JPH06164884A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH06164884A
JPH06164884A JP4311633A JP31163392A JPH06164884A JP H06164884 A JPH06164884 A JP H06164884A JP 4311633 A JP4311633 A JP 4311633A JP 31163392 A JP31163392 A JP 31163392A JP H06164884 A JPH06164884 A JP H06164884A
Authority
JP
Japan
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polling
line
facsimile
call
transmission
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Pending
Application number
JP4311633A
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English (en)
Inventor
Shingo Togawa
新吾 戸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報チャネルと信号チャネルを持つ回線を複
収容するファクシミリ装置において、着呼メッセージ
を受信した回線の情報チャネルが全て使用中の時、空き
情報チャネルがある別回線で直ちに通信を行うことが
でき、回線の有効利用と通信の効率を上げることができ
るファクシミリ装置を提供する。 【構成】 複数の回線を収容する受信側ファクシミリ装
置が全ての情報チャネルが使用中である回線から着呼を
受信し、これを拒否した後、収容する複数の回線の中か
ら現在使用されていない情報チャネルが存在する回線を
空き回線検出部18により検出し、別回線自動ポーリン
グ受信実行部20を利用してポーリング受信を行うこと
を別回線自動ポーリング受信応答部19により送信側フ
ァクシミリ装置に通知する。送信側ファクシミリ装置
は、発呼が拒否された後、送るべき画像データのポーリ
ング送信待機状態に入り、ポーリング送信の着呼に応じ
てポーリング送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サービス総合ディジ
タル網(以下、ISDNと称する。)を通じて通信を行
うファクシミリ装置に関し、特に複数のISDN回線を
収容し、空きのBチャネルのある別回線を用いてポーリ
ング受信を行うファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、特開平2−189066に示さ
れた従来のファクシミリ装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、1は主制御部であり、ファクシミリ
装置全体の動きを制御するものである。2は読取部であ
り、送信するための画像を光学的に読み取って画像デー
タとし、その画像データを相手ファクシミリ装置に送信
するために圧縮して符号化する働きをする。3は、相手
ファクシミリ装置から送られてきた符号化画像データを
復号化して伸縮し、それを紙に出力させる記録部、4
は、送受信用の画像データ、および、ファクシミリ装置
が動作するためのデータやプログラム等を記憶するメモ
リ部である。また、5は、ファクシミリ装置の使用者に
対してファクシミリ装置の現在の状態や操作法等をディ
スプレイに表示する表示部、6は、ファクシミリ装置の
使用者からの指示をファクシミリ装置に入力するキー入
力部、7は、ファクシミリ装置がISDNを介して相手
側ファクシミリ装置とファクシミリ通信を行うためのイ
ンターフェイスの役割を果たす回線制御部である。
【0003】さらに、8は、1本のISDN回線中の各
Bチャネルの使用状況を検出する空きチャネル検出部、
9は自動ポーリング受信応答部である。従来のファクシ
ミリ装置は、全てのBチャネルが使用中であるISDN
回線からの着呼を拒否する時、「発呼を行った相手送信
側ファクシミリ装置が送るはずの画像データをBチャネ
ルが空いた後にポーリングにより受信する」ことを、自
動ポーリング受信応答部9により相手ファクシミリ装置
に通知していた。このための通知内容は、自動ポーリン
