JP2756290B2 - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

Info

Publication number
JP2756290B2
JP2756290B2 JP1004718A JP471889A JP2756290B2 JP 2756290 B2 JP2756290 B2 JP 2756290B2 JP 1004718 A JP1004718 A JP 1004718A JP 471889 A JP471889 A JP 471889A JP 2756290 B2 JP2756290 B2 JP 2756290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
hook
telephone
facsimile
ncu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1004718A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02186760A (ja
Inventor
前田  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP1004718A priority Critical patent/JP2756290B2/ja
Publication of JPH02186760A publication Critical patent/JPH02186760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2756290B2 publication Critical patent/JP2756290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は少なくとも2回線を同時に収納し、収納回線
を切り替えてフアクシミリ交信を行うフアクシミリ装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、2回線を切り替えて送信するフアクシミリ装置
においては、接続回線とのインタフエースを司る網制御
部は1つであり、接続回線が2回線あるような場合には
網制御部の回線側の回路を切り替えスイツチを用いて切
り替えていた。
そして、発呼処理を行つた場合にも自フアクシミリ装
置に設定されている電話番号を相手に報知しており、接
続発呼回線が異なつても同一の電話番号を送信してしま
つていた。
更に又、フアクシミリ送信が終了した時点で、接続電
話機がオフフツク状態においても、全て同一のオフフツ
クアラームを出力していた。
[発明が解決しようとする課題] このため、内線または外線でフアクシミリ送信を行う
場合のように接続回線が1回線より増える毎に切り換え
回路を含む網制御部を新に設計し、新に入れ替えねばな
らなかつた。
又、この時、回線間の相互関係、例えば回線間の耐圧
や漏話等の問題が生じやすかつた。
更に又、発呼処理において単一の電話番号(又は発呼
回線毎に対応しない電話番号)を相手に送るため、発呼
先フアクシミリで交信相手が解りずらかつた。
更に、送信が終了した時に出力されることがあるオフ
フツクアラームにおいても、全て同一のオフフツクアラ
ームを出力していたため、どちらの回線の電話機がオフ
フツク状態なのか解りずらいという欠点があつた。
[課題を解決するための手段] 即ち、少なくとも2回線を収容する収容手段と、前記
収容手段により収容されている前記少なくとも2つの回
線を切換えてファクシミリ通信するファクシミリ通信手
段と、前記ファクシミリ通信手段によるファクシミリ通
信後に、そのファクシミリ通信した回線に接続される電
話機がオフフック状態か否かを認識する認識手段と、前
記認識手段が前記電話機のオフフック状態を認識する
と、前記電話機が接続されている回線に対応する固有の
警告音を出力する警告音出力手段を有し、前記少なくと
も2つの回線の夫々に対応して異なる警告音を出力し、
その警告音によりオフフックされている電話機を識別可
能としたことを特徴とする。
そして例えば、前記少なくとも2つの回線は、一方
が、構内回線、他方が公衆回線であり、前記警告手段
は、前記構内回線と前記公衆回線とで異なる警告音を出
力することを特徴とする。
[作用] 以上の構成において、ファクシミリ通信後に、電話機
がオフフックされていた場合、その電話機が接続される
回線により、異なる警告音が出力されるので、操作者
は、その警告音を聞くと、どの回線の電話機がオフフッ
クされているか識別することができ、迅速かつ的確な対
