JPS62225053A

JPS62225053A - 回線切換方式

Info

Publication number: JPS62225053A
Application number: JP61067164A
Authority: JP
Inventors: Fuminobu Nakayama; 中山　文信; Yasushi Inoue; 靖井上
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-03-27
Filing date: 1986-03-27
Publication date: 1987-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、電話装置やファクシミリ装置等の端末装置を
、加入者線や専用回線等の種類の異なる複数の回線に選
択的に切換接続するための回線切換方式に関する。

（従来の技術）近年、種々の通信網の敷設に伴い、例えばフ、７クシミ
リ装置をこれらの種類の異なる複数の通信網の回線に選
択的に切換接続して使用する試みがなされている。この
種の方式は、例えば第２図に示す如くファクシミリ装置
１と各回線２，３との間に回線切換装Ｈ４を設け、この
回線切換装置４で種々の場合に応じて切換接続を行なっ
ている。

すなわち、先ず電話ｔａ５．６を用いた手動発信の場合
にはオフフックした電話機を優先し、この電話機に対応
する回線を自動的に選択してファクシミリ装置に接続す
る。またファクシミリ装置が有する自動ダイヤル発信機
能を用いて発信を行なう場合には、オペレータが回線切
換装置４の切換スイッチを手動操作により予め切換えて
回線を選択しておき、この状態で自動ダイヤル発信を行
なう。

一方、着信に対しては選択スイッチにより回線毎に手動
受信か自動受信かを設定し、手動受信の場合は着信が発
生した電話機により応答したのちこの電話機に対応する
側の回線を手動で選択する。

また自動受信の場合は着信優先により回線の切換接続を
行ない、以後ファクシミリ装置１で自動受信を行なう。

ところが、この様な従来の切換方式は、自動受信の場合
には回線３，４の自助切換が可能であるが、自動発信の
場合には手動で回線の切換操作を行なわなければならな
い。このため操作数が増えて発信操作が面倒となり、自
動ダイヤル発信の利点を十分に生かすことができなかっ
た。

（発明が解決しようとする問題点）以上のように従来の回線切換方式は操作性の面で難点を
有するもので、本発明はこの点に着目し、自動ダイヤル
発信時でも使用回線を自動的に切換設定できるようにし
、これにより操作性を高め得る回線切換方式を提供しよ
うとするものである。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明は、先ず端末装置の自動ダイヤル用メモリに、相
手電話番号とこの相手電話番号に対応する回線の識別情
報とを相互に対応付けて登録しておく。そして自動ダイ
ヤル発信操作が行なわれたときに、上記自動ダイヤル用
メモリの登録情報に従って相手電話番号に対応する選択
信号および上記回線の識別情報を表わす信号をそれぞれ
発生し、かつ回線切換制御手段を設けて、この手段によ
り、上記選択信号発生手段から発生された識別情報を表
わす信号を認識してこの信号により指定される回線に上
記端末装置を切換接続させ、かつこの接続された回線へ
上記選択信号を送出させるようにしたものである。

（作用）この結果、オペレータは端末装置の自動ダイヤル用メモ
リに、相手電話番号に対応付けてその回線の識別情報を
登録しておくだけで、自動ダイヤル発信時には短縮ダイ
ヤル操作を行なうだけで特に切換スイッチを操作するこ
となく所望の回線に対し発信を行なえるようになり、こ
れによりオペレータの操作性は向上する。

（実施例）第１図は、本発明の一実施例における回線切換方式を適
用した装置の構成を示すもので、１０は端末装置として
のファクシミリ装置、４０は回線切換装置を示している
。尚、同図において前記第２図と同一部分には同一符号
を付しである。