グ受信応答部9が着呼拒否時に送信する解放完了メッセ
ージにユーザ・ユーザ情報要素(以下、UUIと称す
る)として設定される。全てのBチャネルが使用中のた
めに着呼を拒否した後、空きチャネル検出部8によりB
チャネルが空いたことが検出された時、この空いたBチ
ャネルを用いて前記相手ファクシミリ装置から受けるベ
き画像データをポーリング受信で自動的に受信する動作
は、自動ポーリング受信実行部10で実行される。
【0004】次に、図4は、全てのBチャネルが使用中
である回線から従来のファクシミリ装置が着呼を受信し
た場合における、Dチャネルのレイヤ3レベルの動作例
を示す通信シーケンス図である。送信側ファクシミリ装
置Aの発呼に応じ、受信側ファクシミリ装置BはISD
Nから着呼として呼設定メッセージ201bを受信す
る。空きチャネル検出部8により回線中の全てのBチャ
ネルが使用中であると検出された場合、解放完了メッセ
ージ203により着呼を拒否する。この時、受信した呼
設定メッセージ201bに含まれる発信者番号情報要素
から相手ファクシミリ装置Aの電話番号を認識し、メモ
リ部4に記憶しておく。さらに、自動ポーリング受信応
答部9は、「ファクシミリ装置Aが送信するはずの画像
データをファクシミリ装置Bがポーリングにより受信す
る」ことを、解放完了メッセージ203に含まれるUU
Iの内容として設定して相手ファクシミリ装置に通知す
る。
【0005】このUUIを切断メッセージ204の情報
要素として受信したファクシミリ装置Aは、このUUI
の内容を表示部5によりユーザに表示する。そして、解
放完了メッセージ206により呼が切断された後、ユー
ザの指示に応じてポーリング送信の待機状態に入る。フ
ァクシミリ装置Bは、回線のBチャネルが解放されるま
で待ち、解放されたことが空きチャネル検出部8により
検出された後、自動ポーリング受信実行部10を使用し
て、メモリ部4に記憶してあるファクシミリ装置Aの電
話番号にポーリング受信の発呼として呼設定メッセージ
207aを送信し、ポーリンク受信を自動的に実行す
る。これに応じて呼設定メッセージ207bを受けたフ
ァクシミリ装置Aは、Bチャネルを接続し、ポーリング
送信を実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は、以上のような通信シーケンスに従って、送信側フ
ァクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置間で各種メッ
セージの交換を行い、通信に入る。2本以上のISDN
回線を収容するファクシミリ装置であっても、呼設定メ
ッセージを受信した回線の全てのBチャネルが使用中の
時は、この使用中のBチャネルが解放されるまで待った
後にポーリング受信の発呼をしなければならない。従っ
て、この間、他の回線に空いているBチャネルが存在し
ても、それを有効活用できないという問題点があった。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、呼設定メッセージを受信した回
線のBチャネルが空くまで待つ必要性を無くし、他の回
線の空きBチャネルを有効活用し、通信の効率を上げる
ことができるファクシミリ装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る複数のI
SDN回線を収容可能なファクシミリ装置は、収容する
複数の回線の中から現在使用されていないBチャネルが
存在する回線を探す空き回線検出部と、呼設定メッセー
ジを受信した回線のBチャネルが全て使用中のために着
呼を拒否した場合、発呼してきた送信側ファクシミリ装
置から受けるべき画像データを、空き回線検出部で検出
した空き回線を用いてポーリングで自動的に受信する別
回線自動ポーリング受信実行部と、着呼拒否時に相手送
信側ファクシミリ装置に別回線自動ポーリング受信実行
部を利用してポーリング受信を行うことを通知する別回
線自動ポーリング受信応答部とを設けたものである。
【0009】また、受信側ファクシミリ装置に発呼を拒
否され、別回線自動ポーリング受信実行部を利用してポ
ーリング受信を行うことを通知された時自動的にポ−リ
ング送信待機状態に入り、ポーリング送信の着呼に応じ
てポーリング送信を行う自動ポーリング送信実行部と、
送信側ファクシミリ装置が自動ポーリング送信実行部を
備えているという事実とこのポーリングのためのポーリ
