JPH0522549A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH0522549A
JPH0522549A JP3169698A JP16969891A JPH0522549A JP H0522549 A JPH0522549 A JP H0522549A JP 3169698 A JP3169698 A JP 3169698A JP 16969891 A JP16969891 A JP 16969891A JP H0522549 A JPH0522549 A JP H0522549A
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signal
communication
image
reception
rejected
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JP3169698A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信拒否が行なわれる場合、その旨を相手局
に報知でき、しかも確実に通信手順を実行できる画像通
信装置を提供する。 【構成】 受信拒否を行なう場合、相手局から受信した
TSI信号から相手局の電話番号を抽出し、その局を発
呼する(ステップS84)。前手順(ステップS86)
の後、受信拒否を行なった旨の画像メッセージを相手局
に送信し(ステップS88)、さらに自局でも受信拒否
を行なった旨の記録出力を行ない(ステップS90)、
その後、後手順(ステップS92)を行ない、回線接続
を断つ。このようにして、受信拒否が行なわれる場合、
その旨を相手局に報知でき、しかも確実に通信手順を実
行できる画像通信装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像通信装置、特に予め
登録された相手局の識別情報の照合を介して画像通信を
拒否または許可する画像通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話番号を登録可能なファク
シミリ装置においてファクシミリ受信を行なう相手先の
電話番号や、暗証番号などを登録し、登録されている相
手先の電話番号からの受信や、手動操作による受信は行
なうが、自動操作による登録されていない電話番号をも
つ相手先からの受信は拒否する構成が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来構成
では、自動操作による登録されていない電話番号をもつ
相手先からの自動受信は画像伝送を行なうことなく中断
されていた。
【0004】したがって、相手局では、通信が完全に行
なわれたのかどうかを判断することができないという問
題があった。
【0005】また、電話番号の照合処理は、相手局から
手順信号で電話番号が通知されたら順次、行なうことが
考えられていたが、この場合には、通信手順が照合処理
により遅延し、通信エラーを生じる可能性があった。
【0006】本発明の課題は、以上の問題を解決し、受
信拒否が行なわれる場合、その旨を相手局に報知でき、
しかも確実に通信手順を実行できる画像通信装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、予め登録された相手局の識別
情報の照合を介して画像通信を拒否または許可する画像
通信装置において、画像通信を拒否する場合、通信を拒
否した相手局に対して通信拒否を行なった旨のメッセー
ジ情報を送信する、あるいは、通信前手順において受信
した相手局の識別情報と、予め登録された相手局の識別
情報の照合を行なう場合、通信前手順において通信速度
が確立した後のタイミングにおいて前記照合処理を行な
う構成を採用した。
【0008】
【作用】以上の構成によれば、相手局に対して通信拒否
を行なった旨のメッセージ情報を送信することにより、
通信を拒否した相手局に適切な情報を与えることがで
き、また、受信した相手局の識別情報と予め登録された
相手局の識別情報の照合処理を通信前手順において通信
速度が確立した後のタイミングにおいて行なうことによ
り、手順信号送受信のタイミングが照合処理により遅延
することがなくなる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
【0010】図1に本発明を採用した画像通信装置の構
造を示す。図において符号2aは電話回線で、この電話
回線2aはNCU2に接続されている。NCU2には音
声端末として電話機4が信号線2bを介して接続されて
いる。NCU2は、内部のCMLリレーにより、電話回
線2aを電話機4、または信号線2cを介して接続され
たハイブリッド回路8以降のファクシミリ通信系に接続
するよう制御する。NCU2は信号線28aが信号レベ
ル0の場合、電話回線2aを電話機4に、また、信号線
