JP3367403B2 - G4ファクシミリ装置 - Google Patents

G4ファクシミリ装置

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JP3367403B2 JP33313297A JP33313297A JP3367403B2 JP 3367403 B2 JP3367403 B2 JP 3367403B2 JP 33313297 A JP33313297 A JP 33313297A JP 33313297 A JP33313297 A JP 33313297A JP 3367403 B2 JP3367403 B2 JP 3367403B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、G4及びG3通信
機能を持つG4ファクシミリ装置に係り、特に、相手側
の回線種類に応じてチャンネル使用形態を変えられるG
4ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置はアナログ回線
である公衆回線(PSTN)に接続されG3(国際電気
通信連合(ITU)−T勧告T.4のグループ3)通信
を行うものが一般的であったが、近年では、総合サービ
スデジタル網(ISDN)等のデジタル回線に接続され
G4(ITU−T勧告T.6のグループ4)通信を行う
G4ファクシミリ装置が普及しつつある。なお、このよ
うなG4ファクシミリ装置はG3通信も行えるのが一般
的である。
【0003】ISDNに接続されたG4ファクシミリ装
置からPSTNに接続されたファクシミリ装置に対して
G3通信を行う場合、ISDNを介して行うことにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ISDN機器には、通
信を行うBチャンネルが2つ用意されており、これら2
つのBチャンネルを同時に使って通信することができ
る。従って、G4ファクシミリ装置は、例えば、2つの
Bチャンネルを使って2つのファクシミリを送受した
り、1つのBチャンネルを使って、端末接続されたパソ
コンからのパソコン通信を行いながら、もう1つのBチ
ャンネルを使ってファクシミリを送受したりできる。ま
た、相手側が同様のISDN機器である場合、同じ相手
と2つのBチャンネルを同時に使って通信することがで
きる。1つのBチャンネルを使って通信しているとき
に、もう1つのBチャンネルを同じ相手に接続すること
も可能である。
【0005】しかし、相手側がPSTN機器である場
合、1つのBチャンネルを使って通信しているときに、
もう1つのBチャンネルを同じ相手に接続しようとして
も、話中になり、接続することができない。ISDN機
器のオペレータは、相手側がISDN機器なのかPST
N機器なのかを知らずに前記接続の操作をしてしまうこ
とがあり、話中になったときに困惑してしまう。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、相手側の回線種類に応じてチャンネル使用形態を変
えられるG4ファクシミリ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ISDNに接続され、PSTN機器との通
信も可能なG4ファクシミリ装置において、1つのチャ
ンネルの通信中にリダイヤル操作がなされると、前記1
つのチャンネルがG4通信の通信中であれば、相手側が
ISDN機器であると判断し、G3通信の通信中であれ
ば、相手側がPSTN機器であると判断し、相手側がI
SDN機器である場合、もう1つのチャンネルを同じ相
手に接続する接続動作を行い、相手側がPSTN機器で
ある場合、前記接続動作を行わないものである。
【0008】前記接続動作を行わない旨を表示してもよ
い。
【0009】G4通信の場合は、直接、LAP−Bより
データ送信を行い、G3通信の場合は、G3モデムから
のアナログ音声信号を音声コーデックでデジタルデータ
に変換してから、Sインタフェースよりデータ送信を行
ってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0011】図1に、本発明に係るG4ファクシミリ装
置の動作の流れを示し、図2には、この流れを実行する
G4ファクシミリ装置の回路構成が示されている。
【0012】まず、図2に示されるように、G4ファク
シミリ装置は、主制御部1、ROM2、RAM3、画像
メモリ4、表示部5、操作部6、読取部7、記録部8、
コーデック9、LAP−B10、Sインタフェース1