応が可能となる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に
説明する。
[第1実施例] 第1図は、本発明に係る一実施例のブロツク図であ
り、図中1はROM2に内蔵された例えば第3図〜第5図、
第7図に示すプログラム等に従い本実施例全体の制御を
司るCPU、2は上述のプログラム等の格納されているRO
M、3はプログラムのワークエリアとしてのRAMである。
又、本実施例ではこのRAM3中に予め収納回線毎に固有の
自装置電話番号を登録しておく。4は読み取つた、また
は受信した画像データを格納する画像メモリ、5は操作
パネル6のキー7、表示器8、ランプ9等を制御するパ
ネルコントローラである。操作パネル6において、7は
各種動作指示等を入力するキー、8はオペレータに対す
る伝達事項や受信データ等を表示をする表示器、9は操
作モードなどを表示するランプである。10は原稿を読み
取るCCD、11はCCD10で読み取つたデータを1次符号化す
る1次符号化回路、12は受信画像の記録紙、13は受信画
像を記録するサーマルヘツド、14は1次符号化データを
1次復号化する1次復号化回路、15は読み取り及び記録
機構部を駆動する不図示のモータをコントロールするパ
ルモコントローラ、16は1次符号データを1次符号化ま
たは1次復号化する1次符号復号化回路である。17は2
次符号データを2次符号化または2次復号化する2次符
号復号回路、18は1次符号復号化回路と2次符号復号化
回路で使用されるバツフアとしてのバツフアRAM、19は
送信データの変調及び受信データの復調処理を行うモデ
ム、20は回線よりの音声信号の処理を行う音声処理部、
21は外NCU23及び内NCU24を制御するNCU制御部、22はモ
デム19及び音声処理部20とを、内NCU24に接続するか、
外NCU23に接続するかを切り替えるスイツチ、23は外線
の電話回線の網制御を行う(回線網30とのインタフエー
スを司る)外NCU、24は内線の電話回線の網制御を行う
(内線交換機26とのインタフエースを司る)内NCU、25
は原稿、26は内線27を含む複数内線を収納して内線間の
回線接続制御を行う内線交換機、28は内線交換機26の接
続内線に接続されているフアクシミリ装置、29はバス、
30は外線31の接続された回線網、32は回線網30に接続さ
れたフアクシミリ装置である。
また、35はスピーカ駆動回路、36はスピーカである。
本実施例の外NCU23及び内NCU24の詳細構成を第2図に
示す。図示の如く本実施例においては、外NCU23と内NCU
24とは全く同一の構成となつており、両NCUで構成上の
差異はない。そして、本実施例では各NCUはそれぞれ独
立した基板上に形成されており、接続回線の増設にあた
つては同じNCU基板を単に追加するのみでよい。
第2図において、100は外線31に直流ループを形成す
るための外線用のCMLリレー、101は外線31にダイヤルパ
ルス信号を生成するためのPリレー、102は外線のオフ
フツク検出のためのHリレー、103は外線のオフフツク
検出のためのオフフツク検知回路、104は外線用の電話
機、105は外線よりの被呼信号(呼出信号)を検出する
被呼検出回路、106は外線よりのキヤリヤ信号を検出す
るキヤリヤ信号検出回路である。また、110は内線27に
直流ループを形成するための内線用のCMLリレー、111は
内線27にダイヤルパルス信号を生成するためのPリレ
ー、112は内線のオフフツク検出のためのHリレー、113
は内線のオフフツク検出のためのオフフツク検知回路、
114は内線の電話機である。115は内線よりの被呼信号を
検出する被呼検出回路、116は内線よりのキヤリヤ信号
を検知するキヤリヤ信号検出回路である。
以上の構成より成る本実施例の発呼処理(フアクシミ
リ送信処理を第3図のフローチヤートを参照して以下に
説明する。
まずステツプS1で原稿25をスキヤナ部の原稿セツト位
置にセツトする。そしてステツプS2で操作パネル6のキ
ー7より外線送信(又は内線送信)を指示入力する。CP
U1はこの指示入力によりスキヤナ部を起動し、スキヤナ
部のCCD10により原稿25上の送信原稿を読み取る。この
読み取りデータは1次符号化回路11で1次符号化され画
像メモリ4に格納される。その後ステツプS4で相手装置
を発呼する。即ち、まず内外線切り替えスイツチ23で外
線(又は内線)を選択しNCU制御部21の外NCU23(又は内
NCU24)制御部を起動する。そして操作パネル6のラン
プ9のうちの外線ランプ(又は内線ランプ)を点灯さ
せ、モデム19と外NCU23(又は内NCU23)を接続する。な
お、このランプは内線用、外線用の2つを備えるのでは