28aが信号レベル1の場合には、ハイブリッド回路8
に接続する。
【0011】ハイブリッド回路8以降のファクシミリ装
置は次のように構成される。
【0012】まず、信号線2eを介してNCU2に接続
されたハイブリッド回路8は送受信信号の分離に用いら
れるものである。送信信号は信号線14aから入力さ
れ、受信信号は信号線2cを介して出力される。
【0013】送信系は画信号送信部10、メッセージ送
信部11、変調器12および加算回路14から構成され
る。加算回路14は手順信号変調器から信号線16aを
介して、あるいは画信号送信部10から信号線10aを
介して入力される通信手順信号あるいは画像信号を加算
するためのものである。
【0014】変調器12は信号線36eを介して制御回
路36から入力される通信手順信号を変調するCCIT
T勧告V21に合致した変調器である。
【0015】画信号送信部10は、公知の画像読取のた
めのスキャナ、符号化回路などから構成される。CCI
TT勧告V27terあるいはV29に合致した変調器
などからなる。
【0016】メッセージ送信部11は、キャラクタジェ
ネレータなどを内蔵し、信号線28lから文字コードな
どの形式で入力されるメッセージデータを2値画像デー
タ(あるいはさらにこれを符号化したデータ)に変換し
て信号線11aを介して加算回路14に入力する。加算
回路14は、画信号送信部10からの画像信号と同様に
メッセージ送信部11の出力画像を扱い、相手局に送信
する。
【0017】一方、受信系は次のように構成される。ハ
イブリッド回路8の信号線8aに接続された復調器18
は、CCITT勧告V21に合致した復調方式で受信し
た手順信号の復調を行なう。復調された手順信号は信号
線18aを介して制御部28に入力される。
【0018】また、ハイブリッド回路8の信号線8aに
は、画信号受信部16が接続されている。画信号受信部
16は、CCITT勧告V27terあるいはV29に
合致した復調器、復号回路および記録回路などから構成
される。このうち、記録回路は、符号26で図の右方に
示してある。記録データは信号線28gを介して記録回
路26に入力され、記録制御は信号線28hを介して行
なわれる。
【0019】符号6、7は発着信の制御回路で、発呼回
路7は信号線7bから入力された電話番号データをダイ
ヤルパルス、ないしダイヤルトーンなど回線に応じたダ
イヤル信号に変換し、信号線2bを介してNCU2に入
力する。発呼タイミングは制御回路36によって信号線
7aを介して与えられる。
【0020】自動着信検出回路6は、信号線2b上の呼
び出し信号検出などにより、着信を検出し、着信の場合
には、信号線6aを介して着信を制御回路28に報知す
る。
【0021】装置の動作は表示器、キーボードなどから
構成されたオペレーション部20の操作に応じて制御さ
れる。操作部35のキーボードはアルファベットキー、
テンキー、スタートキー、およびワンタッチキーなどか
ら構成され、これら3種類のデータはそれぞれ信号線3
5a〜35cを介して制御回路36に入力される。表示
器は図の右方に符号24で示してある。
【0022】制御回路28はマイクロプロセッサ、RA
M素子などから構成され、ROM28rに格納された制
御プログラムにしたがって装置全体の動作を制御する。
【0023】記憶回路22は、オペレーション部20の
ワンタッチキーの登録データを記憶するもので、登録デ
ータは信号線28dを介して制御回路28との間で入出
力され、またそのリード/ライトタイミングは、信号線
28b、28cを介してそれぞれ制御される。
【0024】記憶回路23はオペレーション部20のテ
ンキーによる短縮ダイヤルの登録データを記憶するもの
で、登録データは信号線28hを介して制御回路28と
の間で入出力され、またそのリード/ライトタイミング
は、信号線28i、28gを介してそれぞれ制御され
る。
【0025】次に以上の構成における動作につき図2〜
図4を参照して説明する。図2〜図4はROM28aに
格納された制御回路28の制御手順を示している。図2
〜図4は同一番号の位置でフローが連続しているものと
する。
【0026】図2のステップS32においては信号線2
8aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLリレー
をオフとし、回線を電話機4に接続する。
【0027】ステップS34においてはワンタッチダイ
ヤルの登録が選択されたか、例えば操作部の電話番号登
録ボタンに続いて、ワンタッチボタンが押下されたかど
うかが判断される。ワンタッチダイヤルの登録が選択さ
れると、ステップS36で記憶回路22に指定されたワ
ンタッチダイヤルの登録を行なう。ワンタッチダイヤル
の登録が選択されていないと、ステップS38に進む。
【0028】ステップS38においては、短縮ダイヤル
の登録が選択されたか、例えば操作部の電話番号登録ボ
タンに続いて「*」、そしてテンキーで2桁が押下され
