JP2526791B2 - ファクシミリ通信における呼び出し信号の自動送信停止制御方法および制御システム - Google Patents
ファクシミリ通信における呼び出し信号の自動送信停止制御方法および制御システムInfo
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- JP2526791B2 JP2526791B2 JP5179557A JP17955793A JP2526791B2 JP 2526791 B2 JP2526791 B2 JP 2526791B2 JP 5179557 A JP5179557 A JP 5179557A JP 17955793 A JP17955793 A JP 17955793A JP 2526791 B2 JP2526791 B2 JP 2526791B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信の制
御方式に関し、特に呼び出し信号の自動送信停止制御方
式に関する。
御方式に関し、特に呼び出し信号の自動送信停止制御方
式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来呼び出し信号（呼び出しダイヤル信
号）の送信により回線が設定されても着信側端末の事情
でファクシミリデータの送信が開始されない場合に回線
は切断され、再び自動的にリダイヤルが行なわれ、自動
送信処理で設定された回数分の呼び出しが行われてい
た。
号）の送信により回線が設定されても着信側端末の事情
でファクシミリデータの送信が開始されない場合に回線
は切断され、再び自動的にリダイヤルが行なわれ、自動
送信処理で設定された回数分の呼び出しが行われてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファク
シミリ通信では、誤って電話端末に着信し、ファクシミ
リの受信が不可能な場合であっても自動的にリダイヤル
され、これを着信側端末から停止させることもできなか
った。
シミリ通信では、誤って電話端末に着信し、ファクシミ
リの受信が不可能な場合であっても自動的にリダイヤル
され、これを着信側端末から停止させることもできなか
った。
【０００４】本発明の目的は、電話端末もしくはファク
シミリ端末における電話機の簡単な操作により、着信端
末側から発信側ファクシミリ端末の呼び出し信号の自動
送信処理を停止させることができるファクシミリ通信の
呼び出し信号の自動送信停止制御方法および制御システ
ムを提供することである。
シミリ端末における電話機の簡単な操作により、着信端
末側から発信側ファクシミリ端末の呼び出し信号の自動
送信処理を停止させることができるファクシミリ通信の
呼び出し信号の自動送信停止制御方法および制御システ
ムを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ通
信における呼び出し信号の自動送信停止制御方法は、呼
び出し信号の自動送信により回線が設定されると、着信
端末側にファクシミリの受信に対する支障があるときに
該着信端末がとるべき処置を指示する音声メッセージを
発信端末から着信端末に送信し、前記着信端末が前記処
置例えば、音声メッセージを受信した電話機の一定の操
作を行うと、その処置に伴って一定の信号を前記着信端
末から前記発信端末に送信し、前記発信端末は一定の時
間前記信号の受信を監視し、前記発信端末は前記信号を
受信し、確認すると前記呼び出し信号の自動送信を停止
する。
信における呼び出し信号の自動送信停止制御方法は、呼
び出し信号の自動送信により回線が設定されると、着信
端末側にファクシミリの受信に対する支障があるときに
該着信端末がとるべき処置を指示する音声メッセージを
発信端末から着信端末に送信し、前記着信端末が前記処
置例えば、音声メッセージを受信した電話機の一定の操
作を行うと、その処置に伴って一定の信号を前記着信端
末から前記発信端末に送信し、前記発信端末は一定の時
間前記信号の受信を監視し、前記発信端末は前記信号を
受信し、確認すると前記呼び出し信号の自動送信を停止
する。
【０００６】また、本発明のファクシミリ通信における
呼び出し信号の自動送信停止制御システムは、ファクシ
ミリ端末に、相手着信端末側にファクシミリの受信に対
する支障があるときにその着信端末がとるべき処置を指
示する音声メッセージを予め記憶する記憶部と、前記メ