なく、例えば内線用ランプのみを備え、外線の場合には
ランプを点灯させず、内線の場合にはランプを点灯させ
るよう制御してもよい。そしてオフフツク検知回路103
(または113)により電話機オンフツク状態を確認し、
次に外線NCUのCMLリレー100(または110)をオンにし、
外線に直流ループを形成し、操作パネル6のランプの通
信中ランプを点灯させる、次に回線が“DP"と指定され
ている場合(接続回線がダイヤル回線の場合)にはダイ
アル発呼のために外NCU23(又は内NCU24)のPリレー10
1(または111)がダイヤル番号(相手先電話番号)に応
じてオン/オフされ外線に番号に対応したダイアルパル
スが送出される。
一方、回線が“PB"と指定されている場合(接続回線
がボタン電話回線の場合)にはモデムが起動され電話番
号に対応したDTMF信号が送出され、外NCU23(又は内NCU
24)を通つて外線31(又は内線27)に電話番号に対応し
たDTMF信号が送出される。
なお、モデム19内にこのDTMF信号の発生回路が内蔵さ
れていない場合には、別途このDTMF信号発生回路を設け
ればよい。
このようにして相手先への発呼が行なわれ、ダイヤル
番号で特定される発呼先が呼び出される。これに対して
相手先が応答すると、接続回線の極性が反転するため、
この極性反転を検出することにより相手応答を検知する
ことができる。
相手フアクシミリ32(又は28)が応答し、通信路が形
成されるとステツプS5に進み、モデム19によりCCITTに
て規定されたG IIIフアクシミリにおける送信前手順処
理を行なう。画像送信のフエーズになると、ステツプS6
に進み、画像メモリ4に格納した送信データを相手フア
クシミリ32(又は28)に送信する。
これは以下の手順で行なわれる。
まず、1次符号化された画像データを画像メモリ4よ
り読み出し、1次符号復号化回路16で復号化してRAM18
に格納する。次に2次符号復号化回路17で相手フアクシ
ミリ32(又は28)の要求するMR又はMH符号に復号化して
モデム19で変調し、外NCU23(又は内NCU24)より相手フ
アクシミリ32(又は28)に送信する。
お、この時、画像の前に交信回線に固有の自装置電話
番号が画像データに変換されてTTIとして送信される。
このようにして所望のデータを送信するとステツプS7
に進み、モデム19、外NCU23(又は内NCU24)を用いてCC
ITTで定められたG3フアクシミリ手順で送信後手順を行
う。そして、続くステツプS8でCMLリレー100(又は11
0)を消勢して回線への直流ループを開放して回線を復
旧する。
回線の切断後ステツプS9でNCU制御部21が接続NCUの収
納電話機がオフフツクか(オフフツク検知回路103(又
は113)がオフフツクを検知しているか)を調べる。オ
フフツクでなければ発呼処理を終了し、オフフツクであ
ればステツプS10に進み、後述するオフフツク処理を実
行する。
次に上述したステツプS5の前手順処理における相手先
への自装置電話番号送信処理の詳細を第4図を参照して
以下に説明する。なお、番号はCSI/TSI/CIGを用いて送
信される。
T30手順中のデータのセツトは、まずステツプS21でフ
ラグをセツトし、ステツプS22でアドレスフイールドに
すべて“1"をセツトする。続くステツプS23でコントロ
ールフイールドにCSI/TSI/CIGをセツトし、ステツプS24
で交信するのが内線か外線かを調べる。
外線の場合にはステツプS25でFIF(フアクシミリイン
フオメーシヨンフイールド)中に予めRAM3中に設定登録
されている外線に対する自装置電話番号をセツトしてス
テツプS27に進む。
一方、交信するのが内線の場合には、ステツプS24よ
りステツプS26に進み、FIF中に予めRAM3中に設定登録さ
れている内線に対する自装置電話番号をセツトしてステ
ツプS27に進む。そしてステツプS27でFCSを掲載してセ
ツトし、ステツプS28でこのようにして生成したフレー
ムを相手装置に送信する。
次のステツプS6での画像送信前のTTI送信の詳細を第
5図を参照して以下に説明する。
まずステツプS31でTTIに現在の時刻をセツトする。そ
してステツプS32で交信中の回線が調べられ、外線31の
場合にはステツプS33に進み、TTIに外線31に対する自装
置電話番号をセツトしステツプS35に進む。
一方、交信中なのが内線27である場合にはステツプS3
4に進み、TTIに内線27に対する自装置電話番号をセツト
しステツプS35に進む。ステツプS35ではTTIに予めRAM3
中に登録されている自装置略称をセツトする。続いてス
テツプS36でRAM3中に発呼先電話番号に対応する相手先