たかどうかが判断される。短縮ダイヤルの登録が選択さ
れると、ステップS40で記憶回路23に指定された短
縮ダイヤルの登録を行なう。
【0029】ステップS42においてはファクシミリ受
信が選択されたかどうかが判断され、このステップが肯
定されるとステップS46に移行するが、否定されると
ステップS44でその他の処理を行なう。
【0030】ステップS46においては信号線28aに
信号レベル「1」の信号を出力し、CMLリレーをオフ
とし、回線を電話機4に接続する。
【0031】ステップS48においては、信号線6aの
情報によって自動着信であったかどうかが判断される。
自動着信の場合はステップS52に進むが、自動着信で
ない場合にはステップS50でファクシミリ受信に移行
する。
【0032】ステップS52は、ファクシミリ通信前手
順に入ることを表している。このファクシミリ通信前手
順では、ステップS54において、受信したTSI信号
の記憶を行なう。ステップS56においては、トレーニ
ングおよびTCF信号の受信を行なう。
【0033】図3のステップS58では、ステップS5
4でTSI信号を受信している場合、この下5桁の数字
情報がワンタッチダイヤルあるいは短縮ダイヤルの下5
桁の数字情報に登録されているかどうかが判断される。
登録されている場合にはステップS50に、登録されて
いない場合にはステップS60に進む。また、ステップ
S58でTSI信号を受信していない場合もステップS
60に進む。
【0034】ステップS60においては、信号線28g
に、たとえば「ファクシミリ受信を拒否しました。その
時の年月日、時刻は……(例えば1989年11月24
日9時30分)」というユーザに受信拒否を報知する情
報を出力した後、信号線28hに記録命令パルスを発生
して、記録回路26において、上記情報を記録出力させ
る。
【0035】ステップS62においては、TSI信号を
受信しているかどうかが判断される。受信している場合
にはステップS64において、TSI信号の情報を信号
線28gに出力した後、信号線28hに記録命令パルス
を発生して相手側の電話番号を記録する(例えば相手先
電話番号 03−111−2222)。TSI信号を受
信していない場合はステップS66に進む。
【0036】ステップS66においては、ユーザ略称を
受信しているかどうかが判断され、受信している時には
ステップS68においてユーザ略称の情報を信号線28
gに出力した後、信号線28hに記録命令パルスを発生
して相手側のユーザ略称を記録する(例えば「○×商
事」などの相手先略称)。ユーザ略称を受信していない
場合はステップS70に進む。
【0037】ステップS70においてはTSI信号、ユ
ーザ略称をともに受信しているかどうかが判断される。
少なくともどちらか1つを受信している場合には、ステ
ップS72に進んでDCN信号を送信する。どちらも受
信していない場合には、ステップS74に進む。
【0038】ステップS74は、1枚目のみ受信するこ
とを表している。ここで、記録は発信元情報の記録が主
目的であるので、副走査方向に対して10cmのみ記録
を行なうものとする。
【0039】ステップS76は後手順を表している。こ
こで、相手局からの応答(Q)信号に対してDCN信号
を送信する。ステップS78においては、信号線28a
に信号レベル「0」の信号を出力してCMLリレーをオ
フとし、回線を電話機4に接続する。このようにして、
回線接続が断たれる。ステップS80においては、所定
時間(例えば5秒)ウェイトする。
【0040】ステップS82においてはTSI信号を受
信したかどうかが判断され、受信している場合にはステ
ップS84に、受信していない場合には図2のステップ
S32に進む。
【0041】図4のステップS84以降では、受信拒否
を行なった旨の画像メッセージをメッセージ送信部11
を用いて送信する。
【0042】ステップS84においては、TSI信号か
ら実際に発呼するダイヤル情報を作成し、この情報を信
号線7bに出力した後、信号線7aに発呼命令パルスを
発生して発呼を行なう。
【0043】ステップS86は前手順を表している。ス
テップS88においては、画像メッセージ伝送を行な
う。たとえば、「03−111−2222 ○×商事か
らの1989年11月24日9時30分のファクシミリ
受信は拒否しました。03−123−4567 ○×販
売」というメッセージを信号線28lに出力し、メッセ
ージ送信部11で2値画像情報に変換し(あるいはさら
に符号化し)、復調して回線に送出する。
【0044】ステップS90においては信号線28gに
「相手先に通知しました」という情報を出力した後、信
号線28hに記録命令パルスを発生して、このメッセー
ジを記録回路26で記録出力し、その後記録紙をカット
する。ステップS92は、後手順を表している。
【0045】以上の実施例によれば、受信拒否が行なわ
れた場合、その旨の画像メッセージをメッセージ送信部