ファクシミリ装＠１０は、ファクシミリ１１１１本体１
１と自動ダイヤル発信部１２とを備えたもので、このう
ちファクシミリ装置本体１１は自動ダイヤル発信用のメ
モリ１１ａを内蔵し、かつ制御部にこのメモリ１１ａに
送信相手の電話番号およびこの送信相手に対応する回線
２．３の識別番号をそれぞれ所定の形式で短縮ダイヤル
登録するための登録制御手段を有している。また上記自
動ダイヤル発信部１２は、ファクシミリ装置本体１１か
らメモリ１１ａに登録しである送信相手の回線識別番号
および電話番号が供給されたときに、上記回線識別情報
に対応する信＠（回線識別信号）および電話番号に対応
する選択信号をそれぞれ発生して回線切換装置４０へ出
力するものである。

一方回線切換装置４０は、各回線２．３毎に設けられた
オフフック検出回路４１．４２および呼出検出回路４３
．４４と、上記ファクシミリ装置１０を回線２，３に対
し切換接続する切換回路４６と、識別信号検出回路４５
とを備えている。

このうちオフフッタ検出回路４１．４２は、手動発信を
行なった場合の電話［５，６のオフフック動作を検出し
、その検出信号を図示しないリレー回路に供給して、こ
れにより切換回路４６の対応する接点を閉成させるもの
である。また呼出検出回路４３．４４は、自動受信モー
ドの場合に回線２．３を経て到来した呼出信号を検出し
、その検出信号をリレー回路に供給して切換回路４６の
対応する接点を閉成させるものである。一方識別信号検
出回路４５は、ファクシミリ装置１０の自動ダイヤル発
信時に、自助ダイヤル発信部１２から到来する回線識別
信号を認識し、この信号に応じた回線２．３を選択する
べくリレー回路に駆動信号を出力して切換回路４６の対
応する接点４６ａ。

４６ｂを閉成させるものである。

このような構成において、本実施例の回線切換方式を実
施するには、先ずファクシミリ装置１゜で送信相手の電
話番号を畑縮ダイヤル登録する際に、この送信相手に対
応する回線の識別番号を上記電話番号に付加してメモリ
１１ａに登録する。

例えば、加入者１ｉ１２に接続される送信相手であれば
、先ず加入者線２の回線識別番号゛０”をテンキーによ
り入力し、続いて例えばにキーを操作してボーズ°゛−
″を入力する。そして、その後に電話番号（例えば０４
２５・８５・３１１１）を入力する。しかして、この場
合メモリ１１ａには、○−０４２５８５３１１１が登録
される。また専用口ａ！３に接続される送信相手であれ
ば、先ず専用回線の回線識別番号″゛９″を入力し、続
いてポーズ゛−″を入力したのち相手電話番号を入力す
る。（例：　９−９４−６５３０４）次に、使用する回線の種類（選択信号としてダイヤルパ
ルスを使用するかＰＢ倍信号使用するか）に応じて、フ
ァクシミリ装置１ｉｆ１０および回線切換装置４０の選
択スイッチ（図示せず）を切換設定する。尚、ダイヤル
パルスを使用する場合は１０ＰＰＳと２０ｐｐｓの設定
も同時に行なう。

さて、この様な状態でオペレータが自動ダイヤル発信操
作を行なうと、それに対応する送信相手の回線識別番号
および電話番号がメモリ１１ａから読み出されて自動ダ
イヤル発信部１２に供給され、これにより自動ダイヤル
発信部１２から先ず上記回線識別番号に対応する回線識
別信号が回線切換装置４０に送出される。そうすると回
線切換装置４０は、この回線識別信号を識別信号検出回
路４５で受信して認識し、例えば回線識別番号゛Ｏ゛に
対応する信号であれば切換回路４６の接点４６ａを閉成
させ、これによりファクシミリ装置１０を加入者線２に
接続させる。また回線識別番号“９″に対応する信号で
あれば、切換回路４６の接点４６ｔ）を閉成させてファ
クシミリ装置１０を専用口ｍ３に接続させる。そうして
ファクシミリ装置１０が回線２，３に接続されると、交
換機から発信音が送られてファクシミリ装置１０は選択
信号の送出が可能となる。

一方、この切換制御期間中にファクシミリ装置１０の自
動ダイヤル発信部１２は、上記回線識別信号と電話番号
との間に挿入されているボーズ１１　１１により、一定
期間（例えば３．３秒）待機状態となり、この期間の経
過後、つまり交換機から発信音が送られた後に、電話番
号に対応する選択信号を発生する。このため、この選択
信号は切換回路４６の接点４６ａ、４６ｂを介してその
まま回線２，３に送出され、これにより送信相手に対す
る呼出しが行なわれる。

このように本実施例であれば、自動ダイヤル用のメモリ
１１ａに相手電話番号を短縮ダイヤル登録する際にその
先頭位置に回線識別番号を登録し、自動ダイヤル発信時
にファクシミリ装置１０から出力される上記回線識別番
号による信号を回線切換装Ｖ１４０の識別信号検出回路
４５で認識して、この認識結果に応じて切換回路４６の
接点を切換えるようにしたので、オペレータは電話番号
の短縮ダイヤル登録時に回線識別番号を併せて登録する
だけで、自動ダイヤル発信時に回線切換装置４０の切換
スイッチを手動操作する必要はなく、簡単に自動ダイヤ
ル発信を行なうことができ、これにより操作性が高まる
。また、本実施例では電話番号の先頭位置に回線識別番
号を付加し、かつ回線識別番号と電話番号との間にポー
ズを挿入したことによって、回線切換装置４０で選択信
号の一時記憶や遅延等を行なう必要がなく、これにより
簡単な構成で確実に回線２．３の切換制御および選択信
号の送出を行なえる利点がある。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、上記実施例では切換回路４６をリレー回路により
動作する接点４６ａ、４６ｂによトつで構成したが１．にランジスタ回路等の半導体スイッ
チを用いて構成してもよい。その他、回線、識別番号の
登録形態や端末装置の種類、回線切換装置の回路構成、
回線の種類および数等についてし、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施できる。

［発明の効果］以上詳）ホしたように本発明によれば、先ず端末装置の
自動ダイヤル用メモリに、相手電話番号とこの相手電話
番号に対応する回線の識別情報とを相互に対応付けて登
録しておき、自動ダイヤル発信操作が行なわれたときに
、上記自動ダイヤル用メモリの登録情報に従って相手電
話番号に対応する選択信号ｊ５よび上記回線の識別情報
を表わす信号をそれぞれ発生し、かつ回線切換制卸手段
により、上記選択信号発生手段から発生された識別情報
を表わす信号を認識してこの信号により指定される回線
に上記端末装置を切換接続させるとともに、この接続さ
れた回線へ上記選択信号を送出させるようにしたことに
よって、自動ダイヤル発信時でも使用回線を自動的に切
換設定することができ、これにより操作性を高め得る回
線切換方式を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における回線切換方式を適用
したファクシミリ装置および回線切換装置の構成を示す
回路ブロック図、第２図は従来の回線切換方式を説明す
るために使用するシステム構成図である。２・・・加入者線、３・・・専用回線、５・・・加入者
線用の電話機、６・・・専用回線用の電話機、１０・・
・ファクシミリ装置、１１・・・ファクシミリ装置本体
、１１ａ・・・自動ダイヤル用のメモリ、１２・・・自
動ダイヤル発信部、４０・・・回線切換＠置、４１．４
２・・・オフフック検出回路、４３．４４・・・呼出検
出回路、４５・・・識別信号検出回路、４６・・・切換
回路、４６ａ、４６ｂ−・・接点。

Claims

【特許請求の範囲】

端末装置を種類の異なる複数の回線に選択的に切換接続
する回線切換方式において、前記端末装置の自動ダイヤ
ル用メモリに相手電話番号とこの相手電話番号に対応す
る回線の識別情報とを相互に対応付けて登録する手段と
、自動ダイヤル発信操作が行なわれたとき前記自動ダイ
ヤル用メモリの登録情報に従って相手電話番号に対応す
る選択信号および前記回線の識別情報を表わす信号をそ
れぞれ発生する手段と、この手段により発生された識別
情報を表わす信号を認識してこの信号により指定される
回線に前記端末装置を切換接続させかつこの接続された
回線へ前記選択信号を送出させる切換制御手段とを具備
したことを特徴とする回線切換方式。