ッセージを送信する送信部と、着信端末の前記処置に伴
って送信される一定の信号を受信する受信部と、前記信
号を解析する解析部を有し、発信側のファクシミリ端末
が呼び出し信号の自動送信を開始し回線が設定される
と、前記ファクシミリ端末は前記メッセージを前記着信
端末に送信し、前記着信端末が前記処置例えば音声メッ
セージを受信した電話機の一定の操作を行うとともに前
記発信側端末に送信される一定の信号の受信を前記発信
側端末は一定時間監視し、前記発信側の端末は前記信号
を受信し確認すると呼び出し信号の自動送信を停止す
る。
呼び出し信号の自動送信停止制御システムは、ファクシ
ミリ端末に、相手着信端末側にファクシミリの受信に対
する支障があるときにその着信端末がとるべき処置を指
示する音声メッセージを予め記憶する記憶部と、前記メ
ッセージを送信する送信部と、着信端末の前記処置に伴
って送信される一定の信号を受信する受信部と、前記信
号を解析する解析部を有し、発信側のファクシミリ端末
が呼び出し信号の自動送信を開始し回線が設定される
と、前記ファクシミリ端末は前記メッセージを前記着信
端末に送信し、前記着信端末が前記処置例えば音声メッ
セージを受信した電話機の一定の操作を行うとともに前
記発信側端末に送信される一定の信号の受信を前記発信
側端末は一定時間監視し、前記発信側の端末は前記信号
を受信し確認すると呼び出し信号の自動送信を停止す
る。
【０００７】
【作用】着信端末側の事情でファクシミリの受信に支障
があるときに着信端末のとるべき処置を音声メッセージ
で着信端末に通知し、着信端末が上の処置をとることに
よって着信端末から送られる信号を発信端末が確認する
と呼び出し信号の送出を停止する。
があるときに着信端末のとるべき処置を音声メッセージ
で着信端末に通知し、着信端末が上の処置をとることに
よって着信端末から送られる信号を発信端末が確認する
と呼び出し信号の送出を停止する。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明の呼び出し信号の自動送信停
止制御方式に従うファクシミリ通信回線の一構成例を示
すブロック図であり、本発明の特徴をなす諸機能が追加
されたファクシミリ端末１が交換機７を介して発信した
ところ、番号を誤って電話端末８に着信した場合を示し
ている。ファクシミリ端末１は、音声メッセージを予め
記憶するメッセージ記憶部３と、そのメッセージを送り
出す送信部４と、メッセージを受けた相手側電話機の操
作（例えばプッシュホンで＃９９を押し下げる）に伴っ
てファクシミリ端末側に送出される信号を受信する操作
信号受信部６と、受信した信号を解析し制御する操作信
号解析部５が追加されており、これら各部の動作の制御
機能が追加された制御部２を有する。
止制御方式に従うファクシミリ通信回線の一構成例を示
すブロック図であり、本発明の特徴をなす諸機能が追加
されたファクシミリ端末１が交換機７を介して発信した
ところ、番号を誤って電話端末８に着信した場合を示し
ている。ファクシミリ端末１は、音声メッセージを予め
記憶するメッセージ記憶部３と、そのメッセージを送り
出す送信部４と、メッセージを受けた相手側電話機の操
作（例えばプッシュホンで＃９９を押し下げる）に伴っ
てファクシミリ端末側に送出される信号を受信する操作
信号受信部６と、受信した信号を解析し制御する操作信
号解析部５が追加されており、これら各部の動作の制御
機能が追加された制御部２を有する。
【００１０】図２は図１のファクシミリ通信回線におけ
るファクシミリ端末１と電話端末８間に作動する呼び出
し信号の自動送信停止制御方式の動作の流れ図である。
Ｓはステップを表わす。
るファクシミリ端末１と電話端末８間に作動する呼び出
し信号の自動送信停止制御方式の動作の流れ図である。
Ｓはステップを表わす。
【００１１】発信側ファクシミリ端末１において自動送
信を設定すると（Ｓ１）、ファクシミリ端末１から着信
端末末（電話端末）８に対して呼び出しを行い呼び出し
信号が送信され（Ｓ２）、着信端末８が呼び出される
（Ｓ３）。着信端末が応答し（Ｓ４，Ｓ５）、発信・着
信両端末間に通信回線が設定される。この時発信端末１
は通常のファクシミリ通信の手順としてファクシミリデ
ータの送信をしてよいか否かの問合せ音を送信する前
に、先ず予め記憶してある音声メッセージをメッセージ
送信部４から着信端末８に向けて送信する（Ｓ６）。こ
のメッセージは受信端末側の事情によりファクシミリデ
ータの受信に支障があり、発信端末による呼び出し信号
の自動送信を停止させたい場合に受信端末がとるべき自
動送信停止操作を指示するものであり、例えば「ただい
まからファックスを送りますが支障があればプッシュホ
ンで＃９９を押し下げて下さい」・・・等である。今着
信端末は電話端末１０であり、上のようなメッセージを
受信すれば（Ｓ７）プッシュホンで＃９９を押し下げ自
動送信停止操作をすることにより対応する操作信号が発
信端末１に向けて送信される（Ｓ８）。発信側ファクシ
ミリ端末１は受信端末８からの操作信号を一定時間待ち
受け（Ｓ９）、その時間内に受信すれば操作信号解析部
５において解析し（Ｓ１０）、自動送信停止操作信号で
あることを確認すれば（Ｓ１１）、回線を切断し（Ｓ１
２）、呼び出し信号の自動送信を停止する（Ｓ１３）。
もし、待ち受け時間中に受信しないときまたは受信信号
が自動送信停止操作信号であると確認できないときは通
常のファクシミリ通信の動作に入る（Ｓ９，Ｓ１１，Ｓ
１５）。なお着信端末からの自動送信停止操作信号を受
けて自動送信を停止したときは、この自動送信を設定し
た者に対してその旨を示す自動送信エラーのメッセージ
を出力する（Ｓ１４）。
信を設定すると（Ｓ１）、ファクシミリ端末１から着信
端末末（電話端末）８に対して呼び出しを行い呼び出し
信号が送信され（Ｓ２）、着信端末８が呼び出される
（Ｓ３）。着信端末が応答し（Ｓ４，Ｓ５）、発信・着
信両端末間に通信回線が設定される。この時発信端末１
は通常のファクシミリ通信の手順としてファクシミリデ
ータの送信をしてよいか否かの問合せ音を送信する前
に、先ず予め記憶してある音声メッセージをメッセージ
送信部４から着信端末８に向けて送信する（Ｓ６）。こ
のメッセージは受信端末側の事情によりファクシミリデ
ータの受信に支障があり、発信端末による呼び出し信号
の自動送信を停止させたい場合に受信端末がとるべき自
動送信停止操作を指示するものであり、例えば「ただい
まからファックスを送りますが支障があればプッシュホ
ンで＃９９を押し下げて下さい」・・・等である。今着
信端末は電話端末１０であり、上のようなメッセージを
受信すれば（Ｓ７）プッシュホンで＃９９を押し下げ自
動送信停止操作をすることにより対応する操作信号が発
信端末１に向けて送信される（Ｓ８）。発信側ファクシ
ミリ端末１は受信端末８からの操作信号を一定時間待ち
受け（Ｓ９）、その時間内に受信すれば操作信号解析部
５において解析し（Ｓ１０）、自動送信停止操作信号で
あることを確認すれば（Ｓ１１）、回線を切断し（Ｓ１
２）、呼び出し信号の自動送信を停止する（Ｓ１３）。
もし、待ち受け時間中に受信しないときまたは受信信号
が自動送信停止操作信号であると確認できないときは通
常のファクシミリ通信の動作に入る（Ｓ９，Ｓ１１，Ｓ
１５）。なお着信端末からの自動送信停止操作信号を受
けて自動送信を停止したときは、この自動送信を設定し
た者に対してその旨を示す自動送信エラーのメッセージ
を出力する（Ｓ１４）。
【００１２】以上は着信端末を電話端末としてあるが、
もしファクシミリ端末に着信した場合にも、付属電話機
によって発信端末に対応するときは同様な処理をとるこ
とができる。
もしファクシミリ端末に着信した場合にも、付属電話機
によって発信端末に対応するときは同様な処理をとるこ
とができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、誤って電
話端末に着信した場合など着信端末側の事情でファクシ
ミリの受信ができない場合に、着信端末側の電話機の簡
単な操作によって発信端末に対し呼び出し信号の自動送
信の停止を要求することができるので、発信側ファクシ
ミリ端末による無用な呼び出し信号の自動送信を停止
し、回線の無駄な占有を避けることができる効果があ
る。
話端末に着信した場合など着信端末側の事情でファクシ
ミリの受信ができない場合に、着信端末側の電話機の簡
単な操作によって発信端末に対し呼び出し信号の自動送
信の停止を要求することができるので、発信側ファクシ
ミリ端末による無用な呼び出し信号の自動送信を停止
し、回線の無駄な占有を避けることができる効果があ
る。
【図１】本発明の呼び出し信号の自動送信停止制御方式
に従うファクシミリ通信回線の一構成例を示すブロック
図である。
に従うファクシミリ通信回線の一構成例を示すブロック
図である。
【図２】図１のファクシミリ通信回線におけるファクシ