11を用いて発呼側に送信するようにしているため、発
呼局は受信を拒否と正常な通信終了を確実に識別するこ
とができ、通信回線のエラーなどと勘違いして多数回発
呼を繰り返すことを防止でき、また、その後、適切な措
置(たとえば電話連絡などにより自局の番号の登録を促
すなど)をとることができる。なお、受信拒否を示すメ
ッセージは、音声メッセージなどとして送信してもよ
い。
【0046】また、上記実施例では、本装置側のオペレ
ータにも受信拒否を記録出力により報知しており、本装
置側のオペレータに適切な措置を講じさせることができ
る。さらに、上記実施例では、受信拒否の場合でも、受
信画像の最初の部分(10cm程度)を記録出力するよ
うにしているため、たとえば、相手局に電話連絡した
り、その番号を登録したりする作業を選択するような措
置のうちいずれを講じればよいかを適切に判断させるこ
とができる。
【0047】以下、図5〜図7に異なる制御の例を示
す。ここでは、図1の発呼回路7、およびメッセージ送
信部11は使用しない。
【0048】図5のステップT32においては信号線2
8aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLリレー
をオフとし、回線を電話機4に接続する。
【0049】ステップT34においてはワンタッチダイ
ヤルの登録が選択されたか、例えば操作部の電話番号登
録ボタンに続いてワンタッチボタンが押下されたかどう
かが判断される。ワンタッチダイヤルの登録が選択され
ると、ステップT36で記憶回路22に指定されたワン
タッチダイヤルの登録を行なう。ワンタッチダイヤルの
登録が選択されていないと、ステップT38に進む。
【0050】ステップT38においては短縮ダイヤルの
登録が選択されたか、例えば操作部の電話番号登録ボタ
ンに続いて「*」、そしてテンキーで2桁が押下された
かどうかが判断される。短縮ダイヤルの登録が選択され
ると、ステップT40で記憶回路23に指定された短縮
ダイヤルの登録を行なう。
【0051】ステップT42においてはファクシミリ受
信が選択されたかどうかが判断され、ファクシミリ受信
が選択されるとステップT48に、選択されないとステ
ップT44に進む。
【0052】ステップT44においては、ファクシミリ
送信が選択されたかどうかが判断される。ファクシミリ
送信が選択されると図7のステップT104に進むが、
選択されないとステップT46に移行してその他の処理
を行なう。
【0053】ステップT48においては、信号線28a
に信号レベル「1」の信号を出力してCMLリレーをオ
ンとし、回線をファクシミリ側に接続する。
【0054】ステップT50においては、信号線6aの
情報によって自動着信であるかどうかが判断される。自
動着信の場合にはステップT54に進むが、自動着信で
ない場合にはステップT52のファクシミリ受信に移行
する。
【0055】ステップT54においてはCED信号を送
信する。ステップT56においては、2秒間ウェイトす
る。ステップT58においては、タイマT1に35秒を
セットする。
【0056】ステップT60においては、NSF/CS
I/DIS信号の送信を行なう。ステップT62におい
ては、タイマT4に3秒をセットする。
【0057】ステップT64においては、NSS/TS
I/DCS信号を受信したかどうかが判断される。NS
S/TSI/DCS信号を受信した場合には図6のステ
ップT70に進み、受信していない場合にはステップT
66に進む。
【0058】ステップT66においては、タイマT4が
タイムオーバーしたかどうかが判断される。タイムオー
バーするとステップT68に、タイムオーバーしていな
いとステップT64にそれぞれ進む。
【0059】ステップT68においてはタイマT1がタ
イムオーバーしたかどうかが判断される。タイムオーバ
ーするとステップT32に、タイムオーバーしていない
とステップT60にそれぞれ進む。
【0060】図6のステップT70においては、受信し
たTSI信号を記憶する。ステップT72においては、
トレーニングおよびTCF信号の受信を行なう。
【0061】ステップT74においては、TSI信号を
受信している場合には、この下6桁の数字情報がワンタ
ッチダイヤルあるいは短縮ダイヤルの下6桁の数字情報
に登録されているかどうかが判断される。登録されてい
る場合にはステップT76に、登録されていない場合に
はステップT82に進む。また、ステップT74でTS
I信号を受信していない場合もステップT82に進む。
【0062】ここで、TSI信号を受信している場合に
は、TSI信号に相手局の電話番号として格納されてい
る下6桁の数字情報がワンタッチダイヤルあるいは短縮
ダイヤルの下6桁の数字情報として記憶回路22、ある
いは23に登録されているかどうかが判断される。登録
されている場合にはステップT50に、登録されていな
い場合にはステップT60に進む。また、ステップT5
8でTSI信号を受信していない場合もステップT60
に進む。
【0063】ステップT76においては、ステップT7
2あるいはT102でトレーニング、およびTCF信号
の受信に成功したかどうかが判断される。成功した場合
にはステップT78でCFR信号を送信し、ステップT
80でファクシミリ受信を行なう。トレーニングおよび
TCF信号の受信に失敗した場合にはステップT94で
FTT信号を送信し、ステップT96においてタイマT
2に6秒をセットする。
【0064】ステップT98においては、NSS/TS
I/DCS信号を受信したかどうかが判断される。NS
S/TSI/DCS信号を受信した場合にはステップT
102でトレーニングおよびTCF信号の受信を行な
う。NSS/TSI/DCS信号を受信していない場合
には、ステップT100に進む。
【0065】ステップT100においては、タイマT2
がタイムオーバーしたかどうかが判断される。タイムオ
ーバーするとステップT32に、タイムオーバーしてい
ないとステップT98にそれぞれ進む。
【0066】ステップT82においては、相手送信機が
自社機であるかどうかが判断される。自社機である場合
にはステップT84に進み、受信を行なう相手先に登録
されていないために受信を拒否した旨を表すFIFを有
するDCN信号を送信する。自社機でない場合には、ス
テップT86に進んでCCITT勧告T.30における
DCN信号を送信し、回線接続を断つ。
【0067】ステップT88においては信号線28aに
信号レベル「0」の信号を出力し、CMLリレーをオフ
とし、回線を電話機4に接続する。
【0068】ステップT90においては、信号線28g
に例えば「ファクシミリ受信を拒否しました。電話番号
(例えば03−△△△−1111)、ユーザ略称(例え
ば○×販売)」というメッセージを出力した後、信号線
28hに記録命令パルスを発生して上記メッセージを記
録する。
【0069】ステップT92は、ファクシミリ受信を拒
否したことを表している。
【0070】図7のステップT104においては、信号
線28aに信号レベル「1」の信号を出力してCMLリ
レーをオンとし、回線をファクシミリ側に接続する。
【0071】ステップT106においては、タイマT1
に35秒をセットする。
【0072】ステップT108においては、NSF/C
SI/DIS信号を受信しているかどうかが判断され
る。NSF/CSI/DIS信号を受信している場合に
はステップT112に、受信していない場合にはステッ
プT110に進む。
【0073】ステップT110においては、タイマT1
がタイムオーバーしたかどうかが判断される。タイマT
1がタイムオーバーするとステップT32に、タイムオ
ーバーしていないとステップT108に進む。
【0074】ステップT112においては、NSF/C
SI/DIS信号の送信を行なう。
【0075】ステップT114においては、トレーニン
グおよびTCF信号の送信を行なう。
【0076】ステップT116においては、タイマT2
に6秒をセットする。
【0077】ステップT118においては、コマンド信
号を受信したかどうかが判断される。コマンド信号を受
信した場合にはステップT122に、受信していない場
合にはステップT120に進む。
【0078】ステップT120においては、タイマT2
がタイムオーバーしたかどうかが判断される。タイマT
2がタイムオーバーした場合にはステップT32に、タ
イムオーバーしていない場合にはステップT118に進
む。
【0079】ステップT122、T128、T130に
おいては、ステップT118で受信したコマンド信号の
解析を行なう。FIFを有するDCN信号を受信すると
ステップT124へ、DCN信号を受信するとステップ
T32へ、FTT信号を受信するとステップT132で
伝送スピードを1つ下げた後ステップT112へ、CF
R信号を受信するとステップT136のファクシミリ受
信へ、上記以外の信号を受信するとステップT32へ移
行する。
【0080】ステップT124においては信号線28a
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLリレーをオ
フとし、回線を電話機4に接続する。
【0081】ステップT126においては、信号線28
gに例えば「電話番号(例えば123−4567)に発
呼しましたが、受信拒否されました」というメッセージ
を出力した後信号線28hに記録命令パルスを発生し、
上記メッセージの記録を行なう。
【0082】上記実施例によれば、短縮ダイヤル、ワン
タッチダイヤルなどの登録データとして電話番号を登録
されている相手局からの画像受信を行ない、それ以外の
相手局からの画像受信を拒否するようにしている。
【0083】つまり、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤ
ルなどの登録データを利用しているため、受信の許可/
禁止の制御のために独立したメモリ領域を必要とせず、
