JP2524624B2 - ファクシミリ制御装置 - Google Patents

ファクシミリ制御装置

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JP2524624B2 JP63200754A JP20075488A JP2524624B2 JP 2524624 B2 JP2524624 B2 JP 2524624B2 JP 63200754 A JP63200754 A JP 63200754A JP 20075488 A JP20075488 A JP 20075488A JP 2524624 B2 JP2524624 B2 JP 2524624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電話網用の標準ファクシミリ装置および電
話機を、データ網に接続することを可能とするためのフ
ァクシミリ制御装置に関するものである。
[従来の技術] データ網ないし電話網それぞれに接続されている従来
のファクシミリ装置は、同一網に関しては規格化されて
いるが、異網間でな通信手順は規格化されていない関係
上、異網間でのファクシミリ通信は不可能であった。そ
のため従来は、電話網用のファクシミリ装置に対して当
該電話網用ファクシミリ通信手順を行なって、ファクシ
ミリ画を一旦メモリに受信し、データ網用の相手ファク
シミリ装置に対してデータ網用ファクシミリ通信手順を
行なって、受信したファクシミリ画を送出する、又は、
その逆の動作をするファクシミリ通信手順変換制御部を
備えたファクシミリ制御装置を標準ファクシミリ装置と
データ網の間に配備し、異網間でのファクシミリ通信を
おこなっていた。
このような異網間でのファクシミリ通信を可能とする
ファクシミリ制御装置として特開昭58−151768号に開示
されたものが知られている。
第2図は上記公知例のファクシミリ制御装置のブロッ
ク図で、10は電話網用標準ファクシミリ装置、11は標準
ファクシミリ装置10に備え付けのアナログ電話機(電話
網用送受話器)、20はデータ網(例えば、ISDN交換網In
tegrated Service Digital Network)、30はデータ網用
相手ファクシミリ装置、31は相手ファクシミリ装置30に
備え付けのディジタル電話機(データ網用送受話器)、
40はファクシミリ制御装置、41〜47は本装置のファクシ
ミリ通信手順変換制御部に係り、41は主制御装置、42は
メモリであって、電話網用ファクシミリ通信手順、デー
タ網用ファクシミリ通信手順を実行するためのプログラ
ムを格納し、また、ファクシミリ画データ(標準ファク
シミリ装置10、相手ファクシミリ装置30からのもの)を
蓄積しうるもの、43はデータ網用ファクシミリ回線制御
回路であって、主制御装置41の指令に従って通信手順の
制御をおこなうもの、44はデータ網制御回路であって相
手ファクシミリ装置30との間で、通常のデータ回線にお
ける発着信手順を行なうもの、45は電話網制御回路であ
って、標準ファクシミリ装置10との間で、通常の電話回
線における発着信手順を行なうもの、46はファクシミリ
モデムであって、例えば国際電信電話諮問委員会CCITT
のG III規格に適合して高速、低速いずれにも対応しう
るもの、47は電話網用ファクシミリ回線制御回路であっ
て、主制御装置41の指令に従って通信手順の制御をおこ
なうもの、48は送信操作等を行なうためのオペレーショ
ンパネルである。
標準ファクシミリ装置10からデータ網側の相手ファク
シミリ装置30への送信は、次のように行われる。まずオ
ペレーションパネル48で所望の送信先の電話番号がダイ
ヤルされると、主制御装置41は、データ網用ファクシミ
リ回線制御回路43、データ網制御回路44およびデータ網
20介してデータ網用ファクシミリ通信手順(例えば、CC
ITTのG IV手順)を実行することにより、相手ファクシ
ミリ装置30に対する呼設定処理、リンク確立処理を行な
い、通信可のときは、例えば、その旨と表示をオペレー
ションパネル48に行なう。
この通信可表示が確認された後、標準ファクシミリ装
置10から送信起動がかかると、主制御装置41は、電話網
用ファクシミリ通信手順(例えば、CCITTのG III手順)
を、電話網制御回路45、ファクシミリモデム46、電話網
用ファクシミリ回線制御回路47を介して実行し、そのフ
ァクシミリ画データをメモリ42に蓄積する。
さらに、主制御装置41は、メモリ42に蓄積されている
上記データを、データ網用ファクシミリ回線制御回路4
3、データ網制御回路44を介し、データ網20経由で、相
手ファクシミリ装置30へ送信する。
また、ファクシミリ画データを相手ファクシミリ装置
30から受信して標準ファクシミリ装置10に記録・出力せ
しめる動作は、上述の送信動作と全く逆動作にて実現さ
