JP2001298505A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001298505A
JP2001298505A JP2000110705A JP2000110705A JP2001298505A JP 2001298505 A JP2001298505 A JP 2001298505A JP 2000110705 A JP2000110705 A JP 2000110705A JP 2000110705 A JP2000110705 A JP 2000110705A JP 2001298505 A JP2001298505 A JP 2001298505A
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JP2000110705A
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English (en)
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Shigeki Takeuchi
茂樹 竹内
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの転送に加えて、音声の転送を行
う。 【解決手段】 画像データを格納する画像メモリ8を備
え、主制御部1は、着信時に相手先からのファクシミリ
通信を示す制御信号であるCNG信号を公衆電話回線L
を介して検出したとき(図5のステップS5でYES)
画像データを受信して画像メモリ8に格納し(図7のス
テップS43)公衆電話回線Lを切断した(ステップS
44)後、RAM7内の転送先電話番号テーブル7aに
予め登録された転送先に発呼して(ステップS45)画
像メモリ8内の画像データを送信する(ステップS4
6)一方、着信時にCNG信号を検出しないとき(図5
のステップS5でNO)フッキング信号を公衆電話回線
Lに送出した後(図6のステップS32)転送先ファク
シミリテーブル7bに予め登録された転送先の電話番号
をダイヤルする(ステップS34)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像及び音声転送
機能を備えた通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来技術のファクシミリ装置に
おいて、ファクシミリの画像データを受信して画像メモ
リに一旦格納した後、予め登録された転送先に転送する
装置が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のファクシミリ装置においては、画像データを転送す
ることができるが、音声を転送することができないとい
う問題点があった。
【0004】本発明の目的は以上の問題点を解決し、画
像データの転送に加えて、音声の転送を行うことができ
るファクシミリ装置などの通信端末装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信端末装
置は、画像データを格納する記憶手段と、着信時に相手
先からの画像通信を示す制御信号を通信回線を介して検
出したとき画像データを受信して記憶手段に格納し通信
回線を切断した後所定の転送先に発呼して記憶手段内の
画像データを送信する一方、着信時に上記制御信号を検
出しないときフッキング信号を通信回線に送出した後所
定の転送先の電話番号をダイヤルする制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る通信端末装置は、画像
データの画像を記録する記録手段と、着信時に相手先か
らの画像通信を示す制御信号を検出したとき画像データ
を受信して受信した画像データの画像を記録手段を用い
て記録する一方、着信時に上記制御信号を検出しないと
きフッキング信号を通信回線に送出した後所定の転送先
の電話番号をダイヤルする制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】さらに、本発明に係る通信端末装置は、ダ
イヤルイン回線を収容し、画像通信用電話番号と通話用
電話番号とのうちの少なくとも1つをダイヤルイン番号
として登録保持する通信端末装置であって、画像データ
を格納する記憶手段と、着信時に画像通信用電話番号を
検出し又は通話用電話番号を検出しないときに画像デー
タを受信して記憶手段に格納し通信回線を切断した後所
定の転送先に発呼して記憶手段内の画像データを送信す
る一方、着信時に通話用電話番号を検出し又は画像通信
用電話番号を検出しないときにフッキング信号を通信回
線に送出した後所定の転送先の電話番号をダイヤルする
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0009】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、画像及び音声転送機能を有するファクシミリ
装置20の構成を示すブロック図であり、図2は、本実
施形態に係る画像及び音声転送機能を行うシステム構成
を示すブロック図である。図1及び図2において、ファ
クシミリ装置20は、画像及び音声転送機能を有する装
置であって、図2に示すように、発信元ファクシミリ装
置31から着信があったときに、以下に示すように、公
衆電話網30を介して転送先ファクシミリ装置32と転
送先電話機33のいずれかに転送することを特徴として
いる。
【0010】この実施形態のファクシミリ装置20は、
画像及び音声転送機能を有するファクシミリ装置であっ
て、画像データを格納する画像メモリ8を備え、主制御
部1は、着信時に相手先からのファクシミリ通信を示す
制御信号であるCNG信号を公衆電話回線Lを介して検
出したとき(図5のステップS5でYES)画像データ
を受信して画像メモリ8に格納し(図7のステップS4
3)公衆電話回線Lを切断した(ステップS44)後、
RAM7内の転送先電話番号テーブル7aに予め登録さ
れた転送先に発呼して(ステップS45)画像メモリ8
内の画像データを送信する(ステップS46)一方、着
信時にCNG信号を検出しないとき(図5のステップS
5でNO)フッキング信号を公衆電話回線Lに送出した
後(図6のステップS32)、RAM7内の転送先ファ
クシミリテーブル7bに予め登録された転送先の電話番
号をダイヤルする(ステップS34)ことを特徴として
いる。
【0011】また、ファクシミリ装置20は、画像デー
タの画像を記録する画像記録部3を備え、主制御部1
は、着信時に相手先からのCNG信号を検出したとき
(図5のステップS5でYES)画像データを受信して
受信した画像データの画像を画像記録部3を用いて記録
する(図7のステップS42)一方、着信時にCNG信
号を検出しないとき(図5のステップS5でNO)フッ
キング信号を公衆電話回線Lに送出した後(図6のステ
ップS32)、RAM7内の転送先ファクシミリテーブ
ル7bに予め登録された転送先の電話番号をダイヤルす
る(ステップS34)ことを特徴としている。
【0012】さらに、ファクシミリ装置20は、ダイヤ
ルイン回線を収容し、ファクシミリ通信用電話番号と通
話用電話番号をそれぞれダイヤルイン番号として登録保
持する装置であり、着信時にファクシミリ通信用電話番
号を検出したときに(図5のステップS4でNO)画像
データを受信して画像メモリ8に格納し(図7のステッ
プS43)公衆電話回線Lを切断した(ステップS4
4)後、RAM7内の転送先電話番号テーブル7aに予
め登録された転送先に発呼して(ステップS45)画像
メモリ8内の画像データを送信する(ステップS46)
一方、着信時に通話用電話番号を検出したとき(図5の
ステップS4でYES)フッキング信号を公衆電話回線
Lに送出した後(図6のステップS32)、RAM7内
の転送先ファクシミリテーブル7bに予め登録された転
送先の電話番号をダイヤルする(ステップS34)こと
を特徴としている。
【0013】本実施形態において、相手先と回線接続中
において、別の転送先に転送するための方法として、例
えばNTTなどの電気通信事業者によって提供されてい
る「ボイスワープサービス」や「ボイスワープセレクト
サービス」などの電話転送サービスを用いて、フッキン
グ信号を送出した後転送先の選択信号を送出することに
より転送する。
【0014】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、画像及び音声転送機能を備えている。主制御部1
は具体的にはCPUで構成されており、バス13を介し
て以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制
御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行
する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで
原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデ
ータを出力する。画像記録部3は電子写真方式等のプリ
ンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミ
リ通信により受信したイメージデータをハードコピーと
してプリントアウトして記録する。表示部4は、液晶表
示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置
であり、当該ファクシミリ装置20の動作状態を表示し
たり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信した
イメージデータの表示を行う。
【0015】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5
の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成し
てもよい。
【0016】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図5の着信処理と、図6の
電話転送処理と、図6のファクシミリ着信及び転送処理
とを含む。RAM7は、SRAM又はフラッシュメモリ
等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使
用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータ
を記憶する。なお、RAM7としてフラッシュメモリを
使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が
遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。画
像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべきイメー
ジデータ又は受信したイメージデータを記憶する。な
お、RAM7及び画像メモリ8をハードディスクメモリ
で構成してもよい。
【0017】音声合成部9は、例えば、パルス発生器と
雑音発生器と利得可変型増幅器とフィルタとを備え、公
知の音声合成方法を用いて、主制御部1からの制御によ
り、主制御部1からの音声合成すべき文字列のテキスト
データを所定のパラメータ時系列に変換した後、そのピ
ッチに基づいてパルス発生器を制御し、有声/無声の切
り換えに基づいてパルス発生器と雑音発生器とを選択的
に切り換えて使用し、振幅値に基づいて利得可変型増幅
器を制御し、フィルタ係数値に基づいて上記フィルタを
制御することにより、上記文字列の音声を音声合成した
後、NCU11及び公衆電話回線Lを介して相手先や転
送先に送出する。本実施形態では、音声合成部9は、主
制御部1の制御信号に基づいて、”後ほどおかけ直し下
さい”や”しばらくお待ちください”という音声を音声
合成して公衆電話回線Lを介して相手先や転送先に送出
するとともに、ハンドセット12の受話器に出力する。
【0018】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受
信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部
1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Networ
k Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直
流ループなどの閉結及び開放の動作、並びにフッキング
信号(公衆電話回線Lにおける直流ループを所定の短い
時間だけ一時的に開放してすぐに閉結する信号をい
う。)の送出を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハー
ドウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム1
0を公衆電話回線Lに接続する。ここで、NCU11
は、発信電話番号通知サービス(例えば、NTTにおけ
る”ナンバーディスプレイサービス”である。)におけ
るID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を
行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービス
における1次応答信号及び2次応答信号を発信すること
ができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダプ
タ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Un
it)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線
(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0019】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、画像及び音声転送機能を有してい
る。ファクシミリ通信機能において、画像読取部2によ
り読み取られたドットイメージデータはファクシミリ通
信の規格で定められているMH,MR,MMR等の符号
化方式に従ってソフトウェアにより符号化された後、相
手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先
のファクシミリ装置から受信した符号化データもソフト
ウェアによりイメージデータに復号化されて画像記録部
3からハードコピーとして出力される。なお、画像メモ
リ8はイメージデータを必要に応じて記憶し、また逆に
記憶しているイメージデータを必要に応じて出力する。
【0020】図3は、図1の転送先電話番号テーブル7
aの一例を示す図である。図3に示すように、転送先電
話番号テーブル7aでは、候補番号毎に転送先電話番号
が格納され、候補番号の順序で優先的に転送が行われ
る。また、図4は、図1の転送先ファクシミリテーブル
7bの一例を示す図である。図4に示すように、転送先
ファクシミリテーブル7bでは、候補番号毎に転送先フ
ァクシミリ番号が格納され、候補番号の順序で優先的に
転送が行われる。
【0021】図5は、図1のファクシミリ装置の主制御
部1によって実行される着信処理を示すフローチャート
である。図5において、まず、ステップS1において呼
出信号を受信したか否かが判断され、YESとなるまで
ステップS1の処理を繰り返し、YESとなったら、ス
テップS2において回線を閉結し、ステップS3におい
てダイヤルイン回線が設定済みか否かが判断される。ス
テップS3でYESのときはステップS4に進む一方、
NOのときはステップS5に進む。ステップS4におい
て着呼の番号は電話の番号、すなわち通話用電話番号で
あるか否かが判断され、YESのときはステップS6に
進む一方、NOのときはステップS18に進む。本実施
形態では、ファクシミリ通信用電話番号と、通話用電話
番号とにそれぞれダイヤルイン番号を割り当ててRAM
7内で登録保持し、電気通信事業者の市内交換機からの
ダイヤルイン信号に基づいてステップS4で分岐判断を
行う。ステップS5では、ファクシミリの通信手順で用
いるCNG信号を検出したか否かが判断され、YESの
ときはステップS18に進む一方、NOのときはステッ
プS6に進む。ステップS18では、図7のファクシミ
リ着信及び転送処理を実行した後、当該着信処理を終了
する。また、ステップS6において通話転送モードが設
定されているか否かが判断され、YESのときはステッ
プS7に進み、図6の電話転送処理を実行した後、当該
着信処理を終了する。一方、ステップS6でNOである
ときは、ステップS11に進む。
【0022】ステップS11において所定の呼び出し音
の鳴動パターンを用いて電話呼び出しのアラームを鳴動
し、ステップS12においてハンドセット12をオフフ
ックしたか否かが判断され、NOであるときは、ステッ
プS13において上記のアラームの鳴動開始から所定の
時間だけ経過したか否か、すなわち、タイムアップした
か否かが判断され、NOであればステップS11の処理
を継続する。ステップS13でYESのときは、ステッ
プS14において“後ほどおかけ直し下さい”の音声合
成音を音声合成部9を用いて音声合成して公衆電話回線
Lを介して相手先に送出した後、ステップS17で回線
開放して当該着信処理を終了する。ステップS12でY
ESのときは、ステップS15において電話の通話を行
い、ステップS16においてハンドセット12をオンフ
ックしたか否かが判断され、NOであれば、ステップS
15の電話の通話を継続する。一方、ステップS16で
YESであれば、ステップS17において回線開放して
当該着信処理を終了する。
【0023】図6は、図5のサブルーチンである電話転
送処理(ステップS7)を示すフローチャートである。
図6において、まず、ステップS21においてNCU1
1を用いてフッキング信号を公衆電話回線Lに送出し、
ステップS22においてRAM7内の転送先電話番号テ
ーブル7aに基づいて転送先の電話番号を選択して転送
先の電話番号をダイヤルして発呼した後、ステップS2
3に進む。ステップS23では、話中音を検出したか否
かが判断され、NOであれば、ステップS24において
リングバックトーンを検出したか否かが判断され、NO
であれば、ステップS25において極性反転を検出した
か否かが判断され、NOであれば、ステップS23に戻
る。ここで、ステップS24又はS25でYESであれ
ば、ステップS26で転送成功と判断してステップS3
7で回線開放して元のルーチンに戻る。
【0024】ステップS23でYESであるときは、ス
テップS31において転送先電話番号テーブル7aで次
候補の電話の転送先あるか否かが判断され、YESのと
きはステップS32に進む一方、NOのときはステップ
S35に進む。ステップS32においてフッキング信号
を公衆電話回線Lに送出して回線接続を元の相手先に戻
した後、ステップS33において“しばらくお待ちくだ
さい”の音声合成音を音声合成部9を用いて音声合成し
てハンドセット12の受話器に出力し、ステップS34
においてフッキング信号を送出し次候補の電話の転送先
にダイヤルして発呼する。そして、ステップS23に戻
る。一方、ステップS31でNOであるときは、ステッ
プS35において転送失敗と判断し、次いで、ステップ
S36で“後ほどおかけなおしください”の音声合成音
を音声合成部9を用いて音声合成してハンドセット12
の受話器に出力した後、ステップS37において回線開
放して元のルーチンに戻る。
【0025】図7は、図5のサブルーチンであるファク
シミリ着信及び転送処理(ステップS18)を示すフロ
ーチャートである。図7において、まず、ステップS4
1においてファクシミリの転送設定モードが設定されて
いるか否かが判断され、NOであるときは、ステップS
42において画像データを受信してその画像を画像記録
部3を用いて記録紙に印字した後、ステップS50で回
線開放して元のルーチンに戻る。
【0026】ステップS41でYESであるときは、ス
テップS43において画像データを受信して画像メモリ
8に格納した後、ステップS44において回線開放す
る。次いで、ステップS45においてRAM7内の転送
先ファクシミリテーブル7bに基づいて転送先のファク
シミリ番号を選択し、転送先のファクシミリ番号にダイ
ヤルして発呼する。そして、ステップS46において画
像メモリ8内の受信された画像データを送信し、ステッ
プS47においてプリント設定モードが設定されている
か否かが判断され、YESであるときはステップS48
において画像メモリ8内の受信された画像データを画像
記録部3を用いて記録紙に印字した後、ステップS49
に進む。ステップS47でNOであるときは、そのまま
ステップS49に進む。ステップS49では、画像メモ
リ8内の画像データをクリアし、ステップS50におい
て回線開放して元のルーチンに戻る。
【0027】なお、ステップS45で転送先のファクシ
ミリ装置が応答しない場合や話中であるときは、図6の
電話転送処理と同様に、転送先ファクシミリテーブル7
bの次候補のファクシミリ番号を選択して転送を試行し
てもよい。
【0028】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、主制御部1は、着信時に相手先からのファクシミリ
通信を示す制御信号であるCNG信号を公衆電話回線L
を介して検出したとき(図5のステップS5でYES)
画像データを受信して画像メモリ8に格納し(図7のス
テップS43)公衆電話回線Lを切断した(ステップS
44)後、RAM7内の転送先電話番号テーブル7aに
予め登録された転送先に発呼して(ステップS45)画
像メモリ8内の画像データを送信する(ステップS4
6)一方、着信時にCNG信号を検出しないとき(図5
のステップS5でNO)フッキング信号を公衆電話回線
Lに送出した後(図6のステップS32)、RAM7内
の転送先ファクシミリテーブル7bに予め登録された転
送先の電話番号をダイヤルする(ステップS34)。従
って、画像通信か通話かを判別して、適切に転送先への
転送を行うことができる。
【0029】また、本実施形態によれば、主制御部1
は、着信時に相手先からのCNG信号を検出したとき
(図5のステップS5でYES)画像データを受信して
受信した画像データの画像を画像記録部3を用いて記録
する(図7のステップS42)一方、着信時にCNG信
号を検出しないとき(図5のステップS5でNO)フッ
キング信号を公衆電話回線Lに送出した後(図6のステ
ップS32)、RAM7内の転送先ファクシミリテーブ
ル7bに予め登録された転送先の電話番号をダイヤルす
る(ステップS34)。従って、画像通信か通話かを判
別し、画像通信のときは受信して記録する一方、通話の
ときは適切に例えば携帯電話機などの転送先への転送を
行うことができる。
【0030】さらに、本実施形態によれば、着信時にフ
ァクシミリ通信用電話番号を検出したときに(図5のス
テップS4でNO)画像データを受信して画像メモリ8
に格納し(図7のステップS43)公衆電話回線Lを切
断した(ステップS44)後、RAM7内の転送先電話
番号テーブル7aに予め登録された転送先に発呼して
(ステップS45)画像メモリ8内の画像データを送信
する(ステップS46)一方、着信時に通話用電話番号
を検出したとき(図5のステップS4でYES)フッキ
ング信号を公衆電話回線Lに送出した後(図6のステッ
プS32)、RAM7内の転送先ファクシミリテーブル
7bに予め登録された転送先の電話番号をダイヤルする
(ステップS34)。従って、CNG信号などの制御信
号の検出ではなく、ダイヤルイン番号に基づいて画像通
信か通話の判別を行うので、確実にかつ迅速に判別して
転送を実行できる。
【0031】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えば電話機、データ通信装
置などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0032】以上の実施形態においては、ファクシミリ
通信用電話番号と、通話用電話番号とにそれぞれダイヤ
ルイン番号を割り当ててRAM7内で登録保持し、電気
通信事業者の市内交換機からのダイヤルイン信号に基づ
いてステップS4で分岐判断を行っているが、本発明は
これに限らず、ファクシミリ通信用電話番号と、通話用
電話番号とのうちのいずれか一方の番号をダイヤルイン
番号に割り当て、ダイヤルイン番号に割り当てていない
電話番号を契約者回線番号又はグローバル着信の番号に
割り当ててもよい。例えば、ファクシミリ通信用電話番
号のみをダイヤルイン番号に割り当てた場合に、着信時
にファクシミリ通信用電話番号を検出しないときにフッ
キング信号を通信回線に送出した後所定の転送先の電話
番号をダイヤルし、一方、通話用電話番号のみをダイヤ
ルイン番号を割り当てた場合に着信時に通話用電話番号
を検出しないときに画像データを受信して記憶手段に格
納し通信回線を切断した後所定の転送先に発呼して記憶
手段内の画像データを送信するように構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る通信端
末装置によれば、画像データを格納する記憶手段と、着
信時に相手先からの画像通信を示す制御信号を通信回線
を介して検出したとき画像データを受信して記憶手段に
格納し通信回線を切断した後所定の転送先に発呼して記
憶手段内の画像データを送信する一方、着信時に上記制
御信号を検出しないときフッキング信号を通信回線に送
出した後所定の転送先の電話番号をダイヤルする制御手
段とを備える。従って、画像通信か通話かを判別して、
適切に転送先への転送を行うことができる。
【0034】また、本発明に係る通信端末装置によれ
ば、画像データの画像を記録する記録手段と、着信時に
相手先からの画像通信を示す制御信号を検出したとき画
像データを受信して受信した画像データの画像を記録手
段を用いて記録する一方、着信時に上記制御信号を検出
しないときフッキング信号を通信回線に送出した後所定
の転送先の電話番号をダイヤルする制御手段とを備え
る。従って、画像通信か通話かを判別し、画像通信のと
きは受信して記録する一方、通話のときは適切に例えば
携帯電話機などの転送先への転送を行うことができる。
【0035】さらに、本発明に係る通信端末装置によれ
ば、ダイヤルイン回線を収容し、画像通信用電話番号と
通話用電話番号とのうちの少なくとも1つをダイヤルイ
ン番号として登録保持する通信端末装置であって、画像
データを格納する記憶手段と、着信時に画像通信用電話
番号を検出し又は通話用電話番号を検出しないときに画
像データを受信して記憶手段に格納し通信回線を切断し
た後所定の転送先に発呼して記憶手段内の画像データを
送信する一方、着信時に通話用電話番号を検出し又は画
像通信用電話番号を検出しないときにフッキング信号を
通信回線に送出した後所定の転送先の電話番号をダイヤ
ルする制御手段とを備える。従って、CNG信号などの
制御信号の検出ではなく、ダイヤルイン番号に基づいて
画像通信か通話の判別を行うので、確実にかつ迅速に判
別して転送を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、画像及び音声
転送機能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 本実施形態に係る画像及び音声転送機能を行
うシステム構成を示すブロック図である。
【図3】 図1の転送先電話番号テーブル7aの一例を
示す図である。
【図4】 図1の転送先ファクシミリテーブル7bの一
例を示す図である。
【図5】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理を示すフローチャートである。
【図6】 図5のサブルーチンである電話転送処理(ス
テップS7)を示すフローチャートである。
【図7】 図5のサブルーチンであるファクシミリ着信
及び転送処理(ステップS18)を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…主制御部、 3…画像記録部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…転送先電話番号テーブル、 7b…転送先ファクシミリテーブル、 8…画像メモリ、 9…音声合成部、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 12…ハンドセット、 13…バス、 20…ファクシミリ装置、 30…公衆電話網、 31…発信元ファクシミリ装置、 32…転送先ファクシミリ装置、 33…転送先電話機、 L…公衆電話回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/32 Z 5K036 1/32 G10L 3/00 Q 5K101 9A001 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA30 AB17 AB22 AB26 AB38 AB42 AC04 AC22 AC35 AC38 AC43 AE02 AE11 AE14 AF03 BA00 5C075 AA02 BA13 CA14 CD25 CF04 FF02 5D045 AB04 5K015 AB01 AF07 AF09 HA03 HA07 5K027 AA11 BB01 EE11 HH08 HH21 5K036 AA02 AA15 DD11 EE01 EE13 KK09 5K101 KK01 LL01 LL03 NN22 QQ03 RR12 RR19 RR21 RR24 TT06 UU04 9A001 BB03 BB04 CC02 HH23 JJ13 JJ18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを格納する記憶手段と、着信
    時に相手先からの画像通信を示す制御信号を通信回線を
    介して検出したとき画像データを受信して記憶手段に格
    納し通信回線を切断した後所定の転送先に発呼して記憶
    手段内の画像データを送信する一方、着信時に上記制御
    信号を検出しないときフッキング信号を通信回線に送出
    した後所定の転送先の電話番号をダイヤルする制御手段
    とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 画像データの画像を記録する記録手段
    と、着信時に相手先からの画像通信を示す制御信号を検
    出したとき画像データを受信して受信した画像データの
    画像を記録手段を用いて記録する一方、着信時に上記制
    御信号を検出しないときフッキング信号を通信回線に送
    出した後所定の転送先の電話番号をダイヤルする制御手
    段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】 ダイヤルイン回線を収容し、画像通信用
    電話番号と通話用電話番号とのうちの少なくとも1つを
    ダイヤルイン番号として登録保持する通信端末装置であ
    って、画像データを格納する記憶手段と、着信時に画像
    通信用電話番号を検出し又は通話用電話番号を検出しな
    いときに画像データを受信して記憶手段に格納し通信回
    線を切断した後所定の転送先に発呼して記憶手段内の画
    像データを送信する一方、着信時に通話用電話番号を検
    出し又は画像通信用電話番号を検出しないときにフッキ
    ング信号を通信回線に送出した後所定の転送先の電話番
    号をダイヤルする制御手段とを備えたことを特徴とする
    通信端末装置。
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