JPH11331420A - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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- JPH11331420A JPH11331420A JP10138370A JP13837098A JPH11331420A JP H11331420 A JPH11331420 A JP H11331420A JP 10138370 A JP10138370 A JP 10138370A JP 13837098 A JP13837098 A JP 13837098A JP H11331420 A JPH11331420 A JP H11331420A
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- function
- communication terminal
- communication
- terminal device
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- Telephonic Communication Services (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信側で煩雑な操作を必要とせず、各通信ご
とに通信端末装置の通信機能を設定でき、さらに発信側
の意図で機能の設定が可能な通信端末装置を提供する。 【解決手段】 交換機から送られてくる発信者識別情報
列中に、受信側の受信機能を指定する特定情報を発信側
で設定しておく。通信部1で発信者識別情報列を受信す
ると、制御部2は受信した発信者識別情報列から特定情
報を検出し、検出した特定情報に基づいて各部の制御を
行なって、受信機能の設定を行なう。これにより発信側
の意図で受信機能の設定が可能となる。
とに通信端末装置の通信機能を設定でき、さらに発信側
の意図で機能の設定が可能な通信端末装置を提供する。 【解決手段】 交換機から送られてくる発信者識別情報
列中に、受信側の受信機能を指定する特定情報を発信側
で設定しておく。通信部1で発信者識別情報列を受信す
ると、制御部2は受信した発信者識別情報列から特定情
報を検出し、検出した特定情報に基づいて各部の制御を
行なって、受信機能の設定を行なう。これにより発信側
の意図で受信機能の設定が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信電話番号通知
サービスを利用した通信端末装置に関するものである。
サービスを利用した通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置などの通信端末
装置では、通話機能とファクシミリ機能の切り替えをは
じめとして様々な機能が付加されている。これらの機能
は、通信端末装置側で設定を行なうものが多い。そのた
め、この通信端末装置に対して通信を行なう場合、従来
は発信側から受信側の通信端末装置の機能を指示するこ
とはできない。例えば発信側が電話であってもそれを発
信側から通知することは行なわれておらず、受信側の通
信端末装置において電話か否かを判定して切り換える処
理を行なったり、手動で切り換えることが行なわれてい
た。
装置では、通話機能とファクシミリ機能の切り替えをは
じめとして様々な機能が付加されている。これらの機能
は、通信端末装置側で設定を行なうものが多い。そのた
め、この通信端末装置に対して通信を行なう場合、従来
は発信側から受信側の通信端末装置の機能を指示するこ
とはできない。例えば発信側が電話であってもそれを発
信側から通知することは行なわれておらず、受信側の通
信端末装置において電話か否かを判定して切り換える処
理を行なったり、手動で切り換えることが行なわれてい
た。
【0003】最近になり、発信電話番号通知サービスが
提供されるようになった。このサービスは、発信者の電
話番号を受信側に通知する機能である。このサービスを
用いて、発信側に応じた受信機能の設定がある程度可能
になった。例えば、予め電話番号とそれに対応する機能
(電話あるいはファクシミリなど)を設定しておく。そ
して着信した際には、発信側から送られてきた電話番号
に一致した電話番号が設定されている場合、その電話番
号に対応する機能を設定する装置が開発されている。
提供されるようになった。このサービスは、発信者の電
話番号を受信側に通知する機能である。このサービスを
用いて、発信側に応じた受信機能の設定がある程度可能