れる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来例のファクシミリ制御装置は音声に関する対
応処理が備わっていないため、標準ファクシミリ装置備
え付けのアナログ電話機を使用して、相手ディジタル電
話機等の音声装置と通話することができなかった。その
ため、ファクシミリ通信に関する確認電話等において不
都合があった。
また、標準ファクシミリ装置には、従来からオペレー
ションパネルが備え付けられているにもかかわらず、フ
ァクシミリ制御装置内にも、オペレーションパネルを取
り付けたことは資源の有効活用がされていないことにな
り、ファクシミリ制御装置自身、高価となる要因を作っ
ていた。
そこで本発明の目的とするところは、ファクシミリ制
御装置に備え付けられているオペレーションパネルを取
り除き、標準ファクシミリ装置備え付けのオーペレーシ
ョンパネルを有効活用して安価なファクシミリ制御装置
を提供するとともに、標準ファクシミリ装置備え付けの
アナログ電話機を使用して、データ網に接続されている
ディジタル電話機等の音声装置と通話することが可能と
なるファクシミリ制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によるファクシミリ制御装置は、電話網および
データ網の両ファクシミリ通信手順を相互に変換する通
信手順変換制御手段を有し、送受話器を備えた電話網用
ファクシミリ装置を前記データ網に接続するファクシミ
リ制御装置において、アナログ音声信号をディジタルデ
ータに符号/復号変換する音声符号復号化手段と、前記
通信手順変換制御手段および前記音声符号復号化手段を
切換えて前記電話網用ファクシミリ装置に接続する音声
/FAX切換手段と、前記電話網用ファクシミリ装置からの
発呼時、前記音声/FAX切換手段の切換制御を行う切換制
御手段と、受信時に発信元を解析して該解析結果に応じ
て前記音声/FAX切換手段の切換制御を行う解析手段とを
設け、前記データ網に接続された相手装置に対してファ
クシミリ通信のみならず音声通話を可能としたことを特
徴とするものである。
前記データ網は、例えばISDN交換網である。
前記切換制御手段の一態様は、前記電話網用ファクシ
ミリ装置からの発呼時、前記電話網用ファクシミリ装置
からのファクシミリ初期制御信号に応じて前記音声/FAX
手段の切換制御をおこなうことを特徴とするものであ
る。
前記切換制御手段の他の態様は、前記電話網用ファク
シミリ装置からの発呼時、電話番号中に含まれる通話要
求番号またはファクシミリ通信要求番号の有無により前
記音声/FAX切換手段の切換制御を行うことを特徴とする
ものである。
前記切換制御手段の更に他の態様は、前記電話網用フ
ァクシミリ装置からの発呼時、相手先電話番号中に含ま
れる切換指示番号の内容により前記音声/FAX切換手段の
切換制御を行うことを特徴とするものである。この場
合、前記切換指示番号と接続制御識別子とを対応させて
記憶する記憶手段を備え、前記電話網用ファクシミリ装
置からの発呼時、前記切換制御手段は、前記記憶手段を
参照して、相手先電話番号中に含まれる切換指示番号に
対応する接続制御識別子を検索し、該検索された接続制
御識別子に従って前記音声/FAX切換手段の切換制御を行
うことができる。
前記記憶手段を書換え可能なメモリにより構成し、前
記切換指示番号および前記接続制御識別子を該メモリに
登録できるように構成することもできる。
また、前記記憶手段は前記接続制御識別子に対応して
接続禁止番号をも記憶可能とし、着呼時に前記解析手段
の解析結果、当該受信が前記接続禁止番号が書かれた接
続制御識別子による切換制御を利用するものである場合
には当該受信を禁止するようにすることもできる。
前記データ網には符号復号化手段を介して加入電話網
が接続される場合には、前記音声/FAX切換手段を音声側
に接続した状態で、前記送受話器を備えたファクシミリ
装置と、前記加入電話網に接続されたファクシミリ装置
または送受話器との間で前記データ網を介して音声通話
またはファクシミリ通信を可能とすることも可能であ
る。
なお、本発明によるファクシミリ制御装置は、ファク
シミリ装置に内蔵されるものであってもよい。
[作用] まず、本発明の代表的なものの作用を説明する。
アナログ電話機ないし標準ファクシミリ装置が発呼側
の場合、ダイヤルした電話番号を、電話番号受信手段に
て受信・蓄積し、音声/FAX切換手段をFAX側に接続し
て、標準ファクシミリ装置からのファクシミリ初期制御
信号を監視し、ファクシミリ初期制御信号が検出できた
場合は、電話網用ファクシミリ通信手段を実行し、受信
したファクシミリ画データを一旦メモリに蓄積する。こ
の後、受信・蓄積した電話番号をデータ網に送出し、デ
ータ網用ファクシミリ通信手順を実行し、メモリに蓄積
されているファクシミリ画データを相手ファクシミリ装
置に送出する。また、ファクシミリ初期制御信号が検出
できなかった場合は、受信・蓄積した電話番号をデータ
網に送出し、音声/FAX切換手段を音声側に接続する。以
後、音声符号復号化手段を介して通話することができ
る。
次に、前記した電話番号中の通話要求番号を使用する
場合の作用を述べる。ユーザは、通話を要求する場合、
予め定められた通話要求番号を付加した電話番号をダイ
ヤルする。ダイヤルした電話番号は、電話番号受信手段
に受信・蓄積し、前記手段から取り出した電話番号の中
に通話要求番号が含まれている場合は、音声/FAX切換手
段を音声側に接続し、通話要求番号を取り除いた残りの
電話番号をデータ網へ送出する。また、通話要求番号が
含まれていない場合は、音声/FAX切換手段をFAX側に接
続して、電話網用ファクシミリ通信手順を実行し、受信
したファクシミリ画データを一旦メモリに蓄積する。さ
らに、電話番号をデータ網に送出し、データ網用ファク
シミリ通信手段を実行して、メモリに蓄積されているフ
ァクシミリ画データを相手ファクシミリ装置に送信す
る。
ディジタル電話機ないし相手ファクシミリ装置が発呼
元の場合、ディジタル電話機ないし相手ファクシミリ装
置からの着呼が検出されたならば、相手装置からの発信
元制御情報を受信・解析し、発呼元が音声装置だと判断
した場合、音声/FAX切換手段を音声側に接続し、アナロ
グ電話機に対して呼出信号を送出する。その後、端末応
答信号が検出されたなら、データ網へ応答信号を送出
し、回線が接続され、音声通話が可能となる。一方、発
呼元がファクシミリ装置だと判断した場合、音声/FAX切
換手段をFAX側に接続し、標準ファクシミリ装置に対し
て呼出信号を送出する。その後、端末応答信号が検出さ
れたなら、データ網へ応答信号を送出して回線を接続
し、データ網用ファクシミリ通信手順を実行した、受信
したファクシミリ画データを一旦メモリに蓄積する。さ
らに、電話網用ファクシミリ通信手順を実行し、メモリ
に蓄積されているファクシミリ画データを標準ファクシ
ミリ装置に送信する。
以上により、加入電話網用標準ファクシミリ装置備え
付けのオペレーションパネルにより送信操作が行なえ、
かつ、データ網用のファクシミリ通信が行なえるのはも
ちろんのこと音声通話も可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明によるファクシミリ制御装置の第1の
実施例を示すブロック図であり、第2図の従来ブロック
図と同一部分には同一符号を記している。
第1図において、50は音声を符号/復号変換する音声
符号復号化回路、51は音声符号復号化回路50とファクシ
ミリ通信手順変換制御部49とを切換える音声/FAX切換回
路、52は音声/FAX切換回路51へ切換要求を伝達する音声
/FAX切換信号線、53はアナログ電話機11ないし標準ファ
クシミリ装置10から送出された電話番号を受信・蓄積す
るダイヤルレシーバ回路、54はダイヤルレシーバ回路53
から蓄積されている電話番号を取り出し、その番号をデ
ータ網20へ送出して発信をおこなう発信制御手段、55は
本実施例において切換制御手段を構成する電話網用ファ
クシミリ初期制御信号監視手段(後に詳述)である。通
信手順変換制御部49は、ファクシミリモデム46、電話網
用ファクシミリ回線制御回路47、メモリ42、データ網用
ファクシミリ回線制御回路43および主制御装置41からな
る。また、56は相手装置(ディジタル電話機31、相手フ
ァクシミリ装置30)からの着呼が検出された後の相手装
置30,31から送出される発信元制御情報を受信・解析
し、発信元が音声装置だと判断した場合は音声/FAX切換
回路51を音声側に接続し、また、発信元がファクシミリ
装置だと判断した場合は音声/FAX切換回路51をFAX側に
接続する発信元制御情報解析手段、57はアナログ電話機
11ないし標準ファクシミリ装置10への呼出信号、応答信
号の送出、およびアナログ電話機11ないし標準ファクシ
ミリ装置10からの発呼信号、端末応答信号を検出するた
めの発信・着信制御信号線、58はアナログ電話機11ない
し標準ファクシミリ装置10に対して呼出信号を送出し、
その端末応答信号が検出されたならば、応答信号をデー
タ網20へ送出して回線を接続する着信制御手段である。
第3図に電話網用ファクシミリ初期制御信号監視手段
55の処理フローを示す。こ処理では、まず、音声/FAX切
換回路51をFAX側に接続して(ステップ61)、標準ファ
クシミリ装置10からのファクシミリ初期制御信号の発生
を待つ(ステップ62)。この信号が予め定められた所定
の時間(数10秒)内に発生しない場合には(ステップ6
3)音声通話の要求と判断して、音声/FAX切換回路51を
音声側に接続する(ステップ64)。所定の時間内にファ
クシミリ初期制御信号が発生した場合にはFAX通信の要
求と判断して、音声/FAX切換回路の接続状態を変更せず
FAX側に接続したままとする。
次に、第1図実施例全体の動作について説明する。
最初に、アナログ電話機11が音声符号復号化回路50を
介してディジタル電話機31と通話を行なう場合の動作に
ついて説明する。アナログ電話機11が発呼した場合、ダ
イヤルした電話番号は、電話網制御回路45を介して、ダ
イヤルレシーバ回路53が受信・蓄積する。その後、主制
御装置41は、電話網用ファクシミリ初期制御信号監視手
段55に起動をかけ、まず、音声/FAX切換信号線52にFAX
接続要求信号を出力して音声/FAX切換回路51をFAX側に
接続する。そして、監視手段55は標準ファクシミリ装置
10からのファクシミリ初期制御信号を、所定の時間待
つ。この場合、ファクシミリ初期制御信号は発生しない
のでその時間が経過した時点で音声/FAX切換信号線52に
音声接続要求を出して音声/FAX切換回路51を音声側に接
続する。その後、主制御装置41は発信制御手段54に起動
をかけ、ダイヤルレシーバ回路53から蓄積されている電
話番号を取り出し、その番号をデータ網20へ送出して発
信を行ない、回線を接続する。以後、アナログ電話機11
は、音声符号復号化回路50を介して、ディジタル電話機
31と通話可能となる。
次に、標準ファクシミリ装置10からデータ網20を通し
て相手ファクシミリ装置30とファクシミリ通信をする動
作について説明する。標準ファクシミリ装置10が発呼し
た場合、ダイヤルした電話番号は、電話網制御回路45を
介して、ダイヤルレシーバ回路53が受信・蓄積する。そ
の後、主制御装置41は、電話網用ファクシミリ初期制御
信号監視手段55に起動をかけ、音声/FAX切換回路51をFA
X側に接続する。主制御装置41は、標準ファクシミリ装
置10から、ファクシミリ初期制御信号を検出した後、電
話網用ファクシミリ通信手順を、電話網制御回路45、フ
ァクシミリモデム46、電話網ファクシミリ回線制御回路
47を介して実行し、そのファクシミリ画データをメモリ
42に蓄積する。次に、主制御装置41は、発信制御手段54
に起動をかけ、ダイヤルレシーバ回路53から蓄積されて
いる電話番号を取り出し、その番号をデータ網20へ送出
して発信を行ない、回線が接続されたなら、データ網用
ファクシミリ通信手順を、データ網用ファクシミリ回線
制御回路43およびデータ網制御回路44を介して実行し、
メモリ42に蓄積されている上記データを、相手ファクシ
ミリ装置30へ送信する。
次に、ディジタル電話機31が、音声符号復号化回路50
を介してアナログ電話機11と通話を行なう場合の動作に
ついて説明する。ディジタル電話機31からの着呼が検出
されたならば、主制御装置41は、発信元制御情報解析手
段56に起動をかけ、ディジタル電話機31から送出される
発信元制御情報を受信・解析し、発信元が音声装置であ
ることを認識すると、音声/FAX切換信号線52に音声接続
要求を出し音声/FAX切換回路51を音声側に接続する。そ
の後、主制御装置41は、着信制御手段58に起動をかけ、
アナログ電話機11に対して呼出信号を、発信・着信制御
信号線57を介して送出し、その端末応答信号が発信・着
信制御信号線57を介して検出されたならば、応答信号を
データ網20へ送出して回線を接続する。以後、ディジタ
ル電話機31は、音声符号復号化回路50を介して、アナロ
グ電話機11と通話可能となる。
最後に、相手ファクシミリ装置30からデータ網20を通
して標準ファクシミリ装置10とファクシミリ通信をする
動作について説明する。相手ファクシミリ装置30からの
着呼が検出されたならば、主制御装置41は、発信元制御
情報解析手段56に起動をかけ、相手ファクシミリ装置30
から送出される発信元制御情報を受信・解析し、発信元
がファクシミリ装置であることを認識すると、音声/FAX
切換信号線52にFAX接続要求を出し音声/FAX切換回路51
をFAX側に接続する。次に、主制御装置41は、着信制御
手段58に起動をかけ、標準ファクシミリ装置10に対して
呼出信号を、発信・着信制御信号線57を介して送出し、
その後、端末応答信号が発信・着信制御信号線57を介し
て検出されたならば応答信号をデータ網20へ送出して回
線を接続する。以後、主制御装置41は、データ網用ファ
クシミリ通信手順を、データ網制御回路44およびデータ
網用ファクシミリ回線制御回路43を介して実行し、その
ファクシミリ画データをメモリ42に蓄積する。さらに、
主制御装置41は、電話網用ファクシミリ通信手順を、電
話網用ファクシミリ回線制御回路47、ファクシミリモデ
ム46および電話網制御回路45を介して実行し、メモリ42
に蓄積されている上記データを標準ファクシミリ装置10
へ送信する。
以上、本発明の第1の実施例によれば、ファクシミリ
制御装置に接続されていたオペレーションパネルは、標
準ファクシミリ装置備え付けオペレーションパネルに肩
代わりされることになるため除去することができ、か
つ、データ網を介してのファクシミリ通信がおこなえる
のはもちろんのこと、従来利用できなかった標準ファク
シミリ装置備え付けのアナログ電話機を使用して通話す
ることも可能となる。
次に、第2の実施例について説明する。第4図は本発
明によるファクシミリ制御装置の第2の実施例を示すブ
ロック図であり、第1図の第1の実施例のブロック図と
同一部分には同一符号を記している。本実施例の構成が
第1の実施例と異なる点は、電話網用ファクシミリ初期
制御信号監視手段55に代わって音声/FAX切換回路の接続
決定手段70を設けていることにある。すなわち、本実施
例では、接続決定手段70が切換制御手段を構成する。
第4図において、ユーザがアナログ電話機11を使用し
て通話を希望する場合、通話要求番号を付加した電話番
号をダイヤルする。通話要求番号とは、例えば従来から
の電話番号の中に存在していない数字列番号であり、例
えば局番“000"等が挙げられる。また、プッシュボタン
電話機の場合は特殊ボタンである“#”ないし“*”ボ
タンを使用して通話要求番号としてもかまわない。この
場合は、プッシュボタン信号がダイヤル信号となる。
音声/FAX切換回路の接続決定手段70は、第5図に示す
処理フローにて表わされる。すなわち、ダイヤルレシー
バ回路53から蓄積されている電話番号を取り出し(ステ
ップ81)、その番号内に通話要求番号が含まれているか
否かを判定する(ステップ82)。含まれている場合は、
取り出した電話番号の中から通話要求番号を取り除き、
残りの電話番号を記憶し(ステップ83)、音声/FAX切換
回路51を音声側に接続する(ステップ84)、また、通話
要求番号が含まれていない場合は、取り出した電話番号
全てを記憶し(ステップ85)、音声/FAX切換回路51をFA
X側に接続する(ステップ86)。
第4図に戻って、以下、アナログ電話機11ないし標準
ファクシミリ装置10が発呼元の場合の、音声通話ないし
ファクシミリ通信の動作について説明する。なお、ディ
ジタル電話機31ないし相手ファクシミリ装置30が発呼元
の場合の、音声通話ないしファクシミリ通信の動作につ
いては、第1の実施例の場合と同一であるので説明は省
略する。
最初に、アナログ電話機11が、音声符号復号化回路50
を介してディジタル電話機31と通話を行なう場合の動作
について説明する。ユーザは、アナログ電話機11によ
り、通話要求番号を付加した電話番号をダイヤルする。
ダイヤルした電話番号は電話網制御回路45を介して、ダ
イヤルレシーバ回路53が受信・蓄積する。その後、主制
御装置41は音声/FAX切換回路の接続決定手段70に起動を
かけ、まず、ダイヤルレシーバ回路53から蓄積されてい
る電話番号を取り出し、番号内に通話要求番号が含まれ
ていることを認識すると、通話要求番号を取り除いた残
りの電話番号を記憶し、音声/FAX切換信号線52に音声接
続要求を出力して音声/FAX切換回路51を音声側に接続す
る。次に、主制御装置41は、発信制御手段54に起動をか
け、音声/FAX切換回路の接続決定手段70にて記憶されて
いる電話番号を取り出し、その番号をデータ網20へ送出
して発信を行ない、回線を接続する。以後、アナログ電
話機11は、音声符号復号化回路50を介して、ディジタル
電話機31と通話可能となる。
次に標準ファクシミリ装置10からデータ網20を通して
相手ファクシミリ装置30とファクシミリ通信をする動作
について説明する。標準ファクシミリ装置10は、通話要
求番号を付加することなく通常の電話番号をダイヤルす
る。ダイヤルした電話番号は、電話網制御回路45を介し
て、ダイヤルレシーバ回路53が受信・蓄積する。その
後、主制御装置41は、音声/FAX切換回路の接続決定手段
70に起動をかけ、まず、ダイヤルレシーバ回路53から蓄
積されている電話番号を取り出し、番号内に通話要求番
号が含まれていないことを認識すると、取り出した電話
番号全てを記憶し、音声/FAX切換信号線52にFAX接続要
求を出力して音声/FAX切換回路51をFAX側に接続する。
その後、主制御装置41は、電話網用ファクシミリ通信手
順を、電話網制御回路45、ファクシミリモデム46および
電話網用ファクシミリ回線制御回路47を介して実行し、
そのファクシミリ画データをメモリ42に蓄積する。さら
に、主制御装置41は、発信制御手段54に起動をかけ、音
声/FAX切換回路の接続決定手段70にて記憶されている電
話番号を取り出し、その番号をデータ網20へ送出して発
信を行ない、回線が接続されたなら、データ網用ファク
シミリ通信手順を、データ網用ファクシミリ回線制御回
路43およびデータ網制御回路44を介して実行し、メモリ
42に蓄積されている上記データを、相手ファクシミリ装
置30へ送信する。
以上、本発明の第2の実施例によれば、アナログ電話
機が発呼元の場合の音声通話は、第1の実施例のよう
に、所定の時間を待つ必要なく、相手装置が着信したな
ら、すぐに音声通話を始めることができる。
上記説明では、予め決めた通話要求番号をダイヤルし
た場合には、音声/FAX切換回路を音声側に接続し、通話
要求番号を付加しない場合には、上記回路をFAX側に接
続するとしたが、逆に、通話要求番号でなくFAX通話要
求番号を定めておき、FAX通信要求番号をダイヤルした
場合には、音声/FAX切換回路をFAX側に接続し、FAX通話
要求番号を付加しない場合には、上記回路を音声側に接
続するとしても全く同様に、ユーザの所望する通話/FAX
通信を選択できることは明らかである。なお、通話要求
番号を定めた場合は、ファクシミリ制御装置を、FAX通
信として使用する頻度が高く、FAX通信を主、通話を従
とする使い方の場合に、入力するダイヤル桁数が少ない
分だけ操作が楽になるという効果がある。
次に、本発明の第3の実施例について第6図のブロッ
ク図を用いて説明する。第4図の本発明の第2の実施例
のブロック図と同一部分には同一符号を記している。
第6図の実施例は、データ網と加入電話網と相互乗入
れ機能を実現するものであり、アナログ電話機11および
標準ファクシミリ装置10が加入電話網90に接続されてい
ない場合に意味がある。同図に示すように、加入電話網
90に接続したG IIIファクシミリ装置91やアナログ電話
機92と標準ファクシミリ装置10、アナログ電話機11との
通信/通話は、網間に設けられた音声符号復号化装置93
を経由することにより、ファクシミリ制御装置40の音声
符号復号化回路50を通して可能となる。すなわち、アナ
ログ電話機11、標準ファクシミリ装置10から送出される
音声/FAXアナログ信号は、音声符号復号化回路50によっ
てディジタル信号に符号化され、データ網20を通り、音
声符号復号化装置93によってアナログ信号に復号化さ
れ、加入電話網90を通りアナログ電話機92、G IIIファ
クシミリ装置91に届けられる。逆方向の場合も、音声符
号復号化装置93でアナログ信号がディジタル信号に符号
化され、音声符号復号化回路50でアナログ信号に復号化
され、アナログ電話機11、標準ファクシミリ装置10で受
信できる。
さらに、第6図の第3の実施例が第4図第2の実施例
と異なる点は、音声/FAX切換回路の接続決定手段70に対
してメモリ71を設けたことである。メモリ71には、第4
図実施例で述べた予め通話要求番号ないしFAX通信要求
番号を記憶しておく。メモリ71の内容の一例を第7図に
示す。第7図における番号欄は、上記予め定めた要求番
号72であり、それに対応して経路選択識別子(接続制御
識別子)73を記憶させる。同図において、たとえば経路
選択識別子“0"は音声通話、“1"は上記した音声符号復
号化回路50経由する標準ファクシミリ装置10とG IIIフ
ァクシミリ装置91との間のFAX通信、“2"は前記したメ
モリ42に一旦蓄積する標準ファクシミリ装置10と相手フ
ァクシミリ装置30との間の送信と定めておく。ダイヤル
された電話番号の先頭が“001#”ならば、音声/FAX切
換回路の接続決定手段70は、メモリ71の内容を参照し
て、音声通話要求と解釈し、音声/FAX切換回路51を音声
側に切換え、発信制御手段54は、発信元が“音声”であ
ることを発呼時に網ないし相手先に通知する。また、ダ
イヤルされた電話番号の先頭が“002#”ならば同様に
して音声符号復号化回路50を経由するFAX通信を判断
し、音声/FAX切換回路51を音声側に切換え、発信制御手
段54は、発信元が、“G III FAX通信”であることを発
呼時に網ないし相手先に通知する。ダイヤルされた電話
番号に要求番号72がない場合は、前述したように、音声
/FAX切換回路51をFAX側に切換え、メモリ72にファクシ
ミリ画データを一旦蓄積し、その後、データ網20に接続
した相手ファクシミリ装置30に送出するよう動作する。
着呼時は逆に相手ファクシミリ装置30、91または網か
らの発信元制御情報によって、相手方が加入電話網90に
接続されたG IIIファクシミリ装置91ないしアナログ電
話機92であると判断されたときは、音声/FAX切換回路51
を音声側に切換えることによって相手装置91,92と標準
ファクシミリ装置10、アナログ電話機11との間で通信で
きる。
本実施例によれば、ファクシミリ制御装置40に接続さ
れた標準ファクシミリ装置10と相手方の加入電話網90に
接続されたG IIIファクシミリ装置91とは、あたかも両
者が加入電話網90に接続されているかの如くファクシミ
リ通信手順を実行できるので、CCITTに規定された標準
手順以外の機能、例えば親展機能や中継同報機能等を実
現できる効果がある。また、ファクシミリ制御装置40に
接続された標準ファクシミリ装置10およびアナログ電話
機11は、データ網20に接続された相手ファクシミリ装置
30、ディジタル電話機31とも、加入電話網90に接続され
たG IIIファクシミリ装置91、アナログ電話機92とも任
意に通信/通話できるという大なる効果が得られる。
第7図のメモリ71は、読み出し専用メモリでも書き変
え可能メモリでもよく、書き変え可能メモリの場合に
は、例えば“000#”を要求番号登録用に割り当ててお
き、“000#002#2##”というダイヤルを入力するこ
とによって、音声/FAX切換回路の接続決定手段70は、主
制御装置41の指示の下で“002#”という要求番号に対
応する経路選択識別子として“2"をメモリ71に書き込む
ことができる。この後、ファクシミリ制御装置40はダイ
ヤルされた電話番号の先頭に“002#”の列があれば、
音声/FAX切換回路51をFAX側に切換え、標準ファクシミ
リ装置10からの発呼は、メモリ42に一旦蓄えた後、デー
タ網20に接続されたファクシミリ装置30への送信と判断
して処理する。このように、メモリ71を書き変え可能メ
モリとすることにより、前記した要求番号72と経路選択
識別子73を、ユーザが所望するように任意に変更できる
効果があり、さらにまた、次に述べるような効果も得ら
れる。
第8図は、メモリ71の内容の別の例であり、第8図に
おいて“009#”は、上記した要求番号でなく、経路選
択識別子“2"すなわち、メモリ42を使用した受信をおこ
なわないように指示するものである。すなわち、ファク
シミリ制御装置40にデータ網20に接続された相手ファク
シミリ装置30から着呼があった場合に、主制御装置41は
メモリ71の内容を調べ、メモリ42を使用した受信は拒否
する指示を伴って発信元制御情報解析手段56を起動す
る。相手方がデータ網20に接続されたファクシミリ装置
30と判断した場合、データ網制御回路44に指示し、即切
断するよう動作する。
上記した第7図、第8図に示した実施例では、例え
ば、加入電話網90に接続したG IIIファクシミリ装置91
ないしアナログ電話機92からの受信があることが予め分
かっている場合、データ網20に接続された相手ファクシ
ミリ装置30からの受信をユーザの指示によって一時的に
拒否することによって、加入電話網90に接続されている
G IIIファクシミリ装置91ないしアナログ電話機92から
の予定されている受信がファクシミリ30からの大量のデ
ータ受信により妨げられるような事態の発生を防ぐ効果
がある。また、例えば、ファクシミリモデム46やデータ
網用ファクシミリ回線制御回路43が何らかの故障をした
ことを主制御装置41が検出した場合、メモリ71の内容に
“009#2"と書き込むことによって、データ網20に接続
された相手ファクシミリ装置30からの受信をおこなわな
いようにすることができる。従って、受信文書をメモリ
42に蓄積した後、例えばファクシミリモデム46の故障に
よって標準ファクシミリ装置10に出力できず、相手方は
文書を送信済と思っているにもかかわらず、ユーザには
届かないといった事故を未然に防ぐことができるという
効果もある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、標準ファクシミ
リ装置に備え付けのオペレーションパネルを使用して送
信操作が行なえるため、ファクシミリ制御装置に従来接
続されていたオペレーションパネルを取り除くことがで
き、安価な装置を提供できる。また、従来同様に異網間
でのファクシミリ通信がおこなえるのはもちろんのこ
と、音声通話も行えるようになるため、従来、直接回線
に接続している電話機のある場所まで移動して行ってい
たファクシミリ通信に関する確認電話をファクシミリ装
置に備え付けのアナログ電話機により行うことが可能と
なり、ユーザにとって使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるファクシミリ制御装置の第1の実
施例を示すブロック図、第2図は従来のファクシミリ制
御装置のブロック図、第3図は第1図で示した電話網用
ファクシミリ初期制御信号監視手段の処理フローを表わ
したフローチャート、第4図は本発明によるファクシミ
リ制御装置の第2の実施例を示すブロック図、第5図は
第4図で示した音声/FAX切換回路の接続決定手段の処理
フローを表わしたフローチャート、第6図は本発明によ
るファクシミリ制御装置の第3の実施例を示すブロック
図、第7図は、要求番号を記憶するメモリの内容の一例
を示す説明図、第8図は要求番号を記憶するメモリの内
容の別の例を示す説明図である。 10……電話網用標準ファクシミリ装置、11……アナログ
電話機、20……データ網、30……データ網用相手ファク
シミリ装置、31……ディジタル電話機、40……ファクシ
ミリ制御装置、41……主制御装置、42……メモリ、43…
…データ網用ファクシミリ回線制御回路、44……データ
網制御回路、45……電話網制御回路、46……ファクシミ
リモデム、47……電話網用ファクシミリ回線制御回路、
48……オペレーションパネル、49……ファクシミリ通話
手順変換制御部、50……音声符号複号化回路、51……音
声/FAX切換回路、52……音声/FAX切換信号線、53……ダ
イヤルレシーバ回路、54……発信制御手段、55……電話
網用ファクシミリ初期制御信号監視手段、56……発信元
制御情報解析手段、57……発信・着信制御信号線、58…
…着信制御手段、70……音声/FAX切換回路の接続決定手
段、71……メモリ、72……通話/FAX通信・要求番号、73
……経路選択識別子、90……加入電話網、91……G III
ファクシミリ装置、92……アナログ電話機、93……音声
符号複号化装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−151768(JP,A) 特開 昭62−204655(JP,A) 特開 昭62−204654(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話網およびデータ網の両ファクシミリ通
    信手順を相互に変換する通信手順変換制御手段を有し、
    送受話器を備えた電話網用ファクシミリ装置を前記デー
    タ網に接続するファクシミリ制御装置において、 アナログ音声信号をディジタルデータに符号/復号変換
    する音声符号復号化手段と、 前記通信手順変換制御手段および前記音声符号復号化手
    段を切換えて前記電話網用ファクシミリ装置に接続する
    音声/FAX切換手段と、 前記電話網用ファクシミリ装置からの発呼時、前記音声
    /FAX切換手段の切換制御を行う切換制御手段と、 受信時に発信元を解析して該解析結果に応じて前記音声
    /FAX切換手段の切換制御を行う解析手段とを設け、 前記データ網に接続された相手装置に対してファクシミ
    リ通信のみならず音声通話を可能としたことを特徴とす
    るファクシミリ制御装置。
  2. 【請求項2】前記切換制御手段は、前記電話網用ファク
    シミリ装置からの発呼時、前記電話網用ファクシミリ装
    置からのファクシミリ初期制御信号に応じて前記音声/F
    AX切換手段の切換制御をおこなうことを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ制御装置。
  3. 【請求項3】前記切換制御手段は、前記電話網用ファク
    シミリ装置からの発呼時、電話番号中に含まれる電話要
    求番号またはファクシミリ通信要求番号の有無により前
    記音声/FAX切換手段の切換制御を行うことを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ制御装置。
  4. 【請求項4】前記切換制御手段は、前記電話網用ファク
    シミリ装置からの発呼時、相手先電話番号中に含まれる
    切換指示番号の内容により前記音声/FAX切換手段の切換
    制御を行うことを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ制御装置。
  5. 【請求項5】前記切換指示番号と接続制御識別子とを対
    応させて記憶する記憶手段を備え、前記電話網用ファク
    シミリ装置からの発呼時、前記切換制御手段は、前記記
    憶手段を参照して、相手先電話番号中に含まれる切換指
    示番号に対応する接続制御識別子を検索し、該検索され
    た接続制御識別子に従って前記音声/FAX切換手段の切換
    制御を行うことを特徴とする請求項4記載のファクシミ
    リ制御装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段を書換え可能なメモリにより
    構成し、前記切換指示番号および前記接続制御識別子を
    該メモリに登録できるように構成したことを特徴とする
    請求項5記載のファクシミリ制御装置。
  7. 【請求項7】前記記憶手段は前記接続制御識別子に対応
    して接続禁止番号をも記憶可能とし、着呼時に前記解析
    手段の解析結果、当該受信が前記接続禁止番号が書かれ
    た接続制御識別子による切換制御を利用するものである
    場合には当該受信を禁止することを特徴とする請求項6
    記載のファクシミリ制御装置。
  8. 【請求項8】前記データ網には符号復号化手段を介して
    加入電話網が接続され、前記音声/FAX切換手段を音声側
    に接続した状態で、前記送受話器を備えたファクシミリ
    装置と、前記加入電話網に接続されたファクシミリ装置
    または送受話器との間で前記データ網を介して音声通話
    またはファクシミリ通信を可能としたことを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ制御装置。
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