ミリ端末と電話端末間に作動する自動送信停止制御方式
の動作の流れ図である。
ミリ端末と電話端末間に作動する自動送信停止制御方式
の動作の流れ図である。
１ ファクシミリ端末 ２ 制御部 ３ メッセージ記憶部 ４ メッセージ送信部 ５ 操作信号解析部 ６ 操作信号受信部 ７ 交換機 ８ 電話端末
Claims (4)
- 【請求項１】 ファクシミリ通信における呼び出し信号
の送信制御方法において、 呼び出し信号の自動送信により回線が設定されると、 着信端末側にファクシミリの受信に対する支障があると
きに該着信端末がとるべき処置を指示する音声メッセー
ジを発信端末から着信端末に送信し、 前記着信端末が前記処置をとると、該処置に伴って一定
の信号を前記着信端末から前記発信端末に送信し、 前記発信端末は一定の時間前記信号の受信を監視し、 前記発信端末は前記信号を受信し、確認すると前記呼び
出し信号の自動送信を停止することを特徴とするファク
シミリ通信における呼び出し信号の自動送信停止制御方
法。 - 【請求項２】 前記着信端末がとるべき処置が前記メッ
セージを受信した電話機の一定の操作である請求項１に
記載のファクシミリ通信における呼び出し信号の自動送
信停止制御方法。 - 【請求項３】 ファクシミリ通信における呼び出し信号
の送信制御システムにおいて、 ファクシミリ端末に、 相手着信端末側にファクシミリの受信に対する支障があ
るときに該着信端末がとるべき処置を指示する音声メッ
セージを予め記憶する記憶部と、 前記メッセージを送信する送信部と、 着信端末の前記処置に伴って送信される一定の信号を受
信する受信部と、 前記信号を解析する解析部を有し、 発信側のファクシミリ端末が呼び出し信号の自動送信を
開始し回線が設定されると、前記ファクシミリ端末は前
記メッセージを着信端末に送信し、前記着信端末が前記
処置をとるとともに前記発信側端末に送信される一定の
信号を発信側端末は一定時間監視し、前記発信側端末は
前記信号を受信し確認すると呼び出し信号の自動送信を
停止することを特徴とするファクシミリ通信における呼
び出し信号の自動送信停止制御システム。 - 【請求項４】 着信端末がとるべき前記処置が前記メッ
セージを受信した電話機の一定の操作である請求項３に
記載のファクシミリ通信における呼び出し信号の自動送
信制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5179557A JP2526791B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ファクシミリ通信における呼び出し信号の自動送信停止制御方法および制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5179557A JP2526791B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ファクシミリ通信における呼び出し信号の自動送信停止制御方法および制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738670A JPH0738670A (ja) | 1995-02-07 |
| JP2526791B2 true JP2526791B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=16067824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5179557A Expired - Fee Related JP2526791B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ファクシミリ通信における呼び出し信号の自動送信停止制御方法および制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526791B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP5179557A patent/JP2526791B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0738670A (ja) | 1995-02-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |