JPH04196662A - 移動体における通信方法 - Google Patents
移動体における通信方法Info
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Abstract
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Description
ステム等を伝送路とするファクシミリ通信及びデータ通
信等に用いられる移動体における通信方法、特に自動車
電話装置等とファクシミリ装置及びデータ端末装置とを
接続するインタフェース用の通信アダプタによりファク
シミリ通信モード或いはデータ通信モードの自動判定を
行う移動体における通信方法に関するものである。
507号明細書等に記載されるものがあった。以下、そ
の構成を図を用いて説明する。
ミリ通信システムの一構成例を示す概略の機能ブロック
図、及び第3図は第2図中の通信アダプタの一構成例を
示す機能ブロック図である。
通信システムは、例えば自動車等の移動体に搭載され、
自動車電話装W1を備えている。
成され、ケーブルAを介して通信アダプタ2に接続され
ている。ケーブルAは大容量自動車電話装置のインタフ
ェースであり、所定のデータフォーマットの上り/下り
シリアルデータ線、送信信号線及び受信信号線等から構
成されている。
ヤル信号S3及び着信信号等の伝搬用に使用され、音声
のアナログ系の伝搬には送信及び受信信号線が用いられ
る。
ITT(国際電信電話諮問委員会)で勧告する標準G3
ファクシミリ装置3が接続されている。ケーブルBは2
線式ループダイヤル方式によるインタフェースを備えた
ケーブルである。
電話装置1とのインターフニス機能を有するNCU(N
etwork Control Unit)を内蔵
すると共に受信データの誤り訂正制御機能及び変復調機
能を有するセルラモデム2aを備え、その出力側にはコ
ントローラ部2b及びV27terモデム2Cが順次接
続されている。
RF通信制御部2b−1、CPUやROM等で構成され
る主制御部2b−2及びファクシミリ装置3を制御する
機能等を有するG3通信制御部2b−3で構成されてい
る。V27terモデム2cはCCITTの勧告に準拠
してG3通信制御部2b−3のインタフェース等の機諺
を有する。
2dが接続されている。局線部2dは、−般電話加入者
信号形式を備えて呼出信号S1やダイヤルトーンS2を
出力すると共に、ダイヤル信号S3を検出する等のファ
クシミリ装W3とのインタフェース機能等を有する。そ
して、セルラモデム2aがケーブルAを介して自動車電
話装置1に、局線部2dがケーブルBを介してファクシ
ミリ装置3にそれぞれ接続されている。
0Hz以下で変調した信号を断続比20IPMで、かつ
メーク率33で構成されている。
イヤル信号S3は110PPまたは20PPmである。
信システムを用いて実施される従来のファクシミリ通信
方法を説明する。
を掛け、ファクシミリ装置3で原稿を送信するために、
次のような方法が順次実施される。
して着信側に電話を掛ける。
100Hz>を聞いた後、ファクシミリ装置3のスター
トキーを操作する。
るファクシミリ通信システムは次のように動作する。
側にダイヤルすると、ファクシミリ装置3よりオフフッ
ク信号が出力されると共に、それとほぼ同時にダイヤル
信号S3が出力される。通信アダプタ2は、これらの信
号を検出して自動車電話装置1の信号フォーマット(所
定フォーマットの上りシリアルデータ)に変換した後、
ケーブルAを介して無線機1aへ出力する。これにより
、着信側と回線接続される。
00Hz>を受信すると、その通信アダプタ2はファク
シミリ通信モードに切換えられ、セルラモデム2aと着
信側のモデムとの間でデータリンク確立のためのハンド
シェークシーケンスが開始される。そして、相互にリン
クが確立されると、それをRF通信制御部2b−1に通
知する。
制御してV27terモデム2Cで生成された応答信号
(2100H7)をファクシミリ装置3へ送出する。こ
の結果、通信アダプタ2を介してファクシミリ装置3と
着信側の装置との間で、ファクシミリ通信が開始される
。
制御部2b−3との間において、CCITT勧告のT、
30のフェーズB(プリメツセージ手順)、C(メッセ
イジ手111り 、 D (ポストメッセイジ手順)、
E(呼解除)の手順に従い通信が行われる。
あった。
が可能であっても、通信アダプタ2及び自動車電話装置
1を用いて、電話1回線で音声通話及びファクシミリ通
信の他にデータ通信を実現することができない。例えば
、通信アダプタ2のセルラモデム2aにアメリカ電子工
業会(EIA)の標準インタフェースであるR8232
Cインク−フェイス機能を付加しても、着信側では、発
信側の要求がファクシミリ通信モードであるのか、ある
いはデータ通信モードであるのかの判別ができない。さ
らに、発信側でも着信側からの応答が何もないので、通
信が成立しないという問題があった。
シミリ通信モード及びデータ通信モードの判別ができな
いため、ファクシミリ通信機能の他にデータ通信機能を
加えて両者の通信を実現することができないという点を
解決した通信方法を提供するものである。
ス用の通信アダプタを介して接続された移動体内の無線
電話装置とファクシミリ装置を含む端末装置とのいずれ
かを用いて着信側と回線接続した後、特定条件下でメツ
セージ交換を行ってリンク確立をして前記着信側と所定
の通信を行う移動体における通信方法において、前記通
信アダプタに、前記端末装置としてデータ端末装置を接
続すると共に前記端末装置を識別する複数の識別情報を
予め用意しておき、前記リンク確立後、前記識別情報の
内の所定の識別情報を前記無線電話装置を介して前記着
信側へ送信し、前記所定の識別情報と同一の識別情報を
前記着信側から受信した場合に、該所定の識別情報に対
応した前記端末装置と前記通信を行うようにしたもので
ある。
成したので、上記発信側と同等の機能構成を有する着信
側との通信において、回線接続してファクシミリ通信モ
ード或いはデータ通信モードに入った直後、発信側は所
定の識別情報を送信して着信側からの応答を待つ。その
応答が送信した識別情報と同一内容であれば、直ちにフ
ァクシミリインフォメーション或いはデータインフォメ
ーションの送受信が開始される。このように、識別情報
によってファクシミリ通信モードであるか、或いはデー
タ通信モードであるかの判別が可能となる。したがって
前記課題を解決できるのである。
における通信方法を説明するための通信シーケンス図で
あり、同図(a)はファクシミリ通信における発信側の
シーケンス図、同図(b)はデータ通信における発信側
のシーケンス図、同図(C)はファクシミリ通信におけ
る着信側のシーケンス図、及び同図(d)はデータ通信
における着信側のシーケンス図である。なお、この移動
体における通信方法は第4図に示す移動体通信システム
を用いて実施される。以下、その構成を説明する。
法を実施するための移動体通信システムの概略の構成図
、及び第5図は第4図中の通信アダプタ2の構成図であ
り、第2図と共通の要素には同一の符号が付されている
。
る点は、ケーブルCを介して通信アダブタ2と接続され
たデータ通信用のデータ端末装置4を設け、さらに通信
アダプタ2のRF通信制御部2b−1に代えて機能の異
なるRF通信制御部2b−1aを設けたことであり、他
の構成要素は第2図及び第3図と同一構成である。ここ
で、RIF通信制御部2b−1aは、R3232Cイン
タフ工−ス機箭を付加し、且つファクシミリ装置3用の
識別情報であるIDコード(F)及びデータ端末装置4
月の識別情報であるIDコード(D)を格納するメモリ
等を有している。ケーブルCは、データ端末装置4とR
F通信制御部2b−1aとの間のインタフェースケーブ
ルEIA−R3232Cであり、また、セルラモデム2
a、RF通信制御部2b−1及びデータ端末装置4間の
動作は、ヘイズATコマンドを用いて実行される。
着信側とが同一の機能構成を持ち、図示しない自動車電
話網を媒介にし、無線専用のデータ誤り訂正制御に従っ
て通信を行うものである。
移動体における通信方法(A)〜(D)を説明する。な
お、説明を簡単にするため、発信側及び受信側の各装置
の共通要素は同一の符号を使用することにする。
)において、ファクシミリ装置3に送信原稿をセットし
、着信側の電話番号をダイヤルすると、ファクシミリ装
置3から通信アダプタ2の局線部2dへBケーブルを介
してオフフッタ信号及びダイヤル信号が送出される。局
線部2dがこれらの信号を検出した後、RF通信制御部
2b−1からセルラモデム2aヘダイアルコマンドAT
D+ダイヤル番号が送出される。セルラモデム2aはA
ケーブルを介して無線機10aヘオフフツク信号と、こ
れとほぼ同時にダイヤル信号S3とを送出し、着信側か
らのリングバックトーン(以下、RBTという)及び応
答信号(2100Hz)を待つ。これ以降は、図示しな
い自動車電話網を通じて着信側と回線接続される。
をファクシミリ装置3に対して送出する。
換えられて発信側と着信側のセルラモデム2a間でデー
タリンク確立のためのハンドシェークシーケンスが開始
される。その結果、相互にリンクが確立されると、発信
側のセルラモデム2aがリンク確立時C0NNECT
(相手側と通信可能状態になったことを意味する)をR
F通信制御部2b−1へ出力する。それを受けてRF通
信制御部2b−1は、ファクシミリ通信に割り当てられ
たIDコード(F)をデータとして着信側へ転送し、同
一のIDコード(F)が返送されてくるのを待つ。この
時、同−IDコードが受信できたら、即刻、RBTを停
止させて応答信号をファクシミリ装置3へ送出する。
作は、CCITT T2O、G30の勧告に準拠した
フェーズBの手順で進められる。つまり、通信アダプタ
2から応答信号とDIS信号(Digital Id
entification Signal、ディジタ
ル識別信号)を連続して送出する。これに対して、ファ
クシミリ装置3からDC8(ディジタル命令信号)が返
送されると、DTC信号(ディジタル送信命令)を出力
する。このようなメツセージ交換がフェーズBの手順で
進められた後、ファクシミリ装置3より送信原稿が読み
取られてその内容である画データの送信へとシーケンス
が移行する。また、セルラモデム2aと着信側のセルラ
モデムとの間でデータ誤り訂正制御に従い通信が進行さ
れる。
ラムをロードして、ケーブルCを介してDTRON信号
及びダイヤルコマンドATD+ダイヤル番号を通信アダ
プタ2のRF通信制御部2b−1へ送信する。RF通信
制御部2b−1は、それらの信号を受信してデータ端末
装置4によるデータ通信であることを認識するとほぼ同
時に、先のダイヤルコマンドATD+ダイヤル番号をそ
のままセルラモデム2aに転送する。セルラモデム2a
は、受信したダイヤルコマンドATD+ダイヤル番号の
ダイヤル番号を自動車電話用データフォーマットに変換
処理して無線機1aへ送出する。
及びリンク確立時のC0NNECTを受信したら、RF
通信制御部2b−1へRBTを除くすべての信号を送出
する。その結果、RF通信制御部2b−1からデータ端
末装置4に割り当てたIDコード(D>がセルラモデム
2aを介して無線機1aへ送出される。着信側がそのI
Dコード(D>を受信してデータ通信であると判定すれ
ば、同一のIDコード(D)を発信側へ返送する。
デム2aから同一のIDコード(D>を受信する。その
後、RF通信制御部2b−1から応答信号、C0NNE
CT、及びDSRONの信号が原状、データ端末装置4
へ送出される。これ以降は、データ通信に入る。
)において、ファクシミリ装置3は予め自動応答モード
にセットしておき、セルラモデム2aで自動車電話装置
1の無線機1aからの着呼表示信号を待つ。着呼表示信
号を受信したセルラモデム2aは、RF通信制御部2b
−1へ応答コードRINGを送出する。これに対して、
RF通信制御部2b−1はコードATAをセルラモデ′
ム2aへ送出する。セルラモデ′ム2aは、それを受け
て無線機1aヘオフフツク信号及び応答信号(2100
Hz)を出力する。そして、リンク確立のコードC0N
NECTを待つ。これ以降は、第1図(a)と同様のシ
ーケンスを行う。
をロードしてセルラモデム2aにて無線機1aからの着
呼表示信号を待ち、以降は第1図(b)と同様のシーケ
ンスを経て発信側とID交換を行う。それが一致をみれ
ば、データ端末装置4にコードRINGを転送し、続い
てATAを受けてC0NNECTを返す。そして、デー
タの通信に入る。
ROFFが送出されて着信側で受信した場合、着信側の
RF通信制御部2b−1は発信側へIDコードの否定信
号NAKを返送して通信が終了する。
データ通信モードに入ってから、リンク確立直後に発信
側と着信側とでIDコードを交換して該IDコードの一
致を判断するようにしたので、ファクシミリ装置3及び
データ端末装置4の区別を無操作で判断でき、1通信回
線で自動的に着信させてファクシミリ通信またはデータ
通信を行わせることができる。
の発信においても、発信した装置の種類を判断し、それ
を通信の相手側に知らせることもできる。
が可能である。その変形例としては、例えば、次のよう
なものがある。
等の移動体でもよい。また、自動車電話装置としたが、
一般の業務用無線装置であっても適用可能である。
の発信ではなく、自動車電話装置1の電話器1aからダ
イヤル発信して会話をした後に、もう−度オフフック信
号を出力する方式でもよい。
装置4のプログラムを用いても、ファクシミリ装置3の
プログラムを用いても可能である。
、文字制御のヘイズATコマンドを用いたが、例えばラ
イン制御方式であってもよい。
した後、ファクシミリ通信モード或いはデータ通信モー
ドに入ってから、リンク確立直後に識別情報を交換して
該識別情報の一致を判断するようにしたので、ファクシ
ミリ装置及びデータ端末装置の区別を無操作で判断でき
、1通信回線で自動的に着信させてファクシミリ通信ま
たはデータ通信を行わせることができる。
ス図であり、同図(a>はファクシミリ通信における発
信側のシーケンス図、同図(b)はデータ通信における
発信側のシーケンス図、同図(c)はファクシミリ通信
における着信側のシーケンス図、及び同図(d)はデー
タ通信における着信側のシーケンス図、第2図は従来の
移動体におけるファクシミリ通信システムの機能ブロッ
ク図、第3図は第2図中の通信アダプタの機能ブロック
図、第4図は本発明の実施例の移動体通信システムの構
成図、第5図は第4図中の通信アダプタ2の構成図であ
る。 1・・・・・・自動車電話装置、2・・・・・・通信ア
ダプタ、2a・・・・・・セラルモデム、2b−1a・
・・・・・RF通信制御部、3・・・・・・ファクシミ
リ装置、4・・・・・・データ端末装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 インターフェース用の通信アダプタを介して接続された
移動体内の無線電話装置とファクシミリ装置を含む端末
装置とのいずれかを用いて着信側と回線接続した後、 特定条件下でメッセージ交換を行ってリンク確立をして
前記着信側と所定の通信を行う移動体における通信方法
において、 前記通信アダプタに、前記端末装置としてデータ端末装
置を接続すると共に前記端末装置を識別する複数の識別
情報を予め用意しておき、 前記リンク確立後、前記識別情報の内の所定の識別情報
を前記無線電話装置を介して前記着信側へ送信し、 前記所定の識別情報と同一の識別情報を前記着信側から
受信した場合に、該所定の識別情報に対応した前記端末
装置と前記通信を行うことを特徴とする移動体における
通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2321520A JP2831843B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 移動体における通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2321520A JP2831843B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 移動体における通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04196662A true JPH04196662A (ja) | 1992-07-16 |
JP2831843B2 JP2831843B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=18133489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2321520A Expired - Lifetime JP2831843B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 移動体における通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2831843B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997033387A1 (fr) * | 1996-03-07 | 1997-09-12 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Emetteur relais de donnees, systeme de transmission de donnees et procede de transmission de donnees |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5957571A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-03 | Hitachi Ltd | フアクシミリ誤電送防止装置 |
JPS62221267A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | Ricoh Co Ltd | フアクシミリ通信システム |
JPS63280526A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動車電話の自動着信方式 |
JPH0295956U (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-31 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2675420B2 (ja) | 1990-01-31 | 1997-11-12 | 沖電気工業株式会社 | 移動体におけるファクシミリ通信方法 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2321520A patent/JP2831843B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2831843B2 (ja) | 1998-12-02 |
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