JPH05219263A - 通信端末装置およびその構成方法 - Google Patents
通信端末装置およびその構成方法Info
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- JPH05219263A JPH05219263A JP4047767A JP4776792A JPH05219263A JP H05219263 A JPH05219263 A JP H05219263A JP 4047767 A JP4047767 A JP 4047767A JP 4776792 A JP4776792 A JP 4776792A JP H05219263 A JPH05219263 A JP H05219263A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 PSTNとISDNとデジタルデータ網との
3種の網を任意に使用することができるようにする。 【構成】 PSTN,ISDNおよびデジタルデータ網
の内の任意の1つの網で発着信して相手先との通信リン
クを形成する手段と、その通信リンクで相手先と通信す
る手段とを備える。
3種の網を任意に使用することができるようにする。 【構成】 PSTN,ISDNおよびデジタルデータ網
の内の任意の1つの網で発着信して相手先との通信リン
クを形成する手段と、その通信リンクで相手先と通信す
る手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種公衆通信回線網
で、ファクシミリ通信や通話を行なう通信端末装置およ
びその構成方法に関する。
で、ファクシミリ通信や通話を行なう通信端末装置およ
びその構成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆通信回線網として、PSTN(Pu
blic Switches Te−lephone
Network),ISDN(Integrated
Se−rvices Digital Networ
k),日本ではDDX網としてサービスされているデジ
タルデータ網などがある。
blic Switches Te−lephone
Network),ISDN(Integrated
Se−rvices Digital Networ
k),日本ではDDX網としてサービスされているデジ
タルデータ網などがある。
【0003】PSTNとISDNは、一般に電話やファ
クシミリ通信でよく利用されている。また、ISDNと
デシタルデータ網は、ファクシミリ通信や各種データ通
信によく利用されている。
クシミリ通信でよく利用されている。また、ISDNと
デシタルデータ網は、ファクシミリ通信や各種データ通
信によく利用されている。
【0004】ところで、例えば、電話機やファクシミリ
装置の場合、従来から1台の装置で、PSTNとISD
Nとのどちらの網でも任意に使用できるものがあった。
また、ファクシミリ装置の場合、ISDNとデジタルデ
ータ網とのどちらの網でも任意に使用できるものがあっ
た。ところが、従来は、PSTNとISDNとデジタル
データ網との3種の網を任意に使用できるような通信端
末装置は見られなかった。
装置の場合、従来から1台の装置で、PSTNとISD
Nとのどちらの網でも任意に使用できるものがあった。
また、ファクシミリ装置の場合、ISDNとデジタルデ
ータ網とのどちらの網でも任意に使用できるものがあっ
た。ところが、従来は、PSTNとISDNとデジタル
データ網との3種の網を任意に使用できるような通信端
末装置は見られなかった。
【0005】また、例えば、ファクシミリ装置で、上記
のようにPSTNとISDN、あるいはISDNとデジ
タルデータ網とを選択的に使用する通信端末装置の場
合、画情報の伝送制御を実行する通信制御部は、各網に
対応してそれぞれ配設していた。
のようにPSTNとISDN、あるいはISDNとデジ
タルデータ網とを選択的に使用する通信端末装置の場
合、画情報の伝送制御を実行する通信制御部は、各網に
対応してそれぞれ配設していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
PSTNとISDNとデジタルデータ網との3種の網が
使用可能な通信端末装置がなかったため、3種の網を使
用したい場合には、少なくとも2台の通信端末装置を備
えなくてはならないという問題があった。
PSTNとISDNとデジタルデータ網との3種の網が
使用可能な通信端末装置がなかったため、3種の網を使
用したい場合には、少なくとも2台の通信端末装置を備
えなくてはならないという問題があった。
【0007】また、2種類の網を使用する従来の通信端
末装置は、各網に対応した複数の通信制御部を備えてい
たので、装置コストが上昇するという問題があった。
末装置は、各網に対応した複数の通信制御部を備えてい
たので、装置コストが上昇するという問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決し、PSTN
とISDNとデジタルデータ網との3種の網を任意に使
用することができる通信端末装置、および装置コストを
低減することができる通信端末装置の構成方法を提供す
ることを目的とする。
とISDNとデジタルデータ網との3種の網を任意に使
用することができる通信端末装置、および装置コストを
低減することができる通信端末装置の構成方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために、本願の第1
の発明では、PSTN,ISDNおよびデジタルデータ
網の内の任意の1つの網で発着信して相手先との通信リ
ンクを形成する手段と、その通信リンクで相手先と通信
する手段とを備えるようにしている。
の発明では、PSTN,ISDNおよびデジタルデータ
網の内の任意の1つの網で発着信して相手先との通信リ
ンクを形成する手段と、その通信リンクで相手先と通信
する手段とを備えるようにしている。
【0010】また、第2の発明では、HDLCフレーム
の伝送信号により相手先との間でデータ伝送する通信端
末装置の場合に、送信するデータのHDLCフレーム化
および受信したHDLCフレームからのデータ抽出を実
行する1つの通信処理手段を備え、上記各網でデータ通
信を実行する際に、その1つの通信処理手段を共用する
ようにしている。
の伝送信号により相手先との間でデータ伝送する通信端
末装置の場合に、送信するデータのHDLCフレーム化
および受信したHDLCフレームからのデータ抽出を実
行する1つの通信処理手段を備え、上記各網でデータ通
信を実行する際に、その1つの通信処理手段を共用する
ようにしている。
【0011】
【作用】上記第1の発明によれば、1台の装置で上記3
種の網を任意に使用して通信することができるようにな
る。また、第2の発明によれば、通信処理手段は1つだ
けでよいので、装置コストを低減することができる。
種の網を任意に使用して通信することができるようにな
る。また、第2の発明によれば、通信処理手段は1つだ
けでよいので、装置コストを低減することができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置のブロック構成図を示したものである。図にお
いて、スキャナ1は、原稿画像を読み取み取るもので、
プロッタ2は、画像を記録紙に記録するものである。符
号化復号化部3は、送信する画情報をデータ圧縮する一
方、受信データを元の画情報に復元するものである。画
像メモリ4は、画情報を一時蓄積するものである。
ミリ装置のブロック構成図を示したものである。図にお
いて、スキャナ1は、原稿画像を読み取み取るもので、
プロッタ2は、画像を記録紙に記録するものである。符
号化復号化部3は、送信する画情報をデータ圧縮する一
方、受信データを元の画情報に復元するものである。画
像メモリ4は、画情報を一時蓄積するものである。
【0014】操作表示部5は、オペレータが各種操作を
行なう一方、装置が動作状態などを表示するものであ
る。電話機6は、通信相手先との通話に使用するもので
ある。インタフェース部7は、電話機6への動作電源の
供給,リンギング時の駆動,音声信号の入出力,フック
状態の検知などを行なうものである。
行なう一方、装置が動作状態などを表示するものであ
る。電話機6は、通信相手先との通話に使用するもので
ある。インタフェース部7は、電話機6への動作電源の
供給,リンギング時の駆動,音声信号の入出力,フック
状態の検知などを行なうものである。
【0015】通信制御部8は、ファクシミリ通信の際に
伝送制御の手順信号や画情報を送受信するためのデータ
処理を実行するもので、通信処理部8aとデータパター
ン検出部8bと切換回路8cとにより構成されている。
伝送制御の手順信号や画情報を送受信するためのデータ
処理を実行するもので、通信処理部8aとデータパター
ン検出部8bと切換回路8cとにより構成されている。
【0016】通信処理部8aは、いわゆるHDLC(H
igh Level DataLink Contro
l Procedures)コントローラであり、送信
するデータをHDLCフレームのデータ信号に組み立て
たり、受信したHDLCフレームのデータ信号から受信
データを抽出したりするものである。データパターン検
出部8bは、HDLCフレームのフラグ信号、および画
情報データのEOLコードやRTCコードの受信を検出
するものである。データパターン検出部8bは、G3モ
ードのファクシミリ通信時とG4モードのファクシミリ
通信時とで信号経路を切り換えるものである。
igh Level DataLink Contro
l Procedures)コントローラであり、送信
するデータをHDLCフレームのデータ信号に組み立て
たり、受信したHDLCフレームのデータ信号から受信
データを抽出したりするものである。データパターン検
出部8bは、HDLCフレームのフラグ信号、および画
情報データのEOLコードやRTCコードの受信を検出
するものである。データパターン検出部8bは、G3モ
ードのファクシミリ通信時とG4モードのファクシミリ
通信時とで信号経路を切り換えるものである。
【0017】モデム9は、G3モードでファクシミリ通
信する際に伝送制御の手順信号や画情報を送受信するも
のである。切換回路10は、ファクシミリ通信時と通話
時とで信号経路を切り換えるものである。PSTN−N
CU11は、PSTN回線に接続され、PSTNで発着
信する際にその回線制御を行なうものである。
信する際に伝送制御の手順信号や画情報を送受信するも
のである。切換回路10は、ファクシミリ通信時と通話
時とで信号経路を切り換えるものである。PSTN−N
CU11は、PSTN回線に接続され、PSTNで発着
信する際にその回線制御を行なうものである。
【0018】CODEC12は、音声帯域信号をデジタ
ル信号に変換すると共にその逆変換を行なうものであ
る。ISDN−NCU13は、ISDN回線に接続さ
れ、ISDNでの発着信の際に所定の呼制御を実行する
ものである。デジタル網−NCU14は、DDX網など
のデジタルデータ回線に接続され、デジタルデータ網で
発着信する際に所定の発着信手順を実行するものであ
る。このデジタルデータ回線との接続インタフェース
は、CCITTの勧告V.24,V.35あるいはX.
21に準拠している。システム制御部15は、以上の各
部を監視・制御するマイクロコンピュータである。
ル信号に変換すると共にその逆変換を行なうものであ
る。ISDN−NCU13は、ISDN回線に接続さ
れ、ISDNでの発着信の際に所定の呼制御を実行する
ものである。デジタル網−NCU14は、DDX網など
のデジタルデータ回線に接続され、デジタルデータ網で
発着信する際に所定の発着信手順を実行するものであ
る。このデジタルデータ回線との接続インタフェース
は、CCITTの勧告V.24,V.35あるいはX.
21に準拠している。システム制御部15は、以上の各
部を監視・制御するマイクロコンピュータである。
【0019】以上の構成で、本実施例のファクシミリ装
置は、PSTNでは、G3モードのファクシミリ通信機
能と通話機能とを有し、ISDNおよびデジタルデータ
網では、G3モードおよびG4モードでのファクシミリ
通信機能と通話機能とを有している。
置は、PSTNでは、G3モードのファクシミリ通信機
能と通話機能とを有し、ISDNおよびデジタルデータ
網では、G3モードおよびG4モードでのファクシミリ
通信機能と通話機能とを有している。
【0020】オペレータは、このファクシミリ装置で発
信する場合、図2に示すように、使用する網と通信の種
類を操作表示部5の所定の操作で選択する。この場合、
網の種類は、「PSTN」,「ISDN」あるいは「デ
ジタルデータ網」を選択する。通信の種類は、まず「電
話」か「ファクシミリ通信」かを選択し、「ファクシミ
リ通信」を選択した場合、さらに「G3モード」か「G
4モード」かを選択する(処理101)。なお、本実施
例では、ファクシミリ通信の際には原稿送信を実行する
ものとする。その際には、送信原稿をスキャナ1にセッ
トしておく。この後、発信相手先番号を入力して(処理
102)、ファクシミリ装置の発信動作を起動する(処
理103)。
信する場合、図2に示すように、使用する網と通信の種
類を操作表示部5の所定の操作で選択する。この場合、
網の種類は、「PSTN」,「ISDN」あるいは「デ
ジタルデータ網」を選択する。通信の種類は、まず「電
話」か「ファクシミリ通信」かを選択し、「ファクシミ
リ通信」を選択した場合、さらに「G3モード」か「G
4モード」かを選択する(処理101)。なお、本実施
例では、ファクシミリ通信の際には原稿送信を実行する
ものとする。その際には、送信原稿をスキャナ1にセッ
トしておく。この後、発信相手先番号を入力して(処理
102)、ファクシミリ装置の発信動作を起動する(処
理103)。
【0021】ファクシミリ装置は起動すると、選択され
た通信の種類を判別する(処理104)。ここで、「電
話」が選択されていたとすると(処理104のY)、上
記選択された網で相手先に発呼し、相手先が応答すると
その相手先との間で通話用のアナログ信号の通信リンク
を形成する。
た通信の種類を判別する(処理104)。ここで、「電
話」が選択されていたとすると(処理104のY)、上
記選択された網で相手先に発呼し、相手先が応答すると
その相手先との間で通話用のアナログ信号の通信リンク
を形成する。
【0022】すなわち、いま、「PSTN」が選択され
ていたとすると、PSTN−NCU11は、相手先への
発呼動作を実行する。そして、相手先が応答すると、切
換回路10は、PSTN−NCU11とインタフェース
部7とを接続する。これにより、電話機6から出力され
る音声信号は相手先に送出され、相手先から受信する音
声信号は電話機6に入力されるようになる。
ていたとすると、PSTN−NCU11は、相手先への
発呼動作を実行する。そして、相手先が応答すると、切
換回路10は、PSTN−NCU11とインタフェース
部7とを接続する。これにより、電話機6から出力され
る音声信号は相手先に送出され、相手先から受信する音
声信号は電話機6に入力されるようになる。
【0023】次に、「ISDN」が選択されていたとす
ると、ISDN−NCU13が、相手先への発呼動作を
実行する。相手先が応答すると、所定の呼設定手順でB
チャネルの通信リンクを形成する。そして、切換回路1
0は、CODEC12とインタフェース部7とを接続す
る。これにより、電話機6から出力される音声信号は、
CODEC12でデジタル信号に変換され、そのデジタ
ル信号は、ISDN−NCU13によりBチャネルで相
手先に送信される。一方、受信したデジタル信号は、そ
の反対の経路で音声信号に逆変換されて、電話機6に入
力されるようになる。
ると、ISDN−NCU13が、相手先への発呼動作を
実行する。相手先が応答すると、所定の呼設定手順でB
チャネルの通信リンクを形成する。そして、切換回路1
0は、CODEC12とインタフェース部7とを接続す
る。これにより、電話機6から出力される音声信号は、
CODEC12でデジタル信号に変換され、そのデジタ
ル信号は、ISDN−NCU13によりBチャネルで相
手先に送信される。一方、受信したデジタル信号は、そ
の反対の経路で音声信号に逆変換されて、電話機6に入
力されるようになる。
【0024】次に、「デジタルデータ網」が選択された
とすると、デジタル網−NCU14が、相手先への発呼
動作を実行する。相手先が応答すると既知手順で通信リ
ンクを形成する。そして、この場合、まず相手先に通信
モードが「電話」であることを通知する。この通知は、
例えば、本実施例で定義した非標準信号により行なう。
そして、前記と同様に、CODEC12とインタフェー
ス部7とを接続する。これにより、電話機6から出力さ
れる音声信号は、デジタル信号に変換されて、デジタル
網−NCU14により相手先に送信され、受信したデジ
タル信号は、その反対の経路で音声信号に逆変換されて
電話機6に入力されるようになる。
とすると、デジタル網−NCU14が、相手先への発呼
動作を実行する。相手先が応答すると既知手順で通信リ
ンクを形成する。そして、この場合、まず相手先に通信
モードが「電話」であることを通知する。この通知は、
例えば、本実施例で定義した非標準信号により行なう。
そして、前記と同様に、CODEC12とインタフェー
ス部7とを接続する。これにより、電話機6から出力さ
れる音声信号は、デジタル信号に変換されて、デジタル
網−NCU14により相手先に送信され、受信したデジ
タル信号は、その反対の経路で音声信号に逆変換されて
電話機6に入力されるようになる。
【0025】以上のように、各網で相手先に発呼し(処
理105)、その相手先とアナログ信号の通信リンクを
形成する(処理106)。
理105)、その相手先とアナログ信号の通信リンクを
形成する(処理106)。
【0026】オペレータは、前記発信操作時あるいは相
手先が応答した時点で、電話機6をオフフックし、相手
先オペレータが応答したら通話する。
手先が応答した時点で、電話機6をオフフックし、相手
先オペレータが応答したら通話する。
【0027】ファクシミリ装置は、通話開始後電話機6
のフック状態を監視する(処理107のNのループ)。
そして、電話機6がオンフックされると(処理107の
Y)、呼切断して通信を終了する(処理108)。この
呼切断は、PSTN−NCU11,ISDN−NCU1
3およびデジタル網−NCU14が、それぞれ既知手順
で実行する。
のフック状態を監視する(処理107のNのループ)。
そして、電話機6がオンフックされると(処理107の
Y)、呼切断して通信を終了する(処理108)。この
呼切断は、PSTN−NCU11,ISDN−NCU1
3およびデジタル網−NCU14が、それぞれ既知手順
で実行する。
【0028】一方、ファクシミリ装置は、「ファクシミ
リ通信」が選択されていた場合(処理104のN)、ス
キャナ1で原稿画像を読み取り、読み取った画情報を画
像メモリ4に蓄積する(処理109)。次いで、選択さ
れた網で前記と同様に相手先に発呼して、相手先が応答
すると、選択された通信モードで画情報を送信する。
リ通信」が選択されていた場合(処理104のN)、ス
キャナ1で原稿画像を読み取り、読み取った画情報を画
像メモリ4に蓄積する(処理109)。次いで、選択さ
れた網で前記と同様に相手先に発呼して、相手先が応答
すると、選択された通信モードで画情報を送信する。
【0029】すなわち、いま、「PSTN」が選択され
ていたとすると、PSTN−NCU11が、発呼動作す
る。そして、相手先が応答すると、切換回路10は、P
STN−NCU11とモデム9とを接続し、切換回路8
cは、データパターン検出部8bとモデム9を接続す
る。この場合、通信処理部8aは、G3モードファクシ
ミリ通信の手順信号として送出するHDLCフレームの
各種データをモデム9に入力する。モデム9は、それら
のデータに従って各種手順信号をPSTN−NCU11
を介して相手先に送信する。また、その相手先から各種
手順信号を受信し、受信したHDLCフレームのデータ
信号を通信処理部8a,データパターン検出部8bに入
力する。このとき、データパターン検出部8bは、HD
LCフレームのフラグ信号を検出し、通信処理部8a
は、HDLCフレームにセットされている受信データを
抽出する。このようにして、G3モードの既知の手順信
号を送受信する。
ていたとすると、PSTN−NCU11が、発呼動作す
る。そして、相手先が応答すると、切換回路10は、P
STN−NCU11とモデム9とを接続し、切換回路8
cは、データパターン検出部8bとモデム9を接続す
る。この場合、通信処理部8aは、G3モードファクシ
ミリ通信の手順信号として送出するHDLCフレームの
各種データをモデム9に入力する。モデム9は、それら
のデータに従って各種手順信号をPSTN−NCU11
を介して相手先に送信する。また、その相手先から各種
手順信号を受信し、受信したHDLCフレームのデータ
信号を通信処理部8a,データパターン検出部8bに入
力する。このとき、データパターン検出部8bは、HD
LCフレームのフラグ信号を検出し、通信処理部8a
は、HDLCフレームにセットされている受信データを
抽出する。このようにして、G3モードの既知の手順信
号を送受信する。
【0030】また、所定の時点で、システム制御部15
は、画像メモリ4に蓄積している画情報を読み出して、
符号化復号化部3により順次符号化する。通信処理部8
aは、その符号化された画情報を順次モデム9に転送
し、モデム9は、その画情報を変調して相手先に送信す
る。なお、この場合、画情報は、HDLCフレーム化し
ないで送信することになる。
は、画像メモリ4に蓄積している画情報を読み出して、
符号化復号化部3により順次符号化する。通信処理部8
aは、その符号化された画情報を順次モデム9に転送
し、モデム9は、その画情報を変調して相手先に送信す
る。なお、この場合、画情報は、HDLCフレーム化し
ないで送信することになる。
【0031】次に、「ISDN」に選択されていたとす
ると、ISDN−NCU13は、発呼動作し、相手先が
応答すると、所定の呼設定手順でBチャネルの通信リン
クを形成する。ここで、例えば「G3モード」に選択さ
れていたとすると、次に、切換回路10は、モデム9と
CODEC12とを接続する。そして、通信制御部8と
モデム9は、上記と同様に動作する。この場合、COD
EC12は、モデム9から送出される音声帯域信号をデ
ジタル信号に変換し、ISDN−NCU13はそのデー
タ信号を相手先に送信する。また、ISDN−NCU1
3が受信したデジタル信号を、CODEC12が音声帯
域信号に逆変換し、モデム9に入力する。これにより、
G3モードの所定の手順で画像送信される。
ると、ISDN−NCU13は、発呼動作し、相手先が
応答すると、所定の呼設定手順でBチャネルの通信リン
クを形成する。ここで、例えば「G3モード」に選択さ
れていたとすると、次に、切換回路10は、モデム9と
CODEC12とを接続する。そして、通信制御部8と
モデム9は、上記と同様に動作する。この場合、COD
EC12は、モデム9から送出される音声帯域信号をデ
ジタル信号に変換し、ISDN−NCU13はそのデー
タ信号を相手先に送信する。また、ISDN−NCU1
3が受信したデジタル信号を、CODEC12が音声帯
域信号に逆変換し、モデム9に入力する。これにより、
G3モードの所定の手順で画像送信される。
【0032】一方、「G4モード」に選択されていた場
合、切換回路8cは、ISDN−NCU13,デジタル
網−NCU14側に切り換わる。この場合、通信処理部
8aは、G4モードのファクシミリ通信の手順信号とし
て送出するHDLCフレームの各種データをISDN−
NCU13に入力する。ISDN−NCU13は、それ
らのデータを相手先に送信すると共に、相手先からのH
DLCフレームの各種データを受信する。そして、前記
と同様に、データパターン検出部8bは、HDLCフレ
ームのフラグ信号を検出し、通信処理部8aは、セット
されている受信データを抽出する。このようにして、伝
送制御の手順信号を送受信する。また、所定の時点で、
システム制御部15は、画像メモリ4の画情報を読み出
して符号化する。通信処理部8aは、その画情報をHD
LCフレーム化してISDN−NCU13に入力する。
これにより、G4モードの既知手順で画情報が送信され
る。
合、切換回路8cは、ISDN−NCU13,デジタル
網−NCU14側に切り換わる。この場合、通信処理部
8aは、G4モードのファクシミリ通信の手順信号とし
て送出するHDLCフレームの各種データをISDN−
NCU13に入力する。ISDN−NCU13は、それ
らのデータを相手先に送信すると共に、相手先からのH
DLCフレームの各種データを受信する。そして、前記
と同様に、データパターン検出部8bは、HDLCフレ
ームのフラグ信号を検出し、通信処理部8aは、セット
されている受信データを抽出する。このようにして、伝
送制御の手順信号を送受信する。また、所定の時点で、
システム制御部15は、画像メモリ4の画情報を読み出
して符号化する。通信処理部8aは、その画情報をHD
LCフレーム化してISDN−NCU13に入力する。
これにより、G4モードの既知手順で画情報が送信され
る。
【0033】次に、「デジタルデータ網」に選択された
ていた場合、デジタル網−NCU14が、発呼動作す
る。相手先が応答すると既知手順で通信リンクを形成す
る。そして、前記「電話」の場合と同様に、所定の信号
で相手先に通信モードを通知する。すなわち、いま「G
4モード」に選択されていたとすると、相手先に「G4
モード」でファクシミリ通信を開始することを相手先に
通知する。そして、通信制御部8は、前記ISDNのG
4モードの場合と同様に動作する。デジタル網−NCU
14は、通信処理部8aから送出されるデータ信号を相
手先に送出し、相手先から受信したデータ信号を通信処
理部8a,データパターン検出部8bに入力する。これ
により、G4モードの既知手順で画情報が送信される。
ていた場合、デジタル網−NCU14が、発呼動作す
る。相手先が応答すると既知手順で通信リンクを形成す
る。そして、前記「電話」の場合と同様に、所定の信号
で相手先に通信モードを通知する。すなわち、いま「G
4モード」に選択されていたとすると、相手先に「G4
モード」でファクシミリ通信を開始することを相手先に
通知する。そして、通信制御部8は、前記ISDNのG
4モードの場合と同様に動作する。デジタル網−NCU
14は、通信処理部8aから送出されるデータ信号を相
手先に送出し、相手先から受信したデータ信号を通信処
理部8a,データパターン検出部8bに入力する。これ
により、G4モードの既知手順で画情報が送信される。
【0034】一方、「G3モード」に選択されていた場
合、相手先にG3モードでファクシミリ通信を開始する
ことを相手先に通知する。そして、通信制御部8,モデ
ム9,切換回路10およびCODEC12が、前記IS
DNのG3モードの場合と同様に動作する。デジタル網
−NCU14は、CODEC12から出力されるデータ
信号を相手先に送信し、相手先から受信したデータ信号
をCODEC12に入力する。これにより、G3モード
で画情報が送信される。
合、相手先にG3モードでファクシミリ通信を開始する
ことを相手先に通知する。そして、通信制御部8,モデ
ム9,切換回路10およびCODEC12が、前記IS
DNのG3モードの場合と同様に動作する。デジタル網
−NCU14は、CODEC12から出力されるデータ
信号を相手先に送信し、相手先から受信したデータ信号
をCODEC12に入力する。これにより、G3モード
で画情報が送信される。
【0035】以上のように、オペレータにより選択され
たそれぞれの網で相手先に発呼して(処理110)、G
3あるいはG4モードで画情報を送信する(処理11
1)。そして、画情報の送信が終了すると、各網の所定
の手順で呼切断して通信を終了する(処理108)。
たそれぞれの網で相手先に発呼して(処理110)、G
3あるいはG4モードで画情報を送信する(処理11
1)。そして、画情報の送信が終了すると、各網の所定
の手順で呼切断して通信を終了する(処理108)。
【0036】次に、本実施例のファクシミリ装置の着信
時の動作を説明する。
時の動作を説明する。
【0037】このファクシミリ装置は、図3に示すよう
に、PSTN,ISDNあるいはデジタルデータ網から
の着呼に応答して、それぞれ所定の通信リンクを形成す
る。すなわち、PSTNから着呼した場合、PSTN−
NCU11が回線接続して相手先との通信リンクを形成
する。また、ISDNから着信した場合、ISDN−N
CU13が所定の呼設定手順を実行して、Bチャネルの
通信リンクを形成する。また、デジタルデータ網から着
信した場合、デジタル網−NCU14が、所定の応答手
順を実行して通信リンクを形成する(処理201)。そ
して、操作表示部5で通信中の旨を表示して(処理20
2)、その通信が「電話」であるのか「ファクシミリ通
信」であるのか判定する。また、ファクシミリ通信と判
定した場合には、さらに「G3モード」であるのか「G
4モード」であるのかを判定する。
に、PSTN,ISDNあるいはデジタルデータ網から
の着呼に応答して、それぞれ所定の通信リンクを形成す
る。すなわち、PSTNから着呼した場合、PSTN−
NCU11が回線接続して相手先との通信リンクを形成
する。また、ISDNから着信した場合、ISDN−N
CU13が所定の呼設定手順を実行して、Bチャネルの
通信リンクを形成する。また、デジタルデータ網から着
信した場合、デジタル網−NCU14が、所定の応答手
順を実行して通信リンクを形成する(処理201)。そ
して、操作表示部5で通信中の旨を表示して(処理20
2)、その通信が「電話」であるのか「ファクシミリ通
信」であるのか判定する。また、ファクシミリ通信と判
定した場合には、さらに「G3モード」であるのか「G
4モード」であるのかを判定する。
【0038】すなわち、PSTNから着信している場合
には、相手先からファクシミリ通信の手順信号が送信さ
れた場合、「G3モード」の「ファクシミリ通信」であ
ると判定する。また、ファクシミリ通信の手順信号が送
信されない場合、「電話」と判定する。一方、ISDN
から着信している場合には、呼設定メッセージ「SET
UP」の情報要素により、既知の方法で通信の種類を判
定する。また、デジタルデータ網から着信している場合
には、前述した通信モードの通知信号により通信の種類
を判定する(処理203)。
には、相手先からファクシミリ通信の手順信号が送信さ
れた場合、「G3モード」の「ファクシミリ通信」であ
ると判定する。また、ファクシミリ通信の手順信号が送
信されない場合、「電話」と判定する。一方、ISDN
から着信している場合には、呼設定メッセージ「SET
UP」の情報要素により、既知の方法で通信の種類を判
定する。また、デジタルデータ網から着信している場合
には、前述した通信モードの通知信号により通信の種類
を判定する(処理203)。
【0039】ここで、その通信が「電話」であると判定
した場合(処理204のY)、電話機6をリンギングさ
せ(処理205)、電話機6のフック状態を監視する
(処理206のNのループ)。オペレータは、電話機6
がリンギングすると、その電話機6をオフフックする。
した場合(処理204のY)、電話機6をリンギングさ
せ(処理205)、電話機6のフック状態を監視する
(処理206のNのループ)。オペレータは、電話機6
がリンギングすると、その電話機6をオフフックする。
【0040】ファクシミリ装置は、電話機6がオフフッ
クされると(処理206のY)、通話用のアナログ信号
の通信リンクを形成する。この動作は、前述した発信時
における動作と同様である(処理207)。これによ
り、オペレータが相手先と通話可能になる。
クされると(処理206のY)、通話用のアナログ信号
の通信リンクを形成する。この動作は、前述した発信時
における動作と同様である(処理207)。これによ
り、オペレータが相手先と通話可能になる。
【0041】ファクシミリ装置は、この後、電話機6の
フック状態を監視し(処理208のNのループ)、オペ
レータによりオンフックされると(処理208のY)、
呼切断して通信を終了する(処理209)。
フック状態を監視し(処理208のNのループ)、オペ
レータによりオンフックされると(処理208のY)、
呼切断して通信を終了する(処理209)。
【0042】一方、「ファクシミリ通信」であると判定
した場合(処理204のN)、G3モードまたはG4モ
ードの所定の伝送制御手順で画情報を受信する。この場
合の手順信号の送受信動作は、前述した発信時と同様で
ある。また、画情報も同様の各部で受信する。但し、G
3モードでは、HDLCフレーム化されないで送信され
る画情報を受信することになる。そして、この場合、デ
ータパターン検出部8bは、画情報のEOLコードやR
TCコードを検出する。EOLコードは、画情報の1ラ
インの区切りを示すもので、RTCコードは、1ページ
の終了を示すものである。このようにして、受信した画
情報を画像メモリ4に蓄積する(処理210)。
した場合(処理204のN)、G3モードまたはG4モ
ードの所定の伝送制御手順で画情報を受信する。この場
合の手順信号の送受信動作は、前述した発信時と同様で
ある。また、画情報も同様の各部で受信する。但し、G
3モードでは、HDLCフレーム化されないで送信され
る画情報を受信することになる。そして、この場合、デ
ータパターン検出部8bは、画情報のEOLコードやR
TCコードを検出する。EOLコードは、画情報の1ラ
インの区切りを示すもので、RTCコードは、1ページ
の終了を示すものである。このようにして、受信した画
情報を画像メモリ4に蓄積する(処理210)。
【0043】そして、画情報の受信が終ると、所定の手
順で呼切断して通信を終了する(処理209)。
順で呼切断して通信を終了する(処理209)。
【0044】以上のように、本実施例では、PSTN,
ISDNおよびデジタルデータ網を介してそれぞれ発着
信して相手先と通信リンクを形成する手段と、その通信
リンクを使用して電話機6で通話する手段と、ファクシ
ミリ通信を実行する手段とを備えたので、オペレータ
は、上記3種の網で任意に通話したり画情報を送受信し
たりすることができるようになる。
ISDNおよびデジタルデータ網を介してそれぞれ発着
信して相手先と通信リンクを形成する手段と、その通信
リンクを使用して電話機6で通話する手段と、ファクシ
ミリ通信を実行する手段とを備えたので、オペレータ
は、上記3種の網で任意に通話したり画情報を送受信し
たりすることができるようになる。
【0045】また、データ網で通話とファクシミリ通信
が両方できるので、画像送信のあと同じデータ網で打ち
合せ通話したりすることができる。
が両方できるので、画像送信のあと同じデータ網で打ち
合せ通話したりすることができる。
【0046】また、上記3種の網で、それぞれファクシ
ミリ通信を実行する場合、通信制御部8を共用するの
で、装置コストを低減することができる。
ミリ通信を実行する場合、通信制御部8を共用するの
で、装置コストを低減することができる。
【0047】ところで、上述の実施例では、ファクシミ
リ装置は、着信時のみファクシミリ通信の実行中を表示
するようにしたが、発信時,着信時共にファクシミリ通
信の実行中をオペレータに報知するようにしてもよい。
次に、このような通信中の報知動作の実施例を説明す
る。
リ装置は、着信時のみファクシミリ通信の実行中を表示
するようにしたが、発信時,着信時共にファクシミリ通
信の実行中をオペレータに報知するようにしてもよい。
次に、このような通信中の報知動作の実施例を説明す
る。
【0048】この実施例では、ファクシミリ装置に、可
聴周波数の信号音を発生する信号音発生回路と、各種信
号音を出力するスピーカとを備える。図4は、この場合
のファクシミリ装置の動作を示したもので、ファクシミ
リ装置は、通信動作を開始する際に、その通信動作がフ
ァクシミリ通信かどうか判別する(処理301)。そし
て、ファクシミリ通信の場合には(処理301のY)、
さらに通信モードを判別する(処理302)。ここで、
通信モードがG3モードである場合には(処理302の
Y)、モデム9が送受信する信号をスピーカより出力す
る(処理303)。
聴周波数の信号音を発生する信号音発生回路と、各種信
号音を出力するスピーカとを備える。図4は、この場合
のファクシミリ装置の動作を示したもので、ファクシミ
リ装置は、通信動作を開始する際に、その通信動作がフ
ァクシミリ通信かどうか判別する(処理301)。そし
て、ファクシミリ通信の場合には(処理301のY)、
さらに通信モードを判別する(処理302)。ここで、
通信モードがG3モードである場合には(処理302の
Y)、モデム9が送受信する信号をスピーカより出力す
る(処理303)。
【0049】一方、G4モードである場合には(処理3
02のN)、上記信号音発生回路が発生する信号音をス
ピーカから出力する(処理304)。この後、ファクシ
ミリ通信が終了するまで信号音の出力状態を保持する
(処理305のNのループ)。そして、ファクシミリ通
信が終了すると(処理305のY)、信号音の出力を停
止する(処理306)。なお、ファクシミリ通信でない
場合には(処理304のN)、上記動作は実行しない。
02のN)、上記信号音発生回路が発生する信号音をス
ピーカから出力する(処理304)。この後、ファクシ
ミリ通信が終了するまで信号音の出力状態を保持する
(処理305のNのループ)。そして、ファクシミリ通
信が終了すると(処理305のY)、信号音の出力を停
止する(処理306)。なお、ファクシミリ通信でない
場合には(処理304のN)、上記動作は実行しない。
【0050】G3モードの場合、モデム9が送受信する
信号は、音声帯域信号であるので、上記のように信号音
として出力することにより、オペレータは、ファクシミ
リ装置の表示などを見なくても、通信動作中であること
を容易に知ることができる。また、G4モードの場合、
送受信するデータ信号は、音声帯域信号でないため、信
号音として出力できないが、上記のように、別に発生し
た信号音を出力することにより、G3モードの場合と同
様に通信動作中であることをオペレータが容易に知るこ
とができる。さらに、この場合、その信号音により、G
3モードとG4モードとを判別することができる。
信号は、音声帯域信号であるので、上記のように信号音
として出力することにより、オペレータは、ファクシミ
リ装置の表示などを見なくても、通信動作中であること
を容易に知ることができる。また、G4モードの場合、
送受信するデータ信号は、音声帯域信号でないため、信
号音として出力できないが、上記のように、別に発生し
た信号音を出力することにより、G3モードの場合と同
様に通信動作中であることをオペレータが容易に知るこ
とができる。さらに、この場合、その信号音により、G
3モードとG4モードとを判別することができる。
【0051】なお、上述の実施例では、3種の網で電話
機6による通話とファクシミリ通信とを実行するように
したが、ファクシミリ通信の代りに、各種データ伝送を
実行するようにしてもよいことは当然である。
機6による通話とファクシミリ通信とを実行するように
したが、ファクシミリ通信の代りに、各種データ伝送を
実行するようにしてもよいことは当然である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本願の第1の発明によれ
ば、PSTNとISDNとデジタルデータ網とのそれぞ
れの網で相手先に発着信して通信リンクを形成し、その
通信リンクで相手先と通信する手段を備えたので、1台
の装置で、オペレータは、上記3種の網を任意に使用し
て通信することができるようになる。
ば、PSTNとISDNとデジタルデータ網とのそれぞ
れの網で相手先に発着信して通信リンクを形成し、その
通信リンクで相手先と通信する手段を備えたので、1台
の装置で、オペレータは、上記3種の網を任意に使用し
て通信することができるようになる。
【0053】また、第2の発明によれば、上記どの網で
データ伝送する場合にも、送信するデータのHDLCフ
レーム化や、受信したHDLCフレームからのデータ抽
出を実行する1つの手段を共用するようにしたので、装
置コストを低減することができる。
データ伝送する場合にも、送信するデータのHDLCフ
レーム化や、受信したHDLCフレームからのデータ抽
出を実行する1つの手段を共用するようにしたので、装
置コストを低減することができる。
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図2】発信動作のフローチャートである。
【図3】着信動作のフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例において通信中を報知する
動作のフローチャートである。
動作のフローチャートである。
1 スキャナ 2 プロッタ 3 符号化復号化部 4 画像メモリ 5 操作表示部 6 電話機 7 インタフェース部 8 通信制御部 8a 通信処理部 8b データパターン検出部 8c,10 切換回路 9 モデム 11 PSTN−NCU 12 CODEC 13 ISDN−NCU 14 デジタル網−NCU 15 システム制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 PSTN,ISDNおよびデジタルデー
タ網の内の任意の1つの網で発着信して相手先との通信
リンクを形成する手段と、形成した通信リンクを介して
上記相手先と通信する通信手段とを備えていることを特
徴とする通信端末装置。 - 【請求項2】 上記通信手段は、HDLCフレームの伝
送信号によりデータ伝送する手段であると共に、送信す
るデータのHDLCフレーム化および受信したHDLC
フレームからのデータ抽出を実行する1つの通信処理手
段を備え、上記PSTN,ISDNおよびデジタルデー
タ網での通信の際に上記1つの通信処理手段を共用する
ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置の構成方
法。 - 【請求項3】 上記通信手段は、データ伝送する手段で
あると共に、受信したデータ信号の各種データパターン
を検出する1つのデータパターン検出手段を備え、上記
PSTN,ISDNおよびデジタルデータ網での通信の
際に上記1つのデータパターン検出手段を共用すること
を特徴とする請求項1記載の通信端末装置の構成方法。 - 【請求項4】 上記通信手段は、ファクシミリ通信と電
話による通話とを選択的に実行する手段であることを特
徴とする請求項1記載の通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047767A JPH05219263A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 通信端末装置およびその構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047767A JPH05219263A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 通信端末装置およびその構成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05219263A true JPH05219263A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12784529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4047767A Pending JPH05219263A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 通信端末装置およびその構成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05219263A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19956985B4 (de) * | 1998-11-27 | 2005-11-03 | Ricoh Co., Ltd. | Datenkommunikations-Endgerät und Verfahren zu dessen Steuerung |
JP2007535862A (ja) * | 2004-04-30 | 2007-12-06 | マイクロソフト コーポレーション | メッセージベースのログ記録を伴う統合されたメッセージングユーザインターフェース |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP4047767A patent/JPH05219263A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19956985B4 (de) * | 1998-11-27 | 2005-11-03 | Ricoh Co., Ltd. | Datenkommunikations-Endgerät und Verfahren zu dessen Steuerung |
JP2007535862A (ja) * | 2004-04-30 | 2007-12-06 | マイクロソフト コーポレーション | メッセージベースのログ記録を伴う統合されたメッセージングユーザインターフェース |
JP4809831B2 (ja) * | 2004-04-30 | 2011-11-09 | マイクロソフト コーポレーション | メッセージベースのログ記録を伴う統合されたメッセージングユーザインターフェース |
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