略称が登録されている場合にはTTI中にこの相手先略称
をセツトする。
ワンタツチダイヤル機能に基くワンタツチダイヤル発
呼の場合等はRAM3中に相手先略称が登録されており、TT
Iにこの相手先略称がセツトされることになる。そして
ステツプS37で送信すべき原稿のページ番号をセツト
し、続くステツプS38でこのようにして形成されたTTIを
画像データに変換する。そしてこの変換データは送信原
稿の最初に付加されて送られ、受信フアクシミリの第1
行目に表示されることになる。
このようにして相手フアクシミリに送信されたTTIの
表示出力例を第6図に示す。
図示の61が時刻及び日付、62が自装置の外線31に対応
付けて登録された電話番号、63が自装置略称、64が相手
先略称65がページ番号である。
更にステツプS10におけるオフフツク処理の詳細を第
7図を参照して以下に説明する。
オフフツク処理の場合には第7図に示すステツプS51
に進み、フアクシミリ交信であつたのが外線31か否かを
調べる。外線31によるフアクシミリ交信中の場合にはス
テツプS52に進み、外NCU23のオフフツク検知回路103を
起動して電話機104のフツクスイツチを調べさせる。そ
してステツプS53でオフフツク検知回路103がオフフツク
を検出しているのか否かを調べる。オフフツク検知回路
103がオフフツクを検出していない場合には内線電話機1
14が通話中であるため異常な状態ではなくステツプS56
を実行して処理を終了する。この場合にはステツプS56
は無意味な処理となる。
電話機104がオフフツク状態の場合にはステツプS54に
進み、スピーカ駆動回路35に指示してスピーカ36より外
線31の電話機104がオフフツクであることを示す固有音
声報知音である外線オフフツクアラーム音を出力する。
そしてステツプS55で操作パネル6中のストツプキーが
押下されたか否かを調べる。ストツプキーが入力されて
いない場合にはステツプS52に戻り、ストツプキーが入
力されるまで外線オフフツクアラーム音を出力し続け
る。そしてストツプキーが入力されるとステツプS55よ
りステツプS56に進み、スピーカ駆動回路35に指示して
外線オフフツクアラーム音の送出を停止させる処理を終
了する。
以上の説明中のスピーカ駆動回路35における外線オフ
フツクアラーム音の出力例を第8図に示す。
第8図に示す様に1秒間2000Hzを出力し、続いて2秒
間1100Hzし、その後再び1秒間2000Hzを出力し、続いて
2秒間1100Hzを出力して1回のオフフツクアラーム音出
力とするものである。以後、この2回の2000Hz、1100Hz
の音の出力を繰り返し出力して外線オフフツクアラーム
音とするものである。
一方、交信していたのが内線27であつた時にはステツ
プS51よりステツプS61に進み、内NCU24のオフフツク検
知回路113を起動して電話機114のフツクスイツチを調べ
させる。そしてステツプS62でオフフツク検知回路113が
オフフツクを検出しているのか否かを調べる。オフフツ
ク検知回路113がオフフツクを検出していない場合には
外線電話機104が通話中であるため異常な状態ではなく
ステツプS65を実行して処理を終了する。この場合には
ステツプS65は無意味な処理となる。
電話機114がオフフツク状態の場合にはステツプS63に
進み、スピーカ駆動回路35に指示してスピーカ36より内
線27の電話機114がオフフツクであることを示す固有音
声報知音である内線オフフツクアラーム音を出力する。
そしてステツプS64で操作パネル6中のストツプキーが
押下されたか否かを調べる。ストツプキーが入力されて
いない場合にはステツプS61に戻り、ストツプキーが入
力されるまで内線オフフツクアラーム音を出力し続け
る。そしてストツプキーが入力されるとステツプS64よ
りステツプS65に進み、スピーカ駆動回路35に指示して
内線オフフツクアラーム音の送出を停止させる処理を終
了する。
以上の説明中のスピーカ駆動回路35における内線オフ
フツクアラーム音の出力例を第9図に示す。
第9図に示す様に1.5秒間2000Hzの音を出力し、その
後0.5秒間無音状態とし、再び1.5秒間2000Hzの音を出力
し1回の外線オフフツクアラーム音の出力する。そして
以後の以上の音を繰り返して出力させるものである。
なお、以上の第8図及び第9図に示す音は、内線/外
線オフフツクアラーム音の1例であり、両アラーム音が
区別できるものであれば任意のものでよい。
次に外線31(又は内線27)よりの被呼時の処理(着信
処理)を第10図のフローチヤートを参照して以下に説明
する。
CPU1ステツプS41で、NCU制御部21を介して外NCU23
