印刷を保留されていることを通知する通知書
(以下「確認願い」とする)を生成する手段と、使用し
たファクシミリ装置が着信拒否装置として登録されてい
ることを通知する通知書(以下「受信拒否通知」とす
る)を生成する手段と、TSIやSETUP等の信号に発信番号
が含まれていないために着信を拒否したことを通知する
通知書(以下「再送信願い」とする)を生成する手段の
内、一つ以上を備えたものである。
また、本発明のファクシミリ装置は、ユーザの操作に
より、前記番号記憶部に登録した着信保留番号を、着信
受付番号、または着信拒否番号のいずれかに登録する操
作部を備えたものである。
より、前記番号記憶部に登録した着信保留番号を、着信
受付番号、または着信拒否番号のいずれかに登録する操
作部を備えたものである。
また、前記受信制御部は、不要原稿の受信中に、他の
送信要求や受信がある場合には、現在の受信を即座に中
断する手段を備えたものである。
送信要求や受信がある場合には、現在の受信を即座に中
断する手段を備えたものである。
また、本発明のファクシミリ装置は、着信を保留した
番号に対応する経過時間を計数する領域を有する番号記
憶部と、着信保留後、一定時間を経過した際、着信保留
番号を着信拒否番号として登録し、原稿記憶部に蓄積し
た原稿を消去する時間管理部そを備えたものである。
番号に対応する経過時間を計数する領域を有する番号記
憶部と、着信保留後、一定時間を経過した際、着信保留
番号を着信拒否番号として登録し、原稿記憶部に蓄積し
た原稿を消去する時間管理部そを備えたものである。
また、本発明のファクシミリ装置は、着信を受付ける
番号と着信を拒否する番号に加え、着信を保留した番号
を登録する番号記憶部と、着信を保留した原稿を一時蓄
積する原稿記憶部と、受信した発信番号と番号記憶部に
登録した番号とを比較し、着信拒否理由を含む通信手順
信号を送信するよう制御する着信判定部とを備えたもの
である。
番号と着信を拒否する番号に加え、着信を保留した番号
を登録する番号記憶部と、着信を保留した原稿を一時蓄
積する原稿記憶部と、受信した発信番号と番号記憶部に
登録した番号とを比較し、着信拒否理由を含む通信手順
信号を送信するよう制御する着信判定部とを備えたもの
である。
本発明によれば、第1図にみるように、初めての相手
から受信する際、着信判定部1は、受信原稿を印刷せず
に、原稿記憶部6に蓄積し、発信側に「確認願い」を送
信するとともに、発信番号を着信保留番号として番号記
憶部2に登録する。発信側ユーザは、「確認願い」を見
て、着信側ユーザに電話連絡する。着信側ユーザは、電
話連絡を受けて、ファクシミリ装置の操作部を介して、
原稿記憶部6に蓄積した原稿を印刷するよう操作し、番
号記憶部2の着信保留番号を着信受付番号として登録す
る。
から受信する際、着信判定部1は、受信原稿を印刷せず
に、原稿記憶部6に蓄積し、発信側に「確認願い」を送
信するとともに、発信番号を着信保留番号として番号記
憶部2に登録する。発信側ユーザは、「確認願い」を見
て、着信側ユーザに電話連絡する。着信側ユーザは、電
話連絡を受けて、ファクシミリ装置の操作部を介して、
原稿記憶部6に蓄積した原稿を印刷するよう操作し、番
号記憶部2の着信保留番号を着信受付番号として登録す
る。
しかし、発信側ユーザは、「確認願い」を見ても、受
信側ユーザに電話連絡しないこともある。この場合、時
間管理部は、着信を保留して一定時間を経過すると、自
動的に、原稿記憶部6に蓄積した原稿を消去し、番号記
憶部2の着信保留番号を着信拒否番号として登録する。
信側ユーザに電話連絡しないこともある。この場合、時
間管理部は、着信を保留して一定時間を経過すると、自
動的に、原稿記憶部6に蓄積した原稿を消去し、番号記
憶部2の着信保留番号を着信拒否番号として登録する。
本発明のファクシミリ装置は以上のように動作するの
で、初めての相手から受信する際にも、必要な原稿だけ
を印刷し、不要な原稿は印刷しないようにできる。
で、初めての相手から受信する際にも、必要な原稿だけ
を印刷し、不要な原稿は印刷しないようにできる。
また、着信判定部1は、着信受付番号として登録した
ファクシミリ装置から再び受信した場合には、通常のフ
ァクシミリ通信を行う。しかし、、着信拒否番号として
登録したファクシミリ装置から再び受信した場合には、
発信側に「受信拒否通知」を送信する。
ファクシミリ装置から再び受信した場合には、通常のフ
ァクシミリ通信を行う。しかし、、着信拒否番号として
登録したファクシミリ装置から再び受信した場合には、
発信側に「受信拒否通知」を送信する。
この通知によって、発信側ユーザは着信拒否されたこ
とを確認できる。
とを確認できる。
また、着信判定部1は、受信したTSIやSETUP等の信号
に発信番号が含まれていない場合には、発信側に「再送
信願い」を送信する。この通知によって、発信側ユーザ
は、発信番号を通知するようファクシミリ装置を設定し
た上で原稿を送信する。
に発信番号が含まれていない場合には、発信側に「再送
信願い」を送信する。この通知によって、発信側ユーザ
は、発信番号を通知するようファクシミリ装置を設定し
た上で原稿を送信する。
また、本発明によれば、不要原稿の受信を即座に中断
できるため、他の送信要求や受信が遅延されることもな
い。
できるため、他の送信要求や受信が遅延されることもな
い。
以下、本発明による具体的実施例を説明する。
第1図は本発明の基本構成を示す図、第4図は本発明
を適用した受信側のファクシミリ装置の構成を示す図で
ある。以下の図中、第1図、第4図、第5図、第6図の
同一の部分には同一の符号を付加している。
を適用した受信側のファクシミリ装置の構成を示す図で
ある。以下の図中、第1図、第4図、第5図、第6図の
同一の部分には同一の符号を付加している。
第4図において、9は回線5を介してデータを送受信
する通信制御部、10,11,12は第1図の番号記憶部2の内
容を示すものであり、10は着信受付番号記憶部、11は着
信拒否番号記憶部、12は着信保留番号記憶部である。ま
た、13は、操作パネル14のディスプレイ15に文字を表示
し、ユーザがキーボード16を押下したことを検知して、
対応する番号登録処理を行う操作部、18は単位時間の時
間計測を行うタイマ、17はタイマ18により着信保留番号
記憶部12に記憶された番号の経過時間を管理する時間管
理部、19,20はデータの経路を切換えるスイッチ、21は
スイッチ19,20を制御する経路切換信号、22は原稿記憶
部6が蓄積した原稿の領域を表すアドレスを通知する原
稿記憶通知信号、23は通知書作成部7に複数の通知書の
内、一つを生成するよう指示する通知書生成指示番号、
24はディスプレイ15に表示するデータを通知する表示デ
ータ通知信号、25はキーボード16の複数キーの内、押下
されたキーを通知するキー入力通知信号、26は原稿記憶
部6に蓄積した原稿を印刷、または消去するよう指示す
る原稿処理信号である。
する通信制御部、10,11,12は第1図の番号記憶部2の内
容を示すものであり、10は着信受付番号記憶部、11は着
信拒否番号記憶部、12は着信保留番号記憶部である。ま
た、13は、操作パネル14のディスプレイ15に文字を表示
し、ユーザがキーボード16を押下したことを検知して、
対応する番号登録処理を行う操作部、18は単位時間の時
間計測を行うタイマ、17はタイマ18により着信保留番号
記憶部12に記憶された番号の経過時間を管理する時間管
理部、19,20はデータの経路を切換えるスイッチ、21は
スイッチ19,20を制御する経路切換信号、22は原稿記憶
部6が蓄積した原稿の領域を表すアドレスを通知する原
稿記憶通知信号、23は通知書作成部7に複数の通知書の
内、一つを生成するよう指示する通知書生成指示番号、
24はディスプレイ15に表示するデータを通知する表示デ
ータ通知信号、25はキーボード16の複数キーの内、押下
されたキーを通知するキー入力通知信号、26は原稿記憶
部6に蓄積した原稿を印刷、または消去するよう指示す
る原稿処理信号である。
また、第5図は、番号記憶部2の内容を示す図であ
る。同図(a)は着信保留番号記憶部12であり、電話番
号部27と原稿領域部28、そして経過時間部29により構成
される。同図(b)は着信受付番号記憶部10、同図
(c)は着信拒否番号記憶部11であり、それぞれ電話番
号30,32、そして着信回数部31,33により構成される。
る。同図(a)は着信保留番号記憶部12であり、電話番
号部27と原稿領域部28、そして経過時間部29により構成
される。同図(b)は着信受付番号記憶部10、同図
(c)は着信拒否番号記憶部11であり、それぞれ電話番
号30,32、そして着信回数部31,33により構成される。
また、第6図は、本発明のファクシミリ装置に関する
操作パネル14の一例を示すものであり、ディスプレイ15
と、「印刷」、「選択」、「受付」、「拒否」の四つの
キーを備えるキーボード16より成る。
操作パネル14の一例を示すものであり、ディスプレイ15
と、「印刷」、「選択」、「受付」、「拒否」の四つの
キーを備えるキーボード16より成る。
また、第7図は、通知書生成部7が生成する通知書の
一例を示すものであり、34は「確認願い」、35は「受信
拒否通知」、36は「再送信願い」である。
一例を示すものであり、34は「確認願い」、35は「受信
拒否通知」、36は「再送信願い」である。
以下、ISDN(サービス総合デジタル網)に接続するG4
ファクシミリを例にとり、本発明の着信規制処理を説明
する。
ファクシミリを例にとり、本発明の着信規制処理を説明
する。
第8図は、着信判定部1の処理を示すフローチャート
である。
である。
着信判定部1は、通信制御部9が着信したことを検知
すると(ステップ801)、呼を設定するためのSETUP信号
を受信し、SETUP信号に含まれる発信側の電話番号を抽
出する(ステップ802)。この発信番号を含む情報信号
は、CCITT勧告T.62で規定されているセッション開始コ
マンド(CSS:Commnd Session Start)でも良い。次に、
抽出した発信番号を番号記憶部2の着信受付番号記憶部
10、着信拒否番号記憶部11、着信保留番号記憶部12に登
録した番号と比較する(ステップ803,807,808,812)。
着信判定部1は、発信番号がいずれの番号とも一致しな
かった場合には、初めての相手からの受信とみなし、原
稿を受信し、原稿記憶部6に蓄積するよう経路切換信号
21によりスイッチ19,20を切換える(ステップ813)。受
信制御部3が受信した原稿を原稿記憶部6に蓄積し終え
ると、原稿記憶部6は原稿記憶通知信号22により記憶領
域を表すアドレスを着信判定部1に通知する。着信判定
部1は、発信番号と通知されたアドレスを、それぞれ着
信保留番号記憶部12の電話番号部27、原稿領域部28に登
録する(ステップ814)。次に、着信判定部1は、通知
書を送信するよう経路切換信号21によりスイッチ19,20
を切換え、発信側ファクシミリ装置に対して、送信権の
移譲を要求する(ステップ815)。ここで、送信権の移
譲要求は、CCITT勧告T.62で規定されているように、送
信権移譲要求パラメータを含むセッション開始肯定レス
ポンス(RSSP:Response Session Start Positive)、ま
たはセッションユーザ情報レスポンス(RSUI:Resposse
Session User Information)信号を送信することで実現
できる。そして、着信判定部1は、発信側ファクシミリ
装置から送信権が譲渡されると、通知書生成信号23によ
り、通知書生成部7に対し、「確認願い」34の生成を指
示する(ステップ816)。送信制御部8が生成した「確
認願い」34を送信し終えると、着信判定部1は、回線を
切断し通信を終了させる(ステップ806)。
すると(ステップ801)、呼を設定するためのSETUP信号
を受信し、SETUP信号に含まれる発信側の電話番号を抽
出する(ステップ802)。この発信番号を含む情報信号
は、CCITT勧告T.62で規定されているセッション開始コ
マンド(CSS:Commnd Session Start)でも良い。次に、
抽出した発信番号を番号記憶部2の着信受付番号記憶部
10、着信拒否番号記憶部11、着信保留番号記憶部12に登
録した番号と比較する(ステップ803,807,808,812)。
着信判定部1は、発信番号がいずれの番号とも一致しな
かった場合には、初めての相手からの受信とみなし、原
稿を受信し、原稿記憶部6に蓄積するよう経路切換信号
21によりスイッチ19,20を切換える(ステップ813)。受
信制御部3が受信した原稿を原稿記憶部6に蓄積し終え
ると、原稿記憶部6は原稿記憶通知信号22により記憶領
域を表すアドレスを着信判定部1に通知する。着信判定
部1は、発信番号と通知されたアドレスを、それぞれ着
信保留番号記憶部12の電話番号部27、原稿領域部28に登
録する(ステップ814)。次に、着信判定部1は、通知
書を送信するよう経路切換信号21によりスイッチ19,20
を切換え、発信側ファクシミリ装置に対して、送信権の
移譲を要求する(ステップ815)。ここで、送信権の移
譲要求は、CCITT勧告T.62で規定されているように、送
信権移譲要求パラメータを含むセッション開始肯定レス
ポンス(RSSP:Response Session Start Positive)、ま
たはセッションユーザ情報レスポンス(RSUI:Resposse
Session User Information)信号を送信することで実現
できる。そして、着信判定部1は、発信側ファクシミリ
装置から送信権が譲渡されると、通知書生成信号23によ
り、通知書生成部7に対し、「確認願い」34の生成を指
示する(ステップ816)。送信制御部8が生成した「確
認願い」34を送信し終えると、着信判定部1は、回線を
切断し通信を終了させる(ステップ806)。
次に、ステップ803において、発信番号が着信受付番
号記憶部10の電話番号部30と一致した場合を説明する。
号記憶部10の電話番号部30と一致した場合を説明する。
この場合、着信判定部1は、着信受付番号記憶部10の
発信番号に対応する着信回数部31に1を加算し(ステッ
プ804)、原稿を受信し印刷するよう経路切換信号21に
よりスイッチ19,20を切換える(ステップ805)。受信制
御部3が受信した原稿を、印刷部4が印刷し終えると、
着信判定部1は、回線を切断し通信を終了させる(ステ
ップ806)。
発信番号に対応する着信回数部31に1を加算し(ステッ
プ804)、原稿を受信し印刷するよう経路切換信号21に
よりスイッチ19,20を切換える(ステップ805)。受信制
御部3が受信した原稿を、印刷部4が印刷し終えると、
着信判定部1は、回線を切断し通信を終了させる(ステ
ップ806)。
次に、ステップ809において、発信番号が着信拒否番
号記憶部11の電波番号部32と一致した場合を説明する。
号記憶部11の電波番号部32と一致した場合を説明する。
この場合、着信判定部1は、着信拒否番号記憶部11の
発信番号に対応する着信回数部33に1を加算し(ステッ
プ809)、通知書を送信するよう経路切換信号21により
スイッチ19,20を切換え、発信側ファクシミリ装置に対
して、送信権の移譲を要求する(ステップ810)。そし
て、発信側ファクシミリ装置から送信権が譲渡される
と、通知書生成信号23により、通知書生成部7に対し、
「受信拒否通知」35の生成を指示する(ステップ81
1)。送信制御部8が生成した「受信拒否通知」35を送
信し終えると、着信判定部1は、回線を切断し通信を終
了させる(ステップ806)。
発信番号に対応する着信回数部33に1を加算し(ステッ
プ809)、通知書を送信するよう経路切換信号21により
スイッチ19,20を切換え、発信側ファクシミリ装置に対
して、送信権の移譲を要求する(ステップ810)。そし
て、発信側ファクシミリ装置から送信権が譲渡される
と、通知書生成信号23により、通知書生成部7に対し、
「受信拒否通知」35の生成を指示する(ステップ81
1)。送信制御部8が生成した「受信拒否通知」35を送
信し終えると、着信判定部1は、回線を切断し通信を終
了させる(ステップ806)。
次に、ステップ807において、SETUP信号に発信番号が
含まれていなかった場合を説明する。
含まれていなかった場合を説明する。
現在のISDNに接続するG4ファクシミリ装置には、SETU
P信号に発信番号を含めるか含めないかを、ユーザが選
択可能にしたものが多い。
P信号に発信番号を含めるか含めないかを、ユーザが選
択可能にしたものが多い。
このため、着信判定部1は、発信番号を含まないSETU
P信号を受信すると、通知書を送信するよう経路切換信
号21によりスイッチ19,20を切換え、発信側ファクシミ
リ装置に対して、送信権の移譲を要求する(ステップ81
7)。そして、発信側ファクシミリ装置から送信権が譲
渡されると、通知書生成信号23により、通知書生成部7
に対し、「再送信願い」36の生成を指示する(ステップ
818)。送信制御部8が生成した「再送信願い」36を送
信し終えると、着信判定部1は、回線を切断し通信を終
了させる(ステップ806)。
P信号を受信すると、通知書を送信するよう経路切換信
号21によりスイッチ19,20を切換え、発信側ファクシミ
リ装置に対して、送信権の移譲を要求する(ステップ81
7)。そして、発信側ファクシミリ装置から送信権が譲
渡されると、通知書生成信号23により、通知書生成部7
に対し、「再送信願い」36の生成を指示する(ステップ
818)。送信制御部8が生成した「再送信願い」36を送
信し終えると、着信判定部1は、回線を切断し通信を終
了させる(ステップ806)。
また、一度着信を保留した発信側ファクシミリ装置か
ら再び着信した場合には(ステップ812)、着信判定部
1は、「受信拒否通知」35を送信する(ステップ810,81
1)。
ら再び着信した場合には(ステップ812)、着信判定部
1は、「受信拒否通知」35を送信する(ステップ810,81
1)。
次に、着信を保留した番号を、着信受付番号と着信拒
否番号のいずれかに登録する処理を説明する。
否番号のいずれかに登録する処理を説明する。
第9図(a)は、操作部13の処理を示すフローチャー
トである。
トである。
発信側ユーザは、着信側から送られてきさ「確認願
い」34を見て、着信側ユーザに電話連絡する。着信側ユ
ーザは、電話連絡を受けて、ファクシミリ装置のキーボ
ード16の内、「印刷」キーを押す。操作部13は、「印
刷」キーの押下をキー入力通知信号25により検知すると
(ステップ901)、着信保留番号記憶部12の電話番号部2
7から一つの番号を取出し(ステップ902)、表示データ
通知信号24によりディスプレイ15に表示する(ステップ
903)。ユーザは、ディスプレイ15に表示された番号を
見て、電話連絡のあった発信側の番号でなければ「選
択」キーを押下する。操作部13は、[選択」キーの押下
を検知すると(ステップ904,905)、ステップ902に戻
り、着信保留番号記憶部12の電話番号部27から次の番号
を取出しディスプレイ15に表示する(ステップ903)。
ユーザは、この操作を続け、電話連絡のあった発信側の
番号を確認すると「受付」キーを押下する。操作部13
は、[受付」キーの押下を検知すると(ステップ90
6)、その着信保留番号を着信受付番号記憶部10に登録
する(ステップ907)。次に、操作部13は、着信保留番
号記憶部12の原稿領域部28からアドレスを取出し、原稿
処理信号26により原稿記憶部6に蓄積した原稿を印刷す
るよう指示するとともに、経路切換信号21によりスイッ
チ20を切換える(ステップ908)。印刷部4が蓄積した
原稿を印刷し終えると、操作部13は、着信保留番号記憶
部12の電話番号部27、原稿領域部28、経過時間部29をク
リアする(ステップ909)。
い」34を見て、着信側ユーザに電話連絡する。着信側ユ
ーザは、電話連絡を受けて、ファクシミリ装置のキーボ
ード16の内、「印刷」キーを押す。操作部13は、「印
刷」キーの押下をキー入力通知信号25により検知すると
(ステップ901)、着信保留番号記憶部12の電話番号部2
7から一つの番号を取出し(ステップ902)、表示データ
通知信号24によりディスプレイ15に表示する(ステップ
903)。ユーザは、ディスプレイ15に表示された番号を
見て、電話連絡のあった発信側の番号でなければ「選
択」キーを押下する。操作部13は、[選択」キーの押下
を検知すると(ステップ904,905)、ステップ902に戻
り、着信保留番号記憶部12の電話番号部27から次の番号
を取出しディスプレイ15に表示する(ステップ903)。
ユーザは、この操作を続け、電話連絡のあった発信側の
番号を確認すると「受付」キーを押下する。操作部13
は、[受付」キーの押下を検知すると(ステップ90
6)、その着信保留番号を着信受付番号記憶部10に登録
する(ステップ907)。次に、操作部13は、着信保留番
号記憶部12の原稿領域部28からアドレスを取出し、原稿
処理信号26により原稿記憶部6に蓄積した原稿を印刷す
るよう指示するとともに、経路切換信号21によりスイッ
チ20を切換える(ステップ908)。印刷部4が蓄積した
原稿を印刷し終えると、操作部13は、着信保留番号記憶
部12の電話番号部27、原稿領域部28、経過時間部29をク
リアする(ステップ909)。
また、第10図は時間管理部17の処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
発信側ユーザは、「確認願い」34を見ても、着信側ユ
ーザに電話連絡しないことも考えられる。この場合、原
稿記憶部6に蓄積した原稿は永久に取り出されないため
に、次第に原稿記憶部6が満杯となり、受信不能状態に
陥る。
ーザに電話連絡しないことも考えられる。この場合、原
稿記憶部6に蓄積した原稿は永久に取り出されないため
に、次第に原稿記憶部6が満杯となり、受信不能状態に
陥る。
そこで、時間管理部17は、タイマ18から単位時間(例
えば1時間)の経過を通知されると(ステップ1001)、
着信保留番号記憶12の先頭の経過時間部29に1を加算し
(ステップ1002)、あらかじめ設定された時間(例えば
24時間)に到達したがどうかを確認する(ステップ100
3)。未だ設定時間に到達していない場合は、他に着信
保留番号記憶部12に記憶された番号があるが確認し(ス
テップ1008)、あれは次の番号に対する経過時間部29を
更新する(ステップ1002)。ステップ1003において、経
過時間部29が設定時間に到達した場合には、時間管理部
17は、着信保留番号記憶部12の電話番号27から番号を取
出し(ステップ1004)、着信拒否番号記憶部11に登録す
る(ステップ1005)。次に、着信保留番号記憶部12の原
稿領域部28からアドレスを取出し、原稿処理信号26によ
り原稿記憶部6に蓄積した原稿を消去するよう指示する
(ステッウ1006)。そして、時間管理部17は、着信保留
番号記憶12の電話番号部27、原稿領域部28、経過時間部
29をクリアし(ステップ1007)、他に着信保留番号記憶
部12に記憶された番号があるか確認する(ステップ100
8)。
えば1時間)の経過を通知されると(ステップ1001)、
着信保留番号記憶12の先頭の経過時間部29に1を加算し
(ステップ1002)、あらかじめ設定された時間(例えば
24時間)に到達したがどうかを確認する(ステップ100
3)。未だ設定時間に到達していない場合は、他に着信
保留番号記憶部12に記憶された番号があるが確認し(ス
テップ1008)、あれは次の番号に対する経過時間部29を
更新する(ステップ1002)。ステップ1003において、経
過時間部29が設定時間に到達した場合には、時間管理部
17は、着信保留番号記憶部12の電話番号27から番号を取
出し(ステップ1004)、着信拒否番号記憶部11に登録す
る(ステップ1005)。次に、着信保留番号記憶部12の原
稿領域部28からアドレスを取出し、原稿処理信号26によ
り原稿記憶部6に蓄積した原稿を消去するよう指示する
(ステッウ1006)。そして、時間管理部17は、着信保留
番号記憶12の電話番号部27、原稿領域部28、経過時間部
29をクリアし(ステップ1007)、他に着信保留番号記憶
部12に記憶された番号があるか確認する(ステップ100
8)。
以上説明した時間管理部17の処理により、自動的に着
信距離番号を登録し、蓄積した原稿を消去できるが、本
発明の実施例では、更にユーザの操作による着信拒否登
録も可能である。
信距離番号を登録し、蓄積した原稿を消去できるが、本
発明の実施例では、更にユーザの操作による着信拒否登
録も可能である。
第9図(a)のステップ910において、ユーザがキー
ボード16の「拒否」キーを押下した場合には、操作部15
は、時間管理部17と同様の着信拒否番号記憶部11への登
録、及び蓄積原稿の消去を行う(ステップ911,912)。
ボード16の「拒否」キーを押下した場合には、操作部15
は、時間管理部17と同様の着信拒否番号記憶部11への登
録、及び蓄積原稿の消去を行う(ステップ911,912)。
次に、ステップ907,911,1005の番号記憶部2への登録
処理を、第9図(b)のフローチャートを用いて説明す
る。
処理を、第9図(b)のフローチャートを用いて説明す
る。
まず、操作部13、または時間管理部17は、着信受付番
号記憶部10、または着信拒否番号記憶部11の空きエリア
を探す(ステップ913)。空きエリアがあれば、そのエ
リアに番号を登録するが(ステップ916)、なければ着
信回数部31、または33を参照して、最も回数の少ないエ
リアをサーチし(ステップ914)、そのエリアの着信回
数部31、または35をクリアし(ステップ915)、番号を
登録する(ステップ916)。
号記憶部10、または着信拒否番号記憶部11の空きエリア
を探す(ステップ913)。空きエリアがあれば、そのエ
リアに番号を登録するが(ステップ916)、なければ着
信回数部31、または33を参照して、最も回数の少ないエ
リアをサーチし(ステップ914)、そのエリアの着信回
数部31、または35をクリアし(ステップ915)、番号を
登録する(ステップ916)。
以上の処理により、初めての相手から受信する際に
も、必要な原稿だけを印加し、必ずしも必要としない原
稿は印刷しないようにでき、また、発信側ユーザは着信
拒否されたことを送信された通知書により確認できる。
更に、番号記憶部2は限られたメモリ容量でも実現可能
である。
も、必要な原稿だけを印加し、必ずしも必要としない原
稿は印刷しないようにでき、また、発信側ユーザは着信
拒否されたことを送信された通知書により確認できる。
更に、番号記憶部2は限られたメモリ容量でも実現可能
である。
また、本実施例では、発信番号が無い場合や着信拒否
番号と一致した場合に、即座に送信権の移譲を要求し、
通知書を送信するが、送信権の移譲を要求しても、原稿
を送信した後で、送信権を譲渡する発信側ファクシミリ
装置もある。この時、着信判定部1は、受信した原稿を
印刷せずに捨て、その後、送信権を譲渡されたならば通
知書を送信するよう処理すれば良い。
番号と一致した場合に、即座に送信権の移譲を要求し、
通知書を送信するが、送信権の移譲を要求しても、原稿
を送信した後で、送信権を譲渡する発信側ファクシミリ
装置もある。この時、着信判定部1は、受信した原稿を
印刷せずに捨て、その後、送信権を譲渡されたならば通
知書を送信するよう処理すれば良い。
しかし、前記実施例では、原稿を受信している期間は
無駄であるため、原稿の受信中に、例えばユーザが送信
要求した場合や他の受信があった場合には、前記受信処
理を中断し、即座に他の送信要求や受信を行うよう制御
してもよい。
無駄であるため、原稿の受信中に、例えばユーザが送信
要求した場合や他の受信があった場合には、前記受信処
理を中断し、即座に他の送信要求や受信を行うよう制御
してもよい。
また、本実施例ではG4ファクシミリ装置における着信
規制処理を示したが、G3ファクシミリ装置では、受信側
ファクシミリ装置から送信権の移譲を要求する信号が規
定されていない。そこで、G3ファクシミリ装置で本発明
の着信規制を行うためには、CCITT勧告T.30で規定され
ている被呼端末識別信号(CSI:Called Subsoriber Iden
tification)を送信すれば良い。通常、CSI信号は、着
信側ユーザの番号を通知するものであり、通知した番号
は発信側ファクシミリ装置の表示部に表示される。本発
明では、通知書の代わりに、「カクニンネガイ」、「チ
ャクシンキョヒツウチ」、「サイソウシンネガイ」等の
文字情報をCSI信号に設定して送信すれば良い。また、G
4ファクシミリ装置で同様の効果を得るには、CCITT勧告
T.62で規定されているセッション開始肯定レスボンス
(RSSP)に前記文字情報を設定して送信すれば良い。
規制処理を示したが、G3ファクシミリ装置では、受信側
ファクシミリ装置から送信権の移譲を要求する信号が規
定されていない。そこで、G3ファクシミリ装置で本発明
の着信規制を行うためには、CCITT勧告T.30で規定され
ている被呼端末識別信号(CSI:Called Subsoriber Iden
tification)を送信すれば良い。通常、CSI信号は、着
信側ユーザの番号を通知するものであり、通知した番号
は発信側ファクシミリ装置の表示部に表示される。本発
明では、通知書の代わりに、「カクニンネガイ」、「チ
ャクシンキョヒツウチ」、「サイソウシンネガイ」等の
文字情報をCSI信号に設定して送信すれば良い。また、G
4ファクシミリ装置で同様の効果を得るには、CCITT勧告
T.62で規定されているセッション開始肯定レスボンス
(RSSP)に前記文字情報を設定して送信すれば良い。
また、本発明では、第7図に示すような通知書を発信
側ファクシミリ装置に送信するが、通知書と原稿を合成
する手段を備えることにより、受信した原稿を付加した
通知書を送信することも可能できる。
側ファクシミリ装置に送信するが、通知書と原稿を合成
する手段を備えることにより、受信した原稿を付加した
通知書を送信することも可能できる。
また、本発明では、第9図に示すように、ユーザは
「拒否」キーを押下した場合(ステップ910)に、原稿
を印刷して見ることはできないが(ステップ912)、操
作部13は、まず、蓄積原稿を印刷し(ステップ908)、
その後、ユーザに着信保留番号記憶部12の番号を、「受
付」キー、または「拒否」キーにより、着信受付番号記
憶部10、または着信拒否番号記憶部11に登録する(ステ
ップ907、または911)よう、第9図の処理を変えても良
い。
「拒否」キーを押下した場合(ステップ910)に、原稿
を印刷して見ることはできないが(ステップ912)、操
作部13は、まず、蓄積原稿を印刷し(ステップ908)、
その後、ユーザに着信保留番号記憶部12の番号を、「受
付」キー、または「拒否」キーにより、着信受付番号記
憶部10、または着信拒否番号記憶部11に登録する(ステ
ップ907、または911)よう、第9図の処理を変えても良
い。
また、本発明では、着信側のファクシミリ装置を説明
したが、通常のファクシミリ装置は送信機能も備えてい
る。この送信機能には、予め送信したい電話番号を登録
しておき、少ないボタン操作で送信を行えるワンタッチ
ダイヤル、短縮ダイヤル等がある。この登録した番号
を、本発明の着信受付番号と同等の番号とみなせば、一
層使い勝手が良くなることは明白である。
したが、通常のファクシミリ装置は送信機能も備えてい
る。この送信機能には、予め送信したい電話番号を登録
しておき、少ないボタン操作で送信を行えるワンタッチ
ダイヤル、短縮ダイヤル等がある。この登録した番号
を、本発明の着信受付番号と同等の番号とみなせば、一
層使い勝手が良くなることは明白である。
本発明によれば、発信側ユーザに電話連絡を促す「確
認願い」を送信することにより、初めての相手から受信
する際にも、必要な原稿だけを印刷し、必ずしも必要と
しない原稿は印刷せずに済むため、印刷用紙の無駄な消
費を失くすことができる。
認願い」を送信することにより、初めての相手から受信
する際にも、必要な原稿だけを印刷し、必ずしも必要と
しない原稿は印刷せずに済むため、印刷用紙の無駄な消
費を失くすことができる。
また、本発明によれば、通知書を送信することによ
り、発信側ユーザが着信拒否されたことを確認できるた
め、何度も送信を試みることなく、業務をスムーズに行
うことができる。また、ファクシミリ送信サービスの経
営者は、設定してあるファクシミリ装置が着信拒否装置
として登録されたことを確認して、着信側ファクシミリ
装置の着信拒否登録を解除するよう電話連絡すること
で、以降のサービスを再開できる。
り、発信側ユーザが着信拒否されたことを確認できるた
め、何度も送信を試みることなく、業務をスムーズに行
うことができる。また、ファクシミリ送信サービスの経
営者は、設定してあるファクシミリ装置が着信拒否装置
として登録されたことを確認して、着信側ファクシミリ
装置の着信拒否登録を解除するよう電話連絡すること
で、以降のサービスを再開できる。
また、本発明によれば、不要原稿の受信を即座に中断
できるため、他の送信要求や受信が遅延されることはな
い。
できるため、他の送信要求や受信が遅延されることはな
い。
第1図は本発明装置の概略ブロック図、第2図は従来装
置の概略ブロック図、第3図は従来装置の着信拒否処理
を表すフローチャート、第4図は本発明の一実施例の着
信側ファクシミリ装置のブロック図、第5図は第4図の
番号記憶部2の構成を表す説明図、第6図は第4図の操
作パネル14の例を表す図、第7図は本発明装置が送信す
る通知書の例を表す図、第8図は第4図の着信判定部1
の処理を表すフローチャート、第9図は第4図の操作部
13の処理を表すフローチャート、第10図は第4図の時間
管理部17の処理を表すフローチャートである。 1……着信判定部、2……番号記憶部、3……受信制御
部、4……印刷部、5……回線、6……原稿記憶部、7
……通知書生成部、8……送信制御部、13……操作部、
14……操作パネル、17……時間管理部。
置の概略ブロック図、第3図は従来装置の着信拒否処理
を表すフローチャート、第4図は本発明の一実施例の着
信側ファクシミリ装置のブロック図、第5図は第4図の
番号記憶部2の構成を表す説明図、第6図は第4図の操
作パネル14の例を表す図、第7図は本発明装置が送信す
る通知書の例を表す図、第8図は第4図の着信判定部1
の処理を表すフローチャート、第9図は第4図の操作部
13の処理を表すフローチャート、第10図は第4図の時間
管理部17の処理を表すフローチャートである。 1……着信判定部、2……番号記憶部、3……受信制御
部、4……印刷部、5……回線、6……原稿記憶部、7
……通知書生成部、8……送信制御部、13……操作部、
14……操作パネル、17……時間管理部。
Claims (8)
- 【請求項1】着信に対して自動規制機能を有する着信規
制ファクシミリ装置において、 着信を受付ける番号を記憶する番号記憶部と、 着信を保留する原稿を一時蓄積する原稿記憶部と、 原稿を印刷しなかった理由を通知する通知書を生成する
通知書生成部と、 受信した発信側の番号が、着信を受付ける番号として前
記番号記憶部に記憶されていない場合、着信を保留し、
前記通知書生成部が生成した通知書を発信元に送信する
よう制御する着信判定部と を有することを特徴とする着信規制ファクシミリ装置。 - 【請求項2】前記通知書生成部は、送信した原稿が印刷
を保留されていることを通知する前記通知書を生成する
手段を有することを特徴とする請求項1記載の着信規制
ファクシミリ装置。 - 【請求項3】前記番号記憶部は、さらに着信を拒否する
番号を記憶する手段を備え、 前記通知書生成部は、使用したファクシミリ装置が着信
拒否装置として登録されていることを通知する前記通知
書を生成する手段を備え、 前記着信判定部は、受信した発信側の番号が、着信を拒
否する番号として前記番号記憶部に記憶されている場
合、前記着信拒否装置として登録されていることを通知
する通知書を発信元に送信するよう制御することを特徴
とする請求項1または2記載の着信規制ファクシミリ装
置。 - 【請求項4】前記通知書生成部は、受信した通信手順信
号に発信番号が含まれていないために着信を拒否したこ
とを発信元に通知する通知書を生成する手段を有するこ
とを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の着信
規制ファクシミリ装置。 - 【請求項5】着信に対して自動規制機能を有する着信規
制ファクシミリ装置において、 着信を受付ける番号を記憶する番号記憶部と、 着信を保留する原稿を一時蓄積する原稿記憶部と、 受信した発信側の番号が着信を受付ける番号として前記
番号記憶部に記憶されていない場合、着信を保留し、原
稿を印刷しなかった理由を通知する情報を含む通信手順
信号を発信元に送信するよう制御する着信判定部と を有することを特徴とする着信規制ファクシミリ装置。 - 【請求項6】前記番号記憶部は、さらに着信を保留する
番号と着信を拒否する番号を記憶する手段を備え、 前記着信判定部は、さらに 受信した発信番号を着信を保留する番号として前記番号
記憶部に記憶する手段と、 前記番号記憶部に記憶した着信を保留する番号を、着信
を受付ける番号または着信を拒否する番号のいずれかと
して登録する手段と を有することを特徴とする請求項1ないし5いずれか一
記載の着信規制ファクシミリ装置。 - 【請求項7】不要原稿の受信中に、他の送信要求や受信
がある場合には、現在の受信を即座に中断する手段を有
することを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載
の着信規制ファクシミリ装置。 - 【請求項8】前記番号記憶部は、さらに着信を保留する
番号と保留してからの経過時間と着信を拒否する番号を
記憶する手段と、 着信保留後一定時間を経過した際、前記番号記憶部に登
録された着信を保留する番号を着信を拒否する番号とし
て登録し、前記原稿記憶部に一時蓄積した原稿を消去す
る時間管理部と を有することを特徴とする請求項1または5記載の着信
規制ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224405A JP2651022B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 着信規制ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1224405A JP2651022B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 着信規制ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0389773A JPH0389773A (ja) | 1991-04-15 |
JP2651022B2 true JP2651022B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=16813247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1224405A Expired - Lifetime JP2651022B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 着信規制ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2651022B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522549A (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-29 | Canon Inc | 画像通信装置 |
JPH10268930A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | プラント監視制御装置およびプラント監視制御方法 |
JP3598834B2 (ja) * | 1998-08-07 | 2004-12-08 | ブラザー工業株式会社 | 多機能周辺装置 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1224405A patent/JP2651022B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0389773A (ja) | 1991-04-15 |
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