ングIDとを相手受信側ファクシミリ装置に通知する自
動ポーリング送信通知部とを設けたものである。
【0010】
【作用】この発明によるファクシミリ装置は、全てのB
チャネルが使用中であるISDN回線から呼設定メッセ
ージを受信した場合これを拒否するが、この時、別回線
自動ポーリング受信実行部を利用してポーリング受信を
行うことを相手送信側ファクシミリ装置に通知する。こ
の後、直ちに、別回線自動ポーリング受信実行部を利用
して、空き回線検出部で検出された空いてるBチャネル
を持つ別回線を用いて相手送信側ファクシミリ装置から
ポーリング受信を行う。
【0011】また、発呼時、自動ポーリング送信通知部
により、送信側ファクシミリ装置が自動ポーリング送信
実行部を備えているという事実と、このポーリング用の
ポーリングIDとを相手受信側フアクシミリ装置に通知
する。この発呼が相手受信側ファクシミリ装置から拒否
され、この相手受信側ファクシミリ装置が別回線自動ポ
ーリング受信実行部を利用することを通知されたら、送
信側ファクシミリ装置は自動ポーリング送信実行部を用
いてポーリング送信待機状態に入り、ポーリング送信の
着呼に応じてポーリング送信を行うことができる。従っ
て、呼設定メッセージを受信した回線のBチャネルが空
くまで待つ必要性を無くし、他の回線の空きBチャネル
を有効活用し、通信の効率を上げることができる。
【0012】
【実施例】実施例1 以下、この発明のー実施例を図1に基づき説明する。図
において、11は主制御部であり、ファクシミリ装置全
体の動きを制御するものである。12は読取部であり、
送信するための画像を光学的に読み取って画像データと
し、その画像データを相手ファクシミリ装置に送信する
ために圧縮して符号化する働きをする。13は、相手フ
ァクシミリ装置から送られてきた符号化画像データを復
号化して伸縮し、それを紙に出力させる記録部、14
は、送受信用の画像データ、および、ファクシミリ装置
が動作するためのデータやプログラム等を記憶するメモ
リ部である。また、15は、ファクシミリ装置の使用者
に対してファクシミリ装置の現在の状態や操作法等をデ
ィスプレイに表示する表示部、16は、ファクシミリ装
置の使用者からの指示をファクシミリ装置に入力するキ
ー入力部、17A、17B、17Cは、それぞれ、回線
制御部であり、このファクシミリ装置が収容できるIS
DN回線数と同じ数、本実施例では3本設けられてい
る。18は空き回線検出部であり、全てのISDN回線
中のBチャネルの使用状況を検出する。19は別回線自
動ポーリング受信応答部であり、全てのBチャネルが使
用中である回線からの着呼を拒否する時、「発呼を行っ
た相手送信側ファクシミリ装置から受けるはずの画像デ
一タを別回線からのポ−リングにより受信する」ことを
相手ファクシミリ装置に通知するために、その内容を、
送信する解放完了メッセージに含まれるUUIとして設
定する。20は別回線自動ポーリング受信実行部であ
り、前記相手送信側ファクシミリ装置に対して、空き回
線検出部18で検出された空きのBチャネルを持つ回線
からポーリング受信を自動的に行う働きをするものであ
る。
【0013】21は自動ポーリング送信通知部であり、
送信側ファクシミリ装置が最初の発呼を行う時に、発呼
が拒否されたらポーリング送信の待機状態に入れること
を相手受信側ファクシミリ装置に通知するために、その
内容を、送信する呼設定メッセージに含まれるUUIと
して設定する。送信側ファクシミリ装置が自動ポーリン
グ送信実行部を備えているという事実をポーリングのた
めのポーリングIDも通知される。また、このポーリン
グ用のポーリングIDもUUIに設定する。22は自動
ポーリング送信実行部であり、画像データの送信のため
の発呼が拒否された時にポーリング送信待機状態に入
り、ポーリングの着呼に応じて自動的にポーリング送信
を行う。
【0014】次に、本実施例の送信側ファクシミリ装置
が発呼し、本実施例の受信側ファクシミリ装置が全ての
Bチャネルが使用中である回線から着呼を受信した場合
における、Dチャネルのレイヤ3レべルでの通信シーケ
ンスの例を図2に示す。送信側ファクシミリ装置Aは着
番号を回線Aの電話番号とし、呼設定メッセージ201
aをISDNに送信して発呼を行う。この時、自動ポー
リング送信通知部21により、「発呼が拒否された場合
は送信側ファクシミリ装置Aがポ−リング送信待機状態
に入る」ことを呼設定メッセージに含まれるUUIを用
