JP3363659B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3363659B2
JP3363659B2 JP11697495A JP11697495A JP3363659B2 JP 3363659 B2 JP3363659 B2 JP 3363659B2 JP 11697495 A JP11697495 A JP 11697495A JP 11697495 A JP11697495 A JP 11697495A JP 3363659 B2 JP3363659 B2 JP 3363659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機から送られる発
呼側識別情報を受信可能な通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、発呼側の電話機により被呼側
の電話番号がダイヤルされると、被呼側の電話機に呼出
信号が入来する際または入来した後、この交換機から被
呼側の電話機に発呼側電話番号(CALLER ID)が送信さ
れる通信システムが知られている。かかる通信システム
においては、被呼側の電話機にて回線を閉結する前に発
呼側電話番号を表示することにより、被呼者はどこから
電話がかけられたのかを正確に知ることができ、発呼者
を確認するために有効に利用されている。
【0003】一方、画像データが記録された用紙,通信
管理レポートやエラーレポート等の出力媒体の相手先の
欄には、着信後に発呼側から送られてくるTSI信号,
CIG信号等の端末識別信号に含まれる情報が名称等の
文字列である場合その文字列が出力され、端末識別信号
に含まれる情報が相手先の電話番号である場合その電話
番号が出力されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端末識
別信号は、自分のファクシミリ端末の電話番号や名前を
ファクシミリ装置に登録することにより送信されるオプ
ション信号であり、端末識別情報が登録されているファ
クシミリ装置を別の部門等に移動させて異なる電話番号
で使用するときや中古のファクシミリ装置を購入したと
きには、ユーザーが端末識別情報(電話番号,名称等)
を登録し直さないと依然として変更前の電話番号情報を
相手側に送ることになるため、例えば電話番号を変更し
た直後では、端末識別信号の電話番号情報が変更前の電
話番号のものであり、被呼側のファクシミリ装置におい
て誤った電話番号や名称等が出力されるので、発信元を
正確に特定できないという問題があった。
【0005】この問題を解決するためには、交換機から
送られた発呼側識別情報を出力すれば正確に発信元を特
定することができるが、この発呼側識別情報は全ての被
呼側に送られるものではなく、被呼側が電話会社と契約
して初めてその情報を受け取ることができる加入者サー
ビスであるため、このサービスに加入しない限り発呼者
識別情報を出力することは不可能である。このため、被
呼者が前記サービスに加入した場合、前記サービスに加
入する前には端末識別情報が出力されていたものが、加
入後には発呼側識別情報が出力されることになり、前述
したように端末識別信号に誤りなどがあった場合には、
被呼側のファクシミリ装置において出力される情報が突
然変わる可能性があり、利用者がその管理に戸惑うなど
利便性に欠けるなどの問題があった。
【0006】また、最近では発呼側電話番号だけでな
く、発呼者の名前も交換機から送られてくる通信システ
ムも考えられており、このシステムによれば発呼側電話
番号と名前の両方を確認することが可能になる。しかし
ながら、電話番号と名前の両方が送られてくるものはま
れであり、ほとんどの電話会社のサービスでは電話番号
しか送られてきていないのが現状である。このため、端
末識別情報と発呼側識別情報のいずれか一方の出力だけ
では、電話番号と名前の両方を確認することは困難であ
った。
【0007】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、簡単な構成で発呼者を正確に且つ容易
に知ることができる通信装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明にかかる通信装置は、換機交か
ら送られる発呼側識別情報を受信可能な通信装置におい
て、前記交換機から送られた発呼側識別情報を記憶する
第1の記憶手段と、通信制御手順に基づいて、回線閉結