1、音声コーデック12、G3モデム13から構成され
ている。
【0013】主制御部1は、MPUからなり、プログラ
ムに基づいて各部を動作させるものである。本発明に係
る動作もプログラムに記述されている。
【0014】ROM2は、主制御部1で実行するプログ
ラムを記憶するものである。
【0015】RAM3は、SRAM、フラッシュメモリ
等からなり、プログラム実行時に発生する一時的なデー
タを記憶するものである。
【0016】画像メモリ4は、DRAMからなり、ファ
クシミリ送受信用の画像データを記憶するものである。
【0017】表示部5は、LCD表示器からなり、本G
4ファクシミリ装置の動作状態、電話番号、操作指示、
エラーメッセージ等の表示を行うことができる。
【0018】操作部6は、数字を入力するテンキー、短
縮ダイヤル操作を行う短縮ダイヤルキー、ワンタッチ操
作を行うワンタッチキー、各種ファンクションキー、ス
タートキー等を備えている。この中には、リダイヤルキ
ーも含まれている。
【0019】読取部7は、CCD等の撮像素子を備え、
原稿を読み取って二値画像データを生成することができ
る。
【0020】記録部8は、電子写真方式等によるプリン
タを備え、他のG3,G4ファクシミリ装置から受信し
た画像データを記録(印字)することができる。
【0021】コーデック9は、原稿から読み取った二値
画像データをファクシミリ送受信用の画像データに符号
変換し、受信した画像データを二値画像データに符号変
換するものである。
【0022】LAP−B10は、ISDNのBチャンネ
ル用のプロトコルを制御してデータ通信を行うものであ
る。Bチャンネルは2つ用意されており、1つのBチャ
ンネルの使用中に、もう1つのBチャンネルを使用する
ことができる。以下では、先行して使用されているチャ
ンネルをB1、後発で使用されるチャンネルをB2と区
別して呼ぶ。
【0023】Sインタフェース11は、プロトコル処理
機能、保守機能、インタフェース機能を有するものであ
り、さらに、ISDNのDチャンネル用のプロトコルを
制御するLAP−D機能を内蔵している。
【0024】音声コーデック12は、ISDNで送受さ
れるデジタルデータとG3モデム13が使用するアナロ
グ音声信号とを相互変換するものである。
【0025】G3モデム13は、G3通信において画像
データとアナログ音声信号とを変復調するものである。
【0026】なお、上記の構成に加えて、G3モデム1
4及びNCU15を1又は複数組設け、1又は複数回線
のPSTNに直接、接続できるようにしてもよい。ま
た、上記の構成は、ISDNの1回線を接続する構成で
あるが、複数回線を接続できるようにしてもよい。PS
TNについても複数回線を接続できるようにしてよい。
要するに、少なくともISDNの1回線を接続する構成
であれば本発明は有効である。
【0027】図1を用いて、相手側の回線種類に応じて
チャンネル使用形態を変える動作を説明する。
【0028】まず、1つ目のBチャンネルを使用する場
合、オペレータのダイヤル操作又は短縮・ワンタッチ操
作があれば、直ちに発呼を行い、呼が成立すれば通信が
開始される。ここまでの流れはG3通信でもG4通信で
も同じであり、G4通信の場合は、直接、LAP−B1
0よりデータ送信が行われ、G3通信の場合は、G3モ
デム13からのアナログ音声信号を音声コーデック12
でデジタルデータに変換してから、Sインタフェース1
1よりデータ送信が行われる。通信が開始されると、リ
ダイヤル操作が可能になるので、リダイヤル操作を待つ
ことになる。
【0029】リダイヤル操作は、操作部6のリダイヤル
キーを押すことにより、直前に発呼した電話番号を再発
呼するものであり、ここでは先行して通信開始している
相手の電話番号が再発呼されるものとする。
【0030】リダイヤル操作が行われると、先行チャン
ネルがG4通信の通信中かG3通信の通信中かを調べ
る。これは、G4通信の相手側は必ず本G4ファクシミ
リ装置と同様のISDN機器であると判断され、G3通
信の相手側はPSTN機器の可能性が高いと判断される
からである。相手側がISDN機器のときのみ、2つ目
のBチャンネルを同じ相手に接続することができる。そ
こで、先行チャンネルがG4通信の通信中であれば、も
う1つのBチャンネルについての発呼を行い、呼が成立
すれば通信が開始される。
【0031】先行チャンネルがG3通信の通信中であれ
ば、リダイヤル操作を無効とし、発呼を行わない。そし
て、表示部5には、その旨を例えば、「発呼できませ
ん」というエラーメッセージにより、表示する。
【0032】次に、図3を用いてリダイヤル操作時の回
線の様子を説明する。