いて受信側ファクシミリ装置Bに通知する。また、この
ポーリング用のポーリングIDもUUIとして通知す
る。
【0015】これに応じ、ファクシミリ装置Bは、IS
DNの回線Aからの着呼として呼設定メッセージ201
bを受信する。空き回線検出部18により回線A中の全
てのBチャネルが使用中であることが検出されたら、解
放完了メッセージ203により着呼を拒否する。この
時、受信した呼設定メッセージ201bに含まれるUU
Iから、発呼を拒否された相手ファクシミリ装置Aがポ
ーリング送信待機状態に入れることを認識すると、ファ
クシミリ装置Bは、発信者番号情報要素から相手ファク
シミリ装置Aの電話番号を、また、UUIからポーリン
グ受信のためのポーリングIDを認識し、これらをメモ
リ部14に記憶しておく。
【0016】別回線自動ポーリンク受信応答部19は、
解放完了メッセージ203に含まれるUUIを用い、
「ファクシミリ装置Aから受信するはずの画像データを
ファクシミリ装置Bが別回線からのポーリングにより受
信する」ことをファクシミリ装置Aに通知する。このU
UIを切断メッセージ204の情報要素として受けたフ
ァクシミリ装置Aは、解放完了メッセージ206により
呼が切断された後、自動ポーリング送信実行部22によ
って自動的にポーリング送信の待機状態に入る。ファク
シミリ装置Bは、空き回線検出部18により検出された
空きのBチャネルを持つ回線Bを検出する。この後、回
線AのBチャネルが解放されるのを待たずに、回線Bに
接続された別回線自動ポーリング受信実行部20を使用
して、メモリ部14に記憶されているファクシミリ装置
Aの電話番号にポーリング受信の発呼としての呼設定メ
ッセージ207aを送信する。回線BのBチャネルが接
続されると、ポーリング受信が自動的に実行される。こ
れに応じて呼設定メッセージ207bを受けたファクシ
ミリ装置Aは、自動ポーリング送信実行部22により自
動的にポーリング送信を実行する。
【0017】このポーリング通信において、受信側ファ
クシミリ装置Bは、メモリ部14に記憶されているポー
リングIDを相手送信側ファクシミリ装置Aに通知す
る。これにより、ポーリング送信待機状態中のファクシ
ミリ装置Aが、呼設定メッセージ207bを受信する前
に他の関係のないファクシミリ装置Cからポーリング送
信の着呼として呼設定メッセージを受けた場合、ファク
シミリ装置Cが正しいポーリングIDを通知できないた
めに、ファクシミリ装置Bに送るべき画像データを間違
えてファクシミリ装置Cに送信する事態を避けることが
できる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、呼設定メッセージを
受信した回線のBチャネルが全て使用中のために着呼を
拒否した直後、発呼してきた送信制ファクシミリ装置に
別回線自動ポーリング受信実行部を利用してポーリング
受信を行うことを通知し、別の空いている回線を用いて
通信を行うことができるようにした構成、及び、自動ポ
ーリング送信実行部と自動ポーリング送信通知部とを設
けた構成により、空きのBチャネルが無い回線から着呼
メッセージを受信しても、着呼のあった回線のBチャネ
ルが空くまで待つ必要が無く、回線の有効活用と通信効
率の向上を図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるファクシミリ装置のー実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の通信動作を説明するための
通信シーケンス図である。
【図3】従来のファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】図3に示す従来のファクシミリ装置の通信動作
を説明するための通信シーケンス図である。
【符号の説明】
18 空き回線検出部 19 別回線自動ポーリング受信応答部 20 別回線自動ポーリング受信実行部 21 自動ポーリング送信通知部 22 自動ポーリング送信実行部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ファクシミリ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユーザ情報転送用の
情報チャネルと呼制御用の信号チャネルを持つ回線を通
じて通信を行うファクシミリ装置に関し、特に複数の回
線を収容し、空きの情報チャネルのある別回線を用いて
ポーリング受信を行う機能を有するファクシミリ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、特開平2−189066に示さ
れたサービス総合ディジタル網(以下、ISDNと称す
る。)に接続された従来のファクシミリ装置の構成を示
すブロック図である。図において、1は主制御部であ
り、ファクシミリ装置全体の動きを制御するものであ
る。2は読取部であり、送信するための画像を光学的に
読み取って画像データとし、その画像データを相手ファ
クシミリ装置に送信するために圧縮して符号化する働き
をする。3は、相手ファクシミリ装置から送られてきた
符号化画像データを復号化して伸縮し、それを紙に出力
させる記録部、4は、送受信用の画像データ、および、
ファクシミリ装置が動作するためのデータやプログラム
等を記憶するメモリ部である。また、5は、ファクシミ
リ装置の使用者に対してファクシミリ装置の現在の状態
や操作法等をディスプレイに表示する表示部、6は、フ
ァクシミリ装置の使用者からの指示をファクシミリ装置
に入力するキー入力部、7は、ファクシミリ装置がIS
DNを介して相手側ファクシミリ装置とファクシミリ通
信を行うためのインターフェイスの役割を果たす回線制
御部である。
【0003】さらに、8は、1本のISDN回線中の各
情報チャネルの使用状況を検出する空きチャネル検出
部、9は自動ポーリング受信応答部である。従来のファ
クシミリ装置は、全ての情報チャネルが使用中であるI
SDN回線からの着呼を拒否する時、「発呼を行った相
手送信側ファクシミリ装置が送るはずの画像データを
チャネルが空いた後にポーリングにより受信する」こ
とを、自動ポーリング受信応答部9により相手ファクシ
ミリ装置に通知していた。このための通知内容は、自動
ポーリング受信応答部9が着呼拒否時に送信する解放完
了メッセージに含まれるユーザ・ユーザ情報要素(以
下、UUIと称する)として設定される。全ての情報
ャネルが使用中のために着呼を拒否した後、空きチャネ
ル検出部8により情報チャネルが空いたことが検出され
た時、この空いた情報チャネルを用いて前記相手ファク
シミリ装置から受けるベき画像データをポーリング受信
で自動的に受信する動作は、自動ポーリング受信実行部
10で実行される。
【0004】次に、図4は、全ての情報チャネルが使用
中である回線から従来のファクシミリ装置が着呼を受信
した場合における、信号チャネルのレイヤ3レベルの動
作例を示す通信シーケンス図である。送信側ファクシミ
リ装置Aの発呼に応じ、受信側ファクシミリ装置BはI
SDNから着呼メッセージとして呼設定メッセージ20
1bを受信する。空きチャネル検出部8により回線中の
全ての情報チャネルが使用中であると検出された場合、
解放完了メッセージ203により着呼を拒否する。この
時、受信した呼設定メッセージ201bに含まれる発信
者番号情報要素から相手ファクシミリ装置Aの電話番号
を認識し、メモリ部4に記憶しておく。さらに、自動ポ
ーリング受信応答部9は、「ファクシミリ装置Aが送信
するはずの画像データをファクシミリ装置Bがポーリン
グにより受信する」ことを、解放完了メッセージ203
に含まれるUUIの内容として設定して相手ファクシミ
リ装置に通知する。
【0005】このUUIを切断メッセージ204の情報
要素として受信したファクシミリ装置Aは、このUUI
の内容を表示部5によりユーザに表示する。そして、解
放完了メッセージ206により呼が切断された後、ユー
ザの指示に応じてポーリング送信の待機状態に入る。フ
ァクシミリ装置Bは、回線の情報チャネルが解放される
まで待ち、解放されたことが空きチャネル検出部8によ
り検出された後、自動ポーリング受信実行部10を使用
して、メモリ部4に記憶してあるファクシミリ装置Aの
電話番号にポーリング受信の発呼として呼設定メッセー
ジ207aを送信し、ポーリン受信を自動的に実行す
る。これに応じて呼設定メッセージ207bを受けたフ
ァクシミリ装置Aは、情報チャネルを接続し、ポーリン
グ送信を実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は、以上のような通信シーケンスに従って、送信側フ
ァクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置間で各種メッ
セージの交換を行い、通信に入る。2本以上の回線を収
容するファクシミリ装置であっても、着呼メッセージを
受信した回線の全ての情報チャネルが使用中の時は、こ
の使用中の情報チャネルが解放されるまで待った後にポ
ーリング受信の発呼をしなければならない。従って、こ
の間、他の回線に空いている情報チャネルが存在して
も、それを有効活用できないという問題点があった。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、着呼メッセージを受信した回線
情報チャネルが空くまで待つ必要性を無くし、他の回
線の空き情報チャネルを有効活用し、通信の効率を上げ
ることができるファクシミリ装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る複数の回
線を収容可能なファクシミリ装置は、収容する複数の回
線の中から現在使用されていない情報チャネルが存在す
る回線を探す空き回線検出部と、着呼メッセージを受信
した回線の情報チャネルが全て使用中のために着呼を拒
否した場合、発呼してきた送信側ファクシミリ装置から
受けるべき画像データを、空き回線検出部で検出した空
き回線を用いてポーリングで自動的に受信する別回線自
動ポーリング受信実行部と、着呼拒否時に相手送信側フ
ァクシミリ装置に別回線自動ポーリング受信実行部を利
用してポーリング受信を行うことを通知する別回線自動
ポーリング受信応答部とを設けたものである。
【0009】また、受信側ファクシミリ装置に発呼を拒
否され、別回線自動ポーリング受信実行部を利用してポ
ーリング受信を行うことを通知された時自動的にポ−
リング送信待機状態に入り、ポーリング送信の着呼に応
じてポーリング送信を行う自動ポーリング送信実行部
と、送信側ファクシミリ装置が自動ポーリング送信実行
部を備えているという事実とこのポーリングのためのポ
ーリングIDとを相手受信側ファクシミリ装置に通知す
る自動ポーリング送信通知部とを設けたものである。
【0010】
【作用】この発明によるファクシミリ装置は、全ての
チャネルが使用中である回線から着呼メッセージを受
信した場合これを拒否するが、この時、別回線自動ポー
リング受信実行部を利用してポーリング受信を行うこと
を相手送信側ファクシミリ装置に通知する。この後、直
ちに、別回線自動ポーリング受信実行部を利用して、空
き回線検出部で検出された空いてる情報チャネルを持つ
別回線を用いて相手送信側ファクシミリ装置からポーリ
ング受信を行う。
【0011】また、発呼時、自動ポーリング送信通知部
により、送信側ファクシミリ装置が自動ポーリング送信
実行部を備えているという事実と、このポーリング用の
ポーリングIDとを相手受信側フアクシミリ装置に通知
する。この発呼が相手受信側ファクシミリ装置から拒否
され、この相手受信側ファクシミリ装置が別回線自動ポ
ーリング受信実行部を利用することを通知されたら、送
信側ファクシミリ装置は自動ポーリング送信実行部を用
いてポーリング送信待機状態に入り、ポーリング送信の
着呼に応じてポーリング送信を行うことができる。従っ
て、着呼メッセージを受信した回線の情報チャネルが空
くまで待つ必要性を無くし、他の回線の空き情報チャネ
ルを有効活用し、通信の効率を上げることができる。
【0012】
【実施例】実施例1 以下、この発明の実施例としてISDNに接続された
ファクシミリ装置を図1に基づき説明する。図におい
て、11は主制御部であり、ファクシミリ装置全体の動
きを制御するものである。12は読取部であり、送信す
るための画像を光学的に読み取って画像データとし、そ
の画像データを相手ファクシミリ装置に送信するために
圧縮して符号化する働きをする。13は、相手ファクシ
ミリ装置から送られてきた符号化画像データを復号化し
て伸縮し、それを紙に出力させる記録部、14は、送受
信用の画像データ、および、ファクシミリ装置が動作す
るためのデータやプログラム等を記憶するメモリ部であ
る。また、15は、ファクシミリ装置の使用者に対して
ファクシミリ装置の現在の状態や操作法等をディスプレ
イに表示する表示部、16は、ファクシミリ装置の使用
者からの指示をファクシミリ装置に入力するキー入力
部、17A、17B、17Cは、それぞれ、回線制御部
であり、このファクシミリ装置が収容できるISDN回
線数と同じ数、本実施例では3本設けられている。18
は空き回線検出部であり、全てのISDN回線中の情報
チャネルの使用状況を検出する。19は別回線自動ポー
リング受信応答部であり、全ての情報チャネルが使用中
である回線からの着呼を拒否する時、「発呼を行った相
手送信側ファクシミリ装置から受けるはずの画像デ一タ
を別回線からのポ−リングにより受信する」ことを相手
ファクシミリ装置に通知するために、その内容を、送信
する解放完了メッセージに含まれるUUIとして設定す
る。20は別回線自動ポーリング受信実行部であり、前
記相手送信側ファクシミリ装置に対して、空き回線検出
部18で検出された空きの情報チャネルを持つ回線から
ポーリング受信を自動的に行う働きをするものである。
【0013】21は自動ポーリング送信通知部であり、
送信側ファクシミリ装置が最初の発呼を行う時に、発呼
が拒否されたらポーリング送信の待機状態に入れること
を相手受信側ファクシミリ装置に通知するために、その
内容を、送信する呼設定メッセージに含まれるUUIと
して設定する。また、このポーリング用のポーリングI
DもUUIに設定する。22は自動ポーリング送信実行
部であり、画像データの送信のための発呼が拒否された
時にポーリング送信待機状態に入り、ポーリングの着呼
に応じて自動的にポーリング送信を行う。
【0014】次に、本実施例の送信側ファクシミリ装置
が発呼し、本実施例の受信側ファクシミリ装置が全
ての情報チャネルが使用中である回線から着呼を受信
した場合における、信号チャネルのレイヤ3レべルでの
通信シーケンスの例を図2に示す。送信側ファクシミリ
装置Aは着番号を回線Aの電話番号とし、呼設定メッセ
ージ201aをISDNに送信して発呼を行う。この
時、自動ポーリング送信通知部21により、「発呼が拒
否された場合は送信側ファクシミリ装置Aがポ−リング
送信待機状態に入る」ことを呼設定メッセージに含まれ
るUUIを用いて受信側ファクシミリ装置Bに通知す
る。また、このポーリング用のポーリングIDもUUI
として通知する。
【0015】これに応じ、ファクシミリ装置Bは、IS
DNの回線Aからの着呼メッセージとして呼設定メッセ
ージ201bを受信する。空き回線検出部18により回
線A中の全ての情報チャネルが使用中であることが検出
されたら、解放完了メッセージ203により着呼を拒否
する。この時、受信した呼設定メッセージ201bに含
まれるUUIから、発呼を拒否された相手ファクシミリ
装置Aがポーリング送信待機状態に入れることを認識す
ると、ファクシミリ装置Bは、発信者番号情報要素から
相手ファクシミリ装置Aの電話番号を、また、UUIか
らポーリング受信のためのポーリングIDを認識し、こ
れらをメモリ部14に記憶しておく。
【0016】別回線自動ポーリンク受信応答部19は、
解放完了メッセージ203に含まれるUUIを用い、
「ファクシミリ装置Aから受信するはずの画像データを
ファクシミリ装置Bが別回線からのポーリングにより受
信する」ことをファクシミリ装置Aに通知する。このU
UIを切断メッセージ204の情報要素として受けたフ
ァクシミリ装置Aは、解放完了メッセージ206により
呼が切断された後、自動ポーリング送信実行部22によ
って自動的にポーリング送信の待機状態に入る。ファク
シミリ装置Bは、空き回線検出部18により検出された
空きの情報チャネルを持つ回線Bを検出する。この後、
回線Aの情報チャネルが解放されるのを待たずに、回線
から別回線自動ポーリング受信実行部20を使用し
て、メモリ部14に記憶されているファクシミリ装置A
の電話番号にポーリング受信の発呼としての呼設定メッ
セージ207aを送信する。回線Bの情報チャネルが接
続されると、ポーリング受信が自動的に実行される。こ
れに応じて呼設定メッセージ207bを受けたファクシ
ミリ装置Aは、自動ポーリング送信実行部22により自
動的にポーリング送信を実行する。
【0017】このポーリング通信において、受信側ファ
クシミリ装置Bは、メモリ部14に記憶されているポー
リングIDを相手送信側ファクシミリ装置Aに通知す
る。これにより、ポーリング送信待機状態中のファクシ
ミリ装置Aが、呼設定メッセージ207bを受信する前
に他の関係のないファクシミリ装置Cからポーリング送
信の着呼として呼設定メッセージを受けた場合、ファク
シミリ装置Cが正しいポーリングIDを通知できないた
めに、ファクシミリ装置Bに送るべき画像データを間違
えてファクシミリ装置Cに送信する事態を避けることが
できる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、着呼メッセージを受
信した回線の情報チャネルが全て使用中のために着呼を
拒否した直後、発呼してきた送信ファクシミリ装置に
別回線自動ポーリング受信実行部を利用してポーリング
受信を行うことを通知し、別の空いている回線を用いて
通信を行うことができるようにした構成、及び、自動ポ
ーリング送信実行部と自動ポーリング送信通知部とを設
けた構成により、空きの情報チャネルが無い回線から着
呼メッセージを受信しても、着呼のあった回線の情報
ャネルが空くまで待つ必要が無く、回線の有効活用と通
信効率の向上を図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるファクシミリ装置の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の通信動作を説明するための
通信シーケンス図である。
【図3】従来のファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】図3に示す従来のファクシミリ装置の通信動作
を説明するための通信シーケンス図である。
【符号の説明】 18 空き回線検出部 19 別回線自動ポーリング受信応答部 20 別回線自動ポーリング受信実行部 21 自動ポーリング送信通知部 22 自動ポーリング送信実行部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサービス総合デジタル網回線を収
    容可能なファクシミリ装置において、 収容する複数の回線の中から現在使用されていないBチ
    ャネルが存在する回線を検出する空き回線検出部と、 呼設定メッセージを受信した回線のBチャネルが全て使
    用中のために着呼を拒否した後、発呼してきた送信側フ
    ァクシミリ装置から受けるベき画像データを前記空き回
    線検出部で検出した空きの別回線を用いて自動的にポー
    リング受信する別回線自動ポーリング受信実行部と、 着呼拒否時、前記別回線自動ポーリング受信実行部を利
    用してポーリング受信を行うことを送信側ファクシミリ
    装置に通知する別回線自動ポーリング受信応答部と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ装置が、
    さらに、受信側ファクシミリ装置ヘの発呼が拒否された
    場合、この受信側ファクシミリ装置から前記別回線自動
    ポーリング受信実行部を利用してポーリング受信を行う
    ことを通知された時に、送るベき画像データのポーリン
    グ送信待機状態に自動的に入り、受信側ファクシミリ装
    置からのポーリング受信の着呼に応じてポーリング送信
    を行う自動ポーリング送信実行部と、 発呼時、送信側ファクシミリ装置が自動ポーリング送信
    実行部を備えているという事実とこのポーリングのため
    のポーリングIDとを相手受信側ファクシミリ装置に通
    知する自動ポーリング送信通知部と、 を備え、サービス総合ディジタル網に接続されたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
JP4311633A 1992-11-20 1992-11-20 ファクシミリ装置 Pending JPH06164884A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989008730A1 (en) * 1988-03-16 1989-09-21 Kawasaki Steel Corporation PROCESS FOR PRODUCING Zn-Ni ALLOY-PLATED STEEL SHEET HAVING EXCELLENT PRESS MOLDABILITY

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1989008730A1 (en) * 1988-03-16 1989-09-21 Kawasaki Steel Corporation PROCESS FOR PRODUCING Zn-Ni ALLOY-PLATED STEEL SHEET HAVING EXCELLENT PRESS MOLDABILITY

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