になった。例えば、予め電話番号とそれに対応する機能
(電話あるいはファクシミリなど)を設定しておく。そ
して着信した際には、発信側から送られてきた電話番号
に一致した電話番号が設定されている場合、その電話番
号に対応する機能を設定する装置が開発されている。
【0004】しかしこのような装置では、発信者の電話
番号などに対応させて受信機能を予め登録しておく必要
があり、登録が煩わしいとともに、登録されていない発
信者からの通信に対しては受信機能の設定は行なわれな
い。さらに、これらの受信機能の設定は受信側において
行なわれるものであるので、1つの発信元に対しては1
通りの受信機能しか設定できず、発信側の意図で受信機
能を切り換えることはできなかった。もちろん、リモー
ト設定機能を有している通信端末装置も存在するが、発
信側で通信のたびにリモート設定を行なうことは煩雑で
ある。また、特定の通信のみに対してリモート設定する
ことはできず、他の発信者への影響が避けられない場合
も多く、実用的ではない。
番号などに対応させて受信機能を予め登録しておく必要
があり、登録が煩わしいとともに、登録されていない発
信者からの通信に対しては受信機能の設定は行なわれな
い。さらに、これらの受信機能の設定は受信側において
行なわれるものであるので、1つの発信元に対しては1
通りの受信機能しか設定できず、発信側の意図で受信機
能を切り換えることはできなかった。もちろん、リモー
ト設定機能を有している通信端末装置も存在するが、発
信側で通信のたびにリモート設定を行なうことは煩雑で
ある。また、特定の通信のみに対してリモート設定する
ことはできず、他の発信者への影響が避けられない場合
も多く、実用的ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、受信側で煩雑な操作を必要
とせず、各通信ごとに通信端末装置の通信機能を設定で
き、さらに発信側の意図で機能の設定が可能な通信端末
装置を提供することを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、受信側で煩雑な操作を必要
とせず、各通信ごとに通信端末装置の通信機能を設定で
き、さらに発信側の意図で機能の設定が可能な通信端末
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、発信者識別番号受信機能を備えた通信端末装置にお
いて、交換機から送出される発信者識別情報列から特定
情報を検出する特定情報検出手段と、該特定情報検出手
段で検出した前記特定情報に基づいて受信機能を設定す
る制御手段を有することを特徴とするものである。
は、発信者識別番号受信機能を備えた通信端末装置にお
いて、交換機から送出される発信者識別情報列から特定
情報を検出する特定情報検出手段と、該特定情報検出手
段で検出した前記特定情報に基づいて受信機能を設定す
る制御手段を有することを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の通信端末装置において、前記制御手段は、前記特定情
報に基づいて少なくとも画像通信と通話を切り換えるこ
とを特徴とするものである。
の通信端末装置において、前記制御手段は、前記特定情
報に基づいて少なくとも画像通信と通話を切り換えるこ
とを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の通信端末装置において、前記特定情報検出手段は、前
記発信者識別情報列から複数の特定情報を検出し、前記
制御手段は、前記特定情報検出手段で検出した複数の特
定情報に基づいて受信機能を設定することを特徴とする
ものである。
の通信端末装置において、前記特定情報検出手段は、前
記発信者識別情報列から複数の特定情報を検出し、前記
制御手段は、前記特定情報検出手段で検出した複数の特
定情報に基づいて受信機能を設定することを特徴とする
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、1は通信
部、2は制御部、3は通話部、4はハンドセット、11
はNCU、12はモデム、13は切換器、21は主制御
部、22は表示部、23は操作部、24は読取部、25
は記録部、26は画像メモリ、27はRAM、28はR
OM、29はバスである。なお、図1に示した例では、
通話機能およびファクシミリ機能を有した通信端末装置
の一例を示している。
実施の一形態を示すブロック図である。図中、1は通信
部、2は制御部、3は通話部、4はハンドセット、11
はNCU、12はモデム、13は切換器、21は主制御
部、22は表示部、23は操作部、24は読取部、25
は記録部、26は画像メモリ、27はRAM、28はR
OM、29はバスである。なお、図1に示した例では、
通話機能およびファクシミリ機能を有した通信端末装置
の一例を示している。
【0010】通信部1は、NCU11、モデム12等を
含んでおり、回線制御を行なう。特に受信時には、交換
機から送られてくる発信者識別情報列を受信し、制御部
2に渡す。また、切換器13を有しており、制御部2に
よる制御に従い、回線を通話部3に接続するか否かを切
り換える。
含んでおり、回線制御を行なう。特に受信時には、交換
機から送られてくる発信者識別情報列を受信し、制御部
2に渡す。また、切換器13を有しており、制御部2に
よる制御に従い、回線を通話部3に接続するか否かを切
り換える。
【0011】制御部2は、通信端末装置全体を制御し、
動作させる。特に受信時には、通信部1で受信した発信
者識別情報列から特定情報を検出し、検出した特定情報
に基づいて各部の制御を行なって、受信機能の設定を行
なう。制御部2は、主制御部21、表示部22、操作部
23、読取部24、記録部25、画像メモリ26、RA
M27、ROM28等を有している。これらの各部およ
び通信部1は、バス29によって相互に接続されてい
る。
動作させる。特に受信時には、通信部1で受信した発信
者識別情報列から特定情報を検出し、検出した特定情報
に基づいて各部の制御を行なって、受信機能の設定を行
なう。制御部2は、主制御部21、表示部22、操作部
23、読取部24、記録部25、画像メモリ26、RA
M27、ROM28等を有している。これらの各部およ
び通信部1は、バス29によって相互に接続されてい
る。
【0012】主制御部21は、設定されている送信機
能、受信機能を実現すべく、各部を制御して通信部1に
通信を行なわせる。送信機能、受信機能は操作部23か
ら設定可能であるが、本発明では交換機から送られてく
る発信者識別情報列の中の特定情報に基づいて受信機能
を設定することができる。この設定処理も主制御部21
で行なう。
能、受信機能を実現すべく、各部を制御して通信部1に
通信を行なわせる。送信機能、受信機能は操作部23か
ら設定可能であるが、本発明では交換機から送られてく
る発信者識別情報列の中の特定情報に基づいて受信機能
を設定することができる。この設定処理も主制御部21
で行なう。
【0013】表示部22は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、送受信データ、操作
ガイダンスなど、種々の情報を表示することができる。
操作部23は、利用者が送信機能、受信機能等を設定す
る際に用いられる。読取部24は、送信あるいは記録す
べき画像情報を読み取る。記録部25は、受信あるいは
読取部24で読み取った画像情報を被記録媒体に記録す
る。画像メモリ26は、送信する画像データや受信した
画像データ、読取部24で読み取った画像データ、記録
部25で記録すべき画像データ、その他処理中の画像デ
ータなどを蓄積する。RAM27は、主制御部21や他
の各部の処理においてデータの保存が必要なときに用い
られる。ROM28は、主制御部21の動作を規定した
プログラムや、固定的なデータなどが格納されている。
や、装置の状態を示すメッセージ、送受信データ、操作
ガイダンスなど、種々の情報を表示することができる。
操作部23は、利用者が送信機能、受信機能等を設定す
る際に用いられる。読取部24は、送信あるいは記録す
べき画像情報を読み取る。記録部25は、受信あるいは
読取部24で読み取った画像情報を被記録媒体に記録す
る。画像メモリ26は、送信する画像データや受信した
画像データ、読取部24で読み取った画像データ、記録
部25で記録すべき画像データ、その他処理中の画像デ
ータなどを蓄積する。RAM27は、主制御部21や他
の各部の処理においてデータの保存が必要なときに用い
られる。ROM28は、主制御部21の動作を規定した
プログラムや、固定的なデータなどが格納されている。
【0014】通話部3は、ハンドセット4による通話を
可能にするための回路を有しており、オフフックの検出
なども行なう。なお、通話部3およびハンドセット4を
設けないファクシミリ機能のみの構成でもよく、その場
合、切換器13も設けなくてもよい。
可能にするための回路を有しており、オフフックの検出
なども行なう。なお、通話部3およびハンドセット4を
設けないファクシミリ機能のみの構成でもよく、その場
合、切換器13も設けなくてもよい。
【0015】図2は、本発明の通信端末装置の実施の一
形態における動作の一例を示すフローチャート、図3
は、発信電話番号通知サービスにおける基本動作を示す
シーケンス図である。図3に示す発信電話番号通知サー
ビスにおけるシーケンス図を参照しながら、本発明の通
信端末装置の動作の一例を説明してゆく。
形態における動作の一例を示すフローチャート、図3
は、発信電話番号通知サービスにおける基本動作を示す
シーケンス図である。図3に示す発信電話番号通知サー
ビスにおけるシーケンス図を参照しながら、本発明の通
信端末装置の動作の一例を説明してゆく。
【0016】交換機は、本発明の通信端末装置に対する
呼出があると、図3(A)において回線の極性を反転
し、図3(B)においてID受信端末起動信号を送出す
る。通信端末装置では、図2のS31において、回線の
極性反転後にID受信端末起動信号を受信したか否かを
判定し、ID受信端末起動信号を受信後、発信者識別情
報列を受信可能な状態になると、S32において一次応
答信号を交換機に対して送出する(図3(C))。
呼出があると、図3(A)において回線の極性を反転
し、図3(B)においてID受信端末起動信号を送出す
る。通信端末装置では、図2のS31において、回線の
極性反転後にID受信端末起動信号を受信したか否かを
判定し、ID受信端末起動信号を受信後、発信者識別情
報列を受信可能な状態になると、S32において一次応
答信号を交換機に対して送出する(図3(C))。
【0017】交換機は一次応答信号を検出すると、発信
者識別情報列を通信端末装置に対して送出する。発信者
識別情報列は、例えばITU−T勧告V.23に準拠し
たモデム信号である。図4は、発信者識別情報列のデー
タフォーマットの一例の説明図である。DLE、SO
H、ヘッダで構成されるヘッダ部に続き、テキスト部が
送られる。テキスト部はDLE、STXで始まり、DL
E、ETXで終わる。最後に誤り検出符号としてCHK
が付加される。テキスト部の内容は、サービス種別、メ
ッセージ内容長に続き、n個のパラメータで構成され
る。この場合、サービス種別は発信電話番号通知サービ
スを示すコードである。メッセージ内容長は、n個のパ
ラメータの総バイト数である。各パラメータは、パラメ
ータ種別、情報内容長、情報内容から構成されている。
パラメータ種別としては、「発信電話番号」、「発信電
話番号非通知理由」、「着番号情報」等のうちのいずれ
かのコードが格納される。
者識別情報列を通信端末装置に対して送出する。発信者
識別情報列は、例えばITU−T勧告V.23に準拠し
たモデム信号である。図4は、発信者識別情報列のデー
タフォーマットの一例の説明図である。DLE、SO
H、ヘッダで構成されるヘッダ部に続き、テキスト部が
送られる。テキスト部はDLE、STXで始まり、DL
E、ETXで終わる。最後に誤り検出符号としてCHK
が付加される。テキスト部の内容は、サービス種別、メ
ッセージ内容長に続き、n個のパラメータで構成され
る。この場合、サービス種別は発信電話番号通知サービ
スを示すコードである。メッセージ内容長は、n個のパ
ラメータの総バイト数である。各パラメータは、パラメ
ータ種別、情報内容長、情報内容から構成されている。
パラメータ種別としては、「発信電話番号」、「発信電
話番号非通知理由」、「着番号情報」等のうちのいずれ
かのコードが格納される。
【0018】このうち、「発信電話番号」パラメータの
情報内容には、発信者の電話番号が含まれる。本発明で
は、この「発信電話番号」パラメータの情報内容とし
て、受信機能を設定するための特定情報を含めておく。
特定情報は、発信者の電話番号とともに情報内容として
送られてもよいし、特定情報のみで「発信電話番号」パ
ラメータの情報内容を構成してもよい。ここでは、「発
信電話番号」パラメータの情報内容は特定情報のみで構
成する。先頭のn文字を特定情報であることを示す文字
列とし、これに続けて受信機能を示す文字あるいは文字
列を配置するものとする。
情報内容には、発信者の電話番号が含まれる。本発明で
は、この「発信電話番号」パラメータの情報内容とし
て、受信機能を設定するための特定情報を含めておく。
特定情報は、発信者の電話番号とともに情報内容として
送られてもよいし、特定情報のみで「発信電話番号」パ
ラメータの情報内容を構成してもよい。ここでは、「発
信電話番号」パラメータの情報内容は特定情報のみで構
成する。先頭のn文字を特定情報であることを示す文字
列とし、これに続けて受信機能を示す文字あるいは文字
列を配置するものとする。
【0019】このような「発信電話番号」パラメータの
情報内容は、例えばISDN回線などでは発信側が交換
機に対して予め任意に設定でき、発信者の意図した情報
を受信側に送ることが可能である。もちろん、他の方法
によって予め交換機に情報内容を設定しておけば、発信
者の発呼に応じて特定情報を含む情報内容を通信端末装
置に対して送出することができる。
情報内容は、例えばISDN回線などでは発信側が交換
機に対して予め任意に設定でき、発信者の意図した情報
を受信側に送ることが可能である。もちろん、他の方法
によって予め交換機に情報内容を設定しておけば、発信
者の発呼に応じて特定情報を含む情報内容を通信端末装
置に対して送出することができる。
【0020】図3(D)においてこのような特定情報を
含む発信者識別情報列が交換機から通信端末装置へ送ら
れると、通信部1でこれを受信し、制御部2で発信者識
別情報列の内容を調べる。図2のS33において発信者
識別情報列を受信したことを確認後、S34において発
信者識別情報列の中の「発信電話番号」パラメータの情
報内容の先頭からn文字が特定情報であることを示す文
字列であるか否かを調べる。n文字が特定情報であるこ
とを示す文字列でなければ、例えば発信者の電話番号で
ある可能性がある。この場合には、S35において表示
部22に対して情報内容を表示させるなど、通常の発信
電話番号通知サービスの処理を行なえばよい。もちろ
ん、発信電話番号非通知の場合もある。
含む発信者識別情報列が交換機から通信端末装置へ送ら
れると、通信部1でこれを受信し、制御部2で発信者識
別情報列の内容を調べる。図2のS33において発信者
識別情報列を受信したことを確認後、S34において発
信者識別情報列の中の「発信電話番号」パラメータの情
報内容の先頭からn文字が特定情報であることを示す文
字列であるか否かを調べる。n文字が特定情報であるこ
とを示す文字列でなければ、例えば発信者の電話番号で
ある可能性がある。この場合には、S35において表示
部22に対して情報内容を表示させるなど、通常の発信
電話番号通知サービスの処理を行なえばよい。もちろ
ん、発信電話番号非通知の場合もある。
【0021】S34において特定情報の存在が確認され
ると、S36においてn+1文字以降の受信機能を示す
文字を解釈し、受信機能の設定を行なう。この例では、
n+1文字目の文字が‘F’であればS37においてF
AX受信モードに切り換え、‘M’であればS38にお
いてモデム受信モードに切り換える。また、‘V’であ
ればS39において通話モードに切り換え、切換器13
を通話部3に切り換えて電話待機状態とする。その他の
文字である場合には、S40において受信設定待機状態
のままとする。
ると、S36においてn+1文字以降の受信機能を示す
文字を解釈し、受信機能の設定を行なう。この例では、
n+1文字目の文字が‘F’であればS37においてF
AX受信モードに切り換え、‘M’であればS38にお
いてモデム受信モードに切り換える。また、‘V’であ
ればS39において通話モードに切り換え、切換器13
を通話部3に切り換えて電話待機状態とする。その他の
文字である場合には、S40において受信設定待機状態
のままとする。
【0022】n+1文字目が‘F’であり、FAX受信
モードに切り換えた場合、S41においてさらにn+2
文字目を調べる。このn+2文字目のコードによって、
FAX受信時のさらに詳細な受信機能を設定することが
できる。この例では、裏紙などの記録紙を指定し、受信
者の経済的負担を軽減するエコノミーモードと、通常の
記録紙を指定するフォーマルモードを切り換える。n+
2文字目が‘E’の場合にはS42でエコノミーモード
に設定し、‘F’の場合にはS43でフォーマルモード
に設定する。これらのモードは、例えば記録紙が収納さ
れているカセットを切り換えることによって実現するこ
とができる。なお、n+2文字目がこれらの文字コード
でない場合や、n+2文字目のコードが存在しない場合
などでは、予め装置に設定されているモードのままとす
ればよい。
モードに切り換えた場合、S41においてさらにn+2
文字目を調べる。このn+2文字目のコードによって、
FAX受信時のさらに詳細な受信機能を設定することが
できる。この例では、裏紙などの記録紙を指定し、受信
者の経済的負担を軽減するエコノミーモードと、通常の
記録紙を指定するフォーマルモードを切り換える。n+
2文字目が‘E’の場合にはS42でエコノミーモード
に設定し、‘F’の場合にはS43でフォーマルモード
に設定する。これらのモードは、例えば記録紙が収納さ
れているカセットを切り換えることによって実現するこ
とができる。なお、n+2文字目がこれらの文字コード
でない場合や、n+2文字目のコードが存在しない場合
などでは、予め装置に設定されているモードのままとす
ればよい。
【0023】さらに、S44において、n+3文字目以
降の文字コードを調べ、種々の受信機能を設定すること
ができる。S42,S43ではエコノミーモード、フォ
ーマルモードの設定を行なったが、このほかにも、例え
ばトナーセーブモードやメモリセーブモードのオン/オ
フを設定することができる。ここでは1文字によって機
能の設定を行なう例を示しているが、これに限らず、例
えば文字‘T’に続き文字‘@’までの数字列を転送先
の電話番号として転送モードを指定するなど、機能を示
す文字によって、その文字に続く文字列の機能を変更し
てかまわない。
降の文字コードを調べ、種々の受信機能を設定すること
ができる。S42,S43ではエコノミーモード、フォ
ーマルモードの設定を行なったが、このほかにも、例え
ばトナーセーブモードやメモリセーブモードのオン/オ
フを設定することができる。ここでは1文字によって機
能の設定を行なう例を示しているが、これに限らず、例
えば文字‘T’に続き文字‘@’までの数字列を転送先
の電話番号として転送モードを指定するなど、機能を示
す文字によって、その文字に続く文字列の機能を変更し
てかまわない。
【0024】上述の例では、FAX受信モードの場合に
ついて、n+2文字目以降を参照する例を示している
が、これに限らず、モデム受信モードや通話モードにお
いてもさらに詳細な機能を設定すべく、n+2文字目以
降のコードで機能を設定してもよい。
ついて、n+2文字目以降を参照する例を示している
が、これに限らず、モデム受信モードや通話モードにお
いてもさらに詳細な機能を設定すべく、n+2文字目以
降のコードで機能を設定してもよい。
【0025】また、上述の例ではn+1文字目が‘F’
のとき、n+2文字目によってエコノミーモードとフォ
ーマルモードを切り換えたが、n+1文字目で識別可能
ならばn+1文字目において機能設定してもよい。例え
ば文字‘e’でFAX受信モードにおけるエコノミーモ
ード、文字‘f’でFAX受信モードにおけるフォーマ
ルモードといったように設定可能である。さらに、複数
の機能を設定する場合、その順序に関係なく、設定する
機能の文字を任意の順序で並べることができるように構
成してもよい。例えばエコノミーモード、トナーセーブ
モード、メモリセーブモードを設定する場合、それぞれ
のモードを示す文字を任意の順で並べてもよい。もちろ
ん、上述のモードに限らず、種々のモード設定に利用す
ることができる。
のとき、n+2文字目によってエコノミーモードとフォ
ーマルモードを切り換えたが、n+1文字目で識別可能
ならばn+1文字目において機能設定してもよい。例え
ば文字‘e’でFAX受信モードにおけるエコノミーモ
ード、文字‘f’でFAX受信モードにおけるフォーマ
ルモードといったように設定可能である。さらに、複数
の機能を設定する場合、その順序に関係なく、設定する
機能の文字を任意の順序で並べることができるように構
成してもよい。例えばエコノミーモード、トナーセーブ
モード、メモリセーブモードを設定する場合、それぞれ
のモードを示す文字を任意の順で並べてもよい。もちろ
ん、上述のモードに限らず、種々のモード設定に利用す
ることができる。
【0026】このようにして、交換機から送られてきた
発信者識別情報列から特定情報を識別し、各種の機能の
設定を行う。その後、図2のS45において、通信端末
装置は交換機に対し、図3(E)の受信完了信号を送出
する。そしてS46において、交換機からの呼出信号を
待つ。交換機は受信完了信号を受け取ると、図3(F)
に示す呼出信号を通信端末装置へ送出する。通信端末装
置は、交換機からの呼出信号を検出すると、以後、S4
7において、上述のようにして発信者識別情報列から抽
出した特定情報に基づいて設定した機能に従って動作す
る。
発信者識別情報列から特定情報を識別し、各種の機能の
設定を行う。その後、図2のS45において、通信端末
装置は交換機に対し、図3(E)の受信完了信号を送出
する。そしてS46において、交換機からの呼出信号を
待つ。交換機は受信完了信号を受け取ると、図3(F)
に示す呼出信号を通信端末装置へ送出する。通信端末装
置は、交換機からの呼出信号を検出すると、以後、S4
7において、上述のようにして発信者識別情報列から抽
出した特定情報に基づいて設定した機能に従って動作す
る。
【0027】例えば、発信者識別情報列中の特定情報に
よって通話モードが指定されていた場合、制御部2は通
信部1の切換器13を切り換えて回線と通話部3を接続
する。通話部3は、交換機から呼出信号を受け取ると呼
出音を鳴動させ、利用者に電話の着信を知らせる。利用
者がハンドセット4を取り上げるなどして応答した場合
には、通話部3はハンドセット4のオフフックを検出
し、図3(G)に示す二次応答信号を交換機に対して送
出する。その後、図3(H)に示すように極性が復極さ
れ、図3(I)に示すように通話を行うことができる。
よって通話モードが指定されていた場合、制御部2は通
信部1の切換器13を切り換えて回線と通話部3を接続
する。通話部3は、交換機から呼出信号を受け取ると呼
出音を鳴動させ、利用者に電話の着信を知らせる。利用
者がハンドセット4を取り上げるなどして応答した場合
には、通話部3はハンドセット4のオフフックを検出
し、図3(G)に示す二次応答信号を交換機に対して送
出する。その後、図3(H)に示すように極性が復極さ
れ、図3(I)に示すように通話を行うことができる。
【0028】また、例えば発信者識別情報列中の特定情
報によってFAXモードが指定されていた場合、制御部
2は通信部1の切換器13を切り換えて回線をNCU1
1側に切り換える。そして交換機から送られてくる呼出
信号を検出し、通常のFAX手順に従って通信を行うこ
とになる。このとき、詳細な機能が指定されていれば、
その機能に従った受信処理を行うことになる。例えば、
同じサイズの画像を形成する場合であっても、エコノミ
ーモードが設定されていれば、裏紙などの安価な記録紙
が装填されたカセットを選択し、またフォーマルモード
が設定されていれば新しい記録紙が装填されたカセット
を選択し、受信した画像を選択されたカセット内の記録
紙に形成する。他のモードについても同様である。この
ような機能設定は、発信側において送信する内容に応じ
て行うことが可能である。
報によってFAXモードが指定されていた場合、制御部
2は通信部1の切換器13を切り換えて回線をNCU1
1側に切り換える。そして交換機から送られてくる呼出
信号を検出し、通常のFAX手順に従って通信を行うこ
とになる。このとき、詳細な機能が指定されていれば、
その機能に従った受信処理を行うことになる。例えば、
同じサイズの画像を形成する場合であっても、エコノミ
ーモードが設定されていれば、裏紙などの安価な記録紙
が装填されたカセットを選択し、またフォーマルモード
が設定されていれば新しい記録紙が装填されたカセット
を選択し、受信した画像を選択されたカセット内の記録
紙に形成する。他のモードについても同様である。この
ような機能設定は、発信側において送信する内容に応じ
て行うことが可能である。
【0029】このような動作により、電話機能とファク
シミリ機能の切り換えを受信側であらかじめ登録してお
くことなく、交換機からの発信者識別情報列中の特定情
報によって通信状態となる前に確実に切り換えることが
できる。そのため、同じ発信者からの着信であっても、
発信側で設定した機能により着信させることができる。
また、任意の発信者からの着信時にも同様に、発信者側
で意図した通信機能を着信側に設定することができる。
シミリ機能の切り換えを受信側であらかじめ登録してお
くことなく、交換機からの発信者識別情報列中の特定情
報によって通信状態となる前に確実に切り換えることが
できる。そのため、同じ発信者からの着信であっても、
発信側で設定した機能により着信させることができる。
また、任意の発信者からの着信時にも同様に、発信者側
で意図した通信機能を着信側に設定することができる。
【0030】なお、上述の例では、図4に示した発信者
識別情報列中の「発信電話番号」パラメータに特定情報
を含ませたが、これに限られるものではない。例えば
「発信電話番号」、「発信電話番号非通知理由」、「着
番号情報」の各パラメータのほかに、特定情報のための
新たなパラメータを付加してもよい。その場合には、パ
ラメータ種別のフィールドを参照することによって特定
情報を検出することが可能である。
識別情報列中の「発信電話番号」パラメータに特定情報
を含ませたが、これに限られるものではない。例えば
「発信電話番号」、「発信電話番号非通知理由」、「着
番号情報」の各パラメータのほかに、特定情報のための
新たなパラメータを付加してもよい。その場合には、パ
ラメータ種別のフィールドを参照することによって特定
情報を検出することが可能である。
【0031】また、上述の例ではファクシミリ機能と通
話機能、モデム機能の組み合わせ例を示したが、本発明
はこれに限らない。例えば通話機能単独でも種々の通話
機能の設定に適用することができる。また、例えばコン
ピュータやプリンタ等の機器に対して直接あるいはネッ
トワークを介して接続される場合についても本発明を適
用でき、接続されている機器の通信機能を交換機からの
発信者識別情報列中の特定情報によって設定することが
可能である。
話機能、モデム機能の組み合わせ例を示したが、本発明
はこれに限らない。例えば通話機能単独でも種々の通話
機能の設定に適用することができる。また、例えばコン
ピュータやプリンタ等の機器に対して直接あるいはネッ
トワークを介して接続される場合についても本発明を適
用でき、接続されている機器の通信機能を交換機からの
発信者識別情報列中の特定情報によって設定することが
可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、交換機から送出される発信者識別情報列から
特定情報を検出し、検出した特定情報に基づいて受信機
能を設定するので、受信側で発信元に対応した機能を設
定する必要がなく、発信側の意図で受信機能を設定する
ことが可能となるという効果がある。
によれば、交換機から送出される発信者識別情報列から
特定情報を検出し、検出した特定情報に基づいて受信機
能を設定するので、受信側で発信元に対応した機能を設
定する必要がなく、発信側の意図で受信機能を設定する
ことが可能となるという効果がある。
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
動作の一例を示すフローチャートである。
動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】発信電話番号通知サービスにおける基本動作を
示すシーケンス図である。
示すシーケンス図である。
【図4】発信者識別情報列のデータフォーマットの一例
の説明図である。
の説明図である。
1…通信部、2…制御部、3…通話部、4…ハンドセッ
ト、11…NCU、12…モデム、13…切換器、21
…主制御部、22…表示部、23…操作部、24…読取
部、25…記録部、26…画像メモリ、27…RAM、
28…ROM、29…バス。
ト、11…NCU、12…モデム、13…切換器、21
…主制御部、22…表示部、23…操作部、24…読取
部、25…記録部、26…画像メモリ、27…RAM、
28…ROM、29…バス。
Claims (3)
- 【請求項1】 発信者識別番号受信機能を備えた通信端
末装置において、交換機から送出される発信者識別情報
列を受信する通信手段と、該通信手段で受信した前記発
信者識別情報列から特定情報を検出し該特定情報に基づ
いて受信機能を設定する制御手段を有することを特徴と
する通信端末装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記特定情報に基づい
て少なくとも画像通信と通話を切り換えることを特徴と
する請求項1に記載の通信端末装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記発信者識別情報列
から複数の特定情報を検出し、検出した複数の特定情報
に基づいて受信機能を設定することを特徴とする請求項
1に記載の通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10138370A JPH11331420A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10138370A JPH11331420A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11331420A true JPH11331420A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15220357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10138370A Pending JPH11331420A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11331420A (ja) |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP10138370A patent/JPH11331420A/ja active Pending
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