【0033】図3(a)、図3(b)のそれぞれ示され
る本G4ファクシミリ装置31は、網32を介して相手
側のファクシミリ装置33に通信を行うことができる。
網32は、複数の回線種類からなり、ISDN及びPS
TNを含むものである。
【0034】図3(a)に示されるように、相手側のフ
ァクシミリ装置33もISDN機器であって、本G4フ
ァクシミリ装置31がISDNのB1チャンネルにより
先行してG4通信を行っているものとする。この本G4
ファクシミリ装置31において、後発してB2チャンネ
ルにより電話を行うものとする。リダイヤル操作によ
り、現在B1チャンネルが接続されている相手側のファ
クシミリ装置33に対して再発呼が行われる。相手側の
ファクシミリ装置33はB2チャンネルにより電話を受
けることができる。
【0035】図3(b)に示されるように、本G4ファ
クシミリ装置1が複数のPSTN回線に接続されている
場合、相手側のファクシミリ装置34がPSTN機器で
あって、本G4ファクシミリ装置31がPSTNにより
G3通信を行っているものとする。この本G4ファクシ
ミリ装置31において、仮にPSTNの別回線を介して
相手側のファクシミリ装置34に対して電話を行うべく
発呼しても、話中になるだけである。そこで、本G4フ
ァクシミリ装置31は、リダイヤル操作がなされても発
呼を行わず、その旨を表示してオペレータに知らせる。
従って、オペレータは、現在、通信中の相手側のファク
シミリ装置34は同時に電話が使えないことを容易に理
解することができ、困惑することがない。なお、本G4
ファクシミリ装置31がISDNを使用してG3通信を
行い、網32においてPSTNに変換されて相手側のフ
ァクシミリ装置34への接続が行われている場合でも同
じ結果になる。
【0036】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0037】(1)相手側の回線種類がISDNのよう
に複数チャンネルを使用可能なものであれば、複数チャ
ンネルを使用し、相手側の回線種類がPSTNのように
単一チャンネルしか使用できないものであれば、単一チ
ャンネルしか使用しないので、無駄な発呼が防止され
る。
【0038】(2)発呼等の接続動作を行わない旨を表
示するので、オペレータは理解しやすい。
【0039】(3)G4通信をしているかG3通信をし
ているかで相手側の回線種類を判別するので、確実に無
駄な発呼が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すG4ファクシミリ装
置の動作の流れ図である。
【図2】図1の流れを実行するG4ファクシミリ装置の
回路構成図である。
【図3】G4ファクシミリ装置による回線の使用状況を
示す図である。
【符号の説明】
1 主制御部 2 ROM 3 RAM 4 画像メモリ 5 表示部 6 操作部 7 読取部 8 記録部 9 コーデック 10 LAP−B 11 Sインタフェース 12 音声コーデック 13 G3モデム

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNに接続され、PSTN機器との
    通信も可能なG4ファクシミリ装置において、1つのチ
    ャンネルの通信中にリダイヤル操作がなされると、前記
    1つのチャンネルがG4通信の通信中であれば、相手側
    がISDN機器であると判断し、G3通信の通信中であ
    れば、相手側がPSTN機器であると判断し、相手側が
    ISDN機器である場合、もう1つのチャンネルを同じ
    相手に接続する接続動作を行い、相手側がPSTN機器
    である場合、前記接続動作を行わないことを特徴とする
    G4ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記接続動作を行わない旨を表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載のG4ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 G4通信の場合は、直接、LAP−Bよ
    りデータ送信を行い、G3通信の場合は、G3モデムか
    らのアナログ音声信号を音声コーデックでデジタルデー
    タに変換してから、Sインタフェースよりデータ送信を
    行うことを特徴とする請求項1又は2記載のG4ファク
    シミリ装置。
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