後に発呼側から送られた端末識別信号内の情報を記憶す
る第2の記憶手段と、前記発呼側識別情報と前記端末識
別信号内の情報とを比較する比較手段と、その比較手段
により前記発呼側識別情報と前記端末識別信号内の情報
とが異なると判断されると、該異なることを示す情報を
出力する出力制御手段とを備えている。
【0009】また、請求項2記載の発明にかかる通信装
置においては、前記比較手段により前記発呼側識別情報
と前記端末識別信号内の情報とが異なると判断された場
合、前記出力制御手段は、前記発呼側識別情報と前記端
末識別信号内の情報との両者 出力するものである。
【0010】更に、請求項3記載の発明にかかる通信装
置は、前記出力制御手段により出力される前記発呼側識
別情報と前記端末識別信号内の情報は、一方が名前で、
他方が電話番号であることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項4記載の発明にかかる通信装
置は、前記出力制御手段は、前記情報を通信管理レポー
トの相手先の欄に出力することを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】上記の構成を有する請求項1記載の発明にかか
る通信装置においては、交換機から送られた発呼側識別
情報を第1の記憶手段に記憶するとともに、通信制御手
順に基づいて、回線閉結後に発呼側から送られた端末識
別信号内の情報を第2の記憶手段に記憶し、比較手段に
より前記発呼側識別情報と前記端末識別信号内の情報と
が異なると判断されると、該異なることを示す情報を出
力制御手段により出力するため、前記発呼側識別情報と
前記端末識別信号内の情報とが異なることを容易に確認
することが可能になる。
【0013】また、請求項2記載の発明にかかる通信装
置においては、比較手段により前記発呼側識別情報と前
記端末識別信号内の情報とが異なると判断されると、前
記出力制御手段が前記発呼側識別情報前記端末識別信
号内の情報の両者を出力するため、前記発呼側識別情
報と前記端末識別信号内の情報とが異なることを容易に
確認することが可能になる。
【0014】更に、請求項3記載の発明にかかる通信装
置においては、前記出力制御手段により出力される前記
発呼側識別情報と前記端末識別信号内の情報は、一方が
名前で、他方が電話番号であることから、前記発呼側識
別情報と前記端末識別信号内の情報とが異なることを容
易に確認することが可能になる。
【0015】また、請求項4記載の発明にかかる通信装
置においては、前記出力制御手段は、前記情報を通信管
理レポートの相手先の欄に出力するので、その通信管理
レポートの相手先の欄に基づいて、前記発呼側識別情報
と前記端末識別信号内の情報とが異なることを容易に確
することが可能になる。
【0016】
【実施例】本発明の好適な実施例について、図面に基づ
いて以下に説明する。図1は本実施例のファクシミリ装
置のブロック図であり、図2は所定の通信制御手順を示
す説明図である。
【0017】図1において、ファクシミリ装置1(ここ
では便宜上「被呼側」と呼ぶ)は、回線制御を行うネッ
トワーク・コントロールユニット(NCU)2を介して
電話回線16aに接続される。この電話回線16aは被
呼側の交換機17に接続され、この交換機17は電話回
線16bを介して発呼側の交換機18に接続され、この
交換機18は電話回線16cを介してファクシミリ装置
19(ここでは便宜上「発呼側」と呼ぶ)に接続されて
いる。
【0018】被呼側のファクシミリ装置1には、発呼者
のダイヤル操作に応じて交換機17、交換機18を介し
て呼出信号が入来する。このとき、上記被呼者が被呼側
の交換機17に発呼者側電話番号受信サービスの加入者
であることを登録してあるならば、最初の呼出信号と次
の呼出信号の間の無音区間において、交換機17及び交
換機18を介して発呼者側電話番号(CALLER ID)が被
呼側のファクシミリ装置1に送られる交換システムにな
っており、アメリカではアナログの交換システムにおい
てすでに実用化されている。また、最近では前記発呼者
側電話番号の他に発呼者名や時刻なども被呼側に送られ
るシステムも見られるようになってきている。本発明
は、このような交換システム用の端末装置に関するもの
である。
【0019】ファクシミリ装置1の中核となるCPU3
は、信号バスライン4を介して次のような装置各部と接
続され、所定の通信制御手順に従って装置各部を制御し
てファクシミリ動作つまりデータ通信を実行するもので
ある。モデム5は、画情報を変調・復調して伝送すると
共に伝送制御用の各種手順信号を送受信するものであ
り、バッファ6は、発呼側のファクシミリ装置19との
間で送受信される符号化された画情報を含むデータを一
時的に格納するものである。
【0020】ROM7は制御プログラムを格納したメモ
リであり、EEPROM8は各種設定情報等を記憶させ
るメモリであり、RAM9は動作実行時の各種データを
一時格納するためのメモリであり、発呼側電話番号記憶
エリア、通信管理データ記憶エリア等が設けられてい
る。また、画像メモリ10は画像データ及び記録のため
のビットイメージを記憶するメモリで、ダイナミックR
AM(DRAM)等を用いている。
【0021】操作部11は本ファクシミリ装置1の動作
状態をディスプレイにより表示すると共にオペレータが
各種操作を行うためのものであり、テンキー、ファンク
ションキー、文字キー、レポート出力キー、短縮ダイヤ
ル登録キー(いずれも図示せず)などを備えている。
【0022】符号化部12は送信する画情報の符号化を
行うものであり、スキャナ13は送信原稿の画像を読み
取るものである。復号化部14は画像メモリ10に記憶
・書き込みされた受信画像データを記録のために読み出
して復号化を行うものであり、プリンタ15は受信画像
データを用紙に記録するものであり、例えば、レーザ光
により感光体に潜像を形成し、それをトナーを用いて現
像し、用紙に転写する静電電子写真記録方式を用いてい
る。なお、画像データは、例えば、ランレングス法で圧
縮符号化されて送受信される。
【0023】このファクシミリ装置1での通常の受信動
作(受信時にリアルタイムに記録を行う)を概略説明す
ると、本ファクシミリ装置1は、発呼側のファクシミリ
装置19と電話回線16a,16b,16c及び交換機
17,18を介してNCU2に接続された後、CPU3
の制御のもとに両ファクシミリ装置1,19間で所定の
通信制御手順による信号の授受を行ってから、送信画情
報を受信する。受信した画情報は符号化(圧縮)されて
おり、復号化部14にて復号化(伸長)し、それを画像
メモリ10に1ページ単位での記録のためにビットイメ
ージに展開して書き込む。そして、所定の解像度により
ビット展開し、これをプリンタ15に送り、1ページ単
位で印刷する。
【0024】また、代行受信時には、画像メモリ10の
一部に圧縮データを格納しておき、記録時に、同画像メ
モリ10の残り領域に上記と同様に解像度を選んでビッ
ト展開する。また、通常の送信時には、スキャナ13で
送信原稿を読み取り、符号化部12で符号化してから送
信する。メモリ送信時には読み取り符号化した画像デー
タを画像メモリ10に格納し、指定の時刻に送信動作を
行う。
【0025】なお、所定の通信制御手順による信号と
は、図2に示すように、端末の各機能を識別したり選択
された状態を命令したりまた受信可能な状態を確認した
りするメッセージ前手順(DIS信号やTSI信号等の
送受信)、メッセージを伝送する本来の手順、メッセー
ジ後手順、呼復旧手順を行うことをいう。
【0026】また、TSI信号は送信端末識別信号であ
って、自分のファクシミリ端末の電話番号を記憶できる
ようなファクシミリ装置は、この中に設定された電話番
号をTSI信号中に格納しTSI信号を送信する。TS
I信号はオプション信号であり必ずしも必要ではない
が、その形式は規格化されているので、この信号は、ど
のファクシミリ装置でも理解できるものである。
【0027】次に、ファクシミリ受信制御のメインルー
チンについて図3のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0028】この処理は、電源がオンされファクシミリ
装置1が受信可能な状態になることにより開始される。
この処理が開始されると、まず、呼出信号を検出したか
否かを判断し(S1)、呼出信号を検出したならば(S
1でYES)、被呼側の交換機17から発呼側電話番号
が送られてきたか否かを判断し(S3)、発呼側電話番
号が送られてきたならば(S3でYES)、発呼側電話
番号を受信してRAM9の発呼側電話番号記憶エリアに
一時的に記憶し(S5)、この電話番号を操作部11の
ディスプレイ上に表示し(S7)、回線を閉結する(S
9)。ここで、発呼側電話番号だけでなく、発呼者の名
前も送られてきたときはこの名前をRAM9の発呼者名
記憶エリアに一時的に記憶する。一方、S3において発
呼側電話番号が送られてこなければ(S3でNO)、直
ちに回線を閉結する(S9)。ここで、発呼側電話番号
が送られてこない場合としては、例えば発呼側が自分の
電話番号の公表を拒んでいる場合などがある。
【0029】S9にて回線を閉結した後、ファクシミリ
受信処理を行い(S11)、その後回線を開放する(S
13)。ここで、ファクシミリ受信処理とは、前述した
通常の受信動作をいう。S13にて回線を開放した後、
操作部11に設けられたファンクションキーを利用した
発呼者識別処理選択スイッチSWの設定により、SW1
位置に設定してあれば(S15でYES)、後述の発呼
者識別処理1(S17)を行うとともに、SW2位置で
あれば(S15でNO)、発呼者識別処理2(S19)
を行い、その後着呼可能な状態に戻る(S1)。
【0030】ここで、前記発呼者識別処理選択スイッチ
SWは、ユーザの利用目的などによって発呼側電話番号
や端末識別信号をどのように出力するかを選択するため
のものである。主には、交換機から送られる情報が電話
番号のみのサービスしか行われていない場合に、この発
呼者識別処理選択スイッチSWがSW1位置に設定さ
れ、交換機から送られた発呼側電話番号とTSI信号内
の情報とが一致しているか否かによって出力方式を変え
ることができる。また、交換機から送られる情報として
電話番号だけでなく名前も含まれるサービスが行われて
いる場合、前記発呼者識別処理選択スイッチSWがSW
2位置に設定され、電話番号と名前を目的に応じて選択
して出力することができる。
【0031】まず、発呼者識別処理1(S17)につい
て、図4のフローチャートに基づいて具体的に説明す
る。
【0032】この処理が開始されると、まず発呼側電話
番号がRAM9の発呼側電話番号記憶エリアに記憶され
ているか否かを判断し(S21)、発呼側電話番号が記
憶されていれば(S21でYES)、TSI信号を受信
したか否かを判断し(S23)、TSI信号を受信した
ならば(S23でYES)、その発呼側電話番号とTS
I信号内の情報が一致したか否かを判断する(S2
5)。TSI信号を受信しなければ(S23でNO)、
後述するS29へ移行する。このTSI信号内の情報と
しては、電話番号や名前などが考えられるが、名前が含
まれている場合は必然的に両者は一致しないのでS25
はNOとなる。
【0033】前記TSI信号に電話番号が含まれてお
り、各電話番号が一致すれば(S25でYES)、出力
内容選択スイッチSWがSW1位置に設定されているか
否かを判断し(S27)、SW1位置に設定されていれ
ば(S27でYES)、前記発呼側電話番号を通信時刻
や受信ページ数等の通信管理情報と共にRAM9の管理
レポート出力エリアに記憶する(S29)。また、SW
1位置に設定されていないと判断されると(S27でN
O)、出力内容選択スイッチSWがSW2位置に設定さ
れているか否かを判断し(S31)、SW2位置に設定
されていれば(S31でYES)、前記TSI信号内の
情報をRAM9の管理レポート出力エリアに記憶する
(S33)。前記出力内容選択スイッチSWは、ユーザ
がSW1またはSW2に設定することにより、前記発呼
側電話番号とTSI信号内の情報のいずれかを選択して
出力できるようになっている。
【0034】S25で各電話番号が一致しない場合やT
SI信号に名前が含まれている場合は(S25でN
O)、前記発呼側電話番号とTSI信号内の情報との両
者をRAM9の管理レポート出力エリアに記憶する(S
35)。また、S31でSW2位置に設定していない、
即ちSW3位置に設定されていると(S31でNO)、
S35へ移行する。SW3では、前記発呼側電話番号と
TSI信号内の情報との一致,不一致に拘わらず前記発
呼側電話番号とTSI信号内の情報との両者を出力する
モードである。
【0035】一方、S21にて発呼側電話番号がRAM
9の発呼側電話番号記憶エリアに記憶されていなけれ
ば、即ち交換機17側から発呼側電話番号が送られてい
なければ(S21でNO)、TSI信号を受信したか否
かを判断し(S37)、TSI信号を受信したならば
(S37でYES)、S31へ移行する。また、S37
にてTSI信号を受信していなければ(S37でN
O)、スペース(空欄)を発呼者として他の通信管理情
報と共にRAM9の管理レポート出力エリアに記憶する
(S39)。
【0036】次に、発呼者識別処理2(S19)につい
て、図5のフローチャートに基づいて具体的に説明す
る。
【0037】この処理が開始されると、まず発呼側電話
番号がRAM9の発呼側電話番号記憶エリアに記憶され
ているか否かを判断し(S41)、発呼側電話番号が記
憶されていれば(S41でYES)、発呼者の名前がR
AM9の発呼者名記憶エリアに記憶されているか否かを
判断する(S43)。
【0038】発呼者名が記憶されていれば(S43でY
ES)、TSI信号を受信したか否かを判断し(S4
5)、TSI信号を受信したならば(S45でYE
S)、TSI信号に文字列が含まれるか否かを判断する
(S47)。TSI信号に文字列が含まれていれば(S
47でYES)、出力項目選択スイッチSWがSW1位
置に設定されているか否かを判断し(S49)、SW1
位置に設定されていれば(S49でYES)、交換機か
ら送られた発呼者の名前とTSI信号内の文字列とを通
信時刻や受信ページ数等の通信管理情報と共にRAM9
の管理レポート出力エリアに記憶する(S51)。S4
9でSW1位置に設定されていなければ(S49でN
O)、交換機から送られた発呼側電話番号とTSI信号
内の文字列とを通信時刻や受信ページ数等の通信管理情
報と共にRAM9の管理レポート出力エリアに記憶する
(S53)。
【0039】S47でTSI信号に文字列が含まれてい
ないとき(S47でNO)、出力項目選択スイッチSW
がSW1位置に設定されているか否かを判断し(S5
5)、SW1位置に設定されていれば(S55でYE
S)、交換機から送られた発呼側電話番号とTSI信号
内の電話番号とを通信時刻や受信ページ数等の通信管理
情報と共にRAM9の管理レポート出力エリアに記憶す
る(S57)。S55でSW1位置に設定されていなけ
れば(S55でNO)、交換機から送られた発呼者の名
前とTSI信号内の電話番号とをRAM9の管理レポー
ト出力エリアに記憶する(S59)。
【0040】一方、S45でTSI信号を受信していな
いときは(S45でNO)、交換機から送られた発呼者
の名前と電話番号とをRAM9の管理レポート出力エリ
アに記憶する(S61)。
【0041】また、S43で発呼者の名前がRAM9の
発呼者名記憶エリアに記憶されていなければ(S43で
NO)、TSI信号を受信したか否かを判断し(S6
3)、TSI信号を受信したならば(S63でYE
S)、TSI信号に文字列が含まれるか否かを判断し
(S65)、TSI信号に文字列が含まれていれば(S
65でYES)、S53へ移行する。TSI信号に文字
列が含まれていなければ(S65でNO)、S57へ移
行する。また、S63でTSI信号を受信していないと
きは(S63でNO)、交換機から送られた発呼側電話
番号をRAM9の管理レポート出力エリアに記憶する
(S67)。
【0042】更に、S41で発呼側電話番号が記憶され
ていなければ(S41でNO)、TSI信号を受信した
か否かを判断し(S69)、TSI信号を受信したなら
ば(S69でYES)、TSI信号に含まれた情報をR
AM9の管理レポート出力エリアに記憶する(S7
1)。S69でTSI信号を受信していないときは(S
69でNO)、スペース(空欄)を発呼者として他の通
信管理情報と共にRAM9の管理レポート出力エリアに
記憶する(S73)。
【0043】また、図3のメインルーチンのS1におい
て、呼出信号を検出しないと判断されたとき(S1でN
O)、続いて操作部11のレポート出力キー(図示せ
ず)がオン(操作)されたか否かを判断し(S20)、
レポート出力キーがオンされなければ(S20でN
O)、再びS1に戻り着呼待機状態となる。一方、S2
0にてレポート出力キーがオンされたならば(S20で
YES)、RAM9の管理レポート出力エリアに記憶さ
れている通信管理情報に基づいて、通信開始時間,通信
時間,相手先,枚数,送受信状況等を内容とする通信管
理レポートがプリンタ15から出力される(S22)。
このうち相手先については、図4,5の各発呼者識別処
理によって発呼者として記憶された発呼側電話番号や発
呼者名,文字列等が読み出されて印字される。なお、こ
の通信管理レポートは、所定の通信分を1頁にまとめて
印字するものである。
【0044】そこで、図4に示す発呼者識別処理1を使
用した通信管理レポートの一例を図6に、図5に示す発
呼者識別処理2を使用した通信管理レポートの一例を図
7(a),(b)に示す。図6および図7に示す通信管
理レポートは、全て同じ通信相手との通信記録であり、
選択された出力方式により種々の形で出力される。
【0045】まず、図6は出力内容選択スイッチSWが
SW1位置に設定されている場合に出力される通信管理
レポートを示したもので、交換機から送られた発呼側電
話番号とTSI信号内の情報が一致したときには、前記
発呼側電話番号が出力されている。「No. 03」(受信)
は交換機17から送られてきた発呼側電話番号が「0123
456789」であり、TSI信号内の情報も同様であるた
め、発呼側電話番号(CALLER ID)のみが出力されてい
る。
【0046】また、「No. 02」,「No. 04」および「N
o. 07」(受信)では、TSI信号内の情報が文字列で
あるために必然的に発呼側電話番号と一致しないので、
両者が出力されている。更に、「No. 05」(受信)では
前記発呼側電話番号とTSI信号内の電話番号とが一致
しないので、両者が出力されており、TSI信号内の電
話番号が正確でないことを確認することができる。な
お、「No. 01」(送信)と「No. 06」(送信)とは、短
縮ダイヤルの番号もしくは直接送信先の電話番号を入力
することにより、図示しない短縮ダイヤルリストに基づ
いてそれぞれ相手先名称を出力している。このモードで
は交換機から送られた正確な電話番号を通信管理レポー
トで確認しながら、TSI信号内の電話番号の間違いを
確認することができる。
【0047】逆に、前記出力内容選択スイッチSWがS
W2位置に設定されていると、「No. 03」(受信)にお
いてTSI信号内の電話番号が出力されることになり、
このモードでは従来通りTSI信号内の情報を通信管理
レポートで確認しながら、TSI信号内の電話番号の間
違いを確認することができる。
【0048】また、前記出力内容選択スイッチSWがS
W3位置に設定されていると、「No. 03」(受信)にお
いても交換機から送られた発呼側電話番号とTSI信号
内の電話番号の両者が出力される。
【0049】次に、図7(a)は出力項目選択スイッチ
SWがSW1位置に設定されている場合に出力される通
信管理レポートを示したもので、交換機から送られた発
呼側電話番号と発呼者名の内、TSI信号に文字列が含
まれる場合には前記発呼者名を出力し、文字列が含まれ
ない場合、即ち電話番号の場合には前記電話番号を出力
しており、交換機から送られた情報とTSI信号内の情
報とを電話番号同志または名前同志で容易に確認するこ
とができる。
【0050】また、図7(b)は出力項目選択スイッチ
SWがSW2位置に設定されている場合に出力される通
信管理レポートを示したもので、交換機から送られた発
呼側電話番号と発呼者名の内、TSI信号に文字列が含
まれる場合には前記発呼側電話番号を出力し、文字列が
含まれない場合、即ち電話番号の場合には前記発呼者名
を出力しており、通信相手の電話番号と名前を同時に確
認することができる。
【0051】以上のように、本実施例によれば、各設定
SWを所望の位置に設定することにより、交換機から送
られた情報とTSI信号内の情報とを目的に応じて選択
して出力することができる。
【0052】なお、本発明は上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々
の態様で実施できることはいうまでもない。
【0053】例えば、ポーリング送信の場合には、発呼
側が受信することになるが、この場合には上記実施例に
おけるTSI信号に代えて、CIG信号を用いることと
すれば、上記実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。ここで、CIG信号とは発呼端末識別信号であり、
ポーリング送信の場合、受信側(発呼側)から送られて
くるDTC信号を含むブロック中に挿入されるオプショ
ン信号である。
【0054】更に、出力媒体に出力する形式としては、
上記実施例のように通信管理レポートの相手先の欄に印
字する形式以外に、例えば操作部11に設けたディスプ
レイ(図示せず)に表示する形式であってもよく、ま
た、受信時の記録用紙のヘッダ部分に相手先を印字する
形式(例えば印字用紙の上辺に沿って相手先を印字する
形式)であってもよい。後者の場合、例えば図3のメイ
ンルーチンを次のように変更することにより具体化され
る。即ち、回線閉結後(S9)、ファクシミリ受信処理
(S11)における処理の一環としてS17,19と同
様の発呼者識別処理を行い、プリンタ15にて1ページ
単位で印刷する際に発呼者につき記録用紙のヘッダ部分
に印字し、その後回線を開放し(S13)、再びS1に
戻り着信待機状態とする。
【0055】また、通信管理レポートに交換機から送ら
れた発呼側情報とTSI信号内の情報との両者を記録す
るスペースがないときには、図6に示す情報の内いずれ
か一方の情報のみを記録するとともに、両者が一致しな
いことを示すマーク*を記録しておき、具体的な電話番
号などは表示で確認するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明に係る通信装置によれば、交換機から送られた発呼側
識別情報と、通信制御手順に基づいて、回線閉結後に発
呼側から送られた端末識別信号内の情報とが異なる場
合、該異なることを示す情報が出力されるため、前記発
呼側識別情報と端末識別信号内の情報とが異なることを
容易に確認することができる効果を有する。
【0057】また、請求項2記載の発明にかかる通信装
置においては、発呼側識別情報と端末識別信号内の情報
とが異なる場合に、発呼側識別情報端末識別信号内の
情報との両者を出力するため、発呼側識別情報と端末識
別信号内の情報とが異なることを容易に確認することが
できる効果を有する。
【0058】更に、請求項3記載の発明にかかる通信装
置においては、出力制御手段により出力される発呼側識
別情報と端末識別信号内の情報は、一方が名前で、他方
が電話番号であるため、発呼側識別情報と端末識別信号
内の情報とが異なることを容易に確認することができる
効果を有する。
【0059】また、請求項4記載の発明にかかる通信装
置においては、出力制御手段は、情報を通信管理レポー
トの相手先の欄に出力するので、その通信管理レポート
の相手先の欄に基づいて、発呼側識別情報と端末識別信
号内の情報とが異なることを容易に確認することができ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のファクシミリ装置のブロ
ック図である。
【図2】 所定の通信制御手順を示す説明図である。
【図3】 メインルーチンのフローチャートである。
【図4】 発呼者識別処理1のフローチャートである。
【図5】 発呼者識別処理2のフローチャートである。
【図6】 発呼者識別処理1で出力される通信管理レポ
ートの出力例を示す図である。
【図7】 発呼者識別処理2で出力される通信管理レポ
ートの出力例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ファクシミリ装置、2・・・NCU、 3・・
・CPU、4・・・信号バスライン、 5・・・モデ
ム、 6・・・バッファ、7・・・ROM、 8・・・E
EPROM、9・・・RAM、11・・・操作部、 1
7,18・・・交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/57 H04M 11/00 303 H04N 1/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換機から送られる発呼側識別情報を受
    信可能な通信装置において、 前記交換機から送られた発呼側識別情報を記憶する第1
    の記憶手段と、 通信制御手順に基づいて、回線閉結後に発呼側から送ら
    れた端末識別信号内の情報を記憶する第2の記憶手段
    と、前記発呼側識別情報と前記端末識別信号内の情報とを比
    較する比較手段と、 その比較手段により前記発呼側識別情報と前記端末識別
    信号内の情報とが異なると判断されると、該異なること
    を示す情報を 出力する出力制御手段とを備えたことを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段により前記発呼側識別情報
    と前記端末識別信号内の情報とが異なると判断された場
    合、前記出力制御手段は、前記発呼側識別情報と前記端
    末識別信号内の情報との両者を出力することを特徴とす
    る請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記出力制御手段により出力される前記
    発呼側識別情報と前記端末識別信号内の情報は、一方が
    名前で、他方が電話番号であることを特徴とする請求項
    2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記出力制御手段は、前記情報を通信管
    理レポートの相手先の欄に出力することを特徴とする請
    求項1乃至3記載の通信装置。
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