メモリ使用効率が高い利点がある。
【0084】また、電話番号の照合に際しては、全桁の
照合のみではなく、一部のみ(たとえば4〜6桁程度)
を照合する構成なので、迅速な制御が可能となり、ま
た、スペースなどを含むことが多い登録データの照合に
より、受信してもよい相手局からの受信を誤って拒否す
る可能性も減る。
【0085】電話番号の照合に際しては、いったんTS
I信号の内容を記憶しておき、その記憶内容をTCF信
号の受信後にメモリ内容と比較するようにしている。こ
れは、トレーニング終了前のタイミングでは、電話番号
のメモリ検索、照合に必要な時間(CPUの速度、登録
データ数などにより異なるが一般に数10ms)によ
り、TCF信号の受信に失敗する可能性があるためであ
る。
【0086】これに対して、上記のように、TCF信号
の受信後に電話番号の照合処理を行なうようにすれば、
つまり、一般に高速な(V21)手順信号が使用される
トレーニング終了後は、上記の照合に必要な時間は送受
信機ともに無視できることになり、TSI受信直後に照
合を行なうよりも確実に通信手順を実行できるようにな
る。
【0087】また、上記実施例では、本装置側のオペレ
ータにも受信拒否を記録出力により報知しており、本装
置側のオペレータに適切な措置を講じさせることができ
る。
【0088】なお、上記各実施例では、画像受信を考え
たが、ポーリング送信などの際にも同様の制御が可能で
ある。
【0089】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、予め登録された相手局の識別情報の照合を介して画
像通信を拒否または許可する画像通信装置において、画
像通信を拒否する場合、通信を拒否した相手局に対して
通信拒否を行なった旨のメッセージ情報を送信する、あ
るいは、通信前手順において受信した相手局の識別情報
と、予め登録された相手局の識別情報の照合を行なう場
合、通信前手順において通信速度が確立した後のタイミ
ングにおいて前記照合処理を行なう構成を採用している
ので、相手局に対して通信拒否を行なった旨のメッセー
ジ情報を送信することにより、通信を拒否した相手局に
適切な情報を与えることができ、相手局に適切な措置を
講じさせることができる優れた画像通信装置を提供でき
る。また、受信した相手局の識別情報と予め登録された
相手局の識別情報の照合処理を通信前手順において通信
速度が確立した後のタイミングにおいて行なうことによ
り、手順信号送受信のタイミングが照合処理により遅延
することがなくなり、確実に通信手順を実行できる優れ
た画像通信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像通信装置の構成を示したブロ
ック図である。
【図2】図1の装置の第1の通信処理手順を示したフロ
ーチャート図である。
【図3】図1の装置の第1の通信処理手順を示したフロ
ーチャート図である。
【図4】図1の装置の第1の通信処理手順を示したフロ
ーチャート図である。
【図5】図1の装置の第2の通信処理手順を示したフロ
ーチャート図である。
【図6】図1の装置の第2の通信処理手順を示したフロ
ーチャート図である。
【図7】図1の装置の第2の通信処理手順を示したフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 自動着信検出回路 7 発呼回路 8 ハイブリッド回路 10 画信号送信部 11 メッセージ送信部 12 変調器 14 加算回路 16 画信号受信部 18 復調器 20 オペレーション部 22 記憶回路 23 記憶回路 24 表示部 26 記録回路 28 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め登録された相手局の識別情報の照合
    を介して画像通信を拒否または許可する画像通信装置に
    おいて、 画像通信を拒否する場合、通信を拒否した相手局に対し
    て通信拒否を行なった旨のメッセージ情報を送信するこ
    とを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 予め登録された相手局の識別情報の照合
    を介して画像通信を拒否または許可する画像通信装置に
    おいて、 通信前手順において受信した相手局の識別情報と、予め
    登録された相手局の識別情報の照合を行なう場合、通信
    前手順において通信速度が確立した後のタイミングにお
    いて前記照合処理を行なうことを特徴とする画像通信装
    置。
JP3169698A 1991-07-10 1991-07-10 画像通信装置 Pending JPH0522549A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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