(又は内NCU24)の被呼検出回路105(又は115)が被呼
信号を検出しているか否かを調べる。
被呼信号を検出している場合にはステツプS41よりス
テツプS42に進み、3秒間の間連続して被呼信号を来て
いるか否かを調べる。この被呼信号(呼出し信号)が来
ると接続電話機104(又は114)からは呼出し音が出力さ
れる。このため、この3秒間の間に電話機がオフフツク
され、オフフツク検知回路103(又は113)がオフフツク
を検知すると、電話機による応答がなされたため、処理
を終了することになる。以後は応答電話機と回線との間
で通話が行われることになる。
3秒間の間被呼信号がき続けても電話機での応答が行
われない場合にはステツプS42よりステツプS43に進み、
被呼信号が来たのは外線か、又は内線かを調べる。外線
よりの被呼の場合にはステツプS43よりステツプS44に進
み、内線27を使用したフアクシミリ交信が行なわれてい
るか否かを調べる。内線を用いての交信中でない場合に
はフアクシミリ受信が可能な状態であり、ステツプS45
で外NCU23のHリレー102を切替えて電話機を回線より切
り離し、CMLリレー100を駆動して接点を閉接し、外線31
に直流ループを形成して被呼に応答する。そしてステツ
プS46で公知のフアクシミリ自動受信処理を実行する。
一方、ステツプS44で内線27が交信中であり、内線27
側で本実施例のフアクシミリ部を使用中の場合には、外
線31よりのフアクシミリ受信ができないためステツプS2
0に進み、ステツプS45同様まず外NCU23のCMLリレー100
を駆動して外線31に直流ループを形成して応答する。続
いてステツプS21で2秒間の間その状態を維持した後ス
テツプS22で外NCU23のCMLリレー100を消勢し、外線31に
形成した直流ループを解放し、回線を復旧する。これに
より、発呼側装置は直ちに異常終了を検知することがで
きる。
一方、ステツプS43で外線31よりの被呼でなく、内線2
7よりの被呼の場合にはステツプS43よりステツプS55に
進み、外線31が交信中か否かを調べる。外線31が交信中
でない場合にはフアクシミリ受信可能でありステツプS5
5よりステツプS56に進み、内NCU24のHリレー112を切替
えて電話機を回線より切り離し、CMLリレー110を駆動し
て接点を閉接し、内線27に直流ループを形成して被呼に
応答する。そしてステツプS57で公知のフアクシミリ自
動受信処理を実行する。
一方、ステツプS55で外線31が交信中であり、外線31
側で本実施例のフアクシミリ部を使用中の場合には、内
線27よりのフアクシミリ受信ができないためステツプS6
1に進み、ステツプS56同様まず内NCU24のCMLリレー110
を駆動して内線27に直流ループを形成して応答する。続
いてステツプS61で2秒間の間その状態を維持した後ス
テツプS62で内NCU24のCMLリレー110を消勢し、内線7に
形成した直流ループを解放し、回線を復旧する。これに
より発呼側装置は直ちに異常終了を検知することができ
る。
なお、上述の外線自動受信処理(ステツプS46)は、
具体的には以下の制御に従つて行われる。
(1)外線の相手フアクシミリ22とを外線の電話回線2
1、回線網30を介して接続。
(2)内外線切り替えスイツチ23で外線を選択し外NCU2
3とモデム19とを接続。
(3)CCITTで定められたGIIIフアクシミリ手順で受信
が開始され、以後受信データはモデム19により復調され
る。このとき相手装置より送られる相手装置略称、相手
装置電話番号等は操作部6の表示器8に表示される。
(4)画像受信フエーズになると、外線の相手フアクシ
ミリ32から送信されるMR又はMH符号データは2次符号複
合化回路127で複合化され、バツフアRAM18に格納され
る。
(5)1次符号復号化回路16はバツフアRAM18よりデー
タを読み込み、1次符号化を行って画像メモリ4へ格納
する。
(6)1次復号化回路14は画像メモリ4より画像データ
を読み出し、1次復号化を行つたのち復号化データをサ
ーマルヘツド13に送る。
(7)サーマルヘツド13で記録紙12に受信画像データを
印刷する。
(8)モデム19でCCITTで定められたGIIIフアクシミリ
手順に従つた手順で受信後手順を行う。
(9)該NCU23は外線31のCMLリレー100を消勢して直流
ループを解放し、回線の切断を行う。
一方、内線の自動受信時には、内NCU24、内線の電話
回線27、内線のフアクシミリ28により上記処理と同様処
理が行われる。この場合には上記の動作で内線と外線が
入れ替わつて処理される。
以上説明したように本実施例によれば、回線の増設に
おいても単に網制御部基板を追加するのみで済む。
更に、回線毎の回路が完全に分離され、上述の欠点が
解決される。
更に、障害時の切り分けも容易に行うことができる。
又、発呼回線毎の自装置に固有の電話番号を交信相手
先に報知でき、交信相手が容易に交信先を特定すること
ができる。
更に又、オフフツク警告音が回線毎に区別が付き、容
易にどの回線の電話機がオフフツクかを認識でき、迅速
かつ的確な対応が可能となる。
回線毎にオペレータコールの呼びだし音を変える手段
を設けることによりオペレータの操作を容易にする効果
がある。
なお、本実施例として収納された回線は、各1回戦毎
の内線及び外線の2回線の場合について説明したが、各
回線が2本以上の回線であつても、また内線又は外線を
複数収納する場合であつても同様の効果を得られること
は明らかであり、本発明の範囲に含まれるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、少なくとも2つ
の回線を収容し、前記2つの回線を切換えてファクシミ
リ通信するファクシミリ装置において、ファクシミリ通
信後に、ファクシミリ通信した回線に接続される電話機
のオフフック状態を認識し、電話機がオフフックされて
いた場合、その電話機が接続される回線により、異なる
警告音が出力されるので、操作者は、その警告音を聞く
と、どの回線の電話機がオフフックされているか識別す
ることができ、迅速かつ的確な対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のブロツク図、 第2図は本実施例のNCUの詳細回路図、 第3図は本実施例の発呼処理を示すフローチヤート、 第4図は本実施例の回線毎の自装置電話番号送出制御を
示すフローチヤート、 第5図は本実施例のTTI生成及びTTI送出制御を示すフロ
ーチヤート、 第6図は本実施例のTTI送信画像例を示す図、 第7図は本実施例のオフフツク処理の詳細を示すフロー
チヤート、 第8図は本実施例の外線オフフツクアラーム音の出力例
を示す図、 第9図は本実施例の内線オフフツクアラーム音の出力例
を示す図、 第10図は本実施例の着信処理を示すフローチヤートであ
る。 図中、1……CPU、2……ROM、3……RAM、4……画像
メモリ、5……パネルコントローラ、6……操作パネ
ル、7……キー、8……LCD、9……ランプ、10……CC
D、11……1次符号化回路、12……記録紙、13……サー
マルヘッド、14……1次復号化回路、15……パルモコン
トローラ、16……1次符号復号化回路、17……2次符号
複合回路、18……バツフアRAM、19……モデム、20……
音声処理部、21……NCU制御部、22……内外線のNCU切り
替えスイツチ、23……該NCU、24……内NCU、26……内線
変換機、28……内線の相手フアクシミリ、30……回線
網、32……外線の相手フアクシミリ、35……スピーカ駆
動回路、36……スピーカ、100……外線のCMLリレー、10
1……外線Pリレー、102……外線のHリレー、103……
外線のオフフツク検出回路、104……外線の電話機、105
……外線の発呼検出回路、106……外線のキヤリア信号
検出回路、110……内線のCMLリレー、111……内線のP
リレー、112……内線のHリレー、113……内線のオフフ
ツク検出回路、114……内線の電話機、115……内線の被
検出回路、116……内線の外線キヤリア信号検出回路で
ある。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2回線を収容する収容手段と、 前記収容手段により収容されている前記少なくとも2つ
    の回線を切り替えてファクシミリ通信するファクシミリ
    通信手段と、 前記ファクシミリ通信手段によるファクシミリ通信後
    に、そのファクシリミ通信した回線に接続される電話機
    がオフフック状態か否かを認識する認識手段と、 前記認識手段が前記電話機のオフフック状態を認識する
    と、前記電話機が接続されている回線に対応する固有の
    警告音を出力する警告音出力手段を有し、 前記少なくとも2つの回線の夫々に対応して異なる警告
    音を出力し、その警告音によりオフフックされている電
    話機を識別可能としたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】前記少なくとも2つの回線は、一方が構内
    回線、他方が公衆回線であり、前記警告手段は、前記構
    内回線と前記公衆回線とで異なる警告音を出力すること
    を特徴とする請求項第1項記載のファクシミリ装置。
JP1004718A 1989-01-13 1989-01-13 フアクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2756290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1004718A JP2756290B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 フアクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1004718A JP2756290B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 フアクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02186760A JPH02186760A (ja) 1990-07-23
JP2756290B2 true JP2756290B2 (ja) 1998-05-25

Family

ID=11591663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1004718A Expired - Fee Related JP2756290B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 フアクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2756290B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH065848B2 (ja) * 1984-06-05 1994-01-19 キヤノン株式会社 通信装置
JPS62225053A (ja) * 1986-03-27 1987-10-03 Toshiba Corp 回線切換方式
JP2537214B2 (ja) * 1986-11-18 1996-09-25 キヤノン株式会社 デ−タ通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02186760A (ja) 1990-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910000627B1 (ko) 전화·팩시밀리절환방식
US5805678A (en) Cordless subunit facsimile system
US6463132B1 (en) Communication system having the capability of selecting an optimum communication mode from a plurality of modes, depending on the type of equipment at a party to be communicated with
JP2756290B2 (ja) フアクシミリ装置
JP2811025B2 (ja) 複合型画像通信装置
JP2680885B2 (ja) データ通信装置
JP2602985B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS62231558A (ja) 電話機内蔵フアクシミリ
JP2878412B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH01177756A (ja) 通信装置
JPH06237310A (ja) 留守番電話機能付ファクシミリ装置
JPH02186762A (ja) フアクシミリ装置
JP2637444B2 (ja) 通信システム
JPH0320103B2 (ja)
JPH10107996A (ja) 間違い電話検出装置
JPH05219263A (ja) 通信端末装置およびその構成方法
JPH0670084A (ja) ファクシミリ装置
JPH06105011A (ja) ファクシミリ装置
JPH01152895A (ja) 通信装置システム
JPH07298025A (ja) 音声応答装置およびファクシミリ装置
JPH01151351A (ja) 通信装置システム
JPH01194559A (ja) ファクシミリ装置の伝送制御御方式
JPH05219295A (ja) ファクシミリ装置
JPH01192251A (ja) 通信システム装置
JPH04324743A (ja) データ通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees